11月日記

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2013/11/01(金)

映画かんそう
「グランド・イリュージョン」

実力の確かな手品師、催眠術師、奇術師など4人の男女に
ある日謎の招待状が届けられる。
それから1年後、彼等は
「フォー・ホースメン」というイリュージョンユニットとして
人気を博していたが……というあらすじ。

スカーッとする気持ちのいい映画です。
むかしのルパン三世のアニメみたいな。
それと、ファンタジー映画やSF映画ではどんなすごい映像があっても
「うぉー!CGすごいですね。1分あたり幾らかかるでしょう」
って見てしまうのですが、
この映画は、イリュージョンの舞台シーンを実況風に撮影していて、
奇術でも可能なパフォーマンスの次にふとCGが使ってあると
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!???」ってなります。
手品やトリック、あと騙されるのがお好きな人はぜひ劇場へ。

マーク・ラファロが、ゆるふわ癒しの捜査官として出てます。
これ邦画になったら綾瀬はるかさんとかが演じるんだろうな…。
モーガン・フリーマンやマイケル・ケインなどの手堅い配役、
あと手品師と催眠術師は「ゾンビランド」の主役とタラハシーコンビだし
ヒロインはメラニー・ロランというなかなか通好みのキャスト。

監督のこれまでの仕事を見ると
「トランスポーター」「ダニー・ザ・ドッグ」「トランスポーター2」
「インクレディブル・ハルク」「タイタンの戦い」とあって、
どういう作風のひとなのか、よく分からない感じです。
原案のボアズ・イェーキンも同様。
もうひとりの原案エドワード・リコーは作品が出てこない。

内容ばれ

取調室で奇術を使って椅子をぐるぐる回しているシーンが大好きで
予告で見るたび笑ってました。本編だと短かったので予告の方が好き。
手品を使った格闘シーンとか、カーチェイスとか
サービスしすぎでしょう!!
ちょっと催眠術がチートすぎる気もするけど、あまり追及する気は起きません。

最初の招待された部屋の仕掛けとか、もうどきどきしました。
主要人物がみんなトリックの創造者かつ熱烈な愛好家で、
いわば全員オタクなんですよね。なのですっごく共感できた。

最後モーガン・フリーマンと対話したあたりから
ラストシーンまでのマーク・ラファロがきれいすぎたので、
CGかと思いましたが、他のシーンをわざと汚くしてるんでしょうか…。
アベンジャーズの頃よりちょっとふくよかになってるので、
2までには減量シクヨロ!






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2013/11/02(土)

色々感想

トトリ2
そっちの方向にミスディレクションか!!
そして、あれ、妹!?私夫婦だって思ってた…。

エレメンタリー
子供関係の事件は捜査形態がちょっと違うのか…。

連続児童誘拐殺人事件に使われた車に乗っていて拘束された、
犯人とみられる男が、8年前の最初の被害者だったという事件で、
後味が悪い方向に面白い事件だった……。
でもわりと簡単にホームズが騙されたりして、
これホームズものじゃなくて普通に面白いサスペンスだ。

英国のマスコミはセンスがよくてアメリカは悪いの?なんで?

キョウリュウジャー
トリン、昔の男おおすぎ!過去の秘密おおすぎ!
どんだけ男の運命を狂わせてるの!魔性なの!?
しかもブラックトリンまで出てきちゃったよ…。
あと今回見て思いましたが、
パタポンのテイストを取り入れて
モブたちが歌う原始的なメロディとリズムで
巨大ロボを補助できるネタを初回からやったら
良かったんじゃないかと思いました。
歌の種類によって防御倍加とか攻撃倍加とか効果が違うの。
歌は日曜の朝から盛り上がるやつ。打楽器と鍵盤打楽器多め。

仮面ライダー
確信しましたがやっぱり主人公狙いだ!
そして兄は弟を狙ってる!

マギ
モルさんに女の子のお友達が!…とほのぼのする暇もなく
一気に百合っぽい何かが醸し出されて…!?
アリババくんがきめられてる技って、ロメロ・スペシャルだっけ…。
(ほかに師匠を作るなんてこの浮気者という理由で)

月光条例
月よりの使者の大詰めあたりは、
コミックス派の人は絶対お外で読まない方がいいですよ。
鼻水出して号泣しますよ。

暗殺教室(49号)
女子組の活躍回。少年漫画における女子の友情話って
「そんな女はいねーよ…」みたいな話が多いのですが
めっちゃ地に足がついてる。
あと「女はいい男を捕まえるだけだから人生楽だよな」
に対する控えめな反論が描かれてます。
(反論するのは女装した渚くんだけどな!一番可愛いのも渚くんだけどな!)
なんなの松井先生…大好きだ!あきらかにMのもんたと思われる人物がdisられてるけど大丈夫なの!?

京騒戯画
先週おすすめいただいて見てみましたー。
異世界京都もの。京都アニメが続きますね。デザインと色が面白いです。

キルラキル
人間に神衣など不要という主義の秘密組織
ヌーディストビーチ……ああ、だから脱ぐのか…。

サムライフラメンコ
身代わりネタはいつかくるだろうと思ってたけどもう来た!
なんか…深夜アニメというより深夜ドラマの面白さ。
じわじわくる。

ノイタミナショップとやらで毎週先行上映会をするそうだが
タイバニのときにバンダイ主催でこういうイベントがなくてよかったですよ…。
生霊が口から出て東京まで飛んでたよ。

ファミ通で連載されている
「ゲームのムズカシイ話」というコラムが面白い。
髪の表現方法については主にブロック分けで作るのと
髪を1本1本作るのの2通りがメジャーであるとか、
眼球の光らせ方とか、影のつけ方とかの技術の話がテーマなのですが、
要約して感想を書きたいんですが、理解が足らなくて
本文引き写しになっちゃうのですよね……。
単行本になったら買いたいけどなるかな。

ジャンプ49号に遊戯王のひとの読み切り。わー外国の漫画みたいな描き込み!
異世界ファンタジーなのにやっぱりカードで戦うのかよ!?



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2013/11/03(日)

断言しちゃいますが、早くて10年、遅くても20年で
ハリポタ映画はリメイクされると思う。
現在のハリウッド映画は役者さんのブロマンスサービスが
過激化の一途を辿っているので、
役者さんたちが何を言うか聞くためにも長生きしようと思いました。
(「彼とは毎朝4回やってるよ!」くらいは余裕でおっしゃる)
(基本あのかたたちは人を喜ばせるのが好きなので、
 あれだけ女性ファンがキャーキャー反応したら、そりゃあ言う)




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2013/11/04(月)

映画かんそう
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語」

どの魔法少女が好きだったかによって、かなり感想が変わるかもしれません。
キャラクタではなく、あの世界観と演出が好きだった人は大変に楽しめる映画です。
あの物語を愛していた人には、うーん、うーん、何て言ったらいいか難しいですが、
まあ覚悟して行くに越した事はないでしょう。
友達でも誰でも、親しいオタクの人と一緒に行ったほうがいいような気がします。
(終わったあと、色々話せるので)

細かい演出とか美術は、他のアニメから図抜けて優れてます。
どのシーンを見ても丁寧でセンス良く幻想的でうっとりします。何回でも見ていたい感じ。

ねたばれ

若いひとほどショックがでかい、と思う。

アニメ本編は最初から丁寧に伏線が張られ、それを綺麗に回収して閉じたからこその
爆発的ヒットだったのですが、
逆に売れてしまったが故に今後も継続して商売をせざるを得ず、
そうするためには完璧に閉じていた本編の結末を無理やりこじ開ける以外ないという、
なんだか捻じれちゃった状況。
そのための手段は限られていたと思いますが、最大限の努力を見せていただきました。

・パンフが何かすごかった。友達に見せてもらったんですが
 型抜きとか型押しとか。千円は安いと思う。
・変身シーンはみんな踊りがモチーフになっていて、
 そして最後は変容でしめくくられていた感じでしたが
 マミさんの、フィギュアスケートからの
 背中を引き裂いてのメタモルフォーゼが一番好き。
・ナイトメアを浄化する歌、魔女っぽくて可愛かった。
 お茶受けの中にロシアケーキがあった!(ような)
・マミさんがしあわせそうだったのでヨカッタ。
・さやかさんは別人のように落ち着いて、いい人だった。
 一回魔女化するとすっきりするのかな。
・というか杏子さんとのカプ押しがすごかった。
・魔女はやっぱりデザインが格好いいですねー!
 魔女の姿をプリントしたエコバッグのシリーズとかないものか。
 あたらしい魔女、顔から何か白いものがぽろぽろ落ちているので
 涙かな?と思ったら歯だった!えぐい!
 というか上顎から上がなくて彼岸花が咲いているという頭部がね…。
・そして魔女同士の激突が見られるとは!ありがとうございます!
 巨大ロボを呼べ!という感じ。
・映画見た直後にそのまま飲みに行っちゃうのいいですよ。
 なんかすっきりします。うふふ。
 なんか2、3回おんなじこと言った気がする。


でもねー、魔法少女総入れ替えでもよかったんですよ?
円環システムの中でも起こり得る悲劇を書いてくれてもよかった。






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2013/11/05(火)

映画かんそう
映画ドキドキ!プリキュア 
「マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」

タイトルなんだかスポーツ新聞の見出しみたい…と思ったり(笑)。
人間に打ち捨てられたものたちが、人間を異空間に閉じ込め
永久に思い出とともに暮らすよう強制するのを
プリキュアたちが阻止するぞ!というお話。

内容ばれ

しかし…不幸にして内容が映画まどマギとちょっとかぶっちゃってて、
(あちらもプリキュアパロディみたいなのがあったし、
あと謎のマスコットがこっちは「ベベル」むこうが「ベベ」とか)
絶対比較するなよ、絶対にだ…と思いました。
予算とか対象年齢とか仕方ない部分が色々ね!

出てきた瞬間から「お前の正体を知っている」と大人は言いたくなる
なぞの青年マシューの声は谷原章介さんで、パンフを見せてもらうまでは
芸能人枠って全然気づきませんでした。うまかった。

珍しくがっつり赤い血がぽたぽた落ちるような流血があり、
女児が「わーん」って泣いてました。

エンゲージモードが一足お先に出てきました。
ドレスは全員デザインが違うのでしょうか。楽しみですね。

突然アイちゃんがわりと普通に喋り、
しかもミラクルライトを出したことに、女児は無反応でしたが
私たちは動揺を隠せず「えっ」と言ってしまいました。
しゃべれたの……?





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2013/11/06(水)

せっかく奈良の大台ケ原で身についた筋肉が、
日々の暮らしで失われちゃう!もったいない!
と思ったので、最近は毎日7キロの重りを背負って歩いています。
何を思い出すかと言えばドラゴンボールの亀仙流ですね。
普通のOLがなんで土嚢を背負って歩いてるんだろう…
と時々我に返っては笑っています。

重い荷物を背負って歩くのは
歩荷(ボッカ)トレーニングという、ちゃんとした名称があって
本当は30キロ以上の荷物を背負って山道を登るという
「えっなんでそんなことするの!?変態なの!?」
って感じのトレーニング法なので、
適当に荷物を軽くして、歩くのは平地にしました。
(この方法で鍛えた人が登山荷運び人になったりするそうです)

ダイエットのための運動って、
化粧品やトリートメントと同じで、長く続けると効果が出なくなるのですが
そういう意味で、このトレーニングは私にとって今すごく効果絶大です。
いろいろローテーションでいこうっと。
腰と膝に負担がかかるので、ある程度筋肉がついてからのほうがいいです。
あとふらふらするので、交通量の多い道は注意。
まあでも7キロって、幼児しょってるくらいですかね。



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2013/11/07(木)

海外の嫁姑問題、みたいな書き込みで
「嫁が、食器と一緒に猫のトイレを食洗機に入れる」
というのがあって、さすが海外!スケールが違うな…と思ったことがあります。
ちなみに若い夫婦側の意見としては
「殺菌されるのだから問題ない。頭が固い」とのこと。

わりと食に関して汚いのとか腐ったのとか、平均より気にしないほうの私ですが、
存在しない自分のエア子供と、そのエア配偶者がこのタイプだったとしたら
たぶん会うのは1年に1回くらい、それも外食にする…と思いました。

世界平均からしたらきっと、私もすっごい神経質な部類なんでしょうね。


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2013/11/08(金)

最近人気の出るドラマって、

「面白いドラマが見たい層」と
「周囲との話題合わせのために人気作品を見たい人」と
「役者のファン・原作のファン・制作陣のファン」と
「なんとなく楽しそうな様子をぼんやり見たい人」

の4勢力に視聴者が分かれるんじゃないかと思うのです。
そして人気の出るドラマ(4勢力全部に受けるドラマ)というのは
必ずコメディ要素かシリアスギャグが入っている気がする。
といっても、キレキレの笑いが必要なわけではなく
バラエティ番組のようにみんなでわいわい楽しそうにじゃれ合っているというか、
極端な話、大声で元気よく会話しているだけの場合もある。
そういえばラノベでも漫画でも、軽くそういう傾向にあるような…。

なので安堂ロイドは、別につまんなくはないけど視聴率は上がらないんじゃないかなと思った次第。





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2013/11/09(土)

色々感想

マギ
やめて!アリババさんのモテない男ねたを毎回盛り込むのはやめて!
アリババさんの人望を丁寧に描いて最後に落とすのもやめて!
月に1回くらいにしてあげて!

サムライフラメンコ
フラメンコガールがでてきてやっと分かりました。
あ、これ「キックアス」リスペクトなのか…と(遅)。
そっか、女子の場合はプリキュアっぽいものに変身するのが夢か。
しかし改造スタンガンで気絶させて金蹴りとはえぐいな…。

ヴァルヴレイヴ2
ヴァルヴレイヴに乗りすぎると死ぬ!という事実が判明して
本当にあった怖いヴァルヴレイヴになって参りました。
(でもどういう訳かこの場合先に死ぬのは血を吸われているエルエルフさんのようです)

チャロ2
急展開。カレンとトモコが祖母と孫であるという事実を
トモコに教えるために(人間語が話せないチャロが)
トモコ母とカレンの写っている写真を借りてくるのは
あたまいいな!と思いました。
というか、恨まれているというのはカレンの勘違いだったようです。
や……カレンもトンコももうちょっと会話した方がいいよ相手と…。

エレメンタリー
今度は案外ちょろく誘拐されちゃったぞホームズが。
原典・グラナダ・BBC現代版・ロシア・ハリウッド映画、
最近話題のホームズの中で間違いなくこのホームズが、一番へたれ。

トトリ2
人の見分けのつかない私には今回の犯人が荒川良々さんに見えたといいます…。
予告になんか片桐さんがいたような…。


サンデーの「BIRDMAN」は、なんだか変則連載になったのですね。





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2013/11/10(日)

昨日の書き残し。

地球ドラマチック「名探偵シャーロックは今も生きている!?」
コナン・ドイルのインタビュー映像が流れた!びっくりした!
写真しかない時代だと勝手に思ってた…。
お話の仕方とか、ワトソンそのままの温厚そうな紳士だったけど、
過去の探偵小説disがちくっと入ったり、
随分儲けさせてもらいました、と言ったり、
うむ、なんか、英国人なのだなと思いました。
アメリカの出版社は、1語につき1ドル払うという条件を出したそうです。
それって「おお!」みたいな言葉でも1語って数えるのかしら。
ドイル先生がホームズもので母音多めのBL書かれたら大変な事になってましたね。
インタビューの終わりは、犬と共に、挨拶して去って行かれました。
とりあえず永久保存。

進撃の巨人(別マガ)
死亡フラグ回避!……と思ったら、なんか別のフラグが立った気がする。
わあ、どうなんだろう。
先生は絵柄のせいなのか別の理由か、
人が死んで疲弊して最悪に陰惨な状況をお描きになるのが上手いですが、
今回なぜか終盤にほのぼのシーンをぶちこんであって、
そのギャップに狂気すら感じました。
クリスタ様にも何か憑いちゃったし大丈夫なの!?
あれもライナー兄貴みたいに常時切り替わるの?





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2013/11/11(月)

なんとなく分かってきたことがあるのですが、
山ジャンルのひとのおっしゃる、
歩きやすい道=道具を使わなくても歩ける道で、
ときどき山をランク別に評価しているサイトさんなんかがあるのですが、
道具さえ使わなかったら全部初心者むけに分類されてる気がする。
もうひとつ新たに「初心者で体力のないかた」というランクを増やしてほしいものです…
山ジャンル全般的に……。

そしてブログなどに書いてある
ゴム草履で登れたとか、高齢でも登れたとか、
うちの小さい子供が登れたとかいうのは基本自慢だから
参考にしてはならないということは学んだ!
(ゴム草履は初期に騙された、というと言葉が悪いけど信じて大変な事になったよ…ほんと…)




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2013/11/12(火)

倫理感って、体重と同じで状態キープが肝だと思うんです。
なのでこれまで悪の道に生きてきた人が
「改心した!今日から俺は真人間だ!」っていうシーンがドラマや小説であると
「今日からダイエットするぞ!もはやモデル並みのスレンダーボディを手に入れたも同然だ!」
って言っているように聞こえるんです。

そ ん な わ け あ る か



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2013/11/13(水)

日記に書こう、と思った文章を
とりあえず下書きの状態にして残しておくテキストファイルがあるのですが、
暗い感情や暗い記憶に関する話、悲惨な出来事の話などは、
「これはちょっと、たくさんの人にお見せするのはどうだろう」
と大抵はUPされずにそのまま残ります。

結果、残りに残った10年分のネガティブな話がファイルに山盛り。
数えていませんがネガティブな話ばかりざっと60本くらい?
2か月続けられます。続けないけど。


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2013/11/14(木)

最近遊びに行った同人誌即売会に向かう電車は、
オタク女子乗車率は90%を越えようかという
オタクトレイン状態の満員電車でした。
四方八方で萌えプレゼンが行われているのを
聖徳太子のように聞いていましたが、
あれもやはり才能のある人がいて、上手い人はめっちゃ上手いですね。
断片しか聞こえないので、「振り向いて作品名を尋ねたい…」
という欲求と戦いました。
コツは全部を語ろうとせずに、
一部分だけを切り取って見せる事かな、などと思いました。

しかしプレゼン対象のタイプも様々で
私のように「面白いよ」と聞くととりあえず見てみるちょろいタイプ、
複数の方向から話が聞こえてくると腰を上げる通常タイプ、
人からすすめられたものは絶対見ないというスーパーハードタイプと
色々な方がいらっしゃいますが、
相手に合わせたプレゼン方法を考えるのも大切だなあと考えます。




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2013/11/15(金)

むかし、しりるの方があまりに何度も交通事故に遭われるので心配になって、
たまたま近くに行く用事があったので
交通安全祈願で有名な神社のお守りを買って送ったことがあります。
神社は大きなところで、さすが有名だけあって
お祓い待ちの車が何台も止まっていたりして
神様もブランドなのかあとか思ったりしたのですが、まあそれはいいとして
交通安全祈願が聞き届けられた場合のお礼参りは
さすがに本人がしないといけないだろうけど、遠方の場合どうするんだろう?
と思って調べたら(律儀)なんと自分の氏神様にお参りして
「かくかくしかじかの事情であすこの神様にお世話になったのでお礼言ってください」
とお願いしたら、伝言していただけるとか!(一説によると)
さすが日本の神様はフレキシブルだぜ!

ちなみに自分の氏神様が分からない人は、
住んでいる都道府県の神社庁に電話すると、
わりとお役所っぽくサクッと答えてもらえるそうです。

http://www.jinjahoncho.or.jp/info/03.html




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2013/11/16(土)

色々感想

実験刑事トトリ2
死体発見の浮浪者は片桐仁さんだし、軽く証言する関係者が光浦さん、
濡れ衣を着せられそうになるのはキョウリュウシアン、犯人メレブというとんでもない回。
酒屋さんが出てくる流れだったので、桂先生再出演来るか!?と思ったが量販店でした。

相棒
どうでもいいけど女子大生の部屋が綺麗すぎるとは思いませんか…。

就活の話で、これまた暗黒回じゃなかろうかと思ったんですが
犯人が普通に嫌な奴で、そんな暗くなかった。よかった。
でも今の学生さんは大変ですね…4年かけて自分をプロデュースしなくてはいけない。
同人とかやってる暇もなさそうです。下手したら勉強している暇もなさそう。
(ところで大学生のボランティア先といえばカンボジアって決まってるのか)
私の頃はあそこまで過酷ではなかったので牧場の牛並みに何もせずのんびり生きてました。

女子学生がコーヒーぶっかけられるエピソードで何かを思い出しましたが、
「東のエデン」でした。あれは内定面接を欠席した報復に牛丼をぶっかけられましたね。
いまあんなことしたら即ついったーで拡散されて大炎上ですね。

リーガルハイ2
美しくて、有能でばりばり稼いで、明るくて、
料理がうまくて子供に優しいが3人の夫を持つ女か、
一夫一婦制を守るがスペックはそれなりに普通の女か、という話。

確かに、生まれつきキャパが人並み外れていて、
3人分くらいのエネルギーを持っている人は男女ともにいると思います。
現行の法律では彼等に不便なのは、その通りだと思う。でも解決策ってないよなー。

物語シリーズ(ロリコンdis入ります)
意識のない女児の体を触ってキュロットの中を覗いたり
女児とベロチューしようとしたり、
3人の女児に「この中の誰が一番好きなの!?」って言わせたり……
えっと、その、きもい。
ギャグのつもり?かもしれないけど?全く面白くないしきもちわるいです。
物語シリーズは私にとって気持ち悪くないハーレムラノベだったのですが
ここにきて脱落。視聴終了します。面白くなったら誰か呼んでくださいね。

リトル・チャロ4
メリーゴーランドがアメリカでは通じないという事にちょっとびっくりした。
(カルーセルだそうです。でも耳にはカーセルって聞こえる…)

マギ
頭の突起が増えてポンデライオン化するくらいリア充がうらやましいのか…
アリババさん…(血の涙)。
それでトラウマ克服期のモルジアナさんが、
人間と人間の絆の話をしているのに、
ともかく恋愛したい期のアリババさんが浮いた色恋沙汰の話と勘違いして
モッさんとカップル成立した気でいるとか……
地獄のように痛い話や…先生どうかその辺で勘弁してあげて…。
モッさんが傷つく話は無しで、
戦闘中アリババさんが気付いて反省する締めにしてあげて…。




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2013/11/17(日)

映画かんそう
「2ガンズ」

開始後30分くらいのねたばれをします。

キャッチコピー
「信じられるのは、汚れた金か?汚れた組織か?汚れた相棒か?」
とのことでしたが、ほかはともかく相棒は全然汚れていませんでした。
驚きの白さ!

チンピラとその舎弟コンビがメキシコの麻薬王と取引をして、
偽造パスポートと引き換えに麻薬を手に入れる契約でしたが
渡されたのは現金でした。
まあほかにも何だかんだ理由があって2人は銀行の貸金庫にある
麻薬王のお金を強奪しようと計画します。
しかし実はチンピラは麻薬取締局潜入捜査官、
そのあほの子の舎弟は海兵隊の下士官で、
互いにそのことを知らず、上の命令で動いています。
そのあたりがこの映画の肝。
あんまり細部を詰めてない、ゆるーいバディものなので
ゆるーく見るのがよいようです。

チンピラの冷酷さと舎弟の脳筋は演技か!中身は真面目!
と思わせておいて、中身も冷酷正義漢と脳筋正義漢な2人でした。
この監督はタランティーノが好きなのかな?
タランティーノ作品から頭のおかしなところを抜いたみたいな感じ。

内容ばれ

CIAが麻薬で儲けてたのなんか、たしかwikipediaにも載ってる話なのに
なにをそんなに驚くことがあるのか…西暦何年の話よこれ、と思いました。

あの黒幕のひとがお金を手に入れた後、
どうして迅速に行動せずもたもたしていたのかが謎でした。
お金をどうにかして即座に国外逃亡一択、
もしくはデンゼル・ワシントン殺害失敗の報告が入った時点で
国外逃亡一択だと思うんですけど。

2人の会話はなんか軽妙でよかったですね。
わんこの方は意外に鋭いし、おじいちゃんの方は自分で思ってるほど冷めてないし。

CIAが麻薬王を脅迫したときにアパッチの名前が出ましたが
主演つながりで「TED」ねたかな?ふふ。って思いました。




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2013/11/18(月)

映画かんそう
「悪の法則」

選択を誤った弁護士がどんどんと悲惨な目に遭うサスペンス。
(やや不条理。流血多め)
役者が豪華ですが、それ目当てに行くにはハードル高いかも。

ラストばれ

・世界があまりにも曖昧すぎるので、
 もしかしてこれファスベンダーさん演じる弁護士が基本人格で
 ほかの登場人物が交替人格なのか?
 どんどん殺されていくのは統合を抽象的に表現していて
 最後に残ったのが真のカウンセラーか?
 って思ったけどラストを見る限り違ったようです。
 そう考えたのは途中でバルデムさんが弁護士に
 「あんたが知らない事は俺も知らない」って言ったからなんですが。
 とくに意味はなかったのか。
・意味はない繋がりで、
 善の忠告者は弁護士の右手に寄り添って(鑑定士)、
 悪の誘惑者は弁護士の左手に寄り添って(バルデムとブラピ)
 話をするんですが、これも特に意味なしか。
 (バルデムがソファの弁護士の左に座って話をするシーンは、
 逃げてー!食われるー!って思いました……)
・キャメロン・ディアスが禍々しく綺麗でしたー。
 目元の皺とか凄かったけど、野生の動物の模様みたいだった。
・ディアス繋がりでの「グリーン・ホーネット」ねた。
 そう、普通グリホネと言えば世間的にはバイクのことなんですよね…。
 でも弁護士が「コミックの?」って聞いたので、
 ダメなやつだけど私は彼のことが嫌いになれない(笑)。
・プロポーズするシーンで、カメラはファスベンダーさんの顔に固定でしたけど
 監督の期待に応える演技でしたね。やっぱり口が大きいのは役者として有利だ。
 しかし最近ファスベンダーさんと言えばどの監督も泣かせにかかっていて、
 ほとんど紅白の小林幸子さん状態なので、
 もうそろそろ違うファスベンダーさんを見せてほしい。
・バイク乗りの人には軽くトラウマ映画かも。
 ブラピの死に方は、相当苦しいと思う。
 ちょっとワイヤーカッターの値段など調べました(笑)
・理不尽で唐突にやってくる暴力や不幸の描き方は
 「ノーカントリー」に劣るかなと思ったんですが
 ラストシーンを見て
 この映画は、弱さなどなく人間を超越した獣で、
 常に飢えていて狩りをしている彼女がメインなのかも、
 そして中年の女が主体となる極悪非道の物語で、
 感情的ではなく惨めでもなく、女の形をした中身男でもなく、
 強く美しく冷酷で理解できない存在として描かれている作品は希少かも。
 と思いました。



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2013/11/19(火)

漫画かんそう
「岸部露伴は動かない」

でたー!
10年以上むかしに始まったJOJOのスピンオフ作品で
やっと1冊の短編集になりました。
私は去年ジャンプに掲載された「富豪村」がともかく好きで、
コミックスとして所蔵できるのが嬉しいです。
漫画家(露伴せんせい)が山奥の屋敷で
1つマナー違反をするたびに1つ大切なものを失うという
山の神の試練を受ける、かなりシュールな話なんですが
導入の自然さ巧さ、緊張感、さすがの荒木先生です。
(いまでも紅茶を飲んでいる人がいると、取っ手の持ち方を見てしまう)

「懺悔室」って1997年ジャンプ掲載なんですが、
オチは忘れてたけど、ポップコーンのくだりは覚えてた!
「六壁坂」は未読でしたが生理的に気持ち悪い話でした。
そしてすごくエロチックだ。
「密猟海岸」は掲載されたばっかりで記憶に新しいです。
海で鮑取りをしているだけなのに、
そこらへんの漫画のラスボスとの決戦シーンより圧迫感があります。
トニオさんの料理が食べてぇー!って久しぶりに思いました。

どの話も「世にも奇妙な物語」ですごい魅力を発揮しそうなんですが
ネックはヘブンズ・ドアですね…。あれの説明はやっぱり4部がないと嘘くさい。
そしてヘブンズドアがなかったら先生は3回くらい死んでる。



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2013/11/20(水)

読書かんそう
「パシフィック・リム」

同名の映画のノベライズです。
大筋は映画と同じ。でも小さい設定がプラスされているので
あの映画が好きな人にはおすすめです。
ヤンシーが放っておいたら
人生の半分を寝て過ごしかねないくらい寝起きが悪いとか、
テンドーがジプシー・デンジャーの例の強制終了をした後
数時間かけてケーブルをつなぎなおしたとか(過労で死ぬよ…)、
ニュートの家庭環境とか、
おいしい!(特に二次創作する人には)
ただ小説版のローリーは映画版よりやや恋愛に熱心なので
そこは好き嫌いが分かれるかも。

先駆者の都市の建造物が肉と骨でできているって書いてあって
エコだな!と思いました。
増築しやすそうだし、すぐ土に還りそうだ。臭そうだけども。

映画と小説内容ばれですが、
映画字幕版のマコの叫びは「これは私の家族のため!」
吹き替え版のマコの叫びは「家族の仇をとってやる!」
小説版は「家名のために!」でした。(記憶違いがあったらすみません)
どれも燃える……。
えへへ、私は菊池さんの叫び版が好きです。

イェーガーのお値段がひとつ600億ドルと書いてあってふいた。
5兆円8千億円かー…日本の防衛費くらいかー。
そんなものがバッカンバッカン壊れたら、そりゃあ破綻するわ…。
いや、地球人全滅よりはましですけど。



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2013/11/21(木)

映画かんそう
「THE GREY 凍える太陽」

・リーアム・ニーソンの凄いファン
・淡々とした暗い映画が好き
・狼が人間を襲っているところを見るのが好き
・おやじのロマン最高

上記の人以外はこの映画、特に見なくてもいいような気がします。
石油採掘現場の作業員たちを乗せた飛行機が事故でアラスカ山中に墜落、
生き残った男たちは、狼の襲撃や極寒の雪山といった困難に立ち向かう。
というような内容。

内容ばれ

もともと主人公はパートナーの女性を病気で亡くしており
後追い自殺をしようかどうしようか決めかねています。
そんな訳で「絶対生き残ってやるぜ!」という映画にはなり得ないのですが、
他のおっさんたちも、特にスカっとするような活躍をする訳でなく
マザーグースの歌のように、淡々と1人1人死にます。
なかには「帰ったって仕方ないからここで死ぬー」って
途中で言い出してリタイヤするやつとかいます。おいオッサン!
リーアムを衝き動かすのは父の自作の詩なのですが、
なんとなく舞城先生の「熊の場所」
を連想しました。(話の内容は全然違いますが)
主人公の父親が熊を叩き殺すくだりです。
しかしこの映画よりもあの数行のほうが価値あるように私には思える。
この映画も短編小説が元らしいですけど。題材として小説向きなのかもしれません。

エンドロール後にワンカットあります。


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2013/11/22(金)

映画かんそう
「恋するリベラーチェ」

スティーブン・ソダーバーグ監督の最後の作品です。(TV映画)
実在のピアニスト、リベラーチェの最後の10年を
元恋人のスコット・ソーソンの書いた回顧録を元に映像化した作品です。
所謂ゲイムービー。

マイケル・ダグラスとマット・デイモンが演じます。
あんまりソダーバーグ監督らしさは感じませんでしたが楽しく見ました。

内容ばれ

繊細で傷つきやすく、親切でゴージャスで
自分を特別扱いしてくれるリベラーチェに惹かれて彼を守るために
若いスコットは育ての親が止めるのも聞かずに家を飛び出しちゃうんですが
もうこれ最初の段階で「あー、捨てられるんだろうなー」って画面から漂ってます。
前の若い恋人が家から追い出されるのを見ても、
ひとは自分がやがて同じ運命を辿るとは何故か想像できない。

スコットがリベラーチェに愛されて、飾り立てられて、幸福になって
段々だめになっていく様がゆっくり描写されます。
やっぱり2人の間に格差がありすぎると長続きしない。
特にリベラーチェのように特異な立場の人は、
どうしてもおいしいところだけを味わって捨てちゃう事になる。
代わりはいくらでもいるから。

しかしこれマット・デイモンがもし金髪の女の子だったら、
もう本当に胸の悪くなるような酷い話で、
約束も何もかも全部うそで、やったものは返せと言われて、
将来の夢も全部捨てて、整形までして尽くしたのにその見返りは7万ドル。
一番ひどいなと思ったのは、育ての親が亡くなってボロボロになったスコットが
お葬式のために実家に帰っているうちに新しい金髪男を家に迎え入れたところ。
実話なので仕方ないとはいえ、そのあとはリベラーチェに一切同情できなかった。

あ、ところでスコットが攻固定なんですが、
リベラーチェに逆転したいって頼まれたのに断固断るんですよね。
そこはスコットがイカンと思いました。



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2013/11/23(土)

色々感想

トトリ2
ずーっと引っ張っていたストーカーの話の落ちはそれでいいのか…。
あと「えっ、それで辞表撤回しちゃうの!?」って思った。
3に続きそうだから、3まで引っ張っていいのよ…?

リーガルハイ2
国民的アニメスタジオだが、スタッフの扱いが鬼畜で
若手を再起不能に追いやり訴えられるアニメーター、
どうみてもみやざきはやおやありませんか!

安堂ロイド
話の内容とは全然関係ないですが
ヒロインが全然仕事してないのが不審通り越してシュール。
たしかそれなりの地位にいるはずなのに、
なぜかごはんばっかり作っているし、部屋はいつもきれい、
ぶらっと休日出勤して、部下と口論になって何もせず帰るとか
そんな優雅な休日出勤があるかよ今時!

キョウリュウジャー
トリンがまたもや新しい獲物を誘惑している!
サークル内の男性全員といい雰囲気になり、
そのサークルをいがみ合いで全滅させる女性、
サークルクラッシャー略してサークラかよ!(一息で)

あと書き忘れていたけど
自分に反旗を翻した弟(トリン)そっくりの生物を創って
それに「兄上」と呼ばせて側近にする兄はやばいと思う。
あとブラックトリンが烏骨鶏に似ていておいしそうだった…。
それと、もしやトリンはあんまりあたまがよくない…?と今回思いました。
(肩書が「賢神」なので頭がよいと思い込んでいたけど)
(体と人格を入れ替える怪人が出てきて、仲間同士が入れ替えられる)
(トリンが出てきて「私はデーボスなので人間とは入れ替えられないぞ!」)
(トリン、デーボス怪人と入れ替えられて体を乗っ取られて「わー!」)
(うん…何言ってんだろうトリン…って思った)
(偶然ですが銀魂も精神入れ替わりねただった今週)

トリンが最後の追加戦士だった感想も書いてなかったと思うんですが、
変身すると頭部や羽の体積が無視されるのが衝撃的でした。
原子のレベルで組み変わってんの…?

仮面ライダー鎧武
ブドウの子が主人公狙いじゃなくてヒロイン狙いだったよ…ガッカリ…
ドリアンさんは劇団新感線の吉田メタルさんです。

革命機ヴァルヴレイヴ2
エルエルフの初恋、早すぎる終了…。

マギ
さっくり1週で回収されたヨカッタ……。
(アリババさんが彼氏面をしてくっついてくるのでモルジアナさんが否定。
アリババさん激しく傷つくも、モルジアナさんが、
恋愛というものを自分が学習するまで待っていてくれるかと願い、ババさん承諾)
こんなみっともない姿もさらけ出せるなんてすごい!さすが俺たちの指導者だ!
と周囲は盛り上がっていましたが、一理ある…
すでに完成されたシンドバットのような王も魅力的ですが、
育成ゲームのように1から育てる王というのも楽しそうです。
ほかにもアラジン君が丸い眼鏡をかけるとますますハリポタだとか、
ユナンとシンドバットの関係とか、色々おいしい回でした。

ジャンプのコメント欄で麻生周一先生が突然
友達の多い人とは友達になれる気がしない…と。先生なにがあった!
(でも先生、友達がいない人も難易度が高い事が多いから、
結局は真ん中くらいが一番ですよ……)



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2013/11/24(日)

読書かんそう
「Guillermo del Toro Cabinet of Curiosities」



映画監督ギレルモ・デル・トロが、
肌身離さず持ち歩いているアイディアスケッチノート
(こわいのが苦手な方はクリックなさらない方がよろしいです)
ハードカバー装丁で発売されたので買ってみました。
私はなんだか絵の横に手書きの字がびっしり書かれているのが
凄く好きなんですよなぜか…。

手書きの文字はスペイン語、
その翻訳や、映画監督さん俳優さんからのコメントは
すべて英語なので、ほとんど意味は分からないのですが、
監督作品の写真やフィギュア、アイディアスケッチなど
絵が豊富にあるので楽しめます。
ギレルモ監督の怪奇博物館みたいなおうちの写真もありますよ。
オタクなら誰もが憧れるコレクションハウスいいなあ!

日本語版は、私は出ないだろうと思って原書を購入したのですが、いまのパシフィック・リムブームを見ていると、出るかもしれないという気もしてきますね。




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2013/11/25(月)

映画かんそう
「フィルス」

スコットランドで起きた日本人留学生殺人事件を解決して
出世しようとするヤク中の刑事ブルースの物語。
とはいってもミステリーではなく、
あくまでも最低男の人生が砕けていく映画なので
あまり元気が出たり明るくなったりする映画ではありません。

オチバレ

タイトルは「クズ」とか「汚物」っていう意味らしいですが、
主人公は本当に思い切りよくクズです。
鼻からヤクを吸引、飲酒、同僚の妻を寝取る、
出世のライバルの悪評を広める、
事件関係者の未成年の女性を脅して性的な行為を強要、
鼻からヤクを吸引、飲酒、友達の飲み物に薬物を入れる
友達の妻を寝取る、性差別、性指向差別……等々。

オチ予想は今回は当たった(笑)のでここには書きません。
再会した奥さんの表情を見るに、
奥さんはブルースを捨てたというよりも
恐れて逃げたという感じだったので、それ相応の事があったのでしょう。
なので妻と子を失って曲がったというより
生来の気質がああだったのかしらと私は思いました。
(共感能力がなくて?激昂しやすい?)
兄弟の事も、本人は否定していましたが
おそらくやったんだろうな…と。
原作は未読ですが。

後半からややウェットになってブルースが哀れな演出が目立ちましたが
もっと早く、もっとブラックユーモア、もっとハイテンションで
ラストまでかっ飛ばしちゃってもいいかなと感じたので
ダニー・ボイル監督版が見たかったかもしれない。
監督のジョン・S・ベアードさん、大作映画はこれがデビューという感じの方でした。
冒頭の、子供が中指立てたりする英国っぽさ(スコットランドっぽさ?)は好きです。

関係ないですが精神科医のひとは「クラウドアトラス」の編集者やってた人ですね。
特殊メイクみたいなお顔だなあ。





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2013/11/26(火)

読書かんそう
「少年」ロアルド・ダール

まとめて貸していただいたご本のうちの1冊。
ダールの幼少期〜成人までの思い出が綴られたエッセイです。
ムーミンママのように、おっとりして強いお母さんを始めとする
家族との生活も書かれていますが、メインは寄宿学校での生活です。
これがもう本当にすごい。
ハリポタの、生徒間のいじめや教師によるイビリとか
読んでいてうんざりするくらい酷かったですが、
ラピュタは本当にあったんだ!というか
これがイギリスの学校のスタンダードなのー!?という感じ。

尿意を訴えても離席が許されず、そのまま失禁する生徒がいたり、
それどころか蜂に刺されても離席が許されなかったり、
鼾をかいたら口に削った石鹸を詰め込まれたり、
今だったら児童虐待で完全アウトだ。
鞭打ちの場面が何度もあり、
ダールを鞭打った、明らかにサディストの校長が
のちにカンタベリー大主教になったくだりでは、
信仰心を損なったと彼は告白しています。
そして監督生によるいじめ、これも酷い。
ダールの通っていた学校では監督生に生徒を鞭打つ権限があったようです。
(ルーピン先生、たしか監督生やってましたよネ……)
(監督生だと就職に有利だそうです)
そしてダール少年は冬の間、監督生のために
便座を尻で温める仕事をやらされていたそうで…。
なんという強制豊臣秀吉!
そりゃあ英国キッズたちの性格も曲がるというものですよ。
そして手紙で親に告げ口されないように検閲もあるという…。
現代の刑務所以下ですよ。

しかしダール先生、なにげにハイスペックです。
スポーツ万能なんだけど頭は脳筋じゃなく文系で
写真が得意で賞もおとりになり、そして将来世界的な作家になる文才。
物凄い倍率を勝ち抜いてシェル石油に就職なさり、
20歳で3年間、東アフリカ出張を命じられて
わくわくと冒険にお出掛けになるのですが、その勇気とバイタリティも相当です。

チョコレート会社から毎年少年たちに試食のチョコが送られてくるくだりは
とても楽しそうだったのですが、ご自分で書いていらっしゃったように
それがのちの創作のヒントになったようです。
というかダール先生の人生、ねたの宝庫のように思えます。



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2013/11/27(水)

映画かんそう
「イージー・ライダー」1969年

たまたま放映していて、最初から最後までちゃんと見た事ない気がして見てみました。
ラ ス ト で 驚 い た !!
(世界と40年くらいの時間差で)
これは……今でこそ こういうラストは
1ジャンル築いちゃってるくらいメジャーですが
当時これ系のラストを初めて見た人たちはどれだけショックだったろうか…。

ニューオーリンズの謝肉祭を見物するために
バイクでアメリカを旅するピーター・フォンダとデニス・ホッパーは
旅の道中様々な人に出会い、アメリカの自然と自由を満喫するが
やがて彼らの辿り着いた先で……という話。

ハンサム弁護士が40数年前のジャック・ニコルソンって
全く気づかなくて驚愕!だって…全然違う顔じゃないですか?
若いころ長方形の顔が、なんで年を取ると真四角になるとよ?
ちなみに映画の中で彼等がふかしているコカインは全部本物だそうです。
そういう大らかな時代……。

ラストばれ
ヨソモノで変な格好をした若者→気に入らない!敵!危険!→先制攻撃!叩け!殺せ!
純朴だけど理性ゼロの野生の人間怖ぇぇぇ!
でもきっと彼等は悪人ではなくて、
荒っぽいけどよき父、よき夫、友情に厚い男たちなのでしょう。
田舎ホラーの何が怖いって悪意も狂気もないところですよ。(注:ホラーじゃないです)

あと40年前のアメリカの刑法ってどうなってたの…?
弁護士は適当にそこらへんに埋めた…?
死体遺棄とかいう罪は当時なかった?
捜査とかは始まらないの?

トラックが引き返してきたのは、
怪我人を病院へ連れて行くためだと思ってましたが
まさか撃っちゃうとは予想もつきませんでした。

2人が見物に出かけたニューオーリンズ・マルディグラですが
リオのカーニバルに並ぶ世界的に有名な謝肉祭だそうです。
知らなかったけどね!
デュラハンのフロートとか映ってました。
フロートの乗り手がビーズのアクセサリーとかを投げる風習は
現在のテーマパークのフロートに影響与えてますね。


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2013/11/28(木)

読書かんそう
「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」アンドリュー・カウフマン

銀行に突然押し入ってきた強盗によって、
魂の51%を奪われてしまった13人の人々の物語。
もっそい不思議なテイストの話で、言い回しとかが格好良かった。
ラストで何が起きるという訳ではないけど、読後感も良かった。

「私は、あなたがたの魂の51%を手に、ここを立ち去ってゆきます。
そのせいであなたがたの人生には、一風おかしな、
不可思議なできごとが起こることになるでしょう。
ですが何より重要なのは---きわめて文字通りに申し上げるとするならば---
その51%をご自身で回復させねばならぬということ。
さもなければあなたがたは、命を落とすことにおなりだ」

あるひとは母親が小さくなって無数に分裂したり、
または夫が雪だるまになってしまったり、
赤ちゃんが金銭を排泄するようになったり、
または髪がリコリス、瞳はキャラメル、肌は粉砂糖、
全身がキャンディになってしまったり、
自分のタトゥーが体から飛び出して、その動物に命を狙われたり。
ハッピーになる人もいますし、いなくなってしまう人もいます。

主人公の妻は被害に遭って、日に日に身長が縮んでいくのですが、
覚悟を決めてからの彼女の、息子との接し方が潔くて、
じわじわきます。
どのエピソードも、感動的な盛り上がりがあったりはしないですが
幸福も不幸も淡々と書かれます。

しかしこれ、少年誌だったら能力バトルものになっただろうな(笑)





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2013/11/29(金)

映画かんそう
「サプライズ」

楽しかった。スプラッタホラーがお好きな方におすすめ。
系統としては「スクリーム」系の新入生という感じ。

両親の結婚35周年を祝うために
別荘に集合した兄妹たちと、その配偶者、パートナーたち。
しかし晩餐の最中に、動物のマスクをかぶった集団に
ボウガンで襲撃を受け、1人、また1人と命を落としてゆく。

ラストばれ

驚愕のラスト、とか宣伝してますがそれはスルーするとして、
(ヒント:驚愕しない)
この映画のキモは、襲撃を受けた側に戦闘のエキスパートが1人混じっていること。
ズバっと書いちゃうと、兄弟が彼女として連れてきたユルフワの女子大生ちゃんが
実は特殊な生い立ちで、途中からランボーと化して敵を仕留めていきます。
全然内容を知らなかったので
女子大生無双のあたりから「エエエエェェェー!」って思いながら見てました。
スプラッタホラーの哀れな被害者集団のなかに戦闘のエキスパートがいるというのは新鮮だし、
それがユルフワ女子大生というのがこれまた変わってます。
正直彼女の身体能力と戦闘力が高すぎるのに対し
犯人たちはちょっと頭が弱くて、有利なのは武器を持っている点だけなので
諦めて逃げた方がいいんじゃないかねと思ってました。
なんかガーリー・セガール地獄のホームアローンという内容で、
面白かったので、あほっぽい残虐さが好きな人はぜひどうぞ。

エンドロールが全員死体写真とかいうのもウケました。
というかエンドロール短かっ!


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2013/11/30(土)

色々感想

相棒
一番わるいやつがノーダメージで、
右京さんの説教もたぶん効いてない風だったのですっきりしない…。
あなたの存在を、もし犯人が知ったとしたらどうするでしょうね?
くらい言ってやってもいいと思う。
それにしても相棒に出てくる個人サイトの黒背景率の高さは異常。
黒背景+どぎつい色の文字は目がチカチカするからやめて!

してないお茶漬けの注文をしたって言い放っちゃった右京さんは、
老化の前振りなの?それとも今回のテーマ目撃証言に合わせたコント?

来週は岩下志麻さんがゲストです!

リーガル・ハイ2
奥蟹頭村のロケ地の「前沢曲家集落」、
なんだか横溝テイストで素敵っぽいところですね!

豊かな自然、故郷の風土を守れ!という意見と、
高速道路通してイオンもジャンジャン作って、
おしゃれなスイーツ食べて便利な暮らしがしたいという意見と、
どちらも正しく思われる…むずかしい…。

サムライフラメンコ
ざわざわ…。
街から悪人がいなくなって
ヒーローの必要もなくなりつつあった日常に
突然巨大化した怪物が……そして続く……。
これどうなるんだろう。
前代未聞の2週にわたる夢オチなんだろうか。
それとも遡って最初から夢なんだろうか。
そういえばずっと顔の出ないお巡りさんの彼女といい、
最後で大ドンデンくるんだろうか…?

京騒戯画
1回見逃したらすごく話が進んでいてよく分からないことに!
でもお嬢様縦ロールの子がお母さんに会えたのはよかった。

聖☆お兄さん(雑誌)
あっ本当だ。漁師兄弟はそれぞれ固有の十字架がある!
わー、格好いいーどっちもなんかこう…アグレッシブですね…。

ジャンプの新人さんで妖怪区役所ものと
美容師の卵がアイドルのヘアメイクをするやつが同時終了しました。
前者がおもしろくて後者は…うん…みたいな感じでしたが
ジャンプの感想サイトさんで
私が言いたかったことがだいたい書かれていたのですっきりしました!
コメント欄で以前美容師をやっていたとかって書かれていたと思いますが
異業種転職組の作家さんが
必ずしも面白い作品を書かれるかといえばそうでもないのですね…。

年末なので、駅から出たときやコンビニから出た時など背後を確認しましょう。
家に入る時、鍵を開ける瞬間も背後にご注意くださいね。(お母さんのようなサイト)




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