4月日記

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2017/04/01(土)

色々感想

バイプレイヤーズ
結局芸能界の大物の愛人の家が映っていて、
本編映像は使えず、岡田将生さん主演(ちゃんと本人出演)で撮り直したら
すごいヒットしたけど、オリジナルを撮った監督に大杉さんが刺された!
いや、このドラマのトーンからして大丈夫だとは思うけど…。

精霊の守り人 悲しき破壊神
次回最終章って出た気がする。端折ったところはそのままで、
天と地の守り人で終了するんだろうか。
もともとその予定だったのかな?それにしても短くなったな!

エレメンタリー4
モリアーティの組織を引き継いだ者の指図で
被疑者が警官によって射殺される。
うーん、エレメンタリー世界では珍しい出来事。
ちょっとパーソン・オブ・インタレストの世界っぽい。

ホームズとワトソンについては前のボスから手出し厳禁の命令が下っているらしい。
なかなか律儀な人だな。

小林さんちのメイドラゴン
小林さんとトールの出会いって、泥酔した小林さんが刺さった剣を抜いてあげて、
そのまま会社の愚痴飲み会に突入した感じだったのか…。

あと黒髪長髪ドラゴンの主人が雨で濡れて帰宅したら、彼本人は素っ気ないのに、
タオルや着替えの衣類一式がピシッと綺麗に揃って置いてあるところが可愛いな。

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
あー、やっぱり3人目は異常寄りのひとかー。
でも理系くんの知識には一目置いているようなので、
このままうまくバランスをとってやっていけないものか。
遠からず主人公の事は邪魔者認定して命を狙ってきそうだけど。

へー、石灰って肥料、石鹸、モルタルになるのかー。
すぐ影響されるので備蓄したくなりました。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
レイ、ダイナミック焼身自殺!?ジャンプの漫画で
主人公の親友の少年が灯油かぶって焼身自殺って滅多になくない?
ど、どうなるの……ノーマンとレイは退場して新章になるのか、
どちらかは助かってどちらかは異例の男ママになるのか…。

名探偵コナン(サンデー掲載)
あの世界には工藤新一と同じ顔の人が一体何人いるんだろう…。
蘭にモーションかけてくる男を服部君がこまめに追い払うの、
なんか面白い…。そのマメさは自分の彼女に発揮しなよ服部君…。

レベルF(ジャンプ短期集中連載)冨樫義博先生
まさかの「レベルE」続編!!
バカ王子の娘カナちゃんが主人公かと思ったら、 雪隆の娘が主人公!
美歩さんは、娘を産んで亡くなっているようですが、
雪隆は何故か性転換して女手一つで娘を育てている!
さすが冨樫先生、全然いみがわからないし、雪隆けっこう美人だ!
カナちゃんと雪隆の娘は仲がいいみたいです。
雪隆の娘の名前が執拗に伏せられているのと、
あとクラフト隊長がどう見ても別人なので、
そのへんの謎が明かされていくのだと思います。
冨樫先生、この調子でハンターのほうもお願いしますよ。

※この「レベルF」の感想だけウソなので、
 慌ててSNSに書きこんだりしないようご注意ください。エイプリルフール!






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2017/04/02(日)

長年ハリポタジャンルにいますが
まだまだ食べた事のない英国の食べ物は多くて、
クランペットを初めて食べました。
(手前のお皿の右側の大きいやつ)
(左の小さいのはウェルシュケーキ)

ディケンズの「ピクウィック・ペーパーズ」や
「メアリ・ポピンズ」に登場したそうです。
メアリ・ポピンズはわりと最近読んだにもかかわらず
覚えてない…。
クランペット売りというのが道を歩いているようです。

食感はもちもちしていて、
ジャガイモをすりおろして作るポテトパンケーキのようでした。
腹もちがいい感じ。



※昨日の記事、1箇所嘘があるのでご注意ください。
 騙されたコメントありがとうございます!うれしいです!






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2017/04/03(月)

映画かんそう
「グリーンルーム」

主人公の所属する売れないパンクバンドは
地方巡業の貧乏旅行に出ていたが、
低料金で受けた仕事で向かったライブハウスが、
ネオナチの集会場で、しかも彼等はとある事件を目撃してしまい…
というあらすじのホラー映画です。

そんなに怖くはないが、刃物で腕とか腹とかが
パックリ口を開けるシーンがあります。
あ、あと犬がぶん殴られて怪我をするシーンもある。

ネオナチのボスはパトリック・スチュワート氏。
トレードマークの柔和な笑みを消して、
クレバーで冷血な男を演じておられました。
しかしヘアスタイルゆえの起用なの?違うの?
とちょっと考えた。

内容ばれ

出演料が3まん5せんえんとか、ふざけてるの!?って
べつにバンドをやっていた訳でもないのに食いつきました。
交通費と食費を差しい引いたら、
きっと1人4せんえんとかになってしまう!
(まあ彼等の場合はガソリン泥棒をしながらの移動なので交通費はいらないのですが…。
そしてそれは死んでも仕方ないよね!というエクスキューズな訳ですが)
売れないバンドは世界共通であんなものなのか、ちょっと分かりません。
分からないと言えば途中の音楽ネタの会話が全然分からないのですが、
最初のうちは格好をつけてマニアックなバンドが好きとか言ってるが、
案外みんなメジャーなものが好きだった…ってことでいいのかな。

籠城している部屋から「わー!」って出ていって、
ボコボコにされて「えーん!」って戻ってきて、
また「わー!」って出ていく…のが3回くらい繰り返されたので、
もうちょっと回数を減らしてもいいと思う。
でも最後の地下の攻防は熱かったです。

ライブハウスにデーン!と掲揚されてましたが、
最近映画で南軍旗(正方形)orレベル・フラッグ(横長)が
差別主義者の象徴に使われているのを
偶然かもしれないけど2本見て、
うーん…?断絶が進行しているのか
あるいは私が気付かなかっただけで、昔から差別の記号だったのか、
どっちだろうと思いました。

これを掲揚しているおうちは、
白人至上主義者&ショットガン常備のケースが多いので、
有色人種は近寄らないほうがよいという注意をどこかで見た。





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2017/04/04(火)

先週末お花見をしたのですが、今年はちょっと開花が遅く、
一分咲き未満といったところでした。
パンと肉を食べながらめっちゃ長時間喋った。



最近関西者と関東者のネタの練り方の違いについてよく考えるのですが、
関西者同士だと「わかる!」「わかる!」「わかる!」の連発で
全然議論にならないので、関東者3人、関西者3人くらいで
ディスカッションしてみたい気もしますが、血を見たら嫌なのでやらない。

おいしいパンは油と塩がガツーンと効いていて、
それ自体が一皿の料理のようです。




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2017/04/05(水)

こうすれば男女ともに機嫌よく見られるのではないかという、
「おれのかんがえたさいきょうのパッセンジャー」をまとめてみたので、
何か今ヒマだわーっていう人だけ見てください。長い。
一部関西弁注意。「パッセンジャー」という映画のねたばれです。

準光速で120年の距離があるコロニーまで
5000人の乗客を乗せて飛ぶ宇宙船アヴァロン号。
乗客はコールドスリープにより安全に目的地に運ばれる筈だった。
しかし不慮の事故でクリプラだけが目覚めてしまう。
目覚めたのが自分1人だけで、出発してからまだ30年しか経っておらず
再度コールドスリープに入る施設は船内にはなく、
残りの90年をずっと1人で過ごして死ぬのだと悟る。
ここまでは同じ。
冷凍ポッドの中の気が合いそうな男女7人くらいを脳内友達にして、毎日一方的に声を掛ける。
船内からアクセスできる個人データで調べた共通の趣味の話とか、家族の話とか。
ある日ポッドの仕様書を見ていて他の人をコールドスリープから
目覚めさせる事ができる、というのが分かる。
ジムとかサムとかジェニロとかを何度か起こそうとするけどやめる。
でもある日、日課になってきた解凍作業ごっこの途中で船体が揺れ、スイッチが入ってしまう。
ジェニロが目覚める。
クリプラ土下座して説明する。逆上したジェニロ、その場にあったバールのようなものを握って
クリプラを追いかけ回す。思わず船室に逃げ込んで鍵を掛けるが、
膝を傷めて引退したアスリートのジェニロ、めっちゃ体力があるのでドアをブチ破って侵入してくる。
怯えて頭を覆っているクリプラ、でも泣きながら笑ってる。
なにを笑ろとんねんコラァ!と怒鳴るジェニロ。
あの、でも、この前見たホラー映画の「シャイニング」で、
ドアをぶち破って穴から顔出した頭のおかしいオッサンが、あんたにそっくりなんやもん…
と泣きながら説明するクリプラ。
シアターがあるんか…ちょっとそれ見せてみ!
となぜか2人で「シャイニング」を見る。
ほんまそっくりやな……とポップコーンをモリモリ食べるジェニロと、
ジェニロがまだバールのようなものを握っているので目が落ち着かないクリプラ。
なんかもう疲れたわ…寝るから個室に案内しろや!と寝に行ってしまうジェニロ。

それから2人の冷戦状態はしばらく続いて、
他の人のポッドにメッセージカードとかシールとかペタペタデコってあって、
独りパーティーの痕跡とかもあって、こいつも寂しかったんやな…と1ミリほど同情したりするジェニロ。
でも平穏は長く続かず、無事故を謳う移民船、実はこの手の事故は時々起っており、
会社は低価格冷凍睡眠ポッドの安全性を100%にするより、
事故を消去する経費の方が安価であるという理由から、
途中覚醒者や解凍失敗者を殺害して船外に放り出すプログラムをあらかじめ用意していた。
(低料金クラスの客は特に、親族も貧乏で訴訟に持ち込めないと踏んで)
船室から酸素を抜かれたり、飲料の供給を断たれたりしてピンチになる2人。
でもクリプラのトンチとジェニロの体力で切り抜ける。
そのうちに船内でデートしたりする。
しかしとうとう、クリプラは致命傷を負い、もう助からないという時、
1人分の肉体を、食料の牛肉などで質量嵩増しして、2人の死体だと船のAIに誤認識させるのに成功する。
(手とか足とか欠損した状態で、気絶しないように
麻酔と興奮剤をバンバン打って作業している。改造したアンドロイドのアーサーも手伝ってる)
ジェニロは怒って
「なんでこんなことすんの!アホ!マヌケ!YOU DIE, I DIE!どつくで!」
と泣くが
「あんた結局僕のこと1回も殴ってないやん。怖ないわ」
とクリプラ笑って、
「ほんまごめんな起こして。謝ってもしゃあないけどな。ほんまごめん」
と最後に謝る。
それで、医療用の冷凍ポッドをこっそりとコツコツ改造していて、
船のOSがアクセスできない冷凍睡眠ポッドにできたから、
みんなより1日早く目覚めて、何食わぬ顔で混ざりなよね…と言い残して絶命する。

生き延びたジェニロ、宇宙移民の企業を訴訟で潰す。
インタビューを受けている部屋に、例のバールのようなものが飾ってある。
それでクリプラと思しき尊敬する男性のことを語って、
階級格差を容認する奴と貧困層から搾取する奴は許さない!てきなセリフで締める。

登場人物が関西弁であることにとくに意味はないです…。




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2017/04/06(木)

映画かんそう
「ムーンライト」

監督バリー・ジェンキンス
原作タレル・アルヴィン・マクレイニー
第89回アカデミー賞、作品賞、助演男優賞、脚色賞を受賞。
同性愛者が主人公の映画がアカデミー賞作品賞を受賞するのは
今回が初めてだそうです。
(「ブロークバック・マウンテン」は監督賞)

いじめを受けている黒人の少年シャロンが、
母親の育児放棄や、己の性指向に悩みつつ、
友人のケヴィンに心を寄せていく過程を描きます。
シャロンの成長を3つの時間に分け、3人の俳優さんが演じる。

鑑賞後に評価を見て、「同性愛、ドラッグ、いじめを扱った問題作」と
書かれているのに違和感を持ったくらい、
鑑賞中それらは意識に登りませんでした。
同性愛!ドラッグ!貧困!いじめ!性暴力!
近親相姦!問題作!という感じの作品は時々あって、
その手のものは、作り手の
「問題を起こしてやるぜ!」って情熱に疲れてしまって
どちらかといえば私は苦手なのですが、
この作品に出てくる人は問題を起こしたくなどなく、
むしろ平常を渇望していたので心静かに見られました。
というか問題を提議する話ではなく、恋愛映画でした。
前者後者の差異は、役者さんの演技と、リアリズムと、
作り手からの登場人物への愛情なのかも。
音楽と色彩と音が良かった。波の音、虫や鳥の声。
でもピントを外したり、ぐるぐる回ったり、極端なアップ、手ブレ効果、
序盤の撮影方法は、ちょっと合わなかった。

内容ばれ

ケヴィンという男性は何通りか解釈できるように含みを持たせてあると思うんですが、
あれは無自覚魔性なので、今後シャロンは苦労するよ…というのが私の感想。

最初シャロンのことを色々面倒見てくるれるフアンというヤクの売人が、
小児性愛者の変態野郎じゃないの?シャロン危ないよ?って思ってたんですが
「オカマ(Faggot)ってなに?」「ぼくはオカマなの?」ってシャロンに質問された時のフアンの顔を見て
「あっ!ええひとや……!」ってなりました。
しかもその回答が知性と品性と愛情あふれるもので、
なんでヤクの売人がそんな聖者なの!?って思ったのですが、いい人なので早く亡くなった。

聖者といえばシャロンも徳が高すぎて拝んでしまう。
ドレッド野郎と母親を殺さずにいられたばかりか、
成長してからも母親と縁を切らずに、会ってハグするとか、
そんなに優しくて純粋でもヤクの売人って務まるもの?
(あと下世話ですが、刑務所ではどうやって身を守ってたの…)
「私はお前を愛するけど、おまえは私を愛さなくていい、そんな資格ない」
といいつつ、たまには会いに来てって真夜中に電話してくる母親が
安定を維持できるようには見えなくて、
和解シーンは私には和解だと受け取れなかった。恐かった。

シャロン役の人たちの中では最初の子が好きです。
警戒モードが素の状態で、ずっと黙っている顔とか、鹿みたいでした。
3人とも白目が澄んでいて綺麗だった。

悲惨さを訴える映画ではないので、暴力シーンに嫌悪感はなかった。
(いじめで言えば、最近見た邦画の「ヒメアノ〜ル」などは
鑑賞者の顔に悲惨さをなすってくるような酷いシーンがあった)
(そういえば学校で白い人は1人確認したけど、
黄色人種は1人も見なかった。体格的に死あるのみなんだろうか)
自然は美しく、ヤクの売人の家はちょっと日本趣味とかも窺えるおしゃれなもので、
シャロンの家も貧しくはあったけど、不衛生だったり破壊されていたりはしなかった。

ケヴィンが作ってくれたシェフのおすすめは「アロス・コン・ポーヨ」というようですが
おいしそうだった。(シャロンはあまりごはんをおいしそうに食べない子だけど)
ところであの店で話し込む2人の後ろのほうに、メガネのおじいちゃんが座っていて、
どんなに時間が経ってみんな帰っても、おじいちゃんはずっといて、
「おじいちゃん空気読んで帰ってよぉぉぉぉ」って思ってました。

王家衛監督作品の影響が強いという話を聞きましたが、
昔すぎて色彩とかを覚えていない。
なんか一時期、映画ジャンルだけじゃなく腐女子全体的に
王家衛監督作品が流行った時期があったね…と思って
製作年月日を検索したらむかしすぎて絶望した。

もはやアカデミー賞作品賞監督賞を、直球の男女の恋愛作品で受賞するのは難しいですが、
今はまだ評価のうえで下駄を履いている状態である(ように私には思える)
同性愛者の恋愛物語も、いつか世に溢れかえってありふれたものになってほしいです。






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2017/04/07(金)

ドラマかんそう
「そして誰もいなくなった」

テレビ朝日スペシャルドラマ。主演は仲間由紀恵さん。
渡瀬恒彦さんの遺作となりました。

島の名前は兵隊島採用。(2016/12/28日記参照)
兵隊という言葉は、江戸時代からあったそうです。へー!

登場人物設定の変更は、
普通の青年が作家に、老婦人が大女優に、将軍が政治家に、
元軍人が元傭兵に、医師が女医に、等々。
罪状にも微妙な変化がありました。
元傭兵のあの状況は仕方ないのではないかと思います。
逆に老婦人は原作より悪めになっていた。

クローズドサークル物の最大の敵、携帯電話は
冒頭で全員から没収、金庫にINという対策でした。
その他、ドローンや隠しカメラなど
現代のテクノロジーを使ってありましたが、あまり違和感なかったです。

解決篇は大胆に脚色されているのですが、
なんと原作にはいない名探偵が登場し、
推理で事件の全容を暴いていきます。
そして真実を見抜いた者だけに見られるよう
真犯人が仕込んでおいたカメラ映像を見事ゲットします。
原作は犯人の手記で終わるので、
映像化が難しいのですが(最近のBBCドラマでは
犯人ワンマンショウ状態でむっちゃベラベラ喋ってた)
これはなかなかいいアレンジだったと思います。

内容ばれ

こんぶ大活躍。
のれんも活躍。
でも時代劇が衰退しつつある今、若い視聴者は
あののれんが何を表現しているのか、感覚的に理解できただろうか。

渡瀬さんは重病の人の役だったせいか、
あるいはそうではないのか、ちょっとしんどそうでした。
ご冥福をお祈りします。




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2017/04/08(土)

色々感想

鉄血(最終回)
ネットでこの話は新選組だったという感想を見て、
なるほどと腑に落ちました。
まだ内部分裂と粛清がなかった分、
火星の子たちのほうが心穏やかでいられたかも。

でも大人はあまり死ななくて、子供が死にまくったのはやっぱりつらい。
視聴者の小学生の子供たちとか、トラウマにならなかったろうか。

私は、イオク様さえ死ねば納得すると決めてたので、納得しました。
でも1週間経って、いいラストだったのではないかという気がしてきた。
状況が動くにはたくさんの血が必要で、
でも光の方に歩きだせた子もいるし、
暗い方向に歩きだしてしまった子もいるし。

小林さんちのメイドラゴン(最終回)
ドラえもんが帰っちゃう話と映画「お嬢さん」を
足して割ったみたいな最終回、よかったー!
トールのお父さんを小林さんが説得して、
小林さんの実家にトールが行くという、
もうなにかが秒読みに入っているとしか思えない。
それにしてもドラゴンの世界って父権的なんですね。

ROBOT×LASERBEAM(ジャンプ掲載)
たぶん主人公のライバル天才キャラクターなんだと思いますが、
自分の強敵が見つかったと思ったら見込み違いで、
落胆の余り泣いてしまうって、なんかこう…かわいすぎる。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
騙されたー!ひゃー!
焼身自殺したレイの遺体から
脳だけでも確保しようとするのが食料品の扱いっぽくてぞっとした。

鬼滅の刃(ジャンプ掲載)
今の展開、逆インセプションみたいで相変わらず面白い。

バイプレイヤーズ
30分の中に「実は夢でした!」と「実はお芝居でした!」を
一度にぶちこんだらあかんよ…。
でもみんなで一緒に寝よー!からの、まくら投げキャッキャとか
ねーねー僕のこと好き?とかがかわいかったのでゆるす。
最終回めっちゃ豪華でした。
岡田将生さん、大森南朋さん、天海さん役所さんが一気にゲスト出演。

エレメンタリー4(最終回)
悪の組織って次のボスを、組織の外部から
「あのひといいよね?」みたいなふんわりした理由で
選出したりするのかな…。
そこは組織内のひとのほうがいいんじゃないのかな。
(ホームズのお父さんが色々あってモリアーティーの組織のボスになった)






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2017/04/09(日)

映画かんそう
「HiGH & LOW THE RED RAIN」

速やかに上映会で見せてもらいました。
これまでの「HiGH & LOW」ドラマ本編で、
唯一ムゲンと互角に渡り合ったというおいしいポジションにいた、
伝説の雨宮兄弟の話です。
彼等は失踪した長兄(斎藤工)を探して旅を続けており、
この映画でとうとう再会するが…という話。

なんとこの3人兄弟は血が繋がってない事、
両親は自殺して、他界している事などが過去エピソードで明かされます。

アクションがものすごい良いです。
ゼロレンジコンバットというかっちょいい名前が付いてますが、
銃の無力化に特化したサブミッションという感じの、
パワー勝負というよりテクニカルな動きで、スローで見たくなる。
あ、リベリオンがお好きな人はお気に召すかもしれません。
敵のヤクザがなぜか全員白い服なんですよ…。
あと様々な箇所が面白い。IT関係とくに面白い。
この世界のネット周りはほぼ魔法と同義と言っても過言ではないので、
詳しい方は笑いすぎてたぶん腹筋が割れると思う。


内容ばれ

正直長い考察文を読みたくなったのですが…。
なぜ二男があんなに世界から厳しい扱いを受けるのかが分からない。
少年時代、両親の復讐をしようとする末っ子を長兄が止めて、
拳は大切な人を守るために使え、これ以上家族を失いたくないと諭すのはいいのですが、
二男は離れたところから傍観している。

そして長男は弟を巻き込みたくなかったと言いながら、
廃墟に敵の首領を呼び出して、正面から撃ち合うという
どう考えても成功しそうもない復讐を決行し、案の定殺される。
昔弟たちに言い聞かせた教えを自分で破って。

長兄を看取ったのも末っ子で、拳を合わせて最強の雨宮兄弟だ、ってやるんですけど、
二男も拳を触れ合わせようとしたらその寸前で事切れるんですよ長兄。
末っ子は長兄によって憎しみを昇華されたけど、二男は救済されてないんです。

ああ、そうか長男の魂を継承した末っ子が復讐の鬼と化した二男を止めるんだね、
と思ったらそうでもなく、二男は自分で思いとどまります。
なんなの!?

長兄の計画はあまりにも無謀すぎてむしろ死にたかったとしか思えず、
本当は両親の後を追いたかったけど幼い弟を残しては死ねず、
彼等が成長するまで待ってたのかなって私は思いました。
これ製作者が意図しての事なら、この冷遇も伏線で、やがて回収されて
二男が闇落ちして末っ子が救う流れになるのでしょうけど、
いまひとつハイロ世界の脚本家さんの事を知らないので、
特に意味はなく、長兄はあんまり頭がよくなかった…という線も捨てきれない。

雨宮兄弟がなんであんなに強いのかずっと謎だったんですが、
長兄がめっちゃ強くて、インストラクターの才能もあって、
その長兄に鍛えられたので二男と(血の繋がってない)末っ子も強い!
という事が分かりました。

フィリピンロケだったと教えてもらったのですが、
彼等の暮らしているフラットや、背景に写るマンション、
教会の廃墟(外観)など、全部おしゃれでした。
特定班には頑張っていただきたい。







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2017/04/10(月)

映画かんそう
「ゴースト・イン・ザ・シェル」

「攻殻機動隊」のハリウッド映画化です。
私は原作のめんどくさい原理主義で、押井さん、神山さん、冲方丁さん(脚本)による
映像化すべて、「うん……」って感じで見守ってきました。
今回もまあ「うん……」という感じですが、
アニメが二次創作とするなら、今回の実写は三次創作という気がします。
原作未読、アニメ未見のかた、または
原作およびアニメの、人物&テクノロジーのビジュアル面が好きなかたは
満足されると思います。
でも攻殻の、想像科学技術の最先端の部分や、
膨大な設定に支えられた世界観、
軍事、諜報の危ういバランスで成り立っている緊張感、
感情ではなく利で動き、
個ではなく盤面のなかの一部分として機能するプロフェッショナルな人々が好きなかたは、
残念ながらいまひとつかも…。

肉体の一部分を機械化して機能を向上させるテクノロジーが定着しつつある近未来、
テロの攻撃を受けた難民ボートに乗船していたミラは、
一命を取り留めたものの、肉体の損傷が激しく、脳以外の生体を機械化していた。
彼女は公安9課に所属し、日夜テロ対策に追われていた。
ハンカ・ロボティックス社重役の暗殺事件を捜査していた彼女は、
その殺人には裏があることに気付くと同時に、
事件と自身の関わりについて知る事になる、というあらすじ。

内容ばれ
不倫で干されてたルパート・サンダース監督やないですか!
復帰しとったんかワレ!
「機械に同情心はない」とか「あなたは人間よ」みたいな序盤の台詞で、
あ、はい、昭和のあたりまで戻るのね合点承知。と思いました。
その代り、都市の3D広告を始めとする、画的な完成度は高かった。
(近年のSFでは3D広告や拡張現実による公告は美しくないよね、という流れのようですが)
(まあそれは小説の話なので、絵的には巨大広告でのインパクトを狙いたくなるのは分かります)

細かくアニメねたが入って、ビジュアル面でのリスペクトを感じます。
(あ、バセット・ハウンドは飼うのが難しいヨ!って一言ほしかったかも…)
登場時から「このひとがトグサでないといいな」と思った人がトグサだった(笑)
バトーの目…?と思ってたらあとで付いた。
イシカワとサイトーについては、随分遅れて気付きました。
ビートたけしさんはずっと日本語で喋ってた。彼以外は英語。
母親役で桃井かおりさんが出てます。
EDに傀儡謡が流れて「えっ」って思った。

日本ではビートたけしさん効果と攻殻ファンで健闘すると思いますが
世界的には興行成績が振るわず、それは日本人設定の少佐を
人種の違うスカヨハが演じたせいだと言われています。
でもそれには理由があったし、スカヨハは、ちゃんと少佐だった。
思うにあまり尖りすぎると大衆受けしないからと、丸めすぎたのではないか?
SF部分をふわふわにしすぎたのではないか。

約25年前に出版された攻殻以降、
あれを塗り変えるキャッチーでオリジナルなSF世界・システム・テクノロジーを
私はまだ見ていないのですが、もうそろそろ更新されてもいいんじゃないかと思います。
同じく士郎正宗さんの「仙術超攻殻ORION」(これも25年以上前)とか、
神話神道の理をデジタルテクノロジ−で分解した、
ちょっと似たもののない世界観なので、映像化したら面白いと思うんだけど、
関西っぽいコミカルなシーンが特に多いせいか、
今のところ何の企画も聞こえてこない。
そういえば攻殻も、何度映像化されてもコミカルな部分は
いつもばっさり切り落とされるけどなぜだ。









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2017/04/11(火)

映画かんそう
「レゴバットマン ザ・ムービー」

名作映画は黒から始まる。
そしておどろおどろしい音楽…
保護者と配給会社を不安にさせる…。
そして訳の分からないロゴがいっぱい出る…。
っていう感じの冒頭ナレーションからメタジョークが効いてて最高でした。
ゴッサムを守る孤独なヒーロー、バットマンが、
宿敵ジョーカーから向けられる特別な感情を拒み、
唯一の家族アルフレッドや、協力関係にあるバーバラ、
ふとしたことから知り合った孤児のディック、皆からの好意も拒み、
大切な人を持つことを恐れて生きている彼が救済されるお話です。
本家のDCEUで今後長々と描くであろうテーマを一発解決した!

レゴの人形が動いてその映像に声の付くシリーズなのですが、
毎回脚本にうならされる感じです。
今回の脚本原案はセス・グレアム=スミス。
「リンカーン/秘密の書」の原作脚本、
「高慢と偏見とゾンビ」の原作のひとです。

内容ばれ

DC映画というよりスーパーワーナー大戦なので、
ヴォルデモートやサウロンやキングコング、ダーレクが大暴れします。
(ヴォルデモートやサウロンやキングコングは
現在登場作品の権利を持っているのはワーナーですが、
「ドクター・フー」に関してはちょっとよく分からない。
DVDを販売しているようではあります)
ヴォルデモートは浮遊術を連発、
即死呪文や服従呪文など、もっとえぐい魔法があるにもかかわらず
イッチ年生御用達の呪文を愛用するなど可愛げがありました。
めっちゃ情けない感じで負けたのですが、原作者大丈夫なのかなこれ!?

本当にバットマンが大好きすぎて
彼の言動に傷付いて泣いてしまうジョーカーが
うざかわいかったです。
周囲のヴィランも「かわいそうでしょー」「責任取りなさいよー」
みたいな態度で、女子高生みたいだった。
考えたら、バットマン総愛され映画といえる…。

アルフレッドの声がレイフ・ファインズって気付かなかった!
せっかくだからヴォルデモート卿の役をおやりになればいいのに。






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2017/04/12(水)

映画かんそう
「はじまりへの旅」(原題: Captain Fantastic)

政府と社会に敵意を持つキャッシュ家の父は
6人の子供を森の中で文明から隔離して育て、
肉体的な厳しい訓練と、あらゆる文化的な知識教育を施していた。
ある日、双極性障害を患い実家で静養していた一家の母親が
自殺したという知らせが入り、
火葬を望んでいた仏教徒の彼女の遺体が、義父によって
教会で葬儀を行われ土葬されると知った一家は、
母親の遺体を取り戻すべく、森を出て都会に乗り込む、というあらすじ。
ヴィゴ・モーテンセン主演。監督脚本マット・ロス。

近代的な生活を一切知らない子供たちが、
水洗トイレや電化製品やテレビに驚いて騒動を巻き起こす的な
ほんわかコメディ映画だと思ってたら全然違った。
コミカルではあるんですが、時々「うーん…」っていうシーンがあって、
都度色々考えちゃうんですよ!

内容ばれ

森で草食動物を狩って自分達の手で解体し、
格闘術を身に付け、あらゆる書物を読み、幾つもの言語を学び、
火を囲んで楽器を演奏し、家族で歌うというのは
おとぎ話のような風景だと思いました。
でも読んだ本の感想をあんな風に口頭で、すぐさま言わされるのは嫌だ。
しばらく考えないと身に入ってこない本もある。
(あらすじ語り禁止、「興味深い」って感想禁止は笑いましたけど)

お父さんの行動には下記に書いた通り色々問題があるのですが、
ヴィゴのヴィゴりょくにより、押し通った感じ。
終盤ヒゲとか剃ったりして、
うわー!これでもうすぐ還暦なのかー!まじかー!ってなりました。
でも、お義父さんを、かわいそうなヴィゴをいじめるブルジョアおじいではなく
ちゃんと好ましい人物に描いていたのには好感がもてました。

「社会活動は消費だけ」っていう大衆批判は耳に痛いです。
浅学にしてノーム・チョムスキーを知らず、ざっと調べたら面白かった。
あとSweet Child o' Mineを検索したら、知恵袋に
「ガンズ&ローゼズの曲で、チャラララチャラチャラ〜と
前奏でギターのソロが長いこと続く曲のタイトルは何? 」
っていう質問があってふいた。ファンはそれだけで分かるもの!?

正論アワー&ラストばれ

ダイナーに入ったとき、子供たちが
ホットドックやパンケーキを食べたがったのに、毒だからと食べさせてあげなかった件、
チョムスキー祭りで食べたケーキと生クリームの方がよほど体に悪そうに見えるけど、
あれは結局子供を自分の命令に従せるのが快いだけなのでは?

スーパーで、子供達と一緒に盗みを働いた件、
随分盗み慣れているけど、「人民に力を」じゃないの?
人民同士で食い合いをするの?あのスーパーは巨大資本だからいいのかな?
普段も個人経営のスーパーからは盗まないの?
盗んでいいスーパーと駄目なスーパーは誰がどういう基準で決めるの?
あとホラー映画だったら泥棒したやつは死ぬ。

権利章典の内容を把握してない甥っ子を鼻で笑い、
自分の幼い娘に暗唱させ考察させますが、
甥っ子が知っていて、自分の子供たちは知らない知識もまた膨大だと思います。
何より悪いのは文化的に造詣が深くない人を見下す姿勢を継承してしまう事、
あと他の子供と接する機会を奪って対人関係構築の勘やスキルを潰してしまう事。

あの暮らしが虐待か虐待じゃないかで言えば私は虐待だと思う。
父親がバカにしている某宗教の原理の人たちがコロニーを作って子供に施している教育と
皮肉なことによく似ていると思う。
というか奥さんは早期に入院して適切な処置を受けていれば
死なずに済んだのでは?それが幸福かどうかは別問題だけど。

最後、お父さんバンザイ!お父さん大好き!今まで通りずっと一緒だよ!
で終わったらどうしようと思ってましたが、中庸の生活に変化してよかったです。





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2017/04/13(木)

ドラマかんそう
「エージェント・オブ・シールド」シーズン3
1話〜11話まで(全22話)

シーズン2ラストで色々と大変な事が起こりましたが、
シーズン3では問題解決に向かって動き出すのと共に、
更なる問題が起こります。
あとMCUの比較的大きな敵、ヒドラの設定が大きく変わります。
びっくりした!

内容ばれ

相変わらずシールドは公式には存在していない組織ですが、
存在は認識され、中盤頃には
大統領から陰ながら活動してほしいと要請されるまでになります。
事件は主にインヒューマンズ関連に絞られます。
超古代にクリー星人によって改造を受けた個体の子孫たちで、
ある化学物質を体内に取り込むと能力が目覚めます。
ヒドラはインヒューマンズを増やすために健康食品に偽装した化学物質を
世界中にばらまいている。
シモンズが飲みこまれたモノリスは実は別の惑星への扉で、
その死の星「マヴェット」には、人類最初のインヒューマンズが遺棄され
今も彷徨っている。
ヒドラという組織はそのインヒューマンズの王を迎えるために組織されたもので、
ヨハン・シュミット?そんなひともいましたね…という設定。
えー!!
シモンズは死の星で出会ったNASAの男とよろしくやったり、
あとでそれを知ったフィッツが「ウォー!」ってなったり、
コールソンは恋人同士になった女性を例のやつに殺されたり、
色々つらい。
なんかこう、月9恋愛ドラマみたいなフィッツシモンズ特につらい。
キャッキャしてたシーズン1の頃が本当に懐かしい。

例のやつはコールソンに心臓を潰されたのですが、
まんまと帰ってきました。そんな気はしてましたけどね。
長編シリーズの悪役を虚言癖持ちのサイコパスにしておくと
のちに設定の齟齬が生じた時便利だなというのを知りました。

メイ姐さんのエピソードは、
あのいい雰囲気になったところで突入してくる隊員達とか、
片腕を拘束された姿とか、
お互いに愛し合っているけど片方は世間にとって危険とか、
つかまると意識のない状態で保管されてしまうとか、
なんかキャプテン・アメリカ3でもあったなこういうの…って思いました。

MCUの隠れ蓑として使われる組織ATCUのリーダーが
タルボット准将に決まり、タルボットコールソン推しのひと大興奮ですね。





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2017/04/14(金)

映画かんそう
「T2 トレインスポッティング」

監督ダニー・ボイル
原作アーヴィン・ウェルシュ

ドラッグ、犯罪に手を染める若者たちの
疾走する青春を描いた前作から20年、
同監督、同キャストで続編が撮られました。

細かい前作ねたが入るので、直前に1を見ておいた方がいいです。
私はどうしても時間がなくて復習できず、
案の定、音楽ネタとか全然分からなかった…。

英国映画なので、ドラッグはだめとか犯罪はだめとか
友情フォーエバーとか、そういうのは期待しない方がいいです。
男どもは全く成長してなくて、相変わらずダメ人間とクズ。
20年歳を食っただけあって、佗寂の感じられるダメっぷりだった。
ドラッグで回転数が上がって世界が明確になる感じ、
とっても楽しそうに撮れてました(笑)。

仲間たちを裏切って金を持ち逃げしたレントンがエジンバラに戻り、
ある者は怒り、ある者は受け入れる。
犯罪とドラッグは相変わらず彼等の近くにある、というあらすじ。
作家性が強い作品なので、合う人にはすごく合うし、
合わない人にはまったく合わないでしょう。

予告
https://www.youtube.com/watch?v=TzfWRu12gE0
予告編にいいシーンを使いすぎている気はする。

中の人、レントン46歳、スパッド45歳、サイモン44歳で
ベグビーだけが55歳なのか。

内容ばれ

正真正銘の人殺しで、日常的に窃盗を繰り返して、
もう到底普通の友情は保てないけど、
不能だったり父子に複雑なロマンを持っていたり、
完全なモンスターでもない憎めない人物っていうベグビーの描き方が
英国だなあという感じがしました。
あとあのカトリック死ね死ね団のシーンのセンスとかも。
ああいう集団って実在するんですかね?

2つか3つに綺麗に絞られていた「ムーンライト」の色彩設計とはまた違って、
画面の中に沢山の色があって、でも統一感がありました。色がパワフルだった。
1カットが短く、挿入されるカットも多く、そのスピードは物語と合ってましたが、
でも途中「時系列?」って思ったところもあった。

まあ全員が全員、若くパワーがあって愛する友人がいて、恋人がいて、
向上して成長しなければいけないという訳ではないので、
いいんじゃないですかね、老けたダメ人間がなんとなく生きてても。
それでときどきちょっとだけセンチメンタルになったりして。そういう映画です。

地球の危機と戦う系映画と比べると製作費が一桁違う。








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2017/04/15(土)
 
色々感想

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
金城一紀さん3年ぶりの脚本!テロと戦う公安組織!アクション!
田中くん!(違う)
あのマンションの非常階段の降り方すごかったですね…。
アクションもパルクールも毎回あのレベルだったらすごい。

救命医ハンク8 ザ・ファイナル 
お父さんが突然結婚する!って言って、兄弟でパーティーを準備したら
当日になってドタキャン逃亡!いやまあ何か事情はあるんだろうけど、
そもそも重病になった妻と息子兄弟を捨てて失踪して、
そのあとも頑張って病院経営している息子から金を騙し取ろうとするやつですよ。
どうしてドーソン兄弟が父を許すのか、この点は最初から謎でした。
そんな父が、いつまでも独身のハンクを心配していたとかで、
ハンクは結婚を考え始めるというのがシーズン8のメインテーマのようです。
ハンクの嫁探しはまあいいとして、お前が言うなという感じですよ?
3月のライオンだったら、零くんに追い払われてるレベルですよ?

キラキラ☆プリキュアアラモード
ふたりで行動していたゆかりさんとあきらさん、
モブの老女に「素敵な彼氏ね」と言われて
普通に「ええ」って返事した…ゆかりさん…。

サクラダリセット(アニメ)
3日分の時間を巻き戻せる能力者の少女と、
記憶を保持しておける能力者の少年が組んで、
なんか色々事件を解決する話になるのかな?
能力パズル要素も面白いし、
リセットの効かない状況で仲間が死んで、
そして2年後とか、サスペンス展開わくわくする。
継続視聴。

夏目友人帳6(アニメ)
夏目幼児化という、スタートに相応しいお話でしたね。


(続く)




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2017/04/16(日)

(続き)

正解するカド(アニメ)
突如として上空に出現した2km四方の立方体。
その謎の物質に、ジャンボジェット機が呑み込まれ、
乗客の安否が気遣われる中、異星人が出現したところで第一話終了。
まだ何とも言えないけど面白そう。
幼年期の終わり+メッセージ(映画)みたいな話になるのかな?

有頂天家族2(アニメ)
相変わらず美麗なクオリティ!
https://www.youtube.com/watch?v=aIGwDKqzGDY
原作を読んだあとに聖地巡礼で行きましたよ狸谷山不動院!
2代目は、脳内イメージとちょっとデザインが違ったんですが、
予告を何度も見ているうちに見慣れました。

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(アニメ)
獣人の支配する世界で、
人間の代わりに戦うのは、美少女の姿をした妖精たちで、
彼女たちは世界のために死ななければならなかった。
主人公は教官となって彼女たちを死へと導く…。
設定とタイトルが面白そうだなって思ったんだけど、
あっ…これは主人公以外全員美少女ウハウハ同居の
ちょっと真面目でセカイ系で悲恋のやつか?
自己投影が前提になってるやつは、投影できないと不条理ものまっしぐらなのと、
あと教える立場の人が生徒の立場の人と恋愛っていうのも無理なので
継続視聴しません。

アトム ザ・ビギニング
天馬博士とお茶の水博士の学生の頃のロボット開発の話です。
若いお茶の水博士の顔は、キャラクターデザインの限界に挑んでると思う。
大人になった彼等がどうなるのか、知っているだけに
明るいお話にも勝手に影を感じ取ってしまう。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
ここ数話、ずっとすうちゃんとキヨちゃんの友情の話ですが、
なんか最終話で手に手を取って駆け落ちするエンドではこれ…
などという妄想をしました。

Dr.STONE(ジャンプ掲載)
おっといきなり千数百年前くらいまでテクノロジーが進化した!
火薬だ!この分ではすぐに追いついてしまうのではないか。
あるいは別ジャンルの、農業や法律や天文学の進化もやるのかな。

ゴールデンカムイ(ヤングジャンプ掲載)
何度も言いますが、コミックスで読みたいので週刊誌の方は
飛ばしています…だというのに、いっつも面白い白石が目について
ついつい見てしまう!
ラッコって食べられるんだ…男同士でもあやしい雰囲気になるくらい
すごい催淫効果があるんだ…知らなかった…。

銀河英雄伝説(ヤングジャンプ掲載)
オーベルシュタインが出てきたよ!
なんだかすごい義眼の効果が強調されていて、
ちょっとロボ…?という感じでした。でも若めに描かれていた!






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2017/04/17(月)

虫歯になった親知らずが、食事の最中にパキっと欠けて、
時々ごはんのなかに混入するのが以前から気になってました。
4分の1くらいは欠けてなくなってましたが、痛くないので放置してました。
でも歯医者さんに「5分で抜けるので抜きましょう」と言われていたのと、
あと最近「龍の歯医者」を見て、
悪くなった歯が根元からごそっと抜けるのが怖かったので
いよいよ親知らずを抜く決心をしました。

しかしいざレントゲンを撮ってみると
「これはちょっと時間がかかるかも…」という予言をいただき、
実際作業が始まる訳ですが、これがもう抜けないのなんの!
途中で麻酔が切れる事3度、都度打ち直してはもらいましたが、
普通に痛いし、顎開きっぱなしで疲れるし。
結局正味1時間かかりました。
しかも「親知らずは若いうちに抜かないと、骨と融着して抜けにくくなります」
とか説教されたりして、それ抜く前に聞きたかったよね!?

そんなわけで歯医者さんの「5分で抜ける」は信用してはいけないのと、
あと「もうちょっとだからがんばって」は、
「らっせーらー、らっせーらー」のような、
祭の掛け声と同じであまり意味はないって学びました…。
残りの親不知らず3本も全部虫歯ですが、
しばらく歯のことは忘れて生きたいです(笑)。





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2017/04/18(火)

日本酒のイベントに行ってきた。
最初にチケットを買って、おちょこを持ち歩いて、
会場内で日本酒とフードをゲットできるという、
仕組みとしてはオクトーバーフェストと同じだけど、
屋内イベントだったので、限りなく同人誌即売会に似てた。

18種類の日本酒を味見しました。
初めて飲んだ、 末廣酒造の大吟醸 玄宰が一番おいしかった。



でもビールとは違ってさすがは日本酒、
かなり歩き方が面白い感じになっている人が散見された。
口当たりがいいお酒が多かったからね。
やっぱり日本酒は注意が必要。自戒。






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2017/04/19(水)

CHARM VILLAの金魚紅茶。
ガラスの器にいれると金魚が泳いでいるみたいで綺麗。
でもこれ、お湯をそそぐ前によく形を整えておかないと、
横っ腹を見せてプカーと浮かんで、ちょっとアレな感じになります(笑)








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2017/04/20(木)

映画かんそう
「アーロと少年」

恐竜が絶滅せず、そのまま繁栄し、
言葉や道具や農耕技術を身に付けている世界で、
家族とはぐれたアパトサウルスの子供アーロが、
人間の子供と出会って冒険をしながら友情を育むお話。
ピクサーアニメです。
画期的なのは、冒険をして成長する主人公が恐竜で、
人間の少年にはあまり知能がなく、マスコット的な働きしかしない所。
つまり「のび太の恐竜」の真逆。「ピースケの人間」。
ありそうでないと思う。

内容ばれ

なんかものすごいハリケーンが頻繁に来るので、
もっと気象の穏やかな所に転居してはどうかねと思います。

あの、幻覚を見てしまう実を食べたシーン、
話題になってましたが、すごかった。
顔が膨れ上がったり、目が増えたり、
アーロの胴体と少年の胴体が入れ替わって空を飛んだり。
何を思ってあんなシーンを入れたのか。
子供トラウマまっしぐらじゃないですか。
そして翼竜の描かれ方も結構怖かったですね。

少年が言語を持たないので、
アーロとのコミュニケーションはボディランゲージによるものなんですが、
最後の円の使い方がうまかったです。
そしてアーロはフリーハンド(ネック)で真円が書ける。すごい。







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2017/04/21(金)

映画かんそう
「ブロンズ! 私の銅メダル人生」

元銅メダリストの女子体操選手の主人公は、
過去の栄光にすがり、父に扶養されて故郷の街で生活していた。
育ててくれたコーチが突然自殺し、
遺言として、有望な若い女子選手マギーを育ててくれたら
50万ドルを譲る、と名指しで言い残したため、
金のため奮闘する主人公だが…という話。
脚本をもう少し手直しした方がよかったかもですね。

過去の栄光にすがって生きる、今は落ちぶれた有名人が
奮起するお話って、
男性主人公は多いんですが女性は珍しい。
そして女性主人公で同じ事をすると惨めな笑いが一部機能せず、
少々痛々しいので工夫が必要な気がします。
(自分の晴れ舞台の記録映像を見ながらの自慰とか、
バーで行きずりの異性を性行為に誘うが拒否されるとかそういうの)

ラストばれ(主に文句)

郵便配達の荷物から金は抜き取る、態度悪い、
下品、父親にわがまま言いまくり、と
序盤の主人公が嫌な女すぎてドン引きなんですが、
弟子のマギーが天使で、師弟エピソードはかわいかったです。
それだけにあのラストはなんとかならなかったのかと思います。
せめて金銭的な事情があっての苦渋の選択でマギーが許しを乞う、
主人公が許す、としたほうが成長エピソードとして
後味が良かったんじゃないか。

話題になった器械体操プレイも、結局は嫌がらせのためだったし、
自殺したコーチが主人公の事を気にかけていたというのも
父親の書類偽造で、
後味の良さにつながるところを1つ1つ丁寧に潰しちゃってるので、
主人公カップル成立!だけではあまりハッピーエンドって感じはしない。

クズ男の元金メダリストを演じたセバスチャン・スタン目当てに見ました。
品性下劣な表情で演じ分けておられて、そこはすごいなと思うのですが、
よし、もうちょっと役をえり好みしてみようか?という気持ちです。








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2017/04/22(土)

色々感想

貴族探偵(ドラマ)麻耶 雄嵩さん原作
2巻からスタートした…?
そして師匠が女体化、生きてる…?
これもしかしてラストのオチに持ってくるのかな?
ちょっと45分にするには話のボリュームが足りないので
上手く膨らませてあった。

松重さんが執事だ!
そして原作にはヒロインにグイグイせまるバイの美女が出てきますが、
さあ、ドラマではどうなるかな。

正解するカド(アニメ)
意思疎通の方法を模索するプロセスがちょろっとだけ描かれた。
これ私としては1時間くらい見たいんだけど、
ティーン受けはしなさそうなので、我慢…。

サクラダリセット(アニメ)
事件解決ものになるのか。
3日の時間を戻せるって割に万能に近いかと思ったらそうでもない。
セーブのタイミングがむずかしいな。

ゴールデンカムイ(ヤングジャンプ掲載)
なるほど相撲かー!
いや、なんかこれ、相撲かな…?ってコマが
なきにしもあらずですね?

HiGH&LOW(マガジン掲載)
女性陣が軒並み気合い入れて美人に描かれているのは好感が持てますね。
雨宮兄が、小竹のママを口説くとか、分かる!という感じ。
ところで夏は期間限定でHiGH&LOWランドができるんですってね…。
ジャンルでランドができるって、ハリポタくらいかと思ってました。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
すうちゃんとキヨちゃんの唐揚げの話…!
すうちゃんは一日中唐揚げが食べたくて仕方なかったんだけど、
舞妓姿ではコンビニに入れないとか色々あって食べられなくて
しょんぼりして帰ってきたらキヨちゃんが作った夕飯が唐揚げで、
わざわざ揚げてくれたってだけの話なんですが、じわじわ良かった。




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2017/04/23(日)

映画かんそう
「ちはやふる−下の句−」

競技かるたの魅力に憑りつかれた主人公が、
競技かるた部を立ち上げ、仲間と出会い、
チームワークを育む様を描いた「上の句」からの続編。
全国大会でクイーンとの対戦に情熱を燃やす主人公は、
しかし幼馴染の部長に、私情に走って
チームワークを乱していると告げられる、というあらすじ。

内容ばれ
下の句は、上の句と比べるとやや薄い目のように感じられます。
主人公はクイーンに敗北を喫し、
新の気持ちがかるたへと動き、
男2人が主人公への想いを再確認したところで終了するのですが、
映画続編が決定したとの事で、
決着の付くシーンはそちらで描かれるのでしょう。
でも続編のタイトルはどうするんだろうね?




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2017/04/24(月)

映画かんそう
「美女と野獣」

1991年製作のアニメをディズニーが実写化。
ベルをエマ・ワトソンが演じます。
ディズニーの威信をかけた総力戦という感じで、大変豪華で眼福でした。
特にオープニングの「朝の風景」は
圧倒的舞台美術と情報量で殴ってくる感じがよかったです。
村のセット(セットだと思うけど)は高低差が意識されていて、
どの角度から見ても美しかった。

場面の内容、ベルのしぐさなどはアニメ版を踏襲しつつ、
現代感覚も控えめに取り入れ、細やかに歌詞も変え、
(うろ覚えなんですが、宗教的価値観を窺わせる歌詞が変わってたり)
オリジナル要素も少しだけ入ったリメイクでした。
特にル・フゥのキャラクターアレンジと、
城の従者たちの演出の強化がとっても良くて、
見終わったあと幸せな気持ちが更に増しました。

頭の中で1991年アニメ版、劇団四季版、
2014年フランス版が同時に進行して忙しかった。
そして比較しながらベヨベヨ泣いてました(笑)。
そういえば観劇したことのある劇団四季の演目の中では
「美女と野獣」の舞台美術が一番好きです。

内容ばれ
「強いぞ、ガストン」も変幻自在のカメラワークと、
ルーク・エヴァンスの熱演で、本家越えしたな…と思ったんですが、
唯一ダンスシーンだけは、記憶の補正もあるかもしれないけど、
アニメ版に敵わず…と思いました。
なんだかボウルルームが小さく見えたのですが、
もしかすると城の外観と比較して、あれが正しいサイズとか、
実はそういうのがあるのかも。
あと世界の好きな場所に行ける本というアイテムは、
最後に開放すべき閉塞性を破壊してしまうので、ちょっとそれはどうだろう派。

ル・フゥに関しては、並みのヒロインよりよほど一途でけなげで、
「幸せになれよ…」という感じでした。間違いなくラストのカタルシスの一端を担ってた。
ファンタスティック・ビーストのヒロインにして天使、コワルスキーさんといい、
ハリウッドぽっちゃり天使の時代が来るのかも。
(マーベル作品もルイスやフォギーといった天使ぽっちゃり完備ですし)
彼の同性愛描写が問題となり、国によってはシーンのカットを要求したが
ディズニーが拒否したため上映が中止になったりR指定になったりしたそうです。
同性愛描写といっても、別にキスをする訳でも告白をする訳でもないのですが、
同性愛者は画面に映るのも駄目だが、異類婚姻はいいとか、レベルが高すぎてよく分からない。

王子が野獣になった理由、1991年アニメの方は
罪に対してペナルティが重すぎやしないかな?という気がちょっとしましたし、
2014年版はペナルティが軽すぎるので
王子は野獣のまま野たれ死ぬべきと思いましたが(個人の意見です)
今回の演出は、ほどよい感じでした。
あ、アニメに比べて表情の種類が減るのは仕方ないですが、
尻尾が大型犬風でなかったのと、あまりフォーカスされなかったのは残念でした…。
あれかな、野獣状態の王子があんまり可愛いと、
また「野獣のままが良かったのに…」とか20年にわたって言われるので
加減したのかな…。

ベルのドレスの金糸の刺繍(?)や、父親の作る発条のからくりと作業部屋、
オペラハウスを模した衣装ダンス(ロイヤルボックスが貴金属入れになってる!)
ベルの部屋の内装、みっしり装飾の施されたチェンバロ、
大道具も小道具も美意識炸裂で絵本のようでした。







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2017/04/25(火)

映画アサシンクリードを見た勢いで
「イーグルダイブやりたいよね!?」「やりたいよね!?」
と盛り上がり、バンジージャンプに行ってきました(小学生)。
いま現在、関西でバンジージャンプができるのは
奈良の信貴山だけで、しかも春から秋までの期間限定なのです。
開運橋の上から、30m下の大門ダムの水面に向かって飛び降りるのですが、
当日は快晴に恵まれ、丁度まだ桜の花も残っており、
大変気持ちよく飛べました。



ただ、当日は体重測定があり、首から自分の体重を書いたカードをぶらさげ、
右手の甲に油性マジックで体重を書かれ、ハーネスも体重別に色分けされ、
バンジー前に体重を読み上げられる(そしてギャラリーさんが多い)という
結構な公開処刑で、
そこのところの心理的な抵抗はむしろ、
30m飛び降りるより大きかったです私の場合(笑)。
全員で8人くらいだった気がしますが、怖がってなかなか飛び降りられない女子や、
飛び降りるのをためらってしまう男子など、人それぞれで面白かったです。
私はバンジーを何度か経験しているので、
比較的普段と同じ意識で周囲を見渡せるようになってきました
(といっても時間にして1秒ほどだけど)。

そんなわけで、バンジージャパンの運営するジャンプ場に行く人は、萌え袖のお洋服と、
アルコール入り除菌シート(終了後速やかにマジックの字を消す)、
あとまあダイエットなどが必要だと思います。




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2017/04/26(水)

漫画かんそう
「ACCA13区監察課」 全6巻
オノ・ナツメさん 

13の自治区がある架空の国、ドーワー王国。
かつてクーデターにより自治権を得、
王を君主として、ACCAという民間組織が
自治区の健全な運営を監査するという形式で成り立っていた。
ACCAの監察官であるジーンは、
高給嗜好品である煙草をくゆらせている飄々とした青年で、
各地区を巡る仕事をしているが…というあらすじ。
6巻で完結するので読みやすいです。
最初の3冊はジーンの家族や職場の人たち、親しい人をメインに話が進み、
特に各地区の名品スイーツ、パンの描写が多くてニコニコしてしまうのですが、
4巻でこれまでの伏線を活用したクーデターと過去の因縁の話に切り替わります。

内容ばれ

ともかくお腹が空きます。パンが食べたくなる。
あと架空のお菓子も多いので、食べたいのに食べられないウエー!ってなります。
生活描写に比べると、過去の経緯や個々の思惑などの説明が
最小限なのがおしゃれだなあと思います。

この人なんとなくスネイプ先生みたいだなって思っていて、
ハハーンさては…と疑っていましたが違う人で、
あなたですか!ていうか最後の大オチ扱いか!ってびっくりしました。
カラーだともっとびっくりしたのでしょうけど、
白黒なので「あっ…ふーん」的な。

結局あまり血は流れずに収束して良かったけど、
あれ本当に事故か?という感じ。





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2017/04/27(木)

映画かんそう
「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」2014年

エドガー・アラン・ポー「タール博士とフェザー教授の療法」を
原作としたサイコサスペンスです。
精神科医を志す、大学を出たばかりの青年が
研修医として訪れた精神病院は随分と風変わりな場所で、
患者は拘束を解かれ、可能な限り自由に暮らしていた。
しかし…というあらすじ。
全然予告などを見掛けなかったのでスルーしてましたが
妙に評価が高いので見てみました。
ちゃんと宣伝してシネコンでやればいいのに、という
きっちりした綺麗なあらすじの話で、
ヒロインはケイト・ベッキンセイル、脇をベン・キングズレー、
マイケル・ケインなどが固めていい演技を見せてくれます。
(チョイ役のひとがシューリス先生に似ていたのですが、
こんなチョイ役シューリス先生のわけないよ…って思ってたら本人だった)

おちばれ

まあ患者が暴動を起こして職員と入れ替わっている、
「うん、そうだと思ったよ」って話なのですが、
原作にはないオチが最後に1つ用意されている。
あと暴動の首謀者キングズレー先生によって、
記憶を飛ばされ廃人になってしまったマイケル・ケイン院長と、
戦争で心を病んだトラウマを主人公にえぐられて
廃人になってしまったキングズレー先生が最後にチェスをしている、
これも原作にない要素ですけど非常に萌えました。
対立する初老男性2人によるチェスは何度見ても良いものだ。

最後のオチについては、なるほど患者に合わせて
臨機応変に話を合わせるあの能力…って思いました。





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2017/04/28(金)

映画かんそう
「デンジャラス・ビューティー2」2005年

女子友情もののおすすめで見ました!
1をはるか昔に見ていましたが、まさか女子友情テーマで続いていたとは!
前作でいい雰囲気になっていた男性と破局してしまった主人公は、
FBI捜査官としての仕事の面でも、
有名人になってしまった弊害で失敗続きだった。
上司から、知名度を生かしてFBIの顔になるようすすめられた主人公は、
しかし前作で親友になったミス・アメリカのシェリルが誘拐されたと知り、
新しくコンビを組んだ女性捜査官サムと、反発し合いながらも捜査を始める。
というあらすじ。

あいかわらず笑う時にブヒ!って鼻を鳴らしてしまう主人公や、
閉めても跳ね返ってくる電子レンジのドアなど、
前作ねたも多くて嬉しいです。
事件は深刻なものではなくコメディ調で、
コスチュームプレイも楽しめます。

ラストばれ

今作は、みんなに受け入れてもらうためには、
お洒落に気を遣わなければならない。という圧力に対して、
あなたはあなたらしくしていればいい。それは素敵な事。
という確固たる主張があって、
それを主人公が女児に言うシーンが最後にあります。
2005年!時代を先取り…!という感じがしました。







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2017/04/29(土)

色々感想

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
おまけの4コマだと、まだ脱走前の時間で、
ママは優しくてノーマンがいて、うわーん!ってなる。

青山先生インタビュー漫画(サンデー掲載)
学生時代からアシスタントしてくれてた後輩さんたちが
いまもアシスタントのメインスタッフで、
彼等のためにもデビューを急いだとか、もはや起業に近いな。すごい。

あと兄弟のかたが研究者や医者で、
アドバイスはいつでも受けられるというのもすごい。

BIRDMEN(サンデー掲載)
セラフは大まかに、中国起源と欧州起源の2種に分けられ、
中国種は貧困層に多く、欧州種は一般家庭の子って面白い。
伏線になるのかな。

人類をどうするよ?滅ぼす?共存する?って会議が行われてますが、
そうそう、まず初めにちゃんと根拠のある、
過半数の納得する決定が下ってから侵略してほしいですね。人類側としても。

マギ(サンデー掲載)
シンさん攻略めんどくせぇよ!
どんな回答しても「そういうのはちょっと…」って言われちゃうんでしょ!
藤崎詩織かよ!
来週、アリババくんの画期的なアンサー楽しみです。

HiGH&LOW(マガジン掲載)
ちび龍也さん癒されるな…。
雨宮兄弟への愛がすごいダダ漏れの漫画だ!
猫耳朶ってなんだろうって思ったら、
中国のパスタというかニョッキというか、炭水化物なのか。
雨宮弟は食通だな。

波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載)
人生相談のミナレさんの主な回答、
「琴欧州のブログを読んで和んで」
「極真空手をやれ」
でも
「誠実であること。これに勝る美徳はこの世にないです」
というのは名言だと思う。誠実って難しいけど。
森羅万象全方位に対して誠実であることは不可能な気もするけど。

(明日に続く)




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2017/04/30(日)

(続き)

沙村広明実録漫画(アフタヌーン掲載)
前回も思ったけど沙村先生画のキムタク似てるぅ!
沙村先生に絵とサインくださいって言うキムタク、
リップサービスじゃなかったらうれしいな。
「波よ聞いてくれ」とか何となくお好きそう。
しかし主演映画の原作者とその母への神対応、
キムタクのことは詳しくないですが、さすがスターやなと思う。
なぜかラストに沙村先生のお母さまの直筆メッセージが付いてます。

銀英伝(ヤンジャン掲載)
誰だろうこの新登場のイケメン…って思ったら男装のヒルダだった。
アンネローゼさまの初めてのお友達で、
ラインハルトもキルヒアイスも「誰だこの男!?」って警戒して、
女と分かってほっとする……っていう出会い。
フレデリカのアレンジには仰天したけど、
ヒルダのアレンジもすげえ!でもとてもいい!

有頂天家族2(アニメ)
プチエクストリームアイロンがけ…!?
二代目が白シャツ姿を披露。
2大怪獣激突の様相を呈してきましたが
本当にいいアニメ化です。とても面白い。
聖地巡礼したときに二代目の住居がどのへんか分からなかったんですが、
あんな茶色くて大きなビルあったかな…?

正解するカド(アニメ)
確かに、似合うという言葉の意味は理解できても
それを使用するのは、膨大な知識が必要なので、
外宇宙から来た人には難しいだろう。

この宇宙より次元が多い世界からやってきて、
テクノロジーを分け与えてくれるらしい。
昨今珍しいくらいのSFアニメだ。

サクラダリセット
男でも救済してくれる…?のかな?よかった。
(これまで事件関係者が女性ばかりだった)
非通知くんについてはちょっとよく分からない箇所もあるんですが、
これは待ってれば明かされるのか、それとも端折られただけなのかどっちだ。

貴族探偵(ドラマ)
ん?1巻の話も使うのか。でも自然だ。
今回は松重さんの男とのベッドシーンがあったし
次回は女装だ。
嫌だったらイヤ!って言っていいのよ松重さん…。

救命医ハンク8 ザ・ファイナル
突然の香港編なんですが、ハンクとボリスが並んで座って
アフタヌーンティーしているの面白い。
香港で出会ったアジア系美女と仲良くなって
ベッドを共にしますが、彼女は一夜きりの遊びのつもりだったので
ずっと続く関係を求めていたハンクとは条件が合いません。
ハンクの嫁さがしパート毎回やるのかな?
そしてすぐさま女の背景を洗って裏がない事をハンクに教えるボリスがこわい。




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