11月日記

----------------------------------------------------------------


2014/11/01(土)

色々感想

聖おにいさん(モニツー掲載)
いえっさが「ウォーキングデッド」にはまっている!?
そうか、いえっさもダリルのことが好きか……。
ちなみにダリルはゲイではないかと視聴者に噂されている
一番人気のキャラクターです。

宝石の国(アフタヌーン掲載)
ダイヤがんばった!でもまたもや絶体絶命だ!
今回のでダイヤボルツも増えるねきっと…。

ナルト(ジャンプ49号)
河原の不良の喧嘩レベルだな……と思ってたら最後に凄い喪失きた!
それにしても九尾がナルトのセコンド役をやっていて、ヒロインみたいだ。

ワールドトリガー(ジャンプ49号)
大侵攻終了!連載にして9箇月だったのか!
予知の2、3番目くらいに最良の結果、てきなことを仰っていたけど、
この漫画に関しては登場人物全員が知力を尽くしているので
あそこでもっとああしておけば…みたいなのは一切ない。
辛勝ってこういうのを言うのだな。

盗賊の娘ローニャ
備蓄庫の中の干し肉や果物描写に燃えます。というか肉の量すごい。

PSYCHO−PASS2
態度の悪いツン後輩ちゃんは、あかねさんの指導で
段々仕事ができるようになっていくのかなと思ってましたが、
もしかしてこれはもうずっとあかねさんの引き立て役のままで
自滅して終わるパターンなのかな!?なのかな!?

ごめんね青春!
あ、勘違いしてた再登場したのは親友だけだった。
後ろから入ってきたのはお姉さんじゃなくて妹だった。

軍師官兵衛
とうとう石田三成の黒い心の声が流れ始めて
鎧武のブドウくんを思い浮かべる今日この頃です。

すべてがFになる(ドラマ)
脳内集団犀川先生出た。なんかダイヤ型の陣形を組んで
犀川先生(本体)を取り囲んでいた。なんだこれ(笑)
次は封印再度みたいです。ランダムにやるのか!

ファミ通
桜井政博さんのエッセイ「ゲームについて思うこと」で
「スマブラDX」開発時には、13箇月ずっと休日なしというスケジュールで、
しかも終わりの方は40時間勤務して家に帰って4時間寝て出勤とかだったと書いておられて、
1年以上休日がないというのは、どういう状態なのか想像もつかないというか、
それはやはり仕事としてはちょっと異常だと思ったり、
もはや身体と精神が保たれているのが奇跡だとか色々。
スマブラDXは10年以上前のソフトなので、現在は改善されているといいのですが。

エレメンタリー2
今週は、事件解決の決め手はワトソンの知識と機転によるもので、
ホームズは加害者(父に性的虐待を受けていた未成年の男子)を
精神的に救おうとする話だった。
本来の役割からすると逆ですが、こういう逆転いいな。

消滅 VANISHING POINT(読売新聞連載)
今週最終回でした。残念ながら結末でも盛り上がることなく終わった…。


BIRDMENは変則連載だし、銀の匙はずっと休載なのに慣れたけど、
「マギ」まで休載だとさすがに寂しいなサンデー…。
それと「アラタカンガタリ」の作者のかた、ブログで編集者のパワハラを告発して
(記事は削除されています)以来半年以上休載状態だけど大丈夫なのか。

西尾先生原案の読みきり漫画が9本、集英社の雑誌に掲載されるらしい。
小畑先生や中村光先生作画の作品もあるようで楽しみです。
ちなみに49号のはいまいち。
それと「食戟のソーマ」アニメ化おめでとー!



----------------------------------------------------------------

2014/11/02(日)

映画かんそう
「ドラキュラZERO」

トランシルヴァニアの領主ヴラドは、オスマン帝国より
恭順の証として1000人の少年と自分の息子を差し出せと迫られ、
苦悩の末に、洞窟に住まう化物に力を授かる。
人間の常識をはるかに超えるその力で帝国軍を蹴散らすヴラドだが、
力には代償があった。というあらすじ。

予告でなんとなく分かってましたが、
かなり大味なB級伝奇アクションです。
吸血鬼好きか、役者さんのファンにおすすめ。
ヴラドが妻子好きすぎて、もう3人で田舎に逃げてヤギでも飼っとけと言いたい。

全体的にばれ

せっかく盛り上げたのに、すぐに盛り下げてしまう流れが、
たぶん意図せず2回繰り返されているのがいけないと思う。
吸血鬼の力を得てオスマン帝国軍を爽快無双したのに、
すぐに人間じゃないとばれて、守った領民に焼き殺されそうになったりとか。
せっかく吸血鬼軍団DRA48を結成して無双して盛り上がってるのに
(このアイディはかなり面白い!)音楽性の違いで即解散全員死亡とか。

オスマン帝国メフメト2世はヴラドの息子をさらうためだけに
自分の軍を千人単位で犠牲にしているし、
2人ともなんか領主には向いてなかったと思う。

気になった細かいところ
洞窟のおじいさんは、身代りが見つかったら洞窟から出られると言ってましたが
ヴラドは洞窟に籠らなくていいのかとか、吸血鬼の特性は失わないのかとか色々…。
(たしか洞窟から出るとき日光を浴びてましたよね…?)
あと山中に疎開したトランシルヴァニア領民の人数を見るに、
1000人の少年を差し出せる(つまりはローティーンの子供1900人くらい?がいる)
ようには見えなかった。

ラストは良かった!




----------------------------------------------------------------

2014/11/03(月)

映画かんそう
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」

ご存知往年のアクション映画スターそろい踏みのシリーズ3作目です。
今回は、エクスペンダブルズ創設時の初期メンバーで
方針の違いからスタローンが殺さざるを得なかったという因縁の過去を持つ
大悪党メル・ギブソンが悪役です。
同じく初期メンバーとしてウェズリー・スナイプス、
仕事の依頼人のCIAエージェントとしてハリソン・フォードが出演。
おいしいコメディ要員としてアントニオ・バンデラスも参加します。
列車対ヘリや、戦車やバイク、カーチェイス、もちろん肉弾戦、
サービス満点に色々見せてくれます。流血表現は減った感じ。

「最近の映画はゲイ要素を入れておくのがヒットの秘訣らしいぜ!」
という忠告を受けた、よく分かってない人が無理やりカップリングした感じの、
公式カプが誕生しました。いや…それは結構人気の高いカップリングの受で、
攻はそのひとと違いますよ…!
たとえるなら6巻で急にシャックルボルトさんとルーピン先生がカップルになって、
ルーピン先生がオネエ言葉で喋りだしたような…ちょ…待っ…みたいな。

内容ばれ

ハリソン・フォードももう72歳、ちょっと歩き方が心もとない感じでしたが
後半では本人ネタを織り込んだヘリコプターおじさんとして大活躍です。

クリスマスの奥さん化もすごかった。
みんなの身を案じて単独で行こうとするバーニーにマジギレして、
他のみんなは遠慮するくらいだったし、
バーニーのこと「秘密主義」って罵るし、
「お前がムショに入っても助けに行くからな」ってバーニーに言われて
「信じない」って言いながら照れてるし、
バーニーはバーニーで、クリスマスが来るからって
自分の隣りの席から人をどかせるし、最後は意味なくハグするし。
というかクリスマス、彼女は…?

ジェット・リーとシュワちゃんがカップルになったらしいのですが
「見られても平気さ」って言われて
にこにこ顔をくっつけ合うような性格だったろうかヤンは…!
あとやっぱりジェット・リーの接近戦を見たかったよー。

このシリーズは、おじいちゃんたちがどこへ行くか不安で、目が離せません!
(4ではOPでクリスマスが裸エプロンで朝食を作っていて、
バーニーがその尻を撫でていても驚かない)




----------------------------------------------------------------

2014/11/04(火)

映画かんそう
「ヘラクレス」

(序盤ばれ)
脳筋ヘラクレスがワーって大暴れする映画だな、と思って行ったら、
ヘラクレス伝説をプロデュースしてリーダーを売り込み、仕事をゲットして
実際は戦術指南、合戦の指揮を得意とする傭兵集団の話でした。
でも超人的な力を持つヘラクレスの無双シーンもちゃんとあるので
そういうのが見たい方も楽しめます。
意外に当たりのB級エンタメ。

ヘラクレスをサポートする仲間たちはかつて彼に助けられた者で、
全員ヘラクレスが大スッキ。
特に戦禍で同胞をすべて失い心の壊れたテュデウスとヘラクレスの関係がよかった。
お互いに悪夢を見るとそっと様子を伺うところとか、
将来は辺境での隠居を夢見るヘラクレスが、テュデウスだけは一緒に連れて行くと言ったりとか。

内容ばれ

ヘラの栄光(物理)

戦車の車輪から刃が飛び出たりするのは実にいいですね。
弓の上下端に刃物がついてるのとかもポイント高いです。

予言者アムピアラオスとかも結構おいしかった。
アムピアラオスとテュデウスはテーバイ攻め七将からのネーミングなのかな。
原作はコミック。

これガチで能力を全員に割り振って、
突出した人間はいない事にしても面白かったかなと思うのですが
そうすると脳筋好きなひとが楽しめなくなるので
やっぱり映画の設定がベストか。

エンディングがとてもいいです。
冒頭でヘラクレスが一人で挑んだと語られた偉業の数々を
実はチームのみんなが、こういう作戦で遣り遂げたんだよ!
というアニメーションで、結構ぶわわわとなります。






----------------------------------------------------------------

2014/11/05(水)

映画かんそう
「美女と野獣」クリストフ・ガンズ監督

製作がフランスの会社なので、めっちゃフランステイストです。
あまりクリストフ・ガンズ監督らしさはない。
「青髭」と「秘密の花園」と「進撃の巨人」を適当に足した感じ…。

植物に浸食された廃城の美術は良かった。

ベルの父親の持つ商船が沈没して没落したうえ、
長男が博打か何かで多額の借金をこしらえるのですが、
なんだかそのパートがやたら長い。
金銭トラブルはどちらか片方でよくないか。

内容ばれ

なんと野獣がバツイチです。
贅沢をいうならもう少し、あと20歳ほど若い人が良かった。
ヴァンサン・カッセル47歳やないですか。
いや、胸毛は大変ご立派ですよ…でも…。
あと野獣とベルがどこで惹かれあったのか全然わからない。

そして自分の過失で(忠告無視系)前妻を手にかけたにもかかわらず
ベルに「俺を愛してくれるか?」と問うのは
随分ムシがいい話だなおい…と思わざるを得ない。
そこは頭を丸めて仏門に入るところではないのか。
フランスの森の神は優しいんだな。

ところで、庭をウロウロしていた巨人の皆さんは
王子のお友達だと思うんですが、
あの方たちは別になにも悪いことしてないんですけど
最後どうなったんでしょう。







----------------------------------------------------------------

2014/11/06(木)

映画かんそう
「ニンフォマニアック VOL1」ラース・フォン・トリアー監督

初老の男性が路地裏で怪我をして倒れている女性を見つける。
救急車を呼んでほしくないという彼女を自宅に連れ帰り介抱をすると、
彼女は自分自身を色情狂と言い、その奇妙な人生を語りはじめる。

少女時代から50代までの性の遍歴が前編後編で語られます。今回は前編。
彼女の語る性遍歴を、初老の男性が釣りや、音楽や、数学の知識に譬えるのが面白かった。
当然ながら性行為のシーンがやたらめったら多いので、モザイク乱舞でした。
あんなに多いと笑ってしまう。
(私は「ぼくのエリ」みたいに話の根幹にかかわる場合以外は
モザイクはべつにどっちでもいい派)

この監督の作品は毎回、嫌いだけど上手いなーと思って見てます。
(お好きな方はごめんなさいね)
H夫人の章とか(他の章もだけど)あの奇妙さ、あのユーモア、あの怖さ、
うーん、本当上手いな!と感心しました。
でも監督の作品の影からいつもじわじわ滲み出ているように感じる、
あの呪いめいた何かが、この作品はかなり薄まったように思えたのですが
気が済まれたのか後半から本気だされるのか、どうなんだろう。

あと素朴な疑問なんですが
一晩で7、8人の相手をして昼間はフルタイムで働いていた、
っていう設定、それは体力的に、時間的に可能なんだろうか…。
真面目に「ひとりあたり40分で睡眠時間6時間…」とか計算しましたよ…。

VOL2のほうが内容きつそうだなあ…と予告を見て思いました。





----------------------------------------------------------------

2014/11/07(金)

シリル 「吸血鬼とその友人15(最終回)」UP
ものっそい長いので、お時間に余裕のある時にどうぞ…。


映画かんそう
「マダム・マロリーと魔法のスパイス」

ムンバイでレストランを経営していたインド人の一家が火事で店を失い、
南フランスでインド料理のレストランを開業し、
向かいにある1ツ星のフランス料理店と激しい抗争を繰り広げ、
やがて天才シェフである次男の才能が花開いていくという料理映画です。
お腹が空いている時に見てはならない。

大きな陰謀が渦巻いたりはもちろんないのですが、
一家の父であるインドおっさんと、
フランス料理店を経営するフランス女の、
強烈な個性と個性のぶつかり合いが見ものです。
それとインド人家族の仲良しぶりとか、
ミシュランの星にかける料理店の悲喜こもごもとか、
あと次男の天才無双ぶりとか。
ハッピーエンドなので安心して見られるのもよいです。

内容ばれ

あんなにいがみあっていたインドおっさんとマダムマロリーが、
次男の才能にほれ込んで、次第に両方保護者化していくのがよかったです。

どさくさにまぎれてインドおっさんは「星はあなただ!」って叫んでるんですけど
スルーのされっぷりがあまりに酷くて噴いてしまった。
ヘレン・ミレンがとても素敵です。
銃を乱射してない姿もいいものですね。

それにしてもおいしそうだった。
鳩肉はあまり好きじゃないんですが
次男の作ったあのお皿は食べてみたかった。
それと5種のソースと、オムレツと、タンドリーチキンと、もちろんカレーと。
ウニをカレーに入れるとか(もったいなくて)絶叫ものなんですけど
おいしいのかな…どうかな…。
冒頭で「イギリスの野菜には生命も魂もない」ってすごいdis入ったけど
なんでだろう。土壌のせい?それとも気候?国民の気質が農業に向いてない?


今週たくさん映画を見ましたが、推しは「ヘラクレス」と「マダム・マロリー」です。




----------------------------------------------------------------

2014/11/08(土)

色々感想

ファミ通
元編集長の浜村通信さん、いまは角川ドワンゴの取締役をされてるんですね。
知らなかったー。
それと特集でゲームの実況動画配信についてのページがありましたが、
最近ネットで見掛ける、「どう見ても素人の人の、キメポーズの写真」の広告に
出てくるひとたちがインタビューを受けてました。
実況動画のひとたちだったのか。
全てのメーカーは実況を取り締まる方向かと思ったらそうでもないんですね。
(メーカーによって違って、マイナーメーカーは肯定的、
ビッグタイトルは売上総数に比較して宣伝効果が微々たるものなので否定的)

動画配信で月収15万円を得ようとすると1日5万再生を稼がないといけないそうで、
世界でトップレベルになると(スウェーデンの20代男性)年収4億だとか。
将来の夢に「実況動画発信」って書く子がそのうち増えるかもですね。
でも日本で有名な動画配信の人、マックスむらいさん?は本業会社経営なのですね。
うーん、すごい。
「インターネットの世界では、量は質に転化するんですよ」
っておっしゃっていて、なるほどって思いました。

進撃(別マガ)
わりに重要な事実が明らかになりましたが、
太った中年男性が椅子に逆さまに縛られて
肛門に漏斗を突っ込まれているコマに気を取られすぎて
内容が頭に入ってきませんでした…。

マギ(サンデー)
白龍くんの新しい能力、ラスボスから2つくらい手前の
中ボスみたいな、えぐい能力…。

それと、どうしたことでしょう、ジュダルくんと外見がややカブリ気味で
アップで2人並ぶと一瞬見分けがつかないよ。

エレメンタリー2
元ロシアンマフィアで殺し屋をやっていた夫の過去を妻は許し、
夫婦仲睦まじくやっていたが、
妻が若い頃お金のためにポルノビデオに出ていた事を夫は知り、
許せなくて離婚を申し出るが怒った妻に殺される……ってそれは
……うん、殺されるね……。見ていて真顔になった。
自分のことを棚に上げるという言葉がロシアにはないのか。

相棒
トリオに女性が1人入るのかと思ったけど違ったぜ…。
ふー、焦った。




----------------------------------------------------------------

2014/11/09(日)

映画かんそう
「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」

死者が見えるという能力を持つ主人公は、
物言えぬ霊たちのために彼等の心残りを晴らすという
ささやかな役目を果たしていた。
ある日、天災や事故に集まる習性のある悪霊が、
かつて見たことがないほど大量に群れているのに気付いた主人公は
原因の究明と惨劇の阻止に乗り出す、というあらすじ。

原作はクーンツです。なのでどっちかといえばホラー寄り。
主人公は霊が見える以外は飲食店で働くごく普通の青年なのですが、
霊がらみの事件でいつも協力してくれる警察署長(ウィレム・デフォー)や、
子供の頃、お祭りの占いで運命の恋人であるという結果が出て以来
ずっと付き合っている彼女が、細かく個性を描かれていて実にいいです。
低予算B級エンタメの100分足らずの作品なので気軽に見るのに向いてます。
(でもラストがちょっとあれかな……)

原作はシリーズものらしいので、どう続いているのだろう…と思って
あらすじを読んだら、主人公が山の修道院で修行してた!!
一体なにがどうなったの…。

そういえば霊が見える男性の物語って姓名が(邦題の)タイトルに入る率高いような。
「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」とか
「パラノーマン ブライス・ホローの謎」とか。
でもハリポタもそうかな。特殊能力を持ってるというくくりかな?

すみません、ご不便をおかけします。「吸血鬼とその友人」目次は「文章」ページの下から9番目くらいにあります…。





----------------------------------------------------------------

2014/11/10(月)

映画かんそう
「永遠の0」

祖母のお葬式で、実は祖母は再婚で、
いまの祖父とは血のつながりがないと知らされた姉弟が、
実の祖父の事を調べ始めるというあらすじ。

祖父は凄腕の戦闘機乗りだったが、
生きる事に固執して戦闘を避けていた、と聞かされるが、
しかし結局特攻で死んだ彼には、様々な事情と思いがあったというのが
次第に明らかになります。実の祖父役は岡田准一さん。

内容ばれ(あまりほめてません)

友人の男女が集まった飲み会の席で、いかにも平和ボケしてますという演出で、
「特攻と自爆テロは同じ」「そういう話はついていけない」「こわい」
「せっかく和やかな席なんだし」
ってみんなが口々に言って、主人公は
「特攻と自爆テロは全然違う!お前は全然わかってない!」
と激高して席を立って帰ってしまうのですが、
確かに軍事施設や軍人や兵器が対象、民間人が対象という点は違いますが、
洗脳されてもしくは同調圧力により死を選ばされるという点では同じだし、
楽しむために集まった席で突然特攻の話を力説始めるのは怖いとしか言いようがないし、
ましてや怒って帰ってしまうってどうなのよ。

主人公の友人が茶化して言ってましたが、
資格試験浪人で自信が揺らいでいる時に自国賛美を拠り所にしてプライドを取り戻すのって、
悪くはないですが、危険な面もありますね。宗教や自己啓発も同様です。
友達は客観的に良いこと言ってくれてるのにな…。

まあ作者の方はお年寄りのようだし、監督さんは泣かせ芸に特化したひとで、
なによりすごい興行成績を出しているので(風立ちぬの7割くらい)
邦画界にとってはありがたい映画だよなーと思ってます。

これまでツンツンしていた男が、首根っこ押さえられて
主人公のイケメンに(この場合岡田くん)顔を寄せて何かを言われると、
以降しおらしくなってしまうパターンおもしろすぎる。
あとあのおじいさんは完全に宮部さんを追想しながら孫のこと抱きしめてるよな。





----------------------------------------------------------------

2014/11/11(火)

読書かんそう
西尾維新対談集「本題」

小林賢太郎さん、荒川弘さん、羽海野チカさん、
辻村深月さん、堀江敏幸さんといった第一線の表現者さんたちと
西尾維新さんとの対談を収録した本です。

みなさん個性が強い作家さんなので我が我がという話になるかと思いきや、
すごい空気を読んで相手の作品の話をする方が多かったです。
西尾先生もそういうタイプなので、綺麗にまとまっていた。
この中では羽海野チカさんとの対談のテーマが才能の話で、
羽海野さんが自分の腹を切り開いて赤裸々に見せつつ、
西尾作品が大好き!という好意にも溢れた良い対談だったなと思いました。

箇条書き内容ばれ

・小林さんが「化物語」をアニメから見始めて、
 3点ほど「これは原作にはない言葉では?」と思ったところは
 あとから確認したらやはりそうだった、という話は
 小林さんが言うとなんだか神エピソード。
・小林さんは「風立ちぬ」絶賛派。
・「僕が作っているのはコントであって、
 それはパンと一緒なんだから、それ以外の時間は放っておいてほしい」
 いくらパンが好きでもパン屋を出待ちして写真を撮るか?
 という主張をむかししていたら、めっちゃ批判されたそうです。
 うむー。パンにはキャラクターと物語がないけどコントにはあるからな。
・小林さんはMACかー。って思ったけど、
 そういえば公式MAC擬人化キャラクターでした。そりゃMACだよな。
・小林さんと言葉ポーカーで遊べるとは…!うらやましい!
・山に出かけて鹿を見て感動して「このすごさを作れないか?」と考える小林さん。
 鹿を見た感動を再現した作品を見てみたいです。
 大きさかな?それとも形かな?何でくるかなって。
・荒川先生は「アルスラーン」の話が多いなって思ったら
 対談集が講談社から出てた(笑)
・西尾先生はかつて漫画雑誌を「全部」読むようにしていたら
 執筆する時間がまったくなくなったそうです。恐ろしい…。
・荒川先生が「銀の匙」を休載する前は
 週刊連載を5日間で仕上げて、残りの週2×4=8日間で
 月刊誌の原稿を描いていたそうです。
 農家育ちだから365日の労働は苦にならない、とかって…。
・西尾先生のアイディア、架空の長編連載の最終回ばかりを集めた短編集、読んでみたいです。
・羽海野先生の作品は、羽海野先生のセンシティブさから生まれている感じがすごくしますが、
 この対談集を読んでそれが強まりました。
・編集さんがカウンセラーの役割もなさっているそうですが
 酷い編集さんもいれば、神様みたいな編集さんもいらっしゃるのですね。
・様々な分野で一流の人の練習や勉強時間を計算すると、だいたい1万時間になるというお話、
 1日2時間換算で14年くらいです。私は文章は多分1万時間書いてますが、
 10年以上前の文章を開いてみて、まったく上達してないのがむしろ微笑ましいです。
 そういうケースもある!
・1万時間やったら、2万時間やるしかないみたいになってくる、というのは凄まじい話。
・辻村深月さんは一番空気を読んで、譲った感じの対談。
・西尾さんの仕事量が1日2万字と聞いて驚いていらしたから、
 プロの小説家にしても、2万は多い方なのだな。






----------------------------------------------------------------

2014/11/12(水)

読書かんそう
「無貌伝 最後の物語」望月守宮先生

最終的にはロマンチックな物語でした。
三角関係の話だったと言えるかもしれない。
登場人物たちも自分のやりたいようにやって満足した感じ。

内容ばれ

話の中で、蜘蛛こそが主役で無貌は悪役、探偵は端役だ、
みたいなセリフがあるのですが
なるほど事件すべてを蜘蛛側から書かれても面白かっただろうなって思いました。
蜘蛛は無貌ほど感傷的ではないので、苛烈なお話になりそうですが。
(あとちょっと蜘蛛が少佐で、無貌がアーカードみたい)

女性1人と男性2人の三角関係だったのに、
男性2人が手に手を取って去って行ってしまったところ、
ちょっと笑いました。




----------------------------------------------------------------

2014/11/13(木)

ドラマかんそう
「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」
シーズン2 1話〜12話

ちょうどシーズンの半分まで見ました。
まるで神様のように、理不尽な死から市民を守り
善人が道を踏み外しそうなときはそっと助けてくれる、
自己犠牲的で内罰的な男2人の話です。相変わらず面白いです。
そしてレギュラーキャラクター全員大好き。

シーズン1のラストで、2人のうちの1人、
天才ハッカーのフィンチさんが、
同じく天才ハッカーの女に誘拐されましたが
彼を取り返そうとするリースくんの奮闘から話は始まります。
わくわくするね。
このシーズンから軍用犬のベアーがマスコットとして加わり、
チームは2人と1匹になりました。
フィンチさんは犬なんかに興味ないねという態度を最初はとってましたが
内心はめろめろです。
リースくんは彼自身が軍用犬みたいな人なので、犬とは無言で分かり合う関係。
萌え殺しに来てる…。

内容ばれ

・イライアスとフィンチさんがチェス友達に。
 イライアスはシーズン1よりなんかゴツくなったような…。
・ゾーイも再登場。リースくんの尻を撫でた!
・準レギュラーに東洋系がきたり、
 事件関係者に女性同士のカップルがいたり
 (誰も驚いたりしないし悪役すら差別的な事を言わない。徹底してる)、
 偏りのない感じがいいですね。
・出会い系サイトのリースくんの笑顔全開写真、
 どこから入手したんだろうフィンチさん…。
 それともフォトショップで加工したのかな?
・ファスコにもカーターにもいい感じの異性が!
・「ビーチャー(カーターの彼氏)もいいやつだ。君を泣かせたら許さんが」
 って、不意打ちでこういうこというのがね…くっ!ってなるね。リースくんは。
・カーターどんどん綺麗になりますね。
・夫婦で殺し合う男女に、放っておこうか…って
 げんなりするフィンチさんかわいい。
・フィンチさんが教師になりすまして高校に潜入したり
 リースくんが刑務所に入れられてリンチされたり、
 色々申し分ないですね本当…。







----------------------------------------------------------------

2014/11/14(金)

映画かんそう
「小野寺の弟・小野寺の姉」

西田征史さんの舞台劇を元にした、同じく西田さんの初監督映画です。
中学生の頃に両親を亡くして、以来2人で暮らす変わり者の姉と弟の話。
僕がこれまでに姉を殺したいと思った事が人生で3度ある
というような弟の独白から始まります。
じわじわくるエピソードを淡々と重ねる系。

箇条書き内容ばれ

・舞台劇→小説→映画みたいなんだけど、
 遊園地のシーンとかは舞台劇ではどうなってたんだろう。
・西田さん作品に絵本が出てくると、蟹…という気がする。
・疲れていても、ちゃんと野菜を食べて鰹節を削って
 いただきますを言って、食事は必ず汁物から食べる姉弟は、ぐうたらしているけど
 躾けのきちんとしたお家で育ったんだなあという感じ。
・ミッチーの役は、「イン・ザ・ヒーロー」の彼に比べたら
 良い人で本人に全然悪気はないんだけど、
 殴らねばならぬような気がしてくる不思議。
 良い人だが女を見る目がねぇ。
・小野寺弟の相手の人は、その女子力の高さに震えあがったが
 ところで犬どうするの?と思った。
・元カノのひとも別に悪い人ではない。仕方ない。
・ところでわたしは小野寺姉の5倍くらいひどい歯をしてますが
 (とくに腕の今一つな歯医者で入れてもらった差し歯が最悪で)
 まったく気にせず生きているので、気にした方がいいのか…?という気になった。
・涙を抑え込んだけど、ワイルドストロベリーが咲いているのを見ちゃったらもうだめ
 というの何となく分かる。

お遊びとして、桂正和先生が一瞬出ておられます。
(私は見つけられなかった。片桐仁さんは分かった)
ブルーローズの声優さんが小野寺姉のライバル役として出てきます。




----------------------------------------------------------------

2014/11/15(土)

色々感想

ナルト(最終回)
最終的なカップリングについては、
サクラはサスケについて、もう完全に諦めたのだと私は思ってたので
「えっ!?」ってなりましたよ。
なんとなくナルト夫妻はハリジニっぽい。
先生お疲れ様でした。短期集中連載があるそうです。

ワールドトリガー
長い侵攻回が終わってインターバルのターンかと思いきや、
わりと新事実がぱらぱらと出たりして油断がならない。

絶チル(サンデー)
声優さんつながりのタイバニねたいただきましたー!
楽しそうですね兵部さん。

BRUTUS 2014年12月1日号(進撃の巨人特集号)
ATTACK ON AVENGERS(マーベルと進撃の巨人のコラボ)
なんというか、アメコミは絵が整い過ぎていて
生理的嫌悪感とか絶望とか圧迫感とかを描くのには向いてないのかなって思いました。
「巨人は首の後ろが弱点のようだ!」ってまあその通りなんですが、
その設定にある薄暗さは出てなくて「弱点:ほのお」みたいな印象。
でも巨人と戦う社長やスパイディやキャップやハルクとか、あとロケットさん達とか
珍しいものが見られた!
ホークアイさんだけピンチみたいでしたが、彼を巨人と戦わせるのは酷ではないか(武器:弓)。

「進撃の巨人」はインフレバトル形式を採用しなかった漫画だなあというのを再認識した。
キャラクターが死ぬかもしれないし、巨人かもしれないし、基地外かもしれないあの緊張感。
読者は先が読めなくてどきどきしますが、描くほうは大変。
どうか諌山先生にあまり漫画以外のお仕事を強要しないであげてほしい。

雑誌はほとんど進撃の記事で、内容も読みごたえがありました。

RKD−EK9(ジャンプSQ)
原案:西尾維新さん 作画:小畑 健さん
天国の実在が科学的に証明された世界。
天国に行ける条件が非常に厳しいと知った主人公は
薬物でその条件を満たそうと研究を始めるという話。
気が早いけど、この話が9本の中で一番面白いのではないかという気がした。

何までなら殺せる?(ジャンプSQ)
原案:西尾維新さん 作画:池田晃久さん
一番秀逸なのがタイトルで、内容はそれを薄く伸ばした感じ。
うーん、殺す事によってメリットデメリットがあるのかないのか、
人間を殺した場合、法的な処罰はあるのかないのか、
条件を明確にされないと何ともいいかねますね。

ファミ通
電撃文庫のキャラクターが一堂に会するバトルゲームが発売されたみたいです。
http://climax.sega.jp/
こうしてみると意外と知ってる人が多いですね。

あと藤子・F・不二雄キャラ大集合のパーティーゲーム。
http://fff.bngames.net/
藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合!SFドタバタパーティー!!

(明日に続く)




----------------------------------------------------------------

2014/11/16(日)

(続き)

軍師官兵衛
長男に輪をかけて次男も迂闊な性格設定にされちゃって…。
でも兄と父の陣中見舞いに行こうとして船が沈没したのは史実なのですね。

トッキュウジャー
13車両が合体して完成するトッキュウレインボー、
もうそのヤケクソみたいなフォルムもさることながら
色も凄くて毒キノコのようです。

山賊の娘ローニャ
しかし2人ともどこからあんな美人の奥さんを見つけて来たんだろう。
というか山賊は世襲制で、現おかしら同士は子供の頃に友達付き合いしてたのかよ!

相棒
右京さんの正義フェチが原因で始まる相棒の不協和音。
慣れ合うばかりが相棒じゃないもんねーと思ってたら
最後に捻じ曲がって右京さん正しい!右京さん格好いい!になって終わった。
えっ。ちょっと気持ち悪いです。

子供の頃から親らしいことは何一つせず、
刑務所の出入りを繰り返してきた父親のせいで母は早死にし、
夫に逃げられた娘が、唯一父からもらったブランドのベビー用靴下、
それすらも殺された人の家から盗んだものだった、という事実が判明して
真実が分かってよかった、父へのわだかまりが解けた、やっぱり親は親だから!
って変じゃないですか?

そういえば、日本は司法取引ってまだやってないんでしたっけ。

エレメンタリー2
殺す相手の家を間違えて隣の家に侵入しちゃった奴がいて
高校の時の成績も酷いからこいつだろう、みたいな推理が展開したのですが、
私、学校の成績はずっと普通だったけど、
面接を受ける会社を間違えて隣の会社に行って挨拶しちゃったよ。

グレッグソン警部のところも夫婦仲が悪いのか。
BBCシャーロックのレストレード警部もそうでしたね。
こっちのホームズは割と不器用に心配しているのがかわいい。こいつめ!

ワトソンが、自分に才能があるのは理解していて
でも子供のころから事件捜査にあたっているホームズに追いつくのは
1万時間かかるって言っていて、1万時間説ってわりと有名なのかなって思ったり。

ごめんね青春!
おもしろいです。
バイトの話、伏線があった筈。なんだろ、なんだろ、って考えて
シャッターの手前で分かった。身長も伏線だったかーってぐぬぬしました。

視聴率、初回から一旦落ちてまた上がっているので
このままいけば右肩上がりのコース…になるといいな。

すべてがFになる
封印再度解決回。スタッフロールが流れ出してから
例の壺と箱の実験が始まったので、枠内で収まるのかどきどきした。
原作出版されてすぐ、検証実験を誰かがやって、
凶器に十分な強度が得られなかったって読んだ気がするけど
何で見たのか忘れちゃった。
今だったら条件に合う易溶合金もあるのかな。

次回はFのようです。冷たい密室→封印再度→Fなの??

キリンが新しい飲み物のシリーズを立ち上げるってネットで見て
http://www.kirin.co.jp/company/news/2014/0910_01.html
「キリン 別格 日本冠茶」「キリン 別格 希少珈琲」「キリン 別格 生姜炭酸」
とりあえず生姜炭酸買ってみた。私はもうちょっとスパイスきつめがいいのですが、
生姜の味はよく出てました。

昨日書くの忘れましたが、NHK人形シャーロックホームズ、
今日の夕方から新作放映開始です。
春・夏に見てらっしゃって続きをお待ちの方はご注意!



----------------------------------------------------------------

2014/11/17(月)

映画かんそう
「キャリー」2013年版

1976年のパルマ版のリメイク。
1999年に「キャリー2」、2002年にもリメイクがあったようですが、
私はその2本を見ていないのでパルマ版→2013年版の順で鑑賞しました。
みんながスマホを使いこなしてキャリーの惨めな姿を写メって
WEBにアップしたりしているようなので、舞台は現代になっているようです。
しかし豚の入手も大変だけど、現代っ子が豚の首を切って血を抜けるだろうかとか、
いかに田舎とはいえ地域社会はあそこまでの虐待を放置するだろうかとか、
段々苦しくなってきているところはあるなと思いました。
(原作は1974年発行)

クロエ・グレース・モレッツさんが主役です。
もうね、彼女がどんなに頑張って演じても
宗教的狂人の母親に虐待されて育った娘には見えないんです。
愛されて育った華があるというか、場の中心オーラが出ているというか。
あと可愛すぎる!イジメっこの女子たちがなんだか惨めに見えます。
プロムのドレスを着る前から充分美人です。

というかオリジナル版のシシー・スペイセクさんが
ああ、これはいじめられる…虐待されて育った…
着飾っても少し不自然だけど、笑ったらかわいい…(女優さん本人は勿論美人です)
という加減が絶妙でしたね。あといかにも超能力ありそう。
(リンクは血まみれの写真だらけなのでご注意)

でもこの映画の企画自体、
クロエ・グレース・モレッツさん主演映画を撮る、
というのが先にあったんじゃないかと思うんです。
だとしたら可愛いし、シャワーシーンもあるし、
ちょっとだけ青春映画といえなくもないし、
これはこれで正解かなという気もします。

しかし日本にプロムの習慣がなくてよかったですよ本当。




----------------------------------------------------------------

2014/11/18(火)

ドラマかんそう
「ハンニバル」

7話まで鑑賞。ちょうど半分くらいです。
御存じハンニバル・ザ・カニバル、レクター博士の、
「ハンニバル・ライジング」から「羊たちの沈黙」の間にあった物語を描いたようです。

性格障害と神経症を持つ(ドラマ中の表現です)ウィル・グレアムは、その特性を生かし
どんな異常な犯罪者にでも共感し、彼等の犯罪を読み解く事ができた。
FBI捜査官だったが、ストレスに耐えかねて辞職し、
現在はFBIアカデミーの講師を勤めている。
FBI行動分析課のジャックは、異常な連続殺人に遭遇し、
ウィルを顧問という立場で捜査に協力するよう要請する。
彼の精神的ストレスを軽減させるために、
評判の精神科医ハンニバル・レクターへ、カウンセリングを依頼する。

そ れ い ち ば ん ア カ ン や つ や……。
えっとですね、腐萌えがものすごいですが
(二次創作を歓迎すると制作陣が表明してらした)
それはあとで書くとして、ともかく死体が美しいです。
あの、湖から足が2本逆さに出てたり、
菊人形と首がすげ変わっていたり、
動物の死体と合体させられてキメラになってたり、
腕ばっかり足ばっかりが並んでたり、
古典でも様々にあったフィクションの強烈な死体が好きな方に激しくおすすめ。
このドラマでしか見られない個性的な死体が盛りだくさん☆!

あとあらすじを見ればわかりますが、グレアム捜査官のメンタルの弱さが極端化。
そんなグレアムのいびつさに明らかにハンニバルは一目ぼれして猛アタックします。
突然朝食を作って押しかけちゃうレベルです。
あとハンニバルにマッツ・ミケルセンを配役した時点で半分は成功したも同然ですね。
アンソニー・ホプキンス以外のレクター博士なんて…って思われるかもしれませんが
まったく心配ご無用。食人鬼にしてノーブルな、完璧なレクター博士です。

注意:グロ耐性のない人にはまるで無理だと思います。

腐萌え内容ばれ

グレアムが壊れるのが早くて、まだドラマ半分なのに
夢遊病の症状が出て警察に保護されたり、
無意識に自宅の屋根に登ったりしている。
しかもレクターがそれに拍車をかけてきます。

犯人を射殺したグレアムに
「殺したから沈んでるんじゃない。殺して気分が良かったからだ」
って言っちゃって、グレアムも震えながら
「快感だった」
って言っちゃいますからね。とどめのセリフが
「神も同じ気持ちだ ずっとやってる」
スーパー攻様かー。

グレアムの香りをかいで、安物のローションだって指摘して
種類を替えては?とか言いますからね。
彼女かー。

でもカウンセリングしている男性の顧客に惚れられてしまって
ストーキングされて、わたしたちは気が合うね!お金を払って会うなんて悲しいな!
みたいなアプローチをされて、なんだか一生懸命遠まわしにお断りしている所とか
ハンニバルも可愛いです。
あとグレアムが予約している時間に来なかったら、予定帳の確認をするところとか妙に普通の人っぽい。
そしてわざわざグレアムがうたた寝している職場まで行って
「キャンセル料が発生するよ」って教えてあげる。親切。

ところで「バイキングはキリスト教徒のろっ骨を折って
肺に引っ掛けて翼に見立てた」っていうセリフ、
一体どういう状態か全然分からなかったので誰か図説してと思って画像検索しましたが
まったく出てきませんでした。
調べたら「血の鷲」という生贄の儀式で、引きずり出した肺を翼に見立てるようなのですが、
肺ってそんなに大きいだろうか…?
(ドラマのは翼に見えました。殺人鬼名エンジェルメイカー、響きがいいですね)






----------------------------------------------------------------

2014/11/19(水)



るろうに剣心の映画で、剣心とあおしさまと翁が戦っていたシーンのロケ地
中野城跡(日野城址)に行ってきました!!
映像映えのするすてきなところでした。
ただし行くのが大変で、
土塁自体は15分もあれば見学が済んでしまうので、
遠方からいらっしゃるような所ではないです。
ダムの周辺の遊歩道の散歩などは空気もいいし静かなので、
散歩大好きなお友達と散歩旅などすると楽しいと思います。

電車が1時間に1本、バスも1時間に1本、
駅から歩いたら1時間という立地条件なので
まったく誰もいませんでした。
なので女性1人で行くのはおすすめしません。
あ、あと周囲にご飯を食べるようなお店はないです。

上からの映像も撮れるし、どこをどう撮っても格好よく、
こんなうってつけの場所よく見つけたなあという感じです。
WEBの地図を頼りに歩く際は、凉橋神社を目印にするといいです。



ダム周辺



上にある神社



御親切に…でもどのように?

キャプアメサイト(リンクページから行けます)更新しました。





----------------------------------------------------------------

2014/11/20(木)

読書かんそう
「薬屋のタバサ」東直子先生

ドラマ「奥様は魔女」が名付けの由来になった
タバサという浮世離れした薬局の男性のところに
手伝いとして住み込みを始めた女性の話です。

タバサは街の人々の健康を管理し、
必要があれば出掛けて行って死を看取り、診断書を書きます。
街の人々はどことなく不思議な人が多く、
不意に消えてしまったり、亡くなった人が見えたり。
主人公も白昼夢を見る事が多くなります。
なんとなくとりとめのない夢っぽくて、
結局明確な答えは得られないまま終わります。

内容ばれ

メタファで読み解けばいいのかな。
デ・パルマが地味になったような感じ。


「血の鷲」の儀式についてご教授くださったかたー!ありがとうございます!返信が「不要」になっておりますがよかったでしょうかー!





----------------------------------------------------------------

2014/11/21(金)

アメコミかんそう
「キャプテン・アメリカ ロード・トゥ・リボーン」

前作であれになったあれがあれする話です。
(わからぬ)
私は週刊少年漫画を読むのが早くて
コミックスなら1時間に12冊は読めますが
アメコミは1冊1時間弱かかる…。
それは情報量が多いというよりは
開きが逆なのと、あとセリフが行間なしのぎゅうづめで読みにくいのと、
あと大事な内容がナレーションみたいな解説2行で済まされるのに対し、
黙り込むキャラクターなどが3コマくらい使って表現されていたりする
独特のコマ割に慣れる事が出来ないからですが。

あとこの漫画の話ではなくアメコミ全般に対してですが、
戦闘シーンになるとイラストっぽくなるのはどうしてでしょうね。
日本の少年漫画の戦闘シーンは技の解説役がいたり、
主人公が奇策を練ったり、伏線があったり、戦闘力が数値化されたり
過去の悲劇が明らかになったりするじゃないですか戦闘中に。
あれは日本の漫画が特異なのかな?
でも民衆を導く自由の女神みたいなコマがずっと続くより、
起伏があった方が面白いと思う…。

内容ばれ前作の結末ばれ

前巻で暗殺されたキャプテン・アメリカ、
彼を撃った銃が普通の銃ではなく、
彼は死んでいないのかもしれない、という伏線の巻です。
続巻の「キャプテン・アメリカ リボーン」への序章ですね。

「シビルウォー」で話の都合上、性格が悪く短気で頭の悪い男にされたキャップが、
続編で罪人として拘束されたまま、彼自身何が何だか分からないうちに撃たれて死にますが
復活ですかー、へーほー、なるほどねー、という感じです。
(かなり怒りました。てへへ)






----------------------------------------------------------------

2014/11/22(土)

色々感想

ワールドトリガー(51号&52号)
大戦闘が終わったあと、徹夜仕事になる人がいたり、報奨金の話になったり
記者会見で攻防が繰り広げられたりするのがリアル。
そんなワールドトリガーが好きです。レプリカ先生よかった!
なんてクレバーな記者会見だろう。
数字マジックだけでも私なら騙されるもとい納得する。

BIRDMEN(サンデー)
なるほど、幼少期に酷い経験をしたひとのほうが、
あの生み出される黒い奴がえぐいやつになるのか。
うわーあのラストで数週間待つのはつらいわー。

食戟のソーマ(52号)
熟成肉が流行ってますが、それの魚版かー。
馴れ寿司かなと思ったけど、そこまでいかないか。
サンマおいしそう…。

暗殺教室(52号)
文化祭の料理対決。その手で来たか…。
松井先生が描かれるクズキャラって絶妙だけど、
クズキャラの成長を描かれる時も、また絶妙なんですよね…。
嘘っぽくない、ちょっぴり具合が。
そして殺し屋のみなさん、なんかほのぼのする…。

人形劇 シャーロックホームズ
(初回感想は2014/03/29)
わりと陰惨な「ウィステリア荘」が、すごくかわいい話に!
ホームズのライバルも現れた!
この「誰も死なない」っていうホームズ映像化は
世界レベルで評価されていいんじゃないかという気がしてきた。
前例がない訳だし…。(犬のアニメは原作のエピソードをほとんど使用していない)

PSYCHO−PASS2
あの世界の人々は、なぜシビュラシステムの見直しを求めないのか…。

軍師官兵衛
あ、官兵衛は天下を狙ってた説でいくのね。
まあ割とドラマ中盤以降ずっと主人公が我慢したり諌めたり我慢したりで
カタルシスを得るシーンがなかったからね…。
終盤くらいやんちゃしてもいいよね。

ごめんね青春!
あのクイズ男、遠藤ちゃんにいくとは、やるな…。
そのうち過去のクイズ大会1位の人物が出てきて
2位の遠藤ちゃんと3位のクイズ男で共闘展開あるだろうか…。

すべてがFになる
デボラの不吉なアナウンスが響く中、
ウェディングドレスを着た死体が無人搬送機で運ばれてくるあのシーンが見られて大満足です。
プログラマの寿命は短いから、研究所は若手ばかりという設定はどうしたとか、
博士の他の人格はスルーかとか、
昔の特撮みたいな壁のピカピカには笑ったよとか、そういうのはまあいいです。
あとはプログラムについての記述等が、現在の最先端に対してかなり遅れているのを
どうフォローなさるのか、どきどきしながら結末を待ってます。

相棒
まあママ友の怖さは実情を知らないから置くとして、
ママ友のグループの交流の輪に
独身女性が1人で入っていくのは勇者すぎる…。

エレメンタリー2
ワトソンとマイクロフトが肉体関係を持っちゃって、
ホームズの地味な動揺がかわいすぎる。
あと支離滅裂な不服申し立てもかわいすぎる。





----------------------------------------------------------------

2014/11/23(日)

アメコミかんそう
「パシフィック・リム:イヤーゼロ」
「X−MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト」

パシリムは、
Kaijuが最初に現れたK-DAYや、
イェーガー開発秘話、搭乗員に選ばれる前のベケッツ兄弟の話を
女性記者の目を通して描きます。
内容ばれ
ベケッツ兄弟に関しては、映画の冒頭の
めっちゃ固い兄弟愛で結ばれている彼等のエピソードが
過不足なく完璧にして神!と思っているので
女を寝取ったのどうので殴り合う彼らとかは見たくなかったかな。

イエーガーの制御を2人で行うようになったきっかけや、
最初にイエーガーの腕のみを操作したのがペントコスト司令官だったとか、
テンドーさんがK−DAYを生き延びた話とか、
そのへんは面白かったです。

X-MENは、
全体的にキティが中心。
表題作は映画の元になりましたが、結構あっさり解決する印象。
映画では仲間たちを次々と屠っていった、
めっちゃ恐いセンチネルが、なんかもっさいデザインで弱かった。
映画とは違い、登場人物も少ないです。
大統領候補と教授とモイラの3人が過去に暗殺されているので出てこないし
マグニートーも出てきません。

別の話ですが、地獄にX-MENの連中が行っちゃうやつ、
戦って勝って帰ってきちゃうのが笑ってしまった。
戦うのかよ!勝つのかよ!





----------------------------------------------------------------

2014/11/24(月)

アメコミかんそう
「マイティ・アベンジャーズ:シークレット・インベージョン」
「ニューアベンジャーズ:ダークレイン」

最近の(といってもアメリカでの連載は5年ほど前)マーベルヒーローたちは
異星人スクラルという敵と戦っておられるようです。
このスクラル、人間そっくりに姿を変える事が出来て、
人格も写し取り、性行為も可能で全然気づかれないという能力があります。
まるで二次創作のために出てきたような存在だなあ…と思いました。

シークレット・インベージョン
どうやら
「ニューアベンジャーズ:レボリューション」
をあわせて読んでおくべきだったようなのですが、飛ばしてしまった…。
フューリー長官は私の中では映画の影響もあって
ヘタ打ちおっさんという印象なのですが、
元気よくヘタ打っていて安心しました。

ダークレイン
かつてヴィランだったひと、もしくは現役のヴィランたちが集まって
アベンジャーズを結成したぞ!という意外性変化球。
エマとかロキとか知っている顔もありました。
(ところでロキは噂のレディロキだった訳ですが)
招集をかけたノーマン・オズボーン、誰だったっけ…って調べたら、
初代グリーン・ゴブリンかー!(スパイダーマンのハリーのお父さん)
きっと何かあって生き返ったのだな。






----------------------------------------------------------------

2014/11/25(火)

今年見た映画で、連続3本、
主人公の奥さんが、主人公の過失又は巻き添えで死亡する
という話だった事があったのですが、いくら鉄板パターンとはいえ、
連続3本って…と思いました。
これね、主人公の飼っている犬が過失か巻き添えで死ぬ映画を
連続で3本見たら「異常だ…」って誰でも思うじゃないですか。
なぜ妻の死に、人はあまり違和感を持たないのか。

逆パターンのエンタメ映画はまじ少ないですよ。
配偶者や恋人や相棒を殺された女性が無双するやつ。
1000本中5本くらい。

あ、でも最近見たPERSON of INTERESTシーズン2で
(ここから内容ばれなので反転しますね)
まさにこの逆パターン、
相棒を殺された超有能女性エージェントが
命を狙われつつ、助けに来た主人公たちの助力も受けず、
一人で復讐を果たして、全員の裏をかいて見事に去って行くという回がありました。
ついでにいうと、シーズン2から百合萌えが熱いと噂に聞いていたのですが、
このひとが多分準レギュラーになってカップリングの片方になりそうです。
色々楽しみです。(でも受だと思う……)

ちなみにこの回は監督がノーラン弟、脚本が女性とノーラン弟の共同。







----------------------------------------------------------------

2014/11/26(水)

映画かんそう
「インターステラー」

ノーラン監督の新作です。
寿命の尽きかけた地球から、移住可能な星を探すために
愛する家族を置いて旅立った1人の男性の物語です。
ノーラン監督は小説家で言えば
ネタ、文章力、共に最強というチートなエンタメ映画監督なのですが、
「インセプション」をネタに特化した作品とするなら
(4つの世界が独自の法則で相互に影響しながら同時進行するという類を見ない映画)
(ネタに特化した作品は前例がないので「〜〜みたいな映画」って言えない)
今回は文章力でガンガンきます。

ただし終盤のカタルシスのために、中盤までの圧迫がきつめなのと、
分かり易く説明してくれるけどSF用語が多めなのと、
あと上映時間が3時間あるので、普段あまり映画を見に行かない人が
じゃあちょっと行ってみようか、という感じの作品ではありません。
SF好きな人、面白ければ600Pでも800Pでも小説読むよ!というタイプの人、
そもそもノーラン好きな人、普段から映画をわりと見ている人におすすめ。
(というのも途中で寝息が複数聞こえたので、真顔になって考えたのです)

重要なねたばれ及び結末ばれ注意

SF用語に関しては親切にもすべて譬え話を付けてくれたので
文系の頭でも楽々理解でした。
ノーラン監督の映画は、特殊な状況下に人間をぶち込む話が多いですが、
今回も現実ではあり得ない時間の法則に翻弄される人間達の話でした。
SF部分が嘘っぽくなると全部が台無しなのできっちり作りこんではありますが、
(ノーラン弟はこの脚本のために工科大学で相対性理論を勉強したのだそう)
メインは主人公と、彼の家族の感情であると思います。
あとSFの皮をかぶった時間ものでもあると思う。
「ゼロ・グラビティ」+「コンタクト」+時間もの。
「コンタクト」に関しては「お父さんの中身が宇宙人、宇宙人(仮)の中身がお父さん。ふふ」って思った。

ちなみにブランド教授とマン博士を許すことが出来ないのですが、
父親と子供を騙して引き離して、しかも自分が楽になるために告白し、
結果、愛情を憎悪に変えるって、他人の魂にヒビを入れるレベルの非道じゃないですか。
というか私はプランAは分かるけど、プランBの理念が全然理解できない。
いま地球にいるすべての人間が苦しんで死んで、別の惑星で人類が存続したからどうなの?
人類はそこまでして残さないといけない素晴らしい生物?本当に?
探査船を何基も作るお金を、呼吸器を病んでいる多くの人を助けるのに使った方がいいのでは?
と私は思いますがたぶん意見は半々くらいに割れるでしょう。

ブランド教授に比べたらマン博士は仕方ないですが、
うーん、発狂が想定に入ってないとはどういうことよ。
信号発信を最低2名以上の秘密のパスコードによる承認制にしなさい、
宇宙兄弟とか読みなさいって思いました。

こうして書いていると1つ1つのエピソードの重さにくらくらします。
あの23年経ってた話とか、小説にしたら超大作になりそうですが
一瞬で終わりましたね。なんという贅沢。

映像表現は上げるときりがないですが、
やはり本棚の裏側の世界が、監督の本領発揮だな!というのと
あと、理屈をグダグダ述べるよりも、
テーブルの上の砂を、もはや人々が気にしないようになっているという1ショットで
状況の悪化を表現しているのとか地味に好きでした。

ブランド教授の暗唱していた詩はディラン・トマスのものですね。
「ソラリス」リメイク版で「死は支配をやめるだろう」が使われていました。
(自分のWEB日記検索をすると全文引用していてヒィ!となった訳ですが…)
(著作権死後50年+戦時加算10年と数箇月…今年そろそろOK?くらい…?)
ノーラン監督のリスペクトなのか、それとも宇宙に合うのかどっちかな。

予告で見た時は宇宙生物かなにかだと思ったTARSとCASEは
宇宙船専属アシストロボだったのですが、もう本当に性格がかわいくて…
あと結構あの形態変化が自由自在すぎて目が離せない感じでした。
あれ実際には絶対あんな風には動かないと思うけど特に水上、
すごい説得力があるのでデザイナーの人は天才だと思う。
松葉杖の人がヒントなのかな。それとも組木パズルかな。
最後のあたりで木材のポーチの上をドスドス歩いてきたときは
「重量は何キロくらいなのお前……」って思ったけど。

娘が、お父さん大好きっこだけで終わらずに、
父の助けを借りて彼の偉業をも超える成果を残すところが好きです。
でも愛情(そして受け継いだ知的好奇心)を打ち捨てなかったからこそのあの結末なので
愛情と血は時間も空間も越えたのだと思います。終盤泣きっぱなしでした。





----------------------------------------------------------------

2014/11/27(木)

映画かんそう
「劇場版 SPEC〜結〜漸ノ篇」

映画館で見てたら暴れてた系映画。
TV版と同じ監督脚本さんなのに、
ここにきて突然のネタ切れ感とやっつけ感。
予算も映画の方が多いでしょうに、
どうしてドラマスペシャルよりクオリティが落ちるのか?!
前篇後篇に分けて4時間にしたのが悪かったのかな…?

この前篇では何も解決しないので
謎の組織と謎の人物が思わせぶりな事を言って
戦ったり消えたりします。

新事実としては、当麻の父が生前
パラレルワールドの研究をしていたらしいというのが分かります。

城旭斎浄海(じょうきょくさいじょうかい)略してジョジョか…
ちょっとこのネタは文章で見ないと分かり辛いな。







----------------------------------------------------------------

2014/11/28(金)

漫画かんそう
「Golondrina ゴロンドリーナ」えすとえむ先生 4巻まで

表紙がイケメンだったので読んでみたら、
イケメンだと思った表紙のひとは女性だった!
という訳で女性闘牛士の話です。

主人公チカが、同性の恋人に裏切られた末に
あてつけ自殺をしようとして車の前に飛び出したが
その車の持ち主は闘牛士の指導をする立場の男性で、
紆余曲折あってチカは華々しい死のために闘牛士を目指すという話。

闘牛のことなど何も知らないので、
職業としての闘牛士や、細かなしきたりなど
大変興味深く読めました。
というかそもそも女性が闘牛士になれるって知らなかった。

そしてライバルの天才イケメン闘牛士が出てきたり、
意識高い系女性闘牛士が出てきて半端な姿勢を罵られたり、
プールの中で特訓したり、
割合スポ根もの文法で進行していきます。

余談。私はこの作者さんの、ちょっとのんびりしたユーモアが好きなのですが
この作品では完全封印されていて、そこはちょっと寂しいかなと思ったり。







----------------------------------------------------------------

2014/11/29(土)

色々感想

トッキュウジャー
ドリル列車と引き換えの条件判明。
あー、そっちかー。約束破ったりとかはしなさそうだもんね彼…。

プリキュア
(悲報)プリキュアハンターの正体は2頭身妖精でした…。

人形シャーロック・ホームズ
マイクロフト登場!
D寮はまあ要するにスリザリンみたいなところなのね。理解。
オチが可愛かった。

ごめんね青春!
ドンマイ先生の不倫が単なる気の迷いで、
肉体関係もなくすぐ冷めちゃって一安心でした。
お母さんは、そっか、秘密の悩みがなくなったら消えちゃうのか…。
面白いからずっといればいいのに。

ゲイ(性自認女性?)カミングアウト回、明るく軽いノリでにこにこしました。
昔の学園ドラマだったら重苦しい学級会になってるよねこれ…。

すべてがFになる
あ、そうか冒頭の映像で入れ替わってなかったのか。
じゃあテロップはアンフェアじゃない。
しかし入れ替わってないのにカツラだけで頑張ったのはすごい。
あとヘリおじさんの演技ががんばりすぎですごい。
レゴのブロックがちょっぴりすぎてずっこけた。
しかしずいぶん正義感の強い犀川先生だな。
Fが最終回じゃなかった!

軍師官兵衛
楽しそうだな官兵衛!(笑)

エレメンタリー2
ホームズもの初じゃないかしら。金銭的にちょっぴり困って
報酬のいい事件を受けようという話になる2人…。
事件解決は自分1人の功績じゃなくて、
ワトソンや警部達のアシストがあるからだってホームズが言ったー!!
上目遣いでキョドキョドしながら…。

マイクロフトの電話の相手は誰かな?
モリアーティ関係の方かな?それともお母さんかな?

波よ聞いてくれ(モーニング連載)
女のコメディアンは大成しない法則と同様、
女主人公を下げて笑わす(ほのぼの系でない)コメディ漫画もなかなか難しい
という考察もどきを2013/12/01に書きましたが、
この漫画がまさにそれだ!しかもおもしろい!と唐突に気付きました。

マギ(サンデー連載)
顔がホラーの母2人め。
前回の母は年少読者トラウマものの惨殺だったけど、今回はどうだろう。
ジュダルが押され気味なのが嘘みたい。

ファミ通
1タイトル当たりに1ゲーマーが費やす平均時間が4年前は180日だったのに
現在では80日になってしまっていると…。
MMORPG界も大変なんだな…。
あとFFくらいビッグタイトルになると、ファンイベント(会費制)も
1会場1億円くらいかけるのな…。行った事がないから規模が分からないけど。

黒博物館 ゴースト アンド レディ(モーニング連載開始)
今回は幽霊が語り手のようです。お芝居ネタが多そうで今から楽しみ。
しかしドルリー・レーンっていうと違う人物が浮かびます…。

3月のライオン10巻
桐山くんももう立派な守る側の、一人前の男だなあ…(特に年収)。
今回も食べ物がおいしそうでした。肉豆腐そぼろとレタスか…。

マスターキートンの新刊は買い逃しました。



----------------------------------------------------------------

2014/11/30(日)

ドラマかんそう
「ハンニバル」
(シーズン1最後まで鑑賞。前半感想は2014/11/18)

個性的な死体を楽しく見ているうちに終了しました。
グレアム顧問の精神の壊れっぷりがどんどん加速して、
記憶が途切れたり、自分が犯人となって人を殺している幻覚を見たりします。
私的にBLの面で一番盛り上がったのが8話でした。

内容ばれ

8話以降はハンニバルの本心がどうなのか、分からなくなってしまった。
でも8話の、「警官を2人殺した」と言われたハンニバルが
ウィルを見てほっとしている様子とか
(彼を見上げているからすごく不安そうに見える)、
「君が心配だった」という不用意な言葉とか、たぶんあの瞬間には
本当の感情なのだと思う。
(右京さんならそのへんでピンときて、
犯行時刻にハープシコードが鳴ったとか証言を集めて犯人特定しそう)
というか8話は突然殺人鬼同士の格闘が始まってたまげたよ。
ハンニバルの闘い方が、戦闘のプロではないが
人体の仕組みを良く知っている者の技術という感じで面白かった。

私は、死体よりも半側空間無視(第三世界の長井で出てきた時にちょっと勉強した)
のほうが恐かった。自分の目で見るとちゃんと書けているように見えるのに
他人が見ると滅茶苦茶な絵とか、認識できないものが恐い。

ラストは、続編に続くので仕方ないのですが、
ちょっと「!?」って感じだった。



----------------------------------------------------------------