7月日記

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2023/07/01(土)

色々感想

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(モーニング掲載)
魅力的な異性を断って、義のために同性のもとに駆け付けるというの、
男性主人公だとよくあるパターンだが、これは男女逆転版だな。

ヒロアカ(ジャンプ掲載)
トガさんの、
「生きやすく産まれただけのくせに」
「ルールに合ってただけのくせに」
「そっちの尺度で私を可哀想な人間にするな」
というのは色々考えてしまう。

だんドーン (モーニング掲載)3話
毎回勘違いが少し絡む、シチュエーションコメディみたいなところがあって
でも内容はわりとシビアで面白いです。

(1話はこちらから読めるようです)
https://morning.kodansha.co.jp/c/dandawn.html

ブルーピリオド(アフタヌーン掲載)
ちょっとサイコサスペンス風の引き。
天才の死の章になるの…?

ラストマン
津田健次郎(父)→「かわいい…」→大泉洋
寺尾聰(父)→「かわいい…」→大泉洋
上川隆也(兄)→「かわいい…」→大泉洋
福山雅治(兄)→「かわいい…」→大泉洋
永瀬廉(甥)→「守りたい…」→大泉洋
という、大泉さん主人公の乙女ゲーみたいなオチだったが
面白かったです。
兄はサクっと大泉さんをアメリカに来ざるを得ない立場に持っていったりして
今後もラブがコメしそうな楽しい終わりだった。

家康
家康の築山殿の件、
歴史通りにやると家康の好感度が爆落ちしてしまうので、
瀬名が本当に謀略をしていた路線にいくのかー、と思っていたが、
「中部地方一体を一つにまとめるEUてきな構想があって、
周囲の有力者を皆説き伏せていた。
治世のスケールでも、人心掌握の面でも家康を越えていた」
という流れになってきて、歴史ifものみたいだけどスゲーって思った。
ただ瀬名は、メンツや意地が理由で合理的な行動をとらない
人間のことを理解できず、そこを読み違えた。

「おなごの幸せってのは、男にかわいがってもらうことだろ」
というプロポーズの返事で
「殺すぞ」
って大河ドラマで言っちゃうの、いいですね。
年配の視聴者は馴染まないだろうけど。
「えっ……」っていう山田さんの戸惑いの演技、うまかった。








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2023/07/02(日)

映画かんそう
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

インディ・ジョーンズシリーズ5作目。
1969年、月面着陸を果たした飛行士たちが凱旋をする日、
インディは教授職の定年を迎える。
事情があり、生きる気力が希薄な彼のところへ
かつての友人の娘であり名付け子のヘレナが現れる。
彼女は、かつてインディがナチスから奪った
アンティキティラのダイヤルを探し出そうと持ち掛けるが…というあらすじ。

序盤の、吊られそうになるインディ、からの大崩壊、
すごく当時の映画っぽいゴージャスさとバカバカしさがあって懐かしかった。
インディが若い姿で魔法のようだった。

虫苦手な人ちゅうい。

ラストまでばれ

ラストがすごく良かったので、一気にこの映画への好感度が上がった。

ヴィランのマッツ・ミケルセン、いつものクールで非情な男かと思ったら、
学者設定のせいかわりとどんくさいヴィランでかわいらしかった。
かわいらしいといえば今回の足引っ張りかわいこちゃん役バジルくん、
演じたトビー・ジョーンズもユルゲン・フォラーと同じく
ペーパークリップ作戦でドイツからアメリカへ来た科学者をMCUで演じている。

最後、歴史オタク嬉ションシチュエーションで、
推しに会って言葉を失っているインディに、
そっかー、ここで生きていくラストかー、良かったじゃんと思ったんだけど
ヒロインがパンチで我を通した。
でもあの終わり方を見て、
親しい人もいない、生きがいもない状態であの場所へ行くのは
逃避であるなと気付いた。
大切な人があり、また戻りたいがそれでも行くというのなら行っても良かったけど。
懐かしい過去のシーンを演出で使用するの、ぐっときますね。
ヒロインだけがどんどん若返っていく映画もありますけど、
ずっと妻だけを思っているというのはとてもいい。

ちなみにこの世界の時間の法則は多元ではなく、不変式。

ちょっとな…と思ったのは、無意味に人が死にすぎるところ。
大学の職員さん、はまあ敵の非情さを表現したかったのかもだけど
友人のアントニオ・バンデラスさん、殺さなくてもいいだろ。
あと友人が自分のせいで死んだらもっと引きずるでしょ……。
もしかしたら命の価値がやや軽かった、50年前の死生観なのかもだけど。

最後にジェームズ・マンゴールド監督の名前が出てびっくりしてしまった。
「LOGAN/ローガン」「フォードvsフェラーリ」「ウルヴァリン:SAMURAI」
クールさもユーモアもスピードも、毎回違う。
カメレオン俳優とは言うけど、カメレオン監督という言葉もあってよいのではないか。







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2023/07/03(月)

映画かんそう
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」

芭流覇羅との抗争を描くシリーズ2作目の後編。
東京卍會を抜けた場地を連れ戻す使命を受けたタケミチは…
というあらすじ。

タイミング悪く、公開直前にメインキャストの1人が事件を起こし、
公開が危ぶまれたが、封切られた。
最近公開直前に事件が起きて公開延期になった邦画があったが、
基準はやはり死者の有無だろうか。

内容ばれ

ヒナタさんに別れを告げるのってこのタイミングだったろうか?
というか何回やり直しても、誰かが思いもよらぬ行動をとって破綻するので、
廃墟ホテルとかに全員拉致してずっと監禁しておくか、
ヒナタさんを連れて2人で国外へでも行きたいな(大人なので気が短い)。

一虎役の村上さん、イメージに近いかと言えばそうでもないけど
演技力が高いのと、あの怨嗟の言葉が似合う声が印象的な役者さんなので
休業は惜しいな。
というか続編はどうなるんだろうか。







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2023/07/04(火)

ネットで色々なレシピ、お料理のコツを学びましたが、
私が一番大きな知見を得た!と思ったのは
「食材は冷える時に味が染み込む」
でした。
2日目のカレーや2日目のおでんの謎が解けた。

この説を踏まえて、めちゃくちゃ上達したのは豚汁です。
ゴボウや里芋、にんじん大根 (下処理済のこんにゃく)など、
味のしみにくい食材をゴマ油と味噌と生姜を使って
強火でギャンギャンに炒める、
その際味噌が少し焦げるくらいが望ましい。
そうしてから一旦冷まして、再度肉を炒め、
作った汁の中に冷めた食材を投入して加熱すると、
びっくりするくらいおいしい豚汁になるので、冬にでもお試しください
(7月)。

もちろんカレーなどにも応用できますが、豚汁ほど劇的ではない….
(ような気がする)。
私は寸胴鍋に10人分くらいこしらえて、小分けにして冷凍してます。
たくさんの野菜を炒めるときは、3回くらいに分けたほうがいいかも。






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2023/07/05(水)

映画かんそう
「タイラー・レイク -命の奪還-2」

前回の戦闘で体に障害が残り、
傭兵を引退したタイラー・レイクだったが、
縁の深い人物からの依頼で、
ジョージアの結社と戦闘になる…というあらすじ。

監督はMCUでスタントを務めたサム・ハーグレイブ。
原作はジョー・ルッソ原案のグラフィックノベル「Ciudad」。
同じくジョー・ルッソ脚本。

銃器とプロテクターと、身体能力の合算による優劣、
ある程度シビアな(でもエンタテインメント的でもある)戦闘を描いていて、
バランスが好きなシリーズです。Netflix作品。

全体的にすごく見やすいんだけど、
このシーンとか、スゥーっと車に入って、スゥーっと出て、
ドローン撮影かな?と思ったが、メイキングを見たら普通に
手でカメラを握って撮影していて驚いた。
https://www.youtube.com/watch?v=jjwiraMqrbU
スクリーンで見たら更に大迫力だったろう。

ラストまでばれ(一部分子供に対して辛辣です)

感情による暴力ではなく仕事のそれなので、
激情のままに叫んだりしないし表情の変化も少ない。
常に視野を広く保ち、行動を起こせる姿勢。無駄がない。
秒ごとに優先性の高いアクションを取り、
緊急でない行動は後に回される。
たとえ自分の体が燃えていても、他を優先する場合は消火しない。
銃撃も、見ていて「そっちを先に撃つんだ?」 という判断があるが、
数秒後に腑に落ちる。 熟練の仕事だ。
タイラーと同じく、訓練を受けたフル装備の相手も
銃弾がヒットしても効かないのがリアルだった。
装備の隙間を狙うわけだが、甲冑を付けた戦闘と同じだな、などと思った。

多人数vs1人で、いまのところ一番説得力がある格闘だった。
完全な装備と武器と、体格差があっても押され気味という。

その人形の電池をあらかじめ抜いておけば、
映画は40分で終わったのに…。
「クワイエットプレイス」さえ見ていたら。
あと子供。お前が代わりに死ねばよかったのに。ヤズー!
(ニックとヤズの顔が好き……)

少年が、安全と消費を満喫して女上司の下で働く世界よりも、
命の危険がある世界で妻と子供をぶん殴って暮らす人生を選ぶことは
十分にあり得ることだが、後者の人生を過ちであり悪と見做すのは
実は女性orリベラル側の自衛的な攻撃だと私は思う。
この映画では悪人に洗脳された可哀そうな子供、という風には描いていないところ、
上手いなと思った。
家父長制の内側にいて、自分より格下の母親のことは好きだが、
家父長制に歯向かう母親は敵に近しいものとして捉えていたような印象。

タイラーくん、一生障害が残るようなこと言ってたけど、
その気になったら6週間で爆速リハビリして、元に戻ってしまうような
奇跡の肉体の持ち主なのが好きだ。







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2023/07/06(木)

読書かんそう
「シャーロック・ホームズ家の料理読本」
ファニー・クラドック

老境のハドスン夫人が、
むかしホームズとワトソンのために作っていた料理の本を出版した、
という体裁のレシピ本。
これまで小説や映像でも、見たことがなかった未知の英国料理が載っています。
そのへんは興味深い。
写真や絵がなく、 材料が特殊で単位も違うことから、
実際に作るのは少しハードルが高い。
あとパスティーシュとしては謎の設定改変が気にならなければ楽しめるかも。

内容ばれ

ビーフゼリーという病人食は初めて聞いた。
ゼリーよせとは違って、牛肉を壺に付けておいて滲んだゼラチン物質を食べるようだ。
(しかし獣臭が凄そうだ…)
あと、うさぎを8日間吊るしておいて、お腹が緑色になったら皮をはぐ、
とか再現が困難な調理が時々ある。

原典のハドスン夫人は、 ホームズとワトソンの大家にあたり、
立場的には対等だと私は思っていますが、
この本のハドソン夫人はホームズの使用人で、
ホームズのことを「ご主人様」 と言います。
なんでそんな設定にしたの!?????
あとホームズが博識の食通でヤレヤレ系なので、
この態度…誰かに似てる……と思ったんですが、山岡士郎でした。
それでこのロンドンの山岡士郎が
料理がまずい妻というのは、離婚の原因になるね!
とか何度も言うので、ますます同姓同名の別の誰かっぽくなるのでした。
そんなご主人様もハドスンさんの料理にだけは一目置いていて、
ていうかこれパスティーシュというより夢小説っぽいな!?

ところで
生クリーム付のお粥、とろ火で煮たいちじくかすもも。
ケジャリーまたは焼いた燻製にしんまたはカレー味の牡蠣。
マッシュルームを焼いたものに、ビーフ・リソール、
またはカツレツ・リフォーム。
スクランブルド・エッグ、ベーコン・エッグ、
ソーセージとベーコンを焼いたもののどれかに
焼いたマッシュルームとスコッチ・エッグと胡椒味のキドニー。
大麦粉のケーキ、スコーン、小型のロールパン、トースト、クランペット、
マフィン、ミルクロール、ジャム、ママレード、蜂蜜、紅茶とコーヒー。
サイドボードの上に、コールドミートの薄切り、野禽獣のパイ、ハム、タン。
というのが、ハドソンさんが昔奉公していたお屋敷の、
毎日の朝食なのだそうだが、いくらなんでも豪華すぎない!?







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2023/07/07(金)

映画かんそう
「整形水」

韓国のホラーアニメ。
容姿に強いコンプレックスもつヒロインは、
肉体の形をパテのように自由にデザインし変えられる
「整形水」 の存在を知り、
絶世の美女に姿を変えるが…というあらすじ。

ルッキズムに支配された世界なので、
容姿の美しい人たちは性格が悪いし
容姿の劣った人たちは性格がねじくれている。男性は下劣。
話はよくある感じのやつで、特に怖くもなく、
カタルシスもなく終わる。

2023年 ワースト級なのだが、
どっこい私には「プーあくまのくまさん」 があるので、
ワーストにはならないよ。

内容ばれ

整形水の話だけでは弱いという判断か、
後半はジンメンくんの話になったが、
うまく融合していないように思う。
主人公さん、せっかく美人になれたのに、
うたたねで台無しになってしまうところ笑ってしまったんだけど、
「ブサイクというのは、形の話ではなく管理能力の低さである」
という説教を頂いているようで耳が痛かった。

しかしルッキズム最悪アニメーションの完成度としては
「パーフェクト・ブルー」が図抜けているので、
あれを越えるのはなかなか難しいように思う。









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2023/07/08(土)

色々感想

だんドーン(モーニング掲載)4話
案外有能だがちょろい主人公、態度は優しいが切れ者の上司、
今だと病名が付きそうだがそれ故に異能を発揮する西郷、
にプラスして裏読みをし過ぎる性格の悪い対抗組織の人物が出てきて
おかしな心理戦が発生するのが楽しい。
誰も引き立て役にならないのも案外すごい。

水星の魔女(最終回)
最先端という意味で良いガンダムでした。
アニメの男性は色々な年代の色々な体型の登場人物がいるのに、
女性は若い細い美人しかいない現状を打破した。
それなりの地位を得た組織の中年女性、フリーランスの女性、
色々な体型の女性が出てきた。
結婚を視野に入れた同性同士の交際を 「普通」と表現し、
誰もその件を疑問視しなかった。
水星を見た後で前述の旧時代アニメを見ると、
チャチで古臭く感じてしまうかもしれない。
ただ、モビルスーツ戦を描いたアニメとしては少々弱く、
1期序盤の、田舎娘が圧倒的能力で
金満ロボットたちを蠅のように潰していく決闘シークエンスが楽しかっただけに
そこだけは惜しかった。

家康
家康は悪くないし瀬名も悪くない、までは予想の範囲だったが
まさか嫁の悪口満載の手紙も事情を書いて
そのうえ信長も悪くないまでやるとは……。






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2023/07/09(日)

映画かんそう
「Pearl パール」

厳格な母親と身体不随の父親、
3人で暮らすパールはダンサーを夢見る人妻。
夫は第一次世界大戦に従軍し戦地からまだ帰らず、
農場での労働に不満を持つパールは
日々鬱憤をつのらせていく、というあらすじ。

「X/エックス」の前日譚。
認知症殺人老婆の若かりし頃の話。
「X/エックス」の出来がよろしくなくて、
もうこの監督の作品、特にホラーは二度と見るまいと思ったが、
たいへん評判が良く、鑑賞。
確かに前作よりはよい。

この監督さんは普通の人視点よりは
普通じゃない人視点のほうが合ってるみたい。
エスターさんもですけど、最近
オカルトや毒などといった眠たい手段に頼らず
物理で攻める女性殺人鬼が増えてきて個人的には嬉しい。
恋愛で発狂しない殺人鬼さんの登場が待たれる。

虫がすごい。
人間以外の動物も死ぬ。
性的な描写がちょっとある。

前作を見てなくても話は分かるけど、
つながってるところはあるので、
「ああ、あれね」みたいなのはなくなる。

ラストまでばれ

往年のミュージカル映画のテイストとホラー、相性が良い。

純粋なパールが徐々に狂っていく内容かと予想してましたが
元々サイコパスで、しかも母親のセリフの端々から
どうも母からの遺伝っぽいのが分かって、
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」といい、
A24、母娘がブームかよ…と思いました。
他人を操れるタイプのサイコパスもいるそうですが
パールは共感能力がなく衝動的で、出まかせを言うそばから忘れ、
認知がゆがんでいるという、生き辛そうなタイプ。

ミア・ゴスさん大熱演で、とくにラストの笑顔は夢に出てきそうです。
(体を動かせない設定のお父さんの恐怖の表情もよい演技だった)
三部作だそうですが、エンドロール後の映像は今回はなし。
次はおじいちゃんの事情が語られるのかな?





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2023/07/10(月)

映画かんそう
「バイオハザード デスアイランド」

CGアニメーション映画の4作目。
サンフランシスコで謎のtウィルス感染者発生事件が続出する。
ウィルスの出どころを追っていたクリス、クレア、ジル、レベッカは、
被害者たちの意外な共通点に気付く…というあらすじ。

登場人物ばれですが、今回
クリス、クレア、ジル、レベッカ、レオンが揃います。
それは見なきゃだろう!という感じで行ってきました。
上映館が少ないので結構混んでいた。

バイオハザード5とバイオハザード:ヴェンデッタにつながっています。

ラストまでばれ

冒頭またもやラクーンシティの例のあれで、
最近「ウェルカム〜」を見たばかりなので
我々はこの夜から逃れられず永久に繰り返すのか…?
というSF苦悩の主人公の気分を味わえた。

しかしこのメンバーが勢揃いするのって、
たぶん初めてではないかな?
レベッカのトテトテ走り、懐かしかったです。
ジルはなんかしばらく見ないうちに苦悩の色っぽいお姉さんキャラクターになってた。

みんな修羅場慣れしすぎて、どんな形状の何が出てきても即座に攻撃、
どんなにダメージを受けてもまったく怯まないという
素晴らしいファイターぶりでした。
ラストバトルにドンドンじゃぶじゃぶ出てきた最新兵器も
みんな取説とか読まずに秒でセットして使いこなしててすごかった。

今回のラスボスくん、アンブレラ社に使い捨てにされ
親友を素手でぶち殺さなければならなかった→
この世には善悪などない。権力者に都合よくできた世界!みんな死ね!というの、
理屈が通ってない気がするけど気が狂ってるてことで仕方がないのかな。
作中でも言われてたけど、1人で死になよね。

ところでスプレーも電池式も線香も効かないほど、
やぶ蚊がうじゃうじゃいる屋外でトータル10時間以上作業したことありますが、
上下レインコート+グローブで一切刺されなかったので、
あのミッションは失敗してもそこまで絶望的ではないかもしれない。
上等のレインコートを破れるほどの出力はないだろうあのサイズでは。
それとコントロール画面を見るにTOKYOが標的だったので、地方都市は平気かもだよ。







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2023/07/11(火)



アレパを作った時に余ったトウモロコシ粉(当然消費期限は切れてる)を使った、
コーンブレッドを焼きました。レシピはこちら。

https://www.bob-an.com/recipes/04544.html

チーズとにんじんと、ブラックオリーブ、ピーマン、
アーモンドとカシューナッツが入ってます。
にんじん1/2本を小さく切って茹で、
ベビーチーズ一列、ピーマン2〜3個、
おつまみ用ナッツ一掴み、
オリーブ小一袋を細かく切って準備しておく。

レシピ通りに作り、粉を混ぜるタイミングで具を入れる。
最後に表面にナッツを埋めておしまい。
ちなみに焼き時間は普通の電気オーブンで50分くらい。
40分ほどはアルミホイルをかぶせ、残りの10分は取って表面を焼くといい感じです。
切り分けて冷凍もできる。ベーコンやコーンを入れてもおいしいです。









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2023/07/12(水)



冷凍に適したポテトサラダの錬成にしばらく凝ってました。
ネットでコツを検索したところ、
・水分の出る野菜は使うな (キュウリとか玉ねぎとか)
・マヨネーズは大めに使え
・滅菌されたもの以外の材料は加熱しろ
とのことだったので、

ベーコン (加熱)
ニンジン (加熱)
枝豆 (加熱)
パセリ (煮沸後、 ペーパーではさんで水気を絞ったあとみじん切り)
ブラックオリーブ
ゆで卵

を入れました。マヨネーズは無念無想で
「えええええええええい! ! ! ! 」
くらいに気合を入れて絞った。
あと粒マスタード (キューピーのお財布に優しいやつ)と
和辛子もIN。 腐敗防止で塩胡椒は強いめ。
お酒に合う、味の濃いポテサラになりました。
お弁当にもいいと思うが、今の季節はさすがにきびしいかな?









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2023/07/13(木)

ゴ……の話ちゅうい。

先週は不思議なことに1日のうちに
家のあちこちでゴがお亡くなりになっていて、
まあそれはいいとして、
うちの家には朝でも光が入らず暗い廊下や階段などがあって
そこを歩いていて、踏んでしまったのでした。

シャリっていう、大きめのなにかの感触で
「ゴ!」って見なくてもわかった。
朝から靴下や床や足を洗いました。もー!!!

あとでネットで調べたら
蜘蛛くんに中身を吸われて死んだんじゃない?
とか
暑くて死んだんじゃない?
とか諸説ありました。
ゴ……は案外暑さに弱いそうです。
お前、核戦争後も生き残るんじゃなかったの!?








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2023/07/14(金)

糞便の話ちゅうい

うちの裏庭は何十年もの間、
野良猫たちが、ちょっと水を飲んだり、集会をやったり、
交尾をしたり、小動物を狩ったりする場になってきた。
もちろん猫たちは代替わりしている(たぶん)。
人間には迷惑をかけん…という感じで、
糞便は人間の行かない場所でちゃんと埋めたりしていたようだった。

しかし最近、ワルが現れたのか、新人教育がなってないのか、
玉砂利の上で用を足したり、玄関前石畳の上で用を足したり、
廊下でげろを吐いたり、
漆喰の壁で爪を研いだりした跡が残るようになりました。

ネコチャン、ずっと共存してきたのに心苦しいけど、
これが続くならネコチャンの嫌いな臭いをまいたり、
音とか光の出るメカを置いたりせねばならん。
面倒くさい。やめてネコチャン。





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2023/07/15(土)

色々感想

こち亀(ジャンプ掲載)
軍艦島のお話で、建造物の立体的な配置の話や
島での暮らしの話が描かれていて面白かった。
複数の資料を読み込まないとこんな話は描けないよ。

キルアオ(ジャンプ掲載)
殺し屋学園ものなんですけど、性格の悪い球技の天才が出てきたら
画面が急に生き生きしてきたな…?(藤巻忠俊さんだから)

逃げ若(ジャンプ掲載)
ファティマみたいなド派手な人でてきた(北畠顕家くんです)。
ドМの若と、ドSの顕家くんで、なんか相性よさそうだ。

キングオージャー
やっと、やっとキングオージャーが結成された。
(暫定的な同盟みたいな感じで)長かった!
こんな戦隊かつてあっただろうか。

家康
普段「アワワワワ…」「ピェ…」「無理…」って感じだった人が、
ある時を境目に急に無になって、ニコ…って表情で、変化がなくなったら、
めちゃくちゃこわいってことを思い出した。いい脚本でした







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2023/07/16(日)

映画かんそう
「君たちはどう生きるか」

監督脚本:宮崎駿さん。
太平洋戦争中、母を亡くした主人公の少年は
父と共に疎開する。
そこは父が再婚した、少年の叔母の実家で、
広大な敷地の中には不思議な塔があった。
主人公はその塔に興味を持つが…というあらすじ。

今回、前宣伝が一切なく、情報は極秘扱い、
SNSでキービジュアルが少し出る程度だった。
どうやら大手広告代理店を通していない様子。
それでどの程度の利益の増減があるかの実験になりそうだが
広告代理店にしてみたら、おそらく成功されると困るだろうから
必死でネガティブキャンペーンを打ってるのかな?などと想像する。
「客席がガラガラ」「爆死」などというニュースを見かけたが
少なくとも最寄り映画館は最前列まで満席だった。

タイトルは「マヒトと不思議な塔」のほうが験がいいと思う。

ラストまでばれ

評価が真っ二つになっているが、まあそうなるだろう。
もともと宮崎監督は起承転結よりもイメージ、ビジュアル、動き優先のひとだが
だんだんそれが顕著になってきて、今回は監督のイメージのスピードに
物語が追いつけていないような印象を受けた。

好きなシーンは冒頭の火事のシーン。すごい主観映像だった。
アオサギのトランスフォーム(気持ち悪い!)。
ナツコさんが鏑矢を射る場面。
息子を捜索に行くお父さんの爆速の準備の速さ(いかにも立身出世しそう)。
眞人さんがジャムを塗ったパンを食べるところ。

思い出のマーニーとか、トムは真夜中の庭で、とか黒澤監督の夢とか色々言われていますが
私はナルニア…と思いました。

所々「……?」という箇所があって、展開が現実なのか疑わしかったのですが
岩で切った眞人さんの出血量がいくらなんでも多すぎたり、
ナツコさんのご実家、テーマパークほどの広大さもそうだけど、
メインのお屋敷の玄関すぐにドーンと襖絵があり、
擬宝珠のついた朱塗りの欄干が右手に見えたが
(モデルになったお屋敷が実際あるんだろうか?)遊郭か?と最初思った。
大叔父様と眞人さんが会うシーン、なんで2回繰り返したのか?とか、
「帰してあげないといけないね」というセリフがあったのに
再度スカウトするのは何故なのか。
自分の妻が子供のころ1年間神隠しに遭ってたという重大な情報が
夫の耳に入ってないのは変じゃないかとか。

あとナツコさんが帰りたくないのは
子供を産むためなら焼死も恐れぬマッドネス・ヒミと、
実は出産をしたくないナツコで対比するのかなと思っていたがそうでもなく、
終盤放置されたゆえに電波みたいなキャラクターになってしまってた。

わらわらを食うペリカンや、人間を食うインコなど、
多感なお子さんが見ると知恵熱が出そうな気もしますが
弱毒化された理想的なウィルスのようにも思える。

個人的には大ヒットして、大手広告代理店を大泣きさせてほしかったが
手放しで絶賛も、しかねるので複雑な心境。
エンドロール後に1シーンあればかなり違ったのではないか。







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2023/07/17(月)

映画かんそう
「ヴァチカンのエクソシスト」

ローマ教皇直属の悪魔祓い、
実在のガブリエーレ・アモルト神父の著作をもとにしたフィクション。
主演ラッセル・クロウ。

スペインの修道院を相続した母、娘、息子の3人家族は
修復して売却するためアメリカから現地に渡る。
しかしそこで不思議な出来事が起こり始め、
少年が原因不明の異常行動をとるようになったので、
悪魔祓いが呼ばれる…というあらすじ。

フリードキン版「エクソシスト」を現代風にド派手にした感じ。
(熟練エクソシスト+新米ちゃんの元祖)
肉塊とか血とか死体とかは普通に出ますが
特殊効果バキバキに効いたやつなので、平気な人は平気だと思う。

エンドロール後に味のある写真がでるよ。

ラストまでばれ

200-1=199!?
ちょっとなんか、長い杭で195体くらいを
一気に串刺しにしてるところを想像して笑ってしまった。
シリーズ化、いいんじゃないかと思います。
「ディヴァイン・フューリー」組と邂逅して、
エクソシストユニバースやってくれー。

でも「スペイン異端審問は、教会を汚したい悪魔が
神父に憑依して行ったのだ!」っていうのは、
ナ、ナンダッテー!って思ったし、罰が当たるとかそういう概念はないんかとも思った。
教会の行った蛮行は全部あくまのしわざかもしれないね…こわいね…。

あと悔いればなんでも許されるシステムもどうかと思う。
「悔い」の持続時間を科学的に計測できるようになったらいいんだけど。

悪魔は冗談が嫌いなんだね。真面目か。






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2023/07/18(火)

映画かんそう
「K.G.F CHAPTER 1」

10歳で母を亡くし、天涯孤独の身の上となった少年ロッキーが、
犯罪組織で成り上がり、金鉱の利権争いに巻き込まれていくという内容。
インドの仁義なき戦い。
歌わないのかなと思ったら歌うのでご安心ください。

顔面ぢからの強い人がいっぱい出てくるので
途中でだんだん見分けがつかなくなってくる。

内容ばれ

ロッキーがともかく強くてバッタバッタと敵をなぎ倒していく様子が
ハードめに描かれるのですが、恋愛パートはちょっとコミカルで
温度差におっとっと、となりました。
「Congratulations……俺が君を愛した」は、
HiGH&LOWの「いい女はっけーん」に匹敵するセリフ。

完全にめぐりあわせの問題なんですが
死んだ母の愛エライスゴイ映画が2連できて、
うへぇ…もうお腹いっぱいだよぉ…って状態になったので
CHAPTER 2に進むパワーが出ず、撤退しました。






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2023/07/19(水)

幾つかの爪が縦に裂けてきて、ホラー映画みたいになったので
ビタミンB2とタンパク質を摂ろうと思い、レバーペーストを作った。
アオハタ塗るテリーヌ「チキンレバー」でもよかったが、
近所に売ってなかったのと、大量に作って食べ続けたかった。

ローリエの葉とにんにくはレシピの3倍量を使った。
あと、フープロにかける前に、挽いてない胡椒をザーと入れた。
オールスパイスどっさり、ガラムマサラとナツメグ少し。
すごくお酒に合う味になりました!(当初の目的?)








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2023/07/20(木)

映画かんそう
「バッドガイズ」

犯罪者集団バッドガイズは、盗みの計画実行中のミスで全員逮捕されてしまう。
しかし更生プログラムを受けているうちに、心境の変化があって…という内容のアニメ。
児童文学が原作。短くてサクサク見られます。

車や人物の動きが見慣れたルパン風だったのですが、影響を受けた発言が公式にあるんですね。

ラストまでバレ

お子さんも最後まで楽しく見られると思うこの作品、
不思議な点があって、二足歩行する動物と人間がなんの説明もなく混在しているのがそれなんだけど、
モルモットの教授がいて、本物のモルモットもいるところから、
動物に見えている人は実は動物じゃないのでは?
と、私は考える。
かつて一度でも犯罪に手を染めた人は、動物で表現されているのでは…?
そう考えると少し深いですね。






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2023/07/21(金)

ミュージカルかんそう
「ロジャース・ザ・ミュージカル」

MCU配信ドラマ「ホークアイ」の作中で、
ホークアイが呆然と見ていたミュージカル「ロジャース・ザ・ミュージカル」が
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで、
2023年6月30日から2023年8月31日までの予定で実際に舞台化。
スティーヴ・ロジャースの一代記です。

ウッ見たい。
しかしいくらなんでも期間が短すぎる!
あと円安で、アメリカに一週間ほど滞在したら100万円くらいかかる!
(初夏の私調べ。今はもうちょっとマシです)
(日本に来る旅行客が多いわけだよ)

撮影自由なようなので、涙をのんで
ファンの皆さんの記録映像を見せていただきました。

内容ばれ

バッキィィィィィィィィ!!!!
30分しかないのにバッキーが出てきました。
キャーっていう歓声が上がった。分かる!
年寄りになったモヤシスティーヴと、現在のスティーヴの歌がありました…。
二次創作だ…………。
ペギーが、完全にキャプテンアメリカのために存在するヒロインで、そこはやや不満でしたが、30分だもんな!
モヤシとスティーヴがカーテンコールで並んでるだけで感無量だよ!

この舞台の内容って、MCU世界の人が思い描く
キャプテンアメリカの生涯なんだよねきっと。


アベンジャーズ・キャンパスおよび舞台に行った人のレポート(日本語)
https://note.com/februar_fevrier/n/n8eafaaabe466
舞台映像
https://www.youtube.com/watch?v=77ANquFjwmM






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2023/07/22(土)

色々感想

あかね噺(ジャンプ掲載)
ジャンプの主人公の父親って
地位か武力か血統か、何かが秀でてる傾向にあるけど
弱くて優しいお父さんって珍しいよなあ。

ウィッチウォッチ(ジャンプ掲載)
ギャグパートで増えた仲間がバトル展開で参戦してくれるのは熱い。

家康
家康が本能寺で信長を討つ予定だったという!
それにしてもこのドラマの秀吉、めちゃこわいな。
いつもニコニコしてるが目が笑ってない。





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2023/07/23(日)

映画かんそう
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

ロシアで潜水艦を破壊し、各国が血眼になり手に入れようとする「力」。
その正体が何であるかを探るためにIMFメンバーは危険なミッションに挑むが…というあらすじ。
今回はちょっとSF要素が入ってきました。
相変わらずアイディア満載のアクションだった。
予告でこんなに見せちゃっていいの?って思ってたが、
まだまだ、あんなものではなかった。

2部作に分かれる作品で、タイトルに
ちゃんと「1」って入ってるのは好感が持てますね。

ラストまでばれ

今回の敵、人形遣い(攻殻)とサマリタン(PERSON of INTEREST)を
足して割った感じでわくわくする。ややサマリタン寄りかな。

大まかに、潜水艦パート、指令とその説明パート、空港パート、
カーチェイスパート、パーティパート、列車パートに分かれるが、
それぞれ電脳戦や肉体勝負、車、等々趣向が違ってメリハリがきいてた。

バイクで飛び降りるシーン、予告の印象ではいつものキメキメイーサンだったが、
実際は割とベンジーのおちゃめりょくの高さにイーサンが白目になってるやつだったので
どっちもかわいかった。
(ベンジーが自動運転に切り替えたとき、ギャッ!まさかベンジーまでエンティティのえじきに!?
と絶望したが違った)

そう、一点だけ大きな不満は、なんでイルサを殺す必要がある??ということですが…。
なんでわざわざ「僕たちは性愛の関係にありまーす!」ムーブしてから殺す???
イーサンが青ひげみたいじゃん!
冒頭で死んだことにして身を隠して次作で復帰、でええやないか!!!
つよつよスナイパーのイルサが何であんな馬鹿みたいなナイフの決闘をしないといけないの??

完結編で、実はエンティティは最初からイーサンを自分の守護者にしたくて狙っていて、
用済みのガブリエルはゴミのように殺されて、仮想空間に移植されたイルサの人格が出てきて
「私を消せば彼女も消える」とか脅されるけど
エンターキーをツターンするイーサン。微笑むイルサ。
かすかに鳴るトゥーランドット。最後の会話…とかそれくらいやってくれないと怒るからね!

ちなみにチームキャップなのでヘイリー・アトウェル姐のことは応援してます。
脚本的に格を落とせない強い女性よりも、
イーサンの足を引っ張りまくる女性キャラクターが欲しかったんでしょうけど
(スゴイアタマヨイスゴイツヨイひとが2人揃ってピンチになる状況を考えるのは難しい)
もうちょっとなんとかならんかったのかヨ。






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2023/07/24(月)

最近封切られた
「ヴァチカンのエクソシスト」というホラー映画ですが、
プロデューサーのジェフ・カッツさんは日本語を学んだ事がある、
そして日本のプロレスのファンだそうで、
上映開始以降ずっとファンアートをリツイートして、
日本語のツイートを続けておられます。

ファンの絵へのコメントで
「参加したアーティストたちの才能に驚かされました。
日本の漫画文化を考えれば、
それは驚くべきことではありません。とても才能があります。」

「これは素晴らしいですね。
あらゆる芸術分野における日本の才能のレベルは驚異的です。」

「日本のファンの皆さん、この映画はもうあなたのものです。
今では私たちがあなたのオタクです!」

等等、褒めちぎって下さるので、ファンアートはどんどん増え、
SNSでも注目されました。こう言ってはなんだけど、
特別変わったところはない。普通のホラー映画で、
いつもだったら見たのは私だけで
全宇宙の人は見てないし誰も話題にしない…終了…
みたいになるのですが今回は違います。
実際劇場が混み合ったりしているらしい。

ジブリの、大手広告代理店を通さない、
SNSと口コミだけでのプロモーションといい、
広告が、ひとむかし前とは変わってきているなと感じます。

まあそのTwitterが、イーロン・マスクに買収されてから不安定で、
ジェフ・カッツさんのアカウントは本日凍結されてしまったらしいんですけど…。
それはまた別の話。





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2023/07/25(火)

雑誌リンネルの付録です。
おばけちゃんの金具がかわいい。









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2023/07/26(水)

読書かんそう
「ハロウィーン・パーティ」
アガサ・クリスティ

次のポワロさん新作映画が「ベネチアの亡霊」と決まったらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=dtyfKFCO2-Y
知らん…と思って原作を見たら「ハロウィーン・パーティ」だった。
犯人も思い出せなかったので、読んでみたが、どうやら未読だったぽい…?
マープルさんの事件にしても問題なさそうな、閉塞した地方のお話だった。

ハロウィンパーティーで、「むかし殺人を目撃した」と言った少女が
殺される事件が起きる。
パーティに参加していた推理小説家アリアドニ・オリヴァは
旧友のポアロを呼び寄せるが…というあらすじ。

伝統的な遊び、アップルボビング
(水を張った桶の中にりんごを浮かべて、手を使わず口でくわえて取る遊び)や、
スナップドラゴン(干しぶどうに度数の高い酒を注いで火を付け、
そのぶどうを取る遊び)などが興味深かったです。
ていうかスナップドラゴン危ねーな!
これが原因で火事になったケースもあったのではないか?

内容ばれ
しかしベネチアの話ではないし、
予告の雰囲気とはまるで違う内容なのでどうなるかハラハラしますね。
アクロイド殺しとか、ABCとか、有名タイトルはまだあるのに、
なぜハロウィン・パーティなんだろう…。

沈床庭園という庭の形式を初めて知りました。
しかしベネチアが舞台だとどうなんだろう…
家の敷地を掘り下げるのは危険なような気がする。

子供の虚言癖や、子供の脅迫者など
子供の悪意がしっかり描かれているし、
ポワロさんが、子供は純真無垢、
何があっても子供は悪くないという考えには
批判的だというのが分かって少々意外だった。
(あと濃い紅茶はお嫌いだというのも意外だった)
(英国人じゃない演出…?)

さて映画ではアリアドニ・オリヴァさんは出演なさるだろうか。










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2023/07/27(木)

歴史探偵「南北朝の若君たち 北条時行と北畠顕家」
を見た。

「逃げ上手の若君」で、ちょうど北畠顕家が登場したばかり。
番組には松井先生も登場なさった。

漫画でも触れられていたが、時行10歳、顕家16歳、
小学生と高校生のコンビが天下を動かすというのはすごいことだ。

しかし楽しく見ていて、
「あれ…これまだ松井先生の描かれてない部分のねたばれだな…」
と途中で気付いた(遅いよ)。
まあ頑張って忘れます。

ところで大筋とは関係ないが、
南北朝は、再び一つになった的な表現をしていた。




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2023/07/28(金)



4年ほど前、日記に書いた
生姜と氷砂糖とシナモンとクローブとカルダモンと紅茶の葉をラム酒に漬けたものを
思い立って炭酸で割ってみたら、
ジンジャーエールみたいな味になっておいしかったのでした。
度数は10度くらいかな。

今度はもっと大量に漬けようと思います。






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2023/07/29(土)

色々感想

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(モーニング掲載)
とうとうラストバトル。藤田先生のバトルシーンはやはり良い。
モブ以外男性がいないのはレアじゃないかな。

ブルーピリオド(アフタヌーン掲載)
天才の死の原因、本当に、他殺でも自殺でもなく事故のようで
関係者のためにも、それはなによりだった。

家康
本能寺でした。
家康と信長が互いの名を呼び合いながら本能寺が燃えるという
かつてない演出。ふじょしの私もさすがにこれは心配になったレベル。








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2023/07/30(日)

映画かんそう
「イノセンツ」

北欧のサイキックホラー。
父母と自閉症の姉、4人家族で引っ越してきたイーダは、
ベンという少年と仲良くなるのだが、
彼はイーダに面白い能力を見せてくれる。
その不思議な力を通じて交流の輪が広がっていくが
やがてそのちからは無軌道な暴走を始める…というあらすじ。

抑圧された生活を送る高校生が力を得て
充実した時間を送るがやがては破滅する「クロニクル」の子供版。
団地・子供・サイキックという点、
あといくつかのシーンがもろに「童夢」だったが、
監督がインスパイアされた発言をなさっているらしい。

大人も死ぬが子供も容赦ない死に方をする。
あとここ最近で一番残虐な猫の殺害シーンがありました。注意。

サイキック戦、地味で予算はいかにも少なそうだが
子役たちの演技とエピソードの積み重ねですごい緊張感がありよかった。

ラストまでばれ

子供のフラットな感じが巧く描かれていた。
自閉症の姉を虐待するイーダ、猫を殺すベン。
しかしベンは親に虐待を受けており(脇腹の痣とか)
モンスターなのと同時に被害者だった。
最終的に殺し合うことになったが、
イーダとベンは憎み合っていたわけではなかった。

アイシャは天使だった。
彼女にも強い精神支配系パワーがあったら
助かったかもしれなかったのに。

抑圧が能力を生んでいる設定なんだろうけど、
親に問題のありそうな2家庭が有色人種というのはどうかと思った。
それとも有色人種のシングルマザー率の高さはノルウェーあるあるなのか?
あの団地、低収入家庭用とかそういう設定なんだろうか。









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2023/07/31(月)

なつめとナツメヤシ

ずっとデーツ(ナツメヤシ)=なつめ、だと思ってたが、
全く違う植物だと聞いて食べ比べてみたら、本当に全然味が違った。
左の赤っぽいのがなつめ。見た目はよく似てる。



ナツメはバラ類バラ目で、産地は南ヨーロッパ、西方アジア。
デーツ(ナツメヤシ)はツユクサ類ヤシ目で、産地は北アフリカ、西南アジア(中東)。
味は、どちらも干した状態ですが、
ナツメが干したりんごのような爽やか系、
ナツメヤシが干し柿みたいなねっちり甘い系でした。どっちも好きです。

ナツメは鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、葉酸、ナイアシンが豊富で、
足が攣りやすいひとに、とてもよいらしい(私はあまり足が攣らないのですがね)。



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