10月日記

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2018/10/01(月)

随分前に、俳優のパトリック・スチュワート氏が
AMA(なんでも答えるよ企画てきなやつ)で
お気に入りの紅茶はヨークシャーゴールドとおっしゃっていたので通販してみた。
高級な紅茶とかではなく、紙の箱に個包装なしでぎっしり入っている
普段使い用のお茶です。
濃い紅茶がお好きな氏は、普通のティーバッグだと2個必要だけど
この紅茶は1つでいいとのことで、確かに大きめのティーポットに
これ1つ放り込んでおけば、たっぷり濃いめの紅茶が楽しめました。
http://askmeanything.blog.jp/archives/1037619621.html


そして俳優のジェームズ・マカヴォイ氏が
一般的な英国人の暮らしを紹介するビデオで
PGチップスの紅茶を飲むよ!てきなことを仰っていたので買ってみました。
(3分18秒の辺り)ヨークシャゴールドもテーブルに載ってますね。
こちらはヨークシャゴールドよりおそらく更に廉価版で、
麦茶感覚でじゃぶじゃぶ飲める、まったく癖のない味でした。
箱の中に、土嚢のようにぎっしり入ってました。お得!
ホブノブのクッキーはドラマに出てきたのでそのうちに食べます。
https://www.youtube.com/watch?v=r9_cnp1eQ0w


マカヴォイ氏とスチュワート氏は、X−MENで
プロフェッサーXを演じておられるつながりです。



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2018/10/02(火)

映画かんそう
「クワイエット・プレイス」

近未来、隕石と共に地球にやってきた凶暴な生命体が
人類を捕食し始めて数年、主人公一家は助け合って生きていた。
宇宙生物は視覚を有していない代わりに鋭敏な聴覚を持ち、
音で生物を察知して狩りを行っていた…というあらすじ。

頭のおかしなキリングマシーンおじいちゃんの家から
音をたてないように逃げる脱出ゲームムービー、
「ドント・ブリーズ」のSF版です。
この映画では1軒の家の中だけではなく
世界全体で音を立ててはいけないルールのため、
道に砂をまく、裸足で歩く、音の鳴らない床に印をつける、
音のしそうなアイテムは布製に替える等々、
無音のためのノウハウが確立した生活がSFぽかった。
ともかく音が恐ろしいという条件付けと演出、
人間の知恵と根性、親子愛など、短編ホラーとしてよくまとまってました。
(しかしながら痛いのがダメな人はたぶん無理です)
お父さん役のひとが監督脚本も兼任してて
エミリー・ブラントのリアル夫さんだったのか。

内容ばれ

配偶者を亡くした老人が絶望して叫んで自殺するのとか、
ああいう短いシーンが良かったです。
あの世界、注意力と忍耐力も重要だけど
メンタルが強くないと生き残れなさそう。
お父さんはよくやった、というか超人的だと思います。

しかし最近のホラーでは絶滅寸前だった
「人の言う事を無視して無茶をした挙句、周囲を危険にさらす人」
が出てきて、久しぶりにウワー!ってなりました。
いや、最弱の者こそが最強であるという
指輪などでも使われた古典的形式なのは分かってたんですけど、
親がダメって言ったおもちゃを弟に与えたせいで弟死ぬ、
入るなって言われている地下に入ろうとする、
一緒に来てはダメって言われた遠征に来ようとする、
臨月の母に付いててくれって言われて無視して母ピンチ、
父親を待とうと言った弟を無視して移動しようとし弟サイロに落ちて死にかける。
計画的に家族を殺そうとしているのかと思いましたよ…。
(でもまあ適切なケアをされているとは言い難いし、
かといってあの状況で子供3人の面倒を親2人で完璧に見るのは無理…)

ハンデを持つ人間は同じハンデをもつ者が演じるべきという
監督さんの方針で今回キャスティングされたそうです。

そういえば釘のシーン、「出産とかちょっとお腹壊したくらいの痛みでしょう」
という層にも絶望的危機的状況がよく分かる駄目押しでした。
あれ痛いのが苦手なひとが見たら気絶するんじゃないかと心配になりました。
ちょっと曲がってるのがまた絶妙なんですよね。

日本だと、国土が狭く人口が密集しているため
無音の設備はもう少し多いので
(カラオケボックスや個人のオーディオルーム等)
アメリカよりは、やや難易度が低いのではないかと思った。

続編も企画されているようです。
予算が増えたら音響兵器で戦おうぜ。





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2018/10/03(水)

先日の台風以来初めて山に登ってみたのですが、
山道が閉鎖されていない事に油断していたら、
ものすごい地球ピタゴラスイッチが展開されていて、
強制的に軍隊の訓練みたいな真似をすることになり
「うへぇー」って感じでした。



この…これ、道なんですよ。
写真ではスケール感分からないと思いますけど、
だいたい私が左右の手を回しても
手が回りきらないサイズと考えてください。

そして下をくぐったり、上によじ登ったりして越えていくわけです。
飛び移ったりもします。
丸太から丸太へジャンプとか、
むかしの雑なファミコンゲームみたいです。

関西の山はどこもしばらくこんな感じだと思います。
自然のパワーはやっぱりすごいですね。
エネルギー活用できないものか。
でもどこかの風力発電の風車が倒れたそうなので、無理か。
(しかし裸足で登っている人とすれ違った。
たぶんあの人はホビットだと思います)








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2018/10/04(木)

映画かんそう
「クレイジー・リッチ!」
(原題:Crazy Rich Asians)

レイチェル・チューは若くしてNY大学で経済学教授の地位にある才女。
つきあって1年になる恋人のニックから、
親友の結婚式があるのでシンガポールに里帰りするけれど、
家族に紹介したいので、一緒に来ないかと誘われ、
深く考えずに承諾するが、ニックの実家ヤング家は
マレーシア一帯がジャングルだった時代に中国から海を渡り、
都市として発展させたレベルの大富豪の一族だったため、
彼女はシンガポールセレブ界、ひいてはアジア系中国人社会から
一躍注目を受け、バッシングされる立場となる。
そしてニックの母親からは、心根がアメリカ人の女は
当家の嫁に相応しくないとの烙印を押され…というあらすじ。

超超超超王道の上昇婚ロマンチックコメディです。
しかしながら配給がワーナー(製作はアイヴァンホー他)の
ハリウッド映画では希少な事に、配役のほぼ全員が黄色人種で、
しかも北米でヒットしたので話題になりました。
面白いくらいゴージャスで(西欧文化のゴージャスさとはやっぱり違う)
リズムよく話が進むのでエンタメ映画として優秀です。
冒頭のシンガポールの食べ物や夜遊びの様子など、
観光促進ムービーとしても楽しい。

ラストばれ

貧困を描いてない、マレー人やインド人が起用されてない、
中国系でない人間がキャスティングされているという批判もあったようです。
(1つめは言いがかりだと思う。だってタイトル)
ニックの親友とその花嫁、レイチェルの親友がそれぞれいい人だったのが
この映画の魅力の1つだと思うので、
アラミンタがソノヤ・ミズノさんで私は嬉しかったな。

意地悪な人がいっぱいでてきますが、だからこそ親切な人が輝いてました。
主人公の親友とか、あのひとがいなかったら
スタートラインに立てもしなかった。
ニックはいい人なんだけど、たぶん周囲の女性たちから
悪意を一切向けられずに育って、
それであんなに浮世離れして善良な人になったのだろう。
男性からの悪意は経験したと思うけど、
男性の悪意と女性の悪意は出力メソッドが違うものね。
でもそのせいで親類縁者女性軍団の攻撃からレイチェルを全く守れないし、
レイチェルは攻撃に備えることもできなかった。

「個人の幸せと、永年続くものを守るのは違う。
アメリカ人は自分の幸せしか考えない」というのは、
まったくその通りで両者は共存できない。
前者が後者に寄り添うしかないですが、
映画ラストの続きのほうがむしろ大変だと思います。
でもお義母さま(ミシェル・ヨーさん。お変わりなくお美しい)は
レイチェルのことアメリカ人アメリカ人言うけど、
彼女じゅうぶんアジアンだよ。年長者をめっちゃ敬って逆らわないもの。

親類のドロドロした感じ、いかにもアジアだし
苦労した事のある人ならすごくあるあるボタンを押すと思う。
あと、母親と息子のあの雰囲気は他の人種の映画にはないなーという感じ。
(成人した息子に、シャツを着せて、ジャケットを着せる…ああいう…)
あ、それと学歴が高くて地位のある女性は
必ず可哀想な部分が付与されるのもアジアエンタメあるあるだし、
男性にはべっているだけの露出度の高い美しい女性が沢山出てくるのも
現在のアジアエンタメあるある。

この脚本、配役がいつものハリウッド人種比率だったら
そこまで面白くなかったかもしれん…とは感じましたが
しかしながら義母との最終タイマンを麻雀で演出するところなどは
アジアらしい良いシーンだと思いました。

余談ですが、クズの企画したクズバチェラーパーティーから
こっそり2人で逃げ出したニックと親友くん、
親友くんが「アラミンタ(嫁)がいなかったらお前に求婚してた」
って海を見ながら言う所は
「手をあげろ!ブロマンス警察だ!そのこのところもうちょっと詳しくお願いします!」
ってなりました。

エンディングのアニメーションが気合入ってた。




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2018/10/05(金)

映画かんそう
「ブレンダンとケルズの秘密」
(原題:The Secret of Kells)

バイキングの侵略を常に警戒し、
高い防壁を築いて暮らす村落があった。
その集まりのリーダーである修道院長は甥のブレンダンを厳しく躾け、
決して壁の外に出てはならないと戒めるが、
尊敬する写本家にインクの原料集めを頼まれた彼は
こっそりと森に出掛け、
そこで少女の姿をした人外の存在、アシュリンと出会う…というあらすじ。
世界で最も美しい本と言われる「ケルズの書」を題材にしたアニメーションです。
フランス、ベルギー、アイルランド合作。
「ソング・オブ・ザ・シー」のトム・ムーア監督とノラ・トゥーミー監督。

人間の持つ美への情熱と執着、それと救済を描いてます。
全体的に色彩設計が緻密で、
どこか幾何学的なキャラクターデザインに、よく合ってました。
大きなスクリーンで見たかった。
(でも公開劇場が少なく、期間も短かったです)

ラストばれ

ケルズの書の装飾絵が、立体構造物となり(3Dという意味ではなく)
分解されるアニメーションは、心底、大スクリーンで見たかった。

「もう疲れた。たのむ、構わないでくれ」
とまで言っている修道院長に、
「あなたは修道院長です。立たれよ」
って言うの、鬼すぎると思いました。
そりゃあ疲れるし、嫌になるよあんな人生!
でも、ラストシーンがあれだったという事は、
映画のメインテーマは彼の救済だったという気がするので
良かったねえと思いました。

美は、暴力に対抗する剣にはなりえないけれど、
暗闇を払う明かりにはなるので、人間には絶対必要です。

それはそれとして侵略者の上に煮えたぎった湯か、可能なら油、
または大岩か腐敗した死骸、糞便を落としてやりたかった。
防衛のみというのはどうしても不利だ。

日本のアニメだったら、100%確実に
アシュリンとブレンダンの冒険譚になったと思います。










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2018/10/06(土)

色々感想

アクタージュ(ジャンプ掲載)
カムパネルラがエゴイストって解釈は新鮮だった。
しかしちょっと気になったんですが、
商業演劇的には「銀河鉄道の夜」って
相当ツイストかけないと成功しないような気がする。

鬼滅(ジャンプ掲載)
蜜璃ちゃん、炭治郎とおんなじタイプかーそうかー、
めっちゃかわいいな。

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
何週間か引っ張ったとはいえ、
今週映画並みの面白さなんですけど!?

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
おこぼ(舞妓さん用の下駄)に付いた鈴の音で
すーちゃんの足音を聞き分けられるキヨちゃんに
みんなが「・・・・・・」ってなる話。
こういうのたくさん読んだ!色々なジャンルのスマートブックで!

ゼロの日常(サンデー掲載)
本編がお休みでもあまり気にならない…。

前回梓さんの話を扱ったとき軽く炎上したらしいですが
(夢オチだったですけど)今回は大丈夫なんだろうか。

DOUBLE DECKER!ダグ&キリル(アニメ)
サンライズが「タイバニの後継番組だぜヘイヘイ」って主張してるけど、
監督も脚本も違ってデザインだけ桂先生で後継とかハハーン?
っていう意地悪な目で見たにもかかわらずまあまあ面白かった。
女子がかわいいです。

JOJO 5部(アニメ)
あれ、もうブチャラティが出てきた!
5部の出だしってこんなだっけ?再読してみよう。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
正しい兄に憧れて、ずっと正しくあろうとしてきたカイリくんだけど
実は自分の性質は正しくはないんじゃないかと気付く。

ルパンレンジャーのほかの2人にとって
怪盗行為は手段なのに対して、
カイリくんにとっては目的になりつつあるのかな。

ノエルが撃てなかったのが深いな。

PRINCE OF LEGEND(ドラマ)HiGH&LOWの後継番組
今回もチーム分けでお話が進むんですね。
王子の中の王子を決めるためにバトルを繰り広げるという設定に
なんだかコノミンテイストを感じました。

漁色家の夫に絶望して、息子を理想通りの王子にしようとして
自分が死ぬ時も笑顔を要求する母って
制作側が狂気のエピソードのつもりなのか、
いい話のつもりなのか、よく分からなくて戸惑う。
後者のような気もする。







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2018/10/07(日)

映画かんそう
「フィフティ・シェイズ・フリード」

吸血鬼ロマンチック小説「トワイライト」の二次創作アダルトWEB小説が
ものすごい人気になって、登場人物の名前を変えて書籍化されて、
映画化された、その3作目完結編です。
公開劇場が現在日本で7館、近畿で1館のみという状況なので
内容については、ある程度覚悟して行きました。

女性客7割くらいかなって思ってたんですけど
初老の男性7割くらいだった…。
この内容だったら動画配信サービスで
ちょっとエッチな映画見た方がよくないかな紳士方…。
あと女性は「クレイジー・リッチ!」に流れたのかな?

幸福な結婚をしたグレイ氏とアナ。
しかしそんな彼等の幸福に忍びよる黒い影が…というあらすじ。

シリーズを最後まで見届けられて満足ですよ。はい。

ラストばれ

「クレイジー・リッチ!」と比べると、
清々しいまでに双方の実家のつり合い云々の話は出てこなかった。
やっぱりアジアと違って、結婚は当人同士の問題という意識が強いのだと思う。

3作通して見ると、
地位または財力のある男性(攻)が女性に執着して依存して
女性に近付く男すべてに嫉妬して攻撃性を示し、女性を束縛し、
異様な性欲でもって女性を求めまくってエロシーンが入るという
女性向け長編二次創作の一番受けるパターン以外の何物でもない、というか
そういえばこれ二次創作なのでした。
トワイライトのエドワードもそういえばピアノ弾いてたな。懐かしい。
上記の条件を使って、ある程度人気の出る女性向けの物語って
機械的に製造できそうな気がする。

しかしながら、相手の生活を支配するほどSMに耽溺していたひとが
最終的には夫婦の性行為のちょっとしたスパイス程度にまで抑える事ができました、
不幸な生い立ちによって歪な趣味を持っていた人が
結婚と温かい愛情によって普通の人間になれました、めでたしめでたし、
という描き方なので、真面目なSMの人は怒ると思う。

ところで今回突然凄腕エージェント並みの能力で暗躍しまくってた
あのストーカーやろうの設定は初期段階で考えられてたのだろうか…?





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2018/10/08(月)

映画かんそう
「DTC 湯けむり純情篇」

HiGH&LOWスピンオフ映画。
政治家の陰謀をめぐるSWORD地区の抗争も終わり、
いまひとつ気分の盛り上がらないダン、テッツ、チハルの3人は
バイクに乗って旅に出かけるが、途中で旅費がなくなり
ひなびた温泉街の旅館で住みこみのバイトを始めるが…というあらすじ。

今回は人情物なので、アクションシーンは無し!
というか今回ぶっ飛んだ展開もツッコミどころもあまりなくて
普通にまとまっている、それなりの出来の人情物でびっくりしました。
脚本家は4人ですけど、渡辺啓さんのテイストなのかな?
監督の平沼紀久さんはこの作品が監督デビュー。

DTCの3人がメインですけど、
まあちょこっと助っ人的な立ち位置で他のチームの子たちも出てきます。

内容ばれ

ダンサーさんたちのための慰安旅行を企画するとか、
ホワイトラスカルズがちゃんとした組織すぎて
ますます好きになった。

それにしても冒頭のダンスシーン、本編を見たあとだと
そういうことかー!って思うし、歌詞とかも、なるほどー!ってなる
小粋な構成なんですけど、HiGH&LOWじゃないみたいでもじもじする…。

DTCがバイトしている旅館は千葉の八鶴亭、
冒頭とラストのダンスホールは東京キネマ倶楽部、
うーんでもあの急勾配の温泉街はどこだろう。
そんなに東京から離れたところではないと思うけど。
やっぱり伊香保?でもあの土産屋街に該当するところがない。

立木文彦さんが特別出演しておられた。
やっぱりすごく良いお声!

カップヌードルを食べるシーンが2回もあり、
笑いが起きてました(HiGH&LOWがCMに起用されている)。
よく訓練された客ばかり。

エンドロール後の予告で2019年の鬼邪高校編がありました。
LDHの新シリーズドラマが始まりましたが
HiGH&LOWのほうも続いていくのかな!?







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2018/10/09(火)

京都の嵐山にミッフィーのパン屋さんが出来て、
ミッフィー型のパンが売っているという事で買ってきました。
ほかにもミッフィー型あんぱんとか、
ミッフィー型だし巻サンドとか売ってたので買ったけど、
どれもなかなか美味しかった。あとかわいい。
立地が嵐山ということで、親子連れや観光客、
外国のかた、ミッフィーガチ勢、入り乱れての大乱戦でした。
開店前に20人ほど行列してた。

ミッフィーのデニッシュが1日30個限定という事で、
これ目当ての人が週末に行かれる場合は、
開店前に並んだ方がいいかもしれません。
他のパンは何回か補充があるっぽい。







ミッフィーデニッシュはこういう箱に入って陳列されてます。









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2018/10/10(水)

カネテツから出ている「ミッフィーおべんとうセット」が
かわいいにも程があったので、
何の用もないのにお弁当を作って家で食べました。
せっかくなので見てください。



「にゃかむらさん大丈夫?サイトを乗っ取られてない?」って
メッセージ来そうですけど(笑)大丈夫です。

私は1日にできるだけたくさんの品目の食品を食べるために
味を付けて茹でたブロッコリーとサツマイモと人参とサヤインゲンと蓮根、
あと色々な物の竜田揚げを常に冷凍庫に小分けして入れてるので、
実質ゆでたまごを茹でて、炊き込みご飯を作っただけなんですけどね。
炊きこみご飯も、白ごはんに混ぜるだけ!ってやつがあるんですね。
便利…。(それにサラダ用ミックスビーンズを少し足した)

学生の頃、節約のため何年か毎日お弁当を作ってましたが、
メニューを考えるのが面倒なので、パターンを5つほど作って
繰り返してました。基本私は料理に向いてないですよ…。
毎日お弁当を作っておられる方はお疲れ様です!





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2018/10/11(木)

映画かんそう
「イコライザー2」

ホームセンター店員からタクシー運転手に転職した、
元CIA凄腕暗殺者マッコールさんは、
困っている乗客を時には優しく、時には腕力で守り、
天使のように街を守護していた。しかし…というあらすじ。

デンゼル・ワシントン大好きなフークア監督による、
「おれのかんがえたさいきょうのデンゼル」続編。
なにしろデンゼル演じるマッコールさんは宇宙一強いので、
どんな敵が出てきても一瞬で片付けてしまうし、
ホームズ並みの推理力を持ってるし、か弱い女性を助けるし、
迷える青年を正しい道に導くし、おとしよりも助けるし、
美しいし、かぐわしいし、天から音楽が鳴り響き
歩いた跡には花が咲き乱れる……みたいな愛情が詰まっており、
見ていて微笑ましかったです。
時々「みんな!デンゼルの黒檀のような瞳を見てくれ!」
とばかりにカメラが寄るのですが、
「監督近い!近い!デンゼルさんに鼻息かかってるよ!」
といいたくなるようなアップがありました。監督スコシオサエテ。
(別にカメラは監督が回している訳ではない)

内容ばれ

予告は「もう1人のイコライザーが出てきて
マッコールさんピンチ!」みたいな印象でしたが、
なんかこう…台風の日に高い場所に登って、
強風でダバダバ揺れてるなにかにぶち当たって
1人でスっ転んで危うく墜落死しかけるというコントを展開する
うっかり僕ちゃんが敵なので、マッコールさんに敵うわけもなく、
ていうか何でハリケーン到来の日に海辺の高い建物の屋上に登るの?
生まれて初めての台風なの?

奥さんの話になると突然早口小声でべらべらと饒舌になり、
あとで我に返って黙り込むマッコールさんは、
推しの話をするオタクみたいでかわいかった。
さすが監督、完璧すぎると近寄りがたいから、
ほんのちょっとマッコールさんにもキモい部分を加味したんだな。

妻もおそらく殺され、親友の女性も殺され、
身内の女が殺されすぎ問題ですが、まあ2人までならなんとか許容。
これで母殺され、妻殺され、娘も殺され…とか3人以上になると
「次は兄嫁ですか?大伯母とか?これオカルト映画?」
ってなります。
まあそれでもマイルズが女子だったら大暴れしたと思う。
マッコールさんじゃなく私が。
そういえばチザムさん(マグニフィセント7)も妹殺されてたよね監督?
いいけどさあ!

マッコールさんの作っていたお料理は「ムーンライト」に出てきた
アロス・コン・ポーヨですね。中身は映らなかったけど
マッコールさんがあれだけ死守するという事はきっとおいしいのだろう。
(この料理「愛」とかそういう隠喩があるのかな。家族愛含む広い意味での)









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2018/10/12(金)

映画かんそう
「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」

いきなり実写でジャッキー・チェンが出てきたので
何か間違ったかと思いました(笑)。合ってた良かった。

「レゴ ニンジャゴー」という長いアニメシリーズがあり、
その映画版のようです。アニメは見てない。

ニンジャゴーシティは、
悪の帝王ガーマドンの大規模な攻撃を繰り返し受けていたが、
6人の若いニンジャたちが現れて、幾度となく危機を救っていた。
ニンジャのメンバーの1人ロイドは、
グリーンニンジャとしては街の人々に感謝され、
個人としてはガードマンの息子という理由で忌避される
二重生活に苦しんでいた、というあらすじ。

何に使うか分からない最終兵器が何であるかが、
ちょっと面白かった。
そりゃあレゴたちは無力だよね。

ラストばれ

帝王ガードマンはいわゆる毒親というやつだと思うけど、
なんか長続きしなさそうで、ドキドキするラストでした。
まあ妻子が許しているならいいか。

エンディングのアニメがかわいい。
あと昔懐かしジャッキーのNGシーンがあります。









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2018/10/13(土)

色々感想

銀英伝(ヤンジャン掲載)
今週は私にとっての銀英伝の3大つらいシーンの1つ。
(ラインハルトのウルトラ失言・ヤン提督の…・双璧の…)
死そのものよりも、一生後悔する取り返しのつかない発言のほうがつらい。
奪われるばかりの人生で、なぜ親友だけは奪われないと思ったのか。

進撃(別マガ掲載)
もう、色々一杯一杯なので、兵長がかつてモテた(自己申告)とか
そういうほのぼのしたねたに食いついてしまう。

ゴールデンカムイ(アニメ)
インカラマッってインにアクセントがあったんだな。

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル(アニメ)
「貧困と格差をなくしたい」ってちょっと、めちゃめちゃでかい目標じゃない?
うーん、あと60年くらいは無理じゃないかなあ…。
エンディングを見て気付いたけど、もしや女子カップルなのかな?

獣になれない私たち(ドラマ)
逃げ恥、アンナチュラルの野木亜紀子さん脚本。
今回はめちゃきつかった!
父は暴力、母はマルチ商法狂いが原因で
親と縁を切ったヒロインが、
(おそらく)強迫観念的な異様な気遣いの良さゆえに
職場でも、色々な人間のフォローを任され、
4年付き合っている彼氏は、
ネトゲ廃ニートとなった元カノを自宅から追い出せずにいるので
結婚にも踏み切れず、
社長からは怒鳴られ、取引先に土下座させられ、
セクハラを受け、
思わずフラフラと地下鉄に飛び込みそうになるという……
ウワー!大半の人は途中でチャンネルを変えたんじゃないの!?
っていう1話でした。この先、巻き返すと思うけど大丈夫!?

でもこのきつい圧迫を40分程に収めて、
あと現在彼女を取り巻く問題の大半は
彼女の生い立ちに起因したもので、
そう簡単に改善の方向に向かったら嘘くさくなるところを、
地道に小さなフラグを立てて1話ラストでちゃんと希望を見せられるのは、
やっぱりめちゃくちゃ上手いな!と思いました。

でも仕事のつらさが結構リアルというか(土下座は盛りすぎだけど)
余裕のない集団って、気の付く人ほど貧乏くじを引くので、
ガッキーには早く転職してほしい。
あの会社ガッキーが辞めたら半年後に業績ガタ落ちすると思う
(でも潰れない)私が友達だったらもう本当に転職しなよー!って
時々言います。
あと私がゼウスならあの会社とセクハラ土下座にイカズチを落として燃やす。
ガッキーの彼氏は春たんに見えるので、勘弁しといてやる。

ガッキーが自分のつらさをほとんど表現しないのがリアルだと思った。
子供の頃に話を聞いてもらう習慣がないと、
弱音を吐く能力はなくなるよね。

メインの2人以外のひとにも色々つらさがあるんだよ、
という話の広がり方をしそうだけど、
関西弁の理不尽な内容の怒鳴り声を聞くのが嫌なので、
あの社長は来週運命の恋に落ちて
最終回までタヒチに行っててくれないかな。

「PRINCE OF LEGEND」(ドラマ)
えっと、セレブ王子の側近の眼鏡がセレブ王子に恋をしているが、
眼鏡はその恋を隠し通すつもりで、
第二側近はその恋を知って、
自分が第一側近にのし上がるチャンスだと考える。ふむふむ。
三角関係ですね。理解。

ジャンプ編集後記
齊藤さん異動らしい。もうおすすめ作品を読むこともないのか。
さらば齊藤さん。

同じく編集後記で冨樫先生が書いている、
様々な親子を書いた、文章の美しい短編集って何だろう気になる。
奥田 英朗「家日和」?それとも翻訳小説かな?




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2018/10/14(日)

ドラマかんそう
「エージェント・オブ・シールド」シーズン5
15話〜22話まで(全22話)

AoS5期終盤は、未来の悲劇を変えるための時間ものっぽい感じです。
失敗すると地球が割れます。
ちょっと鳥山明テイストですけど、超シリアスです。

ラストまでばれ

悪の組織のヒドラにはヒドラ学校があるらしく、
そこで「将来は空軍に就職」とか
「シールドへ就職」とか進路を決められてしまって、
その決定は覆せないんですが、
でも能力に応じて決めている訳でもなく、
家柄による身分差と性差別があるって
なんだか不自由な組織でした。
キャプテンアメリカ2に出てきた悪人のシットウェルくんも、
不本意な進路を決められて不貞腐れてました。気の毒。
あと例の犬を殺す儀式あった。
いやまあ悪の組織だからそれでいいんですけど、
だから壊滅するんだよ君達!キャップが来なかったら
ジョン・ウィック(犬を殺す悪人を絶対殺すマン)が来てたよ!

あと授業で、強化人間唯一の成功例として
キャプテンアメリカの話をしていた。
君達は本当に強化人間が大好きだな!というのと、
あとウィンターソルジャーってどう認識されてるんだろう…。
精神が壊れてるから失敗例なのか…?

ヒドラって西欧資本主義国で発生して
21世紀まで存続している組織だとは思えないくらい
封建的で父権的で全体主義的だなあと思いました。

あとコールソンとタルボットくんの悲恋、みたいな…。
タルボットくんはヒドラに洗脳されて
トリガーワードを言われると意識が混濁するんですが
もう完全にウィンターソルジャー状態で、
「シールドは助けに来てくれなかった。
自分が拷問されている間なにをしていた」と言ったり
「国家を裏切ってしまった、生きていても仕方ない」
と言ったりで大変気の毒だった。
登場時はあんなにコミカルないじわるおじさんだったのに。
最後は、時間が足りなかったんだとは思うけど、
対話もせずに無情に処理してしまったのは
コールソンも、シールドも、そういう人、そういう組織だったろうか?
と、ちょっと違和感があった。残念ながら。

サノスの攻撃でニューヨークが壊滅してましたが、
「インフィニティー・ウォー」の内容は絶対極秘で
ドラマスタッフも知らないまま製作したんだな。
いやまさか指をパチッと鳴らすだけとは思わないよね。

ラスト、コールソンは続編で何とかなると思ってるけど、
フィッツシモンズのほうは「!?」ってなりました。
パラレル世界の人でOKなの!?
それが成立したら今後何回死んでも平気じゃない…?

全体的に暗めのお話だったけど、
ディークがマイペースで、片想いにキラキラしてるのが救いでした。
でもその女の子はやめといたほうがいいと思うよディーク…。






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2018/10/15(月)

映画かんそう
「スカイライン -奪還-」

監督脚本 リアム・オドネル
8年前の「スカイライン-征服-」の続編です。
監督が変わりました。

わりとお話が続いているので、
前作は見ておいた方がいいですが、
宇宙人が侵略してきて、
(前作ねたばれ)「脳を抜き取られて二足歩行型奴隷のCPUにされる
ということだけ把握していればなんとか分かります。

今回はMCUでキャプテン・アメリカと因縁のある
ブラック・ラムロウを演じるフランク・グリロさんと、
「ザ・レイド」でマッド・ドッグ先生を演じる
ヤヤン・ルヒアンさんが出演。

妻を亡くして休職中の警官マークは
息子と地下鉄で移動中に宇宙船の大規模なアブダクトに遭遇する。
上空に吸い上げられた息子を追って、船に潜入したマークだが、
そこで妊婦の出産に立ち会うことになり…というあらすじ。

内容は「えぇー……」の連続ですけど、
宇宙人型奴隷ロボと格闘技で戦う画が面白かったので
まあいいかという感じです。

ラストばれ

ぶっちゃけヤヤン先生の役はいなくてもよかったり、
なんでローズの血を打ち込むと宇宙船の具合が悪くなるねんとか
大味なところが目立ちますが
主人公と息子の描き方は結構良かった。

アジアのどこかが権利を買い取って
アジア製作なのかと思いましたがそうでもなかった。製作費は控えめ。
ラストバトルの巨大ロボ戦は、若干フレーム数が寂しいような気がした。
あのロケ地はどこだろう。
ベトナムのミーソン?インドネシアのプランバナン寺院群?
でもちょっと違うんだなあ。

そもそも地球自体が宇宙人のCPU農場だった…
という設定は壮大ですが、
うんしょ、うんしょと宇宙船ではるばる収穫に来るより
工場で大量生産したほうがコストがかからないと思う。

エンディングはなぜかNG集ですよ!やったね!










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2018/10/16(火)

映画かんそう
「アンダー・ザ・シルバーレイク」

「イット・フォローズ」の監督デヴィッド・ロバート・ミッチェルの
不条理サスペンス。
主演はアンドリュー・ガーフィールドさん。
あー、そうかー、ホラー監督になりたくないからそっちに行ったかー…
という若干のがっかり感。

ロサンゼルスのシルバーレイクでのし上がろうとしている主人公は、
職もなく、家賃も滞納し、生活に困窮している。
ある晩、近所に住む美女と知り合っていい雰囲気になったので
翌日も彼女を訪ねていくと、家は空き家になっており彼女は消えていた。
主人公は消えた美女を探して情報を収集する、というあらすじ。

陰謀論とロサンゼルス、セレブと美女、犬殺し、フクロウ、乳尻太もも。
他人の夢を強制的に見せられているような映画です。
その夢は性欲を持て余した20代男性の夢で、
話がちびっと進行しては、ふらふらと乳尻太ももに舞い戻るのを繰り返す。
お向かいの色っぽいお姉さんが乳を丸出しにして窓ふきをしていて、
チャイムを鳴らしてお宅訪問しただけでなぜかベッドインできるという
ハメンジャーズもびっくりの展開には笑ってしまった。
乳尻太ももを堪能するか、あるいはアンドリュー・ガーフィールドさんの
全裸や嘔吐や自慰シーンがあるので、ファンがそれらを鑑賞するにはいいと思う。
あるいは不条理系映画の好きな人むけ。

こういう悪夢とモチーフのネックレスになったような作品は
レフン監督やリンチ監督が競合相手になるので、
ちょっと分が悪いのではないか。

排便シーンおよび糞便がばっちり映ります。苦手なひと注意。

内容ばれ(貶)

色で読み解いている人もいらっしゃるし、
ハリウッドの不審死で読み解いている人もいらっしゃるようです。
(監督の第一作ともリンクしているようですが私は未見)
私は三と三角がやたら出てくるのが気になりました。
イエス(三位一体)、吸血鬼の花嫁の三人、
セレブの副葬品の美女も三人、ゼルダの伝説と言えばトライフォース、
ミュージシャンの大便も三角形(たぶん)、
シェルターの中にあったホルスの目のマークも三角。
(プロビデンスの目かもしれませんが、下に曲線が描いてあった気がするので)
でもこの手合いは考察すると、つけあがるから考察しない(←?)。
そういえばレフン監督の「ネオン・デーモン」にも謎の三角形出てきてたな。

ビジュアルに統一感がなかった。時々ものすごく雑な画があって目立った。
シェルターから出るあたりとか、セレブの庵訪問とか。
お墓で気絶するシーン、ヒッチコック(墓石!)風に撮りたかったんだろうか。
だとしたら上手くいってない。

なぜか死体がバーンと分かれて道の左右に吸い込まれるシーンは好きです。

私は謎解きも物語も好きだけど、
大物になりたいとか、異性にもてまくりたいとか、なぜ自分を認めないんだとか
そういう感情はほぼゼロに近いので、この映画は刺さらなかった。
せめて音楽に造詣が深かったら、もう少し楽しめたのかも。










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2018/10/17(水)

映画かんそう
「ルイスと不思議の時計」
(原題:The House with a Clock in Its Walls)

監督イーライ・ロス
脚本エリック・クリプキ
原作ジョン・ベレアーズ「壁のなかの時計」

ファンタスティック・ビースト便乗商法の適当魔法ものかな?
と思ったんですが、
コンパクトに上手くまとまってて、魔法がきれいで、
子供がかわいくて、魔女が強くて格好良く、
こわいシーンに気合が入っていたので
私は好きだな…と思っていたらエンドロールに
イーライ・ロス監督、って出てきてずっこけました。
監督アルバイトしてるの!?

ホラー界の寵児と、スパナチュのシリーズ構成・序盤脚本家の人がタッグを組んで
児童文学に挑戦するというなかなか面白い企画。
そりゃ予告に監督の名前があまり出てこない訳だ。
「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督!とか書けないもん…。

両親を事故で亡くしたルイスはおじの家に引き取られるが、
初めて訪れるその家は幽霊屋敷のような外観だった。
さらに驚いた事におじの職業は魔術師で…というあらすじ。

ケイト・ブランシェット演じる最強の魔女が魅力的です。
本当に魔法が使えるようにしか見えないし、
魔法が使えなくても戦えそうな身のこなし。
おじさんは、「ジュマンジ」で
中身が女子高生のおじさんを演じていた人ですね。

内容ばれ

第二次世界大戦で部隊とはぐれたカイル・マクラクランが、
黒い森で悪魔と出会うシーン、ちょっとぞっとしました。
悪魔が何も言わずに飲み物をくれるのとか、
ヘラヘラ笑いながら飲んじゃうところとか。

この映画の友情の描き方が結構好きで、
おじさんとツィマーマン夫人はいつも罵り合ってるけど、
夫人は親友のおじさんを信頼してるし、
おじさんは夫人のいないところで、夫人の魔法を絶賛している。
あとおじさんとアイザックの友情とか、ルイスとローズの友情とか。
ホラー映画独特の、世間から浮いた人間の結束と
隠された力の発揮も良かった。
ルイスが自分のライフスタイルを組み込んだ
オリジナルの魔法を作り出すところ特に。
ホラー映画の鉄則、リア充への殺意も健在で、
タービーとかはすごい扱いでしたけども。

原作シリーズは長く続いているようで
ローズとツィマーマン夫人はバディだそうですが
それはちょっと続編で見てみたいです。
1973年の原作初版の挿絵は
エドワード・ゴーリーとのことで、普通に欲しい!
原作あらすじを読むとルイスがかなりアカン子みたいで、
映画ではそこが修正され、しわ寄せがタービーに行ったっぽい。

エンドロールがとってもかわいい。
何気にベルゼバブが混ざってフィナーレの挨拶をしていた(笑)










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2018/10/18(木)

阪急百貨店の英国フェアでハウスオブミナリマが
ブラック家の家系図グッズを販売するというので行ってみました。
英国を好きな人がこんなにたくさん!?って
びっくりする大大大大盛況でした。

59,400円のタペストリーは売約済で、
狙っていたパスケースは完売、
なので家系図マグネットを買いました。
人気だねシリウス…。





ハウスオブミナリマのブースは
壁面に巨大ブラック家家系図がプリントされており、
全体的におしゃれで、ちょっと魔法界のお店みたいでした。

とりあえず60分待ちの札の出ていた
リンデス・ハウ・カントリーハウスホテルのクリームティのセットを食べて、
ミラーズ フィッシュ&チップスでフィッシュ&チップスを食べて、
ザ・レイクス・ディスティラリーでエルダーフラワーを漬けたジンを飲みました。
あとコールズ・プディングでクリスマスプディングを買った。
せっかくだから12月にブランデーバターを作って食べよう。
JKRが執筆していたというザ・エレファントハウスも来ていたそうなんですが、
店舗が見当たらなかったので諦めた。
今期のアニメの話をしていたから、待ち時間気にならなかったけど、
どの店舗も最後尾札のある盛況ぶりでしたよ。








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2018/10/19(金)

映画かんそう
「バーバラと心の巨人」

監督アナス・バルター
脚本ジョー・ケリー
ジョー・ケリーとケン・ニイムラのコミックが原作。

変わり者の少女バーバラは、巨人が近付いているのを察知し、
呪術的な罠や武器でひそかに街を守護していた。
転校生はバーバラと友情を育むが、
バーバラの常軌を逸した巨人への執着に不安を覚えるようになる。
バーバラにはある秘密があった、というあらすじ。

原題と全然違う邦題を非難する意見もあるようですが、
迫りくる巨人にハンマーを持って立ちはだかる、
ウサ耳をつけた金髪の少女のポスターで
タイトルが「I Kill Giants」という映画に興味を惹かれて見に行く種類の人は、
上映終了後に確実に怒り狂うじゃないですか。仕方ないと私は思う…。
こういう映画を見たい人のアンテナに引っかかりますように。

というか2017年日本公開の児童文学映画
怪物はささやく」と全く同じプロットなので
うーん、という感じ。あちらは少年、こちらは少女。

オチばれ

上記作品のほうは、恐怖による一過性の錯乱って分かるんだけど、
「バーバラと心の巨人」は、お薬をきちんと服用すれば
この幻覚は消えるのではないかとか、
ちょっとそのあたりの境界にある気がした。

この映画の中で一番の不撓不屈のファイターはお姉さんであると思う。
なにがしかの末期の患者の介護、フルタイムの仕事、
弟と妹の世話、家事。
どんな人種、どんな男女でも長くはもちこたえられないし、
寿命が削られた筈。
だというのに妹は学校でカウンセラーを暴行して
仕事中に電話が来るとか、想像しただけで死にます。
無理ゲーすぎて、全然バーバラの視点で見られなかった。

バーバラの世界には敵と味方しかなくて、
信用できそうだと思ったカウンセラーに
大事な存在、小さな子供がいると知った途端に
態度が豹変して「その子は死ぬ」って言っちゃったり、
他人との適度な距離を学ぶ前にあんな事になったせいだと思う。
映画ラストでは全部丸く収まった風に撮ってあったけど、
一朝一夕で改善することではないし
今後なんとかして学習しないと一生大変じゃないか。





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2018/10/20(土)

色々感想

THE COMIQ(ジャンプ短期集中連載)高橋和希さん
絵柄が随分変わられた!
漫画の背景を刑務所に発注していたら、その絵の中に
殺人事件の真相が…!?って、なんだか露伴先生の話みたいですが
さすが先生、面白いです。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
頼む…せめて一緒に死なせてあげてくれ…。
(幼馴染、13年離れ離れ、やっと再会したばかり等々、
私の性癖をことごとく撃ち抜く2人)

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
舞妓さんは行列しちゃだめなのか…かわいそう。
予約のできない、お持ち帰りできない食べ物は食べられないんだな。

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」(アニメ)
次週、キリルもおそらく視聴者も
死んだと思い込んでいたダグの昔の男もとい元相棒、
生きてたっぽいな…。波乱の予感。

フューチャー・アベンジャーズ2(アニメ)
月で暮らしているインヒューマンズたちとアベンジャーズが
激突するぜって話を現在やってます。
決戦前にはキャプテンアメリカを激励するためにバッキーが出てきたんですけど、
いざ決戦でこれまで登場したキャラクターたちが一堂に会してみると
なぜかバッキーはいなくて、え…前回でてきたバッキーは
本当に実在するバッキーなん…?ってちょっとした疑いが芽生えました(笑)。
早急に、第三者がいる場にバッキー出てきてほしい。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
次週というか明日、警察チームが
強制帰宅ビームというのをくらってしまうそうですが、
なんでか彼等は飲食店店舗でテント生活をするみたいなんですよね。
うーん、ジェームズの家でテント生活をしていたシリウスを思い出す。
(いや誤訳だったそうだけど)

相棒17
前後篇の前篇。倒叙方式。散歩に出掛けたまま行方不明になった人物が
殺されて新築の建物の床下に埋められているのではないかと疑った特命が
建物の基礎までぶち壊したけど何も出てこなかったという話。
新築の家屋をぶっ壊す根拠がわりと希薄で、
突然官憲がやってきてよく分からない理由でもって
家を壊される不条理ホラーみたいだった。
後篇でもっとしっかりした根拠が示されるといいんだけど。

獣になれないわたしたち
春たんいいやつだ…(春たんではない)。2人とも仕事できるんだなあ…。
松田りゅーへーさんの元カノもなんだか面白い人。
うーん、でも春たんの元カノ、私が春たんなら警察を呼ぶけどなあ。
人にやさしくするのはいいことだけど、
大切な人を苦しめてまで優しくあらないといけないんだろうか。

冨樫先生の編集後記、
「大体の構造が決まり経験上の感覚で先の長さを測るが予め謝ります。遠い…頑張る」って
一体どういうこと…?ハンターハンター全体の事を指しているのか、
それとも王位継承編の事を指しているのか。
どちらにしても、え…今になって…決まったの!?という感じ。
あとキメラアント編でも詫びる様子などかけらもなかった先生が謝るのがこわい

2年ほど休載していたワールドトリガーが月末のジャンプから復活するらしい。
なんとまあめでたい!しばらく連載したあとSQに移転するらしいですが、
これを機に、読んだことのないかたは読んでみてはいかがですか?面白いですよ?




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2018/10/21(日)

2018年USJハロウィンの7アトラクションを制覇してきた。

ホテル・アルバート
インシディアス〜ザ・ラスト・キー〜
ザ・サバイバル〜デッドマンズ・フォレスト2〜
サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ
ブラッド・レジェンド
カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜
貞子〜呪われたアトラクション〜

これプラス、フライングダイナソーを1日で回ったので
かなり頑張ったのではないかと思います。
勿論ホラーアトラクションはすべて別売りの優先入場パスを買った。
(それでも結構タイムアタックだった)

ホテル・アルバートかんそう


(公式画像)

40年前、ホテルアルバートにて
ホテルにいた人間全員が惨殺されるという事件が発生する。
被害者の死因は出血多量。しかし現場にはひとつの血痕も残ってはいなかった。
唯一の生き残りにしてホテルのオーナーアルバート氏は、
真相について話そうとはしなかった。

ゲストは40年前のホテルアルバートに戻り、
何が起きたかを一部始終目撃する、という没入型観劇アトラクションです。

NYの廃ホテルで上演されている「Sleep No More」という舞台に
以前から行ってみたくて、うーんでもチケット取りと渡米か…って思っていたら
「Sleep No More」に影響を受けたというホテル・アルバートが始まって、
やったー!ラッキー!という感じでした。

「Sleep No More」の感想を書かれているブログ
http://smdhkt-memo.hatenablog.com/entry/2017/08/31/235928

誓約書にサインしたので、内容については書けないのですが
とりあえず連れとは絶対に別行動になります。
でもお互いに体験したことをあとで情報交換できるので
かえってそのほうがよい。
体験時間は2時間ほど、でもそのうち1時間ほどは待機時間。
終了後、ラウンジでサービスのカクテルをいただきながら
他の参加者さんと歓談して、補完考察してねという流れなのですが
私も友人も人見知りなので、ずっと2人で喋ってました。
というかみんな連れと話してたような…。
ラウンジの雰囲気もカクテルも妖しくて素敵でした。




(ラウンジ撮影可)
おしゃれして行った方が断然楽しいですが、
靴だけは絶対に動きやすい靴がいいです。

1978年の時間が動き出す演出は好きです。
その場面にまさに居合わせているような序盤はよかったんですけど、
後半やや普通に観劇っぽくなってしまったのは惜しい感じ。
真相はちょっとベタすぎというか、レトロギャルゲーテイストだったような…。
私の好みからすると、分岐してほしかったな。

ホテル・アルバートは5490円の別売りのチケットを買わないと
入場できない特別アトラクションなのですが、
どうやら開催期間中のチケットが平日含めすべて売り切れてしまったそうで、
来年このイベントのセカンドバージョンがあったら、
経済的な余裕のある方にはおすすめです。
(でも時々平日分が復活しているらしい?)





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2018/10/22(月)

USJハロウィン限定アトラクションかんそう2

カルト・オブ・チャッキー〜チャッキーの狂気病棟〜

患者にチャッキー(グッドガイ人形)を与えて
ストレスを軽減させるというトンチキな治療法を導入した病院が、
案の定チャッキーの暴走で壊滅するという話。



なんでこの人形がストレスを和らげるなどと思ったのだ?

めっちゃ残酷に殺される人が続出するなか、
なんかお医者さんが頑張って、チャッキーを電気で焼いたっぽかった。
患者の人が私達を誘導してくれた。
壁がクッションになっている廊下などがあったが
精神病院だったんだろうか。
同じチームの男子がテンション高くて「男子うるさい!」状態だった。
チャッキーよりも印象に残った。

インシディアス〜ザ・ラスト・キー〜

普通のおうちの中を歩いていると例の悪魔が
ヴァー!!!!!って出てくる趣向。
あのダンシングデビル蓄音機もあったりして
映画を見ている私は楽しかったが、
映画未見の友人は「それほどでも…」といった風だったので
映画を見ておいたほうがいいのかもしれない。
でも私は死霊館派なので、死霊館をめっちゃ推した。
紐を持って8人ほどで歩く。
先頭は鍵でドアを開けたりしないといけないのでちょっと大変。

ザ・サバイバル〜デッドマンズ・フォレスト2〜

薬品で汚染を受けた付近一帯のひとが怪物になって襲い掛かってくるので
私達は森を抜けてヘリポートまで行かなくてはならない設定。
バックドラフトの2ステージを使って映像のレクチャーがあり
そこから移動して森に行き、ゾンビに追いかけ回されて、
最後は研究所内の迷路を抜けて暗証番号を入力して脱出する。
合計で25分ほど。舞台が目まぐるしく変わって面白かった。
なんだか気持ち悪いクリーチャーを色々見た。牛のやつが好きです。
私も友人も、今年はこれが一番良かったねという意見が一致した。
最後の脱出口は2ルートに分かれるんですが、
見事に開かない方を選択してバッドエンドでした…。
確率5割ならまず間違いなく外すツキのなさ!







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2018/10/23(火)

USJハロウィン限定アトラクションかんそう3

サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ

招待状を受け取って豪華客船に乗り込むゲストだが、
そこは幽霊たちが支配する恐ろしいゴーストシップだったという設定。
幽霊たちは目が見えないので、音だけで人間を感知し、
襲い掛かってくる。
6人チームほどでしたが途中2ルートに分かれ、
私と友人だけになってゆっくり楽しめました。
クラシックな装いの幽霊さんたちは顔から近付いてくるので、
15センチくらいまで急接近することもあり、
こっちもドキっとするけど、あっちもそうとう度胸がいるよな…と
心配になりました。パニックで手の出る客もおるだろう。
途中、キャストが「幽霊が眠っている部屋を抜けるから静かに」
と誘導してくれるんですけど、「幽霊も寝るの!?」って猛烈に気になった。
あと案の定目が覚めた幽霊がなぜか水を掛けてくるんですが、
「なんで!?」という感じだった。面白かった。



招待状のデザインが素敵(隣りはホテルアルバートの部屋指定カード)。
幽霊のデザインは、両目がなくて、蓮の実のボツボツに似た模様になっている。
トライポフォビアの方は正視できかねる感じ。


貞子〜呪われたアトラクション〜

ターミネーター2のアトラクションが途中から貞子にジャックされます。
貞子そのままスカイネットも支配して、核攻撃も防いでくれたらよかったのに。
仕込みの客があらかじめ客席に何人か混じっていて、
携帯が鳴り始める演出が良かった。
去年もあったようなんですが、私は今年初めてです。
綾小路麗華さまのトーク、久しぶりに拝見しましたけど、
お客いじりが若干マイルドになられたような。
でも相変わらずのキレキレのパフォーマンスでした。

ブラッド・レジェンド

事前の予習で一番しょぼいと聞いてたので、
うんまあ…という感じでした。
チケットがなかったら130分待ちとかで、130分待ってあれだったら発狂する。
ハンガリー旅行中の日本人女性2人が、
美術館と間違えてエリザベート・バートリの末裔の住む館に入ってしまい、
血を吸われるというあらすじ。
貞子と演出が似てるので、順番としては貞子が先が望ましいです。

ぶっちゃけどのアトラクションも、恐さで言えば毎年夏に行っている
五味さん演出のおばけ屋敷のほうが上だなーって思うんですが、
たぶんそれは入場人数をコントロールして、
体験に時間のかかる演出(テーブルの下を這って進むなど)を
可能にしているからなわけで、
USJでそれをやったら客をさばききれないのと
お金がかかっている分回収できないのでしょう。
おばけ屋敷も難しいなと感じました。

でも7つのアトラクションを事前に打合せして
計画通りに素早く回るのはミッションみたいで楽しかった!
アトラクションの合間に限定フードもめっちゃ食べたので
(スイーツ3種類も食べた)大変な充足感でした。
えっと、アトラクションチケットだけで1万5千円弱、
プラス入場パスという感じでした。エンタメは金!





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2018/10/24(水)

舞台かんそう
劇団☆新感線「髑髏城の七人」
「鳥」シーズン

髑髏城もこれで7バージョン鑑賞。
衣裳が派手で、歌と踊りがあって、
賑やかで楽しい髑髏城でした。
比較すると、セットとかも含め「花」ってちょっと地味でしたね?

捨之介:阿部サダヲ
天魔王:森山未來
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
極楽太夫:松雪泰子
裏切り渡京:粟根まこと
兵庫:福田転球
少吉:少路勇介
沙霧:清水葉月
狸穴二郎衛門:梶原善
贋鉄斎:池田成志

捨之介は阿部サダヲさんでしたけど、
華はあるけど捨之介に見えないという、不思議な主役でした。
阿部サダヲさんの捨之介、
何故だか言っている事が全部本心じゃなく、
魂がないように感じられた。

早乙女太一さんの蘭兵衛はやっぱり殺陣がすごい。
あとHPが30000くらいありそうな蘭兵衛でした。
蘭兵衛は役者さんによってHPが高そうだったり
MPが高そうだったり、SUN値が高そうだったり、
INT値が高そうだったり、色々違って面白い。

あとは
・捨之介が冒頭うつけのふりをしている
・兄さが兵庫の兄じゃなくて息子に
・ラストバトルで斬鎧剣の仕掛けが通じない
とか細かい違いがありました。
ただ、やっぱり兄さはお兄さんのほうがいいように思いました。
いい年して息子を放ったらかしにして何をやってんの?
という感じになってしまう。

よしこれで残すところ「月」のみ!
でも月は2バージョンあるんですよね…。





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2018/10/25(木)

読書かんそう
「過ぎ去りし王国の城」
宮部 みゆきさん

貸してもらって読んだ。
無難な志望校に推薦入学の決まった中学三年の主人公。
ある日、両親の使いで入った銀行に掲示されていた
不思議な絵に出会い、
その絵が、中の世界に生きた人間を取り込めること、
取り込まれた人間は絵に精気を吸い取られることに気付く…
というあらすじ。

冒頭の主人公の描写と、
主人公の出会う美術部員の珠美さんの描写は
丁寧で、それでいて無駄がなく、宮部さんだなあと思いました。

内容ばれ

しかし終盤の解決のあたりはやや淡泊で、
絵の少女にしても、パクさん珠美さんの抱える問題にしても
ちょっと食い足りなく感じました。






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2018/10/26(金)

読書かんそう
「老後の資金がありません」
垣谷 美雨さん

貸してもらって読みました。
子供が独り立ちしようかという年配の夫婦。
1200万円の貯蓄があったが、
娘の婚礼の費用、新婚旅行の費用、夫の父親の葬儀、
墓石、戒名と、続けざまに出費があり気付けば残額が300万円。
しかも夫の会社は合併でリストラ、妻も派遣切りされるが、
夫の母親への仕送り月9万円は欠かせない。
さあ、どうする!?という生活困窮物語。

同じ世代の人間が読むとあまりにも恐ろしいので、
もっと若い世代の御夫婦が今後
いざという時どうするかをシミュレートするために読まれるのが
良いのではないかと思う。
お金のことも勿論だけど、外交方針とか。役割分担とか。

会社勤めの主人公夫婦は突然のリストラ、
主人公の友人宅は自営業だったが同業者の増加により廃業、
高給取りの夫を持ち親から不動産を分与されていたお嬢様の知人は
夫の浮気と地価の暴落で窮地に追い込まれ、
安全なルートなどない…!って震えました。

でも主人公夫婦は、2人のお子さんを大学までやって、
家のローンを払い終え、義理の母への仕送りを月に9万円捻出して、
貯蓄が1200万円ってすごいがんばり屋さんだと思う…。

内容ばれ

でも舅姑夫妻が贅沢な老後の暮らしで2億円をシュっと消費したんだから、
1200万円なんてなくなるときはなくなるよね…。

見得は張りたい、いい恰好したい、悪役になりたくない、
だから妻に上手い事言ってほしい自分の親類に…みたいな人いるいるいる!
あと、ちゃんとした人だと思ってても
お金が絡むと雲行きが怪しくなることあるあるある!
なんですけど、主人公がブツブツ文句言いながら
結局誰のことも見捨てないところは偉いなあって思います。
ラストもそんなに暗くなかった。

でもお金のために、ケーキもろくに食べられない生活なんて、
生きている意味はあるだろうか…(苦労を知らないデブの意見)。
老後の資金ってどれくらいあったらいいんでしょうね。







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2018/10/27(土)

色々感想

鬼滅(ジャンプ掲載)
炭治郎の早食い競争、わかる!筋は通ってるんだよね筋は…!
コミュ障の善意って大体あんな感じになっちゃう。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
「最期まで一緒だ」って言ったよ!?
そういえば隻腕だけど、キャプテンアメリカオマージュなのこの2人!?

呪術廻戦(ジャンプ掲載)
死んだと思ってた主人公が生きてるって
相当な大イベントじゃない!?
めっちゃネタ扱い!?しかもすべるとか!?
なんて漫画だ!好き!

アクタージュ(ジャンプ掲載)
ライバルを認識した千世子さんが、
美しいティラノサウルスのような顔になっていて大変素敵でした。
っていうかこの銀河鉄道、冒頭からねたばれしていくスタイル!?
あと普通のド直球の銀河鉄道!?

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
めずらしくキヨちゃんが寝込んでしまって
周囲からなぜか心配されるスーちゃんだけど…
っていういつものラブな話なんだけど、それはいいとして
青森の人って、県外で暮らすまで
リンゴを買う機会がないっていうのはマジか…!?
(誰かがくれるから)

銀英伝(ヤンジャン掲載)
キルヒアイス死亡回。
原作版に比べるとフジリュー版のは、
もう絶対助からない感じでした。
脊椎切断、肺、心臓、食道、気道損傷。
原作より痛そうだったけど、
でもキルヒアイスの苦しみはあまり描かれなくて
安らかで綺麗な死の描写でした。

来週からしばらく自責回ですね。

宝石の国(アフタヌーン掲載)
新しい地獄の予感。
ここにいない人にばかり拘って、
傍にいる人をおろそかにするのよくない、っていう意見分かる。
私は手の届かない人(not物理)に執着しないので、
ああいうタイプの人は不思議。

最近の宝石の国って段々地獄の底値が更新されていって
ヴォジョレーみたいになってますね。
10年に1度の地獄。
前回を上回る地獄。
今世紀で最高の地獄。
50年に1度の地獄。

アオイホノオ(ゲッサン掲載)
「スピルバーグに勝たれへんものを作ってもしゃあない」って、
当時のスピルバーグ作品の、
あの強烈な物語の牽引力でも、独特の郷愁や、
個人的な思い出を結晶化したような硬さでもなく、
単に画面のSF的な色調とライティングだけを真似たかった
って意味だったの、ちょっとびっくりする。
岡田斗司夫さんにとってのスピルバーグ作品ってそうなの!?
(まあJJエイブラムスも大好きだけどね、あの青とレンズフレア…)
(そこまで解読した赤井さんもすごい)

プリキュア
歴代プリキュアが集結して物凄い盛り上がりだけど
最終回はこれ以上に盛り上がれるんだろうか。不安。

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル(アニメ)
デリック、圧倒的に顔と性格が好き。ダグ&デリック見たかった…。
デリックがコンビ解消した詳細は今後明かされるだろうか。
あとあの百合カップル、片方が人間じゃないの…?

相棒17
えー…。
真相はまあいいとして、別邸をぶっ壊した理由が
「行方不明者から直前にかかった電話が別人からだったっぽい」
「言い訳がしどろもどろ」
「行方不明者が出てすぐに別邸新築、本宅リフォーム」
って希薄すぎて推理というより霊感探偵じゃない?
いやいいけどね!右京さん最近は霊感推理だけどね!

回想でカイトくんが出てくるのはいいですね。
奴のやった事は今でもどうかと思うけど、
ガチガチの官僚の父親が成長するきっかけになったというのは
新しくていいなと思う。

PRINCE OF LEGEND(ドラマ)
ちょっと!雨宮兄弟が受けたからって、
今度もまた格闘兄弟、兄は天真爛漫で弟がイラってする方かよ!?
兄の告白が上手くいくように女に金を掴ませていい返事させるって…。

獣になれない私たち(ドラマ)
えっ!?大嫌いな兄に似た性格の女を、
お持ち帰りするべく声をかけるってどうなん…??

きみを死なせないための物語4巻
どのストーリーラインも負の面が強い巻で、きつかったです。
いっそダフネーに生まれたかった人と、
ダフネーではない人生を夢見る人の対比。
私は、受けからの攻めへの暴力が肯定される世界が大大大嫌いなので、
DVだって指摘する人がいてほっとしました。
(攻めも受けを殴り返すならOKです)






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2018/10/28(日)

映画かんそう
「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」

監督FROGMAN
ジョーカーやハーレー、ペンギンなどゴッサムのヴィランたちが
鷹の爪団の開発した兵器を狙って日本に潜入。
その動きを察知したDCヒーローたちも同時に日本にやってくるが…
というあらすじ。

右端に予算ゲージがあって、激しく動くアクションシーンなどでは
どんどん予算の残高が減っていく趣向が面白かった。
話の途中にコマーシャルが入っても全然許せる(笑)
全体的にコメディ映画ですけど、メタネタ多めの良いギャグでした。
レゴバットマンといい、これといい、DCのパロディ映画は
なにげに良作揃いだなあ。

内容ばれ

逆輸入してもアメリカで結構受けるのではこれ?って思ったんですが、
新海監督風とか庵野監督風とか、
あのあたりのネタは日本人または海外のコアなアニメファンしか
分からないのは惜しいですね。
めっちゃ面白いのに。

ジャスティスリーグの皆さん、わりと話の分かる人たちで
仲良しな感じなのが好きです。
なんのかんのバットマンさんに気を遣ってあげてて、
スーパーマンさんとか根気よく説得しているのが優しい。
ていうかバットマンさん本来の会社経営の仕事しなくていいの!?







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2018/10/29(月)

映画かんそう
「映画 HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」

現行のプリキュアのHUGプリと、初代にフォーカスした
オールスターシリーズです。
プリキュア達から記憶を奪う化け物、
ミデンに襲われたHUGプリチームは、
仲間が幼児に退行してピンチに陥る。
同じくシャイニールミナスを幼児化されてしまった
キュアブラックとキュアホワイトチームと合流し、
対策を練るが…というあらすじ。

2チームに焦点を当てるとお話も丁度よいボリュームです。
最近のプリキュアが主にキラキラした魔法っぽい技(遠隔攻撃)で
戦うのに対し、初代は比較的拳とキックで戦うので
バトルシーンに見ごたえありました。力の初代!
あと2人の絆エピソードもたっぷりあるので、
ふたりはプリキュア好きの人は是非ごらんください。

内容ばれ

本編でやると思っていた育児ノイローゼてきなものを
映画でやりました。
まあ実際の幼児をイライラして怒鳴りつけるのは陰惨すぎるので
独りぼっちになった悲しさのあまり、今だけ幼児になっている仲間に
つい余裕を失ってしまって…のほうがよいと思います。
あと幼児ぎゃん泣きは優しくあやしても全く効果ありません!
っていうのをちゃんと明示しているのもいいなと思いました。
更に、弱音を吐くはなちゃんに、プリキュアがそんなんでどうする!
と激励しようとしたハリーに、初代が
プリキュアって言っても中学生なんだから無茶いうな!
ってビシっと言ったのもすごい細やかだった…。
脚本が香村さんだと安心感ある。

心折れたはなちゃんのシーンで、
ミラクルライトを振っていた女児が数人いました。
(戦闘中に指示された時だけ振る決まり)
女児優しい…。

映画の後半からCGになりますが、
そんなに違和感がなかった。(やっぱり表情は硬いけど)
ミデンのデザイン、単純だけど
後で考えるとなるほどというパーツもあり、
なによりCGになってもほぼ変化なかった。

次回はミラクルライトのなぞに迫るそうです。
えっあれ皆がプリキュアを応援する気持ちが自然と結晶化した
よく分からないアイテムじゃなくて、どこかで作ってるリアルの物質なん!?






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2018/10/30(火)

映画かんそう
「search サーチ」

映画の最初から最後までを
端末の液晶画面に映る各種アプリや映像で表現するという面白い試み。
(ホラーだと「アンフレンデッド」があります。
あれは部屋を暗くして普段使いの端末で見るのをおすすめ)
(サスペンスの主人公一家がアジア系というのも
これまでは数少なかったですね)
先鋭的な部分が宣伝されていますが
骨子は、しっかりしたサスペンスです。
最終的な結末には、色々ちゃんと伏線がある。
残酷描写がないので、怖いのが苦手なひとにもおすすめです。

友人の家で徹夜で勉強すると連絡のあった娘が翌日になっても帰らず、
父親は娘の友人に連絡を取るが、勉強会は9時頃に終了し
娘は自宅に向けて出発したことが判明。
さらに大学に登校しておらず、
他の友人との約束も無断でキャンセルしていた事が分かり
父親は娘のSNSを次々覗いていくが、そこには彼が知らなかった
娘の姿があった…というあらすじ。
主人公はスター・トレックでスールーを演じているジョン・チョウ。

冒頭の、娘が誕生してから大学生に成長するまで
一家に何が起こったのか、アプリだけを使って表現するところ、
めっちゃ上手いな!と思いました。
メッセージを書き直したり、スケジュールを変更したりする、
そのカーソルの動きで色々な感情が読み取れますね。

犯人ばれ注意!

非公開になっている娘のSNSのパスワードを
お父さんがどんどん割っていくところがホラーでした(笑)
ちょっと自分のアカウントのパスワードの再確認をした。
よくある薬物!売春!堕胎!殺人!
みたいなあれかなと予告では思ってましたが、
娘ちゃんがとっても良い子だったので安心した。

この犯人とお父さんは完全対称になっていて、
立場が逆ならお父さんも同じことをやったかもしれない。
鑑賞者として見ていると犯人の認知がさりげなく歪んでいて、
責任の一端が犯人にあることは分かるけど
自分があの立場だったら自分の歪みに気付けるかどうかは自信ない。
自分由来の、自己顕示欲や支配欲や様々な欲望願望が原因の認知のゆがみは
頑張れば認識できそうだけども、
ああいう自分に利のない本能的な献身からくる歪みは抗い難いんじゃないだろうか。

「たった1度の過ち」っていうのは実際に
マスコミに向けてそう発言した人がいたように記憶してます。
(その時も、この人は認知が歪んでいて、いいことを言っているつもりなのだ…
わあ…って思いました)
でもその権限のない人間が判断してはいけないし
大抵の場合は「たった1度」ではなく、それ以前の積み重ねがある。






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2018/10/31(水)

最近見た映画5本のうち4本が、妻か母が死ぬ、殺されてる内容で、
さすがに「んー?」ってなりました。

別に彼女自身が戦って死ぬとかではなく
主人公の感情の動機的な意味合いで死ぬ。
1本は父と母が同時に死んだのでノーカンにするにしても
それでも多い。
見た映画が、3本連続ねこが死ぬ映画だったら、
ねこ死亡ユニバースか!?って思いませんか?
人間よりねこのほうが寿命も短いし死にやすいのに。
その次に見ようとした映画も
妻が死んで男が復讐者になる映画だったので、さすがに見るのをやめた。

「冷蔵庫の中の女性」という言葉があって、
1999年にゲイル・シモーネという女性が、
アメコミに登場する女性スーパーヒーロー、
またはスーパーヒーローの彼女がいかに頻繁に、
または残酷に死ぬかというのを実例を挙げ、
コラムの中に書いた言葉だそうなのですが、
https://en.wikipedia.org/wiki/Women_in_Refrigerators
(その後彼女はアメコミのライターになる)
それから20年近く経った今でもやっぱり
物語の主人公の母妻娘は昆虫なみに死にやすいなあ…って思います。
それは女性が作者の物語でもそう。

少年漫画で、主人公の母妻娘が死なない作品で
思いつくのはJOJOです。
エリナもリサリサもスージーQもホリィさんも、
他の漫画なら全員死んでるだろうけど死なない。
もちろん徐倫も死んでない。
(例外で、主人公ではないけどポルナレフの妹とか、
露伴先生の近所のお姉さんとかはいるけど)



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