11月日記

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2015/11/01(日)

映画かんそう
「映画Go!プリンセスプリキュア
  Go!Go!!豪華3本立て!!!」

前回でミラクルライトを廃止してみたり(今回復活)、
作画が乱れまくったり、歌と踊りで構成してみたりと、
なんとなく試行錯誤の見られる映画プリキュアですが、
今回はハロウィンねたの短い作品3本立てできました。
2本がCG作画、1本が通常のアニメ作画です。

映画のオリジナルキーで4人とも
ハロウィン風のカラーリング衣装に変身するのですが
みんな可愛かったです。

内容ばれ

2本目と3本目、どちらも国を占拠された姫が主役で、
両親を取り戻したくて、プリキュアをサポートする、
ハロウィンねた、というところがカブっていて、
もう少し変えた方が…と思いました。

職業がプリンセスであるトワさんが、
4人の中で一番猜疑心が強く現実的というのが面白いな、と思います。
(悪の気配に敏感とも言えるかもですが)

はるみなお姫様だっこいただきましたー!

帰りに成人メンバーだけでプリキュアカフェに突撃してきましたが、
案外親子連ればかりでなく、カップルや、男性3人組が行列してました。
各テーブルに着ぐるみのキュアフローラさんが来て、
座って接待してくれました。たまたまそういう日だったらしい。


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2015/11/02(月)

映画かんそう
「ギャラクシー街道」三谷幸喜さん監督

コロニーと地球を結ぶスペース幹線道路、
通称ギャラクシー街道、その脇にあるハンバーガーショップの
店長夫妻を軸にした、
様々な星の知的生命体が入り乱れる群像劇です。
ジャンルは「スペースロマンティックコメディ」とのこと。

・ノアとノエ夫妻
・ノアの元カノで偶然店にやってきたレイとその夫
・ノエに横恋慕する両性具有のリフォーム業者
・ギャラクシー街道の利用状況を調査に来た国土交通省の役人
・警備員は仮の姿で実は宇宙の平和を守ってきたキャプテンソックスとその上司
・河童に似たクローロン人
・初めて買春をする地球人の中年男と宇宙ポン引き

以上のドラマがいつものノリでドタバタと交錯します。
今回突然のSFで、
日本ではSFの受けが物凄く悪いから大丈夫かな…と思いましたが
まずまずの客入りで安心しました。
今回はいつもより性的なネタ多め。

内容ばれ

キャプテン・ソックスのパートが一番好きです。
宇宙空間でもソックスがずり下がったら気になる繊細なヒーロー。

宇宙パートタイマーの大竹しのぶさんが、
頭があまり良くなくて、かといってピュアでもなく、
複雑な事を言われるとパニックを起こして放電してしまうというキャラクターで、
なにか自分の仕事ぶりもこんな感じだろうかと思ったり、
あと感動系の邦画だったら、
周囲のバックアップによって不器用だけど一生懸命生きる女…
みたいな話になっただろうところを、
文句を言われつつも普通に感じ悪く働いている所が良かった。

両性具有の遠藤憲一さんの出産シーンは脚が綺麗でした…。

TMRの歌が大変素晴らしかった。

西田さん演じるカウンセリングマシーンが
実は定型の台詞を少し言うだけの大雑把なやつだったというのは
なかなか面白かった。人が言って欲しい言葉って実は単純なのかも。

ちょっと残念だったのは、
宇宙売春婦が他アジア地域訛りの日本語を喋るっていうネタ。
あれは2015年にコメディとして持ってくるのはアウトだと思います。
全年齢じゃない映画とか、クドカン作品ならよかったかもですが…。

エンディングが宇宙人図鑑になっているのが凝ってた。






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2015/11/03(火)

シリル文章更新「バースデーと贈り物1」

シリウスの誕生日です。

俗説か何なのか記憶にないですが、
「人間は生まれてから3か月後の気温に最も適応する」って話を大昔に聞いて、
自分的にすごく納得した事があるんですが、
シリウスに当てはめると、彼が一番強い季節って2月ですね。真冬じゃん!
アズカバンの冷気も、なので意外と平気だったりしたらいいなと思います。

誕生日おめでとうシリウス。








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2015/11/04(水)

映画かんそう
「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」

青年だけが閉じ込められた世界で、
迷路の中を出口を探して疾走する前作から一転、
今回は迷路の作り手である大人たちに翻弄される話です。
副題には砂漠の迷宮とありますが、迷路は出てきません。
あと、それを伏せるのはどうかと思うんですが、
ちょっと映画のジャンルが前回と違います。

見る前から「ミンホがヒロイン…」「ミンホが姫…」
という噂を聞いていましたが、見終わると、うん、
「ヒロインはミンホ…」って言いたくなりますね。
(ミンホはこの手のエンタメ映画では珍しいアジア人レギュラーで、
当然アジア地域二次創作界での人気が高い)
男子ヒロイン制はやっぱり最高ですね。
ちなみに女子キャラも出てきて主人公にアプローチしたりしますが、
主人公は仲間大好きなので、あまり眼中にない。

内容ばれ

せめて邦題を「メイズ・ランナーZ」にすべきだったと思うんですよ…。
日本ではゾンビ映画は人気ないので隠したいのは分かるけど
でもそれやっちゃ駄目だよ…苦手な人もいるんだし…。
予告でも一切映ってなかったよね?

というわけでゾンビ映画でした。
でもなんか症状を変えて差別化を図るべきだったと思う。

女子の着替え(といってもタンクトップの上に上着を羽織るだけなんだけど)に
目がロックオンしちゃった仲間の顎を指でクイっと自分に向けさせる
ニュート兄貴格好良かったなあ…!
あと、手榴弾で自決の覚悟のトーマスに寄りそう皆のシーンも…。
みんなトーマス大好きだね…知ってたけどね…。
裏切者はゆるさないので毎日ゴミが目に入る呪いをかけた!

青年が常に走っている映画なので、走る男子の好きなかたは必見。





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2015/11/05(木)

ドラマかんそう
「ハンニバル」シーズン2 1話〜7話まで

「エッ!?」っという終わり方をした前シーズンですが、
今回は「エッ!?」っていう始まり方をします。
でもこれシーズン2のあらすじを書くと、
前シーズンのネタバレになってしまいますね…うむむ…。
懐石料理の品々が副題なので、日本の料理がよく出てきます。
刺身はそのままsashimiなのねとか、和牛はwagyu−beefなのかとか。
どうして神戸の発音がコウビになるんだろう。
「ベ」って言えないのかな?いや、言えるよね?ベイビーの「ベ」だよ。

甲冑も出てきた。蘇る「ハンニバル・ビギニング」のトンデモ日本の記憶…。

内容ばれ
相変わらず死体が見事です。あとお料理。
シーズン2はますます推理要素が減って、
登場人物がボソボソ会話して、眠い音楽がかかって、
あんまり話が進展しないので、
私は主に死体と、博士の料理を目当てに見てます。
あとハンニバルとグレアム捜査官の恋の進展具合。

前作であれほどグレアムを酷い目に遭わせたくせに
なぜかまだグレアムにご執心の博士、
友情を感じてほしいとぐいぐい迫ります。
しかし当然ながらグレアムは激おこなので、
獄中から博士の暗殺を画策しますが、
殺されかけて傷付くハンニバル…。
よく分からない男…。

ハンニバルの身支度と、獄中のグレアムの身支度とが
交互に映って、ハンニバルのカフスボタンに相当するのが
グレアムの手錠な演出とか面白かったですね。
あと2人の朝食対比とかも。

サスペンスを見ていると大抵の犯人は
「こいつらCSI科学捜査班がいたら即捕まるのに…」
って思うんですが、ハンニバルの犯行スタイルは
「こいつは捕まらない…!」
って絶望しますね。全身ビニール武装で来るんですよ彼…。
しかも下はスーツ…。

ウィル・グレアム捜査官の中の人が自分達のどえろ二次創作を検索し、
ハンニバルの中の人にどんどん読ませたそうです。
なぜ検索する!?なぜ読ませる!?
そしてシーズン3のねたばれになるかもですが、
撮影のときにアドリブでグレアムとハンニバルがキスをして、
「やっちゃった!」「やっちゃったね!」ってキャッキャしてたら、
容赦なく編集でカットされたそうです…。
君たち自重したまえよ…。






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2015/11/06(金)

読書かんそう
「城の中のイギリス人」アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ

(注:性的、猟奇的な記述が多いです)
秋なので変態属性の勉強でもするかと思って、
発禁処分になったり作者が変名で出版したりしたこの本作を読んでみました。
1953出版。
性の道に並々ならぬ興味を抱く主人公が、
知人のお金持ちの招待を受け、満潮時は孤島となる海辺の屋敷に赴くが、
そこではありとあらゆる倒錯的な遊びが行われていたというあらすじ。

お屋敷に到着するなり17歳の混血美少女たんが
下半身のお世話をしてくれるスピード展開は、
現代の男性向けえろ同人誌となんら変わるところがなくて
ちょっと笑ってしまいました。
その後も13歳のロリに性的暴行、ロリと蛸、犬による獣姦、尻責め、
スカトロ、男性への性的暴行、人妻への性的暴行、
どんどん続きました。

内容ばれ

最後は誘拐してきた人妻の目の前で、
幼児の生皮を剥いで殺し、
女は自分の子を殺されると性的に興奮するのだー
というフィナーレでしたが、うーん、過激さを前面に出すと
数十年ですっかり古びてしまうので、
プラス他の何かがあった方がいいな…と思いました。

あと毎日性道を熱心に探究している人は、
もっと手順が効率化されていて、
淡々としているような気がするんですよね。
なんとなく。
あと変態とサイコパスはどこで区別するのか。
法の範囲内が前者で、範囲外が後者なのかな?






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2015/11/07(土)

色々感想

マギ(サンデー掲載)
シンドリアのみなさんが、どういう精神状態なのか、
全員揃っているのか、早く知りたい。特にジャーファル。

プラチナエンド(ジャンプSQ掲載)
小畑健さんと大場つぐみさんのタッグ再び。
交通事故で家族を失い、叔母夫婦に引き取られるが
虐待されて育った主人公、架橋明日(かけはしミライ)は
中学の卒業式で自殺を図るが天使に助けらける。
その天使から、空を飛ぶ能力と、
人を33日間愛情によって支配する能力を与えられたミライは、
その力を使って、自分の家族の死が
実は叔母夫妻によるものだという事実を突き止める。
天界では神が引退を決意し、
神候補の天使12人に人間とペアを組ませ、
その結果により次の神を選ぼうとしていた、というあらすじ。

天使12人も含めて、性格のえげつないひとが多そうなので、
暗黒展開をしていきそうです。
主人公の名前も、デスノのライトと同じで、
実在のひとにかぶらないよう変わった名前だし…。
なんか能力からすると空飛ぶルルーシュになりそうですね。

ところで私はものすごい大好きな相手の言うことを何でも聞くかといえば
別にそんな事はない。愛情と行動選択はわりと切り離されています。
別に少なくないと思うけどこういう人…。

すべてがFになる(原作おちばれ)
そういえばこれモニタが液晶なので原作の時間ではなくて
今現在の話なんですかね。
当時から加算演算子なのは不自然だとか、
最先端のOSが16進数なのは変だとかいう意見がありましたが、
現在設定だとしたらそのへんはどうなんだろう。

相棒
自分の殺した男の娘を手元に置いて、年頃になったら、
その60ほど歳の離れた女性を乱暴して孕ませて、
胎児を堕胎したと言われて逆上してその女性も殺すって、
シリーズの十指に入るくらいには極悪非道の犯人だと思うんですが、
右京さんプルプルしないんだな…右京さんのプルプルの基準って何なんだ。
めっちゃ小さい理由でプルプルする事もあるけど、その日の機嫌か。

しかし色欲おじいちゃんは天寿を全うして、
逮捕のきっかけを作った人が刺されて死ぬってどんだけ後味悪い話よ…。

サムライせんせい
1年で現代にすっかりなじんだ坂本龍馬…。
武市先輩との衆道ねたもばっちりありました。

エレメンタリー3
キティが完全に2人の子供ポジション。
教育方針の擦れ違いで喧嘩になるけど、
大抵ホームズが折れる…大人になって…。

証拠画像を撮って、即クラウドにあげることにより
暴力的に録画機器を奪われたり、消去されたりするシーンは
もう成立しなくなったんだな。
ホームズもワトソンもキティも、全員頭の切れる人で、
意地でも誰も下げない姿勢は大変立派だと思います。
がんばれ!

ネイティブアメリカン保留地の現在については、
ちょっと調べて、うーんって思いました。

ライダー映画の予告を見たら、年末の新旧コラボに
ベルトさんとチェイスが出るみたいで、俄然興味がわきました。

あとオダギリジョーさんがラジオでクウガについて語ったのを聞きましたが、
黒歴史って思ってないよーとか、経歴の中にクウガを入れてない理由説明とかでした。



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2015/11/08(日)

映画かんそう
「ロンドンゾンビ紀行」

工事現場で見つかった謎の地下埋葬所からウィルスが拡散し、
ロンドンの人達がゾンビになってしまうというゾンビコメディです。
老人ホームのおじいちゃんおばあちゃんたち(とその孫)が銃を手に奮闘するので、
お年寄り映画の好きなかたにおすすめ。
私も人様から教えていただきました。
低予算のゆるーいC級映画なので、
映画館でやっているような緊張感あふれるパニック映画を期待してはいけません。
ゾンビもゆっくりだけど、おじいちゃんの歩行もゆっくりで、
あっ追いつかれる!おじいちゃんがんばれ!
赤勝て!白勝て!…みたいなそういうノリです。
もうちょっとあちこちロンドンが映るかなと思ったらそうでもなかったです。
2階建てバスでゾンビを撥ね飛ばしながら爆走はあった。
あのバス、ドアがなくて開きっぱなしなんですね。
ゾンビのいる世界には、ちょっと不向きな仕様だ。

おじいちゃんの性格は結構きつめなんですが、でも全然ソフトに感じられて、
もっとブラックなジョークをガンガン言っていいんだよ?って思ったのは
たぶんキングスマンを見たあとだからですね。
(いや、マシュー・ヴォーン監督とか、この映画のリスペクト元になった
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト監督は、
英国人の中でも更にキツ目で冴えたセンスの持ち主でいらっしゃるのだろうけれども)






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2015/11/09(月)

相棒会で山陽方面に行って参りまして、
地元のかたにあちこち案内して頂きました。

まずは大久野島。全く知りませんでしたが、
ウサギ好きの聖地として有名な島なのだそうですね。
第一次世界大戦の頃の陸軍の毒ガス製造施設の廃墟があり、
その実験用のウサギが繁殖したという説もあるようですがそれは都市伝説で、
実際は小学生が持ち込んだウサギが増えたという話が正しいようです。
2013年で700羽だったそうですけど、
現在はさらに増えているように見えました。



というか立ち止まるとウサギが10匹20匹と
四方八方からわらわらと走ってきて、
2本足で立って、ふんすふんすとエサくれ攻撃をしてくるので、
全然前にすすめない。
5歩歩いてはウサギに捕まり、10歩歩いてはウサギに囲まれるので
1キロ歩くのに30分かかります。
ウサギは炊きたてごはんくらいの温かさで、ふわふわで、ぷるぷるしていて、
ここは天国かなって思いました。



島には忠海から船で渡りますが、便数も多くあまり天候にも左右されなさそうなので、
同じ旧日本軍の軍事施設廃墟で有名な友ヶ島に比べたらかなり渡りやすいなと思いました。
ウサギのエサは忠海乗船場でしか売ってなかったようなので、買い忘れないように注意です。

他にもウサギは骨が弱く神経質なのでこちらからは触らないとか、
人間用の加工食品をやってはいけないとか、車道でエサをやってはいけないとか、
食べ残したエサを地面に残さないようにするとか(カラスを増やさないよう)
自治ルールがあるようなので、予習必須です。

あと島には第1桟橋と第2桟橋があって、行き先も2か所に分かれるので、
戻りの船の出航場所と時間だけはしっかり確認しないと、
10分くらいエサをやっていたつもりが40分経ってたとか普通にあるので、
本州に戻れなくなったら大変なのでご注意ください。

「休暇村大久野島」という宿泊施設があって、
ウサギはその斜め前にある広い原っぱに密集していますので、
そこを目指して歩くといいと思います。




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2015/11/10(火)

あなごめしに牡蠣入りお好み焼きに焼き牡蠣、
もっのすごい勢いで食べまくったので現在お腹の脂肪がパンパンです。
やっぱり特産品はいいですね。

なかでも名物もみじ饅頭が、いつの間にか進化を遂げ、
揚げもみじや生もみじ、フレフレもみじなどに枝分かれしていたのにはびっくりしました。
生もみじは求肥がプラスされた感じ、
フレフレもみじは洋菓子っぽいんですがイメージよりは固い、
揚げもみじは何かもう、別格で、ばりっと熱々の衣から同じく熱々の餡子が出てきてですね、
味はチーズ・クリーム・餡などがあったのですが、2種類食べてしまいましたね…。
これは揚げたてでないとおいしさ半減だそうで
お土産にできないのが残念ですが
現地まで揚げもみじ目当てに行ってもいいくらいおいしかったですよ。
(ただし甘党で胃が丈夫な人でないと無理)
おいしいごはんを食べながら最新回の相棒について文句をぶうぶう言ってスッキリしました。
(犯人はきもいし、被害者は不思議な感じだし、殺害方法は無理があるし、
本当にストレスのたまる話だったんですよ…)

広島のお好み焼きは生地にキャベツを混ぜ込まずに、クレープのように伸ばして具を載せ、
ちょっとプレスする感じが面白かったのですが、
そういえばこのお好み焼きのことを「広島焼き」と言うと
広島の人はガチで激怒するって話が本当かどうか気になっていたので尋ねてみたら、
やっぱりそれは逆鱗案件なのだそうです。
理由は「お好み焼き関西風、お好み焼き広島風という風に
せっかく歩み寄っているのに、「お好み焼き」「広島焼き」というように区別されると
まるで関西風こそが正しいお好み焼きで、広島のものは邪道みたいではないか」
という理由からのようでした。納得!
何でも聞いてみないと分からないものです。



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2015/11/11(水)

現在尾道はなんと猫を観光資源としていて、全体的にかわいい感じで
カフェもお土産物屋さんも猫っぽいモチーフや名前のところが非常に多いです。
うさぎの島と合わせて、これは広島の時代が来るのではないかという予感があった。



お店はかわいいし、地域猫はすごい愛想よくしてくれるし
(相棒会メンバーさん曰く「猫カフェよりたくさん触れる!」)
人は多くないし、非常に楽しい所でした。



ただしすごい坂なので足腰の弱いかた向きではないのと、
あと地図に強いひとか、やはり地元のかたがパーティーメンバーにいないと
遭難するんじゃないかというくらい道が複雑でした。







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2015/11/12(木)

映画かんそう
「PAN〜ネバーランド、夢のはじまり〜」

オリジナル要素満載のピーターパン誕生秘話、
ピーターパンビギニングでした。
私はヒュー・ジャックマン目当てで行った。
第二次世界大戦のころ、孤児院で育ったピーターは
ある日夜中に空飛ぶ海賊船にさらわれ、
黒ひげの支配するネバーランド゙で強制労働をさせられる。
採掘者とのトラブルで、処刑されそうになったピーターは
その件がきっかけで空を飛べる能力に目覚め、
以降黒ひげに命を狙われることになる。というあらすじ。
後半わりとじゃんじゃん人が殺されるのですが、
死んだ人がカラフルな色の煙になったり、
墜落死だったりして表現をソフトにする演出です。
見終わってから監督がジョー・ライトだったのを知ってびっくりした。
ジョー・ライトっぽいところが微塵もなかったので。

ねたばれ
ハリポタとかぶるところが多々あるので、
要素を抽出して、人工的にヒット作を撮ろうとしたのかな?
と何となく思いました。
・英国もの
・実の親でない保護者に虐待を受けて育った
・子供たちを虐げる存在に立ち向かう
・予言の子である
・母はラスボスと戦って殺される
・空中を飛ぶシーン推し
・能力に目覚めた主人公がやや邪悪に見える

ピーターパンの仲間の名前とか憶えてなかったけど、
ニブスとかはロストボーイの1人だったのか。
それにしてもピーターパンもニブスもすごい美少年だ。
演技も。子供なのにどうしてあんなに表情筋が動くんだろう。
大規模空襲のところでピーターは死んで、
あとは死後の世界という解釈も微妙に?できなくはない?
ところはおもしろかった。最後のロープが首吊り縄に見えてぎょっとした。

タイガーリリー役をルーニー・マーラーにキャスティングして、
人種差別的であると随分な騒ぎになったそうです。
この監督は、白人が有色人種を支配していた頃の過去を懐かしむ歴史おたく、
更に言えば屋外でガンガン動く画よりも
室内で会話をしているそれのほうがお得意なのだから(すべて個人の勝手な決めつけです)、
題材が向いていなかったのではないかという気がします。
続編の構想もあったけれど、コケたので立ち消えになったらしい。

関係ないですが裏ピースって子供がやっても問題ない仕草なんですね。ピーターがしてました。






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2015/11/13(金)

映画かんそう
「リンカーンVSゾンビ」

すごいC級映画です。
たぶんリンカーンが吸血鬼を狩る「リンカーン 秘密の書」の企画の話を聞いて、
便乗商法をするためにすごい早さで撮影されたんだと思う。
下手したら脚本とかは撮りながら書かれたのかも。
「リンカーンVSゾンビ」2012年5月29日プレミア上映
「リンカーン秘密の書」2012年6月22日上映
「リンカーン」(スピルバーグ)2012年11月9日上映

ちゃんと予算があって、ある程度の水準のスタッフが集まって撮る映画って、
やっぱり面白いんだなあ…全然違うんだな…うん…という事が分かりました。
だめな話というのは何がだめなのかがよく分かるので、
「リンカーン秘密の書」と見比べるのおすすめです。すごく時間があるなら。
ない場合は「リンカーン秘密の書」だけ見てください(笑)

リンカーンが12人の部下を引き連れて、
ゾンビに襲われた砦の調査に行くのですが、
リンカーンはゾンビの生態を知っているのに、
なぜか部下に何も説明しないものだから、序盤から犠牲者が出てしまって、
そのあとでやっと「実は……」ってゾンビの事、教えてあげるのは
もう本当になんで!?遅いよ!?と思いました。
行き当たりばったりで非効率的に右にウロウロ左にウロウロするものだから
どんどん犠牲者が増えていく様子は、20世紀のホラーぽくて懐かしかった。
友達と飲みながら見るとしても、ちょっと間延びしているので盛り上がりに欠けるかも…。

ラストばれ

感染した自分を殺させるために暗殺犯ブースを呼び寄せるというのは
面白いアイディアでした。
でも感染の経緯が迂闊すぎて「そうですか…」としか言えない。

いとうせいこうさんと、みうらじゅんさんが最後の解説で
ご遺族の心が広い的なことを仰ってましたが、
リンカーン家はたしか血筋が絶えているので、正式な抗議というのは出ない筈。
つまりリンカーン系の二次創作…。







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2015/11/14(土)

色々感想

マギ(サンデー連載)
デ・デタァ〜〜!!!ジャーファルくん出たー!!
よかった、基本の顔立ちはあまり変わってない。
でも変わってないですね、って言われた後の
あの沈黙はなんだよ!気になるよ!

銀河英雄伝説(ヤングジャンプ連載)
先週で帝国編が一旦終了して同盟編に切り替わるのだと思ったけど、
そのままラインハルトの初陣に突入しそうです。

プリキュア
王子さまに「プリンセンスになんかなるな」と言われて
自己崩壊を起こす主人公でしたが、すぐに
自分の夢は他人には関係のない自分だけのもの!
って復活してよかった。
あとトワさんの面白さが徐々に明るみになる模様。

プリキュアもライダーも戦隊も、続々と挫折→パワーアップ回。
えっクリスマス戦線にはまだ早いよね…?

エレメンタリー3
ホームズがワトソンの恋愛にアドバイスなさってる…。
でもなんだかホームズみたいな女友達がほしいかも…って思いかけたけど、やっぱりいい。

掟上今日子の備忘録
亡くなった小説家さんが、自分の原稿を屋敷の中に隠して
それを探させるイベントを催す、とてもいい話でした。
段々原作が読みたくなってきた。

サムライせんせい
メイドに女装した神木くんが黒ぶち眼鏡かけてて縄で縛られているという
ちょっと盛られ過ぎててむしろ神妙になってしまうサービスシーンがありました。





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2015/11/15(日)

再び集結イケメンズ。
かっこういいので、ちょっとファッション雑誌のロゴを付けてみました。
夜中に撮影会をしてとても楽しかったです。






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2015/11/16(月)

映画かんそう
「コードネーム U.N.C.L.E.」

本年度スパイ映画四天王の3本目。これもすごく出来がいいです。
「シャーロック・ホームズ」シリーズを撮っているガイ・リッチー監督作品。

冷戦下の緊迫した時代、ナチス地下組織の野望を阻止するため
CIAの美男子スパイとKGBの美男子スパイが手を組んだ!?というバディームービー。
「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクです。
4本の中では唯一時代設定が過去で、
3本の中では世界観がゆるいめです。
でも女子のおしゃれと男子のブロマンスは一等賞!
古風なハンサム2人とおしゃれ美女2人、イタリアの街並み、
粋な駆け引きと茶目っ気のある会話などなど、楽しい娯楽映画です。

特筆すべきはラスボスが女性です。まだハリウッド映画でも珍しい上に人妻で、
夫は部下的な立場です。前例をあまり思いつかない。
そしてこのヴィランの美女が身長190センチ…
バディの片方のKGBのスパイ、イリヤが身長196センチで、
これはもう成層圏の映画です。
「キングスマン」のときも170センチ代の俳優さんが小柄に見えるなと思ったんですが
(コリン・ファースさんとマーク・ストロングさんの背が高いので)
こうやって段々みんな大きくなっていくんだろうか…。
高身長の人がもてて、高身長遺伝子ばかりが残った結果なのか…。

男2人のブロマンス紹介(やや内容ばれ)
男2人のうちソロはCIAのスパイですが懲役刑免除と引き換えに命令に逆らえない。
女好きで掏摸泥棒金庫破りの腕前は超一流。
イリヤはサンボと柔道の使い手で怪力の持ち主。父親はスターリン政権の高官だったが汚職で更迭、
母親は(おそらく)売春で生計を営み、その過去のせいで彼は情動不安定になった。
こんな2人がお互いに反発しながらあれこれしますが、
互いのピンチを助けたりするうちにあれこれして、
結局あれこれします。もう言わなくても分かりますよね!?

ところで「キングスマン」を撮ったマシュー・ヴォーン監督と
本作のガイ・リッチー監督はかつて組んでいたこともあるのですが、
色々あって決裂して現在は一緒に仕事なさることはありません。
でも互いを意識しているのでは…と、これまでも噂されてきました。
でもこの映画を見る限り意識どころの騒ぎじゃねェェェェェェー!!!!という感じでした。
「X-MEN ファースト・ジェネレーション」を彷彿とさせるシーンが各所に散りばめられ、
特にイリヤがエリックでした。えっと、あの、外見とか、
ファッションコーディネイトがまるっきり同じシーンもありました。
タンブラーに比較画像をあげておられる方がいらっしゃいます(皮ジャンの方がエリックです)。
http://lil-chop-shop-girl.tumblr.com/post/128065614075/missmargaretcarter-so-have-we-decided-that
時代が近いのでそれはたまたまなのかもしれません、でも(反転部分に続き)

ラストばれ反転
強くて寡黙でストイック、でも父母のトラウマがあって心が不安定、
水中で溺れているところをソロに助けられ、チェスもたしなむって
エリック・レーンシャーにも程があると思います。
オリジナルのドラマは未見なのですが、これは元祖にもある設定なのでしょうか…。

そんな2人が、最初にコンビ結成を言い渡されたときに、
上司から「あとは若い人たちで…」と言われ2人っきりにされたり、
敵の秘密基地を上階と下階に分かれて探索する時に
「俺はトップだ!」「俺はボトムだ!」
と英語で言ってたりもします(英語では攻と受の意味もある)。
特に、上司から相手を殺してでも役目を果たせと密かに命令を受けた2人が対峙
するシーンの2人の、あの切なそうな目はすごかったですね…解決方法も…。
「悲恋エンドとか駄目だから!!あと俺チャエリだから!!」
って必死に主張するガイ・リッチーがなぜか浮かびます。
うん……それ固定原理の人に言っちゃったらぶっ殺されるからね?リッチー…。
マシュヴォンは固定原理の人じゃないと何となく思うけど、
でも微妙にスルーされてリッチー監督がハートブレイクしそうな気もする(笑)

2人の監督の作風ですが、マシュヴォンは大2病、
ガイリチは小2病と中2病のハイブリット…ってかねてより思ってたんですけど、
今回進学して高2病になったような…。ちょっとユーモアが渋くなったような…。
追いかけ回されるボートを傍観しながらサンドイッチとワインで夜食と洒落こむところ好きです。
あのサンドイッチ異様においしそうだったなー。






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2015/11/17(火)

映画かんそう
「ラスト・ナイツ」紀里谷和明監督

紀里谷監督3作品目にして邦画じゃなくなりました。
モーガン・フリーマンさんなどが出演されています。
西洋風忠臣蔵です。

あの「ゲーム画面だ、ゲーム画面だ」と散々言われた、
色調補正バリバリの感じがなくなり、
彩度が落ちた渋い画面になりました。
監督が脚本に参加されなくなったせいなのか何なのか、
登場人物がテーマについてべらべらと熱弁を振るうのもなくなった。

賄賂が国政を左右する腐敗した帝国にあって
騎士の心を失わない領主に仕える主人公は、
しかし敬愛する主君が大臣への賄賂を拒んだために諍いとなり、
刃傷沙汰を起こした主君の首を斬る役目を仰せつかる。
不名誉のうちに亡くなり領土を奪われた主君の仇を討つため、
主人公は行動を起こす。というあらすじ。
最近あった「47RONIN」に比べると、ものすごい地味です。
どっちがいいかは好みによる。

主人公が仇討ちを諦めたと思わせるため遊び呆けるのは
忠臣蔵そのままなのですが、その時間がとても長い。
その間やたら女が酷い目に遭うので気持ちが下がります。
騎士のなかに姫騎士を混ぜろとまでは言わないので、
あの遊び呆けタイムはもうちょっと短くてもよいのではないか。

とんちを駆使した討ち入りシーンはおもしろかったです。

内容ばれ

飲んだくれて仲間にも軽蔑されてる→まだあやしい
女遊びもしまくり→まだあやしい
主君にもらった剣も売った→まだあやしい
内職で支えてた女房も出て行った→まだあやしい
主君の娘が売春宿に捕えられても無視→じゃあいいかな?

もう本当これ長かった…。
あと名前のある女性登場人物が全員酷い目に遭うのはどうかと思う。

領主の奥方→城を追われるときに敵兵にぶん殴られる
領主の娘→城を追われて、後に売春宿に売られる
主人公の妻→夫の放蕩を内職で支えるが、耐えかねて出ていく
悪大臣の妻→DV被害を受けている

フォローのある人とない人があった。
姫はフォローあったけど、売春宿で客はとらされただろうし、
奥方は後半消失した。





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2015/11/18(水)

映画かんそう
「ハーモニー」

伊藤 計劃さん原作小説を連続で映画化していくProject Itoh第2弾。
本来2番目に公開される筈だった「虐殺器官」が
制作アニメ会社「マングローブ」の倒産により
上映が困難になったため急遽繰り上げて封切られる事になりました。
「虐殺器官」は来年内の上映を目指すとのことです。

高度な医療技術と健康状態の常時監視により病魔や老いから完全に解放された人類が、
思いやりをもって生きる幸福な社会を営むなか、
それに馴染む事の出来ない主人公は
WHO螺旋監察事務局の監察官という立場を利用して
酒や煙草の不法取引に手を染めていた。
彼女をそうさせるのは、高校生時代の友人で
神秘的な美少女ミァハだった。
彼女は健康社会を憎み、反抗のための自殺を主人公に持ちかけ、
2人はその自殺を承諾するが主人公だけが失敗し、生き延びてしまったのだ。
そして13年後の現在、社会を揺るがす大事件が起きる。というあらすじ。

めっちゃ百合でした。びっくりしました。
でもどうやら私のびっくりしたシーンは原作を改変したらしい。
「屍者の帝国」はBL改変だったそうなので、
えっと何か原作ファンのかたには申し訳ない気持ちです。
エンタメとしては「屍者の帝国」のほうがドッカンドッカン話が動いて
派手なんですが、そのかわり一部登場人物の行動に疑問が残る感じでした。
「ハーモニー」はあらすじに起伏がなく鬱なんですが、
テーマである意識については一歩先に踏み込んでいるし
登場人物の感情についての描写も丁寧。
(モノローグやセリフが原作から結構そのまま使用されています)
なんとなく京極夏彦先生の「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を思い出した。

ラストばれ

あとラストの改編部分は「映画まどマギ」を思い出した。

生まれつき意識のない人間の話は「脳男」にも出てきましたが
どんな状態になるんだろう、意識のあるなしってどこで診断するんだろう、
人工的にそういう状態を作り出すってどうするんだろう、
意識は再生しないのか、意識のなくなった人間の脳にはどんな利点が?
等々知りたかったのですが描写が少なくてすぐさま原作を買いました。
肉体が危機的状況に陥ったとき、本来その機能のない脳の一部分が
欠陥を補って仮の意識を形成する描写とかは良くも悪くもぞっとした。
(いっそ意識のないほうが明らかに肉体のためになる状況なのに?)

グラスの水に血が落ちるシーンが好きです。
あそこは先端恐怖症の人にはつらいかもしれない。
ところですごい科学技術の進化した世界なのに、
お料理はあまり変化が見えないのはなぜだ…。

それと本当にどうでもいい事ですが主人公の上司の人の声が
アニメ「PSYCHO-PASS」のシビュラシステムの声だったので、
すごい黒幕感があった。

「ウェルテル効果」につては最近ゲーテを読んで覚えたばかりなので微笑んだ。
でもあれを読んで死にたくなる気持ちは分からない。
まあたぶん小説も進化を続けているという事だろう。

「虐殺器官」で出てくるはずだった大災禍に関してが
一切説明がなくて、それは仕方ないけど残念だなーという気持ちです。




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2015/11/19(木)

昨日感想を書いた映画の「ハーモニー」、
主人公のお父さんの名前がヌァザさんで
映画「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」にヌアダ王子という人が出てきて
たしかケルト神話のひとだったような…って調べたら、やっぱりそうでした。
ヌァザは勇敢な戦士で王、ミァハは医療を得意とする男性、キァンは兄弟、
主人公のトァンの名は別の神話の登場人物で
疫病で全滅したパルホーロン族のたった1人の生き残りで、
繰り返し転生し一族の物語を伝え続けた…という微妙に内容に沿った命名でした。

ところで神話のミァハは、彼の医療の腕前に嫉妬した実の父に殺されるのですが、
何度斬りつけても彼は医療で再生して死なず、4度目に脳天を割られて死んでしまいます。
父は気が済んで手厚く彼を葬りますが、その墓から不老不死の秘薬の材料となる
365種類の薬草が生えてきて、彼の妹がその薬草を分類してマントの上に並べているのを見て、
またもや嫉妬して薬草をバラバラにしてしまいます。
そのせいで不老不死の秘術は失われてしまった…というお話なのですが、
うん、なんかそういうおっさんいるよな…っていう。
ミァハかわいそうですね。

http://homepage2.nifty.com/C_E_I/god/celt.html
神話はこちらから。wikipediaの内容とはちょっと違う。





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2015/11/20(金)

舞台かんそう
「デスノート The Musical」柿澤勇人×小池徹平篇

御存知有名作品、映画やアニメやドラマになったジャンプ漫画の舞台化です。
全員新人さんくらいの軽い舞台かなと思っていたら、
映画版と同じ夜神総一郎役=鹿賀丈史さんをはじめとして、
大ベテランが脇を固め、特に死神レム役の人が「うまっ!?」って思って調べたら
四季でヒロイン総なめにしていた人でした。
そりゃあエルファバができれば何だって歌える。
拘束されたミサミサの足に跪いて縋って歌うシーンでも、
無理な姿勢で朗々と歌い上げていらっしゃった。
ところで死神の扮装はどっちかといえばあっさりめだったので、
レムは百合風味に加速がかかり、
リュークはちょっと酔っ払いのおじさまみたいだったので笑った。

ラストばれ

流れとしてはノートを拾って死神を始め、
ミサミサと出会い、Lが登場して、同じ大学に入り、
疑われて監禁……くらいまでの流れが同じ。
(歌いながらテニスをすると、デスノだかテニプリだか分からなくなりますね/笑)
そしてあまりの投げっぱなしラストに仰天したんですが、
リュークが突然飽きて、ライトを殺して終わりました。
ナ、ナンダッテー!!




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2015/11/21(土)

色々感想

仮面ライダーゴースト
今回は音を消す能力を持った怪人が出たので
無音の戦闘演出があったんですが、音が消えると迫力半減ですね。
今回の偉人はベートーベンでした。

相棒
人工知能開発をしている人が見たらたぶん怒るんじゃないかな…。
あとエレメンタリー3で最近人工知能回を見たばかりなので、
どうしても何て言うかこう…もうちょっと下調べなさったほうがいいような気もします。

銀英伝(ヤングジャンプ掲載)
惑星カプチェランカの雪景色がきれい…。
なんか遠景と近景がレイヤー分けされている動画を見ているみたいな一枚絵。
フジリュー先生の漫画りょくにより、粗筋を知っていてもわくわくします。

マギ
アカーン!それと組んだらアカーン!
たとえあとで容赦なくゴミのように殺すにしても…。
シンさん黒い演出はどうかこの辺でストップしていただきたい。
心臓に悪いです。

ジャンプ51号の編集後記で、
編集部にプチハリポタブームがきたって書いてあったけど、
えっ集英社の編集さんでもハリポタ読んでない人が複数いらっしゃるんだ!?
っていうのと、えっもしかして集英社が新訳の権利を獲得したのでは!?
っていう深読みとが私の中でぐるぐるしてます(笑)気が早い。

エレメンタリー3
連続警官殺し事件。
真相は結構びっくり動機でした。
あとNY市警は殉職者が出ると、
彼が帰宅したって無線で流すのが定番の儀式なのかな…。

あと薬物依存症だった人のグループセッションでホームズの喋った内容を
勝手にブログにアップする人に対してホームズがやめてくれって
直接交渉するんですが、話が全然通じないのが
(「やめてくれ。消してくれ」→「みんな喜んでる。必要だ」)
あーはいはい、あるあるっていう感じ。
アメリカでもパクリなりすましって多いんですかね。

キャプテン・アメリカのページを更新しました。





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2015/11/22(日)

映画かんそう
「ハンガー・ゲーム FINAL レボリューション」

堂々完結しました。
日本の興行成績はいまひとつだけど、本国では黒字なので問題ない。
中央政府に絶対服従を強いられる地方都市が、
1人の少女を革命の象徴として反逆の狼煙を上げるディストピアものです。
原作が女子向けYA小説なので、ヒロインが男性2人に求愛されて揺れたりしますが
その件も決着がつきます。

ラストばれ

スノ―首相をぶっ殺してハッピーエンドかと思っていたら、
そう単純ではなかった…。
私はリアム・ヘムズワース贔屓なのでゲイルと、
あとフィニックと、ヘイミッチを応援してました。
一瞬ヘイミッチエンドなのかと思ったが違った…。
それとスタイリストの女の人も好きだった。
なのでちょっと一部分「えー……」っていう気持ちですが
まあ大団円だと思います。

コインはいままで巧妙にやっていたのに
なぜ突然ハンガー・ゲームやろうぜ!とか言いだしたのだろう解せぬ。
ちょっと舞い上がっちゃってたのだろうか。

亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが
冒頭からにこにこ笑って出てこられて、不思議な感じがしました。

あの黒い水が溢れ出てくる円形の建築物、フランスに実在する。
ノワジー=ル=グラン

「未来世紀ブラジル」にも使われてたそうなのですが覚えてない…。




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2015/11/23(月)

読書かんそう
「<harmony/>ハーモニー」伊藤 計劃さん

ものすごく昔におすすめいただいていたのに
やっと読みました。おすすめくださっていたかた済みません。
しかも映画を先に見てしまいました…。
とても面白くて私好みでした。すすめてくださってありがとうございます。

あらすじは映画の感想の時に書きました。ほぼ同じです。
台詞も独白もそのまま使ってある。
むしろ使ってなかったところには、
使えない理由がちゃんとあるのが見えて面白かった。
ナチスのくだりとか。

映画か小説かどちらかって言われたら、ダントツで小説です。
でもラストの改変が面白いので、既読者同士で語り合うために見るのはありかも。
あとカプレーゼのシーンは良かった。
(ウェイターがウェイトレスに変えてあったりとか細かい恐怖演出が)

ラストばれ

映画のラストのトァンが感情的だったのに対し、
小説のトァンは常に理知的ですね。
あっでも映画のミァハが結局はトァンの言葉など何一つ聞いてはいなかった、
彼女は遠くばかりを見ていた、という解釈は結構好き。

意識など、実はもう人類には必要のない段階に来ているのでは?
というアイディアには唸った。
宗教などがその段階に来ているのでは?と思った事はあるけど、
意識を不要なものとして捨てるという発想はなかった。

科学技術によって倫理観が随分変化していて、
たとえば「プライバシー」という言葉が、プライバシーの減少により
性的な意味合いが強い方向に変化したとか、
あと個人の体型管理が徹底しているので、ぽっちゃりさんが存在しなくなり
過去のひとはどうしてあんな太った政治家を信頼できたんだろう?
とか考えているところとかSFの醍醐味だなって思いました。
(突然のチャーチルdis/笑)
あ、お弁当を作るのが母親の役目って固定されてるのは
んんーめっちゃ惜しい!という感じ!

食事シーンが省略されたのが残念です。
特に拡張現実のインデックスのつかない料理がおいしそうに見える!というところ。

映画で主人公の上司が木箱にぶん投げたワインは、
調べたら1本150万円〜200万円で、原作ではちゃんと机に置いてた(笑)


作品はハードなSFですが文体は柔らかめで読みやすいです。
主人公は沈着冷静な女性なんですが、
昔の秘密文章は一々紙を焼いていたという過去の友人の言葉を思い出して
灰皿でメモを焼いてみて「そうそう、これがいちどやってみたかったの」
って一人で満足したりするガーリーな部分がふと表れたりして
そこのところとても良かった。




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2015/11/24(火)

ものすごい自己管理が完璧で、
日中は働き、夜に原稿をなさって、
最初のスケジュール通りに
きちんと原稿を上げられる同人作家さんと以前お話していて、
コツは何でしょうってお聞きしたら、
面白いドラマを見ながら作業すると、
続きが気になって作業机に向かってしまうと仰っていて、
なるほど……って思いましたが、
私は現在特にイベント参加してないので、
冬コミやインテで頑張る方のご参考までに書いておきます。


「きのう何食べた?」11巻と「宝石の国」5巻が出てます。
(買ったけどまだ読んでない……)





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2015/11/25(水)

山のぼり18

この日はどこかの学校のオリエンテーリングが行われており、
まさに蜘蛛の子を散らしたように登りも下りも子供だらけ、
それに加えてどこかの少年野球チームの一団も
トレーニングの一環か何かでやってきており、
どちらかといえば自分のペースでゆっくり登りたい私にとっては
試練の日だった。


山のぼり19

この日はマッチョじゃないクリス・エヴァンス似と、
過去何回か山で見掛けた気のするジェイク・ジレンホール似の
2人連れとすれ違いましたが、
「そういえばクリス・エヴァンスと突然山で会った時に
『私はあなたのキャプテン・アメリカの大ファンです!
一緒に写真を撮ってもらえますか?』って英語で言えるだろうか…」
と突然不安になり山中で練習を始めました。

そういえば、クリス・エヴァンスと実際にハグしたファンの話によると、
あの立派な胸の筋肉はすっごい柔らかいそうですよ。(関係ない)




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2015/11/26(木)

映画かんそう
「劇場霊」中田秀夫監督

AKBの島崎遥香さん主演です。
「女優霊」というホラー映画の
あのぽつりぽつりとした独特の間と
最後で説明のつかなくなる感じがとても好きで
今回その進化形だという事で見に行ってきました。
残念ながらいまひとつ…。
進撃の実写がなければ本年度のワーストだよー。

これで「女優霊」の名前を出してほしくないです。
中田監督はもうホラー撮りたくないんだろうな、たぶん。

えっと人形作家さんが亡くなった娘のために作った実物大ドールに
魂が宿っちゃって、女を襲います。
その人形が流れ流れて、
エリザベート・バートリを題材にした舞台の装置として使われ、
出演の女優たちが恐怖の体験をしますよというあらすじ。

内容ばれ
こわそうでこわくない桃屋のラー油のような映画。
お芝居部分はお芝居っぽく演技してるんだなーって思うんですが
現実部分もなんかお芝居っぽい。
人形誕生秘話の回想シーンとか、なんでかすごく嘘っぽい。

おばけが出ると女の子は足が竦んで動けなくなって
キャーキャー言うだけのやつ久しぶりに見たわ!
あ、でも女の子の顔はみなさんかわいいです。
(意地悪女優役のひと、仮面ライダーオーズのひなちゃんでした)

最後、人形が大暴れを始めたのはちょっとだけびっくりした。
あの人形の催眠の能力、複数相手に同時には使えなさそうなんだから
分散せずに1人がチャームかけられている間に、
全員で鈍器持ってぶん殴ればいいのにね。

「女優霊」から約20年経ったという事実の方がこわい。




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2015/11/27(金)

映画かんそう
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

監督ジョン・ファヴロー 、脚本ジョン・ファヴロー 、主演ジョン・ファヴロー 。
ロサンゼルスの有名料理店のシェフである主人公は、
人気グルメブロガーの来店に奮起して新料理を出そうとするが、
オーナーよりレストランの名物料理を出すよう強要される。
それが裏目に出て、彼の料理は酷評されたうえ、
その件がきっかけでオーナーとも決裂し…というあらすじ。

太った中年男の主人公の
元妻と今カノ、めっちゃ美人で若くて、めっちゃ性格もよくて、
(というか今カノはスカヨハ)
主人公に優しくしてくれるとか、そこは死後の世界だな…と思ったんですが、
2人とも主人公の料理の腕前に胃袋掴まれた系でした。
私も主人公の作るパスタとかキューバサンド食べたくなった。

食べ物がおいしそうで、明るい音楽が鳴っていて、
主人公があったかそうな地方を旅していて、
父と子が仲良くなる話でもあるので
お休みの日にぼんやり見て元気もらう系の映画です。
あとこのお話、ツイッターで爆発炎上して全てを失った男が
ツイッターを使って再起するお話でもあるのが
面白いなと思いました。




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2015/11/28(土)

色々感想

おおきく振りかぶって(アフタヌーン掲載)
リトルリーグ肘の詳しい説明がありました。
軟骨が裂ける描写でイテテテイテテテってなりました。
裂けた軟骨が腕の中でぐるぐると移動するのもイテテテでした。
あっでもこれが最新の学説なんですかね。
リトルリーグ肘を患う子が減りますように!

聖おにいさん(モーニングツー掲載)
マリア様と麻耶夫人がママ友に!
オタク的にはマリア様の方にシンパシィを抱いてしまいますね…。
でも2人のキャッキャウフフかわいいです。

すべてがFになる
VRカートが、液体を満たしたポッドで、
その中に入ると映像や音をダイレクトに体験できる、
なんかすごいオーバーテクノロジーな代物になってる!?
たしか原作のVRカートはケーブルのついたグローブを装着して
箱の中に入って、油圧シリンダ付きの椅子に座ってモニタを見る感じでしたよね。

プリキュア
ゆいちゃんパワーアップ回かと思った。
(ゆいちゃんはプリキュアじゃない)

ゴースト
突然挿入される幼馴染回想。
これ初回から入れておくべきだったのでは…?

コメット・ルシファー
心配した家族に殴られても、
命を失ってもいいから美少女を守りたい!って言う主人公は
描写が足りなくてすごい軽率な子に見えます。

が、敵の部隊のリーダーが
主人公の育ての親のおじさんを軍人としてリスペクトしてたという設定らしく
(おじさんはもう軍人をやめて子育てと飲食店経営に専念してる)
褒め称えながら撃ってくるのは新しいなと思いました。
クレイジーサイコ片想い。

掟上今日子の備忘録
小説家の死が、自殺なのか事故死なのか
著作から考察する話で、ラブコメ的にもとても良かったです。

1作で完結している作品が実は繋がっていたとかそういうの好き。

ハードカバーの小説1冊を30分で読むとか今日子さん速読だな…。
あと5日の徹夜って人間に可能なのか分からない…私は40時間くらいで限界だわー。
作者の西尾さん基準なんだろうか…。

エレメンタリー3
ホームズが時々協力を要請するハッカー集団「everyone」ですが、
ホームズの仕事をこなす代わりに毎回ホームズに恥をかかせる課題を要求します。
今回は、「トワイライトのベラはエドワードではなくジェイコブと結ばれるべきだった」
という論文を書いて発表しろというもの。
読みたいわホームズの書いたその論文。

題名のない音楽会
ゲーム特集で植松伸夫さんが出ていらした。
映像でお姿を拝見するのは初めてかもしれない。
ゼルダの伝説の音楽がかかるとなんか条件反射で涙出ます。




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2015/11/29(日)

映画かんそう
「007 スペクター」(先行上映)

ボンドシリーズ最高製作費、最長上映時間で堂々公開です。
本年度スパイ映画4本、これにて終了!

単独行動である男を追っていたボンドは、
これまでボンドと敵対してきた組織や人物を
影で操ってきた男の存在に気付く。
同時にダブルオーセクションは解体を迫られ…というあらすじ。

舞台が次から次へとめまぐるしく移ります。
オープニングのメキシコのお祭り「死者の日」が圧巻だった。
移動しつつ、ボンドガールもこましつつ、
なおかつM、タナー、Q、マネーペニーのチーム推しもあります。
特にQ、最近の流行りは押さえてるんですよ!と言わんばかりの
かわいこちゃん演出をされてました。

内容ばれ

惜しかったのが、クリストフ・ヴァルツ演じるラスボス。
役者と舞台美術は申し分なかったのですが、
いいセリフが与えられなかったために、
なんだかいまひとつ凄さが伝わってこなかった。
スパイ映画4本、全部に当然ながらラスボスがいるのですが、
強そうで、かつ魅力的で印象的なラスボスとは…ってぐるぐる考えてしまいました。

悪役と言えばもう1人のひとも、役者さんは申し分ない筈なので
やはり圧倒的ディティール不足のような気がした。
あ、でも割れたガラスにびっくりして墜落死したのはちょっとかわいかった。
(Mさんが模範的管理者に見えて実は暴れ者の行動をとる事が出来、
尚且つやられた事はやり返すタイプの人だったのもかわいかった)

毎回拷問シーンが凄いですが、今回が一番痛そうだったかも。
いや、私は女なので、前々回の拷問の痛さはいまいち分からないので…。







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2015/11/30(月)

ドラマかんそう
「ハンニバル」シーズン2 8話〜13話ラストまで

ともかく死体が素晴らしかった!あとお料理!
ほかは…レクター博士とウィル・グレアム捜査官が
共依存かつ破局寸前のカップルのように好きだの嫌いだの罪だの神だのと
延々と暗い顔で話し合いを続ける鬱系BLだったので、
(なんかこう書くと面白そうだけど)わりと本気で眠気との戦いでした。
でも本当にアイディアの豊富さ、色彩、造形、ライティング、
すべてにおいて死体は素晴らしくて、ハンニバルを見てしまうと、
他の作品の死体がショボく見えるくらいです。

ラストばれ注意(BL寄り意見)

ハンニバルの言い分は
「君の事が好きだから無二の親友になってほしい。裏切らないでほしい。
できることなら何でもするけど自由だけはあげられない」
ウィルの言い分は
「よく分からない。犬はだいじ。女の子を傷つけるのは許さない。男はまあいいか。
ハンニバルを殺したい気もするけど、違う気もするし、結局よく分からない」

という感じで2人がグダグダしているせいで巻き添えでどんどん人が死ぬので、
もう心中しちゃいなよあんたら…という気持ちがしました。
各話のあらすじをまとめ書きしているのですが、
読み返しても「うん、わからん!」ってなります。

養豚場兄が、映画のゲイリーの演じていた人だとか、
ハンニバルマラソン仲間に教えてもらうまですっかり忘れてました。

ところでハンニバルのベッドシーンとウィルのベッドシーンを交互に流す演出だったり、
ラストでハンニバルがウィルを固く抱擁して
ぐりぐりとナイフを突っ込んだりするのですが、
世界中の腐女子が「ハイハイ、メタファ、メタファ」って心の中で呟いたと思います。
めんどくさい同人誌かよ!
2人で裸になってベッドに入ったら30分で済むのに。
というか今からでも遅くないよ君たち。




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