1月日記

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2017/01/01(日)

お正月TOP更新

もう酔っぱらって絵を描くのはやめるぞジョジョー!
ということで、お正月TOPに短い文章を書いてみました。
いや、新年からポルノを披露したかったわけではなく、
酉年にちなんでるんですよ!?本当ですよ!?

今年はプリンタも壊れたりせず、
いい感じにドラマとかを見て過ごしてます。

本年もよろしくお願いします。







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2017/01/02(月)

お正月なので飲みたかったお酒を買ってみました。

「養命酒製造 琥珀生姜酒」
3種の生姜と12種のハーブが配合されています。
ストレートで飲むと結構からいので、
蜂蜜ミルクティーにちょっと入れたり、
あと赤ワインに入れて、更にシナモンや
お好みのスパイスや甘味を投入してレンジでチンするのおすすめです。
度数は14度。



「ボンタンアメのお酒」

なんか薄らぼんやりとした甘い優しい味です。
(褒めてる)
そうそう、ボンタンアメってこういう味よなーって言う。
アルコール分6%なので、そのまま飲めますが、
炭酸割りにしても綺麗かも。








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2017/01/03(火)

お休みは今日で終わりますが、
去年の日記に学習して、
お肉をいっぱい食べて
いっぱい眠ると頭がぼうっとして
なんだかなにもかもどうでもよくなる作戦を実施して
別に悲しくもなく出社します。

パーソン・オブ・インタレストのファイナルシーズンを見たり、
途中ショックで中断したり再開したりしていました。





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2017/01/04(水)

映画かんそう
「アンフレンデッド」

レベン・ガブリアーゼ監督
この映画に限っては映画館でなく、自宅のパソコンのフルスクリーンで、
お部屋を暗めにしての鑑賞をおすすめします。

いつもの仲良しグループでのスカイプチャットの最中、
見慣れないデフォルトアイコンの人物が参加してくる。
その人物は問いかけに答えず、何者なのか分からなかったが、
やがて1年前の動画が原因で自殺したローラなのではないかと
高校生たちは疑い始める。というあらすじ。

ごく一部分を除いて、ずっとパソコンの画面上で話が展開します。
特殊効果はほとんどなく、低予算映画ですが
アイディアの勝利だと思います。

内容ばれ

他人の作業中のパソコン画面ってあまり見る機会がないのですが、
スカイプで喋りながら、ショートメッセージを送り、
WEBメールを立ち上げて受信文章を読むって、私には絶対無理ですが、
あれが現在の高校生の基本能力なんでしょうか。
それとも私が著しく複数作業に弱いのか。
(せいぜい映画を見ながらSNSも読むとかそのくらい)

そして仲のいいグループに見えた高校生たちの
ドス黒い本音が露呈しますが、
あれが現在のアメリカの標準的な友情なのか、
全然あり得ない非実在高校生なのか、私にはいまいち分からない。

アンフレンデッド予告編(怖いの苦手な人注意!)
「https://www.youtube.com/watch?v=9gz3yC_aVxQ」


「綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状8 安楽椅子探偵 ON STAGE」
久しぶりの安楽椅子探偵が、明日1月5日24:30より放映です。
公式サイトおよびGYAOで無料配信もあるようですよー!






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2017/01/05(木)

ドラマかんそう
NHK 謎解きLIVE 「CATSと聖夜の殺人者」
シナリオ:大山誠一郎さん

第1弾「英国式ウイークエンド殺人事件」
ジョイ・スウィフト
第2弾「忍びの里殺人事件」
麻耶雄嵩
第3弾「美白島殺人事件」
我孫子武丸
第4弾「[四角館の密室]殺人事件」
綾辻行人

に続く第5弾です。
あれっ?前回まで探偵役だった兄と妹とその親友の
トリオじゃなくて、変な探偵組織みたいなのが出てきた…。
トリオは第4弾で終了だったのかな…。

今回の事件のヒントは、何ていうか
鮮明に映るテレビと、物がぼやけない視力がないと苦しい感じ。
トリックは特になかったです。
これまでは前後篇だったものが1回に短縮されたせいか
事件のボリュームが減った感じ…。






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2017/01/06(金)

ドラマかんそう
「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」

腐女子クリスマス会でシーズン1を一挙に見せてもらいました。
噂には聞いてましたが、すごかったー!
まずは予算の違いが明らかに画面全体にハッキリと出てて気圧されました。
年々しょぼくなっていく日本のドラマ界ですが、あるところにはある!
どこにお金がかかっているかと言えばアクションと美術なのですが、
アクションがすごいですよ。
役者さんに適当に動いてもらうんじゃなくて、
ちゃんとコンテに沿って厳密に演技してもらって、
カメラワークもあらかじめ決まっていて、
超長回し(に見える)映像がある贅沢。

お話は、荒廃したアナザー日本で、
覇権争いを繰り広げる5つのグループがあり、
そのグループの頭文字をとってその地区は
S.W.O.R.D地区と呼ばれた。
そこでの彼等の抗争を描いた、
まあいうなれば青年ケンカものです。
1つのグループがメインの話を順番にやっていく訳ですが、
どのグループも最強ボスがメンバーみんなに愛されていて、
所謂サークルの姫状態。
特に一番スラム化がひどい地区の組織ルードボーイズの
ボスのスモーキーは、強くてイケメンで喀血する病気で、
組織や身内には優しく、シスコンという全部載せパフェ状態、
人気もすごいと聞いて納得しました。
ところで私がハマるだろうと予言されていた琥珀さんですが、
今シーズンには5秒ほどしか出てなかったので、
次回シリーズに期待したいと思います。

HiGH&LOW Special Trailer ♯4 「RUDE BOYS」
https://www.youtube.com/watch?v=vko97ItW7E8

S.W.O.R.D地区は過去に「ムゲン」という
最強のグループが支配していたのですが、
この1つの支配が終了したあと複数の組織が台頭する進行形式、
なにか覚えがあると思ったら、正統派ファンタジー小説でした。



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2017/01/07(土)

色々感想

相棒
新年早々僻地に飛ばされて、
そこで警官連続失踪事件を追う2人というお話。

ミステリーって、リアル寄りとファンタジー寄りに分かれると思うんですが、
今回の事件で相棒がぐぐっとファンタジー世界に近くなった気がする。

すごいいっぱい人が死んで、警視総監まで殺され、
放送中のニュースでキャスターが爆殺されたりするんですが、
難しい犯行は外国人部隊が処理した設定で、
しかもその外国人部隊、どうなったか特に触れられず、
スルーしたまま終了してしまった…。
それはどうなんだろう…。

エレメンタリー4
ちょっと前から同性愛者の女刑事さんが登場していて、
現在ワトソンとは犬猿の仲ですが、
エレメンタリーがパーソン・オブ・インタレストと
同じ製作局なのを考えると、
彼女はワトソンの新しい恋人になる可能性があるのでは…
という気がしてきました。

精霊の守り人 外伝
5分ほどのショートストーリー。
上橋さんが脚本を書かれたという事で見ました。
さすがに短すぎて分からん…!という感じ。

食戟のソーマ(ジャンプ掲載)
親世代の話、ただただお父さんが天才で異能で孤独で、
友達も仲間もいるけど到底その苦悩は理解できず、
孤独のRunawayしてしまったという結末なんですね…。
まあでもそれは過去の話で、現在のお父さんは気楽にやってるという
未来が分かっているので気楽。

進撃の巨人(別マガ掲載)
色々ありすぎて何て言っていいか分からないけど、
とりあえずユミクリのけっこんの話だけは
突っ込んでおくべきかな…。
えっもうあれはクリスタ的に全然OKなの!?
そうなの!?






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2017/01/08(日)

映画かんそう
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」

今回はアリゾナの車好きの高校生が主人公。
カッとしやすい性格で、今回も挑発されて行った車の勝負で事故を起こし、
これまで息子のせいで何度も引っ越してきた母親に見離され、
日本の米軍基地に務める軍人の父親の元にやられてしまう。
しかし日本でもドリフトバトルでキングに挑戦して敗退し、
しかもそのキングの青年は暴力団組長の甥で…というあらすじ。

わりとちゃんと日本でロケをなさっているので面白いです。
部屋の規格がものすごく小さくておもちゃの家みたいとか、
通勤ラッシュがファンタジーみたいとか。
あとモブに見知った顔が散見されます。
レーススタートの合図するだけの人が妻夫木聡さんとか、
修理工のお姉さんが北川景子さんとか、
学校の先生が柴田理恵さん、
主人公のお父さんのガールフレンドが真木よう子さん、
お風呂屋さんにいた人がKONISHIKI、
ヤクザの組長が千葉真一さん。
でも台詞が多い日本人役は他国のアジアの役者さんでした。
やっぱり英語は話せた方がいい……。

カタコト日本語が時々出てきますが、
みなさんしっかり練習なさった感じ。

ドリフトは、原理は分かるんですが、
タイヤと路面が傷みそうですね…。



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2017/01/09(月)

ドラマかんそう
「綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状8 
 安楽椅子探偵 ON STAGE」

感想というか惨敗ポエムなんですが、
10年以上前は、何を基準にどう考えたらいいのか
筋道くらいは分かったんですが、
今回全く手も足も出ず。
要領を忘れてしまったのだといいんですけど、
たぶんこれは脳の劣化…。
(でも出題されるお二人も年を取られているので、自分が情けないです)

内容ばれ

ネットをさまよってカンニングしたのですが、
時計の時刻のズレ、1人では動かせない荷物に隠れてしまったコンセント、
そして順番の入れ替わったネックレスあたりがポイントになるようで、
停電も起きてないという裏付けがあり、
時刻の遅れは時計の電源に掃除機を繋ぎ換えたことによるもので、
つまりコードレス掃除機の存在を知る者と知らない者で
ふるいにかけられる…という内容を読み、なるほど!と。
たぶんそういう条件3つほどを経ると1人に絞れるのでしょう。

今回私は惨敗なのでとても応募などは出来ませんが
挑戦される方は頑張ってください!

集中力を高めたいです。でもどうすれば……。




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2017/01/10(火)

映画かんそう
「ブリッジ・オブ・スパイ」

スティーヴン・スピルバーグ監督
マット・チャーマンとコーエン兄弟脚本

冷戦時代、ソ連でスパイ容疑をかけられ逮捕された
フランシス・ゲイリー・パワーズを解放するために尽力した
ジェームズ・ドノヴァン弁護士の実話を映画化した作品です。
私はこの事件が知識になかったので、
予告を見て、アメリカ国内で捕えられたスパイ、
ルドルフ・アベルに対して冷戦緊張状態の国民の感情が
スパイ殺すべしの方向に盛り上がる中、陰湿な嫌がらせに負けず
司法の独立を貫くドノヴァン弁護士…という感じの
アメリカ版大津事件みたいな話かなと思っていたら全然違いました。

ゲイリー・パワーズがソ連内で捕縛されるに至る経過と、
東ドイツから西ドイツへ逃亡しようとして捕まった学生のドラマと、
そしてアベルがドノヴァン弁護士に信頼を寄せるようになる流れが描かれます。
ドノヴァン弁護士が交渉のために東ドイツに滞在するシーンがありますが、
記録映像との合成のような、温度や重苦しい空気まで伝わってくる色彩でした。

鉄の意志を持ち、寡黙に仕事を成し遂げるドノヴァン弁護士に、
立場の違いを弁えたうえで、
出来る限りの尊敬と友情を示すアベルの台詞や視線がすごくいいです。
実際のドノヴァン弁護士は、その後も国家間の捕虜交換交渉を
成功させてらっしゃるので、
たぶん物凄い交渉能力の高い人なのだと思う。

ちなみにフランシス・ゲイリー・パワーズはその後40代で亡くなってます。
ドノヴァン弁護士は50代で。ルドルフ・アベルが60代。



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2017/01/11(水)

PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット
シーズン5(ファイナル)
1話〜13話(完結)

あらかじめ風の噂で、ファイナルシーズンの話は
あまり優しいものではない…というかむしろつらい…と聞いていたので
心構えはしていましたが、本当につらかった。つらい。切ない方向に。
これはあれですね、二次創作を育む終わり方ですね。

人工知能「マシン」と「サマリタン」、
それぞれを擁する2つの組織間での抗争が
とうとう最終局面を迎えます。

百合二次創作のかたはとりあえず全員見ようっていうくらい
ハードな女性同士のカップリングがあります。
製作者は、フィンチさんとリースくんほのぼの萌えで始めたものの、
途中からものすごいルートとショウ萌え原理主義に変節したという感じがする…。
(個人の意見です)

ラストばれ

ゲーム機300台を補助サーバ代わりに復活を果たしたマシンですが、
しばらく不調が続きます。この期間に、認識能力が低下して
顔はルートなのに中身はファスコだったり、
顔はリースくんで中身はフィンチさんだったりと言う風に
カメラに映るのはご愛嬌。あのシーンはちょっと一息つける感じです。
(役者さんでも、他人の癖を真似るのがうまい人とそうでない人がいるのだな)

囚われたショウが何をされていたかと言うと
サマリタンに従うまでシミュレーション世界で同じことを何度も
繰り返させられていたのですが、
その中でショウはルートと肉体関係を持ちます。
シミュレーション世界とはいえ、恋愛がテーマではない有名ドラマのメインキャラクターで
ゲイ設定ではない同性2人の肉体関係まで描かれたのを見たのは
たぶん初めてです。私は。
(「ザ・フォロウィング」は片方がゲイのひとで、しかも恋愛という感じじゃなかった)

話としては打ち切りだけあって、
リースくんの彼女は何のために出てきたのだ…って言いたくなるほど
唐突に別れてそれっきりだったし、
終盤で出てきた国民のプライバシーを守る
謎の組織とか、ちょっとふんわりしすぎだったし、
サマリタンは何がやりたいのかブレブレで、
サマリタンの手下もあまりに数が多すぎ、
街中でおおっぴらに戦闘やりすぎでしたけども、
丁寧なモノローグで押し切ったという感じでした。
POIは元々ポエムりょくが高いドラマでしたけど。

「長年世界を救おうとしていた俺にとって、
1人ずつ救うのは物足りなかった
だが気付いた。1人の命こそが大事なんだ。
1人で十分だ」

POIはリースくんが救済される話という、骨子はちゃんと通りました。
結局あの世界では、人を殺したり、一度でも戦場に身を置いた者は
因果応報システムにより死ななければならないのかな?って思いました。
ショウの分はルートが引き受けたのかなって。

キャラクター単体としては相変わらずイライアスが好きでした。
あとゾーイ…最後にちょっとだけ出てほしかった。

百合語り

銃撃戦の最中に突然ルートがシュレーディンガーの話を始めて、
ショウが、彼女にしてはおとなしく聞いてあげていて
「励ましてるの?私が形?」
「あなたは最高の形だわ」
のところの2人の表情が好きです。
そのあとの
「いちゃついてる場合じゃない」も!
元の台詞だと
「I swear to God
you flirt at the most awkward times」

「あんたって最悪の時に殺し文句をくれるよね」
という感じかなって思いましたショウの語彙てきに。

そのあとでマシンが、ルートの声で、ルートの思考でショウに言う
「人と感じ方が違うから、あなたは自分に欠陥があると思ってる。
でもだからこそあなたは美しい。
もし"形"だったなら、あなたはまっすぐな矢印よ」
(you were a straight line An arrow)
も繋がっていていいセリフだったな…。
考えてみれば、ショウはこれから
ルートの思考、ルートの声をもつものとずっと生きていくわけで、
なんというメリーバッドハッピーエンド!と思います。

ペンキ塗り野郎を撃ったシーンはスカッとしたぜ!








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2017/01/12(木)

映画かんそう
「ピッチ・パーフェクト」

エンタメにおける女性の友情がテーマのものって、
・恋愛がんばろうね!
・病気
・犯罪(とか虐待とかともかく悲惨なもの)
が圧倒的に多くて、馬鹿馬鹿しい愉快な作品が少ない…
って言っていたら教えていただいた何本かのうちの1作です。

大学に入学したものの、今一つ張り合いを感じない主人公は、
シャワールームの鼻歌を聞かれたのがきっかけとなって
由緒正しいコーラスグループ「ベラーズ」にスカウトされ、
紆余曲折あって入部することになる。
集められた新人たちは個性派揃いで、
彼女たちの巻き起こす様々なトラブルに巻き込まれていくうちに
主人公はコーラスに本気で打ち込み始める…というあらすじ。
もともとのベラーズは歴史あるサークルで、
部員たちはぴったり揃った容姿と体型、歌唱力を持ち、
部長はその伝統を必死で守ろうとするのですが
新しい部員たちは人種も体型も容姿もセクシャリティも様々、
本気の個性派揃いで、キャッキャ…というよりは
ギャーギャーと楽しそうです。
女子ばかりの青春ものなので、ギャグはおとなしめかな?と思ったら
わりと普通に下ネタ下品系で攻めており、なかなかいい心意気です。
(でもゲロの苦手な人はご注意)

歌がよかったです。
コンテスト最後の曲もですが、歌詞でしりとりをしていく
歌唱バトルの歌がとってもよかった。

内容ばれ
サークルに入会するのに、変な誓いの言葉を言わされるのって
フラタニティとかソロリティみたいというか、欧米の大学の伝統なのか?






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2017/01/13(金)

映画かんそう
ワイルド・スピード MAX

「ワイルド・スピード」シリーズ4作目になります。
(私は好きな監督さんと俳優さんが参加している7本目を見るために
あまりカーアクションに興味がないにもかかわらずワイスピのコンプに挑戦しています)

えっと、2作目でポール・ウォーカーが別の人とコンビを組み、
3作目でまったく関係ない東京でのカーバトルが展開し、
今回やっと1作目のコンビが復活します。

相変わらず犯罪で生計を立てているヴィン・ディーゼルですが、
最愛の彼女にまっとうな人生を送らせるために姿を消します。
しかし妹から、彼女が殺されたという知らせを受け、
復讐するために犯罪組織に近付くが、
そこでFBIの捜査官となっていたポール・ウォーカーと再会するというあらすじ。

しかしなぜ犯罪組織さんたちはいつも、
ヤバイブツを運ばせる運転手を、
レースで一番早かったやつに任せようとするんだろう。
確実に運搬するのと、速く走るのは全く違う能力のように私は思う!

あと「日本車はV8に勝てないぜ!」みたいなセリフがあって、
あ、V8信仰ってマッドマックス世界のイカれた哲学じゃなくて
車好きの共通認識なのか…と遅まきながら知りました。

内容ばれ(3のバレ)
前作で死んだハンが出てきて、不思議に思ったのですが、
時間の流れは
1→2→4→5→6→3
なのだそうです。





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2017/01/14(土)

色々感想

ダウントン・アビー5
召使に教育を与える事について伯爵とゲストの女教師の意見が激突、
伯爵怒りのナプキン投げ&中座が炸裂。
うーん、こういう場合、波風を立てないように笑っているだけでは
物事は前に進まないというのと、
食事に招かれているのだから、その家の主に対して
一同の前で真っ向から反対意見を述べるべきではないのではというの、
両方の物の見方が分かるのでつらい…。

エレメンタリー4
数話前に出てきたキャラクターにホームズが恋をしていた事が判明。
女性はキャラクターが立っていて好感が持てるけど、
(重度のコミュニケーション障害で天才)
やや唐突な印象。経過を見守りたいです。

絶チル(サンデー掲載)
「勝手なのもいい加減にしろ!僕を置いていくつもりかッ!」
わー!対立する組織のリーダー同士だけど、
やっぱり兵部さんにとって不二子さんは大事な人なんだなあと思います。

マギ(サンデー掲載)
アラジンさんがスーパーダーリンすぎて震える。

アリババの「誰だっけ」笑った。
本当に誰だっけ…こんな人いたような気もする。

舞妓さんちのまかないさん(サンデー掲載)
まあ16歳の母性ハァハァでもいいけど、
家庭の料理に興味と親しみを持ってくれる小学生男子が増えるといいな。

ACCA13区(アニメ)
煙草が規制されている世界で、役人たちの監査と駆け引き云々。
やっぱりコミックスを一気読みしようかなと思います。

幼女戦記
「終末のイゼッタ」は性格が天使な魔女の話でしたが、
これは性格が真っ黒の魔法を使う女児の話のようです。
とりあえず継続視聴。

今期は見たいと思ったアニメが少なくて、
今のところプリキュアと幼女戦記の2本…になりそうな感じです。



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2017/01/15(日)

漫画かんそう
「イムリ」三宅乱丈さん 11巻〜20巻

1〜10巻から引き続き、
腹にボディーブローを食らい続けるような展開の連続です。
でも停滞している場面はなく、着実に決着に向かって突き進んでいる印象。
これまでずっと謎だったイムリの兵器を宿す法則がとうとう解明されます。

重要な部分バレ注意
まさかラルド覚者が退場してイマクがキーパーソンになるとは……。
逆だと思ってました……。できれば両方残ってほしかったけど……。
本星のイムリと奴隷地区のイコル、両方で革命の兆しが見えますが、
これ極悪非道のカーマを倒して平和が訪れた!めでたしめでたし!
とは絶対に成り得ないにおいがプンプンしますね。
むしろどちらかが勝つと大虐殺地獄絵図になるので、
どちらも勝たないような着地が望ましい気がしてきました。

洗練された文化の醜いところと、素朴な文化の醜いところ、
公平に描れていくように思います。






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2017/01/16(月)

ドラマかんそう
「綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状8 
 安楽椅子探偵 ON STAGE」解答編

解答編見ましたー!
見ましたよ…。
見まし…た…。

ねたばれ

植木鉢の中にネックレスの粒が落ちているのは
気付いた人がネットに散見されたけど、
掃除機のパックが減ってるのとか
気付いた人がいるんだろうか。
いや、正解の2人のひとは、きっと書いてたんでしょうね。
瞬間記憶能力の持ち主かよ!?すごいよ!?
正解者は、男性1人女性1人なのよかったです。
神奈川の女性のひと、すごいや…。

今回は、安楽椅子探偵を呼ぶ笛を吹いた人以外、
事件解決詳細の記憶がなくなるという設定を生かした
切ない終わり方でしたね。
お話として好きです。謎としても、いいバランスだったと思います。
全然解けなかったけどな!

今度は8年後とかではなくもうちょっと前に、
5年後くらいに再会したいものです。





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2017/01/17(火)

ドラマかんそう
「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」
シーズン2 全10話

この春からHiGH&LOWを原作にした
CLAMPさんの漫画連載が始まるそうですね。
どんな絵柄で描かれるのか想像もつきませんが楽しみです。

シーズン2は現在5つの組織が統治する S.W.O.R.D地区を
たった1つのグループで仕切っていた時代が描かれます。
伝説のチーム「ムゲン」と、そのリーダー琥珀さんの話です。
琥珀さんは幼馴染の親友龍也さんと共に、
バイクでひたすら走って楽しんでいたが、
同じバイクを愛する者たちが琥珀さんの強さや人柄に惹かれて
徐々に集まり始め、チーム「ムゲン」を形成するに至る。
そしてムゲンが解散するまでに何があったのかと、
現在のS.W.O.R.D地区にヤクザの陰謀が忍び寄るパートが
交互に進行します。

相変わらずセットとアクションが豪華です。お金がかかっている!
なんかエグザイルはダンススクールや劇団などを運営している
一大企業らしい。私は知りませんでしたが、
グループもエグザイルだけではないらしい。すごい。

内容ばれ

龍也さんは子供の頃からの夢だった洋食屋さんを開くため
ムゲンを脱退します。
琥珀さんはみんなで楽しくやっていたムゲンを変えたくなくて、
去ってしまった龍也さんに複雑な思いを抱きます。
琥珀さんと一騎打ちをして命を救われて以来
行動を共にしている九十九さんは心配して、
話し合うように2人を説得します。

ムゲンが大きなグループになるにつれ、
その威を借って悪さをするチンピラなども増えてきます。
琥珀さんを心配する龍也さん。
ある日意を決した琥珀さんが龍也さんに声を掛けようとした時、
暴走車が琥珀さんめがけて突進し、
琥珀さんをかばった龍也さんは命を落とし、
居合わせた九十九さんは意識不明の重体になります。
そして琥珀さんは復讐のために姿を消します。
映画に続く…!ナ、ナニー!?

ちなみにやっと気付いたのですが、
鬼邪高校のヘッド、村山くんはゴーカイブルーですね。
いや、全然分かんなかった。
あと琥珀さんの無二の親友龍也さんは
ARATAさんだった!お名前も面差しも変わってて、
さっぱり気付かなかったけど。

ホワイトラスカルズのボス、ロッキーさんが、
「この店が軌道に乗ったら、次は子供たちの施設を作る」
「女子供が不幸な世の中に未来はねえ」
って言い始めて、ちょっとヒラコー先生の萌え暴君みたいだった。
ロッキーさんは身形は怖いけど、女は絶対に傷つけない、
しかも心が女の子のひとも、ちゃんと女判定するガチフェミニスト。
うーん、S.W.O.R.D.のボスみんな格好良くて誰が一番とか選べないな…。






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2017/01/18(水)

映画かんそう
「ワイルド・スピード MEGA MAX」

シリーズ5作目。(前作のラストばれ)
前作のラストで護送されるドミニクの後ろを
車に乗ったみんなが追いかけて走っているのは、
てっきりお見送り的なことだと私は考えていましたが、
なんと囚人を脱走させるつもりだったとはびっくりです。
そして当然ながらみんな国際指名手配され、
アメリカにいられなくなってブラジルに逃げます。

そしてなんやかんやあって、
警官すら平伏すブラジルの悪徳実業家の金を狙います。

内容ばれ

いや25年、ちゃんと服役しなさいよ…とは思いました。
絶対減刑されるよ…刑務所だってパンク寸前なんだから。

そして今作にも登場するハンですが、
最後アウトバーンで美女と共に高級車をぶっとばしてました。
え…高校入学前だよね…?幾つなの…?

このシリーズ、ヴィン・ディーゼルが1人、また1人と
公僕を陥落させていくお色気カームービーなのか。

一人前の男には、いかす車といい女が必要だ、っていう
ピカピカの車の横にグラマーな若い女がちょっぴりの布を着て
にっこり笑ってるこのシリーズの世界観ですが、
そろそろ製作年的にPCの波がやってくる頃合いであり、
路線変更するかな?しないかな?って思って見てます。

エンドロールの途中に重要なシーンがあります。






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2017/01/19(木)

辻村深月さんのエッセイに書いてあった
「佐嘉平川屋温泉湯豆腐」を通販してみました。

付属のアルカリ水で豆腐を煮るとあら不思議、
とろとろ溶けて豆腐のような湯葉のような不思議な鍋になりました。
豆腐好きにはたまらない味。
雑炊がとくにおいしかったです。

難点は、送料も入れるとちょっと高いというのと、
あと最小のセットにしても6人分ほどあるので、
食べきるのが大変というところ。
(豆腐なのになぜかお腹が膨れるんですよ)
消費期限は9日間程です。

知りませんでしたが「美味しんぼ」98巻に出ていたらしい。
山岡さんたちは勿論通販で済ましたりせずに
九州まで出向いたようですが。
九州まで行くことを思えば全然安いともいえる。



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2017/01/20(金)

読書かんそう
「自生の夢」飛浩隆さん

6年ぶりの新刊です。短編集。2か月かけてゆっくり読みました。
発想の飛躍が見事なのと、文章力がカンスト状態なので、
小説としては、浮いたところを蹴り続けられる格ゲのハメ技っぽい感じ。
読んでいて大変楽しく、わくわくします。
ただし親切でフレンドリーな娯楽小説ではなくて、
理解できない人への救済措置は無いように思います。

ジャンルは幻想怪奇的なもの、SF的なもの、
言葉を主体にした電脳世界もの、と様々ですがトーンは一定してます。
2009年に書かれた表題作の「自生の夢」が中心になっています。
この話の中に言葉の天才が2人登場するのですが、
それってちょっとでもお話を書いた事のある人なら
「馬鹿な真似はやめるんだ!」って恐怖する状況だと思いますけど、
余裕でどちらもきちんと天才で、話が成立しています。
何故なら作者の頭がよく、滅茶苦茶に巧いから。

内容ばれ
使用者の文章表現力を底上げして、
体験した事や感情をすべて文章化してくれるアプリが出てきて、
「世界ネット人口の全員が書き手となって
読み手不在になるのではないだろうか」と私は思ったんですが、

「ここには現在の世界のディテイルがすべて収まっている。
才能や自意識や署名とようやく手を切った、世界の本文とも言うべきものが。」

という文章があり、(ネット環境にない人間を除いた)全人類の
意識の集合体みたいなものがサイバー世界で形成されるのかな?って考えました。
しかし人は才能や自意識や署名と手を切れるものだろうか。
そして私自身は、
文章は言語の壁が大きいのと、
発信も受信も個人の能力の差異が大きすぎるので、
WEBへの情報発信は比較的能力差のない
写真と動画が主流になっていくのではないかと考えています。

物語の創造というプロセスを
具現化してバトルものにした無茶な作品「曠野にて」と、
表題作の「自生の夢」が好きです。
これも文章力を凶器にした「羊たちの沈黙」という感じの怪作。

「海の指」はWEBで公開されています。
http://www.moae.jp/comic/uminoyubi/1
この作品は漫画化を前提に書かれたお話なので、
ちょっとイメージ重視っぽい。





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2017/01/21(土)

色々感想

ダウントンアビー5
グランサム伯爵怒りの鉄拳。
(帰宅したら寝室に男がいて妻に迫ってた)
常々思ってましたが、あの家はセキュリティが甘いんじゃないでしょうか。

結婚を妨害しようと頑張っているヴァイオレットさまが
中流階級の率直な彼女ではなくなってしまった、
何を考えているか分からない貴族に染まってしまった、
と嘆いていますが、イザベルさまが家庭に入ってしまったら
これまで通り遊べないから必死になっておられるのかな…?
それとも言葉通り貴族階級に入ると
彼女が不幸になると思っておられるのかな…。

バイプレイヤーズ
中年男のテラスハウス。(といっても私もテラスハウスを知らない)
中国資本の「七人の侍」の仕事を受けた6人の名脇役たちが、
仕事の条件として1つの家で共同生活をするという設定。
出演は遠藤憲一さん、田口トモロヲさん、寺島進さん、
松重豊さん、光石研さん、大杉 漣さん。
松重さんがほわほわしていてともかくかわいい!ともかくかわいい!

これはあれだな、男性向けのゲームとか漫画で1億回くらい見た、
美少女カタログ同居ものの中年男版だな。
よしいいぞ、ちょっと流行しますように。

癒しを求めて見ているので、
机を叩いて怒鳴る演技とかは多用しないでほしい。

相棒
次回(2月)かんべ君と米沢さんが特別出演するみたいです!
わー!楽しみ!

エレメンタリー4
ラッヘの使い方は良かった。
なんとなくアメリカの皆さんは
8割くらいの人が体にタトゥーを入れていて、
3つ4つは当たり前だと思ってたけど、
今回「いい子だったわよ。タトゥーは凄かったけど」
というマイナスのニュアンスのセリフがあり、
うん?所属層により違いがあるのかな?って思いました。

鉄血(アニメ)
もう我慢がならぬあのセブンスターズのバカめ!
(身分の高いおバカさんの男性がいて、
彼が何かするたび事態が悪化するのだが、
彼自身は自分を有能で勇敢な男だと考えていて、
組織は彼の無能は把握しつつ、
人柄の素直さにひかれて下に人が集まると認識している)
漫画家の羽海野チカさんが、
次回あの船の人たちがどうにかなったら、
なんとかしてアニメの世界に入って時間を戻し奴の息の根を止める
てきなことを呟いておられたけど、完全に同意です。

幼女戦記(アニメ)
あ!これ異世界無双ものだったのか!
(情け知らずの会社員だった主人公が、
リストラした男に恨まれてホームから突き落とされ絶命、
異世界で、記憶を持ったまま魔法使いの幼女に転生)
異世界の戦闘から始めたのは構成として大正解だけど、
普通の幼女ものだと思って切っちゃった人はいないか大丈夫か。

死ぬ時に駅のホームにいた人々がこちらを向いて話し始める
今際の演出がよかった。

マギ(サンデー掲載)
あれ?最終章って書いてあるけど前から書いてましたっけ…?
最終章なの!?
ラスボス(というか、その1つ手前)はシンさんなの!?





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2017/01/22(日)

映画かんそう
「X−ミッション」

「ハートブルー」のリメイクです。
でも監督が「リベリオン」や「ウルトラヴァイオレット」を撮った
カート・ウィマー監督なので、映画民騒然の珍作に仕上がりました。
「X−ミッション」どうだった…?って聞くと、
みんな「うん…オザキだった」って返事するというちょっと怖い感じ。

見てみたんですが、登場人物が時々「なにを言っているんだこいつは…」
っていう言葉を並べ、なんかすっごい高い場所からジャンプして、
「ウワー!」ってびっくりしているうちにいつの間にかしんみりして終わりました。
意外に切ない部分もあった。
何だろう、でもこの映画からオザキを抜いたら普通の詰まんない映画になるので、
これはこれでいいと思う。
オザキっていうのは、オノ・オザキという架空の人物で、
8つの試練を達成することで、なんかこう地球と一体化?悟り?
の境地に達するぜ!という「オザキ8(エイト)」の創造者。

主人公は元エクストリームスポーツのカリスマ選手で
実況中の事故で親友を亡くして引退し、現在はFBIの捜査官。
アクロバティックな連続犯罪の容疑をかけられているスポーツ集団への潜入捜査を命じられ、
そのリーダーに近付くが、彼の人柄に惹かれ、葛藤するというあらすじ。

ラストばれ

スポーツ集団のリーダー、ボーディは主人公を知っていて、
友人を亡くしたのももちろん知っていて、
主人公が潜入捜査官であることは気付いてたけど、
助けたいと思っていた。
主人公はボーディの語る哲学と彼の人柄に魅力を感じていた。
みんな大好き両片想いじゃないですか!

ボーディを演じるエドガー・ラミレスは「NY心霊捜査官」でも
主人公の前に突然現れて導く謎の男を演じているのですが、
なんだか毎回ヨロヨロっとする…私が…。

殴る前に、うなじにそっと手を添える仕草が色っぽかったです。

ボーディは、8つの試練を達成する前に
オザキにもらった命を誰かに渡したかったんでしょうね。
そしてオザキにしてもらったように相手を導いてやりたかった。
(ちなみにオザキ自身は8つの試練を達成する前に、
捕鯨船を停止させるために小舟で立ちはだかって
衝突して死んだ。
……ちょっと…どの国の捕鯨船よ迷惑よやめてオザキ)

エンジェルフォールって実際あるんですね。知りませんでした。
(天使の滝ではなく、エンジェル氏の発見した滝)
高低差979につき、水は四散して滝壺が存在しない。
下は常に暴風雨状態ってスゴイナー!
そこから落ちても死なないとは、彼等はゴムか何かなの?



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2017/01/23(月)

映画かんそう
「ザ・コンサルタント」

現在のバットマン役ベン・アフレック主演のダークヒーローもの。
生まれつきの障害で音や光に弱く、
行動パターンを乱されるとパニックを起こし、過集中気味だった主人公は
父親から己を律する技術と格闘技を叩きこまれて、
現在では会計事務所を営んでいた。しかしそれは表の顔で…という話。
普通のキメキメアクション爆発炎上ものかと思ったらそうではなく、
お話に「……?」という個性的な部分があり、そこがうまい具合に味になってます。
エキセントリック暗殺者ものというジャンルがそろそろ必要な気がしてきた。
「ジョン・ウィック」や「処刑人」がそうですね。「エージェント・ウルトラ」もそうかも。
邦画だと「脳男」。(感情のない少年が狂った祖父の英才教育で
殺人技術を仕込まれ、成人して悪を狩る話。割と近い)
彼等はみなハンデがあって、もしくは個性的すぎて
普通の人々のようには暮らしていけない。
でもそれでも、むしろそれこそが魅力的だというのが特徴です。

ラストばれ
この映画の「……?」は弟ですね。
私、最初は非実在弟なのかと思ってたんですよ。
でも実在した!というかお兄ちゃん大好き大好きだった!
あの美少年の謎めいた視線は愛情だったのか…。
弟の怒りのパンチのところ、結構まともに入っているのに
お兄ちゃんにまったく効いてなくて笑いました。
お兄ちゃんが躊躇いがちに来週会えるか?って聞いたところも
「これ何の映画だっけ…!?」ってなりました(笑)。
そしてラスボスが兄弟喧嘩をポカーンと見守っているのも面白かった。
逃げた方がいいよ、おじいちゃん!
(隠し資金を知られたくなくて殺し屋を雇って関係者を全員殺す、
マンションでも農場でもお構いなしに銃を撃つって本末転倒してる…)

男の血族の結びつきが骨子なので、
父アゲ母サゲがやや気になったり、
ヒロインの、いなくても大筋には全く影響ないっぷりはすごいんですが、
ラストで正体が明らかになるところは、
「あー!冒頭のシーンがここで!」ってなりました。
あそこで全体評価の2割くらいの数字が一気に加算された。

主人公周辺の設定が魅力的なので続編が見たくなります。






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2017/01/24(火)

映画かんそう
「沈黙 −サイレンス−」

遠藤周作原作の「沈黙」を
マーティン・スコセッシ監督が映画化。
ロドリゴ神父をアンドリュー・ガーフィールドが、
フェレイラ神父をリーアム・ニーソンが演じます。
キチジロー役は窪塚洋介。

2人の若い宣教師は、師であるフェレイラ神父が
日本で棄教したという話を聞き、真偽を確かめるため日本へ渡る。
途中、マカオで日本人のキリスト教徒キチジローを通訳として拾い、
寂れた村に密入国するが、そこは苛烈なキリスト教徒弾圧に晒されていた。
激しい尋問と拷問で命を落とす信徒達を見ているうちに、
ロドリゴ神父は、神の試練と沈黙に対して考えずにはいられなくなる。
そして彼はかつての師と再会し、対話する……というあらすじ。

やはり宗教関連のお客様がちらほらとお見えでした。
しかしこれ…同列に語っては罰当たりですが、
私は麻痺しているからいいとして、
苦手な人は拷問シーン、だめなんじゃなかろうか…。
簀巻きにして海にドボン、斬首に火あぶり逆さ吊り、
熱湯責め、磔溺死、色々あります。

ラストばれ
私は無神論者とまではいかないのですが、
キリスト教には、色々思うところがあって、
このお話に感銘を受けたりは出来ないのですけど、
まあ何にせよ主義の押し付け合いはよくない。

途中「キリスト教を伝える事で(日本人は)動物から人間になれる」
というセリフがあり、
ブッダは神でなくて人であるから宗教とは認められない、
というやりとりもありました。
「日本人は自然以外に神を見いだせない」
「この国は沼で、何も育たない」というセリフも。
これカップリングの左右をおすすめしたら、
なんか嫌がられて殴られたので相手の推しをdisったみたいな感じじゃないですか…。
そういうの本当によくない。いくら善意でも。もちろん暴力もよくないけど!
(卑近すぎる譬え)
伝来当初の日本のキリスト教の教義が、
オリジナルと比べるとかなり歪んでいるというのは同意です。
でも別に自然にしか神を見ないという事はない。

さすがに日本の時代劇映画レベルに言葉や服装、建造物は
きっちりしてました。時代考証までは分からないけれど。
キリシタンを弾圧する立場の役人たちが、ふと月を見上げて
きれいだと言ったり、
牢番たちが惨劇をよそに
お前って歳幾つよ?的な雑談をしているのはなんだかリアルでした。
アンドリュー・ガーフィールドさんは2代目のスパイダーマンですが、
繊細な、いい演技だった。

結局ロドリゴ神父は己の神と信仰を見出しますが、
なんだかふんわりした記憶ですが、原作はもっと静かな話だった気がする。
あと言語!小説は確かオール日本語だったと思いますが、
キリシタン村人の皆さん、私よりよっぽど英語上手い!!




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2017/01/25(水)

映画かんそう
「HiGH & LOW THE MOVIE」

ドラマシリーズ1&2を完走したので、
満を持して上映会で映画を見せてもらいました。
(お察しの通り猛烈なジャンルプレゼン波状攻撃です/笑)

ドラマでは、SWORD地区の5つのグループと、
かつてその地区を統率していた伝説のチーム「ムゲン」、
彼等と互角に渡り合った雨宮兄弟、
湾岸に台頭してきた2つの新しい組織が描かれました。
映画ではいよいよ、ムゲンのヘッドだった琥珀さんの帰還と、
SWORD地区との闘争をメインに話が進みます。

すごかった!
SWORD地区の5つのグループは基本的に仲が良くなかったのですが、
映画ドラえもんの法則で、共闘します。
そして連携を見せたり、ちょっと助け合ったりする。
それがいちいちかわいい。
ホワイトラスカルズのボス、ロッキーさんが特にかわいい!
全員が戦っている中、おそらくクレーンに載ったカメラが
上下しながらあちこち舐めるように映していくのは圧巻でした。
雨宮兄弟は色々あってSWORDに加勢するのですが、
次回作の映画(上映終了してます)で本格的に主演するそうです。
あと琥珀さん。琥珀さんは幼馴染の親友龍也さんが死んだのは
自分のせいだと考えていて、その復讐のためには何でもするのですが、
龍也は俺が殺したとか、頭の中の龍也の声が離れないとか、
同人誌で見たやつや…というところが30回ばかりありました。
龍也さんとの回想シーンが多すぎて時間軸を見失いそうになりました。

ヤクザの皆さんが暴対法を気にしてらっしゃって、
この世界に暴対法があるという事に地味に受けて、
15分に1回くらい思い出し笑いをしていました。
暴対法が!??あるの!???






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2017/01/26(木)

読書かんそう
「生きるぼくら」原田マハさん

こちらは原田マハさん推しのひとに貸していただきました。
猛プッシュを受けがちの2017年。
中学高校でいじめを受けて学校を中退し、
就職活動もうまくいかず、そのまま引きこもって4年、
ひたすら部屋でソーシャルゲームとSNS、
ネットへのDIS書き込みを続けて24歳になった主人公。
仕事を掛け持ちして養ってくれていた母親が、
ある日もう限界だという書置きを残して失踪。
この中の誰かを頼ってくださいというメッセージと共に
残されていた年賀状の中にあった大好きな祖母からの言葉。
主人公は意を決して祖母の暮らす蓼科に向かうが…というあらすじ。

内容ばれ
いじめも、祖母の認知症も、父の再婚も死も、農業の困難も、
つらい要素は、演出上ほんの少し入れてあるだけで、
取り返しのつかないような酷い事や、
全体のトーンを壊すような悪意は出てきません。
4年引きこもってスマホ漬けの若い男性は、
劣等感からくる攻撃性や差別意識を抜くのに時間がかかると思うんですが、
主人公は最初のうちはイライラしているものの、
すぐに母親の苦労に思い至り、目上の人に敬意を払ったり、感謝したりが
ナチュラルに速やかにできるようになります。
きつい内容が苦手な人も安心して読めると思います。
あとは好みの問題。

主人公たちは一風変わった米作りに挑戦するのですが、
この小説を読むとおむすびが食べたくなります。
しかしコンビニおにぎりに対する容赦ないDISがすごい(笑)。
チェーンにもよるけど、
そんなに悪いお米じゃないと思うんだけどなあコンビニおにぎり…。








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2017/01/27(金)

投扇興で遊んだ。
1.5mほど離れた台に載った「蝶」と呼ばれる的めがけて、
開いた扇を投げて点数を競うゲーム。
わりに簡単にすこーんと当てられて面白かった。
腕に筋肉がない人の方がうまく当たる気がする。
男性は、なかなか当てられず苦心しているようだった。

ところでこの点数表ですが、
「夢の浮橋」という左隅の赤印の技を見てほしいのですが、
落した蝶が起立して、しかもその蝶と台に橋のように扇が引っかかるって
こんな状態にもしなったとしたら、それは超能力者がいるか、
もしくは九蓮宝燈のように、近日中に死ぬのではないかと思います。





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2017/01/28(土)

色々感想

食戟のソーマ(ジャンプ掲載)
ラスボスは主人公父が精神的に追い詰められて失踪したのが
トラウマになって現在の暴君スタイルになったのか。
ラスボスの娘の初恋が主人公父なのもDNAかそうか。

磯部磯兵衛物語(ジャンプ掲載)
主人公のお母さん、1000年に1人の逸材の忍者だったのか。
私はてっきり人間じゃないのかと思ってたよ。

約束のネバーランド(ジャンプ掲載)
ママがクレバーすぎて勝てる気がしない。
これそのまま洋ドラになりそうだなと思います。

宝石の国(アフタヌーン掲載)
シンシャすっかり受っぽくなって…。
というかフォスが強くなりすぎて放蕩者の夫みたい。

マギ(サンデー掲載)
シンドバッドと戦う前に、塔を攻略していくというRPG展開。
シンさんの過去に触れていく感じなのかなー。

魔法つかいプリキュア
百合ラピュタ落ち(両手を繋いで空中に浮かんでぐるぐる回る)。
時間が経って大学生?になっちゃったみたいだけど、
オールスターズの時はどうするんだろう。
どさくさにまぎれて校長先生が昔の彼氏と手をつないでいるのも、
とてもよかったです。

鉄血
もうなんというか、とりあえずイオク様が死んでくれたので何も言いません。
いやどうしよう、ひょっとこのお面のキャラクターが増えたら。



ダウントン・アビー5
トーマス、あんたそんなに性格悪くていつも他人を騙しまくってるのに、
なんでそんなに騙されやすいの?

ダウントン・アビー界でひとりクライムサスペンスを繰り広げるベイツさんですが、
暴行魔に関しては殺ってなかった模様。えっやってなかったの!?やつは偶然死んだの!?

次女の夫の死の知らせが来た日に、髪を切って新しい髪形を披露する姉と、
行楽の予定を決めてキャッキャする周囲…。
こういうクールなのは英国貴族っぽいのかな。でも切れる気持ちも分かる。

バイプレイヤーズ
「相方」というドラマで共演する松重さんと遠藤さん。
衣装もセットも某ドラマに酷似。プロデューサーの説明が
「決してフライトジャケットを着ている方が、
紅茶を飲んでいる方より下とかそういう事ではありませんから。
ああ、もちろんドラマがレギュラー化した時も
紅茶を飲んでいる方だけが残り続けるとかそういう事もありません」
って大丈夫なのこれ!?






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2017/01/29(日)

映画かんそう
「ワイルド・スピード EURO MISSION」

シリーズ6作目。
もうなんか最初のほうの記憶がウロになってきました(笑)。
(5作目のラストばれ)えっと、死んだと思われていた
ヴィン・ディーゼルの恋人が実は生きていて、
記憶喪失になった彼女は敵の手先となって襲ってきます。
幼馴染の自分を思い出せと言って必死に昔話をするヴィン・ディーゼル。
あれっなんか似た話を私は知ってる。キャプテン・アメリカ ウィンターなんとか…。

前作でみんな大金を手に入れたのでセレブな暮らしを楽しんでいますが、
ヴィン・ディーゼルの一大事だということで、全てを放って駆けつけます。
元英国特殊部隊のオーウェン・ショウが親玉の犯罪集団が
なんか大きな犯罪を目論んでるのでそれを阻止してほしい、
達成できたらみんなの国際指名手配を抹消するよ!
あとヴィン・ディーゼルの元カノはショウの部下だよ!とかいう依頼です。

内容ばれ

前作でヴィン・ディーゼルの彼女になった人は、
前カノが生きていると分かったらヴィン・ディーゼルをこころよく送り出して、
自分は身を引きます。
それくらいなら新しい彼女なんか作らずに、
前カノを思って独りでいた方が物語的に格好良かったと思うんですが、
常に彼女がいないと爆発でもする体なのか。

東京でハンを殺したのは、実はステイサムだった!
という意外な事実がエンディングで明らかになります。
ハンと彼女、共にリスペクトし合ってお似合いだったのに残念…。


あー!今年はミステリ作家の故殊能先生のお誕生日を、10日間ほど失念してしまっていた!
もう時差とかそういう言い訳は通用しない超過ですが先生おめでとうございます!






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2017/01/30(月)

映画かんそう
「ドクター・ストレンジ」

マーベル・シネマティック・ユニバースの第14作品目です。
この作品は現在のところ単体で、シリーズ1作目につき、
マーベル映画1本も見てないけど、どれか見てみたい…というかたは
今回おすすめです。これを逃すとまたしばらく続編が続きます。

・BBC「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演
・魔法の表現がすごい
・戦闘のアイディアが個性的

以上3点がセールスポイントです。
天才外科医の主人公は富も名声も手に入れ、順風満帆の人生を送っていたが、
不注意から交通事故に遭い、両手を損傷してしまう。
数度の手術やリハビリの甲斐もなく回復の兆しの見えない事に絶望し、
主人公は噂を聞いたネパールの寺院に向かう。
そこで出会った1人の女性は、主人公に想像を絶する世界を見せる、というあらすじ。

冒頭のシーンが一番ガツンときました。
ビル群が、まるで草原のように、トランスミッションのように、
万華鏡のように、エッシャーの絵のように、そよいで折れて回転していくところ、
すごかった。映像に携わっているひとは「ヤラレター」って感じだったと思う。
スピードや滑らかさが、天地が入れ替わる系映像の現時点の最高傑作。
(3D鑑賞のかたが「映像酔いした」と仰っているのを何度か見掛けたので苦手な方はご注意)

予告映像
https://www.youtube.com/watch?v=PMl_7JDSNqY

内容ばれ

MCUは資金と擁しているスタッフが潤沢なため、
映画として大ハズレはないけど、逆にシリーズNO1になるのもハードル高い。
この映画も、映像すごい、コメディうまい、ラブロマンスありと健闘していますが、
上位3作に入るにはちょっと足りない。
純アクションについては、組立のアイディア、カメラワーク、リズム、において
チームルッソによるCAWS、CACWを越えるのは難しい(たぶん他の全エンタメ映画でも)
ので、この映画ではアクションステージのアイディアに凝るという手法をとっていて、
それは大正解だったと思います。
まず天地が常に入れ替わるアクション(撮影が面倒くせぇな!これ!って思いました)、
つぎにアストラル体によるアクション(実在物質の干渉を若干受ける事でコメディ要素もありました)
最後は戻っていく時間の中でのアクションです。
破壊の中でのドンパチにはいい加減飽きていたので、
再生される街、死んだ人が生き返り、修復されていく壁、
それらをうまく格闘に織り込んであるのはすごいと思いました。映画はアイディアだなあ!と。
ラストバトルがドカバキではなく、ちょっとトンチ風味&根気勝負だったのもよかった。

キャラクターは、マントが最高にかわいかったです。
ストレンジの涙を拭いてあげたりとか!
今後は甲斐甲斐しくお茶を入れてあげたり、
音楽を掛けてあげたり、一緒にチェスをして鬼強かったり、
彼女に「寂しい」とか、なりすましメールを送ったりしてほしい。

残念だったのは、カエシリウスの掘り下げ。
拘束とか壁尻とか、マッツ・ミケルセンがお色気担当みたいじゃないですか!
1人の人間など宇宙の中では染みのようなものだという主張以外にも、
ストレンジと鏡合わせの存在で、一歩間違えれば彼もああなっていたみたいな描写は
もうちょっと欲しかった。彼が失った愛しいもののエピソードでもいい。あと数分。
元カノも、あまりにもいい人すぎてちょっと…。医師というより看護師みたいだったので、
あと数分医者らしいエピソードがあればよかった。
あと、アナザー・デメンションの光景は一体どうしたというくらいダサ…いやレトロだった。
回転する都市風景と同じスタジオ製作なのかあれ?

監督・脚本スコット・デリクソン 。
ホラー畑からアメコミ映画に抜擢された人はとりあえず全員応援する構えですが、
また気が向いたらホラー撮ってよね!って思ってます。

ストレンジの師匠エンシェント・ワンの配役については、
白人がキャスティングされたことで事前にちょっともめましたが、
原作通りのキャスティングをすると中国市場をまるごと捨てる事になるという説明があったりしました。
(むずかしいですね)
そしてティルダ・スウィントンの顔の造形には古代から生きているという圧倒的説得力があり
前腕の動きだけで「このひとは魔法が使える!」と観客を納得させる力がありました。
今作の中で一番すぐれた配役だと思います。

例のごとくエンドロールの途中と最後にオマケ映像が2回あります。







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2017/01/31(火)

映画かんそう
「マグニフィセント・セブン」

西部開拓時代、採掘のために1つの町を支配しようとし、
住人を暴力で追い払おうとする実業家ボーグは、
無差別に人を殺し、教会に火をかけるなど悪行の限りを尽くしたが
住人は無力だった。
夫を殺されて復讐に燃える人妻は、腕利きのガンマンと出会い、
町の守護を依頼する。

「荒野の七人」リメイクです。アントワーン・フークア監督。
あらすじはシンプルですが、7人がともかく格好よくて格好いいので、
格好よさにお金を払ったので満足!という感じの映画です。
7人が非常に配慮の行き届いた配役で、
黒白赤黄、痩せたひと太ったひと、PTSD持ちの元兵隊、
同性カップルのようにもそうでないようにも見える2人、
惜しいかな女性はいないけど、キャラクタの見分けがつきやすいし、
腐女子にも優しい、いい時代になってきました。

この時代の西部に銃を持った黄色人種…?と思わなくもないけど、
寡黙なナイフ使いビリー(イ・ビョンホン)がよかったですね。
初めてビョンビョン(愛称)のこと華奢だな…って思いました。
イーサン・ホークとコンビで…まあ控えめに言っても
腐女子の夢をバケツ一杯盛り込んだ、みたいな、そんな2人でした。
7人全員格好いいけどな!

https://www.youtube.com/watch?v=ATebNTY-mi8

内容ばれ
最初に出てきて殺される夫役のひと、イケメンだな…勿体ないな…
と思っていたらマット・ボマーでした。髭で気付かなかった。

これ女性向け二次創作を書くとしたら、
7人が町に着いてからの夜が延々と続くやつですね。
いやいっそループものにして、
全員を生かすために何度もタイムリープするイーサン・ホークの話を書こう誰か!

デンゼル・ワシントンの復讐に関しては意見が割れると思いますが、
私はあのエピソードなかったほうがよかったかも派。
妹に似てるくらいでよかった。
でないとマグニフィセント6&アベンジャー1みたいな、
カクテルレシピになっちゃう。
それにしてもデンゼル・ワシントン、すばらしいプロポーションですね…。

「荒野の七人」のテーマ、やっぱり格好いい…。
(格好いい乱用)



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