7月日記

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2017/07/01(土)

色々感想

クロスアカウント(ジャンプ新連載)
大人気女優の美少女は、実は引きこもり体質のオタクで、
SNSで見つけた主人公のアカウントに引かれてリプを送っていた。
シビアな事を言うと、主人公の本来の性格を解放した闇アカウント「有害くん」、
あの内容だとフォロワ数3000人は無理だと思う…。
100人もいかないんじゃないかな…。

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
なるほど滑車!スゲー!
しかし自生したナチュラル人間、
言語は書籍から学んだとして、「地獄」とか「妖術使い」とか「魂」とか
難しい名詞も使いこなしているのどういうこったよ。

ハンター(ジャンプ掲載)
再開しました。再開すると毎回言ってるけど、
フロアマップと登場人物全員の配置図が欲しい。
あと能力の設定忘れた…。

聖おにいさん(モニツー掲載)
最初の殺人、カインとアベルの裁判仕立て回。
面白かった!ミステリーとしても兄弟ものとしても!

波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載)
久連子さんの小説読みたいわー。
手記のやつ、ぞっとする感じで面白そう。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
青森の一部地域のお雑煮って、くるみだれを掛けるの!?

マギ(サンデー掲載)
世界の全員が死にたいという意志を持っている時、
それを1人が正しくないと感じて武力で阻止するのははたして正しいんだろうか…。

乾杯シャーロック・ホームズ(NHK)
三谷幸喜さん、青山剛昌さん、茂木健一郎さんがゲストの
シャーロック・ホームズ特集番組。
三谷さんのお気に入りの3話は
「四つの署名」「赤毛同盟」「瀕死の探偵」らしい。
青山剛昌さんのお気に入りキャラクターは

マイクロフト、モリアーティ、アイリーンとのこと。
それにしても小学生時代に書かれた青山さんの将来の夢が
私立探偵を描く漫画家になりたいって凄すぎないです?

ダウントン・アビー6
超展開によりイーディスの彼氏が爵位を継いで、
イーディスは侯爵夫人になりダウントンの誰よりも位が高くなるらしいと分かり
急降下するメアリのご機嫌。
イーディスの隠し子の件を相手にぶちまけ、カップルを破局に追い込みます。
きつかった…癇癪持ちのひとは嫉妬心を抑えるのもあまりうまくないなそういえば…。
いや、イーディスはワンチャンあると思うけど。

就職活動でお祈りメールばっかりもらってるトーマスがとうとう自殺未遂を。
世情に合ってますね。

貴族探偵
最後までとっても良かったので、もし見る機会があったら見て頂きたいです。
勢ぞろいした使用人オールスターズとか、
貴族様の演技を真似る生瀬さんとか、
天真爛漫なあの女性とか、色々良かった!
師弟愛も、暖かいけど軽やかで好ましかったなー。

正解するカド
えっ?冗談で三角関係とか言ってたけど、
ザシュニナはガチで新堂のことが好きだったの?
「会いたかった」とか言い出したよ…自分で消そうとしたのに…。

ジャンプ、「腹ペコのマリー」が最下位だー!
面白いんだけど、今ジャンプの新連載
「約束のネバーランド」も「Dr.STONE」も「鬼滅の刃」も
どれも面白いからなあ…。






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2017/07/02(日)

映画かんそう
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」

シリーズ3作目でフライング・ダッチマン号の呪いに囚われて
10年に1日しか家族の元に帰れなくなってしまったウィルを解放するために、
ウィルの息子ヘンリーは、伝説の海賊ジャックを探します。
一方、過去にジャックの策略により魔の三角海域の魔物と化してしまった
元スペイン海軍の船長サラザールは、復讐の機会を狙っていた、というあらすじ。

久しぶりにウィルが出てくるのが嬉しい。
このシリーズ毎回、果てしなくドタバタ→移動のループなんですが
同じドタバタ移動でも今回やや整理されて分かり易かった気がする。

内容ばれ

ギロチングルグルシーン、カメラワークとリズムが良くて笑ってしまった。
冒頭のまるごと銀行大爆走シーンといい、ああいう巨大ピタゴラスイッチコントみたいなの、
予算の多い映画の醍醐味ですね。

サラザールの船が昆虫みたいにトランスフォームするのとか、
サラザールの頭部が欠けてるのとか、髪がつねにウネウネしているのとか、
サラザール関係のエフェクトは全部良かったです。

若いジャック・スパロウ雰囲気あった。
別の役者さんが演じて、顔をCGでいじったそうですけど、
「小鳥のようだった」とかそういう形容が効いてたな。

呪いで会えなくなったウィルとエリザベスについては、
昔シリル妄想とかしたなーって懐かしく思い出しました。
それが2007年のことで、10年越しで今回呪いが解けてびっくりです。

ラストですごい感動シーンがあったんですが、最近見たばかりの
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2とパターンがかぶっていたため、
「おう……」って感じになってちょっともったいなかった。

いつものことですがエンドロール後に1シーンあります。






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2017/07/03(月)

映画かんそう
「TAP THE LAST SHOW」

水谷豊さん初監督作品です。
公演中の大怪我により舞台に立てなくなったという過去を持つ
伝説の天才タップダンサー水谷さんは
共にショーを作ってきた興行主の岸部一徳さんから
劇場を閉めるので最後にタップダンスのショーを興行したいと持ちかけられ、
演出担当を承諾する。
彼等の元に無名の若手たちが集まり、オーディションがスタートするが…
というあらすじ。

タップダンサーたちの抱える問題が、ものすごく書割的で、
むしろないほうがよかったのでは…という感じですが、
最後のタップダンスショーは圧巻です。
興行に色々と障害があって、演者にも苦悩があり…という流れは、
おじさまの昭和懐古趣味のつまった「SING」という感じ…。
あと「相棒」の右京さんと官房長の転生パラレルという楽しみ方もあります。
(六角さんも出演されてるのでますますそんな感じに)

オチばれ
いやもう同じ瓶で酒を飲んだり、手を繋いだり、
同人誌でもちょっと躊躇ってしまうパッション先行ぶり。
でも何回転生しても官房長は右京さんを置いて逝ってしまう…。

妊娠した彼女が子供を産みたくて水商売のバイトを、とか
おばあちゃんが認知症で、とか
親がダンスを許してくれなくて喘息持ちで、とか
なんか根本的には何も解決してないというか、
あの男の子がいま貧乏しているのは、
水谷さんが養育費をビタイチ払ってないせいで、
学歴人生ゲームの初期段階から躓いてしまったせいでは…?
俺の知らない所で成長していた息子が俺の夢を受け継ぐ…
とかおじさま大好物ドリームにうっとりしている場合ではないのでは…
あとこの映画の中で一番救済されるべきなのは
何らかの精神の病を抱えた弟と、認知症の祖母を1人で介護して
潰れそうになっているお姉さんなのでは…タップとかそれどころではないのでは…
ってモヤモヤしました。
舞台を見て1日は楽しくても、生活はその後ずっと続くわけですし…。
ダンサーたちの問題はもうちょっと軽めの方がよかったのではないか。
最後のショウシーンがよかったので、雑念なく楽しみたかった。





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2017/07/04(火)

そういえば、有名なスパムメールで
「夫がツチノコに殺されました。」
という件名があるらしいのですが(私はもらった事ない)
なんか、映画化されて今月劇場公開されるみたいです。

一郎と園子の夫婦は山奥で人間ほどの大きさのツチノコに襲われ、
一郎だけが連れ去られてしまう。ツチノコハンターの栗駒に救出された園子は
1人で下山するが、一郎の同僚・瀬川は園子の話を信じることができない。
やがて園子は一郎に会うため、再び巨大ツチノコの巣穴を探しに行く。

というのがあらすじのコピペです。
でもこの映画、お色気映画みたいなんですが、
このお話でどうやってお色気シーンにもっていくんだろう…。
見には行かないけど気になるわ。

今日はキャプテン・アメリカの誕生日なので、更新しました。





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2017/07/05(水)

映画かんそう
「こどもつかい」

清水崇監督。
虐待をしていたと思しき親が変死する事件が連続して起こり、
記者である主人公は同時に発生した都市伝説も合わせて
調査を開始する。
彼は、被虐待児が口ずさんでいた歌に着目するが…というあらすじ。
ホラー映画だけど、そんなには怖くないです。
むしろ虐待シーンの方が恐い。
虐待する親や、子供を性的に消費する大人を
こどもつかいが殺していく話なので、
子供への暴力的性的虐待シーンが度々あります。

焼けたサーカスや、焼死した7人の子供、
上之郷サーカスの歌、腹話術の人形、等々
結構私の好きな要素が詰まっているのですが、
あとちょっとで化ける感じの惜しさがあります。
あ、でもこどもつかいは理由のある人間しか殺さないし、
子供の味方なので妙に後味は良い。

上之郷サーカスの歌、日本語と英語と地名と人名が
脈絡なく混ざっている感じがとてもいい。

ラストばれ

「アメージングトミーの正体は」
ってちょっと歌が伏線になってるのですね。
あー、ヘンリー・ダーガー…って思いました。
「おいない」って聞き覚えがあったんですが
四日市と京都の方言で「いらっしゃい」って意味だそうです。
えっでもなんでその離れた2地域共通なの…。

友達がチャイルド・マレスターだったりとか、
虐待の快感を親に説かれたりとか、
あのあたりは精神的にきつい。





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2017/07/06(木)

映画かんそう
「クリーピー 偽りの隣人」

黒沢清監督
かつて警察勤めだった西島秀俊さんはとある事件をきっかけに
転職して現在は大学で心理学を教えている。
かつての同僚から、6年前にあった一家失踪事件について
相談を受ける。
一方、新居に引っ越したばかりの彼は、
隣に暮らす香川照之さんとその娘に違和感を感じていた。
ある日、娘が突然告白する。
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」
というあらすじ。

北九州の監禁殺人事件を思わせる、
人格支配系サイコパスの話。
原作もありますが、ざっとあらすじを読んだ感じでは
かなり変えてあるようです。

内容ばれ
人格支配ってもっと甘言を弄すると思うんですが、
たぶん尺が足りなくて薬物くん活躍なんだろうな。
でも香川照之さんのサイコパス演技、さすがに達者だった。

黒沢清監督なので、モヤモヤしたまま終わるかもと思っていましたが、
意外にエンタテインメント的でびっくりした。

私は西島秀俊さんに感情移入していたので
奥さんの行動がさっぱり分からなかったし、
スープを持って行くところとか、宇宙人か!?って思ったし、
犬が殺されるのをスルーしようとしたのは全くもって許し難かった。
そして事件解決後、このひとと暮らしていくのは私だったら無理だし、
やらかしたこと全部を女性は弱いから…という理由で
大目に見ないといけないのだとしたら、私は男でなくてよかった。
(この人も苦しんでいて、夫と2人で
閉鎖的な環境に閉じ込められたかったのだな、とは思ったけど)
というか登場人物全員どことなく恐いところがありました。

作品の傾向から「ヒメアノ〜ル」とよく比較されるようです。
比較文を読んでいるとなかなか面白いです。






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2017/07/07(金)

映画かんそう
「疑惑のチャンピオン」

イギリス・フランス映画
脳にまで転移した癌を克服し、
ツール・ド・フランス7年連続優勝を成し遂げたランス・アームストロングが
やがてドーピング発覚により過去の記録を総て剥奪されるという転落を描いたお話。
実話。

ツール・ド・フランスの知識があまりないので
ランス・アームストロング氏のことも知らなかった。
色々なCMに出演し、癌患者へのボランティア活動も
熱心にされていたようですが、
当時日本のテレビでも流れてたんだろうか…。

内容ばれ
アームストロングさんは闘争心の強い人で、
競技に対しても、癌に対しても、ドーピング検査に対しても、
攻撃的な姿勢で挑みかかってすべてに打ち勝ちます。
かつてのツール・ド・フランスが、どちらかといえばドーピングに対して
甘めの姿勢だったのがこんな事態を引き起こす一因だったのかな…
とも思いました。

しかし検査を乗り切る技術がすごくて
抜き打ちの検査官が来たら「いまシャワー浴びてる」とか言い訳して
待ってもらっている間に超いそいで点滴を打って
薬物の濃度を下げるとかそういう感じで、早く注入するために
点滴のパックを絞ったりするんですよ!あんなことして大丈夫なんだ!?

この人、復帰しなかったらずっと薬物使用はバレないまま、
7連覇の栄光を手放さずにいられたと思うんですけど、
なんなんでしょうね。犯罪者が犯行を止められないみたいなものなのか。





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2017/07/08(土)

色々感想

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
青森のソウルフード「イギリストースト」。
これは地域独特のものではなく県民全員が御存知レベルのようです。
見た事がない…(たぶん)。
都道府県によって販売する食料品って結構違うんですね。
しかし調べたら450カロリーあるそうで、
菓子パンのカロリーじゃない…と思いました。
体温維持にエネルギーが必要な、北国ならではの食べ物ですね。

銀の匙(サンデー掲載)
ハンターは復活するし、銀の匙も復活するし、この夏は一体どうしたことだ。
連載初期からするとウソみたいなハッピーの坩堝にいますが、
もともと八軒くんは性格もいいしスペック高いし、
なるべくしてこうなった感じですね…。

正解するカド(アニメ)
ザシュニナは真道ラブすぎて、みずからのラブで破滅した。
サラカさんは2次元が好きすぎて、とうとう2次元に入って
推しと子供まで作ってしまう的な結末で、
異方のオタク界では伝説の存在となったのではあるまいか。

というか後輩君は16年の時間をあの夫婦のためになげうって、
本当にそれでいいのか…?
ちょっと腑に落ちないのは、真道がなんであんなに爆モテするのか
いまひとつ分からないという点です。

DIVE(アニメ)
原作未読、飛びこみ競技のお話です。
1話にしてはどえらくまったりした進行度合。継続視聴しません。

戦姫絶唱シンフォギアAXZ(4期)(アニメ)
ずっと見てる私が言うのもなんだけど、
どうしてこんなに長く続くんだろうこのシリーズ…(笑)。
戦う微百合ものって、需要はあるのに供給が少ないせいかな…。
そしてシリーズが終わるたびに敵が仲間になっていくので、
人数が段々大変なことに。
相変わらずちょうどいい百合具合です。

バチカン奇跡調査官(アニメ)
原作未読。申請された奇蹟の真偽を調査するお話。
オカルトミステリーなのかな?
エンディングのBL推しがすごいし、
なんか1話から闇落ちの気配がします。

サクラダリセット(アニメ)
えっ次週に続くだと…?全何話なのこのアニメ…と思ったら
2クールだったのか…。

ムジカ・ピッコリーノ
4月から新章スタートしていたのにまったく気付いてなかったという…。
今日見てみたら、メンバーが変わっていて、ちょっと寂しい気持ちです。

シリーズ 深読み読書会「バスカヴィル家の犬」
綾辻行人さん、有栖川有栖さん、島田雅彦さん、
鈴木杏さん、橋本麻里さんがゲスト。

さすがに読み込んでいる面子が多くて面白かったです。
ワトソンがホームズと再会するシーンについて、
一同が「あー、あそこはねー」「あそこがクライマックスですよ」
みたいな雰囲気になるの面白かった。
私は昔から「そういうとこ直した方がいいと思う!」
って思ってた(笑)

ホームズの潜伏場所にモデルがあったって知らなかった。
グリムズ・パウンドという場所でwikipediaにも書いてた。
ダートムーアは車がないと行くのは難しい場所みたいで残念。

鈴木杏さんは一般人代表の立ち位置で、子供の頃に読んだかも…?くらいの距離。
今回読んでみて、ちょっと拍子抜けしたそうで、それが普通の人の感覚かなと思った。
ミステリ好きにとってあれは、子供の頃からのすごい思い入れ加点があるものだから、
純粋に鑑賞するのはもう不可能なんですよね。






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2017/07/09(日)

ジャンプの性描写がちょっとネットで話題になっていましたが、
たしかに、世界基準で見るとゾーニングの甘い部分は昭和のまんまで、
ヘイヘイ変化に取り残されてるよーって思う事は多々ありますが、
良い方向に変ってきている部分も確実にあって、
それはたとえばジャンプ史上初の性消費されない女性主人公
「約束のネバーランド」であったり、
(「Drスランプ」のアラレちゃんはロボット)
女性キャラクターの弱さや優しさやヒステリーが特に強調されない
「ワールドトリガー」であったりするのですが、
それと新連載の「シューダン!」
これは主人公の所属するサッカークラブに女子が入ってくるお話です。
私は結構びっくりしたんですが、女性キャラクターが人間なんですよ。
キラキラヒロインではないし、メスゴリラでもない。
普通に上手いプレイヤーが主人公の近くに出現した感じ。
今現在、その女性キャラクターは、学校のミソジニーモブに
「女のくせに!」てきな侮辱を受けて、彼女の実力を知っている
サッカークラブのチームメイトたちはカチンときています。
従来のジャンプ漫画なら女性キャラクターはモブに敵わなくて
主人公に仇をとってもらう展開になるんですけど、
たぶん彼女はチームの助けか応援を受けて自分で自分の尊厳を守ると思います。
変ってないようで変化してるなあと思う。

ただ残念ながら、弱い女性キャラクターを俺が守ってやって
彼女は俺に惚れて、時々お色気、という(少年にとっての)
巨大なカタルシスを捨てる事になるので、長くは続かないかもしれない。
「約束のネバーランド」も、そこは同条件だけど、
あれは毎週急展開に継ぐ急展開で、ものすごい吸引力があるからなー。
いや、でも頑張ってほしい…。





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2017/07/10(月)

映画かんそう
「メアリと魔女の花」

米林宏昌監督による、スタジオポノック第一作。
原作は1971年発表の「小さな魔法のほうき」 メアリー スチュアート。

田舎の大叔母と暮らす事になって引っ越してきたメアリは、
不器用で失敗ばかりしてしまう女の子。
そんな彼女が黒猫に案内されて、7年に1度しか咲かないという
夜間飛行の花を見つけた事をきっかけに、
雲の中の魔法大学へ招き入れられ、
そしてその大学の秘密を知ってしまう…というあらすじ。

相変わらず背景が素晴らしくて、
大叔母様のお庭とか、後半出てくる小さなお家の部屋の内装とか、
校長先生の部屋のマジックアイテムとか、最高です。
ピクニックのサンドイッチとか、夕飯のワンプレートとか小道具もいい。
(ベイクドビーンズ以外は、あれは何だろう…
別皿に盛られていた白い何かはマッシュポテト…?)
自分が大嫌い!とか人間サイテー!とか、かつての米林さんのヒロインと違い、
今回はそこまで激しい癖はなくて、赤毛がヤダーとか、自分のドジでへこむとか、
随分可愛らしい感じです。
そこにみんな大好き魔法学校要素と、
相手役の少年の声に神木隆之介さん、主題歌SEKAI NO OWARI、等々、
獲りにきたな!と思いました。そういう姿勢は嫌いじゃない。

オチばれ
軽いサプライズがあって、それはマーニーと同系統なんですが
たぶん米林さんがお好きなんだろうな、この型が。

表現的には、無効魔法を回転運動のエネルギーで表現してたのが
面白かったのと、あと最初に魔法大学に入った時に、
(まだあの段階では良い場所か悪い場所かは確定してなかったので)
ただただ奇妙な音がしてたのがよかった。
変身魔法の実験動物は、ポケモン的なツルポヨしたデザインだったので、
あそこは忘れがたい微グロな動物、お子様が大人になっても覚えているような
デザインでもよかったのではないかと思いました。

魔女は、最初に落下して箒を失って、
何とかしてあの小さな屋敷の場所まで移動して隠れ住んで、
やがて結婚して、あの場所に戻ってきたんだと思うんですが、
腐海の胞子のように、
7年ごとに「夜間飛行」を見つけて駆除しておいたら根絶できたのでは…
という気はちょっとしました。
(それとも花が咲いている事自体ご存じなかった?)

長髪ピーターが大変なイケメンだったのですが、1秒で消えた。
まさに幻だった…。








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2017/07/11(火)

映画かんそう
「ライフ」

無人火星探査機の持ち帰った収集物を解析した結果、
史上初の生命体を確認した国際宇宙ステーションの6人の乗組員たちは、
しかし知能を持ち急激に成長するその生命体によって、危機的状況に陥るという話。
ホラーです。ステーションの中でお話の大半が完結する「エイリアン」という感じ。
船内描写がややリアルなのは「ゼロ・グラビティ」、
乗組員たちがみな冷静で能力とモラル、共に高いのは「オデッセイ」要素という感じ。

ホラーもしくは触手が好きな人むけ。
真田広之さんがシステムエンジニア役で出演されてます。
結構登場シーンが多い。

内容ばれ

手と指の骨をバッキバキに砕かれるシーンが一番痛かったけど、
あとはそうでもなかった。
末端バキバキ宇宙生物にしたほうがインパクトがあったのではないか。

今回は善のジェイク・ジレンホールでしたが、
大抵は口角が上がっているので、ピンチの時でも謎の大丈夫感がありました。
まさかライアン・レイノルズがあんなにすぐ死ぬなんて思ってなかった…。

他の人は瞬殺だったのに、
ジェイク・ジレンホールだけはあんなにじっくりとペロペロしてたのは、
(およそ3〜4時間?)触手にも顔の好みとかあるという事だろうか?







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2017/07/12(水)

アニメかんそう
「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」16話まで

オタク上映会で見せてもらいました。
前回の感想は2015/07/14日記にあります。2年前!?

被害者意識まるだしの差別主義者、いわば繊細ヤクザだった主人公は、
自分が差別される立場に立って、随分たくましくなり、
いわばヤクザにクラスチェンジしました。
うん、繊細ヤクザよりはヤクザの方がよっぽどいい。
設定も、SF的な世界観が混ざり始め、ぐんぐん面白くなってきました。

今回の上映にあたり、「この作品の一番のクズがまだ登場してない」
という衝撃の事実を教えてもらったわけですが、
現時点でクズとゲスの博覧会状態なのにさらにキングが…?
と恐れおののきました。

内容ばれ

キング・オブ・クズのエンブリヲ登場、アンジュの運命の相手、サラ子も登場。
(サラ子登場時に一瞬流れた過去?並行世界?の記憶の中に
2人が裸で抱き合ってるカットがあったような…)

島を脱走したアンジュとヒルダ、それぞれに鬱展開があって、
こんな差別を容認する社会はぶっこわしてやるという決意を新たにするアンジュ。
そこに島への総攻撃があって、並行世界へ飛ばされ、
この世界は創造主によって作られたもので、
創造主は一度世界の運営に失敗しているという事実を彼女は知ります。

相変わらず百合サービスシーンばっちり、
男性向けラッキースケベもたっぷりあります。
(でもタスクに腹が立たないのは、彼のラッキースケベは基本アンジュにしか発生しないのと、
ちゃんと制裁があるのと、あとアンジュがあんまり嫌がってないのと、条件が揃ってるから)

この世界でクズゲスエゴイストでないのは、ももかとタスクだけなので、
彼等2人が最後まで無事だといいなあと思ってます。






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2017/07/13(木)

映画かんそう
「ジョン・ウィック チャプター2」

監督チャド・スタエルスキ
脚本デレク・コルスタッド

前作で亡き妻の残した犬を惨殺されて、
その犯人であるマフィアのボスのJrや、構成員やその他諸々を全員ぶっ殺した
伝説の凄腕ヒットマンが帰ってきます。
前作から5日後、「誓印」のメダルを持って
仕事の依頼に来たイタリアンマフィアの幹部。
ジョンが彼の依頼を断ると、幹部はジョンの家を焼き払います。
妻との思い出の品や、2人の写真などが焼失し、
ジョンの復讐モードのスイッチがオンになります。

今回もアクションがすごい。
銃器の扱いかたが、すごく早くて合理的な動きで好き。
集団戦で相手を殺す順番がシビアで好き。
ゼロ距離での銃撃と関節技の融合したみたいなアクション好き。
側面ではね飛ばしたり無駄にテクニカルなカーアクションも好き。
キアヌの足が長いので足技を掛けると蜘蛛みたいで好き。

奇妙で複雑なルールの組織「コンチネンタルホテル」と
そこに属する礼儀正しい人々も健在です。
相変わらずみんなジョンのことが好きでジョンに優しい。
ジョン、孤高の殺し屋なのにめっちゃ仲良しが多い。
どういうコミュ力よ。

今回は犬は死なないので、犬好きの人も安心してご覧になれます。
というか序盤と終盤にしか登場しませんが名無しのピットブルくん、
すごくかわいくて利口でジョンが大好き。
ただし尖った物が人体に刺さるシーンが複数あるので、苦手な人は駄目です。
というか中身は出ないけど暴力表現は多いです。

内容ばれ

この映画は細部も良くて、
人種性別年齢に関係なく完璧に仕事をこなす職人、
あと「コンチネンタルホテル」の司令部の、
気送管や女性交換手をはじめとする妙にレトロなテクノロジー、
それからジョンのヒーロー性を表現するために恋人や娼婦や少女が
痛めつけられたりしない、弱者がいないところ。
(ターゲットの女性ですら、死に方は自分で選ぶと言って自分で手首を切る。
格好いい被害者)
コミュニケーション手段が英語だけではなく、ロシア語やイタリア語、
手話も普通に飛び交う所。
(よいところというか謎なところは、敬愛や友情は描かれても現在進行形の性愛は
絶対に描かれない点。意図的なものだろうか)
あんまり面白いので「MCUから監督引き抜きが来ちゃう!
札束で頬を叩かれちゃう!」って途中で思ってました。
というかバイオリンアサシンのひと、MCUのナターシャのスタントをやってらっしゃる。

縦列駐車を挟んでの撃ちあい、からの格闘、からの
コンチネンタルホテルでの節度ある休戦まで、
名アクションシーンだったので、DVDでは技の解説付きで見たい…。
あと暗くて、返し技がよく見えなかったので、明度上げた映像が見たい…。
あのシーン、相手にも理があって、十分に理性的なのがいいんですよね。
ジョン、2回も車にはねられたのにノーダメージだし、
至近距離で腹を撃たれても戦っていたので、何か普通の体ではないのかもしれない。
あとジョンを投げようとしたひとが、えいっえいっって何度もモーションかけてるのに、
ジョンがびくともしないところ好きです。素晴らしい重心とバランス。

ちょっと残念なのは、仕方ないんですが
やっぱり親友の彼がいないとあまりにもジョンが孤立無援すぎて可哀想だった。
「コンチネンタルホテル」のシステムが面白すぎるので今回でお別れするの残念なんですけど
3ではホテルが壊滅の危機に追い込まれてジョンがそれを助け、
再び復活する流れにならないかなーと思ってます。






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2017/07/14(金)

どの層を狙っているのかよく分からない商品。
キャプテン・アメリカ、シールド型ファンデーション。
(もちろん通販で買いました)










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2017/07/15(土)

色々感想

ハンター(ジャンプ掲載)
フロアマップが付きました!やった!
でも結構複雑です…そして王子の居住エリアの動線が悪い…。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
舞妓さんたちにとっての憧れの食べ物、ファーストフードを
(髪を結っている状態でお店に入れない)
みんなで河原で食べる回。かわいい。

プラチナエンド(ジャンプSQ掲載)大場つぐみさん×小畑健さん
主人公の善の理屈の方が弱く、
悪役の言い分のほうに説得力がありますね(笑)
大場さんの個性。

進撃(別マガ掲載)
ライナーつらいつらいターン。
そうか、あっちはあっちで巨人の特性をうまく組み合わせた戦術を
年月をかけて洗練してきたんだな。

キューレンジャー
また変な人増えた!!わりと変な人ばっかりなのに、
ますますツッコミ不在戦隊になっちゃうよ!!

サソリ兄が亡くなりましたが、死ぬ前微妙にいい人になりました。
でも結局悪い事してたのは自由意思だったの…?

ダウントン・アビー6
ファイナルシーズンなので一気に2人が病気に!
トーマスの就職がやっと決まりました。
もう今や別人のようにいい人に…
どこかで人格を乗っ取られたのではないか大丈夫か。

SHERLOCKシーズン4
先週土曜からスタートしました。
3話を見てからまとめて感想を書こうと思いますが、
1話放映時にネットが阿鼻叫喚になってすごかったです。
今後見る人は、たしかにちょっと覚悟が必要かも…。

町山智浩のアメリカのいま″を知るTV 第10回
今回はLGBTQとハリウッド映画がテーマでした。
ブロークバックマウンテン、中国で上映されたバージョンの話、面白かった。
雄大な自然と、カウボーイのシーンばかりで、
なぜか唐突に奥さんが怒ってるというもの(笑)



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2017/07/16(日)

今日の日記はお休みです。



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2017/07/17(月)

東北に行っていたのですが、3日間晴れる予定だった天気予報が突如変わって
大豪雨、洪水警報、竜巻警報になってしまったのは、
なんか私が行ったばっかりにごめんね…という気持ちになりました。
香港ディズニーランドも午前中は豪雨だったんだよ雨女…。



写真は、亀の透かし彫りの欄間と西日に映る陰。



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2017/07/18(火)

東北はおいしい日本酒が多くて、
それは飲まない人でもなんとなく御存知かと思いますが、
今回飲んだ日本酒全部おいしくて
私は東北に生まれてたら、全有名酒造、全商品制覇とか目指して
肝臓を壊していたと思うので、関西生まれでよかったです。

お酒はなんでも好きなので、(醸造でも蒸留でも何でも)
特に日本酒通というわけではないですが、
でもぼんやりと
本醸造→吟醸→純米吟醸→大吟醸→純米大吟醸
の順番でおいしいなあ、と思ってました。
(純米って付いたらアルコールの添加なし)
(吟醸、大吟醸は精米歩合で決まり、大吟醸はたくさん削っているのでえらい)
(山廃って付いたら、ちょっと癖がある感じ)
でも今回純米大吟醸より、純米ではない大吟醸の方がおいしかったりして、
100%の目安にはならないんだなあと思ったり。
あと他の基準として精米歩合・日本酒度・酸度などのパラメーターがありますが、
精米歩合は%が低いほうがさっぱり味だなと思うんですが、
一般的に低いほうが甘口と言われている日本酒度、
数値の高いほうが飲みやすく感じたりして、
なかなか自分好みのお酒を見つける目安って、ないんだなと思いました。
やっぱり一度は飲んでみなければ分かりません。

6年ほど前から飲んだ日本酒の銘柄と、味の評価をメモしていますが、
いまのところNO1は高木酒造「十四代」の大吟醸より上のクラスのやつです。





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2017/07/19(水)

増田の内蔵というものを見学していたのですが、
家の中に蔵があったり、蔵を貯蔵保管に使わず
主の部屋としたり(座敷蔵)、
冠婚葬祭系イベントに使ったり(儀式蔵)、
私の知っている一般的な蔵と随分違って面白かったです。

その中の1軒に、火事への備えが半端ないところがあって、
普段は除湿のために扉と1階窓、2階窓は開放してあるのですが、
火事の際に2階窓を閉めて回るためのキャットウォークが完備され、
扉を閉めたあとで隙間をコーキングするための味噌が
扉の真横に貯蔵されていました。
しかし火事が起こってその処置を全部施していたら
確実に誰か死ぬ…。
そして昔は蔵の前の土間(天井が高く壁がないので保温性がない)で
家族が寝ていたそうで、
なんとなく人間<蔵という、信仰に近いものを感じました。

どの蔵も仕上げや細工が美しく、
説明して下さるのはお家のかたで、とっても丁寧でした。



増田の内蔵豆知識
http://www.city.yokote.lg.jp/tokusetsu/masuda/03_urushi/




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2017/07/20(木)

映画かんそう
「パワーレンジャー」

パワーレンジャーは日本の戦隊もののスーツ格闘シーンを流用し、
ドラマパートを本国で撮影してストーリー上齟齬がないよう合体させた
アメリカの子供向けアクションドラマシリーズで、もう10年以上続いています。
徐々にスーツ格闘シーンも本国で撮影するようになったらしい。
今回それがオリジナル映画化されました。
監督ディーン・イズラライト、脚本マックス・ランディス他。
マックス・ランディス!?←追記:違いました
(7月21日追記:マックス・ランディスは、元々「パワーレンジャー」の脚本を
書いていたけど、のちに解雇され、クレジットからも名前が削除されたのだそうです。
そして別の脚本家チームが「クロニクル」に似せた話を書いたのだと
彼は批判しています。結構難しい事態になっていたんだな…。知らなかった)

過去に地球を守護して全滅したパワーレンジャー達が残したアイテムを、
採掘場で偶然見つけた5人の高校生が特殊能力を得て
パワーレンジャーに変身するというあらすじ。

最初のシーンで主人公が悪戯心からとんでもない事故を引き起こすシーンがあって、
うわ、これ普通のやんちゃエピソードで何事もなく日常シーンに繋がってたら
私は一切感情移入できなくなるパターン…って思ってたら、
きっちり保護観察処分になっていて、足首にはGPS監視装置、
有望なスポーツ選手だったのが完全にその道を断たれています。
「お、おう。倫理のしっかりした世界やね」と物語に戻れました。

内容ばれ
いや、すぐに監視装置を無効化しちゃうんですけどね。
でもまあ父親からのプレッシャーで鬱屈を抱えていたというのと、
ブルーとの親密度がちょっと上がるシーンだからな…。
レッドはスクールカーストの頂点ですけど、
友達をかばったり、いじめ野郎をぶちのめしたり、
知り合ったばかりの皆を見捨てなかったりと色々好感度上げ演出があったので、
わりと拒否感なかったです。
人種も様々、性指向も(たぶん)様々、悩みもハンデも様々という
現代戦隊でした。
イエローの悩みとか、文字にしちゃうと「家族と折り合いが悪い」
というありふれたものなんですけど、あの食卓のお母さんの言動とか、
一瞬でしたけど緊迫感ありました。

変身するまでに前半まるっと消費するのですが、
私はあの田舎町で疎外感を感じている若者たちが
徐々に身を寄せ合っていく甘酸っぱい感じ、嫌いじゃないです。
それで後半の怒涛の戦隊ノリ。
パシフィックリムとキングオブエジプト、マーベルネタ、トランスフォーマーネタ、
ラスボスさまも思わずお口あんぐりの超合体、ビンタねた、
ジャーマン・スープレックス、色々よかった。
本当ならシリーズ化する予定だったけど、
中国での興行が振るわなくて立ち消えそうとのこと。
もし続いたら、ピンクの問題の謝罪と和解が描かれたのかなとか思います。
(関係ないけどピンクとイエローのフォークのシーン、めっちゃ可愛かった)





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2017/07/21(金)

ドラマかんそう
第6回 NHK 謎解きLIVE「CATSと蘇ったモリアーティ」

今回はホームズの特番とのタイアップで、
謎解きLIVE→バラエティ番組→謎解きLIVE解決篇
という構成でした。
探偵役がCATSに変ってから、トリックなどの質が下がったため、
今回もそうだろうと思ってましたが、
映像をヒントに解ける謎がちゃんとあって、
良い画質で録画すればよかったーと後悔しました。

おちばれ

脚本はイシイジロウさん。
役者さんのほくろの位置とか、ちゃんと記憶している人がいらっしゃるんですね。
そして反転のトリックから、絆創膏とか、全問正解できる人が
45人とかいらっしゃるとか、すごいと思う…。

あと「恐喝王ミルヴァートン」のホームズの行いは
たしかに恨まれてしかるべきだし、
どっちかというとドイル先生のナチュラルな
下層階級蔑視&女性蔑視(当時としては通常の感覚)が
出ちゃってるなあ…という気はする。

ところでこの番組、「SHERLOCK」シーズン4エピソード1と
同日に放送されたのですが、
バラエティ部分でシーズン4エピソード2のわりと重要なシーンが流れたんですよね。
バタバタして見られなかったのが幸いして、
エピソード2を見終わってからこの番組を見たのですが、
さきにこっちを見ていたら、NHKに苦情のメールを送ってたと思います。
あぶなかった!





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2017/07/22(土)

色々感想

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
タイトルは、なんとなくふんわり象徴的なもので、
特に意味はないと思っていたら、本当に約束のネバーランドだったのか!

シューダン!(ジャンプ掲載)
七瀬さん怪我がおして控えかー!!
うーん、終盤に期待!

銀の匙(サンデー掲載)
高校在学中に起業して、事業に必要な資格を取るため、
そして人脈を作るために大学に行くのって効率的だなーと思う。
いや、大学は本来学問をしに行くところだけども。

バチカン奇跡調査官(アニメ)
悪魔憑きかと思ったら薬物の禁断症状で、
物理(聖書)で殴って気絶させた!?
そしてグイグイくるBL推し。

「鬼滅の刃」は特に書く事がない週でも、炭治郎かわいい炭治郎かわいいと思ってます。






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2017/07/23(日)

今年で7年目になる五味弘文氏とMBSのコラボお化け屋敷、
今回は「呪い着ぐるみギギ」というタイトルで、
いつもの梅田の会場ではなく、ひらかたパーク内での興行でした。
(過去6回一緒に行った友人と「梅田に戻してくれー」って言いながら行ってきました)

病弱な少年喜一くんには、ギギというウサギの形をした心の中の友達がいました。
しかし教師の心ないひと言に傷付いた喜一くんは亡くなってしまいます。
形を得たギギは、やがて人間を襲うようになります…というあらすじ。

これまでのように1軒の家の中で完結するのではなく、
サーカスっぽい場面があったり、遊園地っぽい場面があったり、
広がりを感じる世界でした。
(余談ですがサーカスシーン、幕が開いてパフォーマンスが始まって、
私も友人もそれをじーっと見ていたのですが、
本当はその奥に進まないといけなかったらしく、
とうとう「先に進んでください」って天から声が降ってきました。
めっちゃ恥ずかしかった)

内容ばれ

教師の心ない一言、途中で出てきた教師らしき男の言っていた
「お前は遊んでいる時だけは元気だな」的な言葉だと思うんですが、
たしかに病気がちな子供に言うには心ない言葉といえばその通りだけど、
首を切られて殺されなければならないほど酷いセリフとも思えない…。
そんなこっちゃ中学高校大学職場とすべてのステージで死ぬ羽目になるよ喜一くん…
と私は思いました。

いつもより面積が広いため、何も仕掛けのない部屋が幾つかあって、
正直満足度が落ちたのですが、でも悪夢的なサーカスモチーフとか
結構好きなので今年も面白かった。
あと過去作品は自分の恨みで祟りまくっていた人100%だったのですが、
今回のギギたんは他人のために呪ってたので、ちょっといい話風だった。

今回は風船をランドセルの横に供えるというミッションでしたが
私は途中で風船を割られるに違いないと思って、
抱え込んでキョドキョドしてました。






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2017/07/24(月)

「呪われた夜の遊園地」

それで今回のおばけ屋敷は夜の部と昼の部に分かれてました。
なんと閉園後の遊園地の中をウロウロできてしまうという
ホラーファン夢のシチュエーションを体験!という事で
絶対行かなければと思ったのですが、
なんと4人〜5人までのチーム参加が条件で、
常に2人行動の我々は困って、
以前同人誌即売会でサークルに時々遊びに来て下さってた、
おばけ屋敷がお好きなチーム3人さまに泣きついて
即席で5人ユニットを結成しました!やった!
(年寄りに付き合ってくださってありがとう若い方たち…)

誰もいない夜の遊園地で、不気味な音楽とかかかってて、
遠くで別のチームの悲鳴が上がったりするなかを歩くのは
とっても楽しかったです!
メリーゴーランドや空中ブランコに、髪の長い女が座ってたり、
階段の中ほどに人がぽつんと立ってたりするの面白かった!

内容ばれ

お昼の部で呪いを解いた喜一くんのお母さんが呪っているという設定です。
最後に暗い女子トイレに入って、10基ほどある個室のドアを
1人ずつ開けていくミッションがあったのですけど、
(もうここ本当に最高で写真撮りたかった…有料でいいから撮らせてほしかった)
今回、おばけこわくない4人+おばけめっちゃこわいこわい1人という
メンバー編成で挑戦していたのですが、
見事に!見事に!おばけこわいこわい人が喜一くんのお母さんの個室を開けてしまい、
確率5分の1、20%なのにおばけを当てるとはどういうこった!
ラッキースケベならぬラッキーオバケか!?って思いました。
正直うらやましい才能です。

でもわいわいキャッキャして歩くの、楽しかった。
おまけのギギたん握手会も最高でした。

でもこの、4人以上でないと参加できないシステムは、
行きたいのに人数が集まらないってSNSで悲鳴あげている人も見掛けたので、
どうにかならんものかと思いました。シングルライダー的なサービスとか…。





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2017/07/25(火)

伏見稲荷宵宮祭に行ってきた。
幻想的でした。

夕方から稲荷山に登って頂上を回り、点灯の時間から降り始めるという計画でした。
鳥居の道は一方通行になっていて、点灯時間の登りは地獄のように混んでいたので
計画は完璧だったのですが、己の体力の衰えを考慮してなくて結構きつかった。
あとまあ暑い。暑いです。
233mの山なので大したことはない筈なんですが、
やっぱり排熱がうまくいかなくて苦しかったのかな?
途中お茶屋さんがあって、ひやし飴とか炭酸水とか冷たいもので休憩できて助かりました。
(自販機のお水は230円、驚きのお山価格)

買い食いをいっぱいした。
冷やしパインとか、グレープフルーツとか、きゅうりとか。
(いや、それ全部1人で食べたんじゃないですよ)
あとうずらを1匹串に刺して焼いたのとか。
頭部は噛めなくて残したけど、あとで検索したら脳を食べるらしい…?

今後行く人は、点灯の時間に登り始めるのはやめたほうがいいのと、
(点灯の時間に下るか、あるいはずっと後の時間から登ったほうがいい)
ゴミ箱がないのでゴミを入れる袋を持っていた方がいいです。







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2017/07/26(水)

ドラマかんそう
「SHERLOCK」シーズン4エピソード1〜3

ネットが大荒れに荒れた今シーズン、
通しで見てみましたが「荒れるの分かる…」という感じ。
キャラクターのファン的に一番きついのはエピソード1で、
2を見ると若干楽になります。

シャーロック・ホームズの現代版で1話1事件ものとしては
「エレメンタリー」が健闘しているので、
BBCのはこれくらいぶっ飛んでてもいいかなと思うので私は肯定派。

ともかく進行が早くて、5話分くらいの話を3話に圧縮している。
奇抜な演出方法は健在です。
メインに扱う話は(伏せ)「六つのナポレオン」「瀕死の探偵

オチばれ(なるべく触れないように書きますが勘のいい人は分かるかも…)

4のラスボスとメアリが万能超人になってしまって、
二次創作でオリジナルキャラクター(メアリは原典では結婚以降登場しない)が無双するという、
定番叩かれパターンなので、そこを猛烈に批判されているようです。
しかし原典ではほぼ添え物だったメアリとハドソンさんや女性キャラクターが
シャーロックやジョンを食ってしまうくらいハチャメチャに活躍するのは結構痛快でした。
ただ、どんなに巧い人でもメアリ、ハドソンさん、4のラスボス、
シャーロック、ジョン、マイクロフト、全員を上げ続ける事は絶対に不可能なので、
結果的にシャーロック、ジョン、マイクロフトの能力が下がって
前述の3人を上げる事になった。
あと2話あれば交替で下がったり上げたりして調整できた気がしないでもない。
(それとメアリとハドソンさんの活躍が良かっただけにモリー…が残念だった)

主役2人のカップリングのひとにはかなり辛い展開だったんじゃないかと思います。
私は、傷ついている人をシャーロックが抱擁するまでに至った、
その成長に結構じーんときたのですけど。
レストレード警部とマイクロフトのカップリングの人はおめでとう!という感じ。

私の不満点は4つ

・水族館のあれについては、幾らなんでも犯人を舐めすぎだ。
・浮気については、未遂だったのと相手の作為があったので、
 女性視聴者にも辛うじて許される範囲まで持っていったと私は判断するけど、
 ふらついたのはあくまで本人の意思だよねと思わなくもない。
・最後にアンダーソン君に出てほしかった。
・飛行機の事件については物理的な解決を期待していたので拍子抜けした。

逆に原典にもあった「東からの風」というセリフを
よくこんなに膨らませたなあ!しかもシーズン3から伏線も張って!
という点にはめっちゃ感心しました。あと演技がすごい。

謎もボリュームもバランスがとれていて、ドラマ化するのに最適なマスグレーヴや、
キャラクターのファン的にあの話は外せないガリデブを
あんな風に消費してしまったので、もう続編は作られないのではないか…と
途中でちょっと思いました。両方ともシャーロック版で見たかったー!
でもなんかラストショットで笑ってしまったので、
うむ、まあいいかと!私の感想はそんな感じです。










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2017/07/27(木)

映画かんそう
「銀魂」

福田雄一監督
ベースになっているのは妖刀紅桜編です。
銀魂の空気感50%、福田監督の空気感50%という感じ。
読んで面白いギャグと、映像で見て面白いギャグは違うので、
丁度よかったんじゃないかと思いました。
嘘オープニングが好きです。

ラストバトルは突然作画が変わって、FFというか、
ヨシヒコのOP作ってる会社の仕事ではこれ?って思った。
確認するの忘れたけど。

内容ばれ

役者さんはみんなイメージに近くて、
神楽ちゃん役のかた、あんなにかわいいのに
あんなにヨゴレをやって大丈夫か心配になった。
岡田将生さんのヅラもイメージぴったりだし、
高杉さん役の剛さんも、いい仕事だった。
安田顕さん、表情筋すごかった。
刀の扱いが一番決まってたのは当然中村勘九郎さんで、
土方さん役の人は知らないけどイケメンだなと思ったら
「アオイホノオ」の焔モユル役をやっていた人か!
変顔が多かったので造作の良さには気付かなかった…。
勿論小栗さんも似合ってましたよ。
(全然気付かなかったのは山寺さんと山田さんの声)
(現在終盤の展開をジャンプで読んでますが意味合いが違って遠い目になりました)

ただちょっと天人の造形は深夜ドラマクオリティだと思ったけど。
エリンギくんが気になった。地味に色違いがいたよね。

ゼロ距離のガンアクションをわりと連続して3本見たので、
流行してるのは確実なんだけど、どこから起こった流れなんだろう。
この映画のアクション監督はチャン・ジェウクさん。
ちなみに「バイオハザードヴェンデッタ」のアクション監督は園村健介さん。
ゼロレンジコンバットという格闘技を知ったのが2016年公開の
「HiGH & LOW THE RED RAIN」なんですが、
これのアクション監督は匠馬敏郎さん。
(ゼロレンジコンバットの考案者は稲川義貴さん)
今後は、役者さんは男女関係なく筋肉の時代だなと思います。

洋画トップレベルの作品と同じくらいの客入りでした。
銀魂ファンと役者さんファン、どっちも多いせいかな?

映画予告
「東京喰種」「ハガレン」「ジョジョ」「斉木楠雄」「ブリーチ」と続いて、
ハガレンを除いて全部集英社だねと思いました。
マーベル的な勢いなのかな…?
ところでファンのひとには申し訳ないが、ハガレンの予告から
とんでもなくヤバイにおいがする。




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2017/07/28(金)

映画かんそう
「帰ってきたヒトラー」

1945年、自殺直前だったアドルフ・ヒトラーはなぜか現代にタイムリープする。
キオスクの主人に介抱された彼は、物真似コメディアンだと勘違いされる。
変わり果てたドイツに驚愕するヒトラーだが、
現代の祖国の問題点や最先端のテクノロジーをどんどんと吸収し、
その政治批判は人々を魅了し、次第に賛同者も現れる…というあらすじ。
原作はドイツのベストセラー風刺小説。

昔の人がタイムスリップしてきて、現代のあれこれにウヒャー!っていう
鉄板のコメディパターンなんですが、
ネタがネタだけに最初から「これは面白いシーンなの?どうなの?」
って不安感が付きまとうし、段々その不安が大きくなってくる。

雑踏でゲリラ撮影を行った部分もあると聞きますが、
目線の入ったひとなどは、自分が映るのを了承しなかったんだろうか、
それともあれは演出だろうか。
移民に対する不満とか、
いつまでも第二次世界大戦のことをガタガタ言われたくないとか、
うんまあ本音…って思ったんだけど、
人間は心の中で何を考えるのも自由で、
だけれども差別感情や鬱屈や嫉妬、コンプレックスなどを他人に利用されて
操作されて扇動されるのだけは
本当の本当に警戒しなければならないし、それだけは教育すべきだと思います。
たとえ国民全員冷酷人間みたいになったとしても。
国民全員戦争犯罪者orテロリストになるよりましだ。

原作はヒトラー視点の物語なのだそうです。面白そう。
「我が闘争」がドイツでは発禁本で読めないって知らなかった。
でもよくそんな状態の国でこの映画撮れたな。すごい。




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2017/07/29(土)

色々感想

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
とうとう抗生物質作製まで来ました!
ペニシリンルートは不可能なので、サルファ剤ルートなのだそう。
手順が分かり易く描いてありましたが、めっちゃ面倒くさいなこれ!

鬼滅の刃(ジャンプ掲載)
そうではないかと思ってましたが
少年3人、遊郭女装潜入ミッションきた。
伊之助が売れっ子になるオチがくるだろうと睨んでますがどうか。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
クロックマダムおいしそう。
そうか、舞妓さん全員にお姉さんがいるのか…
しかも強制的に決められるシステムか…。
スウちゃんのお姉さんも素敵っぽい人だし、
二次創作の無限の可能性…。

?HiGH&LOW(マガジン掲載)
高宮3兄弟揃ったー!
高宮ジャンルのひと、公式設定が
毎週マガジンに載るってどんな気持ちなんだろう…
思ったより闇設定じゃなくて、どっちかというと光寄りだった

おおきく振りかぶって(アフタヌーン掲載)
出産のために1年ほど休載されてましたが、再開!
何事もなかったのように試合は続いていました。
しかし相手チームの事や、試合がどういう流れだったとか、
何一つ記憶にない……(笑)

宝石の国(アフタヌーン掲載)
最終的に宝石たちが金剛先生を救う話になるんだろうか。
ところで田崎真珠とのコラボ企画が載ってましたけど、
フォスのネックレスのお値段がすごい。
3,240,000円って、買う人はいるのかな。気になる。
http://www.tasaki.co.jp/land_of_the_lustrous/character/

ダウントン・アビー6(最終回)
ものすごい勢いで出産して結婚して結婚する最終回だったので、
ちょっとポタの事を思い出しました。
あと、トォォォォォーーーマスゥゥゥ!!!
私は初期の頃の奴の非道な振舞いを忘れない!!!
断じて認めない!!!

イギリス人の気性は何で育まれるかという話をなさっていて、
「歴史とお天気」というのがヴァイオレットさまの回答でした。

ツイン・ピークス The Return
まさかの続編。
シャーロックシーズン4を見た後だと際立つゆっくりした時間の流れ。
でもこれこそTheツイン・ピークス時間!懐かしいです。

リンチ監督、腐乱死体onベッドがお好きだな…。

次シーズンライダーは物理学者だそうですが、やっぱり黒板に数式書く系だろうか。




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2017/07/30(日)

ちょっと調べ物をしていたら、
安政の大獄で捕えられて、兄弟僧の居所を吐けと拷問されたけど、
自らの舌を噛み切って、壁に頭を打ちつけて自死した、
清水寺寺侍の近藤正慎さんというかたの記事が目に入って、
私は寡聞にして存知なかったのですが、
死後その仁義の厚さによって、
子孫は代々清水寺で茶屋を営むことを許され、
その茶屋の名前が「舌切茶屋」であるという、
まったく何からびっくりしていいのか分からない話なのでした。
その友情に感動すればいいのか、
舌を噛んで壁に頭を打ちつけて死ぬって人間に可能なのかとか、
あと茶屋の名前もう少しマイルドな…っていう。

俳優の近藤正臣さんは曾孫なのだそうです。えー!っていう。



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2017/07/31(月)

漫画かんそう
「白暮のクロニクル」11巻完結
ゆうきまさみさん (前回感想は2014/06/12)

吸血鬼によく似た性質を持つ「オキナガ」という不老不死の種族が、
厚生労働省に管理監督されている日本で、
夜間衛生管理課に配属された主人公が、
少年の姿をしたオキナガ雪村魁と出会い、
やがて「羊殺し」と呼ばれる連続猟奇殺人鬼を追うようになるお話。
前半は短い事件を2人で解決する形式なのですが、
後半は羊殺し事件に集中するので、
前半はともかく、7〜11巻は一気読みがいいです。

オキナガの設定が非常に練られているので、
彼等の生態や生活習慣については
ドキュメンタリーを読んでいるようです。
そして様々な事情で不老不死となってしまった彼等なので、
所々切ないです。
猟奇的な事件の多い話ですが、読後感めっちゃ良かったです。
ドラマ化か映画化すればいいのに。

オチばれ
主人公の周囲にいる誰かが「羊殺し」なんだろうなーと思ってたので、
後半に犯人が出てきて「えー!」ってなりました。
でももう1回捻ってあって、さすが!って思いました。

竹之内さん、間違いなく有能なのに
なんていうか……真面目か!!仕事好きか!!
1600年も日本のために働いて…もういいと思う。
ハワイとか行って100年くらい遊んでいいと思う。
1600年生きて、なんでまだあんなに律儀で情に厚くいられるんだろう。
好きです。

主人公あかりは、ヒロインには珍しい
180センチ前後の高身長ですが、
その身長が物理的に生かされたのがラストだけだったので
非常にもったいなかった!ほかにも腕力で解決してほしかった!
別の漫画になってしまうけど(笑)
(68キロのジャンピングニードロップ…威力ありそうだった…)


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