3月日記

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2014/03/01(土)

色々感想

ステルス交境曲(ジャンプ新連載)
漫画:天野洋一先生 原案:成田良悟先生
西尾先生の次は成田先生かー。
自分に危害を加えるものを自動で攻撃するギミックを
装着させられた少年の依頼で、
周囲を傷つけないよぷに守る、なぞの透明の存在。
面白かったー。


聖☆おにいさん
いえっさがブッダのこと「シッダールタ」呼びすると
どっきりします。

BIRDMAN(週刊サンデー)
主人公たちの能力の得体のしれない感じ、いいですね。
敵味方もよく分からない感じもいい。

マギ(週刊サンデー)
創造主のうえに更に創造主がいて、どこで連鎖がとまるんだろう。
首と胴体の繋がったウーゴ君きたよ!
でも不思議なことに誰!?という感じ。

サムライフラメンコ
首相が聖衣をまとって聖闘士てきなものに変身した。
あとフラメンコポリスでてきてユニットになった。(白目)
宇宙人出てきた。
次に神が出てきて、おじいちゃんを殺したのは
実は主人公だったりしたらドラゴンボールだ。

合言葉の「エルボーロケット」はパシリムねたなの…?

エレメンタリー
そういえばワトソンの友達からしたら
真面目で優秀だった彼女が医者を辞めて、
薬物中毒患者のリハビリ付添い人に転職して、
それも辞めて、薬中だった私立探偵の助手になって、
約束もすっぽかしてばかりになったら普通心配するよな…うん。

「ワールド・トリガー」はインフルエンザのためお休み。
「べるぜバブ」は最終回でした。
「絶チル」新シリーズに向けて、夏までお休み。どちらも卒業式だった。




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2014/03/02(日)

リアル脱出ゲーム
「魔王城からの脱出」参加してきましたー。

死闘の末、魔王に勝利した10人の勇者たち。
しかし魔王は最期の力で世界を滅亡させる呪文を唱えた。
私たちは滅亡の呪文を打ち消さなければならない。
制限時間は60分。

楽しかった!
わりとこれまでの参加上限10人の脱出ゲームは、
各自がバラバラに謎を解いて、成果を中央に集める感じでしたが
今回は話し合って協力しなければならないように謎が作られています。
特に後半。
職業5種、スキル10種のうちの1つを選ぶんですが、
10のスキルには必ず使い道があり、
それをあーでもない、こーでもない、と
アイディアを出し合うのが楽しいです。
遠慮していたら時間がなくなっちゃうので、
思いついたことは全部言ってみるのがよいですよ。
あとスキルによってアイテムがそれぞれ違って、
私は魔法使いだったので、先端にオーブの付いた杖を持ってました。
剣や盾の人もいたし、角を頭に装着したりとか、ペンダントの人もいた。
武器を装着すると盛り上がりますな。
サブキャラクターの妖精さんや、賢者様、みなさんいいキャラクターでした。
みんなで円陣を組んで魔法を発動させたりとか、
秘密の暗い場所を探索したりとか、
ネタバレ厳禁なのであまり書けませんが
昔のファンタジーアドベンチャーゲームとTRPGを合体させた遊びのようでした。

ギリセーフかな…?一応反転

仮想上の私が死にかけたとき、
友達が咄嗟にスキル発動して助けてくれて「すてき…!」って思いました。
最近謎解き系合コンが流行ってるらしいけど何か分かる。



最後まで仕掛けいっぱいの名作ゲームなので
謎解きが好きな人は機会があればぜひ挑戦してみてください。




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2014/03/03(月)

漫画かんそう
「ワンパンマン」5巻まで

村田雄介先生の新作。
ずっと読みたかったのにモタモタしているうちに5巻も発行されていた。

就活中だった主人公は、ある日突然開眼して
ヒーローを目指そうと心に決め
ハードながら地味な特訓を己に課す。
その結果、髪が全部抜け落ちたが引き換えに彼は強大な力を手に入れた。
丁度そのころスーパーヒーローにプロ制度が導入され、
主人公も協会に登録して正式なヒーローとしての活動をスタートする。

コメディバトルもので、なんともいえぬ面白さ。
バトルものではめずらしく、主人公が図抜けて最強で
どんな敵が出てきても主人公のパンチ1発で倒されます(タイトル)。

主人公の強さにほれ込んで押しかけ弟子としてやってきた
イケメンサイボーグ君や、
主人公を狙うイケメン忍者くんとのコミカルなやり取り
(読む前から君たちの顔は知っていたよ…ぴくしぶで…)
悪役のテンプレをねたにしたり、バトルのお約束をねたにしたりもするので
ちょっとメタバトル漫画っぽいところもある。

村田先生がネットで連載中の同名人気漫画を発見し、
作画を担当させてもらえないか打診してみたという流れのようです。
ご自分でも言ってらしたけど、今風だなあ。




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2014/03/04(火)

映画かんそう
「フラッシュ・ゴードン」1980年

映画「TED」で有名になったカルトSF映画です。
(私はおおむかしにパタリロに名前が出てきて、
それで知っていたけど見たことはなかった…)
撮影現場もかなりグダグダだったそうですが、
映画の中身は最高に馬鹿馬鹿しいです。

悪の皇帝ミンが地球に攻めてきて、
それを察知していた科学者の作ったロケットに
偶然乗り込んだ金髪マッチョのアメフト選手ゴードンが、
同じく偶然乗り込んだ旅行会社の美人OLと共に冒険して、
(美人OLはミン皇帝と無理やり結婚させられそうになったり)
(ミン皇帝を演じるのはマックス・フォン・シドー!)
地球を守るという話です。
ゴードンが自分の名前の入ったピチピチタンクトップを着ていたり、
敵の軍団とアメフトの技で戦ったり、
マッチョなゴードンのお腹が案外ぽっこりしていたり、
まったく意味のない趣味丸出しのキャットファイトとか、
脱力ポイントは色々ですが、
薄い素材丸出しの安っぽいセットが致命的であるような気がします。
この映画を愛する人は一種だめんず的に、アカン部分に惹かれるのでしょう。

原作は1934年にスタートした新聞連載漫画だそうです。
昭和9年!なぜ50年も前の漫画を映画にしようと思ったのか。
そして大昔の原作を映画化するときはあらすじを大幅に変えないと駄目だ…!
ルーカスはこの作品を映画化したかったけど、
先に権利を押さえられていたので「スター・ウォーズ」を撮ったらしい。
結果的にはその方がよかった。
しかし「スター・ウォーズ」の方が3年ほど公開が早いので
ますますこの映画の駄目な部分が際立ってしまった…。

主題歌は名曲だと思います。一度聴いたら忘れられない。


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2014/03/05(水)

「重版出来」松田奈緒子先生 2巻まで

女子柔道日本代表までいったけれども、
体の故障でオリンピックを断念した主人公は
進路一転、出版社の面接を受け、厳しい倍率をクリアして編集者となる。
持ち前の素直さと粘り強さと明るさで、漫画業界の困難を次々と打破していく姿が描かれる。

主人公のガッツがすごい。女子の長所と男子の長所を併せ持つスーパー新人。
たぶんこの子はどんな会社の面接でも通ると思うけど、
でも日本のみならず今の先進国でこんな子が育つような気がしない。
「器用で優秀で瑕疵もないが自己評価も異常に高い。もっとも組織に向いてない」
と作中でdisられた他の志望者、今の環境では誰でもああならざるを得ないんじゃなかろうか。

漫画家さんと編集さんのドラマはどのエピソードも面白いです。
大御所漫画家さんが初めてネットの中傷を目にして
打ちのめされるけれど…という話や、
かつてのヒットメーカーが今は生活保護を受けている話、
放ったらかしにされた彼女が出て行ってスランプになる作家の話、
とくに山田風太郎先生や白土三平先生に影響を受けたという作家さんの
作中作「ツノひめさま」を読んでみたい!存在しない架空の漫画ですけど!

この「重版出来」が、ちょっと変わっているのは、
出版業界の話に独自の運勢論が絡まっている所です。
曰く「強い勝負師は体軸が通っている」とか
売れる海外書籍のタイトルが光って見えただとか。
(競馬で当たる馬が光って見えるって、きょうだいのひとから聞いたことがあるので
私にはわからないけどやっぱり光るんでしょうね。不思議だ/笑)

この漫画の中では、運は貯められるという設定なのですが、
(ひとに親切にしたりお墓参りに行ったりするとラッキーになる)
私は運は貯められないと思う。なんかもっと変てこりんで
理解不能なシステムのような気がする。


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2014/03/06(木)

漫画かんそう
「亜人」桜井画門先生 3巻まで

亜人という、人間に限りなくよく似た不死の生物が
人に混じって生活しており、
彼等は世界に47人現存していると言われている。
ごく普通の高校生だった主人公は、
交通事故に遭うことによって自分が亜人だったという事実を知り、
周囲からの差別や、政府との闘いに直面する事になる。

主人公および他の亜人たちは不死であるからして、
あまり自分の体の無事を重視しない戦い方をします。
なので結構残虐。
進撃がメガヒットしたので、この路線ウケるの?もう1本いってみる?
という感じなのではないかと思うんですけどどうなんでしょうね講談社。

主人公を無条件で助けてくれる幼馴染の親友(男子)がいるのですが、
まだ色々謎が多いので萌えるとか萌えないとかそこまでは行かない。
私は仕事が確実そうな眼の細い帽子のひとが好きです。
2巻までは原作者がついていたんですが3巻から降りられたようです。




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2014/03/07(金)

読書かんそう
「星籠の海」上巻 島田荘司先生

瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、連続して死体が流れ着く事件が起こり、
解決のために呼ばれた御手洗は
広島県の福山市で起きる不審死と宗教団体の暗躍、
文献に記された村上水軍の武器の謎、
そして瀬戸内海という「時計仕掛けの海」の壮大な謎に挑戦する。
というあらすじ。

周囲からゲイカップルと勘違いされて否定するねた、
ダブルベッドをあてがわれて困るねた、
そして石岡くんが若い女性とデートで食事していると
後ろの席からぴょっこり顔を出す御手洗さん、
と島田先生のその筋に向けたサービスがすごいです。
(これまで私の2人の脳内イメージ映像は違う顔だったのですが、
今回完全にカンバーバッチ氏とマーティン・フリーマン氏になりました)

宗教団体はどう見ても○一教会ですね。
調べたら2012年秋に教祖が亡くなっていて、
だからお書きになれる環境になったのかな?と思いました。
今のところ関係のないような様々なエピソードが展開していますが
下巻でぐーっと収束していくのでしょう。

日本編終章だそうです。
もう石岡くんは四の五の言わずに荷物をまとめて
世界へ飛び出すがいい。
御手洗さんが不安になって追いかけてくるほど
各国でトラブルに巻き込まれて大暴れするといい。


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2014/03/08(土)

色々感想

軍師官兵衛
官兵衛と半兵衛のシーン、なんだかマリみてみたいでした。
お姉さまが試練を与えてるっぽい、なぞの百合感。

エレメンタリー
大雪で都市機能がマヒし、
捜査の手段も原始的なものになるという状況がちょっと面白かった。

ハドソンさんの性別が…ゲイ、じゃなくてトランスジェンダー?
んーと、スランプに陥った創造職の人々に
インスピレーションを与えるミューズのような役割を仕事になさっているそうです。
レギュラーキャラクターになるっぽい。

相棒
良さそうな人がじつは悪人でした!よりも
悪そうな人がじつは良い人でした!という方が
終わったあと暗くないですね。
あと犯人のひとがチョイ役過ぎて、
最後の謎解きで「このひと誰だっけ…」って思った。

あの復讐青年、仮面ライダーウィザードで
ハルトのむかしの男のサッカー青年くんやってた子だ。

最後の警官
幼馴染の彼女も、ツンデレスナイパーも、悪人死すべし派なので(共に犯罪被害者)、
自分は甘っちょろいのかと悩むわんこ主人公を
ツンツンしながら励ますツンデレスナイパー…かわええ。

鎧武
弟君が見た光景が何だったか判明しました。
これって「蜘蛛の糸」状況で、
すぐさまネットで世界に向けて全データを公表すべきなのでは?
こんな島国の一部地域でモタモタしていては、出るアイディアも出ないよ。

仮面ライダーで悪役が不在で、悪意のない侵略に対し人間同士が争うのは
シリーズ初ですね。これで自滅したら名声にたがわぬ史上最強の鬱ライダーだ。

プリキュア
プリキュアがとうとう目からビーム出したよ!

キルラキル
黒衣と白衣が入れ替わったところの最高の盛り上がり!
さつきさま黒のセーラー服似合う!
そしてさつきさまのほうが主人公っぽい…仲間との絆とか…。

サムライフラメンコ
全宇宙の全次元の集合知みたいなよく分からんやつでてきた…。
ちょっとこれ何が起こったか説明が難しい。
主人公がヒーローであろうとする情熱の強さによって
運命が作られた世界だった…そして主人公はヒーローをやめた…。
私が期待していた方向へは化けなさそうな感じ。

マギ(サンデー連載)
シバの女王出てきた。シバは一応国の名であるけど
まあ女王の名前は認知度が低いからね。

食戟のソーマ
普段裸(エプロン)の人がスーツを着ると格好よさが際立ちますね…!
一色先輩ストライプのスーツ似合うわ…。

ムジカ・ピッコリーノ
「ポリリズム」ってリズムの複合体か!
ポリエステルとかのポリか!
そう言われて聞いてみるとパフュームのあの曲、
リズムが混在してるわ!初めて気付いた。




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2014/03/09(日)







に行ってきた。魚、ちょっと苦しいかな?芸術のために頑張ってくれ…!
って思ったけど、よく考えたら見ている人間の方が密集しているのでした。
魚も人間も頑張れ…!




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2014/03/10(月)

シリル 文章更新「誕生日とプレゼント8」

誕生日とプレゼント5とつながっているので既読が望ましいです。
あと正真正銘今書き終わったので誤字が酷いですよ。

今日はルーピン先生の誕生日です。
おめでとう先生!

シリウスの誕生日プレゼント、一度体験してみたいなって
(自分で書いたものながら)思ってましたが、
この前、「魔王城からの脱出」に挑戦して
魔法使いの杖を振り回して冒険している時
「あ、脱出ゲームって近いんじゃね?」
と気づきました。有料だけどな!



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2014/03/11(火)

イギリス人とバーベキューについてちょっと検索していたのですが、
イギリス人はバーベキューが大好きで、
でも日本のようなイベントっぽいバーベキューよりは
日常的なぶん少し質素なのだそうです。
そしてイギリス人は顔見知りのグループで固まってしまう傾向にあり、
誰も知り合いがいない場合は積極的に輪の中に入ったりせず
モソモソ1人で静かに肉を食い続けるそうで、
そりゃあ欧州の中にあっては変わり者ポジションにされるというか、
なんかよく似た気性の民族を私は知っている…と思いました。

夏に屋外でバーベキューをしていても
蚊が出ないというのはいいですね。
日本の蚊を半分ほどプレゼントしたい。




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2014/03/12(水)

映画かんそう
「ホビット 竜に奪われた王国」

相変わらず安定の面白さでした。
原作には登場しないレゴラスがまさかの大活躍、
しかも若いだけあって気性の荒い黒歴史レゴラスです。
強すぎてむしろ笑いが漏れるエルフアクションも健在。
なんと恋愛ドラマもあります。
竜のスマウグの声はBBCシャーロックのひとなのですが、
ワトソン役のマーティンさんが演じるビルボが
延々とスマウグを誉めそやすシーンがあり、これもまた笑いを誘います。

内容ばれ箇条書き

・いや、本当、自分の鼻血を見てザアーっと血相が変わるところとか
 最高に好きです。レゴラス。
 「ゴミクズ以下の下等生物の分際で!高貴な!この俺に!血をォォ!」
 って荒木飛呂彦先生の絵で自然と浮かびました。
・指輪までの数十年で何があってあんなに達観したのか。
・レゴラスのお父さんもまた美形ですね。
 (中の人はオーランド君より若かったはず)
・樽乗りシーンは圧巻でしたね。カメラが寄って離れて、俯瞰、仰瞰、
 下から撮っている状態で上から斬られた首が落ちてくるところ
 ギャッて思いました。迫力あったー!
・Barrel riderは「樽にのる者」だった。
 樽にのるぞう…まあ緊張感を削ぎますからね。
 というかビルボさん、あなた樽に乗ってなかったじゃない。
・スマウグさんは微妙にあほのこでかわいかった。
 強すぎて、相手の作戦なんか警戒する必要がなかったせいで頭が退化したんですね。
 そして私たちがバスタブを好きなもの(お金・同人誌など)でいっぱいに埋めて、
 その中にもぐりたい〜とか言っているのを実践してお昼寝してたとか面白すぎる。
 黄金像を見た時の「ファッ!?」って顔が好きです。
 (私は黄金像が動いてぶん殴るのだと思ったが、それはパシフィック・リムだ…)
 火を吹こうとして冷却水をぶっかけられて出せなかったところ、
 なんだか出そうだったクシャミがなくなったみたいだった。
 というかスマウグのファイアブレスはどういう仕組みで出てるのか…。
・原作の最後のほうの展開で、現代の感覚からすると「!?」って思う所がないではないのですが、
 さすがPJ、うまく補完してきた。今回前振りがありましたが、
 なるほどその解釈なら納得できる。さすがPJだぜー!




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2014/03/13(木)

美容院で髪を洗ってもらう時、
大抵はタオル的な何かを掛けてもらう事が多いですが
ときどきはアイマスクだったり、
または丸めたタオルだったり、
変わった所だと、
オペラ座の怪人みたいな白いマスクを付けられたりします。

ところで先日「長方形の紙」を貼られたのですが
(端っこを濡らして額にぺたりと)
なぜか縦長で、まあ分かりやすく言うとキョンシーなんですが
これ絶対シャンプーしている人から見たら面白いに違いないと思いました。
でも洗われている方は面白くないし、
左右ちょっと見えるのが気になるので、結論として紙は良くない。




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2014/03/14(金)

映画かんそう
「それでも夜は明ける」スティーヴ・マックイーン監督

財産と妻と子を持ち、平穏な生活を営んでいた
黒人のヴァイオリン奏者が、
ある日偽の演奏の仕事を持ちかけられ、
打合せをしている最中に酒に薬を盛られて誘拐され、
意識が戻ったときには奴隷として売られていた……
というあらすじ。実話です。

マイケル・ファスベンダーさんと
ベネディクト・カンバーバッチさんが出ているので見ました。

ぞっとするような皮肉っぽさと、
ものすごく綺麗な冷たい表現、
物体を輪郭も見えないような超アップで撮ったりとか、
人の顔を凝視するみたいな表情の撮り方とか、重厚でいて先鋭的な映画でした。
とくにファスベンダーさんを映す時の、食いつくような集中は凄いです(笑)。
監督のミューズはファスベンダーさんだそうです。公式発言きたよ。

子供の悲鳴の高音部って弦の音に似てるねそういえば…ってこの映画で気付きました。
気持ちの弱っている時はおすすめしません。

内容ばれ

白人の治産者はもちろんギルティ。
でもその妻もがんがん虐待かましているのでギルティ。
黒人のひとが無罪かと言うと、女主人となった元奴隷の暮らしぶりを見れば一目瞭然のギルティ。
宗教はまったく助けにならず。
善の側というものはこの映画の世界にはない。

ブラピとパーカーさんだけがプカプカ浮いたように善良なんですけど、
ラストに突然善人投入が始まると、途中が途中なだけになにか不安になってしまうというか
ブラピは殺されて畑に埋められたんじゃないかと思っていました。
そしてパーカーさんのお店は焼打ちにあいそう…。

最初、普通の人間としての意識が折れるまで殴られるところが怖かった。
(いや、暴力シーンはどこも怖かったけど)
それと主人公の首吊られシーンの背景の、超牧歌ターンが終わらないやつ。

ファスベンダーさん演じる農場主は、冷酷とか非情とかいうよりも
精神の病の人で、怒ると自分をコントロールできない。
現代でもああいう人は各国にたくさんいて、家で妻や子をぶん殴ったりして
なんとか我慢して生活しておるのだと思います。
奴隷制度が「主人側に」悪く作用する点の1つとして、
ああいう病理を持つ人をどんどん悪化させてしまうという所がある。
ファスベンダーさんいい演技でした。夜中に熟睡しているときに
基地外の主人が突然枕もとで大騒ぎを始めるのって心底ホラーですよね。

奴隷制度およびそれに類するもの、
支配欲を満たし尚且つ経済的実利のある何かはこれからもずっと近くにあって、
光ある限り何度も蘇るRPGのラスボスの捨て台詞のように何度もコンニチハすると思います。
誰も被害者にならず、誰も加害者にならないように、
そのための強さと努力は人間が存在する限り永久に必要です。
状況に従ってしまう性質のひとには前者が難しく、
他人を支配することに快楽快感を覚える人には後者が難しいだろうけど。

タランティーノの「ジャンゴ」と、ストーリーラインは似てるけど全然違う。
続けて見るとたぶん話が混ざって面白いと思います。

夜明けは全員の上に来るもので、そう考えたら映画のラストで夜が明けたとは到底思えないので
邦題はなんかちょっと違う気がします。(原題直訳は「12年間の奴隷生活」)






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2014/03/15(土)

色々感想

エレメンタリー
性的暴行を受ける女性の動画をネットに流すと脅迫して
その親からお金を脅し取る現代の脅迫に比べたら
恋文をねたにしたむかしの強請なんて、
紳士の遊びのようなものだ…。(恐喝王ミルヴァートン)
ヴィクトリア朝時代の人が現代の犯罪内容を知ったら
ショックで気絶するんじゃないか。

作中で出てきたロバート・フロストの詩は
「雪の夕べ森のそばにたたずんで」
しかし森はどう考えても死を暗喩しているだろうので、
今回のホームズへのプレゼントとしてはどうだろう……?

相棒
「待ちぼうけ」いい脚本でした。
というか次週瀬戸内法務大臣が…?え…?官房長?

ウィザード・バリスターズ
盛り上がってきたー!
しかし主人公のひどい遅刻癖と、
それを責める方が悪者みたいな演出どうにかならないのか。
経験的に、出勤1日目に特に事故や災害ではない理由で遅刻してくるひとは
アルバイトでも正職でも100%すぐ辞めちゃうよ?

サムライフラメンコ
1回も登場しなかったお巡りさんの彼女の話、ちゃんとオチがあった。
しかし宇宙人と闘ったあとで、
お巡りさんが心をちょっぴり病んでいたとしても一体なんだというんだろう。
最後でまた急展開きましたね。

食戟のソーマ
幼女を脱がすのかと思わせて(この漫画ではおいしいものを食べた人は脱ぐ)、
普通に子供リアクションで「おいしー!」なところは惚れ直すね本当。
カレー回がやっと終わって良かったですよ。
いや面白かったけど、毎週毎週おいしそうなカレーの漫画って拷問ですよ。

進撃の巨人(別マガ)
まさかの拷問回。
進撃の巨人、ホラー映画と比べても遜色なく怖いよ?
ホラーが怖くて見られない人なんて、本当はごく少数なんや…。

ハンジさんのことが好きになりました。(嫌いになった人も多いと思うけど…)

こち亀
スノーダンプってそういう風に使うのかー。パカって…なるほど…。
でも高齢者が屋根に上って雪かきしなくちゃいけないのは
大変危険なので、はやく画期的な屋根が開発されてほしい。
ベルトコンベア屋根とか…(って思ったけどすでに知恵袋でボコボコだった)。
うーん、そうかコストがそんなにかかるのか…。



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2014/03/16(日)

読書かんそう
「愛したのは、「拙にして聖」なる者
―漱石文学に秘められた男たちの確執の記憶」

小さな出版社から出ている、ご当地本、みたいな感じで
(あ、いま調べたら一応amazonで買える…)
「おもしろかったですよ」と貸してもらったのですが、
本当に面白かった。漱石ファン必読本です。逆に漱石に興味ないと苦しいかも…。

漱石作品にトータルで6人も出てくる「清」という下女と
1人の「清子」という女は誰なのか、というちょっとしたミステリーです。

おちばれ

漱石にとってかけがえのない心の拠り所、
高浜虚子こそが「清」だったのです!ナ、ナンダッテー!という結論が
書簡や作品を例に挙げながら解き明かされていきます。

そして漱石の書く、男女の三角関係の元になっているのは
子規と虚子と漱石の3人の、嫉妬と愛憎うずまく関係です!みたいな。
ナ、ナンダッテー!
資料の並べ方がうまくて、段々そんな気がしてきました。

それから清には関係ないのですが、
思っていたより漱石の精神の病が酷くて、
夜中に突然雨戸を開けて庭へ出ていっちゃって、
奥さんは恐くて見に行けず寝たふりをしていたとか
自分の子供を突然ぶったりとか、
下女と妻を日本刀でぶった斬りたくなるって手紙に書いてたり、
(シャイニングか!)
状態の悪い時の資料だけ読むとすごい感じ。
でも「探偵とかそれに類する者につけ回されている」って
なんで世界中でスタンダードな妄想なんだろう…不思議だ…。



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2014/03/17(月)

第86回 アカデミー賞 授賞式を見ました。

今回の趣向は斬新で、司会者がたびたび観客席に混ざり、
ピザを注文してみんなで食べたりですとか、
スターたちが集まって写真を撮ってツイッターにアップしたりとか、
内輪の小さなパーティーのようでした。
素早く意図を理解した(あるいは元々世話好きなのか)
男性俳優がピザを取り分けたり、
スターの面白い一面が見られました。
しかし去年に比べると少し地味だ…。むずかしいですね。
司会はエレン・デジェネレス。以前も1度司会をされているかた。

ツイッターで俳優の容姿やファッションをdisってる家庭に
セレブがあらわれて、あんたたちの容姿はどうなの?衣装はどうなの?
っていう寸劇があった。むこうも酷そうだものなあ。

作品賞は「それでも夜は明ける」
監督賞は「ゼロ・グラビティ」でした。
キュアロン監督おめでとー!
アズカバンを撮ったのはキャリア的に良かったのか悪かったのか、
今も何か申し訳ない気持ちになったりしますが、ともかくよかったです。
「息子と協力して脚本を書きました」ってイケメンの息子さんが映りました。
「ゼロ・グラビティ」の撮影風景もちょっと流れましたが
なるほどああいうう風に…人間はむしろ精密で安価な3Dデータだな!って思いました。
個人的に戦争映画以外で爆発したり高速で移動したりする映画では賞をとれないと思っていたので
「ゼロ・グラビティ」での受賞は嬉しい驚きです。


イディナ・メンゼルが生で「Let It Go」を披露する!ということで
とてもドキドキしていましたが、まさかの!出だしの不調とリズム狂い!
彼女ほど実力があって経験を積んだ人が緊張するとは考えにくいし、
どうしたんだろう体調でも悪いのかしら、
それともジョン・トラボルタが前説で彼女を紹介するときに
なぜか全 然 別 の 名 前 を 言 っ た のが原因かしら…
(1文字違いとかではなく全く違う名)とかぐるぐる考えた。
ジョンが悪いということにしよう!しっかりしてよジョン!
もう今後は中居君の音程どうのこうの言うのはやめよう…イディナでさえうまくいかないのだから…。


アニメの賞は「風立ちぬ」ではなく、「アナと雪の女王」がとりましたね。
内容も対象年齢も違うけど、どっちもいい作品です。残念だけど納得。
(風立ちぬが落ちたのは、現在のアメリカの
喫煙バッシングの強さのせいであるという説を何かで読んだ)

あいかわらず皆さんのスピーチはスタッフさんの名前と
配偶者や両親や子供の名前なので、すべてのひとが寿限無をやっているみたいですが、
歌曲賞をとった2人が、全員の名前をミュージカル風に早口で大量に歌って
おお!ナイス!と思いました。

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが人のためにすごい熱心に
にこにこしながら拍手しているところが映ってますます好きになった。
あと、日本のインタビュアーのいるところをガン無視して
手も振らずに行ってしまう俳優さんがいるかと思えば
(かなり昔の話です。調べると捕鯨反対派のかただったりしてびっくりしましたが)
今回のナオミ・ワッツさんのように向こうからやってきて喋ってくれたりして、
好感度急上昇します。ナオミさんいいひとだ!

「12 Years a Slave」のスティーヴ・マックイーン監督は
受賞の際、舞台でぴょんぴょん飛んでらした。
スピーチでは「現在でもまだ世界には2100万の人が奴隷生活を送っている」
という話をされていた。
あとファスベンダーさんが控えめ過ぎて、舞台のどこに立っているのか
全然分からなかった。
というか往年の俳優スティーヴ・マックイーン(故人)が映画撮っていると
勘違いする人もいるのか!!
逆に番組ゲストの三谷さんは故人の方がお好きなので、
今後は彼の話をするとき「俳優の」って付けないと…って嘆いていらした。




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2014/03/18(火)

映画かんそう
「アナと雪の女王」

雪深い王国で生まれた姉妹の姫。
姉のエルサには氷の魔力があり、幼いころ妹のアナと遊んでいる時に
彼女の魔法のせいでアナが命を落としかける事故がおきる。
以後、両親の言いつけでエルサは魔力をコントロールするため
軟禁生活を送り、その時の記憶のないアナは1人寂しく成長する。
両親が他界し、エルサが女王に即位する日が来るが…というあらすじ。

ディズニー長編アニメーション初のダブルプリンセスにして
初の女性監督です(男女共同監督)。
ピクサーの「メリダとおそろしの森」で実現しかけた初女性監督が
途中降板という形で終わってしまったので、今回は実現してよかった。
こんなディズニープリンセスは初めて!というところは他にもあって、

おちばれ注意!

プリンセスが白馬の王子に騙されて裏切られる!
これはすごい…。王子さまに夢見ていられる時代ではないということか。
(しかも王子が火サス)
そして死にかけているプリンセスを救う真実の愛が、
男女の愛じゃなくて姉妹愛!
(ディズニープリンセスじゃないけどメリダも母娘ものでした)
(ディズニーアニメがとうとう同性愛を扱った!とゲイの皆さんが快哉を叫んだり
普遍的な正しい愛の価値観を攻撃するものだとして一部でバッシングがどうのこうの)

ボリュームを出すため安易に軍を率いたり演説したりしないところがいいです。
王道を壊しつつ、それでも安定したカタルシスのある話になっているところがさすがのディズニー。


箇条書き

・ディズニープリンセス初のよだれを垂らして眠る姫…。
・両親はただ閉じ込めるだけでなく、もうちょっと他の国から魔法使いを呼んで
 エルサを学ばせるとかしたほうがよかった。
 あとアナを後継者にしておくとか、もうちょっとこう…。
・人物の動きはアイディアに満ちた魅力的なものでした。
 とくに城内のアナの一人遊び。絵画の人物に混ざる遊びや
 甲冑との戯れ、柱時計の振り子を蹴る真似ごっこ、全部かわいい。
・歴代ディズニープリンセスの中で最強の戦闘力だろうなエルサ。
・Let it go好きなんですが、
 演出とはいえ山にゴミを捨てたらあかんよ…と思っていました。
 手袋×1、マント×1、王冠×1……そうしたら1つ回収された!
・クリストフがプルシェンコさんに見えて見えて仕方なかった。
・弱っていくアナの部屋の扉がノックされて
 オラフが出てきたとき、もしかして彼が真実の愛を!?って思った。
・個人的には氷の魔法使いの姫よりも、
 開門と同時に歌い踊りながら城から出てくる姫の方が、ヤバい度が上だと思う。


この予告大好きなのです(25か国バージョンもいいですね)。
https://www.youtube.com/watch?v=V9JJyztJLLA

そうそう、エンディングの後に1シーンありますのでご注意。


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2014/03/19(水)

映画かんそう
「プリキュアオールスターズ
NewStage3 永遠のともだち」

眠ったまま目覚めないという症状の子供が何人も出て、
プリキュアが真相究明に乗り出すよ!というお話。

内容ばれ

・最初に妖精学校が映って、1秒で子供が「またかー」とつぶやいて
 大阪の子供のツッコミの速度は聖闘士なみだなと思いました。
・映画オリジナルキャラクターのグレンとエンエンが再登場、
 そして同じく映画オリジナルのプリキュア、エコーも出てくるよ。
・目覚めない子供たちは、バクの母親が息子の為に
 ずっと遊んでくれる友達を確保していたせいなのでした。、
 副題の「永遠のともだち」がちょっと怖い意味になってる。
・バクの母親は平野文さん。
 特別ゲストで剛力彩芽さんと野沢雅子さんが出られてました。
・ももゆりサービスあざまーす!
 プリキュアたちですらセリフのない人もいるのに
 このもも姉の愛されっぷり。
・例によってプリキュアたちも自分の夢の世界に閉じ込められて
 みんな小説家になったり総理大臣になったり女医になったり
 教師になったりしてるんですが、
 エレンだけ…エレンだけが
 「コタツでハミィとおしゃべりしている」のが将来の夢で
 目頭が熱くなった。
 エレン=サリエリタイプのツンデレで闇落ちからのプリキュア参加。本体は猫。
 ハミィ=あほのこ天使でモーツアルトタイプ。猫。
 エレンはどうやってあの世界が幻想だって気付いたのか。
・女医になったかれんさんが男前すぎる。
 あんなシリウスみたいな顔の女医さんいたら通うわ…。
・バトルを見ていると攻撃方法が、
 物理の子と魔法の子に分かれる事に気づきます。
 物理の筆頭は初代。
・衣装が凝ってて一番かわいいのがスイートだな…。
 一番……なのが正直言うとハピネスチャージ…ごめん…。



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2014/03/20(木)

突然ですが私の犬(と狼)切手コレクション自慢。







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2014/03/21(金)

映画かんそう
「ロボコップ」

バーホーベンの映画のリメイク。
オリジナル版は残酷描写が特盛りだったことと、
主人公の眉毛がなくてちょっと恐かったことしか覚えてませんが、
リメイク版はロボコップに一応ちゃんと人権があって、
敵の種類が増え、メディアの偏重報道や企業に阿る政治への皮肉がプラスされたり、
あとロボコップのデザインがシュッとしてたのが今風だなと思いました。
(演じるのはヨエル・キナマン、スウェーデンの高身長小顔の俳優さん)
ちょっとアイアンマン風…と思ったらデザインの会社が同じらしい。
ていうかオリジナルの「ロボコップ」が27年前というのに驚愕ですよ。

ゲイリーがオムニコープ社の博士役で出ているので見に行った感じです。
トップにすごい仕事の無茶振りをされて、ぐぬぬ…てなりながら
せっせと要望に応える、ちっこくて有能なおじさんの役でした。

内容ばれ

・冒頭、ムスリムが被害者として出てきて、
 去年あたりからハリウッド映画におけるイスラム教の扱いが変わりつつあるのを感じます。
・頭と肺と片手以外の生体部分を捨てて、
 定期的に外部から血液を交換する仕組みなのは面白かった。
 もともと内臓は、脳に適切な成分の血液を供給する役割しかないと、
 言えなくもないからな。
 全身に循環する必要がなければ心臓もいらないもんな。
 肺はあれ、酸素を取り込んでるのかな?それとも単に発声のためにあるのかな?
 生殖器は、もし無事だったのに捨てられたのなら、
 マーフィーは関係者全員をぶん殴ってもいいと思う。
・角膜にやけどを負ってるのに何で睫毛が残ってるのか。
・ロボコップ1体で26億ドルって言った?安いような高いような…びみょう…。
・ロボコップの開発工場はなぜか中国にあって(中華向けサービス?)
 脱走したロボコップが田んぼを走るという奇妙なショットが見られました。
・たぶん普通の住宅はロボコップの重量で床が抜けるんじゃ…?
・生体脳なのにドーパミンを抑えられて感情がなくなったり、
 プログラムの判断か自分の判断か判別が付けられなかったり、色々興味深かった。
・最後の方のアクションシーンは、ちょっと悪い意味でゲーム画面みたいだった。
・今回の悪役オムニコープ社はオリジナル版の悪の会社オムニ社の子会社のようです。
・オリジナル版そのうちに見よう。普通のレンタル屋さんにあるかしら…。





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2014/03/22(土)

色々感想

サムライフラメンコ
「あなたのためだけの悪役になります」と主人公の前に現れた少年、
しかしその少年は本当に実在するのでしょうか。
あなたの心の中だけに存在する悪役なのではないでしょうか…?
というあらすじ。ううむ。
最終回イベントをやるようですが、これ人が集まるのか…
キャーキャー言える類のものではなく、
みんなが真顔になって考えちゃう話のような…。
なんていうかダウナー…?てきな?

最後の警官
あらすじをBL的にまとめてみました。

2つの凶悪犯罪対策班があって
ひとつは犯人を殺してでも事件を解決するAと
もうひとつは犯人を殺さずに解決する組織B。
2つの組織のリーダーはかつてのバディ同士で主義の違いから決裂した。
Aの新人とBの新人がなぜかコンビを組まされたりして
息の合ったコンビに。
しかし結局黒幕の政治家のもくろみは
Bの警察官達をわざと凶悪犯に殺させて、
現場の警官に射殺の判断をゆだねる、
制圧法を成立させようというものだった。
陽動に気づいたA組織のリーダーは
殺されかけていたB組織のリーダーを救出し、
助けに来たけど殺されそうになったA組織のツンデレ新人を
B組織のわんこ新人が助けたのでした。
夏コミには本が出るはず。

しかし香椎隊長が最終回で突然黒幕の企みに気づいて
本人にわざわざ指摘しに行ったのは本当なんでなんだぜ。

あと主人公が他人の怪我を癒せる能力の設定はどうなったの?
映画化するみたいだから映画でやるのかな?

相棒(シリーズ最終話)
うぉぉぉ官房長が格好いい話でした。
生命の安全を絶対に保障するという約束で証言してくれた人物を
約束通りに、自分の死後も完全に守りきったという…。
頭が良くて用心深くて防御力が高くて、
しかも信頼できる協力者に恵まれているなんて…。すてき!
あと江戸っ子の瀬戸内さんもすてきでしたね。今回平均年齢高かった。

カイトくん危機一髪に関しては、うん、スペシャルっぽいなとしか…。
あんちゃんだって馬鹿じゃないんだから、
防弾チョッキの可能性くらい考えるだろうし、
当然頭を狙いたいところだけど、空気を読んで胸を撃ったんですね分かります。

杉下さん、しかしあなた官房長の超法規措置を咎めてましたが
捜査のための不法侵入とか1度や2度じゃないですよね?ん?

3月25日から3夜連続で、三谷さんの人形劇
「シャーロックホームズ」があるのでお見逃しなく!学園ものらしいですよ!


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2014/03/23(日)

読書かんそう
「君のいた日々」藤野千夜先生

中学時代の同級生で、社会人になって再会した春生と久里子は
結婚して18年の夫婦である。
しかし結婚20周年を目前に突然の病で夫を失った久里子と、
突然の病で妻を失った春生の世界が交互に描かれます。

彼等は喪失を受け入れ難く、電燈の点滅や家の軋みも
配偶者の存在と結び付けずにはいられません。
友達や肉親や息子に思い出を語り、生活を送り、食事に出かけ、
それでもふとした折に思い出は蘇り、春生と久里子は涙に呑みこまれます。

力技で泣かせにくるということはなく、淡々と話は進みます。
こんなに純粋に愛し合える夫婦って全夫婦の何割くらいなんでしょう。
ここまでの相手に出会えたのなら、
たとえ死別しても幸福だし、人生に悔いなしと感じられる気がする。

しかし去年の秋に出版された本が、もうamazonでも在庫がないとは
昨今の出版事情ってどうなっておるのか…。





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2014/03/24(月)

The World of TIGER&BUNNY
に行ってきました。タイバニ展です。
目玉はなんといってもショーなどで実際に使用されたヒーロースーツです。
予想よりもサイズがでかくて、
これがネクスト能力で猛スピードで追いかけてくるって
どんだけの恐怖だろうと思いました(なぜか犯罪者目線)。
というか追ってきたスピードで体当たりでもされたら、
トラックにはね飛ばされた位の衝撃はありそうです。
シュテルンビルトの犯罪者、根性あるな。
1/1スケール、ダブルチェイサーもきてました。
テレビで見ていると、スーツに対してやや小さめという印象ですが
(特にライアンさんとかパーツがハミ出ててたし)
実際見たら軽自動車よりよほど重量感あります。
これではね飛ばされたら以下略。

桂先生のキャラクター画、製作さんのシュテルンビルトのイメージスケッチ、
女神と蟹の伝説の絵本のパネルに見ごたえがありました。
桂先生の絵、強弱が的確で立体的に見えるし、
表情は力あるし、髪型もファッションもオサレだし、
巻髪とか一度もなさったことないだろうに、
どうしてあんなに絶妙の巻きをお描きになれるのか!
RisingのOP映像と女神の絵本を描いた方は新人さんって聞きましたけど、
そりゃまたどえらい新人さんが爆誕したものですね!

料金を考えると展示内容がちょっと寂しい気がしたので
(普通の絵の展覧会等の満足度と比べて)
もうちょっと特別編集映像(モブ子のシーンだけとか、
背景に女神像の映っているシーンだけとか、食べ物だけとか、乗り物だけとか)を
人の少ない部屋にモニタを置いて流すとか、
パネルにして飾るとかしてボリュームを出すか
あるいは入場料を数百円下げろと思いました。

大阪ではなんでも4時から行列が始まり、8時ですでに400人、
物販は通常皆がほしいなと思うようなトートバッグ等、
手ごろな値段の可愛いものはすべて瞬殺、
初日のお客のみ受注生産受け付けだったらしいので、
今後開催されるほか都市の会場に行かれるみなさんはご注意ください。
(あ、でも徹夜は禁止らしい)

蟹の絵を見ながら「やっぱ食べるよねえ!」って話をしてました。
食べるよね!




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2014/03/25(火)

山のぼり その7

今回はいつもの山を2往復しました。
Aの登山口から入ってBの登山口から出て、
Bの登山口から入ってAの登山口に戻るのです。
去年の今頃は迷子になって1回登っただけでヘロヘロになっていた山に、
2回登れるようになるなんて、
私もちょっと「ひのきのぼう」から「はがねのつるぎ」
くらいにレベルアップしたんじゃないの?という感じです。
時間をかけたらその分だけ結果が返ってくるのは
ゲームのレベル上げみたいでいいですね。
しかもゲームと違って筋肉は、電源を切ってもなくならない!

以前は3時間かかっていた道のりを、
現在は2時間半で歩けるので往復5時間です。
休憩時間なしで踏破したので
途中、大自然の静寂のなか
低空飛行のプロペラ機みたいな音がして
なに撮影しとるん?と思ったら自分の腹の音でした。
「脂肪でも燃やしてろこの豚め!」「イエッサー!」
と、ひとりハートマン軍曹ごっこを楽しみました。

まだトレッキングには早いのか人は少なく、
その割には外国の人によく会いました。
外国のるるぶ的な本にでも載ったのかしら…。
あと初心者さんに道聞かれたー!




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2014/03/26(水)

漫画かんそう
「四月は君の嘘」8巻まで

母の常軌を逸した英才教育により、
少年の頃からコンクールを総なめにするほどの
ピアノの腕前をもっていた主人公は、
母の死と共に演奏中の自分のピアノの音色が
聞こえなくなるという症状にみまわれ、
以降ピアノには触れずに平凡な学校生活を送っていた。
しかし作曲者の意図に囚われることなく
自由に演奏するヴァイオリニストの少女と出会い、
主人公の人生が少しずつ変わっていく…というあらすじ。

主人公の眼鏡と髪型、才能に関する話であること、
途中から幼女が出てくる、タイトルに月数が入る、
などの理由からなんとなく
「3月のライオン」っぽい…とずっと思っていました(笑)。

主人公は元々は機械のように
完璧に譜面通りの演奏をこなす能力があって、
弾き始めはどうしても昔のスタイルが出てしまうのですが、
演奏の後半になると奏者が変わったように音が変わるという
特異なピアノを聞かせてくれるようです。実際の音で聞いてみたい。
ずっと聞いてみたかったのだめの演奏が
映像化のときにピアニストの郎朗さんの演奏で聞けてしまったように、
この作品も映像化でイメージ通りの演奏が聞けたりするのかもしれません。

曲に対する解釈やイメージを説明するシーンの絵に力があり、
知らない曲は、そして知っている曲でも聴いてみたくなる。

ただ音楽に関する愛憎や執着やコンプレックスの話のインパクトに比べると、
主人公周辺の恋愛系の三角関係や友達の恋人がどうのこうのの部分が軽い…
むしろなくてもいい。




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2014/03/27(木)

映画かんそう
「グランドピアノ 狙われた黒鍵」

久しぶりのイライジャ・ウッドくん主演の映画なので
見に行ってきました。
いやー、この子は漫画みたいな目の大きさですね。
大きいというか?立体的というか?

弾けるのは世界で2人しかいない難曲に挑んで、
ミスをしてしまったピアニストのイライジャくんは
ショックで5年間引きこもりますが、
奥さんのお膳立てした復活リサイタルの舞台に立つと、
楽譜に手書きのメッセージで
「あの難曲を弾け。ミスしたらお前と妻を殺す」と書き込んであって、
犯人の狙いは一体何か!?はわわ!というお話です。

ネタは面白いんですが犯人が手際の悪い子で、
後半だんだん半笑いになってくる感じです。
イライジャくんファンにおすすめ!

ねたばれ

イライジャくんファンへのおもてなしの精神なのか、
なぜか車中のタキシード生着替えシーンがわりと長めに映ります。
アンダーシャツもパンツもばっちりです。
邦画の体当たり新人女優みたいなことをやらされている…。
グランドピアノには仕掛けがあって、
難曲をノーミスで弾くと
秘密のボックスがぱかーんと開く仕様になっているのですね。
それを弾きこなせるのはイライジャくんと、
亡くなった師匠でピアノの持ち主のおじいちゃんしかいない訳なのです。
しかし犯人の手際ときたら本当にグダグダで、
おかげでイライジャくんは捨てた楽譜を探して
オケパート演奏中に全力疾走で焼却炉に行ったり戻ったり、
どーでもいい雑談に演奏しながら答えさせられたり、
あれでは弾けるものも弾けないよ!

犯人なにがやりたかったかというと、
せっかく頑張って作ったすごい仕掛けを
誰かに開けてほしかったのじゃないかと思います。
だって本当に中身だけが重要なら
夜中に不法侵入してハンマーとバーナーでぶち壊せばいいんですから。
しかしあのピアノ、実際にあったらすごい価格になりそうですね。
(ギアとバネの仕掛けでキータッチのあのスピードを判別できるのかとか、
楽器としての性能が犠牲になりそうとかは置いて)

最初から出てきたやたらマナーの悪いカップル、すごい引っ張るので、
ラストで彼らのマナーの悪さが解決の糸口になるのかと思ったら違った!
こいつらはマナーが悪いから死んでもいい人ですという前振りだった!
作品鑑賞中に携帯を鳴らす人々への、監督の憎しみが伝わってきた…。

それからイライジャくん、やや指が短いので
世界ナンバーワンの超絶技巧ピアニストか…と思っていたけど
演奏しながら携帯メールを打っていたところで白目になりました。
たしかに君が世界NO1やでえ!



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2014/03/28(金)

漫画かんそう
「失踪日記2 アル中病棟」吾妻ひでお先生

以前感想を書いた「失踪日記」の続編です。
アルコール中毒治療のために入った病院のお話が
より詳しく描かれています。
何年もかけて丁寧に描かれているので、
絵も情報も密度が濃いです。
病院や患者同士のサークルで出会った
個性豊かな人たちのエピソードがユーモラスです。
前作と同じで悲惨な話も明るく描かれているので、
読んで陰鬱な気持ちには(たぶん)なりません。

この漫画で学んだ重要なこと

1.アル中になったら、精神病院の治療棟に行くこと。
  内科では幻覚に対応してもらえないが、
  精神病院では薬で幻覚を止めてもらえる。(薬スゲー)
2.家族がアル中になったら一旦見放すこと。
  (これは漫画家の西原さんも同じことを言っておられました)
3.回復段階で狂おしく飲みたくなったら
  食べ物をドカ食いするか、睡眠薬を飲んで寝てしまうこと。

内容ばれ

吾妻先生は回復期に自分が描いた絵を貼っておられましたが、
それがもう力のないへろへろの、バランスが滅茶苦茶になった絵でした。
怖かった。私は「線画って手の筋肉で描いてるよね」って思ってましたが、
線画は手の筋肉と、精神で描いているものなんですね…。
でもその後(デッサン教室に行かれたりなどして)
ちゃんと絵が回復されたのは凄いことだ。

怖いエピソードと言えば、
冬にこたつで死んだ人の話も怖かったです。死後1箇月。
冬なので上半身は綺麗だけど、こたつに入っていた下半身は…という。

アルコール中毒は1度なってしまうと治癒がむずかしく、
また完治したと思われた人でも何年も経ってから
ふとしたはずみで再発してしまう病気なのだそうです。
景気が悪い+社会情勢が暗いという条件で今後なんか増えそうな気がしますが、
お酒とは楽しく付き合いたいですね。
でもオタクは不思議とお酒飲む人が一般人に比べて少ない気がします。
体質的に飲めない人やお酒が嫌いな人が多い。
インドア=代謝が悪い=アルコールを分解しないせいなのか、
真面目な家庭で育ってお酒との縁が薄いせいなのか。






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2014/03/29(土)

色々感想

BIRDMAN
やっぱり面白いわ……。
この漫画は、学生のグループによる、ある程度リアルな、デビルマンなのだと思うんだけど、
正体を隠した変身もので避けて通れないのが動画サイトの問題ですね…。

聖おにいさん(モーニング2掲載)
お花見だー!
というかキリスト教の断食についてはあまり知識になかった…。

ハイキュー
ネットのむこうのひとが進撃の巨人だ…。
身長2mの人は、自分の頭の上にキティちゃん載せたくらいって
妙にかわいい表現なので今後使わせていただきたい。

黒子のバスケ
人気投票、編集部が介入して
数字をいじったりなどしていないというのが分かった、妙な順位だった…。
かがみさん…その順位…。

おおふり(アフタヌーン掲載)
田島様のリラックス法は、スパイクのヒモ穴を数える事で、
家で寝る前にスパイクを見てイメトレをしているというエピソード、
田島様でもそんなに緊張することがあるのか!というのと、
本番で自己暗示をかけられるよう毎日トレーニングするってプロのアスリートの域だな!
というのと。

鎧武
弟くん総攻めだな……。
鎧武を見てない友達が、「沙耶の唄」の作品内容みたいなラストではないか?と言ってましたが
そうするとライダー史上初のクトゥルフものになって伝説の作品になりますね。
(あれ?剣はクトゥルフではないよね?)

キルラキル(最終回)
うおー!姉妹萌え!(アナと雪の女王といい、姉妹ブームなのか!)
そしてこんなすっぽんぽんぽんなラストのアニメは初めてだ!
大団円でした。鮮血は「うしおととら」の最後のページみたいなやつを
脳内で付け足した!大丈夫!

ハマトラ(最終回)
洋ドラの最終回みたいなラスト…
続くって出たけど、続くの?

人形劇ホームズ
学園ものなので殺人は起こらない感じです。
登場人物は原典の登場人物の役割と名前に準ずるようです。
山寺さんって分からないくらいのナイーブなイケメン声。
(自分は15歳だって思いこみながら演じておられるとのこと)
小物の類が相変わらずすごい。コップに入った水が揺れてる!
OPのプロジェクションマッピングが格好いいです。
夏に続編があって、秋に本格始動、毎週放映するとのこと。

軍師官兵衛
例の茶釜と爆死した人の爆発がまずまずの爆発だったので、本能寺も期待。

エレメンタリー
アイリーン。性善説を信じるひとで、ホームズが一目置くほど頭がよく、
そしてセックスに関して「この俺が教えられた」とのこと。
どういう人なの……。
モリアーティが誰だか自信がなくなってきた…。
ワトソンのカウンセラーだとずっと思ってたけど、
グレッグソン警部という線もあるし、アイリーンという可能性もあるよね。

来期のアニメはジョジョだけでいいかなとも思うんですが、
中高生に人気のカゲロウプロジェクト?もいい歳をして気になるし
あと高河先生の暗殺教室みたいなやつ。
ピンポンは邦画がすごい好きでな…。どうしようかな…。



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2014/03/30(日)

録画していたソチオリンピック閉会式の映像を今更ながら見て、
(シャガールの逆さまの世界と浮遊する人物の立体化がすごかったです)
サーカスやバレエ、文学者やピアニストや作曲者や画家、
世界に名を知られた文化の担い手達がどしどし紹介されるプログラムを見ながら
東京オリンピック一体どうするのかなーとぼんやり思った。
日本の有名な文学者や音楽家や画家って……?

いやまあ!うちにはドラえもんや悟空さやガンダムやトトロがいるけどね!
いっそガンダムが歩いてきて聖火を灯したら、うけるんじゃないかしら…。
それと2020年にはもう廃れているかもしれないけどプロジェクションマッピング。
人形劇ホームズのOPで、無色の立体に映像を投射するのって面白いなと思ったので、
舞台装置みたいに大型モニタと組み合わせて、様々な世界を表現してみてはどうだろう。
あと、可能ならフィールド全体に上空から何台にも分けて投射したりしたら面白いかも。
なんにせよ、お金はかかっているけど…うん…野暮ったいね…というのは回避してほしい。




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2014/03/31(月)

映画かんそう
「LIFE!」

ウォルターはLIFE誌の写真管理者。
母と妹を養いながら真面目に働いているが、
気が小さく空想癖があり、いまひとつ冴えないのだった。
ある日、LIFE出版部門が他社に買収されることになり、
雑誌はWEB展開が決定し、リストラが始まる。
最終号を飾る写真がLIFE誌を代表する写真家から送られてくるが、
そのネガから肝心の1枚が欠けていた。
ウォルターは前後に映っているものをヒントに
世界中を飛び回る写真家を探す旅に出る事を決意する。というあらすじ。

ウォルターが、声もかけられない女性相手に
自分がイケメンのヒーローになって惚れられたりする空想をしていて、
それでぼんやりと会社で立ち尽くして
同僚にクリップをぶつけられて笑われたり、
あ、なんかちょっと我が身が痛い感じがする(笑)と思いました。

地平線の彼方まで、なにも遮蔽物のない1本道!
そこを自転車やスケボーや自分の足で疾走するウォルター。
風景の爽快感に加えて音楽が非常に良いです。
お話も説教臭くない程度に人の背中を押してくれる内容で、
気持ちが上がります。

1947年の映画、「虹を掴む男」のリメイクらしいのですが
あらすじを読んだら内容全く違う!
元の映画の方は「モルダーあなた疲れているのよ…」という感じですよ。

内容ばれ

写真家の人がすごい存在感でしたね。
ユキヒョウのところよかった。
カメラに邪魔されたくないっていうの、ちょっとだけ分かります。
ウォルターのあれに微妙に傷ついて、
でも次の瞬間は気にしてなかった所も、
寿命が短くて感情が連続してない生物みたいでなんだか切ない。

しかしウォルターが旅の途中で一旦帰ってきちゃうところは
脚本上のあれやこれの都合でどうしても必要だったんだろうけど
ぐんぐん飛んでいくような流れを中断しちゃって残念だった。

LIFEの最終号の表紙、実際はどうだったんだろうと思って検索したら
知恵袋に先輩がいらしてすぐに見られましたが
「…うん、まあ…」という表紙でした。

「髭が似合うのはダンブルドアだけだ!」というジョークは
急に来たので不覚にも受けた。
アメリカ人にとってのハリポタって何なのだ…。
そしてサルマンやガンダルフの立場は。

しかしこれ映画は良かったんですが、
予告を作った人が神すぎてハードル上がったよね…。
https://www.youtube.com/watch?v=kGWO2w0H2V8


あ、今年のエイプリルフールも何もしません。
毎年どっと閲覧者さんがいらっしゃるので本当申し訳ない。



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