---------------------------------------------------------------- 2018/03/01(木) 映画かんそう 「さよならの朝に約束の花をかざろう」 金の髪に白い肌、若く美しい姿のまま長い年月を生きる種族がいた。 彼等は集落を作ってひっそりと暮らしていたが ある日、大国の軍隊の襲撃を受け、村を焼かれてしまう。 運よく逃げ延びた主人公は死のうとするが、 母親の遺骸に守られた乳児を見つけ、赤子を育てようと決意する。 子どもは成長し、青年になるが、いつまでも少女の姿のままの美しい母親を 異性として意識し始める…というあらすじ。 脚本家の岡田麿里さん初監督劇場用アニメです。 岡田さんには鉄血で随分と楽しませてもらった(り辛酸を舐めさせられたりした)ので、 お布施〜って思って見に行きました。 劇場用アニメで女性監督って珍しい気がする。 キャラクター原案が吉田明彦さん、音楽川井憲次さん。 劇場用オリジナルアニメで数字が出るのって、 現代日本が舞台で、キャッチーな音楽が鳴って、恋愛もの+αが多い印象なので、 ドファンタジー、うっすら近親相姦、うっすら監禁凌辱妊娠もので、 大丈夫なのこれ!?って余計なお世話ながら心配になりました。 メインのお話はちゃんと筋が通っててピュア系なんですけど、 サブのお話がわりと鬱で理不尽です。 オタクの若年層鬱好きを狙い撃ってる。 あ、でも男女両方に刺さるようにフックが用意してあります。 私は吉田さんのキャラクターが動いているのに興奮しました。 童顔に鼻がない!やったー! ラストばれ メインの話は、固い定石なので特に言う事はないんですけど、 レイリアのお話がカオスだなあって思いました。特にレイリアの娘。 父に疎んじられて育ち、ずっと恋焦がれていた母親と初めて会ったら、 彼女は少女のような美貌を持つ女性で、 「私の事は忘れなさい。私もあなたの事は忘れる」 と宣言して一瞬で飛び去ってしまい、 自分の今後はと言えば敗戦国の姫で、父は自分を捨て置いて逃げたし、 処刑、あるいはもっと悲惨な運命が待っている、という。 というかレイリアは、娘に会いたい一心でクリムの手をはねのけて、 それでクリムは泣きながら独りぼっちで死んだのに、 娘に会った途端に投身自殺しようとしたのはなぜだろう。 そしてどうして娘を連れていってあげなかったんだろう。 せめて城の外に逃がしてあげればいいのに。 その理由が、民族の特徴を受け継いでいない娘の姿にあるとしたら暗黒すぎる。 関係ないですがあの一族の不老長寿は 遺伝に加えて、何らかの感染症の母子感染がトリガーだったら面白いなって思いました。 なので母親と一切接触させなかった娘ちゃんは普通の人間になってしまった。 出産した直後に、幼馴染の旦那に、子供の頃、あんな意地悪な事言ってごめんね って妻が謝るのは、岡田さんらしい、いいセリフだなって思いました。 建築物が全体的によかった。特に民家の、 ハーフティンバー様式とアールデコが合体したみたいな外壁。 細田さんの次の新作も少女と幼児のようだし 今期のプリキュアも育児ものだし、美少女育児もの流行りなのかな? ---------------------------------------------------------------- 2018/03/02(金) 映画かんそう 「ブラックパンサー」 MCUすごいなあ、としみじみ思ったのは、 これまで構築した枠組みを洗練する方向ではなく、ぶち壊して、 有望な監督を引っこ抜いてきて、 どんどん新しいものを組み立てて変えていこうとする姿勢。 昨日公開したばかりなので、見に行くつもりの方は 下記は見てから読んでくださいねー。 ・エンタメにおけるアフリカの格好よさの創造 これまでに見てきたエンタメの、尊敬を受けるアフリカ人は 「欧米人のように英語やファッションが完璧で、 欧米人並みの高等教育を受けている」もしくは 「伝統的なアフリカの文化を大切にし、 気高い精神を持っている(しかしその気高さは幾分キリスト教文化圏的である)」 でしたが、ワカンダは違う。 他国に支配統治されたことがなく、科学水準は地球上のどこよりも高く、 なおかつ伝統を大切にし、西洋文化からの影響を受けておらず、 欧米に対するコンプレックスが全くない。 ビルの形やファッションを見てましたが、 文化を一から作るの結構大変だったろうなこれ…と思いました。 (都市のデザイン、サイバーパンクっぽかったですが、所々遺跡っぽい意匠のビルがあった) ・男女比 今回主要登場人物が男女ほぼ同数な感じです。 マーベル映画では初なのでは? 王をちやほやする女たちというニュアンスは全くなく、 むしろ王の方が押され気味なくらいの大活躍でした。 最強の戦士も最高の科学者もみんな女性。 (オコエさんもナキアさんもシュリちゃんも、みんな魅力的でした!) (当然ながら白色人種の登場人物が極端に少ないのもマーベル初だと思います) ・魅力的な簒奪者の創造 簒奪者と言えばともかく悪くて妬み深くて卑怯で民を虐げ、 主役の正当性とカリスマを盛りたてるものですが、この映画は違う。 簒奪者の側に理があり、悲劇があり、見ている者の心を掴みます。 主役の正当性が若干犠牲になりましたが、美しいキャラクターでした。 父王を亡くし、王位を継承したティ・チャラ。 即位間もなく、博物館から盗まれたヴィヴラニウムが 韓国で闇取引されるという情報を得て、取引現場へと飛ぶが、 そこで彼は見覚えのある装飾品を身に付けた人物と出会う…というあらすじ。 ラストばれ キルモンガーさんがもう本当に切なくて…。 彼の魂はずっとあの部屋にあって、出られなかったっていうのと、 お父さんも泣いて後悔してて、キルモンガーさんも泣いてて、 ティ・チャカ王は臣下を守るためにああせざるを得ず、 (ただ、遺児を捨て置いたのは痛恨の過ちですが) 同朋を救わなければというモンガー父の気持ちも間違いではなく、 裏切られた怒りから銃を向けるのも十分理解できるものだし、 ティ・チャラもできる限り頑張ったけどああなってしまって、 夕日は美しくて、ああー…という気持ちです。 初見では分からないけど冒頭めっちゃつらいシーンなので二回目を見るのがこわい。 なんだか悪い人、嫌いなひとがいませんでした今回。 (クロウは股間からヴィヴラニウムを出したので許した) (相手がキャップだったら盾で殴られて顎砕けてたぞ?危なかったな) (ロスくん、ああいうねたに大受けすると思ったんだけど、それ中の人だった) (そして思ったより熱血男子でコメディキャラクターだった) (脊椎にヴィヴラニウムが入ったから、彼も今後パワー系前衛キャラクターに?) ところでS.H.I.E.L.D.は新規採用の基準をもうちょっと厳しくした方がいいんじゃない? (追記:これシールドじゃなくて、ネイビーシールズかもという話を聞きましたS.H.I.E.L.D.ごめん) ティ・チャラ王は、生まれながらの王!って性格なのかと思ってたら、 好きな女の子の前では無口になってしまう純朴な、押しに弱い、 真面目でおっとりした人だったのでびっくりした!! 家族とか育った集団に女性が多くて、みんなに可愛がられて育った男の子は あんな感じになるよねーって思って見てました。 陛下、すごい手足長くて腰がしまってて、おまけに指が長くてきれい。 あとCACWで、若干ナターシャに矢印でてるな…?って思ってたんですが、 あれ、好きな子(ナキア)がエージェントやってるからなんでしょうねたぶん。 それってかわいい! ワカンダに関しては、ずっと打楽器がズコドコ鳴ってるのも、 継承式の舞台美術みたいな色彩豊かな衣裳も、槍での戦闘も、 伝統の意匠と最新科学の融合も、唱和も、最高でした。 ヴィヴラニウム製の車に乗っている彼等を銃撃してきた連中に対する 「銃、原始的ね」 っていう心底しらけたセリフしびれた。 「賢者は橋を築き、愚者は壁を作る」という陛下の言葉もよかった。 「農業国がなにを分かち合うと?」という失礼な問いに対する、強者の鷹揚な笑みも。 おまけ映像 寝て…?洗脳解けた…?キャップは…?新婚さんの新居…?え…? きのうはおたのしみでしたな…?なにが起こっ…? 周囲の座席が外国のひとの集団でかためられてましたが、おまけ映像で歓声、 ラストで歓声と口笛で大変賑やかでした。 余談 バステトに続きハヌマンという単語が出てきましたが、 ワカンダの宗教、神話体系どうなってんの? ヴィブラニウム警察なので、ヴィブラニウムを「固い」って表現されると(字幕)納得いかない。 vibration+iumの造語だと思うので、固いのではなく運動エネルギーの吸収が特徴なのでは? CAFAでキャップの盾にペギーの撃った弾が跳ね返らずに全部下に落ちてるし、 CAWSでビルから飛び降りる際にキャップがクッション代わりに使ってるし。 固いだけなら、爆発物に覆いかぶさった場合、体は無傷でも上に吹っ飛ぶよ。 今回のおじいちゃんもめっちゃ分かり易い。 おじいちゃんセクハラで訴えられたり体調崩したりしてたけど 大丈夫なの……。 最後の子、「ムーンライト」のシャロンだったの…! ---------------------------------------------------------------- 2018/03/03(土) 色々感想 岸辺露伴は動かない「エピソード10 ザ・ラン」(ジャンプ掲載) 今回の露伴先生、ちょっとしおらしいです。どうしたんだろう。 前鋸筋なんて初めて聞きました。どうやったら鍛えられるのか見当もつかない。 斉木楠雄のΨ難、連載終了!えー!どうして! 実写映画化されたばかりなのに…!お疲れさまでした! ブラクロ(ジャンプ掲載) 自爆テロをかましてきた敵に まずお前の話を聞かせろ、その後で俺の話を聞け、 っていう主人公、進化を感じる。 彼個人の進化ではなくすべての漫画の、主人公全体としての。 悲惨なエピソード進行と同時進行の希望あるエピソード。 BIRDMEN(サンデー掲載) 特殊能力持ちの新人類、ミュータントてきな人々が集まって 全体会議を開くのですが、 「自分の代だけ平和の暮らしたい無責任なやつは楽園を探して籠って生きろ」 って意見はたぶんX−MENが念頭にありますよね。 今週のブラクロでも思ったんですが、なるべく争いを避けるべく 対話する傾向にあるのはいいことのように思います。 たとえフィクションでも。 宝石の国(アフタヌーン掲載) 「寛容と平等は古代で理想とされたが、一度も長く保たなかった」 「私は本来隷属するほうが得意だ」 金剛先生の名言と性癖えぐりが留まるところを知らない。 エレメンタリー5 今シーズン、ワトソンの知人の出所したアフリカ系アメリカ人が 何度も期待を裏切りつつ、ギャング団と手を切り、 最終的に組織を潰す話だと思ってたんですが、突然死んだ! 前科者の社会復帰がテーマじゃなかったの!? 人気なくて切られたのかな…。 私もホームズがボコられた時点で相当イラっときてたけど…。 バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜 今週も普通に放映しました。ゲストは里見 浩太朗さん。 来週最終回みたいです。 アンナチュラル いじめと自殺の回。ゲストの少年がHiGH & LOWで 雨宮兄弟の少年時代の二男を演じていた子だと教えてもらって 「実質HiGH & LOW回じゃないの!?」って思ってました。 あの世界はもしかしてハイロ世界で死んだ人が行くところなのかも。 二男は親の死と共に幼年期の魂が死んだ。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/04(日) セロトニントランスポーター遺伝子というのがあって、 それはSS型、SL型、LL型の3種に分けられ、 SよりもLの方がセロトニンが多く生成されるため、 Sが多いほど悩みやすく緊張しやすい。 Lが多いほど楽観的で物怖じしない。 あとセロトニンの多さは安眠に直結する。 アジア人はSS型が多く、黒色人種、白色人種の順でL型が多い。 という学説は別に新しいものではなく数年前から言われていたそうですが 私は最近新聞の記事で知りました。 ハハーン、自分はSS型なんだなってすぐにピーンと来ましたけど、 ところで脳内セロトニンを増やすにはトリプトファンの摂取が必要だそうなんですが、 トリプトファンって蛋白質に多く含まれていて、 比べてみると肉類はヒトケタ含有量が違うんですね。 (あとチーズと納豆とヒマワリの種と、たらことすじこ) 落ち込んだ時に肉を食べるといい感じになる気がしてたのは、 もしかしてこれか!って気付いたんですけど、 とっくの昔に畜産業界が「牛を食べると鬱になりにくいヨ!」って キャンペーンしてました。 まあでも薬ではないので食べてすぐ効くとかではないでしょうけど。 やっぱり意識的定期的に肉やチーズを食べておくのっていいんじゃないでしょうか。 (すじことたらこは毎日食べない方がいい気がする) (あと100gあたりの含有量比較なので、ヒマワリの種は体積が大変なことになりそう) (納豆は得意じゃない人が多い。というか私もあまり…) サプリで摂取もできるそうですが、セロトニン症候群という病気があるので 食べ物でとったほうがよさそうです。 ところで、セロトニンを増やすのはトリプトファンの摂取と あと日光浴とあと適度な運動が有効なんですけど、 肉が安くて日照時間の長い国に住んでいたら、 じゃあきっとセロトニンが生成されやすいですよね。 そういう国って黄色人種以外の人が住んでるような気がするのですが、 元々LL型が多くセロトニンを生成しやすいうえに 環境までセロトニンを作りやすいとかずるーい!って思いました。 あっ、日照時間ランキングと自殺率ランキングを比べたら… って頭に電球が灯りましたが、日照時間の長い国は 情勢が不安だったり生活環境が劣悪だという理由で自殺の多い国が 結構ありました…。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/05(月) 映画かんそう 「MYTHICAミシカ クエスト・フォー・ヒーローズ」 えっと、お好きな人には申し訳ない、つまらなかった。 私に合わないとかではなくつまらない。 5部作だったので、面白いから続いたんだろうと思って見ました。 足に障害があって歩行の困難なヒロインは魔法使い見習い。 魔法に精進したいと思い、奉公先を飛び出して 冒険者ギルドに向かうが、当然ながら相手にしてもらえない。 そこで出会ったのが女修道士。姉をオークに攫われた彼女は 救助チームを結成するためギルドにきていたが 報酬の金額が少なすぎてメンバーが見つからないのだった。 紆余曲折あり修道士はヒロインを雇い、 2人は頑固者の戦士や、女ったらしの盗賊などを仲間にして オークの住処に向かう…というあらすじ。 最初、襲撃を受けた村人たちが逃げ惑うシーンが スローモーションだった時点で、 「これアカンやつや…」ってピンときました。 お話が、ここがだめとかではなく根本的に全部だめなので、 「今はまだアウトプットするには早いんだ! 映画500本、小説500冊見てみよう!」 って語り掛けたくなりました。 シリーズ全作のレビューを見ると、 終盤の4、5あたりになると盛り上がるそうですが、 そのために1〜3を視聴して6時間を無駄にするのがいやだ。 しかしよく5まで撮影できたなこれ…。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/06(火) アバック座という、貸切にできる映画館に行ってきました。 2時間半単位で予約を入れて、持ち込みの円盤を見る事ができます。 すごい、と思ったのが、間近で見る鮮明な映像! 顔の毛穴、肌理、髭の跡、細かい皺、爪のささくれ、色素沈着、 腕の血管、体毛、服のほつれ、背景の隅々まで ものすごいクリアに見えました。 映画館でも自宅のモニタでも何度も見た映画ですが、 どこで見るより細部が見えた。 ブルーレイの真価がやっと分かったという感じ。 あと、歓声あげ放題なのも楽しいのでおすすめです。 (部屋単位なのでちょっと高く感じますが、2人とかで割れば…) (前列の席がおすすめです) ---------------------------------------------------------------- 2018/03/07(水) (秘宝館のインパクトに紛れて忘れてましたが) 熱海の起雲閣に行きました。 代々の当主が思いのままに建てなすったお屋敷が素敵でした。 陽の光と、窓へのこだわりが感じられた。 わりと近年まで旅館として使われていたそうで、 文豪にゆかりのある各部屋も公開されてました。 そりゃあ、こんな部屋に逗留して毎日おいしいもの食べて 温泉につかってたら名文も書けるわー!という風情あるお部屋。 カフェでは、熱海名産だいだいの手作りマーマレードで ロシアンティーもいただけ、なおかつマーマレード販売もしてました。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/08(木) 映画かんそう 「15時17分、パリ行き」 2015年の夏に起きた、フランスの高速鉄道内で 自動小銃で武装したイスラム過激派男性を、 旅行中のアメリカ空軍兵士と州兵と大学生の幼馴染3人組が制圧した タリス銃乱射事件をイーストウッド監督が映画化したもの。 なお、主役3人や乗客などを本人が演じるという 異色の作品になっている。 しょっぱい感想になりますのでご注意。 列車のテロリスト制圧はごく短い時間の出来事だったので、 映画は3人の幼少時代の話と、軍人になる経緯、 それとヨーロッパ周遊の話をたらたらやります。これが結構だるい。 旅先で女子をナンパしたり、撮影禁止の場所でバッシャバシャ写真撮って、 展示物をdisったりとか、 フロントの女性が階段をのぼる時スカートの中が見えたり、 ナイトクラブで美女と踊ったり、いやもう、 どうでもいいオブ・ザ・イヤー受賞ですよ。 結局のところ、敬虔なクリスチャンのシングルマザーに育てられた白人の少年が、 周囲からだめな人間とみられつつも 主よ、私を平和の道具としてお使い下さいと祈り、 銃と軍への健全な憧れを持ち続け、 愛国心と友情と、神の導きによって虐殺を阻止するという、 過去パートはその筋立ての補足なんですが、 まあこれ他の監督なら20分で済ませると思います。 白人男性のクリスチャンの軍人がヨーロッパで身を挺して大勢の命を救い イスラム過激派を倒すという内容、最初に予告を見た時 ああ、イーストウッド監督(と年配の男性)がお好きそう…って思いましたけど、 感情移入しすぎて客観性を見失うほど好みのテーマって、 撮らない方が賢明じゃないかしらと思いました。 3人の男性の演技については自然だったなと思うし あと自動小銃を構えている相手に向かっていくのは、 ものすごい度胸と滅私の精神で、そこは本当に尊敬します。 というか一番すごいのはトイレのドアが開いて、 半裸の男が自動小銃を持っているのを最初に見た男性が、 後退せずに前進したところだと思うんですよね。 確かに狭い空間で決着をつけるのが正解と言えば正解なんですけど、 そんなの咄嗟に計れないし。 恐いものが突然出てきても、白色人種は突進する人が多いのか? さすがは狩猟民族だぜ…。 あと興奮している人間を気絶させるのって難しいんですね。 銃底であんなに殴ってるのに、あんなにギンギンに抵抗してくるとは。 イスラム過激派のテロリストを、偶然居合わせた 屈強なアメリカの軍人が制圧して終了!力こそパワー! 対話など無意味!女子供の出る幕など当然なし!というのが現実だけど、 私は非現実世界をこれからもずっと愛します。 多様性と対話の重要さを説く物語を見て育つ子らは、 今よりもっと遠くまで行けますように。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/09(金) 映画かんそう 「帝一の國」 古屋兎丸さんの同タイトル漫画の実写化。 日本一の名門校、海帝高校は政治家たちの子息が集まり、 その生徒会を掌握するものは、のちに政界を掌握すると言われている。 自分の国を作るという野望を持つ主人公は、 まず生徒会長の派閥に属するために、 有望株の先輩に媚を売るが…というあらすじ。 イケメンたちが集まって、マイムマイムを踊ったり、 褌一丁で太鼓を叩いたり、わちゃわちゃするので2時間楽しめます。 原作未読ですが、あらすじだけ読んだ感じでは 序盤の映画化のようです。 主人公の性格はクズ度がやや緩和されてるのかな? 人を信じられない上流家庭のお坊ちゃんと、 貧しい育ちながらまっとうな心根を持つカリスマの友情とか、 主人公を支える中性的な美貌の副官とか、 主人公を偏執的にいたぶる因縁のライバルとか、 まあそのなんだ、腐女子向け。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/10(土) ポタ文章 「誕生日とプレゼント12」 キャプアメ「Help!」 W推し誕生日…!今回はわりとギリギリでした。 ところで「くまといっしょ」というアプリゲーム、 すごい理不尽にクマに殺されるらしいのですが、 ちょっとルーピン先生の作ったゲームっぽいな…と思いました。 https://appget.com/appli/view/71203/ 色々感想 舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載) 新人の女の子、キヨスーの番犬的なポジションになりそう。 舞妓さんの見習い、最初は荷物持ちをするのか。 ちょっとヅカっぽい? 進撃(別マガ掲載) 兵長が鬼神のようだ。 前も書いたかもだけど、巨人の視点でああいう風に見せられると 壁の中の人達はすごく怖い。 あのサイズ差をものともせずに飛びかかってくるんだもん。 頭がおかしいよ…。 アルミン…?ひえ…どうなっちゃうの…。 こばなしけんたろう(小説幻冬連載) オリジナル神様の話。 神の逆鱗に触れたものへの神罰が、はっきりとは書いてなくて逆に怖い系。 最後綺麗にまとめたな?って思った。 バイプレイヤーズ 〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜(最終回) 元々最終回だったのか、細工して最終回と言う事にしたのか分からないけど、 撮影してなかった部分は大杉さんはお風呂に入っているという設定で綺麗に繋がってた。 テレ東の朝ドラ「しまっこさん」見たいなあ…。 http://www.tv-tokyo.co.jp/shimakkosan/ しまっこさんのニセ公式サイト。 相棒16 日本には戸籍のない子が推定1万人以上いますよ、という話。 学校にも行けないし病院にも行けません。 ドラマに出てきた子は読み書きはできたみたいだけど、 独学はけっこう難しそうだ。 あと半グレ集団。致命的にネーミングがださいから 数年で廃れると思ってたけど、定着したのか。 アンナチュラル 焼死体の話。死者のあのスキンヘッドの役の人は オヤコーのサブの人だと教えてもらいました。 またひらめいた!HiGH&LOW世界で元気に生きてる子は、 アンナチュラル世界では死ぬ! マーベル・インヒューマンズ インヒューマンズは実は月に王国を築いており、 しかし彼等は人口過密と資源の枯渇に悩まされていた…という話。 1話目は、また兄に嫉妬する弟の簒奪者かぁ!ってアレだったんですが、 しばらくは見てみます。 エレメンタリー5(最終回) うん、あの女性が現実の人ではないのはなんとなく分かってた。 しかしアルツハイマー…?の症状に似た、一過性のものだといいんだけど。 クリフハンガーとしては悪手だと思う。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/11(日) 春が来たなという感じがします。 数年前から流行の苺ブッフェですが、価格高騰も結構すごくて ここ行きたいな…と思ったらなんかほぼ万に近いお値段だったりしました。 (そこは結局行かなかった) ---------------------------------------------------------------- 2018/03/12(月) 映画かんそう 「シェイプ・オブ・ウォーター」 デルトロ監督、アカデミー作品賞・監督賞受賞おめでとうございます! アカデミー作品賞って、「ロード・オブ・ザ・リング」を例外として 歴史、戦争、犯罪、実話、社会問題、悲劇、悲恋、悲劇、とか そんなのばっかりなので、作品賞受賞は無理かも…とちょっと思ってました。 でも賞のほうが変わりつつあるのかな? 65歳以上の会員さんが多いと聞きますが、この作品を実際に見て 票を投じられたのだとしたら感性の尖った人が多いのだな。 これは子供には分からない大人のための絵本で、 ものすごく美しい色で描かれていますが同時にものすごく醜いものも映るし、 残虐で、かつ純粋な、血と汚物とサイコパスと、善意と無垢とロマンスの物語です。 若いデルトロ監督には撮れなかったし、10年後のデルトロ監督にも撮れないであろう 今だけの奇跡のバランスです。 でもみんな見てねー!ってタイプの映画じゃない。 ねこが残酷に死にます。あと、きつめの人体損壊があります。 60年代、航空宇宙研究所で清掃の仕事をしているイライザは、 子供の頃に喉を裂かれて口がきけないというハンデがあったが、 理解のある友人と猫たちと共にひっそり暮らしていた。 ある日、研究所に水棲生物が運ばれてくるが、 凶暴性を見せるその生物に、彼女は知性を認めるというあらすじ。 全部ばれ 画面全てがドレスの柄のようでした。 色が本当に素敵だった。緑が差し色。 映画館上階にある彼女のお部屋の内装が特別に好きです。 この映画、ヒロインを普通に若くて美しい女性にして ハンデはあるけれど知的で勇敢で、でも男性は怖い。 そんな彼女が魚人と出会って、彼の知性に気付き…という話にしたら 完全にディズニー鉄板コースで全年齢むけ、興行収入は倍になったと思いますが デルトロ監督は絶対そうしたくなかったのでしょう。 ラブロマンスは若い美男美女だけのものか?女性は選ばれるだけか? 性の相性はどうするのだ?異種間の意思の疎通はそんな生易しいものか? 等々、わりと詰め込まれていました。 女性が常に選ばれる問題に関しては特に「魚人大丈夫…?性虐待されてない…?」 って心配になったくらい(笑) イライザ、登場と同時に自慰をおっぱじめて、 うわー!「ヒロインは性的に無垢、消極的なのが望ましい」っていう アジア男女両方のニーズを冒頭から鉄拳粉砕だー!!って思いました。 (でも川に捨てられてたイライザの人生も性も全部水に縁があるんだなっていう一連の流れは好きです) 彼女は痩せた中年女性で、そして性格も控えめで知的で忍耐強い…とかでは全然なく、 結構人の親切に無頓着で、忠告とか聞かない。聞く素振りすらしない。 やりたい事は後先考えずにやってしまう。自分の意志を押し通す。 気に障ったら上司にファックサインを出すし(わりと素で)、めっちゃ我が強い。 でも友達のことは大事にするし、仕事仲間のゼルダとかは イライザのそういう変な所が好きなんだと思います。 1人の女性が、全自分、これまでの人生の時間と精神を賭けて恋愛をする話から 「口のきけないハンデがあっても、こんなにかわいい子ならOK」 っていうルッキズムジャッジメントを排除したかったのではないかしら。 女性の自己投影・感情移入も、男性のポルノ目線もシャットアウト。 でも気付いたらイライザと魚人に寄り添って、いつのまにか励まし喜んでいるようなお話でした。 イライザのお友達が皆好ましい人なのも、とても良かった。 主人公を助けるだけのご都合主義マイノリティではなくて、 ジャイルズは片想い中のクズ男に失望して決別(そして毛が生える)、 ゼルダも(たぶん)クズ旦那と決別するというそれぞれの物語があります。 無自覚に他者を圧殺するマジョリティ&ホモソーシャルを痛烈に皮肉っていますが、 彼等自身そのシステムに囚われていて抜け出せない面も描写されています。 ストリックランドは「パンズラビリンス」のヴィダルが転生した男だと思うんですが、 性格造形がグレードアップされてる。 これもしかして、クトゥルフ・ユニバース展開して 最終的に「狂気の山脈にて」につながるのでは…?と思った。 見たい!監督がんばって! ---------------------------------------------------------------- 2018/03/13(火) 最近旅行に行ったのですが、 朝に、自分のモバイルの目覚ましが鳴っているのに、 必死でホテルの空気清浄器のボタンを連打し、 音が止まらないので(そりゃそうだ) 清浄器のコンセントを引っこ抜いて、また寝た。私が。 ……ってあとで教えてもらって、 記憶になかったのでびっくりしました。 (いや、なにかが鳴り止まないのはうっすら覚えてた) 自分、寝ぼける事って全然ないつもりでいましたが、 もしかしたら記憶にないだけで、実は色々やっているのかも。 関西でDCドラマ「フラッシュ」第2シーズン本日から地上波で放映! ---------------------------------------------------------------- 2018/03/14(水) ところで横浜って、あの楕円を半分に切ったような特徴的な、 ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルがあるから ドラマや特撮や漫画で街が出るとすぐに「あ、横浜だな」って分かるのいいですね。 と今週ジャンプの新連載を見て思いました。 横浜はロイヤルパークホテルのスカイラウンジ「Sirius」がとても好きです。 カーペットや椅子に星の意匠がちらっと使われていて、 シリルシリ同人誌の表紙みたいに見えるんですよ。 久しく行ってないのでまた行きたい。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/15(木) デルトロ監督アカデミー作品賞監督賞受賞祝いに、 監督が好き好き言ってるテキーラ「パトロン」を買おうかなと思ったけど、 味がお好きとかいうよりも、コラボ商品を出しておられるのかー! いやこれとてももったいなくて飲めないし、 これが部屋にあったらインテリアのイメージが特殊なものになっちゃうし、 勝手に入った右京さんにどんな超推理されるか想像すると面白いです。 注:年齢確認があります https://www.patrontequila.com/products/guillermo-del-toro.html 2018/03/16(金) そういえば映画「ブラックパンサー」で 国王が亡くなった直後に家族が集まる場面で、 誰も黒い服を着てなかったのですが 元々アフリカに喪=黒という文化がないからかな? と思いました。 仏教圏とキリスト教圏ではどちらも喪=黒(or白)ですね。 このまえ見ていた洋ドラで(たぶんCSIラスベガス) アフリカ系アメリカ人のお葬式の場面があったんですが、 参列者全員が故人の顔写真をフルカラー印刷したウチワ、 あの、コンサートで推しの応援をする時の あんな感じのやつを持ってるのを見て、 文化の違いをちょっと感じました。 (特定の土地の風習なのかなと思って調べようとしたけど出てこなかった) ---------------------------------------------------------------- 2018/03/17(土) 色々感想 アクタージュ(ジャンプ掲載) 無人島に流れ着いた人たちが、 5分以内に殺し合うシチュエーションを考えるのは、 たぶん役者の仕事じゃなくて脚本家のやる事だと思う。 呪術廻戦(ジャンプ新連載) 手で作る影絵で攻撃できるって、子供が盛り上がりそう…。 技を真似したくなるのはいい漫画。 ノアズノーツ(ジャンプ新連載) ものの歩の人か。 ヒロインが、将来の夢はお嫁さんだから学校の勉強なんかやっても意味ない! って作者のかた、お幾つくらいの人なんだ!? 女性の自立どうこうというよりも、現在の日本の平均収入の点で…。 フラッシュ第2シーズン 良い事と悲しい事が複数起こって、ええええ????状態です。 お父さんどうして行ってしまうん!? あと頭脳派が3人ってめっちゃIQ高いチームですね!? 合体マンの若いほうがどっかいっておじいちゃんが残留!? まあお年寄りが過酷な目に遭うより若者が頑張るべきだけど…。 あとシスコー!今シーズンもかわいいけど大丈夫なん!? 相棒(最終回) 誰かが女記者をエスカレーターの上から突き落とした。 それは誰かという最終回。 空撮、テロ、メインキャラ負傷が出なかったのは嬉しい。 謎解きは、うん…まあ…。 そして特命に3人目が増えた。 アンナチュラル 回想シーンの中堂さんがめっちゃしおらしくてかわいくて泣く。 しかし親に絶縁されて、故郷に帰りたくても帰れなかった男性が、 火事の中で自分の命と引き換えに救ったひとが 実は真犯人の快楽殺人者とか、 よくまあこんな救いのない話を…って思いますね好き。 予想してた人もいたのかな?私は全然気付きませんでした。 この回、関西の視聴率TOP20入りしてた。やった! 脚本の野木亜紀子さんに「相棒」書いてほしい…。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/18(日) ブリティッシュヒルズin福島に行ってきました。 関西からだと飛行機で1時間、空港からタクシーで1時間で、 まあ割と数時間で着いてしまうという、とってもステキ&ステキ空間でした。 宿泊できるハリポタ世界!という感じ。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/19(月) ブリティッシュヒルズは標高1000mの山の上にあるので、 市街地とは若干温度差があり、雪が積もっていました。 なのでジョージアンガーデンとロックガーデンの2つの庭園は立ち入り禁止、 3kmの遊歩道も閉鎖されており、もりもり散歩するぞー!と思っていたので ちょっとしょんぼりもしましたが、 オフシーズンだけあって人が少なく、敷地内を散策していても 幾つかある館の中を探検していても、あまり人と出会いませんでした。 雪で外出もままならないマナーハウスのゲスト気分を味わうには ぴったりの季節だったように思います。 ホテルが1人に1着貸してくれる、分厚い生地と裏地のマントを (販売もしていて、お値段を見たら結構な高級品でした) コートの上に羽織ってもわりと寒くて 寒風にキャーキャー言いながらパブへの道を歩いたり、 エグゼクティブラウンジでは18年物を中心に ウィスキーが揃っており、寒さ凌ぎに1杯引っ掛けて 部屋へ戻ったりするのは楽しかったです。 素敵な部屋で紅茶を飲んでお喋りをして、 気が向いたらアフタヌーンティーやパブでのビールを楽しめたら満足、 という人は、3月後半おすすめです。 (ガチ冬シーズンは山道が凍結したりもするそうなのでちょっと危険かも) お庭もフルで楽しみたい人はGW以降をおすすめします。 オフシーズンは課外授業の学生さんが多くて、でも食事などはかち合わないよう、 ホテル側が時間をずらしてくれます。学生さんたち全員黒のマントを着用している! 大食堂で食事をしている! ---------------------------------------------------------------- 2018/03/20(火) 1日目はチョーサーのスタンダードルーム、 2日目はドレイクのラグジュアリールームに宿泊しましたが ラグジュアリーの方は部屋にでっかいソファとローテーブルのセット、 それとは別にテーブルと椅子4脚、1人に1つ大きいクローゼット、 バスタブとは別のシャワーブースがありました。 当然入室と同時に無言で撮影会ですよ。 ただ、ラグジュアリールームは暖房機器が3つもあるにも関わらず、 スタンダードルームより寒かったです。 でもアフタヌーンティーのサービスチケットがついて、 朝食も豪華でした。ブッフェスタイルの時とは ベーコンやソーセージの質が明らかに違った…。 おすすめは暖炉がごうごう燃えているパブ、 ホグワーツ大食堂を彷彿とさせるリフェクトリー、 ティーポットコレクションが面白いティーハウス、 ウィスキーを飲みながらチェスの楽しめるエグゼクティブラウンジ、 ホームズコレクションの展示されているチョーサー2階ラウンジ、 そして本の背表紙を眺めているだけで飽きない図書室です。 写真100枚くらい撮ったのですが、どれも最高です。 注意点としては、 山道がグネグネなので車に酔いやすい人は酔い止め必須。 語学学習の場なので、お店でもレセプションでも基本英語。 日本のホテルに比べると水とお湯の出がちょっと頼りない。 以上3点です。 あと日本人のイメージする英国人を意識してか、外国のスタッフの方は人種に偏りがあるのでそこのところが気になる方は合わないかもしれない。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/21(水) 映画かんそう 「フレンチ・ラン」原題BASTILLE DAY 「バイオレンス・レイク」や「ウーマン・イン・ブラック」など、 ホラーを中心に撮ってたジェームズ・ワトキンス監督の作品です。 バディものアクションムービー。 テロ犯のバッグを置き引きしたことから、 爆破を幇助する事になってしまった腕利きのスリと、 強引な捜査で孤立気味のCIA捜査官が 奇妙なコンビを組んで事件を解決します。 男ヒロイン制度採用映画。 このスリ、イケメンでグイグイ行くタイプの俺様かと思わせておいて、 わりと気遣い屋さんで受け身で、人の役に立ちたい子でした。 酒場でのスリ無双のシーンは面白かった。 短いのでサクっと見られます。 捜査官の上司と、黒幕くんはちょっとアホだと思う。 そこのところは残念。 今度はクレバーな格好いい敵を相手に、再びコンビ結成して戦ってほしい。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/22(木) 映画かんそう 「リメンバー・ミー」 19本目のピクサーアニメです。 リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ監督。 メキシコの少年が主人公。 「シェイプ・オブ・ウォーター」では緑がアクセントカラーでしたが 本作では輝くようなオレンジ色がそうです。 カラフルな色紙の飾り、先祖を祀る祭壇の蝋燭と花々、 登場人物の褐色の肌と、真っ白い骨、 ちょっとほかに似たものを思いつかない色をした霊獣、 ともかく色の鮮烈な映画でした。 シナリオも良かった。 12歳の少年ミゲルは音楽を愛する少年。 しかし祖母の祖父が、むかし音楽のために妻と娘を捨てて去ったという過去があるため、 一族は音楽厳禁の家訓を守っていた。 ミゲルは、誰よりも尊敬を集めるミュージシャンのエルネストに憧れていたが、 曾祖母の写真の端に写る曾祖父のギターが、 エルネストのものと同じであると気付いた彼は…というあらすじ。 おちばれ注意 ミスディレクションが大変うまくて、 大人の私もコロっと騙されたので、子供さんはさぞかしびっくりされたと思う。 1年に1度帰ってくる先祖を、子孫がお迎えするメキシコの儀式は、 日本にもそっくりな風習があるので親しみがわいた。 (でもなぜこの手の風習は年に1回なんだろうね) あとお母さんが履物を脱いでめった打ちにする攻撃は「じゃりン子チエ」を思い出した。 メキシコ=大阪なのかもしれない。 ただ、家族に夢を否定されても、家族を大切にしなければならない。 家族だから最終的には分かり合えるという内容なので、 そこに挫折した人にはつらい映画かもしれない。 でも大家族の互いを想い合う描写はとても素敵でした。 彼は好ましい人物だけどでも扶養責任と育児責任を放棄したのはよろしくない。 バチがあたって酷い目に遭ったという事で納得するけど。 同時上映 「アナと雪の女王/家族の思い出」 離れ離れになって育ったエルサとアナは、 自分達にクリスマスの習慣がない事に気付いて悲しむ。 オラフが、姉妹のために街中を回ってクリスマスの習慣を収集する…というあらすじ。 姉妹が互いしか見てなくて、新曲の歌詞が 「どんな場所でも私は行くだろう、そこにあなたがいるなら。 どこだってかまわない。あなたが一緒にいてくれるなら」 という最高のもので、新刊ありがとうございました!という気持ち。 ところで前作では魔法の建造物を作る時は、 それなりに力をこめないと発動しなかったエルサですが、 今回はノールック、片腕一振りでも魔法を操っており 魔力の上昇を感じさせました…。ディズニープリンセス最高の戦闘力…。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/23(金) 映画かんそう 「プリキュアスーパースターズ!」 怪物が現れ、HUG組のメンバーがさらわれてしまう。 怪物はキラキラ組と魔法つかい組にも魔の手を伸ばす…というあらすじ。 久しぶりに全部破壊してやる系のデカイ敵でした。 「主人公の子供の頃になんか縁のあったキャラクターがねじれてラスボス」 パターンは過去に何回かあったので、そろそろ封じ手にしてはどうか。 今回はラストのミラクルライトを振る時間がどえらく長く、 隣の女児は大変苦しそうにしており、 お母さんが「もういいんじゃない?」と止めに入ったのですが、 女児は振り続けた。 かわいそうなので女児の体力を考慮してあげてほしい。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/24(土) 色々感想 Dr.STONE(ジャンプ掲載) スマホを作るの!?1から!?抗生物質よりハードル高い気がするけどどうか? 自力でオーブントースターを作った人の本を読んだことあるけど、 結局パンは焼けなかったよ!?(工程はすごかった) ブラクロ(ジャンプ掲載) あっなんかキャラクターが増えたと思ったらそうきたか! そうか!うわー、なるほど…。 これ結構ジャンルの人はつらいだろうな…。 呪術廻戦(ジャンプ掲載) 主人公の好きなタイプ、ジェニファー・ローレンス。 おっ、この作者さん洋画を見る人で、女性の好みがちょっと変わってるな。 (ジェニロは見た目は美女だけど、中身は相当変わってる) 舞妓さんちのまかないさん ス―ちゃんの誕生日にイチゴケーキを作ろうとするけど 色々事情があってイチゴや生クリームなどの材料が なくなってしまうキヨちゃんの話。前後篇。 イチゴと生クリームくらい私が買ったるがな! 10個分でも100個分でも!って思いました。 アンナチュラル いい最終回でした。 過去にめっちゃ叩かれた検事とタッグを組んだり、 (でも不自然にいい人になったりせずに相変わらずの強硬派だったり) サイコパスやろうの挑発に成功した時のミコトの表情とか、 あと復讐を終えた中堂さんが死んだ彼女への想いに区切りをつけて 好意を寄せてくれる同僚の存在に気付く…とかでは全然なくて、 ミコトはあくまでも1人力強くモシャモシャと弁当食ってるのがよかった! いい脚本だった。 THE FLASHシーズン2 生きとったんかワレ。 えっでもパラレルワールド全部に博士がいたら相当やっかいじゃない? 博士軍団じゃない?(でも協調性なさそう。統率取れなさそう) ---------------------------------------------------------------- 2018/03/25(日) 映画の予告を見ていると、教師と女子高生とか 警官と女子高生とか、所謂「大人の男性と未成年の女性もの」で 少女漫画やティーン向け恋愛小説が原作の邦画予告がワンサカあります。 この系統の良さがビタイチ分からない私には、謎現象だったのですが、 ネットで「不安定な時期に、大人から、君は他の子と違って賢い、 大人だ、魅力的だ、価値がある、と保証してもらえることは救いになる」 という説明を見かけて、あー、なるほどなーって思いました。 他人の承認欲求をコントロールして 時間や、肉体や、金、あらゆるものを搾取しようとする 企業や、不倫おっさん、新興宗教、ヒモ、マルチ、心を病んだ共依存癖のある人、 色々な人と、やがて出会うことになる長い人生ですが、 がんばれ若い人達、とくに女性たち、って思います。 あなたのことが本当に好きで褒めてくれる人と、 下心があってあなたを好きな振りをする人を確実に区別する方法は、ありません。 まあ絶対何も奪わせない!って 警戒でガチガチなっているのもつまらないと言う人もいらっしゃるかもしれませんが、 警戒し過ぎくらいでちょうどいいんじゃないかと私は思う。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/26(月) 映画かんそう 「トゥームレイダー ファースト・ミッション」 過去に2作品撮られた、女性冒険家ララ・クロフトの物語が アリシア・ヴィキャンデルさん主演でリブートされました。 日本が舞台なんですけど、そこのところは全然宣伝されないな…? と思っていたら、日本でのロケなし、日本人は登場せずでした。 最近は「ブラック・パンサー」や「リメンバー・ミー」など 他国の文化を徹底的に勉強、リスペクトしたエンタメ作品が続いていましたが、 もうこのめっちゃ雑な服飾に建築に文字…日本史まる無視… 懐かしい洋画テイスト…いやこれはこれで嫌いじゃない… ってなりました。 クロフト財閥の令嬢ララは、失踪した父の死を認められず、 家を出てメッセンジャーとして貧乏生活を送っていた。 しかし弁護士から父の残したからくり箱を渡されたララは、 彼が日本の女王卑弥呼の残した邪悪な魔法を見つけるために 隠された島「邪馬台」に渡った事を知り、後を追う…というあらすじ。 私はゲーム未プレイ、映画2作品は見てます。 この映画のためにトレーニングを積んだアリシア・ヴィキャンデルさんの 筋肉がすごい。ムキキッ。 ピンチにつぐピンチを筋肉でクリアしていきますが説得力があります。 卑弥呼の魔法の正体は結構面白かった。 内容ばれ 7年もあの人数を食わせる食料をどうしてたのとか、 爆薬弾薬燃料衣類薬品機材ベースキャンプの資材の補充はヘリで運搬してたのか?とか、 日本側は当然把握してないとおかしいけどどうなのとか、 キツネ狩りのシーン長すぎるとか、ララの初めての殺人のシーン必要か?とか、 積み荷を燃やしてって言われたら燃やすべきだよな人として、とか 船の名前が「忍耐力」とか、色々つっこみ所は多い。 続編への思わせぶりな前振りがありましたが、 うーん、続くかなこれ…興行成績的に…。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/27(火) ドラマかんそう 「食い逃げキラー」 第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作。 HIGH&LOWのつくもさんが主演だったので見てみました。 ヒゲがないと10歳は若く見えるなつくもさん。 奇妙ななりゆきからあるファミレスで 食い逃げ犯人を追う「食い逃げキラー」という職に就いた主人公は 実はかつてオリンピック出場を期待されていたほどの実力を持つ スプリンターだった。 しかしそんな彼をも翻弄する食い逃げ常習犯たち。 サラダバー純、ステーキ鉄、スイーツお菊、 悪魔のヤン兄弟などの二つ名を持つ彼等は、 テクニックを駆使して主人公を翻弄するのだった。 そしてかつて主人公とオリンピック出場を競ったライバルが出現し、 主人公に何があったか、その秘密が明かされる…というあらすじ。 ちょっと早回しにしてあるのが分かりますが、 それでも人が猛スピードで走るのを見るのは気持ちいいです。 パルクールも取り入れたりとか、追いかけっこは楽しかった。 食い逃げ犯たちと変な通り名は、 脚本の人が押井守ファンなのかな?って思いました。 オチばれ ですよね。竹中直人だもんね。そうだと思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/28(水) ブリティッシュヒルズのお部屋の鍵、 こんな風にボルトと落し金の二重になってたんですが、 最初どうなっているか分からなくて、 内側からしばらく眺めてようやく理解しました。 落し金は、外からでも梃子の原理で開けられるようになってるけど、 内側からストッパーを差し込むとそれが働かなくなり 開かなくなる。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/29(木) 読書かんそう 「ロンドン・デイズ」 演出家・脚本家の鴻上尚史さんが 39歳でロンドンの演劇学校に留学された体験を綴った 20年ほど昔のエッセイ。 一応講師の招きもあって渡英されたのですが、 英語が全然できない事がばれると追い返されるかもしれないので、 授業内容が分かる振りをしながら毎日英語の猛勉強という 非常にスリルのある学生生活です。 現代英国演劇がどんな風であるか、英語がいかに難しいか、 英国がどれほど徹底した階級社会かが分かって面白かったです。 私の理解したところをまとめると、 アメリカの演劇はサイコロジカルだが、英国はフィジカルである。 しかしどんなに身体の技術を学んでも、 演出家の多くがオックスフォード、ケンブリッチ出身者のため 言語中心の芝居になる。 古典劇を見ても分かる通り女性の登場人物が少なく、 比例して女優の仕事は少ない。 労働者階級は舞台など見ないので、英国演劇を支える客は 上流階級の高齢者が多い、という感じ。 しかし鴻上さんは勘が良くて、おそらく耳も記憶力も優れておられるだろうに、 ぶっ通しで英語を聞いて学習してそれでも講師の指示内容が分からなくて 当てずっぽうで演技したりとかなさるのヒヤヒヤしました。 英国の訛りが難しいというのと、 あと日本の英語教育は日常会話をさせるつもりが全然ないというの、 私も後者については本当にそう思います。 英語話者でも使うかこれ?というような抽象概念の単語をいっぱい覚えましたけど、 バカ話をするための語彙がほとんどない。 あとこの本にも名越さんの話が書かれていて、 (名越さんは過去に劇団にいた鴻上さんの学友で、役者をやめて教師になってしまい 鴻上さんは彼に戻ってほしくて、何度もエッセイで名前を書かれている) (鴻上さんの映画作品の主人公がかつて演劇をやっていた教師で、 その友人が舞台演出家で、その舞台演出家は自殺してしまうという内容で、 ヒェェェェェェ!と思った事がある) 鴻上さん、名越さんのこと大好きな…と思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/30(金) 第90回アカデミー賞授与式 前回ラストで違う作品に間違って賞を授与してしまうという 大トラブルがありましたが、 前回と同じ司会者、前回と同じプレゼンターで 再挑戦するのがアメリカらしいなと思いました。 あとハリウッドを現在も揺さぶり続けるワインスタイン問題に 最初にズバっと言及するのもすごいと思う。 思えば昨年の89回授与式が発端だったんですよね。 今回非常に視聴率が悪く、トランプ大統領にSNSで揶揄されたそうですが (すぐに司会のジミー・キンメルが「ありがとう、低支持率の大統領」 とやりかえした) 視聴率についてはストリーミング視聴やSNSでリアルタイムに追えること、 他の人気スポーツ番組も軒並み視聴率を落していることなどが指摘される一方、 一般大衆の好みとはかけ離れた評価や、 白人以外の人種や女性の登用を訴えかけるスピーチが非常に多く その主旨に反発を覚える人々にそっぽを向かれたのではないかという考察もあるようです。 SNSについては私も同意で、勿論録画して全部見るんだけど でもSNSだとリアルタイムで結果やスピーチ内容、受賞の写真など どんどん流れてきて、要点だけを見たい人にはこれで十分だなと思いました。 私の感想としては、今回急激に変わったので本当に驚きました。 作品賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」と脚本賞の「ゲットアウト」です。 「シェイプ・オブ・ウォーター」はモンスター映画でホラーでファンタジーだし、 「ゲットアウト」はホラー映画です。 これまでだったら絶対に受賞しなかった。 「スリー・ビルボード」がたくさん獲って、 あともしかしたら「ダンケルク」がどこかに食い込むかもなあ…。 と予想していましたが違った。 アカデミー作品賞って(ロード・オブ・ザ・リングを例外として) これまでずっと歴史、戦争、犯罪、実話、社会問題、悲劇、悲恋、悲劇という感じで、 投票する会員は65歳以上の役者が多く、つまり役者にスポットライトの当たるような 極端な演技の多い作品が目立ってた。 こんなに急激に変わるのは水面下で何かあったんだと思います。 今後はスターウォーズやアメコミ映画、ホラー映画などが 重要な賞レースに参戦してくる可能性が高いような気がする。 でもトロ監督の受賞は嬉しいです! スポンサーがたくさんついて、好きな映画が撮りやすくなるといいですね監督! 「リメンバー・ミー」Remember Meと「グレイテスト・ショーマン」This is meを聴けた! 生で聴けたら素晴らしいでしょうね。 助演主演男女賞は、演技力おばけみたいなひとばっかりでした(笑)。 ゲイリー・オールドマンは、なにか型破りな事を言う人だと思っていましたが 普通に周囲の人々に感謝をささげるスピーチで逆にびっくりした。 主演女優賞のフランシス・マクドーマンドさんは、 賞の候補者の中の女性だけ起立するよう求めてその数の少なさを指摘、 映画のキャストだけでなくスタッフにも 人種性別の多様性を求める権利が我々にはあると訴えました。 私の知らない初老の俳優さんが、「私は若くして州兵に志願し、 のちにベトナム戦争にも参加しました…」というスピーチを始め、 戦争映画を編集した映像が流れる中、 「自由のために戦った男性兵士、女性兵士を描く監督に感謝を」 という結びだったんですが、おいおいその流れだと ベトナム戦争が自由のための戦いみたいだし、 映像の中にイラク戦争作品がなかったか??とか思ったんですが、 司会のジミー・キンメルがすかさず 「映像の中にマット・デイモンがいた事をお詫びします」 と空気を切り替えていた。 (キンメル氏とデイモン氏はジョークでいがみ合っている) 私は何かほっとしたけど、 軍人に対する敬意を欠いたという理由でむっとした人もいただろう。 万人にうけるというのは難しい。 アカデミー賞も過渡期だと思います。 でも多少人気が落ちても、暴走しがちになっても、 スターたちは格好いい人でいてほしいし、言いたい事を言ってほしい。 ---------------------------------------------------------------- 2018/03/31(土) 色々感想 ジャンプ全体的に ボウズビートの順位がいきなりガタンと落ちた。 作画のクオリティがとても高いので、終わるのはもったいない気がする。 シン・ゴジラてきなものは長くはもたないにおいがする…。 ゴルフがずっと後ろのほうで頑張っているのはどうしてだろうと思ってたけど、 黒バスの頃からのファンが買い支えているので、 異様にコミックスの成績がいいからだとネットで見掛けてなるほどと思った。 トマトイプードルのリコピンは、くまのケーキ屋さんパロディでしたが カメントツさんにちゃんと許可とっておられた。 呪術廻戦は、悪霊的な存在は人間の邪念が凝り固まったものだから 人口の少ない地方と東京ではレベルが違うみたいな話をしてて妙に説得力ありました。 退魔にも地方格差が! 舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載) スーちゃんは花形舞妓なので、御贔屓様からものすごく立派な、 高級な、大きい、様々な誕生日ケーキをたくさんもらえるのですが、 (ケーキの作画がすばらしかった) 一番うれしいのはキヨちゃんからの、小さな小さな手作りティラミスという、 もうこの…小学生がこの話を読んでどう思うかは知らないけど…尊い…。 波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載) 今回、盗聴されているからと筆談しながらフェイクの会話をするんですが そのフェイクの会話が異様に気になるという面白い話でした。 油断するとすぐ三国志ぶっこんでくるからな先生…。 これ映像だと、台詞を耳で聴いちゃって文字を追い切れないし、 小説だったら文字と音声の区別がつかなくなっちゃってたと思います。 漫画でないとできない表現。 ミナレさんさすが主人公、惚れる…。 ミナレさんなら両手に花でも許す…。 恋の罪−エルネスティナ−(アフタヌーン掲載) 愛し合う善良な商人の息子と、貧乏貴族の娘だったが 娘に懸想した傲慢な貴族が冷酷な罠を…という筋立てで、 毎回エロシーン気合入ってるなー!珍しいなー!って思ってましたが 今月号で何故か傲慢な貴族が商人の息子の肉体を無理矢理蹂躙し、 「斬新な三角関係の打開策だな!?」って目玉飛び出ました。 原作はサドなのか…。でもかなり脚色してる気がする…。 たったひとつのことしか知らない(アフタヌーン掲載) ガイコツ店員本田さんの作者のかたの読み切り。 小学生の頃の友達から時々電話があって話すんだけど、 でも相手のこと実は何も知らない…という話で面白かった。 基本淡々としてるんだけど、嫌な人間の口の中のアップの描写とか 訳もなくぞっとする、描いている人の観察眼が恐いようなシーンもあり、 しかも思わぬ方に展開して、最後きれいに締めてあって素敵でした。 一気に読んだ。 オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜(ドラマ) 実はマスターは漫画の禁じられた未来ディストピア世界から、 人類を支配するAIを倒すための勇者を探しにきた未来人という話でした。 有害な漫画を消去するために未来世界からやってきたAIの姿が、 メガネひっつめ髪の痩せた中年女性という、 「えっその概念、今の若い子に通じる!?」って ちょっと心配になりましたけど、まあ大団円でなによりでした。 マーベルインヒューマンズ(ドラマ) 地球にきたインヒューマンズたちがあまりに態度悪く、 トラブルを巻き起こしてばかりだったり かと思えば突然地球人と恋愛モードに入ってキャッキャしたり、 展開の都合が見えすぎる。 あと嫉妬に基づく行動が多いので、見ているとどんよりします。 ---------------------------------------------------------------- |