---------------------------------------------------------------- 2016/02/01(月) 映画かんそう 「99分、世界美味めぐり」 SNSで美食レビューを書いて紹介するブロガーは 「フーディーズ」と呼ばれ注目を浴びている。 中でも人気の5人が登場し、 世界中にあるミシュランの星付き有名店を訪れ、批評していくという内容。 日本のお店も登場します。 2014年スウェーデンのドキュメンタリー。 冒頭のシーンから 「嫌いなシャンパンの味だな。モエ・エ・シャンドンは嫌いなんだ」 という突然のdisから始まってふきました。 なぜこれを冒頭に持ってきたし!? そのへんから推察されますが、 わりとエンタメをしようという意思は薄い感じ。 シェフと美食家さんの言い争いがだらだら続いて、 「これ、いつかこの美食家さんは料理人に殺されるんじゃ…」 って思った事もあった。 お料理は、おいしそうというより盛りつけが美しくて工芸品みたいでした。 内容ばれ ・三ツ星レストランは世界に100と少しらしいのですが、 全制覇した人が1人しかいないのは意外だった。 まあ旅費も合わせたら500万円くらい予算が必要だろうし 選ばれしひとの趣味ですね。 ・でも三ツ星のお店、日本に20数軒あるんですが、 5分の1が日本にあることになってしまう。 ・日本の事を美食家にとっての楽園、と 随分持ち上げてくれてました。 でもデパチカの物凄い値段の高級フルーツ、 買って食べる普通のおうちって少ないのでは? 1個2万のメロンとか、 黒塗りの高級車に追突してしまったとか以外の用途を思いつかない。 ・美食家のおじさん2人の個性が強烈。 あとグルメだからって食べ方がエレガントかと言えばそうでもなかったぜ…。 若手3人は、なんというか常識的。 スーパーモデルのアイステさんは日本贔屓で好感度高い。 香港の女の子は、実家住まいのOLさんで給与を美食につぎこんでいる。 なんかオタクと似たライフスタイル。 ・大腿骨の骨髄と脳と野菜を混ぜたサラダは、私にはちょっと無理…。 ・世界で一番予約の取りにくいスペインの店エル・ブジは私でも名前を知ってた。 いつの間にか閉店してた。そしてメニューを継承した店がオープンしてた。 旅行してでも行く価値があるそうです。 ・砂浜を模した粉末の上に、中身入りの避妊具を模した食べ物を載せている料理を 大枚はたいて食べたい人が世界にたくさんいる事が驚きだ。 ・三ツ星レストランに行った事がないので、紹介されていた日本の店には行ってみたい。 ・味の形容、英語の使い方はおもしろかった。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/02(火) 映画かんそう 「ザ・ウォーク」 ワールド・トレード・センターに綱を張って、 ゲリラ的に綱渡りのパフォーマンスを披露し、注目を集めたアーティスト フィリップ・プティさんの計画と実行を追った映画です。 施工中のビルに様々な身分を装って潜入し、 犯行の仲間を集め、計画し、決行する、 その過程は、犯罪もの映画のようにアクシデントの連続で ハラハラします。 そして高さの表現がすごい。 私は高いところが好きで、 バンジージャンプや直下型ジェットコースタも大好きですが、 それでもヒェェェ…高い…って思ったので、 高所恐怖症の人はやめておいたほうがいいかもしれません。 あと私は2Dで見ましたが、3Dの出来がとてもよいとのこと。 プティさんの協力者の皆さんがとてもかわいい。 とくに数学教師の人が滅茶苦茶かわいい。 プティさんが綱渡りをスタートしたときに 興奮しすぎて後ろで踊っているんですが、 綱渡りするジョセフ・ゴードン・レヴィットよりも 彼のその変なダンスに注目せざるを得ないほどかわいい。 ちなみにJGLの綱渡りは、 プティさん御本人がアクションコーディネーターをされたようです。 ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」を見た時は、 名声を得たプティさんが新しい取り巻きにチヤホヤされ、 有頂天になり、かつての仲間をないがしろにしたせいで彼等は離れていった… みたいな終盤にしょんぼりしましたが、 こちらはそこまで現実に忠実じゃないので、夢があってよろしいです。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/03(水) ドラマかんそう 「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」 シーズン4 17話〜22話 ラストがちょっと…。 結局何も解決してなくて、敵の猛攻がすごくて、 なんとか逃げられた…?かな?というただそれだけの終わり。 せめてショウとルートが再会してくれてたらな…。 どうやらショウは洗脳されたらしい。ひどい。 でも20話が素晴らしかったです。 20話のためにシーズン4を見る価値があるくらい。 18話 なんかプリキュアでもよくあるんですけど、同性カプ押しの脚本家さんと 男女カプ押しの脚本家さんの間で、キャラクターがあっちこっちする感じでした。 この話は、悪人を追い詰めたゲストキャラに、リースくんが 「復讐なんかやめろ!」と制止して、 悪人が調子に乗って反撃するというパターンが2回も繰り返される上に リースくんは戦闘中に後ろから殴られて気絶する、という色々酷い回。 女性新キャラの株をあげるためとはいえ本当酷い。 20話 シーズン4の中で一番良かったです。 POIはキャラクターを大切にしてくれているのがよく分かる回。 カーターが昔捜査していた事件を現在のリースくんが調査し、 カーターとの会話を回想しているのですが、 過去と現在がシームレスに繋がるシーンが鳥肌ものでした。 心を閉ざすリースくんに、上辺だけの友達になりたいのか 何でも話す友達になりたいのかどっち?って聞くカーター。 亡くなった恋人の話をするリースくん。 「その話で精神科医をだますつもりね。私も戦地へ行った。別れたのは従軍後ね。 ジェシカを心を閉ざす言い訳に使ってる。孤独でいる理由はほかにあるはずよ」 ってカーターが言った時には心の中でYAAAAA!ってなりました。 (私は新しく出た女カウンセラーがあまり好きではないので) 「君は違う。君には話せたはずだ」 「でもあなたは話さなかった」 「嘘だ。話しただろう。バーで張り込みをしている時に」 「話せたら良かったけど、実際は話してない。貴方は冗談を言いラジオをつけた」 っていう2人の会話がすごく好きだし、 恋愛とは違う、2人の信頼と友情がよく伝わってくるし、 結局はリースくんの幻覚という解釈もできるようになっていて、 カーターへの執着が…なんていうかこう…。 この話は、終わり方もとても良かったです。 21話・22話 結末がちょっと…。 イライアスとドミニクの決着のつけ方も納得いきません。 (実は次シーズンに持ち越しなのかもだけど) ドミニクめっちゃ迂闊な小物みたいだし。 突然フィンチさんを味方に付ければ、この街を支配できる!とか目覚めちゃって 何の電波を受信したのかと思った。 リース君やファスコやイライアスを拷問するなんて… ……ごちそうさまでした!!(えっ) 関係ないけど最近やたらとフィクションで気送管をよく見るけど流行っているのか。 主人公チームが以前助けた市井の人に逆に助けられる展開が好きなので ケイレブくん再登場のところは熱かったけれども。 「差し上げます。説明は不要です。あなたは命の恩人です」 残念ながら次期シーズン5で終了するのではないかと言われてますが、 ルートとショウの件だけはちゃんと決着をつけてほしい…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/04(木) 映画かんそう 「残穢 住んではいけない部屋」 今年は、洋物ホラーNO1が「イット・フォローズ」で 和物ホラーNO1が「残穢」かなって気がします。まだ2月だけど。 和ホラーは、すごいCGの何かがバァァァーン!!って出て、 役者さんが「ンギャァァァー!!」って悲鳴をあげる怖さではなく、 たとえば「今あなたの座っている席に去年座っていた あなたと同じ年齢の女性は自殺したんですよ…」って告げられた時の、 嫌さと不安さが混ざったような怖さなんですよ。 「残穢」はまさにそんな感じの映画です。 1人暮らしを始めた女子大生が、部屋でかすかな物音を聞くところから始まります。 彼女が体験談をオカルト系雑誌に送った所から、体験記の文字起こしをしている 小説家と交流するようになり、2人はそのマンションの建っていた土地で、 かつて何があったかを調査します。 人間の演じている部分はすごく怖い。 ちょっとノイローゼ気味の夫人が「あなたも仲間なの…?」っていう顔とか、 久保さんが家に帰ってきたら隣の奥さんが顔だけ出して喋る時の顔とか、 床下男の不鮮明な顔とか。 あと隣家の人を思い出すシーンで旦那さんだけ笑ってないのが怖い。 CGはなんていうか、あの、しょぼい。そこさえ目をつぶれば。 ラストばれ 物理的に攻撃してくる怪異ではないので この映画を見て、アメリカ人がどう感じるかはとても興味があります。 日本人でも、肉体的なピンチにしか恐怖を感じないタイプの人には 眠いサスペンスになってしまうかも…。 原作のラストは、わりと投げっぱなしなんですが、 本の中から現実世界の私達に向かって球を投げるという高等な事をしているので、 映画には不向きと考えられたのか、改変されてました。 (まあ原作だと主人公は作者の小野さん本人ですよとはっきり書いてなくても 分かるようになっているし、実在の人物が出てきますが、 それに気付かないと怖さは3分の2くらいに減るし、 想像力を要求される怖さなんですよねつまり) 怪異は終わって平凡な日常に戻った、っていうシーンで、 赤ん坊の泣き声がかすかに聞こえているし、実は赤ん坊映ってるし、 子供たちは天井の一点を見てる、ってところは実によかった。 編集部はやりすぎというか、特に机の下にいたやつ、お前は絶対に駄目だ。 手が煤で汚れたあたりで止めておいてくれたら更によかったんだけどなあ…。 劇場の照明がついても、誰も立ち上がりませんでした。 ああいうの、ちょっと嬉しい。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/05(金) 「ファーナス 訣別の朝」 原題「OUT OF THE FURNACE」 あまり裕福でない家庭で、父親は病気。 主人公は真面目に鉄工所で働いている。 しかし彼はある日交通事故を起こし、服役することになる。 その間にかわいがっていた弟は従軍し、 父親は病死、愛し合っていた恋人は寂しさから違う男のところに行ってしまう。 出所した主人公は、弟の心が 戦争に蝕まれてしまったのを知る、というあらすじ。 役者さんがとても豪華です。 主人公がクリスチャン・ベール、弟がケイシー・アフレック やくざものがウィレム・デフォー、保安官がフォレスト・ウィテカー、 ボクシング賭博のボスがウディ・ハレルソン。 じわじわと定められた運命に追い込まれていく 静かな苦悩を表現するクリスチャン・ベールを 周囲の渋い役者陣が支えます。 内容ばれ 耐えて耐えて耐えて耐えた先にカタストロフィーがあるストーリーは、 ちょっと任侠映画みたいです。 あと鹿狩りが出てきたので「ディア・ハンター」を思い出した。 この主人公は辛抱強く愛情深く、真面目で 家族思いで女性にも誠実なので、 通常なら確実に幸福になれた人なのに、 残念ながら状況がそれを許さなかった。 交通事故さえなかったらなあ…って思います。あるいは 弟か、彼女か、父親か、誰かが残っていればああはならなかったのに。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/06(土) 色々感想 プラチナエンド(SQ掲載)大場つぐみさん×小畑健さん 主人公がちょろくて可愛いな…。 症年症女(SQ連載)原作:西尾維新さん 漫画:暁月あきらさん 主人公がちょろくて可愛いな…。 (奇しくも2本とも主人公がヒロインにメロメロになってしまう回) 暗殺教室(ジャンプ掲載) とうとう生徒から死者が!? うーん…でもこれまで誰も死なずにきたから今回も何とか…無理か…。 BIRDMEN(サンデー掲載) 仲間の振りをしていた人が実は!っていうのより、 実際仲間だし大切に思っているけど、 いかに友達でも人間は100%他人を理解する事などできない、 という方が闇が深いし萌えますね。早くアニメ化とかしないかなこの漫画。 銀英伝(ヤンジャン掲載) あ!ユリアンの顔がイメージと違う! フジリュー先生版銀英で初めて! アベンジャーズ ゾンビ・アセンブル とうとうキャップ、トニー、ホークアイ感染。 この漫画のトニーは天才だけど記憶力が弱いのか(笑) プリンセスプリキュア 「どっか行け!」「分かった!」って珍しい終わり方だなあ…。 でもみんな夢に向かって邁進する、眩しいラストでした。 真田丸 信長死んだ!早い! 本能寺の燃え具合は、室内がちらって映っただけなので なんとも言い難いですが、まあ普通くらい。 あんまり予算掛けたくない系本能寺。 真田家の事にまったく詳しくないので、 お姉さんがどうなるか分からなくてどきどきします。 でもああいうアレンジをした以上は、 あまり悲しくない結果になるんじゃ…どうかな。 相棒 今週も、もやもやするところのない、ちょっと悲しい話でよかった。 来週の脚本は輿水さんだし、安心だ。 臨床犯罪学者 火村英生の推理 今回推理物として面白かった。朱色の研究の前振りがあった。 え…あれをやるのか?次回はダリの繭です。 エレメンタリー3 あ、今週のねたは私でも知ってます。 アルコー延命財団ですね。 2月11日に「殊能将之 未発表短篇集」が発売になるそうです。 未発表作品も載るとのこと。いまになって藪から棒にどうしたんだろう。 もちろん買いますけども。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/07(日) IMAXシアターで映画を見てみた。 IMAXとは、カナダのIMAX社の開発した、 なんか普通の規格よりもでっかいスクリーンで上映できるシステムのようです。 視界すべてがスクリーンになり、すごい迫力でした。 慣れないせいかすっごい目が痛くなった。ムスカ。 普通のシアターよりも音がいいように思いました。 低音が胸に響いた。 IMAXと4DX比較 ●IMAX スクリーンがでかい。 座席は首が痛くならない程度に前方がいい。 (離れすぎると普通のスクリーンになってしまう) シアターによって差があると思うので、 席を取る時に劇場の人に聞くといいでしょう。 左右どちらかよりもスピーカーの都合で真ん中が望ましいです。 映画の世界に入り込んでしまったような迫力。 ●4DX 映画の内容に合わせて座席が動く。空気が噴霧される。 ミストが掛けられる。匂いがでる。光る場合もある。 遊園地のアトラクション的な楽しさ。 車や戦闘機や宇宙船やロボットに乗る内容の方が楽しめます。 滑る素材のスカートとかストッキングとかじゃないほうがいいです。 すべって落ちそうになります。 ちなみに料金はIMAX < 4DX です。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/08(月) 映画かんそう 「オデッセイ」 アンディ・ウィアー「火星の人」映画化。 火星滞在中の事故で死亡したと誤認された宇宙飛行士が、 1人火星に取り残され、専門の植物学の知識でサバイバルをするという ドキュメンタリー風の内容ですが、 主人公がスーパーポジティブで、悲壮感があまりなく、 登場人物ほぼすべて賢い人のため、展開が早いです。 原作のジョークや下品ネタは残念ながら大半カット。 オタク設定もカット、ミッションもかなり省略されてましたが、 まあこれは時間の都合上仕方がないでしょう。 その代り文章では形状がよく分からなかったハブや、 RTG、パスファインダー、改造ローバー、MAV等々が どんな形なのか見られたのは嬉しかったです。 あとワトニーを妻子持ちに変えたお涙頂戴が捻じ込まれなかったのも嬉しい。 (その方が幅広い層に受けるのは確実だから……) (映画のワトニーは異性愛者かどうかも分からない仕様) 内容ばれ 残念な変更点は下記3つ。 ・ヘルメス内部での、火星に戻る戻らないの採決の方法。 エモーショナル重視なのは分かるけど、 誰が反対したか開示されない投票方法を採ったところに船長の資質を、 それでも全員一致したってところに彼等の心意気を感じたのでちょっと残念。 (訂正:これ採決ではなく、反対意見を募る方法でした) ・ワトニーの最後のモノローグカット。 原作を読んでいた時にビャービャー泣いたので。 ・おっぱい……。 でもハードな状況なのに明るい映画の雰囲気を更に明るくしてくれるうえに、 妙に状況にあっているディスコミュージック最高でした。 それと火星での生活を終える頃のワトニーが、 痩せ衰え、皮膚も全身酷い状態になっていたのは、 原作では全然描写されてなかったので、 そうか意識しないようにしてたんだな…って考えたら 一周回ってブワワってなった。 原作と映画どっちも見てなくて、 文章を読むのは億劫だという人はぜひ映画をご覧ください。 おすすめします。 時間の都合上、映画か小説どっちかにしたい人は 小説の方をおすすめします。 映画と小説の両方を見たいという人には 映画→原作の順番がいいと思います。 キャプテン・アメリカのページを更新しました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/09(火) 残穢の奥山家のモデルの事を調べていて なぜか途中で黒百合の系図の飛竜家について 考察しているサイトさんに行きあたったのですが、 佐々成政の側室が、無実の罪で一族と共に惨殺され、 「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」と言い残して以降、 子孫は百合の花を忌み嫌ったという逸話がモデルではないかと書かれていて、 それだ!という気持ちになりました。 調べものって面白いですね。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/10(水) 映画かんそう 「REC2」 ひどい。悪い意味で。 いないとは思いますが、見ようと思っている人がもしいらしたら、 やめたほうがいいです。 前回謎の連続細菌感染を起こしたビルに、 特別な使命を負った神父が救命班を従えて潜入するが、 なすすべもなく1人1人犠牲になっていく。というあらすじ。 全員のヘルメットにカメラが装着され、 頻繁に切り替わり、 真っ暗で、ブレブレ、何が起きているのか全然わからない。 相変わらず登場人物の沸点が低くて、 わーわー言い争いばかりしている。 リーダーの神父はアホ。 途中、学生のグループがこっそりビルに忍び込むけど、 この子たちもアホ。アホとアホのマリアージュで事態はグダグダ。 途中で見るのやめようかなと思いましたが いや、私は見始めた映画を途中で放棄した事は1度もないはず… っていう意地で見続けました。 1は面白かったのに、同じ監督でどうしてこうなった? ねたばれですが、前作では教会が研究していた悪魔憑きは ウィルス感染によるものだった…という流れだったのに、 今回は完全に悪魔の仕業で、人間に乗り移って ペラペラ喋りだしたりしちゃって、 安っぽいことこのうえなかったです。 悪魔憑きに似た症状の出るウィルス、のままでいくべきだった。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/11(木) 最近の読売新聞の記事で、 モデルの写真を修整したら、その旨を必ず表記しなければならないという法律が フランスで昨年出来た、というような事が書かれていました。 フランスは拒食症の人の数がとても多いのだそうです。 不自然な若さや細さ、肌の美しさを追求するあまり 人々が心を病まないようにという配慮からでしょう。 http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20160106/Cafeglobe_051640model.html あとスレンダーな体型がトレードマークのバービー人形も ちょいぽちゃさんや長身さん、という違った体型の人形を発表したとのこと。 http://news.ameba.jp/20160130-579/ 自分がデブだから言うんじゃないですが、 これはいいことですね。 みながたった1つのパターンと同じになろうとして、苦しまなくていい。 目指す美は多種多様なほうがいいです。 くれぐれも自分がデブだから言うんじゃないです(笑)。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/12(金) 映画かんそう 「A Bear Named Winnie」 貸していただいて鑑賞。 「くまのプーさん」のウィニー・ザ・プーの名前の元となった ロンドン動物園の人気クロクマ、ウィニーの物語です。 このドラマ映画は日本未公開、DVDも日本向けの物はなく 字幕など付いちゃおりませんが、 X-MENジャンルの者には有名な作品で、 何故かというと無名の頃のマイケル・ファスベンダーさんが主演だからです。 第一次世界大戦のカナダで、母熊を殺された子熊を見掛けて かわいそうになって業者から買い取ったコルボーン中尉は、 熊にウィニーと名前を付けて 「これは部隊のマスコットだから!」と強引に連れてきますが 案外皆に受け入れられて可愛がられます。 英語聞き取り能力の問題で、残念ながら細かい内容はさっぱり分からないですが、 ともかくずっと小熊とファスベンダーさんがイチャイチャイチャイチャ… している内容のため、あまり問題はないです。 花畑でクマとイチャイチャ。 草原でクマとイチャイチャ。 逃走して台所でいたずらをするウィニー。 ファスベンダーさんと同じベッドで寝ているウィニー。 お風呂に入れられるのを嫌がって逃走するウィニー。 ファスベンダーさんは子熊にメロメロになってしまったそうで、 撮影前のふれあいタイムでも 「あとちょっとだけ!あと5分!延長!」みたいなことを しょっちゅう仰っていたそうです。 私服で小熊とたわむれるファスベンダーさんは、 写真や動画が結構ネットで見られます。 ところでファスベンダーさんの演技の魅力と、 子熊の魅力がカブってるような気がしたんですが、 鑑賞者が勝手に感じ取ってしまう、悲しさのようなものが 同質というか…。 ファスベンダーさんの、何を演じても被害者に見える、 あの強烈な悲哀オーラは何から出ているのか今も謎です。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/13(土) 色々感想 銀英伝(ヤンジャン掲載) ヤン登場!ちゃんと正面から! 若い!かわいい!帽子がないと学生みたい! ユリアンとタメみたい!あと駄目人間度若干増し。 進撃(別マガ掲載) 諫山先生はゴミのような死のリアリズムで悦にいるタイプではないし、 (かといってキャラクターを大事にするというのともちょっと違って、 退場の際はきっちり禍根やトラウマを残して物語の滋養にする系というか…) たぶん大丈夫と思ってます…。 マギ(サンデー掲載) やっと商品価値のあるものが出てきたぞ!なんとかなりそう。 あと帰還おめでとうございます。二次創作の方が凄い事になりそうな予感。 魔法使いプリキュア 駅から魔法学校に行けるというねたに反応しておくべき…? 鉄血のオルフェンズ 泣いている女の子を2人とも抱きしめるという 最高位のリミットブレイクを発動したミカヅキ様ですが、 並みのキャラクターがそんな事をしようものなら 鼻の穴つなげるぞオラ!って思う私ですが、 ミカヅキさまなら仕方ないな。 仮面ライダーゴースト 洗脳キタコレ! 主人公と悪の王子の間で2号ライダーの取り合いが発生しました。 真田丸 信長暗殺で、今後上杉につくのか明智に従うのか あくまで織田の家臣でいるのか息子に問われたパパ、 「まったくわからん!」 いいシーンでした。 草刈さんの演技もいいけど、受け手の大泉さんも上手い。 あと家康と家臣が互いの頬についた ごはん粒を食べ合っていました。この大河どこに向かって…? 相棒 むかしの相棒の変化球回みたいで面白かった。 全員自白する3人の容疑者と、証言を拒む警察嫌いの目撃者。 冠城さんが右京さんに推理させるためなら 善悪スレスレの手段も辞さないところがあるなど、 踏み込んだキャラクター描写もあった。 エレメンタリー3 タクシーの営業許可書が100万ドルって言ったけど、 1億円…?ローンで返済するらしいけど、 そこまでしてタクシーを運転するメリットは何なの…? 10万ドルの間違いじゃないかな? ホームズに精子提供を望む女の友人がきて、 あなたの才能、あなたの善意を次世代に残すべきって説得されるんだけど、 わりと、生きているだけでつらい自分の状態と、それを継がせたくないという気持ちを ちゃんと説明するホームズ偉い…。 ジャンプでまた新たなるパンツ漫画が連載開始しましたが、 なんかすごく似た話を深夜アニメでやってなかったっけ…? 女子ばっかりの寮に男性が1人みたいなの…。 そこに幽霊ボーンを適当に足した感じ。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/14(日) 映画かんそう 「DATSUGOKU-脱獄-」 無期懲役刑の老人が、愛娘が薬物の過剰摂取で重体だと知り、 脱獄を計画し、仲間を1人1人集めていくというお話。 貸していただいて鑑賞。 リアルタイム脱獄進行と、計画・仲間集めの過程を交互に流すスタイルで、 とてもスピーディーです。 そして監獄ものなので圧倒的男性率と、それから 商業BLなの…?っていうくらいのサービス?があります。 ラストもなかなか捻りがあって楽しめるので、 劇場未公開作品ながら、掘り出し物映画です。 ラストばれ 謎のドミニク・クーパーさん推しなのですが、 ともかく若くて可愛くて、入所した瞬間にみんなにヒューヒュー言われて、 やばいやつに目を付けられて、白昼堂々……されます(誇張なし)。 その後そのBL受刑者がストーカーと化し、 かわいそうに思った主人公は脱獄の仲間に加えます。 ちなみに主人公の娘さんは、 アリスの挿し絵のうちのどれかのような 巻き髪の美少女の姿が幻想として出てきますが、 主人公はドミニク・クーパーさんに どうして助けてくれるのかと聞かれて 「お前は娘とダブる」 と答えます。 えっ…!? 腐女子もたじろぐ、その力技のセリフ…。 ラストは、予想外だったので、 やられたー!って感じでした。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/15(月) 今年も、ホテルニューオータニ大阪〜ホテルでいちご狩り〜 に行ってきた。 相変わらずどれもおいしくて、出ているものは全種食べつくす! って意気込みだったんですけど、 パスタとスープとクッキーと最中とサラダは食べられなかった…。 無念です。 ケーキ全種と、カレーと、サンドイッチ全種と、 ゼラチン・ムース系全種、チョコレートぜんざい、いちご大福は いただきました…。 どれも見た目がかわいくておいしいし、 自分のお皿を見て幸せに浸りました。 相変わらず私の盛り付けは下手くそですが、 でもいちごが載っていると色的に引き締まる。 ベスト1はリコッタチーズのパンケーキ+ハニーコームバター。 カロリー幾らやねん…という恐ろしい組み合わせ! でもパンケーキもバターも魔性のお味でした…バターは売ってないか調べた…。 2位はナポレオンパイ、3位はいちごのモンブランです。 ただ価格が、去年は土日4500円だったところ、 今年は5500円!お客が減っているのではないかしら… と思ったんですが、外国の団体客らしき皆さんが参戦、 逆に混み合っていました。 (でもさすがにこれ以上値上げされたら来年は行かないぞ…) ---------------------------------------------------------------- 2016/02/16(火) 映画かんそう 「キャロル」 百貨店で売り子をしている女の子が、 客として売り場にやってきた美しい人妻に恋をして 彼女にのめりこんでいくというあらすじ。 原作がパトリシア・ハイスミスなので「絶対暗黒ラストだ…」 って行くのをためらってましたが、 先に見たかたから「大丈夫ですよ!」って教えて頂いて鑑賞しました。 人妻をケイト・ブランシェット、 百貨店の売り子娘をルーニー・マーラが演じます。 ともかく細部まで美意識の行き届いた映画でした。 女優さんの服装、髪型、小物、メイク、靴は当然ながら、 仕草や姿勢や、1950年代の街並み、 当時のレストランやホテル、その調度や色彩全部。 わざと昔の映画風に撮ってある、 褪せた色やピントのシャープじゃない所も。 性行為のシーンがあるのでご家族向きではない。 男性登場人物は酷い描かれ方と扱いなのでカップル向きでもないです。 (美意識高い系カップルならあるいは?) ラストばれ? 2人は車で旅をするのですが、 運転中に人妻の毛皮のコートをキャッキャ笑いながら脱がせてあげるシーンや、 人妻が売り子娘にお化粧をしてあげる遊びや、香水を付けてあげた場面、 The百合!という感じで良かったです。 あと、機関車のミニチュアについてちょっと喋って、 自分が幼女だった頃に機関車のおもちゃが欲しかったというのを売り子娘から聞いて、 人妻が自分の娘に機関車を買うシーンも好き。 監督さんが原作者さんかどちらかは分からないけど、 この人はたぶん外見や仕草で人を好きになるタイプだな…と思った。 というのは、互いがどういう人なのか、どういう生い立ちでどういう本を読み どういう宗教で、どういう料理を好み、どういう動物が好きで、 どんな欠点があるのか、それらに関して会話するシーンはあまりなくて、 知っていくうえでの驚きや喜びや興味などの感情は描かれてなかったので。 会話や人となりよりは、やはり仕草や表情をじっくり撮ってあった。 人柄と感情に恋をする、男性同士の愛を描いた 同じく美意識炸裂映画「シングルマン」と両極だな、という気がした。なんとなく。 物語としてでなく、恋愛を見た場合、 人妻と売り子娘では経験値とスキルが違いすぎてあまりに不平等なので、 一度別れて、売り子娘が恋愛経験値を積んでからもう一度付き合った方が…と思います。 というか、ぼんやりとしていて、「話を聞いてる?」とよく人に尋ねられ、 誰に対しても拒否せず、彼氏がいるのに他の男性にキスされても 怒りを態度で示すわけでもない売り子娘が、 人妻と付き合う事で急速に大人になり自我を形作って、 結局は人妻と別れる道を自分の意思で選択するというラストか…綺麗にまとめたな… と思ってたら違ったのでびっくりした。 しつこいですが、ハイスミスなので原作は自殺か心中エンドでしょう… と決めつけてましたが、本屋さんでぱらっと見てみたらラストは同じでした。 検索してみたら、この作品はハイスミスが別名義で書いた作品で、 彼女の実体験を元に書かれており、現実ではキャロルにあたる人妻は自殺なさったのだそうです。 …せめて物語の中でだけは幸せに系創作でしたか…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/17(水) 映画「キャロル」を見て、2人の女優さんが圧倒的に美しくて、 その人が目の前に座っているだけで、空間がきらきらとして 特別な感じになるあの存在感にとても憧れたのですが、 まあでも美しさを職業にしている女優さん、 ましてやケイト・ブランシェットさん、 ルーニー・マーラさんのようになるのは、 100回転生しても無理だし、 華やかとか美しいとか綺麗とか可愛いとか、 そういうのはちょっと自分のスペックでは再現が難しいので、 せめて、「色々楽しんでいて、お洒落も楽しんでいる感じ」 が出せたらいいな…って思いました。 私は持ち物に無頓着というか、 鞄や自転車に傷がついていても汚れてても気にならなくて、 自分の外見も例外ではないのですが、 それはよくないな!急には無理でも、 ちょっとずつ変えよう!って気分になりました。 映画ではT字ストラップの靴や、イヤリング、 ブレスレットが素敵でしたし、 ケイト・ブランシェットさんのタイトな青灰色のワンピース、 あれは私が着たら北斗の拳みたいに裂けてしまうでしょうけど、 胸のシルエットのシャープさは、たぶん高級下着の賜でしょうから、 諭吉戦隊の力を借りれば再現できるはずです。 (たしか安野モヨコさんが、シャツがかっこいい形になる下着って 描いてらしたのが、シバリスだった筈) でもまず春が来たら手首も出せるし、 ブレスレット買おう、と思ってブランドショップのサイトを見に行ったら、 イメージに近いものの価格が50万円だったので、さっそく挫けた。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/18(木) 合成皮革ボロボロ問題 合成皮革の商品は、数年使っていると ボロボロになるかバキバキにひびが入るか2つに1つですね。 お気に入りの品物があって、スペアを買って 空気に触れないように6年ほど保管していたのですが メインがボロボロになったのでスペアを出して使ったら 最初は綺麗だったのに1週間でやはりボロボロになりました。 タイマーでも入っているのか。 どういう理屈で劣化しているんだろう。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/19(金) 読書かんそう 「カイコの紡ぐ嘘」下 御存知JKRが覆面で書いた探偵シリーズ第2弾結末編。 作家やエージェント、出版社の社員の秘密や不道徳な関係など、 書籍業界の裏を赤裸々に綴った新作を世に出した作家が 猟奇的な方法で殺害され発見される。 作家の妻から依頼を受けたコーモランは、 美人助手ロビンと共に事件を解決する。というあらすじ。 相変わらずコーモランは英国の島耕作で、 依頼人の美人の人妻や事件関係者にめっちゃ迫られ、 モブの男に嫉妬されたりしてちょっと笑ってしまう。 主人公に対する私の好意は、巻数が進むにつれ下降の一途を辿ってます。 どこかで大逆転してくれよ!?無理か!? 犯人は、ア、ハイ…という感じ。 内容ばれ 助手と車で遠出する時に、朝食を食べそこねてイライラして、 助手が2人の昼食にと用意していたショートブレットを 2人分たいらげて、やっと機嫌がよくなったところとか最悪です。 私のショートブレットは私のものだ。←? 自分の機嫌くらいコントロールしろ。空腹でイライラするなら朝食を抜くな。 (しかも助手はあとで空腹で気分が悪くなる) あと自分が機嫌の悪い時は露骨に態度に出してなだめてもらう癖に、 部下が待遇を不安に思って情緒不安定になったときは 「面倒くさい……」って思うのは最低なやつだな…って。 あと内容の3分の1は「膝が痛い」で成り立っていて、 (コーモランは軍所属時代に片足の膝から下を失っている) 膝が痛い膝が痛い膝が痛い膝が痛い膝が痛い膝が痛い膝が痛い膝が痛い とシャイニングのようなので、 自分は安楽椅子探偵になって、 実働を美人助手ロビンに任せてはどうかねと思わなくもないです。 ロビンの過去に何かあったような伏線、 コーモランの腹違いのお坊ちゃんの弟などが出てきて、 話が膨らんでいく様子です。 美人助手ロビンがプロのドライバー並みの運転テクニックの持ち主だったり、 婚約者の母親のお葬式に参列するためどうしても乗らなければならない列車に 助手を送り届けてやるコーモランのエピソードとか、あのあたりは良かったです。 スーパーウルトラ美人で心が不安定な元カノは、とうとう別の男性と結婚しました。 (でも挙式直前に「(堕胎したのは)あなたの子だった」とかメールを送って来たり 挙式後にウェディングドレス姿の写真を添付送信してきたりして、めっちゃ怖い) 余談ですが本文中に、 ネットのお蔭で文字も満足に知らない奴でも ミチコ・カクタニの真似事ができる、というような皮肉で名の上がったかた、 アメリカのカリスマ書評家で、 「死の秘宝」発売前にフライング書評を載せた人ですね。 どんな有名作家でもお眼鏡に適わなければギッタンギッタンに酷評するひとらしいですが、 「死の秘宝」の評論はどちらかといえば好意的なような…?(機械翻訳文読んだだけですけど…) 余談その2、カーラジオからテイクザットの曲が流れたとか、 「Keep Calm and Carry On」(平静を保ち、普段の生活を続けよ) (第二次世界大戦直前に、英国政府が推奨したスローガン) がリバイバルで流行っているとかいう描写があって、 テイクザットは「キングスマン」の主題歌ですっかりおなじみだし 「Keep Calm and Carry On」のリバイバルやそのパロディはSNSで昨年よく見掛けました。 ネットや流通のお蔭で、極東の島国にいても、英国の文化流行その他、 リアルタイムで微妙に触れている感じがした。 上下分冊にせずにもうちょっと内容をシェイプして1冊にしたら もっと面白かったんじゃないかという気がする。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/20(土) 色々感想 暗殺教室 生徒は死なない鉄則が守られた。よかった…。 たぶんもう終盤に差し掛かっているのでしょうけど、 やっぱりこれ教育に対して誰も期待しなくなった現代の 熱い教育漫画なんだなーと思いました。今更ですけど。 気の違ったサイコサスペンスや無慈悲なディザスターものを描ける松井先生が、 世界が残酷じゃない事を全力で描かれている。 ジャンプ新連載パンツ漫画の、女子寮の色っぽいカタログ女子たちは 全員女妖怪だったという設定でした。聞いたことあるようなないような…。 魔法つかいプリキュア 来週はダイアゴン横丁でお買い物をするそうです。 銀英伝(ヤンジャン掲載) ヤン・ウェンリーのファンは今週のヤンジャンを読むべきだと思う。 ヤンがかわいいし、SFっぽい近代住宅の中にアンティークっぽい中国の調度と 本の山とゴミとか最高だし、猫かわいいし、 この2人はあの結末じゃないユニバースに行ってほしい。 キャゼルヌ先輩がびっくりするくらいの眼鏡イケメンだった。 人気カプが変動するくらいの! 仮面ライダーゴースト あの友達のいない悪の王子さまは 3号ライダーになるんだろうか…。 あいかわらず2号ライダーは洗脳されて悪の王子様のペット状態です。 ところでお兄ちゃんを探しに出かけたのに、 なぜ次のシーンでたこ焼きを食っているのだ。 ジュウオウジャー 新シリーズは主人公だけが人間で、あとは獣人なのかー。 象とサメとライオンと虎。 それぞれジュウオウエレファントやジュウオウシャークになったりするので、 主人公もジュウオウヒューマンになるべきでは?って思ったんですが、 きっと本来イーグルになるはずの獣人がいて、本人の属性よりも 変身アイテム属性によって変身するものが確定するのですね 鉄血のオルフェンズ けっこう残酷表現がありましたね。 眼球の内出血とかバキバキグシャグシャとか…。 あとモビルスーツが母艦に帰還できずに単体で大気圏突入するのは 初代ガンダムの名場面でもありますが、 めっさエグイ解決方法採った!!(敵モビルスーツを断熱材代わりに降下した) 大丈夫かミカヅキ様…畳の上で死ねるのかこの子…。 (続く) 合成皮革ボロボロ問題、加水分解という現象を教えていただきました(ありがとうございます)。 wikipediaのページを見たんですが、「日本語でたのむ…」という感じでした(笑)。 中途半端に密閉すると却ってよくないそうです。 乾燥した、温度の低い、空気の流れる環境で保管するのがよい?みたいです? ---------------------------------------------------------------- 2016/02/21(日) (続き) 真田丸 きりさんと梅さんの対比が印象的だった回。 どっちもいい子なので、ぐぬぬ…という感じ。 姉を救えずに絶望して帰ってきた主人公に対して きりさんは 「みんなに言ってほしいんでしょ、あなたのせいじゃないって。 口が裂けても言いませんから!」 って言い放って、更に追い打ちをかけちゃった…。 傷付いて梅のところに行く主人公 「何も言わなくていいから私の話を聞いていてくれ」 って心の鬱屈を吐き出すんですが、梅がずっと無言なので 「あの、何か言っても構いませんよ」 ……なごむ。 「梅は源次郎さまが帰ってきてくださってほっといたしました」 真田の里に何かあったら、私をお助けくださりませ、と微笑む梅。 男性視聴者の大半は梅さん派に流れたと思う。 でもきりさんの事を駄目で意地悪な女って描かないのが このドラマのいいところなんだよなー。 あと「黙れ小童!」は、いつか逆転するシーンが来ると思う。 相棒14 社会問題回。 右京さん本当に「悪法もまた法なり」派だなあ。 ダウントン・アビー4 下品な事を言いますが、 農業をやるよりも、子宝祈願の奇跡の土地とかって 売り出したほうが栄えるんじゃないかな…。 受精率高すぎじゃないですか?磁場か何かの影響で 女性の体質が変わる的なあれじゃないの? エレメンタリー3 ハッカー集団「エブリワン」内紛話。 以前ホームズに「トワイライト」に関する考察を発表しろって 要求した人が登場。お前か!(笑) プロフィール画面を頻繁に変えるのは多動性障害なのだそうです。 えっそうかなあ。 「友情というのは、俺が思うに、2人の人間が お互いのよいところを見習いあう関係だ。お互いが得をする」 とワトソンに言いに来るホームズは、中高生かよ!って感じですが かわいいです。 古田新太・いのうえひでのりが語る劇団☆新感線の裏側 (関西ローカル番組) いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK「乱鶯」宣伝番組ですね。 当初はつかこうへいさんのコピーを1本上演したら解散するつもりだったとか、 大阪では全然売れなくて、東京で売れたら逆に関西でも受けるようになったとか、 そういうお話でした。 新作は中島さん作ではないので番組にも参加されてなかったの ちょっと寂しいです。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/22(月) 映画かんそう 「シャーロック 忌まわしき花嫁」 BBCドラマ現代版シャーロック・ホームズ、 本国でスペシャルドラマとして放映されたものが劇場公開されました。 今回は19世紀のロンドン世界で、シャーロックが大活躍します。 でも話としては独立してないので、ドラマ版を見てないと 人間関係が把握できないと思う。 逆にドラマ版が好きな人は見に行った方がいいですよ。 限定公開なのでお気をつけて。 トリックは少々大味だったけど、犯人は面白かった。 おちばれ ていうかめっちゃシーズン3から続いてますからね…。 これ同人誌で読んだら「天才かなこの人…」ってたぶん思った。 「充分に発達した公式は、同人と見分けが付かない」ということですかね? サービスシーンの連続すぎて息ができませんでした。 (初見の人が、単独の映画として見た場合は、残念ながらあまり面白くはないというか、 すごい疎外感を感じると思いますが、ドラマ版のファンの人は問答無用で行くべきです。 もう10回くらいあちこちで書いてますが、 ライヘンバッハに関して、原作でもグラナダ版でもBBC現代版でも他映像化でも 私はともかくずっと怒ってきたのですが、(いちばんむかついたのはグラナダ版かな…) 今回はライヘンバッハ完全補完きた!って思いましたね。 ドラマの方でもジョンが怒り狂って若干すっきりはしたんですが、 今回本当に気が済んだというか、ワトソンがイケワトソンすぎました…。 1人ウェーブしたかった…。 ホームズはワトソンのこと、騎士かなにかだと思ってるのかな? 関係ないですが、 全身の骨の名称を言いながら、折ることもできる、とかいう感じの 予告で見たセリフ、悪人に対してのものかと思ったら シャーロックに言ってたのかよワトソン! 気になるのは、Mの存在。 死亡したのは間違いないってシャーロックがラストで言ってましたが、 どういう事なんだろう。今後はシャーロックの脳をリソースとして 存在し続けるということ…? 犯人については途中で、「あー、そう繋げたか!」って思ったんですが メアリも一味かと思ってました。 一定年齢より下の女性が挙げる 「むかつく日本文学」の上位に必ず食い込む「舞姫」も 同じパターンで殺人事件化してほしいですね。 いつものテーマ曲の背景に流れる現代ロンドンの風景が 19世紀ロンドンに変わってるだけでどきどきしました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/23(火) むかし購入した際、契約書に署名したり押印したり、 身分を証明したりと大変面倒だった商品を再び購入することになり、 はーやれやれと思って印鑑などを持って行ったら、 タッチパネルに、指でサインするだけでOKになってました。 ら く ち ん ! この筆跡もへったくれもないようなグネグネの文字で 署名の代わりになるなんて! 空中に魔方陣を描く魔法使いみたいな感じが、ちょっとしました。 充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かないってこういうこと…? というか印鑑文化というこの一部地域独特の風習は廃れる…? 10年後には、邦画の契約のシーンで 「この男の人が深刻な顔で握っている、小さな黒い棒は何かしら…」 てきなミステリーが生まれる…? ---------------------------------------------------------------- 2016/02/24(水) 映画かんそう 「スティーブ・ジョブズ」 ダニー・ボイル 監督 ジョブズの人生における3度の重要なイベント、 その直前の慌ただしいリハや打合せの間に 彼を訪ねてくる親しい人々、その人たちとの会話を通して 彼の人生の変遷や変化を表現する映画。 会話を中心に進む舞台劇のようでした。 スティーブ・ジョブズの人柄や業績、人間関係については 知っている事が前提となっているので 詳しくない人は2013年の「スティーブ・ジョブズ」を見ておいた方がいいかも。 緊張感のある会話劇として楽しむ事も出来るけど、 登場人物がジョブズに対してどういう立ち位置なのか知ってた方が 何倍も面白いので。 2013年の「スティーブ・ジョブズ」は 歴史を追うことで一杯一杯だった映画なので、 これと足して割ると丁度いいと思う。 スティーブ・ジョブズ役は マイケル・ファスベンダー。 地声よりもやや高い声で、歯を剥きだす演技もちょっと控えて、 ろくろこそ回していなかったものの細やかな手先の演技で 物真似ではなく2人の人間が融合したような魅力的なジョブズを作りだしていました。 ファスベンダーさんと言えば黙って立っていても被害者に見える 物悲しそうな声と表情をしているひとなのですが、 ジョブズのクズエピソードとファスの被害者オーラが力比べをした結果、 (脚本の後押しもあり)ファスがやや押し勝ちました。 いやでもまさか、本人が「認知しない!」って頑張っていた 実の娘の話が中心に据えられるとは思わなかったです。 内容ばれ 過去何があったかという事はほとんど描かれないので ウォズニアックさんの天才エピソードがほとんどなくて、 予備知識のない人には謎の謝辞謝辞おじさんだったのではなかろうか…。 スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲン。 セス・ローゲンに別れを切り出されて涙をこぼすファスベンダーさんのシーンが、 絶 対 あ る に 違 い な い !って思ってたのになかった…。 残念です。 「2進法とは違う。才能と人格は共存する」 っていうセリフは良かったですね。 でもウォズニアックさんには奇跡的に両者が共存しているだけで、 残念ながら通常それらは両立しないですよと私は思います。 同じIT業界の成功者マーク・ザッカーバーグを題材にした 「ソーシャル・ネットワーク」と脚本家は同じアーロン・ソーキン。 (あちらの監督はデヴィッド・フィンチャーだけど) 物語の起承転結は、この映画の方がかなり薄い目。 何となくですが、フィンチャー監督の芸風のほうが IT業界という題材に合っている気がする。冷たくて早い感じ。 電子音楽とクラシック音楽が混在していましたが、 ジョブズの心情に合わせてパート分けしてあったのかな?と後で思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/25(木) 読書かんそう 「ワンダー Wonder」R・J・パラシオ 下顎顔面異骨症と片側顔面小人症を併発した、 人と違う顔を持った10歳の少年が、 はじめて通う学校で経験をする様々な出来事を描いた作品です。 大抵の子供は悪気がある訳ではないけど、 でも主人公の顔を見て、驚いてしまうし目をそらしてしまう。 誰もそばに寄ってこないし、もちろんいじめもあります。 でも主人公は頭のよい子で、ユーモアもあり 癇癪を起して何度もくじけるけどでも、家族の励ましで学校に通い続けます。 あらすじから受ける印象程重い内容ではないのは、 この子がスター・ウォーズオタクで、ことあるごとに 出来事をスター・ウォーズに譬えたり登場人物の事を思い出したりするから。 (EP7公開前に書かれた本なので、6部作のファン) (でも時々、「え、ごめ、それ誰だっけ…?」ってなる/笑) ユーモアとオタク趣味を支えにサバイバルをする話ってやっぱりいいですね。 これまで出版業界で仕事をしていた女性が初めて書かれた本だそうです。 内容ばれ わりとみんないい人なんですが(そして主人公の家族は友達も羨むくらい素敵な人達ですが)、 主人公のお姉さんのヴィアと、友達のサマーがあり得ないほど天使。 特にサマーがいなかったら主人公の学校生活はあんなにうまくいかなかったと思う。 ヴィアの章が好きです。 弟に掛かりきりの両親からあまり構われずに育って、本人も納得しているけど、 でもお婆ちゃんが「世界で誰よりも」ヴィアのことが好きって 内緒で言ってくれたことをずっと心の拠り所にしているのとか、 心に残るエピソードだと思う。 スクールカーストについては、部活をやめた桐島のことを思い出したりしました。 日米で差異がなくなってきているような。 ただしいじめに対する処遇はアメリカの方が厳しい。いじめる側もより巧妙になるようですけど。 お姉さんのヴィアの子供の頃からの友達2人が高校デビューして、 いけてるグループの仲間入りを果たし、自然とヴィアと付き合わなくなる話や、 主人公の誕生パーティーにクラス全員の子を呼んだら、来てくれたのは5人だった話、 サマーが学校で一番の人気者の女の子の家のパーティーに呼ばれて、 あんな変な顔の子と仲良くするのをやめたら、うちらのグループに入ってもいいよって言われて トイレからこっそり親に電話して、車で迎えに来てチャイム鳴らさずに携帯に電話して って頼んだりするところ、架空の話なのに心臓がぎゅっとしました。 というかアメリカの子供は10歳くらいですごい社交術と対処能力を要求されるのだな…。 お前はドラコか…って感じのジュリアンという男の子、 最後から2つ目くらいで彼の章がきて、実はジャックの事が大大大好きで、 主人公のやつめ…僕からジャックをとりやがって許さないぞ!呪う…!って 激白をするかなって思ったんですが、 ごく普通の悪いいじめっ子として内面の分からないまま退場して、 そこは残念でした。 1つ皮肉っぽいことを言わせてもらうと、 外敵が来ることで内紛していた集団が結束するというのはいかにも人間らしい。 ばい菌のいじめってまだ残ってるの!?すげえな!? 何世紀にどの国から始まったいじめなんだろう。超ロングランですね。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/26(金) 昨日感想を書いた「ワンダー Wonder」で 学校中の誰もが1番人気の女子と友達になりたがっている、 というような記述がありました。 その子はあまり性格のいいひとではなかったので、 容貌目当ての人以外は、 辻村深月さんのスクールカーストもの小説によくある、 上のカーストの子と友達になると自分の格が上がるってシステムのせいかな?と 考えました。 超古代、私の学生時代は、確かに男子に人気のグループとか、 個性派グループとか、体育会系のグループとか、 みなそれぞれ性格に合ったチームを形成していましたけど、 別に一番人気の子と友達になりたいとかはなかったな…と懐かしく思い出しました。 だって一番人気の子と仲良くなったらどんな面倒なことになるか 容易に想像がつきますもん…。 なので万一相手がいい子で、奇跡的に気が合って仲良くなったとしても、 私ならこそこそ隠れて不倫のような遣り取りに終始すると思います(笑)。 自分の格が上がるとか下がるとかはどうでもいい。メリットもよく分からないし…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/27(土) 色々感想 暗殺教室 あと5回なのだそうです! 松井先生はジャンプには珍しい、 過不足ない最終回を描かれるかただから じっと見守りたいと思います。 げんしけん(アフタヌーン掲載) 長引いたハーレム編も、 いよいよ女装男子ちゃんエンドで決着が付きそうだな! ハーレムものとしては挑戦的な決着だな!と思っていたら 女装男子ちゃんがリバの可能性を口にしたら マダラメが怖気づいて逃げ腰になった!この期に及んで! これで次回女装男子ちゃん以外を選んだらゆるさない…。 おおふり(アフタヌーン掲載) 言われてみれば「心技体」という言葉はあるけど 心のトレーニングを毎日やっているという部活はあまり聞かない。 なるほど、とは思ったものの でも私が非体育会系なせいか、あのメンタルトレーニングは 洗脳メソッドっぽくてちょっとこわかった。 魔法つかいプリキュア! おっ今回は宝石ごとに2人のコスチュームが変わるのか! 衣装がいっぱいで女児大喜びかな?描くのは大変そう。 ジュウオウジャー サメ女子が噴水で泳いじゃった!酔っぱらいでもなかなかやらないよ! あとツンデレ象がなついたのは、手から直接餌をやったのが決め手だと思います。 ダウントンアビー 特別編の、上流階級とマナーについて、大変面白かったです! なんかむしろこういうのを毎週放映してほしい。 本編は10分くらいでいい…。 食事中に席の右の人と左の人、どちらと会話するかは 食卓の主が向いた方向に皆が倣うというのは知らなかったです。 あと、手によって感情表現を行わないというの。 舞台出身の役者さんはやりにくいだろうなーと思う。 相棒14 めっちゃ尖った話で、すてきでした。 殺人を行っていた世界と行わなかった世界が展開していく。 以前も浴室で夫を殺した主婦の事件が 実は空想だったという話はありましたが、 今回はシュレーディンガーの猫の譬えも出て、並行世界的。 真田丸 おばあさま無双回でした。 敵の城に潜入して、城の人間になり済ますけど 会話でばれるやつ、三谷さんの芝居だなという感じ。 エレメンタリー3 特殊な食事習慣のある宗教は犯罪に向かないな…。 (現場にあった食材から、販売店が絞り込まれて、監視カメラ映像でお縄) 通信ケーブルにごくわずかのタイムラグを発生させて、 株取引で優位に立とうとする犯罪なんだけども、 思い付きもしなかったわー。 そして刑罰としてはどの程度のものになるんだろう。 ---------------------------------------------------------------- 2016/02/28(日) 2005年に、1500人以上の映画関係者によって選ばれた アメリカ映画の名セリフベスト100。 えっそれ!?本当にそれ!?って感じのものが多い、ような気がする。 残念ながらハリポタはランクインしてません。 1 Frankly, my dear, I don't give a damn. (風と共に去りぬ) 1939 2 I'm going to make him an offer he can't refuse. (ゴッドファーザー) 1972 3 You don't understand! I coulda had class. I coulda been a contender. I could've been somebody, instead of a bum, which is what I am. (波止場) 1954 「May the Force be with you.」 「There's no place like home.」 「I'll be back.」 「Hasta la vista, baby.」 100位以内入りの上記のあたりはまあ納得かなって気はしますが、 でも 「羊たちの沈黙」 「A census taker once tried to test me. I ate his liver with some fava beans and a nice Chianti.」 とか 「ロード・オブ・ザ・リング」 「My precious」 とか、これ名セリフか…? ---------------------------------------------------------------- 2016/02/29(月) 疲れていると、自分の体積がよくわからなくなって、 歩いていて角を曲がるのに失敗してしまいますが、 今日はなんか体の真ん中くらいを壁で強打して、 私は自分の幅が何センチだと思ったんだろう… ってあとで不思議になりました。 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が第88回米アカデミー賞で 最多6冠とったそうで、おめでとうございます! 作品賞監督賞はまあ傾向が違いすぎて無理だから、別のところで努力した感じ(オスカーが)。 ---------------------------------------------------------------- |