4月日記

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2019/04/01(月)

リメイク版「007スカイフォール」に出てきた
「ザ・マッカラン1962」を飲む会があったので東京まで行ってきた。
関西の女なので値段を書いてしまうが、ショットグラス1杯が3万円だった。
量としては、ふたくち分くらい。単純計算でひとくち1万5千円。

味は、完全に角が取れてまろやか。
ウィスキーに似てるけど、滋味のある別の飲み物のような。
少しずつ飲むのにぴったりで、
食べ物を合わせるのも、氷や水で割るのもやめた方がいい感じ。
香りは、以前に飲んだマッカラン18年ものと区別つかないな…
と思っていたら、参加メンバーのかたが主催のかたに
「これは、1962じゃない」
って意見されて、口論が始まりました。まじか…。
万が一ここで酒をこぼしたら地縛霊になってしまうと思って
慌てて飲み干して、輪になって口論を見守ってたんですけど、
ちょっとなんか、押し合いのようなことになって、
主催のかたの肘が私の顔に当たり、奥歯2本が落ちました。
私の特注のノンスクラブ義歯セラミック製、保険対象外、
月給2か月分の歯が!
ウワー!再調整かよ!何万円かかるの!?
って思ってたら、周囲の人は私の奥歯が折れたと思ったらしく、
静まり返って、喧嘩も無事治まりました。めでたし!

というのはうそで、今日の日付を見てください。
(うそは午前中しかついちゃだめって最近の風潮ですが細かいことは気にしない)
私の保険適応内の義歯はまだ出来上がってません(笑)。
「ザ・マッカラン1962」を飲む会というのは
何年も昔に実際あったらしいです。







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2019/04/02(火)

映画かんそう
「レゴ ムービー 2」

脚本フィル・ロード&クリストファー・ミラー
(今回は監督兼任ではない)

前作のねたばれなしにはあらすじが語れません(笑)。
1を見なくても大体話は分かりますが、未見の方はなるべく1からどうぞ。

暴君の猛攻による危機を脱したブロックシティだったが、
新たなる侵略者が現れ、度重なる攻撃によって
街はすっかり荒廃し、世紀末の様相を呈していた。
そんな中、エメットはマイペースに楽しい日々を送っていたのだが、
ある日、わがまま女王率いる侵略者軍に、
大事な仲間たちが攫われてしまう…というあらすじ。
1の設定がそのまま引き継がれています。
話の性質上、1のインパクトを越えられないのですが
メタねたやキャラクターねたの細かいジョークが大量にあって、
今回も楽しかったです。

ボロボロシティの造形がすごいんですけど
あれは本当に市販のレゴの部品だけでできるもの??

内容ばれ

一番好きなネタは、エイブラハム・リンカーンの
「芝居のチケット、取ってたのに〜!」です(彼は劇場で暗殺された)。

バットマンにスポットの当たる話なので、
アルブルアルのひともクラブルクラのひとも大満足なんじゃないだろうか。
(not呪文)
「たとえあんたがクリスチャン・ベールでもお断り」笑った。
わがまま女王、トークの技がすごい。

ところでレゴ踏んだ時の痛みをお産に近しいって言ってましたが
それは経産婦の皆さんが「NO!」っておっしゃると思う…。
レゴを素足で踏んだ傷みってせいぜい「イテー」くらいじゃないですか。
お産に近しいのは
「クワイエットプレイス」の階段のあれ×20回くらいでしょ…。

エンディングがかわいい&ギミックが面白い(映画全部CGだそうだけど)。
エメットとレックスが手を繋いでいるのが特にかわいい。





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2019/04/03(水)

今年のお花見。







今年は開花が早まるという予報だったが
そうでもなかった。
いつもなら一斉に咲く並木も咲いたり咲かなかったりで
満開を読むのが難しかったような。
いちごの蜂蜜ブランデー漬けと、
いちごのサングリアを作りました。





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2019/04/04(木)

アベンジャーズも今月26日公開の「エンドゲーム」で
いよいよ一旦終了となりますが、
(シリーズは継続するが初期メンバーはおそらく卒業)
プロモーションの一環として、
役者さんが同じ時刻に一斉に自分の顔のポスターを
自分のSNSアカウントにアップするという遊びが先日ありました。

https://front-row.jp/_ct/17261099

前作 で死亡、または消滅した人は白黒写寡、
現時点で生存している人はカラーという趣向。
映画では生死が描かれなかったひともそのポスターで
確定したりしました。
(シュリ姫が消滅組、ウォン、ハッピー、ペッパーは生存組)
しかし同時にUPといっても人間のやる事、
多少の遅刻などはありました。
私の推しの片方クリス・エヴァンス氏など、
ダイナミックにババーンと4時間ほど遅刻なさって
全世界で「寝てる」「寝てる」「愛犬と寝てる」
などと言われていました。
ちなみに時間ぴったりだったのはチャドウィック・ボーズマン氏だったそうです。
(さすが陛下!)

まぁクリス・エヴァンス氏と犬はかわいいのでよければ見てください…。
https://front-row.jp/_ct/17209309







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2019/04/05(金)

映画かんそう
「名もなき野良犬の輪舞」

誰も信頼せず己の手腕で世の中を渡ってきたジェホは、
刑務所で若く無軌道な青年ヒョンスと出会う。
ジェホを狙った殺害計画をヒョンスが咄嗟に阻止したのをきっかけに
2人の仲は深まるが、彼等には、ある秘密があった…というあらすじ。
「新しき世界」が、ちょっとロマンチックになったような惑じ。

人殺しも拷問もあるし、女性も死ぬけど、
他の映画よりはあっさりめなので、韓国ノワールを見てみたいけどこわい…
っていう女性が、入門編で見るのにはいい気がする。
(でも挑戦してアウトだったらすみません)

「こんな生き方、ウンザリしないか?」っていうセリフがねー。
あそこが分岐点だったな。

ラストばれ
人間がユニコーンを捕まえるために乙女を派遣する。
ユニコーンは乙女に魅了され、乙女を手に入れるために
乙女の家族を惨殺する。
ユニコーソは乙女を悪く言う仲間のユニコーンをも角で突き殺すが、
家族の仇として乙女に殺される。
乙女はすべてを仕組んだ人間を殺し、ユニコーンに変化する。
というような話。

難攻不落の人物を狂わせて落とすには
純粋な心を持った若者を送れと言う話なのでは。
ていうかこれ実写版「チリンのすず」なのでは…?
「人を信じるな 状況を信じろ」って兄貴の言葉は、
最終的な結果で考えろってことだろうけど、
お葬式の時点の状況で結末を推理するのは不可能だし、
生きている人間にはどこが最終点なのか永久に分からないので、
兄貴のアドバイス、役に立たないと思う。

余談ですが韓国マフィアのかたがチャミスルを飲んでおられて、
そんな甘口のお酒をそんな小瓶で…女子お泊り会かよ!
という気はちょっとした。

あとジャンケンのシーンで、「ジャンケンボー!」って言っておられた。
たしかジャンケンは日本発祥で世界に伝播したらしいけど、
「ジャンケン」ってケンはたぶん「拳」…
ジャンはなに…?って調べたら、
例のよくあるはっきり分からないやつだった。

拷問惨殺シーンは、煮えたぎった油をぶっかけるやつだけど、
比較的女性は「わあ……」で済むんじゃないかなと思って。
もしあそこで死ななかったとしたら復活するんだろうかあれ。






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2019/04/06(土)

色々感想

前後篇の外伝がスタートしたので、鬼滅が2回読める。
なんか鬼滅withほんのりゴールデンカムイという感じですね。
人気漫画の番外編や4コマを、他の漫画家が描く商法、
進撃やコナンが成功例だけど効率がいいんだろうな。

ジオウ
ゲイツがウォズに、ごはんよそってあげてる!
という衝撃が大きすぎて、
ウォズが実はレジスタンスの偉いひとで、潜入任務に行ったきり
敵に寝返って戻ってこなかったひと、というインパクトが薄くなった(笑)。
ウォズ〜。我が魔王のこと好きすぎか〜。

ブレイドの続編は、あまり望んでなかったかも。

いだてん
まさか亡くなるなんて…!
逆に考えると、亡くなるからこそフォーカスされてたんだろうけど。
ドラマ内で、しそうを助けてくださった一家は、
実際当時しそうを助けた子孫のかただとか。

21歳の若い男性でも、30度の気温で亡くなるんだから、
最高気温が39度いっちゃう東京で走ったらあかんでしょ。

大事な高座の前に大酒を飲んでしまい、
友達からもらった衣裳も質に入れて酒代にするというのは、
典型的なアル中の行動。
五代目古今亭 志んさん、アル中という記述はないけど
大酒のみで師匠筋の羽職を質に入れたりと、破天荒な人のようだ。

エレメンタリー6
ホームズに執着してた殺人鬼、やっと帰ってきたと思ったら死んだ。
ええええー!!!お前そんな…セミかよ!
ワトソンを殴って蹴って、そのあとワトソンに嫌疑がかかるようにして死んだ。
次週最終回。

というかこの人、殺したのは女性ばかりだし、
ホームズには優しいし、分かり易いミソジニーだな。

「謝ったらアバラを折るわよ」って、
どうしてどのユニバースのワトソンも
ホームズの骨を折るぞと威嚇するんだろう(笑)

前シーズンのメインゲストキャラクターが変なところで突然死んだあと
中の役者さんもほどなく亡くなられたので、
思わず役者さんの近況を検索してしまったわ。ご無事です。








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2019/04/07(日)

あんまりふわふわしてない、サクッとした、
おつまみっぽいポテトパンケーキのレシピを模索して、
20枚くらい色々な配分で焼いたのですが、

・じゃが芋2個(スライサーで細い千切りに)
・同じくらいの重量の長芋(すりおろす)
・にんにく1片(すりおろす)
・卵1個
・片栗粉大匙2
・塩コショウ

これを混ぜてたっぷり目の油で、揚げ焼きにする。
表面サクッとしてお酒にも合うパンケーキができます。
なんなら卵と片栗粉抜いてもおししいんだけど、
これはもはやハッシュドポテトだな って思いました。
(英語ではハッシュトブラウンズ。ユダヤの料理だとラトケスも似てる)
上記のレシピは、にんにくと長芋を使うところが私のアレンジです。






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2019/04/08(月)

映画かんそう
「バイス」

ジョージ・W・ブッシュ大統領の下で
副大統領を務めたディック・チェイニーの、
青年時代から主な政治活動の履歴、
副大統領時代を経て晩年までを描いた映画。

予告ではもっと軽妙な、
テンションの高いブラックジョーク映画に見えたけど、
副大統領がヤバヤバのヤバだったので、重めだった。
夫婦愛、家族愛で加糖してあった印象。

マイケル・ムーア監督の演出方法に所々似てたので
ファンなのかな?と思った。

主演はクリスチャン・ベール。
もともと深淵のような、人の心の無い目をなさっていて、
それを顔のパーツのどこかが補って
寡黙で誠実な男の役などもなさっているが、
今回特殊メイクでそのどこかのパーツが隠れて、
完全に人の心の無い男の顔と演技だった。
というかクリスチャン・ベールって事前に分かってないと
気付かなかったと思う。
演説が下手な演技が巧かった(笑)
ブッシュ大統領を演じたサム・ロクウェルさんも寄せ方が巧かった。
目を細めて口をちょっと開いて間を開けたあと
トンチンカンなことを言うアホの演技が。

ラストばれ

あの状況ですぐに利権と緊急時の権力掌握について
考えられたのなら、彼はデビルマンだと言える。
最終的にティーカップは
倒れたというような表現ではあったけど、
敗北したのは彼ではないし、
彼はチャンスを逃さずにうまくやって、
富を得て悠々自適の人生を送っている勝者なのでは。
(心臓の件と誤射の件は知らなかったので驚いた)
(被害者が公式に謝罪するってどの国でもあるんだなあ…)

実際はどうか分からないけど、
妻と娘への愛情は本物で、
それは政治生命より優先されたという表現は
映画的には救いになった。
奥さんは金髪ワイフ人形ではなく、
今風の優秀で弁も立つが、
女だから経営者にも政治家にもなれない(1963年)。
だから男のお前が必要なんだよしっかりしろやクズが!
てきな女性でした。
しかしあんなクズが5年で、
寡黙で用心深い一人前の男になったのは
ちょっと不思議だった。
そんな奥さんでもDV父に
「二度と私と娘に近付くな」とは言えず
「二度と妻と娘に近付くな」と
夫に言ってもらわなくてはならないのは
時代だなと思ったけど。

長い労働時間で拘束しておけば
国民は政治について考える余力などなくなり、
そして集団の意見は金で(優秀なロビィストを雇って)
ある程度コントロールできる、という部分などは
覚えがありすぎて震えるんですけど
自分の思想が急激に変ってないか
常にチェックは必要だなと思いました。
当時の倫理観では善でも、
のちに検証されると悪になる考えって
山ほどありますからね。

ワイスピさんへの突然のdis。
それにしても南部の人々(またはトランプ大統領支持者)、
どの映画でも物凄い扱いだけど、どう考えておられるんだろう。
いや、リベラルっぽい映画は見ないんだろうか。





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2019/04/09(火)

舞台かんそう
「日本の歴史」

演出:三谷幸喜
2018年末に上演された、三谷さんと荻野清子さんの
コラボミュージカル。
荻野清子さんはマジックアワー以降の三谷さん映画の作曲をされています。
私は荻野さん作曲のドラマ「風雲児たち」のテーマが好きです。

開拓時代のあとテキサスに土地を買った一家の、
三世代に渡るドラマと
卑弥呼から始まって第二次世界大戦に至るまでの
日本の歴史が交互に描かれます。
60人以上の登場人物を7人が演じます。
中井貴一さん、香取慎吾さん、新納慎也さん、
川平慈英さん、シルビア・グラブさん、
宮澤エマさん、秋元才加さん。
女性が男性の武将を演じますし、
男性は女性や幼児を演じます。
皆さんさすがに華があるし、ダンスは巧い、歌巧い、
重い部分もあるんですが歌がコミカルで
楽しく見られました。

ラストばれ

無関係なように見えたテキサスの家族史と
日本の歴史が、うっすらリンクしている事に途中で気付きます。

土地を得たものが強いという冒頭部分と
藤原家(荘園!荘園!荘園!)の台頭。

土地を守るために戦う小作人と
貴族の土地を守る武士が勢力を伸ばしたり。

小作人の息子と地主の娘さんの結婚シーンは
平徳子と高倉天皇の結婚。

中井貴一さんの頼朝と、香取慎吾さんの義経が
特に好きですね。
香取さんは相楽総三も演じられましたけど、
ああいう風にパワーゲームでヘタ打って、
または押し流されて命を落とす人の役をなさると
いまだに「組!」を思い出します。
あと三兄弟の三男もよかった。
並べてみると三谷さん、
香取さんの役は全部当て書きなのでは…。

ダンスは、早く正確に動くのが巧い人と、
ゆっくり美しく動くのが巧い人がいるのだなあと思った。
たぶん筋肉が違う。

そして2つの世界が交差して終わるのだが、
狂言回しの歴史の先生が出産して終わるという、
最後だけはちょっと「?」という感じだった。
千夜一夜てきな…?












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2019/04/10(水)

自ジャンル自カプで、とうとう引き出物が出た。
結婚式の帰りに「これはちょっと使えないねー」
って言いながらガチャガチャ持って帰るやつ。

https://twitter.com/MARVEL_popup/status/1113264879606030336

ところで新郎新婦の顔の印刷された食器、
私の時代ですら「迷惑な引き出物」とされてたんですが
ジャンルの若い方もみなさん「引き出物……」って仰ってたので
まだ廃れてないのかな?と思いました。
それとも都市伝説的なやつ?

とりあえず発売10分で売り切れとかでない限りは
ご祝儀代わりに買いますけど、
非マーベルの友人で興味のあるひとがいたら
プレゼントするので言ってね……!
(そのかわりエンドゲーム見てね!!)


アベンジャーズの映画、最後だけ見て「ふむ…」って顔をしようかなとお考えの人、
いまなら
4/27夜から朝日放送にて「アベンジャーズ」
5/05夜から朝日放送にて「アベンジャーズ2(エイジ・オブ・ウルトロン)」
4/27夕方からWOWOW無料放映にて「アベンジャーズ3」(インフィニティー・ウォー)
が放送するので、それで履修してから5月の特別料金の日にでも
「アベンジャーズ4」(エンドゲーム)を見れば、
アベンジャーズを千円で網羅出来ちゃう(とは到底言い難いけどでもまあ出来ちゃうことにする)ぞ!





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2019/04/11(木)

映画かんそう
「本能寺ホテル」

勤め先の会社が倒産して困っていた女主人公は、
交際していた男性にプロポーズされ、
なんとなく承諾してしまう。
男性の両親の金婚式に出席するために
京都を訪れた主人公は、予約トラブルのために
本能寺ホテルという古びたホテルに宿泊する事になる。
ホテルのエレベーターから降りた彼女が目にしたのは、
侍の格好をした男性だった…というあらすじ。
タイプスリップものです。

最近本能寺の変の映画見たな、て思いました。
こっちは予算潤沢なので、ものすごくよく燃えてた。
ボーボーだった。

小説家の万城目学さんが2年かけて書いた脚本を
総ボツくらってクビになった映画で、
氏が、完成したフィルムを見たら自分のアイディアが
小ネタとして使われていた。
小説として書き直す事ももうできない、
っておっしゃってたの、どの部分か分かるかなー?
って思って見てみたけど、
丸わかりというか、金銭を賭けてもいいけど、
ぶりぶりぎっちょう、の部分だと思う。
漢字で書くと「振々毬杖」で平安時代からある遊びなのだそう。

振々毬杖を使った、どんなお話だったんだろう。
カロムといい、万城目さんはマイナーな遊びに詳しいな…。






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2019/04/12(金)

奥歯2本を歯周病で失ったんですけど、
インプラント!インプラント!インプラント!インプラント!
ってシャウトする何軒かの歯医者さんを替えて、
(インプラントを退けた理由は、歯茎が感染症を起こしやすい人は
インプラントが駄目になりやすいという情報を見たのと、
あと維持費が年間5万円ほどかかるらしいのと)
やっと義歯を作ってくれるところを見つけました。

義歯は欠損の手前の歯と、その奥の親不知に
金具を引っ掛けて固定するんですけど、
もし親知らずを抜いてたらインプラントしか手がなかった
(あるいは上顎全体にはめこむ入れ歯か)
ので、危なかった…と思ってます。
歯周病の家系の人は、悪くなってない親知らずは
念のため残しておいた方がいいかもしれません。



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2019/04/13(土)

色々感想

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
百子さん姉さんが仕事終わりに寝落ちして、
すうちゃんがマンションまで送ってお泊りするお話。
百子さん姉さんとすうちゃんの話になるかと思いきや、
最終的にはなぜか、すうちゃんとキヨちゃんの話になるという。

銀英伝(ヤンジャン掲載)
ただ握手しているだけなのに、この汚された感…。
そういえばヤン提督の最大の失策はトリューニヒトだと思うんですが、
もし彼の力量を見誤ってなかったら、どう対処してただろう…。

さらざんまい
幾原邦彦さんの新作。
少年3人が、河童型の宇宙生命体にしりこだまを抜かれます。
ちょっと性的なニュアンスもあるいつものメタファーのあれ健在。
続けて視聴します。

リュウソウジャー
ブラコンで暗黒微笑系の弟かあ…。

ジオウ
三人合体流行りなん?
白ウォズさらば!

ブレイドジャンルの人は、どうなんだろうこの結末。

ムジカ・ピッコリーノ シーズン7
ひっそりスタートしている。
初回は「風をあつめて」渋い…。
私は矢野顕子さんのカバーでしか知らない。

きのう何食べた?(ドラマ)
よしながさんは食べ物の絵がうまいのだなあ…と思った。

あとシロさん作業が早い。まず野菜切るのが早いし、
洗い物が全然積み上がらないし、包装とかパッケージがそこらへんに散乱して
イーッってなったりしない。
それと、家に帰って「疲れた…」って座り込んだりせずに
すぐに調理を始められるのがすごい。

漫画を読んでいる時は、
「シロさんっぽい人はいるかもしれないけど、ケンジさんっぽい人はいないな〜」
って思ってたけど、案外逆で
ケンジさんはめちゃケンジさんなんだけど、シロさんは西島さんという感じだった。

エレメンタリー6(最終回)
あっ連続殺人犯、本当に殺されてた!!まじかー!!
しかし偶然留守録メッセージ吹きこみ中に犯人がやってきて
殴られて偶然に意識が朦朧として目が見えなくなって、
ワトソンだと思ってあげた声が偶然メッセージに吹き込まれるって
そんなミラクルあるだろうか。

あと、あのひとは幾ら身内がかわいいからってあんな判断をするだろうか…
突然ワトソンへの愛情を口に出すホームズにも違和感がある。
ちょっとモヤモヤした最終回だった。








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2019/04/14(日)

映画かんそう
「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」

劇場映画初の海外舞台もので、同じく初の京極さんメインキャストなのだそうです。
あれ?なんだか意外。
船と共に沈没した伝説のサファイア「紺青の拳」が引き上げられ、
所有者の富豪は、その宝石を彼が主催する空手大会の優勝ベルトに埋め込む。
大会には京極真が招待され、園子と蘭は応援のためシンガポールに渡る。
その頃、京極を招待した弁護士が何者かに刺殺され、
現場には怪盗キッドのカードが残されているという事件が起きていた…というあらすじ。

キッドも、京極さんも、もちろんコナンも、
誰も下げられずにそれぞれ能力を発揮するのは良かったです。
あと京極さんと園子がめちゃかわいいので、2人が好きな人は劇場へ。

シンガポールのマリーナベイサンズがとても綺麗に描かれていて
見ていると行きたくなります。
あと予告にもあった、血を噴くマーライオンの画が強すぎる。

内容ばれ

でもあの、蘭は建物を爆発させるミュータント能力の持ち主なので、
マリーナベイサンズの上の世界最長プール部分、落下しますけど。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイも巻き添えでハチャメチャ!

今回、そういえばコナン君パスポートがないんだ…
って初めて思い至りました。
しかしあれだ、あのスーツケース、どこかで開けられてたら
100%児童売買、弁解の余地ゼロ、下手するとシンガポールで処刑でしたね…。
スーツケースの中で眠るコナン君、絵面がやばかった…。





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2019/04/15(月)

映画かんそう
「ハリウッド大作戦!」

「カメラを止めるな!」のスピンオフ作品です。
劇場公開もしているようですが、
ネスレ日本の公式サイトでも見られます。

https://nestle.jp/hollywood-daisakusen/

(会員登録が必要です)
(公開は4月30日まで)
「カメラを止めるな!」から内容が続いていますので、
前作は鑑賞済なのが望ましいです。

今回は上田氏は製作脚本を担当。
前回助監督だった中泉氏が監督を務めます。

好評だった「ONE CUT OF THE DEAD」
の続編のオファーが来る。
しかし直前にスポンサーが降りたのをはじめとして
トラブル続きの現場に、
またもや大奮闘する羽目になるスタッフだが…というあらすじ。

60分もので、おそらくは低予算、
それでも必要な数量のネタを揃えてきっちり仕上がってます。
上田さん職人タイプだな…と思いました。

ラストばれ

ネスレ日本がスポンサーなので、
途中不自然にCMが入ったり、コーヒーを飲んだりしますが
それがまた妙な味わいを出しています。
例のアツアツのスポンサーが
アツアツのコーヒーを飲んでいるのはふいてしまった。

やっぱりポンとかグワングワンとか、ツイてるわ(英語)…とか
見たいという観客のニーズにもしっかり応えてくださってる。
(ポン!のキレは少々甘かった)
無料公開、そして60分とは思えない満足度の高い作品でした。








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2019/04/16(火)

映画かんそう
「ハロウィン」

1978年の第1作から40年、続編が製作されました。
殺人鬼マイケル・マイヤーズは大量殺人の事件以降
40年収監されていたことになっているので、
リメイクではなくリブートでもなく、シリーズの設定をリセットした
1作目の続編と考えるのがよさそうです。
殺人鬼マイケル・マイヤーズ役と、彼が狙う妹のローリー役、
共にオリジナルキャストが演じます。
71歳と60歳でいらっしゃる。健康万歳。
(たぶんマイケルはマスクオフのシーンのみだと思うけど)

常に兄を意識し、身の危険を感じていたローリーは
40年間ずっと銃器の訓練を積み、
籠城戦を想定して生活を続け、
自分の子供にもそれを強要したため、現在親子関係は断絶していた。
そんな彼女に、兄が移送中脱走したという知らせが舞い込む…というあらすじ。

ハロウィンのテーマ、やっぱり聞くと盛り上がります。
私はこれと、エクソシストのテーマが好き。(ちょっと似てる)

ラストまでばれ

ホラー畑の監督さんではないので、
殺害シーンにあまり熱量を感じなかった。
やっぱり殺害シーンは「ギャハー!楽しい!」って人に撮ってほしい。
その代り細部が面白かった。
最高の相棒であるところの俺が、
お前の好きそうなバインミーを持ってきてやったぜ!知ってるか?バインミー!
いや俺は自分の作ったブラウニーがあるぜ!とか、
何だあのシーン…。
あと彼氏が浮気したり(彼氏は悪くないと思うけど、死ななかったのは意外だった)
ぽっちゃりくんが勘違いしてキスを迫ったり
(誘われてる!OK出されてる!って男子は勘違いしがちだから
注意しようね…という啓蒙シーン。ぽっちゃりくんは惨殺された)
必要かというと、そうでもない気もするけど…。
シッターの娘と子供の会話は好きです。

娘カレンの覚醒からの「ガッチャ」がめっちゃ好きなんですけど、
その前の、祖母による、お家探索シーンが死ぬほど長いので、
半分くらいにしてほしかった。
あと40年備えていたにしては、おばあちゃん相手の戦闘力を低く見積もりすぎ。

祖母とその娘と、孫娘の3人チームが殺人鬼と戦うホラーって珍しいです。
武装熟女のお好きなかたは必見。





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2019/04/17(水)

映画かんそう
「怪盗グルーのミニオン大脱走」

突然グルーが結婚していて「!?」ってなりました。
過去作を全部見たと思い込んでいたのですが

1怪盗グルーの月泥棒
2怪盗グルーのミニオン危機一発
3ミニオンズ
4ミニオンズ アルバイト大作戦
5怪盗グルーのミニオン大脱走
6ミニオンのミニミニ脱走

4番目の「ミニオンズ アルバイト大作戦」を
見逃していたようです…。通し番…号…。
(3番と6番はショートムービー)

今回は、グルーの生き別れになった双子の兄が出てきます。

ラストばれ

なんのかんのいってグルーは情に厚いひとなので
身内となるとすぐに好きになって打ち解けてしまいます。
これ悪い人だったら嫌だなあと思っていたので、
単に愛されうっかり八兵衛なひとでよかった。

グルーとドルーのハチャメチャ泥棒シーンは
全部コメディと言っても過言ではないし、
今回の敵はとってもダンサブルな人で、
見ていて楽しかったです。
お子様もきっとそうだと思う。

ミニオンたちは行っちゃったけど、また戻ってくるかな?
あとカーボナイトに封印されちゃった博士のこと、
誰か助けてあげてください(笑)





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2019/04/18(木)

映画かんそう
「ハンターキラー 潜航せよ」

予告にピンとこなかったのでスルーしてたけど
SNSの評価がとても高いので見に行きました。
面白かった。
海底での戦い以外にも地上戦があったりして
盛りだくさんだし、
あと格好いいのが主人公だけで他は引き立て役とかじゃなく、
格好いい人が何人も出てきて、
なんならモブ的な人まで格好いいのがサービス満点だった。

ロシア近海で消息を断った原子力潜水艦を調査するという
緊急極秘任務が主人公に与えられる。
攻撃型潜水艦アーカンソーに乗った主人公とクルーたちは
海底に大破した潜水艦を発見するが、
彼等は驚くべき陰謀に巻き込まれてゆく…というあらすじ。

批評家受けが悪く、興行成績も苦しいらしい。
緊張とカタルシスの配分が適度でなかなかよかったんですが、
もう軍事ものと世界警察USAものは流行らないということなのか。

カップリング一覧表みたいなのが、頭の中で作成された。

ラストまでばれ

ロシアの艦長と主人公は、もー、君達ラインとか交換しちゃいなよ!
って思うんですけど、ロシアの艦長役のかた、この作品が遺作なのだそうです。
本国版ドラゴンタトゥーの、ミカエル役の人か!お若いのに!

ロシアの大統領が、何かに変身するので?と聞きたくなるような
むきむきのハンサム。なんらかの配慮だろうか。
そしてあの護衛の方は、
若い頃のポール・ベタニーさんが演じそうな役柄でしたけど、
なにかこう…大統領と色々あったんだろうな…という
奥行を感じさせる描写でした。原作には詳細があるのかも。
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の主人公(大統領のSP)と
気が合いそうな人だった。

シールズの方々、バックアップなしで、
建物の構造も内部にいる人間の数も装備も何もわからない状態で
3人で突撃させられるの、無茶振りすぎてヒヤヒヤしました。
映像撮った段階で撤退してYOUTUBEに流したらだめなのか…。
新人スナイパーくん無双かっこうよかったです。

ゲイリー・オールドマンは典型的な弱い犬ほどよく吠える
タカ派のうるせえ男でしたが、そう見せて実は黒幕…
と思っていたら本当に単なる、よく吠えるタカ派だったのでした!
でもなんか随分顔立ちが変わられた…?

機雷をすり抜けていくところや、レンチを落っことしたところ、
ヒエ…って声がでそうになりました。





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2019/04/19(金)

映画かんそう
「ランペイジ 巨獣大乱闘」

うんまあ…という感じのパニック映画。
元はゲームだそうです。
悪い製薬会社が、違法な実験を宇宙で行っていたが、
事故が起き基地は爆散する。
サンプルが地球に落下し、その影響を受けたオオカミとワニが巨大化するが、
主人公の元軍人で現在は学者の(オイヨ!)ドウェイン・ジョンソンの
友達で非常に高い知性を持つゴリラのジョージも感染し巨大化凶暴化する、
というあらすじ。

昔ながらのアクション映画の主人公っぽいマッチョなのと同時に、
学者なので知性も併せ持ち、女にも動物にもモテるという、
ちょっと盛りすぎなヒーローと、
悪い製薬会社にむかし勤務していた遺伝子研究者のヒロインが、
一通りお約束展開を繰り広げます。

ラストまでばれ

めちゃめちゃ仕事しそうな雰囲気で登場した傭兵団が
わりとあっけなく死んだので驚いた。
あと人間を踊り食いしたゴリラのジョージが
生存したままでハッピーエンドになって
「ええんか!?」って思いました(笑)。
いや、食われたの悪人だったけど。食わせたのはヒロインだけど。





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2019/04/20(土)

色々感想

絶チル(サンデー掲載)
皆本さん、自分の意志で去った。
一連の新人くん増員とかはこのためだったのか。
うん、新しいロリに乗り換えたんだなって私も思った(笑)。

ゼロ日(サンデー掲載)
安室さんが地下に閉じ込められた箇所でちょうど休載になって
どうしようと感じでした。

せっかく「これでよく公安が務まるな」って言えるチャンスだったのに風見さん!

プラチナエンド(SQ掲載)
神がいないと証明されると0.05%程の人間が自殺するというのは
なにか有名な予想があるんだろうか、それとも大場さんの勘だろうか。
その人たちを死なせない為に神になるというのは、
えっと、何て言うか

進撃(別マガ掲載)
あれ、なんかサノスというか、
ダン・ブラウンのインフェルノみたいなことになり始めた…。
いやこちらは単純な人口問題ではないけど。

キャロル&チューズデー
曲が良い。声優さんと歌っている人は別らしい。

いだてん
回想シーンでも脱いでるし、リアルタイムでも脱いでる生田斗真さん…。
というか一緒に映画を見に行って、肩を抱くって、
これはもうデートじゃないの?

あの眼鏡の人、ドッジボールを日本に定着させたひとだったのか…。

段々軍国っぽくなっていく描写が嫌な感じです。

きのう何食べた?(ドラマ)
うわ、漫画だとさらっと読めた他人による性指向の開示と、
「優しくしたらこの人、お父さんの事好きになっちゃう」発言、
実写だとものすごく罪深い感じがする!
それ自殺するひともいるケースだから慎重にな!





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2019/04/21(日)

ハウス・オブ・ミナリマが1年間期間限定で
大阪に店舗を出したので行ってきました!
場所は四ツ橋駅から徒歩3分ほど。

英国展で買い逃したブラック家家系図のパスケースが買えました!
やった!

とくに混み合っているということもなく
おしゃれな店内をゆっくりと見て回れるので近隣のかたはおすすめです。
(商品の数はそんなに多くない)













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2019/04/22(月)

映画かんそう
「シャザム!」

小さい頃に母親とはぐれて、
以来孤児として里親の家を転々としてきた主人公は、
生き別れになった母親を探し続けていた。
新しい里親の一家には人種も性格も全く違う
5人の子供が暮らしており、
馴染めないものを感じる主人公だったが、
ある日、学校のいじめっ子に追われて飛び乗った地下鉄で
不思議な現象に遭遇し…というあらすじ。

面白かったです!
今のところアクアマンと僅差でDCのNO1映画。
(苦さもありつつ)明るいというのと、
あと、少し20世紀映画のテイストがあって懐かしいのと。
大家族のわちゃわちゃと、あと他のヒーロー映画が
必死で避けてるタイツ感をあえて出してるせいかも。
この作品が第一作なので、予習は特に必要なし。おすすめです。

見るつもりの人はあまり検索とかファンアートちら見とかせずに
早いうちに映画館で見ておいたほうがいいかもです。

オチばれ注意!

警戒と反発むきだしの主人公が変化していく過程を、
短い尺で上手く描写してました。
(大学の合否通知のシーンと、
あと秘密基地の部屋を7つ(たぶん兄弟全員プラス両親の部屋)って
即答したところ、あとダーラのシーン全部、が良かった)
あと、今回のヴィラン(マーク・ストロング氏)、とても酷い目にあっていて
彼が悪いとは言い難いんですけど、
環境と結果が主人公と対になっているのがいいなあと思いました。
ただ、主人公は早いうちに親と離れられて、
現実とは違う美しい思い出と共に成長できたけども、
(ビリーの記憶と母親の記憶が違ったところは大変、なんというか、残酷で良かった)
ヴィランはずっとあの調子で攻撃され続けて歪んでしまった。

あの魔法使いのおじいのアフターケアが杜撰なのがアカン。
私は知識の足りない状態を無垢であり善であるとするのは
間違っていると思うし、そもそもローティーンの子供に戦わすのは反対です。
(そういう考えに基づいて教育を否定する宗教団体や独裁者がいたため)
でも肉体だけは大人に変わるのでギリ許せるし、
スーパーヒーローが1名で頑張るのは、精神面でも健康面でも
よろしくない気がずっとしてたので、
その点では信頼できる仲間がいるシャザムはとても良いヒーロー映画だと思う。

7つの大罪の造形とアクションはちょっと弱く感じるけど、
マーク・ストロング氏のスタイルの良さと顔の良さでカバー!

原作の、両親を殺された等のもう腹いっぱいの設定は変えて、
上手くアレンジしてあります。
それにしてもソロモン、ヘラクレス、アキレス、ゼウス、
アトラス、マーキュリー、ってアレスが入ってないのはラッキーだったな。
(ワンダーウーマンのヴィラン)
ソロモンさんだけ明らかに事務所が違うの、ちょっと気になる(笑)

エンドロール後に映像があります。






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2019/04/23(火)

映画かんそう
「キングダム」

ヤングジャンプ連載の長編漫画を実写映画化。
舞台は紀元前の中国。
続く戦乱の世に2人の少年が出会い、世界を変えるお話。
奴隷の少年が将来を誓い、片方が黒髪長髪で、悲劇的な別れ…
みたいなのがお好きな方は必見。
原作もそうですけど、映画はさらに信と漂の関係に絞ってあり、
本筋をちょっと削ってでも漂のカットは増やすという、
その姿勢やよしと思いました。

信を山ア賢人さん、漂を吉沢亮さんが演じます。
吉沢さん、フォーゼでは流星くん、BLEACHでは雨竜と、
私の観測範囲では主人公大好きor尽くす役ばかりのような…。

全体的に衣裳、とくに山の民が良かった。音楽も。
役者さんも面白い顔ぶれだった。
ムタの橋本じゅんさんは新感線の舞台にこういう人がいた気すらしてくる(笑)
さすがの怪演だったし、左慈役の人が雰囲気あるなと思ったら
「HiGH&LOW THE RED RAIN 」でアクション指導なさってる
坂口拓さんだった。「RE:BORN」では監督主演もなさっているが
毎回なんか名前が違うので追いにくい。
大沢たかおさんは、なんか王騎というよりエレガントな大沢たかおさんだった。
まあちょっと王騎ってリアリティという点からすると難しいかもだけど。

脚本は黒岩勉さん、佐藤信介さん、原泰久さんの合作。
黒岩さんはドラマ「貴族探偵」の時に
原作を活かしつつ4割ほど内容をアレンジされていて、おっと思いました。

内容ばれ

原作で、将来のし上がれたら、
屋敷や、おいしいごはん、美女を手に入れる、というような内容を
信が語る場面があって、その並びに人間が入ってるのはどうだろう。
広義の奴隷制の肯定だけど、主人公も作者も気付いてなさそう、
ってちょっと気になったので覚えてたのですが、
映画ではセリフから美女が抜けてた。
現代風〜って思ってたんですが、
そういえば最初のお屋敷の息子からの漂への好意とかも
スパッと切られてたので、
信と漂との間の不純物を全部取り除いただけだったりして…ふふ…
などと空想しました。

監督さんか誰か分からないけど、
黒髪長髪男性のフェチがいる。私には分かる。





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2019/04/24(水)

スヌーピー展に行きました。
スヌーピーが初期は四足歩行していたとか知らなかった。





そしてコラボカフェですが、スヌーピーにウサギ…?
って思ったら作中にちゃんと出てました。

あとマーベルコラボカフェのときと同じお皿ですねこれ…。
(2018/12/30日記)



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2019/04/25(木)

映画かんそう
「恋は雨上がりのように」

無愛想でクールな17歳の女子高生が、
45歳のおじさんに恋をして猛アタックするという話。
男性のドリの典型のあれだな…と思っていましたが
「この作品は違う!」という擁護を複数聞いたので見てみました。

まあ主人公の女子高生が年下女子に壁ドンされたり、
主人公と友達の友情がもつれたり、
45歳のおじさんの親友の小説家が
明らかにこれおじさんに思いを寄せてるね?
と邪推できたり、そこのところはよかった。
あとおじさんが大泉さんなので気持ち悪さは最大限カット。

下記はdis

しかし製作者を縊り殺したいとまでは思わない、というだけで、
作品として優れているとかそういうのはない。
おじさんか女子高生、どちらかに自己投影できないときつい。
少なくとも実写映画は。
原作はもっと長くて複雑なのかもしれない。

「こんなおじさんのどこがいいの」って問いかけて、
女子高生の口からおじさんの長所を言わせたりとか、
雨でずぶぬれの女子高生を家にあげて深夜の停電とか、
おじさんが小説家の夢を諦められなくて家庭を壊してたり、
あまり読書してこなかった女子高生に書籍ソムリエしたり、
まあそのへんがきつかったですね。








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2019/04/26(金)

映画かんそう
「甘い人生」

組織のボスの信頼も厚いイ・ビョンホンは
ある日ボスから、若い愛人の浮気の監視を依頼される。
その女性は若い男と密通していたのだが、
彼女に惹かれたイ・ビョンホンは男を逃がし、
浮気を秘密にしてしまう。
ボスに命令違反がばれ、凄惨な拷問を受けるが…というあらすじ。

ビョンビョンが悪の親玉にゴロニャンかわいがられて、
しかし突然捨てられて拷問を受け、
体の一部を切り落とされる映画はこれで2本目なんですけど、
なんかニーズがあるんですかね???

感想を拝読すると天使のような女性に心を奪われ、
転落する男の物語!ピュア&バイオレンス!
みたいな意見が100%で、「えーーー!!?」って思いました。

ラストまでばれ

ボスとビョンビョンの愛憎ものじゃないの??
愛人の若い女性はマクガフィンなのでは??
だって、親が間違っていても子は反省しなくてはならないとか、
どうして私をこんな目に遭わせたんですかとか、
ファムファタルものとしては無駄な要素多すぎません?

というか冒頭に風と枝の師弟の話、
ラストに師弟と夢の話をもってきて、
あと最後のシャドウボクシング小2ビョンビョンは、
冒頭の地下の問題を片付けたあとのビョンビョンなんですよね。
え…夢オチって言いたいのかな?と思いました。

ライト/オフみたいな演出(電気のオンオフを繰り返していて、
点いたら部屋の中に知らない人が立っている)あって笑った。





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2019/04/27(土)

色々感想

波よ聞いてくれ
「牛乳より役に立つ人間なんてこの世にいませんからね」
深い…でもそうかな?そうじゃないといいな…何となく。

今回のミナレさんの技は「片足タックル」でいいのかな…?
フランケンシュタイナーとくらべるとシンプルだな。

おおふり(アフタヌーン掲載)
対戦後に敵チームと一緒にファミレスに行って
感想会やるのって、平成末期のスポーツ漫画っぽい。

宝石(アフタヌーン掲載)
体をバラバラにされて分配されるのって
神話の定型だよね…って思ったけど
そうでもなくて、オシリスしか出てこなかった。
ほかにもいたような気がしたけど、
ハイヌゥエレ型神話と混同したかな?

金カム(ヤンジャン掲載)
この局面で鯉登さんの過去回想が入るの!?
尾形さんか、鯉登さんが死ぬしかないのでは…?

3月のライオン(ヤングアニマル掲載)
才能の前に、凡人の努力はミジンコみたいに小さくて意味がない描写、
何回見ても楽しいな。

いだてん
夫が死んで実家に帰ってしまった嫁の姿をふらふらと見に行って、
この人と暮らしたいって思う姑って、ものすごい百合…。
そして嫁を呼び戻したいから養子を取って、
再度嫁と結婚させるっていうね!嫁は綾瀬はるかさん。

私が嫁姑同人誌を出すとしたらタイトルは
「会いたかばってん会われんたい」だな。

きのう何食べた?
うわー、やっぱり漫画だとコメディだと思えたことが、
実写だときつい!
ゲイ同士仲良くなれるだろうと思って、親切で紹介するのって、
犬の交配じゃないんだからさ…。
空想上のジルベールはなんで英語で喋ってるんだろう。





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2019/04/28(日)

映画かんそう
「アベンジャーズ エンドゲーム」

11年続いたアベンジャーズ完結編です。
マーベルシネマティックユニバースはこれからも続きますが、
私たちの知っているアベンジャーズは今回で終わり。

ずっと追い続けたファンへのボーナスステージみたいな作品だったので、
「予習はもうアベンジャーズ3作でいいよ…」みたいな説明をしてましたが、
やっぱり全作見てください。無茶なお願いとは思いますが。
これまでは飛ばしていいよって言ってた(すみません)ストレンジ先生や
あとガーディアンズ、ソーの1・2、アントマン2も重要です。
過去作品からよくまあそんな大量のネタを拾って
話を組み立てられるな!と驚いたので。
ネタ総当たりで10パターンくらい組み立てて試算したとか
そういう工程だろうか。相変わらずみっしり詰まっていて、
無駄なシーンはないし、置換可能なシーンもない。完璧で固い。

他の映画ならメインキャストをやるような役者さんが
15秒30秒の出演のためにじゃんじゃん出てくるし、
何年も前からずっと見てみたかったシーン、セリフも
ガンガン投入される。
そりゃあもう一々驚いている暇がないくらいに。
本当に、はわわのポーズで固まるよ。
(複数回見に行きましたが、はわわポーズの人、散見されました)

あらすじは、前作でサノスの野望を阻止できなかったアベンジャーズ。
宇宙のすべての生命が等しく半数になった世界で、
彼等はそれを元に戻せるかもしれない一筋の希望を見つける。
という内容。

定例の錯乱した雑感ラストまでばれ

チケット、田舎なので2日前なら大丈夫だろうと思ってましたが
残り2席でした。予約解禁の24時過ぎに押さえておくべきでした。
今回、アベンジャーズメンバーが互いに支え合う描写が多かった。
ネビュラがトニーと打ち解け、ロージーはナターシャにメキシコの情報を伝え、
ネビュラと義肢の話をし、ロケットを助ける。
そんなロケットはソーを励まし恫喝し時にはビンタする。
スティーヴは悩むナターシャを元気づけに来るし、
ナターシャはバートンに希望を与え、バートンとワンダは支え合う。
バナー博士はかつて自分を救ったのは君だとソーに告げる。
それとアベンジャーズ以外の助言者も多かった。
フリッガ様に、ペッパー、エンシェント・ワン。
この豪華な出演者にプラスしてファブ郎監督も、わいちち監督もいるし


箇条書き(キャプテン寄り)
・ホークアイのおうちは、サラサラの確率がおかしい。
 あとルッソ神作品の場合、丁寧な家族描写があると、
 高確率でそこから死者が出る。
・後篇でサノスの過去の掘り下げをして、単なる破壊者じゃないですよ〜
 ってやると思ったけど違った。全員殺してから新たに作り直すって言いだしたので
 単なるサイコパスだった。「お前にはつらく当たりすぎた」ってネビュラへのセリフが
 最高に気持ち悪かったので、直後に首が飛んでよかったです。
・グループセラピーで彼氏の話してる男性は監督。
・次の貸倉庫のシーンが1400万越えの確率の主な原因かなって思った。
・それでナターシャとスティーヴの会話シーン、
 2人ってCAWSからずっと姉と弟のような、兄と妹のような不思議な関係だったけど
 このシーンの会話はあとの2人の行動に影響を及ぼしていて2回目以降が結構涙腺にきます。
 「私には何もなかった。でも手に入れたの。この仕事と家族を。おかげでマシな人間になれた」
 「自分の人生を生きたら?」「お先にどうぞ」
・ハルク、バナー博士と融合して、とってもいい顔。
・そしてキャップが水を飲むんですが、シリーズ通してキャップが飲食するシーンは貴重!
・まさかソーがプヨってるとは思わなくてびっくりした。
 人種性別性的指向について公平さを目指してきたディズニーが
 次は美醜、体型に着手したというご意見をネットで見掛けて成程と思いました。
・TOKYO!最近のビッグバジェットでアジアと言うと、お隣とか、
 隣の隣りとかが多いので…ようこそ…「吠えるバー」「ナイトクラブ」「そば徳」
 真田さんめちゃ格好いい。日本刀さすがの構え、腰の入り方!あと牙突…?
・「よせ、今さら希望なんて」「もっと早く来たかった。ごめん」
 ってバートンがあんなに気弱になるなんて思わなかったので…びっくりした。
 そしてこれものちの伏線…。
・「何も知らないワンちゃん。宇宙に行きたいでちゅか」
 いや、スコット全方位からいじられまくりだけど、セクシーでした。
 マッチョ脳筋でもナード君でもない、新世紀の男性のセクシー。
・ニューヨーク2012年。このあたりで息を飲む人が多かった。分かる。
・エレベーター。ストライクチーム。ピアース。
 CAWSネタ多かった。まさかのヒドラキャップねた。
 アメリカのケツ。
・「まったくお固いね。反吐が出る」ロキさんキャップのこと嫌いだったのかー。
 変身はマイティ・ソー2のねたですね。
・キャップVSキャップ。ここは声をあげる人がいた。分かる。
 「まだやれるぞ」「…だろうね」この自分に対する若干の気恥かしさと、
 げんなりする気持ちのあらわれた表情、最高です。
 キャップはしぶとい敵は締め技で落とそうとするな。
 でも未来キャップの方がクレバーだった。キャップ、自分のこと良く分かってる。
・まさか登場されるとは思ってなかったので私はここで声が出そうでした。
 エンシェント・ワン。ストレンジの来る5年前の世界。
 でももうストレンジが来ることは知っていて、
 今彼がどこで何をしているかもご存知なのね。不思議。
 そして彼女は未来の弟子に全幅の信頼を寄せているのだなあ。
・この映画の美の3女神は、エンシェント・ワン、フリッガ様、先代ワスプ
 だと思うんですよ。なかでもフリッガ様、目が潰れるお美しさ!
・あのゴキゲンで最高なガーディアンズのオープニングをこんなに容赦なく!
 好きです。「…あいつはアホか?」「ええ」むごい。好きです。
・これが最後のカメオだそうです。スタン・リー。寂しい。
・ハワードとトニー、来るだろうとは思ってたけどいいシーン。
 しかしハワードがドミニク・クーパーじゃないのはどうして!?
 ジャービスはジェームズ・ダーシーなのに!?
 あとトニーがジャービスに反応しなかったのと、
 スティーヴがハワードに反応しなかったのは尺の都合とは思うけど寂しい。
・あと梅干しの……あれ……ここはちょっと納得いかない…。
 彼女の選択だから尊重したいけど
 もうちょっと事前にネビュラと打ち合わせるなどして予測と対策を…。
 あとそんな崖の下の火サスみたいなのやめてよね!もうちょっとふんわりしてよね!
 彼女がいなかったらアベンジャーズもっと早い段階で崩壊してたよ。
 ありがとうナターシャ、大好きだよ。
・今回、虐殺されたと言っても過言ではない人気カプ、
 数少ない勝者はガモネビュ。おめでとー!
・ビッグ3とサノスのバトル、すごかった。もはやカメラワークは凝らずに
 シンプルに技とリズムを見せるアクション。
 キャップのムニョでは声が上がった。
 盾と専守防衛がキャップのアイデンティティ派の人には
 ちょっと納得いかないかもしれないけど、原作では元気にブンブン振り回してるし、
 あと本家ソーよりも使い方がエグイのが個人的に好きです。
 容姿と言動でかなり印象補正されるけど、攻撃的だからなキャップ…(好き)。
・サノス大軍の進軍に、よろよろと独り向かうキャップの遠景のシーン、美しかった。
・「キャプテン聞こえるか?左を見ろ」
 両方従軍経験ありなので本来なら8時の方向と言うべきですが
 これはCAWSねたなのでしょう。嬉しい。
 そして魔法によるポータルが次々と開くこの演出!
 11年、ずっと見てきてよかったと思いましたよ。
 そして満を持しての「アベンジャーズアッセンブル」
 「アベンジャーズ」が強めで「アッセンブル」が若干囁くふうなのが耳に残りました。
・ピーターとトニーの再会。トニーからのハグ。
・スタロとガモーラの再会。でもガモーラは2014年のガモーラなので。
 スタロだけ、金的蹴りをされるために復活したみたいでちょっと気の毒。
・「こいつなの?」「こいつか木の枝の2択だったから」
 姉妹仲良くて何よりです。
・「何が起きるか明かしたら実現しない」
 鑑賞2度目以降、表情を見ているとストレンジ先生、修羅の顔をしている。
 ナターシャの自己犠牲も、トニーの決断も織り込み済みだもんな…。
・ここからのガントレットリレー、結局はバンが破壊されて詰んでしまうんですが
 楽しかった。ピーターは全員に自己紹介してて良い子。
・サノスですら戦艦の砲撃を使わないと対抗できないワンダの能力。
 彼女はメンタルの状態でポテンシャルの変わるタイプですね。
・自分より大きいグルートを庇うロケット。
・そしてキャプマ。パワーバランスについて心配してましたが、
 担当エリアが広い、という社畜の様な理由でクリアしてました。
・女性ヒーロー揃い踏みのところ、事前打ち合わせして待ち合わせないと
 こんなには揃わなくない!? と思いましたが、格好良いのでOK!
・サノスの頭突きにノーダメージ、しらけ顔キャプマ!クール!
・「なら私はアイアンマンだ」
・あんなハンサムで天才でジョークがうまくて、いっつも面白いこといってるパパ、
 ほかにいないよねモーガンちゃん…。
 きっといつか、お父さんは私より世界を選んだんだって苦しむ時間が来る。
 ハッピーや、ピーターや、ロージーや、ハーレー君が助けてあげてほしい。
 そして「パパ、面食いだった…?」って疑われてほしい。
・そしてペッパー、私のために変わってほしいというような
 普通の女性の感情は捨てて、トニーのありのままを全部許す聖母だった。
・ネッドォォォ!天使!!
・お葬式に、ウォンついてきてくれたんだな。
 いや、彼短い間に同僚は闇堕ちするし師匠は死ぬし、
 気の合ってた新入りはサラサラするし、復活したらこき使われるし
 地味に大変だなと思って。
 あとストレンジ先生、どういう気持ちでお葬式に出てるんだろう。
・メイおばさんも参列してた。
・CAFAのセリフを再度。バッキーにセリフあってよかった…。
 お詫びにという訳でもなかろうけど、作画最高バッキーでした。
・それでソーの譲位とキャップの引退。ラストはビッグ3の終焉だったな。
 アベンジャーズオリジナルの6人は結局
 死亡2、引退1、家庭回帰1、流浪1、不明1。
・石の数とメンバーの数が同じだから、
 みなが1つずつ石を持って違う時間、違う惑星に飛んで
 石の守護者になるんだと予想してた頃もありました…。


ビッグ3について

引退が前提条件で、死亡、老衰、流浪、とバリエーションを持たせて、
なおかつキャップについては後継者はヘテロ白人男性以外って考えただろうから
原作でも襲名したことのある彼に。
ソーに関しては北欧神話のモチーフが、
一部地域のネオナチおよび白人至上主義に使われがちなので刷新したい、
あと今後もアスガルドの民は使えるよう置いておきたい、等の理由で
ああいう選択にしたのだと思います。
ハルクについては、シーハルクの可能性を残したいのと、
あの姿ならぶっちゃけ10年後でもスクリーンに蘇らせるのが可能なので
今回は保留になったのだと思います(私は)。

ソーファンの人、およびソロキ、ロキソの人の事を考えると胸が痛い。
IWの時のようなソーの戦い方はキャプテンマーベルとかぶるのでできない、
ではどうするかというのでああいう容姿になったのだと思う
(しかしどんなにボヨンボヨンになってもイケメンはイケメンだったので、
我々デブ部は「痩せたらましになるもん!」という心の拠り所を失った…)
バトルロワイヤルであんなに完璧な解答が出た王たるソーを全破壊だもんな。
家族も故郷も地位も失ったもんな(ただし国民は全員取り戻した)。
本当にソーファンの人は苦しんだり怒ったりして当然。



多世界解釈について

エンシェントワン師匠とバナー博士の会話で、
あの世界では時間遡行による不可逆な変化があると分岐するが
再遡行で一瞬借りてすぐ返すなど修正の利く変化であれば分岐は消滅する。
ということは分かりました。

あの世界はおそらく石を借りた時に7つに分かれたあと
それをキャップが石を戻してすべて消して
最終的に3つに分岐したのだと思う。
1つは私たちの見ているMCUのメイン世界、
もう一つはロキさんが石を持ち逃げした世界、
(ただしこれはキャップが1970に飛んで石を返した後
2012年に行って、後ろからロキさんをしばき倒したら消える筈。
キャップの言ってた「悪い芽はつむ」はこれなのかも。
そうするとあの一瞬世界にはキャップが3人いた事になるけど)
あと2014年のサノスが未来で死んだために指パッチンが起こらなかった平和アース。
そこではシビルウォーは起きるけど誰も死にはしない筈。

映画内で時間移動はブレスレットのみによるものと
ポータルを使ったものの2種あったけど、
たぶんブレスレットは同世界内の時間移動、
ポータルは分岐した世界を越えて元に戻れる装置なのだと思う。
(そうでなかったらポータル必要ない)
雑な図で申し訳ないが、

雑な図

図の2つに分かれている部分が作戦失敗、ロキさんが石を盗んで消えた2012年。
キャップとトニーたちは分岐したC地点にいたけど、
同一過去の1970年であるA地点にはブレスレットで遡れる。
今度現代に帰る時、ブレスレットだとBに戻るかCに戻るか選べないので
ポータルが必要なのだと思う。

ここまで書いたけど、過去改変があるたびに全宇宙をまるごと1つ作るって
そのエネルギーはどこから捻出されるのか。
文章ファイルでも描画ファイルでも、1文字1筆加えるたびに別ファイルにしてたら
いつかメモリが足らなくならない?多世界解釈はなんかちょっと納得できないなあ私は…。


ラストの彼の選択

私は、ポータルからスティーヴが現れなかった、その事実から
彼は事情を全部話しペギーと踊ったけど、
結婚はしなかったんじゃないかと考えます。
長々と並行世界&ポータルの話を書いたのはこれが言いたかったんですが、
スティーヴはポータルから出なかったし、スーツも着ていない。
つまりずっとあの世界で時間を過ごして、サノスの戦いの時も見守っていて
あの日のあの時間に歩いてやってきて、ベンチに座ったのでは?
そうするには、分岐をさせないのが条件になります。
さっきの図を思い出してほしいんですが、
もし過去に飛んだスティーヴが、ペギーと結婚するというような不可逆な改変をすると
分岐C世界に入ってしまい、バッキーとサムの待っているB地点に戻るには
ポータルが必要になってしまう。
なので、A地点のスティーヴは何も世界に変化を加えないまま
B地点まで到達したのではないでしょうか。
長い時間何をしていたかと言うと、
今回失われた人達と対話してたんじゃないかなーと。これは空想ですが。
「タイムスタンプではとっくに戻ってる」というセリフはありましたが
タイムスタンプの仕組みについて色々考えたけど、
あれスティーヴがどの次元どの時間にいるかを逐一チェックするのではなく、
スティーヴの生体をチェックする方式でしょう。
最後のスティーヴはスーツを着てないし。
指輪について明言しなかったのは、製作側の慈悲だと思います。
彼はペギーとの約束を守って、バッキーとの約束も守る最善の道を選んだんですよ。

必死になってペギーとの結婚を回避しようとしているのは
ドラマ「エージェント・カーター」1&2を見て、
彼女は主人公のためだけに存在するご都合ヒロインじゃなくて
人生があり、ちゃんと生きている人だって分かって更に好きになったので
そこを壊されたくないというか。(下記エージェントカーターねたばれです)
子供の頃は姫君を守ってドラゴンと戦うような子だったけど、
当時の常識で普通の女性のように結婚しようとしていた、
でも兄に「自分を偽るなよ。お前は闘うために生まれた」って意見され、
軍に所属し、スティーヴと出会い、好きになった事。
彼女は元々もやしのようなタイプが好みだというのはシーズン2で分かるので
キャップがペギーを選んだように、ペギーもまたキャップを選んだこと。
CAFA以後、組織で女性と言うだけで侮られ冷遇されたけど、
持ち前の鉄の精神力で持ちこたえ、昇進したこと、
そしてキャップに残された人が立ち直れない中、
彼女だけは超人的な強さで前に進んだこと(シーズン1ラスト)。
それらすべてが私のドストライクヒロインなんですけど、
もしEGラスト、ステが彼女と人生をやり直したとしたら
全部キャンセルされて、ペギーは主人公のためだけに存在する、
ご都合ヒロインそのものになってしまう…。
それはちょっと嫌なので必死に理屈を考えました。

ルッソ監督
私は見る映画を役者さんでは選ばず、監督と脚本さんを追うのですが、
(そうするとあまりハズレは引かないので)
しかし人間なので、体調や精神状態、環境の変化、スタッフとの相性は当然あって、
時々は「監督どうしたのこれ?」みたいな作品もあります。
しかしルッソ兄弟は4作全部クオリティに変化なく、
すべて最適解のシークエンスのみが詰まった映画を仕上げてきました。
これはすごい。
監督として一番脂ののるだろう5年間をMCUに捧げてくれてありがとう。
卒業なさるそうなので、
登場人物が3〜5人くらいの、ハンデのまったくない映画が見てみたいです。


11年ずっと見てきて、たぶんMCUについては全作リアルタイムで感想を書きました。
MCUの続編を見るために生きよう!って言葉を掛けあって、
同じものが好きな同士でキャッキャするのも楽しかった。
終わってしまって、ちょっと呆然としてます。
でもずっと見てきてよかったなあ、と思える結末でした。
ありがとうディズニーとマーベルとスタンリーと製作スタッフとキャストのみなさん。
最高のお仕事でした!





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2019/04/29(月)

漫画かんそう

「邦キチ!映子さん」2巻
服部昇大さん

WEBのほうで楽しみに読んでいる映画紹介漫画ですが、
あらすじは、洋画推しの部長と、邦画しか全く興味のない、
なぜか昭和の少女漫画喋りをする女子高生が
ツッコミを入れつつ邦画を紹介するという内容です。

部長のツッコミが毎回面白いんですけど、
邦キチちゃんの邦画愛がとっても大きいので、
馬鹿にしてる感じではなく、むしろ見てみたくなります。
今回私がコミックスを買ったのは、
「幻の湖」が紹介されていると知ったからですが、
全シーンつっこみ可能なあの映画を、
面白い部分だけうまくまとめてありました。

「ルパン三世」「こどもつかい」「ハイロ・ザム」
「来る」「スペースバトルシップヤマト」「進撃の巨人」
洋画しか見てない気がしてましたが、案外私邦画も見てる…。
しかしそんな私でも斎藤工さんの「虎影」は見てない。
(そして一番笑った)





「BLマンガ脳妹×少女マンガ脳」
鳥原 習さん

こちらもWEBで激しくバズっていた漫画です。
16歳のふじょしの瑠璃ちゃんは「星界エンゲージ」という作品にハマって
エイ×カガというカップリングの二次創作をしていますが、
シスコン気味の兄は、妹が少女漫画家を目指して漫画を描いていると勘違いし、
少しでも協力しようとデッサンモデルの申し出などをします。
しかし兄は、妹の推しカプの受に激似で…というあらすじ。

ふだんしで、同カプの友人男子が出てきて面白さが加速します。
当然お兄さんは、妹の彼氏なのではと疑い、警戒しますがところがどっこい、
ふだんしくんは推しカプの受にそっくりなお兄さんに夢中。

描き下ろしで、お兄さんが妹の忘れものを届けに
イベント会場に来てしまったりします。
いや…それは大変だよね…。

少女マンガでここまでがっつりシチュエーションコメディの骨格で進む漫画は
案外珍しい気がします。最後に問題のある人物も登場し、
ますます勘違いが複雑に絡まってギャグが加速しそうです。続編も楽しみ。

作中に出てくる「星界エンゲージ」、
アニメ化されたらエンゲージシーンは地面の魔法陣が光って主人公が回転し、
光の粒子が散りそう。なんとなく。










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2019/04/30(火)

なんかここ最近ネットで話題になっていた、
性暴力事件の判決について幾つか見ていて、
そういえば物語のパターンとして
「体は少女だが、中身は魔性の大人の女性で、男を性的に翻弄し、破滅させる」
という話は世界でやたら多いなとふと思いました。ポルノじゃなくても。

確かに女児は男児よりも成長が早いし、
大人に見られたいっていう子は多いけども、
なんか「こうだといいなあ」という願望の物語が、
現実世界に影響を与えて、「こうにちがいない!」という
たくさんの人の誤った思いこみに拍車を掛けている気がしないでもない。

逆に体は男児で、中身は成熟した男性が、女を性的に翻弄するって内容の
非ポルノは、ぱっと思い付かない。
むしろそういう話は残酷な子供パターンの方にいって
人を殺したり破滅させたりしているような。
どうしてかというとこれまでの小説家や映画監督は
圧倒的に男性が多くて、女性を性的に翻弄する男児のニーズがなかったからなのでは。
(いや、女性作家、女性映画監督が増えても、男児×大人女性はそんなには増えなさそうだけど)

規制しろって結論ではなく、
「現実には起こり得ない100%エロ妄想だし、
もし我身に起こったと感じたら、それは認知の歪みだからしゃがんで深呼吸しろ」
っていう注意書きを作中なり冒頭なりに入れた方がいいんじゃないかと思うという話です。

あとこの日記を読んでいる10代ちゃんに
めちゃ役に立つアドバイスをすると
「他の子は子供だけど君は大人だね」的な文法でお話してくる人は、
ちょっと注意した方がいいですよ。
この文法は「妻は冷たい年増だけど君は若くて魅力的だ」など、
無限のバリエーションがあります。




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