5月日記

----------------------------------------------------------------

2017/05/01(月)

舞台かんそう
「乱鶯」 劇団新感線 ゲキシネ

今回は脚本が中島さんではなく倉持裕さんという方でした。
演者はいつもと同じ、演出もいのうえさん、中島さんの本に似せて書いてある、
それにもかかわらず、あーやっぱり違うなーって思って見てました。
どうしてこういう状況になったのか、という説明がとても丁寧で、
たぶん中島さんなら3分の2くらいの長さだろうなというシーンが多かった。
いつもは群像劇のような仕上がりで、特に客演のかたに華を持たせる傾向があるので
だれが主人公でもおかしくないのですが、
今回は完全に古田さん演じる盗賊が主人公で、周囲のキャラクターは
その格好よさをひき立てていた。
恋愛がとても丁寧に描かれていて、いい感じでした。

鶯の十三郎という男は、盗みに入る商家で殺生をせず、
鮮やかな手並みで仕事をする盗賊として有名だった。
しかしある日公儀の罠によって追い詰められ、
瀕死の重傷を負って死にかけていたところを
偶然通りかかった目付の小橋貞右衛門に介抱され、
小料理屋のつるたやで数日看病されて命を救われる。
それとなく正体を察した貞右衛門に、足を洗うよう諭され
十三郎は自分を救った貞右衛門と、
つるたやの夫妻に恩返しをしようと決意する、というあらすじ。

めちゃくちゃ強くて正義感も強い、でも普段は謙虚で目だたない、
義理堅くて忍耐力もある完璧超人の十三郎と、
気は強いけど女性らしさもある、
未亡人になったつるたやのおかみ(稲森いずみさん)との
ラブストーリーがメインです。
(亡き旦那さんが粟根さんで、化けて出て十三郎を応援してくれるんですが、
久しぶりに粟根さんをいっぱい見られて嬉しかった!スーって消えちゃうの地味に凄い!)

結末ばれ

あといつもは悪役にもどこか面白いところがあるんですが、
今回は本当に悪でした。
橋本じゅんさんの完全悪役って久しぶりというか初めて見たかも。

黒幕は「相棒」の三浦さんなのですが、どこか三浦さんの面影を見てしまって
悪い人に見えにくかった。
ところでどうして呼ばれたら来ちゃうんだよ!(笑)
映画「羊たちの沈黙」のラストみたいだなーって思ったり。
でも結局あの悲劇を引き起こしたのは、
十三郎がおかみさんに何も知らせず1人で解決しようとしたせいで、
おかみさんの台詞にもあったように、いい嘘でも悪い嘘でも、
嘘はいけないというのがテーマだと思っていたので
真逆のラストでちょいとびっくりしました。

丹下屋の全滅が腑に落ちなくて、
半数くらいは小橋Jrの頑張りで命を救われたことにしたほうがよくない?
って気がしました。

ラストはそんなに明るくないです。
でも「蜉蝣峠」や「朧の森に棲む鬼」ほど鬱でもない。



----------------------------------------------------------------

2017/05/02(火)

映画かんそう
「ワイルド・スピード ICE BREAK」

監督F・ゲイリー・グレイ

キューバで充電中のドミニクとレティだったが、
ある日ドミニクは謎の女に声を掛けられ、脅迫を受ける。
ドミニクは女の言うままにチームを裏切り、
チームはドミニクと戦う事になる…というあらすじ。

前作が最高到達点だと思っていたら
まさかのSKY MISSION越え!面白かったです。
シリーズ8作、段々規模が大きくなってきて、
段々面白くなってるのは地味にすごい。
敵も段々賢いひとになってきてる(笑)
いや、相変わらずデジタルテクノロジーに関してはふんわりしすぎだし、
どうしてフィクションのハッカー様たちは
作業進捗を一々イメージ映像にしてくれるんだろう…とかは思いますが(笑)

ラストばれ
今回はゴリゴリのアクションだけじゃなくちょっとクスっとさせるのがすごく巧くて、
たとえばホブスが娘ちゃんのサッカーチームを監督していて、
女児たちの好みをがっちり把握していたり、
(アメリカの女児ってテイラー・スウィフトのコンサートや
ネイルサロンにつれていってもらえるとゴキゲンになるのか…!)
ステイサムが、お母さん(ヘレン・ミレン様)にはまるで頭が上がらなかったり、
あと案外赤ちゃんの扱いが上手かったり。
この辺の設定、ハードめな世界から浮かずに自然に馴染んでました。

カーアクションもダイナミックでよかった。
鉄球ぼかーんとか。自動運転装置のハッキングで車がゴミのようだ!とか。
あとドミニクの車に全員でアンカーを打ち込むところ、
ひび割れる氷の上での爆走、最後に円陣を組んでドミニクを炎から守ったところ。

肉弾戦では刑務所のバトルが熱かったし、
(ゴム弾って当たり所によっては骨折するらしいけど、あれはありうる描写なのか…?)
キューバでドムに惚れた男が実はアシストしてたって演出も熱いし、
シャーリーズ・セロン演じるラスボスはシリーズ最強の知性派だし、
レティとドムが互いに惚れ直す描写も良かった、
あとブーストのギミックに関する話や、ピンチの時やラストに
ブライアンの名前が度々出てくるのも胸熱でした。

最高だったんだけど、むむ…って思った点2つ

ただ、ステイサムすごいカッコおもしろかったんですが、
ハンを殺した相手との共闘は素直に喜べなくて、
せめて握手しないでいてくれたら良かったんですが、
仲間を殺した敵と笑顔で握手か…って思ってしまって。
本当はあれは自損事故だったけど話を盛りました、とかが良かった。

あとエレナの扱い。
息子を人質にとられるドムと、赤ちゃんwithステイサムのアクションが撮りたい。
レティに産ませるとレティのアクションが撮れない。
でも子供を産んだ昔の女と今カノの間で揺れるドムとか、
そういうしみったれた展開は望ましくない。
よーし、子供をとって女は殺そう、という都合が透けて見えたのでちょっと引きました。



----------------------------------------------------------------

2017/05/03(水)

留守をしますので日記を休みます。
週末に戻るんじゃないかなと思います。




2017/05/07(日)

旅行から帰ってきました!
いやー、今回は帰りの飛行機が1時間30分ほど出発遅延して、
その間に搭乗口が2回ほど変更になって
そのたびに大移動運動会で大変でした。
私はわりと早いめに搭乗口に着いていて、
安心しきって周囲に注意を払わないタイプなので、
旅の仲間がいなかったら、全然気付かずに日本に帰れなかったと思います。
(海外の空港は、お母さんみたいにいちいち注意してくれない)

色々感想

キラキラ☆プリキュアアラモード
チュロスは星型でないと爆発するっていうの知りませんでした。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
わー、上の命令で保護対象を見捨てざるを得なくなる、
これSPと同じパターン!
チームの中で闇落ちする人が出ませんように…。




----------------------------------------------------------------

2017/05/08(月)

アイアンマン・エクスペリエンスというアトラクションに乗るために
香港ディズニーランドまで行ってきました。





アトラクション内容ばれ
香港に新しくできたスタークタワーの見学という設定で、
過去のスターク家の業績を見学して、
そのあとアイアン・ウィングMARK8に乗り込み、
上空からタワーを見下ろすツアーを楽しんでいる最中、
ヒドラの襲撃に遭い、飛んできたアイアンマンをサポートしつつ
ヒドラを撃破するという内容です。
社長がまだブイブイいわしている頃で、ジャーヴィスとの掛け合いもあり、
不器用アームくんなども出てきて、ファンは大興奮もの。
(マーベル知らない人にとっては、短いストームライダーという感じ)
私はキャップ派ですがスーパーソルジャー計画の展示があったのと、
チラっとAI人格のゾラが出てきたり、
ハワード・スタークの私物の中に
「エージェント・カーター」ねたがあったりしたのでかなりキャーキャーしました。
あと、我が道を自信たっぷりに楽しそうに生きている社長の方が
やっぱり好きだ。
年代設定は、2010年以降とのことで、
ゾラが消滅する2014年よりは前、でも社長が随分明るいので
アベンジャーズよりも前なんじゃないの?という気がしました。
あっでもスーツがマーク42ぽかったな…そうすると2013年以降…どっちだろう。


アイアンマン・テック・ショーケースは、
強化スーツの構造を見学中に、たまたまやってきたという設定の社長と
写真を撮れるグリーティングです。
すりガラスの向こうに空から降りてきて着地する社長が映しだされて、
そのあとでドアが開いて本人が出てくる演出は良かった。
アトラクションとグリーティング、2回ずつ行きました。



----------------------------------------------------------------

2017/05/09(火)

キャラクター点心というのを食べてきました。
おいしいわ可愛いわ、もう大変だった訳ですが、
中でもオラフの造形がすごく、
手も鼻ももちろん食べられますし、口は開閉します。
香港ディズニーランドに行く人には強くお勧めしたいです。









場所はディズニーランドを一旦出て(再入場のスタンプを手に押してもらえます)
駅とは逆方向に15分ほど歩いた所にある公式ホテルの中の
クリスタル・ロータスというレストラン。
正面入り口入ってすぐの右手の通路を直進して左側にあります。
要予約で、どの蒸篭を幾つ頼むかも予約する必要があります。
今回はJCBカード会員特典である予約サービスで
メニューを取り寄せてもらいました。
時々メニューに変更があるようです。
参考までに2017年5月時点でのメニューを載せておきます。






----------------------------------------------------------------

2017/05/10(水)

香港ディズニーランドは、ネットで調べたところ
「ライオンキングショー」
「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」
「ミスティック・マナー」
がおすすめとあったので3つとも制覇しましたが、
待ち時間もほとんどなく、楽しいアトラクションでした。

ライオンキングショーは不定期公演なのですが、
音楽もいいし、でっかいフロートが出てくる、
日本だとまず無理だろう凄いロープアクションと派手な火柱、
ダンサーさんの肉体美とキレのあるダンス、等々
アニメを見ていなくても楽しめる舞台でした。
ビック・グリズリー(略)は演出の大勝利という気がします。
かなり良かった。
ミスティック・マナーも面白かったです。

他のかたの感想を読むと、
夕方にはやることがなくなって帰ったとか書かれているのですが、
私達はアイアンマンのアトラクションに2回ずつ、計4回行ったのと、
キャラクター点心で2時間ほど使ったので時間が足りず
お土産を買っている時間がほとんどないくらいでした。
あとナイトパレードとか、開始20分前くらいから並んでも
1番前とかで見られるので、すごく良かった。

香港ディズニーランドは九龍半島からでも、
地下鉄で30分ほどで行けるのでとっても便利です。
香港に行ったついでに1日マカオで遊ぶのもいいのですが、
同じくらいディズニーランドで遊ぶのもおすすめです。





----------------------------------------------------------------

2017/05/11(木)

映画かんそう
「スプリット」

監督M・ナイト・シャマラン
脚本M・ナイト・シャマラン

3人の女子高生が拉致され、監禁されるが、
犯人の男性は23の人格を持つ男で、
人格それぞれに女子高生たちへの態度が違うのだった。
彼女たちは必死に脱走を試みるが…というあらすじ。

ジェームズ・マカヴォイさんが女性や子供や潔癖症や、
様々な人格を演じます。

ラストばれ(シャマラン過去作品のねたばれ含む)

うーん、すっきりしない。
シャマラン・シネマティック・ユニバースでも始まるのか。
「アンブレイカブル」世界とのつながりを強く印象付けすぎて、
未見のひとは何か見落としたかという気になるんじゃないだろうか。
あとその情報から始めると「アンブレイカブル」のオチバレでは?

父親仕込みのサバイバル技術で
ビーストをKOして脱出するのかと思ったらそうでもないし、
ビーストの人格が主人公に移って、
ロリペドやろうを華麗に屠殺するのかと思ったけどそれも違った。
まあたぶん警察に洗いざらいぶちまけるんだろうけど、
ちょっと匂わせ方が弱かった。ゆえにすっきりしない。
シャマラン、本人登場して遊んでる場合じゃないぞ!







----------------------------------------------------------------

2017/05/12(金)

映画かんそう
「無限の住人」

沙村広明さんの長編漫画を実写化。
監督は三池崇史。主演は木村拓哉。
原作はともかく長いので、中盤以降の話をざっくりと切って、
ラストだけくっつけた感じ。あ、なるほどーって思いました。

全ての武芸の統一と支配を目論む無法者集団に
父の営む剣術道場を襲撃され、父を殺され母をかどわかされた少女凛は、
復讐を誓い、万次という男を用心棒に雇う。
彼は不老不死の肉体を持つ剣士だった…というあらすじ。

キムタクはとっても頑張っていた。ちゃんと万次さんに見えました。
他のキャストの皆さんも、女性はみな細く美しく、
男性は禍々しく、年配の方は渋かった。
実写でやったらトンデモ一直線になるだろうあの奇抜な武器も、
可能な限り忠実に作ってあった。

ただ序盤の展開が
刺客が来る→倒す→刺客が来る→倒す→刺客が来る
の無限ループのため、ちょっとタルかったのも事実。
原作で一番面白いのは序盤なんだけど不思議だな。

内容ばれ

槇絵さんが肺病持ちじゃなくて、
剣技は最強だけどメンタル最弱でもなくて、
最初からフルパワー槇絵さんで、天津との関わりの描写一切なしだったので、
ちょっと、そこは、「なん…だと…」ってなりました。

なんか映画で性暴力のシーンを見るの久しぶりかも。
ハリウッド大作映画を中心に見ているせいか、
100本ぶりとか200本ぶりとかそういう感じかも。
と、いっても随分マイルドにしてありましたけど。
原作では女の足をぶった切って、切断面に指突っ込んで、
短刀で掌を刺して地面に固定しての暴行でしたからな…。
原作は百琳姐の集団暴行がきつかったのと、
そのあと妊娠した百琳姐が堕胎するって言ったらビンタされて
産めって説教されるのを美談ぽく描いてあって(記憶ウロ)、
キモ…って思ってコミックスを買うのをやめたのでしたそういえば。

最後に動物虐待はしてない旨注記がありましたが、
なにか動物って出てきましたっけ…?
もしかしてキムタクが食べてた、得体のしれない肉…?




----------------------------------------------------------------

2017/05/13(土)

色々感想

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
千空と司の交渉好きだな…。
でも千空には大切な人がいて、司にはいない、
だから司の勝ちだというのはすごい説得力があるし話が早い。

ROBOT×LASERBEAM(ジャンプ掲載)
強豪校のゴルフ部に入部して、
さっそくスタメンの先輩に勝負を申し込むロボくん…。
なんだか先輩たちと意気投合し、
伝説の黄金時代を築くが、やがて決裂する気しかしないけど、
前作に引きずられすぎだな…。

ハイキュー(ジャンプ掲載)
バレーボールって、足の甲に当たってボールが跳ね返ってもセーフなんだ!?
知らなかった!!でも恥ずかしいんだ!?
なんで恥ずかしいのかよく分かんないけど。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
やっと出られた!あっそうか、レイの件、たしかに伏線はあった!
そうだったのか…。

HiGH&LOW(マガジン掲載)
龍也さんとナオミさん、並んでると美人姉妹…。
そして最後は定番の雨宮兄弟オチ…。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
もうずっとスウちゃんとキヨちゃんの友情の話が続いてるわけですが!
なべっこ団子おいしそうです。
お汁粉とはどう違うんだろうって検索してみましたが
汁が濃い?的な記述を発見しました。

進撃(別マガ掲載)
あれ…?え…?だめだ分からなくなってきた…。
ネットの海を漂ってきます…。

正解するカド(アニメ)
異次元の人は、地球に無限のエネルギー源を提供するためにきたけど、
国連は異次元の人との交渉を独占する日本を糾弾し、
得たエネルギー源をすべて提出しなければ制裁措置も辞さない構え。
うん、まあありそうなシチュエーションですね。
たとえ地球の全人口に行きわたるくらいのエネルギー源があると分かっても、
人間が争わないかといえば、そうでもない気がする。

救命医ハンク8 ザ・ファイナル
眼窩骨折で入れるプレートって体調が悪くなると
ブドウ球菌が繁殖したりするのか…こわいな…。

あとスマホに顕微鏡アプリがあって、
医者が使ったりするのか。

ダウントン・アビー6
いよいよファイナルシーズンです。
使用人の人件費が昔の3倍になって、
そろそろダウントン・アビーでもリストラをしようとかいう話が出る。
お嬢様の婚前旅行を目撃したホテルの客室係の女が、
サスペンスドラマのように脅迫して来たり、
ヴァイオレットさまとイザベルざまが、病院の経営を巡ってケンカなさったり、
相変わらず暗雲100%のスタートですが、
カーソンさんとヒューズさんの結婚が間近に迫って、
この結婚が肉体関係を伴ったものか、それとも兄と妹のような関係になるのか、
悩んだヒューズさんがパットモアさんに聞いてきてくれと頼んで、
さすがのパットモアさんも聞けなくてそのまま帰ってきてしまうなどのエピソードは
唯一の清涼剤でした。
ベイツさん殺人嫌疑は真犯人が唐突に現れましたが、
今回がファイナルシーズンでなければ、やったのはベイツさんだったと私は思う。
アンナが今度は不妊に悩み始めました。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
毎週テレビの視聴率上位20とかそういうのチェックしてるのですが、
関西で14%越えって相棒レベルなんですけど!?
関東でも12%越えで、ドラマランキング3位。わー嬉しい!!

えっと、潜入調査でまずムショにぶちこまれて、
ターゲットの同郷装って近付いて、組に入れてもらって、
そこまでは良かったけど、その先輩がやたらいいひとで
ごはんとかおごってくれたり、新しい服とか買ってくれたりする!
でも小栗さんの調査した情報のせいで先輩殺される!
闇堕ちフラグがどんどん高みに…。

神谷議員はラスボスなのだと思ってたけど、
ロリペド趣味がばれてあっけなく失脚。

サンデーの新連載、性別を偽って美少女タレントを目指す少年の話だ!






----------------------------------------------------------------

2017/05/14(日)

ドラマかんそう
「世にも奇妙な物語2017春」

「夢男」「一本足りない」「カメレオン俳優」「妻の記憶」
の4本のドラマに、
「ノック」「しりとり家族」「赤」
の3本の短編集。

内容ばれ

短編は短い分、印象が強い。
「カメレオン俳優」は、仮面ライダーWでフィリップくんを演じていた
菅田将暉さんが主演です。ビッグになって…。
「妻の記憶」が一番良かったけど、
認知症の妻の介護を全部娘に押し付けたってのを
いい話にもっていったのはちょっと気になりましたね。



----------------------------------------------------------------

2017/05/15(月)

USJの新しいイベント、
エクスペクト・パトローナム・ナイトショー
(4月21日〜11月5日)を見てきました。
食料を求めてホグワーツにやってきたディメンターと
生徒たちが戦う、10分ほどのショーです。
城へ投射されるプロジェクションマッピングを背景に
役者さんが演技をします。
小説内であったような出来事が目の前で実際に起こるので、
ファンは大興奮です。



内容ばれ
城の周りを浮遊するディメンターがかなりリアルで、
あとスモークが焚かれた湖の上を、ドローンのディメンターが飛びます。
これ結構燃える。
あと屋根の上で女子が戦うのと、湖の向こうでも奮闘している組がいるので、
1回では全部見る事ができないかも。
ラストの花火は上がったり上がらなかったりします。

三本の箒のテラスで見ると全容は見られないので、
湖の縁で見る方がいいかもです。
初回は2時間前から陣取りがあるので、
8時の回を2回ほど見て、入れ替わりの際に前列へ移動するのがいいかも。
双眼鏡をもってくればよかったなと私は思いました。
私達結局側面から1回、前面から3回見ました。へへへ…。

ハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥンジャーニーですが、
なんと今回アトラクションの最中に緊急停止して、
ドラゴンさんのド真ん前で真っ暗になりました。
すごいドキドキした!すぐに動きだしましたけど、
おわびということで、終了地点から特別なドアを通って、
すぐに搭乗口まで案内してもらえました。
さっき乗ったばかりだったので、時間が巻き戻ったような変な感じがしました。
禁じられた旅は結局3回乗りましたけど、さすがに3回目はちょっと酔った(笑)





----------------------------------------------------------------

2017/05/16(火)

今回はVIPツアーというサービスを利用したのですが、
ハリポタランドに入場してコースタとお城とオリバンダーのお店を優先案内、
外のアトラクション1つに優先案内、
2つのアトラクションは優先チケットがもらえるというコースでした。
魔法界へ、ツアー客として訪れたような感じがしてなかなか面白かったですが、
無線通信でずっとガイドさんの話を聞いているので、
魔法生物の鳴き声や音楽による演出を聞き逃してしまい、
ガチのポタファンが、最初にハリポタランドに入るのには向いてないかなって思いました。
でもマップ見ながらあちこっち迷うのが嫌で、並びたくない!
人の後ろに付いて行って楽にアトラクションを楽しみたいっていう貴族には向いてます。
あと園内のトリビアを沢山教えてもらえるのが楽しい。
園内の飲食店が全部10%オフという特典もあります。



ホグワーツ城のモデルになったと言われているアニック城の名前がついた薔薇
「アルンウィック・キャッスル」
薔薇の存在も、園内に植わっているのも知りませんでした。


----------------------------------------------------------------

2017/05/17(水)

ドラマかんそう
ピウス13世 美しき異端児(THE YOUNG POPE)
1話〜5話まで(全10話)

製作国イタリア・フランス・スペイン・イギリス・アメリカ
演出・脚本パオロ・ソレンティーノ

若く美しい、アメリカ人の教皇ピウス13世という架空の人物が
周囲に波乱を巻き起こしていく様を描いたドラマです。
ジュード・ロウがともかく美しく撮られています。
時々挿入される夢や啓示のカット、司祭たち、尼僧たち、
庭園、寺院、一瞬たりとも審美眼に適わぬものを映さないという決意を感じます。

内容ばれ

あまりカトリックへの畏敬の念は感じられないです。
そもそも派閥争いによる教皇選出で、有力候補2強の力が拮抗していたが故に、
エアポケット的に無難な主人公が選ばれたという設定。
主人公は親に捨てられたコンプレックスに縛られ、
隣人に寄り添うより神に寄り添えと説き、
有力者たちの告解の内容を密告せよと司教を脅迫し、
同性愛者の聖職者をすべて放逐しろと命令し、
自分を育ててくれたシスターを側に置いて権力を与えます。
不妊に悩む人妻の家のまえを通りかかった折に、
ガラスに体を押し付けてバックスタイルで抽挿中の夫妻に向かって
子を授かるように神に念じたりもします。
というか、これ放映時の信徒のみなさんの反応を知りたいような…。

皆がソシオパスの中に聖性を見ているだけではないかとも思えるし、
俗人には理解できない探求者、改革者とも思える。
彼がヴァチカンを救う希望の星になるか、破滅の隕石になるのか
まだ全体の半分くらいの箇所なので分かりません。


----------------------------------------------------------------

2017/05/18(木)

映画かんそう
「メッセージ」

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
テッド・チャン原作

世界の12か所に巨大な飛行物体が停泊し、
各国は対応に追われる。
言語学者である主人公は軍からの依頼で、
地球外生物の目的を早急に突き止めるべく
彼等とコミュニケーションをとりはじめる。
彼等の使用する音声言語も表意文字も酷く複雑なもので、
言語学者チーム、物理学者チーム、共に捗々しい結果を出せずにいた、
というあらすじ。

観客の1割くらいに
「えっ?結局どういうこと?」と言われてしまう類の話で、
好き嫌いが分かれると思いますが私は好きです。SFだよ!

オチばれ注意!

ファーストコンタクトの面白さ4割、
叙述トリック6割くらいの配分になっているので
私は脊髄反射で30点を更に加点。伏線大好き。

物語のパターンとしてとても変わっていて、
彼女は名誉と幸福な家族を手に入れるけど、
でもそれは半分失われる事が確定していて彼女は納得している。
ハッピーエンドともアンハッピーエンドとも言えない。
あと彼女には専門分野の才能があって、
それはどんな異様な概念でも状況でも
嫌だとか理解できないとかは考えずに一旦は受け入れるという才能で、
ある意味人間離れして強い。ちょっと共感の難しい主人公なので、
そこに違和感を覚えるひとは(彼女の夫が感じたように)、
この映画駄目だろうな、と思います。

ヘプタポッドの文字が美しく、彼等の声、劇伴音楽も良かった。

原作はもっと淡々とした話で、パニック描写もないし、
宇宙船は攻撃されないし中国の将軍の話もない。
あと娘の死因と死亡する年齢が違う。
これは原作通りの死因だと、
阻止できるのではないかという雑音が発生するので
映画では変えて正解だったと思う。
離婚の理由もアレンジしてありますが、
これもまたよい改変だと思う。
フラッパーとラズベリーという名前が
コステロとアボットに変った理由は分からないけど、
コメディアンのコンビなんですね。

あ、でも映画世界では未来において
ヘプタポッドの文字をマスターできた人って物凄く少ないのかな?
でないと彼女が孤立無援である理由がないもんね。
原作はそこのところ曖昧。

世界12か国の中に日本が入っていて嬉しい(北海道!)。
ようこそ!ちょっと炙ったら酒の肴になりそうだなとか考えてないよ!




----------------------------------------------------------------

2017/05/19(金)

映画かんそう
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー  リミックス」

MCUの中でも一番ノリが軽くて
ハチャメチャ集団なやつらのシリーズ2作目です。
1作目はメンバー紹介風のお話でしたが、
今回は各々を掘り下げてきました。主人公の父親の話が中心です。

主人公チームはならず者で、下品な会話、ブラックジョーク、
という条件は尖っているのですが、
扱うテーマはベタというか、家族愛とか友情とか松竹映画っぽいあれで、
そしてかわいいアライグマや、カタコトで話すちびっこ植物、と
マスコット的存在(但し中身は伴わない)もいるので、
案外お客を選ばないバランスいい作品だと思います。

内容ばれ

・冒頭の、肝心の戦闘にピントが合ってなくてよく見えず、
 そんなものよりこのかわいいグルートを見てくれ!って演出最高でした。
・みんなが雑にグルートをかわいがってるのもよかった。
・今回の悪役の性格設定は良かったです。
 心に残る印象的なクズエピソードでした。MCU3大クズにランクイン。
・星を創造できる可能性があるという事でスター・ロードの名前がぴったりですね。
 いや、元々はそんな設定ないけど。
 クリプラの演じる主人公、やっぱりピーターが一番好きだなあ。
・ドラックスによる容姿いじりは、
 観客の価値観としては美しくないドラックスが、全く空気を読まず
 どちらかといえば美しいマンティスをブスブス言いまくるが、
 容姿に関係なく身を挺してマンティスを庇い、
 最後にはマンティスの性質を美しいと称賛する、
 という流れなんだなと思ったので私は特に引っかからず。
・最初、ヨンドゥのモヒカン部分が撃たれて中身のメカが見えた時、
 「そうか…ヨンドゥはロボットだったのか…」って思いましたが違いました。
・機材にうっかり体を挟まれちゃって、殺そうと思ってた相手に助けてもらって、
 その相手と戦うけど、その人がピンチになったらいそいそ助けちゃうっていう、
 ちょっと鈍くさいけどキュートで片腕がメタルアームの暗殺者、
 MCUでもう1人知ってるよ…って思いながら見てました。
・でもあっちは撮り方がリリカルで百合ぽかったのに対し(表情ズーム、音楽)、
 女子2人の戦闘はヒグマっぽかったな…。
・「きょうだいの中で一番好きだったのに!」とか
 「ほしかったのは姉さんよ!」とか毎回グイグイ告白してくるネビュラさん…。
 宇宙一めんどい弟ロキどんもその積極性を見習うように。
・誰だよあんな精巧な6分の1サイズくらいのお洋服を即座に作ったのは!?
 一番ブラックだなーって思ったのは指。きれいな切断面でしたね。
・グルートがウェーってやったところでふきだした。
・ヨンドゥ格好良かった。メリー・ポピンズは原作の物語のなかで
 最強のチート主人公で、子供には超超ツンデレなので
 ヨンドゥにぴったりだよ…。
・あっ、マンティスってインフィニティー・ウォーに出るの…!?
・アダムってガントレット装着できるあの金色のひとか!?
・3作目で完結するそうですが、ガモーラVS父、ロケットを改造した相手、
 ソブリン人とアダム、1本で全部片付くのかな…?
 ガモーラの父はサノスなので、インフィニティー・ウォーに持ち越す?
・音楽やハワード・ザ・ダックやパックマン、ナイトライダー、
 監督の好きなものをワーイ!って詰め込んだ感じ、好きです。
・反抗木グルートとロケットの日常漫画も見たいし、ヨンデゥ子育て期も見たい、
 ガモーラとネビュラ姉妹の、宇宙珍道中漫画も見たいわ…。





----------------------------------------------------------------

2017/05/20(土)

色々感想

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
とりあえず司と千空で創作系SNSを検索しますよね…。
そして納得の結果が出ますよね…。

マギ(サンデー掲載)
よかった、とりあえず殴り合いをやめて、
話し合いの体勢に入ったぞ。
ラストバトルを話し合いで解決成るか?
あとアリババ×シンさんだな…。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
出町ふたばの豆大福、餡子抜きとかあるんだ!?
思わず検索しましたが、食べログにも載ってるわ…。
裏メニューとかって…。
豆大福は何度か食べた事がありますが知りませんでした。

そして青森のスイーツ「気になるリンゴ」は
いただいて食べた事があるような…おいしかったような…。
作者さんは京都のひとなのだと思ってたら、青森のかたでした。

サクラダリセット(アニメ)
なんとなく主人公の言葉のセンスが何かに似てるなと思ってたのですが、
たぶん村上春樹ですね。
逆に考えると村上春樹はヤレヤレ系の先祖なのか…。

有頂天家族2(アニメ)
前回の五山送り火の話も今回の地獄絵の話も
凄い丁寧にやってくれているけど、
大丈夫なのかな1クールで終わるのかな…?
それにしてもしみじみと雰囲気のある、いいアニメだ…。
皆多くを語らないのがすごくいい。

正解するカド(アニメ)
いやいやちょっと待って。
画期的なエネルギー源の供給は有難いけど、
人体の根本的改造ってどうなんだろう!?

ダウントン・アビー6
夜中にこっそり死体を運んだ経験をとうとう笑い話に…!ひぇー!
ファイナルだからでしょうか、
貴族による悪意のない非人情的エピソードが増えてきたような。
代々ずっと領地に住んでいた家族を自分達の手前勝手な理由で追い出したり、
結婚式くらい使用人でいたくないので学校で式を挙げたいという
夫妻を屋敷の大広間で式を挙げさせるようゴリ押ししたり。
あと、救命医ハンクとこちら、両方でずっと不妊話が続いているのですが、
こちらの方が時代が古いだけあって、産んであげられない私が悪いとか、
養子ではなく血の繋がった子供でないとだめとか、いいのかこれ…という気持ちに。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
新興宗教による無差別殺人の実行犯は、元内部潜入調査官だったという。
しかも逮捕されたその人は獄中で不審死するという。
もはや小栗さんと西島さんのどっちが闇落ちするんだ!?
っていうトトカルチョが成立しそうな勢いです。

救命医ハンク8 ザ・ファイナル
えっ!現代医学をもってしても関節リウマチと梅毒の判別って難しいの!?
医者にかかっていても誤診されるレベル!?






----------------------------------------------------------------

2017/05/21(日)

ペニンシュラ香港のアフタヌーンティーですが相変わらず予約不可で、
ガチ行列が必要です。
スタッフさんに確認したところ、
14:00スタートで、13:30から列形成を始めますとの回答。
実際に行列が始まったのが13:15頃だったと思います。
1巡目に入りそびれると、1時間くらい待つことになりますので、
13時頃から付近を張っているのがいいと思います。



バジルとガーリックと何かのペーストの詰まったプチパイがおいしくて、
シャンパンが欲しくなりました。

あと相変わらず絶対に迷子になる添好運本店
(ミシュラン1つ星の料理がワンコインで食べられる)
こちらのサイトさんで道順が分かり易く紹介されてます。

http://hongkong.cbco9.com/2011/10/tim-ho-wan/

エスカレーターの看板は変更されてこんな感じになっていました。
ここを降りればもうすぐです。



行列のシステムは、普通に並べばいいようになってましたので、
以前よりは楽です。並んでいる間にチェックリストに数量を記入します。

----------------------------------------------------------------

2017/05/22(月)

「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」に行ってきた!



客層がどんなものかと思ってましたが、案外女子率が高かった。
そしてカップルも多かったです。
展示はMCU各キャラクターの衣裳や、簡単なキャラクターの来歴、
マーベル重役の話、映画メイキングや役者さんインタビュー映像、
漫画原稿や日本の漫画家さんがマーベルに寄稿した表紙、フィギュア等々でした。
スルーされるに違いないと思っていた
「マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター」とかも
地味に会場の隅に展示してあったりして嬉しかった。

スター・ロードの衣裳の細工が特にすごかった。
あと、クリプラでっかい昔のアメ車みたい!
足おおきい胸の前後の厚みすごい!って思いました。
あとファーストアベンジャーズのキャプテンの衣裳は
劇中でも博物館に展示されているので、
お話の中みたいと思ったり。
(あ、でも原作キャップの共産主義者狩りとか、
日本軍と戦ったりするくだりはやっぱりカットするのね)

物販も充実しているし、
併設のカフェでは作品にちなんだスペシャルメニューがあり、
別の階ではフィギュアの展示、
他フロアのブランドショップでコラボ商品販売など、
半日ほどふらふらと遊べる感じでした。




----------------------------------------------------------------

2017/05/23(火)

読書かんそう
「キングコング 髑髏島の巨神」

映画版のノベライズです。
映画の内容ばれになりますのでご注意ください。

この映画、本筋は王道で、キャラクターも王道ゆえに
下手をすると印象が薄いものになるところだったのですが
奇妙な2人組が出てきて強力なスパイスとなり、
作品の後味を2、3段押し上げました。
いやまあぶっちゃけ萌えもあるんですがそれだけでなく、
製作の誰かが主人公のような強い善人に拒否感が強く、
描写がふわっふわだったんですよね私の印象では。
そこのところの空気感をかなり補いましたマーロウは。

あらすじはほぼ映画のまま。主人公はさすがにもうちょっと掘り下げられてます。
若干ラストバトルは枚数が足りないかな?って感じでした。
しかしマーロウと軍平のエピソードは豊富に書き足されていました。
マーロウと軍平は第二次大戦の頃の米兵と日本兵で、
空中戦のあとで島に不時着し、互いを殺そうとしたところでコングと遭遇し、
以後意気投合して兄弟のような間柄になり一緒に生活していたけれど、
軍平は罠にかかって殺され、マーロウのみが生き延びるというプロットです。

力も勇敢さも、軍平のほうが上だったって涙ぐんで回想するマーロウですが、
牛肉食ってる民族のわりに馬力ないなお前?ってちょっと思いました。

エピローグについて
映画ではエピローグでマーロウが家族の元に帰りますが、
小説版ではその前にまたもや軍平の回想が入ります。
日本語と英語のまざった会話で、
これまでで一番怖かった体験をマーロウに尋ねられて、
この島に不時着したときに、
もう少しで親友を殺してしまうところだった、
あの瞬間が今は恐ろしいと答える軍平。
わー!!
ダークファンタジー小説家のダン・ギルロイさんというひとの、
この分かってる感!なんだよもう!ありがとう!

映画でマーロウと軍平が気になった方はエピローグだけでも読むといいと思います。





----------------------------------------------------------------

2017/05/24(水)

今週のジャンプで「斉木楠雄のΨ難」の連載5周年記念をやってましたが
ジャンプで1990年以降、5年連載の続いた作品は24作品しかないのですね。
驚きでした。
えっワートリは!?もしかしてもう終了した扱い!?って
思ったけど、まだ連載5年になってなかった。下記24作品。

スラムダンク・BOY・ぬーベー・るろ剣・遊戯王・たけし
ワンピ・ルーキーズ・ハンター・シャーマンキング・テニプリ
ナルト・ジャガーさん・ボーボボ・ミスフル・ブリーチ
アイシ・銀魂・リボーン・スケットダンス・トリコ・黒子・べるぜバブ
ハイキュー

あと、フジリュー先生の封神演義ぬけてる!って思うじゃないですか?
なんとあれ連載4年とちょっとなんですよ。びっくりしますよね。





----------------------------------------------------------------

2017/05/25(木)

アメコミ・ヒーローの世界
〜ローラ&渡辺直美 マーベル・キャラクターへの道〜

NHKが「マーベルがブームだよー」って紹介番組を作ってくれて、
わー!うれしい!どんなアプローチなんだろう!って思って見ました。
ローラさんと渡辺直美さんがそれぞれ
マーベル社と香港ディズニーランドを訪れ、
マーベルではこんな作品を扱っているよ、今はこんな試みをしているよ、
そして2人をキャラクターにしてもらっちゃうよ、
その際はこんな感じでアイディを出して、デザインをまとめるよ、
と紹介していく流れでした。

私は心がナニワ金融道なので、
「MCUで今このぐらいの金額が儲かってます!
昨年の世界興行成績NO1映画はMCUです!観客動員数はこういう感じ!」
(というか2016年の映画興行成績1位から4位まで全部ディズニー…)
って数字をあげた方がインパクトがあるんじゃ?
って思ったんですけど、
たぶんああいう構成の方が受け入れられるのでしょう。
私は金の話ばかりするのをやめた方がいい(笑)

女性スタッフ強化中みたいな感じでしたが、
マーベル展で見た限り、重役は高齢男性が多そうだったので、
「みんな大変だろうけど出世するんだよ……」って思った。

私が丁度香港ディズニーランドに行っている時に放映されて
録画で見たのですが、数日前にいたところが映っていて変な感じがしました。
あっでもなんかちょっとショボめに映ってましたが
実際あの場に行くともっと面白いです!

マーベル副社長CB・セブルスキーさんが
めっちゃ日本語うまいのにびっくりした。


----------------------------------------------------------------

2017/05/26(金)

報道番組かんそう
「町山智浩のアメリカの”いま”を知るTV」
第7回 トランプ政権の100日  

この番組が去年からやっていて、今回でもう7回目だとか、
高名な映画評論家で、実写進撃の脚本でちょっと株を落とした町山さんが
最近はトランプ大統領関連で活躍なさっていたとか全然知らなかったのですが、
政権発足から100日経って、
大統領が公約をどの程度実施しているか分かり易く解説してくださると聞いて
面白そうなので見てみました。

ボードに箇条書きしてある公約に丸、三角、バツを書きこんでいかれる訳ですが
まあ三角とバツが多めでしたね結論から言うと。

公約達成のための財源は、芸術と科学の助成金をカットすることで確保とか、
あ、なんか非常に似た話を聞きますねっていう。どこの国でも同じですね。

アムウェイ創始者の一族が結構な財閥になって政界にも参画していること、
環境庁など必要ないという持論を持つ人を環境庁長官に指名したこと、
進化論を教える公立学校など廃止して、
聖書に忠実な教育を施せる私学を増やそうという考えのひとは別に少なくないこと、
保険制度は社会主義的であるという考えで拒否反応を示す人も少なくないこと、
などは私は知らなかったので、へぇーって思いました。

あと先月あった「マーチ・フォー・サイエンス」という科学のためのデモを
主導した人がビル・ナイと聞いて、
「えっ?ポタ映画にも出てた、あのメガネのずれたビル・ナイさん?」
って思ったのですが、
コメディアン、俳優、作家、科学者の、もう一人のビル・ナイさんがいらっしゃるのですね。
あと、大統領と記者とコメディアンが痛烈に互いを皮肉り合う
ホワイトハウス記者会夕食会が、
道化にのみ自分を嘲笑することを許した欧州王侯貴族の慣習を受け継いだものだ
という説も初めて聞いたので、これもへぇーでした。

リベラルとか知るかよ!そんなのは食えてる人の寝言だよ!
とりあえず生活を何とかしてくれ!っていう人々の願いが具現化した政権だという印象ですが、
今後何が起ころうと、分断される事なく集合知で打ち勝ってほしいです。
世界警察(笑)とか日頃ネタにしてますが、
アメリカが元気ないとこっちもしょんぼりしちゃう(経済的にも)。



----------------------------------------------------------------

2017/05/27(土)

色々感想

聖☆おにいさん(モーニング2掲載)
マーベル、アベンジャーズねた(ただしキャラクターは全然違う姿)。
マーベル映画に憧れたイエスがとりあえずマッチョになるために
ジムに行くというもの。
イエスがいてくれたら、エイジ・オブ・ウルトロンの悲劇とか、
らくらく回避できた気がする…。
今からでも遅くないのでアベンジャーズ入りしてほしい。
(さすがの原作でも、神の子は参入してないはず…)

マギ(サンデー掲載)
せっかく最終バトルを話し合いで回避という偉業が達成されそうなのに、
なんかすごい悪が出てきて結局バトルになるいつものパターンはできればやめてー…。

プリキュア
これまでの歴代プリキュアの女の子は
素直で優しく、ちょっと弱くても変わっていても
人の役に立ちたいというストレートな姿勢は共通のものでした。
しかしゆかりさんは違って、仲間が大忙しで働いていても
マイペースでふらっとどこかに行ってしまったりするし、
目的のために嘘をついたりする。
でもそんなゆかりさんを仲間たちは受け入れているし
別に彼女を改心させようとかいう話の流れにはならない。
ゆかりさん自身も、自分の態度が何らかの結果を招いても
それは当たり前だという考え。
ゆかりさん、女児に人気が出るといいなあ…。

有頂天家族2(アニメ)
復讐の話が好きなので「復讐などむなしい…」
って流れになるとがっかりするのですが、
矢三郎が早雲を救おうとするのはなんだか納得できる。
彼がタヌキだからかもしれない。
総一郎と早雲の確執は、そういうことあるよね…というつらい話。
もっともっと遠くで、離れて暮らしたらよかったね。

正解するカド(アニメ)
総集編でしたけど、まとめて見ると本当に、
アニメではここ数年見掛けなかったくらいSFですこの作品。
アニメだな、と思うのは宇宙人の外見含め、主要人物が全員若いというのと、
権限のある年配の女性が出てこない点くらいですね。
エネルギーを供給するワムという装置、
肝心なのは材質やシステムではなく形状だという設定とかすごくSFです。

「人よ、どうか正解されたい」
っていうけど、その「正解」は私達の使っている「正解」と本当に同義なのか。
風呂敷をどう畳むのかどきどきしながら見守ってます。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
お互いに相手はオッサンだと思って活動していたハッカー2人が、
きれいなお姉さんと高校生男子だったの、ちょっと萌えます。
しかも高校生はその期間の事を忘れがたく、
ロック解除のパスワードにまでしていたという…
お前…相手をオッサンだと思ってたのに一途に…。

テロリストの理屈でむかつかないやつを久しぶりに聞きました。
捜査官に手取り年収を尋ねて、自分の親の年収を述べ、
格差を説く高校生、説得力ある…。
たしかに高学歴高収入カップルの子と、そうでないお家の子の間には、
もう並大抵の努力では覆せない差が生じてるな…というのは常々感じてました。
スペックにも性格にも、反映されない訳がない。
もちろん高所得者はたくさん税金を払ってくれてる訳ですが、
この大貧民ゲーム、ほどほどにしないと
恵まれなかった子が恵まれた子を殺して回るこの手のテロが
実際に行われないとも限らない。

「平等はあらゆる善の根源であり、極度の不平等はあらゆる悪の根源である」
ってロベス・ピエールの言葉ですね。
ドラマ面白いのに視聴率が下がってきた…!

貴族探偵
あー、やっぱりかー。原作ではお話の開始時には故人だったからな。
たぶん託されたとかなんだろうけど、
お隣のドン!がなんなのか、ずっと気になってました。

ダウントンアビー6
カーソンさんとヒューズさんの結婚式。賑やかな、いいお式だなー。
このままシリーズが続いたら、一夜の過ちとか、諍いとか、隠し子とか、
見たくないものをどんどん見せられただろうから、ファイナルでよかった。
週刊トーマスの就活!いつまで続くんだろう。




----------------------------------------------------------------

2017/05/28(日)

栗原邸に行ってきた。
本野精吾さん設計の、モダンな3階建ての住宅です。
コンクリートとガラスって木の緑とマッチするんですよねえ…。










昔の映画で見掛ける電話室とか、狭いメイド部屋とかがありました。
あと大きなテラスがあった。
なんとなく大山崎山荘を思い出しました。
ちなみに今回の一般公開はオーナー募集のためのもので、
どなたか石油王がいらっしゃったら、ひとつご検討ください。




----------------------------------------------------------------

2017/05/29(月)

映画かんそう
「インサイダーズ 内部者たち」2015年

政治献金、マスコミとの癒着、選挙、性接待、
汚い裏社会で生きてきたチンピラのイ・ビョンホンは、
決定的な証拠を掴んだが故に拷問を受け、右手を切り落とされる。
復讐を誓い、零落して生きていたチンピラだが
ある日、検事が取引を持ちかけてきて…というあらすじ。

なぜか自宅ポストにDVDが入ってたので見ました。
「マグニフィセント7」でイ・ビョンホンが気になった人が
彼の出演作を見ていてこの作品でドボンする率が高いという印象です。

前半は韓国裏社会のあれやこれやで、
中盤から徐々にチンピラと検事の間に奇妙な友情が生まれ
揺れ動く話になっていきます。
切断シーンは2回あるし、寸止めも1回、
四肢欠損愛好家垂涎の映画ですけど
もちろん苦手な人は当然ながらやめておいたほうがいいです。
殺伐とした話のわりにチンピラと検事が
食事しているシーンがやたら多くて、そこが妙に魅力的です。

オチばれ
トイレで出会った2人が、
紆余曲折あってラブホに行き(付き合ってない)、
やがて検事の実家に行ってお父さんに紹介する(付き合ってない)、
っていうすてきな流れ…。

チンピラくんは実力も人望もあるけど致命的に詰めが甘く、
検事くんも、たぶん「甘いな…」って内心思ってるんだけど、
黙ってちょっと気遣ってるところがいいですね。

コネと人脈と汚れ仕事が得意なチンピラ君と、
知識と根気と信用が武器の検事くんあらため弁護士くんが組んで、
事件解決していくドラマとか見たいです。
2人で一緒にモルディブに行ったり、ラーメン食べたり
「お前たまには実家に帰れよ」「うるさい」って喧嘩したりする。
怒った弁護士君はずっと敬語だったりして、
困ったチンピラ君は股間から義手を生やして笑いを取ろうとする。

ベクデルテストはパスしないというか、
たぶんベクデルテストさんが斧持って追いかけてくると思います(笑)。
男性は若い、おっさん、ハゲ、デブ、豊富な種類がとり揃ってますが
女性は全員若くて痩せていて美人でお洋服着てない役。

ところで性接待の酒席で、男女が全裸になって、
ビールジョッキの淵にショットグラスを載せたものを
ずらっと並べて、それを男性器で横に薙ぎ払って
ショットグラスを幾つ沈められるか競うゴルフをするのですが、
もうなんか斬新すぎて巻き戻してしまいました。

結果的に出来上がる、ビールに蒸留酒をまぜたカクテルを
酒席の全員で飲まないといけないんですよ…
できれば飲みたくない…実際あるとしたら接待って大変ですね。


「少年魔法士」最終巻読みました!
中身はちょっと、うーん、だったですが、20年越しの完結めでたいです!





----------------------------------------------------------------

2017/05/30(火)

カレー求道

相変わらず究極のカレーを求めてあれやこれや試していますが、
「これよりウマい家カレーのレシピがあったら教えてくれ」
という自信に満ちたタイトルにひかれて
http://cookforyou.jp/home-curry
こちらのレシピで作ってみました。
うん、確かにお肉の量が多めなのでその分旨味が出ますが
2014/08/27に書いたレシピと比べて、それほど劇的には変わりなかったです。

次に、シェフが教える絶品カレーを作る方法というこちら。
http://buzz-plus.com/article/2015/08/20/hotel-curry/
水を使うな、ポテトチップスを入れろ、と随分挑戦的。
基本レシピは上記のやつにして、
ともかく水を使うなという事で、
ビールと牛乳とトマトジュースとワインを使い、
ポテトチップスは袋の半分を砕いて入れました。
そうすると何が起こるかというと、
す ご い 粘 度 !
「これ、ルウを再製造してるのでは?」というくらいの固さ。
ともかく固いので、鬼太鼓くらい激しくかき混ぜていても
余裕で鍋の底こげますし、粘度が高すぎて灰汁とか出ません。
このままでは半分くらい焦げてしまう…と思って水を足し、
それでなんとか煮込めました。
味は…おいしいんですが、重かったです。
なんかこうカロリーとカロリーが殴り合いの喧嘩をしているような…。
私のカレー求道はまだまだ続きます。






----------------------------------------------------------------

2017/05/31(水)

「大阪3大スパイスカレー」という評判を聞いて
わー、回ってみよう!と当時は気軽に思ったのですが、
3店行くのに2年くらいかかってしまいました。

BOTANI:CURRY(ボタニカリー・本町)



旧ヤム邸(谷六)



カシミール(北浜)





BOTANI:CURRYさんは、私が行ったときには
指定時刻のチケットをもらってその時刻にお店に戻ってくる制度でした。
カレーはゆるめで、香りは強め、繊細に切られたお野菜が目に楽しいです。

旧ヤム邸さんは開店時間前に行って行列している感じです。
初回入店組に入ってしまえばそれほどは待たないです。
粘度は普通、2種類選べるのがうれしいです。

3店舗回るのに2年もかかったのは、カシミールさんの営業形態が、
火〜金曜の、1日2、3時間営業、
開店時間は12時〜14時の間で変動、夏は2か月ほど休み、
その他も臨時休業ありという超難易度で、
行ったけどやってなかった…というのを数回経験していたせいです。
いやしかしさすがスパイスカレーの始祖、カリスマと言われ
大阪のカレー界に10年君臨されているだけあって、
5種類の鍋の中身と、別のソースパンの中身を
注文を受けてから調合されて、仕上げに潰したてのスパイス、
間違いなくカレーの神はこの人に宿っている!という
形容しがたい複雑な味でした。
ただしこのお店、厳しいルールが幾つもあるので有名なんですが
・列の一番前になってお客さんが出てきても勝手に入らない。呼ばれるまで待つ
・席についても自分から注文しない。聞かれるまで待つ
・辛さについては初回は発言しない。聞かれたらノーマル(3)でと言う
・先払いなのでお金を用意しておく
・カレーの皿を手を出して受け取らない。置かれるまで待つ
等々、もし行かれる際は予習なさったほうがいいと思います。
私は「ミックスB・牛・玄米」を注文しました。白米と玄米を選べますが、
玄米の方が合っているように思いました。
12時に到着して9番目、その日は13時開店。
着席して注文したのは13時30分、
注文したカレーが来たのが13時50分でした。
並んでいる間、常連のかたが色々教えてくださったのですが
カシミールって店名はインドの地名じゃなくて
レッドツェッペリンの曲から取られたとか、
むかしはアメリカ村に店舗があったとか、
フードコーディネーターのかたが自宅でここのカレーの味を
再現しようとしたけどできなかったとか、面白かったです。
常連のかた、めっちゃスタイルよかったし風邪も引かないって言ってらしたので
カレーって体にいいのかも…週2で家カレーにしようかな…。

注:ボタニカリーさんは現在オーナーさんのヘルニア手術のため臨時休業中で、
 カシミールさんは7月8月はお休みされている事が多いです。



----------------------------------------------------------------