8月日記

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2022/08/01(月)

映画かんそう
「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」

リブートのシリーズ3作目で完結編。
恐竜が世界中に放たれ、人類と共存するようになって4年。
オーウェンとクレアはメイジーを引き取り一緒に暮らしていた。
注意深く彼女を守ってきた2人だったが、
ちょっとした諍いの隙をついてメイジーは誘拐され、
2人は誘拐した組織を追跡するというあらすじ。

パーク感がなくなって、生物パニックものという感じの今回。
旧作ファンに嬉しいサービスなどもあり、
親子そろって楽しめる夏休み映画と言えるでしょう。

虫うじゃうじゃ注意

ラストまでばれ

テーマがテーマなので仕方ないとはいえ
恐竜を駆除しなかった世界にびっくりした。
世界で一体どれだけの人間が死に、建造物が破壊されたのか。
新型ウィルスの比ではないほどの過酷な共存ではないか。
まるで罪悪感がなさそうな彼女に、将来大物ヴィランになれる素養を感じる。

旧作からアラン・グラント博士、サトラー博士、マルコム博士が登場。
旧作のテーマを鳴らしてくださる細やかな心配り。
サトラー博士とクレアの共闘や、
グラント博士とオーウェンの例のポーズとか、
旧作とのコラボシーン嬉しかったです。
ただちょっと登場人物が増えたことによりゴチャゴチャしたというか、
メイジーと博士組が偶然会ったり、
旧作組とチームオーウェンが偶然会ったり、そんな偶然ってある!?
あと虫はどうでもいいというかあまり興味が持てなくてテンション下がった…。

例のポーズ、流行らせたい気配を感じた(笑)
今作でふと思ったけど、あれハンドサインというより
急所の喉笛に食いつくための動線が手のひらで妨げられて、
邪魔で飛び掛かれず、スン…とさせるための動作ではないか。

ラスボスくん、けち臭いじょぶずみたいな人。
人間の事だれも信じてない風だったけど
ラムジーとの間だけ絆があると思ってたらしい。人を見る目がない。









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2022/08/02(火)

うに

トンチキプーチンの暴挙のせいで
うにの価格がどんどん上がって、もう食べられなくなるかも…
今のうちに腹一杯食べておこう、と思って北海道からお取り寄せした。
キンキンに冷やした日本酒といただきました。
ハッピーになりました。








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2022/08/03(水)

07/14日記に書いた、ICHIBIKOいちごミルクのもと
アレンジの続き。

紅茶のリキュール+牛乳+いちご
とびきりおいしい。優勝。


ラム酒+いちご
色がきれい。当たり前だけど度数が高いぞ。


アイスクリーム+いちご
お子様にはこちら









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2022/08/04(木)

眼鏡も高騰していると聞き及び、そういえばここ10年ほど新調してなかったので
慌てて買いに行きました。

一番お安い眼鏡で13000円ほど。
そういえば前回お幾らで作ったのか忘れてしまいましたが
1.5〜2倍くらいになってる気がする。

(追記:最近のレンズは樹脂だそうで、そこまで値上がりしていないらしいのですが
ガラスでしか度の出ないような視力のかたは
ガラスの価格変動を調べて、新調されるのがいいかもしれません)











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2022/08/05(金)

以前読んだウーバーの隆盛に関する本で、
CEOがパーティーに連れて行った恋人の美女を
Googleの重役が公然と口説いて、
しかしウーバーCEOは抗議できなくてグヌヌしたエピソードが記憶に残ったのですが
イーロン・マスクが、グーグルの共同創業者の妻と不倫したという記事を読んで
そのくだりを思い出しました(マスク氏は否定)。
人間も群れを形成する畜生と同じで、一番強いオスが全部取りなんだね…。









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2022/08/06(土)

色々感想

SAKAMOTO DAYS(ジャンプ掲載)
少年漫画の中年女性の強キャラは存在自体が稀だけども、
大抵がセクシー美女デザインだったのに対して
ガチの中年女性容姿の強キャラが出てきたので、多様性だなと思った。
(事務のおばさんだと舐めてた中年女性が凄腕教官)

霊媒師の心理学(ジャンプ掲載)
霊も人間であるから心理学が応用できるという除霊読み切り。
面白かったです。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
百子さん姉さんの過去話、一点特化型天才の百子さん姉さんと
真面目で努力家のおかあさん、マヤと亜弓さんみたいな感じ。
しかしこのペース、コミック1冊分くらいはある感じ?

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(モーニング掲載)
お義父さん、ラストでぶっちめられる存在と思ってたけど
案外そうでもなく、家父長制度とフェミニズムの妥協点が描かれるのかも。

オックスフォードの学生とケンブリッジの学生は仲良くするのも憚られる感じだったのか。
でも固い友情で結ばれたBのL、という感じの友人さんが先週出てきた。

石子と羽男
ファスト映画の話。ちなみに私は反対派です。
ちなみにTENETでファスト映画を作ったら、あらすじを理解できる人は100人に1人だと思う。
ラストに土下座して謝って、でも許されないところがよかった。

鎌倉殿
ドロドロしていくドラマのなか、この夫婦だけは癒しだったのに…。
しかも「ああああ……」って流れだ。

7月末頃にハリポタ呪いの子舞台で、
客全員が着席してから中止の発表がされたそうなんですが、
東京まで行ってそんな目に遭ったらガチで泣いてしまう。
なのでチケットを取る勇気が出ない。





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2022/08/07(日)

映画かんそう
「ONE PIECE FILM RED」

ワンピの劇場版15作品目。
音楽の島で巨大なライブが開催される。
電伝虫で全世界に歌を発信してきたウタという女性の初のコンサートで
ルフィたち一行も参加していたが、
彼女の歌を聞いたルフィは子供の頃に共に海賊を目指した少女のことを思い出す…というあらすじ。

脚本が黒岩さんだったので見に行った。
ワンピが歌中心の邦画アニメの流れに乗った!
ボーカル部分担当はAdoさんで、作曲は1曲ずつ違うアーティストを採用。
歌唱中のPVも凝っていて、
動画コンテンツで育った層へのフックとして良い線だと思う。
バケモノ級の戦力集団麦わらの一味に加え、
他海賊、海軍の皆さん、能力を組み合わせれば不可能などない集団ですけど、
うまく無効化してありました。

全部ばれ

上映時間4分の1ほどが歌なので、あまり複雑な粗筋は作れないし、
(そもそもそんなニーズはないですが)加えて登場人物が鬼多いなか
健闘されたと思います。
関係ないですがカリスマ歌姫初ライブ闖入者という事で
「竜とそばかすの姫」を思い出した。

あれ肉体が野ざらしになってるので、1週間ももたず大部分の人が死ぬと思いますが、
平民の生活の満足度があまりにも低くなると
ちょっとしたきっかけで集団自殺が発生するので
搾取階層はそこのところ注意するべきですね。
(一度に900人以上死んだ事件などもあります)
ネズキノコはかわいいけど、効能と副作用がどう考えても覚醒剤だし、
ファンシーな画面ながら内容はなかなかダークなFILM REDでした。

見終わったあとに、歌唱部分が「うっせえわ」の人か!と知ったんですが
声の性質的には「逆光」のような歌が一番合っていらっしゃるけども
「新時代」のようないかにもアニメヒロインてきなキラキラした歌も
全然歌いこなされるのはすごいですね。
「逆光」と「私は最強」が好きです。
言ってしまうと、歌声はもっとランクが高い強キャラのイメージがあるので、
今後も何か別作品で歌うキャラクターを演じてみていただきたいです。

本誌派なので、登場面子を見て
「あれ…テレビではどこまでやってるんだこれ?」と少し疑問に思った。

音楽を楽しむ世界のみんな、というシーンで懐かしい人達が映りました。





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2022/08/08(月)

漫画かんそう
「マンガ家 夜食研究所」村田 雄介さん

下積み時代に苦労された経験から、食事は自炊派の村田さんが
オリジナルレシピをユーモアを交えて披露なさるエッセイコミック。

絵柄からなんとなく察せられるけど、
まめなタイプでいらっしゃるので、
レシピはきちんと手間をかけた王道寄りのものが多いです。
2工程以上は無理とか、包丁使いたくないとか
そういうひと向けの本ではない。
なにしろ夜ふけに天ぷらを揚げたり、納豆や甘酒を自作なさるのだ。

そんな訳でレシピ的に目新しい感じはしないが
やはりコマ割りと興味を引き付ける技術がものを言って、
読み物として面白かったです。






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2022/08/09(火)

揖保乃糸の高級そうめんシリーズに「三神」という商品があって
それを食べるともう普通のそうめんが食べられなくなるという情報を見かけて買ってみた。
(更に高級な商品もあります)
たしかに、茹でて冷水でしめても麺が脆くなった感触がまったくない。
ぷりっと、パツッとしている。





おいしかった。
でも安いそうめんに戻れないかというと戻れる。
安いそうめんには安いそうめんの抒情があるのでね。









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2022/08/10(水)

読書かんそう
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」下
アンディ・ウィアーさん

発売されてから少しずつ読んでいましたが、とうとう読み終わってしまいました。
2022年ベスト小説です。はあ…楽しかった。
倫理観が高く、何事にもくじけず、決してユーモアを忘れない、
心地いい一人称文でした。ずっと読んでいたかった。
(「ピュアで好ましい人柄」という設定の主人公でも、
モラルが低く人を妬んで憎んで冗談の面白くない薄汚い一人称もありますからね)
もちろん映画化企画が進行中です。
私はセス・ローゲンさんのイメージでしたが今のところライアン・ゴズリングさん有力らしい。

作者の過去の発言ですが今回も「科学がプロットを創りだす」タイプの話なので
科学技術に対して希望が持てる。
夏休みのお子さんに読んでほしい。もちろん夏休みの社会人にも読んでほしい。

全部ばれ

作中好きなセリフはいっぱいありますが、やっぱり
「ぼくは恐ろしい宇宙のモンスター。きみは洩れやすい宇宙のぶよぶよの塊」
ですかね。「きみは派手な猿の赤ちゃん」を思い出す響き。

ロッキーを通して、私たちの世界や肉体が
いかに複雑でいかに非合理的かが痛感されるのが面白かった。
本当に、免疫のシステムとかあらためて説明されるとアホなのか…?って感じ。
ロッキーの病原菌への処理システムのほうが格段に合理的ですよね。
何から何まで違う2つの世界が、物理法則だけでつながっていて
グレース博士がたったひとつそれだけを頼りにロッキーとコミュニケーションを確立させる
その過程がよかった。
グレース博士とロッキーはもちろん、
プロジェクトのリーダー、ストラットもキャラクターが立っていて好きだった。
「戦争は農業を破壊するの、おわかり?」という彼女のセリフは
現状を考えると耳に痛い。
残念ながら地球規模の危機に、決断力と行動力と知性の備わった
彼女のようなリーダーが現れるという部分にはファンタジーっぽさを感じるようになってしまったけど、
(たぶんあやしい業者に太陽光増幅システムを発注して、結局効果が薄いことが1年後に発覚して
500おくえんほど税金が溶けて、用途不明金額も多く、
それでどうすんの?どうすんの?ってざわわしてるだろう我が国は)
(そして隣の国にミサイルをぶち込んでご満悦の国がいくつか出現する)
でもだからこそ大きなカタルシスがある。

「主人公の頭が悪すぎて見られたものじゃなかった」
という日本語の感想をウェブで見掛けて頭を抱えたんですが
いや、その人の頭が良すぎてそう見える可能性も1%ほどはあるけど
たぶんそうではないだろう…。
グレース博士の多岐にわたる知識もさることながら、
トライアンドエラーで正解に近付く速さ、それ以上にエラーにくじけない強靭な精神、
何もかもがすごかった。
ラストの選択も。
映像化するときはどうかあのラストが、ちゃちにならないよう注意深く撮ってほしい。
極東から祈ってます。








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2022/08/11(木)

映画かんそう
「デモニック」

「第9地区」以来追っているニール・ブロムカンプ監督。
今回は変化球オカルトホラーです。
過去に大量殺人事件を起こし収監されている母親が
昏睡状態になっていると主人公は聞かされる。
母の意識をVR空間に呼び出すので、対話してほしいと依頼され承諾するが
VR空間で出会った母はサイコパスではなく、
主人公の身を案じ、早く立ち去るよう警告するが…というあらすじ。

劇場公開を待ってたのですが、配信になってしまった。
amazonでレンタルしました。
VR空間と悪魔というミスマッチ設定と前半がとても良いが、終盤でやや肩透かしをくらう。

ラストまでばれ

何気にブロムカンプ監督初の長編作品の女性主人公だ。

おそらく予算に制限があるんだろうけど、
さりげない倹約が上手かった。
人間の精神をVR空間に移すという設定のため
CGのクオリティは低くても違和感がなかったり、
終盤はサーモグラフィスコープから見た映像で尺を稼いだり。

夜に訪ねてきた友達が、逆ブリッジで追いかけてくるシーンはよかった。
あと主人公の親友がいいひとだった。
あそこで母を諦めて親友だけ連れ帰ってればなあ。

終盤割と友達への無茶振りがひどいのと、親友の死に対して淡白すぎるというの、
それと突如出てくる特務隊があまりにも弱すぎて色々首を傾げているうちに終わった。
前半がいいので、惜しい気がする。










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2022/08/12(金)

テオ・ヤンセン展に行った。
プラスチックでできた細かいパーツを組み合わせて
風で動く造形物のシリーズを制作されているオランダの彫刻家さんです。

開場時間に行ったのですが、入場したのは私含め3組でした。
感染対策的にはそのほうがよさそうですが赤字になっちゃうのが心配です。

でも人が少ないおかげでビーストを手で押して歩く体験が余裕でできてしまった。
思ったより軽いですがまっすぐ進むのは結構難しい。

なんかこういうパーツの集合体の架空生命好きなんですよね。
ゾイドとか、TAKORASU WORLDとか、同じくTAKORASUさんデザインのモンストロとか。
ヤンセンさんの場合は進化の歴史が記されていてわくわくしました。

前方に付いているホースが海水につかると
逆回転パーツが動き出して自動で後退するとか、
急に強い力がかかると、ハンマーが砂浜に打ち込まれて動かなくなるとか
仕組みも面白かったです。

最後の物販でテオヤンセンドーナツとか売っていて日本ぽさを感じた。
でも展覧会の履歴を見ていると
日本の人気が特に高いアーティストだという事が分かる。
他国の人には廃材の集合体に見えるのかな…?











作品が砂浜を歩く動画があります。
http://theojansenoita.net/movie






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2022/08/13(土)

色々感想

鎌倉殿
ウワアアァァァー!何も悪くない人がー!

ひどい状況の中でも、姉と妹の会話はよかった。
尼僧頭巾の中身、確かに気になる。

石子と羽男
キックボードの事故の話。
たしかに羽男さん、姉がいそうな性格。
というかこのお姉さん、羽男さんが父親から過剰に持ち上げられるのと逆の作用で
何をやっても過小評価されてきたのではなかろうか。

初恋の悪魔
「片思いはハラスメントの入口だ」というセリフ。
頭の片隅に置いている人が多ければ問題発生も少なそうだけど、
実際は不快になる人が多いだろうな。
誰でも自分の恋愛は純粋で無害だと思いたいだろうから。

「ライオンズ、アベンジャーズ、妻ズ」というセリフもリズムが良い。
林遣都さんは、お向かいの安田さんと恋に落ちればいいと思います。
というかでも私は真犯人は中野さん演じる彼だと思ってますけど…。










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2022/08/14(日)

ビーフストロガノフを作った。



材料が少なく煮込まないのでものすごく早くできる。
ただし材料費はお高め。
コツとしては生クリームとヨーグルトを入れる前に
野菜から出た水分と白ワインを捨てるまたは他の容器に移しておくと
水っぽくならなくていいかも。あと形崩れするのであまりかき混ぜないほうがよい。

最近コツが分かったんですが、パセリとかネギとかゴマとか黒胡椒をかけておけば
大抵の失敗はごまかせるんですよ!(負の方向のコツ)

こちらのレシピです
https://twitter.com/akari_hasegawa/status/1552606822657593344





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2022/08/15(月)

映画かんそう
「ビルとテッドの大冒険」

1989年のSFコメディ。
約30年後に制作された「ビルとテッドの時空旅行」を見るために再鑑賞。
主演はキアヌ・リーブスとアレックス・ウィンター。
33年前のキアヌがほぼ赤ちゃんです。
この人がのちに孤独な暗殺者を演じたりするのが感慨深い。

ロックを愛する高校生ビルとテッドは、
歴史の授業で、自由研究発表の成果次第では落第だと言い渡され
テッドは父親から落第するなら従軍させると宣言される。
窮地に追い込まれた二人だが、突然謎の男が現れ…というあらすじ。
以前見たときも思ったが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の影響がある。
そして当時は気付かなかったが「ドクター・フー」の影響もある。
でもこちらはコメディなので、
フロイトとか、ソクラテスとか、ナポレオンとか
リンカーンとか、ジャンヌ・ダルクとか、ベートーヴェンとか、
無秩序にどんどん出てきます。

ビルとテッドが無邪気に仲良しなのがなごむ。
30年前だけどこの表現はちょっと…というのがあまりない。
(強いて言うなら西欧の偉人は皆文明人だがアジアの偉人は野蛮人というのはアレだ)
(あとビルとテッドが同性愛関係でないことを証明するためだけにでてくる女子2名)

歴史上の偉人が未来のテクノロジーに触れて面白いリアクションをする、
ベーシックなコメディでわちゃわちゃして終わる。






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2022/08/16(火)

映画かんそう
「ビルとテッドの地獄旅行」

1991年のSFコメディ。
音楽によって平和がもたらされた未来で
それを快く思わない悪人が、特異点となるビルとテッドを殺害するため
2人そっくりな殺人ロボットを作り、過去へとやってくる…というあらすじ。

相変わらず最高のダチ同士のビルとテッドが
タイトル通りに地獄へ行って、わちゃわちゃして帰ってくるぞ!
今回は少し「ターミネーター」の香りを感じる。

2人がエアギターをやると「ギューン」とSEが入るゴキゲンな挨拶、
当時流行したんだな。知らなかった。









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2022/08/17(水)

映画かんそう
「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」

2020年公開シリーズ最新作。
キアヌが、私の知っているキアヌの顔になりました。
音楽で世界を救うことを確約された筈だったビルとテッドだが、
あれから徐々に落ちぶれ、 現在では鳴かず飛ばず。
親からも小言を食らう毎日だった。
しかしある日、未来人ルーファスの娘が現れ…というあらすじ。
おそらくそうだろうなと思って調べたら、
ルーファス役の役者さんは亡くなっていました。
ビルとテッドは相変わらずべったり仲良しで、
一人称が「俺達」妻への呼びかけが「君たち」で、
ほぼ自我が融着していて少し怖い(笑)。
でもバンドにしては珍しく、音楽性の相違もなく、
2人揃って変な方向に突っ走っていて
(ジャンルは何になるのか知らないけどニューエイジ?)
にこにこしてしまう。
大人になっても心は少年のまま、地位も社会的な責任感もない
ボンクラ友情もの、 妻子のあるパターンですね。
いや、でも全然よい。
歳月が経ったからといって、 全員が学びを得たり、
成長したり成功していなければならないということはない筈。
永久に立ち止まってしょうもないことをしていてもよい。

エンドロール後に映像があります。

ラストまでばれ

おおー! と驚いたのは、これまで散々馬鹿をやって、
でも何のかんの言って救世主だぜ!ってことで
格好のついてきたシリーズだと思うんですけど、
救世主は俺たちの娘だったぜ!って
ビルとテッドがスッと道を譲ったところは、
ゆるいコメディなのに押さえるところは押さえてるなーと思いました。
でもビルとテッドはおじいちゃんになっても仲良しで
一緒にヨボヨボしながらロックをやっているのもよいです。
娘さんたちも当然音楽が大好きで、
死神もソロ40分はどうかと思うけど腕のいいベーシストで、
プリプリ怒ってても音楽の分かる若者に自分の演奏を褒められると
機嫌が直ってしまうところがかわいい。
このシリーズ、 悪人以外の登場人物がみな天真爛漫で癒される。
(悪人も「あくにーん」という感じなので妙に憎めない)






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2022/08/18(木)

お盆休みに、桃パフェで有名な京橋のトルクーヘンに行った。
予約不可で、当日店頭受付方式なのだが、
朝の8時すぎに行って取れたのは夕方の4時前の席だった。

桃は、ここ10年で食べた中で一番おいしい桃でした。
3つの桃は細い串で固定されているので、
ビニル手袋をはめて両手で抜き取り、
お皿に並べます。
桃の中にはカスタード、フロマージュ、ピスタチオクリームが
それぞれ詰まっている。
私、ラーメン屋さん、カレー屋さんのハシゴができるくらい
(この年齢の女にしては)大食いですけど、
でもこの桃の3段パフェは腹パンパンになりました。
おいしかったけど!でもお腹を空かしていくかシェアしたほうがいいと思う!

お店は狭いめなので、感染が不安な人はもう少し待ったほうがいいかも。
でも客筋は良いです。あと桃のパフェは期間限定。







桃の入荷数を事前に告知してくださるので、「明日は最終時間まで提供できそうです」
というメッセージを確認していったほうがいいかも
でないと、席は取れたけど桃が売り切れという悲劇が…。






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2022/08/19(金)

キーボードに触ったことのない新卒さんが年々増えているという話を最近聞いた。
なので入力の速さと正確さの測定成績が段々落ちているらしい。
しかし卒論とかどうしたんだろう。
頑張ればフリック入力でなんとかなるのか…?










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2022/08/20(土)

色々感想

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
踊りだけに一点特化で他の一切が苦手な夕子(百子さん姉さん)と、
努力家でなんでも人並み以上にできるあずさ(現在の屋形のおかあさん)。
案外気難しいところもあるタ子で皆が帰省してしまって眠れない夜に、
あずさのベッドで横になるとあずさの匂いがして眠れるというお話。
友情百合の読みたい人はコミックスになったら読もうね。
そういえば忘れてたけどお料理のエピソードがほぼないわ。

チェンソーマン(ジャンプ+掲載)
トロッコ問題で、作業員もトロッコ乗員もどっちも見殺し!
ところでこのチェンソーマンはデンジくん…?

ムジカ・ピッコリーノ
いつもの時間帯に放送してないので
休止期間だと思ってたら放送時間変更で
かなりたくさんの話数が抜けてしまってるのですが、
ずっとナレーションをしてきたリリー・フランキーさんが国王役で出てこられて、
国王がナレーションしてたの!?と、少し面白かった。

石子と羽男
隣の家の木が伸びて毛虫が落ちてくるという話から
老いらくの恋もステキというテーマへ。

ウーン細かい問題が複数絡んでいる気がする。
まず、隣の家の美熟女、その場その場で求められる意見を口にしてしまうため
本人は悪い人ではないんだけどトラブルの元になってしまうタイプ。
「あの人に迷惑している」→で第三者が介入したら「あの人が勝手に話を進めて…」

しかし高齢男性、恋はいいとしてくれぐれも拒否されたら潔く引こうな。
押して押して押しまくれとか、
女は強引に迫られるのを待っているとか令和はそういうのないからな。

羽男のお姉さんと石子の親睦が進むの、いい感じ。

初恋の悪魔
安田顕さんが林遣都さんを地下室に監禁したので「はわわ…」となった
(しかも過失により安田さんも一緒に閉じ込められて手に汗握った)。
そして林遣都さんの社会復帰、からの
登場人物たちが実はある事件に関わっている事が分かるラストで
しびれる脚本だった。
だのになぜあの視聴率なのか。ちむどんどんの半分くらい。
前からそんな気はしてたが、
たぶん大勢のひとが、ドラマにクオリティを求めていない。

鎌倉殿
「坂東武者ってのは勝つためには何でもするんだ。
名前に傷がつくぐれえへでもねえさ」
って、妻と子供を大事にしている普段はひょうきんなパパが言うと
頭がおかしい度がアップしていい。
そういえばマフィアもヤクザも身内は大事にしますね。

関西のニチアサ組、火曜水曜に休止分の放映があるので注意ですよ。









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2022/08/21(日)

吉野家の冷凍牛丼を買ってみた。
1食430円程度(買った直後に値段が上がった)。
飼料値上げにより牛肉が高騰、もしくは
市場に出回らなくなった場合に備えての保存食のつもりです。
消費期限は1年ほど。





量は少な目かな、という気はするがまずまずの味。

ところで買ってから思い出したのですが
吉野家はしばらく食べないでおこうと思ってたのに忘れてた…。

下記非常に下世話な内容

ネットで話題になったのでご存じの方も多いでしょうが、
受講料約38万円の早稲田大学の「デジタル時代のマーケティング総合講座」において
講師の吉野家常務取締役企画本部長が
女性たちを取り込むアイディアを説明する際に
「田舎から出てきた右も左も分からない女の子を無垢・生娘のうちに牛丼中毒にする。
男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、(牛丼は)絶対食べない」
などと発言し、その場では笑いも起こったが
受講していた女子学生がSNSで疑問提議したため炎上
吉野家は取締役を解雇したという流れ。

https://bunshun.jp/articles/-/53746

つっこむところが複数あるんですけど、
私としては
自分にジョークセンスがないって自覚してない男性が
ドヤドヤ繰り出してくるしょうもない冗談ほど腹の立つことってあまりないですね。
あらあ「あんたの話はつまらん」って言われずに育ったのねー。
(性差別なのでよくないですけど)







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2022/08/22(月)

読書かんそう
「バーナム博物館」
スティーヴン・ミルハウザー氏

「シンバッド第八の航海」「ロバート・ヘレンディーンの発明」
「アリスは、落ちながら」「青いカーテンの向こうで」
「探偵ゲーム」「セピア色の絵葉書」「バーナム博物館」
「クラシック・コミックス#1」「雨」「幻影師、アイゼンハイム」
10編からなる短編集。

幾つかの話は既存の物語、または実在の人物を題材に
幻想的な作品を書かれている。
名詞を多用した文章で、とても雰囲気がある。

「幻影師、アイゼンハイム」と「バーナム博物館」が好きです。
アイゼンハイムは映画版を見ているが、原作小説のほうが好きですね。
あとこれプリーストの「奇術師」の元ネタだな?たぶん。
プリーストもアイゼンハイムを読んだとき
「そっちじゃなくて、この部分を詳しく!」と思ったに違いない。
「バーナム博物館」は過去の日記で触れたフィニアス・テイラー・バーナムが
ショウビズ参入前に経営していた博物館のこと。
推理ボードゲーム「クルード」を元にした作品や
コミックのコマ運びを文章にした話もあるので実験的な作品集だと思う。



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2022/08/23(火)

肉巻きおにぎりは、 お揚げに包むと簡単だよ!

という豆知識を見かけて、なるほど〜と思って作ってみたら
(ごはんがポロポロ落ちないという意味で)本当に簡単だった。
私は野沢菜チャーハンを中に詰めましたが、
チーズ入りとかキムチチャーハンでもおいしそうですね。



あとこれは豚肉で巻いて醤油味醂を絡めてますが、
牛肉で巻いてネギ塩だれとかでもよいと思います。




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2022/08/24(水)

映画かんそう
「コレクティブ 国家の嘘」

ルーマニアのドキュメンタリー。
「コレクティブ」というクラブで火災が発生し27人が亡くなるが、
一命をとりとめた筈の人々もまた次々と病院で亡くなる。
ルーマニアの医療現場では製薬会社、病院経営者、
そして政治家の癒着が進行し、
薄められて効果のない消毒薬を使用していたため、
患者たちは細菌に院内感染し、命を落としていたのだった。

骨抜きになった大手マスメディアではなく
スポーツ誌の記者がその事実をスクープすると
国民の怒りは燃え上がり…というあらすじ。
ドキュメンタリーなので、
残念ながらカタルシスの得られる内容ではない。
というかむしろ不安になる。

ラストまでばれ

内部告発の女医さんも出て、一度は政権が変わったのに
結局は元の政党が返り咲いて何もかも元通りになり、
ルーマニアはこれから30年は変わらない、
腐りきっている、努力しても無駄だ、という結末なのです。

「マスメディアが権力に屈すると、国家は国民を虐げる」
という言葉がスクープした記者の口から出るのですが、
報道の自由度ランキング、2022年版では日本は71位、
ずるずると下がっていて、ルーマニアより下なのです。
首相交代の報道とか、国内メディアより海外のほうが1週間も早くて
びっくりしたのを記憶してます。日本の首相の話ですよ。

奇しくもいま、
日本の政府が他国の宗教組織にがっつり食い込まれてたことが判明した、
めちゃくちゃやばい局面にあると思いますが、
患部をうまく切除できるか、割と毎日ハラハラしてます。





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2022/08/25(木)

色々試していた「いちごミルクの元」ですが、
そろそろなくなりそうなので基本の使い方をしてみました。
イチゴミルクとonトーストです。





そりゃあ当然、間違いのないおいしさでした。
この商品は友達のプレゼントのついでに自分の分を買ったのですが、
1瓶で長らく楽しめたので、おすすめです。
フルーツの少ない冬のほうがいいかも。








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2022/08/26(金)

漫画かんそう
「メイドインアビス」つくしあきひとさん
1〜5巻まで(現在11巻)

全容が未だ解明されていない巨大な縦穴アビス。
数多くの探窟家たちがアビスに挑み、
そこから発掘される不思議な遺物を持ち帰る。
探窟家見習いのヒロインは、
アビスの入り口付近で不思議な少年と出会う…というあらすじ。

噂には聞いていたが、かわいらしい少年少女のキャラクターと、
えぐいアビスの設定との融合がすごい。

本当に情念をこめてかわいく描かれたキャラクターが、
体を貫かれたり、切り落とされたりするので駄目な人は全く駄目だと思うけど、
話が面白いのでぐいぐい読まされてしまう。
これ、鬱系が流行りなんでしょ?とテキトーに残酷漫画を描くひとにはできない描写だし、
逆に本当に児童虐待陵辱をやりたくてそれをダダ漏れにして描いてしまうひとも、
こんな風には描けないと思う。
少年漫画風知能バトル展開も一応あるし、
主人公少女は痛め付けられる純粋無力な存在でありながら、
得体の知れない資質を発揮する。
作者さんが理性と情動のギリギリの綱渡りで作られている世界だなーという気がします。

内容ばれ

ボンドルドさんが出てきたときは、
「あら、あなたが令和の鬼畜キャラクター代表みたいな感じで
名前がよく挙がってるボンドルドさん!まあー!はじめまして!」
という感じでした。

珍しいのは、主人公のお母さんがバチバチの武闘派で
畏怖される伝説の人物だというところ。

子供カセットとかは問題ないと思うけど、
レグの勃起とか、アニメではどう処理したんだろうか?
のちのちの伏線の可能性あるもんなあれ。









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2022/08/27(土)

色々感想

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
おしんこに醤油をつけるかとか、納豆のかき混ぜ回数とか
そういう些細な兆候であずさの不調を見抜く夕子!

そして夕子が教えてあげたとっておきの場所、
今でもおかあさんが気分転換に立ち寄る場所ですね。

黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ(モーニング掲載)
メアリ・シェリーの息子さんの出番が増えると
いつもの藤田先生の漫画っぽい。

ショーハショーテン!(ジャンプSQ掲載)
たしかにこれは後の者がやりにくい。
(しかしジャンルは何だろう。コントか?)
しかし16種類もネタを用意して状況に対応できるのは、
ネタ出し得意な人間の強みだな。

リバイス
味方側から反対勢力に闇落ちする人が3人も出て、
そのうち1人である主人公の弟は2回闇落ちしてるんですけど、
戦えば戦うほど記憶を失ってしまう男に
弟が嘆く描写が入りますが、
おまえが2回も闇落ちしなければもうちょっと長持ちしたのでは?
と聞いてみたい。

ムジカ・ピッコリーノ
過去総集編回。どうせ壊れてしまうなら直す必要なし。
ムジカアカデミーは廃止、予算カット、従業員解雇…という
なんだかしょっぱい展開してたんだな。

初恋の悪魔
人間を19回も刺せるか?というやり取りがあったが
普通に刺せそうな気がする…ただし休憩しながら。

連続殺人に対してはみんなが推理パートから排除されてるのが気になる。
完全に白なのが林さんだけということ?

石子と羽男
事故物件の幽霊かと思ったらシックハウス症候群という。
最初は夫の育児への無理解で心を病んだ妻というおちかと思いました。

鎌倉殿
山寺さん登場。声で分かると思ってたら分からなかった。さすが山ちゃん…。
写真を調べて、もう一度見ました。

善児、どういう末路を迎えるのかと思ったらなんと光堕ち!
しかし6歳の子供をためらわず殺そうとするまでになった義時ですけど、
頼朝みたいに嫌いになれないんだよなあ。
ああなってしまうのも理解できるというか。






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2022/08/28(日)

映画かんそう
「NOPE ノープ」

人種差別への風刺のきいたホラー映画を一貫して撮ってこられた
ジョーダン・ピール監督の新作。

広大な土地で何頭もの馬を飼育し、映画への撮影協力を生業としてきた一家。
しかしある日、突然空から降り注いだ細かい部品のようなものが
父親の頭部を直撃し、息子が牧場を経営することになる。
息子は、部品の四散が飛行機によるものだという見解に疑いを持っており…
というあらすじ。

予告の映像から、宇宙人が関係するんだろうなーと思ってました。
なんだこれは!?っていう、他にないテイストが好きな人におすすめ。
見終わったあと、すごく空が気になって見てしまいます。

注意:動物は無事じゃないです。
エンドロール後に微妙に1カットあります。

おちばれ

あの空飛ぶ円盤を1体の巨大生物と表現しているのは初めて見た気がする。
なので、宇宙人ホラーというより巨大生物パニックホラーものなんだけど
それを書くとねたばれなので書けない。
UFOにどんどん人間が吸引される「フォーガットン」みたいな映画だと思ってたけど違った。
空から肉やカエルや魚が降ってくる謎の現象ファフロツキーズの、
監督なりの独自解釈が面白い。(消化できないものの排泄)
というかめちゃくちゃバカ映画になりそうな設定を
ここまで重厚に撮れてしまうのはさすがの技術だ。

この映画のテーマは序盤で引用されるナホム書の一説にある通り
生物を見世物にする行為と、
それはしばしば最悪の事態を引き起こすという事だろう。

架空のシットコムで起こったチンパンジーの件はモデルとなった事件があり、
友人の飼っていたチンパンジーに顔を剥ぎ取られた女性がいるのだが
迂闊に検索すると事件直後の写真がたくさん出てくるので注意です。

あの事件現場で靴が倒立してたのが理解できず、超自然的なあれかと思ったんですが
検索するとあの靴は偶然倒立して、あれに注目していたジュープは
意識せず、「チンパンジーと眼を合わせない」というセオリーを守り命が助かったが、
そのために彼は自分が人外の生物とコンタクトをとれると己を過信し、
あの空の上のものも飼いならせると勘違いしてしまった…という解釈を読んで
なるほどな…?それかな…?と思ったのでした。
しかしチンパンジー事件で助かった女性、結局巨大生物に捕食されて死んだのは気の毒だ。
ファイナル・デスティネーションかよ。

理解できないと言えばあのやたら美声の撮影監督の人、
撮影終了したのに突然ウォォォォ!って突撃して行って吸われて、
笑ってしまったけど、彼はたぶん捕食マニアで、
捕食されたくてたまらん己の欲求に抗えなかったのだと思います。
お前の人生なのだから、好きに生き、好きに死ぬがいい。
電気屋の店員さんも一瞬食われて、
アフリカン以外死ぬ死ぬムービーかと思ったけど助かって良かった。
マジカルホワイトでいいひとだもんね彼。
(追記:ホワイトと書きましたが誤りでした)

妙な味わいに少しシャマラン風味を感じる。
巨大生物が紐を食べたがらないの、「気管が詰まる」って言ってたけど
紐を飲み込んだネコチャンの大腸が切れちゃうやつみたいで微妙にかわいい気もする。

それとあの「コカカカカカッ」って声、
別の宇宙人にあんな声のやつがいた気がするんですけど
「メッセージ」のヘプタポットだっけ…「囚われた国家」の統治者…?
「スカイライン」…それとも伽椰子…?
私の記憶、テキスト>画>音の順番に精度が下がっていくので全然思い出せません。



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2022/08/29(月)

ドラマかんそう
「TAROMAN」 岡本太郎式特撮活劇(全10話)

昭和の特撮風の、
岡本太郎さんの作品をモチーフとしたヒーローものですが、
よく出来ているので、本当に当時のものだとしばらく勘違いしていた。
言葉の使い方とか、録音技術や衣装や照明、非常に巧みでした。

副題が面白くて
「一度死んだ人間になれ」
「同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ」
「美ってものは、見方次第なんだよ」
「好かれるヤツほどダメになる」
という感じで、TAROMANは好かれる事に拒絶反応があるし
期待されるとその通りに動きたくなくなるしで
めちゃ面倒なヒーローでした。

真面目なかた向きではないがふざけた物の好きな人におすすめ。

ラストばれ

シンウルトラマンでも少し書きましたが
上位種はすべからく下等生物を守って戦うべきとは思わないので
私はあの終わり方は結構好きですよ。

歓喜の鐘のある天長山久国寺、いつか行きたいです。







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2022/08/30(火)

ドラマかんそう
「フェイクドキュメンタリーQ フィルムインフェルノ」

最新作がすごく怖い、という感想を見かけたので視聴。
海で失踪したカップルの遺留品が山のなかで見つかり、
その記録映像を見るという趣向。

フィルムインフェルノ
https://www.youtube.com/watch?v=EpPbLqadKTU&t=2s
26分

洞窟の中を迷っている男女の映像が続くのですけど、
ちょっとその、まあなんだ、長い。あと酔う。
制作費が全然違うだろうので比べては申し訳ないが、
「呪詛」の洞窟パートが爆速だったので尚更そう感じる。
それとアイテムとイベントが少ないような…。

以前の作品、こちらは好きです。
(怖いの苦手な人は見たら駄目だよ)

東北地方に存在した幻の儀式・来訪の記録映像 The Visit
https://www.youtube.com/watch?v=vA2FFXM-1Tc





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2022/08/31(水)

阪急とミッフィーのコラボが始まったので電車を見に行った。
有志のかたが毎朝、どの線に何時に電車が来るか発表してくださっているので、
https://twitter.com/adeliae_emperor
スッと行ってスッと撮れた。
(あと梅田駅は降車と乗車のホームが違うので、
降車ホームにいれば、ドアの開く直前に列車だけの写真が撮れる)

どうですか、この写真。
阪急のこのカラーがまた上品なんですよね!









ついでに新阪急ホテルのミッフィーコラボパフェも食べた。


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