9月日記

----------------------------------------------------------------

2022/09/01(木)

映画かんそう
「Arc アーク」

ケン・リュウの「円弧」をなぜか日本で映画化。
パフォーマーとして暮らしていた主人公は、
ある女性に見いだされ、
死体に特殊な樹脂を流し込み、
その姿を永遠に留めるサービスを行う会社に就職する。
彼女は次第に、人間と死の世界に魅せられていく…というあらすじ。

こんな話だっけ…?と思って再読したが、大筋はそんなに違ってなかった。
しかし数多いケン・リュウ氏の作品の中でなぜ「円弧」だったんだろう…。
エモーショナルな死とその周辺を見るのが好きな人は多いけど、
死の概念について興味のある人は少数派だよね日本の人。

ラストまでばれ

加工なしの天然の人生を送った息子に、
やや長めに尺が割かれているようにも思う。
100年生きた人が、あんな風に(若い女性のように)
他人の言動に気持ちが揺れるだろうか…?という疑問はあったけど、
終わり方は、まあ自由でよかった。




----------------------------------------------------------------






2022/09/02(金)

「十二国記」30周年記念ガイドブックを読みました。

各巻の表紙と簡単なあらすじ、
主要登場人物と用語の説明など、
少し薄めのページ数ながらもなかなか読み応えありました。
萩尾望都先生、羽海野先生、芥見先生、フジリュー先生、
辻村深月先生、畠中恵先生が寄稿されていたのにはびっくりした
(再録原稿も多いですが)。
萩尾望都先生が文章で表現された十二国記の世界はとりわけ美しかった。

目玉は1万字越えの小野先生インタビューと
あと1997年に書かれた小松と六太のお話。
いまだともうこういうやんちゃなやりとりはしない気がする、
懐かしい感じの2人でした。

知らない事が色々あった内容ばれ

楽俊の元ネタがリーピチープだったとは知らなかった…。
思いつきもしなかったわ…。

それと「魔性の子」のタイトルは編集者(大森望さん!えー!)の
発案で変えられたもので、
元々は日本へ帰国する阿倍仲麻呂へ王維が送った詩を元にした
例の対句タイトルだったらしい。
エエエエエエエー!!
以前この日記にも書きましたが阿倍仲麻呂は結局日本に帰れなかったんですよね。
それは…今となっては100倍ほどそっちのほうがいい…。
でも当時は十二国記は一冊も出版されてなかったので、
フックのある「魔性の子」にした編集の判断も分かりますよ。うむ。

あと小説を書く人を、最初に全部決めてから理詰めで書くタイプと
何割か、またはすべて白紙の状態で書くタイプに二分すると小野先生は前者なので、
(厚かましくも)前者の端くれの私には仰っていることが一々分かりすぎました。
そうそう、転調が大きいから2つで支えないともたない、てきな。
分かりますよとても…。

ところでどうでもいいかもしれませんが、
キャラクター紹介のところ、ちょっとしたキャッチフレーズが書いてあるんですが
六太は「この世の悲しみを見つめる紫の瞳」
泰麒は「過酷な運命に翻弄された、いとけない黒麒麟」
とかなのに、
景麒は「その沈黙が、王達を惑わせる」
なんですよ!そんな魔性の麒麟みたいな!景麒も今頃憤慨してますよ!






----------------------------------------------------------------

2022/09/03(土)

色々感想

呪術(ジャンプ掲載)
芥見先生の狂気炸裂回。
冨樫先生と比較しても遜色ない気の狂いようじゃないです?
わりと超シリアスなバトルの最中に、
突然河童とDX日輪刀が出てきた…。
本誌未読の方は何を言っているか分からないでしょうけど、
出たんです…突然河童が……。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
恋愛感情の分からない夕子さんは、
あずささんに恋の話を聞いて、それで恋を理解して踊れてしまうというのはすごいね?

リバイス(褒めてない)
なんか、外敵よりも身内と戦った回数のほうが多かった印象・・・。
敵に回った人数は4人??うち1人は2回間落ちしてる。
そして話し合いをせずに行動し、
登場人物みんなすぐに激高して怒鳴るので、 中盤以降は流し見してました。

石子と羽男
虐待と未成年売春の回。
現実の話、民間の団体がボランティアで保護して、一般に援助を呼び掛けたりしてますが
こういうところにこそ税金を使ってほしいですね…。

鎌倉殿
善児ーーー!!!ネットで言われていたが「チリンのすず」だった。
しかし大河ドラマでここまで主人公が悪に転落していく作品ってあったろうか。







----------------------------------------------------------------

2022/09/04(日)

映画かんそう
「ブレット・トレイン」

伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」映画化。
心を病んで引退を考えていた「レディバグ」は、
日本の東京で荷物を運ぶだけの簡単な仕事、という説明を受けて
しぶしぶ東京・京都間の高速列車に乗り込む。
しかし列車には犯罪組織のボスの息子を移動させている2人組の仕事人、
息子の復讐のために乗り込んできた殺し屋、
犯罪組織のボスを殺そうと計画する若い殺し屋など、
やばい連中が集結していた…というあらすじ。
ブラッド・ピット主演。
日本でのロケはなく、すべて海外&セット内撮影。

やっぱり大画面で見る暴力はいい。
特に辛気臭くないやつで、小粋なセリフがあって、
少しおもろい要素もあって、でも愛情もちょっぴりある感じのやつが。
ヒョイヒョイとリズミカルに伏線を回収していくスピードも小気味よかった。

最近見た中で一番格好いい真田広之さんが見られます。
あと久しぶりにマシ・オカさんを見た。

きかんしゃトーマスのキャラクター紹介を読んで覚えておくといいかもです。

ラストばれ

タンジェリンとレモンの関係がさらっとしててでも親密だった。
番外編が見たくなる。
きかんしゃトーマスのキャラクター予習をしていけばよかったです。
「タンジェリンはゴードン」がツンで、「お前はトーマスだ」がデレって理解でいいのかな。
レモンが人生をきかんしゃトーマスに支配されているように
レディバグは現在セラピーと自己啓発に支配されていて
登場人物は何かそんな感じでみんな癖が強くて面白かったですね。

殺される妻が3人も出てきて、
しかも妻抱えてウォォォォってなってるのを俯瞰で撮るシーンが2回、
コメディとしてやってるならちょっと笑えなくもないですが(3回ともやるべきでは?)
無意識にやってたとしたらやばい。
真田さんは「モータルコンバット」でも妻殺され男だったしな…。

あと原作では全員日本人の殺し屋を、大半白色人種に変えたのは
ホワイトウォッシングではないかという批判が出ています。
確かに、黄色人種の役者さんの仕事をもっと増やすべきという理屈には納得です。

東京はみんな優しい、日本人は遠慮深い、等々リップサービスが少しあり。
でもトンチキジャパンの嘘東京駅、嘘静岡駅、嘘京都駅です。
特に米原駅に笑ってしまったんですが、たしかに滋賀のローカル駅は
東に行けば行くほどホームのみ!あとは見渡す限り雪原!という場所もないではないけど
さすがに米原駅周辺はあんな死後の世界てきなところではないです(笑)。
というか真田さんはどうやって米原駅まで来れたのか。馬?
(電車は「ゆかり号」。ときどき「ゆかり」って表示が目に入って何だろ?とは思ってた)
それと三合会が築地(?)に進出してたようだけど日本に拠点はないよな?
魚河岸でのアクションって時々見かけるけど、外国の人のハートに響くんだろうね。

この映画でサンドラ・ブロックがカメオ出演してくれたので
お返しに「ザ・ロストシティ」でブラピがカメオ出演したらしい。
あの役も胡散臭くてすごくよかったので、この映画と合わせておすすめですね。
というかチャニング・テイタムも今回キュートなモブ役で出てました。

福原かれんさんは、ニコニコ販売のお姉さんで、ちょっと残念だった。
(ホーネットだと思ってた)
彼女が人体をバキバキに破壊して大暴れするのが見たい人は
ドラマ「ザ・ボーイズ」をどうぞ。

等々、気になる点がないではないが、総合的には好きだ。
元気になれる系の暴力映画だと思う。





----------------------------------------------------------------

2022/09/05(月)

映画かんそう
「この子は邪悪」

心理療法室の娘であるヒロインは過去の家族旅行で乗用車が事故に遭い
母は意識不明のまま、父は足に障害が残り、妹は顔にやけどを負った。
そんな折に彼女は、年の近い男子学生と知り合うが
彼の母もまた心神喪失状態であると知る。
やがて意識を取り戻したヒロインの母が家に帰ってくるが
彼女は母に違和感を持つ…というあらすじ。

「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品だというのと、
監督が人形蒐集家片岡佐吉さんの息子だとネットで知って
興味を持って見に行きました。
今年閉館された「マリアの心臓」のオーナーです。

邦画のホラー・サスペンスが好きな人におすすめ。
あと、うさぎがとてもかわいい。

ラストまでばれ

終盤でジャンルが変わって、バーンとタイトルが出て
なるほどー!!!ってなって気持ち良かったです。
(ラストは分かったけど、タイトルに連動するとは思ってなかった!)

途中で計画的にジャンルが変わる作品は結構好きですけど、
この作品はサイコサスペンスからオカルトホラーに変わった時点で
自分の中のリアリティレベルのギアを変えないといけなくて
それができずにある程度現実に沿った話だと思ったままラストまで見た人は
ブチギレそうな気もする。









----------------------------------------------------------------

2022/09/06(火)

映画かんそう
「アキラとあきら」

原作は池井戸潤さんの同名小説。
小説の表紙やドラマ版の宣伝をチラッと見た印象で
貧困家庭育ちの優秀で善良な男性と、
上流家庭に生まれた計算高く冷酷な男性が、
己の主義と人生をかけて真っ向から対決する話だと思ってましたが違いました。
互いの能力を認め合った同じ名を持つ善良な男性2人が
運命的な出会いをして真の友となる話でした。

ピンチとその解決方法が
エンタテインメント的に分かりやすくて素人でも楽しめました。

メガバンク、産業中央銀行の新入行員は毎年、最も優秀な数名を2チームに分け、
融資を依頼する企業と担当行員のロールプレイをさせるという恒例行事があった。
そこで伝説となる高レベルな攻防を繰り広げたのが、
山崎瑛と階堂彬だった…というあらすじ。
お金の話なのに、なぜか運命が前面に押し出されていて
不思議にエモーショナルな感じだった。

内容ばれ(少々妄想気味)

2人のあきらに、ヘテロ主張をするための
マネキンのような異性の恋人が出てきて尺を奪わないのもよかった。
私が読みたいオリジナルBLってこういう内容かもです。
あの後輩の眼鏡女子、カメラには映ってなかったけど
「『お前に何が分かる!』 間近でいただきましたッ!」
って力こぶしを握ってたと思います。
そしてあの世界で「アキラとあきら」を執筆したと思います。

運命的な関係の男子2人、
片方が首から丸いものを吊るしているという点で
「ブレット・トレイン」と不思議なお揃い感があった。

映画と関係ないが融資担当の行員、 時々人の心がない人がいて (not全員)
それは困っている人に金を貸さないという意味ではなく、
どんな相手にも良心の呵責なしに嘘でも追従でも何でも言えるというのと、
あと相手がどうなろうと屁でもないというタイプの人です。
ますます関係ないけど、巨額の金を前にしてタガが外れないのは一種の才能で、
頭のよさや育った家庭のレベル、性格の良さと比例するわけではないというのが私の持論です。












----------------------------------------------------------------

2022/09/07(水)

「辛いけどおいしい!」 という評判を目にして買ってみた。
というか7月からずっと探していたが見つからず、
1個売りの通販を見つけて飛びついた次第。



本当に、私には丁度よい辛さで(ということは一般的には辛め)、
なおかつ旨味もあって買ってよかった。
雑炊もおいしかったし、 豆乳で割って坦坦鍋風にしたやつもなかなかいけました。
暑い時に辛いものが食べたくなるのは何ででしょうね。







----------------------------------------------------------------

2022/09/08(木)

さて今日は元首相暗殺&統一教会のことを書きますので、
この話題苦手な方はまた後日。

7月に元首相が銃殺されるという信じがたい事件が起きたので、
備忘録として書きます。
犯人はカルト宗教の、いわゆる宗教二世と言われる信者の子供で、
親の信心のせいで家庭が崩壊した彼は、
その宗派の広告塔を務めた元首相を恨んで犯行に及んだという、
これまでの日本で前例のない犯行動機でした。
意外な事実はそれにとどまらず、多くの自民党議員が
そのカルト宗教団体と懇意にしており
選挙の際の応援票や選挙運動の無償の労働を
受けていた事が明らかになりました。

カルトについては非常に腑に落ちたというか、
どうして日本が男女平等ひいては人権の分野において、
異常なほど世界平均から遅れる一方なのかって、
おじいちゃんたちにとって一番どうでもいい分野なので、
カルト宗教への謝礼、見返りに使われてたんですね。
夫婦別姓も、同性婚も、カルト側が毛嫌いしているので、阿った。
あと国民のことも割とどうでもいいので、
他国は締め出したカルト宗教のために便宜を図ってあげた。
それで被害が拡大したわけです。
(たとえば2015年統一教会から世界平和統一家庭連合に名称変更するにあたって
文化庁が便宜を図ったのではないかといわれています。
それで統一教会と気付かずに被害に遭ったかたが多数出た)

それでここから不真面目な話なんですけど、おおむかしへタリア同人のときに、
「国に受と攻の属性を付けることの危うさ」
というのが盛んに議論されてたんですよね。
過去に植民地という蛮習があった以上、
雌雄のないものにその属性を付けるのは慎重にならねばならないというような。
私はジャンル外の者ですが、
ジャンルのかたのその真面目さは好ましく思えました。
しかしカルト集団ときたら、
「男性器の形をしている韓国はアダム国、
女性器の形をしている日本はエヴァ国。
エヴァ国はアダム国に奉仕し、尽くさなければならない」ときたもんだ!
いきなり女体化ですよ!
「何でも許せる人向け」 を付けるべきですよ。
私がこれまで「リバ注意」って
1万回くらい書いてきたのがバカみたいじゃないですか……。

それと私は右派=日本好き・自民党好き・安倍元首相好き・
共産党嫌い・中韓大嫌いという理解をしているのですが、
さて大好きな政党が、 大嫌いな国の宗教の日本女体化妄想に乗っかって
(選挙に勝たせてもらう見返りに)色々奉仕してたと知ったら、
右派くんたちはどうするだろう…と思って見ていたら、
主に大好きな政党に裏切られて失望したひとと
全然オッケーだね政教分離というならまず公明党を片付けろカルトは共産党だろ?
ってひとに二分されるようでした。

ちなみに国葬には反対派です。
お年寄りの面子のために何十億も使うのは普通にやめてほしいですね。
せやろがいおじさんさんが、すごい分かりやすくリズミカルに、
面白い感じに反対理由を言ってくださってる。
https://twitter.com/emorikousuke/status/1567820688718966786

あと、精神的に余裕のある方は、北日本放送の特集をごらんください。
(性行為の話が出ます)
知らないうちにすごいやばい状態になっていたことにぞーっとしました。
日本の教育方針を、カルト団体が集団票をエサに教義に沿った方向へ変えさせていた、
その内部資料などの証拠付きのレポートです。本当にやばい。
リンク











----------------------------------------------------------------

2022/09/09(金)

映画かんそう
「クーリエ 最高機密の運び屋」

20世紀末、キューバ危機を未然に防いだともいわれる
実在のロシア人情報提供者オレグ・ペンコフスキー。
彼とMI6の連絡を仲介したのが
ごく普通の技師のグレヴィル・ウィンだった。
商用の旅が多く、そこを買われてスカウトされた彼だが、
やがて深みにはまり…というあらすじ。
実話を元にしている。

作劇は抑え気味だったけど、
もうちょっとエモに走ってもよかったのではないかと思う。

ラストまでばれ
妻は夫が浮気していると思ったが、
実は愛国的理由でアアン私のバカ!みたいな、
そういうのじゃなくもうちょっとこう。

サービスなのか主演のカンバーバッチ氏の
全裸シーンが複数回ありました。
全裸うつぶせで尻の穴に手を突っ込まれるところは
「ケツドライヤー猫」というネットミームと同じ顔をしておられたので、
少し笑ってしまった。
いや、体当たりの役はそろそろお断りしてもよいのではないか。
結局キューバ危機阻止の功労者は拷問を受けて殺される事実を、
なるべく後味悪くないように、 救出間に合わず!
みたいな演出になっていたが実際のところはどうだったんでしょうね。




----------------------------------------------------------------

2022/09/10(土)

色々感想

呪術(ジャンプ掲載)
負けそうになった時、普通のジャンプ漫画なら一度引いて特訓か、
または死にかけて先祖とかもう一人の己とか、
すごい強い人外と対話して復活の二択なんだけど、
今週の呪術、突然河童が出てきて河童と相撲を取って開眼した。
その河童はレギュラーとかではなく先週突然出てきた河童。
ギャグじゃなくてシリアスで。薬物なしでこの展開が描けるのはすごいな

逃げ上手の若君(ジャンプ掲載)
今週の雑学で将棋の話が出ていて調べたが、
鎌倉大将棋、マスが15の上に、自陣が5列もあるので平安大将棋より駒が多い。
悪狼・嗔猪・猫刄・猛牛・飛龍とかがあるようですがどんな動きだったんだろう。
覚えられそうもないけど。

ロボ子(ジャンプ掲載)
300円の制限内で、いかに遠足のおやつでクールなセレクトをするかのバトル。
今の小学生が遠足に300円制限のおやつを持って行くかは知らないけど、
ロボ子のこういう回、いいなと思います。
特にモツ夫のおやつがクレバーだった(バナナは加算されないのと、
食物以外に制限がないことを逆手に取り、
クーラーボックス持参でパフェを作る) 私が小学生だったら憧れたに違いないよ。

ドンブラザーズ
敵対するヒーローに執着するヴィラン、
令和なので約束の時間にまだ仕事が残っていて、
ヴィランがその仕事を手伝ったりしますが
まるで悲恋もののような幕引き…。

肉体だけ帰ってきて、ガチ敵対からの
約束の食べ物、おでんで記憶を取り戻すと大半の人が予想してますがさて。

石子と羽男
名称は違いますが食べログのことですね。
名を売りたくない隠れ家的飲食店が記事の削除を求めたが
サービス側は拒否したという。
まったく同じ流れの裁判が、確かあった筈です。

初恋の悪魔
傷付いた男性登場人物に対して職場の同性の友達が
「今の君に必要なのは睡眠と、プライスレスな優しさだ」
といって膝枕をしようとする。
男性は最初は断るが受け入れる。
この流れが、性愛によるものではなく、ギャグでもなく
男性同士の接触的ケアとして描かれるのは良い傾向。

女でないと癒せないとかそういうことはない。
男性同士、おじさん同士、どんどん癒し合うといいと思う。

鎌倉殿
再婚で久しぶりにソワソワしている小四郎が見られた。
一番性格の強烈な人っぽい。

小四郎のお父さん、賄賂を受ける人の気持ちはこんな感じなんだろうなと思いました。









----------------------------------------------------------------

2022/09/11(日)

映画かんそう
「HiGH&LOW THE WORST X」

2019年上映「HiGH&LOW THE WORST」の続編です。
ドラマ→映画→ドラマ→映画の順番ですが
まあ前作映画を見ておけば大丈夫だと思います。
私もドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」は見てない。

鳳仙、そしてキドラとの抗争を終えて日常に戻った楓士雄たち鬼邪高校メンバー。
しかし鎌坂高校、江罵羅商業高校を従えた瀬ノ門工業高校が、
不穏な動きを見せていた…というあらすじ。

今回も最初から最後までびっちりと殴り合い。
ただ、ザワは格闘として一連の流れを組み立てていたのに対し、
ザワクロは一打一打を、流れではなく
画面映えするコミック風ショットの連続として演出してあったように思う。
どちらがいいかは好みによる。

前作のファンの反応とか相当勉強なさったような…。
人気の高いキャラクターの組み合わせと、見せ場には間違いがなかった。
登場人物がめちゃくちゃ多いのですが比較的わかりやすく、皆活躍シーンがあった。
時間がタイトなので、「HiGH&LOW」名物、変な回想、変な演説、変なポエムはなかった。
(人間と上下の話くらいかな?)

ラストまでばれ

楓士雄と司、楓士雄とサッチー、楓士雄と轟、轟と辻芝、
轟と小田島、やすきよ、中中、あと今回登場の天下井と須嵜。
いやー、サービスすごかった。とくに小田島さんは前回人気があったからか、
所属事務所を変えられたせいかは分からないがすごくプッシュされてた。
途中ゲイポルノみたいな撮りかたの寝技の稽古シーンが始まって笑ってしまった。
あと轟さんとあんなに仲良くなっているとは。

轟さんと言えば今回も土がつかなくてよかった。
鬼邪高襲撃の時にはあえての不在で、三校連合からサクっと1校減らす格上表現。
流血覚醒で、不良狩してた時の顔に戻ってた。
それと楓士雄に礼を言われたときの動揺、
戦力外通知がトラウマになってるんだなーって思いました。
蹴りを出す時にバランスをとる腕の動きがシャープで好き。

佐智雄さん、大人の事情ってやつで今回は不参加をめちゃ匂わせていたので、
絶対出ないと思ってたらまさかの参加でびっくりしてしまった。
志尊さん及び事務所、いい人だ!

今回初登場のラオウくんは「友達になってくれ」って言われたのが生まれて初めてで、
それで友達のために尽くしてくれるって、めちゃいい子で、
むしろザワとかじゃなく世界名作劇場に出たほうがいいのではと思う。
リスとか小鳥とかと戯れててほしい。

同じく今回初登場の須嵜くん、みんなに何度も「他の男にしなよ〜(大意)」って言われてるのが面白過ぎた。
私も「他の男にしなよ〜」って思うんだけど、あの男じゃないと駄目なんだな。
「あの人は俺が付いてないと…」ってやつだな。

アクションは、蹴りを受けた人が縦に回転して飛ぶところが自然で良かった。
美術が前作よりパワーアップしていて、特に自転車の使い方が斬新でした。もはや華道に通じるものがある。

一瞬だけ過去映像が流れましたが、少しだけ様子を見に来てそのまま帰る村山さんが見たかったなあ。





----------------------------------------------------------------

2022/09/12(月)

映画かんそう
「ビースト」

妻を亡くした医師が、娘2人を連れて妻の故郷である南アフリカを訪れ、
サファリ見学をする。
しかし途中、立ち寄った村の住民が皆殺しにされているのを目撃し、
その殺戮を行った狂える雄ライオンとの死闘を繰り広げることになる…というあらすじ。
動物サバイバルホラーです。

もちろん人間の死体などが映ります。

娘ちゃん2人が結構自由なので、
そこにいろ→いない
動くな→動く
が何度も繰り返されるので、ちょっとストレスだった。
お父さん大変だ。

ラストまでばれ

特にお父さんがライオンの近くにいて身を潜めているとき、
娘たちがトランシーバーでお父さんを呼んでみよう!
とデッカイ声で通信してきて、ウワァァー!ってなった。
「ワールドウォーZ」を見ていればあんな事にはならなかったのに。

人食いライオンくんでも、やっぱりヘビは嫌なんだね。
きゅうり見て飛びあがるネコチャンと反応がおんなじだった…。
最後お父さん、人食いライオンとステゴロ(ナイフ持ってたけど)で勝負を始めて
発狂したということかと思ったら違った。
一応育てられたライオンたちが仇を取った形だね。

それにしても動物に魅せられて南アフリカに定住し、
1人や2人ではない密猟者を殺していて(でないと確率的に顔バレしているのはおかしい)、
性愛か友情かは分からないが強いシンパシーを抱いた女性(埋葬の件でも分かる)を
医師の友人に紹介したら2人は結婚するが、彼女は癌で死にアメリカに埋葬されてしまう。
自分が紹介しなければあるいは彼女は生きていたかもしれない、
しかし医師の友人はいいやつで、娘たちもいい子だ…という複雑な葛藤を持った
シャールト・コプリー演じるマーティン、
なんでそんな主人公みたいな属性をいっぱい付けるのだ?と思った。

得体のしれない強大な何かに監視されていて家や車から出られないという状況は
最近封切られた「NOPE」とかぶっていて、ちょっと不利だったかなと思わないでもないです。







----------------------------------------------------------------

2022/09/13(火)

ハムスターモナカ

秋限定栗餡もなか。 見た目が可愛いうえにおいしかった。
ネットで写真を見かけてすぐに買ったおかげで手に入ったが、
通販がストップして入手が難しくなった。 何事も初動が肝心





モナカは6個入り。皮も餡も落雁も個包装されています。










----------------------------------------------------------------

2022/09/14(水)

大阪のミシュラン1つ星の店で、店主が女性客に酒を飲ませ、
暴行していたことが判明しました。
それと同志社大学アメフト部所属の4人の男性が
女学生を酔わせて部屋に連れ込み乱暴して
その様子を撮影していた事件も最近明るみに出ました。
どちらも女性が被害届を出したことで事件になりましたが、
おそらく訴えなかった女性も複数いたと思います。
でも昔に比べると被害届を出す女性は増えているし、
今後は更に多くなることでしょう。

事件化することで加害が一旦ストップし、
未来の被害者が守られる、
その恩恵に与っているという意識は忘れないようにしたいです。
自分ではなくても、妹や姪や娘が。

女性用防犯グッズ、これだけ技術が進化しているにも関わらず
まだ防犯ブザーが主流で、技術者も企業もあまり関心がないジャンルなのだな…
いうことが伝わってきます。

この全方位ドライブレコーダーは
ネッククーラーくらいの体積で、 目立たず、
交通機関内の痴漢対策を始め、防犯全般にいいのではと思っていましたが、
残念ながら映像が不鮮明すぎるとのこと。

このスマートウォッチはRizletは
モバイルと連動して、 簡単な操作で警察への通報と、
あらかじめ決めてある連絡先に位置情報とSOSを送信し、
なおかつ警告音を鳴らすというもの。
それと一定時間内にパスワードを打ち込まないと、
同じくSOSが送信されるモードもある。
家族など、保護してくれる人間がいる想定になっているのと、
うっかり屋にはちょっと扱えないという弱点はあるが
この商品が有名になれば、
この時計(それとよく似た偽物) を身に着けている人は狙われにくくなるだろう。
しかしこれもまた残念ながら、
この商品はUSA仕様で日本には類似品が見当たらないのだ…。






----------------------------------------------------------------

2022/09/15(木)

ドラマかんそう
「シー・ハルク ザ・アトーニー」
1話から3話まで(全9話)

次から次へとよくまあ新しい企画と人材を集めて世に出せるなあと
感心するハイペースのMCUドラマです。
たぶんすごい予算と制作陣の労働時間のたまものだと思うんですが、
努力の甲斐あってディズニー配信事業総合加入者の総数が
ネットフリックスと並んだと聞きます。おめでとう!

前作「ミズ・マーベル」はムスリムの少女のヒーロー観、
甘酸っぱい恋、友情、家族愛のドラマでしたが
今回はMCU+法廷もの、つまりヒーロー世界に
法と契約を持ち込んだらどうなるかをコミカルに描いたドラマです。
主人公のジェンは大人の女性で弁護士。
「ロースクールの学生ローンは自警団に入るためじゃない」
とのことでそれはそうですよね。
仕事に恋に充実した人生を送りたいのに、
気付けばスーパーパワーを使った怪事件に巻き込まれて…という話。

内容について少し触れますが、
わりとネットの男性優位主義者の横面を張るようなシーンが時々あります。
常に怒りを抑えないといけないハルクという存在と、
常に怒りを抑えないといけない女という存在をシンクロさせるやり方、
私はなるほど上手いなと思いました。
「怒りを抑えるのは得意だよ。いつもやってる。
街でナンパされた時とか、デキない男が私の専門分野に口出す時とか毎日怒りを抑えてる。
でなきゃヒステリックとか面倒だとか言われて、もしかしたら殺される」
というジェンのセリフなどは刺さる人が多いのでは。
ディズニーのことなので思い付きでやっているのではなく
何かデータに基づいているのでしょうけど
(たとえばトロールどもは案外数が少ないとか、
悪口を言われると無視することができず毎週見てしまうとか)。

話はずれますが、 異性愛者の白人の男の主人公と
細くて美しい異性愛者の白人の女のサブキャラクター以外が登場する
エンタテインメントに低評価を付けまくる一群がいるらしいとは聞いています。
しかし不思議なことに日本でも有色人種の登場に文句をつける人が
一定数いるのは本当に謎です。
白色人種崇拝主義者で自分のことは醜い黄土色のドワーフだと認識しているのか?
それともまさか白色人種と自分は近しい存在だと思い込んでいる? 閑話休題。

とりあえずトニバナトニのひとは見たほうがいいですよ。
時々チクッと神経を刺激されながらもジェンは親族一同仲がいいし、
親友は陽気で楽しいし、 新しい職場は波乱万丈で、
今のところ彼女の生活は充実してます。

内容ばれ

バナー博士、無事でよかったー!腕も治りつつあるみたいでなにより。
穏やかな、思い出と生きるライフスタイルになりつつあるんだね。

そしてウォンさん。連続であらゆる作品にゲスト出演して、
そのうちスクリーンタイムで上位3位内に入りそう。
ソーサラーの頂点にして指導者、 書物の番人、
夜はカマータージの資金調達…忙しすぎて体壊しそう。
ストレンジ先生、 少しは手伝いなよ!

キャプテンアメリカの下世話な噂を毎週してくれるかと思ったけど
そうでもないらしい。
まあ公共の場でないのでギリセーフだが、
他人の下半身の噂はほどほどにな……。

ところでこのドラマ、1回30分なのでとても見やすい。







----------------------------------------------------------------

2022/09/16(金)

新しいマッサージ屋さんがあったので「入ろう」 と思い、
一応サイトを確認したのですが、 料金が相場の1.3倍くらいで、
施術土さんがみな若い女性でした。
まあここまでならあるといえばあるんですが、
施術士さんの写真が全身写真でみな丈の短いワンピースを着ている、
これはさすがにないので、おそらくメンズエステだったのでしょう。
会社や個人医院、銀行など並ぶ一等地にあったので
本当にあやうく入って店のお姉さんを困惑させてしまうところだった。危なかった…。

最近の気の優しい男子たちには結構人気だそうですね。
基本的にはマッサージなんだけど、
ちょっとエッチなところに触られてドキッとしたり、
すごく顔が近くてドキドキしたり、
あくまでマッサージのため、やむなく体が触れ合ったりするのを楽しむそうです。
草食系だ…。

料金も少し高めのクイックマッサージくらいなので、
お財布にも優しい(たぶん)。





----------------------------------------------------------------

2022/09/17(土)

色々感想

ウイッチウォッチ(ジャンプ掲載)
ジーンズおたくのモイちゃんによるジーンズ道解説、
奥が深すぎてよく分からなかった・・・。
皺を育てるとい概要だけは分かった。
糊を洗った後でまた糊を貼る工程が発狂しそうだった
(下書きしたあとでペン入れるみたいなものか)

ジャンプ、月曜日が祝日の際に前倒し発売するのをやめたのか。
しかし折悪く台風で、火曜日に無事に店頭に並ぶだろうか。
新連載は女子主人公。女子主人公多いな。

鎌倉殿
わー!実朝は悪くない設定にして、娘婿が悪、
りくは騙されて結果的に血を求め悪に、パパも検証なく嫁に従って悪。
打ちのめされたりくに対して、トンチンカンな励ましの言葉を述べ、
いつも冷静沈着なりくが動揺していると不安だというパパに、
「自分がしっかりしないと・・・」と思ったときの表情の演技がすごかったですね。
この夫婦は何気に年長の殿と年若い後妻の役割が逆転していて面白い。

それと息子くんの双六フォビア、 なんだろう?って思ったけど、
上総之介の生まれ変わりだからなのー!!???
(双六をやりかけたところで斬殺された)
あの赤ちゃんが 「ぶぇーい」って喋ってたシーン、
私は小四郎の罪悪感ゆえの幻聴だと理解してた…。

初恋の悪魔
弟は、優秀な兄がコンプレックスで、 自分は出来損ない、
親も自分のことをポンコツのスペア扱いしていると考えていたが、
兄はコミュニケーション能力が高くて誰からも好かれる弟がうらやましく、
親は弟の話ばかりしていると考えていた。
兄弟や姉妹でよく起こりそうな擦れ違いですね。
私は兄がシリアルキラーで弟はそれを知って彼を殺したのかもと考えていましたが、
その路線は消えたな、たぶん。






----------------------------------------------------------------

2022/09/18(日)

映画かんそう
「ヘルドッグス 地獄の犬たち」

過去のとある事件をきっかけに警官を辞めた主人公は
現在は組織犯罪対策部の命令で、暴力団への潜入捜査を行っていた。
寡黙で仕事の的確な主人公はどんどん出世し、
部下にも慕われていたが…というあらすじ。

岡田さんのアクション目当てに行った。原作未読。
アジアンノワールをやろうとしていて、比較的上手くいっている。
感情のためのシーンが少なくて、湿度は低め。
暴力のシーンは多いが陰惨度は少し低く、日本で上映するにはベストだと思う。

岡田さんの作られるアクションは、一撃必殺ではなく
次の技にどんどん連携していく組み立てが、起承転結あって好きです。
むしろ隙のでる大技は避ける傾向にある。
つまりとてもテクニカルなので、
骨が折れても首が折れても情念がこもらなくてドライ。そこも好き。

性加害がほぼないのも良いと思う。
抵抗の手段のない女性を傷めつけるシーンがない。
邦画(一部アジア映画)は、怒鳴る・女に加害する=過激!って思ってる作品が多いんですが、
なんでもかんでも怒鳴ってる人は耳が遠いのかとしか思えないし、
女性への性加害は「ホモソーシャル忘年会かくし芸大会!」くらいにしか思えないので、
本当に過激な映像が撮りたければ監督の愛猫の目玉をくりぬくシーンとか入れれば…?(CGで)
と大変白けてしまいます……。

腹パン嘔吐が少しあるので注意。

ラストまでばれ
感情控えめな「新しき世界」。

みんなが岡田さんのことを好きで、最後はもう取り合いみたいになってて
ちょっとクスっとした。
反隠喩主義過激派の私ですが、
MIYAVIさんとの最後のアクションシーン、なんの隠喩かわかりますよ。
(MIYAVIさん演じるラスボス、キックで粉々に割った瓶を
あとでしゃがんで自分で片付けているところとか味があってとてもいい)

宗教二世の設定は極力表にださないようにしてあるけど重要だと思う…。
最後、裏切られたと逆上して岡田さんを殺そうとすると予想してたが
私の予想をはるかに超えて岡田さんのことが好きすぎたんだなサイコボーイ…。

大竹しのぶさん、出て喋ってるだけで映画の格が上がる。
大竹先生のマッサージ、相場の10倍出すのでやってほしい…。凝り取れそう。

冒頭のシーンで岡田さんが呟いていたのはフレイザー「金枝篇」の祭司殺しの部分。
この本は「地獄の黙示録」でカーツ大佐が読んでいる。
「地獄の黙示録」の元ネタはコンラッド「闇の奥」。
映画内で「闇の奥」って3回くらい言ってる。
(あと闇の奥の主人公には象牙を運搬する役割がある)
(象牙に関しては、そういうルポを読んだと監督はインタビューで仰ってますが)
(予告で「闇の奥は深いぞ」ってセリフを聞いたときは寒くて背筋がぞっとしたんですが
映画を見たら「ああ、書物匂わせかー」って安心しました)
「闇の奥」は有能な人物が地獄のような場所で狂ってしまったのを主人公が看取る話ですし
朗読されていた部分は、王殺しの部分、
よそ者がやってきて祭司を殺し成り代わり、その祭司もまた次の来訪者に殺される、
というくだりです。フンフンなるほどね、と思った。しかし潜入者多すぎ問題。

原田監督、前作でハバネラの使い方にギョっとしましたが
今回もアルハンブラの思い出で「!?」って感じでした。
スペイン繋がり…?と思ったがビゼーはフランス人だった。はい解散。
吉原光夫さんのお歌の使い方はぽかぽかした(笑)。

あと前作のロケ地もすごかったですが、
今回のロケ地もよかった。
福島県 ヘレナ国際ホテル
https://helena-international.jp/location/hotel



----------------------------------------------------------------

2022/09/19(月)

温泉マニアのかたが、
日本全国でもベストテン入りは確実の、有馬で一番の名湯と
推しておられるのを見て
兵庫の「上大坊」に行ってきました。
無濾過、非加温、非加水、消毒なしの完全掛け流しなのだそう。
茶褐色の湯なのですが、チョコレートか泥のような濃さで、
つかって3分ほどで汗が噴き出ました。
誰も人がいなくて貸し切りだったので
お湯につかって5分、脱衣所で涼んで5分を繰り返して
トータルで1時間30分ほど湯につかってました。

含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉とのことで、
湯を汲み上げる金属製のパイプも、床のタイルも、壁も、
上水道を通す塩ビ?のパイプも、何もかも濃い茶色に染まって、
ちょっと凄いような風呂でした。鉄分のせいなのかな?
(撮影は禁止なのでじゃらんの写真をどうぞ)
https://www.jalan.net/news/article/551901/
これは割と入れないという女性もいらっしゃりそうです。
ホラー映画っぽいというか、悪夢っぽい?
私はわりと平気です。
強塩のお湯はめちゃ体が浮いて面白かった。

旅館の中に人がいなくて従業員さんも見かけなかったので
女性1人で行かれる方は防犯グッズがあったほうがいいかもです昨今…。
というか有馬温泉全体的に人が少なかった。頑張って持ちこたえてほしい。








----------------------------------------------------------------

2022/09/20(火)

クリスピー・クリーム・ドーナツ
ハロウィン限定ドーナツ











----------------------------------------------------------------

2022/09/21(水)

https://www.youtube.com/watch?v=6BGPqQY6jeo&feature=youtu.be

乙一さんが(安達寛高さん名義で)
音声合成ソフトとCGを使って制作されたショートムービーを見て、
「わー、 絵が描けなくても、独りで映画を撮れる!面白そう!」 って思って、
自分だったらどんな話にするか考えたんですが、
音声合成ソフトを使って普通に西條八十 「トミノの地獄」
(音読すると死ぬという都市伝説がある)を朗読した音声を流して
最後に都市伝説を紹介して
「マニ車と同じ理屈で、 再生ボタンを押したのはあなたなのだから、
音読したのはあなた」ってでかいフォントで出して終わるのがシンプルでよさそうかな…
製作時間30分くらいで済みそう…。
バズリそうですが映画ではないね。









----------------------------------------------------------------

2022/09/22(木)

「呪詛」「女神の継承」の感想を色々読んでいた時に思ったのは、
「祟り神」のニュアンスって、
そういえばキリスト教圏では通じないのかも、ということでした。
英語だと「デーモン」らしいけど、でも悪魔と祟り神は違うもんね。

「悪霊」「化け物」だとワンチャン助かる気がするのに対して
「祟り神」は、死ぬしかないし、1人や2人じゃ済まないな…という感覚がある






----------------------------------------------------------------

2022/09/23(金)

映画かんそう
「LAMB ラム」

アイスランドの羊飼いの夫婦はある日、羊の出産の介助で異様なものを目にする。
生まれてきた子羊が、頭部が羊、首から下が人間のキメラだったのだ。
夫婦は愛娘を失くしており、その娘と同じ名前を付けて子羊を可愛がるが…というあらすじ。
ホラーだと思っていたが恐怖シーンはそんなになくて、
オカルトファンタジーという感じ。

アイスランドの羊飼いの暮らしが丁寧に描かれます。
食事や羊の世話や農耕、白夜、濃霧。

注意としては
犬は無事ではありません。動物が死ぬシーンがあります。

ラストばれ

羊人さんに問いたいんですが、
あのメスは羊飼いの夫妻が繁殖させるか買い付けるかした家畜で、
人間の法では、人の飼ってる動物とまぐわうのは罪なんですよ。とりあえず先進国では。
人間の法など知るかってのはまあ分かるけど、
交尾して妊娠が発覚してから出産まである程度期間があった筈ですが
その間に妻子を連れて逃げるって発想はなかったんですかね?
俺は孕ませてしばらく不在にするが、俺の妻子をいい感じに養っとけよ人間!
という感じですかね?
復讐っぽい雰囲気出してましたが、ちょっと厚かましいんじゃないすかね?

子供に物語を聞かせたり、サバイバル方法を教えたり、
アイスホッケーの試合を3人で見たり、アダとねこちゃんの2ショットに父が笑み崩れたり、
ああいうのは良かった。
しかしラストでポカーンとした。
しかも登場人物の中で一番罪のない人が死んでしまった…。
妻かあの弟が殺されればまだ納得したのに。
(あの弟の、悪い人ではない描写をされながら、真面目に義姉を愛している訳でもなく
兄に何か恨みがあるわけでもなく、でも性交したいので試しに軽く脅迫してみるっていう行動、
いやなリアリズムでした。普通のホラーなら確実に死んでたのに…)

ボーダーコリーちゃんが可愛いかったので
ボーダーコリーちゃんの写真をネットで見ている。
犬の中で一番賢いのだそう。ということはたぶん私より賢いな…?





----------------------------------------------------------------

2022/09/24(土)

色々感想

ウイッチウォッチ(ジャンプ掲載)
今回技術的に優れたネームだった。
(パンで作った魔術の人形と会話するが、人形は世界各国のパンの名称しか喋れない)
(名称の一部でもOKなど、ルールを把握してなんとか会話しつつ世界のパン料理も紹介)

断罪六区
小林靖子さん原案 ののやまさきさん作画
https://comic-days.com/episode/316112896827842866
死刑囚の送られる街、刑務街第六区。
そこでは寿命が通貨としてやりとりされていた。
交通事故の過失で死刑の判決を受けた主人公は六区へと向かう列車の中で
教誨師として区を出入りする男に出会うが…というあらすじ。
寿命を通貨としてやりとりするのは
アンドリュー・ニコル監督の「TIME タイム」と同じですが、
まああの映画、設定をあまり活かせてなかったので、
きっと設定と密接なオチになるんだろう。期待。

ドンブラ
倒した敵幹部のお葬式に参列する話など
これまでの戦隊にあっただろうか…。
なんか悪と戦う話というより、
戦隊リーダーと敵幹部のロミオとジュリエットの話になりつつあるような。
あとソノイ、記憶のない状態で復活して再び敵対したりしないよね?

鎌倉殿
こんなに首桶の登場する大河がかつてあったろうか。

まさかの殴り合い決着。
和田くんと畠山くんがルックスも性格も対称的なのがとても効いてた。
ネットではギムリとレゴラスに譬えられていたが、
言われてみればそんな感じだ。

北条パパ、みんなの喜ぶ顔が好きっていう、
ヤンキーやウェイの頭に多い、気のいい性格は相変わらずなんだけど、
そういう人ほど残虐な事件起こしがちなの、分かる。

しかし自分の鎌倉時代の把握がめちゃくちゃ雑だったので
このドラマ見てよかったと最近しみじみ思います。
原因や人間の関係などは三谷さんのアレンジだけど
お陰で事件の流れが把握できた。

石子と羽男(最終回)
不動産投資詐欺、ちょうどNHKでも取り上げられて
被害が増えているそうなのでタイムリー。

父親との決着はもう少し尺を取るかと思いましたが
失望されて手放してもらうという案外あっさりした感じに。

三角関係でドロドロしたらいやだなあと思ってましたが
羽男くんはあくまでバディという立ち位置で
三人仲良くさわやかでよかった…。どろどろは昭和に置いて行こう。

初恋の悪魔
息子?と思わせてからの、
やっぱり父親?と思わせてからの、
息子だー!真相は結構シンプル。

PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL放送直前イベント特別配信
もうすぐスタート予定ですごく楽しみにしているモルカーの続編、
見里監督じゃなく、監督交代してるというのを今日の配信で初めて知り、
緑色になるほど動揺している。
監督交代に碌な思い出がないからですけど
今回は交代されても同じくらい面白い!って思えたらいいな…エーン…。












----------------------------------------------------------------

2022/09/25(日)

2021/10/15、2022/02/10の続きのキャロットケーキ巡り。

堀江「saison 2e ecru」
当日にお店の情報を確認してから行ったほうがよいかも。
軽めの優しいお味でした。





みなと元町「GROOVY BAKERS」
甘さ控えめ、スパイス強めでした。
スパイスは、シナモン多め?自信ないですが。
クリームがしっかりと甘くて、ケーキとバランスをとってる感じでした。
今回のケーキのなかでは一番好きです。





三宮「青い蜂」
お店を探すのに少々手間取りました。
ケーキはどっしり系、でもスパイスは軽め。






----------------------------------------------------------------

2022/09/26(月)

映画かんそう
「映画デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!」

主人公が住む街に突如として現れた食のテーマパーク。
そこでは子供たちは無料で幾らでも食事を提供されるのだった。
ゆい達一行もそこで楽しい時間を過ごすのだが…というあらすじ。

主人公が子供の頃に関わった人物がキーマンとなるプリキュア映画鉄板の話。
謎めいたテーマパークの主人ケットシーを花江夏樹さんが演じます。
この人、悲痛なシーンを1.3倍増しにできる声の持ち主だな。
テーマパークのロボット役で和牛さんたちが声優初挑戦。

内容ばれ

今回特筆すべきは妖精さんたち全員の人間化。
耳とシッポが付いた状態で美少年美少女に…!
まさかメンメンが金髪巻き毛の美少年になるとはね!?
新たな性癖に目覚めた女児ちゃんを多数生み出しちゃったのではないか。

エンディングのダンスがないのは仕方ないんですが
今回、ミラクルライト応援もなくて、随分さみしい感じでした。
やっぱり女児ちゃんたちが声出ししちゃうからなのかな。
食がテーマのプリキュアなので見終わったあと猛烈に腹が減ります。
事前にオムライスやおむすびやエビフライ、サンドイッチのお店を調べていくのがいいかも。
初日に行ったのでほぼ満席、
かわいい扮装をしたかわいい女児ちゃんたちがいっぱいでにこにこしました。

併映の「わたしだけのお子さまランチ」は
新しめの過去作プリキュア達が数作登場するショートムービーでした。






----------------------------------------------------------------

2022/09/27(火)

ドラマかんそう
「シー・ハルク ザ・アトーニー」
4話から6話まで(全9話)

特訓前に機密保持とか危険性を承知とか色々契約しとけよって話。
ウォンさんがドラマとか見るタイプなの意外。
友達もできたみたいで良かった。(ウォンちゃん、のニュアンスはウォニーなんだね)

宿敵タイタニアが「シー・ハルク」の名前を商標登録してコスメを発売。
このあたりはトニーがいたらソツなくやってくれそうという気がしないでもないです。
商標登録…スーパーヒーローが避けては通れない…
私もMCUの二次創作で書きましたよ少し。

内容ばれ

シーハルクの姿でマッチングアプリに登録してたのが命綱になったのは笑いました。
なんでもやっておくものですね。
しかし6話の結婚式の話は酷い。あれではいじめだよ。
私なら空気を読まずに即帰るし、そもそも行かないよ。

女性ヒーローを叩く男性たちの会員制サイトが出てきました。
オラどきどきしてきたぞ!







----------------------------------------------------------------

2022/09/28(水)

ピルスナーウルケル。
缶入りがコンビニやスーパーで買えるようになったそうなのですが、
さすがに田舎ではコンビニスーパーでは見掛けず、
でも近所の酒類量販店にありました。
アサヒビールが販売に力を入れているのだそう。
麦芽の風味、キレ、味の華やかさ、
どれもポイント高くバランスの良いビールです。 おいしい。
ただしお値段は普通のビールの倍ほどです。
(でもビールが嫌いな人には麦芽の風味が強すぎると思う。
あと癖の強さを愛する人にも向かない)
最近シメイゴールドとブルーを飲みましたがあれは麦芽を愛する人には最高じゃないかしら。
私には少し濃すぎましたがおいしさは分かった。 ただしこれも普通のビールの5倍くらいする) 








----------------------------------------------------------------

2022/09/29(木)

ドラマかんそう
「禁断の魔術 」

ガリレオシリーズスペシャルドラマ。
記者が殺される事件が起こり、手口に不可解な点があることから、
湯川教授に協力をあおぐが、
彼は何かを知っているような素振りを見せる…というあらすじ。

ラストまでばれ

第1シリーズ、第2シリーズ、
そしてこのスペシャルでヒロインが全部違うというのは、
本当に誰でもいい、いるだけ、というのを隠しもしないのにしょんぼりする。
いっそ洗剤とか、電化製品とか、
スポンサーの商品に喋らせてワトソン役にしたらどうよ。
(なので新作映画で柴咲コウさんに戻ったのは嬉しいです)
特に今回は、湯川さんと草薙さんの信念が相反するドラマの演出なので、
そこにもっと時間をかけるべきだったと思う。
女優さんの仕事は増えたほうがいいに決まってるけど、
その対立に絡んでも違和感のないキャラクターをちゃんと育てておくべきだった。

死んだ人は喜ばないから復讐はやめろ!という論法にはケッっと言う派ですけど、
やめないなら仕方ない、僕が代わりに殺す!というのは覚悟があって良いですね。
そこまで言うなら許せる。






----------------------------------------------------------------

2022/09/30(金)

映画かんそう
「特捜部Q 檻の中の女」

デンマークで8人に1人が見たという(Amazon解説より)超ヒット映画。
シリーズ化されて現在5作品あります。
強硬捜査で部下の1人を殉職させ、もう1人に重度の障がいを負わせた主人公が、
未解決事件の資料整理という閑職に追いやられ、
そこでポジティブで優しい部下と出会い、再生していく(たぶん)話。

助手役のアラブ系男性アサドが本当にいい人で、
主人公に都合が良すぎるので「幻覚なのでは?」と思ったけど、
最後まで消えなかった。
主人公の乱暴な態度も気にしない、マメで気が利いて、
必要なときは強引でタフ、こんな乙女ゲーのイケメンたちみたいな人、
デンマークには普通におるの?(原作のアサドは更にかわいいらしい……)

彼らが最初に着手したのは、5年前に失踪した女性議員の事件で、
彼女は自閉症の弟を残して船上から姿を消したのだった。

殺害方法が初めて見るタイプのやつで感心しました。
寒いところって陰惨な空想に向いてるのかな…。
しかしあまり推理という感じではなく、
ジャンルとしてはサスペンスだと思う。残酷表現重め。

ラストまでばれ(痛い表現あり)

復讐方法の残虐さと、罪が見合ってないように思う。
まあ、全部あいつが悪い、あいつだけがどうして、
と思わずにはいられない状況は表現されてたけど、
でも復讐心と加虐欲求が混ざっちゃってるのを自覚できてない感じ。

麻酔なしでペンチで自分の歯を引き抜ける女性、
日本だと何割くらいだろう…
私は(ゴールデンウィークに、まさに虫歯で膨れ上がった歯茎を
工作ナイフで切開して膿を取り除いたことがあるので)やれるような気がする!
この、自分でやらなくちゃいけない系って痛そうさが増しますね。
開祖は「SAW」だと思います。

警部はアサドにランチを奢りなよ!30回くらい!







----------------------------------------------------------------