1月日記

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2006/01/01(日)

泥☆酔。
あけましておめでとうございます。
私は酔っぱらってお鍋を黒焦げにし、
きょうだいの人はスロットで9万円儲けたと言っています。

年賀状には様々な犬がいました。プードル、ダルメシアン、
そして多くは柴犬。リサ&ガスパールもいました(犬…?)。
あれ?ラブとか黒犬とかは……?

年始早々読んだミステリの落ちが許せなくて窓から投げ捨てたりもした。
エンデの「モモ」を読んだ。別に泣くようなラストでもないのに泣いた。
(私は子供の頃に児童図書のほとんどを読まずに過ごしました)
幸せに読書三昧をしています。

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2006/01/02(月)

TOPを新年仕様に

黒く可愛いものが2倍で相乗効果。
(いい加減私は家具をフリーハンドで描くのをやめなければならない)
(無論パッドフットはこんな大きさではないのでnot分身)

今日は小説3冊と映画1本。
今読みかけの本は18世紀のフランス宮廷料理人の生涯の話で
時折彼の手がけた晩餐のメニューが記載されているのですが
当たり前のように魚と肉料理があってそれにスープが2種
アントルメが4種アントレが4種デザートが3種とか平気で書いてあって
どう考えても食いすぎだろうお前ら!
とそう思う訳であります。あとお腹が減るので夜中に読んではいけない感じ。
あとお菓子で出来たナポリのゴンドラとか文章中に出てくるのですが
そういえばこの時代は「パイの中から生きた小鳥が!」とか
「でかいケーキの中から友達が出てきてびっくりパーティー盛り上がり!」
とかそういうノリだったっけなあ……とか思いました。
食べ物をおもちゃにしてはいけないってのは地域限定思想でしたっけ?

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2006/01/03(火)

今日も3冊読んだ。
面白い小説は、いつまでも私を待っていてくれるタイプの物と
1年後に読んだのでは意味がない、絶対今読むべき物に分かれる。
時間が限られている以上、そこのところを色々調整する必要がありますね。
(楽しい悩みだけど)
それと年末にネットカフェに行って、
読みたかった漫画を30冊ほどまとめ読みしてきた。
当たりもあればハズレもあった。でも他人の考えるお話は矢張り面白いです。

漫画でも小説でも映像作品でも、鑑賞するスピードは
普通の人よりちょっと早い目だと思う。
しかし作品よって鑑賞する速さが随分変わるなあと気付いた。
まあ単純に情報量の違いのせいもあるが、
お約束展開、お約束セリフの多い作品は早く進める事が分かった。
現時点から数秒未来に、人物が何を言うか、何をするか
予測の範囲内であれば、その辺は無意識のうちに流し見をしている。
逆にあらすじでもセリフでも奇想天外、何でそうなるかな!?
という話は、どう頑張っても早く読めない。
そして好きな作品もそのタイプが多い。

ところで昨日の八犬伝の前半を録画したのだが、
今日は「新撰組」「古畑」「八犬伝後半」が同時刻に放映される。
うちの家にはビデオが2台しかない。どれを捨てるべきか…。
これもまあ楽しい悩みだ。
古畑はペーパーのネタにさせていただく予定なので是非とも当たりであってほしい。(正直)
今日の推理対決も気になるが、明日のイチロー、明後日の「テレビでないと出来ないネタ」とやらも気になる。
春には安楽椅子探偵もやるらしいヨ。放映しない地域のミステリファンはまた新幹線でやってくるのかしら…。


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2006/01/04(水)

お正月3ヶ日の日記は1<2<3の順番で酔っている(笑)。

そういう訳で(?)年末またポタ映画を見てきたのですが。
ともかくあの、アレ。
アレを見慣れる為に行きました。
記憶よりもアレが喋っている時間が随分長くて
色々考えてしまいました。
「ヴォルデモートの造形より不気味なんじゃないか?」
とか
「ドラゴンの造形にも勝てるんじゃないか?」
とか……。
脳内アテレコして「キシャアァァァ」とか
「ギョゲーゴルルル…」とかいう声を入れたら
マジ怖かったです。逃げてハリー!

自分の描いたGOFイラストが
随分テキトーであることに気付いたがまあいいや。

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2006/01/05(木)

犯罪者としての俺様を考える。
(ハリポタ4巻超ネタバレ)





映画を見ていて思ったのですが。
まあ過去の犯罪は死んでチャラになったとして
俺様(not私)の新しい人生の犯罪について考えます。
俺様殺害人数……2人。そして計画性はゼロ。
これは現在の日本の刑法でも
服役態度次第で出てこられる犯罪ですね。
あとは家宅侵入と暴行と器物損壊くらい?
なんかしょぼいよ俺様!
なんていうかついつい自分が動いちゃうタイプの人は、
結局あんまり大きいことはできんよね……。
経験的に見ても歴史的に見ても。

あと最近見た映画予告で気になった物
「のび太の恐竜」
新メンバーでリメイクするらしい。
私は小学生の頃に原作版の短い話を読んで
鼻から脳髄が流れるくらい号泣したのでパブロフ効果で
タイトルを聞いただけで涙がにじむ。
友人は「ぴー助と聞いただけで泣ける」と言っていた。
「レディ・イン・ザ・ウォーター」
M・ナイト・シャマラン監督の新作。秋に来るらしい。
映像をちょっとだけ見たが、
高級アパートの管理人が、管理しているアパートのプールで
海 の 妖 精 が 泳 い で い るのを目撃する。
…というファンタジー・スリラーらしい。
ちょっと監督を検温したい気持ちになった。
そ、そ、その話で大丈夫なのか監督!

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2006/01/06(金)

犯罪者としての俺様を考える2。
(ハリポタ4巻超ネタバレ)





CSI科学捜査班がいればなあと思います。
彼等がいれば2件原作では3件か?の殺人は解決し、
俺様の復活だって簡単に証明できるのに。
まあ目撃者がいて重要参考人がいて物証(ポートキー)があって
その上何をという感じですが。
リドル屋敷の痕跡でしょ、俺様リサイタル会場の足跡でしょ、
体毛でしょ、繊維でしょ、大演説してたから唾液、
ハリーの顔に触っているから指紋。
ああもう魔法全然役に立たねー(笑)
ていうか魔法界、司法立法行政がすごく駄目

あれ?そもそもあの事件、2件目は殺人事件として立件されているのでしたっけ?
検死とか埋葬許可とかいうのはないのけ……?


さて1月8日のインテですが特に新刊はありません。
いつものあれは内容=ネウロ古畑月館Xの献身ポタ映画絵(使い回し)です。
て、作 成 中 で す け ど ね!
そして夏に「東京より大阪が空いているから大阪で来てネ」
と言ったくせに数の読み違えでご迷惑を掛けた
「タダの豆2」を再コピーして持って行こうと思います。
なくなっても余っても今度こそこれでおしまい!
いやうん最初からオフセで作れば良かったねおばかさん☆と今更ながら…。
せめて今回は事態悪化を避けるためスペースナンバーを書きません。
あの、夏にせっかく来てくださったのにチラシがなくて
「キイー!」って思った方、もしよろしければまた来てやって下さい。

ゆっくりイベントにいらっしゃる予定の方はメールでの取り置きをお受けします。
(その際のメールはお名前とご用件のみでOKですので。7日の24時までにどうぞ)
(前回のイベントで、目の前で最後の1冊が出てしまったA子さま。
A子さまの分は確実に取り置いておきますのでご心配なく)
メールの苦手な方はちょっとお早めにおいで下さい。
机の下に隠しておきますので、
「ポタのちらしを……」或いは「取り置きの○○です」と仰って下さい。


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2006/01/07(土)

昨日友人から届いた年賀状は、
既成のデザインの柴犬を、マジックで黒く塗ってあった…。
ありがとう気を遣ってくれて!!
ちょっと熊っぽいけど、嬉しいヨー!!

取り置き要望メールありがとうございます。
ちなみに書き忘れてましたごめんなさい(毎回書かないと駄目ですね)
当方のサークル名は「ハウチワマメ」ではありませんー。
そしてジャンルもポタではありませんー。

どうか迷子になられたり捜索に時間を費やされたりしませんようにー!
引き籠もりスピリットに溢れた管理人にご理解ご同情をお願いします。

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2006/01/08(日)

今週、生まれて初めて
朝に食パンをくわえて走っている人を見た。
両手には荷物。メガネっ子。駅の近く。おそらく電車への疾走。
うぉぉぉぉ!!ちょっとあの視覚的衝撃は凄いよ?
体当たりして恋を始めてやるのがオタクの礼儀という気がしたが
高校生くらいの男の子だったのでやめておいた。
あー、もう見るチャンスもないだろうから
携帯で写真に撮れば良かったよ!

イベント話
連休だからなのか、今日のインテはすごい人でした。
混雑の中、当スペースまでお越し頂いたお客さまありがとうございました。
今日はなんか褒めて下さるお客さまが多くて、照れました。
掲示板の現実バージョン!でもナマ音声に変換はかからないのです…
ああ、褒め言葉に「ズキューン」とか「ピー」とか入る
マシーンがどこかにないものか(笑)いや冗談ですうれしいです。

チェックミスだといいのですが、取り置きの本が1冊残りましたので
もし受け取りの出来なかった方がいらっしゃったらお知らせ下さい。

ちょこっと久し振りにお会いできた方、
楽しい話や楽しくない(…)話をさせてくださってありがとう!
猥褻物を見せてくれた方もありがとう!(爽やかに)
記憶力の良すぎる方はちょっとド忘れする方がチャーミングだと思います。
予告なしに突然現れた人も度肝をぬいてくれてありがとう!
すれ違いでお会いできなかった方、また今度に!
はしゃぎすぎで、明日1日は体が動かないっぽい。
…オイル…老朽化したロボだから錆び…。

チョトこの冬、通信関係全般が滞っております済みません…。

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2006/01/09(月)

映画「男たちの大和」の宣伝ポスターを見て
友人と話していたのですが、
「男たちの」という修飾語?はものすごく強烈で
大抵の作品の印象をがらりと変えてしまいますね。

男たちのナノレニア国物語
(国民全員男)
男たちのス夕ー・ウォーズ
(ホニャの人のバイブル的映画)
男たちの呪怨
(ホラーじゃなくて社会派映画だな)
男たちのリング
(ホラーじゃなくてボクシング映画だな)
男たちのチャーリーとチョコレートエ場
(たぶん成人映画だろう)

それで連想するのが例のプリンスですが、
「男たちの」という言葉なら「プリンス」のインパクトを
軽く凌駕できる気がするのです。

「八リー・ポッ夕ーと男たちのプリンス」
(成人映画だな……)

昨日、手前めに物品をくだされ方!
なんか申し訳なくて個人的に話し合いたいものもあるのですが
とりあえずお礼いたしますのでちょっとお待ち下されよー。

あと昨日のジャンル配置ですが、あのジャンル私1人しかいなくて
しかもポタの隣に配置されてしまって、実質ポタ配置でした…。
か、神よー!!どういうプレイなのですかこれはー!


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2006/01/10(火)

ネットを徘徊していて目にした意見ですが
「友人が便所から出てきて、手を洗わなかった所を見たら
その場で友達をやめる」
と、確かにそう書いてあった。
もしかしたらこれを御覧になっているお嬢さん方は100%
「ああ、私もそうするね。便所から出て手を洗わないなんて
友達じゃない以前に人間じゃないよね!」
と思われるかもしれない。でも私にはカルチャーショックでした。
たかがそんな事くらいで!?
だって、皮膚病で手を濡らしてはいけないかもしれない。
何か気に掛かることがあって心がウロなのかもしれない。
またはスカートをちょっと直してきただけかもしれないでしょう。
そんなミニマムな理由で友達を切っていたら、
友達100人いても足りないよ!?
(自慢じゃありませんが、私だって悩みがあったら
手を洗うくらいは平気で忘れると思います…ごめんなさい)

この「○○したら友達をやめる」っていう項目、
幾つくらい持っているのが平均なんでしょうね。
ちなみに私は昔から決めてあるのが3つです。
少ない方かしらと思う。↑いや、公表はしませんしたら将軍様だ。

インテ話:お昼過ぎに無くなって御迷惑を掛けた(もうイヤー)推理系チラシですが
80円返信用封筒同封で申し込みいただければ郵送いたします。よろしければどうぞご利用下さい。
ただし過去に通販をご利用になって住所を御存知の方に限らせていただきます。
毎回すみません。チキンなんじゃよー。あと年寄りなので作業が遅いんじゃよー。


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2006/01/11(水)

雑誌レ○ンとか小説○ルケとかその手のものに触発されて
人生の春よもう一度!とばかりに行動に出るおじさまたちに言いたい。

着飾るための女性の服は、機能的でない事が多い。
寒かったり暑かったりキツかったりする。
靴も、長い距離を歩くのには向いていない。
舗装されていない道を歩くのにも向いていない。
頭の中で描いたロマンチックな光景を再現するのはいいが
隣の女の子の体力がどういう状態なのか考えてほしい。
そもそも日本の男性はエスコートがちょっぴり不得手だ。
想像力さえあれば補えるのだが、
残念ながら想像力の豊かな年配の男性にお目にかかったことがない。
あと会話な。
自慢話無限地獄数時間とかは避けたほうがいいと思います。
相槌のバリエーションだって限界があるのです。

雑誌レ○ンとか小説○ルケとか、
その手のものを作って紳士に夢を売っている人々に言いたい。
「本文はあくまでオヤジのファンタジーです。
現実の女性及び団体には一切関係ありません」
と書いておいてほしい。頼む。
年を取った男の子達は素直なので
信じちゃうのじゃよ。

昨日今日なにがあったという訳ではないので御心配なく。

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2006/01/12(木)

一緒に歩いていると、必ず私の足を踏む友人がいます。
恨まれているわけではないので、たぶん話に集中しているとか、
距離が近すぎるとかそういう理由です。

先日おでかけ中、後ろを歩いていた他人様のベビーカーの車輪に
2回ほど足を踏まれました。
その時、後ろに友人がいる感覚が突然蘇って
(その時は違う人と一緒だった)
1時間くらい、ずっと足を踏む友人と歩いている感覚が続きました。
足を踏まれると思い出す?
えーと、こういうのもパブロフの犬?

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2006/01/13(金)

劇団☆新感線のロック・ミュージカル
「SHIROH」を鑑賞しました。

島原の乱で運命を翻弄された2人の青年の話です。
益田四郎時貞は幼い頃より不思議な力を持ち
神の御子と呼ばれていた。
その力を誇示し、気の向くままに奇跡を顕していた頃は
彼に不可能などなかったが、しかし使命と義務に目覚め
人々を導いてゆこうとした途端、力は失われてしまう。
そんな時に出会ったのが不思議な青年シロー。
彼の歌声は様々な奇跡を起こした。

四郎の人望に厚いところ、真面目で責任感のあるところ、
頭のよいところ、でも神に選ばれなかったところと
シローの犬ころっぽさ、無邪気で人に愛されるところ
考えが足りないところ、でも神に選ばれた人であるところが
好対照でした。
これでおいしくない訳がないヨ!

イラストポエムなど書いてみた。

私の見た回は、アンコールの時にシローが四郎に
投げキスを送り、四郎はにこやかにそれを客席へ捨てていた。
「ええー!」というシローの表情が大変良かった。
四郎を演じていたのは俳優の上川隆也さんなのですが、
このお芝居で、ちょっと好きになってしまったので
功名が辻は見るべきかどうか迷い中(いや始まってるけど)。

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2006/01/14(土)

洋館に展示されてました。雪遊び用のソリ。



小さな頃からこんなのに乗って爆走していたら、
ナチュラルに支配者みたいな人に成長しそうですね。
(腕組みしてふんぞり返っている星之介ぼっちゃんと
ハコ乗りしているメガネが思い浮かびました…)

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2006/01/15(日)

NHK新春特別番組「新撰組!!土方歳三 最期の一日」
を見ました。(反転)

そんな。
近藤さんを罪人のままで終わらせたくないとか。
死に場所を探していたとか。
近藤さんの面影を別の男性に重ねたりとか。
なんですかその未 亡 人 み た い な行動は。
土方さんはやっぱり土方さんらしく、
語尾が「切☆腹!」になるくらい鬼でいてほしい!
でないと見ていて可哀相だ。

あと試衛館時代の回想シーンが新たに1つ撮られていたのだけれど
懐かしくて懐かしくて繰り返し再生した。
土方さんがいて、山南さんがいて、沖田君が無邪気で
源さんが笑ってて、さのさのがバカ言って、永倉さんが天然で、へーすけが真面目で。
試衛館の毎日を朝の連ドラで放映しないかなと思うくらい私はあの時代が好きだ。

それから
「もし白旗を揚げるようなことになったら
俺はあの人に何て言って詫びればいいんだ!」

「『ごめんなさい』でいいじゃないか!
それで怒るような近藤さんじゃないだろう!」

というセリフを大河ドラマで書いちゃう三谷さんが
大好きなので一生ついていく。
(有頂天ホテル来週鑑賞予定です。楽しみだなあ!)

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2006/01/16(月)

テニミュ(テニプの王子様ミュージカル)のDVDその2を
友達の家で見せてもらった。
途中「ここよく見て」と友達がコマ送り再生した。

ピッピッピッピッピ……。

……1人だけ、明らかに、気の毒なほど、バッチリと、
半回転遅れて踊っている子がいた(誰とは書かないが青学の人)。
みんなが着地しているのにまだ回っている。
ハンサムで、長身で、文句なく恰好良い子なのに、
容赦なく遅れている。
ミュージカルというか身内の子供の
幼稚園の発表会のようだった。手に汗握った。

最近のミュは格段にレベルアップして
普通のミュージカルと比較できるクオリティになっているそうだが、
パート1パート2をDVDで見た私にしてみれば、俄には信じがたい。

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2006/01/17(火)

安野モヨコさんの「美人画報ハイパー」
文庫本が出ていたので買う。
この本は(いや知らない人のほうが少なかろうが)
可愛い絵がたくさん入っていて、美容情報が満載で
美への飽くなき挑戦心が語られているので
疲れているときでも読めるし、気合が入る。

「超仕事が出来てセンスが良くて女友達がたくさんいて
いい奴で…でもブス。より
仕事が出来なくて女友達が少なくて、でも美人で可愛くて
女子力高い。方が最終的に幸せなんじゃないかなあ」
とか、普通の美容ライターさんが書こうものなら
「それはあなたが前者の人生を経験したことがないからでは…?」
とか思ってしまう文章だが、安野さんが書くと
「そ、そうなのかも?」
という気になる。
いちいち長い時間考えられた末に書かれた事っぽいので
自分とは異なる意見でも説得力があるんですよね。

まあともかくカカトの手入れを怠るのは
歯を磨かないのと同じくらいダメだという事が分かったので
色々頑張ろうと思いました。
(木酢パックとか面白そうですね)

第134回直木賞は東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」に決まったらしい。
ウワー!よかったよかった。タイミングバッチリの受賞だと思います。(恩田さんは次!)


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2006/01/18(水)

「容疑者Xの献身」についてはこの前のペーパーで
長々と語ったのですが、記念にもう少しだけ。
イベント帰りに本屋で買ってくださった方がいらっしゃる!早!
つかありがとうございます…でもでも元々品薄状態なんじゃよ?


文句なしに面白かったミステリです。
そして
「最近の腑抜けた純愛ブームはけしからん!
これが日本男児の純愛じゃー!硬派の純愛じゃー!」
と、もしこの作品こそがそういう宣言で始まっていれば
素直にこちらに軍配を上げたエンタティメント純愛小説でもあります。
お話も好きだし、オチも好きだし、登場人物も好きです。
(登場人物っていうか犯人なのですが)
(私はディフェンスの堅い思考をするタイプに弱いのです)
(あ、倒叙法で書かれた作品なのでネタバレではないです)
(これはネタバレ:あの人単独犯なら絶対勝ってたよね!)
まあともかくミステリーランキングもの総なめ(確実に追い風になった)、
テレビドラマもスタートしたところでの受賞、おめでとうございます。

しかし私が東野さんの作品で一番好きなのは
今後何を書かれようと「名探偵の掟」(笑)ですよ?

普段本を読まない人も手にとって読むといいなと思います。
ハードカバーだから無理かな…普通の人は読まないかな。
実は東野さんは選考委員の某おじいちゃんに嫌われて5回も落とされ、
今回やっとの受賞!とか、いっそ舞台裏をがんがん流して
多少下品な路線で一般うけを狙ってもいいと思う。
いやー、今回もおじいちゃんが頑張ったらどうしてくれようと思ったよ。
ぶっちゃけ東野さんは人間を描くのが得意なタイプではないけれど
この世の全ての小説で人間を描かなくてはならない訳でなし
というか自分の書いたものを読み返してみろとそう言いたかったね私は。



それで1月のインテで私に物品を下さったかた、
お礼に年頭に相応しい(嘘)シリル短文をあげました。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~heme/06○○○○○sama.htm

上記のアドレスの○○の部分に、教えてくださった
お名前をアルファベット小文字で入れてください。
基本的には苗字です。長音はなし、
タチツテトはtatituteto、ハヒフヘホはhahihuheho、「ん」はnn
「づ」はdu、小さい「つ」は…【例】フット→huttoでお願いします。
頭に06、末尾にsamaが付いております点も御注意下さい。
夏にお礼文を見せられてしまった方は基本的に同じ名前で!
もし「プレゼントを渡したような気もするが何も出ない…」
という方がいらっしゃったら、
それは100%私のファイル名打ち間違いですので、そんな事言いたくない
つらい気持ちは分かりますがそこを堪えてお知らせ下さい私のために!

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2006/01/19(木)

ボエ更新
暖炉ショック絶賛リハビリ中…ううう。

大きめの犬が
大きめの犬に
頬を寄せているところを目撃してしまって、
あやうくコントみたいに自転車で
壁に激突するところでした。

ちょっとー!!
君達なにやってるのさー!!

私は絶対車の運転をしてはいけないなと思う。
廻りの人の意見も今のところ全員一致だ。(照れ)

ところで今日はシュノー先生のお誕生日らしい。
おめでとう先生。めでたいついでに先生も直木賞とらないかな…(夢炸裂)。
マイジョー先生が芥川賞とるのでもいいです。どっちか希望。


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2006/01/20(金)

きらきら輝く風景の中で
よく知っている人々が、
一列に並んで穏やかな笑顔で
コッチに来いと私を手招きしている……。

あの世とか臨死体験とかに限りなく似ていましたが
単に2次会をぶっちぎって帰ってきただけです。

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2006/01/21(土)

以前にも日記で少し書いた、
クリストファー・ノーラン監督が映画化する
プリーストの「奇術師」。
あの何とも言えない暗転ラストをどう誤魔化せば
ハリウッドっぽく明るいハッピーエンドで終われるか?
ということを先日延々と考えていました(ヒマなのか)。

(一撃必殺ねたばれ)

最後「全員」でウンパルンパの踊りを踊ればいいんだよ。

ああなんてハイブロウなラストを思い付くんだろう!
もしかして私は天才か?と思いました。
でも今笑ってくださった方、おそらく20名以下ですね。
独りで腹抱えて笑ってちょう孤独。

監督がどうしても採用したいというなら、
このアイディアを使ってもよい。うむ。
(曲はエルフマン書き下ろし)

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2006/01/22(日)

盗んだバイクで走り出し

という名曲がありますが。
ATM強盗なんか
盗んだパワーショベルで走り出しだし、

かわぐち先生「沈黙の艦隊」なんか
盗んだ潜水艦で走り出しだし、

アムロなんか
盗んだガンダムで歩き出しですよ。

それに比べてバイクを盗んで走るって
なんてちいちぇーんだろうなあ……

……という話を今日友達としていて大変笑ったのですが
はて、なんでそんな話になったのだったか、
ちょっぴり謎です。

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2006/01/23(月)

「THE 有頂天ホテル」を見ました。
手短に言うと、
これまでに見てきた邦画の中で
(ジブリ除く)1番面白いと私は思いました。
「12人の優しい日本人」と競ります。
なので映画が見たいけれど、どれを見るか決まっていない時は
是非この映画を御鑑賞下さい。
目まぐるしく賑やかで楽しい時間が過ごせます。
注意1:ただし私と好みの似た方。ドタバタコメディが嫌いでない方限定。ドラマ「HR」が好きだとなお良し。
注意2:かなり混雑。前日にチケットを買っても前席・端席でしたよ。

でまあここからは蛇足ですが。
ある高級ホテルで、年末から年始の2時間に起きる
様々な事件を描いた映画です。
次々と投げられる伏線がまた次々と回収されていく手際は
まるで見事なジャグリングのようでした。
ある事件の進行している画面の隅に、また違う事件の人物が映り、
あるときは音が聞こえ、キーアイテムが交錯し、
まるで2画面を同時進行で見ているようで
1秒だって気が抜けませんでした。
そして三谷さんの人物の作り方があまりに優しいので
(それは善人ばかり出てくるという意味ではなく
長所というのは短所の結晶なんだよーとでも言いたげな)
見ているこちらも、まるで天使みたいな視点で登場人物を
応援してしまいました。
「がんばれー」とか「うしろうしろ」とか。
ねたばれ 「奥さんはルームサービスの値段を気にしてるんじゃなくて
一緒にお食事がしたいんだよ!どうして気付かないんだばか」
とか
  「あなたは本当はそんなことしたくないんだよー気付いてー!」
とか 
「この子はちょっと考えが足りなくて寂しいのが嫌いで
賑やかで楽しいことが好きなだけなんだ。悪い子じゃないんだなー」
とか。

で、ところどころしんみりする良いシーンや泣かせるセリフがあるのに
照れなのかなんなのか、前後がおかしかったりBGMが絶妙だったりして
全然泣けないのです!
ねたばれ 「大人になれよ」と言う西田敏行のセリフ自体はいいのに、
「お前が言うな!」というエピソードが満載だったり、
暗闇でピストルを見つめて自殺を考える佐藤<鴨>浩市の部屋に
うっすら隣で歌う慎吾さんの歌声、「消えてなくなれ」「あきらめてしまえ」
が流れてきたり。

あとギャグ。三谷さんのギャグは、
ギャグを得意とする他のクリエーターさんに比べると
基礎となる知識を必要としないものが多い。
つまり先鋭的ではないが鑑賞者の年齢や国籍や趣味を選ばない。
印象としてはやはり優しく丸い。
ねたばれ 白塗りをして凄いことになった伊東四朗が
エモノを持った探偵に追い掛けられる
シーンが私と友人のツボにきて、
映画を見終わったあとも、しばらく物真似をしては笑っていました。
つかこの映画を見た1日はずっと幸せで
ずっと笑っていました。作った人ありがとう。

パンフレットでは役者の皆さんが競って
「私と三谷さん」の話を書いていらして
これではパンフレットと言うより
三谷さん総受本ではないか!と思ったので、
ファンとしては手に入れておきたいアイテムです。

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2006/01/24(火)


注:ポタ未読の方、御注意下さい。
ポタ女体化日記連載シリーズです。



パラレルOL物語21

彼等の学生時代を!というリクエストを頂いたので書いてみました。
自主性ゼロのサイトです。

ジェームズは座ってニヤニヤしていました。
いかにも何か悪巧みをしている風の
感じの悪い笑顔でした。
しかしこれは彼の地顔であり、
実は案外まともなことを考えているか、
或いは今晩のおかずは何かなあレベルの
くだらない事を考えているかのどちらかだと
学生のルーピンさんは知っていました。
そしてジェームズは湖のほうを
チラチラと気にしているようにも見えます。
しかしそれは彼のクセであり、
彼は動物園のストレスの溜まった動物のように
いつも落ち着きなく全方向をチラチラ見るのです。
彼は野球のボールを投げてキャッチする遊びをしていました。
5mほど投げ上げて受け止めたり、
新体操のように右腕から肩へ、更に左腕へと転がしたり、
あるいは50回ヘディングに挑戦したりしています。
見せびらかすようでもありましたが、
矢張りそんな意図は彼にはないのです。
ピーターはジェームズを崇拝の眼差しで見ていましたが、
それは彼の趣味なので、他人がとやかく言う筋合いはないでしょう。
シリウスはハンサムでした。前髪が一筋、言いようもなく格好良く
はらりと額にかかっていましたが、
彼の意中の人はあいにく読書中で、
そんなものは見ていませんでした。残念。

そんな4人の前を若き日のスネイプさんが通りかかりました。
両手に一杯荷物を持っています。学校の備品のようです。
学生のスネイプさんも真面目で律儀で融通の利かない人でした。
そして「マイ善悪・マイ規律」>「周囲の空気・他人の感情」
という人でもあったので、あまり好かれてはいませんでした。
ところで唐突ですがジェームズはスネイプさんをちょっと意識していました。
それはジェームズにとって女の子はみな流行の同じ髪型、
同じ制服の着こなし、同じ話題同じ行動をとるので見分けがつかず、
むしろクローンのように見えるのに、
スネイプさんだけはいつどこにいようと
はっきり彼女だと識別できる!という理由です。
これは恋かしら?とジェームズは疑っていました。
するとラブコメのようなタイミングで突風が吹きました。
スネイプさんのスカートがめくれ上がってパンツが見えます。
両手に学校の備品を持っているスネイプさんはスカートを
押さえる事が出来ませんし、真面目な彼女はそれを
地に投げ捨てる事も出来ません。
ジェームズは慌てて野球のボールを放り、
走って行って彼女のスカートを押さえてやろうとしました。
ところがなんとしたことでしょう、
ジェームズの制服の袖口のボタンが、
スネイプさんのスカートの折り返しの縫い目というかヘムに
引っかかってしまったのです!!
ジェームズはパニックになって引っ張りました。
普段は器用な彼ですが、
スネイプさんのパンツがチラついて取れるものも取れません。
「バ……お前……なにやってんだよ!」
親友のピンチにシリウスも駆け出します。
シリウスは女ったらしですが一応フェミ男でもあります。
まあだいたい何が起きるか予測がつくでしょうが
当然シリウスのロレックスの腕時計の竜頭に
がっきりと糸がからまりました。
シリウスはほどこうとして腕を上げます。さあ大変。
「みんな見ろー!うわあ違った!みんな見るなー!」
「馬鹿者どもが!さっさとその汚らわしい手を離せ!」
「俺達はパンツじゃない!いやそうじゃなく!
パンツを見たかったんじゃないぞ!断じて違う」
もう滅茶苦茶です。
しかしジェームズもシリウスも男の子なのです。
その目は初めて間近で見る女の子のパンツに釘付けです。
ロックオンです。弁解に説得力などありません。
女の子のお尻は男より大きい(ように見える)のに、
なぜなぜそのパンツはああもミステリアスに小さいのか!?
なぜあの三角形はこんなにも魅惑的なのか!?
2人の頭はその謎で一杯でした。
そしてスネイプさんの方の事情と言えば
女子ならおそらく誰しも覚えがあるでしょう、
今日履いたら洗濯して捨てよう……と思っていたぱんつを
洗濯してしまったが故にまたうっかり履いてしまうという
悲しい永久輪廻を(男子の人すみません)。
まあその、そんな感じの理由で彼女は
死ぬほどの恥辱を味わっていました。
(余談ですが、いつ如何なるときも勝負下着!という
彼女の現在のポリシーはこのとき生まれました)
なんとなく煙たく思っていたスネイプさんが
スカートめくりの犠牲になっている様が面白かったのでしょうか、
周囲には人が集まり始めました。
ピーターはよく分からないまま歓声をあげています。

混乱はいつまでも続くかと思われたのですが、
すたすたとやってきた1人の少年(えー)、
ジェームズが唯一の好敵手と認める
赤毛のリリーが糸切りバサミでちょきんと解決してくれました。
お裁縫セットを持ち歩いていたリリーの女子間における株は
天井知らずのうなぎのぼり、
ジェームズとシリウスの株は紙くずと化しました。
錯乱しているジェームズはリリーにデートしてくれと申し込み、
スネイプさんはそんなリリー少年にも悪態をつきましたが
リリーはどちらも気にせず行ってしまいました。
彼はマイペースな少年なのです。

その夜、ルーピンさんはジェームズとシリウスに
「自分達はどうしたらいいと思う?」という相談を受けました。
女の子にとってぱんつを見られるというのが
どれほどの事態なのか分からない2人は
とりあえず女子のルーピンさんに相談したのです。
2人は「死んで詫びろと言われたらどうしよう」
と非常に動揺していました。
あの三角形にはそんな価値があってもおかしくないように
思われたのです。
「別にいいんじゃない?セブルスだってきっと気にしてないよ」
しかしルーピンさんの答えは簡単なものでした。
「見られたって減るものじゃないしね」
ルーピンさんの物事の基準は減る減らない、
プラスマイナスで構成されていました。
理系と言えなくもないですね。
その答えを聞いた彼等は安心して眠りについたのですが
シリウスだけは
え?じゃあ俺がぱんつを見せてくれと言ったら
リーマスは見せてくれるのか?

という新たな悩みを抱えました。

むかしにあったお話です。



これを書くために5巻の例のシーンを読み返したら
その日の夜、職場でいじめにあう夢を見たよ(笑)。
何回読んでも陰惨なシーンですね。
私の脳内では↑これだったことにするからもういいよ。

シリウス、ぱんつは見せてもらえると思うから頼んでみなー。


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2006/01/25(水)

「仮面中略ダー響鬼」最終回を見ました。
※悪口感想なので、感激した人は
絶っ対に読んではいけませんよ?

クウガ(第3回から)、アギト、リュウキ、ファイズ、ブレイド
すべての平成ライダーを見守ってまいりましたが
(このサイトのジャンルは特撮?)
飛び抜けて最低最悪のラストでした。
今までのシリーズのラストは最終バトルで
時間が足りなくなってエピローグが半端…
というのが多かったのですが
今回は最終バトル面倒だからやーめた☆
って感じのラストだったのです。
つか最初から如何にして他人が作った伏線をぶっ潰し、
人物設定をぶっ潰し、世界観をぶっ潰し、
無駄でどうでもいいエピソードに時間を使えるかという
不毛なゲームをしているように見えたので
脚本家チームは仲が悪いのかな?と思ってました。

でも調べてみたら、中盤に大人の事情で
製作チームが入れ替わっていたのですね。
そりゃあ……うん、ムリだ。色々と。
書いていた40行くらいの詳しい悪口を消しました。
そんな訳で私にとって「響鬼」は
「口に出して言ってはいけない例の気の毒なライダー」
というポジションになりました…。

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2006/01/26(木)

職場で仕事の話をしていたとき、
相手の人が同業者に対して
「○○社も、今となっては

おおっぴろげにできない


でしょうね。逮捕者が出てしまう」
と真面目な顔で言いました。

たぶん貴方の言いたかったのは
「おおっぴらにできない」
とかそういう感じでしょうね……
とは思ったのですが、
頑張って真面目な顔で返事をした私を
誰かほめてくださいと思いました、

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2006/01/27(金)

「キング・コング」を見ました。

私思いますにピーター監督の特殊スキルは、
「そのシーンに適正な時間は何分何秒か」
というのを正確に把握し、クリエイター的にはおいしく
ついつい長めになってしまう場面でもシャクっと切り上げ、
その絶妙の時間で切られた一場面一場面を連ねて
美しいリズムの一本のお話にしてしまうという
指揮者の如き手腕なのではないでしょうか。

しかしこの作品に於いてその能力は発揮されませんでした。
なぜなら監督はコングを愛しすぎているからです(笑)。
恐竜のシーンなんか不自然なまでに長い。
虫のシーンも長い長い。
好きな子の前で緊張してキョドってしまう高校生のように
ピーター調子狂いっぱなしです。
そう、この映画は細部から最後のメッセージに至るまで
監督からコングへの長い長いラブレターなのです。
なので不愉快な狂いではありませんでした。
(私もオタクですから!)
そして狂ってもピーター監督です。見事なボリューム感と安定感。
魅力的に描かれる人々。圧倒的な風景、美術。
思わず撫でたくなるコングの尻!そして純愛!
制作費は、約250億円だそうです。
監督が一部負担しているそうです……。

あと、すみません映画とはあまり関係ないんですが、
作家役のエイドリアン・ブロディさん。
デフォルトで眉が八の字なんですが……。
生身の人間では有り得ない見事な八の字。
  整形したのですか?眉を八の字に?
あの仕方のなさそうな笑顔がもうたまりません。
ちょっと緑のローブ着て杖持ってみて!?
「ヴィレッジ」の時はそうは思わなかったのになあ…役柄のせいかしら。

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2006/01/28(土)

上川さん目当てで「功名が辻」を初回から見ています。結局。
子供と真剣に喧嘩するような大人げのなさ、
従者が常に世話を焼いてくれるようなぼっちゃん育ち、
思いこみ激しい、でも悪い奴ではない……
という王子様設定がツボにきます。
人が良くて奥ゆかしい知将が出てきて、
「この人新撰組の殿に似てるなあ」と思ったら殿でした。
(たしか三谷さんも出演するんですよね?…)

職場のおじいさまに「山内一豊とはどういう人物ですか?」
と尋ねたら、「織田、豊臣、徳川の3家に仕えた武将である」
という答えだったので、
あのぼっちゃんにそんな機を見る器用さがある訳ないし、
仲間由紀恵さんの采配だな、うん……と思いました。
仲間さん演じる千代は、子供の頃出会った山内一豊のことが
すんごい好きで、見ていて微笑ましいです。

しかし昔の知人が、再会したら忍者に転職していた
って強烈だよな。いいけど。
今期は週に3本ドラマが…。きつい。

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2006/01/29(日)

むかし仕事で、会社経営者と電話でお話していた。
「俺は○○庁には知り合いが一杯いるからな。
いざとなったら相談するからな」
「これがインターネットで知れ渡ったら
おたくは大変なことになるよ?」
と言われたので、
「ああ、ヤクザの会社か……」
と思ったが、担当者に聞いたら
どうもそうではないらしい。
一般の会社の人間があんな話し方をするなら
ヤクザはどんな調子で喋ればいいんだろう!?
(もういっそ英語?スラング?)
関係ないがある種の人々の威嚇は
どうして必ず「俺の知り合いには〜がいる」
という形式なのだろう。おまえ自身はどうなのよ。

でも攻撃手段のカードを最初に全部提示する人間は
別に怖い相手ではない場合が多いですねはっはっは。
ほんとうに怖いのは無言で噛み付いてくるタイプです。

更新とは違うのですが、パラレルOL22話番外編を
OL置き場に書いておきました。ジムリリ男体化ホニャという外道に落ちた内容なので
日記に書くのは控えてみましたよ……。


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2006/01/30(月)

ボエ更新

家に帰ったら、布張りの立派な装丁の本が
置いてありました。

タイトルは
「にゃかむら家(仮)の歴史」

目玉がぼよーんと飛び出ました。
なんか分家の方でそのような趣味の方が
自費出版されたそうです。
中を拝見しますと、まあ3代くらい前までは
「あら、座敷の肖像画の方だわ。
まあこんなご職業だったの」
とかいう家族意識もあるのですが、
江戸まで遡り、領地がどうのという話になると
「へ、へえー…………ていうか捏造じゃ?」
と申し訳ないですがそんな気もしました。
色々と資料や文献が集められており、
5センチくらいの厚みのある豪華な本なのですけれど、
内容がドリーム小説の亜種で単価が数万円?では
きっと夏祭りでは1冊も売れなくて
持って帰ることになるなあ……
とかどうしても色々考えてしまいます。

いやしかし本を出版したくなるのは血筋なのか。
私はドリはやったことないけど、そのうちやるのか。

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2006/01/31(火)

くっくっくっくっく……。
わーっはっはっはっはっは!

いや御心配なく、とうとう発狂したのではありません。

単に曰経新聞連載「愛の流●地」が終了しただけです。

不愉快な思いをしていた全ての人と共に、
手をつないで踊りたい気分です。
今日は無礼講じゃあ!!(何のサイトだ?)
記念更新だってやっちゃうぞ。

愛ノレケ内容:人妻と不倫をしていた主人公のおじいちゃんは
プレイの果てに女を絞殺して懲役8年でした。おしまい。
(単行本で楽しみに読もうと思っていた人ごめんなさい)
昨日の回、
「男が好きで好きでたらまず
とか、もう毎度のことながら誤字脱字がすごかった。
拍手かメルフォがあれば教えるんだけど……。

長ーい悪口を読んで溜飲を下げたい人や
あの作品の内容を知りたい人は
どうぞこちらへ。(いや本当にただの悪口ですが)
(上品な方、体調の悪い人やお疲れの方、
食事前後の方はやめておかれたほうがいいですよ)

ボエ更新(まじでやるよ)

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