9月日記

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2015/09/01(火)

どうでもいい話ですが
夏休みに、ちょっと上等の牛肉と山盛りのにんにく、ちょっと上等のうなぎ、中程度のお寿司を食べたら
ものすごく活力が漲りました。
いや別に元々元気がなかったとか夏バテしてたとかじゃ全然ないですけど。

弱っている人は参考にしてね!って書こうとしたんですが、
弱ってる人はそもそも牛肉とうなぎと寿司(寿司はたぶん関係ない)を食べたりできないな…
と思いました。
なんていうか元気な人は増々元気になる、そうでない人は益々そうでなくなるこの消化吸収システムは、
次世代の生物に搭載する際は再考慮が必要なんじゃないかという気がします。




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2015/09/02(水)

映画かんそう
「テッド2」

前作は何だかんだで製作費の10倍を稼ぎ出した、
コメディ映画の超新星の続編です。

主人公は前作の彼女とスピード離婚、
テッドはといえば、小さな意見の相違から妻と険悪な雰囲気です。
ある日、職場の同僚から「子供を作ればいい」とアドバイスを受けたテッドは、
まず理想の精子の提供を受けようと奔走します。
しかしこれが思わぬトラブルを呼び寄せ……というあらすじ。
1作目より特別ゲストは豪華に、話はさらに大きくなりました。
下品度は同じくらい。私は1作目の方が好きかな。

内容ばれ(下品注意)

何を検索しても「もしかして:ブラックコック」と誘導してくるグーグルと、
新シリーズのスーパー・マンがジョナ・ヒルなのと、
ジュラシックパークのところでちょっと笑った。「私を家に連れて帰って」も。
最高だったのはリーアム・ニーソン。

コミコンのシーン、後ろにいるコスプレの皆さんが気になって気になって
話に集中できませんでした(笑)
MCUのキャラクターがいないなんてそんなのおかしい!って思ってましたが
最後のほうでキャプテン・アメリカとソーを見つけた。
悟空やターディスやSW、スタトレ、知ってるけど何だっけ…!みたいな人、
あのシーンはスローで見たかった。

モーガン・フリーマンはすごくいい仕事してました。
ラスト、彼の演技力だけで映画がぐぐっと真面目に、感動路線に傾いた。
意識のある無機物が人間かどうかを裁判で争うって、
それだけで2時間引っ張れるねたなので、ちょっと勿体ないけど。
(しかし自己認識と複合感情と共感能力が人間の条件とすると、
現在人間とされているうちの何割かが人間じゃなくなる気がする!)

オープニングがすごく豪華だったので、予算が3倍くらいになったか?
と思ったけど、別にそうでもなかった。
しかし特別出演の方々のギャラだけでも相当増えたと思うんだけど…。

合わなかった点

下品・差別的・不謹慎なのはこの人の芸だから…と思うし、
コミコンで通りすがりのオタク達に酷い嫌がらせをするのは制裁があったからいいです。
ですが、あの、夜にビルの屋上からランニングしている人にリンゴをぶつける遊び、
あれはなんか20年くらい昔の、顔にパイをぶつけるバラエティ番組のノリで、
感性が古すぎて、ちょっと引きます。
(笑わせたいなら、走ってたのがたまたまプロ野球選手で、たまたま持っていたバットで打ち返されて
顔面にヒットして主人公の前歯が折れる、後続のランナーもなぜか全員スポーツ選手、くらいまでやらないと)
古いと言えばゲイをギャグとして扱うのも、そろそろ耐用年数限界だ。

マリファナ吸って公道を車で蛇行して事故るシーンは無駄に長くて、
この人達はここで死んだ方が、他人を殺めずに済んでいいのでは…って思った。

あとあらゆる属性の人をおちょくるんだけども、
中年ヘテロ男性のみっともない所は笑いものにしないっていうのは今回特に気になった。
それどころか主人公が美人OLの彼女と別れたら、20代美人弁護士が好きになってくれて付き合うよ!
他の女性も主人公に片想いしてるよ!っていうのはドリ臭キツくて合わない…。
(このキツさの原因は、マーク・ウォールバーグが実年齢40代半ばで、アラサーに見えないのと、
主人公がマリファナが趣味のとりえのない中年なのと、「元妻は僕に無理難題を…」って
うじうじ悪口を言っていたのも大きい。元カノのひとそんな性格じゃなかったし…)






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2015/09/03(木)

漫画かんそう

「喰う寝るふたり 住むふたり」日暮キノコさん
全5巻

高校の時から付き合って10年、同棲して8年になるカップルの生活の
1エピソードを女性視点と男性視点、2回に分けて描く形式の漫画です。
風邪を引いた時の話や旅行の話、女性が合コンに参加しちゃう話、
お金の使い方の話や、もちろん性欲の話なんかも。
どちらかといえば女性寄り。
酔っぱらって介抱してもらう話(女性が)とかを見ていると
同棲いいなーって思います。

でも、私は神経が雑だから、どちらかといえば男性視点に近いかも…。
特に旅行とか、悪天候やお店の閉店とか「そうなんだー残念!」で済むので
それで相手のテンションが下がって、そのあと浮上しないのって
どうしていいか分からないので困る。
あと旅行の手配や下調べは2人でやった方がいいと思う…。
これ現実だったらたぶん喧嘩のまま旅行が終了して別れ話の遠因になるよー!

ちょうど良いところで終了しました。
ドラマ化すればいいのに…と思ったらもうされてた。
(関係ないけど雑談4コマの、トレス台がないから近所の自販機を
トレス台代わりにしていた人の話が強烈すぎた)



「イノサン」坂本 眞一さん (原作「死刑執行人サンソン」安達正勝)
8巻まで

18世紀パリで、代々死刑を行う家系の4代目に生まれた
心優しい青年シャルル=アンリ・サンソンは、周囲から蔑まれ、
家業に嫌悪を抱くも、死刑のない世界を実現させるために
父親より死刑執行人を受け継ぐ、という話。史実+大胆脚色。
当時の死刑が詳細に描写されるので、臓物の苦手な人はご注意です。

殺さなければならない相手に心惹かれてしまうシャルル=アンリの、
男性同士の愛や、彼の美しいけれど残虐な妹
マリー=ジョセフ・サンソンの女性同士の愛、
パリの退廃と、ルイ16世、マリー・アントワネット、
デュ・バリー夫人、ルイ・フィリップ2世など歴史上の人物が描かれます。
(あ、シュヴァリエ・デオンも出てきます。最近大忙しだな彼)

ロベール=フランソワ・ダミアンの刑に関して
かなり史実に忠実に描かれているようでびっくりした。
よくまあこんな残酷な事を思いついて、それを見学に集まるな。

どうでもいいけど「車裂き」って別に裂いてないので、車輪に括り付けて四肢を砕いて放置する刑って内容なら
「車輪刑」という訳のほうが正しいんじゃないかな…と以前から思ってた。フランス語だと「Roue=歯車」だし。

ともかく絵が美麗なので、巻き毛の一本一本、バラやレースや
室内装飾などが圧巻。突然ミュージカルになっても、
シリアスギャグも、見事に決まります。
(このかたの絵でパトリック・ジュースキントの
「パフューム ある人殺しの物語」が見てみたい)




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2015/09/04(金)

映画かんそう
「ルパン三世」2014年

みんながよく知っているアニメの世界を再現しようと
役者さんも監督さんもとても頑張っていらして、
とくに 小栗さんは「あ、似てる似てる!」という感じに仕上がっており、
お疲れ様なのだが、そこで力尽きたという気もしないではない。お話は薄い。
でもアクションも、なかなか頑張ってる。

キャストは下記

ルパン三世(小栗旬)
次元大介(玉山鉄二)
石川五ェ門(綾野剛)
峰不二子(黒木メイサ)
銭形警部(浅野忠信)

善玉老泥棒が殺され、奪われたネックレスを取り返し仇を討つために
ルパンファミリーが奮闘するぞ!みたいな話です。
ルパンのライバルとして、マイケルという髭メンが出てきます。
台湾のアイドルのひとらしい。
外国の人がわりと沢山出てきますが、潔く全員セリフ吹き替えです。

ところで映画の内容とは関係ないのですが、
タイの国家側の無力な人として出てくるナローン大佐が
最近見た映画「オンリー・ゴッド」の作中最強人物で、
死神のように殺したり斬ったり殺したり斬ったりしていたひとと
同じ役者さんが演じていたので(たぶん中のひとも何か武道をやってらっしゃる)
「これ、あなたが無双すれば全解決するのでは……」
と、少し思いました。




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2015/09/05(土)

色々感想

ドライブ
ラスボス以外のロイミュード3人が愛し合っている、
優しい終盤。私は、チェイスは死なないと思います…!

乱歩奇譚 Game of Laplace
ハイ、やっぱり生きてた昔の男。
というか小林くん闇落ちの気配が出てきた。
大丈夫なのか。

アベンジャーズ ゾンビ・アセンブル
次回新キャラクター登場って誰だろう。
呼ばれたのでウォーマシーン来るのかな?
それともロキかな…?ロキが来て、
ゾンビのあにうえを見ちゃったらもう収拾付かないな。

マギ(サンデー掲載)
アラジン君がすごい事を言い出した…
相棒を失った者同士再婚しようと…(意訳)。
その相棒を殺した者同士で(実は死んでないけど)。
アラジン君、思考がデジタルだからな…。
アリババくんに感情移入して読んでる少年読者は
結構ショックなんじゃないだろうか。

ファミ通
インディーズゲーム「Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失」
http://gigazine.net/news/20150811-everybodys-gone-to-the-rapture-review/
人間の消えうせたイギリスの田舎町をさまよって
この町に何が起こったのかを解き明かすゲーム。
動画を見ていると、お散歩したくなります。
「Rapture」って日本語に訳すと「携挙」らしいのですが、聞いた事のない単語。
プロテスタントの終末論で、神のすべての聖徒の霊が、復活の体を与えられ、
霊と体が結び合わされ、最初のよみがえりを経験する事のようです。

製作はイギリスのソフトメーカー「The Chinese Room」。
最近SF「紙の動物園」を読んで覚えたばかりの言葉「中国語の部屋」だ!
(人工知能は意識を持ち得ないという概念)


お問い合わせいただきました、又吉さんの「火花」感想は2015/03/26日記にあります。




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2015/09/06(日)

深夜百太郎さん(舞城王太郎先生)がツイッターで毎日発表されている、
怪談百物語の自分用まとめリストです。81話〜100話
わー、お疲れ様でした!


081初めての病院
頭に埋められてた何かが破裂して出てくる話。
「え?死なないよね?」っていう反応がリアル。

082電車停車中
轢死事故の怖いやつ。

083母乳泥棒
子供が母乳を飲んでくれなくて思いつめている母親が
おばけの母親の、おばけの赤ちゃんに無断で乳を飲まれる話。
性格に問題のある母11号VS性格に問題のある母12号
まさか2大怪獣激突になるとは。

084棚の裏
自分の家の中で親類の子が失踪する話。こわい。
平べったくなった親類の子もこわいし、箪笥の裏のなにかも怖いし、
それと共存してきた姉も怖い。
でも人間が一番怖いとかそういうのとも違って、
なにか「知らなかった怖さ」的なもの。
いつのまにか自分の足の裏にフジツボがびっしり生えてたとかそういう風な。

085古い携帯
死の予兆的な話。

086ガレージの中
嫁と小舅嫁の狂気の争いを近所のひと視点で。
嫁と小姑の争いもあったけど、福井はそんなに親類間のもめ事が多い土地なのか。

087落雷地点
087〜093まで連続してネタがよくて、しかも後味がそんなに悪くない(089は人によるかも)。
何回か落雷に遭っている、不思議な運命の父親と、その息子の話。

088女の城
ゲームのラスボスみたいなキング姑おばけ。撃退方法が衝撃的。
何年か後に、実際にあった系都市伝説になってそうと思った。

089口の中
口の中に死んだ母親が小さな姿で棲んでいて、
それは行きつけの歯医者さんにしか見えないという不思議な話。
ここまで言うのを我慢してきたけど、もうだめだ。
舞城先生、過去にご家庭で何があったのか。

090友達案山子
ちょろい人間なのでこういう話に弱い。
友達のいない男性が案山子と友達になるという内容。
「あんたって、悪い人ではないしたぶんいい人なんやろうけど、興味が涌かんのよね。
話もつまんないとかでないんやけど、なんか、
ここでエネルギー使うのがもったいないし、
他で使った方がいいんでないんかな、って気がするんよ」
という主人公への評は刺さる。
「友達がいん奴ってのは、他人に何も与えられん奴なのよ。
別に金とか物とかの話でないで?知識とか知恵の話でもない。気持ちよ。
自分のことばっかりで気持ちが与えられんのよ」
案山子の説教も刺さる。


(明日に続く)


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2015/09/07(月)

(昨日からの続き)

091迷子の守護者
人は優しく、困難には救いがあり、綺麗な女の人たちは親切で、世界は温かい。

始まり方もいいし、終わり方もいい。
自分が迷子になった経験から、迷子を見つけるのが上手くなった子の話。
ラストは迷子というか、広義の虐待被害者に向けられているような。
人格に問題のある父親3号。

092放ったらかしサイクリングロード
「今日は無理だけど、次来たら、子供のほうもらうからね」
珍しく、善行が身を助ける系の話。こえええ。

093花火の帰り道
雑踏を歩いていたら、周囲の人が段々と喪服の集団に変わっていき、
葬儀の参列者になる描写はさすが。

094山のアカンボ石
人格に問題のある母親13号
アカンボ石という怪異よりも、共同体を乱す母親が問題視され、
結局排除されるのは怪異ではなくその母親という、考えようによっては怖い話。

095あぶり出しメール
タイトルだけ見た時は、すこしふしぎ系かと思ってわくわくしたのに、
「盗癖のある友達を特定するための揺さぶりのメール」を指すネット用語か…。
知らなかった。
あの盗ったの盗らないのって話をするのも嫌だし、
その場で同じ話を何度も繰り返されるの嫌なので、
私だったら2回目くらいのやりとりで電話を切ってる。
読むのがストレスで「早くおばけ出て!」って思いながら読んでました。

096家覗き
宮司さんがでてくると、ぐっとネットの怪談ぽくなるな。

097めそめそ
もう何回目かは分からないけど、虐待されてた?児童のおばけ。

「悪い子じゃなくても、いい子でも、変なお母さんは、
自分の子のこと好きになれないの。それはお母さんが変なの」
10年前ならいざ知らず、いまはややアウト気味のセリフ……。

098寝ずの番
なんとなく神通力を持っていて、人助けをしてきたお祖父さんが亡くなって、
動物たちや、宗教関係のひとや、おばけのようなものが集まってきて、
お祖父さんの亡骸を持って行こうとするけど、
家族でそれを守り通す話。大スペクタクル。
お話が壮大だったので、ツイート数が多すぎたのか
98話にして初のアカウント凍結(たぶん)、途中で止まる。
夜中の3時頃に再開しました。
舞城先生もしくは投下係のひと、大変だったろうな。
これを100話目にしたほうがよかったのでは…と後で思いました。

099呪い
前の話が長かったからか、1ツイートで完結。

100ワタシシ死
母と息子の後味悪い話で完結です…。
違う話の方が良かったんじゃ!?(笑)

084棚の裏、089口の中、090友達案山子、091迷子の守護者、098寝ずの番
が好きです。

圧倒的に母と子の話が多かった。生きている母と子、おばけの母と子。
あと舞城先生の書かれる幽霊は、死んだ経緯や恨み言を喋らない。
殺害される残酷描写はあるけど、暴力描写は少なく、
あと外見描写、季節描写、食べ物の描写が少ない。

よかった話としてこれまであげてきたのをまとめると
003地獄の子、005二階の火の玉王子様、012笑う鬼、013あじさいの中
015兵藤君、017穴の蓋、019ファミレスの子供、021図書館の彼女、
024座敷のあじさい、035風呂の外、036横内さん、064トンネル師匠、
066次の電車、084棚の裏、089口の中、090友達案山子、
091迷子の守護者、098寝ずの番、になります。

私の上位10本
1位が「021図書館の彼女」
(後味よし、キャラクターよし、おばけよし、とバランスがいい)
2位が「098寝ずの番」
(スケールがでかい、映画みたい)
こわい枠が「012笑う鬼」と「084棚の裏」
ふしぎ枠が「024座敷のあじさい」「089口の中」
友情の明と暗が「090友達案山子」「064トンネル師匠」
よい話枠「017穴の蓋」「091迷子の守護者」

私はもろにあらすじ重視派ですが、
イメージの強烈な話が好きな人、鬱系の話が好きな人、
霊的な怖さの好きな人、サイコパスの怖さの好きな人、
選ぶ人によって上位10本、全然変わると思います。

この怪談は今月と来月に上下分冊で書籍化されるようです。




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2015/09/08(火)

トーベ・ヤンソン展に行ってきました。

ムーミン関係の展示品も多かったですが、絵画作品も豊富で、
クルーヴ島での暮らしを撮影した映像があったり、
その島の家の1/1スケールモデルがあったり
色々楽しめました。

絵画の中では「冬の夜の狼たち」「山猫の毛皮をまとった自画像」
「コトカの保育園のための壁画習作」が好きです。

・幼少の頃のイラストなども展示してありましたが
 ヤンソンさんてきに、どうなんだろう。
・愛用の木製パレットもありましたが
 女性の胴体くらいの面積の巨大なもので、
 ヤンソンさんはたぶん腕力がある…。
・本業は画家!という思いが強かったのですね。
 なんとなくドイルを思い出した。
 でもべつにムーミンの執筆が嫌だったという訳ではなかったそうなので
 それはよかった。
・アリスの挿絵やホビットの冒険の挿絵もありました。
 アリスの「腑に落ちないわ」という感じの顔が可愛かった。
・25年間、ヤンソンさんが毎年夏を過ごしていた家は
 今でも保存されていて、熱心なファンが日本からも行ったりするそうですが、
 知人建築家に設計してもらって、みんなで建てた家だそうなのに
 すごい頑丈だ。(嵐の日は波をかぶりそうなくらい小さな島の家)
・映像は、朝ごはんのプレートとか、
 踊ってるシルエットとかが撮られていて、
 うむむ、現代のOLのSNSみたい(笑)って思ったんですが、
 よく考えたらあの島、電気・水道・ガスがないですね。
 当然下水道も。冒険とサバイバルの中間くらいの暮らしだ。
・ムーミンのフィギュアとジオラマセットを作る遊びに夢中だったそうで、
 展示してありましたが、分かる!という感じ…。
 サイズもちょうど6分の1くらい…。今ならたくさんの小道具が
 ネットで買えるんですよヤンソンさん…。

ムーミンのコラボカフェにも行ったのですが、
ここはUSJかよ?というくらいの長蛇の列で、ガチ勢でもない私達は諦めました…。
どうしても行きたいコラボカフェの類は、朝一番に行くのがいいですね。




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2015/09/09(水)




書くのを忘れてましたが、アベンジャーズカフェには朝一番、開店と同時に行きました。
このときは比較的すいていましたが、お昼には行列になったりしてたのかな…?
手前がキャプテン・アメリカのパフェ、向こうがアイアンマンのパフェ。
お料理はもちろんシャワルマです。
朝一番だったせいか、キャッキャしてたのは私達のテーブルくらいで
他のテーブルは1人でいらして、キャプテン・アメリカパフェを注文して、
一眼レフで撮って、そしてさっと食べて帰るかたが多く、
「遊びじゃねぇんだよ!」という気迫が漂っていた。



でも世に数多ある期間限定コラボカフェの中には、朝一番に行っても、
夕方6時の回のチケットを渡されて、
新幹線をキャンセルしないといけなくなったりする大人気店もあるそうですね。
そんな旬のジャンルに行ったことがないので、まだ未経験ですが、
いつ何にハマるか分からないので、有事に備えて体力だけはつけておきたいです。



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2015/09/10(木)

ドラマかんそう
「エージェント・オブ・シールド」シーズン2
1話〜10話まで

アベンジャーズスピンオフドラマの2期です。
相変わらずのジェットコースターぶりでした。
シーズン1の頃は1話完結のミステリーハンターっぽいところがありましたが、
シーズン2はずっと連続した話で、やや暗い印象。
(そりゃあ前作であんな事になったんですから当然ですが)

内容ばれ

冒頭からいきなりペギー・カーターが(キャプテン・アメリカの片思いの相手。
実は両想いだったけど、キャップが北海に沈んだので違う人と結婚)
ハウリングコマンドーズを率いてヒドラ潰し真っ最中でした。
「スタークみたいな技術者に要注意よ」っていうセリフがありましたが、
ハワード・スターク(アイアンマンのお父さん)とは仲間のような関係かと思っていたので
ちょっとびっくりした。

メンバーたちはと言えばフィッツが酸素欠乏症で障害が出てた…。
そしてフィッツに寄り添って彼を助けるシモンズが、実はフィッツの幻影で、
現在彼女はシールドにいないことが1話で判明します。
あわわわわ…もう展開早すぎて何に動揺すればいいのか分からない。
とりあえずウォードは痔になれ。

下記箇条書き

・スカイの担当教官がメイ。
 相当鍛えられたのか、すっかり逞しく戦士の顔になったスカイ。
・ウォードは情報を搾り取るため、シールドで監禁している。
・新しい人が増えました。どいつがヒドラだ。
・日本のあちこちにヒドラが潜伏してる!関西にも!
・コールソンは女子エージェントに対してはお父さんみたい。
 シモンズの冷蔵庫の中身を心配したり。
・470回目だけどすいませんでした。
・洗脳映像がむっちゃカラオケ
・シールドとヒドラって、活動内容とか組織構造が
 似てるのでいっそ合併したらどうだね。
 設備費とか人件費がもったいないよ。
 同組織の別派閥くらいの存在になって案外上手くいくかも。
・壁にものすごいでっかいヒドラマーク付けるのやめたほうがいいです。
・メイVSメイ
 女性に対してゴリラって思ったの初めてです。
 「これは私一人で見るのはもったいないぞ」
 コールソン、ジャンプ漫画の解説役体質か。
・ボビー役のひと、大きいなと思ったら180センチ!
 女切り込み隊長が増えてきて楽しすぎるんですが!
・ヒドラ、シールドのふりをして国連襲撃。
 とうとうニチアサなみの悪事を働き始めた。
・ヒドラの沖縄研究所、どう見ても建物が中華です。
 あと沖縄は行ったことないですが
 建物の入り口にでっかく「七転び八起き」とは書かないと思うな…。
・ウォードとウォード兄が、互いに相手を殺人者と主張、
 どちらが嘘をついているのかまるで分からなくてどきどきしました。
・前シーズンに続いて今シーズンもコールソンがヒロインですが、
 縄で吊り下げられて、
 半裸男にナイフで拷問されるに至って私が真顔に。
・サン クリストバル要塞 、架空の場所かと思ったら
 実際にある!
・最大被害者数を先に想定するのがフューリーのやりかたで、
 一人も犠牲を出したくないのがコールソン。
 なるほどキャップとコールソンは同じ種類の人間で、
 だからコールソンはキャップのガチファンなんだなと思いました。
 キャップが血清実験を受けなかったら、
 たぶんコールソンのような能力と性格の人になっていたでしょう。
・あっ「暗殺教室」で覚えた「飛びつき三角締め」だ!
・10話で一旦区切りがつきます。





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2015/09/11(金)

映画かんそう
「死霊高校」

1993年、演劇上演中に大道具が不具合を起こし、絞首刑にされる役の青年が、
実際に首を吊られて死亡するという事故が起きた高校が舞台。
2013年、同じ演目が上演されることになるが、
演劇の失敗をもくろむ体育会系の青年グループが、前日の深夜に学校に忍び込み、
大道具を破壊しようとする。
そこで彼等は不可解な現象に襲われる、というあらすじ。

低予算ホラーながら、ちょっと驚くオチもあり、なかなか頑張ってます。
キャーキャー言いながらみんなで見るのにはぴったりの作品です。
(パラノーマル・アクティビティのスタッフが製作!という触れ込みを聞いたけど、
とりあえず監督と脚本は違うひとで、プロデューサーが同じ?)
(あと原題はTHE GALLOWSなので「絞首台」だけど、邦題が合ってないとか客寄せ詐欺とか
ホラーファンは言わないからね…みんな大らか…高校生が見に行っているようで何よりです)

ジョックからのナードへの差別意識がものすごい。
スティーヴン・キングが40年前に書いた世界そのままなんですが、
えっアメリカのジョックっていまもまだあんなに知恵が足りない感じなの!?
食べ物が悪いんじゃないの!?

オチばれ

夜中に登場したときから分かってました。
なので途中「ハハーン」「オホホーン」って合点しながら見られたので
話が早かった。
でもあのチャーリーの彼女の人が金髪だったので、
最後登場したとき黒髪に見えて「???」だったのですが、
wikipediaの英文あらすじを見た限りでは、同じ人のようです。
でもチャーリーも彼女も金髪???あと年齢???

登場人物のおふざけや動物をアップで撮って
大きい音を出して肩すかしの怖がらせをするのは嫌いなんですが、
この作品は、ほかで頑張ってたのでゆるす。

意味もなくナードにボールをぶつけて遊んだり、
大道具を前日に壊してやろうぜ!とか言い出す
あのアメフトやろうが殺されたときは、
ついつい脳内ガッツポーズとっちゃいました。
ホラー映画はこうでなくちゃ。

監督も脚本も役者さんも新人さんで、
登場人物の名前=役者さんの名前だ。


あ、高校生がビデオカメラや携帯端末で撮影しているという体裁なので
酔いやすい人はご注意!





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2015/09/12(土)

色々感想

仮面ライダー
チェ、チェイス死んでませんし!最終回で復活しますし!

乱歩奇譚 Game of Laplace
明智さんと昔の彼氏の人の話、なんか切なかった…

がっこうぐらし
ほのぼのプール回を挟んで、
油断させてからの子犬感染!1人噛まれる!
精神削ってきますね…。
これ最終的には心を病んだ子以外全員感染して
幻影のお友達と部活を続けていくのかもとかって悪い予想をして
覚悟しておきます。

戦姫絶唱シンフォギアGX
響の屑父エピソードはいらなかったと思う人挙手ー。

進撃の巨人(別マガ掲載)
いよいよ故郷に帰ってきました。
緊張で手が震えるエレンですが、
男性が主人公の漫画でこういうシチュエーションがくると普通
9割くらいはヒロインが緊張を解きほぐす役割をするのですが、
エレンの神経を意図せず和らげるのが同性のアルミンというね!
(しかもミカサは不在という訳でなく一緒にいる)
あの3人は、カップルとそれを見守る脇役という関係じゃなく、
3人が3人とも重要で不可欠な人物なんだな…と思うシーンでした。

純粋で謙虚で好奇心にあふれていて、
でも観察眼と発想だけが別人のように冷酷っていうアルミンのキャラクター造形、好きです。
今回表情がすごくよかった……けどラストの山奥組がすごく怖かったので印象持ってかれた。
大丈夫……!?あとなんでそんな覗き穴いっぱいあるの!?

マギ
少年誌だったら普通何週もかけて大バトルで片を付けるべき相手(政敵)を、
内乱を煽って弟に反逆させ、斬首させた…うわぁ。

高校生クイズ
決勝戦だけなんとか見られました。開成と浦和とラサールの3校で
開成と競って浦和が勝った。
女子チームは今年も決勝にはおらず残念。男子6人中5人が眼鏡!
ギリシャの3大悲劇詩人とか1人も知らないし、
自転車のフレームに使われるクロムモリブデン鋼とかも全然知らなかった。
すごいなと思ったのは、「元素記号1番は水素」ってところで解答ボタンを押して、
「レントゲニウム」と答えたところ。
質問の続きは「11番はナトリウム、111番は何?」というもの。
エスパーなのか?

2014年6月の日記で書いた、佐伯俊さんがジャンプ後記で
肉よりむしろこっちの方がおいしいとコメントしておられた
牛角のカルビ専用ごはんを食べた!(牛角に行く機会がずっとなかった)
上にカルビを乗せると「なにこれウメェ!!」ってなります。




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2015/09/13(日)

映画かんそう
「キングスマン」マシュー・ヴォーン監督

マシュー・ヴォーン監督の4年ぶりの新作です。
X-MEN続編から降りて、キック・アス続編からも降りて、どこへ行かれるのかと思ったら
英国紳士スパイものアクション虐殺ブラックコメディでした。
できれば2年に1回くらい新作を見せて下さると嬉しいです監督…。

母親の再婚相手に暴力を受ける毎日の青年エグジ―は希望なく生きていたが、
高級スーツに傘といういかにも紳士然とした謎の男ハリーとあるきっかけで出会い、
国家に属さない諜報組織「キングスマン」にスカウトされる。
彼はほかの候補者と共に過酷な課題をクリアしていくというあらすじ。

えっと、高級スーツに眼鏡に傘という格好のコリン・ファースが
猛烈なアクションをして、血を浴びて、前髪が乱れるという、
腐女子的に映像ドラックみたいな世界が展開する大変な映画です。
しかも若造を育て上げて一人前にする、
男同士の、血みどろのマイ・フェア・レディ物語でもあります。
ちょっと懐かしい感じのするスパイ道具が活躍するのは道具マニア歓喜だし、
あと映像の速度を上げたり下げたりをこまめに切り替えた
コミックっぽいアクションは必見。
義足の両足にソードを仕込んだ敵の最強の戦士は黒髪長髪の女性で、
このひとの格闘シーンはどれも名シーンです。
ただし流血は多めで、きっついジョークセンスも炸裂するので
「キック・アス」が合わなかった人は、この映画も無理かもしれません。

見に行く人はネットの感想やイラストや二次創作を見ずに
早いうちに行った方がいいかも…。

重要な部分ばれ注意

犬も死なないし候補生も死ななかったので、
そういうラインの作品なんだなって油断してたらやられた…!!
彼の事をすごく好きになってたので、心を立て直すのに時間がちょっとかかった。
あの場面、本来の彼なら切り抜けられそうな気がするので、
手の汚れた自分に心が折れて抵抗する気力を失った、一種の自殺ではないかと思う事にしました…。
なので教会のシーンはとてもつらいですけど、でも凄かった。何度も見たいです。

「中絶医のユダヤ系黒人男性と性交した」ってコリン・ファースに言わせた功績で
マシュー・ヴォーン監督は爵位をもらってもいいと思う。
そしてあの台詞を言った時のコリン・ファースの表情から、
若い頃はエグジ―以上に熱血単細胞な若者だったんじゃないかなと思いました。
きっと推薦者から頻繁に頭をぽんぽんされ、「落ち着け」って言われてたのだと思う。

そして流れるようにカップリング話をしますが、
むかしエグジ―のお父さんにハリーが片想いしていて、
それがああいう風に残酷な結果に終わって、
マーリンはハリーに片想いしていて、
エグジ―が現れて、それで…っていう流れだと思います。(思いますじゃねえ)

この映画でコリン・ファースが好きになった人には「シングルマン」を超すすめます。
コリンが若い男の恋人と死別する話です。
あとこの映画でマーク・ストロングを好きなった人は「裏切りのサーカス」を超すすめます。
コリンとストロング氏がガチでカップルのスパイものです。
(一部では転生ものではないかという噂がある/笑)

箇条書き

・この映画、すごく潔癖で、差別的なことを口にした人間は死にます。
 低所得者層のひとは多少悪辣な事をしても死にません。
 アーサーの平民蔑視も、ラストでエグジ―を見直す前ふりかと思ったら
 死んでいい奴ですよという示唆だった。びっくり。
・ダルモア62年物って気になって調べたら最後の1本が1687万円とかで売れたそうで、
 グラス1杯100万円くらい…そりゃこぼしちゃダメだ!
・シャトー・ラフィット・ロートシルト1945年は300万円ほど。
 なんだかお安く感じる…。(楽天で売ってるし)
 あのシーンはメインディッシュがマックなのが、皮肉利いてていいな。
・スパイ映画のスパイに憧れたというヴァレンタインと、
 スパイ映画の悪役に憧れたというハリー。ヒーローとヴィランの交わす会話はこうでなくちゃな。
・げろねたは絶対回収するだろうなとは思ったけど、まさかああなるとは。
 2015年、げろを吐く映画10本目です。
・滅茶苦茶な映画のようですが、伏線は結構細かい。
 エグジーは動物を殺せないとか、手癖が悪いとか、毒薬の話とか、仲間思いとか、全部前ふりがある。
・ガラハッドって円卓ではどんな人だっけって調べたら、ランスロットの息子なのか…(無知)。
 母親が魔法の力を使って無理やり結婚して子が出来るけど、
 やがて魔法が切れて妻子共捨てられるってこれハリポタのトム・リドルですね。
 今回父親との縁が薄いねたを盛りこんだので、聖杯を見つけるねたは次回かな。
・彼は、死亡が確認されてないので、どうなんですかね。
 澄まし顔でアーサーの椅子に座っていてもいいし、敵側として出てくるのでもいいですね。
・音楽は、これ絶対「X-MENファースト・ジェネレーション」と同じ人だ!
 って途中で確信しましたけど、やっぱりそうでした。
・しばらく威風堂々を聞くとびくっとしそう。
・最後の王女のごほうびは、あれは英国人男性的には嬉しいことなの?
 王道が一番だと思うよ…。

マシュー・ヴォーン監督は悪ノリとブラックジョークと血みどろ趣味を封印して、
「X-MENファースト・ジェネレーション」みたいな
ワクワクしつつも美しい心の痛みを描いた映画を撮れたりもする才能豊かな人ですが
彼の一番の萌えは「育成・特訓」なのだと思う。
「スターダスト」にも育成特訓があったし、「キック・アス」にも育成特訓があり、
「X-MENファースト・ジェネレーション」もごく自然に育成特訓を差し込み、
今回に至っては育成特訓がメインです。どんだけ好きなの!?と言いたい。





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2015/09/14(月)

映画かんそう
「 パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」
(原題:THE DEVIL'S VIOLINIST)2013年 ドイツ

天才ヴァイオリニスト、パガニーニの恋と放埓な人生を描いたお話です。
演じるのはヴァイオリニストにしてモデルのデイヴィッド・ギャレット。
今作が映画デビューです。

悪魔と契約したと噂されるほどの超絶技巧を誇る彼ですが
私生活は社会不適合者そのもので、
博打大好き、女大好き、酒大好き、約束はすっぽかす、
コンサートの開演時間になっても来ない、
そしてそれは名声を得れば得る程ひどくなっていきます。

そんな彼を時におだてて、時に恫喝し、
彼の音楽的才能を発揮させるパトロンのウルバーン。
(彼は実在の興行師と従者を基に創造された架空の人物だそうです)
「女を愛せるの?」って記者に揶揄されたりしてちょっと仄めかしがありますが、
ウルバーンはパガニーニを器物のように愛し、支配します。

イギリスでのリサイタルがメインになっていて、
その前後はわりとざっくりしてます。話としてはやや中途半端な印象。
演奏は素晴らしいです。

内容ばれ

通常の演奏ももちろんですが、演奏中に弦が切れて、
残った弦で演奏を続けるとかああいう曲芸っぽいのもワクワクします。
(実際パガニーニは弦が切れてG弦しか残ってないヴァイオリンで演奏したらしい)

パガニーニは
「神は私に才能を与えて、才能を理解しない世界に放り出した」
と言って、臨終告解で神を否定します。切ない。
(パガニーニの遺体は、悪魔云々の噂のせいもあって教会が引き取ってくれなかったそう)

映画で名演奏を聞かせてくれるデイヴィッド・ギャレットさん、
お父さんが厳しくて、音楽のレッスンのために
17歳まで学校に行かせてもらえず、
内緒で外国の音大を受験して、勘当されて家を出たという
やや特殊な経歴の持ち主ですが、
学校は人間との付き合い方を学ぶ場でもあるので
そのあと相当苦労なさっただろうな…。
現在は自由に音楽活動をなさっているようで、よかったです。



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2015/09/15(火)

今年はスパイ映画豊作の年です。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」8月7日公開

「キングスマン」9月11日公開

「コードネーム U.N.C.L.E.」11月14日

「007 スペクター」12月4日

私はとりあえず公開順に全部見ていく予定ですが、
今のところどれも出来がよく、伝統を踏襲しつつも新しい。
(キングスマン以外はスパイ大作戦、ナポレオンソロ、007と有名作品です)
やや内容ばれですが「MIRN」も「KM」も、
美しい女性キャラクターがクローズアップされますが、
主人公とは恋愛関係になりません。
「MIRN」はヒロインポジションを男性がつとめ、
「007」は前作で主人公の男性経験について仄めかしがありました。
(「KM」でもあるけど、あれは完全に嘘だから…)
退屈なテンプレを覆して、多くの人に楽しんでもらおうというパワーを感じます。

二次創作的には、
上司+技術者+アタッカーという編成が似ているので
クロスオーバーがしやすいというお楽しみがあります。
技術者同士が愚痴ったり、上司同士が協力したり。
とりあえず、「キングスマン」はやや残酷描写があって難易度が高めなので、
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」をおすすめ。
まだところにより上映しています。ヒロインかわいいですよ!男だけどな!




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2015/09/16(水)

読書かんそう
「六花の勇者」山形石雄さん

アニメ放映中。
1クール見るより原作のラノベを1冊読んだ方が早そうだと思って読みました。
かつて世界を滅ぼそうとする強大な力を持った魔神が現れた時、
1人の聖者がそれを封印した。
聖者は魔神の復活を予言し、
しかし自分の力を受け継ぐ6人の勇者が再び封印するだろうと告げた。
聖者の言葉は正しく、
魔神が復活するたびに花弁の痣を持つ6人の人間が現れ、魔神を倒した。
しかし今回、魔神の復活と同時に集結した勇者の数は7人。
偽物は誰か、そして目的は何かという、
ファンタジーとミステリーの融合したような小説です。

7人のうち誰かが偽物であるという謎に加えて、
彼等は結界に閉じ込められていて動けないという問題もあります。
その結界を発動させる条件から推理して、犯人は主人公以外考えられず、
勇者たちの疑いの目は次第に主人公に向けられるようになりますが、
もちろん身に覚えのない主人公は否定します。

内容ばれ
まあいわば孤島もの+フーダニット、ハウダニットです。
ちょっぴり納得のいかない部分もありますが、まずまずのどんでん返し。
読者への配慮か、勇者7人はラノベあるあるキャラクターで、覚えやすいです。
みんな喋り方が違うので誰のセリフかも分かり易い。

そろそろアニメのほうも犯人が分かる頃だそうですね。
十代の視聴者とか、結構ショックだろうな…フフフ…。

ラストはちょっとホラー映画メソッドで、洒落てました。
そのままシリーズとして続いているようです。





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2015/09/17(木)

今年の夏も夕飯は浅漬けにした野菜で、
毎晩ショリショリショリショリ野菜を食べていました。
(お肉とかは朝に食べます)

それで今のところの究極浅漬けレシピは、
市販の浅漬けの元+みりん+ごま油+胡椒少し
です。
疲れ気味のときは味醂多めがおいしいです。
ごま油は、お腹が丈夫な人ならたっぷりいれると香ばしいよ!
漬ける時間は30分って書いてますが、
もうちょっと長い目がいいかも…。
一晩漬けるとおつまみになります。

きゅうりが鉄板だけど、パプリカとかも綺麗だし、
レタスもいいし、千切りにした人参とかもいいですよ!





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2015/09/18(金)

なにか、明らかに深みにはまってないか、
大丈夫か、という感じのフィギュア写真。
いや、とても楽しいです。
(キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー人形写真注意)

その1

その2

その3

その4



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2015/09/19(土)

色々感想

マギ(サンデー連載)
紅玉さんは、利用された記憶があるのかないのか、
怒るのか怒らないのかどっちだろう…どちらにしろつらい…
と思ってましたが、めっちゃ記憶あるしめっちゃ怒ってるんですね。
というか、作品内の善悪が今回の戦いでリセットされたような。
誰が正しくて誰に感情移入すればいいのか悩む感じに。

食戟のソーマ(ジャンプ42号)
十傑の過半数が同意すれば総帥を代替わりさせる事も出来るって
ちょっと待って、どうしてそんな馬鹿な決まりを作ったし。

こち亀(ジャンプ42号)
少し前にしていた、人工知能とジョークの話。
とはいっても、おやじジョークを言える人工知能を開発して、
ものすごい大儲けをするというあらすじ。
まあ、おやじジョークなら言えるだろう…。

去年、チューリングテストに史上初の合格者が出てたんですね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/09/news049.html

ものの歩(ジャンプ42号新連載)
あ、女剣士の霊が小さくなって主人公にとりつく話を描いてた人か!
絵が変わってて気付かなかった。
要領よく早く済ます事が出来なくて、
会話も勉強も周囲から置いていかれてばかりだった主人公の、
唯一の適性が将棋だったという話。ジャンプ初の将棋漫画だそうです。

バクマン(ジャンプ43号)
サイコーに出会うまでのシュージンの中学生活前後篇。
あはは、シュージンやなやつだなー。

左門くんはサモナー(ジャンプ43号新連載)
読みやすい、面白い。この感じ、なにかで知ってる…って思ったけど
あれだ、ピクシブで大人気になるラブコメの鉄板パターンだ。

アベンジャーズ ゾンビアセンブル
初登場にしてそのロキさんのキャラデザ…。
新登場のキャラクターは、なんとなく日本人っぽいオリジナルキャラクターでした。

がっこうぐらし
ゾンビ化した仲間にとどめを刺そうとしたけど駄目で、
バリケードが突破されて生活圏にゾンビが侵入、発電機に落雷、
という最悪の状況の中、精神に異常をきたしていた主人公がとうとう覚醒。
大詰めです。

乱歩奇譚 Game of Laplace
小林くんが助かって、それなりに綺麗なラスト。
明智さんのところのカプは片想い×2の切ない2人だった。

ニンジャスレイヤーフロムアニメイション
門をくぐるための連続戦闘の殆どを、ナレーションで済ませたぞ…。
いや、でもアニメイションできない制約がありつつ、
よくあんなホラー演出が出来たよ。すごいよ。

プリキュア
人魚姫先輩の婚約者が出てきて、
はるかに、友人としてふさわしくないから離れろと言い放つ
はるみな回でした。

ニンニンジャー
過去回想の十六夜九衛門が美少年だった!
(半紙に書いてドテドテ走る感じで)

浦沢直樹の漫勉(NHK)藤田和日郎先生回
浦沢直樹先生がホストとなって、漫画家さんたちと対談し、
漫画を描く技術や心構えに付いて話す番組。
「黒博物館 ゴースト アンド レディ」を執筆中の藤田先生を
ずっとカメラで撮影してありましたが、
あれを参考にできる人が藤田先生の他にいるだろうか…。
ほとんど下書きのないアタリの状態で、精神力でペン入れ。
気に入らなかったら修正液で消し、描いて消して描いて消して、
油絵みたいに物理的に盛りあがってきて、それでも描いて…。
あと、割り箸ペンや指で描かれたりもしてたのですね…。
うむむ、すごい。

あと仕事場に「無口禁止」って書かれるほどのお話好きで、
逆にコミニュケーションがとれない存在が恐いというような事を仰っていて
ちょっと納得した。
(私はコミニュケーションがとれないのが普通だと思っているので
恐いという発想はなかった)




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2015/09/20(日)

映画かんそう
「ブーリン家の姉妹」2008年

アンが勝気で才能あふれる美しい姉、
メアリーが平凡でおとなしい地味な妹、というキャラクター設定で、
姉妹の確執が描かれます。史実を大胆に脚色した愛憎劇。

ブーリン家は野心があって、
王妃に世継ぎの生まれない王に、自分の家の娘をあてがい、
男児を産ませて権勢を手に入れようとしています。
妹は平凡な子なので普通の結婚をさせ、
王を招いて美しい姉を近づけます。
しかし思惑に反し、気性の荒い姉は王とは合わず、
人妻である妹のほうを王が気に入り、王宮入りさせます。
妹は王の子を身籠りますが、フランス宮廷仕えをして謹慎していた姉が
すっかり洗練されて戻ってきて、王の心を捕え……というあらすじ。

面白いのは、スカーレット・ヨハンソンが容姿も性格も地味な娘を演じているところ。
ボイーン!ババーン!みたいな役柄ばっかり見てきたので、
えっ地味!?えっ!?ってなります。

内容ばれ

ヘンリー8世がNO1ド屑であることは揺るぎませんけど、
贈り物もアプローチも全部スルーして、
王が我を失うくらい、じらし続けて、
メアリーが難産の末に男児を出産した瞬間に、
自分だけを見てくれるなら、メアリーを捨てるなら
思い通りになってもいい、と提示するところはアンも悪魔でした。

実際は妻とっかえひっかえタイムに為す術もなく捨てられ、殺されたであろうアンが、
これくらい強い意志を持ち、策を巡らせてやがて自滅した…というこの映画の筋立てのほうが
やや救いがあると言えなくもないですね。
最後のナレーションのエリザベスのくだりが、あってよかったです。
あれで少し結末の暗さが緩和された。



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2015/09/21(月)

映画かんそう
「アントマン」

マーベル・シネマティック・ユニバース作品12本目にして、
初のバツイチ・子持ち・前科持ち・無職の中年ヒーロー誕生!
しょっぱい内容かと思いきや、意外にも
正統派ヒーローアクション、凝ったギミック、
父と子の愛情もの、善悪観もスタンダード(前科も会社の不正を暴いたときのもの)、
ユーモラスなシーンもちょいちょいと挟んであって、思わず笑ってしまう、
家族向けのお話でした。
12本の中で一番お子さんが楽しめる作品のような気がする。
ただし、タイトルからも分かるように蟻を操るヒーローなので、
アリはうじゃうじゃと出てきます。昆虫が駄目な人は無理かも。
アリたちがとっても健気なので、終わるころには可愛く見えるんですけどね。

前科のために養育費の支払いにも困窮する主人公は、
技術と機転を買われてハンク・ピム博士に雇われる。
ピム博士は自分が過去に開発したピム粒子を封印してきたが、
彼の弟子がその原理を解明し、軍事利用を計画しているのを察知し、
その計画の阻止を主人公に託す、というあらすじ。

内容ばれ

・ドラマ「エージェント・オブ・シールド2」でもそうですが、
 最近何かとdisられがちなスターク家。
・主人公が実の父で、別れた妻子が現在違う男性と結婚または結婚予定だと、
 子のピンチを救うのは主人公で、義理父は嫌なやつ&無能って描かれるパターンが
 圧倒的に多いですが、この映画は違って、最初は対立するけど
 最後は和解して2人仲良く娘ちゃんにメロメロで、
 娘ちゃんはちょうかわいい!というのが見てて幸せでした。
・マーベルは最近飛びつき三角締めに凝っている。
 最初はホープの必殺技だったけど、主人公もマスターした。
・ホープは指輪のタウリエルの人か。
・おとんとおかんが夫婦ヒーローで、
 おかんが命と引き換えにアメリカを守ったって
 珍しいパターン。こういうのは99%お父さんの役割ですよね。
 キャップが氷の下で寝てる間にも色々な人が命懸けで平和を守ってたんだな。
・マーベルの天才は(ピム博士はマーベル3大天才のうちの1人。
 あと2人はリード・リチャーズとトニー・スターク)
 もう独占欲の強い嫉妬深いやつとは接触禁止だ!何人のヴィランを生み出せば気が済むの。
 キャプテン・アメリカの悪役もアースキン博士大好きがこじれて悪に走ったし
 アイアンマン3もそうですよね。
 今回も、どうして私を弟子に選んだとか、こんなやつを選んで!キー!とか、
 なんか可哀そうになってくる悪役だった…。
・伸縮アクションがめまぐるしくて面白かった。
 浴槽のシーンが迫力ありました。巨大セットの撮影と、
 特殊カメラで撮った実物大浴槽との映像を合成しているそうですね。
・主人公が飛び降りた時、浴室の床にヒビが入ったということは、
 質量は同じなのかな…?って思ったけど、
 じゃあ同じ原理で縮小している戦車をああいう風に使うのは不可能では?
 こまけえことはいいんだよ?
・きかんしゃトーマスねたは本当に卑怯。
 目が左右に動いてるのとか、もう本当に笑うのを我慢できない。
 脱線まではこらえたけど、最後のあれは無理。
・今回エドガー・ライトが監督予定だったのですが
 途中降板なさって、脚本家4人の中にクレジットされています。
 きかんしゃトーマスの辺りは確実に監督のねたかなって。
 でも隙のない、いい脚本でした。

過去のアイアンマンや、キャプテン・アメリカに出てきた
脇役のかたがちらっと登場なさったりするので、
ある程度MCUを追っているかたは必見。
(ハンク・ピム博士は過去シールドで働いていた)
(時間的にはエイジ・オブ・ウルトロンと同時進行だったというのが
分かる台詞が1つあります)
そうでないかたも、この1作品だけでお話が分かるし、
楽しい話なのでおすすめです。
おまけ映像が2つありますので、劇場内が明るくなるまで席を立たない方がいいです。

おまけ映像ばれ

噂には聞いてたけど、衝撃のおまけ映像。
噂の印象ではキャップがウィンター・ソルジャーを監禁しているっぽい?
と思ってたけど、監禁されていたのを発見したシーンかなあれは…?
というか「キャプテン・アメリカ2」のラストより
脳の状態が悪くなっているように見えたけど、大丈夫なのかな彼は!!
「1週間前なら対処できた」
「スタークに話そう」
「信じないさ」
「僕達だけで?」
というようなやりとり(すみませんうろ覚え)は、
ウィンター・ソルジャーが現れてはまずいような取り決めが
1週間前にされてしまった?ということなのかな?登録法に関係する?
「キャプテン・アメリカ3シビルウォー」こわいけど楽しみです。






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2015/09/22(火)

パリッとしておいしいパンと、
薄切りローストビーフと、サイコロのローストビーフと
生ハムと、鴨のパテと、チーズやサラダやケーキを持ってピクニックに行きました。

ローストビーフをお皿に盛る時に失敗して、服に血が垂れかかり
たった今、殺してきました!みたいな様相になりましたが、
気にせず夜までオタク話しました。
内訳は萌え話、創作話、ねた話、自分の話、萌え話、創作話…みたいな感じです。
秋の夜の公園、しみじみいいですね!あの出そうで出ない暗さと、気温と湿度と虫の声!
(テントを設置して、泊る気満々のグループを幾つか見ましたが、
最近はああいうの流行りなの!?公園のルールが変わった!?)

シルバーウィークの別の日に、都心に出たりもしましたが、
どこもかしこもありえない大行列で、
ピクニックは正義…って思いました。




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2015/09/23(水)

読書かんそう
「骨蛾身峠死人葛」野坂昭如さん

1969年の作品。評価不能の怪作ということで読んでみました。
2015/06/28の日記に書いた、
小野不由美さんの「残穢」の感想を漁っている時に、
同じ九州の、炭鉱で財をなした旧家の話という事で
名を挙げられているのを見て興味を持ちました。

戦前、戦中、戦後と労働条件の過酷な炭鉱で働く人々の集落と
その炭鉱主の娘、たかをが死人葛という美しい花に魅入られ、
数々の性倒錯を経験していく様子と、
やがて集落に訪れるカタストロフィが描かれます。
性倒錯というか、近親相姦全種盛り(にはちょっとだけ足りないけど)、
死んだり腐ったり食べたり色々するので人を選びます注意。
でも描写がくどくないので、そんなにきつくはないかも。
内容の割に驚くほど短い小説なので、ラストまでワンブレス、
段落分けなしに語られます。すごい勢い。

内容ばれ

1969年に母娘近親相姦が書かれていた事にびっくりしました。
エロスの描写と、花の描写、むごたらしい死肉の描写が渾然一体となって
一種美しくすらあります。

全員ではないにしろ人間は、大抵の環境に結局適応するので、
いまでこそ「清潔でなければ、人権を重視した労働時間、人の命は重い」と
モラルレベルが向上しましたが、ひとたび状況が悪化すればこの小説のように、
布一枚で汗まみれになって一日中働き、楽しみと言えば酒と性行為、
必要のない子供は産んで放置して殺す(江戸時代とかそんなでした)という日常に慣れてしまう筈。
グロテスクな内容と同じくらい、その日がもし来たらと思うと恐いです。




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2015/09/24(木)

映画かんそう
「ピクセル」

1982年、ゲーム少年だった主人公は
ゲーム大会に出場、才能を発揮して2位までのぼり詰めるが
惜しくも決勝で敗退する。
NASAはそのゲームプレイ動画を宇宙船にのせて
知的生命体へのメッセージとするが、
それを見た宇宙人は侵略宣言と勘違いして、
そのゲーム画面に出てきたキャラクターを模した兵器を使って
地球に勝負を挑んでくる。
ゲームの天才だった少年たちは今は中年男になっていたけれど、
かつて磨いたゲームテクで宇宙人の侵略を食い止める!
というあらすじのお馬鹿ムービーです。

当時ゲーム少年だった中高年向け。
「ギャラガ」「パックマン」「ドンキーコング」など、
プレイした事はなくても名前とか形状は何となく知ってる…
というキャラクターたちが次々出てきます。

内容ばれ

・あらためて見るとギャラガの敵機のアルゴリズムは優美ですね。
・自転車の少年は何のゲームか分からなかったので
 調べたら「ペーパーボーイ」と言うアタリのゲームだった。
・同じく「センチピード」も知らない。
 「スペースハリアー」かと思った。
・パックマンの生みの親、 岩谷徹さん、
 演技がお上手だなと思ったら役者さんだった。
 ご本人はゲーセンのシーンでカメオ出演なさってた。
・スマーフって別に当時ゲーム化してなかった筈だけど
 どうして混ざってるんだろう。
・男の子が、古いゲームの例として挙げたのが
 「コールオブデューティー」で、「!?」となった。
・デバック用のコマンドって、筐体でのプレイ中に入力できるか!?
・最後笑いましたけど、外見さえ合ってれば中身はQバートでも
 何でもいいの!?
 中年男3人が全員美女をゲットするのは、あらあらウフフという感じ。
・エンディングが凝ってました。昔のゲーム風の荒いドットで
 ストーリーを再現。
 でも岩谷さんの食われた腕、リアルは右腕でドット絵は左腕、
 逆だったような…。単純にミス?それともゲーム世界左右反転論とかあるの?

だめな中年男達がブイブイ言わせる系映画って
なんか名称を付けてジャンル化したほうがよいのではないか。
「ピクセル」「TED」「ハングオーバー」
「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」
「宇宙人ポール」ほかにももっとたくさん。
ちなみに共通点は
「コメディである」
「同じくダメ中年の友達と熱い友情で結ばれている」
「主人公or友達は太っている」
「大抵は女をゲットする」
他の条件は分かるけど、デブがマストなのは何故だぜ。





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2015/09/25(金)

昨日感想を書いた映画の「ピクセル」で、
チートという言葉が何度も出てきましたが、
日本で言うところの「チート」とはちょっと意味が違って、
ズル全般を指す、もっと広い言葉だなって思いました。

日本で「チート」っていう言葉を最初に聞いたのは
ゲームジャンルで、当時は
「改造ツールを使ってプログラムかセーブデータを改竄した、
不当に強い状態の自機やキャラクターでゲームを遊ぶこと」
っていう限定的な意味だった筈。たしか。
(2005年以降くらい?)
その後、主にネット上で、
異常なほど強いキャラクターのことや、
理不尽なほど生まれつきハイスペックな人間に対しても
「チート」って言葉を使い始めた。
(2010年以降くらい?)

調べたら、アメリカではゲームのプログラム改竄は一概に悪い事ではなく、
メーカーが推奨している場合もあるらしい。
それは「modification」と言われ、区別されているらしい。wikipediaより。
チートは、やはりズル全般を指すようで、
日本で言う「カンニング」も、英語では「チーティング」というそうです。成程。

しかしチートという言葉の意味のずれ、
このままでは日米で広がっていきそうですね。




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2015/09/26(土)

色々感想

仮面ライダードライブ(最終回)
チェイス出……いや…違うけど…そういうんじゃなくて…
あとベルトさんも眠りにつくの寂しいー!!
楽しかったです、みんなありがとう!
次回は新ライダーとのコラボ回です。

プリキュア
ミス・シャムール無双回。
故郷の滅亡にもめげず、現状を楽しみ、学習を怠らず、
地域社会への貢献にも積極的で、強く、優雅で、美しく、
悲しんでいる者には敵でも労わるというパーフェクト女家庭教師!
児童文学だったら彼女が主役だな!

GANGSTA.(最終回)
もう途中くらいからこれは綺麗に終わるのは無理だろうと思ってたけど、
生死不明のひとが続出だー!!!かといって特に2期のアナウンスも出ないー!?

がっこうぐらし(最終回)
校内放送で帰っちゃうとは随分聞きわけのいいゾンビだな!?
原作は続いているけど、アニメは終わるみたいです。
ちょっと希望ある終わり方。最終回はそんなに恐くなかったですよ。

戦姫絶唱シンフォギアGX(最終回)
最終形態は羽付きでした。あと最終回サービスで百合乱れ打ち。
あとなんか屑父が「メインキャラです!」
みたいな顔をして終わったのがよく分からないんですが、
あなたシーズン1で家族が大変な時に全部捨てて突然逃げたんですよね…?
(「3月のライオン」の屑父にちょっと似てるのも腹が立つ)

ムジカピッコリーノ
3期の再放送で、BGMに
「MOTHER」のエイトメロディーズが使われているのに気付いて
わわわわ…ってなりました。(鈴木慶一さんが3期のレギュラーだからでしょうね)

3月のライオン11巻
屑父篇完結!
虚言癖の人はしばらくしたら「うん?」って気付けるけど、
そうじゃなくて嘘をつくのに全く抵抗のない人に気付くのは運だからな…。
ストレスのたまる話だったので、無事に終わってよかったです。
ごはんの話と、零くんの面白い対戦相手の話で救われた。
ヤングアニマルで続きの話が読めます。
あかりさんのお相手候補として意外なダークホースが現れる。
(個人的には数箇月とかの一人旅にでも出してあげて…って思いますけど)


(明日に続く)





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2015/09/27(日)

(昨日からの続き)

マギ(サンデー連載)
うわー、今度は白瑛さんに…それでシンドバッドの対応がまたこれ、うわー。
もうなんかどっちが正しいとかは完全になくなったので、
最終的に紅炎に討ち取られるエンドとかもありそうな気がしてきた。
でも週刊少年漫画初の、半年かけた世界会議で解決エンドとかも見せてほしいな…。

波よ聞いてくれ(アフタヌーン連載)
ミナレさんが元カレに陥落しかかっているだと…?
がんばれミナレさん!このままだと札幌タラレバ娘になっちゃう!
トニー・ジャーの映画を2日間見続けた修行の日々を思い出すんだ!
でも治療費請求されたら高くつくので歯を折るのは賛成しない。

宝石の国(アフタヌーン連載)
最初から分かっていましたがシンシャは受ですね。
あと久しぶりの大破。

おおきく振りかぶって(アフタヌーン連載)
左右の筋肉の負荷を揃えるだけで故障しなくなるの!?
トレーニングが原因の故障って左右の偏りのせいだったの!?

シドニアの騎士(アフタヌーン連載)
完結しました。びっくりするほどのハッピーエンド。
でもこれ…死に掛けた誰かの見ている走馬灯じゃないの…?
あまりに丸く収まりすぎて信じていいのか分からない。

ヒモザイル(モニツー連載)
1話ほどは引っかからないかな…。
自覚があるのかないのか分からないけれど、
すごい内なるヒエラルキーがあって、
若い・容姿が優れている・お金がある・地位がある・おしゃれな職
という人々を尊重し、そうでない人々を蔑むというこの芸風、
なにかに似てる…と思ったんですが、林真理子さんのエッセイでした。
すっきりした!

ファミ通
「Until Dawn 惨劇の山荘」というホラーゲームは
ゲーム中にプレイヤーの恐怖する対象について
繰り返し質問があって、結局その弱点にぴったり合った
恐怖をお見舞いされるそうですね。わあ、楽しそう。
「MOTHER」の暗黒バージョンというか。

あと最初に明るさ調節できるらしい。地味に嬉しいですね。

1987年5月に放送された「シュナの旅」
ラジオドラマがNHKFMで再放送されたので聞いた。

「シュナの旅」は既読だけど、すごい昔に読んだので
ヤックルがいたとか記憶になかった。
ネットで聞くのとラジオで聞くのの音質の違いを確かめようとしたけど、
ネットのほうが1秒くらい遅れていたりして面白かった。



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2015/09/28(月)

「進撃の巨人展 WALL OSAKA」に行ってきました。



お休みの日の午後に行ったけど、そんな行列もなく
ゆっくり見て回れる良い展覧会でした(連休開けてすぐだったからかも)。
諫山先生の生原稿と、先生の子供の頃の落書きや、
漫画作品、原稿作製過程を定点カメラで撮って早回しにしたもの、
作中に登場する道具の展示、あと1/1スケール巨人。
動画撮影は禁止でしたが写真撮影はOKで遠慮なく撮りました。
(唯一、今後の展開に関する未公開絵に関しては撮影禁止)
展覧コーナーに入る最初のところで、WALL OSAKAが陥落したという説明のお芝居と、
巨人が侵入してくるのを壁に映写する演出がありました。



内容ばれ(反転)

破れた布の穴から巨人が覗いてきたり、
巨人が歩くと下の瓦礫が揺れたりするのが面白かったです。
でもガイドのお姉さんが巨人に食いちぎられたあと、
下半身の人形が降ってくるって、別会場の話を又聞きで聞いてたので
楽しみにいていたのですが、大阪では死体は降らなかった…。
ちょっと残念。

あとついでに「360°体感シアター哮」(別料金)
にも入りましたが、視界の全てを覆うゴーグルに、
ヘッドフォンを装着して、進撃世界の中に入るというのは、
ああいうのをやった事がなかったのですごく面白かった。
絵の中に入った感じ。
エレンが壁の穴を塞ぐのを援護するのですが、
もう任務そっちのけで、空や地面や背後をぐるぐる見てました。
私が首を動かすと、実際の視界の移動のタイミングと同じに
映像もぐるっと動きます。
屋根の上から下の道を見下ろすの面白かった。
(でも、奥行きはないので、ちょっと身を乗り出しても
屋根の下の建物の壁とかは見えない。360度の絵)
あれで立体機動すると、すぐに体が錯覚して、
前にぎゅんぎゅん引っ張られる感じがしました。

バーチャルリアリティとか、ああいう方面に興味ある方おすすめです。
メガネは破損する恐れがあるとのことで、近視の方はコンタクト推奨です。
あと、ゴーグルを装着して着席して体験しますが、
大阪会場はガラスのドアで外から結構丸見えなので、
携帯端末で撮られたりします。特徴的な格好は避けたほうがいいかも。
あ、短いので平気だとは思いますが、酔いやすい人は注意。
でもあれで酔う人はホグワーツ城に乗ったら即死だと思う…。



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2015/09/29(火)

映画かんそう
「劇場版 零 ゼロ」

人里離れた場所にあるミッション系の女子校で、
全生徒の憧れの的であるアヤが寮の部屋に籠って
姿を現さなくなる。
それと同時期に、女生徒の失踪事件が起こり始める。
学園に伝わるおまじない、アヤによく似た少女の幻影、
女の子だけがかかる呪い……。
写真家志望のミチは、失踪事件の謎を解くために
アヤに会おうとする。というあらすじ。

「零」はテクモからリリースされていたホラーゲームのシリーズです。
むかし泊まり込みでプレイ画面を見せてもらった事があります。
シリーズのどれだったかは忘れた。
ゲームの和風テイストはなくなり、カメラだけはかろうじて出てきます。
どっちかというと、マリみてのホラーアレンジという感じ?
ゆりんゆりんです。

内容ばれ

BL学園の姉妹校のGL学園なのか?というくらい
百合カプがいっぱい。(最終的に)
何となくサスペリアっぽい音楽が流れたり、
ピクニック at ハンギング・ロックぽかったりして、
監督さんは全寮制女子高もの+サスペンス+百合
みたいなものがお好きなのでしょう。

二番目に悪いひとは容赦なく死んだのに、
一番悪い人が何故か生き残ったのが解せぬ。

ミレーのオフィーリアは、静止画で見ると美しいけど
上流から流れてくると、なんとなくラッコ感が漂うというのが分かった。






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2015/09/30(水)

シュラスコに行って来た。
(ブラジル式バーベキューで、いわば肉のわんこそばみたいなもの)
(ピッカーニャ・ガーリックステーキ・ペッパーステーキ
アルカトラ・豚肩ロース・ローストチキン・ラムレッグ・
フラウジーニャ・ソーセージ・ハツ・焼パイナップル・焼きチーズなどを
断らない限りはどんどん皿に盛ってくれる)

十年以上昔に別のシュラスコのお店に行ったときは
価格は安く店舗も簡素で、
何分かに1回、なぜかダンスタイムがあって、
店内の客全員で輪になってぐるぐる踊ったけど、
シュラスコというジャンルが高級志向になったのか、
価格は3倍くらいになって、従業員さんもお客も
それなりの格好をしていて、
しかも1か月以上前でないと希望時間の予約も取れないような人気ぶり!
ちょっとびっくりしました。

お肉の質も良かったけど、
焼き具合が最高で、外はバリバリ中はレア。
肉ならどれだけでも入るぜ!という肉ソルジャーのひとにおすすめ。
私はサラダや副菜はできるだけ抑えて肉だけを食べ続け、
そのあと24時間くらいお腹空かなかったです…。
あ、でもうそです。黒豆と豚の煮込み料理フェジョアーダや、
練乳を煮て丸めてココナッツをまぶしたベイジンニョ、
コンデンスミルクを煮詰めたドセ・デ・レイテを
ソフトクリームに掛けて食べました。
ブラジルの食べ物、なんだかどれもおいしい…。



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