---------------------------------------------------------------- 2020/04/01(水) これは別に自慢じゃないんですけど、家を買いました。 今まで慎ましく暮らしてきたおかげで即金一括で購入できました。 中古の一戸建てなのですが、そのかわり随分田舎のほうなので ついでに車も買いました。 小さな庭もあるので 紫蘇とかバジルとか芋とかを植えようと思います。 庭に塞いだ井戸があったり、 階段を1回あがって、別の階段を下りないと行けない離れがあったりして なかなか面白い家です。 じゃんじゃん友達を呼ぶぞー! ただ、引っ越してから、 朝起きると台所の水が出っぱなしになっていたことが3回あり、 最初は疲れのせいで閉め忘れたか?と思ったんですが、 確認した夜の次の朝も、水がジャージャー出ていて、 それは蛇口の不調とかではなく明らかにカランが回っているので、 1.非実在の存在がいる 2.私以外の人間が出入りしている 3.私が意識のない時にやっている この3択のなか、後になるほど面倒なように思います。 2番の場合は管理会社のひと、 及びその親族が合いカギを使っているケースがあると聞きますし、 3番の場合は何らかの治療が必要となるでしょう。 でも1番だったら夜に水道の元栓を閉めるだけで済むじゃないですか…。 とりあえずじゃんじゃん(霊感の強い)友達を呼ぶぞー! そのあとはカメラを買って設置ですね…。 うそうそ…恒例の4月のあれ…。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/02(木) 映画かんそう 「スターリンの葬送狂騒曲」 イギリス・フランス共同製作。 恐怖政治を敷いていたスターリンが没して、 その側近たちが権力抗争を始める様子を コミカルに描いたブラックコメディ。 病的な疑心暗鬼に陥っていた死の前のスターリンは、 重用していた部下も些細な事で殺しまくったため 生き残ったのは変わり身の早い要領のいい人間ばかり。 状況は一転二転して三谷さんの舞台劇のようでした。 でも基本コメディなんですが、 事実無根の反逆罪の疑いをかけられ、 ある日突然逮捕拷問処刑されてしまう恐怖、 その恐怖の前には友情や愛情など無力であるという事実は よくよく表現されていてゾーっとします。 側近の人々の名前を把握しておいたほうが 内容が理解しやすいかなと思ったんですが、 ロシアの人の名前、紛らわしくて覚えられないので(私は) 予習してもしなくても大差なかったです。 頭がおかしいから独裁者になるのか、 独裁者になってから頭がおかしくなるのかは分かりませんが、 イデオロギーの違いを越えて、 ヒトラーがスターリンを認めていたエピソードとかを読むと 同族嫌悪とかはないのかしらこの人たち…とは思いますね。 ロシアでは、上映許可がおりなかったそうです。 ラストばれ 現実より若干ひどいベリヤの最後でしたが、 しかし彼の犯罪(嫌疑)内容を読むと、 もっと残虐な死に方でもいいな…という気持ちになります。 うそに引っかかった報告、ありがとうございます!元気が出ます! ---------------------------------------------------------------- 2020/04/03(金) 松屋さんの「シュクメルリ」を食べ損ねたので 公式レシピを見ながら作ってみた。 https://cookpad.com/recipe/6029365 入れたいので白菜を入れ、トウモロコシを入れ、たっぷりニンニクを入れた。 おいしかった!冷凍もできます。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/04(土) 色々感想 チェンソーマン(ジャンプ掲載) 絵で最狂最悪の悪魔を表現するのって、詳細に描きこむか、 あるいは描きこまずにアイディアで勝負するか2択だなと思います。 描きこんだ最悪の存在で思い浮かぶのがベルセルクの蝕。 今週のチェンソーマンはアイディアで勝負のほう。 キューブリック的発想かなって思いますがどうだろう。 マキマさんのことは心配してない。 アクタージュ(ジャンプ掲載) 不倫の話って飲み会の愚痴になるくらいまで昇華されたの? だったらよかったことだよ。 千世子さんと夜凪がきゃっきゃしているのはなごむ。 波よ聞いてくれ(アニメ) ああ〜なるほど、熊から入る…熊から!熊から入っちゃう!そうなの! ミナレさんの声、もっと低い声でイメージしてた。 ゼロワン 不破さんと刃さんの脳の中にチップが埋め込まれていた事が判明。 えー!そんな非人道的な事が許されていいの!? というか耐え忍ぶ刃さんのターンが長すぎてストレス溜まってきたので そろそろバーンと何もかも投げ捨ててほしい。 コタキ兄弟と四苦八苦 1日兄妹ごっこ合宿をやって さつきちゃんもお兄ちゃんが欲しかった事が判明し、 弟は妻と元鞘に収まり、 そして兄はレンタルおやじ業が軌道に乗るという まずまずのハッピーエンドで終わった。 くず親父に天罰が下らなかったのが心残りだけど、 なにごともドラマのように劇的な解決はしないというのが このドラマの持ち味だからな。 ムジカ・ピッコリーノ(8期スタート) ピッピ達、前シリーズの面子で続投なのか。 ピッピだけが遅刻しているのに何か意味があるのかな? エレメンタリー7 ホームズ&ワトソン in NY ザ・ファイナル そういえばこのドラマではマイクロフトは亡くなったんだっけ…? 死因は何だったか覚えてない。 ホームズと名の付く人はどの世界でも強烈な水難の運勢を持つのだな。 今期は中島かずきさん構成のアニメと、野木亜紀子さん脚本のドラマ、 西田征史さん脚本のドラマ、黒岩勉さん脚本のドラマを見る。 それと猫村さん、波よ聞いてくれ。啄木が探偵のやつも見ようかな。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/05(日) またもや「映像研には手を出すな!」の話をしますが、 あのアニメの開始当初、 「このキャラクターを女にする意味ある?」 「男でやったら当たり前すぎるから女でやるんだろ」 っていう意見が散見されました。 (それに対するカウンターとして 「逆にこれまでの漫画やアニメの主人公、男である意味ってあった?」 という意見があった) 私が見たところ、映像研の三人は普通の女子で ああいう女性、リアリティゼロでは全然なく、いるいるいるよー! という感じなんですが、おそらく男性からするとそうは見えないようです。 ところで近頃「ビリーブ 未来への大逆転」という映画を見ました。 これは合衆国最高裁判所陪審判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が 手がけた男女不平等裁判をメインにした実話映画なのですが、 先に「RBG 最強の85才」という同じくルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の ドキュメンタリーを見ていたため、 彼女のキャラクター造型にかなりの違和感を持ちました。 実際のRBGの映像や過去の演説音声から私が抱いていた彼女のイメージ、 柔和だけども言葉選びが的確で効率的、鋼鉄の意志、常に冷静、 というヒロイン像ではなく、エンタテインメント演出あるあるの 動じ易く、それが表情に出やすい、夫に守られる妻…という性格造型だったので (脚本はRBGの身内のかただったようですが) あー、なるほど!と少し閃いたのでした。 キャラクターとしての女性は、(子供や老女などを除いて) 平均より動じ易く、平均より善良で、献身的で、恋愛を重視し、 小さいものや弱いものに愛情深く、恥ずかしがり屋、または無知、 などの女性演出が乗せられるか、 またはこれら一切が無い場合は美少女の顔、または豊かな乳房、 そういう記号がないとそのキャラクターを女性と認識できない層がいる? と考えたのでした。 映像研の彼女たちには(特に2人には)これらがない。 でも別に彼女らが男っぽいとかそういう事ではないのです。 (私は金森さんには色気があると感じるし、そういう意見の男性もおられましたが、 これは脱線になるので、今回は書きません) 今後物語を作っていく若い方、もしこれを読んでおられたら 女性キャラクター演出、男性キャラクター演出について意識してみて下さい。 今後は段々削がれていく筈です。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/06(月) 映画かんそう 「ビリーブ 未来への大逆転」 合衆国最高裁判所陪審判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が 手がけた男女不平等裁判をメインにした実話映画。 彼女がハーバード法科大学院に入学した年、 500人の生徒の中で女性は9人だけ。 女学生を歓迎するタ食会が開かれるのですが 大学の偉い人に 「男子学生の勉強する機会を奪ってまで入学した理由を開かせてもらおう」 と言われて、1人1人回答させられ、 「父親の法律事務所の手伝いをしたい」 「同じ法学部生の夫を理解したい」 という理由はOKで 「仕事がしたい。教師にはなりたくない」という理由は 面と向かって悔辱されるというなかなかの地獄行事でした。 しかしハーバード法科大学院の学長でも、 ベつに時代を先取りする感覚に優れているわけではないんだなーと思ったりした (そうしてのちに映画の嫌な奴にされたりするわけですが) 内容ばれ 癌の旦那様の看病をして、育児もしつつ、 自分の授業を受けて、旦那様の授業も代わりに受けるというのは スーパーレディすぎる!と思いました。噂に聞く睡眠時間2時間時代のお話ですね。 おそらく彼女は生涯にわたって睡眠時間を削り 勉強して、勉強して、勉強しまくったのでしょうけど、 それで現在ご健康でいらっしゃるのは素晴らしいことです。 しかし先に「RBG 最強の85才」という 同じくルース・ベイダー・ギンズバーグ氏のドキュメンタリーを見ていたため、 私の中に、柔和で柔軟だけれども、言葉選びが的確で効率的、常に冷静で意志が強く、 タフで粘り強い、絶対敵に回したくないルース像が出来上がっていたので、 気持ちが揺れやすく夫に守られ、夫の助言で苦難を切り抜ける、 ヒロイン演出の彼女と合致しなくてちょっと戸惑いました。 (脚本はRBGの身内のかただったようですが) RBGの偉業<夫婦愛という感じかな。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/07(火) 覚書 本日、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の感染拡大により緊急事態宣言がでた。 ネットで情報を眺めているだけだが、 医療従事者、専門分野の人でも結構意見が食い違うのだなと思った。 未知のウィルスなのでまあ当然といえば当然だけど。 主にアジア外でまったく効果がないと言われてきたマスクへの評価が、 ここ最近変わりつつある。 パンデミック映画で見るような暴動は今のところ起こっていない。 ただしアジア人に対する攻撃や差別発言などは頻発しているようだ。 マスクと手指の消毒剤、除菌ウェットティッシュなどは相変わらず売り場にない。 これは不安から貯蔵しようとする人が多いからだろう。 すぐさま配給チケット制にすればよかったのではないかと思う。 (私は備蓄の鬼なのでどれも大丈夫です。なぜかエタノールも買い溜めていた) インターネットが情報源の人orそれ以外の人、 都会の人or地方の人、 収入の多い人orそうでない人で大きく違う。 たとえばインターネットは各国の対応、正確な予防方法、いざという時にとるべき行動、 あらゆる情報にアクセスできるが、ニセの情報や攻撃的な発言も多く、 ストレスが大きい。 ネットをほぼ見ていないと思しき人々は、マスク装着もまちまちで 少々無頓着に見えるが精神的には健康そうだ。 どっちが正解とは今の段階ではなんとも言えない。それは国ごとの対応もそう。 思うにどの国も、どの人も同じ行動をとっていると、 それが間違っていた場合全滅するので、ばらけているのがむしろいいのだろう。 ネットのニセ情報だが、ウィルスはお湯で死ぬからお湯を飲めであるとか、 自分は医療従事者で現在こういう状態だとか、 自分が帰省したせいで家族全員に感染させて殺してしまったとか(死亡者数との食い違いから虚偽と確定) 多種多様な嘘がばらまかれている。 法螺吹きなのか、そういう病気なのかは分からないけど、 非常時のセンセーショナルな、エモーショナルな話は警戒が必要だなと思った(私は)。 下手をすると人の命にかかわることで、自分が(噂を広めるのに加担して)加害者になりかねない。 それと少々第二次大戦シミュレーションのようだと感じるのは、他人に対する関心の強さ。 駅前にひとがこんなに歩いているとか、あの人は米を買いすぎているとか、 戦時中に互いに監視し合って、密告し合っていたのが容易に想像できる。 狭い面積に大勢が住んでいるせいだろうか。 ただし同調圧力の高さがウイルス拡散の抑止力になっているのではと指摘する意見も見た。 やや希望のある情報としては、BCGワクチンの日本株が症状重篤化をとどめるのに有効なのでは? という話。しかしまだ検証には時間がかかるし、接種してない世代もあるので、油断はいけない。 今後医療がパンクしないようゆっくりと免疫を持つ人間を増やしつつ、 ワクチンの開発を待つしかないと思うのですが、 その後に史上最低最悪の不景気が来て、それから治安が未経験なほど悪くなって、 国として崩壊するところも出るのではないかという気もちょっとします。 研究所や病床数を減らしていた国はいま大変だし、警官を減らしていた国は今後大変でしょう。 みなさん、生きてそしてご無事で。 余談ですが、私は牛肉券の案まではまあ、 「支援者にいい顔もしないとだし、言うて向こうはプロなんだし…」 と思ってましたが、 各世帯にマスク2枚配布、でとうとう 「一般世間をよく知らないお年寄りにありがちな無茶発言がノーチェックで垂れ流されてるだけ…!?」 という恐怖を覚えました。マスク2枚て!!!!!! 台湾のIQ180で38歳のデジタル担当政務委員のかたを見て、 政治家、もうちょっと若くてもいいかもしれないって思いました。 ほら、お年寄りは有事の際に徹夜とかできないから…。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/08(水) マスクなんですが、 漫画家の浦沢直樹さんがマスクをした 首相のイラストを描かれていて ちょっと燃えたのを見かけました 「こんな人だと思わなかった、がっかりしました」 「もう読みません」 「好きだったのに、おかしくなった」 とえらい言われようなので、どんな絵だろうと思ったら 普通にマスクをした首相の顔なんですよね。 ちょっとデフォルメされた絵。 憤っている人には一体何が読み取れているんだろう… と不思議になりました。 現在日本の大半の人は「政治の話をするのは変わった人」 て認識で、よく分かるというか 私の職場でもそんな感じですし、 若ければ若いほどその傾向は強いような気すらします。 でも政治家の似顏絵も政治の話になるのかな? まるで名前を言ってはいけないあのひとみたいなので ちょっと古今東西の政治家をイケメンにしたソシャゲでも 流行るといいのになと思います。 なにがしかの数値が一定値を切ると 独裁者化するとかそういうの。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/09(木) 映画かんそう 「天才作家の妻40年目の真実」 原題「The Wife」 スウェーデン・イギリス・アメリカ合衆国製作。 高名な小説家ジョゼフ・キャッスルマンはノーベル文学賞を受け、 授与式のために妻子を伴ってストックホルムに向かう。 しかし移動中の飛行機の中で、作家は記者に声を掛けられる。 記者はとある疑惑を持っており、到着してからも夫妻に付きまとうが…というあらすじ。 だいたいタイトルから想像される通りの話。 複雑な夫婦の愛情が描かれています。 オチを書きます注意 超絶文章力を誇る作品の数々、それは実は妻が書いてましたよ、というやつ。 当時、実力はあっても女流作家の作品など見向きもされなかった時代、 妻子ある担当教授と不倫の末に結婚した女学生だったヒロインは、 やがて夫の代わりに作品を書き始める。 夫は、アイディが優れているが細部が全く詰められないタイプの文字書き。 しかし本物の天才である妻に嫉妬して、彼は次々と浮気を繰り返す。 笑ってしまったのは、夫が「自分の作品のどこが悪いか言ってくれ」と妻に言い 妻が「キャラクターが薄っぺらい」的な事をひとつ言っただけで 「もうじゅうぶんだ!夫を尊敬できない女とは暮らせない!」 ってキレちゃうところ。どんだけ打たれ弱いのか。 あと息子も作家志望で、素晴らしい作品を生み出す父をずっと尊敬してきて、 母のことは愛していたが普通の女性と思って成長したのですが あれを書いた神作家が実は母だったと知らされて彼もキレます。 しかし母が毎日8時間執筆して、父は家事をやっておって、 それに全く気付かなかったなら、残念ながら小説家の才能はないよ息子君…。 語彙とか感性とか色々ヒントもあっただろう。 若い頃の夫妻と今の夫妻、いいことがあると2人でベッドに飛び乗って ぴょんぴょんするところが同じ喜び方で、 小説家のおじいちゃん、もう病気の域で滞在先でも娘より若い女性を口説くのですが 若い頃に教え子だったヒロインを口説いた時と同じやり方なのです。 そういう演出が上品で容赦なかった。 結局夫妻の間には、他人には分からない愛情があったという結末。 私は少々腑に落ちないが、まあそういうのもあるのか(ゴロー)。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/10(金) 昨日の映画のタイトル、 原題が「The wife」なんですけど、 これだけだと恋愛ものなのかホラーなのか コメディなのかまったく分からないところ、 「天才作家の妻 40年目の真実」という邦題にして ・小説家夫婦の話 ・サスペンスっぽい ・老夫婦 とまあ少なくとも3つくらいの 情報を明示しているわけです. 趣もへったくれもないと時々 映画ファンから批判される邦題ですけど. 日本人は未知のものへの興味が薄いから どうしてもこうなっちゃうかな?という気はする. たとえばアメリカのスチームパンク小説(ラノベ) 「Soulless」は、邦題 「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う」 ですからね。もはや要約だ。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/11(土) 色々感想 鬼滅(ジャンプ掲載) 無惨くん…あれほど自分が自分が自分が!というキャラクターだった のに最後に余計な精神的成長を果たした。 あと、ここでラストだったら美しかったと思うけど、 これほどまでのメガウルトラヒット作品が終わらせてもらえる筈もなく、 また長い話が始まりそう。もちろん更に面白いお話になるんだろうけど。 今度は兄を取り戻す禰豆子の話になるといいな…。 そうしたら主人公が女の子のジャンプ漫画、すごく多くなる! (約束のネバーランド、アクタージュ、ミタマセキュ霊ティ…?) アクタージュ(ジャンプ掲載) 夜凪が大都芸能に入った。ガラスの仮面で言うと16巻のあたり、 (便利なのでついガラスの仮面で語ってしまう) えっ創造一切をやめちゃうの? 花ちゃんが創造にとり憑かれてたのは不愉のずっと前からで、 不倫に対するわだかまりが 晴れたからって関係なくない? 舞台「羅刹女」公式サイト いつの間にか出来てた https://www.shonenjump.com/studio_daikokuten/rasetsu/ HiGH&LOW THE WORST鳳仙学園日誌(チャンピオン掲載) 鳳仙のわちゃわちゃした日常物。 え…これほぼ同人誌じゃないの!?安い!この同人誌! チャンピオンってたぶん開いたことなかったんですが、 学生が煙草を吸っていて、驚愕しました。 ジャンプって品行方正な雑誌だったんだな…。 あとほとんどヤンキー漫画じゃない?忍者とか死神とかは? コナン(サンデー掲載) 安室さんが本編に! 先週は久しぶりのゼロ日が載ってたのですが、 私には絵の見分けがつかないので、もうどれがどれやら! 進撃(別マガ掲載) アルミンファンで痛いのが苦手なかたへの試練! 何回目か分からないけど誰が正しくてどの手段が最適解かもはや分からない。 みんなそれぞれ正しいように思える。 BNA ビー・エヌ・エー(アニメ)中島かずきさん構成 ケモナーのかた集まれ!獣人もの。 獣人は差別されているらしい。中島さん、差別ものブームなのか。 しかしわざわざ自分で隔離都市に行こうとしている獣人を 待ち伏せて襲うとは、ずいぶん積極的な差別だ。そして暇なのだな。 きょうの猫村さん(ドラマ) 企画を思いついたひとが何かキマってた系、 まさか松重豊さんに着ぐるみを着せて、 猫村さんにしようとは思わないじゃない普通…。 すごく短いので一瞬で終わる。 エレメンタリー7 ホームズ&ワトソン in NY ザ・ファイナル (最終シーズン最終回) ウ〜〜〜〜〜!よかった! 何が良かったって、ライヘンバッハ事件の死んだふり作戦、 事前にワトソンに知らされてて、ワトソンが協力したところがよかった! (でも警部に殴られたけど…笑) もう本当、聖典を含む他の全員のホームズは見習って!!! それで、全ホームズの中で一番普通の人になったホームズだけど、 全ホームズの中で一番幸せになったのも彼だった。 好きなひとにめちゃ尽くすホームズ。 シリーズ通してずっと薬物に苦しめられてきたけど 最終回まで苦しんだ。徹底してる。 友情か愛情かぼやかされているところも良かったな。 シーズンずっと見てきて良かったです。 今期は野木亜紀子さんの「MIU404」 西田征史さん監修(脚本ではない)「正しいロックバンドの作り方」 黒岩勉さん「らせんの迷宮-遺伝子捜査-」 啄木が探偵をする「啄木鳥探偵處」を見る予定でしたが コロナの影響により新番組全部どうなるか分からない状況です。 「MIU404」は開始が延期になり、特撮は主演の子が罹患、 あとジャンプ編集部でも編集さんが罹患して、次々週のジャンプが休刊になるそうです。 みなさんお大事に。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/12(日) 映画かんそう 「運び屋」 監督イーストウッド、主演イーストウッド。 花を育てるのが生業の園芸家、アールは家族をないがしろにし続けて とうとう見放され現在は1人、金もない。 孫娘の婚約パーティーからも追い出されるが、 出席者の男に声を掛けられ、それが縁でマフィアの運び屋をすることになる、 というあらすじ。 熟練の腕で作られたおじいちゃんドリ。 洗練されているが(それにしたって 最盛期と比べると随分落ちる)でもおじいちゃんドリだ。 若い女の子に「次は私が相手するのよ」とキャッキヤされるし なんと2人の若い女の子とベッドシーンもこなす。 イーストウッドは90近くで、もう歩くか座るかの演技しかできないのに。 ラストばれ ずっと放置していた妻と娘も、結局はおじいちゃんを愛しているし、 戦争を経験していて、死など怖くないおじいちゃんにマフィアも一目置く。 最近の若い夫はインタネットばかりでタイヤ一つ替えられず、 助けてやった若い妻はおじいちゃんステキ!という視線をよこす。 こんな悲しい映画を撮るのはやめてくれ〜。 娘の卒業式とか結婚式とか、大事な行事を全部すっぽかして それで友達や知り合いにいい顔することに熱心って、そういう人いるよな。 あと短期間に集中して愛情を注ぐことはできても、 長い年月、毎日ちゃんと寄り添って優しくすることはできないというタイプもいる。 同じタイプ同士で結婚すべきだと思う。 私は、何十年かずっと一緒にいてくれて、 最後の1週間だけ何かの事情で一緒にいられない人のほうがいいな…。 人生はゲームじゃないので、効率よく1週間で 数十年分の好感度が上がるボーナスイベントとかはないのだ。 何歳になっても人生やり直せるというテーマのようだが、 アールの運んだ薬物で死んだ人もいただろう。 それで妻とも娘とも和解してハッピーエンドって腑に落ちないわ。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/13(月) せっかく時間もある事なので、 キャプテン・アメリカババロアでも作るかー!って思ったんですが なんか銀河的なババロアが出来上がってしまった。 型から取り出すとき、湯煎にかける時間が長すぎて(5秒)、 模様が溶けてしまったのでした… 3回くらいに分けて赤と青の生地を流して固めてしてたので普通にショックでした…。 こう見えてわりとおいしいんですのよ。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/14(火) 読書かんそう 「おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想」 ロジーナ・ハリソン さん 英国初の女性下院議員ナンシー・アスター子爵夫人に 1928年から35年間仕えた夫人付きの高級メイドロジーナ・ハリソンさんの手記。 よくぞここまで詳しく書いてくれました!と言いたくなるほど 衣装や宝飾、食事、生活習慣、使用人の上下関係、そして二次大戦下の状況、 お屋敷の間取りに関する詳しい記述が満載です。 といってもこの本のメインは貴族の生活の記録ではなく、 パワハラ上司、アスター子爵夫人と筆者の、 戦いと丁々発止のやりとり、 そして芽生える友情に似た何かと、 愛情に似た何かなのですが、そちらのほうも面白いです。 語り口調の文章なのですが、 昔話を聞いているようでグイグイ引き込まれます。 内容ばれ 転職について、他家に宿泊した際にその家の下男から夜這いを受けたり、 ティアラのコレクション、毛皮のコレクション、船旅、 伝説の名執事に高名な乳母、ワインの虜になってアルコールで身を滅ぼす執事、 使用人に喜ばれるプレゼントと不評のプレゼント(燃やされてしまう)、銀器の磨き方、 どれも面白かった。 後半になってなんとなく分かったんですが、 作者のかたがこの本を書かれた理由の3割くらいは、 子爵夫人への不名誉な偏見と、 アスター家のスキャンダルへの反論をするためなんじゃないだろうか。 主従百合なのですが、 奥様はさらに続けて、「奥様に我慢できる女は私だけだし、 私に我慢できる女は奥様だけなのだとおっしゃいました」 ここのところが一番のキモだと思いましたね。 キングの「ドロレス・クレイボーン」または映画の「黙秘」をなんとなく思い出しました。 結局このかたは家庭を持たずに夫人に仕え続けるのですが、 アスター家は彼女の老後の暮らしを保証したようで、 こういう人生もなかなかいいなと思います。 (いや、彼女のようにうまくいったケースばかりでは なかろうので、格差社会は是正されるべきとは思いますけどね) ---------------------------------------------------------------- 2020/04/15(水) 映画かんそう 「ファントム・スレッド」 ポール・トーマス・アンダーソン監督 ダニエル・デイ=ルイス主演 オートクチュールの高名なデザイナーである ダニエル・デイ=ルイスは、 美意講が高く神経質な男で、 女性と恋に落ちては彼女を家に住まわせ、 興味が失せると追い出すという パターンを繰り返していた。 しかしある日、若いウェイトレスに恋した彼は 彼女を家に連れ帰るが、純朴に見えた彼女は 次第に本来の性格をあらわしてゆき… というあらすじ。 美意識高い映画でした。 出てくるドレスすべて、購買層の富豪の方々、 デザインスケッチ、白衣を着た縫子、 科理や食器、優雅なしぐさ。 ダニエル・デイ=ルイスはいつもの完璧主義を発揮して ドレス製作を学び、実際に作れるようになったそうです。 何を目指しているんだ(笑)。 おじいちゃんドリではない。 (おじいちゃんドリ1級鑑定士) 内容ばれ モラハラ蜘蛛が、いつものように蝶を食べよー!と思ったら それは蝶じゃなくて猫だった。 でも猫は優しい猫で、蜘蛛を愛していたので殺したりはせす、 脚を一本抜いては眺め、 また一本抜いては眺め、するのだった というような話。 (谷崎潤一郎が書きそう) デザイナーの姉との関係や、母親への思慕の情とか 普通のモラハラ野郎ではなくて ひたすら上品で、ウワァーって感じの。 自分の才能に苦しめられている この世のすべての人のところに アルマが来るといいですね(よくない)。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/16(木) RBG(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)氏 関連の映画を2本見て思ったんですが、 10年後くらいには、 「当時の日本のジェンダーギャップ指数の順位の低さは 日本の女性が、良く言えば控えめ、 悪く言えば向上心がなく、 ほかの女性との連帯が苦手だったせいである」 ということに、しれっとなってそうだな…。 これはある意味100%間違いという訳ではなくて、 たとえばアメリカでも初めから 「さあさあどうぞ!発言なさってください!活躍してください!」 と場が与えられたわけではなく 猛烈な差別や嫉妬や集団の攻撃に耐えて戦って現在があるわけなので。 日本の女性は「自分が我慢して場が丸く収まるならそれでいい」 という気性の人が多い気がする。 それは男性も同じで、戦って権利を守るという気質があまりない。 大昔はカジュアルに打ちこわしなどを行っていたので どのあたりから大人しくなったんだろう。 やっぱり明治あたりだろうか。 ゆえに我慢できない性分の女性に対し 「あの女は変だ!他の女はにこにこしているのに!」 と風当たりが余計にきつくなる、というのはあるかもしれない。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/17(金) ドラマかんそう 「ミルドレッドの魔女学校」1〜6話(全13話) おすすめにより見ました!(ありがとうございます) 原作はジル・マーフィーのWorst Witchシリーズ、 1974年1巻刊行の英国文学の古典です。 ミルドレッド・ハブルは普通の女の子。 しかし空から落ちてきた受験生の魔女を助けたことから、 魔法学校へ行って一緒に試験を受ける事に。 仲良くなった魔女の子と離れ難く、 とうとう魔法学校への入学を決意するミルドレッド。 しかし魔女の血筋ではない彼女への風当たりは強く、 劣等性のミルドレットの巻き起こすハプニングで、 いつも校内は大騒ぎに…というあらすじ。 普通の人間が魔法学校に入学する、 居住空間でサッシュの色が違う、 入学した子は使い魔の動物を1匹連れている、 名門出の意地悪な金髪の子、 透明になって校内をうろつく、 校長先生はレモンキャンディが好き、等々 知ってる知ってる!って言う事が多かった。 これ、はりぽたの元ネタだよね…?と思いましたが ポタ1巻発売時に本国ではすでに話題になっていたそう。 周回遅れだった。 内容ばれ 反校長派と思わせて校長先生に忠実だったヘカテ教頭先生は 完全にスネイプ先生。 まあハリポタは、ハリーが蛇と喋るシーンは 「メアリ―・ポピンズ」の1巻でメアリーが動物園で蛇と喋るシーン、 3巻は「星空から来た犬」の、無実の罪で犬に姿を変えられ、地球の子供と冒険する事になるシリウス、 (レムスという名の猫も出てくる) 等々、明らかに元ネタが点在するので、本国の児童文学クラスタのまとめた 元ネタ一覧が見たいところではあります。 魔女学校が完全に女性上位社会で、男性には逆境であるのとか 実験的で面白いです。 ミルドレッドはハリーのような選ばれし子ではないので どちらかといえば、のび太のような劣等生で誘惑に弱い性格なんですが、 親友のモードのことが、ともかく大好きで モードと魔法だったらモードを選ぶって宣言しちゃってて、 一途でかわいいです。他の子と仲良くしていたら互いに焼きもちを焼いたりするのが可愛い。 大人の教師たちはいまひとつ頼りなくて、 偉大な魔法使いとされる人も短絡的で短気なんですが、 それはもうハリポタで慣れたのでいいです。英国の伝統的な性質なのでしょう。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/18(土) 色々感想 鬼滅(ジャンプ掲載) いやこんなん泣かずに読めませんよね? いいひとばっかりでこんな…。禰豆子ちゃんを泣かせたらだめ! チェンソーマン(ジャンプ掲載) バトルの表現はどこまで進化するんだろうと思ったし、 強さインフレの解決策を見た気がした。 作中最強人物マキマさんvs最凶最悪の悪魔の天上対決。 パンチやキックじゃなく、呪文を唱えたりでもない、 光や音の効果もなく、マキマさんと悪魔が互いを指差し合うだけ。 それでマキマさんの指がバキバキにへし折れる。 描き込みは薄いので作画コストは高くない。演出のアイディアがすごい 。 Dr.STONE(ジャンプ掲載) 日本の時刻と現在地の時刻の差で緯度が分かり、 太陽の位置で経度が分かる…らしい。 私には理屈は分からんけども! あと方解石って石も知らなかった。 科学キッズ大喜びだろうなあ。 舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載) 男子そうやってすぐ勝ち負けをねじこむ。 キヨちゃんもスーちゃんもただ頑張ってるだけで、 勝負はしてませーん!(アンチの視線) NHKでアニメ化だそうです。めでたい。 映像研には手を出すな!(実写ドラマ) 3人とも美少女で、ソワンデさん美しい! 空想シーンはCGで作ってあり、なかなか面白いです。 アニメを見逃した人にはいいかも。 啄木鳥探偵處(アニメ) 現実に即して啄木がクズなのかどうかが気になってましたが ソフトクズのようです。そして現実に即して金に困っている。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/19(日) 映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」に とてもとてもヘビーでおいしそうなエッグサンドが出てきて ずっと食べたいなあと思っていたのですが、ありそうでないので作ってみました。 色々解説付き あのエッグサンドを作ろう 店主役俳優がレシピ動画を公開 https://theriver.jp/harley-quinn-egg-sandwich/ クッキング動画だけ https://www.youtube.com/watch?v=0NbJIYwZ68c このサンド、野菜が一切挟まっておらず、 バターと油でギンギンギラギラしているところがいいんですよ…。 (胃弱の人は死ぬから食べちゃだめだぞ!) べつに難しいところはなにもなく、 目玉焼きとベーコンとチーズをサンドして、 チリソースを振るだけなんですが、 出来上がりを同時にするために時間をずらして投下するのが少々面倒でした。 卵→ベーコン→パン→チーズの順。 映画では、卵の上にチーズを載せてましたが、ちょっとカリッとしたかったので、 直接焼いた。 ホットプレートを出すのが面倒なので、フライパン2枚使った。 チリソースは2滴なんだけど、えいっえいっってやったら ドバッと大さじ2くらい出ました。それはそれでよかった。 出来たてを5秒でガブっと食べるの最高ですね。 ビールとか、しゅわしゅわしたお酒があると天国的です。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/20(月) 映画かんそう 「マリッジ・ストーリー」 舞台演出家の夫と、女優の妻が離婚する事になる。 互いに憎み合っている訳ではないのでなるべく穏便に済ませたいのだが 弁護士が関わって調停する以上はそういう訳にもいかず、 徐々に争いのようになっていき2人は戸惑うという苦いラブストーリー。 同じ破局ものでも「ブルーバレンタイン」みたいな、 原因が片方に寄っているやつではなく、 最初に確かに好意があって、それは今も有効なんだけども 別れなければならない理由が好意を越えるというのが まだ平和的でよいです。 最近アダム・ドライバー氏のアダムドライバーりょく頼りの映画を 複数回見た気がするので、ちゃんとしっかりした脚本 (あらすじがエンタテインメントとして優れている、または人物描写が繊細) に後押しされた氏が見たいなあと思っていたのでした。丁度良かった。 内容ばれ 喧嘩して、 「毎朝死ねと思ってる!病気になれ、交通事故に遭えって!」 というような酷いことを夫くんが言うんですが、 なんかそれでも夫くんを慰めてあげないといけない気になるのは アダム・ドライバー氏のちからが100%発揮されていてすごい。 最初に、互いの良いところを挙げるシーンがあって、 夫くんの挙げた幾つかの良いところの中に 妻がすごい腕力で、自分の開けられないジャムの瓶とか開けてしまう というのがあったり、 妻ちゃんが挙げる夫くんの良いところのなかに 食べ方が苦行のよう、というのがあったり、 そういうセンスが好き。全体的に。 それで離婚は2人だけの問題じゃなくて、息子くんや 妻ちゃんの母や、妻ちゃんのお姉さんや、2人の仕事仲間も関わってきて わちゃわちゃするのもリアル。 生活していて、酔っぱらった好きなひとがちょっとフラフラしているのは とってもかわいいと思うんですけど(私は) 離婚するうえでは酩酊するほど家庭で飲酒するという攻撃材料になるわけで、 離婚調停というのは、愛情という鳥の首を1羽1羽切り落としていく作業だなと思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/21(火) 映画かんそう 「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」 1980年代にあった、実際の犯罪を映画化。 野心家の青年タロン・エジャトンが、 学業優秀ではあるが貧困層出身であるためチャンスのないディーン・カーニーを誘い、 投資会社を設立し、裕福な家の子息を仲間に引き入れ 大人たちの信用を得てどんどん出資を募るがやがて破綻して 更に犯罪を重ねるという転落もの。 犯罪の手腕的にはウルフ・オブ・ウォールストリートの稚拙版、 あるいはアメリカン・サイコの子供版。 話題性と華があってギラギラとしている 主役2人のキャスティングは非常に良かったと思うんですが、 主要な役にケヴィン・スペイシーが出演していて、 その後、彼が過去の性犯罪で役者生命を絶たれ、 彼のシーンを撮り直すかどうかの判断を迫られたのは不運だった。 彼でなかったら、もう少し興行成績も伸びたのではないかと思う。 彼らの詐欺の手法は、ネズミ講だねって思ったんですが、 ネズミ講ほどシステムの出来上がってない、もっと雑な ポンジ・スキームという名称だそうです。 どうして騙されるんだろうってちょっと不思議な気もしたけど 若く美しく才能ある白人の青年集団って、 一種なにかドリームめいたものがあるのかな?知らんけど。 地味に生きるくらいなら死んだ方がましで、 生まれたからには成功して人の上に立って巨万の富を得て 豪邸とナイスなカーと美女を手に入れなければならないって 全世界の男性の人気宗教だから仕方ないな。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/22(水) 漫画かんそう 「夏目アラタの結婚」2巻 乃木坂太郎さん (1巻のかんそうは2020/03/25) 連続猟奇殺人犯「品川ピエロ」が、 殺した男の遺体の一部をどこに隠したかを探るために、 彼女にプロポーズした主人公が、 やがて彼女の複雑な人格にハマってゆき、 徐々に目的があやふやになってくるというあらすじ。 品川ピエロも主人公も、互いが嘘をついているのを知っていて、 それでも混ざる数パーセントの本当を嗅ぎ分けて精神戦を繰り広げています。 そして少しずつ互いに惹かれている様子。 読み手も真実と結末が分からなくなってくる頃合い。 もしかしたら、大恋愛漫画になるかもしれないし、 手足首がポポポーンと飛ぶ大猟奇漫画のまま終わるかもしれない。 高いテンションのまま、全然だれないのがすごいです。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/23(木) ドラマかんそう 「ミルドレッドの魔女学校」7〜12話(全13回←12話が前後篇) 普通の少女ミルドレッド・ハブルが魔女の子供と知り合い、 魔女学校に入学して数々の試練をくぐり抜け、 魔女として成長していくというお話。 1〜6話のかんそうは2020/04/17。 前半に引き続き、 他人の姿になり変わる魔法や、他校との魔法試合、時間遡行、 知ってます知ってますよそれ!という内容(笑)。 大体全部友情の話で後味が良かったし 12話のラスト、スタンディングオベーションです。 ラストばれ 意地悪な金髪の友達が、迷いながら悪の勢力に味方し、 最後で寝返るのも同じ。 昔の児童文学は、 陰謀や冒険や戦いがテーマのものは圧倒的に少年主人公が多く、 少女主人公のお話は生活や愛情や結婚ものが多い印象ですが 1974年スタートのこのシリーズで、 学園を狙う悪い魔女から皆を守る物語の主人公が少女、 登場人物の9割が女性、 そしてシスターフッドがテーマとして書かれているのは嬉しいです。 そして無二の親友モードとの友情は、 50年前の読書好きの少女たちをキュンとさせたことでしょう。 私はヘカテ教頭先生(黒髪)のむかしの女(金髪)が気になりましたけどね…。 学生時代に破局して、現代で和解、ハグした…。続編でまた出てくるのかな…。 おすすめくださったかた、ありがとうございます。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/24(金) 出掛けられないので、 これまでに食べたおいしいものの写真を眺めていると いつの間にか小一時間ほど過ぎている事があるのですが、 「こやつ食べすぎでは……!?」という気もします。 みなさんにもおすそわけで 私が今年に行ったアフタヌーンティーの写真を貼っておきますね。 (余計な親切) ---------------------------------------------------------------- 2020/04/25(土) 色々感想 ジャンプはお休みだし、ドラマは軒並み延期だし。 金カム(ヤンジャン掲載) 海賊のかた、アシリパさんと杉元の仲を引っ掻き廻しに来た小悪魔役…? 黒髪ロングはアクション向きではないという気付きを得ました。 きょうの猫村さん(ドラマ) 奥様役が小雪さんだ!なんて贅沢な配役! サンデーの、赤井さんのマスタングのミニチュア全プレ企画ですが、 ふと値段を見たら12500円で、ヒッって思いました。 何歳くらいの人が申し込む設定なの…? あと、マーベルの企画で ニューヨークのドクター・ストレンジの根城 「サンクタム・サンクトラム」を10時間監視するという謎企画。 そんなにすごい仕掛けはないですが、音とか聞いてるとなごむ。 https://www.youtube.com/watch?v=7-Cl-o4NCK0&feature=emb_logo ---------------------------------------------------------------- 2020/04/26(日) 映画かんそう 「触手」 フランス・ドイツ・ノルウェー・デンマーク・スイス・メキシコ製作 幼い子供を持つ若妻は、威圧的な夫に苦しめられていた。 しかもその夫は、妻の弟にも手を出していた。 弟の勤務する病院に、犬に咬まれたという女性が診察に来る。 その女性と仲良くなった弟は、彼女に素晴らしい体験ができるという場所へ案内される。 というあらすじ。 くっきりした起承転結はなく、曖昧なまま終わるだろうと思っていましたがその通りでした。 触手姦が1分ほどあるので、お好きな人はどうぞ。 女優さんのお胸の見えるシーンも少々あります。 男性同士の性行為のシーンも少々。 ところで、amazonで皆さんの感想を見ていたんですけど 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのVFXスタッフが描く」 って書いてあって、めちゃ電球が輝いたんですが、 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」って 触手拷問シーンがあるんですよ!!!! ハハーン、さてはデータ使いまわしたな…? というか触手大好きだな…!?と思いました。 内容ばれ 登場人物の名前からして舞台はメキシコだと思うんですが、 同性愛者が怪我をしたら「神の罰よ」って堂々と言う人がいて、 カトリックが…圧倒的多数の国…って感じがしました。 触手は、まあ何かの暗喩なんでしょうね、ハイハイ。 あの、クレーターに様々な動物が集まってまぐわっているシーンは ちょっとゾワ…としました。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/27(月) 大阪の老舗紅茶店「ロンドンティールーム」の ロイヤルミルクティーが、ミルクティーの中で一番好きなんですが、 突然飲みたくなって茶葉を通販しました。 実はむかし挑戦した事があったんだけれども、 まったく似ても似つかない味になって、 それはおそらく公式推奨の オハヨー乳業の「特濃4.4ミルク」またはタカナシ乳業の「特選・北海道4.0牛乳」 が田舎ゆえに入手できなかったのが敗因だったと思うんですが なんと近所のスーパーで上記牛乳が見つかって、 それで作れるのではないかと挑戦してみたのでした。 すごい煮出すので、本当にこんなに煮ても大丈夫なのか、 黒い、地獄みたい、焦げそう…って思うんですけど、 乳脂肪分4.4%の牛乳をじゃーっと注ぐと、ちゃんと調和した味になるのでした。 3人分の1リットル近く作って、半分はポットに詰めてホットとして楽しみ、 半分は冷ましてからペットボトルにいれてアイスにしました。 お砂糖は、多めに入れておいた方がいいように思います。 あと、ホットもおいしいけど、アイスのほうがよりおいしいように感じる。 さすがにお店の味には敵いませんが(隠し味があるように感じる)、 なかなかよくできました。 (茶渋がすごいので、かわいいお鍋とかでは作らない方がいいかも) (それと、とっても腹が膨れます。小食の人は1杯で満腹になると思う) 1人分のレシピ https://london-tearoom.co.jp/knowledge/2016/02/27/royalmilktea_one/ 3人分のレシピ https://london-tearoom.co.jp/knowledge/2016/02/29/royalmilktea_three/ ところでこのロイヤルアイスミルクティーに生クリームと卵黄とラム酒を加えて 紅茶アイスを作れるのでは…?え?もしかして天才なのでは…。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/28(火) 舞台かんそう 「彦馬がゆく」(2002年版)三谷幸喜さん演出 1990年に書かれた戯曲で、未見でした。 見られてよかったー!と声に出したくなるほど脂の乗った筆で、 しみじみと、抉るように、様々な感情の起こる面白い舞台でした。 才能と若さ。まだ技巧よりは勢いが勝っている頃の作品。 日本で最初の戦場写真家と言われる上野彦馬をモデルにした、 神田彦馬とその一家の話。 君となら、江戸は燃えているか等と同じく、 仲良しの一家に来客がやってくる形式。 写真館にやってくるのは、桂小五郎や坂本龍馬、高杉晋作、その他 幕末の大物たち。 市井の平凡な人々と、歴史に選ばれた傑物達の束の間の邂逅、 鮮やかな対比の物語です。 神田彦馬を小日向文世さんが、 その次男で語り手を筒井道隆さんが演じます。 約18年前の松重豊さんが、色っぽかった! 三谷さんの描く家族は少し抽象化されてて寓話のようなんですよ。 オチばれ あの言いかけてやめるネタの回収があんなに…こう…あれだとは。 しかしあのセット、かなり本格的にぶっ壊れていたけど 1日1公演だったんだろうか。大道具の人大変だったろうな。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/29(水) 映画かんそう 「FREAKS フリークス 能力者たち」 才能発掘ショーで最終選考に残った(らしい) ザック・リポフスキー&アダム・B・スタイン初監督作品。 根強い人気ジャンル、B級超能力ものです。 7歳の少女クロエは、父親と2人暮らし。 外に出ることは禁じられ、普通の人間のふりをする訓練を日々受けていた。 しかしある日、父親の目を盗んで アイスクリームトラックに近付いたクロエは、 アイスクリーム売りの老人から意外な話を聞かされる…というあらすじ。 最初は、この父娘は本当に世の中から排斥されているのか それとも父親の頭がおかしいのか、 彼は本当に父親なのかという点にどきどきしますが、 色々明らかになってきます。 超能力の表現とか、家族の表現とか、低予算ながら中々よかった。 先端恐怖症の人にはちょっと厳しいかも。 終盤までばれ クロエは強力な意志操作能力の持ち主。 おじいちゃんは透明化できる能力者で、 お父さんは世界中の時間を止められる。 どう考えてもお父さんが一番強いと思うんですが、 そこは色々考えあって、序盤はその力を隠れるためだけに使っていたり、 後半は能力が使えない理由や状況で縛られる事になります。 なんかお父さんとおじいちゃん(義理の父)の仲が普通に悪いのが 超能力関係なく家庭ものみたいで面白く、 あと娘7歳の第二次イヤイヤ期が強烈で、 父の言い付けは聞かない、祖父の言う事も聞かない、 なにもかもをぶち壊す、で育児って大変ダナーって変な感心をしました。 能力を使うと目から血が流れるので、そこを利用して 紫外線ライトで頬を照らすというチェック方法は ナイスなアイディアだった。 ペンを目に突きさすシーンが2度ある。 子供の前で悪いことするとすぐ真似するでしょ!おじいちゃん! あと他人の意志を操作できるというのは、 人格形成上非常に良くないなと私は思いました。 一応ハッピーエンド。 ---------------------------------------------------------------- 2020/04/30(木) 映画かんそう 「アースクエイクバード」 日本に勤務するスウェーデンの女性が、 独特の雰囲気を持つ日本人男性と恋をするが、 やがて英国人女性と三角関係になり、 彼女が殺されたため容疑者となる、というサスペンス。 原作者のかたは日本に住んだ経験もあるらしい。 ヒロインをアリシア・ヴィキャンデル、 セクシーな日本人男性を小林直己が演じる。 ヒロインは考えていることをあまり口に出さない日本人女性っぽい感じのひと。 開始20分ほどで、蕎麦、地震、和室、盆栽、と畳み掛けてきたので、 なるほど日本ロマンものなのだなと思った。 三角関係のもう1人の女性ライリー・キーオは天然魔性系で、 ヒロインに対してもアタックしているようなそぶりを見せ ヒロインは段々幻覚を見るようになってきて んんんん?うーん?という終わり方。 犯人ばれ 現代版エキゾチック青髭。 外国人女性から見たセクシーな日本人男性像をなんとなく理解した。 「日本人男性なのに昔が高い(からステキ)」というセリフがあったけど まず身長。高ければ高いだけいい。 それから東洋っぽい、感情の表れにくい顔立ち。 小林直己さんは条件にばっちり合致するので、 これからどんどん海外進出なさってほしい。 身体能力の高さは 「HiGH&LOW」のアクションシーンを使って プロモーションすればいいと思う。 ベッドシーンもなんとなく日本ぽかった。 色彩もそう。ただ、あの色は女優さんがあんまり綺麗に映らないような気がする。 しかし3人で旅行に行って1人が体調を悪くして気を失ったのに、 道端に寝かせて置手紙して、残りの2人で観光に行くってどう考えても鬼の所業だな。 謝ったから許すとかそういう問題ではない(それともあそこは幻想なん?) ヒロインは死を呼び込みすぎるので、消極的な殺し屋になってみたらどうだろう。 階段落ちのンーン、こわかった。階段にワックスってかける…? うちたぶん70年とか80年とかかけてない… それでも3回くらい落ちてます(死んでない)。 アリシア・ヴィキャンデルさんの日本語はとても上手かった! 元々話せる人ではない俳優さんが日本語を話す映画の中ではダントツで上手いと思う。 きっとものすごく勉強なさったか、語学の才能が秀でておられるのだろう。 ---------------------------------------------------------------- |