---------------------------------------------------------------- 2016/01/01(金) 猿か…猿…と考えているうちに元旦あと30分。 絵は描けませんでしたが、あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願い致します! 何だか今年は年末がドタバタして、 年賀状印刷直前に、プリンタが壊れて、 大慌てで新しいプリンタを買いに行ったら その運搬でどうやら腰を痛めたらしく、しばらくお辞儀も出来ない状態に。 漸くましになりましたが、道でヴォルデモートに出くわさなくてよかったです。 しかし、しりると猿って一体どういうシチュエーションなのか思い付かないな…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/02(土) TOPを猿とシリウスに 猿……?って考えながら描いたせいで、すごい腑に落ちない顔のシリウスになってしまいました。 たぶんモンキーパークかどこかへ行った時のもので、先生は餌を買いに行っている。 今年のお正月は暖かくて、なんか着る物1枚とかで過ごしています。あり得ない。 色々感想 仮面ライダーゴースト ドライブ&ゴースト映画を見た時に、敵対している2号ライダーが、 どうして主人公たちの基地にフツーに入ってきて、 仲間みたいな顔で一緒にいるんだろうって思ってましたが、 なるほど本放送1〜2回分早かったのですね。 鉄血のオルフェンズ 「お前楽しんでるだろう!人殺しをよ!」 と言われた主人公、 「俺が?楽しんでる?」 といぶかしんだ後、ちょっと笑って 「まあいいか。こいつは死んでいい奴だから」 って敵をぶっ殺した! まあ後々に効いてくる台詞だとは思いますが。 ところでグレンラガン一挙放映があって、 うっかり見返しちゃったのですが、思ったよりリスペクト部分多いですね。 相棒(お正月スペシャル) 推理関係ない、右京さんハードボイルドアドベンチャー回。 この登場人物全員右京さんに甘く、冠城くんを邪険にする世界、 まるでヘイト創作…?ええと厳し目創作って言うんです? もしくは水谷さんが夢主のドリ小説のようです。 退場した三浦さんが冒頭にちょっとだけ登場されました。 今回の話を持ち込んだ人なので、最後のシメにも出るべきなのでは? これは何かのフラグ? 2つに割れた石を、右京さんと冠城くんで各々持つそうです。 へえ……。 グレンラガン無料視聴 合わなければ3話で切って、 性に合ったら何があってもラストまで見るといいと思います。 (台詞とか状況が全部伏線で、どんどん畳まれるので) http://ch.nicovideo.jp/gurren-lagann ---------------------------------------------------------------- 2016/01/03(日) お休みも本日までです。 冬休みの間に焼き肉を2回、しゃぶしゃぶを2回食べました。 そしてとてつもなくたくさん寝ました。夢をいっぱい見た。 そのせいかどうなのか、なんだか頭がぼんやりして、 お休みの終わりがそんなには悲しくありません。 人間、悲しくなったらお肉を食べてたくさん寝るのがいいと思う。 明日からお仕事の人はがんばりましょうねー。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/04(月) 映画かんそう 「完全なるチェックメイト」 ソ連が圧倒的に優位だった時代のチェス界で、 アメリカ代表の若き天才ボビー・フィッシャーが 国の威信をかけて世界タイトルに挑むという内容。 実話です。 天才の優れた部分と欠けた部分をエンタメ的に描いてて面白いです。 ボビーは集中力に優れ、記憶力もあり、 発想が素晴らしく、なにより絶対に他人に負けたくない、 自分が勝ちたいという闘志が桁外れという、 チェスをするための才能をフルセット持って生まれたような人。 そのかわり、知覚が過敏すぎ、気分屋で、金銭を欲し、 言動が一定せず、奇行に走り、 周囲の人間の事は召使程度にしか思っておらず、 チェス以外に関しては全く気持ちを動かしません。 そんな彼に、対外交渉を一切取り仕切る弁護士と、 チェスの名プレイヤーである神父が付き添って、 まるでレーシングカーをメンテナンスするスタッフのように、 あるいは父母のように、細やかにボビーのケアをします。 彼等の忍耐力がいつ尽きるか、割とハラハラしました。 内容ばれ しかし愛国者を名乗る弁護士は、 国の威信とおそらくは自分の利益を一番に考えており、 神父もボビーのためというよりはボビーの作りだす 唯一無二の美しい指し手のために彼の面倒を見ており、 本当に彼のためを思うなら病院へ行かせるべきだったし、 むしろチェスの才能がなければ、親族が彼を病院へ連れて行き、 症状はあそこまで酷くならなかっただろう、という気がした。 (作品内では。実際のところは盤外戦の一部だった可能性もありますが) あと、映画内では、耳栓さえあれば…耳栓さえあれば あと数年は正気でいられたのに…って思った。 実際問題として映画内のレベルで現実認識能力が低下して、 それでも対戦で相手の手を何万通りもシミュレートして、 新しい手法を編み出すなんてことはあり得るのだろうか? それともあれか、脳内チェスアプリがリソースを食うから、 普段の生活に必要なアプリをガンガン消去したらああなった感じか? ボビー・フィッシャーの鬼気迫る狂乱を演じたのは、 無印スパイダーマン役で有名なトビー・マグワイア。 若さと無邪気さと傲慢さがドロドロと混ざった天才を過不足なく表現しておられました。 ほか、存じ上げなかった俳優さんだけど神父役のピーター・サースガード。 抑え目の演技がいい具合だった。3局目のボビーの描いた策を誰よりも早く見抜いたのが彼で 気付いた時の笑顔が、純粋だけども憑りつかれた人のそれだった。 あとロシアチャンプの方も、世界NO1でメンタルも強いとか、 バケモノだなーと思わせておいてからのあれは一種のどんでん返しレベルで凄かった。 チェスの歴史において、最高傑作であると言われているらしい ボビーの第6局、棋譜は1手1手動くやつで見たのですが、 どうすごいのか分からなかったので解説を読みたい。初心者向けのやつ。 ボビーはその後、奇行を繰り返しながらも アルコールや薬にやられず、長生きなさったようなのは大変良かった。 日本で暮らして、日本人女性と結婚されたりもしたようです。 天才がやがてその才能に身を食われて破滅する映画って一定数ありますが、 (この映画は破滅とは少し違いますが) もしかして多くの人は、無意識のうちに天才が破滅するところを見たいのかもしれません。 悪者が成敗されるところを見たいのと同じくらいに。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/05(火) 昨日感想を書いた映画、「完全なるチェックメイト」の中に 陰謀論と過激福音派の教え、2つに傾倒して妄想に憑りつかれる人が出てきて、 「あー、普通なら1つで十分なのに、ダブルでいくとはそりゃ効果もでかいわー」 って思ったのですが、 最近聞いた話で、「近頃の若い人はウジ虫を見たことがないので、 アル中になってもウジ虫の幻覚を見ない」というものがあって、 「幻覚といえども、一度も見た事のないものは見えないのかー、それは不自由だな」 って感想を持ちまして、 2つを合わせて考えると、昔の偏執狂がよく憑りつかれた、 「自分は共産圏のスパイにマークされている」という妄想、 あれは共産主義がそれほど脅威ではなくなった現在、 なにが取って代わってるんだろうな…とふと興味がわいたのでした。 でもウジ虫を見た事がないって、不思議だ。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/06(水) 舞台かんそう 「直撃 ドラゴンロック〜轟天」 劇団新幹線のシリーズもの舞台です。 普段よりも下品ネタ多め、おバカ増し増し。 うん?って思ったら中島さん脚本じゃなくて、いのうえさん脚本なんですね。 最強の秘術の極意を示した「轟天の書」を持つ謎の格闘家、轟天。 彼は戦闘こそ無敵だが、無類の女好きで色香に迷いやすかった。 そんな彼を巡って、サイボーグ集団ドラゴンロックや、 女詐欺師ミネンコ、忍者集団、インターポールが火花を散らすという内容。 真面目なシーンは一切ありません(笑)。 敵対する忍者の頭領が、轟天と交渉する時、 話を呑んでくれたら、わしを一晩自由にしてもいいぞ?って言った! BLだったらここから違う展開だったのに…! いつもより橋本さんや高田さん、粟根さんの出番が多くて わー!ってなりました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/07(木) ドラマかんそう 「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」 シーズン4 9話〜16話 急展開で今シーズンも目が離せないPOIです。 サマリタンとの戦いも激化していきます。 今回私がええええぇぇぇぇぇぇぇー!!!ってびっくりたのは (下記重要なねたばれ) ルートとショウが公式にカップルになった事です。 百合推しだ百合推しだとキャッキャしてましたが、 すみません見識が浅かったです…。 2人の恋愛関係が、普通に進んでいる描写でした。 9話 イライアスファンは必見。 ブラザーフッドとの抗争が本格的になって、 彼は最大の危機にみまわれます。 リースくんがガードしようとしますが…。 「ローマ人は言った「死すとも屈せず」」 というセリフが、めっちゃ…。 10話 サマリタンは代弁者に少年を選び、 ノーザンライツの代弁者であるルートと対話しようとします。 「なぜ私と話すの」 「唯一の同類と会いたかった。誤解のないように言う 必ず君を破壊する。人間の工作員たちも共に死なせたい?」 と、このあたりの遣り取りは完全にSF。 でも全然SFを意識させない流れで、 ものすごいSF好きの、本気のプッシュを感じました。 11話 シーズン4の分岐点です。 「君が選びうる手の1つ1つに無数の局面が存在する。 その数は2手目で7万2084、3手目では900万、4手目では…」 「3180億」 という導入部でそれが暗示されます。 チェスは、より小さな犠牲で、より大きな成果を得るゲームだから。 「人間の価値に高低はない。 この世界をチェスに見立てるような輩は、必ず敗北すべきだ」 という、フィンチさんの理想は美しい。 そんな訳でルートとショウですが、 もうずっとルートが押して押して押して押して押しまくって、 BLのスパダリでもそんなにグイグイいかないよ!ってくらいの迫り度合いでしたが ここにきて成就!おめでとうルート! おめで……えええぇぇぇぇぇ! えええええ……! 「ルート、あんたは美人だし銃の腕もいい。その2点は気に入ってる。 でもあんたと私じゃ大火事になる」 「楽しそう」 この辺とかブロマンス顔負けのやりとり。燃えるし萌える。 13話 シュレーディンガーの猫の話を受けてルート、 「あの猫は死なないの」 うううう……。 15話 検索エンジンが人間の鬱を促進させ、 スポンサーである製薬会社の売り上げを伸ばすって普通にありそう。 シーズン4の不満を、1つだけあげるとすると、 (17話の内容をちょっと含みます) 女性同士の恋愛を1つ投入したバランスを取るためか、 突然出てきた女カウンセラーとリースくんの仲が不自然なほど急進展した事です。 リースくんは見境なく誰でも守ろうとする人だけど、 男でも女でも信頼して自分の内側に入れるのには時間のかかる人なのに… ほかの女性たち、カーターやゾーイやショウと親密になる過程は あんなに時間をかけて、エピソードもたくさん使ったのに、 カウンセラーはお喋りしただけで仲良くなるって、なんかこう…。 あと17話の、大切な人を失った経験を今ここで話せオラオラっていうのは、 カウンセラーとしても人としてもあり得ないし、 ドラマとしても相当雑だ…。伏線だったらいいけどね。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/08(金) 昨日感想を書いたドラマの「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」 16話に、大麻が普通に店で販売されている描写があって 「!?」ってなったのですが、 2014年1月1日にコロラド州で大麻が合法化されたことを 知らなかったのでした…。 それは「エレメンタリー3」でも話に出てきたのですが 架空の話だと思ってました…。 (まあ製薬会社が政治家に働きかけて合法化を促す一方で 事前に製造ラインを構築して、シェア独占を狙うという内容だったんだけど) ただ合衆国全体としては認めていないので、 大麻で儲けたお金を預かった銀行は、 国からにらまれたりする…とドラマで言ってました。 大きい国は難しいですね。 うーん、でも貧乏から一発逆転で一大企業を起こせる可能性、 今となっては希少なアメリカンドリームのチャンスであるのと同時に 州ごとギャング大集結、ヤクザランドになってしまう危険性もあるという ハイリスク・ハイリターンな状況だったのですね。 オラわくわくすっぞ。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/09(土) 色々感想 ものの歩(ジャンプ連載) 将棋盤の裏のへこみ、正式名称が「音受け」で、 俗に「血溜まり」って言うの知らなかった…。 対局にうるさく口を挟む人の首をはねて置くという都市伝説…? 前衛のアーチャー(ジャンプ読みきり)藤巻忠俊さんのファンタジー 伝説の剣を引き抜いた選ばれし少年は、成長してなぜか弱虫の青年になり、 子供の頃にその少年に実力で敗れ、修行に明け暮れた少年は無双の弓使いに成長して 村に戻ってきたというあらすじ。 さすがジャンプで長期連載されてた作家さんは設定からして面白そうです。 弓の使い方も、アイディアが豊富だった。 ジャンプの新人さんの読み切りの8割は 女か子供が虐げられている→主人公がやってくる→ 主人公の外見や言動が侮られる、あるいは制約があって能力が発揮されず侮られる→ →弱者の事情が語られる→やってきた悪者を主人公が本領を発揮してやっつける というパターンで、さすがにもう飽きちゃって見たくないんですよねあれ…。 暗殺教室(ジャンプ連載) 殺せんせーのケーキ、上部の飾りが違うけど、 ピエールエルメのイスパハン…? 関係ないけどピエールエルメ、いつの間にか関西に幾つも店舗が出来ていた。 そのうちケーキ買いに行こう。 症年症女(SQ連載) 原作:西尾維新さん 漫画:暁月あきらさん やっぱりこのお二人は相性がいいですね。 読みやすくて、タメが効果的です。 主人公の少年は他人が無個性に見える病気にかかっており、 彼等の顔や言葉が認識できない。 その病に罹った者は12歳で死亡する事が分かっているのだが、 彼は奇病で早死にするという特別な自分の人生に喜んでおり、 病に自分の名がつくかもしれないと楽しみにしていた。 しかし顔の見えない有象無象の中から1人の少女が顔を出す。 12歳の彼女は主人公と同じ病に罹っており、もうすぐ死ぬ運命にあった。 先に死なれて話題を独占される事を恐れた主人公は、 少女を殺そうと決意する。 プラチナエンド(SQ連載) 原作:大場つぐみさん 漫画:小畑健さん 今回の主人公は善人設定なのですが、 バトロワをするには相当不利。 デスノのライトと作品が逆ならよかったのにね…。 そして好きな女の子に赤い矢を刺して無理やり自分を好きにさせるのを、 卑怯だと言って断固拒否したら、好きな女の子に逆に刺された! というか効くのかな? マギ(サンデー連載) わあああああ滅茶苦茶だー!! でも紅玉ちゃんが救われたからOKとする!! シン王はイケメンだけど悪魔だあああ! 悪魔だけど押しに弱いいい!受だあああ! 銀河英雄伝説(ヤングジャンプ連載) 引き続きカプチェランカ中。アニメオリジナルストーリーも取りこんで、 全体としてどのくらいの連載期間を見込んでらっしゃるんだろう。 それにしても雪と金髪と美少年2人、映える…。 エレメンタリー3 ワトソンの彼氏、死んじゃっ…。 彼氏のお父さんから、息子に毒を盛ったのはあなたではないが、 復讐を十分に予測できる立場にいながら警戒を怠った…と言われて、 合っているだけにこれは痛い…。 そしてベル刑事とホームズ、シーズン3の今頃になって ファーストネームで呼べとか何とか言いだした。奥手か! WEBで連載されていた、こむぎさんときなりさんの同棲漫画 「2DK」が終わってしまいました…毎週楽しみにしていたので残念…。 お名前間違ってたの訂正しました…失礼しました… ---------------------------------------------------------------- 2016/01/10(日) 映画かんそう 「グリーン・インフェルノ」 久しぶりに血とか肉とかビャーって出る映画を見ました。 ホラー映画です。平気な人以外にはおすすめしません。 でも何のかんのいってシネコンで上映してるので、上品な方だと思います。 国連の顧問弁護士を父に持つ主人公の女子大生は ペルーの森林開発によって滅亡しかかっている部族を救う人道的活動に 参加しないかと持ちかけられる。 それは武装した現地の私設兵団に対して 携帯カメラとSNSを使って抵抗する、過激なものだった。 運動は成功を収めるが、帰路についた彼等の飛行機がトラブルに見舞われ墜落する。 事故を生き延びた彼等を捕えたのは、彼等が保護しようとした部族。 その部族は人間を食うという風習を持っていた。というあらすじ。 「火星の人」が登場人物全員頭のよい、モラルの高いひとなのに対して、 こちらは逆に、登場人物全員あまり頭がよくはない、または モラルがあまり高くない、もしくはドクズです。 ドクズは本当にすごいドクズで、最低オブ最低なので、 よし次こそはドクズが死ぬのか?次か?まだか?という感じでどきどきします。 イーライ・ロス監督。「むかつく学級会の正義戦士が食われたらスッキリするよね!」 という主旨で撮られた模様。 内容ばれ(グロ描写あり注意) ドクズがどんなに凄いかって、追い詰められた仲間の女性が自殺したら、 皆の前で白昼堂々自慰を始めるくらいのドクズ。 あと定番の自分が助かるために仲間を積極的に犠牲にしていくとかもありますが 自慰のインパクトの前には霞む。 いやこれは?ドクズというか?サイコパス?なのかも? 四肢切断(食べる)、眼球抉りだし(食べる)、舌切断(食べる)、首切断、 部族による食人、白人による食人、女性の脱糞(物は映りません)、 強制女子割礼(寸止め)など、特殊性癖の人にとっては宝物のような映画です。 そういえば男性器もばっちり映ってたけど、根本3分の1くらいならいいのかな? (だったらなぜ「ぼくのエリ」のオチ部分のあれにモザイクを掛けたのだ…) EDの途中で、次回への前振りみたいなシーンが一瞬あります。 過激なので老若男女向けではないと昨年書いた 「キングスマン」や「マッドマックス」ですが、 この映画と比べると、映してはいけないものは全然映ってない事が分かる。 逆に考えると、やばいものを映さずに あそこまで過激な感じを醸し出しているのがすごいなと思います。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/11(月) 映画かんそう 「きっと、うまくいく」2009年 大学の頃からの親友ファランとラージューは 呼び出されて顔を合わせる。 彼等は大学時代「3バカ」と呼ばれる存在で、 もう1人の親友ランチョーと共にいつも学校に騒動を巻き起こしていた。 天才で変人で友情に厚いランチョーは2人の人生を大きく変えたが、 彼は大学卒業後姿を消した。 そのランチョーの消息が分かったという。 彼の現在の居場所まで旅をしながら、彼等は学生時代の出来事を回想する、というあらすじ。 インド版ポタ親世代…という感じの話で、学生時代のキラキラした思い出を、 大人が懐かしく回想する形式の話が好きな人にはたまらなくツボだと思います。 コメディ映画なのであまりひどい事は起こりません。歌と踊りが入ります。 でもインドが学歴社会であることや、貧富の差が大きい事、 自殺率が高い事をさらっと描いています。 そのうえで、学ぶことはこんなに楽しいんだよ、就職するための予備校じゃないよ! というのをエンタメ的に訴えてきます。 インドについてちょっと思った事 父権がものすごく強い事、息子への期待がとりわけ高い事、 子供がみんなとても親孝行なところ、ちょっと昔の日本みたいだな、と思ったけど、 儒教の影響はないですよね。なんでだろう。 (インドは広いので、地域によって全然文化が違うそうだけども) インド映画を見たことのない人が最初に見るのは 「チェイス!」がいいと思いますが、 2番目はこの映画がいいです。主演が同じ人だし。 そしてこの映画のアーミル・カーンは普通に大学生に見えるんですが 撮影時44歳だったそうです……よんじゅうよん!? (ほかの2人も39歳、30歳) 1日に4リットルの水を飲んで美肌を保ったとか。 そんな高野豆腐みたいな原理でいいの!? というか水中毒とか大丈夫なの!? ---------------------------------------------------------------- 2016/01/12(火) 映画かんそう 「イット・フォローズ」デビッド・ロバート・ミッチェル 監督 性行為で霊のようなものをうつされるという設定のホラー映画。 それは一見人間のような姿で、ぺたり、ぺたりと歩いてくる。 動きは遅いが知恵はある。昼も夜も追ってくる。捕まると死ぬ。 他の人間にうつすことができる。というシンプルなルール。 ありそうでなかった表現でした。 色々荒い部分もあるけど斬新で面白かった。 予告編 (こわいの苦手な方は見ない方がいいです) https://www.youtube.com/watch?v=r4wfajFlPJI カースト下位であることが推察されるグループの友情と、 幼馴染の甘酸っぱい恋愛も同時に描いてます。 内容ばれ 携帯や電子書籍は出てきたけどブラウン管のテレビがあったり、 車や家具調度が妙に古かったり、 女の子がプールで泳いでいるけど外出する時は ボア襟つきのジャケットを着ていたり、 街の外れまで行くと廃屋が並んでいたり、 グループの子がいつも家にいたり、 詩が引用されたり、見ている映画がいつも白黒だったり、 伏線かと思ったけど違った。 (廃屋については現在のデトロイトが 実際ああいうゴーストタウン状態なのだそうです) プールに出てきた「それ」に対して「(それが誰か)言いたくない」って言ったり、 隣の家の人が「問題の多い家ね」って言ったり お母さんに言っても信じてくれない、言わないでって繰り返したり、 つまり昔にそういう事があったのかなと思いました。 写真が飾られたままなのは、性的虐待は表面化せず忘却されたのかなと。 追ってくる「それ」も性暴力で死んだ人なのか…?って途中まで思ってましたが おじいさんもおばあさんもいたのできっと違うのだろう。 あるいは性に伴う暴力や、病気を含む様々な悲劇の暗喩なのかも。 でも痩せっぽちの青年の、憧れの女の子への片想いが成就する、 ラブストーリーも同時に進めてるのがおもしろいです。 もしかするとパートナーの持っている性の負の部分に取り込まれず、 それに追われながらも2人で解決するべく永久に進むべきとかそういうのかしら…。 「それ」が物理的に存在する設定にしちゃったのは どう考えても良くなかったと思う。 ストールを上からかぶせたら、ストールがふわふわ浮いちゃったりとか。 かつて1度感染した人が団結して集団戦を仕掛けたら拘束できちゃうし。 あと、ゾンビっぽくなると途端に怖くなくなるので、 「立ってる」「歩いてる」以外の動作はすべきではない気がする。 あとこれ、うつした相手には生きてもらわないと困るシステムになってるので、 次の人には懇切丁寧にレクチャーをすべき。 その点で主人公のやり方はうまくなかったし、 主人公の元カレはすごい要領が良かった。鬼畜だけど。 というか行きずりの女に(たぶんバーであった女、と言っていたので)うつされて、 よく設定を学んで生き延びられたな、と。 知らずに誰かにうつして、運良く相手が殺されるのを目撃して、事情を察して、 (玄人の女性にうつすもすぐ戻ってきて?) ある程度知恵が回って肉親のサポートを受けられる 素人の女じゃないとだめだって、計画して実行したんでしょうね。 大人だったらとりあえず航空機で逃げ回れるので (ロシアにでも飛べば80日ほどは稼げる) 主人公は若い子たちでないとだめなのでしょう。 でも私だったらルールが最初のページに印刷してあって、 気付いた事を次の人が書きこめるようになってる連絡帳を作って 次の人に渡すけどな。 監督はこの作品が2作目。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/13(水) 読書かんそう 「遺伝子の使命」ロイス・マクマスター・ビジョルドさん 女性は邪悪で生命を堕落させる存在だという独特の教義を持つ惑星アトスでは、 男だけの住まう星で、男性同士がパートナーとなり、 自分の精子と人工子宮との間に子を成して繁殖していた。 そんなアトスの生命の源ともいうべき人工子宮が経年劣化により使用不能になりつつあり、 新しい人工子宮を発注するも、届いたのは紛い物だった。 事態を調査するべく、専門医のイーサンが外宇宙に派遣される。というあらすじ。 「戦士志願」と一緒にSF修行で貸していただいて読みました。 ヴォルコシガン・サガの外伝です。 30年前に発行されたものとは思えない、去年出た本のような内容です。 まず誠実で温厚な医師イーサンは、男性だけの星のひとですが、 お付き合いしている男性がダメ男です…。 そして実質的に事件を解決するエリ・クインはヴォルコシガン・サガに登場する、 腕利きエージェントです。 イーサンはエリに利用されたり助けられたりしながら、 素敵な男性と出会ってほのかに好意を寄せたりします。 つまりヒーロー役とヒロイン役が逆転しつつ、2人の間に恋愛感情は発生しません。 最初のイーサンは、実際の女性を見た事がなかったので、 汚らわしい性根の悪いものだという女性に対する偏見に満ちていて、 エリを拒否して男性に頼ろうとしますが、 逆に彼が同性愛者の星から来たということで差別され、 暴力を振るわれたりして、読者はしょっぱい差別の連鎖を見せられます。 しかしエリと行動するうちに徐々にイーサンの見識が改まっていきます。 内容ばれ 男性ばかりの星という設定も実はパズルのピースのうちの一つで、 ミステリ要素も織り交ぜつつ、最後にはきちっとはまります。 読後感も悪くない。 ただ、テレパスくんの最初の目論見と、 あと最終的な決断に対しては そのかたの専門分野によっては「!?」って感じかもしれません。 特に生物系のかた…。 全く関係ないですがあれだけ科学技術が発達しているのに 根絶されてないゴキブリに感心する…。 男ばかりの惑星から来たイーサンとエリが、 子供を成人させるコストについてちょっとした議論をするのですが、 男女のいる星では、育児に関する労働は主に女の役割で、 そしてそれは対価が発生しないしきたりがあるとエリは皮肉っぽく言います。 それ最近よくネットで皮肉られてる話なんですが…30年前にすごい…。 (まあさすがに育児は男女平等にすべきという常識に 現在シフトしつつありますけど先進国では…) 原題は「アトスのイーサン」 うーん、原題も日本で出版するにはフックの少ないタイトルだけど、 「遺伝子の使命」もどうだろう…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/14(木) 「鹿の王」(上)生き残った者 上橋菜穂子さん ファンタジー世界におけるパンデミックを書いた小説です。 とっても斬新でした。 (漫画の「大奥」も病を描いてますが、あれはもう蔓延した後の世界なので) 強国が武力でもって周囲を属国としていき、支配された国や民族は それぞれの地域でそれぞれに合った文化・生活スタイルの変化を強制される世界で、 その感情や、支配国の宗教が治療方法の模索を阻みます。 物語は病で全滅した岩塩鉱のなかで1人だけ生き延びた奴隷の男と彼が拾った幼児、 病の蔓延に最初に気付いた医師、それぞれを中心に進みます。 登場人物に肝の据わった人が多く、男も女もみんな格好いいです。 上橋さんの作品を読むのは物凄く久しぶりですが そうそう、食事のシーンが多いのが楽しみなんですよね。 上巻の終盤ばれ 伝染病は人為的なもの、つまりバイオテロだったのでは…? という仮説が出てきたところで終わりました。 上巻は冬なのでまだ人同士の感染がありませんが、 本文中にも言及されている通り、下巻では夏が来ると思われるので ノミ・ダニ・蚊が媒介する爆発感染が恐ろしいです。 治療のために穢れたものを身体に入れるくらいなら、 清らかなまま死んで、天上で安らかに過ごした方がいいという考え、 最先端医療と真っ向からぶつかる思想ですが、 こういうのはどちらが正しいというものではないから、 それぞれが信じたい物を信じればいいと思う。 強制は絶対だめだけど。 ハリポタ映画でスネイプ先生を演じてくださったアラン・リックマンさんがお亡くなりになったとのことです。 ご冥福をお祈りします。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/15(金) 映画かんそう 「クリムゾン・ピーク」 ギレルモ・デル・トロ監督。 少女時代に亡くなった母の姿を見たのをきっかけに 霊が見えるようになった主人公のイーディスは、 実業家の父に慈しまれて育ち、女流作家を目指していた。 父からの融資を受けるためにアメリカに来た 英国の準男爵トーマスと彼女は出会い恋に落ち、 彼と結婚して英国の屋敷に住むことになる。 しかしその屋敷には何人かの女の霊が夜ごと彷徨い、 彼女たちはイーディスに何事かを訴えようとしているのだった…というあらすじ。 ゴシックホラーです。 英国のお屋敷アラデール・ホールが素晴らしい。 悪趣味にならない絶妙な装飾過多で、 ありそうなんだけどこの世にない感じ。 衣装もそうです。ありそうだけど、ない。 屋敷はフルCGかと思いましたが、どうもセットのようですね。すごい。 家具調度や、茶器や、内装、装飾どれも本気のお仕事です。 おちばれ ・おかんはもうちょっと分かり易いアドバイスをすべき。 ・小説の感想として、「作者は恋愛の事なにも分かってないから幽霊ものにしたほうがいい」 って、相手をビンタするほど酷い感想には思えない。 「あっ…はい、そうですね。おっしゃる通り…」って私なら言う。 ・ダイナミック天窓。 日本だとあの状態になると家屋倒壊のカウントダウン始まりますが 英国は湿度と気温が低いから腐らないのかな? 一応伏線だった(落ちても死なないっていう) ・てっきり吸血鬼てきなものかと思ってましたが、 まさかの普通の近親……で逆にびっくりしました。 あの犯人の人、剛力すぎやしないでしょうか。強化人間なのか。 ・パシフィック・リムの主人公の人、動脈を綺麗にやられて こりゃ助からんと思いましたが、どうやら生き残ったようでなによりです。 あのひとはアサシンに転職すべきじゃないのか。 ・刺され方が斬新だったので、帰ってから頭蓋骨の断面図を検索した。 小脳まで突き通ったんだろうか…。 ・バスルームは「シャイニング」リスペクトかな? ・お姉さん、あんなに怒るなら自分が年寄りの金持と結婚すればいいじゃない。 ・いぬー!! ・わりとクラシックなゴシックホラーだったのですが、 終盤にヒロインが角型シャベルを装備したあたりで「!?」となり、 サイコパスとガチ殺し合い、単独で叩きのめすというあたりは 新感覚ゴシックホラーで大変素晴らしかったです。 ・犠牲者たちの遺体を弔ったり、犠牲者たちが主人公を守ったりがあると思ったがなかった。 個人主義のホラー。 ・最後「アッシャー家の崩壊」をやるかなって思ったけどやらなかった。 アラデール・ホール ---------------------------------------------------------------- 2016/01/16(土) 色々感想 進撃(別マガ掲載) 心理的にえぐい設定が追加されました 山奥組、好きだけどさすがにもう彼等は許されるべきではないと思う…。 話し合いというのは、 時間があって双方の力が拮抗している場合にのみ成立する手段なんだなあ…。 昭和元禄落語心中(アニメ) 声優陣が豪華で、なおかつちゃんと落語なさると聞いて視聴しました。 以前俳優さんが落語をなさるのを聞いた時は、 ちょっと人物が生々しくなりすぎると思ったんですが、 声優さんだと丁度いいかも…。 効果音やイメージ映像などのエフェクトに影響されてるかもですが。 鉄血のオルフェンズ 30分あっという間だな…。 すごい落とし穴来た…。 真田丸 堺さんと大泉さんの兄弟かわいいですね。 ほんわか兄弟癒される。 コミカル路線でいくようです。 ダウントンアビー4 帰ってきた死亡者多発ドラマ。 オブライエンさんの失踪(他のお屋敷に引き抜かれた) から話が始まります。たしか中の人のご都合とか聞いたような…。 あー、乳母は使用人とは別クラスって何かで読んだ… えっ虐待!?えっトーマスとの戦いの火ぶたが!? って思ったらもう消えた。早い。 あとキッチンに初めて電化製品が導入されました。 月曜日は皆忙しいので、火曜に手紙が多いと変な感じがするとか、 墓石は土が落ち着く半年後くらいに置くとか、 細かいねたが興味深かった。 無慈悲な8bit(週刊ファミ通掲載) 小学館のパーティーは、寿司が20分待ちで1人3貫まで、 他の食べ物も全然ゲットできないし小さいししょぼい… というようなことが漫画に描いてあって、 ケチなのか参加人数を把握してないのか、 それとも倹約なのかどれだろうって思いました。 対照的にプレステ(SCE)のパーティーは食べ物が豪華で、 お客もガツガツしないのだとか。 単に出版業界が苦しいという事なのかどうなのか。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/17(日) 舞台かんそう 「直撃!ドラゴンロック2 轟天大逆転〜九龍城のマムシ」 劇団新感線のドラゴンロックシリーズ第2弾です。 最強の拳法の唯一の伝承者轟天が、 謎のサイボーグや謎の女殺し屋、謎のマフィアのボス等と戦います。 1よりはややストーリーがある。 でも開始早々携帯の着信音を鳴らした女が惨殺されるパフォーマンスがあったり オープニングアニメがあったり、 ライオンキングパロディがあったり、 相変わらずのギャグ中心。 なかでも古田新太さん演じる魔夢死郎はちょっと凄いですよ。 (古田さんちょっと、いやかなりお痩せになった…?) ---------------------------------------------------------------- 2016/01/18(月) 読書かんそう 「カイコの紡ぐ嘘」 私立探偵コーモラン・ストライク 上巻 ロバート・ガルブレイス 私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ2作目。 前作よりも面白いです。 といのうは、主人公が前の事件を解決して一躍有名になり、 経済的な問題とコンプレックスが、やや解消されたから。 あと心を病んだ人物の数も前作に比べると減りました。 でも主人公は相変わらずの人嫌いで、 身内も嫌い、甥っ子に興味ない、友達の奥さんも嫌い、友達の子供も嫌い、 とかまあそんな感じ。 事件捜査に協力してくれた女性に対しても お礼として1回ベッドを共にするけど、付き合うつもりがないって分からせないと… とかって態度で、お い 何 様 だ !?って思ってちょっと本を閉じたりしました。 男性に飢えた女性が複数出てくるので、 作者がJKRって知らなかったら、初老の男性の書いた小説って信じてたと思います。 主人公が元婚約者と新しく雇った事務の女性との間で揺れ動く、 ちょっとしたラブロマンスも相変わらず引っ張ります。 元婚約者はその場にいる全男性が注目するほどの超美女で貴族、 ただしメンタル病みで強烈な虚言癖と躁鬱あり、 事務の女性はお店にいる男性全員が注目するほどの美女で性格もいい、 ただしフィアンセと挙式間近。でもこのフィアンセの男性の性格に問題あり。 たぶん読者はヒロインがフィアンセと別れて主人公とくっつかないかなと やきもきするんでしょうね。 うん、私は割とどうでもいい! 出版業界の話です。 失踪した小説家の妻が調査を依頼してきたのでそれを受ける主人公だったが、 その小説家は猟奇的な方法で殺害されており、警察の疑いの目が妻に向けられる。 小説家は死ぬ前に、出版業界の面々を登場人物のモデルにしてその秘密や性癖をからかう ファンタジーを書き上げたことが明らかになる。 というあらすじ。 内実を暴露して総スカンを食うというのは カポーティに似てるなーとなんとなく思いました。 内容ばれ でもこの暴露ファンタジー、小説家本人が主人公になっており、 次々に登場する男や女に捕えられ、性的暴行を受けるという内容は、 さすがだぜ!って思いました。 二次創作によくある形式ですね…。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/19(火) 今日はミステリ作家、故殊能将之先生のお誕生日です。 誕生日おめでとうございます先生。 (ちなみに先生のご命日は2月11日) 先生のたぶん最後の新刊、WEB日記をまとめた 「殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow」 もちろん買ったけど、まだ読んでません。 先生が入院されていた2011年の秋に 知人の方にハガキをずっと送られていて、 その内容がまとめられているページがあるのに最近気付きました。 川本真琴「1/2」を聴き返したらモロに同性愛の歌だった。 昔は何を聴いていたやら。(XTCであることは気づいたのに) って書いてあったので、歌詞を読み返して あっ本当だ百合だ!ってなったり、 XTCって何だろうって調べたら 「ハサミ男」のインスパイア元になった「Scissor Man」 を歌ったグループだったり。←というか単行本冒頭に載ってた! 「Scissor Man」はドイツの絵本「もじゃもじゃペーター」を元に作られていて、 爪を伸ばし放題にしている子供が、指ごとハサミ男に切られてしまうお話なんですが、 ペーターの手の形状がもろに「シザーハンズ」だったり(頭ももじゃもじゃだった)、 ハサミ男がもろに「クロックタワー」だったり、面白い発見がありました。 先生の日記は消えてしまったけどアーカイブを使えば読み返せるし、 ツイッターのつぶやきも年月指定で呼び出せるので、有難いです。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/20(水) 人生相談 新聞の人生相談を読むのが日課で、 もう数十年ずっと目を通していますが、 最近とうとう 「ツイッターアカウントが炎上しちゃってどうしよう…」 「でもアカウント消したくないです…」 っていう悩みが載りました。 人生相談…なのか…? 鍵を掛けるか、もう一つアカウントを作って徐々に引っ越したら? って思うんですが、新聞に相談するより、信頼できる人に 個人的に連絡を取ってアドバイスしてもらった方が100倍いいですよね。 案の定、回答の締めは「ツイッターやめたらすっきりしますよ」だった。 あと今年になってからあった相談は 「付き合いだしたばかりの彼女が人前でベタベタして困ってる」 でした。 人生相談…なのか…? ---------------------------------------------------------------- 2016/01/21(木) 人生相談2 むかしに、「性格の悪い自分が嫌いで嫌いで苦しい」 という相談があって、その回答が 「自分のことが好きな人なんかほとんどいません!」 というものだったのですが、 私は「えっ!!!!!???」って、めっちゃ困りました。 私は自分の事、好き…とは言いにくいけど割と嫌いじゃないし、 もう1人私がいたら普通に仲良くなって雑談したいし、 面白いネタを語り合いたいです。いや、もちろん欠点には目をつぶった上で。 私の周りにも、そんなに自分が嫌いって人はいないように思うし…。 というか自分が嫌い!ってタイプの人とは、不思議といつの間にか疎遠になってしまうような。 なので自分を好きな人、嫌いな人の割合は 半々か3分の1対3分の2くらいかなって思ってましたが、 きっぱり断言されると自信がなくなりますね。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/22(金) 映画かんそう 「パディントン」 評判がとってもよかったので見ました。 英国児童文学成分が高かった! そして脚本がとても丁寧で、細かい伏線回収がたくさんあります。 お子さんも大人も楽しめる感じ。 移民を暗喩している、とは聞いていたのですが、 暗喩どころではなくダイレクト表現でした。 駅に熊がいるのに誰も驚いたりせず、 「目を合わせると物を売りつけられる」って言うんです。 地震で家を失い、故郷のペルーからやってきたパディントンが ブラウンさん一家に助けられて、家族の一員になっていくお話。 紅茶が登場する映画は多いけど、この映画のお茶のシーンはとりわけ素敵です。 内容ばれ ・バッキンガム宮殿の、衛兵さんがそっぽを向きながら 魔法瓶から入れてくれるお茶のシーンが一番好きです。 サンドイッチもおいしそうだった! でもあの黒い帽子、たしか熊の毛皮でできてるんですよね…。 ・骨董品屋さんのお茶特急もおもしろかった。 ・というかモブの人がみんないい味なんです。 成分当てクイズをしている監視員の人とか、 見ず知らずの老女にすごく親切な警備員の人とか。 ・カレーさんは原作でも悪役という訳ではないみたい。 ちょっと感じが悪いけど根はいい人的な。 ・あと美術がどれもよかった。 ブラウンさんの家の階段の花の木の絵や、 夫婦の寝室の照明が壁に這った蔦から生えているレイアウトだったり。 探検家協会のところはギミックがちょっとハリポタっぽかった。 ・ブラウンさんはダウントン・アビーのグランサム侯爵です。女装! (観客から見るとおもろい系女装なんですが、 映画内では魅力的な女性って言われている細やかさは好感度高い) ・探検家の帰国後の行動のところで、うぐぐって泣いた。 ・悪役の人にも事情があって、なんかしんみりする。 というかミッション・インポッシブルねたを元嫁に…。 ・おばさんは、原作ではお手伝いさんなんですね。 それなりに人生エンジョイしている感じがいい。 それにしても彼女は超弩級の酒豪。 あのラム酒が40度、瓶が780ml、 あのあと2本目も2人で等分に飲んで空けたと仮定すると、 4%のビールに換算して1人8リットル近く飲んだことになります。 「ワールズ・エンド」のパブクロール組が、 7リットルでダウンしてたから、彼女は彼等より強い。 ・今猛烈にマーマレードが食べたいです。できれば英国もの…。 ・多様性の話。でも小さなお子さんでも楽しめると思う。 ・関係ないですが、最近「グリーン・インフェルノ」を見たばかりなので、 ペルーの自然が映るとちょっとびくっとする。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/23(土) 色々感想 フードファイタータベル(ジャンプ掲載)うすた先生 ジャンプ+連載作品の、読み切り形式のもの。 村にやってきた主人公の前で脈絡なく女が襲われるって ギャグにしてくれたぜー!やったー! うん、本当このパターンはもはやギャグレベルに古いって気付いて…。 もしくは法で禁じて…。 ガンダム 相変わらず、あ、中間CMか…って思ったら、 もうラストというジェットコースタ展開。 毎回三日月様を拝んでます。 主題歌は前のやつの方が好き。 エレメンタリー3 航空機事故死亡者の賠償、低所得者は数千万、 高所得者は数億円なのか…それは殺人事件も起きる…。 均一の補償額になった例って現実にあるのかな? 相棒14 陣川くん回。美人の気持ちは私にはよく分からないけど、 ただ生きているだけでシリアルキラーのターゲットにされるのと、 通りすがりの人に親切にしたらプロポーズされるのは、 物事の表裏で根は同じだと思うんですね。 それがなんか社会への恨みを女に叩きつけて殺してしまう男と、 女の顔を切り刻むシリアルキラーの奇妙な友情もの、 復讐を思いとどまる男のロマンものになるのか… なんか分からんけどモヤモヤする…って思ったら、 色欲おじいちゃん大往生の話の脚本の人か! たぶんこの脚本家さんは恋人だと思っていたひとにラッセンの絵とかを売りつけられて、 親友だと思っていた人にもラッセンの絵とかを売りつけられて、 闇堕ちした過去があるに違いないよ…。 ところでネットの記事で、相棒のベテラン脚本家大量離脱!って書いてあって、 どなたの事か分からなくてしばらく考えました。 戸田山さんも櫻井さんも12で卒業だし…?誰のことだろう? 今日の21:00よりBSプレミアムで 綾辻さん出題の「四角館の密室」が放映されます。 http://www.nhk.or.jp/nazo/ スター・ウォーズEP7の出演者、 男同士の恋愛なのではないかという質問に対してコメント。 http://www.cinematoday.jp/page/N0079723 洋画界はとうの昔に始まっているので、 邦画界や少年漫画界や、邦ドラ界も追従していいのよ。 ちなみに海外ファンフィク界では、この2人がダントツでメジャーカプだそうです。 私も教えていただいただけでよく知らないですが。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/24(日) 映画かんそう 「白鯨との闘い」 1819年、ナンタケットを出発した捕鯨船エセックス号は 鯨の群れを追って南太平洋沖へ1年以上の航海を続けていた。 豊かな漁場を見つけた彼等は、しかし常識を越えた巨大なクジラの襲撃を受け 船は沈没する。 3艘のボートに分かれて脱出した乗組員たちに残された食料と水は少なく、 彼等は生き残るうえで、壮絶な苦難を経験をする。実話を元にした小説が原作です。 約30年後、駆け出しの作家メルヴィルが エセックス号の数少ない生き残りの水夫トマスを訪ねる。 彼はエセックス号での出来事を小説にするため、真実を聞かせてほしいと頼む。 「これはポラード船長と、一等航海士チェイス、2人の男の物語だ」 とトマスは話し始める。というあらすじ。 わりと予告では巨大鯨と闘う男たちがクローズアップされてますが、 どちらかと言えば遭難してからが話のメインです。 百戦錬磨の一等航海士チェイス、 家柄で船長になったコンプレックスを持つポラードの友情の話でもあります。 (最初の頃、不仲な夫婦のようって言われててふいた) 内容ばれ マシューがチェイスにささげる友情や、 いとこのコフィンが見せる自己犠牲の精神、 立場から来る反目や、宗教観の違いを乗り越えて 最終的には戦友のような関係になれたチェイスとポラード、 男達の人間関係の描き方はさすがロン・ハワード監督です。 リアリストで恐れを知らないチェイスが、 最後に畏敬という感情を覚えたシーンが印象的だった。 現実ではチェイスは捕鯨船に乗り続け、最後には心を病んでしまったらしく、 映画は細かく改変の加えられたハッピーエンド版、という感じで良かった。 展帆とか側帆とか知らない言葉がたくさん出てきて 家に帰ってから検索しました。 しかしあんな木でできた船で遠洋まで乗りだし、 嵐を乗り越え、鯨を捕り尽くす勢いで殺しまくるというのは 昔の人間のバイタリティすごいな…って思います。 ナンタケットという言葉に聞き覚えがあったんですが、 「ライフ・オブ・パイ」で虎の名前に使われたリチャード・パーカーが登場する、 ポーの長編小説「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」でした。 エセックス号の惨劇をヒントに、 怪物鯨にフォーカスしたのがメルヴィルの「白鯨」、 食人にフォーカスしたのがポーの「アーサー・ゴードン・ピムの物語」。 「ライフ・オブ・パイ」とこの映画は従兄妹みたいな関係ですね。 食人の部分を予告でまったく隠してしまうのはどうだろう。 日本だとこの事件の知名度はそんなに高くないと思うし。 苦手な人が避けられないのでは?それとも驚愕のオチ的な扱い…? ---------------------------------------------------------------- 2016/01/25(月) 読書かんそう 「さよならの手口」若竹七海さん 女探偵、葉村晶シリーズの13年ぶりの新作だそうです。 このミス国内4位だったので読んでみました。 過去作品をたぶん読んでないのですが、問題なかったです。 引退した大女優から娘探しを依頼された葉村だったが、 女優の周囲からは不自然に何人もの人が消えており…というあらすじ。 結局のところ主人公は3つの事件を解決する事になります。 なのでみっしりと伏線が詰まっている。 主人公がアラフォーの女性なので、 ある程度達観していて、肝が据わっている。 物事の見方がニュートラルで、周囲の人に対してドライ。 良くも言わないけど悪くも言わない。 なので随分読みやすいです。 ねたばれ 3つの事件どれも苦い感じです。 メインの事件はミステリっぽく、物語の世界だなって考えられるのですが、 サブの事件のうち1つに、 人あたりの異様にいいサイコパスが、 知り合いを片っ端から取り込んで、自分の悪口を触れ回り これまで仲良くしてもらっていた人に冷たく当たられるという状況が途中にあり、 地味に怖くて震えました。 もう一つの事件の方も、なんとなく日本の家族っぽく、実際にありそうだった…。 葉村さん、何度も怪我をして何度も病院に担ぎ込まれますが、 スマホも2度ほど交換の憂き目に遭い、 そのたびにデータが全部パアになってたので、 バックアップ大事ですね!って思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/26(火) 江戸の植物図譜の展示会に行ったのですが、 精神の鎮静に効く、サイコカリュウコツボレイトウ というのがあって、ははあ精神に効くだけあって Psychoが付くんだなと思ったら、 「柴胡加竜骨牡蛎湯」だった。OH…当たり前か。 その他、葛根湯やうこん、丁子など 現在でも名前をよく見るね、という植物が色々あり、 薬草学って過去からの積み重ねだなあと思ったりしました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/27(水) CREA2月号「大人の少年少女文学」 すごく力の入った特集で、 まず500人の選んだ、ベスト50作品があって、 キャラクターランキングや、食べ物ランキング、 変な食べ物特集、いじわるおばさん特集、 名言集、舞台となった土地の写真、 あこがれの食べ物の再現写真、映像化ランキング、 作者紹介、挿絵紹介等々、見ているだけでも楽しい1冊でした。 作品としてはハリポタは10位。 キャラクターではハリーが9位。 (ホームズが5位なので新人にしては大健闘と言えるでしょう) 食べ物部門でバタービールが4位。 ベスト50のうち、私が読んでいるのは3分の2ほど。 そして既読の半分は、大人になってから読んだ作品です。 私は子供の頃に本当に本を読んでいなかったし、 子供の頃に読みたかったなあ…としみじみ思いました。 児童文学に関しては英国がパイオニアで、 次に強いのはアメリカ、ドイツ、スウェーデン。 フランスは子供時代を重んじないせいか児童文学は盛んでない というような事が書いてあり、なるほど…と思いました。 児童文学の歴史が浅い国はどこもそうなのかも。 日本とか中国とかロシアも? 最近はオーストラリアの児童文学が熱いそうです。 なんだろう。 キューカンバーサンドイッチの写真の破壊力が抜群でした。 変な食べ物特集では、例のターキッシュ・ディライトの名がありました。 私も読んだ後取り寄せて食べましたが(笑)。 気になったらすぐにネットで調べて食べ物を取り寄せたり、 舞台になった国へ旅行に行けたりするのは、 大人になってから児童文学を読む事の利点かもしれません。 あ、あとハリウッドの人達に 好きな児童文学をインタビューするコーナーがあって、 リアム・ヘムズワースさんがハリポタを挙げていたので 応援する気がますます盛り上がったのでした。 (マイティ・ソーを演じるクリス・ヘムズワースの弟) ---------------------------------------------------------------- 2016/01/28(木) 映画かんそう 「エージェント・ウルトラ」 田舎のコンビニでバイトをしているマイクは かなりぼんやりした男で失敗ばかりしている。 そんな彼を優しく世話する恋人のフィービーと 毎日ゴキゲンにマリファナをキメながら暮らしていた。 しかしある日、店に来た謎の女性が不思議な詩のような言葉をマイクに告げると 彼の脳は覚醒し、隠された能力が現れる、というあらすじ。 ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワート主演の、 過激スパイアクション・ラブロマンスです。 ボーンシリーズに、ヤングアダルト(アメリカのラノベ)ノリをぶっこんだ感じ。 ボーンシリーズや、去年上映のジョン・ウィック、スパイエージェントもの4本、 それぞれ主人公は勇敢な性格で、ひとたび事件が起きれば解決に向けて迅速に動きます。 しかしこの映画は違う。 人体実験の影響もあって、ちょっと頭のぼんやりした主人公は 覚醒してもぼんやりしていて、敵の指示にも素直に従うし、 罠にすぐ引っかかるし、もう死んでもいいから家帰って寝たい!とか途中で言い出す。 そしてお姉さんのような恋人とお母さんのような上司にヨシヨシされながら、 常に「ふえぇぇーん」という感じで戦います。 アメリカでも男子草食化が進んでいるのかも。 なのでオラオラ主人公に感情移入したいひと向きの映画ではない。 ラブロマンスは相当かわいい。 でも血は結構ぶしゃーっと飛ぶし、 この監督はヒーローヒロインの顔を綺麗に撮る気は皆無なので、 誰向きかよく分からない。私は好きです。 内容ばれ 身体能力が特異ではない設定の地位のある中年女性が、 現場で普通に戦闘に参加して、普通に戦力になっているのを見たのは初めてかもしれない。 (エージェントものでは大抵コントロール役か後方支援) この中年女性とゲイの人は、ポリティカルコレクトネス枠で絶対生き残るな…と最初に思いました。 (スレた映画ファン…) ゲイの人、めっちゃいいひとで、最後めっちゃ可愛かった。彼氏と仲良く幸せに暮らして下さい。 マイクが超画力で、すごい筆が早いんですけど、あの猿の漫画、 後の展開をだいたい事前に描いてあったので、 深層意識でフィービーの事とか実は分かってたんだろうなって思います。 ラストのムービー、着色しないマイクの線画のままが良かったなー。 笑い男のひと、あの立派な歯はCGじゃなく天然…? 続編では彼がマイクのピンチに駆けつけたりすると熱い! 木と車の話とか、あなたが死んでしまったらあなたの頭の中のキャラクターもみんな死んでしまうとか、 なんていうか感性がキラキラ系ナードかつ若い…と思ったんですが、 監督は別に若い方ではなく、更に調べたら脚本家が「クロニクル」のマックス・ランディスさんでした。 納得です。 いっそ脚本はこのままで、もっと尖った系の映像を撮る監督さんのほうがよかった気がする。 シアーシャさんの「ハンナ」みたいな。 ネタ元になった「MKウルトラ計画」ですが、 本人の同意を得ず、妊婦や精神病患者にLSDを投与とか、 うわー、いかにも人権の概念が未熟だった頃の暴挙だなーって感じです。 (映画内では軽犯罪を3度やらかした人間を被験者にしたとか言ってました。 最近覚えたスリーストライクス・アンド・ユー・アー・アウト法だなってピンときましたが、 人権も危うくなる感じなの…?) 「RED」のマルコヴィッチさんが演じている主人公の相棒にも MKウルトラ計画を生き延びた被験者って設定があるんですね。初めて知りました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/29(金) 謎解きLIVE 第4弾 [四角館の密室]殺人事件 綾辻行人 さん 完全に消去法で容疑者を消していくタイプの話で、 2つのヒントで犯人以外全員消えました。 数学みたいな、綺麗なミステリーだった。 そしてこんなに百合百合しい話だったっけ…? と首をひねるほどの百合推しだった。 オチばれ 1話目のラストで「ナ、ナンダッテー!!」ってなりました。 でも別にアンフェアではないし、結果的に推理の要になったし、 真ん中にどんでん返しがあるのって面白かったです。 動機は復讐とのことなのですが、 やつら2人よりも、指示した人を殺すべきなのでは…? と思いました。 あとブーツキーパー使った事がないので、 私も間違いそう。やばい。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/30(土) 色々感想 昭和元禄落語心中(アニメ) 3話で、みよきちさんがもう出てきたのでした。 何というスピード展開。さすが、ぞくっとするような声です。 4話の夢金がすごくよかった。さすが、さすがの山寺さん。 プリキュア 普通だったら守られてるだけの一般生徒の皆さんが、 頑張って檻をぶち破って、プリキュアを助ける展開が熱い。 ニンニンジャー 先代を殺さなければ得られないラストニンジャの力など、継承しない! という選択にはびっくりしてしまった…FF10とか思い出した…。 鉄血のオルフェンズ 今後フルネームのサブタイが出たら その人物の死亡フラグっていう鉄則が出るんでしょう? そしてほどよきところでオルガの名前が出るんでしょう? ウワー!って大騒ぎになって、でも死なないんでしょう? マギ(サンデー掲載) 引き続き資本主義VS共産主義ですが、 東西ドイツのこととか考えると、それでなんとかなりそうには思えない…。 これまで歩けなかった人に突然フルマラソン走らせるようなものでは!? アリババくんのかわいさで全解決するのか…? 波よ聞いてくれ(アフタヌーン掲載) 加工猿、加工豚でふいてしまって、「クッこんなネタでくやしい…」ってなった。 宇宙ネタお好きですね。 おおふり(アフタヌーン掲載) 花井キャポは自分の本名が嫌いってこれまで出てきてましたっけ…? えっそうだったの!?あと電車ネタ全然気付かなかった。 あさはかな夢みし(アフタヌーン掲載)瀧波ユカリさん 方相氏と鬼の話萌えた…。 聖おにいさん(モニツー掲載) エリヤさんとモーセさん、仲良しなんだ…なごむ…。 臨床犯罪学者 火村英生の推理 先週感想を書くの忘れてましたが、1話からちゃんと見てました。 なぜ絶叫城から…って思ったんですが、 シャングリラ十字軍をシリーズの要にしたいから、 盛りこみやすそうな話を選んでるということですかね? ダウントンアビー4 えっなにこのドン引き展開…。 策略・ミス隠蔽・不倫・三角関係・妊娠・病気・破局・金銭トラブル・事故死 をあみだくじでランダムに採用しているんじゃないかというストーリー進行だったけど、 強姦も加わるの? 真田丸 3話よかった! 叔父が諜報活動で兄を支えていて、2人の関係は良好で そんな叔父を幸村が尊敬していて自分と兄の関係に重ねているのが分かったのと、 あと父の狸っぷりと、 あと兄は父の自分の扱いにコンプレックスがあるという事、 でも敵軍の将となった姉の夫を逃がす度量はちゃんとあること、 等々細かなエピソードを上手くつないでた。 あの姉の夫の落ち武者の人、高木渉さんだったのか!全然気付かなかった! 相棒 うーん、動機が普通の復讐だと安心する。 でも詐欺の被害に遭って自殺した母親をもつ人に同情して 義憤にかられて復讐した人に怒って説教したのに、 4人とかの女を殺して顔を切り裂いた男や、 人を殺して逃亡中にまたカッとなって別の人を殺した男はスルーなの…? 悔悛の可能性のあるひとだけを説教するの? それとも心の弱そうな人を選んで説教してるの?よく分からない。 エレメンタリー3 薬物依存はこのドラマの重要なテーマのうちのひとつですが、 そうか、薬を断てた人はかつての中毒仲間を見下すし、 今も中毒の人は薬を断った仲間が絶対戻ってくるって思ってるのか。 なんかこう…仕方のない感情かもしれないけどやりきれないな。 あと、偽ブランド鞄を売りつけている人に 「今のひとたちは中国人だよ。日本人じゃないよ(だから無駄だよ)」 って言ってたけど、 最近はもう中国の旅行者の方がお金持ちではないのか…? 銀の匙がサンデーに載っていると、 むしろ一体何があったんだ…って考えてしまう。 キャプテン・アメリカのページを更新しました。 ---------------------------------------------------------------- 2016/01/31(日) 友達に教えてもらって、慌てて買いに行った ブルーナさんデザインのチョコ。 とってもかわいくて満足したので、 今年の私のバレンタインは終了したと言っても過言ではない。 ---------------------------------------------------------------- |