10月日記

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2013/10/01(火)

奈良の山で、大小の岩が敷きつめられていて、
ぐらぐらしたり滑ったりする道を歩きながら
(そうしないとすぐ草が生えて落ち葉が積もり道がなくなってしまう)
もっと凹凸のない、滑らない石を敷いてほしいものだ……
と思っていましたが、それってアスファルトですね。

それと何回か「道がなくなった!アワワどうしよう!」と騒いで、
友人に「そっちじゃないかな」と指摘されて気付いたのですが、
私はほとんど右目しか使ってないせいで
どうも視界の左端にあるものを見てないようなのですね。
山で迷子になりやすかったのももしかしてそれが原因か!?と思いました。

なんか視界が人よりも狭い程度の欠点で道に迷ってしまうのですから、
ましてや弱視の方や目の見えない方は山歩きは難しいですよね。
というか山は肉体的にパーフェクトな者以外を拒むような所があります。
その点、街の地面は平べったく、標識は分かりやすく、気温の変化もゆるく、熊もいない。
何かあったら周りの人が助けてくれ、少々のハンデはカバーしてくれる。

文明は悪!太古に戻って自然の中に生きよ!
という主義の、人や団体さんが時々いらっしゃるようですが、
すごい健康体で頑強な人々なのかもなと思いました。



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2013/10/02(水)

映画かんそう
「ボーン・レガシー」2012年

ボーンシリーズ4作目。
スーパー暗殺者養成プログラムの中止・隠蔽命令が出て、
関係者はぶっ殺されていくなか、奇跡的に助かった女博士と
エージェントの一人アーロンは…というお話。
途中からフィリピンに行って、フィリピンでカーチェイスとパルクールします。
大胆に主役をチェンジして、これまで脚本を書いていた人が監督になりました。
結果、ボーンシリーズっぽくない、普通のアクション映画になったような…?

内容ばれ

主役のジェレミー・レナーはお鼻が丸っこいせいか、
非情のスパイという風には見えないのですが、
(マット・デイモンは、このひとは必要なら殺すだろうね、うん。という顔…)
もとは知能指数の足らない系のひとで、
特殊な薬で脳の機能を向上させて工作員をやっているという複雑な役柄には合っているかもです。

まあ落ち着け、座ってと言われて椅子に座ったら
両脇から押さえつけられて殺されかけるって怖い。
座っちゃったら攻撃に対してアクション取れないもんな。
得体のしれない人の前では座らない。かしこくなった!

エドワード・ノートンはもったいなかった(レイチェル・ワイズも)。
後半もっと動くのかと思ったら動かなかった。
この仕事なぜ受けたし……。




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2013/10/03(木)

海外旅行で忘れてはいけないベスト5
(以前にも書きましたが改訂版です。ぱんつ、まさかの落選)

・お金
・パスポート
・航空券またはeチケット
・携帯端末+充電器
・ガイドブックまたはプリントアウトした資料

そういえば今年の春の旅行ではeチケットが必要でしたが
夏の旅行ではもはやeチケットは不要でした。
パスポートだけで航空券発行できた。
あと持ち込み手荷物のなかにあるといいものは
・ボールペン
ですね。機内で入国カードや検疫質問票や税関申告書を書いたり
あかないビニール包装を破ったりするのに便利です。
あっでもフィンランドは入国カードがなかった!
そのかわり入国審査がちょっぴり丁寧でした。

若い人でこれからクレジットカードを作るよ!
海外旅行もたくさんするよ!というひとにアドバイス。
クレジットカードはVISAかマスターにしておくのがええよ…。
私はそれ以外のカード会社でしたが、
海外の思わぬところで使えず時々難儀しました。
そしてとうとう2枚目のカードを作りました。


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2013/10/04(金)

映画かんそう
「謝罪の王様」

脚本クドカン。大勢の人が楽しめる、よい脚本でした。
頑として謝罪しない帰国子女、
何が悪いか分かっていない天然セクハラ男、
子供が不祥事を起こしたのに若い後妻に夢中な大物俳優、
酒癖が悪く失言が多い政治家、
あー、はいはい、いるいる!あるある!という人々に
阿部サダヲが軽快にダメだしを入れて、
謝罪のテクニックをレクチャーしていきます。
謝罪をテーマにした映画って見た事がないし起承転結に予想がつかなくてたのしい。
作品をパクられた!と騒いでいた漫画家の人は、見たら内容が全然違ったと訂正謝罪してらしたようで丸くおさまってよかったです。


ケースごとに話が分かれていてオムニバスのようですが、
実はあのシーンにつながりがあったとか、
あの人物につながりがあったとか、
過去でこういう風なつながりがあったとか、
後に明らかになります。

クドカンのいつもの小2ノリは健在ですので苦手なひとはだめですが
我慢できずに笑ってしまうくらいギャグのキレは良かったです。
後半よりは前半がよかった。

内容ばれ

父娘の話と、
あと所長とラーメン屋店員の話が好きです。
お父さんと娘の話は、あれ誰も悪くないし、
しかも悲しいのに笑ってしまうという複雑な風味がたまらない。
ラーメン屋店員の話は、ただ謝ってほしいだけなのに、
どんどん違う方向に転がって止められないっていう状況、
いかにもありそうだし、
謝ってほしいという強い感情は、ちょっと恋に似てるなって思いました。
(みせながさんが
「そんなに舟木がいいんですか!舟木じゃないと駄目なんですか!」
って言っていて笑った)

マンタン王国編はちょいと冗長だったので
1回分は減らしてもよかったのではなかろうか。失言大臣は切ってもいいかも。

マンタン王国の皆さん、エンドテロップを見たら
全員日本人だったので心底びっくりした!!
顔の骨からして違うと思ったんだけども、メイクシェーディングテクに騙されたのか、
それとも日本人っぽくない顔立ちの人を集めたのか…。

エンディングが、関係ない女子歌手グループとエグザイルが歌って踊る映像で
(エグザイルの1人は出演してたけど)
映画の内容ぶち壊しなので、こういうネジ込みはやめてほしい。
同じ曲でも登場人物全員がインド映画みたいに踊ってくれたら
映画の満足感1.2倍だったと思います。


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2013/10/05(土)

色々感想

銀河パトロール ジャコ(ジャンプ 鳥山先生短期連載)
あ、やっぱり同じ世界だったのかー!ヒロインの名前で気付くべきだった…。

マギ(サンデー)
アリババくんにステディな彼女ができたとか!?
ちょっと…アリモル派の立場はいったい…。
それともあれか、ハリーがチョウ・チャンとチューチューしてたようなものか!?

進撃の巨人(アニメ最終回)
あー、女型捕獲までかー。
無理やり盛り上げるための変なオリジナルエンドにならなくてよかった。
よく動いて作画も綺麗なアニメでした。2期は確実だとおもうけど期待。

有頂天家族(最終回)
父を鍋にして殺した叔父を、仇打ちで殺すとかいうことにならないのは
やつらが狸だからでしょうか。
まあ大団円でよかったなあ。今期NO1アニメでした。
(進撃はどちらかといえば漫画派)

キルラキル(新アニメ)
中島かずきさん脚本。
女生徒会長が恐怖と暴力で独裁を敷く学園に、父の仇を探してやってきた少女の物語。
絵柄といい、お色気といい、動きといい、すっごい昭和っぽい。
永井豪の描いたプリキュアというか…。
中島さんの作品で女性が主人公(敵もいまのところ女性)って珍しい気がするので
どう進むのか期待です。

古畑 VS SMAP 続編
SMAPの特番の中の企画で放映した生ドラマ。5人が脱獄を企てる話です。
お話自体は大したことなくて、
SMAPのオーラに引っ張ってもらってる感じでした。やっぱり香取くんはうまいなー。
生放送ということで、ハンディ1台だけと思いきや、
廊下から室内のショット、室内から廊下を映したショットと、初っ端からカメラが切り替わって、
「カメラが映らないように念入りに位置テストしてあるのだなあ」と感心しました。
さすがの大ベテランも生ドラマは緊張したのか、終わってから反動のハイテンションで
キャッキャしているSMAPのみなさんがかわいかった。
古畑さんが婚約したという衝撃のラスト。
まあ古畑さんは頭のいい人が好きだろうし、相手の人もめんどい男性が好きそうだ。
つまりはお似合いなんだろう。

天魔さんがゆく(最終回)
一緒に心中した男には、過去に何人も心中した女がいて、
女は全員死んでいるが、男は生きている。
しかもほかの女は全員デブだが、自分は痩せている!
という恨みを持った女の霊……の感情がどうしたら晴れるのか
ちょっと分からないな。特に後半部分が複雑だ。

チャロ4
ライオンの名前がレギュラスだー(表記はレグルスだけども)!!

次期アニメは「キルラキル」「サムライフラメンコ」「ヴァルヴレイヴ2」にしようかなと思ってます。
「マギ2」は原作通りだからまあいいかなーって。

それと今日は夕方からWOWOWの無料放送があって、
アメリカ版シャーロック・ホームズ、ワトソン女体化「エレメンタリー」の1話が
誰でも見られますたぶん。
あとグラナダTVの「シャーロック・ホームズ」ハイビジョン・リマスター版放送が
今日深夜から毎週あります。BSプレミアムなので見られる環境のシャーロキアンさんはチェック!



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2013/10/06(日)

読書かんそう
「チリンのすず」やなせ たかし先生

親を食われた動物の子は復讐しないって物語上の決まりでもあるのかねー、
って話をしていたときに友達が、復讐する動物ものとしてあげてくれた作品です。
やなせ先生のパンチが鳩尾にはいってゲフーって感じですぜ…。
友達2人が既読で、あれ?結構みんなが知ってる作品…?と思いました。

内容ばれなんですが、
母ヒツジがお腹の下に子をかばって、そのまま食われるんですよね。
食べるシーンはないんですが、次のページでは狼はお腹いっぱいになったって書いてあるので、
そういう経緯が想像されます。
それで子ヒツジがどうするかというと、
「あなたのような強い狼になりたいんです!!」とか何とか言って、
母の仇に弟子入りする。
狼はそんな言葉を掛けられたことがないから、ぐらっときて認めてしまう。

そして狼に鍛えられた子ヒツジは、強く恐ろしい何かになります。
(絵本なのでイラストで描かれていますが、正直狼より恐い魔物のような姿です)
そしてとうとう……というお話なのですが。

出征を経験されたやなせ先生の、復讐に対する断固たる考えが書かれています。
(でもこの作品が萌えの原点…というかたがおられるの、なんとなく分かる…)


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2013/10/07(月)

舞台かんそう
ゲキシネ「シレンとラギ」劇団新感線

予告編を見ただけで何となくわかるように、
今回はギリシャ悲劇っぽい、暗いお話でした。
主演は藤原竜也さんと永作博美さん。

北と南に分かれ反目しあっている国家の
北の防衛をつかさどる家系に生まれたラギは、
久しぶりに帰国した伝説の暗殺者シレンの姿に心を奪われる。
彼女は幼いころにラギが目にして憧れた姿そのままに美しくか細かった。
という感じの導入。

ねたばれは嫌だけど、内容をちらっと知りたい方
予告編でも匂わせてますが、オイディプス王的なあれなので、
苦手な方は避けられたほうがいいかと思います。
基地の外のひとが3人でてくると
さすがに物語がその重さに耐えかねて折れかかっているような印象。

橋本じゅんさん×古田新太さんの片想いカプが唯一の癒しです。

がっつり内容ばれ
近親相姦3種盛り、きついー。ウェー。

でもシレンが狼蘭族(蛮幽鬼に出てきた)で、設定がちょっと明らかになりました。
狼蘭のひとってみんなほっそりしてるんですかね。萌え。
そのうち狼蘭の民のお話があったりするかもしれません。
それにしてもシレンに比べたら
片想いの彼と添い遂げられたサジの人生はハッピーでしたよ…。

片想いといえば橋本さん演じるダイナンは最高でしたね。
お芝居の負のオーラを吹き飛ばす陽気!
最初はダイナン受なのかと思っていましたが、
キョウゴクにウェディングドレス云々言ってたので、
キョウゴク受だったらしい…。
将としては有能で、キョウゴクもそこのところは認めていた、というのが悲しい。

ゴダイ、キョウゴク、ラギがこの話の3大・基地の外のひとなのですが
ゴダイとか存在が強烈過ぎて、彼が狂気の退場をしてしまうと、
話のウェイトが消失してしまったような気さえした。
キョウゴクは、初めからあんな人だったなら、シレンもラギもあそこまで心酔はしなかろうから、
美しく成長する娘の姿が徐々に彼を狂わせた……のだとは思うけど、
なにかもう1つ2つエピソードがほしかったところ。
(早くに母は死んだ=妻は男と逃げた=不義の妻を手にかけた?のならそのシーンとか)
ラギは、藤原さんは安定の基地外演技ですね。さすがはデスノのライトを演じた人です。
でもやっぱり映像作品よりは舞台向きだと感じる。
(表情筋が動きすぎてもはや映像だと一般人役に違和感があるんですよね)
永作さんは華奢で美しくてシレンそのものでした。
あの鼻に皺を寄せて目を細める笑顔は、
同じ狼蘭の堺さんの演技を参考にされた…の…?と思った。

崇め、従います
殺め、虐げます

お前たちは神の椅子、
だから俺は、神の椅子であるお前達を愛す

愛は殺し合い

という、韻を踏んだいいリズムのセリフが幾つかあって、
そこのところ、さすがー!と思いました(細部は違うかも)。



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2013/10/08(火)

映画かんそう
「トランス」

いよいよ今週末から公開です。私は飛行機の中で見ました。
ダニー・ボイル監督のシャープなサスペンスです。
綺麗で甘そうなんだけど、でも飲んでみるとドライなカクテルのような映画。
音楽も映像もなにもかもクールでオサレ!
(ややグロいシーンがあります)

大手オークションハウスに勤める青年は、
絵画強盗から絵を守ろうとして頭部に怪我を負う。
病院で目覚めた彼を待っていたのは
記憶を失った自分と、そして絵画強盗からの拷問だった。
2転3転する現実の中で、青年は徐々に記憶を取り戻していく。

オチばれー。

翻弄され苦しむ青年の物語であると同時に、
名前と人生を捨てて逃げるしか手段がないDVストーカー被害者である女性が
知性と能力でカウンター攻撃をかけ、見事に自分を勝ち取る話でもあります。

あの青年は、下手をすると「この外道!」というキャラクターになってしまいますが、
そこのところを庇護欲をくすぐる感じに青く、上品に演じておられて上手いなと思います。
あと絵画タイトル当てのあほなカップルゲームのシーンとか、エピソードも上手い。
キャスティングからしてミスディレクションが始まってますね。

もしかすると、ラスト近くになってもまだ青年への愛情が残っていたかもしれませんが
トランクの中身を見たときにすべて消えうせたのでしょう。
でもあれは身代りに亡くなったようなもので、彼女の責任でもある。
でも、青年も終わらせてもらいたがっていたように見えた。

意外やギャングのボスが異性として器の広いひとだったので、
(ラストとか、あれだけこっぴどい目にあわされていながら実にいい表情をしている)
彼と付き合えばよかったのにねー、って思いました。

絵画の構図がモチーフのシーンがいくつかあった気がしますが気のせいかもしれない。
(ジェームズ・マカヴォイ氏がすごい中世絵画顔なんですよね…そのせいかも)




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2013/10/09(水)

耳が遠くなる家系なので、
たぶん加齢で最初に悪くなるのは耳だろうなとは思ってたんですが、
もしかしてもうすでに悪いんじゃ…?と思うことが最近ありました。

とある店でお会計をしているとき
レジのひとが私に話しかけられたんですが、
外国語かな?と思うくらい聞き取れなくて、
3回聞き直しました。
3回目でやっと意味が分かったのですけど
「その財布、○○○(メーカー)のですね。自分も好きなんですよ」
でした。

まさか突然知らない人がお財布の話をなさるとは思わず、全然意味が分からなかったのですが、
あとで考えるとむしろ逆で、普段の会話も同じくらい聞き取れてなくて、
相手がおそらくこういうことを言うだろうという予想を何通りか立てていて、
それで聴覚を補っているのではないか、だから全然脈絡のないことを言われると
聞き取れないのではないか……という疑惑が発生しました。

それにしても私が3回目を聞き直したときには
もう相手の方は「あっ日本語の話せないひと!?」という姿勢になっており、
申し訳なくて○○○(メーカー)への愛を殊更に語ってしまいました。




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2013/10/10(木)

映画かんそう
「ウォーム・ボディーズ」

ウィルス兵器か伝染病か、理由ははっきりしないけれども
ゾンビが世界を埋め尽くし、生き残った人々は壁の中での生活を余儀なくされていた。
自分の名前も思い出せないゾンビの青年「R」は、いつものように集団で人間狩りに出掛けた先で
猛々しくゾンビを仕留める女性ジュリーに出会い、一目ぼれをするのだった。

少しだけ人間的な思考の残っている「R」主観の、
ゾンビ世界のあれやこれやへのツッコミが楽しめるゾンビ映画としてもいいし、
ジュリーとRのラブコメとしても相当おもしろいし、
生きようとして必死に戦う人間たちのサバイバルバトルもちゃんとしているし、
色々きゅっと詰まっているお得な感じの映画です。
XFGでは女子に慣れないメガネ君を演じていたニコラス・ホルトくんが
イケメンゾンビを熱演しています。
(メイクが合っているのか、この映画が一番ハンサムに見えますよ。FFにこういう顔の人いたよね…)
「トワイライト」のゾンビ版と言えるかもしれません。
私はこっちの方が好きだな…。

登場人物の名前が「ロミオとジュリエット」に引っかけてあります。
R=ロミオ、ジュリー=ジュリエット、M=マーキューシオ、ペリー=パリス。

内容ばれ

ゾンビ、壁、いかにもなにかのメタファっぽい撮り方でしたが
ばっさり無視しても全然面白い映画です。

飛行機をおうちにして、好きなおもちゃやレコードで飾り付けてたRの暮らしを思うと切なくなります。
(ホルトくん背が高いから猫背になっても搭乗口が頭ギリギリだった……)
怖がられないように、キモいことしないように、一生懸命のゾンビ…。
終末ゾンビものにもかかわらず、白雪姫や人魚姫、美女と野獣みたいな
どこか童話っぽさのある可愛い映画でした。

ジュリーの女友達と、Rの友達Mがいい味出してた。
ジュリーに捨てられたRが、Mに抱きしめられたところ
別にそういう意味でなくてもグっとくる。
(M「女なんか……」って言ってましたけど)
そしてあんな混沌とした世界でも、女子は男性をメイクするのが大好きなのね…。
あのファンデーションもマスカラも、超々ウォータープルーフやないですか。
メーカー教えてくださいよ!



気になった映画予告
「ゴースト・エージェント」
若造とオッサンのバディもの。2人は霊体刑事なのですが、
現世で捜査する仮の姿は、若造はおじいちゃん、オッサンは金髪美女で
その映像が繰り返し繰り返し予告で流れ、一部の嗜好の人々が騒然としています。

「グランド・イリュージョン」
4人のイリュージョニストがショウの中で銀行を襲うというもの。
予告の映像がすごくて、理屈のちゃんとした落ちが用意できるのか不安になります。
宇宙人か?宇宙人なのか?


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2013/10/11(金)

読書かんそう
「11/22/63」(上)スティーブン・キング

1人の平凡な教師が、過去へタイムスリップして
ケネディ大統領暗殺事件を阻止する話です。
キングの新作は久しぶりに読んだけど、
やっぱり筆力でぐいぐいと読まされますね。
老人も子供も女性も、迷いなく掘り込まれたキャラクター造形で圧倒的な存在感。
人間の描写のうまい作家さんの小説は、
読んでいると、自分もその世界に入って登場人物として描写してみてほしくなります。
きっと皮肉と愛情とユーモアの混じった視点で
思ってもみなかった形容をされるんだろうな。

キングによって描かれる50年前の世界が、目の前にあるかのように鮮烈です。
これアメリカの文化やスポーツにもっと詳しかったらさらに楽しめた気がします。
(三丁目の夕日てきな…)
でもキングなので、むかしはよかった!という甘いノスタルジーに終始せずに、
悪気なくレイシストな人々の様子や、未熟な社会制度、不便さも書かれます。

内容ばれ

資料をみっちり揃えて行けば、比較的簡単じゃないのかなと思うこのミッション、
しかしそうではなくて、歴史を変えようとする存在に対して運命的な力の抵抗があるんですね。
いわばファイナルデスティネーション系の敵。
個人的には殺人鬼より悪魔より幽霊よりやっかいだと思います。

・最初にぶちあたる障害は「グーグルがない!」ということ。
 そりゃまあないだろうよ。
・「IT」から特別出演の2人。読んでから10年以上経っているけど、
 全然変わってない!ふしぎ!
・ケネディ暗殺とは関係ない脱線部分も(というか上巻はほとんどそう)、
 すごく手に汗握る。妻と子をハンマーで殴り殺したDV男の事件を阻止したり、
 仮の仕事として主人公が非常勤講師を務める学校で
 生徒に「二十日鼠と人間」の芝居をさせたり、あと女性との出会いがあったり。
 特にハリーの物語は1冊の短編になってもいいくらい。
 あれでしょう!上巻で出てきたあのひとたちが下巻で手助けしてくれるんでしょう!
 (フライング想像泣き)
・ガールフレンドとの出会いは、「キング、日本の漫画とらぶるを読みましたか…?」
 とちょっと思った。偶然胸揉んじゃって、スカートの中身が見えるとかラッキースケベすぎる!
・相変わらず脳筋への皮肉が冴えている。
・Hang in thereは70年代に有名になった言葉らしい。
・外国語でないとはいえ、50年前にはなかった言葉も実に多いので、
 その辺は大変そう。
・JKRの「カジュアル・ベイカンシー」でもそうでしたが、
 電子部品の話になるとふんわりしたイメージ上の日本人が出てくんのな。
 アメリカも英国でもそうなのか。

大統領に関する孤独な戦いを繰り広げた男の話は
同じくキングの「デッド・ゾーン」がありますが、
あれはもう本当にかわいそうな話だったので、
「11/22/63」はハッピーエンドでありますように。
下巻も楽しみです。




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2013/10/12(土)

色々感想

リーガルハイ2
堺さんが視聴率ホイホイすぎるので、ちょっと見てみました。
微妙に倍速かけてるんじゃないの!?っていうくらいのハイテンション演技でした。
堺さんの運動量が凄そう。
「この国では世間さまに嫌われたら有罪なんです。
法治国家でもなければ先進国でもない。
魔女を火あぶりにして喜んでいる中世の暗黒時代そのものだ」
って台詞にはにやりとさせられた。

猫侍
無口なお侍さんと猫が中心の、癒し時代劇。1回分が短いショートドラマ?
北村一輝さんがお侍さんです。

仮面ライダー鎧武
ウヒャヒャ、なんだあの変身ベルト!法螺貝鳴ってるし!
もう本当、何でフルーツなのよ!

キョウリュウ
スポーツの試合において、女子のアミィじゃなく
うっちーがマネージャーポジションでお弁当とか作ってくるところに
製作側の戦略を感じました…。

ドキプリ
ずいぶん前からアイちゃんという名前の赤ちゃんが出ているのですが、
私は妖精とニアリーイコールな存在だと理解していました。
しかし先週に泣きっぱなしのアイちゃんに「イヤイヤ期」だから仕方ないのよ、
という説明が付与されて、泣きだした時はおもちゃを与えて気をそらせるとか
これ女児に育児ノウハウをすり込みしてんの?と考えると、
アイちゃんをあやし続けて、睡眠不足になったプリキュアたちが
私達に元気がないからアイちゃんが泣きやまないんだよ、
って反省した前回とか、
私の生活態度のせいでアイちゃんが泣くんだっていう今回のマコピーとか、
ちょっと気持ち悪いというか、
「もっと頑張れば何とかなる育児」は時代に逆行していると思います。
なるべく思いつめないで周囲に助けを求めようっていうのが最近の流れですよね…。

ヴァルヴレイヴ
ロボット動かすためには血が必要みたいで、主人公はとうとう覚悟を決めた。
これからもうずっとエルエルフの血しか吸わないそうです。(震え声で)

キルラキル
お色気も、あそこまで誇張されているとなんかギャグっぽい。
あのミニスカ、どういう理屈であれ以上めくれないんだろう。
あとイケメンキャラが解説しながら意味もなく脱いでくれる、その意気やよし。
主題歌のタイトルが「シリウス」ですね。

マギ
特訓から帰ってきた割には見せ場がもらえないなーと思っていたアリババくんが、
今週突然輝いた!マギのこれまでの名場面ベスト10には入る勢い!
ちょっとモルジアナさん!あれを早いところなんとかしてくださいよ!
それと100%眷属になると自我を失ってしまう話はもうちょっと詳しくマスルールさん!

進撃の巨人(別マガ)
ユミルは諦めて一切をクリスタ様におまかせしなさい!ばか!このクリユミ!(罵倒)
なんとか収束しそうなので、団長は助かりそう…?
というかすごい勢いで死んだりもげたりしていくので、
誰が無事で誰がアウトなのかよく分からなくなってきた。
あれ名前を叫ばれてたけどジャン無事なんだよね…?

山奥組はもうこのまま出てこずに、ベルトルトはライナーの介護をして
一生平穏に過ごしてほしいけど無理なんだろうね。

暗殺教室(45号46号)
先号のビッチ先生の見せ場もよかったけど、
今号の烏間先生もなかなかおいしい、かつ
先生がサポートできない状況が着々と固められていきますね。
試験でよい点を取る→先生暗殺実行→クラスメイトが毒を盛られてピンチ、の流れは
奇想天外すぎます。
(バトル→更に強い敵とバトル→更に更に強い以下略とちがって先読みできない)

岸辺露伴は動かない エピソード6(ジャンプ46号)
少年誌で密猟の話はちょっと……と思う暇も与えないほどの緊張の連続。
このシリーズは毎回面白いです。コミックスになるって、編集後記で荒木先生書いてらした。
やったね!買うぞ。

「実験刑事トトリ2」は今夜からスタートです。
そして進撃のスピンオフ漫画の掲載された「ARIA」は刷数が全然足りなかったらしく
来月号にもう一度同じ漫画を掲載するとのこと。ですよね……全然見かけなかった。



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2013/10/13(日)

ケネディ大統領暗殺で思い出しましたが
そういえば大統領暗殺阻止にはちょっと思い入れがあって、
というのは「X-MENファーストジェネレーション」が上映しているころに
「次回作はケネディ暗殺阻止ものらしい」という噂があったんですね。
(XFGはちょうどその時代の話で、大統領もちらっと出る)
ケネディ大統領暗殺といえば「魔法の弾丸」です。
マグニートーの能力は磁力能力!
そして暗殺犯オズワルドを殺した犯人は
「なにかに操られていた」という言葉を残しています。
プロフェッサーXの能力は強力なテレパシーです!
それを能力バトルがめっちゃお得意なマシュー・ヴォーン監督で見られるなんて!
1人ウェーブ!1人ウェーブ!
と孤独に踊って(待ちきれなくて二次創作したりもした)いたのですが、
残念ながらマシュボンは降板し……
そしてなんか老教授とジジニートー、若教授と若ニートーの世界が交差する
時間ものになるらしいんですよね……。
楽しみなんですが、ちょっと心配というか……。




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2013/10/14(月)

山に山菜を摘みに行った女性2人が、足の腱を切られて
逃げられないようにされたうえで、異常な暴力を受けて2人とも亡くなって、
助けを求めるメモが衣服のポケットに入っていたが、
それを筆記したと見られる鉛筆の芯は現場からかなり離れた場所から見つかり、
犯人は捕まらなかった。
という事件が何十年も前にあったらしいよという話を
このまえ山に行った帰り道にしたのですが、

あっ、じゃあわたしたちは
1人が足元の岩を投げて威嚇している間に
もう1人はあとずさって、
今度は離れたほうが岩を投げている隙に
もう1人が遠ざかるのを交互にやろう!安心だね!
と、なぜか変態殺人鬼に遭遇したときのフォーメーションを打ち合わせていました。

ちょっと年齢が多めの女が2人、無言のまま絶妙の連係プレイを見せ始めたら
変態殺人鬼もびっくりするのではないでしょうか。




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2013/10/15(火)

映画かんそう
「死霊館」ジェームズ・ワン監督

原題「The Conjuring」まじないとか、奇術とかいう意味のようです。
語源はラテン語の「共に誓い合う」らしく、そこのところも含まれているのかも。

競売にかかっていた家を購入した一家は、
その家に引っ越しした日から、不思議な現象に悩まされる、という内容。
家の中に入らない飼い犬、入り口のふさがれていた地下室、
妻の体に浮かび上がる痣、ひとりでに開くドア。

実在のゴーストハンター、ウォレン夫妻が、
唯一発表できなかったほどの恐怖の事件、という体裁の話です。

ウォレン夫妻
http://en.wikipedia.org/wiki/Ed_and_Lorraine_Warren

ものすごい直球勝負のホラーで、変わった演出はなにもないのですが、
モーションから投球までが早いので打てないというか(笑)。
溜めの時間が適正なので、いい感じに驚けます。
ホラーファンにはおすすめ。
というかこれモニタで見たら真っ暗で見えないシーンが多いと思います。

冒頭の悪魔憑き人形アナベルの話がめっちゃ怖かった。
実際にコネティカット州のオカルト資料館に保管されているそうです。
画像検索したら映画の人形とは全然似てない、あっさりした顔でした。
(でもこの人形を画像検索していて、うっかり「見たら呪われる絵画」をとうとう見てしまったので…
検索の際はご注意ください…)

内容ばれ

悪魔は最後まで姿を見せない、これ実にいい。
娘さんたちはみんな可愛い。重要。
幽霊たちの出かたもエレガント。
本当にできのいいクラシックホラーです。

オカルト資料館で
日本の鎧兜がデデーンと常に映っているのがちょっと笑ってしまう。
(どうみても新しく、デザインがちょっと妙)

「インシディアス」の時も思ったのですが
年配のこわいおんなのひとの顔、は
夏場のメイクが溶けた自分の顔、に見えるので全然恐くねえ。
むしろなんか済みませんという気持ちになります。

「霊はガムのようなもので、くっついて離れない」
という説明は、アメリカっぽいな!と思った。

ラストで、ウォレン夫妻はアミティヴィルに行くって言って終わりますが、
これはあれですね「悪魔の棲む家」の事件に繋がるよということですね。




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2013/10/16(水)

ウォレン夫妻つながりなのですが、
むかし「悪魔の棲む家」というホラー映画がありまして、
それは実際にあった、ある家の長男が親兄弟6人を殺した事件の
まさに犯行現場の家に引っ越してきた家族が様々な心霊現象を見るという話でした。
その家はウォレン夫妻によって、悪魔が憑いていると判定され、
ラッツ一家の心霊体験を綴った「アミティヴィルの恐怖」という本がベストセラーになり映画化され、
続編が作られたり、リメイクされたりしました。
私もこの映画は好きで、オリジナルとリメイク両方見ていたりするのですが。
懐かしくていろいろ検索していたら、現在では
アミティヴィルの心霊事件はまったくのでたらめ、
引っ越してすぐに退去したのも金銭的トラブルのせいで、
幽霊話でひと儲けしようと弁護士から持ちかけた云々書いてあって
ちょっぴりしょんぼりしました。
「実際にあった幽霊話を元に……」という触れ込みは
なんとなく「あのアイドルは彼氏とかいない!」という夢に似ています…。

でも、事件のあったアミティヴィルの家は今でも健在で、
例の「家全体が人の顔に見える窓のデザインと配置」などは改修され、
犯行現場の地下室などは塞がれたけれども、
割と綺麗な状態で建っていて、
グーグル先生のストリートビューなどで見られるそうです。
事件から50年近く経っていて、一時は放置されていただろうに、
アメリカの家は丈夫ですね。



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2013/10/17(木)

映画かんそう
「クロニクル」

高校生3人がある日突然超能力を得て、それがきっかけで仲良くなり、
色々な遊びを思いついては実行し、大笑いし、楽しく過ごしているが
やがて……。という話。

監督デビュー作ですがすごくうまい。
3人のうち、アンドリューはスクールカースト最下層で
友達がいないし、女の子にはスルーされ、家は貧乏で母親は病気、
アル中の父や近所のチンピラや学校の脳筋に暴力を振るわれる毎日。
アンドリューと最近仲良くなった従弟のマットはカースト上位、
超能力がきっかけで仲良くなったスティーブもたぶんカースト上位。
そんな3人も、超能力で女子高生のスカートめくったり、
駐車場の車を勝手に移動したり、買い物用カートを動かしたりといった
他愛ないいたずらをして笑い転げているところはすっごく楽しそうで、
普通の3人組といった感じでした。
マットとスティーブがアンドリューのことを脱最下層させてやろうと
色々世話を焼いちゃって、青春映画でもあるんですよ。

展開ばれ

超能力を得た原因とか長々説明するとテンポが悪くなるので、
登場人物が撮影したカメラ映像という設定にして
バンバン切っていったのが勝因だなと思いました。
(終盤はちょっと無理があったけど)

監督も影響受けたって言ってらっしゃいますが
「AKIRA」と「キャリー」を足して2で割った感じ。
あと小説「クリスティーン」と「X-MENファーストジェネレーション」を足して割るのでもいいです。

強いものは弱いものを殴っていい、という世界で黙って耐えていたアンドリューに、
誰よりも強い力を得て「人間を傷つけてはいけない」というのは酷だろう。
スティーブとマットがそう思うのは、それは2人がたまたま生まれに恵まれていたからで。

でもあんなにきらきらしていたのに、人生で一番幸福だって言ったのに、
あんな風になってもだれも悪くないなんて。
うーん、やっぱり超能力はアラサーになってから!!
(この映画を見てからだと、「XFG」のエリックとか、すごい大人に思えてくる)
(高校生のアンドリューを演じた子、実は26歳ですけどね…)

興行収入は製作費の10倍はあがってるみたいだし、大成功だ!
続編とかじゃなくても、監督の次回作に期待!




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2013/10/18(金)

ドラマかんそう
「パレーズ・エンド」

米HBDと英BBCの共同制作、
ベネディクト・カンバーバッチ氏が1900年代の英国貴族を演じるドラマです。
超ビッチッチな女性シルヴィアは遊び回っていたけども妊娠したので、
1度だけ引っかけた真面目一辺倒のクリストファー(カンバーバッチ氏)と結婚して
子供を押し付けるがやがて飽きて別の男と駆け落ちするがそれにも飽きる。
クリストファーは若くて美しい知的な女性運動家と出会って惹かれあう。
しかし第一次世界大戦が始まり、クリストファーは戦地に赴く。

お衣裳とお屋敷と風景が大変に目の保養でございました。
うーん、あとは格調高い昼ドラかなあって。

ラストばれ(ほめてない)

というか紳士の為のラノベなのかなこれ。
主人公「妻とは離婚しない!」
ヴァレンタイン「愛人でもいいわー!」
ベッドイン!ハッピーエンド!
エエエェェェェー!?そこに着地するのー!?だったので。
不倫ヨメも実はいつしか夫だいしゅきになっていて、
夫の関心を引きたい、愛人にとられたくない!人になっていて、
最後はちょっと可哀そうというか、いやでも途中がひどすぎたのでやっぱり可哀そうじゃない。

不倫ヨメの無双が本当にひどくてですね、
走る馬車の窓からコンパクトを投げて夫に拾わせる、
子供に当たり散らす、
クリストファーの父が、息子の嫁の素行不良と跡取りが本当は誰の子か分からないことを悲観して自殺、
そのお葬式で超オシャレな服を着る、
浮気相手が嫉妬してクリストファーにとって不利なことをする、
戦場の夫に無理やり押しかける、
クリストファーが大切にしていた屋敷の大木を切り倒す、
もうコントか、おしんかっていうくらいの猛攻撃なんですよ…。
(いや愛情の表現方法のわからない気の毒な人って見方もできますが)
クリストファーのことが好きになってから5年間は他の男に抱かれてないって
最後で告白するんですが、それは当たり前じゃね?って思う人こそが
クリストファーにふさわしかったんじゃないかと…。

あと蛇足ですが、クリストファーも女性運動家のヴァレンタインも
友達が微妙にひどい奴で、あんたら人を見る目をもうちょっとなんとか…
って思いました。

こういう少しの顔の動きでいろいろな感情を表現する役の方が
役者さんにとっては演じ甲斐があるのでしょうけれど、
私はどうもカンバーバッチ氏はキャラっぽいメリハリのある役の方が好きなようです。
(シャーロックとか、ジョン・ハリスとか)
お口をもぐもぐして辛いことに耐えている氏を見ていると、
大きな草食動物がいじめられてる感半端ないんですよね……。

パレードとは、大英帝国の栄誉と社会の秩序、
品格ある家族制度、理知的な英国人、諸々、
主人公の中では決して終わる事のない絶対の価値観だった。
しかしそれも永遠ではなかった事を、主人公は悟ることになる。
(最後だけ真面目に)





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2013/10/19(土)

色々感想

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜

庵野監督設定協力
西荻弓絵さん脚本

庵野さん成分ってどの辺だろう。
ウルトラマンポーズ?円卓会議?アスラシステム?

割とちゃんとお金のかかった効果が使われているSFです。
東京帝國大学教授のキムタクは、自分と婚約者が殺害される事を察知し、
彼女を守るというメッセージを伝えた後、飛行機事故で死亡する。
傷心の彼女の元にキムタクの顔をしたアンドロイドがあらわれる。というあらすじ。

うーん、キムタクさんうまいな。
いま要求されている役柄の萌えはどういう種類のものかを把握してアウトプットするのがうまい。

世にも奇妙な物語
前回出来がよかったが、今回はいまいち。
「0.03フレームの女」が一番良かったと思ったが、なぜラストじゃないのだろう。
消しゴムでぐりぐりしてもなぜか消せない、分かる分かる。
大抵どこか隅の方を範囲指定したままだったり
消しゴムの不透明度?を5%とかにしたまま直してなかったりするんだよねー。

それにしても殿(松坂桃李さん)が世にもで主演してトリを飾る日が来るなんて。

相棒
カイト君がどんどん逞しくなっていくなー。
……って思ったらまた1人退場ー!?もう刺されて退場やめてー何か別の理由にしてー。
シーズン1話目からレギュラー降板の話を持ってくる意図は何なのか分からぬ…。
探偵事務所を開設して、今後は民間の不思議系事件の話をもちかける係になるのを期待。

杉下さんが、全然違う男を亀山さんと呼び抱きしめた…って書くと
相棒が何か違う話になったみたいですが、本当にありましたそういうシーン。

エレメンタリー
(タイトルを激しく間違っていたのを、ご指摘いただきましたありがとうございます)
あーん、てっきりハイスペック女王様のワトソンと、
人柄のいいホームズで、ワトソンがメロメロパターンだと思ってたけど違った。
なんかホームズ役の人がゲストキャラに見えるんですよ。地味なのか。
あと上演中のオペラで私語は許さん!
少ないお給料からコツコツ溜めて、1年に1回好きな演目に来ている人がいたらどうするのよ!

仮面ライダー鎧武
ライダーに変身できるようになって、即バイトで活用しようと思った主人公は初めて見た。

サムライフラメンコ
非番のイケメン警官が、夜の街で、全裸のイケメンに出会うという始まり。
ボーイ・ミーツ・フリチン!名作の予感。(東のエデン=ガール・ミーツ・フリチン)
これずっと日常に根ざした話になるのか、それとも途中で変転するのかどっちだろー。

BIRDMAN(サンデー)
無事再開した!
変身系作品におけるパンツ問題に深く切り込んだ問題作。
この作品ではパンツはゴワつくので、ないほうがいいそうです。

子供の頃の飛行機事故で謎の女に命を救われて異形になり、
以来正義の味方をやっている、この子がどうして主人公じゃないんだろう…。
まあなにがしか意味があるんだろう。
経年による凄まじいデメリットがあるとか、堕天するとかそういう…。

「マギ」はアリババ君が傷心のため2週やすみなのかそうか……。



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2013/10/20(日)

ドラマかんそう
「ザ・フォロウィング」全15話

連続殺人犯逮捕の際に心臓を刺され退職して荒れた生活を送る元捜査官。
しかし連続殺人犯は収監された刑務所の中から熱心な信者を操り、次々に事件を起こす。
彼の目的は、自分と元捜査官という生きた人間を使い、物語を創作することだった。
というあらすじ。

そのカリスマ殺人犯が元捜査官のことを好きすぎて、
おはようの電話をかけてきたり、酒の飲みすぎを注意したり、
執筆に行き詰ったーとか電話してきます。うぜえ。
前半面白かったんですが後半失速気味で、ラストはちょっとそれどうよな感じでした。

ねたばれー

男性恐怖症の女性に近付いて信頼を得るために
ゲイカップルのふりをして2人暮らしをしていた信者サイコパス青年2人がいましてですね。
片方は彼女もちなのでゲイのふりなんか気持ち悪いな!ってノリだったのですが、
もう片方は実はそのノンケのことが好きだったので、「練習でキスしてみようぜ!」
とか言われたとことか、気の毒で「やめたげてよぉ!」って言いたくなった。
なんのかんのいって一線を越えちゃうんですけどね、この2人。
思えばあのあたりがこのドラマの最高潮だった……。

盛り上げるために片っ端から思いついたショッキングなシーンを入れるのだけども
とくに最初から考えられていた展開ではなさそうで伏線とかないし、後の展開にもあまり影響しない。
なんか場当たり的という印象でした。
妻が捕まったり逃げたり捕まったり、カリスマ殺人犯が妻好きだけど信者と不倫したりとか
なんかもうグダグダ。

しかし信者の美人にハニトラ仕掛けさせて、元捜査官を盗撮、
撮影したベッドシーンを一人のときに繰り返し鑑賞……はアウトだと思うよ殺人犯。
ていうか、君が元捜査官に「すきです!付き合ってください!」って言ってれば
こんな事件起こす必要なかった気がするよ。


女刑事さんが黒幕だと思っていたけど(伏線あった)違ったし、
じゃあ奥さんが黒幕かと思ったら違ったのでした。

第2シーズン決定したとは思えない、
手が滑って押しちゃった系バッドエンドみたいなラスト。
「続きはもういいです……」と思わせてどうするのさー。





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2013/10/21(月)

「まおゆう」の原作ラストばれ、
「マギ」の週刊展開ばれ、
「タクティクスオウガ」のラストばれ?






最近のサンデーの「マギ」で、
飛びぬけて強大な人間に委ねてはいけない、というようなセリフがあったんですが
そういえば「まおゆう」でも最終的にはそういう結論だったな、とちょっと思い出しました。
「マギ」ではずっと歪まずにいられる人間などいないから、という理由で、
「まおゆう」では普通の人間たちから血を流して成長する機会を奪っている、不自然な成長には代償もあるという理由でした。

なんとなく今後流行しそうだな、というのと
あとたぶんこれ「タクティクスオウガ」の皇帝、およびそのモデルのユーゴスラビアの終身大統領
ヨシップ・ブロズ・チトーが源流じゃないかな?って思いました。
タクティクスの皇帝はまあ最後であれしますけど……。
チトーは、彼があまりにも常人離れして有能だったために
すべてが彼の能力ありきのシステムになってしまって
彼の死後、国家はガッタガタのグダグダになってしまって却って国を痛めつけたのは彼だった…という。

でもどのパターンも、できるのに手を出すな、というのは酷いし、
まおゆうの2人とシンドバッドおじさんは(コマの流れから、校長の悟りを指しつつ
結局は終盤あたりシンに当てはまるのではないかと予感しました。少なくとも連載版は)
物凄くたくさんのものを犠牲にしてきた、あるいはしてきたであろうのに、
それが悪であるかのようなジャッジは、
正しくても読んでいてつらいものがありますね。
いやこれは作品への批判ではなくむしろ上手いなと感心しているのですが。

余談
チトーという呼び名が有名だと思うのですが、
「お前(Ti)があれ(to)をしろ」(wikipediaより)という綽名なのですね。
チェ・ゲバラのチェも綽名だし、当時政治家は綽名ブームだったのかしら。
(チェ・ゲバラさんのほうがかなり前の年代ですけどね)



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2013/10/22(火)

「パシフィック・リム」の4DX上映を見に、
名古屋まで行ってきましたー。

4DX(フォーディーエックス)とは、
3Dのその先「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システムです。
座席が作品中のシーンと完璧にリンクし、前後上下左右へ稼働。
また、風、水(ミスト)、香り、煙りなど、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載。
(公式サイトより)

行ったひとが、「イェーガーに乗ってる!」「眼鏡が吹っ飛んだ!」「鞄が吹っ飛んだ!」
「海のシーンでビシャビシャになった!」と書いておられて興味がありました。
いまのところ4DXの劇場は名古屋にしかなくて、3秒ほど迷ったんですが
行っておけばヨカッター…とかあとで思うの嫌なので、行ってみました!

kaijuを殴ったら揺れる!!kaijuに突撃されたら揺れる!!
いいぞイェーガー!やっちまえ!という大変な臨場感でした。
でも主人公とライバルツンデレの殴り合いでも揺れる!!
ついでにやっちまえ!!(笑)
ドアの開閉でも揺れるのは笑った。
こうして見ると「パシフィック・リム」は
まるで4DXのために作られたような映画でした。
海の戦闘でぷしゅーっとミストが出るのがぴったり。
(ぜんぜん濡れません。ほぼ空気)
顔の両横と、前方に計4個の噴出孔があります。
映画に合わせて前の座席全部が左右に揺れているのは壮観でした。
行ってよかったです。

ご参考までに眼鏡とヅラは飛ばなかった。
(鞄は、入口横に小さな専用ロッカーがあって、そこへ預けました)
上映前に、どう見ても一般人ではない一団がいらして目立っていましたが、
あとで聞いたところによると映画監督だったようです。

映画館は名古屋駅から、えらいこと遠くにあって、私も地元のかたに連れて行ってもらわなければ
たぶん辿り着けなかったと思うので、今後行かれる方は入念な下調べをなさってください。
「パシフィック・リム4DX」の上映は今月末までですが、かなりの人気のようなので、
事前にチケットを取ったほうがいいようです。
見逃したァーという方は、ダメもとで劇場に再上映希望するといいと思います。
というか私も前回上映終了後に再上映希望のメッセージを送りました。今回再上映です。





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2013/10/23(水)

「貴婦人と一角獣展」に行ってきました〜。

この作品は、あちこちの家を渡ったせいで、来歴がふんわりとしていて、
最初は誰が発注したものである等が今でも推測のレベルなのだそうです。
どことなく女性好みの、繊細で不思議なタペストリです。

タペストリは、それぞれテーマが(これも推測)
「嗅覚」「触覚」「味覚」「聴覚」「視覚」の5枚と
そして「我が唯一の望み」(A mon seul desir)という文字の入った1枚、
合わせて6枚です。
最後の1枚は「第六感」または「愛」であるなど、様々な予想がされていますが
とりあえず第六感ではないだろうよ……と見て思いました。

展示物はタペストリメインで、ほかはそんなに多くなかったのですが、
各タペストリの植物だけ抜き出して名前を解説してくれたり、
(数点を除いてほぼ確定していたので写実的に描いてあるのですね)
動物だけを抜き出したり、ユニコーンだけ、獅子だけ、貴婦人だけ、侍女だけ、衣装だけ、と
自由自在に編集した映像が流れていたりして、
なかなかいい展覧会でした。

ところで抜き出して比較すると、
獅子の顔とか、タッチがどうとかより立体に対する理解度からして違って、
「これ織った人は無論のこと、下絵描いた人間も違うでしょー」
って思いました。
あと、「視覚」のなかの貴婦人が、徹夜明けみたいな顔をしていたり、
「聴覚」のなかのユニコーンがえらいこと肥満していたりして色々おもしろかった。
テーマの謎といい、アイテムの細やかさといい、衣装宝飾の素敵さといい、
なんとなくある種の人の心を鷲塚む作品です。

アズカバンの映画でも使われてますねこれ。
額に入った絵がたくさん掛けられているので分かりにくいですが、談話室の壁の装飾。
獅子がいるから獅子寮に使われた、と考えていいの?キュアロン監督…。
というかそもそもこのタペストリのタイトルは
「貴婦人と一角獣と獅子」にすべきだと私は思う……。



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2013/10/24(木)

映画かんそう
「ゴースト・エージェント/R.I.P.D」

捜査中に死んだ刑事が、あの世で悪霊を取り締まる機関にスカウトされ、
西部の時代の保安官おじいちゃんとコンビを組んで活躍するコメディ。
RIPD=REST IN PEACE DEPARTMENT
無理やり訳すと冥福署とかそういう感じ…?

現世で捜査するとき、おじいちゃんは金髪セクシー美女に、
死にたての新米は中国人の老人になっちゃうんですが、
そこのところがメインのお笑いポイントでした。
あとは「メン・イン・ブラック」みたいな感じの、
ちょっと古いドタバタゴーストバスターもの。

おじいちゃんの英語が何言ってるか聞き取れなかったけど、
あれが西部訛りらしい。
そして金髪美女の姿で西部訛りだとゾクゾクするというセリフがあったのですが、
日本語に例えるとどんな感じなんだろう。美女が武士なりきりしてるような?

内容ばれ

・おじいちゃんと若いバディのかけあいが、なんかもっと踏み込める気がして、
 すごく惜しい感じでした!
 こうさ、金髪美女には全然興味がないが、おじいちゃんの姿に戻ると襲いかかってくる
 ジジ専の悪霊とかがいて、ゲイを知らないおじいちゃんが恐慌をきたして若者に助けを求めるとか
 インターネッツを知らないおじいちゃんに若者がグーグルの使い方を教えてあげるとか、
 おじいちゃんが金髪美女の姿で女性をナンパしちゃうとかあるじゃん!色々!
・おじいちゃんの頭蓋骨とやり始めた動物のところの
 「分かるよ。目が二つあればよかったのにな」とかってセリフの意味が分からない。
・どう見てもプラレールです。ありがとうございました。
・悪霊の中に死因が気になるひとがいた。
 頭があんなに裂けるとは、ジェイソンと闘ったりしたのか?
・最後、金髪美女とモサ眼鏡っ娘のペアに進化しましたが、
 あのコンビで2時間やってほしかった!というひともきっと多いでしょう。




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2013/10/25(金)



「昨夜 自分の上に乗っていた男をなぜ介抱しなければならないのか、
シリウス・ブラックには分かりかねた」


またもやチロルームのチロルさんに原案提供させていただきましたー。
今回で3回目?だったかな?
10月27日COMIC CITY SPARK8内で催される
シリウスプチオンリーにて販売されます。
素敵なイベントになりますように!

今回は短いお話2本の原案をしましたが、
ちろるさんの本気のリバ(R−18)が見られるので、
しりるしりの人は是非とも行かれて購入されるといいと思います!
リバしりる好きにとってはお宝本ですよこれ…!

この長いタイトルは一体何だって感じですが、ほら、
最近ラノベでこういうタイトルが流行しているみたいじゃないですか…
それで何か略称があったりすると面白いじゃないですか…と思って…
ちろるさんのファンの方すみません…。

詳細はチロルームさんでどうぞー。



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2013/10/26(土)

色々感想

実験刑事トトリ2
犯人を遊園地に連れ出して、
(トトリは倒叙形式のドラマなので犯人ばれではない)
2人でキャッキャうふふして、
トトリが姿を見せると犯人が「トトリさん!…」と笑顔になるくらい手懐けておいてからの
犯行指摘!トトリ……鬼や!

エレメンタリー
さすが女子ワトソンだけあって、ホームズに小遣いを渡して
スナック菓子買ってこいや!と命令しました。すてき。
(一応買ったものの、勝手に開けて食うホームズ)
ところで浮世離れした変人のことを「ハリー・ポッター」って呼ぶのは
この脚本家さんのセンスなのかアメリカの定型句なのか気になる。

SPEC〜零〜
映画に先がけてのスペシャルドラマです。テレビシリーズ開始前の時間軸のお話。
当麻の手首が取れたエピソードとか、本編でちらっと出てきた事件でしたね。
辻褄を合わせるために城田さん大活躍でした。城田さんご足労さまでした!
(記憶を操作するスペックホルダなので、あれは実はこうでした!
というときに重宝する……)
時間を止められるスペックVS死んだスペックホルダを呼び出して使役できるスペックは
能力バトルとして甲乙つけがたいなーと毎回思います。
当麻の親友の話がかわいかった。

ケイゾクの柴田の名前がちょろっと出てきた。あと真山さんの殉職もサクっと語られた。

相棒
ライバルの話。
でもあれな、大々だいスッキな同人作家さんの家に遊びに行った時にな、
これまでに見たこともないくらい心の震える
300ページくらいのジャンルカプの二次創作原稿を発見したら、
そして恥ずかしいからその原稿を世に出すつもりはないって言われたら
錯乱して「この原稿は俺が発行してやる!もちろんお前の名前で!」
って言っちゃわないかな…ちょっと気持ち分かる。

リーガル・ハイ2
美人妻が、実は元ブスで整形していたと分かって離婚と賠償金を求めて裁判を起こした夫の話。
……刺さる話でした…ちゃんとエンタメになってたけど…。
美しい容姿とその遺伝子が目当て、平均以上の収入が目当てって双方明確に理解している場合は
問題ないと思う。むなしいとかそんなの不幸とかは言わない
ただ容姿が衰えたり整形がばれたり、またはリストラされたり収入に影響する病気に罹った場合
結婚生活が終わるというリスクはあるけども。

そしてあの元ぶすのひとの写真、ほとんどの男性視聴者は「わ、ブス!」って思ったでしょうけど
女性は、あれ眉がないだけでメイクで普通にかわいくなる顔だと気付いたと思う。お肌つるんとしてたし。

仮面ライダー鎧武
あ、あの男子高生は主人公のことが好きなのね…とごく自然に思いましたが
でもここは大半の人はヒロインのことが好きなんだなと考えるところですね反省。
でも直前に主人公大好きエピソードが入ったよね?

サムライフラメンコ
雨の日に傘を差さない、そして友達のいない職業モデルのイケメンか……。
現実だったらやばい匂いがぷんぷんするぜぇー!だけども、
アニメの中だといいキャラ立てですね。
なんかやや引きつつも仲良くなっていて、お巡りさんの来るもの拒まずも相当なものだ。

革命機ヴァルヴレイヴ
あっ!えっ!?えー…!!どういうことなの。これ2周目?
まあそれはいいとしてエルエルフがどんどん好きになってきた。

銀の匙(サンデー)
案外八軒くんは起業向いてそう。周囲のみんなが助けてくれるという意味で。
でももうちょっとちゃらんぽらんな人と組まないとすぐに胃に穴が開きそうだ…。
先週書き忘れたけど、学生時代の付き合っているしりるってあんな感じなんだろうなー。
ジェームズに乗馬鞭でカレンダーを指してほしい。先生に動揺してほしい。
(バレンタインの習慣が違うけども)

BIRDMAN(サンデー)
飛行訓練で1週分使った!でも面白い。
そしてなんか死亡フラグっぽいものがチラチラしてる…。大丈夫かな。

聖おにいさん(モーニング2)
Mrスポックかと思いましたサンダルフォン…。
ブッダの寝言をイエスが把握しているのは、当たり前だけど萌えますね。


宇宙兄弟22巻
仕事で難物件のおっさんが出てくるたびに、
そのおっさんの昔の男が出てきてそのおっさんをどうにかしてくれる……。
そんなBLワールドみたいな宇宙兄弟の世界に私も住みたいです。
あとご本人も呟いておられましたが、どう見ても片桐仁さんにしか見えない人が登場。




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2013/10/27(日)

ドールハウス



珍しく写真撮影OKな展示だったので。
ドールハウスは、英国好き(欧風好き)、ホラー好き、フイギュア好き、
単にかわいいもの好きと
いろいろな人のツボにヒットするアイテムだと思う。


シリウスプチに参加された皆さんお疲れさまでした〜。
ちろるさんに差し入れを預けて下さった方、恐縮です!
差し入れを頂けるような活動を何もできておりませんので、
申し訳なさのあまり「千の風になって」を歌ってしまいます!お気遣いなく!




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2013/10/28(月)

スイーツな人のブログを見ていたら、
「悪天候のときは予約不可・行列の店に行くのが鉄則」
と書いてあり、なるほど!!と思って
台風がそれた週末は80分待ちのハワイアンカフェ(流行っているらしい)
に行ってみました。
なんと10分待ち!見知らぬスイーツな人、ありがとう!
食戟のソーマに出てきたエッグベネディクトを食べたよー!
食の面でソーマに踊らされ過ぎです。
オランデーズソースが濃厚で、卵料理なのに肉っぽいパンチがありました。



手前がエッグベネディクト、向こうがハワイ風オムレツ。
そして私たちはどちらも結構食べるほうだったので
(私は食べないのも平気ですけど、逆に延々と食べ続ける事もできます)
甘いパンケーキも食べました。
ハワイ風だけあって、パンケーキにもパンチがありました。
ハーフにしてよかった…。フルサイズはフライパンくらいの大きさだったんですよ。
もう15時間くらいは何も食べないでいいという満腹感でした…。
パンケーキは焼きあがるのにちょっと時間がかかるようです。でかいから…。
ハワイの人、こりゃ太って当然だよー…って思いながら虚淵さんの話とかをしていました。




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2013/10/29(火)

夜中なのに、おなかがすいて発狂する!というときは、
コンビニで売っている小さい生ハムを食べるといいと思う。
あれ実はせいぜい70カロリー前後しかないのです。
おにぎり1コよりローカロリー。
しょっぱいし、肉だし、少しで満足する。
塩分と添加物は体に悪そうなので毎日食べたらだめだけど。

そして余談ですが安くておいしいスナック菓子ほどカロリーが高い。
カレーせんべいが1袋、堂々の500カロリー越えだったときは震えた。
ええ、好きですよ…カレーせんべい…。




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2013/10/30(水)

シリウスの様子がおかしい。
(菊の話です)

これまでのあらすじ

グリーンサタンという名前の菊が先生っぽいという理由で購入したら
なんだかおまけでピンク色の花の咲いた菊がついてきた。
じゃあこれをシリウスということにしましょう、と一緒に育てたら
シリウスは先生よりも立派に大きくなった。
先生は毎年夏に緑の花を咲かせて、
なぜかシリウスの咲く秋にもう一度ピンクがかったお揃いの花を咲かせる
付き合いのいい謎の花だったけど、
今年は新芽を出さなくて、調べたら枯れていた。

シリウスがかわいそうなので今年の春にまたグリーンサタンを買った。
植物専門のしりるのかたに教えて頂いたのですが
現在販売されている植物の多くは同一遺伝子なんだそうです。なにそれ萌え!

無事に大きくなって以前と同じサイズになったのですが、
でも7月に花はつけなかったし、今咲き始めた花の色は緑色です。
すると今度はシリウスの様子がおかしい。
毎年太陽に向かってまっすぐに伸びていたのに、
今年は蔦のように地に這って蕾を付けている。



もしかしてペアの相手がいないって察したのか…。
しかし問題は、万が一シリウスが枯れちゃったら、
彼がどういう種類の菊か分からないので買いなおせないという事です。
うむむ。




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2013/10/31(木)

シリル 文章更新「吸血鬼とその友人14」

このあいだ読んだキングの本に書いてあったが、
ハロウィンのコスプレは人気作品のバロメータなので
数年前は傷のシールを額に貼った、ハリーのコスプレっ子が何人もいたそうです。
かわいかっただろうな。見たかった。
モヤシハリーとか、横に伸びたハリーとか、女の子ハリーとか色々いただろう。
そうすると最近のハロウィンは何が多いんだろうな。
マーベル系かな。それともディズニー系かな。(いや、資本は同じだけど)


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