5月日記

----------------------------------------------------------------

2025/05/01(木)

今年の健康診断は初めて行く病院だったのですが、
効率重視というかめちゃ診察がざっくりしたところでした。
聴覚とか、片方1回ずつしか測定しないし、
視力はものすごく上がった
(私は普段眼鏡をかけてないので、
視力がいいのだろうという測定者の思い込みによるもの?)

終盤に鏡を見たら口の周り円形にバリウムがついていて、
もうすぐ死ぬ人みたいな顔でした。
以前の病院だったらお口の周りを綺麗にするタイムがあったのに!
(口の周りにつけずに飲食することができない大人)






----------------------------------------------------------------

2025/05/02(金)

マインクラフトを開発したプログラマー、
マルクス・アレクセイ・ペルソン氏のことを調べていて
(推定25億米ドルで会社をマイクロソフトに売却し、
億万長者になったのだそう)
「メンサ・インターナショナルのメンバーである」とあり、
メンサとはなんぞや?と検索したのですが
人口の上位2%の優秀な頭脳を持つ人が所属を認められる、
世界的頭良いグループの名前のようでした。

名探偵だけが所属できる組織とかは
時々フィクションで見かけるのですが、
頭良い人だけが所属できる組織って、
直球過ぎて漫画でもあまりでてこないような。

マルクス・アレクセイ・ペルソン氏は
新しくゲームを製作しようとしたり、
「.party()」という物語主導の
没入型イベントを主催なさったりしているそうです。
イマーシブフォート東京みたいなやつかな?と思ったのですが、
映像を見る限りはチャカポコキラキラした派手なパーティーに見えた。





----------------------------------------------------------------

2025/05/03(土)

色々感想

ショーハショーテン(ジャンプSQ掲載)
あたたかい系のネタを強化して、
後続の毒舌系を得意とするコンビの笑いをつぶすとかって、
そんなことができる…?
言われてみるとたしかに急に
毒舌の笑いを聞く態勢に切り替わらないような気もする。

いじめは、群れを危険にさらす個体を排除したいという
本能的なもの…って説はなるほどです。

ブルーピリオド(アフタヌーン掲載)
憧れていた、天才だと思っていた人が
プロにならないってそんなにショックで、負の感情を持つことかな?

前橋ウィッチーズ
ルッキズムの次は承認欲求の話だ!
子供の頃の憧れのお姉さんは
現在インフルエンサーモドキになっていて、
でもSNSのフォロワーは数千程度、
自分のフォロワー数は十万を越えている。
それがばれて憎しみをぶつけられる。
これもどうすりゃいいのよ…っていう。


中禅寺先生
敦子さんと千鶴子さんが出てきたー!
デザインが私の脳内とかなり違って面白いです。

GQuuuuuuX
かつて魔女と呼ばれたエースパイロットが、
引退して結婚して子供も産んだけど、
ふらっと戻ってきて殺し合いを始めるところ、
その女性が厚化粧でバスト1m金髪…みたいな人ではなく、
地味で小柄な普通のお母さんっぽい人だったところがなんかよかった。
(夫と子供は実在しないのでは?という説もあるようだが、
主人公の普通のお母さんとの対比なので、私は実在する派。
ガンダムの後続作品で息子を出したりできるし)
ところでさっくり人を殺して、
スン…とした感じなの、
思ったよりやばいキャラクターだなシュウジ。あとマチュも。






----------------------------------------------------------------

2025/05/04(日)

映画かんそう
「サンダーボルツ*」

ヴァレンティーナの指揮下で
暗殺と破壊の仕事を行っていたエレーナは、
日々の暮らしに意義を見出せず活力を失いつつあった。
そんな彼女が最後の裏仕事として請け負った暗殺の現場で、
殺し合いが始まり…というあらすじ。

監督ジェイク・シュライアー
MCU36作品目。見ておいた方がいい映画は
「ブラックウィドウ」
ドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」。
でも、MCUシリーズにおいて主人公ではない、
心ならずも人を殺したり、
犯罪に加担したりした人々が集まる映画だと把握していれば、
最低限の説明はあるので分かると思います。

宇宙人が侵略してきたぞー!無敵のヒーロー軍団出撃だ!
という王道展開が苦手な人むけだと思います。
このチームに神はいないし、天才の富豪も、
国家の象徴もいない。
何人かは心を病み、疾患を抱え、多くは人を殺している。
自分をまともな人間だとは考えていない人たちの集団です。

エンドロール後のあれが当然あります。

ラストまでばれ

アベンジャーズの路線とは極力変えてあって、
それは市街戦を必要最小限に、
メインを精神世界内での戦いとして
(製作費もかなり抑えられたと思う)、
チームリーダーは女性で、内心のつらさを素直に吐露し、
それでも弱者を守ります。
精神世界の使い方が上手く、
それぞれのトラウマを、語ることなく観客に見せる事ができる。
それでいて誰の問題も解決しない。
ただぶちまけて、寄り添ってもらったらマシになる。
それだけです。クール。

冒頭の、陰影の強いライティングで
真上から撮ったエレーナのアクション、
なるほどこういう見せ方があるのかと思った。
MCUが得意とする新体操的なアクションではなく、
舞台美術的アクション。面白かった。

内面の話に尺が割かれる。
ボブの抱える症状は双極性障害だと思うけど、
エレーナのそれは誰にも起こる精神の不調として描かれている。
でもユーモラスなシーンも多く
(きゅうり!きゅうり!ボブ?ボブ!)、
暗い映画という印象は全然ない。

人物別箇条書き

エレーナ
「ブラックウィドウ」やドラマ「ホークアイ」で、
その時々によって心情が変化している。
丁寧に描写されてきたキャラクターだと思う。
もともと好きだったがこの映画で更に好きになった。
フローレンス・ピューさんの演技力が遺憾なく発揮されている。
女性性は薄めだが、端々がすごく妹っぽい。

バッキー
スクリーンタイムが長い!
映画登場時間数分に慣れていたので
活躍に次ぐ活躍で動悸息切れがしました。
めちゃ格好いいバイクでの追撃シーン、
「イケ散らかしてる」「かわいいから許すけど」
と作中内での褒め言葉。
かと思えばあまり弁の立つ政治家ではない面や、
そこらへんにポタポタとソースをこぼしたり、
メタルアームを食洗器で洗うなどのギャップ演出、
メインキャラクターに近い扱い!
これまでずっとハンドラーか
指揮官的な人のいる現場にしか出てなかったから、
「作戦……?」ってなってるのがギャアって言うほど可愛かった!
現代になじんで積極的に人の輪に入り、
自分の魅力を知っていてそれを利用したりもする!
(メルさんは、バッキーに篭絡されたわけではなく、
無謀な善人でもなく、うまく立ち回っているところ良いですね)
トラウマを見せられても、
過去の記憶はハッピーなものばかりだから…
的に笑ってみせる余裕がありました。
たぶん彼の精神の底は
「ファルコン&ウィンターソルジャー」の頃で、
彼は様々な人の助けであそこを脱したのでしょう。
「今解決するか、一生抱え込むか」
これは常々自分に言ってきたことなのではないか。
意外だったのが、最後の展開について彼は肯定的で、
サムを説得しようとまでしたこと。
非人道的人体実験を主導した人物によって
結成されたチームなのに?
もしかしたら何か考えがあるのかも、でもないのかも。
下院議員になった理由は語られませんでした。
今後も語られない予感。
(関係ないけど「勝手にアベンジャーズを結成!?
キャプテンアメリカを差し置いて!?許されないよ!!」
とホアキンくんが切れまくってると面白いですね)

ボブ
予告の時点で、実験用モルモットが
人間の姿になったのだと思っていた。
エレーナが日常で言う独り言を全部聞いてたヨ…てきな(ラブコメ)。
違った。でも黒い人はボブだろうなと思っていた。
オタクなので人間の判別を頭部のアウトラインで行っている。
脚本上かなり巧く好感度を上げてくる。
男性性の薄い、子供のような無邪気な発言とふるまい。
トラウマを抱えた人が複数出る話なので、差別化している。

ジョン・ウォーカー
うーん、ドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」で
キャプテンアメリカの盾を使って、
抵抗の手段と意志をなくした犯罪者の喉を
潰して殺したのが引っかかっていて、
表舞台に立っていい人間なのか…?という気がしている。
他のメンバーみたいに洗脳されてたとか、
それ以外に生きる道がなかったとかじゃないからね。
でもバッキーを盾でかばってくれてありがとうね。
一旦休職して早めに専門医にかかってね。
あと、次に「左から失礼」って言ったら呪うからね。

エイヴァ
なんとなくフォスター博士と
ポカポカ生活をしているのだと思ってた!
生活費が必要なんだろうか?

タスクマスター
死亡を偽装したのだと思ってたのでびっくりした。
殺すために出したようなものなので、
役者さんを続投させられないような
悪い何かがあったのかと勘ぐった。
監督のインタビューでは、
ネームドキャラクターでも死亡する
シビアな世界観だということを最初に提示したとのことですが。

アレクセイ
冒頭、涙ぐましかった。
「どこ中よ?」みたいなノリで
バッキーに血清のメーカーを訪ねてたが、
アースキン印以外は皆パチモンではないのか?

ヴァレンティーナ
色々な人をスカウトしてきたので、
フューリの上位互換、スーパーパワーはないが
策略でヒーローたちを翻弄するタイプかと思っていたが、
本作を見るとちょっと違った。
明確に悪人だけど、抜けているので憎めない人という演出なのか…?
サンダーボルツの面々を悪人に仕立て上げ、
セントリーのデビュー戦とするという計画、
あまりに準備不足の穴だらけだし、
セントリーが銃弾を無数に受けて
復活したのを知っているのに
小口径の銃弾一発で安心しきっちゃってるのも謎
(あと「The Boys」を見ていれば
セントリーのコントロールなどという
愚かな真似はしなかったろう…ホームランダー…)
この映画のラスボスはセントリーだと思うけど、
彼、人を殺してない気がするんですよね。
この映画の中での大量死は、
大体ヴァレンティーナのせいでは?
そもそもアベンジャーズ結成と
彼女の違法行為は相殺されることじゃないと思うんですよ。
バッキーのこと「かわいい」って言ってくれてありがとね。
でも早めにラフトに収監されてね。

エンドロール前の記事
「Not My Avengers」って
「Not My Steve」のパロディかな?
他の見出しも当時の人気のタグかな?

エンドロール後のあれ
余剰次元って言った…????
それは別アースとはまた違うもの?????

ファンタスティック4予告を劇場で初めて見たが、
前回のリブートが真面目に能力を得るところからやって
大爆死したので今回はそこのところをスキップして
「社会とヒーロー」に尺を割くのかなと思った。
美術や色味が凝っていて素敵だ。
長らくリード・リチャーズの手足が伸びる映像が公開されず、
「ペドロ・パスカル氏の手足は伸びないのではないか」
と噂されていたが無事伸びていた。
手足が伸びるというのは実写で見ると
かなり間が抜けて見えるのだが、
角度とポージングでスタイリッシュにしていた。すごい。









----------------------------------------------------------------

2025/05/05(月)

ドラマかんそう
シリーズ横溝正史短編集4 金田一耕助悔やむ
「悪魔の降誕祭」

池松壮亮さんが金田一耕助を演じるシリーズが
もう4度目です。たぶんですけど製作費がすごくタイト。

監督さん、落ちが弱いと思われたのか、
妙なラストになった。
普通に、金田一さんを駆り立てたのは慈悲の心なのか、
それとも…という演出でいいと私は思うのですがね。








----------------------------------------------------------------

2025/05/06(火)

映画かんそう
「ある用務員」

2021年作
阪元裕吾監督

主人公は幼いころに父を亡くし、
反社の代表者に引き取られて育てられる。
そして戦闘の技術を仕込まれ、
反社の代表者の実の娘のボディガードとして
彼女の通う学校の用務員を務めているが、
ある日父を殺した犯人が誰であるかを知らされ…というあらすじ。

ベイビーわるきゅーれ、ちさまひの新規絵が見たくて鑑賞。
石あかりさんと伊澤彩織さん演じる
コンビの殺し屋女子高生が出ている。

ラストまでばれ

阪元裕吾さん脚本ではないので、
ベイビーわるきゅーれの原型ではないとのことなのですが、
うーんでもバッドエンド二次創作みたいで素敵でした。
特に石あかりさん演じるリカの死を察した、
伊澤彩織さんの絶望の表情が良かった…!
この頃、まだあまり鍛えられてないのか、
細い首をされていて花のようでした。

本筋のほうは、
用務員が女子高生のことをほのかに想ってた描写と、
JK殺し屋のぱんつが見えるところがちょっと…。
でも本田さんのキャラクター、
いかにも地味な事務方っぽい容姿と喋りで
繰り出すヤクザ仕草が、とがった演出でよかった。
9人の殺し屋が学校内で戦うところは、
阪元さん変わらないなーという感じだった。
(殺し屋の中にカグラギさんがいる)
撮影を一旦止めて、
再開したところの繋ぎ目が不自然な箇所がいくつかあったような?






----------------------------------------------------------------

2025/05/07(水)

映画かんそう
「あのコはだぁれ?」

監督清水崇さん。
GENERATIONSが、ファンから送られてきたテープを聞くことで
恐ろしい怪異が始まる「ミンナのウタ」続編。
過去に女学生が屋上から墜落死した事故があった学校での夏期講習。
いつの間にか生徒が1人増えており…というあらすじ。

このシリーズの怪異は女の子の霊なのだが、
よくあるように悲惨な目に遭って亡くなったとかではなく、
生前からサイコパスで人を殺しており、
そして自分の意志で死んで次のステージへ行った霊なので、
やる気が段違いに強い厄介な霊です。
「ミンナのウタ」は近年の粗製乱造という感じの
Jホラーと少し違った光る表現があり、割と好きでした。

染谷将太さんが出ておられます。
中務裕太さんも一瞬出ておられる(付き合いがいいですね)
エンドロールはお見逃しなく。

ラストまでばれ

生きとったんかワレ〜!と何度か思いました。
前作で好評だった無限リピートなどもアンコールがありましたが、
でも全体的には前作のほうが良い出来ですね。
探偵も校長もキャラクターが立っているので、
無事でよかったです。
毒親気味のお母さんは霊障とは無関係なので
ヒロインさんが自分でなんとかしないとだ。

お母さんクローが炸裂して
消滅したかと思われたさなちゃんだったが、速攻で復活していた。
さなさん役の女優さん、この映画の時点で24歳だ。
女子高生に見える。すごい。







----------------------------------------------------------------

2025/05/08(木)

浦沢直樹の漫勉neo(20)

大友克洋さんの回。
大友さんがいかに天才であるか、
という話を浦沢さんがオタクの早口で語ってくださって楽しかった。
2人が本当に親しくしておられるのも良い感じだった。

そもそもが「エクソシスト」や、
「ヘルハウス」などのホラーブームがヒントになったことや、
名前が「さるとびエッちゃん」へのオマージュであることなど、
知らない事が色々あった。
画の技術的な話は、消失点が多い、
団地の鳥瞰を逆さまにして浮遊感を出している等々、
聞いていると成る程と思うのだが、
参考に出来るようなレベルではないので全然頭に入ってこなかった。
漫画を読んでインスパイアを受けて漫画を作ってるのではなく、
音楽や映画や、他のジャンルを参考に漫画を描いている、
とのことだったが、一流の人は皆おなじことを仰るね。

連載で1話と2話の間が10か月近くあいているらしいのだが、
今ならありえない。10か月って、今の感覚だと5年くらいだな。
2019年を最後に、
以降新作を発表してらっしゃらないそうなんだけど、
寡作なかたなんだな。今更だけど。

そういえば明らかに童夢を参考にしているノルウェー映画
「イノセンツ」の話は出なかったな…。







----------------------------------------------------------------

2025/05/09(金)

シリーズ横溝正史短編集4 
金田一耕助悔やむ 「鏡の中の女」感想

カフェで人殺しの相談をしていた男女が、
その相談内容通りに殺されてしまうが…というあらすじ。
今回よかったです。シーズン4の中では一番になるかも。

犯人バレ

増本克子さん役の中嶋朋子さんの演技が良かった。
過剰に悪く演じず、狂ってもおらず。
魔が差すというのはこういうことで、誰にでも起きると思わせる。
シリーズ副題の「悔やむ」はこの話からなんでしょうね。

ラストも、男性同士で心のケアをしておって感心。
男同士で、もっとヨシヨシし合うといいよ!








----------------------------------------------------------------

2025/05/10(土)

色々感想

ヴァンパイドル滾(島本和彦先生サンデー新連載)
令和の若い男子を頑張って描いておられる。
ヴァンパイアでスターといえばレスタトを思い出す………。
福田雄一監督が「実写化の際は自分に!」
と営業しておられて(早ぇー!)、
成る程今の日本の映画ドラマの隆盛は漫画が担っているのだな、
と思った。

ライバルの藤田先生との対談も載ってましたが、
この2人はエンタテインメント的ライバルで、
見ていて楽しいですね。

シルバーマウンテン(藤田和日郎先生サンデー新連載)
美少年になってしまったおじいちゃんと、
天狗と、異界の話のようだ。
平田篤胤ネタであり、本人も登場する。

見た目は子供!テクニックはおじいちゃん!の格闘版になる…?
第一話というやつは、設定や登場人物など、
何かと説明が必要で、面白くするのが難しいのだけど、
さすが藤田先生で、謎ありバトルあり伏線ありの濃密な連載初回だった。

前橋ウィッチーズ
わっ。フォロワー数10万以上のSNSアカウントを、
欲しいと言われてあげた…。
年上の同性の友達の、一番の親友になれるのなら何でもすると…。
うーん、私はなるべくリスクの低い人を好きになる傾向があるので
理解できませんが、
人間は、相手が愚かな自己中心的癇癪持ちであっても好きになり、
そしてなんか揉めるのでしょう。
本人が強くてトラブルに耐えられるなら、
それでもまあ趣味ということで良いのではないか…無理のない範囲で…。

Gundam GQuuuuuuX
抑圧されてきた難民であるニャアンが殺傷兵器を手にして、
初めて味わう自己肯定感に高揚するシーン、
複数の意味でやばかったです。
マチュは、諸々考えが及ばず、
今のところ恋愛的な嫉妬に囚われている、ように見える。
人を殺せるというのが大人でクールであるという表現は
少し気になります。今後覆るかもだけど。
一枚岩に見えたジオンがバリバリに派閥抗争をしていたっぽい。
次週、キシリア閣下の身の安全が不安。








----------------------------------------------------------------

2025/05/11(日)

映画かんそう
「パディントン 消えた黄金郷の秘密」

老クマホームで暮らすルーシーおばさんの様子がおかしい
という手紙を受け取ったパディントンは、
ブラウン一家と共にペルーにやって来る。
しかしルーシーおばさんは謎の失踪をしており…というあらすじ。

監督脚本も変わったし、
ブラウン夫人役のサリー・ホーキンスも交代だし、
キャラクターが激しく路線変更していたらどうしよう!
と思って見るのを少し躊躇いましたが、
キャラクターも世界観も、ちゃんと守られていました。
爪痕を残したいとかそういうしゃらくせー理由で
パディントン世界にふさわしくない残虐描写や、
リアリズムをめり込ませるスタッフはいなかった。良かった。

相変わらずパディントンは礼儀正しく愛らしいクマだし、
ブラウン一家は少し風変りだけど良い人たちだし、
近所の皆さんも親切。室内美術は美しかった。
今回はアントニオ・バンデラス、
オリヴィア・コールマンというゴージャスなニューキャラクターが参加。

エンドロールの最後に映像があります。

ラストまでばれ

さすがに1&2を越えるというのではないが、
でも見終わった後ふわ〜っといい気分になる映画でした。
ヘイリー・アトウェルさんが
なぜか高慢なアメリカ人役で出ておられたが、
本当のアメリカの役者をキャスティングすると感じが悪いから?(笑)

強欲遺伝子がすごいキャボット家だけど、
あんな性格の悪い人たちでも
家系が途絶えない程度に子孫を残しているのがすごいね。

バードさんがペルーに残留したことになっていたが、
シリーズ卒業だろうか…。寂しいので戻ってきてほしい!






----------------------------------------------------------------

2025/05/12(月)

インタネットで話題になっていたお弁当。
デリカステーション 新大阪南店で販売されている
「空心伽藍堂 海南鶏飯」を買って食べた。
ミシュランで星をとったレストランのお弁当。
アレンジしたシンガポールチキンライス+蜂蜜叉焼が入っていました。
ジャスミンライスにハーブで香りづけがしてあって、
叉焼は複雑な味と香りがしておいしかった。

鶏は骨付きで、全体的にスパイスの匂いが強いので、
混みあっている時間帯の新幹線で食べるのは向いてないかもだ。

新幹線改札内にあるので、入場券を買って入る必要があります。
南改札を入って右手の端伝いに、
右へ曲がって数歩のところにある店舗です。











----------------------------------------------------------------

2025/05/13(火)

毎年この季節になると、
弊社新卒さんの写真と趣味などが公開になるので、
若いひとについて学ぶためにチェックする習慣なのですが、
これまでは各種スポーツと共に巨大派閥だった「旅行」が
2025年から消えた。
趣味に「旅行」を挙げるひとがゼロ人になってしまった。
まあそうなるか…パンデミック・円安・不景気・
一緒に旅行に行くような友達や習慣が大学で作れなかった等々…
思いつく理由が複数ある。
代わりに数字を伸ばしたのが「動画(YouTube)鑑賞」。

それ以外の、人数の多い趣味としてはペット、
サウナ、ラーメン、アニメ、ゲーム、漫画などがありました。
読書や映画鑑賞は、かろうじて1人か2人いる感じ。









----------------------------------------------------------------

2025/05/14(水)

ゴールデンウィーク中、自転車で転倒してハンドルが腹にめりこんだ。
病院休みだな…と思って放置していたら
紫色になった腹が明らかに膨らんできたので、
血か水?と思い、休みが明けてから病院へ行った
(食欲はモリモリあったので、消化器内出血は考えてなかった)。

CTを撮ってもらった結果、
「皮下出血しているが、自然に吸収される量なので心配なし」
とのことでした。
あと「バリウムが残ってますね…」との指摘も。
不安になって聞いたら、そちらも吸収されるそうで、
何でも吸収して、すごいな人体!









----------------------------------------------------------------

2025/05/15(木)



COVID-19の流行前は毎年行っていたお花見にも行かなくなり、
屋外でシートを敷いて食事をする機会がなかったのですが、
久しぶりに友達とピクニックに出かけました。
やっぱり地面に座って摂る食事は、何か特別おいしい気がします。

ところでその日ピクニックをしていた公園は
大変に犬を散歩させている人が多く、
何十匹も見掛けたのですが、
そのなかにやたらイキって
ほかの犬にキャンキャンと吠え掛かっている犬くんがいました。
飼い主さんが制止しないので、
吠えられた方の犬くんが離れるという大人の対応をしていた。
このイキリ犬くんが、
地面に座っている私達にも吠え掛かってきたので、
私は即座に歯をむき出して「カーッ」って吠えました。
犬くんは「シャ…シャベッタァァァーー!!!!」っていう顔をして、
黙った。
犬と同じ土俵に立って喧嘩をする中高年の女です。
やんのかやんのか!ピクニックは楽しかったです。










----------------------------------------------------------------

2025/05/16(金)

ところでピクニックの締めは熱い紅茶が良い派なのですが、
モンベルの500mlのサーモボトルを愛用しています。
非常に優秀なボトルです(真冬に入れた紅茶が翌日も熱い)。
しかしそろそろテクノロジーが進化して、
出先で湯を沸かして紅茶が飲めてもいいのでは?と突然閃きました。

私は旅行用電気ケトルを持っているので、
軽量のポータブル電源があれば、
屋外の自販などで水を買い、無限に紅茶が飲めるのでは…?

調べたところ、軽量ポータブル電源の重量は600gほど、
電気ケトル630g、合わせて1.2kほどです。
500mlのお湯を入れたサーモボトルの重量が730g。

1〜2人で少しだけ紅茶を飲むならサーモボトルが、
2〜3人の人間が何杯も熱いお茶を飲む場合は
電熱ケトルのほうがよさそうです。
昔は落ち葉などを燃やして湯を沸かし野点をしたそうですが、
今は電気のちからで湯を沸かせます。便利!






----------------------------------------------------------------

2025/05/17(土)

色々感想

魔男(ジャンプ掲載)
定番の仲間同士が殺し合わされる展開。
主人公は殺し合いでなければ調子の出ないタイプ。
急所以外ならどこでも刺せという友達。
よっ男前。問題解決の暁には、この子は主人公についてくるんだろうか。

ヴァンパイドル滾(サンデー新連載)
耐えるのに快楽を覚える主人公と、
彼を見て嗜虐に目覚める女性たち。
ちいかわのテイストを取り入れなさった感じなんだろうか?

シルバーマウンテン(藤田和日郎先生サンデー新連載)
5週後くらいにもう一人のおじいちゃんが
美少年になって出てくると思ってたが、
2話目でもう出てきた!早ぇぇ!

Gundam GQuuuuuuX
最初はガンダムを正史とする架空戦記ものだなあと思ってたけど、
段々ガンダムのFGOかも…という気がしてきた。

エグザベくんの窮地を救う緑のおじさん、
ジェットパックで飛んできたのかと思うと面白い。
ティンカーベルか?あと航空法とかどうなってる。
死体が出てもなんとかなるところ、戦後だ…。

ところでマチュのお母さんは毒親だという意見が強いらしいのだが、
年齢的にお母さんのほうに肩入れしてしまうのでびっくりしてしまった。
最上ランクの親だと思うけど!?

LAZARUS ラザロ
ミッド・サマーと人民寺院と
コロニアディグニタを足して割ったような、嫌な宗教組織でてきた。
1話目以降、ビタイチ状況に進展がないのは、不条理劇のよう。
それでも面白いけども。




----------------------------------------------------------------

2025/05/18(日)

映画かんそう
「サブスタンス」

かつての有名女優エリザベス・スパークルは
年齢を理由に仕事を減らされ、惨めさと屈辱を味わった。
しかし偶然から怪しい再生医療の存在を知り、
薬品「サブスタンス」を試すと、肉体に劇的な変化が現れ…
というあらすじ。

ルッキズム・エイジズムへの怒りと嘲笑が破壊暴力衝動となって、
男にも、女にも、社会にも、自分へも向けられ、
なにもかもがメチャクチャのクチャになって
口がポカーンと開くボディホラー映画でした。
痛そうなシーンが苦手な人はチラっとも見てはいけない。

男の寵愛を得るために若さと容姿に狂う愚かで醜い女たち…
みたいな一方的な描き方はしていない。
男はそれ以上にアホで醜くておまけに気色悪いんやぞ?って、
理解力が低い人にも分かり易いように描いている
(アニメーション作画のお手本になりそうなあの汚い食事の仕方…)。
全方向に突き刺さる釘爆弾のような映画。

デミ・ムーアが全身を晒して演技に挑んでいるが、
彼女の年齢を考えると冒頭の肉体の張り、
肘や膝や首の皮膚、体形等々、奇跡的な状態ですよ。
色々な年代の女性のお胸や尻などがボロロンするので
見たい人は見に行くとよいが、
お胸や尻以外も色々ボロロンするので興奮するには根性が必要だよ〜。

ラストまでばれ

育毛剤や白髪染め、美容液、染み隠し化粧下地、
勃起不全治療薬、リフトアップ等々、
人間は大小の差こそあれ、
体を多少傷めても科学の力を借りて老いに抗おうとする。
さらに完璧な、まさに若さそのものを
手に入れられる手段があったとしたら、
無関心でいられるひとは果たして何割くらいいるだろうか。

エリザベスのDIY能力の高さ
(ドリルも電動ねじ回しも使いこなし、
ちゃんと保護メガネをしている。ド田舎出身だから?)、
迷わず蹴りの出る生物としての強さ、結構好きですね。
女優でなくても、他の仕事で成功したのではないか。
デートの前の鏡のシーンは痛辛かった。
(でも相手の人にちゃんと行けなくなったってメッセージしてあげて…)

他のサブスタンス使用者の髄液を
奪いに行くラストかと思ってたが違った。
サブスタンスのカスタマーセンター勤務者、
ストレスなさそう…。
すべてのカスタマーセンターは
あほな客の電話はガチャ切りしていいよ!

特殊効果はちょっとださめだと思う。
もしかしたら80年代ホラーの手作り感がお好きなのかもだけど。
あとキューブリック作品もたぶんお好きだな。
しかしカーペンター監督作品のような80年代ホラー好きは
フェミニズム文脈で敬遠しちゃうだろうし、
フェミニストはぐちゃぐちゃのボディホラーなど見ないだろうから、
どういう層をターゲットにしたのだ?
暴れん坊監督か?などと考えていたので、
女性監督だというのを知って驚いた。
まあなんか好きなものを全部詰めたのかな?

すばらしい経歴を持つ大女優エリザベスとは
比較にならない卑小な自分の話をしてすまないけど、
容姿がかなり劣っていてよいことが1つあるとすれば、
容姿で得た人間関係や立場、成功体験が何一つないので、
老いても環境、体感的に変化がなく、
フンフフーンという気持ちで老いられることを挙げますね。
ただ、立ち上がる時の膝の描写、あれは痛かったな…(膝が悪いので)。












----------------------------------------------------------------

2025/05/19(月)

映画かんそう
「クィア QUEER」

ルカ・グァダニーノ監督。
20世紀半ばのメキシコシティで、駐在の初老のゲイ男性が、
若く美しい青年に惹かれるが…というあらすじ。
予想していたような
残酷で苦い恋愛ジャンル映画というわけではなかった。
そういえば予告では後半の内容に触れてなかったな。
原作はバロウズの同名小説。私は未読です。

経済的な余裕のある初老のゲイの
メキシコシティでの暮らしと、放埓な性、
ゲイコミュニティとの関わりなどが描写されます。
メキシコシティには犬がいっぱいいたんだな。
それと煙草や酒、眼鏡、食事、シーツの上に横たわる姿、
佇まい等、男性の美しさをフェティッシュに描いている。

水っぽいげろがあります注意。

ラストまでばれ

薬物酩酊描写がめっちゃ長い。
主人公の見る幻覚、ユダヤ人収容所がモチーフになっていたり、
あとバロウズが酔って妻を射殺した状況が
リアルと幻覚で2回あって、いいのかそれ…と思ったりした。

私は薬物によってチャンネルを開かれた精神が2人で融着して、
過去現在未来がなくなり、最期の瞬間には寄り添い、
また過去に戻り何度も愛でる関係になったのだと解釈しました。
(映画化されたテッド・チャンの小説のように)
序盤でダニクレの魂がユージーンの体を撫でたりするのは
秘めた思慕の表現かと思いましたが、
未来の主人公なのかな?と。
あと序盤にダニクレの体が
ブラウン管の走査線めいてぼやける瞬間がありましたが
あれも未来の主人公とつながったのだと思ってます。

ヤヘについて調べましたが
バニステリオプシス・カーピを材料とするアヤワスカは、
モノアミン酸化酵素阻害薬と組み合わせると
抗精神作用を発揮し、幸福感の増大、鬱の改善、
依存症の改善に効果があるそうです。
「一時的な自我の喪失を起こし
無意識と向き合うことで大きなセラピー効果をもたらす」wikipedia
自我を喪失するってどんな状態なのか。
認識能力はクリアなまま、自我だけなくなるの?
ちなみにアメリカでは違法ではないそう。

男性器は2回映ったけど結合部にはぼかしが入った。
フーンと思いました。

ゲロの直後にセックスするタフネス、
人種的なものか性別なのかは分からないけど、
安静にしてたほうがいいと思うよ…。

あっ、あとギドリーはアレン・ギンズバーグですよね。






----------------------------------------------------------------

2025/05/20(火)

映画かんそう
「ノスフェラトゥ」

ロバート・エガース監督。
ブラムストーカーのドラキュラを翻案した
1922年のドイツ映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイク作品。

ドイツの不動産会社に勤務するトーマス・ハッターは
異国の貴族との契約のために心が不安定な新妻を置いて長旅に出る。
新妻エレンは悪夢を見るようになり、
ヒステリーの発作を起こすが…というあらすじ。

あらすじは「吸血鬼ノスフェラトゥ」
おおよそそのままで、
解釈にエガース監督の独自色がある。

ラストまでばれ

女のヒステリーと性欲の関係、
あともしかしたら不遇な児童が性加害のターゲットとされること、
の要素が追加されている。

女は、男には分からぬ霊的な部分があり、
それは受難でありそれゆえに女は
生まれながらにして繊細で感じやすく
能力的肉体的ハンディキャップを負っている…
というキャラクターの類型は男女ともに好む人が多いけど、
私はあまり好きじゃないかもだ。
エガース監督作品は、これが前面に出ることが多いような気がする。

ストーカーの「ドラキュラ」のミナ・ハーカーは、
書かれた年代を考えると割と理知的に表現されてた。

ちなみに1992年の「ドラキュラ」の監督はコッポラ。
ドラキュラがゲイリー・オールドマン、
ジョナサン・ハーカーがキアヌ・リーブス、
ヘルシング教授がアンソニー・ホプキンスでした。
(衣装デザインが石岡瑛子さん)
こちらはドラキュラの妻の生まれ変わりがミナという
ロマ〜ンチックな要素が追加されていた…。





----------------------------------------------------------------

2025/05/21(水)

映画かんそう
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」

人間を滅ぼそうとする人工知能
「エンティティ」との戦いを描いた後編。
今回は約30年続いているミッション・インポッシブルシリーズの
総まとめ的お話でした。
シリーズを何となく追っている人は
「あ〜〜〜!あのときのあれ!」
「うわ〜〜〜懐かしい〜〜〜!」ってなると思います。
やっぱりこういう、世界の危機に際して、
英雄が何かを代償にして勝利する…
すごい暴力、すごい爆発、すごい破壊、すごい試練…光…
けれど一抹の寂寥感…みたいな映画も、ずっとあってほしい。
昔はイケイケどんどんの無敵スパイだったイーサンも、
年月を経て「これ無理かも…」「しんどい…」
という表情をするようになり、
負の感情よりも信頼や友愛が大切だ…というような、
ソフトなことを言ったり態度で示したりするようになった。
時代に合わせて地味に変化している。

ラストまでばれ

アクション、というかステージ設定は相変わらずすごかった。
沈没した潜水艦の中、複葉機のうえ。
しかしシリーズずっとそうなのだが、
撮りたいステージが先にあって、
それに合わせて起承転結が展開するため、
何かが割を食ってしまう。
今回はエンティティとガブリエルが、
子供向けアニメ番組のいじわるな悪役なみに低い知能にされてしまった。
自動制御なしの複葉機を用意してる。
しかも2機 (ドヤッ)…って
なんでそんなことイーサンに喋らないといけないの?
あとAIのエンティティくんは
オンラインのすべての機器や
すべての監視カメラにアクセスできるんだから
人間どもの会話による作戦伝達全部見放題でしょ…。
POIのサマリタンはもっと仕事ができました。
エンティティくんは、正直怠慢が過ぎると思います…。

キャラクタの死も「なんかいいセリフを言って死ぬ」
というのがまず先にあるため、
普通の映画ならラストに出てくるような
面倒くさい仕掛けの大量破壊兵器が突然出てくる。
吊っとけば縄一本で済むのに。
どう調達したの。いくらかかったの。
(私はイルサのことをまだ怒っています
ガブリエルにではなく制作陣に。
今回は、役者さん都合かもしれないけどさ。
もうなんか寂しいからこのまま
シリーズ終わってほしいって気分になりました)
あとベンジー死んだと思ったでしょ?思ったよねェ〜?
みたいなラストシーンの流れにもイラッとしました。
ラストのベンジーはかわいかったけどな!!!!

ところでラストの
「再会はずっと先のことで構わない
(ゆっくり来い)」というニュアンスの台詞が、
「すぐにではないよ」という字幕になっていて、
短納期の仕事を請けてきて、
詰められている営業みたいだな…としんみりしながら思いました。

イーサンは相変わらず安全策を一切講じないので
見ていて怖かった。もはや死にたいのではないかという段階。
あと進捗の連絡もしてこないし、ノウハウの構築もできないし、
いくら有能でも彼がいなくなれば無に帰すので、
組織として雇用し続けるのは問題あるよ…(雇用者目線)。

今回よかったところ、AIが敵なので、
ビデオテープなどの昔ながらの小道具や、
レトロな媒体が出るのに説得力があった。
あと当然ながら過去ねたは嬉しかった。
AIによってチョロく悪意を増幅される人間に対するイーサンの
「SNSの(インターネットの)見すぎだ」という言葉は、
ネットミームになるべき。
最近時々見かけるようになった、
女性アメリカ大統領キャラクターの中で
上司にしたいNO1のアンジェラ・バセットさん。
冷静で威厳のある振る舞いや、
落ち着いた低い声もさることながら
周囲の同性から静かな友情を向けられているあの感じ…。
仕事ができてコミュニケーション能力も高い上に人柄もいいな!?
イーサンが女掏摸とビッグなキスをキメず、
淡白に終わったところ、心からよかった…
(ヘイリー・アトウェルさんが好きなので、
なるべくへイトが集まってほしくない…)。

色々愚痴りましたが
観客を楽しませようという精神にあふれた映画であることは間違いなく、
サービスを堪能しましたよ。






----------------------------------------------------------------

2025/05/22(木)

レモンが安かったので自家製レモネードを作った。
輪切りにして、(私は)皮をむいて、
消毒した瓶に、1個分を入れるたびに
ハチミツ大サジ1、砂糖大サジ2〜3を載せる
これを繰り返します。



常温で1週間放置。
出てきたエキスを炭酸で割ったりお湯で割ったりする。



簡単でおいしいです。











----------------------------------------------------------------

2025/05/23(金)

ずっと中華料理店で出てくるような、
モチモチ大根餅が食べたかったんですが、
複数のレシピで何度作っても、
やわらかいチヂミみたいになるので、
なんでェー?ってなってました。
私がいままで作ってたのは福建式で、
食べたかったのは広東式だというのが分かって、
両方作ってみました!



手前の白いやつが広東式、
その右隣の茶色くなってるやつが福建式
(小麦粉や片栗粉を使うアレンジ版)です。
ちなみに広東式は、蒸したまま食べるのと、
そこから焼くレシピの2パターンに更に分かれます。

大根200gくらいで広東式の小さいパウンドケーキ型一つ、
600gくらいで福建式のフライパン2枚分ぐらい。
つまりダブルで作ると大根1本がスルッと消えます。

大根餅の良いところは、
冷凍してもあまり変わらないところですね!
大根の煮物は、きれいに作っても
冷凍解凍するとゴミみたいな見た目になるので私は大根餅派です…。


こちらの台湾式のレシピを参考にさせていただきました。
https://note.com/arisa_okashi/n/n15eb8895c8d8










----------------------------------------------------------------

2025/05/24(土)

色々感想

逃げ上手の若君(ジャンプ掲載)
おまけの解説で、信長の小姓で
森蘭丸の前任者が有能な人だったが
戦運が悪く討ち死にしたという話が出たが、知らなかった。
万見仙千代。

鵺の陰陽師(ジャンプ掲載)
すっかりバトル展開が休止になり、
主人公を巡って複数の女の子が争うラブコメになっているが、
めきめきと順位が上がっている。
主人公を巡って複数の女の子が争うラブコメ、
名探偵のやつと高校生家政夫の話がすでにあるのに、
ラブコメを望む人が多いのだな…。

ショーハショーテン(SQ掲載)
嫌悪感を持たれた状態で無理矢理笑わせることが可能なんだろうか。
嫌いな相手のジョークで笑うのは難しいからな。
というか双子トリック!?

ワートリ(SQ掲載)
今の章、まるごとビジネス書に載せられそう。
たしかに全員要領のいいシゴデキタイプだと、
同じ問題で全滅する脆弱な組織になってしまう。

ブルーピリオド(アフタヌーン掲載)
ギャラリーストーカー問題だ〜!
先輩が画家を目指してないから撃退できたけど、
アーティストを目指している女性だと対処が難しいね…。

小市民
合意を得ずにキスしようとしたので、
相手のプライドをバキバキにへし折るために画策したという小佐内さん。
アニメでは男子学生がガールフレンドに
不意打ちでキスをするのはロマンチックなことだと演出されがちなので、
余計にぞっとするような描き方をされていた。
でも頭の良し悪しと、人を傷つける傷つけないは、
実はあまり関係がないんだよ小佐内さん。

Gundam GQuuuuuuX
すごい情報量だー!好きな男のために何不自由ない生活を捨てて、
金庫の中の現ナマを盗んで逃げる女子高生となったマチュ…。
映画を見た段階では、ここまでドロドロするとは予想不能だった。
エンディングみたいに、
ニャアンとマチュがずっと仲良くする話だと思うじゃん…。

緑のおじさん、ザビ家殲滅を目論んでいた!





----------------------------------------------------------------

2025/05/25(日)

映画かんそう
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」

荒木飛呂彦先生の漫画を原作とするシリーズ2作目の映画。
ヘヴンズドアという能力を持つ漫画家岸辺露伴が、
旅行中に懺悔室で奇妙な告解を受けるというあらすじ。

原作では露伴先生が告解室で話を聞いて終わる短い内容なので、
どう増やして2時間にするのか…と思っていたら、
とても自然に膨らませてあった。脚本は小林靖子さん。

ラストまでばれ

ルーブルの時はどうかと思ったが、
今回は原作未読の人が見たら
どこが映画オリジナルなのか分からないのではないか?
譬えるなら平屋が2階建てになった感じ。

呪いを受ける男の設定が日本人になっていて、
井浦さんが演じたのですが、
荒木節を表現しようという熱意を感じました(笑)

イタリアの建造物と衣装が美しかった。
露伴先生、泉編集のお洋服、
装飾が多いけどもコスプレ感はなく上品だった。

映画、吉良吉影と杉本鈴美さんのお話を
ファイナルでやってほしいですね。たぶん泉編集が狙われるだろう…。













----------------------------------------------------------------

2025/05/26(月)

映画かんそう
「落下の解剖学」

雪の積もったフランスの山荘で、住人一家の父親が転落死をする。
当時家にいたのは妻と、息子。
しかし幼い息子はほぼ視力がない状態だった…というあらすじ。

ミステリではないと聞いていたので劇場鑑賞を見送りました。
夫妻は諍っていた、夫は鬱を患っていた、
妻には浮気の過去があった、等のソフト面の追求と、
自殺であったとしたら血痕と傷が不自然、
他殺であったとしたら姿勢が不自然、
等のハード面の追求があり、なるほど解剖学…と思った。

犬が人間によってひどい目に遭わされます。

ラストまでばれ

ドイツ人の妻が、フランス人の夫と結婚して
フランスで暮らしていたので、陪審員も裁判官も皆フランス語で、
自分の人生を決定する弁論を、第二言語で喋らなければいけないのって、
苦痛だろうなと思った。夫のカウンセラーが、
妻を犯人だと印象付ける発言をガンガンしてくるのに
ろくに反論できないのはこわい
(結局英語で発言させてほしいと希望して、それが通り、
英語で喋った。それでも第二言語じゃん)。
結局彼女が無実かどうかは分からないのだが、
いくらなんでもあんな自分に嫌疑がかかりそうな状況で
殺しはしないだろう…頭の良さそうな女性だし…。
結局彼女が無罪かどうかは演じた女優さんにも知らされなかったとwikipediaに書いてあった。

あと父親が落下して血が飛び散る一連で再現CG映像で、
父親が母親に追い詰められていた様子を証言で
聞かされる子供にびっくりした。
日本だと出席が認められないような気がする…。

犬が名演技過ぎて本当に死んだかと思った。
愛犬家さんの意見は、
子供だから許してやれ&処せ!に分かれると思う。

妻が夫の小説のアイディアをパクった云々は
ちょっと笑ってしまったのですが、
主人公の人生が分岐する話は
2019年にジャコ・ヴァン・ドルマル監督が撮ってるので、
そんな世紀の発明的アイディアではないって言いなよ弁護士。







----------------------------------------------------------------

2025/05/27(火)


ニラのポタージュを作りました。



煮たニラ&ササミをフードプロセッサで砕いて、
バターと牛乳と味覇(関西以外のひとはコンソメでいいですよ)、
塩胡椒を加えて更に煮ます。
アリシン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、
カリウム、葉酸、食物繊維に加え、動物性たんぱく質、
ビタミンB6、脂質、カルシウム、ビタミンB2、
ビタミンB12などが一気にとれる完璧食品です。
これに炭水化物でも足せば栄養バランスバッチリの食事になります。
夏に備えて大量に作って冷凍しましたが、
ちょっと気が早かったかも…。夏が来る前になくなりそうです。

ちなみに匂いが強いので、苦手な人およびNGな環境の方には無理です。



----------------------------------------------------------------

2025/05/28(水)

漫画かんそう
「フールナイト」安田佳澄さん
既刊10巻まで

近未来、日照が減ることで植物も打撃を受け、
酸素がへりつつある地球。
政府は一定の条件が揃った人間に、植物になる処置を施し、
酸素を生み出すことで対策としていた。
しかしその処置の際に支払われる報奨金目当てに、
条件を満たさない貧しい人間が転花を受ける事があった。
転花院の職員である蓬莱ヨミコは、
審査を受けに来た幼馴染が嘘をついていると気付くが…というあらすじ。

おすすめを頂いて少しずつ読んでいました
(ありがとうございました)。
光の差さない地球、開く一方の格差、
貧しい人間に命と尊厳を差し出させて生きる富裕層、中産階級。
暗めの世界観の中で展開する、
サスペンスとアクションと、少しのボディホラー…
独特の雰囲気が素敵でした。
植物に移行する肉体はグロテスクなんですが、
画風が乾燥しておられるので、それほどにはおぞましく感じられなかった。

ねたばれ

連続殺人鬼のアイヴィーの事件とか、
どうしようもないけど、優しい瞬間もあった…。
様々な事情で植物となった人々を
さらに家具として愛用したいという人間、
そんな奴いるはずがないとは言えない。
むしろいるだろうと確信する。
家具そのものの美しさ機能性よりも、
人間を永久に所有し使役できる事に価値を見出すやつらが必ずいる。

10巻まで読んでなんとなく大筋は見えてきた気がしますが、
この漫画のよいところは大筋に集中せずに、
日常の小さな事件にまた戻ってくれるので一息付けるところです。
登場人物全員怪我が多くてハラハラする。
ヨミコさんは、私の脳内ではシンゴジの頃の市川実日子さんだな…。

Netflixでのドラマ化希望です。








----------------------------------------------------------------

2025/05/29(木)

シリーズ横溝正史短編集4 
金田一耕助悔やむ 「湖泥」感想

シーズンラストの作品。こちらもよかった。
僻地の村で、反目し合う2つの家の長男2人が同じ娘を好きになり、
片方が婚約の約束を取り付けるも、
その娘が失踪してしまう…という事件。

ねたばれ

ほぼ内容を忘れていて犯人も思い出せなかったが、
まあ消去法で分かった。
現在で言うところの無敵の人。
理想的な福祉があり適切な治療を受けていれば起こらなかった。
でも令和7年現在ならカバーできたかというと、そうではない気もする。

ところで眼鏡率99%の謎の村だったな…。






----------------------------------------------------------------

2025/05/30(金)

ドキュメンタリーかんそう
「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の撮影風景と
インタビューをまとめた1本。
主役の二人が体調不良でダウンしたり、
アクションで足を痛めたかたが病院へ行ったり、過酷そうだった。

アクションの一手一手に意味があって、
キャラクターが判断した結果であるというのが分かってよかった。
アクションの撮影開始は「せーの!」
という大きな掛け声で始まるのだが、
拍子があって、それを要(かなめ) にして皆が動いているのだと思う。
難易度の高いシーンは、せーの!の掛け声も緊張していて、
見ている私が嫌な汗かいた。
でもダンスとパズルが融合したみたいな動きで美しかったです。

池松壮亮さん、シリーズ3作目の、
リアリティラインの結構難しいこの作品に
違和感なくヌルっと入ってきて、すごい存在感で作品を牽引した。
最初は女性の腹を蹴るなんてありえないと思っていたが、
伊澤さんがものすごく強いというのを知って、
いけるようになったとのこと。
前田敦子さんの素の笑い声がギャハハハで面白かった。

ベイビーわるきゅーれ無印は、
今見たらたぶん「うーん…」 って思う箇所も多いだろうけど、
3のナイスデイズを見るために是非ご覧いただきたい未見の方には。
というかダルければ3から見てもいいのでおすすめです。

伊澤さんについて発言する高石さん(高はハシゴダカ)、
「家族、友達、恋人、仕事仲間とか、
全部の枠に入れたくない人ですね。
一生ちさととまひろでいたいというか。大切な存在ですね」
うわー!ビジネスでの発言だとしても、
よく練られた表現をしてくださって嬉しい。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=kC5cMbCmJvE










----------------------------------------------------------------

2025/05/31(土)

色々感想

魔男(ジャンプ掲載)
デスカラスさんの技、毎回作画コスト地獄で、格好いい!

カグラバチ(ジャンプ掲載)
10年間、ゆがんだ兄の暴力を受け続けたので
自然と肉体が強くなっていた…って
ジャンプ史上トップクラスのつらい特訓だな…。
ぶっ殺して家を出られてよかったね…はくりくん。

超条先輩(ジャンプ掲載)
関係ないけど作者のかた、ご結婚されたのめでたいです。
佐門先輩の頃、ごきょうだいの結婚式に、
お仕事が押しすぎで行かれなかったのを記憶してます。

前橋ウィッチーズ
ルッキズム、承認欲求、ヤングケアラー、
配信者のセクハラ、という問題を連続で扱ってるんだけど、
全然重くならないのは女の子が最後に歌って踊るからだなたぶん…。
なんとなく上書きされて終わる。
ヤングケアラー問題は、
「周囲の人に助けを求めましょう」という決着で、
やや物足りなく感じたが、
配信者のセクハラは、さすがにファンに周知されてほしい…。

Gundam GQuuuuuuX
めちゃくちゃ面白かった8話!
ケーキふたつが対比になっているのも、
サスペンス調になっているのも、最後に全部もってくマチュも、
全部良かった…。
ミゲルのケーキを食べたいけど、
案外ああいうケーキって売ってないよね
(営業妨害にならないよう配慮なさったのかもですね)
気が早い界隈はシロウズとシャリアのカップリングを形成しつつあった。
白飯とか、うまいことを言うなハハハ。

LAZARUS
メイン登場人物、元ロシアのセクシーな女スパイで、
椅子に縛られて拷問されると言えばナターシャだけど、
同性の上司と肉体関係にあった描写があって、
日本のアニメでは珍しいな〜と思った。








----------------------------------------------------------------