5月日記

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2016/05/01(日)

色々感想(先週分)

キズナイーバー
七つの大罪のうち、インモラルさんだけ捻りがなくて、そしてガチっぽい。

仮面ライダーゴースト
ジャベル×おなりの可能性について色々考えた。
傷付いた敵に優しさを示し、ほだされた敵に守られるって
完全ヒロインもしくは受ポジですね。「拙僧には御仏が…」とか言うんだろうか。
カプ名はジャベおな…?(特に調べるつもりはないです)

ゆとりですがなにか
モンスターゆとりの登場。
どう展開するのか分からなかったけど、カップル2組、4人を中心に話が動くのかな。

真田丸
サイコパス集団豊臣家……めっちゃこわい!めっちゃ斬新!

ムジカ・ピッコリーノ
テルミンって、早いリズムの演奏はできないって思ってたので、
「My Favorite Things」の演奏をされた時は結構びっくりした。

聖☆おにいさん(モニツー連載)
ヨハネさんとイザヤさんの新刊対決、おもしろかった。
帯の推薦文がリンチとディックだったら、どっちを買うだろう…うーん…難しいな。

エルフ湯つからば(モーニングツー掲載)西 義之さん
西先生がモニツーに読み切り描いておられました。講談社に移籍…?
ハーブの湯が気持ちよさそうだった。(小並)

第三王国の長井(ゲッサン掲載)
モテモテ王国からファーザーが客演してました。
長井閣下の語彙が当時と違っているので、ファーザーが第三世界言語で話してるー!!
っていう驚きがあった。




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2016/05/02(月)

映画かんそう
「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」

前回の「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」で
トニー・スタークの作りだした機械生命体ウルトロンが
ソコヴィアに深刻なダメージを与え、
かねてよりアベンジャーズの国境を越えた活動を
危惧する声は大きかったが、それをきっかけに政府から、
国連の下部組織となるよう圧力がかかる。
アベンジャーズ内部は協定に賛同するものと反対するものに分かれて
議論が起きるが、そんな折、キャプテン・アメリカの親友で、
過去に洗脳を受けテロリストとして指名手配されていた人物が
姿を現す……というあらすじ。

アクションが最高です。MCUシリーズでも1、2の出来です。
前作「ウィンター・ソルジャー」で培われたノウハウに
ありとあらゆるアイディアがプラスされてとんでもないクオリティに。
いいアクションコーディネイターさんが付いているのと、
それに加えて短いショットをマシンガンのように繋いで、
カメラの角度や対象物の位置がどんどん変わるのに
ロングショットを適度なバランスで入れてある撮影と編集センスの合わせ技で、
分かりやすくかつ迫力あるアクションシーンには定評がありました。
今回は各人の能力を組み合わせて協力プレイをしたり、
相手の弱点を自分の特性でうまく突いたりと、組立てがチェスのようでした。

映画の出来としてはMCU内で4番目くらい…。(個人の意見です)
ちなみにMCUで私がNO1だと思うのは「ウィンター・ソルジャー」で、
監督は今回と同じくルッソ兄弟です。
兄弟はアベンジャーズ3の監督に決定しています。

キャラクターを敵対させる作品でありがちなのは、
便秘なの?と聞きたくなるくらい登場人物をヒステリックにしたり、
あるいは合理的な回避策をとらせないために知能を下げる方法ですが、
この作品は人物の性格はそのままで、
彼等がどうしてもそうしなければならなかった理由についても
よく煮詰めてあって、理解できるようになっていました。

全体的な雑感

そもそも私は、インタビューで、ものすごい泣くから!って
役者さんが言ってたのと、あと原作があれであれなので、
たぶんどっちか死ぬだろうって観念してて、
詳細に言うと、追い詰められたキャップとバッキーが
手を繋いで、覚悟の上で高い所から身を投げて、
そしてキャップだけが助かるんだろうな…って何故か確信してました。
あと原作無印シビルウォーにはバッキーの出番はないので、
かつ決定していたキャストの数もめっちゃ多かったので、
ちょっと2人の友情の決着に関しては半分諦めていました。
そして原作のアイアンマンとキャップ、双方のエゴのぶつかり合いと卑怯っぷりが
ものすごいので、覚悟もしてました。
でも、何ていうか、ちゃんと人柄そのままに苦悩しながら対立して、
社長のコンプレックスとキャップへの捻じれた執着、不器用な思いやり、
キャップの非人間的な部分と私人としてのスティーヴの違い、
世界と親友のどちらかを選ぶ感情の揺れを描いてくれてました。
その上で、たぶん会社からの指示により登場させたあの人数のキャラクターをさばいて
アクションにつぐアクションを盛り込んでくれたのだから、監督には感謝しかないです。
「アベンジャーズ1」でも神業だと思いましたが、あれの更に高難易度があるなんて。
(私はウェドン監督も大好きです)
(エイジ・オブ・ウルトロンが最高だとは思わないけど、あれは課されたタスクが多すぎた)
(次回の伏線を幾つか張れとか既存フラグを折って違う人間とくっつけろとかで尺をとられるのはよくない)
(面白さって、飼育の難しい繊細な生き物みたいなものですぐに死ぬって理解して上の人)
興行的に大勝利を収めそうで、感謝&感謝。素晴らしい作品が売れなくて打ち切られるのは悲しい。


ねたばれ箇条書き。というか自分用メモ?実況?(気持ち悪い・長い)

・あのレトロな車が夜道を走るシーンで、大体大筋が分かって覚悟した。
・「熱望」「錆つき」「17」「夜明け」「灼熱」「9」「温情」「帰郷」「1」「貨物車両」
 貨物車両って単数なのは意味があるのかな?もう一度字幕を見て英単語で確認します。
 貨物車両と帰郷ってバッキーの記憶に合わせてるのかと思ったら、
 帰郷はhomecomingでスパイダーマンの次回作にかけてあるのですね。
・連携戦闘が見応えあった!yes!ってなりました。
 ワンダさんが万能で、キャップ(たぶん強化人間なので重い…)を飛ばしたり、
 敵を浮かしてサムが轢いたり、ガスを除去したり(物理法則的にどうなんだろう?)、
 RPGならずっとチームに入れておかれるタイプ。
・出たー!ナタ姐のダブルヘッドシザーズ・ホイップ(キン肉マンっぽく)
・ラゴスでも強い子のミロは人気らしい。
・サムの進化がやばい。ウィングがかなり強化されたみたいで、
 翼が盾状になって銃弾を弾いていた。軽くて硬いあの素材は何だろう。
 ドローンにレッド・ウィングって名前付けちゃって、可愛がってるのがおちゃめさん。
・仮にも知り合いだったラムロウに対するキャップのあの関心のなさ、
 もぎ取った右手の装備を投げ捨てる無慈悲な顔とか震えます。
・「お前の親友、お前の相棒、お前のバッキー」
 「めそめそしてた」っていう、キャプアメ沼を震撼させたラムロウさんの煽り、
 入院期間が心底退屈で、ネットで二次創作を読みふけって推敲したんだろうなって思いました。
・初見さんへの、トニーの両親に関する説明が今回もスマートでした。
 研究開発費611,000,000ドルってCAシリーズ製作費総計とかかな…。
・なぜアメコミ原作映画の殺される母親はみな真珠のネックレスをしているのか。
・原作では死んだ男の子はダミアンでしたが、映画ではチャーリー・スペンサー。
 原作みたいにツバを顔に吐かれてたら、ショック死しそうだな、MCUのトニーは。
・ワンダさんのお部屋、なんか普通で可愛い。あの男の子の写真はピエトロなんですかね?
 髪の色が違う?と思ってたんですが、染めてたのかな。
・キャップが「全員を救えるわけじゃない」って言ったのは
 やや「エイジ・オブ・ウルトロン」と矛盾すると思います。
・37t級の核弾頭のくだりは、吹き替えでやっと意味が分かった。私があほなのかもですが。
 吹き替えのテキストを字幕表示はできないものか。字数制限か。そうか。
・強いヒーローが現れるのに比例して、敵が強くなり数も増えるっていう
 ヴィジョンの説おもしろい。論文を書こうヴィジョン。
・議論シーン、誰の言っている事も一理ある。キャップが色々ありすぎて
 組織が地雷になってるのも分かる。地雷の押し付けはよくない。
 この時点で円満離婚していれば…。
 たぶん国連がよっこらしょと重い腰を上げてアベンジャーズ出動要請するまでに
 キャップチームが全部終えてただろう。結末は同じだろうけど、トニーが傷つかずに済んだ。
・葬儀で語られたペギーの言葉、忘れてたけど原作で出てきたキャップのセリフなんですね。
 ネットで見かけて、あっそうかと思いました。
・サムも葬儀に付いてきてくれるし、ナタ姐も駆けつけてくれる。
 キャップは色々辛いことの多い人生だけど、とりあえず人間運だけはパーフェクトですね。
 このシーンの実のお姉さんみたいなナタ姐の態度好きです。
 この映画の微妙なバランスでどっちの陣営も助けつつゆるぎないナタ姐のキャラクター、実にいい。
・ワカンダの死者はバーストとセクメトに導かれて緑の地に行くって言ってたけど、
 バステトとセクメトだな。ワカンダってエジプト神が信仰されてるのかな?
・ブカレストで潜伏中のバッキー、中の人の母国語、プラムを買うシーン、
 優しい笑顔でした。というか割と台所用品がこまごまとあって、
 ノートの上にはお菓子とかもあり、食いしん坊バンザイ生活を送っていたのか…?
 いや、かわいい!それもかわいいけど!
・2人の再会のシーン、すぐ戦闘が発生するので短い遣り取りでしたが、
 なぜ川で助けてくれたのかという問いかけ、二次創作で何度も何度も見ました。
 祝!公式化!
 そして強化人間2名による、若干手加減の入った無双スタートですが、
 キャップが自分を助けるために追っ手をぶちのめすたびに、
 「!?」って感じで見てるバッキーがかわいかった。
・初登場のブラック・パンサー殿下、写真を見た段階では「地獄の猫コスプレ男」
 だったのですが、親孝行の王子さまで人格者だったので
 瞬く間に「キャー!殿下ー!」という立ち位置に。
・「ネコが好きなのか」聞いちゃうサムが好き。
・しかし「何世代にもわたってワカンダを守ってきた」ということは
 前国王陛下もあのコスチュームに夜な夜な身を包んで活動なさっていたのか。
 それはそれで見たい。
・ヴィジョン、原作通りワンダさんとカップルになるのかな?
 ウルトロンがなりたくてなれなかった高次元の存在が
 気になる女の子に手料理作ってあげて、失敗してるの面白い。
・石の話の前振りがあった。
・ペッパーを見掛けなくて、「もしかして、おめでた…?」って言っちゃう、
 キャップのあの即座に地雷の上で連続ジャンプしちゃうスタイル、キャップらしいと思う。
 ここの2人の会話、実によかった。「完璧な歯をへし折ってやりたくなる」も
 全部聞いたら悪い言葉じゃなかった。「無視できたらいいのに」「嘘だろ」「ああそうだな」
 もいい雰囲気だった。サイン寸前だったのに。
・ワンダの軟禁でキャップの態度が激変したのは、
 バッキーが長期間監禁されていたからかなとも思う。
・ジモ氏に操られたバッキーの連続戦闘、対トニー、対シャロン、対ナターシャ
 対殿下、連続で入ります。
・そしてCMで流れていたヘリコプターのシーンですが、最初に見た時、
 即座にヘリの機外吊り下げ最大重量と重量挙げの世界記録を調べた。
 筋力も常人の4〜5倍と考えるとそれほど矛盾してはいなかった。
・ここで落下がありました。1でバッキーが落ち、2でキャップが落ち(バッキーが助け)、
 3では2人で落ちてキャップが助けました。
・家族のメッセージを聞いているジモ氏、
 この時点では「お前、家に帰れよ!」って思いますがあとで意味が分かります。
・アントマンのエンドロール後にあったシーンがここに入ります。
 「今はどっちのバッキーだ」っていうキャップの言葉が優しい。
 暗殺者の方のバッキーも、薄汚い犯罪者とは捉えてないんですね多分。
 「キーワードを言われると抵抗できない」ってまた
 とんでもない設定をぶちこんできましたね公式。
・5人のウィンター・ソルジャーっていう設定もおいしい。
・スパイディの別の愛称って日本で定着してないので
 「階下の人」って何のことなのか瞬時には分かりかねました。
 それにしてもまた思い切ったキャスティングで来ましたねメイおばさん。
 色っぽい!
 下品な事を言いますが、アメリカの男児は今後、
 「俺の性の目覚めは映画のメイおばさんだった…」「わかる…」
 っていう子が多くなるのでは。
・ホークアイがワンダをつれていくところ、手を繋いでて、
 自分の娘みたいな気持ちなのかな?って思いました。
・殿下の女ガードとナタ姐の「どけや」「断る」というやりとり、
 またまた下品な話をしますが、殿下の秘蔵アダルトコーナーには
 キャットファイトものが多くあるような気がしました。
 あそこの殿下、あまりにもいい笑顔すぎる。
・キャップのキスシーンはちょっと唐突に感じられましたが仕方ない、
 1からずっと誰か女子とキスするイベントがあったから、今回消去法でシャロンなんでしょう。
 むしろあそこのメインは、ニコニコしてるバッキーとサムなんだろうなと思います。
 というかなんとなく仲良くなっている2人。
 誰とでもごく自然に仲良くなり、誰のことも気遣えるサム。
 アベンジャーズの中のだれの能力が欲しいって、サムのコミュ力が欲しい切実に。
・スコット「あなたなんかが俺ともあろう人に声をかけてくれるなんて」
 って英語ではどうだったんだろう。キャップが公的な顔になってるのよかったです。
 あの人案外人見知り。
・アベンジャーズ大激突の舞台は当然市街地でなく、避難勧告の済んだ空港。
 この時点でキャップチームはジモ氏の陰謀を掴んで
 5人のウィンターソルジャー復活阻止に動いているのですが、
 トニーチームはソコヴィア協定とバッキー捕縛のために動いており、
 言い逃れととられて信用してもらえずに終わる。
 関係が悪化していなければあるいは信じてもらえたかもですね。
・企画概要をネットで読んだ時は、キャラクターが多すぎて失敗するだろう…
 と思っていましたが、アベンジャーズの誰とも知り合いではなく、
 事情もよく分かってないスパイダーマンとアントマンの参加は
 本当にありがたかったです。彼等がいないと本当に内部抗争で辛すぎた。
 「キャプテン、ファンです。ぼくはスパイダーマン」
 「この腕メタルなの?すごいね」とか和んだ。
・ここからは能力バトルです。ワンダさんは車をぶつけまくり、
 アントマンは例の収縮技術を応用しまくり、
 小さくなってトニーのアーマーの中にもぐりこみ、
 (「あんたの良心だよ!」最高でした)
 飛べるものと飛べるもの、前衛派と前衛派、うまく組み合わせてありました。
 なんといってもアントマンのあれ。原作にもある設定ですが
 映像にするとまぬけだろうから使われないだろうと誰もが思っていたあれを、
 まぬけを逆手にとって映像化!映画が終わった後で真っ先に話題にしている人が多かった。
 この映画の1番の名シーンになるでしょう。
・戦闘中でもちょっといい感じの会話をするナタ姐とホークアイ。
 「あなたが本気出さないから」ってワンダが割って入るの、
 娘がパパの恋人に焼きもち焼くみたいで可愛かったです。
・「まだスゴイ必殺技を隠し持ってる奴はいないか」
 心折れかけてるトニーの気持ち分かる。
・「帝国の逆襲」の会話のところのトニーも面白かった。
 というか全体的にトニーがリアクション芸人化してたな。
・倒れているスパイディーを見るシリアスな顔、RDJの演技上手かったですね。
 というかトニーもキャップも未成年者をスカウトするのはどうよと思う。
・倒れているワンダさんと、良好な関係にはもう戻れないことに動揺するヴィジョン、
 そして攻撃を要請するローズ、この絶妙な匙加減とタイミング。 
 でも車と同じで、人間の失神とOSダウンに備えてパラシュート的な装備は必要だと思うんだよ。
・殺された本物の精神科医は監督だったそうです。
 監督の映像は何度も見てるのに気付かなかった悲しい。
 ジモ氏、滞在中はシャワーどうしてたんだろう。
・ウィンター・ソルジャーの犯した殺人についての
 キャップとバッキーの会話も二次創作で何百回も(略)公式化!
・ここでトニーが精神科医の陰謀に気付きますが今度はロス長官に信じてもらえない。
・監獄のシーン、ホークアイの唄は英語だと「ロウ、ロウ、ロウ」
 吹き替えは「ホウ、ホウ、ホウ」法律にこだわるトニーへの皮肉ですが
 上手いこと言いおったな感!
 彼が異様にトニーを敵視するのは、ピエトロが死んだ原因の何割かが
 トニーにあると考えているからかな……?と思いました。
・多くの腐女子が気絶した、スティーヴとバッキーの昔話。
 バッキーが忘れてしまった彼女の名前を覚えているスティーヴとか、
 彼女の名前は忘れているくせにスティーヴがどうしたこうしたと細かく覚えているバッキーとか。
 公式が殺しにかかってきた!
・追ってきたトニーとの和解。
・キャップを間近に見て、
 「お前の目は綺麗な青だと思い込んでいたが実物は濁っていた(吹き替え)」
 (字幕は「緑が混ざっていた」)
 と言うジモ氏。
 それは要するにエイジ・オブ・ウルトロンでキャップがムニョムニョを持ち上げられなかった事、
 ひいてはキャップが本作で正義よりも秩序よりも親友を選んだことを言っているのかな?
 って思いました。
 緑って、エルファバやロキやもちろんハルク、嫉妬の色、とあまり良いニュアンスではないんですよね。
 クリス・エヴァンスさんの写真をじっと眺めても緑が混じっているようには、私には見えないし。
・そしてあの映像。
 監督がこの映画を撮るにあたって念頭に置いていた映画で「セブン」の名が挙がってましたが
 まさかまさかそう来るとは。どうしてこんな酷いことを思いつけたんだろう。好きだ。
・ハワード、自主的に血清を作ったんだろうか。違ってほしいけど、もしそうなら嫌だ。
 キャップみたいな人を増やしてどうするつもりだったんだろう。
 依頼で作ったのなら、依頼機関があほだと思う。開発者に運搬させるとか。しかも夜に。
 アースキン博士が白昼堂々、多数の目の前でどうなったか知らない筈ないだろうに。
 あとハワード、専攻はなんなの?
 (スターク社の研究チームで開発したならその後いくらでも量産しただろう。なので違う) 
・「バーンズ軍曹」ってよく分かりましたね。
・サムの親友ライリーの死は大丈夫だよなって思った。
・「エイジ・オブ・ウルトロン」で秘密を持つことをあんなにも嫌い、
 今作でもペギーが姪の任務を知りつつ自分には隠してたんだろうかと気にしていた人が
 なぜトニーに言っておかなかったんだろう。
 この映画でただ1つ、キャップが間違ったのはそこだと私は思う。
 そしてジモ氏はどうしてトニーにその事実が伝えられてないと確信してたんだろう。
 見るからに会話が足らなそうだからか?わーんその通りだよ悪かったな。
・そこからはあの辛い戦闘のスタートです。辛い…。
 バッキーは、もっと機敏に動けるスペックの人なのに
 キャップの指示を受けて動くために数秒行動が遅れるのが何度もあったのって
 どうしていいか分からなかったんだと思う。
・「覚えてもいないのか」「一人残らず覚えてる」
 「過去は変えられない」「知った事か 母の仇だ」
 辛い。でもキャップはトニーを殺すつもりは全篇を通じてなかったという解釈です。私は。
・あれだけ登場人物が出てきて話が崩壊しなかったのは、
 父親を殺された人が3人出てきて(ジモ氏は妻と子と父)、
 復讐の連鎖と昇華っていうラインが1本通ってたからだと思う。それでも危うかったけど。
・「盾は置いていけ。父が作った盾だ。お前にはふさわしくない」
 って別に盾に執着してのセリフじゃないと思う。
 トニーが本当に言いたかったのは別の言葉だと思う。
・だのにキャップはまったく躊躇せず盾を置いた。
 契約も保証もない人体実験に参加して、
 自分の命も人生も全部捨てて貫いた正義の象徴の盾。
 私はルッソ兄弟の描く、清廉潔白だけどちょっと理解不能な部分のあるキャップが好きなんですが、
 18のときから1人で、軍隊にも居場所がないと感じていた、
 物事や人への執着が薄く、面と向かってdisられても反論せず、防御本能が希薄で、
 それでいて求心力は異様に高い彼。 
 下手するとウィンター・ソルジャーとは単にベクトルが逆なだけの正義人形だった彼が、
 盾を捨てて、和を乱し、世界を敵に回してもいいって思える対象があって本当に良かったと思う。
・最後のバッキーの選択、たぶん長い話し合いがあったんだろうけど、
 もう聴覚を失ってもいいじゃない、キャップの側にいてあげて!って思いました。
 きっとバッキーは自分の意志を曲げずに、結局キャップはそれを尊重したんでしょう。
 でもなるべく早く起こしてあげてね…。
・考えてみれば何の特殊能力ももたない普通の人間のヴィランが「経験と忍耐力」で
 目的を遂げ、アベンジャーズは敗北し、分裂したままで終わるというのは
 MCUでも初めての作品だし、ヒーロー映画でも前代未聞だ。


新作を1本見るだけでどんどん好きなキャラクターと好きな俳優さんが増えて、
怒ったり笑ったり二次創作したりできるMCUは、娯楽としてもコスパが高いし、
軽く宗教と言ってもいいくらい、でかいコンテンツのように思います。
以上長い感想終わり。





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2016/05/03(火)

1年ぶりに
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
に行ってきました。

新アトラクション「ワンド・マジック」が始まって、
それは「マジカル・ワンド」(4900円)を購入して
所定の場所で呪文を唱え、指南書通りに杖を振ると、
様々な魔法が使えますよという内容。

キャラクターの杖は7種と聞いていたので、
へぇー、まあ3人組と校長と俺様とスネイプ先生と、
あとまあフォイフォイとかで、
しりるは入ってないだろうねって話してたんですが、

なんとシリウスがあった!
シリウスがあった!
シリウスが!

即座につかんでレジに札を叩きつけた!
主要登場人物7名の中に入れるなんて!
これは是非とも次の何かにつなげたい!
なのでしりるな皆さんは特に欲しくなくても買ってください…。
2本買えばお箸にもなるぞ!(ならない。重い)

「ワンド・マジック」は結構センサーの判定が厳しく、
成功しない時は成功しません。
3回失敗するとまた今度!っていうクールなアトラクションです。
たぶん子供に合わせていると思うので、
声は大きく高く、杖のモーションは小さめがいいという気がしました。

連休という事で3時間待ち再びか!?って警戒して
エクスプレスパスを買い、開場時間30分前に行きましたが、
混み具合は恐れていた程ではなく、お店もアトラクションも
1時間前後くらいの行列でした。
(あ、でもゾンコの店はかなり規模縮小してた。)

関係ないですが、今回ご一緒したしりるさんが、
小学生の頃にハリー・ポッターを読み始めたという方で、
ちょっと理解できなくてしばらく放心しましたが、
え?あれ?今もちょっと理解できない。(1巻は1997年)
や、でもあれですね、さすがに小学生の時に読まれただけあって、
すごい記憶力ですね。
登場人物やアイテムや種族の名前や魔法がすらすら出てくるの!
私なんか主要登場人物で精いっぱいですよ…。

ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーは
3Dより2Dのほうがよいように思いました。
すごい暗いというか黒い…。
そして今回たぶんはじめて、談話室の内装に
貴婦人と一角獣が使われているのに気付きました。
あの世界は本当に3巻(というかキュアロン監督のアズカバン)がベースなのだなあ。
シリウスはいつまでも捕まらず、誰もまだ辛い目に遭ってない。
何度行ってもいいものです。

「進撃の巨人・ザ・リアル 4−D」にも行きました。
なんていうか、「リヴァイ兵長に匹敵する実力の持ち主だが
普段はのらりくらりしていて、とうとう本気を出せと兵長に叱られて
ミカサから一目置かれて、サシャから尊敬される俺」の視点で
アニ捕獲作戦が展開するのですが、
ちょっと、あの、ヤレヤレ系ラノベみたいで背中かゆかったですね…
と終わった後でフフフってしました。




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2016/05/04(水)

「NHKスペシャル 若冲天才絵師の謎に迫る」を見た。

200年間公開されなかった天井画を撮影、CG合成で復活させたり、
新たに見つかった双幅画の鑑定シーンがあったり、
作品を科学技術で解析して画法を特定したり、
なかなか面白かったです。

修正の痕跡がなかったとか、
あと鳥の羽を書いた細い線が、機械みたいに正確で、
どうやら下書なしの一発書きのようだったり、
南天の色の違いを1コ1コ塗り重ねる回数の違いで表現したり、
570枚の紅葉の色を、表と裏の重ね塗り有無で塗り分けたり、
ああ多分ものすごい集中力と根気を持った人だったんだろうなあ…って思いました。

何でも東京の方では展覧会があって、
体の弱い人はとても並べないほど長蛇の列だそうですね。
うーん、西に来るかな?来たとしても
自分のペースで見られない絵の展覧会は苦手なんですよね。
まあみんなそうでしょうけども。





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2016/05/05(木)

ドラマかんそう
「GOTHAM/ゴッサム」
シーズン1 15話〜22話(ラスト)まで

バットマンの少年時代を描くシリーズです。
父から受け継いだ会社が不正をしているっぽかったり、
執事のアルフレッドが英国軍特殊空挺部隊にいた時代の昔の男がやってきて、
ウェイン邸にお泊まりし、
意味深におぼっちゃんに昔話をしてみたりします。

内容ばれ

この人はスケアクロウかな?
この人はジョーカーかな?という人が出てきました。

最後に、わりとたくさん死ぬ。
えっあなたあんなに頑張ってきたのに、
そんなあっけなく!?って感じに死ぬ。

ゴードン刑事の前カノの
バーバラはヴィラン化すると思ってましたが
なんか違うかも…。
ところで名前で検索したら
バーバラ・ゴードン=ゴードンの娘って出てきて
「!?」ってなりました。







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2016/05/06(金)

映画かんそう
「アイアムアヒーロー」

ゾンビ感染パニック長編漫画を映像化。
漫画家を目指すアシスタントの主人公は、
同棲中の彼女と喧嘩して家を追い出される。
恋人からの電話を受けて戻ったときには、
彼女は変わり果てた姿になっていて、主人公に襲い掛かってくる。
感染が広がりつつあったそのウィルスはZQNと呼ばれ、
パニックは次第に大きくなっていく、というあらすじ。

私は原作の、女や社会に対する鬱憤が透けて見えるところが苦手で
途中で挫けてしまったのですが(台湾がちらっと出てくるあたりまで既読)
さすがに映画はそのあたりのエピソードはざっくり削ってあって、
主人公が大泉さんで人柄が大幅に底上げされて、とっても楽しく見られました。

ゾンビも色々個性豊かでよかった。
生きている間の生活習慣を繰り返したり、
以前の思考の残滓のようなものが少しあるのですが、
単なる記号の域を出ないゾンビよりも、当然ながら怖かった。
特に走り高跳びのゾンビが最高でした
(感染前は高跳びの選手の大学生で、ゾンビ化した後も優れた身体能力を持ち、
トリッキーな動きで襲い掛かってくる)

エンドロールを見ると大がかりな韓国ロケが行われたようです。
日本だと公道でのカーチェイス撮影とか難しいせいかな?

一応この作品の中で完結します。でも続編作れなくもない。

おちばれ

でも絶対あのアウトレットパークから出ない方がいいと思う。
だってゾンビが100体ほど減って、3人に対して食料が1万食ある訳でしょう?
ゾンビもの作品では滅多にお目に掛かれないパラダイスな状況ですよ。

主人公がいい人になったせいもあって、
恋人の女性がちょっと嫌な人になったのは残念でした。
感染してもなんとか主人公にうつさないようにしようとしたエピソードとか
好きだったんですが…。

片桐仁さんが漫画家役で出ておられます。
続編があったら活躍なさるかも。






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2016/05/07(土)

色々感想

今週はジャンプがお休み、サンデーもお休み。

マギ(先週のサンデー掲載)
もうすでにアリババくんという決まった相手がいるアラジンくんに
真顔で自分のマギになってくれと言えるのはシンドバッドくらいのものだろう。
うーんでもこの展開、別にカップリングとかではないですが、
アラジンくんがシンドバッドを選ばざるを得ない状況がきそうで心配。

進撃(別マガ掲載)
すっげぇ!人類最強なのは知ってたけど本当に最強だ。
あとアルミンが海を見るのを諦め始めちゃったよオイ!
(自分が死ぬ前提の作戦?)

真田丸
例の陣羽織のエピソード、家康が芝居が苦手という設定で
コメディに早変わり。
セリフをどんどん増やされてハードル爆上がり(笑)
お気のどく…。
まさか姉上の再登場、こういう形になるとは思いませんでした。
あと茶々に接近する男は全員謀殺されるという設定が、
きりさんとの距離を縮めるエピソードに繋がるとは思いませんでした。

ゆとりですがなにか
いじめ問題と、パワハラ示談、みんなで主人公のお宅訪問、
めまぐるしい…。
うちの職場、ふつうに新人が飲み会の幹事やらされてますが、
あれってやばいのか…。

救命医ハンク7 セレブ診療ファイル
ハンクがオークションにかけられます。(チャリティ)
独身の女性はこぞってご参加ください。独身の男性も。
という弟のマイクパフォーマスンス。
1千万円で落札されます。

うーん、トランスジェンダーである事をルームメイトに打ち明けて
それは受け入れてもらえたけど、その子が周囲に喋っちゃって、
夜道で襲撃されて蹴る殴るの暴行を受ける…って21世紀のドラマなのかこれ。








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2016/05/08(日)

映画かんそう
「ちはやふる 上の句」

競技かるたに青春をかける主人公の、友情や恋愛を描く人気漫画を映画化。
勢いよく小学生編をカットして、高校生編に絞った話の作りが
分かりやすくてよかった。
私は原作、序盤で脱落しました。
これは原因とかは特になく、なんとなくです。再挑戦したい。

主人公は姉が有名モデルで、自身も美少女なので
彼女目当ての男性入部希望者が、かるた部に列をなすほどなのですが、
彼ら全員が走って逃げだすくらい、阿修羅のように激しいかるたシーンでした。
特に競技中の場面は鮮明なスローモーションにCG処理、実写ならではという感じでした。

主人公と2人の男子の、
友情というか恋というか友情というかのエピソードもかわいかったですが、
部活のみんなもかわいかった。
とくに大江さん!天使か!




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2016/05/09(月)

読書かんそう
「人間の顔は食べづらい」白井 智之さん

全哺乳類に感染するウィルスが蔓延し、
人間はヒト科にのみ有効なワクチンを開発して絶滅を免れたが
食肉を断念せざるを得なかった。
しかし動物性たんぱく質を必要とする人間のとった手段は、
食用人間の培養飼育だった、というあらすじ。

第34回横溝正史ミステリ大賞最終選考に残り、
有栖川さんと道尾さんに絶賛されながらも大賞は逃した小説です。
ホラーではなくSFでもなくミステリーなので、
奇抜な設定はトリックのためにあります。

人間を飼育して発注者へ配送する施設「プラナリアセンター」。
そこで顧客に、本来なら送られる筈のない頭部が荷の中に入っているという事件が起こる。
従業員の和志は、その件の犯人とみなされ、
彼は自身の無罪を証明しなくてはならなくなる。というあらすじ。

これ肉を食べたい人は自分のクローンを業者に製造してもらって
死体の状態で送ってもらって食べるのですが、
かなりハードル高いというか半数以上の人は諦めて菜食主義になると思うんです。
でも文中に、久しぶりに焼き肉が食べられるぞ!みたいな箇所があり、
それだけで私の「いやOKOKいけるいける!」ゲージが高まったのでした。

おちばれ

どんでん返しは複合なので、大概の人は引っかかると思います。
というか私も引っかかりました。
クローンを使ったアリバイは単純すぎるからそれはないだろうと思っていた。

名探偵のようなものだと自称し、読者もそう認識する人物が途中で
あっけなく死んでしまうの久しぶりに見た。

登場人物はみなさんあまり好きになれない感じ。






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2016/05/10(火)

映画かんそう
「イコライザー」アントワーン・フークア 監督

ドラマ「ザ・シークレット・ハンター」の映画化。
ホームセンターで働き、夜はお気に入りのダイナーで読書をする
という慎ましい生活を送っていたデンゼル・ワシントンは、
しかしダイナーで顔見知りになった娼婦のクロエ・グレース・モレッツが
売春組織により大怪我をさせられた事を知り、単身組織に乗り込む。
実はデンゼル・ワシントンは引退した凄腕のエージェントだった、というあらすじ。
その場にあるもので戦闘しちゃうよ系。

ご年配ヒーロー無双ものって、娼婦がヒロインで
なおかつ酷い目に遭うプロットが多い気がするけど(次点:女児)、
きっと過去作品で有名なやつがあって、それが始祖になっているのでしょうね。

内容ばれ

顔見知りの娼婦だけではなく、職場の同僚の実家もなんか酷い目に遭うのですが、
コナン君や金田一少年が殺人事件を呼び寄せるように、
このデンゼル・ワシントンくんもヤクザを呼び寄せる体質なのかもしれない。






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2016/05/11(水)

最近、人様に教えて頂いて初めて知ったのですが、
JKRの「カジュアル・ベイカンシー」がいつの間にか英国でドラマ化され、
いつの間にか日本で放映していたようです。(一応待ってた)
エー!聞いてないよー!

といっても、私がすごく見たい!って訳じゃなくて、
原作は苦行すぎるので、未読の人にドラマ版をすすめようと思ってたっていう
ただそれだけなんですけどね。
あとNHKで放映するだろうと思ってたんですが、
どうやら有料チャンネルでの放送だったみたいで、
どちらにしろ見られなかったようです。

それからカリスマ書評家ミチコ・カクタニさんに
「この作品には期待を裏切られただけではない。はっきり言って、つまらない」
ってズバッと袈裟懸けにやられてたとか知らなかった。

http://www.amazon.com/The-Casual-Vacancy-DVD/dp/B00TFANQUM

そういえば私の周囲にポタ以降のJKRの作品を
現在も追っている人が1人もいないんですが、
「カジュアル・ベイカンシー」の頃はごく少数いらして、
みんなあれで心が折れちゃったというのが私の印象。
(あたいのこと忘れてるよ!あたいはコーモラン・ストライクシリーズ読んでるよ!
という人が私の周囲にもしおられたら、ごめんなさい教えてください)




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2016/05/12(木)

映画かんそう
「リピーテッド」

ニコール・キッドマン主演。
主人公は記憶を一日しか保てない女性。
目覚めたときに隣に寝ていた見知らぬ男性から
自分たちは夫婦だという事と、自分の病状を説明され、
ショックを受ける。

しかし医師からの電話で、自分が夫に黙って治療を受けていた事を知り、
また自分が夫に対する不信を記録映像に残していたことから、
主人公の混乱は増していく。

真相は、まあ、はい、という感じ。

犯人ばれ

みなさんの感想を見に行くと、「コリンはいいひとじゃん!」
って意見が散見されて、コリン・ファースのいいひとパワーを実感しました。
いやあれジャック・ニコルソンが演じてたらシャイニング案件ですし!射殺案件ですし!

それにしても妻が不倫して、その妻の大親友と夫が不倫するとは何という不倫パラダイス。

最後のアダムとの会話がよかったです。
「プー、朝起きた時、最初に何を考える?」
「朝ごはんは何かなあ、だね。ピグレット、君は?」
「今日はどんなワクワクすることが起こるだろうなあって考えるよ」
A・A・ミルン「くまのプーさん」

まあ人間色々あるけど、つらいときも不倫なんかせずに
朝ごはんのことだけ考えて生きた方が絶対いいよ。






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2016/05/13(金)

行った事のないマイナーな映画館で
どうしても見たい映画が上映されていたので行ったけど、
その映画館は現在は使用されてない百年近く前の公共の大きな建物の中にあって、
照明の暗い階段を夜に1人であがっていくと、
古めかしい木のドアの奥にチケットブースがあって、
上映室は雛壇の上に座椅子が置いてあって、
なんかそれ自体が映画のような不思議な場所でした。
面白い体験をした。

キャプテン・アメリカのページを更新しました








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2016/05/14(土)

色々感想

ハンター(ジャンプ掲載)
能力バトルの能力説明が2週にわたって続きましたが
もはや難しすぎてどこに盲点があるのか分からなくなったので、
誰か図解してほしい。

磯部磯兵衛物語(ジャンプ掲載)
トーナメント方式のバトルで、
相手チームの弱みを調べ上げて、それをチラつかせて不戦勝と言うのは
ありそうでなかった…しかも主人公側が…。

マギ(サンデー掲載)
全てを見通せる絶対の正しさを持ったシンドバッドが、
人間が愚かな間違いをしないよう世界の法則を整えようとしているのか…。
でもアラジンくんはそれをよしとせず、人間は愚かな間違いを繰り返して
傷付いたり死んだりしながら、学ぶ権利があるとそう考える訳だな。
これどっちが不正解とかじゃなくて難しいな。
それにしてもシンさんイケメンすぎて、「イケメンは正義!」って言いたくなるな。

銀英伝(ヤンジャン掲載)
グリーンヒル大将まさかの萌えキャラ化、
フレデリカはヤン沼住人化、ヤン断面図、
パンイチマッスル登場、と狂気の回でした。
フレデリカの改変については賛否両論だと思いますが
私はOKです

症年症女(SQ連載)原作:西尾維新さん 漫画:暁月あきらさん
絵柄に華のあるのとないのがあるみたいに、
アイディアにも華のあるなしがあると思うけど、
西尾維新さんのアイディアって華があるなーって毎回思う

プラチナエンド(ジャンプSQ掲載)大場つぐみさん×小畑健さん
登場人物のクズ・ゲス・ミソジニー率が高くて挫けそうになりますが、
登場人物の状況把握、対処の速さもまたピカイチですね。
プラマイゼロ?

仮面ライダーゴースト
たこ焼き屋さんのフミ婆が亡くなって、
アランがたこ焼きを持って戦場に現れて
たこ焼きを持ったまま変身した。

ニチアサでレギュラーの非戦闘員の大人が亡くなるのって珍しいな。

真田丸
久しぶりの再会に、お互いに顔を触って匂いを嗅ぐ真田兄弟、
犬みたいでかわいいです。

ゆとりですがなにか
「私達モンペじゃないですよ!」って言いながら
モンペが次々やってくる恐怖。ちょっとホラーだった。
ご家庭でのマンツーマンのお姫様王子様扱いを、
30対1とかの学校でも適応しようとするのは無茶だ。





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2016/05/15(日)

映画かんそう
「マクベス」ジャスティン・カーゼル監督

マイケル・ファスベンダー主演。
イギリス、アメリカ、フランス製作。

映像表現は凝っていてストーリーラインの簡略化などはありましたが、
割と直球のマクベスでした。びっくりした。
戦場と魔女の演出表現が面白かった。

しかし映画としてどうかと言われると、
数百年かけて進化してきた物語のノウハウ、
例えば登場人物を好きになってもらうためのエピソードを
序盤で重ねるであるとか、
前半でアイテムや会話を大量投入して
後半でそれを伏線として全部回収するであるとか、
それら一切合財を全部放棄するのは
映画の面白さにとってさすがに痛いなと思いました。
セリフの半分ほどが、あらすじの進行に関係ないというのも地味なダメージです。
そして添加物なしのナチュラルマクベスを追求するという事は、
30年前、50年前の作品が全く問題なく比較対象になってしまいます。
ズバリ言うとポランスキー監督のマクベスが先にあるので、
この路線は不利じゃないかと思います。

内容ばれ

マクベスの子の葬儀のシーンから始まるのですが、
そういえば劇中にあった、マクベス夫人が経産婦であるという内容のセリフ、
原典にも確かあったと思いますが、
物語内に子が登場しない事にこれまでなんの疑問も持ってませんでした。
素直に考えたら、小さいうちに亡くなった解釈になりますね。


マクベスの正面に立ったダンカン王が滅茶苦茶大きな人で、
誰このひと…って顔をよく見たらシューリス先生でした。





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2016/05/16(月)

映画かんそう
「ヘイル、シーザー!」

コーエン兄弟のコメディです。
クラシック洋画パロディネタが満載なので、ファンが楽しめる作り。
残念ながら私がカバーしている映画と年代がずれるため、
元ネタが1つくらいしか分からなかったのですが、
それでもまあ他の部分で笑えました。

映画制作スタジオで働く主人公は
各現場を指揮し、作業を円滑に進める役目を負っていた。
監督と主役のトラブル、女優のスキャンダル、記者の対応、
ろくに家にも帰れないほどの忙しさだったが、
ある日大作歴史映画「ヘイル、シーザー!」の主演俳優が
誘拐されるという事件が持ち上がり…というあらすじ。
ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、レイフ・ファインズ、
ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタム、
と顔ぶれが非常に豪華です。ナレーターはマイケル・ガンボン。

内容ばれ

カトリック、ギリシャ正教、プロテスタント、ユダヤ教の神父と牧師と導師が
宗教的な監修をするため集まるが、段々神の定義の話になっていくシーンが好きです。
話し合ってもまったく平行線だな!あれは話さない方がいいな!うん!
タランティーノ監督だったらあそこで乱闘になってたと思います(笑)

ダメ男系ジョジ・クルーニーを久しぶりに見ました。
でもこう、能天気で憎めない感じ。




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2016/05/17(火)

映画かんそう
「殿、利息でござる」

江戸時代、あまりぱっとしない宿場町、吉岡は、
公用の荷を隣の宿場町へ運搬する費用を負担する伝馬役という、
藩から課せられた義務に苦しんでいた。
生活に行き詰まって夜逃げする者も徐々に増え、
このままでは町が廃れてしまうと案じた穀田屋は、
菅原屋に知恵を借り、千両の金を貯めて
伊達家に貸し付け、その利子を伝馬役の費用に充てる、
という計画を立てて仲間を募る、というあらすじ。

人情もの+時代劇がお好きな人におすすめ。
ご年配のかたとも安心して一緒に見られます。

阿部サダヲさんは安定のコミカルな演技だし、
泣かせるところはきっちりと泣かせてくるし、
伊達家の会計を司る松田龍平は
主人公たちにとってはいわば敵役なのですが、
いつもの味のある演技で全然憎めません。
瑛太さん、妻夫木聡さん、西村雅彦さん
寺脇康文さん、きたろうさん、と他キャストも手堅いメンバー。

内容ばれ
無私、謙虚、黙っていても伝わる家族の絆、と
滅びの一途をたどる日本人の好きなパターンがみっしり詰まっていて、
来るぞ来るぞと分かっていても泣かされます。
特に阿部サダヲさんとその父のエピソード。

でも外国の方が見たらたぶんすごい謎な話だと思う。
多数のために貢献すればするほど謙虚に振舞わなければならない
というのはまあ分かるとして、
道の端を歩かなければならないとか、
上座に座ってはいけない下座に座るべしとか、
あのあたりは、日本人の私でも普通でいいのでは?と思う。
まあ実話なので、当時のフィーリングなのだろう。

伊達の殿様がフィギュアスケートの羽生さんに似た人だな、
でもそんな訳ないから誰だろう?って思ってたら
本当に羽生さん映画デビューでした。びっくりしますね。




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2016/05/18(水)

読書かんそう
「王とサーカス」米澤 穂信さん

ずっとむかし、この日記でも書いたことのある(2004/05/20、2008/07/14)
ネパール王宮での食事会で王族たちが10人殺害された事件ですが、
ネパール王族殺害事件(ナラヤンヒティ王宮殺害事件)と呼ばれる
2001年に起きた未解決事件を題材にした推理小説です。

主人公は2001年に記事を書くために同国を訪れていて事件が勃発、
地元メディアでは何も報じられないなか、
夜中にBBCラジオで突然の報道が始まり、
国境は封鎖され、
デモが起き、警察は催涙弾を撃ち、
とうとう外出禁止令が出るという事態悪化の過程が淡々と描写され、
リアルタイムでネパールにいるかのような臨場感がありました。
旅行中にこの手の事変にもし出くわして、運よく早い段階で情報を掴めたら、
すぐさま出国するのが賢いなと感じました。

そして主人公のジャーナリストの女性が接触した人物が不審な死を遂げるのですが、
彼女は混乱したネパールでその真相を解き明かそうとします。

おちばれ…?

有名な「ハゲワシと少女」のエピソード、全然知りませんでした。
写真家さんが亡くなった理由は、世間の批評のせいだけではないと思うけど、
確かに大勢の人に見せるという行為は娯楽の提供と表裏一体だし、
崇高なものか否か、人命よりも優先されるべきかという答えはなかなか出ないと思う。
(実際は人命を軽視した状況でなかった写真が
「報道か人命か」という論争を巻き起こしたのは、作品がそれだけ衝撃的だった
せいでしょうけども)

全体的に報道がテーマになっています。
報道がきっかけとなって、世界各国から援助がきて
貧しい国の乳児の死亡率が急激に減った、のはいいことだが
それに経済発展が比例しないと、
仕事もないのに人口だけが増えて地獄が待っているという話はとても怖い。
下手すると自分が加担してしまいそうな所が。

あと善と悪はシームレスで、サスペンスドラマみたいに
形相が急に変わってクックックと笑い出したりはしないな、と思いました。

ラストは結構心を折られる話で、
あれで行動不能にならない女性主人公は相当強いと思う。
過去にも1冊登場作品があるようです。







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2016/05/19(木)

作家のチャック・パラニュークさんのお父さんが3歳の時に
父親が(チャック・パラニュークさんからすると祖父)母と口論をして、
彼女を射殺して自殺するという事件があり、お父さんはベッドの下に隠れて助かったんだけども、
その後パラニューク作品が初映画化された年に、
交際していた女性の元夫に射殺されて燃やされるという事件があったそうで、
まるで「ファイナル・デスティネーション」みたいな話だな…と思いました。
超自然ではない納得のいく理屈ってあるんだろうか。

それで思い出したのがケリー・スタイナーというシリアルキラーですが、
彼は子供の頃に弟が誘拐され、7年間変質者の慰みもにされていたが自力で脱出し、
一躍マスコミの寵児となるがその後事故死、
それから叔父は射殺され、本人は女性を何人も殺します。
幼い頃に異常な事件を目の当たりにして、
心に歪みを作ったという見方が一般的なようです。
この場合の1家族に刑事事件が集中する現象は、
住んでいる地域の治安が悪い、
もしくは弟の誘拐および死亡、そして叔父の死にケリー・スタイナーの影響がある、
という仮説で説明がつくなと思ったりしました。






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2016/05/20(金)

海外のお土産にいただいた薔薇のお酒。
瓶が素敵なのと、あと味も、「極上」という言葉がぴったりでした。
子供の頃に想像していたウィスキーの味がこんなだった。






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2016/05/21(土)

色々感想

真田丸
これまでの歴史ドラマの茶々のキャラクターって
典型的な悪女か、悲劇の聖女のどっちかだったので
ああいう諦念不思議系の茶々は面白かったです。

おねね様の演技も良かった!
少しの嫉妬としっかりした矜持と不吉な予感を押し隠した笑顔。

茶々との噂が広まった事について、
お前に隙があったからだとあらゆる人に言われ
最後には自分から「私に隙があったからです!」と言う
堺さんのあの流れ、完璧でした。
コメディとシリアスのバランスのいい見応えある回だった。

ゆとりですがなにか
普通主人公の彼女で、仕事のできる女性と言うと
高そうなスーツに髪は巻き髪で部下にびしびし指示して、
でも本当は傷付きやすい…って感じですけど、
あかねちゃんは本当にオールマイティに仕事できて、
彼氏と口論している時に人が入ってきても
「大丈夫だからね」って冷静に応対できて、
全然感情的にならずに言ってる事は正論。

あっでも人間として有能で好ましい度と反比例して
なんていうか分かりやすい女性的な色気は消えるなと思いました。
男性っぽいのとも違って、熟練のお母さんっぽい?隙がない?
(クドカンはあかねちゃんのこと色っぽいと思って書いてる気がするけど)

救命医ハンク7 セレブ診療ファイル
心臓に疾患のあるチベット仏教の高僧を密入国させ、治療する、
中国の捜査官?をエヴァンが出しぬく…って
大丈夫なのかこのエピソード!?
中国の市場を捨てる…?もとから公開されてない…?





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2016/05/22(日)

映画かんそう
「脳内ポイズンベリー」

30歳の女性が、合コンで会った若い学生に恋をして、
彼と付き合い、嫉妬したり喧嘩したり様々な恋愛模様を繰り広げるのを、
彼女の脳内の5人の人格が会議する様と交互に描写するという一風変わった恋愛映画。
「インサイド・ヘッド」との違いはどんなかな?と思いましたが、
当然ながら、1人の女性の脳内に5人の人格がいて、
空中の城のようなところに住んでいる、という要素以外は全然違いました。
こちらはどちらかといえば現実世界重視。

比較するとなかなか面白いです。





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2016/05/23(月)

映画かんそう
「KRISTY クリスティ」

感謝祭で全校生徒が帰省するなか、
1人で寮に残る事になった主人公の女学生が
買い物中にカルト集団に目を付けられ、
生贄の「クリスティ」に認定をされてしまって、
構内で命懸けの闘いを繰り広げるホラー。

ん?と思ったのは、
感謝祭は2人で寮に残りましょうね、と約束していた友達が
急遽家に帰らなくてはならなくなったときに、
「感謝祭にあなたを1人にできないわ。航空券を手配するから
うちの家族といっしょにヴァカンスに行きましょう」
というような感じで主人公を誘ったり、
主人公の彼氏が、当初の予定と変わって、
主人公が寮でぼっちでいることを知ったら、
「感謝祭に君を1人にしておくなんてできない」
とかって実家から車を飛ばしてきてくれたりした所でした。
感謝祭に1人でいると爆発する?
日本で喩えるとどんな感じ?1人テーマパークより上級?

割と普通のB級ホラーです。
途中から主人公が反撃に転じますが、反撃内容に特に目新しさはない。
女主人公反撃ものだと「サプライズ」というホラーが凄すぎたので
比較するとどうしても地味に感じてしまう。

カルト集団は裕福で清らかな若い女を「クリスティ」だと決めて、
その女性を殺す集団。
まあたぶん格差社会への恨みとか色々あるんだろう。
皮肉なのは

内容ばれ
主人公がそんなに裕福な家の子ではないという点。
なので感謝祭に実家に帰れなかったし、奨学生だし、
友達も彼氏もみなお金持ちで、ちょっと居心地の悪さを感じている。
「クリスティ」認定は、ちょっとした勘違いだった。

でも得てして突然やってくる災難ってそんな感じですよね。








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2016/05/24(火)

ドラマかんそう
「エージェント・カーター」シーズン1全8話

キャプテン・アメリカとお互いに好意を持ちつつも、
彼が1作目で北極の海に消えたので、死別することになったペギー・カーターが、
男性社会で生きていこうとする様を描いたドラマ。
「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」が起きる原因の萌芽のようなものが描かれます。
(キャプテン・アメリカは後に若い姿のまま氷の中から発見され復活し、
老女となったペギーと無事再会し、暖かい交流を続けます。切なすぎるカップル)

男子禁制の職業婦人専用寮や、少女に暗殺技術を仕込む学園、
戦場で恩義を受けて以降、主人に忠誠を誓う執事など、
萌えポイントが色々あるのに加え、
経験も戦果も能力も男性に引けを取らないカーターが、
終戦後の諜報機関ではお茶くみと電話番をやらされていて、
それでも全然へこたれない彼女のタフさと、
戦後の混乱期を助け合って生きる親友とのやり取りなど、
見所はいっぱいです。
フェミニズムを意識した冒険活劇ドラマってめずらしいと思うんですが、
残念ながら視聴率に恵まれず2期で打ち切られたようです。

ラストばれ

キャプテン・アメリカを失った人たちが、どんなに苦しんで自分を責めたか、
どんなにスティーヴを好きだったかというドラマです。
CAFAで北極に飛ぶスティーヴとペギーの最後の通信から話は始まり、
大量虐殺に向かうハワードとペギーの通信が最後の山場で、
彼女はいつも残される側なんですよね…。
そしてCACWのジモと今回登場の博士は似ている。
キャプテン・アメリカ映画3作とこのドラマがつながって輪になっている印象です。

あと天才の作りだす破壊的な技術は悪か否か?というのも大きなテーマで、
作中で兵器を開発したハワードを「なぜ発明したの」とペギーは責めますが、
「頭に浮かぶんだ」と彼は答えます。
そして彼のやり直したい、たった1つの事があれなのか…フィノーの惨劇じゃなくて?
ってびっくりしました。
雪の中でワルキューレからの信号を知らされる彼の心底嬉しそうな笑顔。

「僕は悪人じゃない」
「僕の発明は破壊ばかり生んできた」
「キャプテン・アメリカだけは世のためになった」
っていうのがずっと強迫観念として残って、
それでとうとうあの血清を開発したのかな…?って思いました。
それが新しい惨劇を生んで、息子の代に引き継がれた。
(でもキャプテン・アメリカは、ハワードが1人で作った物ではなく
アースキン博士の発明と、スティーヴの並外れた正義の心、
そしてハワード・スタークの技術力の3つがあって完成したものだから…)

ていうかカナヅチで閉所恐怖症で女性とラズベリーチョコに弱くて、
お父さんは果実売りって、ハワードの個人情報ばかりがどんどん出てきて
肝心のペギーの生い立ちとか趣味とか全然分からないんですけど
何なんですかねこの謎のハワード推しは(笑)。

あとこの世界ではキャプテン・アメリカのラジオドラマがやっていて、
その中ではペギーを模したヒロインは従軍看護婦で
毎回ナチスにさらわれて「たすけて!キャプテン!」って言う役割なんですが、
そのラジオの放送中に、一人でガンガン格闘して敵を殴り飛ばすペギー、
最高に皮肉の利いたコメディシーンでした。
2期ではあのラジオドラマも話に関わってこないかな。

箇条書き

・ドッティは、CACWでバッキーのガールフレンドだったドッティか?
・ゾラにスカウトされたイフチェンコ博士はバッキーの洗脳を担当したのか?
 計算合うかな?もしそうなら、博士は復讐を成し遂げた事になりますね。
・エージェント・オブ・シールド2期冒頭のペギーはこのドラマより前?それとも後?
・2人のうちどっちがペギーと結婚するかは、今のところ分からない…?
 それともこれまでの映画のヒントで分かるのかな?
・見張り中に6人が夜襲をかけてきたエピソード、
 字幕では「敵兵」だったが、英語ではジャパニーズって言ってた。
・デュガンの「ミスユー……ミスユニオンジャック!」っていう駄洒落、
 (ペギーは英国人)字幕だと
 「名残惜しい…ゴリ押しのカーター」ってなってて、かなり厳しかった。
 「絶交よ」ってペギーはおやじジョーク嫌いなんだな。
・キャップを失ったペギーの姿勢、ハワードと比較してもすごい強い。
 さすがキャップが好きになった女性だわ…。
・彼女は本当に有能で、何度も事件解決の手助けをするんですが
 全然認めてもらえず、からかわれて仲間外れにされます。
 でもまったくひるまない。
 それで最後に「勲章はいらないし、褒められなくてもいい。
 自分の価値は知ってる。他人は関係ない」って言うんです。
 そんなペギーがこの時代をどんな覚悟で生きていたかの言葉が
 「キャプテン・アメリカ シビルウォー」でも聞けます。
・橋の上のシーン、とっても良かったけど、まだ11本あるんですよねあれ。
・SR53、SとRは頭文字として、53ってのは何の数字?
・ところで中の女優さん、古風な顔立ちのグラマーな美女ですが、
 中身はちょっと豪快な人で、イベントで登場して
 背後からおっさんのようにクリス・エヴァンスの胸を揉んだり、
 よく変顔を決めてくれたりします。
 あと「キャプテンとナターシャの仲を認めますか?」
 「キャプテンとシャロンの仲は?」と訊かれて
 「認めない」「絶対に認めない」と答えてらっしゃるんですが、
 「キャプテンとバッキーの仲は認めます?」って訊かれたときは
 「認める。それ以上言わないで」って返事なさったと聞いて以来、
 私はこの女優さんが好きです(笑)






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2016/05/25(水)

覚え間違い

私は園子温さん、蜷川さん、粟根さん、図子慧さん、を
それぞれ「そのこぬく」「ひるかわ」「くりね」「はるこすい」と
間違って読んでいた期間が長いので(ウルトラバカ)、
いまでも咄嗟に言うと間違える。

私は「小上がり」のことを昔から「上がり框(かまち)」と覚え間違いをしていて、
日本料理店などに予約をするとき「上がり框の席を」などと言って
店員さんを数秒沈黙させてしまう。
今でも咄嗟に「小上がり」って言葉が出てこない。





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2016/05/26(木)

しりるしり二次創作を始めたのが2002年で、
14年前とかなのですが、
そういえば当時はまだ同性愛者のカミングアウトは
そんなに普通の事でもなかったので、
ルーピン先生はカミングアウトに消極的で、
同性愛に対してかなり否定的な意見を
他ならぬ私が作品内に書いていました。

今ならたぶんああいう風には書かないだろうと思います。
世の中と自分の考え方って、10年と少しですごい変わる。

書き直す事も考えたのですが、
どの作品のどこって探すのがまず不可能だし、
サイトのトップに一括して注意書きかな…と思います。
文面など考えつつ、のんびりと。
(まあこの2016年にサイトに新しく来てくださって、
作品を読んで下さる方はそんなには多くないだろうけども)





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2016/05/27(金)

ノコギリで木を切っていて、
指をちょっぴり切ってしまいました。
傷自体は大したことなくて、さすがノコギリ、痛いわー
で済んだんですが、そのあと指が腫れ上がって、

指輪が
抜けなく
なった。

というかめり込んだ指輪と傷の痛みで
指の感覚がない…という状態が1日ほど続きました。
指輪をしている指を怪我したら、
すぐさま指輪をとらないといけないんだな、とまたひとつ学習した次第です。







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2016/05/28(土)

色々感想

真田丸
落手の犯人探しに始まって、その回で事件がきちんと収束する
サスペンス映画のような話でした。面白かった!

怒りで我を忘れた秀吉が、三成に切腹を命じる途中で
寧々さまが止めに入るあの緊迫感。
寧々さまが後で語る秀吉像が、
本当は冷たい人で、信長公より怖い、
そうでなければ天下など取れない、
という内容で、でも彼女は秀吉に付いて行く覚悟で
笑顔なんですよね…。

三成も、コミニュケーション能力に問題あるけど
仕事の超できるひとで、人情が分からぬわけではない、
でも殿が一番、というどんどん味のあるキャラクターに。
ストーカーの人、今回もいい役もらったなあ!


救命医ハンク7 セレブ診療ファイル
チベット仏教の話は中国政府によって寺院が焼き払われたり、
高僧が転生を繰り返していたりして最高にやばいエピソードでした。

ボリス(ハンクのパトロンの大富豪)が
東洋思想に造詣が深かったり、チベット語を話せたりする
新要素追加。

ジョジョ(アニメ)
由花子さんの話は、杜王町編での
好きなエピソードのうちの1つ。
声優さん高低に差をつけて頑張っている。

うしおととら(アニメ)
巻きに巻いてシャガクシャのところまできた。
カットされるんじゃなかろうかと危惧してたのでよかった。

ワンピ(ジャンプ掲載)
どうでもいいけど、この展開は、むかし私が友達にした話じゃん!
(2004/02/24日記)って思いました。めっちゃ笑われたけど!

聖おにいさん(モニツー掲載)
神でも友達のこと間違えて「お母さん」って言うんだ…。
あとブッダのパンのレシピが知りたい。おいしそう。

宝石の国(アフタヌーン掲載)
絵がさらっとしているので、なんとなくふんわりした印象だけど、
相当えぐいし性癖全開MAXですよ先生…。
(別のキャラクターの頭部と胴体を接合しようとしている)
(人間だと脳が全体を支配しそうだけど、
宝石の場合、全身が記憶を蓄えているところからして体積が多いほうの勝ち…?)

波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載)
毎回どうなるか分からなくて楽しいなあ。
現在はミナレさんと同じマンションに住む例の眼鏡イケメンの部屋に行って、
それでその部屋に出る霊を除霊するという流れです。
どう落ちるかな…ギャグかな…。






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2016/05/29(日)

LINE株式会社の無料公開しているスマートフォン向け
ゲームアプリで「ツムツム」という、
ディズニーキャラクターを使ったゲームの
マーベルバージョンのぬいぐるみで、
キャプテン・アメリカの仲間の(?)
ウィンター・ソルジャーくんが発売されたので
今度こそ好きなだけ買ってみました。








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2016/05/30(月)

映画かんそう
「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」(オランダ)

オランダの貴族の主人公は、母を看取り葬儀を終えて、
かねてより計画していた自殺を実行しようとするが
なにかと邪魔がはいって上手くいかない。
そんな折、偶然知った自殺をサポートするベルギーの企業に
主人公は仕事を依頼し、何が起きるか分からないサプライズコースを選択する、というあらすじ。

予告が面白そうだったので何の予備知識もなく見てみたら
期待がなかった分、けっこうなヒットでした。
恋愛映画に拒否感がなく、自殺否定派ではないひとにおすすめです。

主人公と執事の関係もキュートだし、
ヒロインとその家族の関係もキュートだし、
もちろん主人公とヒロインの関係もキュート。
ともかくキュート。(語彙)

主人公の住む大豪邸とそのお庭も素敵でした。
内容のヘビーさとは裏腹に、なんとなく児童文学っぽい趣。

おちばれ注意

ヒロインのお父さんと家族たちのやりとりがかわいかった。
小さい頃からあんな感じだったんでしょうね多分。
今後は更ににぎやかで頓珍漢なことになりそう。
ただ、人によってはラストが受け付けないかも…という気はします。
えっとオランダでは安楽死が認められているそうです。ベルギーでも。
(そしてブリュッセルとオランダは意外に近い)

途中、いつの間にか「生き延びるミッション」が、
「屋敷と財産を取り戻すミッション」にすり替わってて、多少「??」ってなったけど、
かわいいからすべてゆるす。

エリュシオンの社長は、フィンチャー監督の「ゲーム」を見てお手本にしたんだろうね。








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2016/05/31(火)

映画かんそう
「スノーホワイト 氷の王国」

前作「スノーホワイト」の主演女優と監督が不倫で大騒動を起こしたので、
紆余曲折あって監督と主役チェンジでスピンオフ作品になりました。
前作の狩人が主役です。(原題はThe Huntsman: Winter's War)
悪の女王ラヴェンナには妹がいて、彼女は過去の不幸な事件以来心を閉ざし、
その魔力で氷の王国を築きあげ、近隣から子供を誘拐し、
自分の精鋭部隊として育て上げていた。
その兵士たちの総称が「ハンツマン」。
主人公のクリス・ヘムズワースは逃亡兵だった。
白雪姫の革命以降、亡き妻を想いながらひっそり暮らしていたハンツマンだが、
白雪姫が鏡に憑りつかれて病んでしまったという話を聞かされる、というあらすじ。

そこはかとなくアナ雪を思わせる設定です(笑)。
悪の女王ラヴェンナには弟もいたような気がするんですが、
今作(過去シーン)では消えた。
それにしても血族経営の悪の組織か。

美人姉妹と、コリーン・アトウッドさんの衣装が大変美しかったのと、
前作の影のあるイメージから一転してわんこ系になった狩人には大変満足しました。

ラストばれ

ヴィラン以外のメイン6人の男女が全員くっついてカップルになって、
ヴィランの女性の片方はかつて恋と子供を失った気の毒な女、
もう一人の女性ヴィランは「私だって愛や子供が欲しかった!」
って言いながら倒されるという…最近ディズニーのエンタメ映画ばかり見てたので
うっわ!古い!という感じは、ちょっぴりした。




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