8月日記

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2020/08/01(土)

色々感想

ゼロの日常(サンデー掲載)
久しぶりな気がするけど違うかも…。
サウナを取り仕切る安室さん。夢男が大量発生しそう。
今回は単体萌え回なので、どのカプの人も安心して読めますね。
(ゼロティーはどっちかというと風見さんを推してるので)

絶チル(サンデー掲載)
突然の鬼滅ねた、そして「あれくらい売れたいよ」発言。
アニメ化が2作品出るほどヒットなさっていてもそう思うものなのか。

金カム(ヤンジャン掲載)
啄木さんに対して「死んでバッタに生まれ変わればいいのに」発言ふいた。
北海道期間を調べるために久しぶりにwikipediaを読んだが
何回読んでも、すごいクズだな…。
しかしお父様が僧侶、お母様に溺愛されてなお、
なぜそんなにクズになったのだ。
彼が題材の創作としては、三谷さんの「ろくでなし啄木」が好きです。

GREAT PRETENDER(アニメ)
アニメとドラマのクールの切り替わりの時期が分からなくなってたが
7月初めだったのか…。
古沢良太さん、アニメの脚本初挑戦!
いまたまたまNetflixに入っているので取り返しがついた訳ですが
面白いです…予想以上にコンフィデンスマンだった。
見られる人は見たほうがいい。

GIBIATE(アニメ)
キャラクターデザインが天野喜孝さん、音楽が古代祐三さん、
わあ、 懐かしい!と思って3話から見てみた。
脚本家の人は知らない人。戦国時代の人が、
未来の日本にタイムリープして、人を化け物化させるウイルスと戦う話。
話の進みかたや、動きが妙なアニメだった。
たぶん予算もしくは時間が少なくてあまり激しい動きは描けない。
でも派手な戦闘シーンとかクリーチャーのシーンが描きたい!と
挑戦した結果、なんか変な感じになってるんだと思う。
制約があるなら、脚本でそれを克服するやりかたはあると思うけど、
まあいいです。視聴しない。

MIU404(ドラマ)
日本は移民を受け入れないが、研修・実習生として
外国人を低賃金で奴隷労働させるという話。
ぎりぎりのバランス。

あと今週の志摩さんの昔の男回。
「GLEAN GLIAN」は架空のお酒なのだそう。
「俺の生命線は長い」で志摩さんが恋に落ちたように見えましたけど普通に。
星野さん的にはあの表情、どういうイメージの演技なんでしょうね。






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2020/08/02(日)

映画かんそう
「カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-」

何度か映像化されている、
H・P・ラヴクラフトの「宇宙からの色」の映画化。
アメリカ・ポルトガル・マレーシア製作。

アーカムの農場で暮らすガードナー一家は
家族思いの父と、療養中の母、
長男と次男、長女の5人家族だった。
ある日、彼等の土地に隕石が落下し、
少しずつ周囲の植物が変容し、影響は家族にも及ぶ…というあらすじ。

宇宙人のせいでなんかおかしくなるホラーって難しいので
トンデモ映画になりそうだなと思っていたけど、
わりとちゃんと商業ホラーになってた。
ニコラス・ケイジが全力で怪演します。いい人だ。
でもみんなで見てキャー!っていう内容じゃないので
ホラー好きな人だけどうぞ。

かわゆい動物たちは残念ながら無事じゃないです。

内容バレ

隕石の描写を極力削ったり、ガードナー一家を元都会人にしたり、
隕石の影響の恐怖だけではなく、
親の様子がおかしくなっていく人間こわい演出も混ぜたり、
水質研究者を支柱にしたり、細かな工夫がありました。
(ラヴクラフトはガチの差別主義者なので、墓の下で激怒してるかもだけど)
(それと原作にはない癌の話って、病気による愛する家族の変容のメタ(略))

アルパカちゃんたちの合体は、遊星からの物体Xの犬小屋を思い出しました。
ピノをうっかり溶かしちゃって、慌ててもう一度冷やしたみたいな!懐かしいです。
お父さんが必死だったので、いくらするのだろうと調べたら
アメリカだと250万円くらいらしいです。4頭で1千万円かー!まあ怒るなそれは。

アメリカの包丁ってよく切れるんだな!?ってびっくりした。
あとネクロノミコンどこで入手したの!?

話とは関係ないが、
上水道に水を供給するダムにタバコをポイ捨てする描写が生理的にだめだった。
宇宙トマトと宇宙カマキリのほうがまだマシだ。



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2020/08/03(月)

世界SF作家会議を見た。
フジテレビが放映した番組で、ネットにもアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=mVVzL9iTpJQ&list=PLrS9nq80DtHCUVye3aL-U0kBWI1IW71Ax

司会がいとうせいこうさん、
ゲストが大森望さん、新井素子さん、
藤井太洋さん、冲方丁さん、小川哲さん。
特別映像参加が劉慈欣さん。
(世界会議というか、まあアジア会議ですね)

新井素子さんのお声を久しぶりに聞けて良かった。
お変わりない人懐こい喋り方で、
親しいかたと日頃楽しく会話してらっしゃるんだなあという感じ。

内容ばれ

コロナとトロッコ問題、
運悪く亡くなる少数の方と、一般大多数の娯楽と経済活動が
天秤にかかった場合、
日本は歴史的に病気の人間を汚れとして権利を制限してきた、
今の対応は実は平安時代とあまり変わりがないという話の流れは奇麗だった。
冲方先生の皮肉「ただし平安時代にはそれは最先端の知識・技術だったし、
当時は徹底的に何もかも記録に残していた」というのは切れ味よかったな。

貧者と富裕層の格差はどんどん開いて、別の種のようになるかもしれない
という予想が語られてましたが、
さて残るのはどっちの種なんでしょうね。
(遺伝子操作で、すべての伝染病に強い人間は生まれるかもしれないとのこと)
(ただし富裕層の子供のみ)
(当然体力も知能も容姿も操作するだろうし、そうなると確実に貧者は滅びますね)

「三体」の劉慈欣さん、世界に対するSF小説の役割のあたりは
ふむふむ、って聞いてたんですが、段々斜め上になってきて
真顔になった。こういう感じのひとなのか!
比較して日本のSF作家さんが小さくまとまって見えた(笑)
いや、初等教育で叩きこまれた空気を読む能力を
みんな備えていらっしゃるということなんだけど。

一点気になったのは、
冒頭のほうで、目についたものを叩く風潮を揶揄しておられましたが
それがアメリカのBLM運動も含めているなら少々まずい発言だと思う。

ワクチンができても何年かおきに変異種が出るって予想している人多いんだな。

そういえば数カ月前にテッド・チャンさんがインタビューで
「SF小説のパンデミックものと、現実との違いは政府の無能さ」
っておっしゃってたなあ。





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2020/08/04(火)



醤爆鶏丁をつくった。
鶏胸肉を賽の目に切って片栗粉とお酒と醤油に漬け、
ニンジンとピーマンを賽の目に切って炒めて置いておく。
ニンニクと生姜とタマネギを賽の目に切って炒めて
先ほどの鶏肉を加えてさらに炒める。
豆板醤・甜面醤・味噌で味付け、
先ほどのピーマンとニンジンを戻し、
賽の目に切ったパプリカ赤、キュウリ、カシューナッツを入れて
さっと炒めて出来上がり。
ピリッとしておいしいです。








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2020/08/05(水)

ドラマかんそう
「陳情令」6話〜10話

中華BL小説のドラマ化。
受と攻が出会って、最初は反目しながらも
段々意気投合していく過程が描かれます。

受が受受してなくて、めちゃ私の好きなタイプ。
というか、作者の方の左右を知らなければ
絶対逆だと思っていた。

受は図々しくて押しが強くて大酒飲み、
攻が深層のお坊ちゃまで、大真面目で潔癖で繊細。
「父母と未来の妻子以外の人間に、触れられたくない」
とか言います。
ど、どうしてこれで固定なの!?くやしい…。

内容ばれ、というか攻と受がかわいいところ

様々な流派の集う座学イベントで2人は出会うんですが
ちょっかいをかけてもかけても全スルーする攻に
受は術をかけて意思を奪い、一緒にお酒を飲みます。
(でも攻はお酒に弱くてすぐぶっ倒れる)

2人は不真面目に飲み会してた罰で、
卒塔婆みたいな木の棒で300回ぶっ叩かれ、
その療養に冷泉に身を浸していると岩の中に吸い込まれ、
ヤバイ石の欠片を守っていた女性と出会い
後継に見込まれるわけですが…2人一緒にね!

もう、押し倒しラッキースケベは押し倒されるのが攻だし、
庶民の街を知らない、人混みの苦手な攻を案内してあげるローマの休日だし、
チャラい受の真面目な部分を知った攻は受けのことが気になり始めて、
そうなると一途な子だし、本当にかわいい。
かわゆく旅をしながら、妖怪をやっつけている訳ですが、
天才2人なだけあって、息もバッチリで楽しそうです。

攻が受を殺す日が来るなんて、つらい…。

13話以降の録画を失敗したので、
再放送までしばらく止まります。



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2020/08/06(木)

ジャムメーカーとして知られているアヲハタが、
しょっぱい系のスプレッドも出していると知り、
買ってみました。
紅ズワイガニ(ほか、牡蠣と牛と鳥レバーがある)。

ほんのりカニで、そんなにくどくないです。
色々やってみたが、オリーブオイルをパンに塗り、
塩を少しかけて、溶けるチーズかモッツァレラをのせ、
その上にこのスプレッドを塗り、黒胡椒をかけて
焦がさないよう注意して焼くと、もはやワインのお供です!

次は牡蠣を試してみたい。







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2020/08/07(金)

「ユリイカ」の2020年8月号
(特集「今敏の世界」)を買った。
平沢進さんがインタビューに答えていらっしゃる。

さすがに故人に花を持たせる感じにされるかと一瞬思ったが
別にそういうわけでもなく、いつものヒラサワ節で、
でも監督を尊重し、彼の仕事に敬意を持っているのは伝わってきました。
ますます好きになる…。
様々なクリエイターに愛され、
しかし「〇〇さんに気に入っていただけて光栄です」
てきな態度は絶対にとられず、
独特のキャラクターを貫いていらっしゃるのは、
あれも一種の才能だと思います。
作曲の才能、作詞の才能、美声に加えて
キャラクターマネジメントの才能まで…
どれだけ才能を山盛りにされれば気が済むのか。




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2020/08/08(土)

色々感想

チェンソーマン(ジャンプ掲載)
ようやく一旦終息した?デンジくん今後どうするの…。
あとタツキ先生のコメントが、じゃがいもにソースかけると
コロッケみたいな味がするからおすすめ!とかだったの忘れられない。
心がない。

ジャンプスタートダッシュ漫画賞というので
松井優征さんが審査員をやっておられるのだが、
評価が具体的で面白かった。
この話ではこれがメインだから、
ほかを削ってこれを大きく描きなさいとか。
お話の要素を機能的に捉えていらっしゃるのだなあ。
あと投稿者は若い人が多かったが、
ヤレヤレ無双のあのテンプレ話はなくて良かった。

コナン(サンデー掲載)
久しぶりの親孝行回。
工藤家の男性は、頭に天然の突起物が付いている女性が好きなのではないか。

HiGH&LOW THE WORST鳳仙学園日誌(月刊少年チャンピオン掲載)
女性客獲得を狙っているのか。
しかし普段買っている読者は買いにくいのではないか?

金カム(ヤンジャン掲載)
なるほど、20年ほどしか経ってないから、いけなくもない?

サービス女装回でした。房太郎、似合いますね。白石子もかわいいよ。

地獄の漫画として、進撃、宝石、チェンソーの3作品が話題に上りますが、
進撃は、もうなんというか地獄段階を終え、諸行無常に移り変わりつつある気がする。
今月残虐だったけどそれでも。




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2020/08/09(日)



SNSで褒めておられるのを拝見してお取り寄せしてみた、
堂の浦さんのラーメン。
見た目よりも上品かつ華やかなお味のスープでおいしかった!

麺の茹で時間はきっちり1分30秒でそれを越えると柔らかめになりますが、
クール便のせいか麺がくっついているので、
1分30秒の間にいい具合にほぐさないとなりません。
同時にトッピングの鯛の皮をあぶったりするので
ちょっとしたタイムアタックになります。
(上に載っているこじゃれたトッピングは全部付属品です)



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2020/08/10(月)

映画かんそう
「ミリオンダラー・ベイビー」

イーストウッド監督、2004年作品。
内容が明らかに私好みではないので、
テレビ放映時にちらちら見たりなどしていたが
今回最初から最後まで見て、やはり好きではないけれど
本当によく出来ている作品だなと思った。
イーストウッド監督作品の中でもベスト5に入るのではないか。
モーガン・フリーマン演じるジムの従業員や主人公の家族、
新人ボクサー、神父、短いシーンで的確に描写してある。

偏屈なトレーナーのイーストウッドは
ボクサーとのコミュニケーションがうまくいかず期待を裏切られてきた。
そんな折、ジムに所属希望できたマギーに会うが、
女性ボクサーは採用しないと冷たく追い払う。
しかしモーガン・フリーマンが彼女の才能に気付き、
イーストウッドも嫌々ながらボクサーとして面倒をみるが
やがて彼女はどんどんと頭角を現す…というあらすじ。

ラストばれ(貶して褒めて忙しい)

この容赦のない無駄のなさには痺れるし、名優の演技も100%発揮されて
文句のつけようがないのですが、
悪い父親に対する優しい視線とは対称的に
悪い母親に対する手加減のなさは半端ないなと思います。上手いだけに際立つ。
それとこの映画の話ではないのですが
やっぱりこの頃の作品と比べると、近年の作品には矢張り老いを感じる。
監督の容姿や運動能力の話ではなく、シーンごとの情報量や濃度が。

老人メンターとの疑似父娘関係からの従順な貧者の悲劇もので、
だというのに老人の苦悩が主眼で、本当に苦手な要素ばかりなんですけど、
それでも素晴らしいと思うのだから相当な技術だ。








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2020/08/11(火)

映画かんそう
「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」

「スイス・アーミー・マン」監督の
ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン作品だと思って見に行ったのですが、
今回はダニエル・シャイナートのみの参加で、脚本は別のひと。

ジーク、アール、ディックの3人組は趣味でバンドを組んでいるボンクラ仲間。
いつものように練習が済んだ後はお楽しみの大麻に花火に銃の試し撃ち、焚火への放尿、
いつものくだらない遊びをしていたが、ディックにある異変が起き、
彼らはそれを何とか隠蔽しようとして四苦八苦する…というあらすじ。

サスペンスではないので謎解きは期待しないほうがよいです。
駄目な人間がもがいてもがいて、どんどん駄目になっていく状況を
ただぼんやり眺めるのが好きな方や、
脱力系のばかばかしい映画が好きなかたにはおすすめ。

オチばれ

クロゼットゲイがハチャメチャに罵倒されるのと、
ゲイフォビアのゲイによるゲイ罵倒があるので、
「トラウマのある方は注意」と書きたかったが、微妙にねたばれだからな…。

元になったのはたぶんイーナムクロー馬姦事件だと思うんだけど、
そうか、当時はまだ獣姦に対する法が整備されてなかったのか。

ジークとアールは悪い人ではないんだろうけど、
うーん、なんだろう、問い詰められるとなんか嘘ついちゃう人っていますね。
ああいう感じ。整合性とかは全くない。
獣姦ではなくても、人には言えない性癖があって、
そのために色々なことが滅茶苦茶になって、
友達を物のように地面に放り出して逃げて、皆が傷ついて、
いいことなど一つもない。
(ところでディックの死体を演じているのは監督です。死体、好きだね?)

「スイス・アーミー・マン」のときの笑いのセンスは下品でも好きなんですけど
今回は女児に性的な言葉を言わせて親がたじろぐコメディとか、
なんか泥臭い。監督がピン活動のせいなのかな?
奥さんの顔芸すごかったけど、女性を出さないほうがいいように思う。
一応探偵役の保安官も部下も若くない女性とか面白かったし、
女性カップルも出てきましたが、
ゲイを差別する映画ではありませんというアリバイ以外の意味は
あまりないように思えた。

次回作は2人揃って監督、脚本も兼任のようなので期待してます。





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2020/08/12(水)

ローカル話題

とん蝶を販売する絹笠さんが、
直営店をすべて閉店されるという話をネットで見かけ、
あわわわ、となったのですが、
とりあえず百貨店での販売は続けられるそうなので一安心。
応援のために毎日買いたいくらいですが、
とりあえず1つ買った。

とん蝶は餅米を蒸して昆布や胡麻、大豆、梅干しなどと混ぜ、
そのまま包んである素朴なおこわです。
おこわ?なにそれ?という世代にはもしかしたら合わないかもしれませんが
大変味わい深く、しかも腹もちが非常に良い。
長旅なんかに持っていくと風情があります。
昔風の日本のご飯の味がお好きなかたには合うと思う。
残念ながら当日お召し上がり商品なので、通販はできません。
関西のかたのみ。お好きな方や試してみたい方は
販売店舗を調べたうえで百貨店までどうぞ!
それにしてもおいしい食べ物や素敵な場所が
知らないうちにどんどんなくなっていく…。









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2020/08/13(木)

ドラマかんそう
「可愛い悪魔」

昭和57年の8月10日に火曜サスペンス劇場で放映された
大林宣彦監督作品。

結婚式で花嫁が不審な死を遂げる。
花嫁の妹は留学先で恋人を亡くし、心を病んでいたが
病院を退院し、姉と結婚するはずだった男性と、
その姉、彼女の娘が住む家で暮らすことになる。
しかし彼女の身の回りで徐々に不気味な出来事が起こり始める。
その中心にいるのは8歳の少女、ありすだった…というあらすじ。

悪魔のような子供パターンの話で、
マーヴィン・ルロイ監督の「悪い種子」が土台になった脚本だと
インタビューで大林監督が回答なさっている。
元ネタの8歳の少女は善悪を理解せず、ものへの執着の強さが異常な性格だが
大林監督流の味付けとして、そこにナボコフをプラスしたというのがあるかな。
いや、私は「体は少女だが、中身は魔性の成熟した女性で、男性を狙っている」
というのは典型的な認知のゆがみドリームだと思ってるのだけども。

さすがにただのドラマではないことが伝わってくる凝りに凝った画面造りで、
特に記念撮影のため居並ぶ人々の背後で、
花嫁が洋館の3階から墜落するところが、
カメラのレンズに反射しているシーンなどは
どうやって撮ったんだろうこれは?という感じだった。

大林監督は上流の女性、少女の言葉遣いや仕草、
シルクのガウンやネグリジェ、楽器の習い事、繊細な感受性等々に
強い執着があり、様々な作品でそれらを見ることができますが、
この作品でもそうでした。

内容ばれ

しかしこれホラーとか見たことのない子供が
お茶の間で見たら一生のトラウマだったろうな〜。

お父さんの縊死死体の前で回る女の子や
焼死体、ガラスの破片が顔に刺さりまくった死体、
あとシャワーブースに閉じ込められて、
シャボンの泡が噴き出るところはちょっとHOUSEっぽかった。
落ちた花嫁の足がベキベキに折れて、
バサッと体の上に落ちるシーン、
脚に弾力があるっぽいので、
花嫁役の女性の足は、低くなったくぼみに隠して、
同じくくぼみに隠れた第三者の女性の足を投げ出してるのかな???
とか考えた。

40年近く前なので、子供の前でも煙草を吸うし
電話と自動車はでかいし、紅茶に砂糖をたっぷり入れる。
あとカジュアルに婦女暴行しようとする。
そういえば昭和のサスペンスって、
なにかと女性が襲いかかられがちだった…
サービスシーンだったんでしょうね。

スタッフロールにロケ地が書いてないんですが、
どこだろう…なんとなくライトっぽい洋館。





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2020/08/14(金)

映画かんそう
「ディヴァイン・フューリー 使者」

総合格闘技の世界チャンピオンの主人公は
クリスチャンの家庭で育ったが、幼少期の出来事が原因で
信仰を失っていた。
海外遠征の帰路で、彼は手のひらに痛みを覚え、
いつの間にかできた傷から血が流れている事に気づく。
検査をしても異常の見つからないその謎の傷について
調べるうちに、彼はヴァチカンから派遣された
悪魔祓いのスペシャリスト、アン神父と出会う…というあらすじ。
ワクワクB級ホラーです。原題は「使者」。
柔和だけれど案外押しの強い年配の師匠と
短気でファザコン、つまり年配の男性に弱い最強の弟子のバディが好きな人におすすめ。
あ、「NY心霊捜査官」が好きな人にもおすすめ。
信仰心がないものに能力があり、神父と組んで悪魔を払うところが同じ。
「エクソシスト」のカラス神父とメリン神父萌えの人にもおすすめ。
(繰り返しますがB級ホラーですよ。怖いのが苦手な人は無理です)

主人公の手の傷は聖痕なんですけど、
格闘技の選手なので、悪魔をパンチでぶちのめすんですよね。
ほらなんかワクワクするでしょ。

出演者のどなたかが人気なんだと思うんですが、
上映1時間前で残り座席僅かでした。危なかった。
主人公くんは「パラサイト」の長男くんの友達の元々家庭教師だった子、
逃げ出した神父くんは「パラサイト」の長男くん。

ラストまでバレ

師匠がかわいかった。
デリバリーの包装の開け方が分からなくて、主人公の開け方を真似るところとか、
主人公くんが「あなたは信頼できる」って言ったら
「ついでに神も信頼しては?」って押すところとか。

韓国は、行ったときに教会が多くてびっくりしましたが、
キリスト教徒が多い。
信仰が渡ると同時に悪魔も輸入されるんでしょうね。
日本よりは悪魔祓いの物語に違和感がない。
面白かったのは、土着信仰の巫女てきな女性にも悪魔が見えて
アドバイスができるところ。
内科ではだめだから耳鼻科に行きなさい、みたいな感じだろうか。

主人公の祭服がパツパツで、ふいてしまいました。
その上に革ジャンを着込んで、バイクに乗った!
日本で映画化するならこれLDHだな絶対…。

ラストにドラマ「ハンニバル」のトーテムポールっぽいのが出てきて
「キャッ」って思ったけど(トーテムポールが好きだから)
戦わずにすぐに引っ込んでしまった…恥ずかしがり屋さん。
ところで悪の社長は本来の仕事を全然してなくて大丈夫なのかと途中思った。

ラストの確率は五分五分だと思いましたが、ハッピーな方に転んでよかった。
ジェラートとかもう…ありがとうございます!そうですか!お幸せに!
(最後はMCU的に終わった)
(私はチェ神父にとり憑いた悪魔がどうなったかを見落としたっぽい…)






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2020/08/15(土)

色々感想

アクタージュ連載終了について
原作者のマツキタツヤ容疑者が数名の女子中学生に痴漢行為を働き
カメラ映像もあり本人も認めているので犯行はほぼ確定、
アクタージュは今週号連載分をもって打ち切りとなりました。
予定されていたホリプロの舞台劇「銀河鉄道の夜」も中止が決定。

これはもう仕方ないです。
内容が女子高生女優の成長を描いた漫画だし、
最近の雑誌展開では女子高生女優の主人公が
天才映画監督のおっさんを男性として意識し始めるっぽい描写もありましたし。

被害を訴えた女子中学生の勇気はすごいし、
絶対にネットの悪意に捕まらないで安全に生きてほしい。
ジャンプは誌面で、痴漢や覗きに遭った女性が顔を赤らめて
「エッチ!バカ!」って言うような歪んだ夢の世界の描写を極力削って、
子供にえろと合意を条件付けるような作品を増やしてほしい。
えっちなのは悪じゃないよ、性加害が悪なんだよ。
あ、でも夏季休暇返上になった編集さんもおられるだろうところは同情します。

作画の宇佐崎しろさんがものすごく若い女性らしい(これは不確かな情報)って
今回初めて知りました。ちょっと調べて色々同情した。
事件記事にコミックスの写真が使われて気の毒だ。
もっと才能ある原案者と出会って活躍なさってほしい。

チェンソーマン(ジャンプ掲載)
ジャンプ漫画で、バトルを終えた主人公が
夜のベンチでアイス食べて全部吐き戻す描写最高ですね。
で、犬の。その犬は最初から犬です?

ラスボスって必ずしも中尾隆聖さんの声で喋って
一点透視の背景の前に立ってるわけじゃなく
場合によってはめちゃ可愛くて細くて柔らかそうな
やさしくて面倒見のいいお姉さんてこともあるんだよー
というのを子供に教えてくれる教育マンガ。

早パイの貯金700万円くらいっていうのが妙に現実っぽい。

心霊写真師 鴻野三郎(ジャンプ掲載)
白井カイウさんと出水ぽすかさんの約ネバ組の読み切り
さすがに安定している。
すごく帰ってきてほしい。編集部も今すごくそう思ってる筈。

呪術(ジャンプ掲載)
えぐい術の使い方出てきた。

芥見先生、そんなダメージを受けるなんて、どんだけ納税したんだろう。

次号からの久保師匠の短期集中連載のヤツ、
以前読んだ、ロンドンとドラゴンと百合のやつですね。楽しみ。

ミタマが終わってしまった。
どうして!?面白かったよ!?

プリキュア
榊原良子さんてきな新人戦士が加入。(実際の声優さんは違います)
大丈夫だろうか。音楽性の違いにより解散になったりしないだろうか。

ゼロワン
イズ死亡、のショックで主人公ラスボス化。
ラスボス候補が複数いるので、最終的には誰と戦うのか
今一つわからない。

ムジカピッコリーノ
全編アニメだった…たぶん初めての試み。
感染予防のための演出だろうか。

曲はユーミンの「やさしさに包まれたなら」
だったので、モンストロはジジっぽいデザインだった。

MIU404
小日向さんにキャスティングが決まった時点で約束された勝利だった。
位牌に手を合わせた状態でふっと凄い目で前を見る表情が
小日向さん仕事してる〜〜〜!って感じでした。
伊吹くんを手ひどく傷つけるという仕事をね!

2人とも有能で2人とも真面目で2人とも善人って
書くの難しいだろうけどやっぱりエンタメとして安心します。

さて互いへの好意が999になってカンストしたところで
そろそろ地獄かな…。








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2020/08/16(日)

大丸梅田店13階特設会場で開催中の
「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」
に行ってきた。

何種類かあるキャプテンアメリカの盾と記念撮影出来たり、
歴代アイアンマンスーツと記念撮影出来たり、
ブラック・ウィドウのバイクやストレンジ先生や、
ソーのハンマー2種類と記念撮影出来たり
あと会場限定オリジナルグッズが買えたりして楽しかったです。

気になる混み具合ですが、お盆休み期間中の平日午後に行きましたが
人のいない写真が簡単に撮れる空きっぷりで、
2mの距離はばっちり保てました。
(物販コーナーは他の人との距離1mくらい)
主催の人のことを考えると、ちょっとハラハラしますが
(通常ならこれお客ギッシリすし詰め状態だったと思うのです)
衛生面では安心できました。

期間は8月10日から11月23日まで
もし行かれる場合は、制限などあるようなので
サイトでご確認の上どうぞ。
https://dmdepart.jp/marvel/











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2020/08/17(月)

今年の夏休みは遠くに行けないので、自作萌えトランプで遊びました。
適当な単語をシールに印刷して、トランプに貼ったものです。



遊び方
各自5枚ずつ配ったカードの中から
好きな枚数を使って自ジャンルの話を作り、
減った枚数だけ山札から補充し、
山札がなくなるまで繰り返し、
最終的に集計した点数を競う遊び。

相手の作った話に自分の札を足して、
全然違う話に作り替えてもOK。

点数計算は、
カードの枚数+カード枚数から3を引いた点。
つまり5枚使えば7点、10枚なら17点。
10枚つなげるのは「夢」とかがないと無理だとは思う。
難易度を下げる場合は
「キス」「指先」「視線」「想い」とか
汎用性の高い言葉を増やすといいと思います。

今回使用した単語
デュクシ ジブリ クリーム 幽霊 怒り 花 
油断 石 雷 嫉妬 匂い 刃物  ほんの少し 
狂人 勘違い  子供  面倒 危険 心 甘い 
にがい イルカ  思い出 夢 ぼんやり 
足がくさい 嫌い 好き やめろ 貧乏 ははは 
腰抜け 蹴る 楽しい 年寄 強い 逃げる 
正直 嘘つき 蹴る 秘密 苦手 独り 
怖い 異国 首 石鹸 夢 海 無理 
バンザイ 根性 炎 神 舌 虫 死にたい 
尻 友情 憎しみ 呪い 春 酔う 血 眠い 

遊びたい人は遊んでみてね!




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2020/08/18(火)

こちらの漫画を拝見し、大変おいしそうだったので
スペイン料理、アルボンディガスを作ってみた。
https://note.com/fujimiyoico/n/nc99e20de979c





油で揚げたミートボールをトマト煮込みにするんですけど、
そんなのおいしいに決まってるじゃないですか…。
おいしかった。すごいボリュームのミートボールを、
ニンニクとトマトという黄金コンビのソースを絡めていただくなんて。
しかし真夏に、揚げて、煮込む、という2工程はちょっと厳しかった。
トマトは夏の野菜だけど、冬に作ったほうがいいかも…と思いました。
(焼いて煮込むレシピも、そのまま煮込むレシピもあるようですけど)
(でもたぶん揚げたほうがおいしいし、形崩れしにくい)
アレンジで、グリンピースとオリーブを入れました。
冷えたワインとも合うし、ビールとも合う。なんでも合う。






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2020/08/19(水)

映画かんそう
「Mute/ミュート」

ダンカン・ジョーンズ監督。
英国ドイツによるNetflix映画。

子供の頃にボートのプロペラに巻き込まれて喉を切り、
声を失ったアーミッシュの青年が、
大人になって歓楽街のバーテンダーとなり、
恋人のウエイトレスの女性と暮らしていたが、ある日突然彼女が失踪する。
彼女を探し求めるうち、青年は暴力と退廃に足を踏み入れてゆく…というあらすじ。
オリジナルSFです。

「月に囚われた男」
「ミッション: 8ミニッツ」 のダンカン・ジョーンズ監督なので、
期待値がちょっと高すぎたのかもしれません。
ベルリンと近未来の風景はマッチしていて良かったんですが、
ほかの色々がウ〜〜〜〜〜…という感じ。

主人公がアーミッシュで、
SF世界のテクノロジー全般に不馴れというのは
観客目線に近くて上手いなと思いました。
言葉の話せないアレクサンダー・スカルスガルドはセクシーだった。

途中主人公が罵倒されるのですが、障害については言及されず、
「服がださい!」とか「つまんない!」とか言われてた(それもやめたげてよ!)
しかし公共の端末が音声入力のみってそれはどうなの。

ラストばれ

彼女ちゃんが、技術の粋を集めた全身義体なんだと思ってた!
月賦で代金を支払ってた彼女ちゃんだけど、
違法なので、国に帰る前にポール・ラッドはその証拠を消そうとしてるんだと思ってた!
それでアーミッシュの主人公くんは科学技術を受け入れてはいけない戒律と、
愛の板挟みになるけど、彼女を選んで静かに暮らすエンドだと思ってた!
普通に親権争いのすえの殺人かよ!SF全然かんけいないじゃんよ…?
私はあなたに相応しくない云々は一体なに?過去に男がいたから?子持ちだから?
SFなのにそんな日本の演歌みたいな理由?え、本当に分からない。なに?
わざわざ2人でいるときに誘拐する理由も分かんねー。嫉妬てきなあれ?
お前にはロリペドの親友がいるだろ!
ロリペドの描写が細かくて気持ち悪かったです。あの描写必要?

アレクサンダー・スカルスガルド氏は巨人族の俳優さん(194)なのですが、
一般住宅のドアの枠とか身長ぎりぎり。
今回、メインの武器が「べッドの柱」で、
装備すると無敵のリーチで笑ってしまった。

「月に囚われた男」とこの作品はつながっていて、
主人公のサムが出てきます。うーんでもあまり嬉しい後日譚ではなかった。





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2020/08/20(木)

先日「HiGH&LOW THE WORST」の引きこもり上映会をやって、
何回見ても発見がある映画!とキャッキャしてたんですが、
この映画に出てくる轟くんという高校生、
元々はヴィランに近い立ち位置の子で、
めちゃくちゃ強いんだけれども人望はないという設定でした。
(人望がなくはない!という主張も聞きますが、
一応登場人物によってはっきり明言されているので)
それが色々とあって成長するのですが、
私は轟くんが映画版で新しく登場した主人公の子に
ワンパンで負けて「ぐわ〜主人公が強い〜」
って言わされる役だったらどうしよう、と心配してましたが、
意外や準主役の扱いで、よかったなあ!と単純に喜びました。

しかし後日様々な感想がSNSで流れる中、
「独りでも強い彼が好きだった。集団と慣れ合うところなんか見たくなかった」
てきな意見を目にし、なるほど!と思ったのでした。

それで「キャラクターの成長は多くのひとにとって快感だけど、
中には不快に感じる人もいる」って話になったのですが
もし仮にキャラクターを内面的に成長させず、
ネガティブな考え方も捨てさせず、集団に迎合せず、
生き方も変えさせず、能力的に強くもさせないとすると、
同程度のカタルシスのある他の何かをみつけないといけなくて、
結構難しいだろうなと想像したりなどしました。




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2020/08/21(金)

胸部エコー、腹部エコー、マンモ、
子宮頸がん検診、骨密度測定検査、
胃部レントゲン、採血、尿検査、心電図、
等々を一挙にこなした。
(もちろん身長体重聴覚視力等ベーシックなやつ含む)

係の人はとても細やかに気を遣ってくれるひともいれば、
家畜を看るような態度のひともいて、
なんだか段々出荷される食材のような気持になってくるのでした。

しかしそうすると、肉の質に対してコストが高すぎると思いました。
たぶん楽しんだエンタテインメントや旅行やオタ活、交際費などは
肉質にはあまり関係なく、脳を育てるだけだと思うので、
脳を食べるのでなければ割に合わない。




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2020/08/22(土)

色々感想

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
まゆげの青森の実家の話。
わー、男性は居間に集まってごちそうとお酒、
女性は全員台所で調理および給仕と雑談、というあのスタイル、
いまでも地方のほうは現役なんだろうか。
うちは私が子供のころはまさにあれでしたが、今はもう廃れました。

コナン(サンデー掲載)
ご両親回にプラスしてKIDまで出てくるというサービス章!

MIU404
タイトルで、誰かが死ぬことがあらかじめ明示されているので
嫌なハラハラが続きました。まあベターな結果でよかった。




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2020/08/23(日)

映画かんそう
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」

モリーとエイミーは成績優秀な女子高生でイェール大学への進学も決まっていた。
将来のキャリアのために努力を積み重ねてきた2人、とくにモリーは
遊んでばかりのクラスメイト達を落伍者として見下していたが
彼らがそれぞれ一流大学や企業に進路決定していることを知りショックを受ける。
それでクラスの人気者が主催する卒業前夜パーティーに乗り込んで行き、
勉強ばかりではなく遊びもこなしているところを自他ともに証明しようとするが…
というあらすじ。
青春コメディです。女子同士の青春コメディというと、
おしゃれに恋にパーティーデビュー、とキラキラしたものが多かった。
でもこの映画は譬えるならサイモン・ペグとニック・フロスト、
セス・ローゲンといったナード同士、
やや癖の強い、あるいはちょっと駄目な親友同士が、
恋が上手くいかなくったって、お前がいれば人生最高だぜ!イエーイ!
ってやるような作品、ああいうカテゴリです。
これは本当に珍しく、他には1本も思いつきません(私は)。

あと大人が単なるモブではなく、それぞれ人生があって、
できる範囲で子供のために何かしようとして、
でもやらかしもするところよかった。

嘔吐シーンがあります。

内容ばれ

RBGやミシェル・オバマの写真を飾り、
マララさんをリスペクトするモリー、
クラスメイトの性指向について特に過剰反応はなく、
トイレがジェンダーレストイレの学校、
同性愛者の娘を応援するクリスチャンの親、等々
たぶん2人の家庭が中流以上のリベラル、
学校もランクが上なんでしょうけど(クラスメイトみんなお金持ちだ)、
ここ数年間に見た学園ものからまた1、2歩進んでいるので
わーって思いました。

でもホグワーツの寮分け話題っていまだに定番なんですね(笑)
つよい…。

エイミーのプールの潜水シーン、とても奇麗だった。
あんなに切ない失恋をしたのに親友のことを思い遣れる強い子。
そこからのクラスメイトとの口論、からの性の暴走、
そして定番の初心者ゆえの失敗、なにもかも甘酸っぱい。

話は脱線しますが、今回コメディ部分はもっとやれる!がんばれ!
って思ったんですが、世界的に見ても女性のコメディアンが少ないのは
ねたが難しいっていうのがある気がするんですよね。
定番の全裸ネタや性器ネタでも、
男性が言うのと女性が言うのでは意味合いが変わってしまう。
それからジョークって一種攻撃的な部分があるんですけど、
そのせいか、ジョークがキレキレの女性って
異性に、または場合によっては同性にも敬遠される傾向にあるように思う。
(あ、キレキレのジョークと、単にツッコミきついだけとは違いますよ)
なので女性によるギャグの定型の蓄積ってあまりないような…。
(2人が薬で見る幻覚のシーンや、衣装を変えるたびに褒めまくるシーンとか
ああいうの今後増えて洗練されていってほしい)

コメディ以外の、面として捉えてたクラスメイト達を
1つ1つの点として認識すると、誰一人として同じ人間なんかいないし
それぞれの人生があるっていう収束のつけかたは安定してた。

ピザの配達人さんすごい意識高い!って思ったらオチで笑った。
笑ったといえば、どこにでも出てくるジジ、ホラーめいてたけど
キャリー・フィッシャーの娘さんだったの!
ちょっと大人顔だけど高校生に見えたよ。

ラストにほんの少し音声ネタがあります。



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2020/08/24(月)

今日の日記は備忘録代わりなのですが、
悪口になるので、疲れていてそういうの遠慮したい人はまた明日。

私は少し前、政治家の平均年齢が高すぎるから、
有事に備えてもうちょっと下げろ〜い!
みたいなことを日記に書きました。
が、現大阪府知事を見ていると、
若くても普通に仕事ができるとは限らない…
という事が分かったので訂正します。
というか若くても年寄りでもだめって一体どうすればよいのか。

ニュース見ない系の人に簡単に説明しておくと、
吉村洋文知事が8月4日に
「皆様もよく知っているうがい薬を使ってうがいをすることによって、
コロナの患者さん、コロナがある意味減っていく。
コロナに効くのではないかという研究が出ました」
と発言。

これはPCR検査前にヨード液を使った人の陽性率が低かったことを
根拠にした発言だが、
感染した人が口腔を殺菌すれば一時的にウィルスが死滅するのは当たり前で、
治療薬ではないから当然ながら口腔のウィルスは復活するし、
むしろ口腔を頻繁に殺菌する人が検査を受けたとしたら
結果が陰性になることにより気付かないうちに
周囲に感染を広げることになるというとんでもない話。
(マスク代わりにするには強すぎて、逆に粘膜を傷めてしまうし)
しかしテレビを見ていた人を中心に薬局での爆買いが発生し、
一時的な品切れを引き起こした。
のちに複数の専門家や医師が否定コメントを寄せたため
知事は「ウソジン吉村」などという不名誉なあだ名をつけられる。

あと8月14日の取材で、大阪の重篤患者の増加についてコメントを求められ
「大阪の場合は、死者をできるだけ減らしたいということで、
できるだけ早めに気管切開をして、人工呼吸器をつけて、
命を救う治療を優先している」と回答したが、
「そんな事実はない」「人工呼吸器に早くつなぐことによるメリットはない」
と医師の発表が相次ぐ。

顔と名前を出している地位ある人がテレビで発表したからと言って
簡単に信用してはいけないし、複数の専門家の意見を待ったほうがよい、
というのを肝に銘じないといけませんね本当。
それをなるべく高齢者に伝えましょう…パニックの予防として。

大阪の代表者、妙な人が多くて恥ずかしい。
ああいう弁が立って自信家でズケズケものをいうタイプに弱いんですよね…
ろくでもない男にばっかり惚れてしまう演歌の女みたいな大阪…。



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2020/08/25(火)

映画かんそう
「2分の1の魔法」

ドラゴンやユニコーン、エルフやケンタウルスが生きる不思議な世界。
そこでは大昔、魔法文化があったが、修練と才能を必要とするそれよりも
科学技術のほうに人々は流れ、魔法は廃れてしまった。
幼いころに父を亡くしたエルフの兄弟は、
弟の16歳の誕生日に亡き父からの贈り物を受け取る。
それは父を復活させる魔法を使える道具だった…というあらすじ。
原題は「Onward」。

日本人は、「それ大丈夫?開いてはいけない扉的なものが開いて、
弟の体がなくなるやつでは?」と
ちょっとだけ心配になるかもしれませんが、全然違うので大丈夫!

兄弟の冒険と、周囲の大人たちのドタバタが描かれます。
ラストバトルが特によかった。

ラストバレ

主人公以外の登場人物はみな脇役で、主人公のために色々犠牲を払い
主人公だけが結果を得る、てきなラストでないのが今風だと思う。
ラストだけ見たら弟くんのほうが脇役みたいに見えるよね。
でもそれまでの流れで、弟くんはお兄さんの大切さを再確認しているから
あれがベストなんですけど。
あとお母さんも、よくある適度に明るく適度に抜けたところもあって
適度に女性らしい子供育成ロボみたいなのじゃなくて、
彼氏もいて、今回新しい友達もできて、夜に遊びに行っちゃうのも
自分の人生があるっぽくてよい。

ところで、かなり修練しないと使えないうえに
才能の有無がある魔法より、科学技術のほうが平等なので
そりゃ魔法廃れるわと思います。
魔法の使える悪人がいたとして、非魔法族は無力ですけど、
銃があれば応戦できる。

田舎なので、字幕1に対し吹替10くらいの割合。
志尊淳さんも城田優さんも上手かったですけど、
トム・ホランドとクリス・プラットの兄弟も聞きたかったな…。
弟くんの表情、口の中に小さいカエルがいるようだった。
あとオクタヴィア・スペンサーのマンティコア…当て書きでしょ…
聞きたかったー!




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2020/08/26(水)

舞台かんそう
「贋作・桜の森の満開の下」2018年版
NODA・MAP

野田秀樹の代表作の1つとされる本作は過去に4回上演され、
そのうちの1回は歌舞伎版である。私は初見です。

高名な匠、という触れ込みでやって来た、
耳男とマナコ、オオアマの3人は、
王家より、姫のための仏像作りを命じられる。
しかし制作は難航し…というあらすじ。

見ていて、「あれ?これは桜の森というより、
夜長姫と耳男のあらすじでは?」と思いましたが、
まあ知名度なのでしょう。

鬼と人、中央政府による地方征服、桜、戦争、芸術、
ちからわざで一つに溶かしてありました。
キャストもすごかった。
妻夫木聡さん、深津絵里さん、天海祐希さん、
古田新太さんはどのかたも主役級に華のある役者さん。
登場なさるたびに場の雰囲気がその人のものになって、
一種の勢力争いでした。
しかしやっぱり古田さんが強いかな。突っ込みで人間を斬るところ、
完全に新感線の舞台になりましたから。
うーんでも深津さんの夜長姫は、まさに鬼でありプリンセスであり
狂女であり女児でもある、安吾世界の女性でしたし、
天海さんの悪い男は初めて見ましたが本当に悪くて色気があった。
そしてこの3人相手に主役を張って、
柔らかく受け止め一歩も引かない妻夫木さんも凄かった。
野田さんの特色のあの同音異義語を使った
駄洒落とも韻ともつかない言葉の使い方も随所にあって、
聞いていて心地よかった。
まいった、まいった。

内容ばれ
初演や第二回を見ている人からは厳しい評価をされているのも見かけましたが、
今回初見の私には比較できない。

全然違う複数の話を合体させるのって、通常はやめた方がいいけど、
安吾の場合は代表作の女性への萌に全くブレがないので、
それがうまい具合に背骨になって、構築できるのだな、と思ったり。

物語が普通に進行するなか、言葉遊びがポンポン飛び出し、
布や紙や紐を使った幾何学模様が描かれ、
情報量が多い…と思いました。
記録映像は戻せるけど、生舞台鑑賞だったら、あああ…ってなっただろう。
たぶん野田さんの脳にはあれが快適な情報量なんでしょうね。

「私、見つけてしまうの」
「人は俄か雨とか、戦争とか、突然なものが、大好きだっていうこと」
という姫のセリフが一番好きです。





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2020/08/27(木)

宮崎県の郷土料理「冷や汁」を実際に作ってみて、



店舗に食べに行き、



そしてこの夏はなんと「インスタント冷や汁」を見つけて
食べてみたので、3種類食べ比べたわけですが、



自分で作ったのが一番おいしいという、
ひねりも何もない結果になってしまった…
(自分で作るやつは材料費度外視だし、
私の時給も入れると外食の2倍くらいになるから)
というかインスタント冷や汁、お前は具の多いネコマンマだ…。

しかし味噌を妙る工程は大変暑いので、
春先に作って味噌を冷凍しておいてはどうだろうと思います。
来年こそやろう覚えていたら。





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2020/08/28(金)

舞台かんそう
「Q:A Night At The Kabuki」2019年
NODA・MAP

クイーン「オペラ座の夜」にインスピレーションを得て作られた物語に、
使用許可を得たアルバムの収録曲が流れる舞台。
シェイクスピア「ロミオとジュリエット」と、
クイーンとシベリア抑留を大胆に魔合体。

敵対する源氏と平家の出でありながら出会ってしまった
源の愁里愛と平の瑯壬生。
一瞬で燃え上がった激しい恋を経て、
大人になった彼らが、過去に戻り、悲劇を回避しようとする物語。
少年と少女の時代を志尊淳さんと広瀬すずさん、
大人になった彼らを上川隆也さんと松たか子さんがそれぞれ演じます。
最近、映画やドラマ本編や予告全部に志尊さんが出ている気がするのですが
大丈夫なのか彼は。ちゃんと休んでる?
上川さんは本当に全く危なげなく、被虐シーンの似合いっぷりは相変わらず、
正直もっとやれると思いましたね。松さんは早口でも叫んでも聞き取りやすい声、
演技を抑えても業のようなものが滲み、
少女にも疲れた大人にも自在に変わるところが松さんでした。

インスピレーション受けたというクイーンの曲、
しかし私にはあまり芝居にマッチしているようには聞こえなかった。
むしろ別の曲のほうが合うのではないかという気すらした。

ラストばれ

特に、殺人の悲劇性を表現するのにボヘミアン・ラプソディ序盤を使うのは
私の感覚からするとものすごくださいんだけど、
もう一周回ってむしろ新しい時代なのか?分からない。

大人ジュリエットと大人ロミオの複雑な感情が好きです。
若いジュリエットと若いロミオは、ただただ奇麗。
余談ですが乳母のことuberっていうのは猛烈にやめてほしかった。
白目になった。野田さんは絶対に関西の人じゃないって確信しました。
(長崎のひとでした)
思い出すと苦しいので早く忘れたい。

竹中直人さんは意外にも初参加だそうですが
自分のカラーのままスッと溶け込まれてました。
そっくりさんのほうが好きかな。

「家名をお捨てになって」というセリフから繋がった
シベリア抑留ですけど、
「平家女護島」俊寛、歌舞伎で昔に見ました。
オペラ座の夜と歌舞伎座の夜でぐるっとつながりますね。お見事。





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2020/08/29(土)

色々感想

チェンソーマン(ジャンプ掲載)
パ、パワちゃん……。
これ凄いなあと思うのは、物凄く強い存在に自己を委ねる快楽を描いているところです。
どんなに酷いことをされても、大切な人を殺されても、ただ思考停止して
ゴロニャンと従っている気持ちよさ。
世界の半分を分け与えると誘惑されたのではないし、
脅迫された訳でも、術にかけられている訳でもない。
ここからの脱却が今後描かれるはずですが、さてどうだろうな。
タツキ先生のコメント、お店のパフェが食べたい、だったしな。

BURN THE WITCH(ジャンプ掲載)
久保先生の短期連載。以前の読み切りの続き。アニメ化するそうです。
ロンドン、竜、魔法、女子コンビ竜退治という盛り盛りの漫画。
先生が相変わらずでなごみました。

タイムパラドクスゴーストライター
面白いアイディアを思いつけないという
致命的な主人公の欠点を克服するため、とうとう精神と時の部屋が出てきて
やっとインプットについてちょっとだけ触れてくれた。安心した。
最後まで根性論で押し切るのかと思った。

青のピリオド(アフタヌーン掲載)
フレスコ画とモザイク画の授業、楽しそう!
石を砕くところからやるのかー!
絵は上手いけど手先が不器用な人とかいないのかな?
大丈夫かな?
今月号の彼のショックはよく分からなかった。
どっちも優れてるということでよくない?

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
すーちゃんのお母さん、娘の夢に反対はしないけど応援もしない立場なのか…。
そりゃあそうだよね。可愛い娘を、
半日かかるような遠方の花街にやるのなんか嫌だよな…。

新型ウィルス、舞妓さん2人がマスクなしで勤務させられた結果感染して、
業界への影響を鑑みて「無職の10代の女性」と報道され、
退院後は実家に帰らされたしょっぱい話などを思い出した。
現実世界SO COOL……。

おおふり(アフタヌーン掲載)
田島様が167センチだって!三橋君も阿部君ももうすぐ170センチ!
にょきにょき伸びてて、アサガオみたいね。

宝石(アフタヌーン掲載)
映画におけるチェスや食事のシーンと同じく
今月号のあれはなにかの隠喩だと思っておきます。

GREAT PRETENDER(アニメ)
シンガポールだ!インフィニティプール!ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ!
スーパーツリー・グローブが4倍くらい増えてた。
しょ、少年兵を扱うの?大丈夫?ちょっとハラハラしてしまう。


(日曜に続く)





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2020/08/30(日)

(土曜の続き)

MIU404
映画みたいだったー!
RECのひとの接続環境が分からないけど
とりあえずルーターを切るなりしてスタンドアロン状態にしなよ…
と思いました。
志摩と桔梗さんは和んだ…。面白い酔い方ですね。

しかしフェイクニュースよく気付いたな!


ジャンプに「アクタージュ」打ち切りの告知が載って
同時に宇佐崎先生がツイッターでコメントを出されましたが
被害者女性を気遣い、通報を称え、打ち切り処置は妥当というご意見でした。
そこに集英社が「わしもそう思う」てきな簡素なツイートをしたため少し炎上しました。
22歳の若い漫画家さんが大変しっかりとした意見を述べているのに、
出版社が「そうだそうだ!」っていうのは、確かにちょっと…。

編集部の読み的には若い作者の真摯で思い遣り深い文章で
ウワァァって盛り上がって水に流れるてきな読みだったんだろうか。
SNS利用者が中高生だけだったならそうなったかもだが、
大人もいるからな。

私は、今後ジャンプは性加害表現を減らしていく努力をしなよ、と思うし
そろそろ女性編集を2割くらい入れなよ…とずっと思ってる。
今後生まれる天才漫画家が10割男性の訳はないんだし。
でもネット上の意見は割れていて、好きな女性漫画家さんが
「空想と現実の区別のつかないおかしな人が漫画に規制をかけようとしている」
という意見だったりして、ううううーんって思ったりした。
でも日本の全年齢向け作品、世界基準で見ると変わった立ち位置になりつつあるし、
(特に未成年への加害表現が)
ジャンプの漫画家の性関係の違法犯罪行為3人めだし、
改めたほうがいいんじゃないの?という意見は変えられない。
日本の漫画雑誌の中で一番面白いのは、
客観的に見てもやっぱりジャンプだと思うので頑張ってほしい。

あとポリコレのせいでアメコミは売れなくなって、
自由な日本漫画が世界で売れているというのは日本スゴイ系デマです。
2019年北米売り上げは史上最多額を叩き出している。
というか「アベンジャーズ・エンドゲーム」が
歴史上のすべての映画の中でNO1興業成績を誇るのに、
その原作漫画が売れなくなるなんてことあり得ますか…。

そのアベンジャーズですが、
「ブラックパンサー」で主人公ティ・チャラ陛下を演じた
チャドウィック・ボーズマン氏が亡くなられました。
ブラックパンサー撮影当時から、大腸がんの治療をなさっていたそうです。
この映画は虚構が現実を変えるという類を見ない作品で
今後何度も再評価されると思いますが、
愛されて育った太陽のような王子、おっとりとした人柄、
ナイーブな部分もあり、しかしごく自然に人を従わせるという
王族でありヒーローでもある難しい役を演じておられました。
アベンジャーズもそうですが、今後も様々な仕事が彼を待っていたでしょう。残念です。







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2020/08/31(月)

映画かんそう
「事故物件 恐い間取り」

中田秀夫監督。
監督はコンスタントに今年2本作品が上映されているし、
ドラマの仕事もなさっている。
夏だし、社会情勢が不安定な時や不景気の時はホラーが強いので
すごい賑わいでした。
全てのシネコンで上映しているから平気だと思ってたら
私の前でチケットが完売してしまった。

原作は松原タニシさんによる、
事故物件での怪奇現象体験および家にまつわる怪談のエッセイ。
映画では物語風になっていて、
長い間売れなかった芸人さんが、事故物件芸人としてのチャンスを手放せず
ズルズル深みにはまっていくお話となっています。
なんか監督は心を無にしてビジネスホラーを撮ってらっしゃる気がするのだが
霊というか普通に俳優さんが立って演技しちゃうので
はっきり見えすぎて怖くはない。
みんなでキャーキャー言うのには向いていると思います。

男性から老女への暴力シーンがややキツイので苦手なひとご注意。
(何度も殴ったり壁に頭を叩きつけたり)

ラストばれ

原作1軒目、有名な凶悪事件のあった部屋なのですが
(はっきり書いてないが条件で分かる)、
さすがに変えてあった。そりゃそうだ。

主人公は、腰の低い態度の丁寧なクズなので
(ファンの霊能力の強い女の子を、霊を写すために利用する、
最初はお願いしていたが、そのうちさりげなく家に呼ぶ、
そのくせ事故物件に住むのを止められると迷惑だと逆切れ)
最後、本当にそのひとでいいのかヒロインに聞きたかった。

主人公の相方はライダーの子だった。
最初の売れっ子芸人コンビはPRINCE OF LEGENDの学園長と
HiGH&LOW THE WORSTのサバカン(この2人は事務所が同じ)。
Pのアシスタントがカメ止めの娘ちゃん。

細かいことだけどラストバトル前に敷いた布団、
おばけが出始めたら消失してた。FUTON消失トリック。

SNSでハリポタに似ていると話題になりましたが、
強いて言うならラスボスがディメンター?ヴォルデモート?
でもああいうビジュアルの人、ほかにも色々いますからね

ところで2015年の秋の「世にも奇妙な物語」に
中田監督が参加されてるんですけど、
そのときのタイトルが「事故物件」なんですよね。
内容はもちろん違いますけど。


昨日書き忘れましたが、
安倍晋三首相が持病の潰瘍性大腸炎再発という理由で辞任を表明。
新政権は9月中に発足らしいです。
連続在任日数記録NO1になるまでは何とか頑張られた訳ですね。





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