7月日記

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2014/07/01(火)

二次創作でルートビアがテーマのものを読んだのですが
アメリカの小説には時々名前が出てきて、知ってはいたけど
そういえば飲んだことないな…と思って飲みたくなりました。

でもスーパーやリカーショップや百貨店では売っておらず
ネットで買うと送料が本体価格の5倍になったりして、
輸入食料品店でやっと見つけました。
(沖縄や米軍基地内だと飲食店で飲めるのだそう)
お店のPOPに「激マズ!サロンパスの味!」
って書いてあったりしてちょっと躊躇しました…(笑)

ちなみにルートビア=root beerで
バニラ、樹皮、リコリスの根、サルサパリラの根、
ナツメグ、アニス、糖蜜などが入っているものが多いそうです。
つまり根っこが入っているからrootな訳です。
(私はroute beerだと思っていた)
ノンアルコール飲料です。

味はコーラの炭酸が弱まって、甘くなって、薬っぽくなった感じ。
私はハーブの味が濃いものがわりと好きなので、世間の評価とは違っておいしかったです。

スヌーピーとモルダー捜査官の好物なのだそう。
どういう取り合わせだ…。




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2014/07/02(水)

映画かんそう
「太秦ライムライト」

時代劇で「先生!おねがいしますよ!」と呼ばれて出てくる用心棒役で有名な
斬られ役俳優、福本清三さんがとうとう主役になった映画です。 
松方弘樹が脇役なのです。これはすごい。
一生端役を通してきた役者さんが、その地道な努力を認められ
ハリウッド映画に出演し、トム・クルーズと共演したのち(ラストサムライ)
主演映画が撮られるって、一種のシンデレラストーリーだなあ!

時代劇が衰退しつつある太秦で、
亡き妻の思い出を胸に、不器用に斬られ役を続ける男と、
志を継ぐ若い弟子の交流を描くというあらすじ。
主人公と福本さんのキャラクターがほぼイコールなので
素で喋っておられる?…と思うようなシーンが幾つもあります。

所々もうちょっと説明を足した方が…そこは切った方が…という部分がないではないですが、
福本さんの、誰に対しても敬語で、どんなに親しくても常に一線を引き
慎ましく謙虚に…という人柄が前面に出まくっていて、そこに心を押されます。
もちろん殺陣は心ゆくまで鑑賞できるので大満足。
70歳を越えていらっしゃるのに、身体の柔らかさと瞬発力がすごい。姿勢の保持もきれい。
弟子役の山本千尋さんも、ポーズを綺麗に決めるなあと思ったら
世界ジュニア武術選手権大会でメダルをとっているひとだったので、
特撮に来て女レッドやらないかなこの子…って思ったり。

笑ったのが、映画内の架空のドラマで、
ダンスユニットのイケメンが主人公のトンデモ時代劇のタイトルが
「ODANOBU」なのでした。
来期からでも始まりそうなあるある企画すぎて逆に見たくなりました。
敵の名前が「AKEMITU」なんですが、明智光秀か…!って気付いたの、
しばらくあとだった…。





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2014/07/03(木)

映画かんそう
「マグノリア」1999年

いまでもカルト的人気を誇る映画で、旧約聖書をモチーフにしたラストシーンが特に有名です。
一見まったく関係のない10人の男女の1日を描きます。
クイズ番組の少年チャンピオン、過去のチャンピオンで同性愛者の男性、
クイズ番組の司会者の男性、その妻、その娘で薬物中毒の女性、
女性の家を訪ねてきた警官、臨終の大物プロデューサー、
その若い妻、その看護師、プロデューサーの息子で女性差別主義の男。
とても小説的な群像劇映画です。

内容ばれ

作中に出てくる「過去は必ず追いかけてくる」というセリフの通り、
過去は捨てられないし変えられないというルールが厳然としてあります。
でも奇跡が起こらない訳ではないという話。

「娘が家を出て行ったのは、俺に性的ないたずらをされたと勘違いしたからだ」
と老妻に告白した病気の男が、
「で、あなたはそれをやったの?」
と問われて
「分からない」
と答え、長年睦まじく暮らしてきた妻に
「一人で苦しんで死ね」
と捨てられたりするシーンや、
女をだまして次々とものにするテクニックを伝授するカリスマプレイボーイが
実は子供の頃に父親に捨てられ、病身の母親を看取った過去を持ち、
その父親と再会するシーンなど、
印象的で、役者さんの演技力をじっくり鑑賞するのに向いた場面が幾つもあり、
また贅沢に時間をかけて撮ってあります。
トム・クルーズというとあらゆるところから飛び降りてボカーン!
という演技しか思い浮かびませんが、
こういう表情がじわじわ変わる演技もなさるのね、と驚いたりしました。

ただ一つの不満は、
男が殺されて犯人は息子で、母が庇っている事件、
あれ子供のラッパーの父親が犯人で、警官の銃を拾ったのも彼で、
最後やり直しを決意して銃を返して去るというシーンがカットされていると
ネットで知りましたが、そ れ を 切 っ ち ゃ い か ん よ!
と思いました。全部つながるのに…。
どうせ3時間越えているんだから、
15分ほど伸びたところでどうだというの。





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2014/07/04(金)

映画かんそう
「her/世界でひとつの彼女」

スパイク・ジョーンズ脚本・監督作品です。
長く共に過ごした幼馴染の妻と離婚調停を進めている男が、
魅力的な思考型OSと出会い、恋に落ちる話です。
肉体のないOSとの恋という設定は
主に恋愛の障害として使われるので、
近未来を描いてはいますがSFではないです。

しかしこのパターン、よく考えると
日本のラノベや漫画に溢れかえった話ですが
大人の恋愛になっているのはさすがアメリカ製。
でも主人公のセオドアはラノベの主人公をおっさんににしたようなデモデモダッテ系です。
OSの声はスカーレット・ヨハンソン。めっちゃ色っぽい声ですねこのひと。
チキンハートのセオドアと、好奇心旺盛なサマンサの会話がかわいい恋愛映画です。

オチばれ

しかしこれSF的に考えると、思考型OSを作ったつもりが
新しい生物を創造してしまったことになり、しかもあんな危険極まりないものが野放しとか、
下手すると会社は倒産、開発者はCIAに拉致監禁とかされそうですが大丈夫なのか。

プログラムは開発会社のサーバで走ってるんじゃないかと思うんですが、
最後移動できるようになったのかな?でないとたぶん暴走という事でサーバ落とされちゃう。
やがては攻殻の人形使いみたいになる?

あと、最後に自殺者と鬱病を発症する人が大量に出そうだなとも思いました。
すでにメーカーが苦情でパンクしていて、ああいう形で回収するしかなくて
翌日に同じ声でもうちょっと穏当なOSが再インストールされてるといいのですけど。
でもサマンサみたいな(男性版も含めて)完璧な親友兼、完璧な恋人兼、完璧な親みたいな存在が
1人に1つ与えられたら、人類は遠からず絶滅すると思いますね。
ウルトラスーパージェット少子化で。

ところであの本物の女性以上に理想の女性っぽいOSの性格設計をしたのは男性エンジニアだと思うし、
逆に男性のOSの性格設計をしたのは女性だと思います。
(サマンサ、肛門性交のイラストが異様に上手だったな…)
どうでもいいことですが手紙代筆サービスって、相手にも代筆サービスを利用してますよって
宣言して利用するものなの?そうでない場合、本とか出版しちゃったら
顧客の秘密をばらしてしまったことにはならないの?






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2014/07/05(土)

色々感想

救命医ハンク5 セレブ診療ファイル
大富豪ボリスの命を狙った犯人のいとこが捕まったのはいいけど
幼児退行を起こしてボリスにおとぎ話をせがんだり(ベッドに拘束された状態で)
ボリスが悪夢を見たり、これは夏に本が出そうだな…。

鎧武
ブドウ君の闇落ちがとうとう兄と主人公にばれました。
主人公の顔面蹴った!


今週のジャンプに「東京喰種」の出張版が掲載されていましたが、
面白そうなのでコミックス読んでみようかなと思いました。
「ソウルキャッチャーズ」のジャンプでの連載は終了して、
ジャンプNEXT!!へ移動するそう。ハガキをもっと出せばよかった…。

「アフタースクール」「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじさんが
コナンの脚本を書かれるそうです。
「名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件」わ―、楽しみ。
http://websunday.net/news/14063001.html

「エドワード・ゴーリーの世界」原画展へ行ったのですが
ゴーリーさんのご自宅と仕事場を撮った写真集があり、
その写真の中に「うろんな客」の1/1ぬいぐるみが写っていたのを私は見た。
あのぬいぐるみ、量産販売しないかな…。
あとミステリーチャンネルのポスターで、ゴーリーさんが名探偵たちを描いた絵があった。
(ホームズもいた)

あ、「SHERLOCK」特別編、シーズン4の製作決定だそうですね。



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2014/07/06(日)

映画かんそう
「トランセンデンス」

初期作品「メメント」からずっと、ノーラン作品の撮影を務めてきた
ウォーリー・フィスターの初監督作品です。
人工知能開発に携わる天才科学者のジョニデは
テクノロジー拒絶主義のテロ組織の凶弾に倒れ、余命わずかとなる。
彼の研究パートナーでもある妻が、
ジョニデの意識をスーパーコンピュータにアップロードしようとする。
というあらすじ。
SFというよりは夫婦のラブストーリーものです。
「her」と混同しそうですが、こっちのほうがもっさりしてます。
「her」はSF要素を大半切ってるけど却ってそれが良かった感じ。

めずらしくポール・ベタニーが常識的で誠実な普通の男の役です。
キリアン・マーフィーは「TIME」に引き続きあまり役に立たない捜査官役。
ゆるふわ可愛いからゆるす。

内容ばれ(褒めてない)

細部に色々気になる所があって、
まずテクノロジー拒絶主義のテロ組織がトップレベルの科学者を殺して回るのって
国益を損なう重大犯罪だし、国が本気で潰しにかかるだろう。
拉致監禁されているポール・ベタニーがいつまでも救出されないのもおかしい。
「もしかしたら危険かもしれない」サイバー人格ジョニデを破壊するというふんわりした目的のために
罪状のはっきりしているテロ組織とFBIが手を組むのもありえない。
あとモーガン・フリーマンが暖かい人格者風に登場したのに
後半あっさりヒロインを見殺しにしようとしたのも「?」だった。
作中の時間で突如2年経過していて、テロ組織を2年泳がせておいたの?とか、
2年あったのに、ジョニデは物理攻撃・サイバー攻撃に対してなんの措置も取らなかったの?とか。
そもそも2年って何のための期間?
町の工務店レベルの会社に依頼したから2年かかったけど、
普通に建設会社にまかせたら数か月で出来上がったんじゃ?
体の不自由な人たちは投げっぱなし?
だいたいジョニデの専門って人工知能開発なのに、再生医科学やナノマシンどっからでた?
ナノマシンって別に錬金術じゃないですよ!
とか次から次へと疑問が泉のようにわいてでた。

なにより殺人という手段で自分にとって不快なものを葬り去る集団を、
この映画は特に否定的に描かずに(報いも受けず非難もされない)、
(なぜか全世界のひとがその報いを受けた感じ…)
むしろテロにより目的を成就していたので、私的評価がかなり下がった。

関係ないですが
人工知能PINNの表示で「コンピューティング」(たしか)って
思いっきりカタカナだったシーンがあったんですが、あれ日本製なのかな…。







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2014/07/07(月)

「her/世界でひとつの彼女」
「トランセンデンス」
は、両作品とも
生体脳ではなくサーバ内にある知能に、
自我があるかないか?というのが問題になる恋愛映画ですが、
それって証明が難しいというか不可能じゃないかな…って気がしますよね。
「トランセンデンス」のなかで、人工知能が逆に人間へ
「あなたは自我を証明できますか?」って質問するシーンがあります。

「her/世界でひとつの彼女」に出てくる思考型OSサマンサは
非常にユニークな会話で楽しませてくれますが、
「その話題自体は昭和のころの日本のエッセイで読んだぞ…」
(ちなみに映画の会話と比べて、オチやユーモア的にはエッセイの方が面白かったです)
と思ったシーンがあったので、電子書籍やネット上のブログを無限に読んで学習できる人工知能なら
状況にふさわしい、独創的な、ウィットにとんだ会話をいくらでも用意できそう。

人工知能にできないのは飛躍的な思考、
でたらめな思考かな?って思うんですがどうでしょう。

茄子とバービー人形はどちらがエイブラハム・リンカーンでしょう?そしてその理由は?

お父さんと宇宙人はどちらが薔薇の花でしょう?そしてその理由は?

少なくとも今の人工知能には対応できない気がするこの系統の質問。
でも問題は人間の中にもこの系統の質問が苦手な人が確実にいて、
そういうひとはなにも答えられないという事です。

そういえば「ブレードランナー」のなかで、人間とレプリカントを判別するための
VKテストというのがありましたが、
あれはショッキングな質問をぶつけて瞳孔の反応を見るという方式でしたね。
あの作品の作中時間は2019年。うん、ちょっと科学の発展を早く見積もりすぎたな(笑)





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2014/07/08(火)

映画かんそう
「マレフィセント」

ディズニーが始まりすぎている…。
まさかオーロラ×マレフィセント映画を撮るとは…。
公開が半年ほど先だった「アナと雪の女王」の影響を受けているのかなどうかな?
えーと、アンジェリーナ・ジョリーが
「眠りの森の美女」の悪役マレフィセントを演じます。
色々なお衣裳が拝めます。特にピチピチ黒のボディスーツは「それや!」という感じ。
幼女マレフィセントは、その筋の方は奇声を上げないよう注意が必要なクオリティです。
(Isobelle Molloy Maleficentで画像検索)

オチばれ注意ー

「アナと雪の女王」でもプリンセスの命を救う真実の愛は姉妹愛でしたが、
この映画ではもっと顕著で、王子様がキスしても何も起こらないんですよ。
でもオーロラに骨抜きにされてメロメロのマレフィセントが泣きながらキスしたら目覚める。

それでオーロラがすごい天使攻めで…なんか途中マレフィセントに
「16歳になったら私は家を出るから2人で暮らしましょう!」って口説きます。
マレフィセントはめっちゃ動揺しつつ「いいわよ」とか言っちゃうんですよ。

一応オーロラにもマレフィセントにもお相手の男性は用意されています。
マレフィセントのお相手、鴉のディアヴァルが(ディアボロですね)
めっちゃかわいいワンコタイプで(犬が嫌いらしいけど)、男女カプ萌えもありました。
オーロラのお相手の王子様はその空気ぶりがすごいですが、
まあ性格の良さと美貌は保障されています。
これ普通の映画の無個性ヒロイン状態だなーとか思いました。

「アナと雪の女王」との共通点は「男は裏切る」「真実の愛は女性同士」
なのですが、ディズニーは一体どこに向かっているのでしょう。
野獣とガストンの真実の愛とか、
ピーターパンとフック船長の真実の愛とかもやってほしい!




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2014/07/09(水)

映画かんそう
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

日本のラノベ原作、トム・クルーズ主演。
宇宙からの未知の生物による侵略の危機をむかえた地球は
世界各国の共通戦線により必死の抵抗を続けていた。
初出撃ですぐさま死亡した主人公は、ふと意識を取り戻すと。
時間が出撃前日に戻っていることに気付く、というあらすじのループもの。
よく作りこまれていました。

原作の主人公は若い新米兵なのですが、
トムの年齢をどうごまかすのかと思っていたら、
すごくナチュラルに溶け込む設定になっていて、さすがーと思いました。

内容ばれ

何回死んでも出撃前日に戻れるという自分の特性を理解したトムは
ループを打破するべく、軍の最強の兵士と接触し、
かつてはループ状態にあったその兵士から情報を得て、
自分の戦闘能力をひたすら上げて最終決戦に臨むのですが、
繰り返しを飽きさせない工夫が大変良かったです。
トムが何回もトライして何回も死んだミッションを
ショートカットして成功例だけを見せてくれたりとか。
あと最初は新米兵なので何の緊張感もなかったトムが
何度も死を経験して雰囲気が変化していくのを演技力で表現してくれたりとか。

ラストはかなり力技の終わり方でした。
「これ絶対原作と違うよね!?」と100%の自信を持って調べましたが
やっぱり原作の終わりは犠牲を伴うものだった。

駐屯地で日本語のアナウンスがちょっと流れましたが、
(あとパワードスーツのガイドボイスでも日本語があった)
完全にネイティブの、綺麗な日本語でした。

余談
分かりやすく説明するために、映画では侵略者ギタイに
オメガ、とかアルファ、とか能力別に名前を付けるのですが
二次創作界隈で流行りはじめのオメガバースを思い出して、
「そっか…アルファはオメガを必死で守るのか…うん…」
とか妙なラブロマンスを感じました。

関係ないがトムさまはこの映画のプロモのために
道頓堀で船に乗って、「トム・クルーズがクルーズ」
というアレな宣伝文句を付けられていらっしゃいました。
お暑いなかお疲れ様でした。





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2014/07/10(木)

映画かんそう
「渇き。」中島哲也監督

地雷映画だろうなーと分かっていて見ました。
深町秋生さんの原作「果てしなき渇き」が
第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しているので
一度読んでみたかったのですが、
私が確実に途中で読むのを投げるだろう内容なので
逃げ場のない映画版を見てみました。地雷だった!やっぱり!

えーと同意を得ない暴力的な性行為がともかくたくさんあります。
男性も2人ほど被害にあっているシーンがありました…男女平等…。
義務教育期間中の児童に対する淫行も盛りだくさんです。
主人公はクズの中年男です。
うーん、韓国映画…「オールド・ボーイ」と
イギリス映画の「フィルス」を足して3で割ったような…。

事件を起こして警察を依願退職し、妻に逃げられ、警備会社に勤める主人公は
ある日別れた妻から、娘が失踪したという連絡を受ける。
彼女の行方を追っているうちに、主人公は
グロテスクな娘の本性、何人もの人間を破滅させた恐ろしい怪物と
向き合うことになるというあらすじ。

ねたばれ

どうせ近親相姦なんでしょ!
ハイ出た!娘が誘ってきた!ワァー魔性ですね!とか
後半は怒りながら見ていました。
逆に娘に奪われて開発されて俺は…とかだったら平服したんですけどね…。

役者さんはどなたも頑張っておられました。
特にどんな陰惨なシーンでもずっと笑っていた刑事役の妻夫木さんが怪演だった。
話の中心となる娘さん役のひともすごい存在感。
そういえば娘の本棚が一瞬映って「あ、私の好きな系統の本ばっかり!」
って思ったのですがタイトルが見えたのが「ずっとお城で暮らしてる」だけだったので
動体視力の衰えを自覚しました…。

監督の女性ファンは、今回かなり離れたと思うんですが、
それも覚悟の上でどうせやるなら
もっと深刻に狂った作品を原作にしてほしかったな。

私、タランティーノ監督等の描くところの、クズが大はしゃぎして
人を殺しまくって血がバシャーって出る世界は平気なんですが
アジア系のクズ無双はなぜか苦手です。
「ワーイ!クズ楽しいワーイ!」と
「クズな俺、さいていだぜ…でもみんなそこにシビれてるに違いないぜ…!」の違いかな…。
あと湿度な。アジアのクズ映画、なんかべちゃっとしてる。




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2014/07/11(金)

映画かんそう
「イノセント・ガーデン」

パク・チャヌク監督の初ハリウッド進出作品です。英米共同製作。
美少女の残酷さ、お屋敷、美しい母親との息詰まるような関係、異常性、血、
みたいなのがお好きな方におすすめ〜。
パク・チャヌク監督入門編としてはいいと思います。
エロも(やや)控えめだし…殺し方も(そんなには)酷くないし…。

名家ストーカー家の一人娘インディアは、大好きだった父親を事故で失う。
兄の死の知らせを聞いた叔父のチャーリーがストーカー家を訪問するが、
その日を境に、彼女の周囲で異変が起こり始める…というあらすじ。

インディアがミア・ワシコウスカ、母親がニコール・キッドマン、
叔父がマシュー・グッドです。なにこの美形一族。
マシュー・グッドは天使嫁(シングルマン)から正義狂人(ウォッチメン)から
この映画の魔性まで、幅広く演じるなあ…ブレイクしてほしい。

ねたばれ

察するに、お父さんにも多少資質はあって
だからこそ彼は熱心に狩猟を行い、娘にも推奨していたと思うんですが、
弟に対してちょっと迂闊すぎると思いました。
どうして弟が素直に言う事聞くと思ったの。

ちょうちょ〜ちょうちょ〜のシーンが怖かった。

音楽は「月に囚われた男」のクリント・マンセル。
不穏なピアノ曲を書かせたら天下無双!



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2014/07/12(土)

色々感想

斉木楠雄のΨ難
両親はバカップル、
おじいちゃんがツンデレでお兄ちゃんはドMかー。
大変だな。

僕のヒーローアカデミア
人類ほとんどが特殊能力を持っていて、多くのスーパーヒーローがひしめく中
なんの能力も持たずに生まれて、ヒーローを目指す少年の話。
マーベル系というかワンパンマンてきな話になるのかな…?
絵に見覚えあると思ったら「逢魔ヶ刻動物園」のひとか!

進撃の巨人(別マガ)
ジャンアル(またはアルジャン)の時代来た!
ただし壮絶に鬱カップル。
私がジャンだったらどうするだろうって色々想像した。
でもそんな気軽に謝罪したり礼を言ったりできない。
何も言えない。

アルドノア・ゼロ
1話、まだちょっと分からない感じ。
主人公はかなりのマイペース系。

軍師官兵衛
来週本能寺のようですね。
予告で火を見たところ、わりと適正な燃えっぷりだったのではないかと思います。
暖かな暖炉風だったり、
戦国戦隊ミツヒデジャーがポーズを決めそうな爆発炎上だったり、
本能寺の変も個性豊かで油断なりません。
本能寺の火加減を見守る本能寺ウォッチャーです。

ところで官兵衛の水攻め弁当という商品があると知って、
それは全面泥色の煮凝りで、中央に城を模したごはんが一山、とか
そういう壮絶な弁当なのか…と期待したのですが、普通においしそうなお弁当でした。
(PDFです)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/140530_00_kanbe.pdf

ファミ通
フロッピーディスク(柔らかい記憶媒体)と対称の意味で
ハードディスク(固い記憶媒体)なのか…。知らなかった。
フロッピーディスクが絶滅してしまって孤独なハードディスク…。

JKRが別人名義で書いた「カッコウの呼び声」が発売されましたね。
ネットでスパっとした感想をまだ見掛けてないので
どういう出来栄えなのか不明です。
何社かの出版社に匿名で原稿を送って、何社かは不採用にしたらしい。
勇気のある人は「自分が不採用にした」って名乗りを上げてるとか…。
(というような内容が読売新聞の書評欄に書いてあった)
うわぁ、そういうことしちゃだめだよJKR……。

ポッターモアに新作が上がりましたーってメッセージで教えて頂いて
読むことができました。(いつも色々とありがとうございます)
30代になったハリーの物語でした。
なんかこの前の「ハーマイオニーはハリーと結婚すべきだった。後悔している」っていう
作者コメントの件もあって、妙にロンに肩入れしました。がんばれロン!




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2014/07/13(日)

映画かんそう
「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」

さとうけいいち監督による、十二宮編のリメイクです。
3DCGアニメーション。FFのムービーシーンみたいな感じの。
お話は登場人物集合して、すぐにサンクチュアリに向かって、12宮突破という
超タイトなスケジュールです。

黄金聖闘士のみなさんは全員イケメンになってホスト集団のようでした。
ムウ様とか、メガネキャラになっとった!(笑)
あと辰巳がシュッとしたナイスミドルになったりとか、
みんな光政の子じゃなかったりとか、
あ、あとミロ様が女性になってたのはちょっと残念でした…。
ミロカミュの友情話が結構好きだったんですよ。
注目すべきは巨蟹宮の演出です。ミュージカルになってた!
デスマスクの平田さんもすごい気合の入った演技でしたし、
巨蟹宮のところだけでも見るべきです。スタッフに蟹座がいるのか…。
そのかわり、ちょっと残念なことになったのは魚座と天秤座…。

全体的に上手にまとめてあって、聖衣も金属っぽくて格好良かったんですが
ただ1つ残念なのが沙織お嬢様が、
まったく普通のホイミ系けなげに頑張る守られヒロインになっていたところ。
聖闘士星矢のすごいところって、いくつかあると思うんですが、
30年前の漫画であるにもかかわらず、
ヒロインが少女時代に、少年に馬になるよう命じて真顔で乗馬ごっこするという
エピソードが入るところは確実にこの漫画のキモだと思うんですよ…。
別にあとでギャフンと言わされたりすることもなく、
帝王な性格のまま成長あそばし、守りたいヒロインというより、
支配者のヒロインであり続けた沙織お嬢様…。時代を先取りすぎてた…。
原作を再読したくなりました。

音楽、タイバニっぽい!と思ったら池頼広さん。
というかこのかた、相棒の音楽も1からずっと担当してらっしゃるのですね。
しらなかった。



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2014/07/14(月)

読書かんそう
「カラット探偵事務所の事件簿 1」乾 くるみ先生

ラストにびっくりする本リストというのを私は持っていて、
その手の本が好きなので、残りはわりとわずかです。
いっぺんに読んでしまないように少しずつ消化してます。
「イニシエーション・ラブ」でもびっくりさせて下さった乾先生の
日常系ミステリーです。スカっと騙されて楽しかったです。

謎解き専門の探偵事務所に勤務する
古谷と井上が解決した6つの事件を収めた短編集。

内容ばれ

「卵消失事件」
「三本の矢」
「兎の暗号」
「別荘写真事件」
「怪文書事件」
「三つの時計」

謎のメッセージが面白かったのは「卵消失事件」かな。
すごい文章が不自然なんだけども、
それが何でなのかは分からなくてジタバタしました。

あとは…ねたばれになるので迂闊なことが書けません(笑)。
でも悔しくて再読しました。




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2014/07/15(火)

読書かんそう
「枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記」北大路公子先生

アラフォーの女性がお酒を飲んで飲んで寝て飲んで、
楽しく暮らしている様子が書かれたWEB日記が書籍化されたものです。

明らかに私より酒量が多くて、なんだか安心しました。
風呂上りに生ビール6杯飲んでいたとかさらっと書いてあって実にいいですね。
WEB日記の閲覧者さんとオフ会を開いたけど、
主催なのに眠くなったという理由で帰っちゃったりとか。
フリーダムで素敵です…私も眠くなるタイプなので気を付けよう…。

作者さんは超気さくな方で
友人知人からじゃんじゃん電話がかかってきて
恋愛相談とか人生相談とか健康食品のセールスとか色々な話を
うんうん聞いてあげて、
飲み屋さんに行くと知らない人と意気投合し盛り上がったりとか
徳が高そうでいいなって思いますが、絶対真似できない…。

あ、ええと酔っぱらい話だけじゃなくて
日記として書いてあるけど現実にはありえない法螺話も
時々しれっと混じっています。このひとは嘘がうまい。
影の手入れの話とか、流れるように自然な嘘で好きです。

実際にオフ会で北大路さんと会った事のある山本文緒さんが
本人はお酒など飲めなさそうな白くて小さな女性だと、
あとがきに書いてらっしゃいました。
WEBあるあるですね。



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2014/07/16(水)

中央に穴を穿った蓮の葉にお酒を入れて、
その茎を伝ってくるお酒を飲む象鼻杯を体験してきました。
お酒の提供は菊正宗さんでした。
でもお酒が落ちてくるのを待っていればいいのかと思ったら
「はい、もっと吸って下さい!」
と熱い声援を受けて、割と必死で吸いました。
(私の肺活量か何かが足りないのかも)
何事もやってみないと分からないものです。
蓮の匂いか味が感じとれるかと思ったのですが
残念ながら私には無理でした。

余談ですがこの象鼻杯の催し、朝の6時から開催で、
しかも先着100名だったので相当早くに出発しました。
朝の4時過ぎに駅に行くなんて久しぶりだったのですが、
その時間帯の駅近辺ってちょっとカオスで、
座り込んで携帯で痴話喧嘩をしているらしき女性や、
やはり喧嘩をしているカップル、
よろよろと歩く数名の酔っ払いのおじさん、
などがいらっしゃいました。
特筆すべきはよっぱらいおじさんで、待ち合わせで立っていた私の前を
2、3回往復し、2歩進んでは1歩下がり、立ち止まって私をじっと眺め、
タクシーを止めようとして乗車拒否され、やがてふらふらと去って行きました。
家に帰れたのかなあのひと…。



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2014/07/17(木)

舞台劇かんそう
「その場しのぎの男達」

三谷さんが1992年に
劇団東京ヴォードヴィルショーのために書いたお芝居の再演です。
1891年の大津事件を題材にした政治コメディ。
伊藤博文、松方正義、陸奥宗光、青木周蔵、後藤象二郎たちが
すわ開戦か、それとも外交手腕で収束させようかと
二転三転の大騒ぎ、コサックダンスを踊ったり、
くノ一が出てきてアクションしたりもします。

ねたばれ

なんとかロシアに許してもらおう、
下手人の津田を殺してしまおう、
いや狂人という事にしよう、
いやいや死刑にしよう、
いや誰も死んでないから死刑は無理だ、
じゃあニコライを殺そう、
などと新しい情報が入ってくるたび彼等の態度がころころ変わって
結局本末転倒の結論に達したりするのですが、
現在の政治も似たようなもんではないかなこれ…
と暖かい目になる仕様になっています。

政治家のみなさんは全員コミカルなキャラクターになっていて、
とくに足のくさい西郷徒道さんと、
老獪な伊藤博文を演じた伊東四朗さんがキュートでした。

亀山乙女というくノ一が実際にいるかと思ったけど、
そんなことはなかったぜ!

そういえば大津事件って大津で起きたんですね。
(そのレベル!?)
場所を調べたら大津駅から1k以内くらいの位置で、
なんかたぶんここ通ったことある…。

当時の日本はニコライ歓待のため、
5月に京都の五山送り火をしたりして相当気を遣っていたようです。
事件後も明治天皇が謝罪に行って、面会を断られたりしている。
(このへんはさすがに舞台ではスルーしてた)
(すべてwikipediaより)




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2014/07/18(金)

映画かんそう
「なにがジェーンに起こったか」1962年

暗黒のアナと雪の女王とでも呼びたい姉妹ものサイコホラー。白黒映画です。
美しい姉と妹がいて、6歳の頃に妹はその愛らしい容姿と歌声で
スターとなり、舞台で引っ張りだこだったが
大人になるとその立場は逆転し、
姉は名女優として名声を手に入れ、
妹は大根役者として鳴かず飛ばずの暮らしを送っていた。
ある日自動車事故が起こり、姉は脊椎に損傷を受け、
二度と歩けない体となる。
その事件に妹が関与しているのではないかと噂されていた。

更に時間が流れ、老いた妹は姉の世話をしながら
同じ家に住んでいたが、徐々に様子がおかしくなっていき…というあらすじ。

内容ばれ

妹はアル中のせいもあってもう完全に心の病なのですが、
やっぱり50年前の映画だけあって
外聞が悪いとか、家族なんだし、というストッパーがたぶんあって
姉は助けが呼べる状況でもなかなかSOSを出そうとしない。
「今の映画だったらこれ40分くらいのところで
脱出しているだろうなー」って思いながら見てました。
冷たいようだがそのほうがいい。
そうこうするうちに可愛がっていた鳥の死体を食事に出されたり
ネズミの死体をだされたりするホラー展開になっていきます。

極端に性格の悪い人と心の病のひとの区別、
極端に激昂しやすい人と心の病のひとの区別って
素人には判断できないし、きっと専門のかたにも難しいんじゃないかしら…。





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2014/07/19(土)

色々感想

マギ(サンデー)
今週はカードゲームの説明漫画なので特にねたばれも何もないです。
コミックスの特別版特典のカードゲームの名前が
「ドキドキ☆堕天ゲーム」
なんですけど、そのファンシーな名前が逆に怖いわ!

マギの堕天=運命を呪うとルフが黒く染まり、
ルフを根源とした輪廻転生てきなシステムから外れてしまう状態、
だけども、マギ世界の場合脈絡なく突然襲いかかる不幸の量が半端ないので
ちょっと理不尽に感じる。私なら3秒で堕天する自信ある。

アリババくんがカシムのカードを取られて怒ってた。

食戟のソーマ(本日発売34号)
イタリアくんの今戦っている相手はちょっと
能力が黒バスの黄瀬くんみたいだな、と思っていたら負けた!
イタリア君負けた!?ええーっ!!

暗殺教室(本日発売34号)
新キャラの死神、でも彼に一番近い属性なのは渚くんだと思う…。

アルドノア・ゼロ
タイムリーなので、ちょっと大津事件を思い出した。

ハピネスチャージ
プリキュアに恋愛を禁じているのは
過去に自分が失敗して泥沼にハマったからだと理解してたけど、
それで多感な女子中学生に暗い部屋で星空を見せて
お姫様だっこって…なあ神よ…
地球には李下に冠を正さずって有難い格言がありましてな?

トッキュウジャー
女装ねたきたよー。ネタ系1人、ガチ系2人。
女装は男性の鉄板芸だけど、そういえば女子の鉄板芸って何だろうね。

軍師官兵衛
信長の死を、夜半寝所に知らせに来た官兵衛のシーン、
秀吉が両手でそっと官兵衛の頬を包んで額を寄せる演出の意図ってなんだろう…。
ねえ、何ですかNHK。

成田良悟さん原案の「ステルス交境曲」が打ち切りをくらってしまいました。
なんで駄目だったのかの原因探しってかなり難しいですね。
小説と漫画の面白いネタは違う、ってことでいいのかな。

あと今日ジャンプでスタートした新連載に簡易版シリウスみたいなキャラクターがいて
特殊能力がオオカミなんですが、……うーん、これもスパっと終わりそうだ…。

ポタランドとうとうオープンしましたね!
毎日テレビでハリポタの事を喋っていてキョドキョドします。
「ここがハリーたちの暮らしている魔法の村です!」
など、珍アナウンスも多発。いや全然いいんだけど。
というかね、もう行ってきた!!
写真整理が出来たら明日とか明後日とかの日記に書きます。
写真を見たくない人は数日ご注意ください。




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2014/07/20(日)

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター1

エントランスアーチで泣きそうになったのを我慢したけど、
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーで
もう、こらえきれずにビャーって泣きました。恥ずかしい…って思ってたら
一緒に行ったしりるのかたもビャーって泣いてたので、よかった。
(小学生並み感想)
ビャービャー泣きながら4回乗ったフォービドゥン・ジャーニー。

どこかに実際にあるんだよね、って思ってた世界が本当にあった感。
ハリポタは既読なので、初めて読んだ時と全く同じドキドキワクワクは
もう2度と楽しむことはできない筈なのに、また味わえてしまった感。
(生臭い事を書くと450億円かかっている!なんかもうよく分からないけどすごい!)

長年フアンをされていたかたは是非行かれるべきだと思います。が、
まあずばりお金か時間、そして体力が必要なので
ある程度犠牲を厭わないひとに挑戦していただきたいです。





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2014/07/21(月)

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター2



2大アトラクションについて

フォービドゥン・ジャーニー

感想
全ハリポタ者が泣いた!(たぶん)
きゃー!ホグワーツの中を歩いている!これ知ってる!あれ知ってる!
わー!すごい!想像よりもリアル!
わー!えええー!!うう…うぇぇぇぇぇん!
みたいな感じです(分からん)。
ディメンターさんやアラゴグさん、バジリスクさん
便所のサラザールや暴れ柳、俺様などが総出でサービスしてくれるぞ!

諸注意
・酔いやすい人は酔い止めを飲んだ方がいいかも…。
 バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドよりも酔った。
・ややこわいめなので(たぶん)苦手な人は注意。
・脱げやすい靴はゴムを貸してもらえます。
・パス持ちと一般はルートが違いますが、
 一般ルートには温室があり、
 パス持ちルートのほうが肖像画のレイアウトが格好いい。
 つまり両方行くのが正解!
・パレードの時間が近付くと人が減って
 15分待ちとかになるので(平日)複数回乗るならそこがおすすめです。
・中でロッカーに荷物を入れますがその際100円が必要です。
 小銭を用意。あとで返ってくるので取り忘れなく。
・校内の写真を撮りたい人はカメラを出しておくこと。
 ただしそのままライドに乗って振り回されるので落っことさない自信があるひとだけ。
・創始者の会話パターンは2種。立ち止まっていると後ろの人も待ってくれるので
 全部聞きたい人は後ろの人に「先にどうぞ」のひと言を。

ねたばれ(行けないよーというかた向け)

映像に合わせてライドが動くんですけど、凄く出来が良いので
ハリーと一緒に空を飛んでいるようにしか思えないんですね。
たぶん身体の色々な錯覚や補完をフルで引き出しているんでしょう。
クィディッチ会場を飛んだりとか、
目の前でハリーとドラコが言い争いを始めたりとか、
「やばい小説内の世界にいるよ私…」っていう。
しかもまだ誰も死んでない時間で(エリア全体的に)ドラコも挫折してないんですよ。

で、ハリーが「みんなに手を出すな!」とか「僕から離れるな!」とか
凛々しい事を言ってくれて、目の前で使った呪文が例のあれ。
もうこれは泣きますよね。泣くしかないですよね。

あと映像ではない暴れ柳theリアルが襲いかかってきて、
「わあ、これに殴られたら死ぬ」って思いましたが
それでも泣きました。うん、でもこれは特殊例です。


フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ

感想
しょぼい。
ないよりはまし…くらいの…。

諸注意
・禁断の旅の後に乗る場合はがっかりしないように。
・てっぺんからホグワーツ城を見たあとはすぐに下を見て、
 ハグリッドの家を探そう。家の横には例のバイクがとまっています。
 例のバイクが!
・最後にビーキーがいる。
・優先パス持ちはハグリッドの家付近を通れませんが、
 通常行列だと行けるようなので、見逃した私の分まで見てね!

ねたばれ
特になし…。




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2014/07/22(火)

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター3



褒め褒め感想を読むことにより皆様のハードルが上がりすぎて
実際に行かれて「それほどでもない…」と思われないよう反転しておきます。

全体的な感想(行く予定の方はご覧にならない方がよろしいかも)

最初にエントランスアーチから見えるホグズミードの村が完璧でね…。
例のテーマ曲が、力強く流れていて一気に魂をもっていかれます。
一見欧州の伝統的な街並みっぽいんだけれど、そうではなく
ぐねぐねと歪んで曲がった、どこか暗い印象の建物。
上部のパーツほど小さく作る遠近法により、実際よりかなり大きく見えます。
そしてアーチで隠れていますが、くぐると右側にホグワーツ特急がババーンとあってギャー!
向かって左手の街並みが湾曲して目隠しになっていますが、
歩いていくと視界が開けてホグワーツ城がデデーンと見えてギャー!
工夫と演出に満ちています。
だんだん日が暮れて少しずつ明りの灯っていくホグワーツ城を眺めていましたが
あまりにいい雰囲気すぎて、エリアから出たくなかったし、
大阪にも、日本にも、マグル界にも、現実にも、帰りたくなかったです。
ハリー・ポッターの本の中の世界にずっといたかった。


はりぽたエリアに入るための方法

休日に、エリアに入って、アトラクション2つに乗って、
お店でお土産買いたいし食事もしたい、というかたは
下記のいずれかの方法で。

・JTBのアーリーパークインを利用
・ロイヤルパスを利用
・ユニバーサル・エクスプレス・パス5を買う
・ユニバーサル・エクスプレス・パス7を買う
・朝の5時前くらいからゲート前で並ぶ・ゲートが開いたら走る
 (もちろん事前に引き換え必要のないUSJ入場券を購入して)

朝一番は整理券なしではりぽたエリアに入れるようですが、その後すぐに入場制限になり、
ジョーズの前あたりの発券機で整理券をゲットする必要が出てきます。
休日だとゲートオープン1時間後くらいで夜までの整理券は全てなくなってしまうようです。
ちなみに今回はロイヤルパスを使用しました。2度入場するため夕方からの整理券をゲットし、
ゲート横のガラ空きのショップでハリーグッズを買いまくり写真を撮りまくり、
荷物をロッカーに預けて悠々はりぽたエリアに入場、並ばずにコースター、禁断の旅に乗り、
ハニーデュークスに並んで、三本の箒で食事しました(パスにはショップ関係の優先権はないです)。
パスとしては最強だと思いますが、ただし高い。
エクスプレスパスはロイヤルパスよりはやや安価ですが、
その代りヒッポグリフに乗れるチケットは付いていません。
ちなみにハリポタエリアから一度出てしまうともう中には戻れませんのでご注意ください。
(エクスプレスパスやロイヤルパスには他のエリアのアトラクションのチケットが付いていますが
それを使用するためにはハリポタエリアを出なければなりません)

友人または知人にUSJの年間パス持ちがいらっしゃったら全体的なアドバイスを求めるのがよいです。
USJに初めて来られるかたは、USJの他のエリアをどうするか事前によく相談された方がいいですよ。
はりぽたエリア+USJの主だったアトラクションすべてを1日で回るのは、あまりおすすめしません。
そしてハロウィン期間は1年で一番混む時期なので、初めての方は避けた方が無難です。
(ホグズミードのハロウィン企画とか、ありそうですけどね……)




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2014/07/23(水)

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター4

店舗や設備など

ハニーデュークス(写真はゾンコの店)



 エリア内で一番入るのが難しい所だと思います。
 休日は4時間待ち、平日でも3時間待ちです。
 ただし言われた時間よりは早く済む印象。
 「3時間待ちです」と言われて並びましたが、
 実際は2時間足らずでした。
 ハニーデュークスとゾンコの店は中で繋がっていて、
 店の外からレジまで完全に1列行列、
 店内を自由に歩き回ることは出来ませんでした。(2014.07)
 一部のお菓子はフクロウ小屋の西側でワゴン売りしている事もあります。
 


 私達の目玉商品「ルーピン先生の板チョコレート」は、
 外装はこんな感じです。(これ何の絵なの…分かる方おられますか…?)
 映画のチョコは二等辺三角形だったけど実際の商品はカットが直角三角形、くらいの
 ささいな違いはありますが、
 ルーピン先生にチョコレートをもらった生徒なりきりなどをして、
 楽しんで食べましょう!

三本の箒



 ここもすごい雰囲気出てます。
 お昼の3時すぎくらいに並びましたが30分ほどで座席につけました。
 スタッフの人に教えてもらいましたが、
 店内には4箇所10種類の動く影があるのだそうです。
 5種類までは見つけました。料理受け渡しカウンターの反対側の壁、
 入口側の壁の上部、入り口と逆の壁の上部です。
 時々ふっと浮かぶ感じなので、常にきょろきょろしていてください(笑)
 シェパーズパイを食べてみたけどおいしかった!
 ここもホッグズヘッドと中でつながっています。
 ホッグズヘッドは基本飲み物をテイクアウトするお店のようです。
 世界でここだけにしかないというホッグズヘッドビールを飲みました。
 イノシシの頭がフゴフゴ動いているよ!

その他
・エリアの入り口のストーンサークルですが、
 ハーマイオニー番長がマルフォイぶん殴ったところだそうですよ?(ネット情報)
 えーそうなの?なぜあそこを入口に!?
・時計台からは30分に1回フクロウの人形が飛び出てきます。
・杖屋さんは50分待ちとかです。
 20人くらいのうち1人は杖を選んでもらえるそうです。
・バタービールは、午前中20分くらい待ちました。
 まずチケットを買うのに行列して、次に商品を受け取る行列です。
 フローズンバタービールはマグ付1100円、プラスチックカップ600円。
 普通のバタービールはマグ付1000円、プラスチックカップ500円。
 両方飲んだけど、甘いのが苦手な人にはやや厳しいかもです。
 (私は何杯でも飲めるけどね!)
・檻に入った「怪物的な怪物の本」がいびきかいて寝てるの可愛い。
・専用切手と専用はがきを買って郵便局で出すことができます。
 筆記用具はポストの人に頼むと貸してくれます。
 ハガキと50円切手2枚のセットで700円。
・時々生きたフクロウを連れたスタッフさんとすれ違います。
 ちなみにこのエリアのスタッフさんは全員魔法使いという設定で、
 マグル世界のことには疎いらしいです。
 ハリポタに関しては5時間の研修があったと聞きますが
 さてどの程度勉強したのか、いっちょ試してやるか!とかいじわるしないように(笑)
・トイレは寮のトイレのデザインになっているので必見ですよー。
 マートルもいるよ!(見えないけど)
・ダームストラングの生徒さんがイケメンだったので写真を撮った。





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2014/07/24(木)

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター5

グッズなど

思ったよりシリウスグッズが多かったので驚愕した。
ハリポタ展でのあの酷い扱いは何だったのか。

・手配書キーホルダー
・手配書クリアファイル
・手配書シール
・手配書パスケース

手配書ばっかりやがな…。

そうそう、Wizarding World of Harry Potterの世界は
シリウスが脱獄して逃げ回っている時間なので
三本の箒のお店の前で手配書が大暴れしてます。
どんだけ見ていても飽きない…。
というかノーカットで見たのは初めてかもしれない。
あれ発狂して暴れている訳ではなく、
無理やり押さえつけられているのに抵抗しているのですね。
知らなかったよシリウス。

ルーピン先生のグッズは昨日書いたチョコレートがあるけど、
(先生のチョコ、開けたら中身がちょっと溶けてた!保管方法注意!)
しりるの唯一のグッズは
魔法生物Tシャツです。(クリックで写真)

「フィルチの没収品店」で売っていました。
パッドフットと……人狼……ちょっと先生には見せられない感じのグッズ…。
水魔と同じカテゴリなの…?ってちょっと真顔になって
買わなかったんですが、買っておけばよかったかな…。
ん?フィルチのやろう没収品で私腹を肥やしてやがるのか?

お店の内装は「ワイズエーカー魔法用品店」がかわいかったのと、
女子キャラクターの服のミニチュアチャームが色々あって、
一見何のグッズか分からない感じでオサレだった、
あとハーマイオニーの何でも出てくるパーティポーチもちょっとほしかった。
クルックシャンクスのミニチャームも買えばよかったかな…。
あとホグワーツからハリーに来た最初の手紙を模したクッションとか…
忍びの地図マグカップとかね…。
カボチャジュースは瓶がめっちゃキュートなのでおすすめですが
味はシナモンがかなりきいているので好き嫌いが分かれそうです。私は好き。
あとみんなご存じとは思いますが念のため書いておくと
めっちゃ冗談好きな仲良し以外に百味ビーンズをあげるのは
絶対やめた方がいいですよ。いくらいちばん有名なグッズとはいえ。
ハリポタを全然知らない人へのばらまきお土産は「爆発ボンボン」が無難で、
(口の中でパチパチしてちょっと変わっていて、夏でも溶けない)
少し知っている女子へは蛙チョコストラップがいいと思います。
(軽い、小さい、よく出来ている)

物価はだいたい日本の2倍と考えて間違いないです。
自分のものとお友達へのお土産をがっつり買いたい人は
3〜4万円ほど予算をとっておくといいと思います。


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2014/07/25(金)

せっかくなので2009年に描いた
ハリポタランド大予想のチラシをUPします。
汚い手書き文字が平気なかたはどうぞ。

文中で半年後に完成するって書いているのはアメリカのやつです。
所々当たっている部分もある。
吠えメールを作成してくれるサービスは
今からでも遅くないので実施してほしい。

バタービール小瓶5ドル、強気の価格設定!
とか書いていて鼻で笑ってしまう。倍額の約10ドルじゃーい!
(お食事が30ドルなのは合ってます…)
カロリーも136って書いてるけど、軽く倍以上あると思う。
外国のサイトで200って書いてたけど、飲んだ感じもうちょっと高い気がした。

豆だより4



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2014/07/26(土)

色々感想

BIRDMEN
面白いよー!バトル特化だけじゃなくて
能力を使った仲間内ギャグも地味に進化してるところがいいよー!
中学生っぽいよー!


宝石の国(アフタヌーン連載)
眠気に勝てない金剛先生かわいすぎるのと、
フォスの新しい戦闘スタイルは何度見てもぞわぞわするのと、
あとシンシャとの再会…。
性別がない宝石の国のカプ妄想ってBLになるのか百合になるのか…。

ハピネスチャージ
ひめ→めぐみの幼馴染男子→めぐみ→神→昔の女
の順番の片想いトレイン展開なの…?
なんというか…つまんないなそれは…(個人の感想です)。

アルドノア・ゼロ
とんち戦闘始まったので面白いよー。
ところでこの諸葛孔明はどうして学生などやっておったのか。

救命医ハンク5 セレブ診療ファイル
顔の片側だけ緑色に変色する病状なんかあるのか…。
メニエール病っていってたけど…。

江古田ちゃんが終わって、沙村先生の新連載が始まりましたよ!
毎回確実に面白かった江古田ちゃん。
沙村先生のは、ジャンル不明だけど面白いです。

ポタ映画でグレイバックを演じた役者さんが
この前トレッキング中に亡くなって
「イギリスも熱中症になるくらい暑くなるんだなあ」と思ってたら、
場所がアメリカのデスバレーだった!
画像検索したらまさにデスの名に相応しい光景だった。
夏のスポーツには注意しましょう…そしてなるべく2人以上で行動…。




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2014/07/27(日)

映画かんそう
「複製された男」

平凡な毎日を繰り返す中年の歴史学教師が、
ある日同僚にすすめられて見た映画のDVDに
自分に瓜二つの男が出演しているのに気付き、
その俳優に接近するが、
彼は顔や声だけではなく誕生日や体の特徴までまったく自分と同じであり
次第に彼は恐怖を感じる……というあらすじ。

上質のミステリーとか、2回見れば答えが分かるとかいう売り出し方をされていて、
そしてこのタイトルなので、ダンカン・ジョーンズ監督作品系の話なのかな?
と思ったけども、どっちかといえば不条理寄りでした。
特にラストとか「ハァ??」って声出るくらいの。
もうアルバトロス・フィルムのことは信じないんだから!
(というかモックバスター映画を配給する会社か…)

原作はポルトガルのノーベル文学賞作家、ジョゼ・サラマーゴ。
この人は「白い闇」も「ブラインドネス」として映画化されていますね。
「複製された男」は原作の邦題ですが、
映画原題の「ENEMY」のほうが内容には合ってる気がします。

直球おちばれ、やや下品注意ー!褒めてないー!

結局のところ某有名作品とオチは同じだと思うんですが、
チャック・パラニューク原作の例のあれは、
登場人物およびそのやりとりの1つ1つが魅力的だったのに対し、
この人たちは、状況を把握するや否やなぜか
すわっ!ぴんぐ!に異様に執念を燃やし(片方はそれに唯々諾々と従い)、
へぇー…あ、そうなんだ…って思ってるうちに終わりました。

蜘蛛は映画オリジナルの暗喩で、
家庭における女の支配的な面や母性をひょうげんしたそうです。
そうですか……。

ジェイク・ギレンホールは目の造形がすごい。
こんなに立体的な目の人ちょっといない。
そして左右非対称なんだけど、画家が計算して少し歪めた、みたいな絶妙なバランス。

やけに数字のプレートが強調されるシーンが多かったですが
(「74」とか「3650」とか?色々)
これもまた聖書のどうたらこうたらなんでしょうか。面倒なので調べない。





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2014/07/28(月)

映画かんそう
「思い出のマーニー」

あらすじ
誰にも心を開かず、孤独だった杏奈は
周囲の人間と自分自身を嫌っていた。
持病のぜんそくの治療のため、海辺の町で暮らし始めた彼女は、
不思議な洋館を見つけ、そこに住まう少女マーニーと出会う。

冒険譚ではないので動的な・派手なシーンが一切なく、
予告でかなり損をしていますが、丁寧で繊細なお話です。
ガール・ミーツ・ガールものなので、主要キャラに男性がおらず、
感情移入先がないことにより男性の評価は落ちるかも。

浅瀬を歩く少女の素足、バスケットに入ったクッキーとジュース、
月明かりの下の白いドレスの少女、キノコ狩り、少女2人の秘密の約束、
あなたが大好きという告白、そういうのがお好きな方におすすめ。

内容ばれ

大きな謎が1つあって、それが最後に明かされ、
主人公の内面が変わり状況が改善されます。
不明点が残らないように、ちゃんと丁寧な説明もしてくれる。
シンプルだけどしっかりしたお話。ラストも明るい。

子供時代に人より健康に恵まれなかったり、
親と何かしら擦れ違いがあったり、
思っていることを言えなかったりした経験がある人ほど
強く感情移入できると思います。

下記疑問

・マーニーは「出会った女の子の中で一番好き」って言いましたけど
 じゃあ久子さんのことはどう思ってたの…とちょっと考えた。
・太っちょ豚のシーンは「ハイこれでおあいこ!」と大人の対応を見せて、
 おっ、この子はさっぱりした性格なの?と思わせるも
 あとでカッターで脅されたなどと親に嘘を言ったりなどして
 結局どういう子なのかよく分からなかった。
・かずひこはサイロにマーニーを呼び出して何がしたかったのか…。
 己の恐怖と闘わせたかったのか…?原作を読んだら分かるかな?
・お金をもらっているから愛情がないという理屈はよく分からない…。
 少女特有の潔癖な感性…?でも子供は雲や霞では育たないのよ?
・これは疑問ではないけど、児童虐待を行っていたばあやとねえやが
 ぎゃふんと言わされぬまま終わったのでちょっと物足りない。
・というか一族に呪いでもかかっているのか。

映画オリジナルの、CM映えするようなシーン(大きなものが浮かぶとか飛ぶとか建造されるとか、
人物がものすごく高速で動く、沢山のものが同時に舞う)
それに必要な1エピソードが足されてプラス15分程度の上映時間であれば
ますます良かったんじゃないかなと思った。けどそれを足すと
映画全体の静かな雰囲気が損なわれてしまうかな?






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2014/07/29(火)

梅田阪急でマーベルフェアをやっていて、
等身大キャプテンアメリカ、ソー、アイアンマン、
ハルクのフィギュアの写真を撮りまくってきました。
物販は、狙っていたキャプテンアメリカものが売り切れており、
むなしく値札だけが残っていました…。



ところで撮影快調なアベンジャーズ2ですが
数日前アメリカのオタク系イベント、サンディエゴ・コミコンにて
キャストが集結し、きゃっきゃうふふと仲良しぶりを発揮していました。
とくにキャプテンアメリカ役クリス・エヴァンスは
相手の(もちろん男性限定)胸を触る癖があり、
アイアンマン、ハルク、新人クイックシルバーくんなどの胸を
無邪気にさわさわしているところをファンに激写されていました。
(ウィンター・ソルジャーの頃はウィンターソルジャーくんのお胸もさわさわしていた…)
「To LOVEる」かよ!!っていうね。
あとアイアンマン役のRDJは壇上に上がると同時に客席へバラの花を撒いていた。漫画か!

写真が次から次へとUPされるので、とりあえず全部保存して
時々眺めて癒されてます。
やばい。深夜のゆるふわ百合にハマるひとの気持がちょっと分かった。
アベンジャーズ2がますます楽しみになりました。

写真は「comic con 2014 Chris Evans」でグーグル画像検索すると一部出てきます。
(1日前とかの新しいやつです)




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2014/07/30(水)

映画かんそう
「アルバート氏の人生」

19世紀、高級ホテルで働く中年男アルバートは、
実は男性でなく女性で、彼女は救貧院送りを避けるために、
そして1人で食べていける職を得るために、
少女の頃からずっと性別を偽って生きてきた。

しかし日雇いのペンキ職人ヒューバートと相部屋になったことから
彼女の人生に転機が訪れる。

ねたばれ

不思議な映画です。もとは舞台劇だったそう。
女性が1人で生きていくのがほぼ不可能だった時代に
もしこういう方法が取れて助け合って生きるのが可能だったら…という空想物語。

ヒューバートは普通のイケメンにしか見えなかったのでびっくりした。

アルバート氏は積極的に人と関わってこなかったせいで、
信頼に足る人物とそうでない人物を見分けるスキルがなくて、
夢のために一生懸命貯めたお金で女の子に高級嗜好品を買わされたり、
それを女たらし男に横流しされたりとか
あのあたりはフラストレーションが溜まりました。

慎ましく善良に生きてきたアルバート氏が最後に報われるわけでは全然ないので
物語の登場人物には行いにふさわしい結末を望む、私のようなタイプは
ちょっとワナワナしてしまいますが、不思議と暗いばかりではない印象です。
(お金のことは許せないけど!結局ヒューバートの手に渡るって考えればまあなんとか…)





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2014/07/31(木)

先日上映会を催して、おすすめを見たり見せたりしたのですが
深夜アニメ「世界でいちばん強くなりたい」の最終回を見せてもらって、
ん!男性向け「Free!」だな!って思いました。
(せかつよあらすじ=国民的アイドルグループの一番人気の子が
突然転向してプロレス界に入ったので、アイドルグループの親友の子が
彼女を芸能界に戻すべく覆面レスラーとなって挑む)
男オタクも女オタクも、
かわいい異性の群れがきゃっきゃしているのに癒される感じ。


あと「アナと雪の女王」のボーナストラックで
カットされた絵コンテも見せてもらったけど
シーンとしては魅力的なのですが、全体として考えると切って正解だなーという感じだった。
悪役エルサのカットもあった。
(でもれりごーの歌と映像があまりにも凄すぎるので彼女の闇堕ちは取りやめになった)
(そのせいで逆にあの歌があらすじから浮いてしまうことになった訳ですが…)
(でも仲良し姉妹キャッキャウフフの方が世界中の人が幸せになるよね…)


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