9月日記

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2025/09/01(月)

映画かんそう
「ベスト・キッド レジェンズ」

1984年の無印「ベスト・キッド」が
15年前の2010年にリメイクされたのですが、
その際、原題が「The Karate Kid」であるにもかかわらず、
カンフーものになりました。
まあええっちゃええけども、なんで!?
という感じだったのですが、今回は、
無印とリメイク両方の作品の辻褄をうまく合わせた。

カンフーの名門の血族である主人公は、
不幸な事件で兄を失くし、母親から武道を禁じられ、
心機一転ニューヨークで暮らすことになった。
しかしピザ屋を経営する一家と親しくなり、
彼等の苦境のために立ち上がる主人公だった…というあらすじ。

宮城から道場を受け継いだラルフ・マッチオと、
カンフーの師匠であるジャッキーが出演、
空手とカンフーを協力、時に口論しながら主人公に教えます。

ラストまでばれ

乱暴者からガールフレンドを守ったり奪ったりするの、
もう古いよね…ってことで、
ガールフレンドのお父さんを主人公が鍛える流れになり、
これが結構長くて面白かったです。
若者×くたびれ中年男ムービーとしても楽しめた。
あと家庭教師の人がものすごいいい味だった。
関係性が閉じてなくて広がっていくのはいいですね。

宮城(の先祖?)は酒が好きで、船に乗って酔っぱらって寝ちゃって、
目が覚めたら中国だった話は、
「沖縄から、台湾ではなく中国に行っちゃった?
時速どれくらいでてた?何時間寝てた?」
と思わなくもなかったが、
ラルフ・マッチオがかわいかったのでよしとする。

主人公のお母さんがMCUのエージェント・メイを演じる
ミン・ナ・ウェン氏だったので
「ハハーン、さては試合に勝った主人公を
後ろから刺そうとするならずものが出てきて、
お母さんが回し蹴りで撃退、
ジャッキーが「今からでも遅くないからうちを継がないか?」
って言って終わりだな?」って予想したが
全然ハズレだった。
せっかくアクション出来る女優さんのキャスティングなのになんでぇ!?

最後突然出てきたジョーに
「誰!?ダニエルの夫!?」って思ったけど、
無印「ベスト・キッド」のいじめっ子かー!
ドラマ版は観てないので知らなかった。

ところでジャッキーとラルフ・マッチオが
沖縄の家で向かい合って座ってるシーン、
あのバランスボールみたいな椅子は何…?
アメリカの日系人の間で流行?それとも沖縄の流行?





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2025/09/02(火)

生春巻きに使うライスペーパーで、
焼いた茄子とチーズとトマトと焼いたベーコンを包んで油で揚げた。
夏っぽくておいしかったです。
(ライスペーパーがすぐ破れるので二重にした方がいい)








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2025/09/03(水)

目黒雅叙園「和のあかり×百段階段」に行きました。
早く入場できるお高めのチケットを
買っておけばよかったという混み具合でした!













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2025/09/04(木)

目黒雅叙園、キャナダの会社に買われて9月末に一旦閉鎖が決まり、
10月に入っていた結婚式の予約なども強制キャンセル、
再オープンの目処も立っていないっぽい…ということで、
建物がどうなるか分からないなーって気がしてます。

ところで私はずっと前におじいさんを彫った柱のある
旅館の夢を見たことがあって、
それが後年ネットで見かけた
「漁樵の間」の柱とそっくりで驚いたのですが
(たぶん過去に写真を見たことがあって、
忘れたころに夢を見たのだと思いますが)
それでどうしても、この「漁樵の間」を見ておきたかったのです。
夢の柱はもっと小さく、単色で、
床の間の柱ではなかったですが、
でも全体的には似ており、おおむね満足しました。

それにしても資材がぜいたくで、
他の部屋も見たこともないくらい太くて立派な柱が沢山ありました。
天井の彩色も、窓の桟の細工も、とっても凝ってた。
こういう建物が今後新しく建つことは、たぶんないのでしょうね。
(木材も、ここまでのものはたぶん幾ら金を積んでも手に入らない)
















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2025/09/05(金)

日本三大居酒屋「岸田屋」

これにして3軒コンプリートです。
すごい雰囲気のある酒屋でした。
何十年も前にタイムスリップしたみたいだった。

心なしか店員さんが、ちょっぴりよそよそしい雰囲気だったが、
日本酒を頼んだらフランクさが増した気がした。
もんじゃ屋さんの並ぶ月島に建っています。

岸田屋さん、明治屋さん、長久酒場さん、
3店の中で私が一番好きなのは長久酒場さん。
でも3店とも個性が強く、
令和の普通の飲み屋さんとは違うカラーがありました。










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2025/09/06(土)

色々感想

魔男(ジャンプ掲載)
一枚岩の組織じゃなくて、
個人事業主の集まりみたいなものなのかな?
とりまとめている魔女がそのうちに心を病みそう…。

ヴァンパイドル滾(サンデー掲載)
歌の力でヴァンパイアをコントロール…?

仮面ライダーガヴ(最終回)
本筋には関係ないことだが、
略奪婚について断罪してほしかったですね。
なんか最後に略奪婚父が息子である主人公に肯定される流れだったので。
八つ墓村レベルの報いを受けてほしかった。

それにしても顔の綺麗な主人公だった。

次週のジャンプに芥見先生の新作が載るのだが、
なんと作画は暗号学園のひとなのだそう。ちょっと意外だ。








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2025/09/07(日)

映画かんそう
「ヒックとドラゴン」(原題How to Train Your Dragon)

2010年アニメ映画の実写化。
監督はアニメ版と同じくディーン・デュボア。
イギリスの同タイトル児童文学を下敷きとする。

バイキングの島バーク島は、
代々ドラゴンによる被害に悩んでおり、
ドラゴンを殺す戦士の育成に余念がなかった。
ヒックは最強のバイキングである族長の息子でありながら、
貧弱な体躯を持ち、島民からは軽蔑されていたが、
一匹のドラゴンとの出会いが彼の運命を変えていく…というあらすじ。

アニメ版と脚本はほぼ同じ、カメラワークも半分ほど同じ。
未見の方におすすめです。

ラストまでばれ

ヒックの名前が「ヒカップ」って今回初めて知った。
1〜3と吹き替えを見たのかもしらん。
アストリッドのキャラクターはかなり違うように感じました。
これは表情によるものかもしれない。
ほか、アニメ版との違いは、バーク島の住人を単一民族ではなく、
極東、アフリカからの来訪者を交えた多国籍なメンバーに変えた点。
これはヴァイキングが白人至上主義者の
アイコンになりつつあるのを鑑みて
「我々の物語である!」と盛りあがられるのを
先んじて潰したのでしょう。賢明な判断です。
あとは北欧神話の神の名が出ない、
トゥースレスの吐き出す魚の部位、
ドラゴンの弱点シークエンスの1つをを草から綿毛に変更等々(細けぇ)。
あと、母の死について、こんなに何度も言及があったかな…?
と思ったがどうなんだろう。実写続編はないのだろうか?

約15年前は読み取れなかったが、
集団の価値観にそぐわない人物を、
「怠け者、落伍者、役立たずである」と切り捨てると、
その人物が進化のキーであった場合に、
状況が打破できずにその種は詰む…という話でもあり、
なるほどなと思ったりした。
あと親は自分の価値観を捨てて、
子供のありのままを認めてやれという話でもある。
なかなか難しいけども。

トゥースレスがともかくかわいい。
表情や行動がネコちゃんでありイヌくんでもある。
人間など捨てて自由に生きてほしいけど、
でもヒックのことも助けるし、
そればかりか自分を虐待したヒックの父までも助けてくれる。
そんなに優しいと絶滅してしまう…。
そういえばナイト・フューリーの吐く紫色の炎は、
あれは火ではなくアセチレンと酸素だそうで、
燃料目当てに乱獲される世界じゃなくて本当よかった。









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2025/09/08(月)

映画かんそう
「シャッフル・フライデー」

ハーパーはサーフィンを愛する高校生。
学校では、ロンドン出身を鼻にかけた同級生リリーと
火花を散らす毎日だった。
しかしハーパーの母親とリリーの父親が偶然から意気投合し、
再婚する運びとなり、犬猿の仲のハーパーとリリーは
義理の姉妹という関係になると告げられるが…というあらすじ。

ファミリーコメディーなので、ご家族での鑑賞が可能です。
様々な年代の女性が、わちゃわちゃするのがお好きなかた向け。
エンドロールがNGシーンおよび撮影風景でほっこりした。

祖母−母−娘の物語なのですが、
途中で祖母と母が過去の話をするシーンがあり
「これ何かの続編…?あれ、そういえば
この祖母と母の精神が入れ替わる話、覚えがある…」となり、
「フォーチュン・クッキー」の続編!?
ウワァァァァァァ!?懐かしいーーー!!となったのでした。
「フォーチュン・クッキー」は2003年の映画で、
1976年の「フリーキー・フライデー」のリメイク。
児童文学「てんやわんやの金曜日」メアリ・ロジャース
https://en.wikipedia.org/wiki/Freaky_Friday
を下敷きにしています。
約20年前の映画ですが、キャストの皆さん勢揃いで、
お元気でなによりです。
「フォーチュン・クッキー」はディズニープラスで見られますが、
まあ見てなくても本作は問題なく鑑賞できます。

注意
食べ物をぶつけ合うシーンが長い。
老いを笑いのネタにする箇所あり。

ラストまでばれ

母であるリンジー・ローハンの学生時代の友達が、
バンドとして成功を果たしたあとも交友が続いており、
そういうのっていいなと思う。

フェイスブックが「年寄りのデータベース」
って言われてて笑ったのですが、
今の十代のメインSNSって何だろう…。

ジェイミー・リー・カーティスを祖母とする、
母娘三代のお話といえば「ハロウィン」三部作がありますが、
あちらはスケールダウンしていったのに対して、
こちらはハジケ具合がアップしていたのでとっても楽しかった。

祖母が「うちの家にはパチーシもある!楽しい!」
って言ってたけど、
X形状のボードで対面の人と組むっていうのが
作品の大元のアイディアを表現してるんだなと思いました。
おみくじクッキーで入れ替わるのはやめたんだね。
まあ若干人種差別的だものね…。








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2025/09/09(火)

アニメかんそう
「My Melody & Kuromi」7〜12話

全12話。
コンテストで優勝したクロミちゃんの和菓子屋は大繁盛。
鼻高々のクロミちゃんだったが、
マリーランドの住人たちの様子がおかしくなり…というあらすじ。
7話あたりからお話がダークになり始め、
怖がりな児童は無理じゃないかなこれという内容に。

ラストまでばれ

クロミさんのお菓子の中毒になった動物達は目を赤く光らせ、
クロミを食おうとする。
お店は大破し、マイメロはお友達からは責められる。
虫が這い回ったり、皆が群がって王様の体を食ったり、
獣人合体シーンは見里監督らしい!ってなりましたが、
私は好きだけど、女児ちゃんたちはどうだろう…
と思いながら見てました。
とりあえず、よだれを垂らして
同種食いに狂って追いかけてくるみんなの姿を一度見てしまったら、
もうマリーランドには住んでられないよ私だったら。

マイメロの性格は、複雑で味がありました。
低気圧のときは眠くて起きてられないとか。
解析回路が低速なので、
皆の怒りや悲しみに共感できないことに、
薄っすら気づいていて、薄っすら罪悪感がある…。
クロミさんは、マイメロに対する負の感情や
攻撃が通用しないのは理解してる。
けどそれはマイメロが善で優しく、
クロミさんが悪だからではない。
クロミさんも少なからずマイメロに譲歩している部分がある。
マイメロをずっと見てた人には、
もしかすると受け入れ難いキャラクター造形かもだけど、
初見の私は好きでした。
ピアノちゃんのアクションシーン、すごかったよ!






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2025/09/10(水)

映画かんそう
「鯨が消えた入り江」

香港の人気作家である主人公は盗作疑惑をかけられ、
傷心のまま台湾へ旅に出る。
彼は過去に文通していた子供が教えてくれた
「鯨が消えた入り江」を目指すが、
世間慣れしていないため、歓楽街で危ない目に遭う。
そこを助けてくれたチンピラの青年をガイドとして雇い、
彼らは旅を始める…というあらすじ。
2人の青年の不思議な絆と友情の話です。

上映館が少なくて、見られない〜!と思ってたら、
Netflixで配信していた。
「目が覚めたら互いにパンイチ、スクーター2人乗り、
壁ドン、ラブホに泊まる」と短い時間に次々消化していくので、
フィギュアスケートみたいでした。
台湾のノスタルジックな風景と、心に傷のある2人の青年………。

ラストまでばれ

違う時間を生きる2人が
ポストを通じてつながるあらすじは「イルマーレ」ですね。
この作品の豪気な点は、
でも2人がいちゃいちゃするところも見たい!!!!!
という強い信念を持って、実行したところ。
しかし代償として少々わかりにくくなった気もする…。
先に「イルマーレ」を観ていると、やや理解の助けになるかも。
(人間ではなく手紙のみが時間を越えて交流する話の元祖は
たぶんジャック・フィニイ。1960年「愛の手紙」)
時間を越えて手紙を届けられるポストは1つだけで、
手作りのポストからあの古いポストへ、
作家が手紙を移したとき、それぞれの宛先に手紙が届いた。

手紙により時間に変化が起こりましたよ、
ということを表した1エピソードが強烈で、
反則レベルにエモーショナルだった。
あれはワワーー!ってなりますよね。

事故キスのシーン、たぶん演じている人も、観客も、
「そうはならんやろ…」という思いで一つになった気がしました。
でも不自然すぎてなんだか可愛らしかった。
あのあと帰宅が妙に遅かったのと、
2人の態度がぎこちなかったのを深読みしてしまう。
誰もいない砂浜で…
2人でビーチフラッグでもしてたのかな?そうかも!







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2025/09/11(木)

舞台かんそう
「蒙古が襲来」

最終公演1994年から30年ぶりの
東京サンシャインボーイズ復活公演。
(2009年「returns」を挟む)
WOWOWで鑑賞しました。
30年前に予告されていた演目「リア玉」は、
玉の製作が間に合わなくて変更になったとのこと…残念!
「リア玉」見たかったなあ!

鎌倉の頃、対馬の平和な漁村の住人たちは
客人を迎えて、にわかに忙しくなるが…というあらすじです。
皆さんいい具合に力みがなく、のびのびと身体表現なさっている。

ラストまでばれ

グワァァァァァァーーーー!
まさか30年ぶりの復活公演で
こんな話が来るとは思わないじゃない!?
舞台を見た方々はどんな気持ちで帰ったの……。
見終わってすぐに新幹線に乗って帰った人もおったでしょう……。
こんな救いがミリ程もない結末を見たあとで、
東海道新幹線と東北新幹線を乗り間違えたりしなかった???

リズムが気になる男とか、
繊細な三角関係とか
占いババの盗み食い、死体、こそ泥、認知症、
と何やらミステリーみたいな配置で、
何が起きるんだろうとワクワクしてたらこれだよ!こ、こいつめー!

でも三谷さんが今、こういう話をお出しになるの、
分かる気もします。
人類にとって古くからの宿痾。損失がでかすぎる。
卵料理、どんなだったんだ。気になる。

矢のギミックがどうなっているのか全く分からず、
後番組で流れた練習風景で「なるほど!」ってなりましたが、
何気にお金のかかったすごい技術だ!
その後番組で21歳の三谷さんの映像も流れましたが、
今の私から見ると細っこい幼い男の子でした。
あんな子供が劇団を率いるってすごいことだ!

伊藤俊人さんが「returns」に引き続き
音声のみで出演されてたのはよかったです。
もう今なら音声を取り込んで
新しいセリフを発声することも可能だと思うけど、
相変わらず一種類の記録音声のみでいくのは、
逆に味と存在感があるように感じる。

次は80年後の公演だそうです。
ところでGoogleで「リア玉」を検索すると、
AIが180%本気の嘘をずらずら並べて来るぞ。









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2025/09/12(金)

「石破首相退陣へ」という
でっかい見出しが読売新聞に載ったのは2025年7月24日でした。
そのあと首相は退陣なさることなく、
これはビッグ誤報では…?
訂正や謝罪をしたほうがええのでは…?
と思い続けて、とうとうお詫びが載ったのが9月3日でした。

お詫びと同時に検証もあったのですが、
「首相は7月22日に、「辞めろと言う声があるなら辞める」と発言」
「だが本誌の報道を受け、首相は態度を一変」
「首相のこれまでの翻意」
「選挙で大敗した過去の首相に退陣を迫った過去」
等々で、普通、顧客へのお詫びが必要な事態を引き起こした際の検証は、
ミスの原因と再発予防策を挙げますよね…
たとえば上役に地位を左右されないチェック部署を今後は設けますとか…。
俺たちは悪くね〜〜〜〜〜っていうのを
長文で羅列するのが報道業界のアクシデント対応なのか?
(安倍首相辞任の報道は、
海外の報道に遅れること1週間と随分ゆっくりだったのにな)

ところで9月3日に誤報のお詫びが載って、
その2日後の9/5の同紙の人生相談が
「20代の息子は「オールドメディアは信用できない」
と言って、ネットの情報ばかりを信じますが、
考えがかなり偏っていて心配です」
という50代母からのものでした。
うーん、その50代母は…本当に存在するのかな……?
ってかなりしょっぱい気持ちになりました。

まあ皆さんご存知の通り9/7に辞任記者会見があったわけですけども。







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2025/09/13(土)

色々感想

呪術廻戦モジュロ(ジャンプ新連載)
蓋を開けたら呪術の続編なのでした…!
孫娘がおじいちゃん大好きで、
孫男子がおばあちゃん大好きなのかわいいね。
おばあちゃんが先に亡くなって、
おじいちゃんもしょんぼりして亡くなっちゃうのもとても彼っぽい。
その一方で、マキマイ派のかたや、
乙リカ派の人々が傷心なの、気持ちが分かるし気の毒…。
というか、呪術師の能力が宇宙由来だったって、
what????アベンジャーズとのコラボが可能???

逃げ上手(ジャンプ掲載)
上杉謙信が人工物くさいって面白い意見だ。
戦勝率97%ってたしかに異常だけども。

魔男(ジャンプ掲載)
廊下で不審人物に声をかけただけで
見開きドアップになるのはデスカラスちゃんさんだけ!
次週、そんなやつ拷問しちゃってくださいよデスカラスちゃんさん!

だんドーン(モーニング掲載)
戦死者の遺族を持て囃す慣習って、もしかして薩摩発祥…?

今期は観ているドラマがなくて、
諸事に時間が割けるんですけど、
来期は朝ドラ「ばけばけ」と、
ミッチーがゲイの話、野木さん脚本、
三谷さん脚本、此元さん脚本、
あと相棒があり(+アニメ羅小黒戦記も)生活が死ぬ予定です。







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2025/09/14(日)

映画かんそう
「映画 キミとアイドルプリキュア♪
お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!」

様々な時間、宇宙のあちこちからゲストを集める
アイアイ島のアイドルイベントに招待されたアイドルプリキュア。
アイアイ島にはかつて自分が石になるのも厭わず
外敵から島を守った女神アマスの伝説があった。
うたは赤毛の少女の幻影を見るが…というあらすじ。

プリキュアの映画シリーズの中でも1、2のお話だと思います。
(もうひとつはプリキュアオールスターズFで、
どちらも微SFですね)脚本は吉野弘幸さん。
今回のゲストは「わんだふるぷりきゅあ!」と
「ひろがるスカイ!プリキュア」。

ラストまでばれ

推しと出会えた衝撃と幸福と、
推しを失う悲劇、あと推しとファンの関係。
あのアイドルの人、去り際に映った手がかなり老化してたので、
限界まで頑張ったんだと思う。
70歳とか80歳とか。(ルックスが変わってきた…?
って誰か気付いてあげて)
せめてDVDがあれば女神も耐えられたかも。
あとファン同士の交流とかがあるとよかったね。

寿命の違いについて、わんだふる組が軽やかに回答してたけど、
悩んだ時間分の凄味があった。
久しぶりに見るひろがる組のソラのアクションは、
格闘ベースになっててやっぱり好きだ。
歌うシーンがたくさんあって楽しかったが、
わんだふる、ひろがる、の主題歌をアイドルプリキュアが歌う展開は
少々メタ的でびっくりした。主題歌を認識している?

終盤、女児さん理解できるか?大丈夫か?と
ちょっと心配だったが、たぶんうたさんのセリフで、
悲しいことは伝わったろう。

アマスとテラで推しのアイドルが違うけど、
どっちも好きになったら一途なところは同じなんだな。
(どうでもいいけど字を見て初めて「アマテラスか…」って気付いた)

あとアイドルプリキュアは、
男子フアンと女子アイドルの関係はあまり描かれず、
クローズアップされるのは女子ファンと女子アイドルの関係だな。
いや、それがいいのですが。









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2025/09/15(月)

映画かんそう
「愛はステロイド」

ローズ・グラス監督
反社会的組織のボスを父親に持つ
クリステン・スチュワート演じるヒロインは
父の所有するジムの管理を任されていた。
そこにケイティ・オブライエン演じる
流れ者のボディビルダーが現れ、
2人は運命的な恋に落ちるが、
ヒロインには父以外にも、暴力的な義兄、
反社組織を内偵するFBIなど、
数々の悩みの種があった…というあらすじ。

レズビアンセクシーラブロマンス
暴力ボディホラー幻覚サスペンスだった。
反社組織と駆け引きをするレズビアンカップルのサスペンスといえば
ウォシャウスキー姉妹の「バウント」がありますが、
今作はもっと型破りで、
男女サスペンスの性別を変えただけにとどまらないパワーがありました。
原題「LOVE LIES BLEEDING」愛は血を流して横たわるなので、
トンデモ邦題かな?と思ったのですが、
ステロイドには副作用で、躁鬱、幻覚、希死念慮の増幅、
認識能力異常等々の症状があるそうで
(理由ははっきり分かってない)案外内容に即した題かも。

注意
苦手な人の多そうな要素があるので下記羅列しますが
ネタバレなので反転します。
そうそう、性行為の描写多めなので、
初デートや家族での鑑賞向きではない。

・詰まった状態の汚い便所に手を突っ込んで清掃
・薬物による幻覚表現
・顔面破壊
・ネコちゃんが人間の血をペロペロ
・嘔吐
・ボディホラー
・カブトムシを食べる

ラストまでばれ

ヒロインの母が逃げたというのはたぶん本当だと思う。
夫と娘を恐れたというのも。
ヒロインは結局言動が父親に似ている。
ボディビルダーが電話で最後に会話した女性も
彼女の母または姉妹(DV被害者の?)かなと思うので、
彼女たちはどちらも女家族に疎まれた娘ということかもしれない。
DVの被害者かと思われたヒロインの姉も、
結局暴力支配に中毒していた人で、
色々なことは単純に白黒善悪に分けられない。

ヒロインに横恋慕する女子の、
友好的なのに嫌な女描写が上手くて笑ってしまった。
死ぬだろうなと思ってました。
最後、死体を引きずっていく風景は
とってものどかでラブハッピーエンドなんだけど、
2人はいずれ自分の激情を抑えられなくなって
地獄を見たあと破滅するでしょう。それなりに満足して。
ありがちな同性愛悲恋エンドでなくて良かった。

同性同士の恋愛ものは、片側が片側を守らなければならないとか、
片側が繊細でないといけないとか、
片側が片側を殴ってはいけないとか、
そういう固定化された役割がないのがノーストレスです。









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2025/09/16(火)

「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」







大阪に来てくれて嬉しい。
(ただし大阪会場は複製原画の展示となってます)
2年前の展覧会は全然知らなくて逃したので
今回情報をキャッチできてよかった。

大半は原稿展示で、年表と先生の雑感のパネルが少々、
お仕事道具や資料が少し、
コラボ作品が少しというクールな展示でした。
私は映画も漫画も小説も、大半は一度見たら2度は見ないのですが、
士郎正宗先生の漫画は何十回となく読み返しています。
それは私の年齢が上がり知識が増えるにつれて
だんだん理解度が上がっていくから。
恥ずかしながら現在も100%理解はできていません。

雑感
・客層は男性8割、女性2割、私を含めて年齢層は高め
 まあ攻殻は1991年の漫画だもんね
・先生に姉or妹さんがいらっしゃるのを見て「納得!」と思った
・墨汁にアクリル絵の具を混ぜ
 メディウムで調整して速乾度を上げたそう
 それでよくあんな細い線が出せたものだ
・「SFがいつまでも世紀末的な倦怠世界ばかり
 描いてもいられないだろう。
 未来は明るい方がいい」という過去発言に頷く
・完成した下書きを、自作の透過台で
 透かしてペン入れなさっていたというのはびっくりした
 なので下書き原稿が残っている
 でもご本人も仰ってたが、たぶん目には良くない……
・(要約)作画法はそんな変わったものを用いていない
 「時間差立体派的に歪んでいる」くらい
 という言葉に考え込んでしまった
 立体派はキュビズムのことだそうだが、
 1コマ内で時間が後の物体や現象は
 遠近感よりも優先的に若干大きく描かれている?
 ということだろうか、と私は思った
・物販は見て回ったが、B2のコラボ飲食を見逃した
・先生の漫画の登場人物、みんなしぶといところが好きだ
 関西人っぽい
・Netflixは何故「仙術超攻殻ORION」をアニメ化しないんだろうね

10月5日まで開催。










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2025/09/17(水)

マッシュルームチーズバーガーポルチーニクリームソース



フレッシュネスバーガー恒例、
きのこバーガーの季節がやってきました。
私的には全バーガーの中の、ベスト3入りは確実…。

でもhtml過去データを見られるかたは見てほしいのですが、
22年、24年の写真と比べると、
段々マッシュルームの体積が減っていっている気がしないでもない…。







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2025/09/18(木)

映画かんそう
「木曜殺人クラブ」

Netflix新作。クリス・コロンバス監督。
リチャード・オスマンの同名の小説を映画化。
修道院を改築した超高級老人ホームで、
過去の未解決事件を推理する会、
木曜殺人クラブの男女3人は、
ホーム経営者が殺されるというリアルタイムの事件に巻き込まれ…
というあらすじ。

ミステリの世界的な流れとしては
陰惨な北欧ミステリの流行のあと、
社会派ミステリが勢力を増していましたが、
久しぶりにコージーミステリの映画を観られて嬉しいです。
しかも進化系のそれです。
(その代わり謎解き部分は少々大味)
クラブのメンバーはヘレン・ミレン、ピアース・ブロスナン、
ベン・キングスレーという豪華な顔ぶれ
(デヴィッド・テナントも出演されてます)。
リーダー的存在のヘレン・ミレンは、
かつてMI6にいた(?)切れ者。
目的のためなら手段を選ばず、友情に厚く、
愛情豊かな女性です。
彼女と新メンバーとのやりとりは、
もーこれこれ、こういうのが見たかったんよ!
というコミカルなもの。

舞台となる養老院がゴージャスで、
ランチにワインをいただいて、記念日にはシャンパン、
水泳や絵画教室などプログラムも豊富、
冗談抜きで夫婦で入居の際はドーンと1億円、
いや円安だから、1おく5せんまんえんくらい要るんじゃないの!?
という感じでした。
あそこだったら今すぐ仕事を引退して入りたいな………。

ラストまでばれ

登場人物みんなお金持ちなので、
老いの悲しさは少し描かれるけど、
貧困や移民差別などの扱いはふんわりとしている。
例えば今作の問題も「特捜部Q カルテ番号64」
みたいなえげつない事件にはならない。
女性差別の描き方も、ミレニアムシリーズほど苛烈ではない。
そこに安心できる人と、そこが不満な人に分かれるでしょうね。
(原作からの改変部分が大きいようですが…)

主人公の部下で現役の諜報員が
こき使われたりしてほしいので続編撮られないかな。






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2025/09/19(金)

赤ワインスムージー

冷凍フルーツをフードプロセッサで粉砕して
赤ワインと混ぜた赤ワインスムージーです。
粉砕するとき少しだけワインを注いでおくのですが、
私はちょっとドボドボ入れすぎたらしく、
蓋をしていたにもかかわらず、
散水栓のように赤い液体を撒き散らす羽目になりました。
やることが多い真犯人のように床掃除した。














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2025/09/20(土)

色々感想

サムワンヘルツ(ジャンプ掲載)
何でもできる系男子くんだけど、
ユーモアセンスだけがいまいちで、
趣味のラジオの投稿は全然うまくいかない。
しかしクラスの女子が
カリスマネタ師だと知ってしまった彼は…という話。
今風〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ルリドラゴンもそうですが、
今の子たちは、こういう、
さらっとしたラブコメが好きなのかもな。
男子1人を8人の女が取り合ったりする、
ギトギトギラギラしたやつよりも。

「波よ聞いてくれ」方向の、ラジオに行くのか、
「ショーハショーテン」みたいにコンビを組むのか、どっちだ!

魔男(ジャンプ掲載)
次にくるマンガ大賞おめでとう!
これを取るとコミックの売り上げが
バーンと2倍近く増えるらしいですね。
デスカラスちゃんさんの覇権の時代が来てしまう。
デスカラスちゃんさんが三下に負けたことにならないよう、
細やかな気遣いをありがとうございました(杖の貸与云々)。

ウィッチウォッチ(ジャンプ掲載)
面白かったです。ギャルゲーを揶揄した内容のすぐ後に
ギャルゲー的恋愛漫画が配置されてますます…。
いや、わざとなのか?

だんドーン(モーニング掲載)
奄美の奴隷の幻想小説を読んだあと調べた内容が蘇った。
そうくるかぁ!上手い…。
身内への情の厚い、結束の固い集団って、
身内以外に対してサイコパスじみた残虐さを発揮することがあるね。
薩摩だけでなく世界的に。

関係ないが、そういう愛情や執着、強いこころとか、
なくそうか?というのが仏教。






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2025/09/21(日)

映画かんそう
「ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝」

架空の国で、家族を殺された少年が、
謎の中年男性に鍛えられて暗殺者となり、支配者に復讐する話。

めっちゃヘンテコな映画だった。
アジアのアクション映画、特に
「ザ・レイド」シリーズや、
20世紀の格闘ゲーム等々監督の好きなものを詰め込んだような。

モーリッツ・モール監督、
ビル・スカルスガルド主演、
狂った支配者にファムケ・ヤンセン、
レジスタンスの芭蕉にアンドリュー・コージ、
顔が取り柄の入り婿にシャールト・コプリー、
主人公の師にヤヤン・ルヒアンという面白い配役。

苦手要素注意
・痛い描写は無数にある
・普通に四肢頭部切断ポンポン
・子供が残虐な身体損壊を受ける
・薬物によるグロテスクな幻覚
・嘔吐
・虫を食べます

エンドロール後に1シーンあります。

ラストまでばれ

ビル・スカルスガルド虐待映画。
妹だろうなとは思っていたが、
もうひと捻りあるとは思ってなかった。
この監督さんのジョークセンスがよく分からなくて、
特に何度も繰り返された主人公が言葉を読み取れないネタ、
英語話者ならあれは面白いんだろうか?
もし正しい言葉が予測可能な空目なら、
翻訳も頑張ってほしかったけども、そうじゃないっぽい?

きょうだいと戦うヤヤン先生、ザ・レイドですね。
あと妹の武器はハンマーガールオマージュだと思う。
ビル・スカルスガルドとヤヤン先生の身長差、
約35センチなんだけど、
カメラの角度でうまく同等くらいに見せていた。
ヤヤン先生が優勢という組み立てだったが、
実際はあれだけ体格差があると何やっても効かねーと思う。
私の好きな、腕関節を極められた状態を
腕力で打破するアクションがあった。

全体主義の地獄から脱出した兄妹の生活、童話みたいだった。
(シリアルは例のあれだったけど)









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2025/09/22(月)

映画かんそう
「THE MONKEY ザ・モンキー」

スティーヴン・キングの短編「猿とシンバル」の映画化。
失踪した父親が残した不気味な猿のおもちゃ。
そのおもちゃがドラムを叩くとき、
不幸な事故が起きることに双子の兄弟は気付く。
兄からの執拗なイジメを受けていた主人公のハルは
兄の死を願って猿のおもちゃのネジを巻くが…というあらすじ。

原作は本当に短い話ですが、上手く伸ばした。
ハルとビル、息子のピーティーは原作の登場人物だけど、
原作では双子ではないし愛憎がもつれたりもしてない。

ラストまでばれ

猿がファッキンテンポのようにドラムを連打するところ、
笑ってしまった。
この映画が気に入った若い人は未見であれば
「ファイナルデスティネーション」がお勧めです。

スワッピング伯父、監督が演じてますね。
死に方が独創的でした。(蜂はいまいちです)
双子のお母さんが素敵な人で、
人が死んだ後に家族で「踊ろうか!」とは、
なかなか言えることではない。
幼い子に「結局みんな死ぬんやで」
という話を愛情こめてできるのも。
でもしっかり肩を抱いてあげてて、
あの記憶は兄弟の記憶の中に永久に残った。
人間が残すのはDNAだけではない。
キングは父が失踪しているので、
なんか原作者の人生と監督の人生が奇妙に融合した
不思議な生死観のホラーコメディという感じです。
ところで同監督の「ロングレッグス」との共通点ですが、
「夜に不審な物音がしたら、
中高年の女性が秒で銃を取り出して構えるシーンがある」
なにかこだわりなんでしょうかね。

長い余談ですが、「こんなことってある!?」っていう
負のミラクルはごく稀に起きますね。
私は落ちてきた丸紐瓦が、頭に当たったことがあって
(かするとかではなくガチで真芯にヒットして)
「死ィ!?」って思いました。
後日MRI、MRA検査異常なしでしたけど。
ミステリでよく人が死んでいる植木鉢や灰皿では、
実は人間は死なないかもと思いました。
頭蓋骨案外丈夫(個人の感想です)。
お母さんのセリフじゃないですが、
人は全員死ぬので、
やりたいことは後に残さず今やりましょう。法の範囲内で。

昔からのキングファンへのミニ情報ですが、
「猿とシンバル」が収録されてるのは、
「骸骨乗組員」じゃなくて
「神々のワードプロセッサ」ですよ…
(再読しようとして見つからなくてイーッ!ってなった)

猿のシンバルがドラムに変わったことについて、
おもちゃの商標云々おっしゃっているようですが、
スティックをクルクル回すあのタメが
いかしてるからじゃないの?と思っています。

映画には関係ないですが、キング先生、
バチバチの現大統領アンチで
マシンガンのようにdisを繰り出しておられるので
身柄が心配でハラハラしながら見守ってます。











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2025/09/23(火)

フェイクドキュメンタリー「Q」 ヘルタースケルター

ベトナム雑貨店を営んでいた母が急死した女性が、
品物をなんとか売りさばき店を閉じるが、
何か分からない物が残った。
その商品には写真とビデオがついており、
母の仕入帳を見ると数百万円で購入しているようだが、
という話を取材班が撮影しているというモキュメンタリー。

極力派手な現象を起こさず、本体を出さず(予算を使わず)、
ジワーーーっと怖くするのが上手いシリーズ。
今回は海外ロケがあった(たぶん)。

ラストまでばれ


遺影、呪物、撮影、お経(録音再生)が
リアルタイムパートで揃ってしまってる。

故人をアイテムの中に入れて呪物化して売る商売で、
その製造過程には生贄が1人必要なのかも。
お経、鏡、写真、呪物、螺旋階段を行って戻る撮影者、
灰をまく、がワンセットなのかも。

ただリアルタイムパートには鏡、螺旋階段、灰がないので
不完全な儀式になったかも。
お母さんが呪物(リュック)の新規メンバーにインしたかも?
してないかも?
(ただし脇にある写真の意味が分からない。
メインが非業の死を遂げた家族で、脇のは安売りの呪物とか?)











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2025/09/24(水)

仕事で遠方に行ったとき、
どうしても必要になったものがあって、
でも買いに行く時間がなく、
ホテルにないか聞いてもないという返事で、
ダメ元でエーイ!とAmazonの受け取り住所を
宿泊ホテルフロント預かりにして品物を注文したら
(フロントに許可は得ました。連泊。
それなりの値段のホテル)
夜に戻ってきたら普通に商品が受け取れてしまった。
みんなそれくらい当たり前に使いこなしているのかもですが
私はやったことなかったので便利でびっくりしました…。







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2025/09/25(木)

映画かんそう
「劇場版 チェンソーマン レゼ篇」

PG12
悪魔を身に宿した青年が、悪魔を殺し人生を狂わせながら、
周囲の生物たちとコミュニケーションをとって
自分を再構築していく話。
20歳前後の男性客が多いとは聞いてましたが本当に多かった。
みんなジャンプとかの話をしてる。

主題歌「IRIS OUT」、「JANE DOE」は
放映アニメと同じく米津玄師さんによるもの。
歌唱で宇多田ヒカルさんが参加されています。贅沢です。

エンドロール後に1シーンあるよ。

ラストまでばれ

レゼ篇、こうしてまとめて見ると力技だなーと思う。
ジャンプらしい異能バトルと、
可愛い女子がグイグイ来てくれるラブコメ、
それと日本文学人気のテーマ、だめな男のだめな生活の自省と、
恋愛で狂っていく日常そして純愛。

夜のプール、かわいい女の子が全裸になって
泳ごうって誘ってくる…みたいなの、
常日頃は「ケッ。撮影されたら一巻の終わりだよ女側は」
てなるほうですが、夜の学校のシーンは、
底の方に流れる微かな厭な予感がよかったです。

火の表現、たとえば鬼滅の煉獄さんの炎は、
植物あるいはそれに類するものが燃える、
強くて温かそうな火なのに対して、
レゼのそれはケミカルで毒々しいのが良い。
火花がすうっと滑っていく優雅だけど邪悪な動きとか。
かと思えば花火を思わせるカラフルな色になったりして、
これは漫画では出来ないな…と思いました。
(タツキ先生は、爆発とかエネルギーの流れを一枚の絵で
どう動いているか分かるように描く天才だけども)

マキマさん、格の落ちない女性強キャラだから好き。
でも私は10本映画を見たら5本くらいはまあ当たりだな…
と思うのでマキマさんと映画の趣味が合わない。残念…。

喫茶店のマスターの言葉、遠大な伏線かもな…と思った。






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2025/09/26(金)

第45回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2025

今回は、問題のバランスが良く、
尖ったイベント形式の出題もなく、
程よくエンタテインメント的だったように感じた。

印象に残った学校。

「社会の教科書に名前を残す人になりたい」
と語った女子がいた岡山大安寺中等教育学校(なりなよね!)、
1年生3人で来た灘、応援してた吉祥女子。
どこか忘れたけどメンサのメンバーになったという女子がいた。

印象に残った問題

・1912年にすでに女性専用車両があった
・江戸川乱歩には探偵業の経験なし
・株式会社は社名の真ん中につけてよい
・明治時代の人は犬のことをカメと呼んだ
・陸繋砂州という言葉を初めて知った
・お茶の三大産地は鹿児島静岡三重

・金閣銀閣と並ぶ銅閣がある、という出題は
 昨年偶然見学してますが、
 オーナーが銅閣と認識していただけで認知度は低いのでは?
・オタクなら全員コンクラーベを知っている気がするが違う?
・三権分立の三権を知らない?最近は教えてないのかな?

去年もそうでしたが「走る=感動!」
という手癖から脱却したほうがよいのでは…?
男女で距離のハンデが付いていたのは良かったです。
健康サンダルみたいなトゲトゲの上を裸足で走って問題を取ろう。
狭いブースでタマネギ1個を早くみじん切りにしたほうに
解答権を渡そう。お灸を我慢しよう。
目隠しして風船を割ろう。
最終的には足の悪い子や、視覚の弱い子、
話せない子も、みんな参加できるようになるといいですね。












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2025/09/27(土)

色々感想

逃げ若(ジャンプ掲載)
巴御前リスペクト、ダブル首ねじ切りだー!かっこいい!

メダリスト(モーニング掲載)
5拍子の曲で踊るって可能なんだろうか。
しかも厳密に拍子を合わせて動きをシンクロさせないといけない競技で。
5拍子の曲の代表といえばスパイ大作戦
(ミッション・インポッシブル)のテーマだけど、
指を追って拍子を数えないとどこが継ぎ目か分からないもんな私は。

でっどどんととーく(モーニング新連載)
人間とゾンビになった人間が共存している世界っぽい。
ゾンビの表現が少し認知症を思わせる。

プリキュア
新しい美少年の敵、どうせ響カイトとユニットを組んでた
昔の男でしょ!って思ってますが…。












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2025/09/28(日)

映画かんそう
「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」
原題:The Phoenician Scheme

ウェス・アンダーソン監督最新作。
ベニチオ・デル・トロ、スカーレット・ヨハンソン、
ベネディクト・カンバーバッチ、リズ・アーメッド、
トム・ハンクス等々、いつものことながら参加演者が豪華。

欧州屈指の大富豪、アナトール・ザ・ザ・コルダは
常に命を狙われているが持ち前のしぶとさで生き延びていた。
しかし一大プロジェクトであるフェニキア計画を前に、
自分に万が一があった場合に備えて
財産と計画の相続者である長女リーゼルを修道院から呼び戻す。
3人の妻を殺したという噂があるアナトールと
リーゼルの関係は最悪だが…というあらすじ。

金策のための父娘のロードムービー、妻殺しや浮気、
暴力、暗殺、とダークな内容ながら
(ちょっとだけ残酷シーンもあります)、
人物の動きや表情が所々動物アニメのようなので、
全編絵本のように感じられました。
相変わらず構図と色彩は完璧で、
リズムの良いセリフと効果音が一体になった
耳に快い音と合わさって総合芸術でした。
(画としてはザ・ザ・コルダの浴室を
真上から撮ったショットが素晴らしかった)

ラストまでばれ

父と子、あるいは父権的なものと
志の継承者の系統の話であるが、
ものすごく後味が良い。
父は死にそうで死なず、
相変わらず雨漏りのする家で
仕事終わりの父子がトランプなどをしているラストがとてもいい。

スクルージのように改心したのではなく、
元より殺しはしない、娘のビンタを受け入れる、
妻の死に関する浅はかな己の行いを悔いる、等々
生き残るに値する性質を持った人という気がする。
ザ・ザ・コルダ。
(奴隷制度を肯定していたが、それは改めた(たぶん))
カンバーバッチ氏は眼の印象が強く、
まるで神々しいボルゾイのようだった。
だがヌバルは生きるに値しなかった。

フェニキア計画、時代設定は1950年で
イスラエル建国より後だが、
地図にイスラエルの国名って映っただろうか?
フェニキアの国土の広さを見損ねた。

ザ・ザ・コルダは「Mr.5%」と呼ばれた
アルメニア人の実業家
カルースト・サルキス・グルベンキアンが
モデルになっているのではないかとのこと
(彼の息子の名はヌバル)。

予告
https://www.youtube.com/watch?v=Iqbv1UO-jms



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2025/09/29(月)

映画かんそう
「ひゃくえむ。」

魚豊さんの同名漫画を映画化。
生まれつき足が速く、
陸上選手として将来を嘱望された主人公の前に現れた、
狂気じみた熱意を持つ将来のライバル。
彼等のアスリートとしての時間を追った物語。
トガシを松坂桃李さん、小宮を染谷将太さんが演じます。

一部分は実際に走っている選手の映像を取り込んで
アニメーションに描き起こしている。
鈍足の私がこれまで知らなかった、
俊足の人間が見ている100Mの世界は圧巻だった。
規則正しい打撃のような足音、蒸気機関のような呼吸、飛ぶ風景。

お客さんは小中高校生が多かった。というか満席だった。

ラストまでばれ

人間の執着が何を成すか、
執着を核としての濃密な人間関係のお話になっている。
原作漫画の醜い人間エピソードをカットして、
純度が高まっていた。ただしこれは拒否反応を示す人もいるだろう。

選手があの状態になるまでに必要だったであろう家族の援助や、
様々なトレーニングはあまり描かれない。
この作品のメインはスポーツの精神性の部分が主題だからかな。












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2025/09/30(火)

映画かんそう
「ブラックバッグ」

ソダーバーグ監督新作。
英国NCSCの諜報員の主人公は、
内部の裏切者を特定する仕事を請け負う。
まずは容疑者5名を自宅に招いて食事会を催すが、
5人の中には彼の妻も含まれていた…というあらすじ。

この筋書きだと、4か国5か国を股にかけ、
爆発に次ぐ爆発…という展開を予想しますが、
主に会話による駆け引きと心理戦を楽しむ映画です。

主人公がマイケル・ファスベンダー。
美しく有能な諜報員である妻がケイト・ブランシェット。
フォーマルもオフも完璧に美しい顔とファッションの夫婦です。

ラストまでばれ

活け造りって英国では違法なの!?えっ!ナンデー!?

性行為後にペラペラ喋っちゃうのを
抑制する薬を開発したほうがよくない?
なんだろ、セックスしたからこの女は俺の陣地、
ゆえに安全地帯!って錯覚しちゃうのかな?
あと組織内が全員姉妹兄弟になりそうな勢いじゃない?大丈夫?
(理解してもらえないから別業種の人間とは
付き合えないというのはまあ分かるけど)

あと、ファスベンダーさんの釣りスポットって、
つまりは死体捨て場なんです?
捨てた死体を魚が食って、その魚を夫妻が食べるという、
そういうサイクルなんです?

スパイジャンルの死霊館シリーズみたいだなって思いました
(死霊館シリーズ=おばけも沢山出るけど、
ひたすら夫婦の愛と惚気を浴び続けるホラー映画)。


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