12月日記

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2022/12/01(木)



イタリアで流行しているというハンバーガーの写真を見て、
食べたくなったので作ってみた。
材料はプロシュート、マスカルポーネチーズ、
ハンバーグ、ピーマン、トマト、レタスです。
マスカルポーネチーズは塩と黒胡椒を振り入れて攪拌したものを載せています。
材料費のことなど考えないクッキングはとっても楽しいです
(3つ作って1個550円くらいかな?)。
おいしかったしお腹も膨れた。

ところで豚熱を原因とするイタリア産の生ハム規制は
しばらく解かれる予定はないとのことで、
クリスマスやお正月とかにイタリア産のものを食べたい人は
早めに買っておかれるのがいいかもしれません。







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2022/12/02(金)

映画かんそう
「ブルーサーマル」

キラキラした大学生活を夢見て上京したヒロインは、
しかし新人勧誘で混雑するキャンパスで
不注意から航空部のグライダーを破損してしまう。
それをきっかけに競技グライダーの世界にハマっていく彼女だが…というあらすじ。
原作は小沢かなさんの漫画。

グライダー部分は面白かったんですが、
それ以外はあまり私向きではなかった。

ラストまでばれ

最初は敵意むき出しだった男の先輩はヒロインに惚れ、
尊敬していた部長よりヒロインを優先するし、
部長からも当然ヒロインに矢印、
ライバルチームの性格の悪い天才もすぐにヒロインにゴロニャン。
ヒロインに当たりがキツく「人の顔色を窺って取り入るのが上手い」
とまで言い放った姉も、実はヒロインのことを大事に思っていたことがわかる。
しかもヒロインは空間感覚において部長を凌ぐ天才。

た、たすけてー!と思いながら見てました。
Wikipediaを見ると原作者のかたは、
もう少しリアル寄りのグライダー競技の話を予定していたが、
それは一般受けしない、というような編集さんの意見で
スーパードリヒロものになったようです。
そう…まあ男も女もみんな好きだもんね……ドリ無双……。

ところでラストのものすごい急展開、
ちょっと「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(映画版)
シリーズ終盤を思い出しました。分かる方だけ分かって下さい…。






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2022/12/03(土)

色々感想

あかね噺(ジャンプ連載)
この漫画では、男性主役の噺が多いなどの不利な点を克服した
有名女性噺家さんがいらっしゃる設定ですが、
画力にものを言わせた能力バトル風味の演出なのが面白い。
PPPPPPもそうですけど芸能テーマを能力バトル風に描くのが流行ってる?

ウィッチウォッチ(ジャンプ連載)
黒魔女との戦いが始まったとは思えないほのぼの回。全員女体化動画配信。
モイちゃんが一番きれいだし、先生の好みの顔立ちだと思う…。

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(モーニング連載)
作法も何も知らないエルシィが会食に参加することになったのを
ラブレス女史とシェリー息子でフォロー。
シチュエーションコメディと悪役お嬢様風味で面白かったです。

宝石の国(アフタヌーン連載)
フォスに感情移入している人の感想は、結構拝読するのがつらい。
みんなのために尽くして、気遣ってきたフォス。
承認欲求のライトサイドとダークサイドのぶつかり合いだ。
関心や愛情を過剰に求めるのはよくなくて、
あの無機物さんみたいなのが仏教の目指す究極体なんだろうね。
関心や愛情がジャブジャブと主人公に与えられるのがあたりまえの昨今の漫画と比べると
なんて厳しい世界だろう。

「自己肯定感の高い人間には今回の話は理解できない」という意見も見たが
そうなのかも?

ブルーピリオド(アフタヌーン連載)
とうとう殺人事件が…(過去のですが)。
大丈夫かな?そのねたは最終章にとっておいたほうがよくない?

水星の魔女
GANDフォーマットが元々は医療技術で、
身体補助を目的としていたというのはとてもいいですね。
SFだ。

万聖街
みんなかわいくキャッキャしているだけで満足だなーと思っていたら
突然二次創作でめちゃくちゃにされそうな感じの主人公の兄が出てきた。

鎌倉
雪の鶴岡八幡宮、終了しました。
しかし公暁、信頼すべき人を疑い、
一番信じてはいけない類の人を無邪気に頼って殺されたな。
ドラマだと明白だけど、現実世界では私たちも
あのように愚かな間違いをやらかしてるのかも。







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2022/12/04(日)

映画かんそう
「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」

猫画家として19世紀末のロンドンで一世を風靡した
ルイス・ウェインの、妻と猫との愛情ある暮らしを描いた映画。
私はかなり前に、統合失調症で作風の激変した画家として彼の名前を知りましたが
その後、彼は作品に日付を入れておらずまた作品数が多いため
必ずしも作風の変化と病の進行が一致しているわけではないという知識も得ました。
今回、もう少し正しいところを知ろうと思って見た。

・かわいい猫がいっぱい出ます。特にピーターがかわいい。演技もうまい。
・しかし徐々に正気を失っていく映画なのでそこのところ苦手な人注意。
・衣装は、派手さはないけど素敵でした。

内容ばれ

序盤に、どうして彼のことをこんな風に
変わった人と多動性障害の中間的に描写するんだろう?と思ったが
妹さんも統合失調症で生活が立ち行かなくなって入院されたので
なんとなく察した。
現代ならもしかするとこの一家は、行政が介入していたのかもしれない。
支離滅裂な講演をなさってもしばらくは画家として活動されていたのも、
現代だとたぶんストップがかかるだろう。
森羅万象を電気によって読み解こうとされていたようで、
なるほど、妙にギザギザした絵は、それを表現していたのか…?

ご本人も、もう家庭で面倒を見られる範疇を超えたので妹さんたちが入院させて
その後にクラファン、なのだが映画はそのこのところふんわりさせて後味をよくしている。
彼の認識能力が低めなのをよいことに、搾り取れるだけ搾り取った出版社がある一方で
彼を保護したゾラ博士(違います)のような人もいて、
当時は福祉の代わりを相互扶助が果たしていたんだな、でもそれは運しだいだな…と思った。
トビー・ジョーンズは、登場するたびおいしいそうなものを食べていて目が釘付けだったが
最後痛風に倒れてちょっとふいてしまった。
全く関係ないけど、なぜワイティティ監督が出演されてるんだろう?

カンバーバッチ氏はこの手の演技をなさるともうまったく天下一品であるし、
日中のシーンの瞳の美しさは形容しがたいなと思いました。






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2022/12/05(月)



北海道のスープカレー、
むかし旅行したときはまだそんなブームがなかったため食べたことがないのですが、
北海道詳しいかたに以前「ベル食品のスープカレーの素てきなやつは現地の味にかなり近い」
と教えて頂き、この度お通販してみました。

普通のカレーと違い、具材を加熱調理したあとでカレースープをかけるレシピで、
さらっとしてておいしかった。でもしっかりスパイシーでしたよ。

素揚げしたレンコンと茄子、茹でた人参ピーマン卵、炒めた鶏肉を具にしました。
しばらく北海道には行けそうもないので
「これが本場のスープカレーかあ…」と脳内北海道を楽しむことにします。








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2022/12/06(火)

ドラマかんそう
「ウェアウルフ・バイ・ナイト」

普通にディズニーのホラー寄りドラマだと思っていたら、
MCU作品のフェーズ4とのことで慌てて見ました。

モンスターハンターの頂点であるユリシーズが死に、
彼の地位を引き継ぐために名だたるハンターが集まった。
彼の妻が主催するその会は、
用意されたモンスターを殺した者が勝者というルールだったが、
ハンター同士の妨害が認められていた。
参加者の中には、ユリシーズの娘の姿があった…というあらすじ。

ウッ、うーん……。
作ったひとがハマー・フィルムとか
あのあたりのクラシックホラーっぽくしたいのは分かったんだけど、
なんというかあまりにも予算がな……。

内容ばれ

あれならいっそマンシングを影だけにして、
派手なバトルフィールドとアクションをなくし、
古風な館で皆がナイフを持って互いに刺そうとウロウロする
「レディ・オア・ノット」みたいな絵面にしたほうが良かったかもしれない。

人物相関やピンチの解決方法も、よくある感じで、
「ブレイド」につながる世界だという説も出ているが、
だとしたらブレイドへの期待が減っちゃうぜ……ってくらいに、
なんというかしょぼかったのだ。

キャストは雰囲気のある美男美女で、そこは良かった。
監督は、ゲーム業界を主に音楽をやっていたひとなんだな。





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2022/12/07(水)

ロンドンティールームという大阪の紅茶専門店で出てくる
ロイヤルミルクティーが好きで、
茶葉を買ってレシピ通りに家で作ってみるのですが、
あと一歩店舗の味とは何かが違う気がして試行錯誤しています。
前回塩を試したので今回はバターを試してみました。
これは紅茶の表面に油が浮いて、
明らかにビジュアルが違いました(笑)
味はまあ人により意見が分かれそうですが、
私はこれはこれで・・・と思いました。
次は練乳を試そうと思います。




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2022/12/08(木)

映画かんそう
「ブラックアダム」

DCエクステンデッド・ユニバース11作品目。
紀元前3000年前に栄えたカーンダックには、
人々を支配して苦しめた暴虐の王を倒した勇者の伝説があった
現在のカーンダックも、 貴重な鉱石が採れることから
インターギャングという組織に長期間にわたり権力を振るわれており、
祖国の解放を願う人々はレジスタンス活動を行っていた。
大学教授でありレジスタンスでもあるアドリアナは、
勇者の伝説にまつわる王冠を守るために文献に記された墓地に侵入するが、
それは最悪の存在を復活させるきっかけになってしまう…というあらすじ。

どうかな〜?と思って見に行ったんですが、 面白かったです。
MCUの、社会問題を内包し、アクション超一流、登場人物の感情の振れ幅もすごく、
ジョークセンスもクール、みたいなムキムキしたのに
ちょっと疲れた人が見るのにちょうどよい感じ。

エンドロール後に映像あります。

ラストまでばれ

冒頭で、あれ?これシャザムでは?シャザム・ゼロでは?と思った。
シャザムシリーズは同じ監督でもないのになぜかクオリティが安定してますね。

終盤のオチの、 彼は実は選ばれし勇者ではなかった、という
あのミスディレクション好きです。上手く撮ってる。
しかしシャザム、 シャザムや神々の意志に沿わない動きをすると
容赦なく廃棄されてしまうの怖いですよね。
しかもどうも代理戦争くさい。 お前たちが直接戦え!

DCは毎回集められる能力者たちが、 どこかほっこりしてるんですが、
今回特に全員いいひとでしかも最終的にみんな仲良しさんとても爽やかでした。
というかというか、すごい心の通じ合った友情を見せつけて、
意味深な会話をしたあげく退場したヒーローがいた…。
Dr.フェイト……なんなんですか一体。気になるよ。
少年のころ、西部戦線に飛んでいく戦闘機を見送ったとのことで
一次大戦かと思ったが、いや本土で見たのなら二次か?とか色々考えました。
仲間の死など何十回と経験しただろうに、今回だけはどうしてもだめだったんですね…。
最後、未来の見えなくなった彼がとても幸福そうで印象に残った。
今回アダムを片付けるのが早すぎたというか、
2週間ほど面倒で放置していればみんな無事だったろうに、
ホークマン使った道具とか秒でお片付けしそうだもんね…それが裏目に出た。

アベンジャーズもそうですけど
ああいうヒーロー団体は外敵に攻撃を受けた国を守りに行けるけど、
隣国に侵略をされたり、一応手続きを踏んで
樹立した独裁政府などには手出しできない感じですかね。
思うにインターギャング、カーンダック政府に何らかの利益があって
駐屯が許されてるんですかね。
しかし27年間支配を受けていて、 助けに来てくれなかったスーパーヒ一ロー団体が、
ブラックアダム出現で飛んで来たら、 そりゃあ皮肉も言いたくなるでしょうね…。

アマンダ・ウォラー、冷酷演出ばかり入ってクレバー演出がないと
無能ザコおばさん感が定着しちゃうけど、そういうキャラクターなのかな?
あと終盤、カーンダック民がゾンビをやっつけてヤッター!ってなってるのは
少し首をひねった。
民衆が戦うべきなのは自分たちを抑圧してきたインターギャングなのでは?
ゾンビはむしろ隠れて様子を見るべきでは?
ボスが死んだら即解散で、あの時点でインターギャングはもういなかったとかかな?
それで代わりにゾンビをボコったの?

特別出演の彼、何も知らなかったのでびっくりしたー!







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2022/12/09(金)

スポーツに対する強めのdis注意

スポーツ全般にまったく興味が持てないのですが、
まあ多分現実より架空世界の方が好きなので、
架空のスポーツの物語(または荒唐無稽な物語)のほうが楽しい。

傷つく人間も再起不能な怪我も、パワハラもスキャンダルも実際はない平和な世界なのに、
現実でないと満足できないとか不思議なことだ。
まあ私には縁遠い世界だから、あちらはあちら、こちらはこちらで楽しんだらいいよね、
と思っていました。

しかしオリンピックを境に、残念ながら軽いスポーツアンチになってしまいました。
感染症が猛威を振るうなか外国人選手を招き入れ、国民の7割が反対しているイベントで、
全国から医者を招集して関係者を優先治療しようという体制で
「皆さんを笑顔にしたい」「日本に元気を」「希望を」というようなことを
複数の選手がコメントしており私はそれを新聞で読みました。

えっなに?あなた方は日本を支配する王族とか?
顔も名前も知らないあなた方が例え1000メートル飛ぼうがタイムが2秒になろうが、
5000点差で勝とうが全くどうでもいいんですが、
どう勘違いしてそんななっちゃったの?と思いました。

スポーツ選手を神のごとく崇めるスポーツファンは多いでしょうから
内に向けて絶対者コメントするのはいいんですが、
パブリックコメントはもう少し客観的な事を言ってほしいです。
私の推し監督が、諸外国を敵に回して日本の立場を悪くするような映画を、
税金ジャブジャブつぎ込んで撮って「日本を笑顔にしたい」って言ったら
さすがに「よせ!!」って思うし、
あとでめちゃくちゃ贈賄などが発覚したら映画に失望する……。

まあ多数意見を気にするようなメンタリティでは、
スポーツジャンルの頂点には立てないということでしょうね。
この文を読んで傷付いたひとがいたらごめんなさい。
ただ、一般人の中年女ごときがメダリストレベルのアスリートと
対等な人間のつもりか?とムカついたひとがもしいたとしたら
(ここを読んでいる方ではおられなさそうですが)、
それ、それやぞ、と思う。




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2022/12/10(土)

色々感想

あかね噺(ジャンプ連載)
今週面白かった。蘭彩歌うらら師匠の、
客を登場人物と一体化させるテクニック、
あえて色香を抑えず、話術でコントロールする、
その見せ方がバトル漫画だった!
蘭彩歌うらら師匠の落語聞いてみたいー!

そういえば新刊に寄席のチケットが付くみたいですね。

ウィッチウォッチ(ジャンプ連載)
全裸で図書館をウロウロするという鉄板コメディ回。
メタルギアソリッド…って思ったら名前が出た(笑)
くやしいけど鉄板だけに笑ってしまう。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー連載)
あれ!?おかあさんのほうには特にわだかまりがない感じ!?
百子さん姉さんが屋形に来ないって設定があったよね…?
あれも諍いとかではない、ほっこりした理由?

万聖街
先週と今週に予算の大半を使ったとのこと。
ニックとリリィが最強vs最強なのよいですね。
お兄ちゃんたちが、それでも弟妹をまもろうとするのもよい。

水星の魔女
最初の頃は物に話しかける不思議系女の子ってセリフだったのが、
今週は完全に聞こえない声とお話ししているテキストになっている、
細やかな脚本が好きだな。(阿頼耶識システムっぽいね…)
画的には、グエルくんとお話ししているときに
常夜灯が自動点灯する演出が好き。グエルくんの心象とシンクロしてんのかな。

おはだけguy、ガチ恋勢だったのか。





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2022/12/11(日)

映画かんそう
「MEN 同じ顔の男たち」

夫の墜落死を目の当たりにするというショッキングな経験をしたヒロインは、
静養を求め、郊外のカントリーハウスに滞在する。
古い館での暮らしや周囲の森の散策に癒されるヒロインだが、
不審な男が屋敷に侵入しようとする…というあらすじ。

不条理ミソジニーホラーです。
明快な結末を望む人向けではない。評価が分かれそうです。
この作品を好きな人も、前半が好きな人と、後半が好きな人に二分されそう。
私は前半が割と好きです。
すごく痛い描写があります。

ラストまでばれ

男性監督なのに男性の嫌な部分を描くのがうまいな〜〜〜〜〜!
と思います。
男性の中には、嫌な部分を描写していると認識できないひともいるかも。
それくらい自然。

・客観的に見て加害者側なのに、当たり前に自分を被害者だと思っていて責めようとする
・性被害、暴力被害に遭った女性の落ち度を探そうとする
・隙あらば触る
・隙あらば性的な冗談を言う
・女性への性加害、暴力被害を軽視し、公言する

ミソジニーはミソジニーから生まれる。受け継がれ、連帯し、強化される。
というのがメインプロットだと思うんですが、
それに聖書、グリーンマン、女陰、りんご、アガメムノン(神父の話)、鹿(イーピゲネイア?)
たんぽぽ、など象徴を駆使して
原始から連綿と続く男と女の構造を絶望的に描写したかった感じですかね。

現実レベルの話では、夫の怪我と同じ個所、左手が裂けていて右足が折れているやつは
全員幻覚でいいと思う。
夫の死の衝撃から立ち直っていない状態で、男尊女卑の根強い田舎で
ストーカー被害を受け、ストレスで幻覚を見て管理人を殺してしまったという話が
辛うじて成り立つように思う。

前半のトンネルの雰囲気が繊細で好きです。
窓の外の全裸コントも。
あの全裸おっさんは「イット・フォローズ」由来かと思ったんですけど、
監督さんは「進撃の巨人」の影響を受けたと仰っているらしい。
じゃああの最悪無限出産も進撃のあれですかね。
最悪が一周回って、なんか笑ってしまいました。





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2022/12/12(月)

先日からずっと旧パソコンからデータを吸い出しては
新しいパソコンに移し替え、
周辺機器を引き継ぎする作業をしているのですが、
テーブルの上に旧パソコン、
その手前の私の膝の上に新パソコンを載せているので
ソフトな石抱きの刑というか、結構重いです。
でもまあネコチャンだとすると子猫くらいの重さなんでしょうね。
成猫を膝にのせて作業している人はすごいな。






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2022/12/13(火)

そろそろ元の社会に戻そっか…?という圧を感じます。
周囲では感染者がバンバン出てますが、
(そして訃報もじゃんじゃん流れてくる)
忘年会が復活し、内部監査も復活しました。
いや、正直そこは元に戻らなくてもいい気がするよ。
久しぶりすぎて、化粧品とか
物によっては謎の液体になっていて慌てた。
面倒臭いですが買い直さないとです。






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2022/12/14(水)

今年のシュトレンです。
これまでで一番おいしいかもしれません…。







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2022/12/15(木)

長生きがしたければ、18度以下の室温で暮らしてはいけない的な説を読んで、
部屋の温度計を見ましたが室温は9度でした。

でも私は首から下はこたつに入っていて、頭だけ出してネットを見てるんですが
この場合、室温とはこたつ内部の温度だろうか、それとも部屋の温度だろうか。





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2022/12/16(金)

最近すごく久しぶりにカラオケに行きました。
パンデミックのせいなのか、
それとも関係ないのかわからないけど
お客さんは少なめだった。

時代に乗って米津さんの歌やadoさんの歌を歌おうとしてみたが、
全然リズムについていけませんでした。
最近の歌は転調が多いですが、それ自体もう私には習得できないのかも。
昔の歌はちゃんと歌えました。せつない。






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2022/12/17(土)

色々感想

あかね噺(ジャンプ連載)
この世界は、女に落語はできない
(女性向けのネタがない・圧倒的男社会である)という条件は現実と同じながら、
それを跳ねのけて真打にのし上がった蘭彩花うらら師匠という落語家がいるのですが、
その演出がほぼバトル漫画で、まるまる1週使った無双演出をやったので
「うらら師匠の噺、聞きてぇー!」ってなってる。

万聖街
リン先生お見合い回
あれ?もしかしてニックとリン先生はカップリングを意識されている…?
(リン先生のお見合い話を聞きつけたニックが偵察に行った)
今週はカップルでないと入れない場所に、
ニックが女体化してリン先生とカップルになって行ったし、
あとリン先生の作ったご飯を盗み食いするニックにぶちぎれた先生が
ニックとバトルをする話があった。

プリキュア
今期はごはんがテーマのプリキュアだけど、
今週の回は父1人娘1人の家庭で、父が仕事に、家事に、
手作り料理に頑張りすぎて健康を損ないそうになるというお話で、
楽しく食べるのが一番だから外食も利用しよう!という話でよかった。
日本は世界平均で見ても家庭料理にかける時間が長い&
みなが常識だと思っている家庭料理のグレードが高いらしいので、
作りたい人が凝る分にはいいけど、
やらなくちゃいけない!とか手抜きだ!とかいうのはやめよう。

鎌倉
尼将軍の演説からの、ベソかき小四郎。
政子、ちょっと化粧が濃いめなのも、心境分かるわ。
草稿はあったけど政子はそれを読まなかった、
という文献との齟齬を埋める演出がすごいとネットで言われていて、
確かに〜と思った。 三谷さん毎回律義だなあ(笑)
理を説く草稿よりも、 政子の「ひよってる奴いる!? いねえよなぁ!?」
っていうコールに 「ウォオオー!!!!!」ってレスポンスが返るところ、
わくわくしましたよね。
1年見てきた我々は殺人スイッチオンになった坂東武者が
どんだけ怖いか知ってるけど、上皇様は大河見てないから知らないんだ…。
次週最終回で承久の乱からのエピローグ、可能なのか三谷さん?本当に…?






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2022/12/18(日)

映画かんそう
「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」

2009年同名映画の続編。
監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン ジョシュ・フリードマン

元海兵隊員のジェイク・サリーは惑星パンドラの先住民族ナビィの姿を得て
妻子を持ち、平和に暮らしていた。
しかし滅びゆく地球がパンドラを移住先候補に定めたため
再び大規模な侵攻が始まるというあらすじ。
5部作構想らしい。しかし少々の謎は残りつつこの1本で一応完結はしてます。

予告でもありましたが今回水棲生物の映像がすごい。
ドキュメンタリーみたいでした。
映像に興味のある人は見ておくべきだと思います。

今回注意点としては、長い動物虐待シーンがあるのと、
最近の映画にしては珍しいほど家父長制・家族愛推しなので
苦手な人はご注意です。

ラストばれ

今回海の一族の話なので、次は砂漠とか、火山とかいくんだろうか。
「エアベンダー」か!
パンドラ、レアメタルは出るし移植先に選ばれちゃうし
アンチエイジングの薬も取れるし、狙われすぎて大変ね…。
そして大佐が完全悪ではないので、
カタル死ス要員として捕鯨じじいがINしましたが
トゥルクンの母子が狩られるシーンがともかく残酷で長かった。
別の映画が始まるかと思った。
まあその圧迫のおかげで捕鯨じじい死のシーンは
立ち上がって拍手したいほどスッキリしましたけども。
左腕ポーンするリズムが大変良かった。
しかしトゥルクン1頭で現レート108おくえん、
こりゃあ5回といわず10回でも20回でも来ちゃうね。
トゥルクン狩りは、捕鯨への風刺もあるでしょうけど、
鯨油だけとってあとは捨ててしまう、19世紀初頭前後の
欧州の捕鯨のことも皮肉ってると思う。

子供が人質になるシーンが多すぎて、
人質になったり逃げたり、なったり逃げたり、
人質コントかと思いました。終盤の展開については
もう一度くらい脚本をリライトしてもよかったのでは。

大佐は、息子に会った瞬間トゥンクしてたので、
だんだんヴィランではなくなっていって、
最後共闘することになる気がするけどどうかな。
(グレイスもボディはあるので復活すると思う)
キリの父親については次回に持ち越し。
キリの声、シガニー・ウィーバーって全然気付かなかった。







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2022/12/19(月)

ケークサレを焼こうと思ったのですが
そういえば「そのうち電気代を1.2倍にするね!
ガス代は段階的に値上げしてそのうち1.5倍にするね!」
とかいう通知が来てたな…と思い出して、
電気オーブン180度くらいとガスの弱火、1時間の料金ってお幾らくらい?
と調べたら、まあなんかだいたい38円と5円で圧倒的にガスのほうが安いっぽかったので、
オーブンで焼くのはやめてフライパンで焼きました。
まあそんな大差はなかった。中身は小松菜と長いもとベーコンとかぼちゃです。
ホットケーキミックスと鶏がらスープ、コンソメ、塩コショウ、
生クリームとヨーグルト使用。








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2022/12/20(火)

ルレクチェと言う洋梨が大変おいしいと聞いて、
買って追熟していました。
私は追熟が下手で、大抵写真や説明通りの色にならずに
腐敗の兆しが出てきて「えっこれもういいの?まだ待ったほうがいい?
分からないけど食べるね!」って食べてしまう。





この梨くんも、熟すると全体に弾力が出て、
くびれに皺が寄るそうなのですが、
とくにそうはならないまま1週間が過ぎ、
底が黒くなり始めたので食べた。でもおいしかった!
水分たっぷりで、甘くて、天然のコンフィチュールという感じでした。
しかも高級な。私は普通にスーパーで買いましたが、
お値段にばらつきがあるようなので事前に少し調べたほうがいいかも。





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2022/12/21(水)

読書かんそう
「かがみの孤城」辻村深月さん

あるきっかけで学校に行けなくなってしまった中学生のこころが、
不思議な城に迷い込む話です。
中高生の頃の息苦しさを思い出して酸欠になりそうだったので、
現役の中高生が読んだら胸に迫るだろうなと思う。
でもぜひ読んでほしい。
私は年齢的に母目線になってしまうので、
こころのお母さんに 「つらい… がんばれ…」って思ってました。
すごい忍耐力だよお母さん…。

おちばれ

オチはまあ分かったというか、 ワンピの名が出た時点で確信しました。
こころのいじめの話がちょっときつかった。
たしかにああいうマウントと異性のことしか頭にない、
猿っぽい女子はいましたが (男子も)
令和の今もいるのか?
成人して慎重に友達と職業を選べば縁がなくなるので、
今悩んでいる二十歳前後の人は安心してね。
ああいうクラスメイトと、
感情の豊かな人間こそ優しい子だと考えている教師が揃うと、
たしかに人生詰んだ感じがしちゃうかも。

不登校の子たちの、 相手のプライバシーに踏み込まない、
簡単に分かったとか言わない優しさは、
今どきの友情話だなーと思いました。
あと、親が「いじめだ」 と言うまではいじめじゃない、
シュレーディンガーのいじめ、みたいなの、
たとえばウレシノのパターンとか、
私が親でも「いじめじゃー!」 って言うと思いますけど、難しいですね。
つらいし、終わってほしいけど、
でもいじめというには違和感のある
こころちゃんのパターンとかも。

ボリューム的に2時間に丁度良さそうなので、映画は期待してます。
オオカミの遠吠えのアニメーションと音響効果などが今から楽しみです。






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2022/12/22(木)

今年も友達がチョコレートのアドベントカレンダーをくれた。
もらったのが10日頃だったので
「1日2個ずつ食べていたら、 クリスマス手前に追いつけるな」
と考えていましたが、
自分のチョコレートりょくを甘く見ていました。
1週間で追いついたわ。



でも「家に帰ったら今日のチョコ食べよー!」
というのは、帰路が寒くて暗くて、業務の押す冬の会社員にとって、
なかなか侮れない回復効果がありました。





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2022/12/23(金)

この前のセールの時に、
「年末のお休みに食べようっと」 と思って買ったチョコレート1kg、
届いて1週間で400gほど食べてしまった。
自分のチョコレートりょくの高さを見誤っていました。





さすがに12種類は入ってない気がするけど、
でも色々な味があって飽きずにいつまでもモリモリ食べてしまう。
もう年末まで食べないと誓います!
50gくらいしか食べないぞ!







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2022/12/24(土)

色々感想

ブルー・ピリオド(アフタヌーン連載)
「貧乏人の絵って見ればわかるから」
というパワーワード、実際のところ画材の品質以外で
分かるものだろうか。
文章は多少出るかもしれないと思うけど。

波よ聞いてくれ(アフタヌーン連載)
大根抜き、なる北海道のローカルな遊び初めて知った。
参加者全員、一定以上の筋力を必要とする遊びだ。

ショーハショーテン!(ジャンプSQ連載)
太陽とお笑いの出会いと、昔の男回。
わっお笑いで人が死ぬ流れ…。嫉妬で加減できなくなったんだね。


相棒
今回妙な話だった。
夫を亡くして精神的に参っている主婦が、赤子を誘拐され
身代金の受け渡しで2人組の誘拐犯の片方を殺してしまう事故が起きる。
金を奪って逃げた残りの一人は、
不倫をネタにゆすっていた保護司に赤ん坊を押し付ける。
保護司は赤ん坊を養子にする。
6年かけて男を追跡してきた母、また殺してしまう。
なにも知らない娘を浚うが、家に帰りたいと泣く娘に
真実を告げぬまま涙の別れ。

いや、警察に行きなよ。
「ダイア」違いの謎と、
名乗れぬ涙の母のドラマをするためだろうけど無茶設定がすぎる。
事故だし誘拐被害者だから実刑にはならないよ…。
警察に探してもらったほうがどう考えても早いよ。
母は子供を心配するあまり正常な判断ができなかったとしても、
保護司、犯罪者がもってきた赤ん坊をそのまま養子にすんなし。
猫の子じゃないんだから。あとまずは自分の下半身を保護しなよね。

鎌倉殿(最終回)

すごいものを見せてもらったという感じ。
たしかにこんな大河ドラマはこれまでにない。
主人公が妻と姉に二重に殺されて(ある意味自業自得で)、
まだ死ねないと言いながら這いずる最期、
けれどどこか愛情があるような。 結局は北条という家族の話、
家族愛の話なんだけど、それは猛烈な痛みを伴う愛で、
食や笑いや記憶を共有し、血を共有する肉親、
殺されかけても、殺されても互いに愛する狂った絆。
描き方としてものすごく好きでした。

小四郎をモデルに作った運慶の仏像、
クトゥルフそのもののアシンメトリな邪悪な造形。
しかもよく見えなかったけど後頭部に13の穴が空いているそうですね。えぐい。好き。
小四郎が叩き壊そうとして倒れるところも。

小四郎と平六の、互いを信頼していないからこそ成り立つ奇妙な友情。
たぶん小四郎の兄が健在だったら本当に終生の友だったと思う。
シリーズ通して初めて私たちの聞いた平六のストレートな本音。
あときのこネタの回収。今かよ。好き。
そしてとうとうやってきた、タイトルの意味の回収。
まさかの、鎌倉殿の13人は、
私たちが考えていたような意味じゃなかったなんて。
それがあんな結果になってしまうなんて。好きだ。
圧倒的技術、 職人的地獄展開を見せてもらったわ…。
もともと三谷作品が好きですけど、
それを割引いても鎌倉殿はクオリティが高かった。
三谷さんの脚本で一番好きな大河は「組!」ですけど、
技術がすごいのは「鎌倉殿」 だと思う。








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2022/12/25(日)

映画かんそう
「かがみの孤城」

原作:辻村深月
監督:原恵一

あるきっかけで学校に行けなくなってしまった中学生、こころが、
不思議な城に迷い込む話。
城には年の近い男子女子が集まっていて、
どうやら全員不登校問題を抱えている様子だったが、
城の主の狼の面を付けた少女は、こころたちにゲームをもちかける…というあらすじ。

まずまずの客入りで、終盤はすすり泣きの気配もありました。
多少削られた箇所もありましたが、原作に忠実。
学校=世界すべてと思える年頃は
そこがつらいと消えたくなるけど、
でも決してそうじゃないという話なので、中高生に見てほしいです。

ねたばれ

おちに関しては、ガラスに映った姿を変えたりして
相当わかりやすくしてくれていた。
まあでも分からなかったとしても損なわれる面白さはそんなに大きくはない。

金や異性や、学歴、SNSでの人気とか、マウントにしか興味のない人種も確実にいるので、
そして嫉妬が感情の最上位でなおかつ攻撃的という人種も少なくはないので、
そうじゃない人間が、エンカウントした場合の身の処し方を学ぶ場でもある。学校は。

ジャンプやゲーム機などの細かい伏線は割愛された。
あと7人の嫌な部分もカットされた。
マサムネの当たりの強さとか、ウレシノが女子全員を順番に好きになっていく過程、
アキがフウカをdisったりとかするあのあたり。
尺の問題かもしれないが格差要素も抜け落ちていた。
スバルくんの家庭環境は危ういものだったし、
フウカちゃんの家も、経済的に逼迫していたはず。
まあアキちゃんの性加害の話もマイルドになっていたので
(原作ではあれが初めての加害ではない)
全年齢配慮なのかも…?
でもアキちゃんの彼氏のクズ度は120パーセント増だったな?

なぞのオリジナル要素トロイメライはなくてもよかったかもだ。

特典のカードは何パターンかあるようですが、
SNS投稿禁止。
普通に全種見せてほしいですね。







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2022/12/26(月)

映画かんそう
「ブラックナイトパレード」 

原作:中村光
監督:福田雄一  

受験に失敗し、就職も上手くいかなかった主人公は
コンビニのアルバイトをしながら就職活動をしていた。
日頃なにかと業務を押し付けてくるバイト仲間の
ミスの尻拭いをさせられた主人公はやけ酒を呷るが、
偶然会った経営者から高給、手厚い福利厚生、感じのいい同僚と、
三拍子そろった良い職場のオファーを受け心が揺らぐ。
しかしその業務内容は、あのサンタクロースの仕事なのだった…というあらすじ。

原作の3巻までの内容、ただし試験の内容をかなり変えてあります。

福田監督の笑いと中村光さんの笑いはかなり違うと思うけど、
(福田監督のほうが親切で丸い)
相変わらずの福田節で時々笑いが起こっていたからまあいいのかな。

原作1〜2巻が2022年末休み限定で試し読みできるようなのでおすすめです。
鉄板感動系が好きな人よりも、どうなるか分からない変則的な話が好きな人むけ。
https://read.amazon.co.jp/manga/B01N53SA9M?ref_=dbs_ebk_wr_lft

ラストまでばれ

ねずみの手作り感がすごかった。

山田裕貴さん、鉄平の役かな?と思っていたが違った。
あっ…えっ!?成程。

ゲーム機の色の話、原作だとパールピンクなんだけど、
茶色に変更してあって、そこは細やかでよいと思いました。







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2022/12/27(火)

読書かんそう
「余命10年」小坂流加さん

10代の若者がよく読んでいる本ランキング2022(読売調べ)
https://togetter.com/li/1965656
で、いくつかのカテゴリで登場していたので読みました。
まあこのアンケート、少々分母が少ない気もしますけど。

10年の余命を言い渡された難病の若い女性が、
同窓会に出て、かつて自分のことを好きだったという男子と再会し、
恋に落ち、 オタクの友人に付き合って漫画を描き、
精一杯生きる様を描いた作品。

この世には、
現実に興味なく架空が好き派、
架空には興味なくて現実が好き派、
どっちも楽しむよ派、
その3種の人間がいると思います。
私は架空派閥なので、現実派のフィクションに対するコメント
「だって全部うそだから意味ないでしょ?」
にはいつも
「???????」となっていました。
この小説は、 作者さんが本当に難病で亡くなってしまったということから、
現実派にも架空派にも買われてヒットしたのだと思います。
たしか映画化もされた筈。

ラストまでばれ

disになります。
この小説の主人公の半径1km以内に近付きたくね〜〜〜〜!
絶対知り合いたくね〜〜〜〜〜!

彼くんと一緒に行動していて体調が悪くなって腕の中で気絶したすぐあとで、
ごはん行こうって言うヒロイン怖ぇ〜〜〜!というか
あちこちで気絶するし、 無理しないほうがいいと思うんだけど、
一番うわ……って思ったのは、彼氏とのホテルお泊りを
友達の家に行くって嘘ついたものだから、
連絡の行った友達が身体のことを心配して
一晩中鬼電かけてきてくれるのに翌日気付いて、
恐縮するとか申し訳ないとかよりテッヘペロってなってんのが理解不能だった。
よかった、このヒロインと身内や友達じゃなくて…とは思いました。
病院で化粧をしている老女を見て、
身繕いできなくなった自分は女としてこのおばあさんより下なのかと考えたりするのも
なんで突然上下が出てくるのかよく分からない。東リベか?HiGH&LOWなのか?

作中世界では悲劇のヒロインで、繊細で、優しい子という設定のようだが、
私の目からはジャイアンに見えたので、その差異にムズムズしました。
余命10年だが性格の激しい主人公がやりたい放題する設定なら
特に何も思わなかったかも。
オタクの友達につきあってコスプレしたり漫画を描いて
即売会で売ったりするパートは良かったです。
もちろん主人公はオタクとかではなく友達に誘われてなんとなく始めるのですが、
衣装を作れば雑誌に載るレベルだし、コスプレはかわいくてチヤホヤされるし、
漫画を描けばオタクの友達以上の巧さで、
オリジナルで出版社からコミックスの出る作家になれます。
私の言いたいこと分かっていただけますよね?

でもこの本、amazonを見ればものすごい数の評価がついていて、
大半の人の支持する物語というのは技巧もなにもない、
現実に類するものなんだなあ…って思うと少しむなしくなりました。
5秒ほどね!
私はムキムキマッチョが宇宙人とたたかってちきゅうをまもる話を永久に愛するよ。





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2022/12/28(水)

そういえば日本出版販売株式会社の2022年ベストセラー(総合)、
https://www.nippan.co.jp/ranking/annual/
自己啓発本、宗教の本、児童書、ゲーム関連の本が多く、
フィクションで売れた本というのはめっきり少なくなった。
(おそらく本を買う人自体が減っているんだろうけど)

人口の多い高齢者に向けた、有名人の書いた啓発本、
というのが、たぶん安定して売れる企画なんだろうな。
架空の物語を愛する者としてはさみしい流れ。






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2022/12/29(木)

2022年のかわいいもの。



クリスマスプレゼントにもらったシロモちゃん。
デスクを掃除する道具のようだけど、そんなことはできないので
草原でまどろむシロモちゃんのぬいぐるみとして部屋に飾っておく。



おばけミッフィーのポーチ。雑誌の付録です。
キルティング生地が、おばけミッフィーの形でかわいい。
このポーチを使うために旅行に出たい。












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2022/12/30(木)

色々感想

逃げ上手の若君(ジャンプ連載)
解説上手の若君、戦の規模の変遷によって、かつては難攻の要塞だった鎌倉が
そうでもなくなっていった話は面白かった。

水星の魔女
ミオリネさんのほうが重かった(笑)よかったー。
いやー、まさかガンダムでここまで女×女の話がみられるとは。
鎌倉も万世街も終わってしまって、癒しは水星だけになってさみしい。

ギーツ
(惰性で飛ばし飛ばし見ている)仮面ライダーが実はリアリティショウだった!
というアイディアはいいんだけど、如何せん細部がつまんなくて勿体ない。





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2022/12/31(土)

今年のベスト映画・小説・色々です。
(私が今年に見たり読んだりしたものなので、新作とは限りません)
今年見た映画は127本、図書は16冊。

■映画
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」

これは私が想定されている客筋の中でも最高の条件だったこともあるけど、
本当に良かった。見た瞬間に年間ベストだって分かったし実際その通りだった。
脚本も良かったし役者さんも、何もかも素晴らしすぎた。
今でもいくつかのシーンやセリフが蘇ります。

あとは「RRR」「ブレット・トレイン」が好きです。
ホラーは「ブラック・フォン」「呪詛」「女神の継承」
「ザ・メニュー」がよかった。

■小説
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
アンディ・ウィアー

■ドラマ
「鎌倉殿の13人」
「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」
「初恋の悪魔」
「この動画は再生できません」

■アニメ
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」

■漫画
特になし

ワースト映画は、
スペインの「ゴヤ・マーダー」
日本のアニメ「永遠の831」
アメリカは「ファイアスターター」
とかそのあたり。

好き嫌いで言うなら「クライ・マッチョ」が嫌い。

見た映画の物理メモ書きおこしをすっかり怠けていて、
一生懸命1年分メモしているうちに新年になってしまいましたが
皆様が良いお年をお迎えなさいますように。





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