8月日記

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2014/08/01(金)

映画かんそう
「ゴジラ」

前回ハリウッドリメイクされた時は
トカゲ!チョロチョロ動く!ゴジラじゃない!
など評価は最悪でしたが、
今回はどっしり骨太のフォルム、重量に相応しい動き、
単純な破壊者ではない、など色々改善されました。
スター扱いなので軽々しく登場はされず、
引っ張って引っ張って、真打登場!ギャース!ってシーンには
歓声をあげたくなりました。

そのかわり人間たちのドラマはわりとグダグダしていた…。
弱いのは仕方ないけど、頭が悪いのはどうなんだろう?うむむ。

東日本大震災を強く連想させるシーンがあるので、
苦手な方はご注意。
(地震で原子炉がメルトダウン@日本、大津波に街が呑み込まれる@外国)

オチばれ

怪獣を核兵器でやっつけてやるぜ突撃!
やっぱりうまくいかなかったので解除しなくちゃ突撃!
とかもう何がやりたいのか…お前たちはむしろ何もするなと。
あと後半の主人公の行動が行き当たりばったり過ぎて
よく分からなかったです。

電磁パルスだーうわぁぁ!電子機器が使えないぞぉぉ!
が多すぎて、3度目くらいからは「対策しろし…」としか。
最後の船とか、探せばあるでしょう大型手漕ぎボートとか!

脚本、5人くらいの人が手掛けてますね。ダラボンやゴイヤーの名前があります。
後任の人が改稿していく形だったらしく、それでちょっとツギハギの印象なのかな?

空港の電車の窓からムートーが見えて、車内の人が「!?」ってなるところと、
ゴジラ出現前に鳥がいっぱい飛び立つところの演出がよかった。
芹沢博士は比較的重要人物にもかかわらず常にお口半開きで、
なんとなくボーっと立っている所がかわいかった。

ゴジラさん「わし、寝とっただけやし……」
のところはオッサンぽかった。

ハリウッドの「原子怪獣現わる」にヒントを得て作られた「ゴジラ」を
さらにハリウッドがリメイクとか、ちょっとキャッチボール的でほほえましい。






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2014/08/02(土)

色々感想

食戟のソーマ
ソーマが、前回負けたイタリアくんの仇を討つっていう…
そういう話の流れなの…。

マギ
闇落ち来ましたね。そういう形の…。
善意と真面目さが世界を滅ぼすんや…。

鎧武
もう子供が「ミッチーだからブドウきらい!」って言うレベルだそうじゃないですか!
ちょっと!何の罪もないブドウに謝れ!
このままいくと平成ライダー界NO1の基地外ライダーの座に着いてしまうミッチー。

アルドノア・ゼロ
引き続き頓智バトルおもしろーい。
主人公側の奇策も、2回目はちゃんと敵が避けるところもいいバランスです。

軍師官兵衛
明智くんは、本能寺の変のあと
素早く様々な手を打っているように見えるけど
何がよくなかったんだろうなー、と考えました。
家康をもし捕縛できていて、秀吉があんなに早く帰ってこなかったら
また違ったかな?

ST 赤と白の捜査ファイル
ちまたで「シャーロック」だ!と話題になっていたので3話を見てみました。
なるほど文字情報の出し方がシャーロックなのね。
あとスペシャルの時より随分藤原さんがデレてるね。

アオイホノオ
わりと大御所漫画家さんの作品がそのままの名称で出てきます。
初期ってそう言えばこういう話だっけ…。

ザ・フォロイング2
双子の殺人鬼くん、双子なのにあんまり似てない役者さん使うなーと思ってたら
1人2役だったよ…orz…えへへ…。
1のラストがあまりにもがっかりだったので2は見ない予定でしたが
いまのところは見てます。4話見た。
話の軸になるカリスマ殺人鬼が、あまりカリスマに見えない
(いきあたりばったりで衝動的)ので、
大勢の信奉者が無条件で従うのが不自然に思えてたのですが
別の団体を擁する女性カリスマ殺人鬼が出てきたので、ちょっと面白くなりそうかも。

救命医ハンク5 セレブ診療ファイル
シーズン5最終回でした。ボリスが、
「君を、他の誰かと共有するのは耐えられない」
と言って、ハンクを専属医にプロポーズ、ハンクもそれを受けて
ジェレマイアに代表の座を譲ってボリスと一緒に旅立ちました。お幸せに…!

ムジカ・ピッコリーノ
「魔王」(お父さんこわいよのやつ)って1人が声色を変えて歌ってたのか!
3人で歌うんだと思ってた。

キリン世界のKitchenから「ディアボロ・ジンジャー」(2011/08/19日記)が
8月5日より2度目の復刻!やったね!
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=365660&lindID=4

上橋菜穂子さんの守り人シリーズ、NHKで長編ドラマ化するらしい。
主演は綾瀬はるかさん。

寄生獣が映画化、アニメ化。映画版はもう劇場で予告が流れてます。

ディック・ブルーナさん、創作活動停止を発表……。


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2014/08/03(日)

数年前のことですが、
会社の駐輪場に停めている自転車を
3日間で4回パンクさせられたことがあって、
ビルの管理会社に言ったら「警察に相談してください」と言われ、
近くの交番に行ったら無人で、
大きな警察署に電話して、アポを取ってから相談に行ったら
「原因になにか心当たりはありますか?」って聞かれただけで、
「時々見回りに来てもらえませんか?」という依頼にも
はいとは言ってもらえなかったので
折りたたみ自転車を新しく買って、
建物内に置くことにして解決した、ということがありました。

おかしな人が増えているから
お巡りさんの数が足りないんだろうなあ…とは思うのですが、
これ一体幾らくらいの被害から本気出してもらえるのかしら…?
とちょっと不安になりました。




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2014/08/04(月)

映画かんそう
「るろうに剣心 京都大火編」

前作よりあきらかに予算が増えて派手になりました。
大友啓史監督と谷垣健治アクション監督がタッグを組まれると
重厚な色調とトリッキーな戦闘が、いい化学変化を起こして見応えある映像になる気がします。
(単体でなさったお仕事もそれぞれ見ましたが、一緒になった時ほどではない…)
前作でアクションをかなり評価されたので、今回はアクションにつぐアクション、
その合間にちょっと話が進む、というバランスです。
原作をまったくご存じない、アクションがお好きではない方にはつらいかもしれません。
でも原作お好きなかたは見ておくべきですよー。

手加減なしの舞台発声で後輩連中を圧倒しまくる藤原達也さんの志々雄さまや、
手足の長い抜群のスタイルでポン刀持ったらチート感ばりばりの伊勢谷蒼紫など
新登場人物はそれぞれナイスキャスティングなんですが
中でも「漫画の中から出てきた!?」って錯覚するくらいクオリティが高いのは
神木隆之介くんによる宗次郎です。
むしろこんなに似てたら気持ち悪い!ってくらい似てる。

あと御庭番衆の翁役の人がめっちゃ綺麗な筋肉のついた上腕を出して
ばりばり格闘なさっていたので気になって調べたら
舞踏家、俳優と幅広く活躍なさっている田中泯さんという方でした。
69歳!(47RONINにも出てらした)
猫を抱いてらっしゃるシーンでは、腕の中の猫すごく緊張してたけど、殺気が出てたのかしら…(笑)


内容ばれ

・宗次郎の暗殺シーン、剣心VS宗次郎、蒼紫VS翁が好き。
・縮地の表現それなの!?って意表を突かれた。
・剣心をぶん殴っておいて倒れないように支えるさのすけのシーンも好き。
 でも今回さのすけは良いところなかった。後編では活躍できるといいな。
・蒼紫さまは本筋とは関係ないところでずっと暴れていらしたせいで
 ちょっと足りない子みたいだったので、後編では知性を取り戻してほしい。
・志々雄のコスプレをしたニセ志々雄集団は、
 あれは笑うところだったのだろうか…。
・「ござる」じゃねーよ、その喋り方がむかつくんだよ!
 てきな、言ってはならない剣心語尾へのdisが炸裂。
 さすが志々雄さまだぜー。
・最後の「謎の男」がすべて持って行った。
 スタッフロールの役名も「謎の男」だった。
 そのヘアスタイルでモロばれやないですか師匠!随分垂れ目になって師匠!
・今回もすてきロケ地がいっぱいでした。
 熊本の八千代座は最初の人斬り抜九斎のお芝居を見てた所ですね。
 同じく熊本の万田坑は最初に突入した志々雄さまのアジトかな?
 山形の小物忌神社は真打が奉納してあった神社、
 滋賀の日吉大社は床下のアクションで使われた…?
 前回も出てきた好古園は、巴の過去シーンで使われてるんですね。
・今回も最後に動物虐待してない云々出ましたが、
 ますます分からない…馬とかのことかな?

予告編
http://www.youtube.com/watch?v=D-vy1JGodjQ

ちなみに後篇に続くので、映画は途中で終わっています。
そのことに衝撃を受けた人が帰りにすごく口汚く罵っていたのを聞いたので
念のためごちゅうい。




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2014/08/05(火)

心斎橋(地名)のお化け屋敷「ゾンビ防衛大学」に行ってきた。
http://zdu.jp/

安全なゾンビで体験学習をする建物に、
ウィルスに感染した職員が狂暴化して乱入してくるというあらすじ。
怖いAルートと怖くないBルートに道が分かれます。
あと昼の部と夜の部がある。昼の部は待ち時間なし。夜の部は20分ほど。
ルートの途中に幾つかあるスイッチを押すと
半径1m以内にいるゾンビが動きを止めるというルール。

昼の部と夜の部の両方に行ったけど、
たしかにゾンビは2人ほど、夜の方が多かったようだけど、
お客さんの数が段違いに夜の部の方が多いので、
ゆっくり楽しめるのは昼の部の方だと思いました。
Bルートは行ってないので知らん。

スイッチは、押しても特に採点されたりする訳ではなく、
別に押さなくても先にすすめるので、
もうちょっと押す必要性のようなものを工夫したほうがよいのではと思った。
でもまあ今年が第一回目だものな!

途中、行き止まりがあって、
「どうしよう!?道がないよ!」
「さっきのところで間違えた!?」
「引き返す!?」
などとオドオド相談してたら、
困った様子だったゾンビが
(客とゾンビは会話してはいけないので)
「う、うがー!」
と、ドアに飛びかかって開けてくれたのでした。
行き止まりのベニヤ板だと思っていたものがドアだった。
ありがとう親切なゾンビのひと……。

終わったあと、内容に関するテストがあって全問正解すると
学生証がもらえるのですが、2回行ったにもかかわらず
1問間違えて失格した……。



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2014/08/06(水)

梅田(地名)のお化け屋敷「恐怖のかくれんぼ屋敷」に行ってきた。
http://www.mbs.jp/obake/
入場料=お1人様千円

子供の頃にかくれんぼをしていて、
友達のすずちゃんが旅行鞄の中に隠れたのを見ていたあなたは、
鞄の外に出ていたすずちゃんのトレードマークの鈴を切ってしまう。
そのせいでもう一人の友達が、中のすずちゃんに気付かず
旅行鞄を階段から蹴り落としてしまい、すずちゃんは全身の骨が折れて死ぬ。
あなたはすずちゃんを見殺しにした「せいちゃん」となって、
今もかくれんぼを続けるすずちゃんを見つけなければならない、というあらすじ。

家の中には幾つかクロゼットがあって
それを開けていかなくてはいけないのですが、
子供の文字でメッセージがあったり、すずちゃんがいたりいなかったり、
最終的にはクロゼットの奥に入ったりしてかなり面白かったです。
梅田のお化け屋敷、今年で4回目だったと思いますが
(去年もそう書いたけど)今年が一番怖かった。

待ち時間は30分くらいでした。
待っている間、中からすごい悲鳴と、かなり大きな「ドーン!」
という音がしていて「なんだろうね…」と楽しみにしてたので
実際見たら「あー!これかー!」って思った。

ところでこの「恐怖のかくれんぼ屋敷」は東京にもあって
そこでは死んだのが、ようちゃんという男の子です。
家の中でかくれんぼをしている最中に
(頭のおかしくなった?)ようちゃんのお父さんが帰ってきて
ようちゃんのお母さんと、隠れているようちゃんを殺すけど、
シンくんは逃げ出すというお話で、お客はそのシンくんになるのですが
大阪の話と比べるとシンくん全然悪くないと思います。
そりゃ逃げるよ!

旅行鞄の中のすずちゃんは何パターンかあって、
全部人形だったり、一部人間だったりするのですが、
棚の上に置いてあったこれが面白かったので絵にしてみました。
【こわいの苦手なひとは注意!!】
頭部だけが人間で、ほかはマネキンパーツ。
暗い部屋だと人形に見える。

ディアボロ・ジンジャー飲んでみた!
スパイスの味はマイルドになったけど、生姜の味が強くておいしいです。甘いのでカロリー注意。






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2014/08/07(木)

TAKE THAT ドキュメンタリー
「The Story of Progress」
を見ました。

TAKE THATは英国の男性5人のグループで、
私は「XーMEN ファースト・ジェネレーション」の
主題歌で知りました。

ドキュメンタリーを見て初めて知った事が色々ありますが、
ドラマチックすぎるだろうという…このグループ…。
1991年に初リリース、とんとん拍子にスターダムにのぼり詰めた彼等は
「UK音楽史上、ビートルズ以来、最も成功したバンド」と言われるまでになります。
しかしメンバーの一人がマネージャーと不仲になり脱退。1996年に解散します。
以降、バンドの中心人物だったゲイリーと、
問題を起こして最初に脱退したロビーの、ソロ活動一騎打ちをマスコミが煽りまくる形になります。
お酒とドラッグ漬けになったロビーに、最初は大きく差をつけたゲイリーだったけれど、
途中で彼らの人気は逆転し、スターとなったロビーは公の場で執拗にゲイリーを侮辱し、
ゲイリーは8年間、表舞台から姿を消しサポート側に回ります。(このあたりwikipediaより)

しかし2005年、TAKE THATは再結成し、
いつでも帰りを待っているという4人のメッセージを受けてロビーが戻り
2010年に再び5人のバンドとして活動を始めます。
「XーMEN」の主題歌を歌ったのはこのあと。
経過を知るとよく再結成できたなというか…。特にゲイリーとロビー。
2009年に一度、ロビーが帰ってくる!という話になったけれども
1週間後にロビーがそれを覆してしまうというシーンがあったのですが、
そのときの4人の意気消沈ぶりがすごかったので、あれを水に流せたのも大人だ。
(ロビーという人は割と感情が変わりやすいひとっぽいなと映像を見ていて思いました)

ドキュメンタリーでは、未熟なうちにスターになった自分たちが
あまりに忙しすぎて当時は他のメンバーの事に興味などなかったし
ほとんど話もしなかった。
でも今は、みんなと色々な話をしたいと思う
と淡々と語っていて、なんかしみじみした。

そして「XーMEN ファースト・ジェネレーション」は
出会って、互いの才能に夢中になった男性2人が主義の違いから決別し
その後ずっと争い続けるという内容なのですが…すばらしい主題歌でしたが…
マシュー・ヴォーン監督が鬼神すぎる…。





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2014/08/08(金)

TAKE THATコンサートツアー映像
「Progress」
を見ました。

メンバーそれぞれのプロフィールをちょっと覚えたので
色々興味深かった。
(薬物のせいで歩行もままならなかった人が元気に踊ってらしたり…)

舞台はすっごい派手で面白かったです。アトラクションみたいだった。
実物大の作り物の象に乗って現れたり、
全員でアリスモチーフのコスプレをしたり、巨大イモムシがいたり、
チェス盤上のステージで、駒モチーフのダンサーが戦ったり、
あと進撃の巨人サイズの大きなロボットのようなものが立ち上がったり座ったりして
その掌の上で歌を歌われたり、
体中に電飾を付けて人間フロートみたいになって歌われたり。
歌も良かったです。メンバーの皆さんそれぞれ違う、いい声だ。

全然関係ないですが日本のオリンピックの開会式、大丈夫かなあって思いました。
技術が高くて予算もあるのにグダグダしてしまいがちというか、
センスのないひとが指揮を執ってしまいがちというか…。
ロンドンの時にダニー・ボイルが芸術監督をまかされたように、誰かに一任してほしい。






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2014/08/09(土)

色々感想

軍師官兵衛
彼が見捨てたせいで城の女性たち100人以上が惨殺された荒木村重ですが
道糞と名を変えて茶人として再出発していたという……史実すげえ!
あと茶室って究極の逆バリアフリー空間だな。

ところで官兵衛と秀吉の額コツンは、やる意味あるの?


銀の匙
ご家族の体調不良により不定期連載に…。
しかしデビュー前後は睡眠時間ほとんどゼロで漫画を描いて、
売れっ子になってからも休載なしで出産なさったりした荒川先生ではなく
ご家族の方が体調を崩されるとは、健康とは初期パラメーターが全てという事なのか。

早く良くなられますように。

ハンター×ハンターさっそくの休載。
まだですよね?まだお別れには早いですよね?

ジャンプの編集後記尾田先生のコメント、
2人ほど最近手伝いに来てくれないなーと思っていたら
2人ともジャンプに連載中だった!ていうやつ、大物すぎる。

三谷さん脚本の人形劇「シャーロックホームズ」の続編が
8月19日(火)から3日間放送されますよー。
第一回からの再放送もありますので前回見逃した方はお忘れなくー。
http://www.nhk.or.jp/sh15/

おとぎ話の登場人物たちが、呪いのせいで現代の街で生活をする
「ワンス・アポン・ア・タイム」という洋ドラのシーズン4に
「アナと雪の女王」のエルサ、アナ、クリストフが登場するそうですね。
あっちでもドラマと映画の連動とかってあるんだなあ。
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/18048.html



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2014/08/10(日)

映画かんそう
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」

ウェス・アンダーソン監督。本当に作家性の強い監督なので
30秒ほど見ていたら誰の作品か当てられそうです。
様々な色の詰まった、ミニチュアのような美術と、
奇妙な登場人物たちによる風変わりなドラマと。

少年少女の家出、地方の素朴なお芝居、指欠損
突然の腹刺し、テント、ポータブルレコードプレイヤー、
そして理不尽な犬の死。
監督…よっぽどそのモチーフお好きなんですね…。

ロイヤル・テネンバウムは裕福な法律家で、立派な屋敷と美しい妻、
それぞれの分野で天賦の才能を持つ三人の養子たちがいたが、
あまりに奔放な性格が災いして家族に捨てられる。
老いたテネンバウムは、妻に求婚する会計士が現れたことをきっかけに、
家族に接近し、関係を修復しようとする。という内容。

あらすじの印象よりはずっとドライで、
そして登場人物は奇人変人揃いなので、ほんのちょっぴり笑えます。
でもこの監督の作品すべてに言えますが人によって合う合わぬがある。

内容ばれ

ロイヤル・テネンバウム、最低なじいさんですが
アンダーソン監督マジックで何か可愛く見えなくもない。
(ただし、孫に悪い事も教えないと!って信号無視させたり、車に水風船投げさせたり
まではよかったんですが、万引きさせたのにはドン引きしました)
あと長女のマーゴ役のひとはアイアンマンの社長の彼女役ですけど
15歳は若く見える。撮り方次第ですねー。
そして「ムーンライズ・キングダム」のヒロインに何となく似てる…。

テネンバウム家の3人の子供はどのひとも面白かった。




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2014/08/11(月)

別マガのイベントで
リヴァイ兵長の好きな女性のタイプを聞かれた諌山先生が、
「もしかしたら背の高い人が好きかもしれません」
とお答えになったそうなのですが、その前に
「女性が好きなんですかね?」
と前置きを入れられたという話を聞いて
うむむLGBTへの配慮…と思って、ますます諌山先生への好感度が上がりました。
(そこに10人いたとして「10人とも異性愛者なのが当たり前」という考えは差別的)
(腐女子へのサービスとも考えられるけど、なんとなく諌山先生の場合は違う気がする)

ハリウッド映画では性的少数者への配慮が進んできて、
(それが「アナと雪の女王」で一気に加速した感)
それと同時にブロマンスブームも波が来ていて、
男は冒険し、隣にはトロフィーの女がいて、ハッピーエンド!
それだけが健全な幸福で他の道はない!という従来のスタイルが
古びつつある過渡期のような気がするのですね。今。

余計なお世話なんですが、忙しすぎて映画などを見に行く暇がない、
ネットで情報を拾う時間もない作家さんが、大変メジャーな雑誌などで
ついうっかりこれまでの価値観でやらかさないか心配です。
すごく分かり易い譬えで言うなら、
「容貌の怖いゲイの男性に言い寄られた主人公が、恐怖のあまり暴力をふるうというギャグ」
これむかしはよくあったネタです。今ならギリ通じるかもしれません。
ですが今後はおそらく超アウトになるでしょう。
というか差別的どうこう以前に、面白く感じないですよね。
こういう世間との感覚のずれ、作家さんには地味に致命的だと思います。
勿論実際にはこんなに分かり易くはなく、もっと細かい部分でのジャッジになるでしょうけど。

すべては編集さん次第ですかねー。





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2014/08/12(火)

今の感覚では超アウトで思い出した(あまり明るく?ない話?)。

子供の頃、NHKで放送していたコンサートをぼんやりと見ていました。
その男性歌手兼俳優はハートフル路線で有名な人で
歌と歌の合間のトーク部分で、あったかエピソードを語りはじめました。
少年時代、友達が「女性と……できたら、死刑になってもいい」と言い出したので、
仲間と数人で女性を襲うために人通りの少ない道の茂みに潜んでいたことがあった。
でも若い女の人が通りかからなかった。大事なところが大変な状態だった。
あの頃はバカだったなあ……。という話でした。
会場、ドッカンドッカン大受けで、女の人も笑っていました。

今だったら1時間で拡散、大炎上ですね。犯罪未遂自慢+女性蔑視。
でも当時も、ちょっと引っかかるな、と思った人は少数だけどいた筈。
私もたぶん「なんか変だな」と思ったので記憶しているのだと思います。
数十年で案外変わるものです。

ちなみにその男性歌手兼俳優さんは今でもハートフル路線で活躍中です。
(検索したらこのエピソード、他のトーク番組でも言ってらしたらしくネットに書かれてた)



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2014/08/13(水)

漫画かんそう
「東京喰種 トーキョーグール」石田スイ先生 12巻まで

喰種という、人間を補色の対象とする種族がいる世界。
東京で暮らす少年カネキは、ある事件に巻き込まれ重傷を負って生死の境をさまよう。
彼は喰種の女性の臓器提供を受けて一命を取り留めるが、
半分は人間、半分は喰種という体になってしまう。
彼は否応なく人間と喰種の戦いに巻き込まれていく。というあらすじ。

分類としては「寄生獣」系。
後追いの「亜人」とちょっとカブりますが、
こちらのほうがバトル中心で少年漫画寄りです。
グロシーンが少しあるので苦手な方はだめかもしれない。

内容ばれ

最初は印象最悪なキャラクターでも、
人柄や事情を知っていくうちに
いつのまにか「いい奴じゃん」「いい子じゃん」と印象が変化して
主人公グループの一員になっているという。
この過程が好きな人にはたまらん漫画です。
仲間も美少女からイケメン、イケおじい、クズイケメン、変態イケメン、
とバラエティ豊か。

喰種が戦闘に使う身体能力、赫子(かぐね)も
能力ジャンケンができるように設定が固められています。
たぶんミステリーにも使えそうなので、
まだまだ面白くなりそう。

ジャンプに載った読み切りのキャラクターがいつ出るかナーと思っていたら
かなり後ろの方だった!というか敵組織の、構成員の1人だったのかー!
途中から喰種対策局の比重が増えてゆき、喰種側とほぼドラマを二分します。

関係ないですが、このタイプの話を広げていく場合
血縁によって話を広げるのと、
社会や組織のシステムで話を広げるのと、2ルートありますが
大抵は同時採用になりますね。「東京喰種」は血縁寄り、「亜人」はシステム寄り。





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2014/08/14(木)

しばらく前、とってもとってもおいしい鮮魚割烹のお店に行って
ひゃー!魚おいしいー!あれもおいしい!これもおいしい!と
食べまくったのですが、お店を出て30分くらいのところで
腹痛が始まり、自宅でダウンしました。
これは…もしや…食中d…と思ってグーグル病院で原因を検索したのですが
グーグル先生は食中毒は専門じゃないのか結構バラバラの検索結果が出てきました。
症状からアニキサスかしら……と思ったんですが、
体験者の方のブログで「包丁で刺されたような痛み」と書いてあって、
「包丁で刺されたことないから分からん…
あと、このひと男性だから極端に腹痛に弱い可能性もある……」
とか色々ぐるぐる考えました。
アニキサスの場合、内視鏡で虫を取り除く治療が一般的とのことだったんですが
以前喉からカメラをいれた時、麻酔が効かなくて地獄の苦しみだったことを思い出し
アニキサスは胃壁さえ食い破られなければ人体では1週間で死ぬ、という記述もあったので
よーしアニキサス、お前が勝つか私が勝つか勝負だ!って思ったんですが
30時間ほどで腹痛はなくなりました。アニキサスじゃ!なかった!(たぶん)

というかシメのごはん以外全く同じものを食べて飲んだ友達が
全然平気だったそうなので、単なる私の体調不良という可能性が浮上しました。
うーんお魚おいしかったからまあいいや…。




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2014/08/15(金)

映画かんそう
「トランスフォーマー ロストエイジ」

映画4作目にしてキャストが一新され、
前3作の登場人物は出てこなくなりました。
主演の方に問題があったのではないかと言われていますが詳細は分かりません。
(どゆこと?知りたい!と思われたかたは「シャイア・ラブーフ 奇行」等で検索なさってください)

さてマイケル・ベイ食堂はマイケル・ベイ母さんが冷蔵庫にある食材を見て、
なんとなく思い付いた順番でどんどん料理を作っていく形式なので、
ときにチャーハンの次にパスタが出たりしますが、
「あんたこれ好きだろ?たんとお食べ!」
というベイ母さんの勢いと笑顔で満足、お腹いっぱいになる食堂です。
(でも量が多いのでお尻が痛くなるよ!3時間!)

今回は、「オートボットとディセプティコンの喧嘩って、実はすごく迷惑なんじゃない…?」
って気付いた人間が、両者を狩って保護区に閉じ込めたりとか
実はもっと酷いことをしていたりとかそういうダークな設定なので、
オートボットたちが過去最高にやさぐれています。
とくにオプティマスは完全にヤクザの若頭。
やさぐれたオプティマスと、娘持ちのやもめ中年男新主人公が友情を結びます。
渋い。

内容ばれ

・登場して最初の台詞が「殺してやる!」だものなあ司令官…。
 いや今までだって「顔の皮を剥いでやる」とか色々あったけど。
・ジョシュアが死んでルーカスが残るのだと思ってたのでびっくりした。
 そしてルーカスの忘れ去られぶりがすごい!
・どうでもいいけど墓場の風っていう組織名は
 恥ずかしくて言えないので今すぐ変えてほしいってきっとみんな思ってる。
・娘持ちのやもめ中年男新主人公は、あの設定好き嫌いが分かれそう。
 しかし発明家にしては戦闘能力が高すぎるので、
 こっそり傭兵をやって家計の足しにしているのだと思います。
・はい、声の出せない状況での触手責め。突然のお色気サービス。
・あと30分くらいはカットして、せめて2時間30分にしようベイ。
・今回の敵のロックダウンさん、つかまえた司令官をいつの間にか奪われ、
 なんか重要なアイテムを盗まれ、武器も盗まれ、取引を盗み聞きされ、
 全然気付かずに、ご機嫌で帰っていこうとする気のいいやつでした。
・中盤から資金の都合で舞台は香港に移ります。
 中国の商品とか、有名人がどんどん出ます。
 しかし「香港は我々(中国軍)が守る!」はあまりに強引なねじ込みでふいた。
・司令官が人間をコロ助!えっ!えっ!
・司令官が突然宇宙に!
・新シリーズは創造主にまつわる話になるようです…。
・あのジョブズに酷似したジョシュアさんがレギュラーになって
 金髪の彼女と黒髪の彼女に迫られながらも主人公の中年男のところに入り浸りで
 なんでも金で解決するギャグ担当になるんでしょうそうでしょう。
・ジョブズのひとは「ラブリーボーン」のロリペド犯人のひとだ!
 そして今回の主役も「ラブリーボーン」の被害者の父親役で、共演なさってる。





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2014/08/16(土)

色々感想

ハピネスチャージ
うん…四角関係ぜんぜん面白くないので…
早々に終わってくれて(?)よかったです。

アルドノア・ゼロ
おもしろいー。鞠戸さんがカプ要員だったとは
6話見るまで気付かなかった…。
なんかルシリとバニコテを足して2で割ったみたいなカプですね。

いまごろPTSDねたで二次創作が溢れ返ってるんでしょう?

鎧武
主人公が怪物化する方向へ行ったかー。
「剣」であったパターンなので、同じではないだろうけど
どうするのかな?

トッキュウジャー
にわかに忙しくなってきた。
とりあえず能力吸収されたかに見えたラスボスは帰ってきた。

軍師官兵衛
大河ドラマで主人公父が8月まで生きておられるのは少ないケースの気がする。
戦ってよし、守ってよし、謀略にも優れ、
平時にあっては温厚な家族思いのおじいさんという得難い人物でした。
黒田家の繁栄は彼あってこそという気がします。

そして、みつなりと官兵衛が秀吉の寵をめぐって火花を散らし始めました。
自分の能力でライバルと競って権力者の寵を得るってホモソ世界の真骨頂ですね。

ジャンプ読みきりの2作品、
「ああ、起きたら女の子になっちゃって、
自分の女体や女の子たちの着替えにドッキドキ系ねハイハイ」って思ってたら
最後にバーンと力技でいい話になって、こやつできる!と思ったら
西尾維新先生原案だったよ2本とも…。1本目が好きです。





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2014/08/17(日)

あさだまおさんのお衣装やお写真を拝見できる展示会に行ってきましたが、
胴周りが私の足1本の幅くらいしかない細い小さい衣装に、
きらきらのラインストーンや、羽や、スパンコールがたくさん縫い付けてあって、
大変眼福でした。お人形さんの服みたい。
そして子供のころから全然顔が変わっておられなくて、
こんな風に大きくなる女の子もいるんだなあと!

そしてパネルの中にあった、
お姉さんと2人でなさったアナと雪の女王の扮装の写真!!
美人姉妹しか許されぬそのコスプレ…大変お似合いでした。

あとまったく関係ないですが
今発売中のMOE9月号のおまけ小冊子が
英国名作童話の舞台になったお屋敷や地方の
データや写真をまとめたものだったので、即座に買いました。
お写真素敵でした。
近いところはロンドンから1時間ほどで行けますが、
遠いところは4時間以上だった…。
https://twitter.com/MOE_web/status/497742317957021697
(公式ツイッターの記事です)



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2014/08/18(月)

映画かんそう
「僕が星になるまえに」

ベネディクト・カンバーバッチさん映画初主演作品。2010年公開。
末期がんの青年が、親友3人とウェールズのバラフンドル湾(Barafundle Bay)へ
キャンプ旅行に出掛けるという話です。
旅の途中で男4人が馬鹿話をして笑ったり、喧嘩をしたり、秘密を告白したり、
死について語ったり、遭難したり、泣いたり、色々します。
残念ながら私にはあまり合わなかった。

ややラストばれ

というのは、ラストがな…。
あれは友達に対して誠実ではない気がするのです。
社会的にも精神的もあの後かなり厳しい事になるだろうに、
3人も巻き込むことはない。

あとは英国男子は(欧米男子は?)ジョークとしての
ゲイネタと糞便ネタが本当の本当に大好きだな!というのと、
みんな怒ると物を破壊するのでこわかった。
特に激怒しながらもハンマー投げのモーションで
大切に持ってきた木の苗を遠くに投擲してしまったひと。
どうして怒っているのにあんな複雑な動作ができるの(笑)
バラフンドル湾(Barafundle Bay)は綺麗でした。画像検索おすすめ。

ダース・ベイダーのレアフィギュア40体の話はちょっと好きです。






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2014/08/19(火)

漫画かんそう
「シドニアの騎士」弐瓶勉先生 12巻まで

ガウナという謎の生命体に太陽系を滅ぼされ、
幾つかの巨大な宇宙船で移住可能な惑星を探す旅を続ける人類を描いた漫画です。
宇宙船の地下層で祖父と一緒に暮らしていた主人公は、
祖父の死後に上層へ登り、食料調達をしていたところを捕獲される。
光合成のできる一般的な住人とは違い、常に食事を必要とする、臭い、
などの理由で虐げられていた主人公だが、ロボット兵器への適応力その他才能を認められ、
地位を与えられてゆく……というあらすじ。
世界がセラミックと黴で構成されているような特徴的な絵柄です。

登場する女性キャラクターはほとんど主人公の事を好きになって、
顔を赤らめて主人公の周りをウロウロする人口がどんどん増えていきますが、
主人公の性格がヤレヤレ系(女の子なんか興味ないのにヤレヤレ…目立ちたくないのにヤレヤレ…)でもなく
オラオラ系でもない謙虚くんなので、そんなにはイラっとしない。

骨格がSFで外装がハーレム漫画なのか、
骨格がハーレム漫画で外装がSFなのか…まあたぶん前者。
宝石の国、ガンパレード・マーチ、TO LOVEるを足して適当に割った感じ。

内容ばれ

時々入るシリアスギャグがいい感じです。
主に主人公がひどい目に遭う。

最初は主人公の親友ポジションだったイザナくんが
中性(男でも女でも両性具有でもなく、好きな相手によって性別変化する)だったため、
途中で主人公のことが好きになって、女体化してしまったのが惜しまれる。

あと、つむぎちゃんがかわいいです。
主人公のことを好きな集団の1人ですが、宇宙生命体と人間を融合させた存在なので
通常時の姿が非常にえぐいけど、性格や仕草がかわいいので、もう妖精さんにしか見えない
ミラクルなキャラクター。

イザナくんとつむぎちゃんが幸せになるラストだといいな…。
でもどっちも献身的なので悪い予感が少しします。








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2014/08/20(水)

映画かんそう
「バベットの晩餐会」1987年

デンマークの映画です。
ユトランドの辺境で、つつましく暮らす老姉妹とそのメイドのお話。
牧師だった父の生誕100年を記念して、
かつて父の元に集まっていた信徒たちと食事会を催そうと決めた姉妹だったが、
その晩餐会で供する食事の一切を自分に任せてはもらえないだろうかと
メイドのバベットが申し出て、彼女たちは了承する。
しかし彼女の手配した食材のあまりの豪勢さに罪深さを感じた姉妹と信徒たちは
「当日は料理の一切を楽しまないようにしましょう」と誓いを立てる。というあらすじ。

前半がユトランドの自然と姉妹の暮らしぶり、彼女たちの過去にあった出来事のパート、
後半が怒涛の料理パートです。

内容ばれ
信徒たちが年をとって疑り深く頑固になるところ、ふいてしまった。
無宗教の者だってあんなに失礼なひとにはならないよ!

バベットのお料理がすばらしかったですね…。
特に「うずらの棺桶風」がね…。「ラム酒風味のサヴァラン」も。
(ああいう風に、うずらの頭部が飾られていたら、脳を吸うのが正しい食べ方なんですね!)
(いつかフレンチで出てきたら、覚悟してやってみます)
信徒たちは、料理を味わってはならない、会話してもいけないと決めているのですが
逆にそれだからこそ、彼等の視線や表情やスプーン&フォークの動かし方で
料理のすごさが伝わってきます。
1人だけ、信徒ではないひとがいて、その人がグルメ漫画の解説役のように
詳しいデータを喋ってくれるのですが、あのひと正確に全部当ててすごいな…。
お酒はアモンティリャード、ヴーヴ・クリコ、クロ・ヴージョ、ハインなのだそうです。

食卓の方もおいしそうでしたが、台所でも
招待客を馬車に乗せてきた御者が、ちょっとだけ相伴にあずかる代わりに
コーヒー豆をひいてあげたりとか、
給仕の少年が上等のお酒をちょっと飲ませてもらったりとか楽しそうでした。
「食事を恋愛に変える事の出来る唯一の料理人」バベットのお料理、私も食べたい!

そんなに説明の多くない映画ですが、
才能とは何なのか、幸福とは何か、この映画なりの答えを出しています。
あ、でもあまり若い人向きではないかも。





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2014/08/21(木)

「私の好きな監督で、ヒーとかホーとか
何かゴキゲンな感じのお名前のかた、新作出されたかしら…」
と思ってまずお名前を調べようとしたのですが
「ヒーホー 監督」では出て来ず、
そのほか「ウーヒー 監督」「イエー 監督」「ヒャッホー 監督」
とか色々挑戦したのですが頑として出てこなかったので諦めました。
そうしたらある日突然思い出して、
結局デヴィッド・トゥーヒー監督だったんですけど
全然違う。

また忘れてヒーホーとかホーヒーで検索を始める未来の私の為に
日記に書いておきます。自分の日記を検索するのです私よ。


それと人形シャーロック・ホームズですけど、昨日分が放送中止になり本日放映、
6話目が明日の夜放映になっているので録画の方はご注意ください。





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2014/08/22(金)

映画かんそう
「オーガストウォーズ」

DVDパッケージの写真と本編の内容がまったく違うので
なるべく写真は見ない方がよろしいです。
ロボット映画であるかのような宣伝がされたようですが宣伝詐欺です。
もういい加減配給会社は不条理ものをミステリって宣伝したり
ゾンビものを家族愛映画!って言い張ったりするのやめよう。

2008年におきた南オセチア紛争(別名8月紛争)を題材に、
少し空想の粉をまぶして、夢のある内容で撮っています。
ポジティブな「パンズ・ラビリンス」というか…。
エンタメ的な意味でなく、ラストまでどきどきが続きます。

シングルマザーである主人公は、新しい恋人とリゾート地に行く計画があった。
ちょうどその頃、別れた夫から「両親が孫と会いたいと言っているから息子を村へ送ってくれ」
という要求があり、恋人と2人きりで過ごしたかった彼女は言われた通り子供を送り出す。
母親からグルジア侵攻の情報を聞かされても気にせずに待ち合わせ場所へ向かった。
しかし運悪くグルジア軍による南オセチア侵攻が始まり、
夫の実家のある村も攻撃対象となる、というあらすじ。

内容ばれ

母親最強映画です。
彼女自身は特別身体能力が優れている訳でもなく
知恵が働くわけでもないごく普通のお母さんなんですが、
ともかく次々と色々な人が助言して、助けてくれて、守ってくれる。
みんな母親という存在にちょっと弱いんです。
彼女も最初のうちはふわふわ頼りなかったですが
段々覚悟が決まってきて、最後の方はアクションヒーローのような大活躍を果たします。

戦闘シーンはロシア軍の協力による迫力のあるものですが、
息子くんが空想癖のある子で、
残酷なシーンはその息子くんの空想世界が視覚化します。
あのロボット、お父さんの顔がモデルかと思ったけど、
よく見るとお母さんにも似てる。

留守電の最後ほほえましいです。
主人公はだめんずの気があるので、今度はハズレじゃないといいですね。

ロキトンネルはRoki Tunnelで、北欧神話とは関係なさげだった…。







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2014/08/23(土)

色々感想

ザ・フォロイング2
ジョー・キャロルによる色々なカルト教団紹介コーナー!
みたいになってきた。

見せしめに捜査官の身内の処刑が始まって
マイクが気の毒なことに…。でもこのシリーズ
ラストで実は全員サイコパスで裏切り者でした!
ってなっても驚かない。


軍師官兵衛
黄金の茶室にドン引きしている勘兵衛の顔がかわいかった。
フレーメン反応みたいなの(笑)。

アオイホノオ
映画「ロッキー」の映像使用許可が取れなかったのか、
出演者日本人のなんちゃってロッキーが流れていた。
シュール…。

宮崎美子のすずらん本屋堂
(京極夏彦先生ゲスト回)
新刊の紹介と、近況報告をして去っていかれました。
水木先生の全集を手掛けられていたんですね。
しかし古い画像をスキャナに取り込んで描線を整えるって作業を
京極先生がなさらなくても……。

マギ
結局アルバがどうしてああいう行動をとるに至ったのかがよく分からない…。
どこかで1週間読み飛ばしてるのかな。
あとウーゴくんの人生を思うとちょっとぶるぶるする。(気の毒すぎて補完したい方向に)

高校野球で飛んだニチアサは8/25(月)朝と8/29(金)に振り替えになるようなのでご注意ください。
昨日夜の人形シャーロックホームズがなぜか録れてなかった。また変更があったのかしら。
今日の夕方に再放送があるようです。感想はあしたー。




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2014/08/24(日)

人形劇シャーロックホームズ
「消えたボーイフレンドの冒険」「赤毛クラブの冒険」「まだらの紐の冒険」
・ホズマの声が藤原竜也さんだって全然気付かなかった。
・今回の人形は子供が落書きしやすいようなデザインになさったとのことですが
 いやいやいやいや?ちょっと待たれよ?と思った。
・塗装がメリーゴーランド風というのは大納得だけど。
・ワトソンが読んでいたのは「二都物語」。続編で回収されるネタかな?
・ミルクの件は全否定。
・うふふ、火かき棒曲げた。しかし人形繰り的には難しい動作では?
・そしてワトソンが元に戻した。
・ヘレン・ストーナー先生の前髪が揺れてる!
・三谷さんがホームズとワトソンは、一種ラブロマンスって言った。

山賊ダイアリー5巻
狩猟ライフのデメリット面が多く描かれた巻のように思う。
斜面から滑り落ちて、枝が眼球に刺さるシーンが…!!
失明されたかと…!こわかった…吸血虫の話もこわかった…。

きのう何食べた?9巻
波風を立てても決然とシロさんがケンジさんに愛情を表現したケースって
割と今までなかったのでちょっとホンワカした。シロさんももう50歳かー。

シドニアの騎士13巻
ハーレム漫画だと思っていたらまさかの、つむぎちゃんルート来た!?
身長差だってたったの15mだ…って格好いいじゃないの主人公。

宝石の国3巻
アフタヌーンで読み始めたのがちょうどこのあたりでした。
なかなかの暗黒展開でしょう。そして金剛先生ナイスバディすぎるでしょう。

宝石の国(アフタヌーン連載)
なんだか少しバトル漫画展開。
ダイヤがほのかに嫉妬するのがなんだか意外でした。
(宝石の国の私のイチオシカプはボルツダイヤですよ)

波よ聞いてくれ(アフタヌーン連載)沙村先生連載2回目
無職が飲むビールは鉄サビの味がする……か。面白いわ、この漫画。
カレー屋で働く女性が泥酔して初対面の男に失恋話を喋ってしまって、
相手が運悪くラジオ番組のパーソナリティで
録音された話を番組で使用された事をきっかけにラジオデビューを果たす話になる?のかな?

北海道が舞台なのです。「嘉心の水まんじゅう」っておいしいのかしら。




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2014/08/25(月)

漫画かんそう
「僕だけがいない街」三部けい先生 4巻まで

ピザ宅配業のアルバイトで生計を立てている主人公はマイナー漫画家だった。
彼には特殊な能力があり、それは周囲で事故が起こりそうになると
自動的に時間が巻戻り、その事故の要因を取り除くまで
何度もその時間が繰り返されるというものだった。

ある時、近所で起きる筈だった誘拐事件を未然に防いだ主人公は、
その犯人が1988年、彼の故郷で児童誘拐殺人事件を起こした犯人と同じ人物であると気付き、
追い詰められた彼はこれまでに起きたことのない長い年月を越えるタイムリープを経て
1988年に戻り、誘拐殺人犯の正体を探り始める。というあらすじ。

時間もの。まだたぶん全然途中ですが面白いです。
絵にちょっと癖がありますがすぐに気にならなくなります。
過去で最初に誘拐されて殺される子が虐待を受けている女児だったりして
まずそこからの解決なのでお話は結構重い目。
近所のいかにも怪しいオタクのお兄さんが当時犯人として逮捕されているのですが、
それは冤罪なのでそこのところも解決しなければなりません。
そして真犯人は主人公の周囲にいる人物なのです。

内容ばれ

クラス担任の先生はフェイクかなと思うんですがどうでしょう。
意外性で言えば子供の方があやしい。

「僕だけがいない街」というタイトルが意味深ですね。
映画「バタフライ・エフェクト」の
採用されなかった暗黒バッドエンドを連想する…。





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2014/08/26(火)

「しかけ絵本の世界 武蔵野美術大学 美術館・図書館コレクション」

デザインや仕掛けのお好きな方は、この本は買いだと思います。
お値段は2700円ですが安いと感じました。
フルカラー部分が136ページあります。

題材になっているのは物語や、宗教、動物、内臓、乗り物、建物、
ドールハウス、エッシャーの絵、モネの邸宅なんかもあります。
綺麗だったり怖かったり滑稽だったりシャレオツだったり。

紙を使った仕掛けもよくここまで色々思いつくなあと感心します。
カルーセル構造、ピープショウ、劇場構造、フラップ式仕掛け、
本の中に小さな本をくっつけたり、ページを裁断して個別にめくったり
一部に穴をあけたり、円板を回すと窓の中の絵が変わったり。

立体のものは立体で見なくては!というかたは
武蔵野美術大学 美術館でコレクションの展示会をよくやっているようなので
見に行かれればいいと思います。







画像は公式ツイッターよりお借りしました。


あまぞんの販売ページはこちら
(notアフィなんとか)







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2014/08/27(水)

(最初はめんどいけどあとは)楽ちんカレーの作り方

セロリ・トマト・ニンニク・にんじん・ジャガイモ・タマネギ等を、
(基本は各1つずつ、ニンニクは1片。お好みで芋を増やしたりタマネギを増やしたり)
(茄子でもほうれん草でもカボチャでも好きなものを好きなだけ)
フードプロセッサーで全部砕いて、バターとオリーブオイルをたっぷりひいたフライパンで
塩、ガラムマサラ、チリペッパー、ターメリック、胡椒などをどっさりふりかけ、
根気よく炒めて水分を全部飛ばしてペースト状にして、
炒めておいた鳥肉または合びきミンチと合わせて更に少し炒めて、
冷やして大きい三角おむすび1個分くらいに小分けして冷凍しておくと、
1食分の野菜たっぷりカレーが3分くらいで作れます。
(1人分くらいの水で煮て、市販のカレールウ1人分を入れる)

ダイエットしている人は、炒める時バターを使わずに、お肉を入れないで
食べる前の調理で市販のカレールウを使わなければカロリー半分くらいになるよ!
ただしおいしさも半分だよ!





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2014/08/28(木)

漫画かんそう
「魔法少女俺」毛魂一直線先生 上下巻

春先頃に話題になっていましたが、最近この試し読みのページを読んで
http://comic.pixiv.net/viewer/stories/3081
即ネット注文しました。

売れないアイドルの主人公は15歳の少女。
幼馴染で今は大人気アイドルをやっている青年に片想いをしていますが、
謎の生物に襲われている彼のピンチを助けるために、
妖精を自称するどう見てもヤクザの中年男と契約し、
魔法少女に変身します。
しかし変身後の姿はむっきむきの青年。しかも魔女っ娘衣装で女装しています。
ヤケッパチになって敵を倒しますが、
片想いの青年に男装姿の自分が妙に慕われたり、
親友もまたマッチョ青年に変身して、
しかも主人公への性的な意味での恋を告白したりとカオス展開ですが
上下巻で意外な結末もありつつ綺麗に終わりました。

魔法少女もののメタ世界にBLと百合をぶっこんだ感じ。
面白かったです。
私は主人公のお母さん(先代魔法少女)が変身する中年男が好きかな…。

この作家さん、REBORNの二次創作で活動してらしたらしく
凄いギャグセンスのブログが抱腹絶倒だったとのことで、わー読みたい!と思ったら
書籍化されているのですね。取り寄せよう…。
なんでもクリック1つで願いが叶ってこわい。
(ぴくしぶでも描かれてますね。今は弱ペダをされているのかな)







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2014/08/29(金)

どんなに紫外線カットを頑張っても毎年夏の終わりには
タイカレーみたいな顔色になっているのですが、
タイカレーを速やかにミルクココナツカレーに戻すべく(でもカレー)
8月の終わりからちょっと高級めの美白美容液を投入します。
あっでも私にとっての高級なので、10万越えないものは高級とは呼ばない派のひとはすみません。

今年はSK−Uのホワイトニング パワー スポッツ スペシャリストを使い始めたのですが
急速に冬の顔色に戻りつつあります。
昨年はランコムのブラン エクスペール メラノライザーでしたけど
今年の方が戻りが早い…数千円ほどSK−Uの方が高いのですが
その数千円がものを言っているのか?




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2014/08/30(土)

色々感想

鎧武(2回分)
みんなどんどん人間じゃなくなっていく…。
人間たちが身勝手でドス黒いので
オーバーロードの純愛が輝きますね。

知恵の林檎と蛇とかまたややこしいことを言い始めたぞー。

ところで新登場のやばいアイテム「ヨモツヘグリ」
ですが、古事記の「よもつへぐい」は別に固有名詞ではなく
とりあえず果物ではなかった筈。ギリシア神話と混ざっちゃってるのか?

ハピネスチャージ(2回分)
流行に乗って姉妹もの。アロハプリキュアの衣装とモーション凝ってたなー。

どう見ても未成年の少女と恋愛関係になったけど、
自分はみんなを等しく愛さないといけない神だから
1人だけを愛せなくて別れたら相手が闇堕ちして恨まれた……という話なんですね。
誰が悪いか私は分かっちゃったぞ?

アルドノア・ゼロ
まさかの30分美少年拷問回で、ぽかーんとした。

ワールドトリガー
ちょっとめずらしいやや猟奇展開。でもやっぱり全員が冷静で、
さくさく死体回収に向けて動いちゃうところがワートリだな。

黒子のバスケ
中身も超クライマックスだけど
扉絵が大変そうだった。週刊連載でよくあんな集合イラスをお描きになれるな。

毒物混入犯人が実刑判決を受けましたね。
捜査にあたったみなさん本当にお疲れさまでした。

マギ
本人は全然そういうタイプじゃないのに、代理でカリスマ役をやらざるを得ないって
ウーゴくんつらすぎる…。このあと首取れエピソードとか来るのかしら…。

ジャンプ読み切り「肋骨さん」
不思議に面白かった。ネタ自体はよくある話だし、絵も新人さんっぽいし、
でもこの変な感じは何から来るんだろう。ポーズとか表情の選択が個性的なのかな?

・H×Hは休載に入りました…。
・絶チルが高校生篇スタート!
・「すべてがFになる」ドラマ化!というかあのオチをテレビで?
・新ライダーは脚本三条さんで、車に乗るひとのようですね。




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2014/08/31(日)

映画かんそう
「サカサマのパテマ」

「イヴの時間」(2010/08/20日記)の吉浦監督の長編アニメ。
かつて重力からエネルギーを抽出する科学実験中に大事故が起き、
巻き込まれた人間の大半は引力が反転して空に消えたという世界。
独裁者による管理社会に生きる少年の前に、サカサマになった少女が現れるというお話。

親方、空から女の子が!の天地逆版。
重力の方向の違う種族がいるので、常に誰かが天井に立っていて、
時々カメラの上下が切り替わったりしてそれが面白かった。
男の子とヒロインが手を取り合うと、
互いの体重分の重さがオフになって浮く事が出来るので、
そこを生かした浮遊シーンも新鮮でした。

おちばれ

ラストのどんでん返し、概念としては分かったけど
略図を書けって言われたら書けなかったので(笑)
(しばらく考えたので、いまは書ける)
ミステリ小説の見取り図的なものが、おまけで付いていたら嬉しかったかも。




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