12月日記

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2019/12/01(日)

シャーロック
マイクロフトおにいやんが出てきました。
ディオゲネスクラブもね!

男性2名、女性1名の仲良し同期3人組なんだけど、
男性2名がカップルになっちゃって、
嫉妬した女子が恋敵を殺してしまう。
でも意中の男子は後追い自殺して…という話。
真犯人がどうのより、そこのところ詳しく聞きたい事件でした…。

グランメゾン東京
イチジクの葉って食べられるんだ。股間を隠す用途以外ないと思ってた。
あと研いだばかりの包丁で食材を切ると金気臭さが移るというのも知らなかった…。
ハー!よく切れる!って、めっちゃ切ってた(笑)

後輩が血のにじむような努力をして作った料理も
不味かったら1口以上は食べないのね…(天才組は。気遣い組は食べる)
下手っていうのは妥協で、それって感染するから、
譬えるならゾンビが来たから撃ったんだけど?って感じだろうけど、
それでも苛烈な意志がないとできないことだ。

憧れの作家さんに同人誌を献本したら、2〜3ページ目を通して
「いらないです」って返却されたところを想像した。胃がきゅっとなる。

でもパワハラっぽくならないよう配慮もされているし、デメリットも描いてる。
後輩君の裏切りにより、レシピがライバル店に流れたと知った全員が
笑い出すシーン、よかったな。全員一流、という印象で。

いだてん
2部主人公が辞任させられちゃった!?
知らなかった、こんな事があったとは。
フィクションだと、来週復帰だな…って思うんですけど
これ現実の話だし、相当難しいですよね。どんな手を使うのか。

松坂さんも松重さんも、すごくいい配役すごくいい仕事だ。
阿部さんは当然上手いけど、支える周囲も上手い。

貴族誕生 PRINCE OF LEGEND
エグザイルのドラマPRINCE OF LEGENDの続編。
続編というかほぼ話はつながってない。
父から受け継いだ、土建屋を営む主人公は、
作業員一同家族のように暮らしていたが、
父が借金の保証人になっていた事が判明、
ホストクラブ「テキサス」が借用書をカタに立ち退きを要求してくる。
ホストクラブは、NO1ホストが神に近い権力を持つため、
主人公はNO1ホスト「シニア」に勝負を挑むが負けてしまう。
シニアは主人公の実の兄だった…という、
「なんて?」って5回くらい言ってしまうあらすじ。
ラストは映画になります。








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2019/12/02(月)

読書かんそう
「ドクター・スリープ」
スティーヴン・キング

約35年経って書かれた「シャイニング」続編です。
邪悪なホテル「オーバールック」で起きた爆発事故で
父を失ったダニー・トランスは、
いまもあの不思議な能力を持ち続けていたが、
同じ能力者で師ともいえるハロランと疎遠になり、母を亡くし、
あげくにアルコールに溺れて最悪の日々を送っていた。
しかし心機一転転居した先で仲間を見つけ、
断酒会にも入り、立ち直りつつあった彼は、
ある日、黒板に書かれたメッセージに気付く。
それは能力者の生命を喰らって生きる
人外の集団との戦いの幕開けだった…というあらすじ。

この続編が書かれたのは今から5年ほど前ですが、
アル中の父に腕の骨を折られて、
結局は酒のせいで父親を失ったダニーがアル中になったという設定が
解釈違いすぎて、ずっと読めずにいました。
映画化されるということでとうとう読んだんですけど
映画の内容は後半部分が全く違ったので
読んで大正解でした。
「シャイニング」小説を読んでいる人は、
映画を見る前に読んでおくのをお勧めします。
冒頭のアル中描写は本気でキツイですが
そんなに長くは続きません。
(アル中になるくらいなら抗精神病薬にしなよ…って思いますが)
(知覚が鋭敏すぎて薬を飲んでいる人は実際いらっしゃるし)

この世界に邪悪はあるが、
人間の連帯と友愛がそれを打ち砕く、
というキングお馴染のテーマが、伸び伸びと書かれていました。
キングの書く超能力(非人工の天然のもの)は
人の心を読む、過去を見る、予知、幽霊を見るという、
ちょっとオカルトっぽいものです。
私はキングの書く、天啓を持つ者の善意と
それを受ける普通の人間の描写が好きなのを思い出しました。
(一番好きなのは「デッドゾーン」の落雷の予知のエピソード)

ラストばれ

出て来る人は基本みないい人です。
雇い主の人は、「シャイニング」のときのように嫌なやつかと思わせて
すごくいいひとだし、
同僚のおじいちゃんもとてもいいひと。
そもそもこの人が親切にしてくれてなかったら
ダニーは野垂れ死んでいたかもしれない。
お医者さまもそう。
まるでパダワンに対するジェダイマスターのような
ハロランも同じ。
みんなダニーの事が好きで協力してくれます。
真結族は悪いやつらだけど、すごい仲間思いの集団で、
超能力女児が強すぎて、ちょっと気の毒だった。
(ちなみに私の脳内のローズはエヴァ・グリーンで
クロウはデヴィッド・テナントでした)
お前…って思ったのは、ジャック・トランスに対してですかね。
原作「シャイニング」での彼の株はそんなに低くなかったんですが
一気にダウン。

35年前のシャイニングの時代から変ったのは
児童性虐待への警戒。
なので、超能力中年となったダニーは
12歳の超能力少女と話し合う時めちゃくちゃ気を遣います。
人の見ている場所で、なるべく短い時間で。
そして超能力少女と行動を共にする場合、
まず社会的地位の高い人物を仲介に立てて、
父親と母親に事情を全部説明し、了解を取り付けます。
そして万一にも児童に危険が及ばないようにします。
よいことです。
(それでも女児の母から「娘の身代わりにあのひとが死にますように」
って祈られます。ちなみにお母さんの性格は良い。
それくらいに子供は大切という事)

ダニーがドクター・スリープであることと
真結族との戦いの部分は実はあまり上手く噛み合ってないんだけども、
(最後の必殺技以外は)
でも筆力が並大抵ではないのでそれどころではないのと
あとラストが、ものすごく良い終わりかただったのでよしとします。
いいラストだった。

「ドクター・スリープ」であるダニーのドラマがあってもいいと思う。

作中にハリポタやアベンジャーズやゲースロの話が出てきます。
キングの作品ってアメリカのリアルタイムの流行りが分かって面白い。
(映画では全部カットされました)。





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2019/12/03(火)

映画かんそう
「ドクター・スリープ」

原作「シャイニング」映画「シャイニング」
原作「ドクター・スリープ」映画「ドクター・スリープ」
どれも見ていない人に向けて書くので
ガチ層はラストばれまで飛ばして大丈夫です。

それぞれ見出しを付けてねたばれしますが
原作と映画を間違えないようご注意ください。

スティーヴン・キングという作家がいます。
モダンホラーの帝王と呼ばれており、
映画化された作品は多すぎてちょっと数が把握できませんが、
2回映像化された作品は「シャイニング」「IT」「キャリー」
「ペット・セメ(マ)タリー」などがあります。
毛色は違いますが青春映画「スタンド・バイ・ミー」なども彼の作品です。
そしてスタンリー・キューブリック監督、彼も映画界の巨匠で
亡くなって20年経ちますが今も世界中に信者が多いです。
「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」
「フルメタル・ジャケット」などが有名ですね。
そんなキングの原作小説をそんなキューブリックが映画化しました。
どちらも天才です。
「シャイニング」はどちらにとっても代表作の1つとなりましたが
問題が発生しました。
キングは光のふじょしでしたがキューブリックは闇のふじょしだったのです。
(ふじょしじゃない)
キングは世界に邪悪はあるが友愛と善も確かにある、というスタンス、
対するキューブリックは蟻を見るような冷静な視点で世界を描写します。
2つの「シャイニング」は全然違いますがどっちも素晴らしい。
小説の「シャイニング」を私は今も読み返しますし、
どんな監督がどんな技術を使ってもキューブリックの撮った
オーバールックが一番美しいと思います。
あの熱で視界がぼやけている時のような色と、狂気の圧。
でもキングはキューブリックの「シャイニング」が大々々々々嫌いで(笑)
エッセイでもインタビューでも数十年ずっと悪口を言ってました。

原作「シャイニング」ラストばれ
人と違う能力を持つ少年ダニーは、
狂気の父親に追われ、命の危機に瀕し
同じ能力の持ち主で休暇中のコック、ハロランに助けを求めます。
ハロランはホテルが邪悪な場所であると警告をくれた人物で
ホテルから遠く離れた場所にいましたが、
少し会話しただけの少年を助けるために
真冬のホテルに命懸けで乗り込み母子を助けます。

ホテルに巣食うう邪悪な何かは、仕事に挫折したアル中の父親に、
「父権を回復したければ女房と子供を厳しく躾けろ(殺せ)、
そうすれば皆から尊敬を受ける」と囁きます。
しかし小説の父親ジャック・トランスは最後にそれを、はねのけ
ホテルを爆発させて妻子を守ります。

映画「シャイニング」ラストばれ
しかしキューブリックのシャイニングでは。父親はホテルの意思に
あるいはアルコールに負けて、最後まで妻子を殺そうと奮闘し、
結局は凍死してホテルの邪悪なものの一部になります。
そしてオーバールックホテルは無傷で残ります。
少年を助けるために来たコックのハロランは、
なぜかアル中の父親の一撃で死亡します。

そんな訳で怒ったキングは自分で脚本を書いて
「シャイニング」を再映像化しました。
結果は、文章向きの場面と
映像向きの場面は違うということがよく分かります。

そして「シャイニング」続編の「ドクター・スリープ」です。
ホテルから生き延びて母に育てられたダニーは
いつしか父と同じくアルコール依存に陥っていた。
しかし彼は友人と出会い、更生する事ができた。
時を同じくして、超能力を持つ子供の生命を吸って生きる集団が、
ひそかに獲物を探していた…というあらすじ。

ダニーを演じるのはユアン・マクレガー。
人生の辛酸を舐め尽くした目が実に良かったです。
蹴られるのを待っている感じ。

子供を拷問して殺すシーンと、手の先がズタボロになる描写があります。
それとげろが何回か。

小説は当然小説版の続編ですが、映画は映画版の続きです。
父親、ハロラン、ホテル、3点の違いをどうするのか?と思ってましたが

原作「シャイニング」ラストばれ
映画「シャイニング」ラストばれ
映画「ドクター・スリープ」ラストばれ

なんと、その差異を活かして、
シャイニングのラストを「ドクター・スリープ」に合体させた。
(言うまでもなくジャック=ダニーですね)
あとバケモンにはバケモンをぶつけんだよ!とばかりに
ホテルの霊をラスボスにぶつけた!
これはいいアイディアだったと思います。
(ホテルの霊は真結族ではないですけど、空気を読んで口から吸引したのでしょう)
それと例のボウルルームで、例のカウンターを挟んで対峙する
ジャックの亡霊とダニー。
(映画、原作両方の「シャイニング」で
生前のジャックは、前の管理人とカウンターを挟んで対峙しています。
前の管理人は家族を惨殺して死んでおり、つまり亡霊です)
ここは最高でした。アルコールをすすめてくるジャック。
「人の精神は黒板、そして酒は黒板消しだ」
という原作冒頭の文言。素晴らしかった。

映画は中盤までは比較的原作に忠実、
ただし後半は全く違います。
ライフルで一斉掃射とか、ビリーやお父さんが殺されたりとか、
2人でホテルに乗りこんだりとか、ああいうのはない。
(原作のホテルは焼失しているので)

原作とはアブラの人種が違う、たしかビリーも。でもまあ納得。
ダニーの協力者は数が減りました。真結族も減った。
原作にあった近親者からの性虐待話は削られ、
ダニーのアル中生活は短縮で随分マイルドです。
原作にで出てきたアベンジャーズやハリポタの会話は当然なくなるとして、
結構大きな役割だったゲームオブスローンズの
デナーリスのくだりもなくなり、代わりに
「RWBY」というアメリカのアニメのエメラルドというキャラクターになりました。
オーバールックはとてもよく似てた、しかしなんか狭かった。
幅と高さは同じように思えたが、何だろう。奥行?
237号室の女は、冒頭の出張販売はよかったが
あまりにも登場回数が多く、マスコットキャラクターみたいだった。
ちょっとキングユニバース展開をにおわせるセリフがあった(笑)
あ、ラストが違うので、タイトル「ドクター・スリープ」の意味がほぼ無い。

それはどうだろう、と思った点は、
原作のダニーはアブラの年齢を考慮して、
彼女の父親と母親に事情と今後の方針を全部説明して、
そしてアブラには危険が全く及ばないような計画を立てました。
でも映画のダニーはわりとそのあたり無頓着だった事、これが1点。
映画のダニーは過去に一度助けを求めた人物ハロランが無残に殺されているのに、
危険な場にビリーを葛藤なく連れていくだろうか?
そのビリーが亡くなって、あんな風にキビキビと目的を果たせるだろうか?
それは人生を時系列で追った場合、あまりにも人の心がなさ過ぎて
架空の人間丸出しすぎやしないだろうか、と思った点、以上2点です。
30年以上まったくメンテナンスしなかったボイラーとか
そういうのは些末なことなのでもういい。

原作「ドクター・スリープ」ラストばれ
映画「ドクター・スリープ」ラストばれ
原作でのダニーは友人、理解者に恵まれ
大切な役割を負って今後も生きていきます。
原作では誰も死にません。もちろんダニーも!
キング、光のふじょしよ…(ふじょしじゃないって)。

映画を気に入った方には原作おすすめですよ。
「シャイニング」「ドクター・スリープ」まとめて読んでも、
そんなに長くないですし。






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2019/12/04(水)

今期の冬は私としたことが開始早々風邪をひいてしまって、
風邪のときはあれがいい、これがいいと、
ちょっと教えて頂いたりしました。
その中に「チキンスープ」がありまして、
そういえばアメリカ人や英国人の推しが、
二次創作の中で風邪を引いたりした時によく
作ったり作られたりしたっけな…って思って、
レシピを調べてみました。
私のイメージではシンプルに、
コンソメスープにほぐしたササミが入ってる感じだったんですが
全然違いましたね。
骨付き鶏ドーン!ジャガイモ人参セロリ豆玉ねぎコーン!
普通に豪華なスープだ。
セロリって繊維質が豊富でかなり消化に時間がかかるイメージでしたが
そうでもないのか…?

あと今週の「グランメゾン東京」に風邪の時にフランス人が作る
ライスプディングが出てきたのでこれも調べてたんですが
「フランス人は風邪のときは長く茹でたパスタとハムを食べます」
「あるいはマッシュポテトとハムを食べます」
「赤身肉も一般的です」
とのことで、風邪の時に弱って何も食べられない…とかやってるのは
日本人だけ、もしくは黄色人種だけなのではという気がしてきました。
そして私はアメリカ人かフランス人なのでは…。
(風邪を引いたら牛肉)





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2019/12/05(木)

アナ雪2の設定ばれ。
(ねたばれではありません)

アナと雪の女王2を見ていたら、水はすべての出来事を記憶している、
という設定があり、はてどの文化圏の信仰だっけ…ってあとで調べたら
ホメメメメー(仮)の概念でした。
でもこのすべての出来事を記憶している存在というのは
アカシックレコードの影響を受けているのでは?と思ったのですが、
そもそも色々なファンタジー、SFに出てくるアカシックレコード
誰が言い始めたかというとキリスト教系神秘主義の
プラヴァツキーとルドルフ・シュタイナー両氏でした。
ルドルフ・シュタイナーはシュタイナー教育で有名な人で、
アーリマンという、人間の魂?を権力と金の亡者してしまう悪に汚されないよう、
7歳まで文字含む一切の学習とエンタメを禁じるという方針の人です。
(音楽も、生演奏、生歌はいいが再生したものはダメ)

ネットで時々見かける医学拒否、天然信仰、
その大元って全部この人なんじゃないのー?
ってちょっと思いました。
(シュタイナー教育は実践している学校があり
評判もいいようなのでオカルトだけのかたではないようですが)

添加物は良くないので食べるものはすべて手作り、
市販のお菓子などは食べさせない、程度だと
「ああ時々そういうおうちあるよね」なんですが、
洗剤洗剤シャンプーなどもすべて手作り、
生理用紙ナプキンの化学物質は子宮に良くないので使わない、
と段々グレードアップしてきて
自然の免疫があるので子供には予防接種をうたせない、
までいってしまうようです。
(同列に扱うと怒られそうですが、飼い犬に予防接種を打たせない派閥もありますね)
(最悪の場合、歴史的ドアホとしてwikipediaに名前が残るよ…?と私は思う)
(とりわけ狂犬病)

自然派の間では製薬会社と医者が
金儲けのために結託して売っている毒!という認識らしいですが、
世界平均で見ると日本の予防接種はやや貧弱で、
学校によっては既定のワクチン接種が入学条件となっているところもあり、
子供の頃に一切打っていないと
留学する際に、打たなければいけないワクチンが多すぎて
間に合わないなどのケースもあるそうです。

話はちょっと斜めにそれますが、
自然が善で、人工が悪。
無知が善で、知が悪。
みたいなのは、
大衆は何でも信じる無知な存在でいてほしいという上のニーズと、
自分達は無知なんじゃなくて純粋で善良なんだという下のニーズが
うまく噛み合って、根絶は相当難しい概念だと思う。
真面目な女性特有の、さぼるのは悪、頑張っていると認められて嬉しい、
という呪縛との三体合体で最終形態に。

自分の思想と行動、定期的に精査が必要ですね。






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2019/12/06(金)

マッシュポテトを冷凍すると
解凍したとき妙にスカスカした紙っぽい食感になるのが気になっていて、
たぶんこれ水分含有が高すぎて、
含まれている水分が解凍の際に分離して穴が残り
荒いスポンジ状態になっているせいかな?
というのが私のざっくりした理解です。

なので、芋をマッシュしたあと
フライパンで炒って水分を飛ばし
そこへバターとピーナツとマヨネーズとシャンタンとクリームチーズを加え
フードプロセッサーで練って、それから冷凍してみましたが、
若干改善しました。
あと1歩という気もする。
ピーナツやめてピーナツバターにしてみようかな?




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2019/12/07(土)

色々感想

進撃(別マガ掲載)
来月で終わるというのはデマ…?
あと3〜4回で終わりそうではあるけども。
そうなのエレン…なんていうか…意志の強い優しい子だね。
人は誰でも殺人者になり得るし、なんなら虐殺者にだってなるかもしれないけど、
その理由は必ずしも悪意であるとは限らない。
3人で生きてハッピーエンドはもう無理っぽいけど、
死ぬにしても心残りのない死であってほしい。

ゼロワン
戦隊に続いてライダーでも
キャラクターが命を捨てて新アイテムを作ったぜ!
ひええ、なんか怖い!
こんな番組見てたら子供が社畜になっちゃう!
バックアップがないのは他のヒューマギアもなのでは…
でないとこれまで破壊されたヒューマギアは
全部直前までの記憶を持って再生可能だよね。

グランメゾン東京
これまでの料理ものエンタメの鉄板展開、
「料理のおいしさに感動して家族が考えを変える」を叩き壊したー!
でも、まあ考えたらそうだよね。
おいしいからこそ、いかに家族のとの時間を削って、
心血を注いできたかが分かる、ほんとそれ。
残念ながらミッチーの妻と娘はフランスに去ってしまったけど、
号泣するミッチーがかわいかった。
キムタクに無言で励まされていた。
登場時はクール系かと思ってたが、
もしかしてエスコフューでも末っ子ポジションだったのか。

京香さんのこと好きだったのー!
そりゃあ借金のカタに労働させられているところに
1千万円ドーンと持ってきて助けてくれるって
夢女イチコロのシチュエーションだもんね…。
あの1千万円、領収書とか切ったんだろうか…
ただし書きは「大沢代」だろうか(人身売買)。
確定申告の際はどういう扱いになるんだろう…。

貴族誕生 PRINCE OF LEGEND
借金の返済のために金策に走り回っている社長に
社員が「金で解決するんですか!?」って言ったぞ!?
貨幣経済のない星から来た子なのか…。





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2019/12/08(日)

シュトーレンを買ってみようと思って、
色々とお店を検索したのですが、
お値段が1000円〜10000円と激しいばらつきを見せて
大変悩みました。
結局断面写真を比較しているサイトで、
お酒の味が強いと書いているお店にしたのですが
吟味しただけあっておいしいです。
(お酒の味はもうちょっと濃くてもよい)
(自分で振りかけたらだめなのかな?)






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2019/12/09(月)

映画かんそう
「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

特に見るつもりはなかったのですが
SNSで高評価だったので見た。
こういうアンテナから漏れてしまう良作を
ギリギリキャッチできるのがインターネットのありがたいところです。
「ハンターキラー 潜航せよ」が好きな人は、この映画もお好きな筈。

T-34を操る天才指揮官が
たった一両の戦車でナチスの三号戦車隊をバチボコにするが、虜囚となり
敵方の指揮官に粘着され、それでも誇りを失わない彼の戦いを描いた、
天才総愛され映画です。
序盤の遮蔽物を上手く利用した撤退戦で、
「この映画おもしろいわ!」って確信しました。
砲弾発射と被弾の瞬間のスーパースロー撮影っぽい特殊効果も
とてもよかった。

ロシアの映画なので、使用言語はロシア語およびドイツ語です。
ロシア映画は、ロシアのアベンジャーズ「ガーディアンズ」
を見た時「……うん、がんばれ」って思ったんですが、
今回エンタメ的に完全にハリウッドに並んでます。
ナメてて申し訳なかった。

本当は天才戦術家が活躍する局面などないほうがいいんですが
(と、ヤン提督がむかし言ってた)
エンタメとしてやっぱり天才無双は盛り上がりますね。
心の中で何度か「ウラー!!!!!!」って叫びました。
(兵器カッコイイエンタメなので、苦手なひとはご注意)

私が見たのは40分カットされている版だったので
完全版も見たいです。

内容ばれ

ナチスの戦車乗りの大佐が
好敵手を捕えて従わせるのに舞い上がっちゃって
めっちゃソワソワしていた。
やつの趣味はたぶん蝶々のコレクションとかだと思う。
肝心の主人公くんは女子と恋に落ちたりしてて
大佐の話とか全然聞いてなかった。片想い…。
「内臓がちぎれろ」って慣用句なのかな?
それとも主人公くんオリジナル?

戦車は前後面は固いけど、側面はそうでもないとか
(キャタピラがあるから?)
被弾したら装甲は平気でも中の人にはすごい衝撃があるとか
色々べんきょうになりました。

唯一の不満は、敵の追撃があるかもしれない夜営で
主人公が女子と森の中でまぐわい始めたところですね。
インテリジェンスの数値が下がるからやめて!
そういうのはアホとか新人、みたいなキャラクターにやらせて!
というか無理に恋愛をねじ込まなくてもいいよ…恋愛大好きか…。

「T-34 ナチスが恐れた最強戦車」
という似たタイトルの映画があるので、注意。









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2019/12/10(火)

SWITCHインタビュー 達人達
「椎名林檎×小林賢太郎」回を見た。

お2人とも勘が鋭いかたなので
リズムの良い対談でした。
どちらかといえば小林さんが聞き手に向いている。

音楽は4小節でセンスのあるなしが分かるし、
生まれ持ったものが大きい、というようなことを
椎名さんがおっしゃっていた。
あと、J−POPは比較的
アーティストの人柄や人生から生まれた作品が求められていて、
技術で作ったものは騙しであるかのような扱いだが、
でも望まれているものを作るのが本来の自分のスタイルである
てきなこともおっしゃっていた。なんとなく分かる。

小林さんはキャンプについての話を振って、
火を点けられなくても火は「下手だな」って思わないし、
川の魚が寄ってこなくても魚は「こいつ人気ねーな」って思わない、
(だから楽)って結論だったんですが
そんなに周囲の人間の考えを気にしておられるのかな…?
ってちょっと意外だったのと、あと椎名さんの
「魚だったら、人気じゃなくて魚気ですね」っていうつっこみと
「キャンプって男の人が自分のスペックを見せつけるための場ですね」
っていうような言葉で一刀両断にされてたのが面白かったです。

小林賢太郎さんは来年のパラリンピックの
閉会式の演出を担当されるそうで、今からドキドキハラハラです。









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2019/12/11(水)

ドラマかんそう
「エージェント・オブ・シールド」シーズン6
1話〜4話まで(全13話)

前シーズンで色々あって離れ離れになったフィッツを探して
宇宙を旅するシモンズ&デイジー女子組と、
マック長官率いるシールド組が地球を守る話が交互にあります。

内容ばれ

前回のラストで結ばれたコールソンとメイですが、
どうやらコールソンは死亡してお葬式も済んだっぽい。
しかし地球の特定のエネルギーを採集しているらしきグループの1人が
コールソンと全く同じ顔をしており…というあらすじ。

メイかわいそう…パートナーがいつも大変なことに。
あとマックとヨーヨーは別れて、
ヨーヨーは別の男性と付き合い始めたらしいが、
その男は速攻で死に、
現在のシールドは迷走中です。
頭脳チームは不在だし、主力のデイジーもいないし
統率力のコールソンは死んだ(仮)し、人材不足ですね。

デイジーが
「ホグワーツの寮はどこ?グリフィンドール?」
って尋ねて、シモンズが
「失礼ね。レイブンクローよ」
って答えてキャッキャするシーンがあり、
アメリカでも自分がどの寮とかそういう話するんだーって思いました。







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2019/12/12(木)

漫画かんそう
「ウィンターソルジャー:セカンド・チャンス」

ライター カイル・ヒギンズ
アーティスト ロッド・レイス

ヒドラの洗脳を受けて暗殺者をしていたウィンター・ソルジャーが
更生と贖罪のために逃がし屋を営み、
人生をやり直したい人間たちの手助けをする話。
シャロンやトニーという協力者がいて、カウンセラーにかかり、
猫を飼い、なんとか生活している彼が出会ったのは
ヒドラに暗殺者として教育された少年だった。
まるでかつての自分のような少年を、
彼は必死に助けようとするが…というあらすじ。

ウィンターソルジャーとネコチャンの生活が見たくて読みました。
ネコチャンはかわいかった。

内容ばれ

ヒドラの金髪の男が
ただひたすらウィンターソルジャーを苦しめるためだけに行動しており
(とくに殺害現場の写真、なんであんな絶妙のタイミングでパパれるの)
お前は何なの?ひまなの?って聞きたかった。
尺の都合でマーベル映画ではあまり描かれない、
つらさや苦しさといった登場人物の感情がたっぷりと描写されているので
そういうのが見たい人むけかな。








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2019/12/13(金)

桃屋の麻辣香油やっと見つけました。
(類似品を買った日記は2019.10.20)
結局最終的には何でもイオンで見つかる。



豆乳鍋に入れたり、よだれ鶏に掛けたり、色々していますが、
やっぱりシンプルに豆腐に載せるのが一番おいしい気がする。










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2019/12/14(土)

色々感想

ジェナダイバージョン3to1(ジャンプ新連載)
未知の惑星に降り立った4人の男、人類は滅亡して(?)
彼等は最後の地球人になる予定だった。
しかし上位存在の気まぐれにより、
1名だけ性別を転換できる装置を渡され…というあらすじ。
「汚いアストラ」と呼ばれていて笑いました。
男4人、誰が女になるべきか熱く議論したりして面白い。

昨年描かれた読み切り版も読みました。
凄い細かく、ネタとコマ割の改善をしてあって、
ジャンプ掲載版のほうが良かった。
漫画を描く人は参考になると思います。
(ただ「…受け入れるの早いな こいつら…」は読みきりのほうがよかった)

絶チル(サンデー掲載)
今の章、ずいぶん長かったように感じますが、
ようやく終わり。大団円になりそうで良かった。

いだてん
市川昆監督役が三谷さん!そんな出オチな配役!(笑)
来週最終回ですって。

グランメゾン東京
ビーフシチューおいしそう!!!!!!
おいくらくらいするんかね。1皿4せんえん?くらい?

ちょっと裏で話を聞こうか、っていうミッチーの仕草がとってもかわいい。
心配なんかしてないけど気になるから続報はくれっていう玉森さんかわいい。
結局沢村さんの家に転がり込んだキムタクが沢村さんのベッドを
陣取るのかわいい。猫か。
今もおいしんぼ全巻持ってる沢村さんかわいい。
京香さんはいつもお綺麗です。

師匠筋の料理人のおじいちゃんが、「いい女じゃねえか」って
ふざけて京香さんのお尻を撫でようとして、
キムタクに「そういう時代じゃねえ」って手を叩き落とされるシーン、
キムタクとTBSでやるのに意味がある。

視聴率、フタケタをキープしているようでほっとしました。






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2019/12/15(日)

映画かんそう
「ジュマンジ ネクスト・レベル」

前作から数年後。それぞれ違う道に進んだ4人だが、
命懸けのゲームを乗り越えた絆で、今もSNSを通じて繋がっている。
しかし仲間たちの華々しい生活に気遅れを感じ、
また大学生活を楽しんでいる様子のマーサからも距離を置いたスペンサーは、
ジュマンジ世界の強い自分に魅力を感じ、帰省の際に出来心でゲームを起動してしまう。
しかしゲームは正常に作動せず…というあらすじ。

今回は予告にもあった通りスペンサーのおじいちゃんとその友達も
ゲームに強制エントリーされて、うまい具合に変化になってます。
相変わらず4人とも友達思いのいい子達。特にベサニー!
誰が見ても楽しめますが、前作を見てないと話が分からないかも。

ラストばれ

ドウェイン・ジョンソンによるダニー・デヴィートの真似、
一番最初が一番うまくて、あとはドウェイン・ジョンソンだった(笑)
ジャック・ブラックは安定のジャック・ブラック。
でもやっぱりベサニーのジャック・ブラックが一番魅力的な気がする。

メインはおじいちゃん2人の和解と別離で、
しかも音楽がヘンリー・ジャックマン氏だったので、
新たな扉が開いてしまうところでした。あぶなかった。
異種間のあれこれはもうちょっと大人になってからにします…。
しかしスペンサーの問題
現実のコンプレックスからのゲーム依存は
根本的な解決をしているとは言い難いので、何とかした方がいい。
あとスペンサーが暗い家の中をウロウロしていると
ペイモンが出そうなのでやめてほしい(ヘレディタリー)。

ノラの店のノラ、ジュマンジのおばさんなの!?
ネットで見るまで気付かなかった。

予告で見た、ジュマンジ世界がバグっておかしくなりつつあるシーン、
(ダチョウが無限増殖したり、喋りがスクラッチ気味になったり)
が全部カットされて差し替わってた。
相当改変されたんだな。






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2019/12/16(月)

映画かんそう
「屍人荘の殺人」

同名推理小説の映画化。
日本の映画界はなぜかゾンビ映画である事を隠す傾向にあり、
この映画の予告もそうでしたけど、ゾンビが苦手なひとは本当に苦手なので、
「映画見るのもうやだ…」っていう人を増やして自分の首を絞めてるって
早く気付いてほしい。
(ゾンビ部分が途中の意外な展開にかかわっている訳ではない)
(学園生活とJKとゾンビの例のあの作品とかならまあ隠すのも分かる)
ゾンビミステリーです。
ゾンビ部分が推理の法則の根幹を為すという種類の作品で
同様の推理小説に「生ける屍の死」等があります。

推理小説好きの葉村は、ミステリー愛好会の明智に強引な勧誘を受け
同サークルに所属して、探偵ごっこが趣味の明智に、
アシスタントとして使われていたが、
あるとき同じ大学の剣崎という美少女から、
ロックフェス研究会で起きた脅迫事件の謎を解いてほしいと依頼を受け、
彼等の合宿に同行する事になる…というあらすじ。

原作は推理小説にラノベのキャッチーさをちょいと混ぜたような感じでしたが、
映画は万人受けするように推理小説のエグ味を抜いて、
ラノベっぽいところも極力抜き、登場人物はユーモラスにしてあって、
大変楽しめました。
しかし原作読んでない人が、他の映画と比べて楽しめるかどうかは分からない…。

2人のホームズと1人のワトソンがとっても可愛かった。
3人の作画を楽しみに行くと良いと思います。

ラストばれ

冒頭の謎解きや、途中のオリジナルの謎解き要素が上手く足されてました。
微妙に明智さんが上げてもらってた気がする。
明智さんと、葉村くん、剣崎さんの描き方は
映画のほうが好きです。
原作の映画研究会をロックフェス研究会に変えたり
登場人物の設定を少しいじったのは、より分かりやすかったです。
ゾンビパンデミックの仕掛け人、斑目機関についてバッサリ切ったのは、びっくりしたけど。

ただ勝手ながら明智さんの生死が不明な感じだといいなと思ってたので
例のシーンが最後までなくて、あっ?これは…?
と期待したのですが、なにもラストにすることないじゃないの…。
というかなんか最後にホンワカしたシーンを入れた方がよくない?
大丈夫?役者さんのファンのかた、ポカーンとなさってない?
ポカーンと言えば、冒頭の横溝ネタ、
7割くらいの人が分からないと思うけど、
あんなに意味ありげに出しちゃって大丈夫?伏線だと勘違いされない?
監督脚本がTRICKの人だそうなので、TRICKっぽくしたかったのかな。

明智さんの最後のセリフはパンフレットに書いてあるそうです。
どうやら原作にあったセリフらしい。どれだろう。





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2019/12/17(火)

読書かんそう

<屍人荘の殺人>エピソード0
明智恭介 最初でも最後でもない事件
今村 昌弘さん
https://www.amazon.co.jp/dp/B082P9PSZW

明智部長と葉村くんのスピンオフです。
短いのですぐ読めます。
大学の盗難事件を解決する2人の話。
やっぱり映画と小説ではキャラクターの立て方が違うな!
などと思いました。

ラストばれ

明智先輩そんなこと考えてたのかー、
というセリフが最後のほうにチラっとあります。
そりゃあ葉村くん忘れられないね。
もう1回、明智先輩が葉村くんを迎えにくるイベントがあったら、
彼はふらふら手を取っちゃいそうです。

しかし小説もドラマも映画も端末で見られるようになって
かえって何でもできすぎてしまって、目移りして
DLしたまま放置してしまう傾向にあるのはよくない。
(私の話)






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2019/12/18(水)

COOL JAPAN「時代劇〜Historical plays〜」
を見た。

外国の人から見た日本の時代劇の特集でした。
斬られ役の福本清三さんが出ておられた。
お元気そうで安心しました。

諸外国にも昔の時代のドラマはあり、
それは比較的ファミリー向けであるが
時代考証がしっかりしているしていない
などの違いはある(日本もそうですね)という話でした。
日本のように、武将ゆかりの地が観光名所になったり、
お土産が売られたりする国は少ないようです。
聖地巡礼って、ピンとくる国とそうでない国があるのか。

世界から見た日本という主旨なので、
あまり各国の時代劇には触れられなかったけど、
他国も時代劇は衰退しているのかとか、
そのあたりも知りたかった。

来年の大河に合わせて、甲冑を着て山城に行ける
イクササイズを実施中だそうです。2500円。
https://www.oricon.co.jp/article/953260/




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2019/12/19(木)

三体問題が全然分からないので、
数学専門誌を読んだら分かるかと思い、
月に一度発行される「数学セミナー」という雑誌の、
三体問題特集号を買ってみた。
雑誌の内容を撮影してネットにあげるのはデジタル万引きだと思うけど、
ちょっと、この一部分だけなので勘弁してほしい。
分からないという事だけ分かっていただけたら。

何の説明もなくブっ込まれるハミルトン系とハミルトニアン。








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2019/12/20(金)

読書かんそう
「母の記憶に」

ケン・リュウさん
2作目の短編集です。
一風変わった中国歴史もの、サイバーパンク、
純SF、差別とSF、異文化遭遇による化学変化、等々
引き出しが多いしアイディアが多彩で楽しいです。

表題作は5ページほどの短さだったけど
不治の病の母が、娘と共に生きるために
ウラシマ効果を利用するというワンアイディアが際立つ感じで
むしろシンプルなほうが良かったと思う。
収録作品のうち、幾つかの感想。

鳥蘇里(ウスリー)羆ヒグマ
熊、復讐、北海道建国、という
スチームパンクゴールデンカムイてきな話。
面白かった。掴みは万全。

草を結びて環を銜えん
娼館の売れっ子の美女と、不器量な下女との友情の話。
ケン・リュウともなれば、
気まぐれに百合を書いても当然傑作になるのでした。
これなー、十二国記ならあの子が王になってるよなー。

残されし者
デジタル人格となって肉体を捨てる人と、
そんなのは間違っているという人、ばらばらになる家族。
テクノロジーが進んでも感情の行き違いの根本は同じな気がする。
この本に収録されている「シュミラクラ」もそうですけど。
(しかし「シュミラクラ」は男女で読後感が分かれそう)

カサンドラ
未来予知能力で見た大量死を食い止めるため
元凶の人間を殺す女と、
その殺人を止めるスーパーヒーローの話。
DCっぽい。

訴訟師と猿の王
17世紀の満州軍(清軍)による明王朝への
揚州大虐殺をそもそも知らなかったし、
その虐殺を記した「揚州十日記」が数百年禁書扱いされ、
書籍を守るために日本へ持ち込まれていた写本が
20世紀になってやっと戻ったとかも知らなかった。

ケン・リュウ恒例、突然の拷問タイム。
田皓里は実在の人物のようです。
フジリュー先生描のヤンが脳内作画でした。
訴訟師としての彼の話を何話か読んでみたかったな。

万味調和
19世紀後半のアイダホは
人口の30%近くが中国人だったというのには驚いた。
まあしかしほぼ奴隷労働要員で、
本国から妻を呼び寄せる事も、
アメリカ人との結婚も禁じられたため、数は減っていった
というのはエグいな…と思いました。
アメリカの読者は三国志を知らない人が多い気がするのですが、
この話はどんな感じがするものだろう。

『輸送年報』より「長距貨物離輸送飛行船」
1年の大半を飛行船に乗って暮らす夫婦の話。
ケンリュウ氏の書く、西欧の男性に妻として金で買われる
中国人の貧しい若い女性のエピソードはこれで2つめ。
しかし環境に適応する中国人女性の強さとしなやかさ、
そして夫婦の愛情を描いた話なので、
単純なラブロマンスではないが、否定的でもない。
短編集のラストを飾る複雑な味わいの話です。








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2019/12/21(土)

色々感想

ジェナダイバージョン3to1(ジャンプ掲載)
これ毎回上位種とのコントが繰り広げられるんだろうか…。
だとしたら面白いんですけど。

アクタージュ(ジャンプ掲載)
きつい。
まったくコントロールできない創作ってこわい。
二次創作で譬えると、登場人物が全員残虐に殺される話しか書けなくて
ずっとぼっちで創作していた人が、初めて仲良くなれそうな同カプさんを見つけて
作品を換えっこしましょうって言われて書くけど、5万字書いても10万字書いても
なんか違って、やがて相手も去って、またぼっちでやっていたら
あなたの虐殺同人最高ですって男性が現れて、
その人のために虐殺同人詩を書いていたらある日彼もいなくなって、
自分をモデルにしたとおぼしき腐女子の日常エッセイがネットで発表された、
みたいなもんでしょう。ベヘリットでゴッド・ハンド呼ぶわ。

というか芝居はこれ、どうやったら円満に終われるのか。
男子中高生読者諸君は付いてこれてるのか。

貴族誕生 PRINCE OF LEGEND
突然の麻袋!!
突然の土砂の中から死体!!(死んでません)
プリンス・オブ・レジェンドじゃないのこれ!?

やっぱり笑い声が「カーッカッカッ」の人を信用してはいけない。
山本カカカは何がしたいの!?ホストとバスケはどう関係するの!?

グランメゾン東京
その白ワインと白子のポッシェはどこへ行けば食べられるの!?
ドラマに出てきた佐藤ワイナリーのモデルは有限会社佐藤ぶどう酒だそうです。
お通販のページを見たらたしかにお手頃価格…。

シャーロック(最終回)
守屋がすごく地味で、モブみたいな人で、
すごく陳腐な悪の美学をべらべら巻いて語って、
ワー!ヤダヤダヤダヤダヤダ!って暴れてたら偽物らしいのでよかった。
ホームズは予算の関係で海に落ちた。2期に続く…?
キャラクターを立てるのが苦手なひとのようなので、
元々いるキャラクターで事件を展開させるほうが向いているのではないか。
「相棒」に参加するとか。

いだてん(最終回)
ちょっと駆け足でしたが、満足いく最終回。
本当に優れた脚本の良いドラマでした。1年間見ていてよかった。
毎週1分たりとも無駄にせず丁寧に描写したものの集大成だった。
1部主人公も、2部主人公も、あまり好きなタイプではなかったけど、
でも応援してた。
阿部さんのあの演技さすがだったなあ!
クドカンお疲れ様でした!








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2019/12/22(日)

映画かんそう
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」

旧三部作、新三部作に続く、続三部作の完結編。エピソード9です。
再びJ・J・エイブラムス監督がメガホンをとりました。

カイロ・レン率いるファースト・オーダーに抵抗するべく、
レイア将軍のもとに集ったレジスタンスたちは、
早急にとある重要人物のいる惑星を突き止める必要にかられていた。
俄かにフォースの増大を見せるレイは、
相変わらずカイロ・レンとの精神同調に苦しみ、
そしてとうとう自らの出自の秘密を知ってショックを受ける…というあらすじ。

スターウォーズ女子主人公編、完結しました。
女子主人公だからって依存的ではないし弱くもない、
過度に世話焼きでもないし献身的でもない、母性を強調されない、
意志の強い、スペックも高い、良い子だったレイちゃん。

キャリー・フィッシャーがEP8のあとに亡くなり、
未公開映像をつないでなんとか形にしたという事情と、
(レイア将軍に関してはかなり変更を余儀なくされたろう)
それとEP8が本当に無駄筋&無駄尺の多い暴れん坊映画だったので、
それらを飲みくだした結果、ストーリーハチャメチャ祭だったが、
レイとカイロ・レンの物語としては100点満点でした。
ああいうこじらせ男子の激重矢印と、鋼鉄女子による
永久のすれ違い、特にオタクの大好物なんだよね…。

公式から注意が出てますが
冒頭にかなり強い光の点滅シーンがあり、苦手な方は用心ください。

ラストばれ

相変わらずのおつかいゲー展開で、
前2作でまったく触れられなかった事実が唐突に明らかになり、
レイちゃんは誰の話も聞かず勝手にどこかへ行ったり消えたり、
あと何をやりたいのかよく分からない人もいましたが
(名前を言ってはいけないPとか、
レイちゃんを殺したいのか、女帝にしたいのか、
エネルギーを吸いとりたいのか何なのか。大丈夫?寝てるの?)
でもラストのセリフはよかった。
ホラー文脈で見るとスカイウォーカー家って物凄く呪われし血筋なので
(普通に死ねた人がいない)ベンくんが最後に呪いを断ち切って、
そしてレイアとルークの志を受け継ぎ、ベンを愛した
レイちゃんが名前を継承したってことでいいんじゃないかと思う。

JJ監督の作風=調和だと思う。
逆に言えば偏ったもの、尖鋭的なもの、時代を先取ったものは彼には撮れないし、
バランスのめちゃくちゃになった物をまとめる場合は今回のような事になる。
でも健闘したと思います。お疲れ様でした。
あのレイとカイロ・レンの思考と視界を共有する描写、
ああいうオタク燃え描写はやっぱりJJ監督がうまいですね。
とうとう物理共有までやってライトセイバー受け渡しとかしてましたが、
あそこも最高に燃えました。
JJはフィン贔屓だと思うので、
新しい女性キャラクター、ジャナが出てきていい感じになるけど、
ポーからフィンへの矢印がぶっとすぎて怖かった。銀河の恋泥棒フィン。
前回フィンとフラグを立てかけたローズは空気でしたが、
あれはバッシングが酷かったのでそれを斟酌したのか、又は中の人の要望なのか、なんだろう。
でもフィンの矢印はずっとレイに向いてたように見えた。

ポーといえば、「敵が多すぎた……」ってセリフで本当に、
誇張でなくふきだしてしまったんですが、もうちょっと事前に
アンケートをとったり、出欠ハガキをだしたり、あるじゃない?
レイアはああいう目ヂカラの強いチョイ悪おとこに弱いから、
最後の人選を誤ったのだと思う。いやでも仕方ないな。最期バタバタしたし。

結局ベンを真人間にするために父も母も死ななければならなかった訳ですが
(元々予定されていたストーリーは違うでしょうけど)
なんかレイちゃんを助けに駆け付けた格好が、
帰省した息子が実家でだらだらしているときの部屋着みたいだったので許した。
お前もうちょっと他にSFっぽい服を持ってないのか。

レイちゃんは、例の名前を言ってはいけないPにとどめ刺すときのウガーって顔が、
奈良美智さんのイラストの女の子みたいでかわいかったなあ。
色々なひとががんばれ電報をくれたけど、
残念ながら一番の推しジェダイのクワイ=ガンの声が聞き分けられず無念だった。

ハックス将軍渾身のオチにはびっくりしたんですが、
びっくりしたとほぼ同時に死んだので、「ハッ…エッ…死!?」みたいな印象でした。
チューイ爆発イリュージョンについてはトリックが良く分からない。
フィンが上空を指差したのを、レイと我々が輸送船を指していると誤認したのか?

前作EP8について結構ボロカスに書きましたが、
ライアン・ジョンソン監督はもっと閉じた空間か
限定された登場人物による作劇のほうが向いている気がするので次回作を楽しみにしています。

エンドロールが名曲メドレーでしたが、ジョン・ウィリアムス、神…!と思いながら聞いていました。
何十年聞いても聞き飽きない。どこかが国歌にすればいいのに!と思います。
おそらくまた新シリーズが始まるでしょうけど(今度こそキャラクター総入れ替えになるとよいのですが)
テーマ曲はずっとこのままがいいです。








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2019/12/23(月)

登場人物の多い長編の物語のラストで
これまで関係を深めてきたカップル以外の
そんな兆候は微塵もなかった男女がどんどん結婚したり、
あるいは終盤に唐突に出てきた異性といい仲になったりするの、
「スーパー交配タイムの始まり始まり〜」という感じで苦手だったのですが、
(特定の作品を暗にdisっているわけではありません/笑)
ふと、あれはあわよくば子孫を出して続編につなげようという手法?
という事に2019年にもなって気付きました。

スターウォーズ EP9で(ねたばれ)
ポーとフィン両方に、突然いい感じのナオンがでてきて
とうとつ…!!(笑)って思ってたんですが
続編に子孫を出せるようにかな…?と気付いたのでした。
フィンローズのフラグを潰したのは、
もし子孫を出す場合、役者さんを探すのが大変になるからかもしれない。

いやでも続編が作られる頃には
世の常識が劇的に変っていて、フィンとポーが結婚して
フィンがジェダイマスターになっていてほしいですけどね。






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2019/12/24(火)

映画かんそう
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」

ドリームワークス作製のアニメシリーズ、3作目の完結編。
このシリーズは面白いのになぜか2作目は劇場公開されないという憂き目に遭い、
3作目の劇場公開など絶対に無理だろうと思っていたら
このアナ雪とスターウォーズの大混雑期に公開してくれた。
集客は苦戦しそうだけど有難い事です!

冒頭にこれまでのあらすじをざっとまとめてくれてるので
大体のところは分かるんですけど、
この作品の良さって王道から外れた面白さなので、
(主人公がマッチョ陽キャではなく、
コンプレックス、ハンディキャップ持ちの頭脳派、
父親ではなく母親が使命のために家庭を捨てた強キャラ、等々)
できれば前作2本を鑑賞してほしい…。
監督のディーン・デュボアは「リロ・アンド・スティッチ」の人。

ドラゴンの保護に精を出すヒックたちだったが、
数が多すぎて島は飽和状態だった。
ヒックはかつて父が話してくれた、この世の果てにある
ドラゴンの聖域の伝説を思い出す。
そんな折、最悪のドラゴンハンターがトゥースに目をつける…
というあらすじ。

綺麗に収まった完結編でした。
トゥースをはじめとするドラゴンたちもみんな可愛かった!

ラストばれ

ドラゴンはペットではなく、
人間と対等の生物なんだよね…?と思ってたので、
本当に良いラストでした。共に暮らせる日が来るまではお別れ。
自分たちの世代では無理でも、次の世代か、または次の次の世代で。

終盤に唐突に女子が降って湧いて
カップリング☆ハッピーエンド!は苦手なんですけど、
同族異性いないとトゥースは本当に独りぼっちだし
種としても滅んでしまうのでな…。
(あとアスティも、ややヒロインムーブしすぎかなとも思いましたが)

様々な色や形のドラゴンが無数に舞う空は
自分が描くことを想像したら発狂しそうだったし、
聖域と、そこに入ると別の色に輝く
ドラゴンの鱗が綺麗だった(「リメンバー・ミー」の聖獣のような内側から発光する感じ)
それと2匹のフューリの動きが本当の生物っぽくて魅力的だった。
特に好悪で瞳孔の大きさが何倍も変わる所と、
ギャロップした時の背骨がたわむような動き。

地震や噴火は勘弁してほしいけどね!(笑)













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2019/12/25(水)

突然天啓を得て、クワトロフォルマッジ春巻きを作ってみようと思った。
(現時点では検索で出てこなかった。普通のチーズ春巻きはありました)
使ったチーズはカマンベールチーズ、ブルーチーズ、ゴーダーチーズ、
クリームチーズ、そして普通の溶けるスライスチーズ。
合計すると5種なので正確にはチンクエフォルマッジ春巻きなのですが、
まあ通りの良さで。
ベーコンを炒めて、チーズを小さく切って、ちょっと塩胡椒して
春巻きの皮で巻いて揚げるだけです。



しかしこれヤバい食べ物が出来上がった。
胃が強くてお酒好きな者には神の食べ物でした。
カロリーもすごくて、食べたあとは半日ほどお腹がすかなかったことから、
1本300カロリー近く、つまりこの皿1枚ぶんで
800カロリー以上はあったと思います。おいしいに決まってる。

具は、バジルやオリーブを加えてもいいかも!と思いました。






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2019/12/26(木)

映画かんそう
「インサイド」

スペインアメリカ合作のホラー映画です。
フランスの「屋敷女」というスプラッタホラーのリメイクだそうです。
オリジナルはグログロのドロドロで全く救いがないらしいのですが、
こちらのリメイクは少々ふんわりさせようとして失敗した感じ。

妻が出産を控える幸福な夫婦、
しかし車の移動中に交通事故に遭い、
夫は死亡し、妻は聴覚を失ってしまう。
失意のうちに暮らす臨月の妻だったが、
ある夜、見知らぬ女の襲撃を受け、
自宅に立てこもる恐怖の一夜を過ごす…というあらすじ。

ラストばれ

妻の聴覚の設定、
最後になにかのキーになるんだろうと思っていたらそんなことはなかった!
お母さんが来てくれたのにそのことに気付かず
侵入者の女に反撃したつもりでお母さんを殺してしまった!という
そこのところの失敗にだけ使われる設定なのでした。
必要な時だけ調子が悪くなって
後は全然問題なく会話できるという、空気を読む補聴器。

というか犯人の女、
被害者母と被害者友達が同時に来たのにどうして逃げないの…。
訪ねてきた妻の友人の男も殺し、その隣人の男も殺し、
警官2名も華麗に殺すって、伝説の暗殺者か何かなん?
妻の友人の男性カップルは完全にとばっちりなので気の毒です。
あと、結局被害者の妻にも狙われる理由があって
誰のことも応援できないというか…
まあ死んでもいいし死ななくてもどっちでもいい…ってテンションでした。
妻、キメ台詞と共に反撃、でも犯人の女復活、逃げる、
という流れが何回か繰り返されて眠くなった。










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2019/12/27(金)

突然スパイス酒を漬けたくなったので、
生姜、クローブ、シナモン、カルダモンと紅茶、
たっぷりの氷砂糖をラム酒に漬けてみました。
これをホットミルクで割ったらチャイカクテルになるのでは…?
と目論んでいます。

生姜酒がだいたい1年くらい漬けるようなので
このチャイ酒も1年漬けてみます。
楽しみ!







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2019/12/28(土)

色々感想

ジェナダイバージョン3to1(ジャンプ掲載)
さすが汚いアストラと言われるだけのことはあって
3話目にしてもう糞便の話を。

漫画家異世界取材旅行(ジャンプ掲載麻生周一先生読切)
異世界転生もののツッコミギャグ漫画。
「あれ?俺また何かやっちゃいました?」って
「おもしれー女」と同じくド定番のセリフなんだな。

先週のこち亀読みきりでもいじられてましたが、麻生先生ご結婚なさったそうで、
お相手は「でんぱ組.inc」の古川未鈴さんなのだそうです。

波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載)
ボイジャーのモデルは東京ドミニカ新宿店なのだそう。

マグニチュード6越えの地震で、北海道広域に停電が起きているのですが、
オール電化ではない一戸建ての暖房は大抵灯油によるもので、
その場合暖房器具には灯油タンクが付いてなくて
屋外の490リットルタンクから直接配管がされている…
というのは、マジか!?って思いました。
引火したら周囲一帯吹き飛ぶのでは!?
人間が悪意を持って放火することは想定されてない…?
北海道に悪いサイコパスはいないという…?

アニメ楽しみですね。

おおふり(アフタヌーン掲載)
タジマくんってそういうの気付くタイプだったんだ!?
そして気付いても黙ってられるタイプだったんだ!?なんか意外!

ゼロワン
TOBの話が始まってびっくりした。
私でも「悪意を持った株買付けでアルファベット数文字のあれなんだっけ…」
みたいな感じなのに…(笑)

グランメゾン東京
鳩肉とっても綺麗に撮ってあったけど、
キジバトって仕入れ価格で1万円越えるの!?ひゃー!
鳩は一度だけ食べた事があるけど、
うーん、血の味…!という感じだった。

フレンチは常温が鉄則って知らなかった。
マグロはフレンチにとって難しい食材というのも。

貴族誕生 PRINCE OF LEGEND
突然の刺殺!サスペンス!突然のジョーカー誕生!

ポムくんがシンタローコールのとき
地味に踊っているのがおもしろかったです。
のぶとらくんもシニアも、生きて出てくるといいなあ。

シャーロック特別編
あっさり帰ってきてすごい違和感があったんですが
そういえば原作のワトソンはホームズの帰還をただただ喜んだ
とても善良なひとなのでした。
怒り狂ってボコボコにしたのは現代版「シャーロック」からだった。

3月のライオン
ポテサラの隠し味にらっきょうと練乳
情熱がなくなるとショートカットを探し始める
才能があったのになくなるっていうのも
こわいけどあるんだろうな

ブンちゃんがお亡くなりになってたの知らなかった。

「ランドリオール」と「きのう何食べた」の新刊も出てるけど
まだ読んでません。





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2019/12/29(日)

映画かんそう
「羅小黒戦記」

SNSで話題になっていたので見に行った中国のアニメ。
本当に良かった。立ち見で、老体にはきつかったけど最後まで集中して見ました。

https://www.youtube.com/watch?v=CoDiVu016Dk&feature=emb_logo

評判通りよく動くんだけど、でも観終わってからこの映像を含む色々な予告を見ると
「このシーンもこのシーンも彼等は言いたい事を飲みこんで戦っている、
その良さがイマイチ伝わってこない!もどかしい!」って思うので、
細かいセリフや人物描写もとても上手かった。

中国のアニメの中ではこの作品はどういう位置なんだろう。
このレベルのアニメがボコボコあるならすごい。

人間の世界の片隅にひっそりと生きる妖精たち。
森で平穏に暮らしていた黒猫の妖精、羅小黒(ロシャオヘイ)は
土地開発で住処を追われ、人間を憎んで生きていた。
ある日、危ういところを同じ妖精のフーシーに救われた羅小黒は
彼らのグループに迎え入れられて安全な家を得るが…というあらすじ。

あらすじでも全然良さが伝わりませんが、
あまり書くとねたばれだからなあ。
バトルとキャラクター設定と時々入るコメディ絵が、
ものすごくジャンプで覇権とりそうな少年漫画テイストなので、お好きな方は是非。

オチばれ

これ最初から執行人視点だとごく普通のX−MENになってしまうので、
羅小黒(ロシャオヘイ)視点にしたのが大勝利だと思う。
それに加えて、4分の1ほどの時間を羅小黒(ロシャオヘイ)とムゲンの旅に充てて
ロードムービー風にしたのは、ものすごい大胆な構成だけど、めちゃくちゃ効いてる。
羅小黒(ロシャオヘイ)がムゲンへの警戒を解くのと、
観客がムゲンへの警戒を解くのがほぼシンクロして、
ラストバトルは羅小黒(ロシャオヘイ)と一緒に葛藤できた。
(おいしそうなものを食べるシーンが多い映画は好きです。肉まんと桃がおいしそうだった)

ムゲンの人物設定、アニメによくいる長髪達観系でしょ!って思ってたけど
もっと細やかで、たとえばセリフひとつとっても
羅小黒(ロシャオヘイ)に対して「偉い」って上から言わずに
「偉いと思う」ってぽつりと言うところとか、
仲間から尊敬はされているが微妙に距離を置かれているところとか、
たぶん設定はあれの3倍くらいあるんだと思う。魅力的なひとだった。

あとアクションもよかったけど
モブ執行人たちの能力発動シーンもよかった。
無意味にビルの屋上に立って執行人ごっこしたくなる!
というか中国の子供らは多分やってるよな!?

ジャンプで連載してたら、たぶんしばらく師弟執行人編が続いて、
途中からムゲン様の昔の弟子のメガネが出てきて、そのひとが実は闇堕ちしてて、
「お前はなぜあの人のそばにいられるんだ!?」って羅小黒(ロシャオヘイ)を拷問する話があって、
それから今回の映画の人達の脱走話、
あとムゲン様がなぜあんなに強いかという過去編からの
現在の妖精界で突如決定するムゲン様の処刑判決、
もちろんムゲン様側につく羅小黒(ロシャオヘイ)、
このあたりで2人の強さが逆転して、
それで最終編は、羅小黒(ロシャオヘイ)のもうひとつの人格が
人間を滅ぼすと決意して…という話ですね(この段落息つぎなしで)。

ところで霊域でのラストバトル、相手の意志を奪って操り人形にできるという設定の筈ですが、
どうしてそうしないんだろう…?ってちょっと不思議でした。
女性向けのアダルト同人誌がたくさん出てしまうからですかね、やっぱり。(息つぎなしで)





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2019/12/30(月)

映画かんそう
「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」

ジオウ&ゼロワン映画です。
ジオウが元々世界改変もの、他ライダーとのクロスオーバーものという設定なので、
比較的すんなり絡んでました。
平穏に学園生活を送っていたジオウ3人組だが、ある日突然
ヒューマギアというロボットが支配する世界に変わっていることに気付く。
ゼロワンの主人公或人も、自分が飛電の社長ではなくなり
ヒューマギアが会社を運営している事に気付いて驚愕するが、
邂逅した彼等は、何者かによって過去が書きかえられたのをつき止める…というあらすじ。

今回アクションシーンに力が入ってました。
バルキリーとバルカンのコンビプレイも良かったし、
レジスタンスの戦闘も凝ってた。
ウォズのアイテムを生かした攻撃も良かった。
というかウォズ…!

お父さんと一緒に来た女児ちゃんがいましたが、
女児ちゃん1人客をライダー映画で初めて見かけたかも。
やっぱりバルキリー目当てかな?格好いいもんね。
ゼロワンは、私の記憶している限りでは初めて女性ライダーが
レギュラーとして戦い、それが補佐でも無能でも感情的でもない
有能なライダーなので応援している。
あちらも慈善ではないので、おもちゃの売れ行き次第だろうけど。
売れて!

ラストばれ

本編では割と悲しい事になった迅さん滅さんが
スタイリッシュに元気よく活躍なさっていてほっこり。

ジオウは、最終回で望まない結末を迎えた主人公が
世界を作りなおすという、わりと闇なラストだったんですが(私にとっては)
今回記憶を取り戻して
葛藤とかは特になさそうなところが魔王っぽかった。
あと最後、屋上にウォズが居て、
見守ってる感じなのかな?と思った。

ウィルのあの理由のよく分からない其雄への執着、恋ですね。
ワズ、イズ、ウィルで過去現在未来になってるの、気付かなかった。
混ぜてもらいなさいウォズ。

ロボットのお父さんを笑わせるためにコメディアンになった息子、
心がないから笑えないよ、と諭す父、とってもいい話しなんですが
同じ時期に山本耕史さんが「貴族誕生PRINCE OF LEGEND」で
ものすごく悪い役を演じておられて、しょっちゅう「カーッカッカッ!」
って笑っておられるので、複雑な気持ちになりました。

ヒューマギアの権利、労働の対価について主人公はどう考えているんだろう。
そこらへんうやむやになったので気になった。










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2019/12/31(火)

今年のベスト映画・小説・色々です。
(私が今年に見たり読んだりしたものなので、新作とは限りません)
今年見た映画は165本、小説は16冊。

■映画
アベンジャーズ エンドゲーム
シャザム!
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
スパイダーマン スパイダーバース
ハッピー・デス・デイ
ハッピーデスデイ2U

非ハリウッド応援枠としては
T−34 レジェンド・オブ・ウォー(ロシア)
バッド・ジーニアス 危険な天才たち(タイ)
羅小黒戦記(中国)

どうしても巨大資本、シリーズもの、リメイクが強いので
単発勝負、低予算、脚本の力だけでがんばっている作品を応援します。

自ジャンルがひとまず完結したわけですが…。
条件的に無茶振りに無茶振りを掛けて、
さらに5回くらい無茶振りしたような設定だったので、
よくまああそこまで綺麗に無駄なく
登場人物の知能低下、性格崩壊なしにまとめてくれたなあという…
いまだに驚きますね。
スパイダーマンも、その綺麗に決着のついた世界と、
宇宙レベルの敵を倒したあとヴィランのインフレを
どう解決するかというアンサーが秀逸すぎた。

■小説
なし

■ドラマ
いだてん
グッド・オーメンズ
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー

■アニメ
なし

■漫画
なし

■舞台
修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極

映画ですけど、もし地球人全員がシャロン・テート事件を知っているなら
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
もいれたと思います。
あと死体とクリーチャーがとてもよかったで賞は
「アナイアレイション」
リメイクなのに全く違う話にして、でも剛腕でねじ伏せた圧倒的個性
「サスペリア」も評価したい。
今年すごい人数を沼に叩き落とした
「HiGH&LOW THE WORST」は入れるかやめるか相当悩んだ。
ちなみにワースト1は
フィンランドのダークヒーロー映画「RENDEL レンデル」です。
まずアメコミ映画を40本ほど見てみたらどうだろうか…。

今年1年サイトを見て下さって、ありがとうございました!
来年も気が向いた時にいつでもお越しください。



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