5月日記

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2013/05/01(水)

アルコール度数1%あたりのカロリー表(単位:100ml)
というのを見ていました。

ビール:  約8キロカロリー
焼酎:   約5.5キロカロリー
日本酒:  約7キロカロリー
泡盛:   約7キロカロリー
ワイン:  約5.8キロカロリー
シャンパン:約8.3キロカロリー
ウイスキー:約5.8キロカロリー
ブランデー:約5.9キロカロリー
ジン:   約7.1キロカロリー
ウォッカ: 約4.5キロカロリー
ラム:   約5.7キロカロリー

参照http://www.keeet.com/alco02.html
なんかね、ふーんって感じなんですけど、これね
たとえば私ビアガーデンに行って2.5リットル飲んだとか言ってますけど、
8×5(ビールのアルコール度数)×25=1000カロリー!!
しかも鶏のから揚げとかフライドポテトとかモリモリ食べますから、
たぶん2000カロリーとかいってた!
朝ごはん・昼ごはん普通に食べますから、1日3000カロリー食べてた!!
2回山登りしても追い付かない!おおなんという!

最初の1杯をビールにして、
あとは焼酎に切り替えるおじさまたちの飲み方は正しかったんですね…。
こんどからウォッカを飲もう……。
4.5×40(ウォッカのアルコール度数)×4(400ml飲んだとして)=720カロリー…ややましだ…

とりあえずシャンパンは論外だということを覚えておきましょう。
ビールもシャンパンも最初の1杯だけ!

糖質を含まないアルコールのカロリーはノーカウントだというありがたい説もあるようです。
とりあえず蒸留酒を飲んでおけば間違いなさそう。(飲まないという選択肢はない)



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2013/05/02(木)

リアル脱出ゲームオンライン
新・人狼村からの脱出 に参加しましたー!

「ホーンテッドハウスからの脱出」
「サイレントキューブからの脱出」
に続く3度目の参加になります。
毎回趣向がまったく違って、
ホーンテッドハウスは古い洋館探索もの、
キューブは、ガラスの部屋に閉じ込められた幼女と協力プレイ、
そして今回は人狼の紛れ込んだ村に雇われて人狼探しをするゲームです。
アドベンチャーゲームに近い体裁で、
村人たちに話を聞いて回ってヒントをもらいます。
今回は遅れているプレーヤー救済措置で
謎の答えが画面上部に表示されたりする親切設計。
(ただしその答えに助けられるのはイコール相当遅れていて、
クリアにはおそらく時間が足りない、というのは現実の脱出ゲームと同様です)

ねたばれ(というか人狼ねた)
人狼ねたを拾ってやるぜ〜と息巻いていたのですが、
あの人狼のかたのあの、あれは、本気だったのかそれとも嘘だったのか、
シリル変換するとなんだか残酷で悲しい話でした…。

ゲームの途中、巫女の宝玉あたりで画面が動かなくなって、
サイレントキューブの時のように最初からもう一度になったらどうしようと躊躇して5分待って、
事務局にメールして返答を待つのに5分、
「途中から始められるので再起動してください」という返事だったのでリセットして
計15分のロスでした……もう画面上部のメッセージ活用しまくりでしたが結局追いつけず…。
ところで私、3回参加して3回ともすべて途中で固まっているわけですが(笑)
普段ネットを見て、時々画像ソフトを使うくらいでは全然問題ないんですが、
もしかして私のパソコンはスペックがかなり低いのかしら……?と思いました。
あとなぜか解答編をまったく見られずですね…。
それに加えてその対応で「?????」と思うところが今回あり、
いかん、これは向こうも迷惑だし私もしょんぼりする…
と思ったので残念ながらオンラインのほうの脱出ゲームはこれでやめておきます…。
(リアル脱出ゲームの方でがんばりたいです)

これまでで一番好きなのは「サイレントキューブからの脱出」です。
幼女に変な指示を出して無理無理ジェスチャーされるの可愛かった。


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2013/05/03(金)

映画かんそう
「図書館戦争」

面白かったです。
実写化は無理だと思っていたので
映画が始まってすぐに「本当に映画化した…」という感慨で涙が落ちました。
メディア良化法が施行されているパラレルの日本で、
本を検閲押収する良化特務機関と、それを阻止する図書隊の戦いを描いた物語です。
以前原作の感想で書きましたが(2010/08/18日記)
この作者さんはストレス→カタルシスの匙加減が非常に上手で、
そして中高生から大人まで幅広い世代のハートに響くよう書かれているので、
エンタメとして非常に満足度が高いです。
それにしても本を焼かれるというのは映像で見ると嫌な汗が出るくらいのストレス!

堂上教官がものすごく堂上教官で、榮倉さんもイメージ通りでした。
柴アは作者さんが元よりイメージしてらしたそうで、ばっちり栗山さんでした。
橋本じゅんさんがすごくいっぱい出ていらしてうれしかった。
舞台役者さんだけあってすごい顔の筋肉の動き。

内容ばれ

・岡田さんが出ていらっしゃる作品はとりあえずアクション面で良作なのは確定なのですが
 今回もそうでした。トイレでの格闘が一番きれいだった。
 榮倉さんとの柔道のシーン、ただ立ってるだけなのに
 男に膝タックルされてもよろめかないなこれは、って何か分かる感じだった。 
・手塚役の子がフォーゼの弦太朗でした。前髪があると誰か分からない…。
 ウェストが細くてですね…60ないのではないか…大腸がないのではないか…。
 岡田さんと向かい合って立つシーンでは、厚みが2分の1くらいでした。
 (岡田さんは胸板厚すぎる。両胸の筋肉がジャンプ4冊分くらい。バカ!かっこいい!)
・小牧は、相棒X-DAYのツン眼鏡だった。メガネはあったほうがイケメンだな…。
・柴アのシーンは、仕方ないんですがカットが多くて、
 もうちょっと不器用な部分も見たかった……。
・ガンアクションはもう少し短くてもよかった。
・黒服の男達はなんていうかもう少しこう……。
・びっくりしたのは稲嶺指令が日野の悪夢で亡くなった設定になっていたこと。
 これは作者さんが、指令は亡くなった児玉さん以外はあり得ないので
 違うキャラクターにして下さいとおっしゃったのだそうです。
 その代わりに出てきたオリジナルキャラクタが石坂さん。日野の唯一の生き残りという設定。
 原作では稲嶺さんは日野の悪夢で大切な奥さんを亡くし、それが彼の戦う理由になっているのですが
 映画では石坂さんが日野の悪夢で大切な稲嶺さんを亡くし、それが彼の戦う理由になっているのです。
 公 式 で 石 坂 浩 二 × 稲 嶺 指 令 と か 変 な こ と 始 め た ぞ !
・続編もぜひこのキャストで見たいなあ。




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2013/05/04(土)

色々感想

進撃の巨人
なんか異様に人気が高騰しているから何だと思ったら
人気声優さんが兵長役なんですね?
あとあのすごくジェームズっぽい人の性別は結局どっちだと思ったら
声優さんが鋼の錬金術士のひとで、分からないままだという。

あまちゃん
今週冒頭、
アキちゃんとユイちゃんの同人誌を作った男オタが出現し、
それを保護者が回覧するという悪夢のような内容でした。
ただし幸いにしてというか残念ながらというか百合本ではなく、
話してみたら案外いい子たちだったという
オタクへのフォローがありました。

しかしあまちゃんでもアキバレンジャーでもそうですが、
モブで登場する男オタ集団は、あれ秋葉原あたりで収穫してくるのか
それとも男性のエキストラにオタク扮装させているのかどっちだ。

フォーゼの弦太朗があこがれの先輩役で出てきたよ。
レギュラーっぽいよ。

アキバレンジャー2
黄色の子、結婚したんだ!
お義母様と同居、隠れてBL原稿とか、
なんてリアリズムに溢れた嫌な状況だ……。

キョウリュウジャー
厳しい先輩に見えた空蝉丸くんは、
実は後輩のためにあえて厳しくしようとしている、気のいい土下座丸くんでした…。
レッドに顔がそっくりの殿に仕えていたが、
その才能を見出したトリンが殿に頼みこんで空蝉丸を借り受け、
殿は戦いの最中に空蝉丸を助けるために命を落としました、なるほど。
インテなら間に合いますね。特撮ジャンルのかたがんばれーブレイブー。


ゆうきまさみ先生がスピリッツで新作!しかもBL!と聞いて読んでみました。
たしかに…BL…。ちょっとどういう漫画になるのかは分からない感じです。
バクマン系なのかな?

夏から放送するらしい水泳の腐女子向けアニメに
学生時代のシリルが(というかルシリが)おるなあ…と思ってぼんやり設定画を見てました。
http://blog.esuteru.com/archives/7079624.html


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2013/05/05(日)

昨年の夏頃から腰痛が出始めました。
腰痛診断サイトに行って、症状を入力したら
「ずばり組織の劣化、加齢が原因デス☆!」
って言われたので、
「かかかか加齢ちゃうわ!」
と、ずっと毎日腰の筋トレしてました。
(筋肉で全て解決しようとする私…でも実際肩こりも低体温も全部筋トレで治ったし…)
最近になってようやく痛みが出なくなったので、
参考までに筋トレ法を日記に書いておきます。
ちなみに私は腰痛関係なく毎日ウォーキングはしていますが、
とくに効果がないようでした。
若い方でも、痛みが始まる前に、
早いうちに筋肉で腰を巻いておいたほうがいいように思います。マッスル!



1. 片足を後ろに上げて、なるべく背をそらしCという形になるように努力する(無理はしない)。
   その状態で10秒キープ。左右とも2回ずつくらい。姿勢を保つため何かに掴まってもよい。

2. 首と肩だけを起こした状態で10秒キープ。腹筋のように上体全てを起こさない。

3. 腰を回す。その際、骨盤が地面と水平に回らないようにする。
   腰を前に出した状態ではへそを吊りあげられたように、
   逆に後ろに出している時は尾てい骨を吊りあげられたつもりで前後に傾斜をつける。



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2013/05/06(月)

お店の名前で「タンバリン・ストア(仮)」と書いてあるのを
1週間ほど「タリバン・ストア(仮)」だと空目していて、
すごく色々想像した。
なんて尖ったセンスだろうと思っていた。



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2013/05/07(火)

明治の「ストロベリーチョコレート ジューシーいちご」がおいしいよ!
と会社で教えてもらって食べてみたらおいしかった!
いちごの香料と甘酸っぱいのがお好きな方におすすめです。
なんだか春の味。





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2013/05/08(水)

映画かんそう
「K−20 怪人二十面相」(2008年)

上映中に見に行ったら満席でチケットが買えなくて
見逃した作品です。
とくにドラマからの映画化作品でもないし、
あのときなぜあんなに混み合っていたのか今も謎です。
金城さん効果だったのかな?

第二次世界大戦のなかったパラレル日本では
厳格な身分制度によって人々の生活は強い制限を受けていた。
サーカスの軽業師である平吉は、記者を名乗る男にだまされて
帝都を騒がす怪人二十面相の濡れ衣を着せられてしまう。
逃亡生活を送りながら体術に磨きを掛ける彼は
ふとしたきっかけで富豪の令嬢と出会う。というあらすじ。

オチばれ
明智探偵役の仲村さんの演技が最初からあやしすぎたので、
「これは二十面相だと思わせておいて実は違うパターン…?」
と思っていたら本当に二十面相で脱力した。
なんであんなにあやしい演技になさったのか…。

最後に平吉に
「俺と組もう。俺と2人で新しい世界を作ろう。
俺とお前のような有能な人間だけが生きて云々」
という誘いを掛けてあっさりふられますけど、
(多いわ、このパターン…)
便宜上声を掛けたのではなくて、
まじでガチで誘ったのに断られてショックです、
みたいな感じがとてもよく出ていてよかったです。

お前は一生指名手配されるんだよバーカバーカって
くやしまぎれに意地悪言っても、
平吉に「いいよ」って微笑でスルーされちゃうしね…。
あの時の顔、本当になんというか…。

当時これ絶対薄い本が出てたに違いない。

脚本監督は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の脚本を書いた女の人なんですが
独特の世界観といい、アメコミヒーローみたいなお話といい
こっちのほうがずっといいです。

明治大正っぽい雰囲気を出すために
門司赤煉瓦プレイス、北九州市旧門司三井倶楽部、上野海運ビルなどでロケが行われたようです。
そういえばこの作品もスチームパンクに分類されるのですね。
スチームパンクって、ヴィクトリア朝文化+ハイテクノロジーに限定されるのかと思ったら
そうでもないらしい。
レトロフューチャーの総称でよいのかな?



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2013/05/09(木)

ベトナムの黒犬



またもやベトナムに行っていました。
短期間に同じ国に行くと入国審査で何か質問されるかなと思いましたがそうでもなく。
この黒犬は、ホテルの近所にいたのですが、朝は爆睡していて、
遊んで帰ってくる夜の時間帯には元気いっぱいワンワンお愛想してました。
うまいこと隅に隠れてプープー寝ているので、
最初は「パッドフット…死…!?」って思いました。



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2013/05/10(金)

途中香港国際空港に行ったので、
ついでに入国してマンゴープリンを食べてきたのですが、
残念ながら飲茶を楽しみにしていた美心閣(マキシム)空港店は
リニューアル工事中、7月再オープンとのことで
現在はファストフード風の仮店舗営業でした。
なので翡翠拉麺小籠包へ行った。
小籠包と四川担担麺を食べました。
おいしかった……。



あと許留山のマンゴープリンとマンゴージュース、
白玉マンゴー……。
マンゴープリンと合わせて食べたココナツシャーベットがこれまた絶品。



香港国際空港は広すぎて乗り換えは結構大変でしたが
(バスに乗って違うターミナルへ行ったりとか)
食の面ではパラダイスでした。1日滞在して制覇したい感じ。
(むかしに2回ほど行ってるのですが、こんなに広いとは知らなかった!)
あとお金を突っ込んだら香港ドルが出てくる換金マシーンが面白かった。
最初米ドルを入れてみたのですがなぜか突っ返されて、
ためしに日本円を入れたらしばらく考えたのち換金してくださった。





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2013/05/11(土)

色々感想

ダブルス
重要参考人の境遇に同情しちゃって、匿って逃亡したり、
証拠品に手袋なしでベタベタ触ったり、
右京さんの目の前でこんなことしたらどんなお仕置きをされるか
考えただけでぶるったので、恐くて見ていられません。
ただ、2人のシャワーシーンは毎回入るのか気になる。

あまちゃん
今週も実にいろいろなことがありました。
テレビ取材の時の荒川さんのキョドり演技がうまかったな…。

こちらのあまちゃん絵がとても可愛いです。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.470675803001983.1073741827.127119180690982&type=1

キョウリュウジャー
空蝉丸があほのこサムライ…そしてもう冷酷演技がばれてしまいました…。
これ今後いじられまくりですね。このひと。

ガルガンティア
つよいスーパーロボに乗っているから主人公無双!
カッコイイ!女の子キャーキャー!…というのではなく、
ロボは自律で動くので、単体で役に立ちまくり、
パイロットは何ができる訳でもないので地味に仕事探し
しかも全然仕事がないというのはリアルだし面白いアプローチ。

そして初めて焼き肉を食べた宇宙少年が
ナニコレ熱い!うまい!→タレを付ける→ますますうまい!
というシーンも良かった。
食べ物のシーンが優れているのは、いい物語です。
一応水着回だったのですが、全くそれどころじゃなかった。
さいごのあれ、バンダイがスポンサーでフィギュアを出すとかだと
ああいうロボジョークは入れられないのかな。

唯一、女装の人たちが不気味なクリーチャー役として登場した点は、
やや世のセンスに遅れた感じがしますが
まあ容姿の劣る女のひとをギャグねたにする風習が廃れたように、
そのうちにこの手のギャグもなくなっていくのでしょう。

シンドバッド外伝(サンデー掲載)
このひとは大高先生に絵がそっくりですね!!
シンパパンと子シンの頃から始まりました。
パパンはシンドバッドそっくりのロング黒髪イケメン。
シンドバッドは意外や王の資質を見せつつ、わりと普通の腕白小僧です。


小学館のヒーローズ・カムバック単行本、売り切れてたのがやっと買えたー!
「ギャラリーフェイク」「究極超人あ〜る」「伝染るんです。」
「サイボーグ009」「うしおととら」「犬夜叉」「銀の匙」
「GS美神 極楽大作戦!!」と、かわぐち先生が自衛隊の災害救援漫画を描いていらした。
読みごたえのある1冊です。
必要経費を除いた収益、印税等は
すべて被災した子供たちに本を届ける「大震災出版復興基金」に寄付されるそうです。

笑っていいともに出演したトムクルーズさんを見たが
モーガン・フリーマンさんから花輪が来たりして結構シュールだった。
通訳はいつものなっちでした。

中島かずきさん脚本の新作アニメが発表されました。「キルラキル」おもしろそう!
http://www.kill-la-kill.jp/

明日に続く



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2013/05/12(日)

色々感想つづき

TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜
桃李くんによる吾郎さんのお姫様だっこきましたよー。
大学の生徒たちを前に講義をしながら、
若造の実行部隊にうまく指示を出すところが面白かった。

ガリレオ2
謎を解かないと自分の実験の成果が上がらないという珍しいパターン。
中華圏のひとにとって置時計のプレゼントはタブーなんですね。
知らなかった。

進撃の巨人
子供が大人を刃物で刺す所はうまくカットするのだと思っていたら
わりとしっかり映した!!
エレンが食われてからの流れって一瞬だったと認識してたんですが、
アニメで丁寧にやると3週かかるのにびっくりした。
いよいよ次週ですね。
あとピクシブの人気作品がいつの間にか進撃に塗り変わっているのにびっくりした。
少数にすごく愛されるタイプの作品じゃないのかー!?

「Person of Interest」が地上波初放送だそうですね。
ただし関東のみ。ええ、いいんです。私はレンタルで見たからね…。
5月17日(金)27:43-28:38
http://www.ntv.co.jp/personofinterest/


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2013/05/13(月)

ベトナムの食べ物1
「フォー」



今回私はごはんを食べに行ったようなものなので
ほぼ毎日フォーを食べていました。
これはその名も「フォー24」というお店の
牛肉全部盛り的な品。
お肉がともかくいっぱい入っていて、
ちょっとモツ的なものも浮いてますが、
さすがの旨味で翌日お肌プルップルです。
でも不思議と日本のラーメンみたいにギトギトはしていない。
気がむいたら途中でライムを絞ったり、香草を入れたり
ニンニクを入れたりして味を変えます。
これはちょっと高級フォーなのでお高めの1杯200円ほど。

あと、今回はメリアハノイというホテルに泊まりましたが
そこのレストランの朝食のフォーが評判通りのおいしさでした。
牛と鳥と選べる。当然両方食べるわけですよ!
というかそこは割と洋食も中華粥もおいしかった。
唯一日本食は「ちょっと……」らしいです。(私は食べてない)
旧市街地区へ行くには、やや遠いですが食事の魅力的なホテルでした。



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2013/05/14(火)

ベトナムの食べ物2
「ブンチャー」



これは非常に写真うつりの悪い料理ですが
(カーチャンの茶色い弁当的な…)
とてもとてもおいしいです。
自分のお椀に、麺と、小さいハンバーグと、青パパイヤと、
スープと、あとお好みで香草をとって、食べます。
大きな葉っぱがあれば巻いて食べるものらしいです。
(動画サイトで食べ方指南が何種類も見られます)
これ中央の白い麺は2人分ですが
手前のハンバーグは1人分です。
しかもハンバーグの下には何故か焼き肉が隠れています。
お肉全部カリっと焼けていておいしかったです…全部食べました…。
スープがヌクマムベースのさっぱり目なのがまた良い。

ダック・キムというわりと有名なお店でした。
ただちょっと女性が入るには勇気が必要かもしれない種類の店構えです。
衛生面をあまり気にしなくて、周囲が人種の坩堝でも平気で、
暑くても胃が元気で、お肉が大好きで、沢山食べる方におすすめ。
あとメニューとかなくて自動的にブンチャーと揚げ春巻きが出てきますが
揚げ春巻きは断る事ができると「地球の歩き方」に書いてあるそうです。
私たちは全部食べましたけど…。これもまたすっごくおいしくてね…。
全部で1人200円くらい。


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2013/05/15(水)

ベトナムの食べ物3
「バイン・ミー」



ベトナムはフランス領だったこともあり、
パンがおすすめなのだそうです。
あちこちでフランスパンのサンドイッチを売っています。
これもまたおいしそうに撮るのが難しいのですが、
パリパリのパンの中には
豚パテとハム、野菜のマリネ、あとパクチーが入っていて、
これまたおいしい!
具を選ばせてもらえるので(魚とか)毎日食べたい感じ。
洋風のサンドイッチと違うところは野菜が酢漬けであることと、パテの香辛料と、
あとやっぱり香草かな。でもパクチーはお肉と合わさるといい仕事するので
入っていた方がおいしいと私は思う。1つ60円くらい。



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2013/05/16(木)

映画かんそう
「ビトレイヤー」

シャレオツ☆クライムサスペンス。
マーク・ストロングさん、もしくは
ジェームズ・マカヴォイさんのお好きな方におすすめ。

犯罪王を追い詰めた刑事が足を撃ち抜かれ、一命は取り留めたものの
彼はかつての闘志を失い、後遺症に苦しみながら仕事を続けていた。
しかしとある事件をきっかけに2人は再会し、意外な展開に翻弄される事になる。
というあらすじ。

内容ばれ

おばあちゃんを男4人で囲んでの問答のシーンとか、
緊迫しているのに妙にユーモアもあり、いい味だしてました。
マーク・ストロングさんは沈黙の生える顔立ち。
見る側が孤独や美学を読み取ってしまう顔。
あと犯罪王ストロングさんのお友達がとてもいいひとでしたね。
奥さんがストロングさんのこと大嫌いで
明らかに友達付き合いに反対しているのに、
妻の目を気にしつつ多大な努力と犠牲を払って助けてあげるんですよ。
なんだか暖かい目になってしまう設定。

ただ、この監督オシャンティが大好きすぎて、
オシャンティ部分以外のこと考えるのヤダー!ってなるのか、
あらすじがわりと雑なので、原作を探すか、
あるいは起承転結を考える係のひとと組んだ方がいいと思います。

終盤ビトレイヤーの人が一生懸命あらすじ説明をしていて、
大変だなと思いました。





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2013/05/17(金)

読書かんそう
「4444」古川 日出男先生

ウェブサイトで44週間、毎週連載された44編の短編を
1冊にまとめた本です。

古川日出男さんの魅力と言えば、奇想天外な長編を、
的確な描写と容赦ない構成でまとめあげる手腕だと思うのですが、
ウェブサイトで毎週連載という形態には合わないと判断されたのか、
全編違う芸風で書かれています。さすが器用でいらっしゃる。

短くて不思議な話が多いです。
お散歩する姉弟が枇杷を盗み食いする話が割と好き。
あと「あっBL?!」と思ったらなんか違った話も。

内容ばれ

全編読むとつながりが分かる、ちょっとした仕掛けもあります。




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2013/05/18(土)

色々感想

SOUL CATHER(ジャンプ新連載)
男子達によるソウルキャッチプリキュア。
たしか以前「LIGHT WING」を連載していらした方ですよね。
あの頃も感想で書いていましたが、
相変わらず何とも言いようのないヒネリ具合の漫画を描かれます。
人の心の状態を読める少年が登場し、
そうなると普通は人間ドラマ系かサスペンス方向へ話は進むものですが、
なぜか天才演奏者と出会い、指揮者を目指さなければならないようです。
いいんだけど、彼の適性はそっちじゃないような…(笑)

コメント欄で松井先生に「天才児」って言われてるー!わー!

スケットダンス
タイトルが「ラストダンス」になってるよー!
やっぱり終わるのかな…。
なんかまだ拾ってない伏線がいっぱいあるような気がするけどなあ…。
最後はスイッチが喋って終わるのかな…(奇跡の人か!)。

ドキプリ
今週末敵のワガママ娘が「キュアハートは私のもの!」と
猛アタックをかまし(not誇張)ソードが
「敵の女の子と仲良くするなんて!私には分からない!」
と嫉妬をするようです。なんだこの百合修羅場。

キョウリュウジャー
あほのこサムライが、現代高校生の恋愛を応援する話でした。
そ ん な ん 無 理 に 決 ま っ て る …。
あとレッド女装回な…しかも最近の特撮女装はデフォで似合ってる系…。

ウィザード
グレムリンはファントムになる前の人間時代からシリアルキラーで、
女を殺しまくってました!という話でした。

というかエエ話のようにまとめていたけど保護責任者遺棄罪ですよね?

ヴヴヴ
よく考えたら、ロボと吸血鬼と学園ものとSNSとアイドルと秘密工作員って
中高生のハートを掴むフックをメガ盛りじゃないですか。
登場人物とフックが多すぎて、書くの難しいだろうなあと思います。
(虚淵さんのガガのほうは、逆にメイン人物とフックの少ない難しさ)
ヴってヴァンパイアのヴなのかな。

リトルチャロ4
「チャロ!何回言ったら分かるの!
ここはもっと悲しいシーンなのよ(悲しい演技をしなさい)」

「ヘイともこ!チャロは犬なんだぜ?」

よかった、私が言いたい事を翔太のパパが言ってくれたぜ。


明日に続く


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2013/05/19(日)

色々感想続き

あまちゃん
クドカンのいつものパターンなのですが、
みんなが集まっているいつもの場所があって、
そこへ行ってくだらない馬鹿話を楽しむという雰囲気がいいですね。

今週はユイとアキが学校で「JJ」のポーズをしていたら、
先輩が来て、「しし」になってるぞ、と指摘して去っていくところが好き。

「潮騒のメモリー」は作詞クドカンなのだそうです。

ガリレオ2
「被害者の姉妹に同情して」
「ひらめいたふりをして適当な数式を書いて」
「犯人を罠にかける」
って湯川せんせーなんか番組が違うよ!

助手の眼鏡の人が段々かわいく見えてきました。
普通だったらメガネ美人を配置して
女刑事と湯川先生の取り合いをさせるところを、
眼鏡のオッサンが湯川先生の女房顔をしているところが良い味。

救命医ハンク4 セレブ診療ファイル
頭部のけがが原因で一時的に人の顔が認識できなくなったひとの視界がちらっと映ったんですが、
ハンクの顔もエヴァンの顔も同じですごく気持ち悪かった!ホラーだ……。

このシリーズに入ってからハンクとエヴァン兄弟が喧嘩をして、
別々に医療事業をしていたのですが、
これまで見てきたハンクの人柄だったらこんな風に喧嘩はしないな……という、
あらすじの為にキャラクターが歪んでいる違和感があったので和解してよかったです。

ハンクに専用の腕時計を装着させ、それが鳴ったら患者がいようがデート中だろうが
ともかく自分の元に駆けつけろという契約をさせたボリスさんのヤンデレ感がすごい。

TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜
過去のTAKE FIVEチームでは一番若造だった唐沢さんが現在のTAKE FIVEチームのリーダーなのですが、
そこに現れた過去のTAKE FIVEのメンバーが、新たにTAKE FIVEチームを結成し、
唐沢さんのところから若造を引き抜こうとする展開きましたよこれ!
若造は唐沢さんを貶された事に腹を立て(笑)相手を潰そうとしますがもちろん返り討ち。
これまで割と余裕だった唐沢さんの本気の焦り顔が見られましたよ!ごちそうさまです。

ダブルス
視聴やめたつもりが予約を消し忘れてもう1話……。
母と娘が監禁されていた病院、リアル脱出ゲームバイオハザードをやった
初台玉井病院スタジオだった。入口で分かった。 

上司のおじいちゃんと署長のおじいちゃんの友情話を
毎週やってくれたら見るけどな…。


今週の読売新聞の人生相談2件

「仲良しの3人組のうち、2人がBL好きで、ファッションの好きな私はいつも仲間はずれです」
という女子中学生からの相談。
この相談が仕込みじゃないとしたら(今どきのJCが新聞に投稿するか?)、
数の逆転が起きているのかな…ってしみじみしました。

「まじめで優秀な40代の未婚の娘が、最近になって二重瞼の整形手術を受け、髪を染め、ピアス穴を開け、
胸元の開いた服を着るようになった。娘がおかしくなった!助けて下さい!」
というお父さんからの相談。
……色々言いたいがお父さんは他に趣味を持って、交友関係や見識を広めた方がいいと思います。


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2013/05/20(月)

映画かんそう
「探偵はBARにいる2」

大泉さんが探偵役を演じる、
魅力的な街ススキノを描くシリーズが帰ってきました。
この映画を見るとススキノのバーに行きたくなるなあ。
酒と雪とコートと夜と訳ありの女。
最近めっきり減ったハードボイルド映画です。

友達のオカマのマサコちゃんが殺され、
探偵は犯人を捕まえるべく故人の過去を調べるが、
彼にはさる大きな秘密があり、
政治団体から圧力がかかりはじめる、というあらすじ。

お姉さんのぱんつや裸が結構多かったが
美少年の裸もあったので、バランスはとれてる。

ねたばれ

マサコちゃんがとっても可憐でした。
真面目で努力家で、愛情が深くて、
好きな人のためにためらわず自分を犠牲にするオカマさん。
むかしの恋人にもらった薔薇を抱えてニコって笑ったところは
少女マンガのヒロインみたいだった。

脚本も監督も相棒組の人なんですね。
右京さんが花の里の前で女の子と出会う誘拐話と同じ監督脚本コンビだ。
(監督は「X-DAY」も撮ってる)

映画の高田くんは、探偵のことを好きなんだろうなあと思うのですが
(毎回バイ擁護、ゲイ擁護しているしー)
でも別にそれが成就したらいいとか成就しないから悲しいとかはなく、
心は常に泰然自若、毎日楽しく満ち足りて生きていそうで、
限りなく仏教の悟りに近い状態にいる気がします彼は。いいなー高田くんはいいなー。
生きているだけでどんどん不満を自動生成していく犯人とは真逆。

ヘイトクライムと反原発、2つは重いので片方でええよと思わなくもない。




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2013/05/21(火)

「ボストン美術館 日本美術の至宝」に行ってきた。

平治物語絵巻の前の混雑がものすごく、
3mほど歩くのに30分かかったりとかしました。
でもさすがの緻密な描きこみと鮮やかな彩色、そして最高の保存状態、
日本画は動くものを描写するのが不得手な筈なのに、
牛車の車輪はぎゅんぎゅん回転し、
斬り込み隊はバッサバッサ殺しまくり、
女房たちの死体で井戸があふれかえり、雅やかな衣装の色と血の色、
怯える人、隠れる人、叫ぶ人、恐ろしい炎と、すごい迫力でした。
「三条殿夜討の巻」(国立国会図書館デジタル資料より一部分抜粋)



わたしは車輪の下に轢かれそうになっている犬を発見した(上図参照)。
しかしその隣では男が完全に下敷きになっています。
この作者はたぶん「野郎はいいけど犬が死ぬのは可哀想だワン」
とでも思ったのでありましょう。


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2013/05/22(水)

「ボストン美術館 日本美術の至宝」続き

おもしろかったのは「吉備大臣入唐絵巻」なのですが、
唐に渡った吉備真備が、皇帝の出す難題を見事にクリアしていくお話で、
ツッコミ所が多いけどもワクワクする冒険譚でした。

最初に、真備は鬼が出ると噂される楼閣に閉じ込められますが、
その鬼の正体はなんと同期の留学生阿倍仲麻呂の霊(生霊?)だったので
2人はすっかり意気投合します。

そして皇帝からの第一の難題は
めっちゃむずかしい詩文「文選」を解釈せよというものでしたが、
仲麻呂の神通力によって空を飛んできた真備は、
その出題と解答を廊下でこっそり立ち聞きしたので楽々クリアします。
(初回からズルとはダーティーだな真備!)

第二の難題は
囲碁の名人と勝負して勝てというもの。露骨に勝ちにきた唐チーム。
しかし真備も仲麻呂に特訓してもらって碁の猛勉強をします。
今度こそクリーンな勝利かと思いきや、
負けそうになった真備、相手の石を1個飲み込みます。
相手も怪しんで、真備の服を検めたり、下剤を飲ませたりするのですが
石を出さない神通力で何とかします。どんな神通力だよ!
囲碁の名人は負けを認めます。(ええー!?)

第三の難題は(絵巻では欠損している)
野馬台詩という詩を並べ替えた文章パズル。
ただし唐チームも今度はズルを警戒して結界を張って問題を作成します。
史上最高に下らない理由で張られた結界であることだよ。
仲麻呂の神通力も使えないし、もう駄目だ…としょぼくれていた真備ですが、
天井から蜘蛛が降りてきて、問題を解いてくれました。やったね!
真備ったら、なにひとつ自分の力で解決してない!

人ならざる存在の力を借りて難題を解決するって
物語の世界共通の黄金パターンですね。
難題は奇数であることが多く、3つであることが更に多いけど
理由はあるのかな?



(上図、空を飛んで問題の盗み聞きに行く仲麻呂と真備。公式サイトより抜粋)
(うっすらと飛行機雲が流れるような表現があるのですが、
なにかお手本があるのだろうか、それともオリジナルの表現なんだろうか)

ところで阿倍仲麻呂さんは吉備真備と一緒に唐に渡ったけども
帰る時に船が流されてベトナムに着いちゃって、
そのあとも何だかんだで結局帰れなかったのですね。
8世紀にハノイのお役人とかやってらっしゃった。
現在2013年でも飛行機で5時間かかるのに
8世紀にハノイかあ…。昔の人はガッツあるなあ…。

「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」という名セリフを残したジャンプ連載漫画「ツギハギ漂流作家」の主人公は吉備真備でしたが、
阿倍仲麻呂はそういえば出てこなかったね。




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2013/05/23(木)

読書かんそう
「論理爆弾」

「闇の喇叭」「真夜中の探偵」に続く少女探偵「ソラ」シリーズ3作目。
北海道はソ連に支配され独立、
なにかと政府が強制的な政治を行う作中の日本には徴兵制度があり
英語の使用、方言の使用は反社会的行為と看做される。
警察の権力が大きいこの世界では
探偵の謎解きは違法行為となります。
裏で探偵業を営んできた両親は母親が行方不明となり父親は拘留中。
母が訪れた九州の山村で調査をするソラ、
そこで起こる殺人事件のお話です。

毎回書いてますが、推理小説というよりは
ジュブナイルIFものという感じです。
この巻でとうとうソラは事件捜査依頼を受けます。

犯人ばれ(口汚く罵る系…)

久しぶりに「おまえがしね!このやろう!」の犯人でした…。
2011/07/28日記参照。そういえば同作者…。
露出狂にでもなればいいのに。

でもなんかいっそ殺人がないほうがスッキリする気もする。
お母さん、北に拉致されたっぽく、何か洒落にならない方へ話が…。
大丈夫なのかこれ。

今回ちょっと横溝パロディなのかな?と思いました。
平家の落武者だし旧家出てくるし、
呪い師の茶部さんは濃茶の尼そのものだし。




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2013/05/24(金)

映画かんそう
「中学生円山」

妄想の好きな子ども円山は、
「うちの家族は自分以外はスパイなのではないか」とか、
「うちの家族は自分以外は宇宙人なのではないか」とか、
暇さえあればその手の妄想を繰り広げていた。
やがて少年円山は中学生になり、相変わらずの妄想三昧、
近頃の彼のブームは体を柔らかくして自分のチーンを
自分で舐められるようになりたいというもの。
しかし円山の暮らす団地に、下井という謎の子連れの男が転居してきて、
円山の妄想を共有し始めたことから彼の生活に変化が訪れる、というお話。

この話の筋は、相棒のスピンオフ映画ででもやったら
歩いて映画館から出られないほどの鬱映画になったところを、
あえてのコメディ映画に、しかもその話自体をメタ的にギャグにするのではなく、
「自分の股間を舐めるために毎日柔軟自主トレに励む妄想癖のある男子中学生」
と2本支柱にしてるところが、得も言われず斬新で類を見ないと思います。
片方だけならよくある話なんですが、合わせるか!?という。

しかしながら家族や恋人、女子同士で見に行く映画では決してありませんし
私もお勧めはしません。
小中男子マインドを持つひとか、
あるいはクドカンのファンが見に行って楽しめばよいかと思います。

内容ばれ

くさなぎさんの「早く言いなよ」って台詞がすごく好き。優しくて。
この役はくさなぎさんでないとできない感じでした。
キムタクさんだとオサレサイコパスになっちゃうし、
ごろうさんとしんごさんはガチサイコパス、
なかいさんだと悲しい中年男、
どっちのテイストも出せるのはくさなぎさんだなあ、と。

おじいちゃんの歌は正直長げぇ!と思ったけど、
鬱なのに全然暗くない、悲しいのにプススと笑える
涼やかなラストでした。

「考えない大人になるくらいなら、死ぬまで中学生でいるべきだ!」
って台詞が先にあって、シチュエーションをあとで作ったんだろうなこれという、
不自然さが少々ありましたが、心に残る言葉です。

それにしても局部がライトセーバー状って
昔の同人誌みたいでなつかしい表現です。
最近は、なんか細部まで描くのが流行りですよね。



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2013/05/25(土)

色々感想

ブリーチ
雨竜くんがサスケェ化…。誰か止めてあげて…。

ドキキュア(明るくない感想文)
あっ…なんか気軽に百合萌え☆とかってできない話だった。
最近この手の「他人は自分の希望を全部かなえて当然。
自分の望みが叶わない時は暴れて当然」っていう考えの子が
増えてるって噂で聞くのと(たしか病名があったと思います)、
あと、B子はC子を酷い目に遭わせた。なのでC子はB子が苦手。
A子とC子は友達。でもA子とB子も友達。B子はA子の前では比較的良い子。
B子とC子の板挟みになってA子が困る、ってケースは普通にありそうだなと思う。

うーん、今回マナにモヤっとする。
たとえば犬嫌いの子に遠慮して犬が飼えないということは勿論ないが、
犬嫌いの子にストレスがかからないよう配慮はするべきじゃなかろうか…。

リトルチャロ4
チャロに悲しい演技をさせるため
会えない翔太の写真を見せるともこ。鬼や。

進撃の巨人(10巻までのねたばれ含む)
あ、なんかややハンサムだ…。
結局これダークなプリキュアなのではないかと思うようになった。
作者さんがおっしゃった、リヴァイのモデルは「ウォッチメン」のロールシャッハ、
という発言ですが、彼の死ぬ理由を指しての事なら壮絶なラストになるなと思いました。

革命機ヴァルヴレイヴ
あはははは、おもしろい。
操縦席に手書きメモで指示を何枚も!マメだなエルエルフ!

キョウリュウジャー
トリンが女子力低いって言った……!
どこでそんな言葉を!
あと、いつも裾の長い服を着て上品で気配りさんのトリンは女子力高い。

あまちゃん
宮本信子さんのナレーションが駅長さんの内心の声を読み上げるだけで、
ギャグ的には完全勝利です。「おしゃべり豚野郎」ってすごい。

潮騒のメモリーは三島由紀夫の「潮騒」を下敷きにしていたそうです。
不勉強ながらそれは分からなかった!深い!
「来てよその日を飛び越えて」だと思ってたら
「来てよその火を飛び越えて」だった!
そして飛び越えた!荒川良々さんが!
しかし「潮騒」読んだことないけど
なんで恋愛小説で火を飛び越えないといけないんだろう…サーカス…?

今日の回はユイちゃんひどいよー!わああー!って思いました。

あまちゃん世界は今週で2009年なので
ああもう少ししたら2011年3月が来てしまうなあ…と思います。

ファミ通
伊集院光さんのエッセイでFSSの設定刷新のことが書いてありました。
MHがゴティックメードに、ファティマがオートマチック・フラワーズ?になったのは聞いてたけど
年表も変えちゃったのかー!
私、実はFSSの年表を一切見てない特殊な読者のため(年表とか時刻表見るの苦手なんです)、
ファンの皆さんと驚きを共有する事は出来ないけどショックだろうなあとは思う。



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2013/05/26(日)

先日放映した「世にも奇妙な物語」特別編が
結構どの話も当たりで、
特に男性の尿が石油になって過疎の村のエネルギー問題を解決する
「石油が出た」(脚本:ブラジリィー・アン・山田)と
後半でどんでん返しのある
「階段の花子」 (原作:辻村深月)、それから
みんな勢いで嘘ばっかり言っちゃう
「AIRドクター」(原作:小田扉 脚本:森ハヤシ)
が面白くて、ベスト5入りしちゃうかなという出来だった。

ちなみにわたくし、深夜番組だった「奇妙な出来事」の時代から、
1話も逃さず全話鑑賞しております。

「ズンドコベロンチョ」シュール系
「切腹都市(ハラキリシティー)」シュール系
「三人死ぬ」タイムパラドックス系サスペンス
「熊の木本線」不思議な話。じわっと恐い。
「23分間の奇跡」子供を洗脳する話。寓話的。

がベスト5作なのですが、どれか抜けって言われるとすごく苦しいです…。
うーん……。

こわいに特化した作品だと「トイレの落書き」「隣の声」「噂のマキオ」あたりが好きかな。



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2013/05/27(月)

読書かんそう
「無貌伝〜探偵の証〜」 望月守宮先生

去年の秋に出ていたのに、気付かずにスルーしていたという…。

次が最終巻とのことです。
1巻を読んだ時点で、こうなることは誰も予想できなかったであろう
怒涛の能力バトル。
しかもヒトデナシの長所短所を織り込んだ、
荒木先生や冨樫先生ばりの頭脳戦です。
しかし1巻では「煮干しをください」って言うだけの
(この巻でも言ってますが)かわいい存在だった露草が、
ここまで万能、有能選手だったとは…本当にこれだけは予想できなかった…。
映画化したら欲しいな露草グッズ……。
私の中では相変わらず、声=にゃんこ先生デス。

ねたばれ

そして映画化したら八雲さんは麻実れいさん、杉本彩さん、夏木マリさんのいずれかで…。
この巻でとうとう理由のようなものが語られましたが、
なんか切ない…というか無貌はお姉さまモテする友達充の人生…。

最後の秋津探偵の行動には目玉ポーンでしたが、
最終巻では何とかなるのでしょうたぶん……。
(あきらかに冷静じゃない判断だったと思うんです)
(シリーズ一貫して古村くんの成長譚でしたね)
(秋津探偵はどんどん頼りない儚いひとに)
(でもプロポーズのシーンよかった。全米が泣いた)



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2013/05/28(火)

映画かんそう
「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」

地球のあちこちで魔力の暴走が見られ、
このままでは宇宙全体のバランスが乱れてしまうということで
その大本の原因であると思われたウィザードを、宇宙刑事ギャバンが殺しに来る。
しかし魔力の暴走は実はスペースショッカーの仕業で、
彼等は幻夢城を復活させ、そのパワーで宇宙全体を破滅に追い込もうとしていた。
それを阻止するため、戦隊とライダーが集結してわーわーわー、というあらすじ。

去年春公開の前作スーパーヒーロー大戦が本当にひどすぎたので、
(ヤンデレ男の嫉妬で地球が滅びるでござるの巻)
あそこが底辺だったと思うので、
それ以下ではないけどべつに面白くはない。
ちなみに前作と同じ監督、同じ脚本家です。

内容ばれ(反転しないよ)

銀河連邦警察がひどい。
調査が杜撰だったせいで誤認逮捕ならぬ誤認処刑をやらかしかけたのに
組織としての謝罪がないとはどんな団体よ。
そして次に幻夢城復活を阻止するために、
回避策や他の手段の模索もろくにせずに、
ちきゅうはかいこうせん(仮)を撃っちゃう。無警告で。
他ならぬ旧ギャバンが。
あれか、「味方になったら急に弱くなる」のと同系列の
「管理職になったら急に頭固くなる」か!
大丈夫か!給与を安くしすぎて有能な人材がみな転職したのと違うか銀河連邦警察!

・軍師レイダーの耳の位置が左右でずれてるのが気になりました。
・黒木司令のヘアスタイルがちょっとイケメン風に。
・イナズマンが出てきて、弦太朗のことを「先生」と呼んでいるのは
 「??」だった。(弦太朗は分かってなかった)時空を越えてきたのか?
・現ライダーと戦隊のリーダーが、中2でも暗黒微笑でもギザギザハートでもない性格なので
 こういうときは安心できます。人の話を聞けるヒーローっていいよね!
・バーベキュー会場に放置された肉と野菜が気になって気になって…。
 あれはあのあとどうなったの!特命部が回収して残業の夜食に食べたのよね?そうよね?
 もう本当やめて!映画に肉を出して食べないのやめて!
・ショッカーの下っぱが集団で「イーッ」「イーッ」「イーッ」
 って言っている声は、ちょっとカモメに似ている。


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2013/05/29(水)

読書かんそう
荒木飛呂彦の「超偏愛!映画の掟」

前作「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」(2011/08/08日記)では
荒木先生の好みと意見に悉く一致したのですが
映画全般を扱った今回、好き映画がほとんどカブらなかった…!!
(「バタフライ・エフェクト」1作だけ)

出発点がスピルバーグとヒッチコックとデ・パルマって共感できるし
サスペンス要素のある映画が好きで、
サスペンスを得意とする監督は安定して面白いが
芸術系の映画は当たりハズレがでかいよねーって思ってる点でも同じなのにー!

でも私はマイケル・マン監督が特に好きではないし
「インディペンデンス・デイ」は(好きな方ごめんなさいね)うんまあアレです。

たぶんそれは荒木先生の評価なさる「男泣き」に対して、
私が引き気味だからだろうな…。

でも荒木先生が提唱されている「情事サスペンス」というジャンルに関しては
私はまったくのノーマークだったので、
書かれている作品は知らないものばかりでした。
たいていパッケージが肌色85%なので敬遠していましたが
隠れた名作があったようです。

天才の作った作品っていうのは、
すごいんだけど凡人の参考には全くならないよなーと常々思っていましたが
荒木先生も同じ事を書いておられて、
親しみがわくと同時に、
あれれ?荒木先生はご自分をnot天才分類してらっしゃるの…と思いました。

(下記原文)
だから、次元の違う「奇跡」の作品に憧れ、
その作り方を勉強しようとすると、
思いもよらぬ創作の「落とし穴」に足を突っ込んでしまい、
抜け出せなくなりかねません。
なぜならこうした作品は、またとないタイミングに、
天才の術だからこそなせた、作られたこと自体が奇跡ともいえる映画だからです。

ドラマ「デクスター」が見たくなった。



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2013/05/30(木)

※アフィリなんとかじゃありません。

今月初めに雨季の国に行こうとして、気になったのは足のにおいでした。
毎日マッサージ屋さんに通おうねーと言っていたので、
うーん、歩きまわったあとにスニーカーを脱いで足マッサージかー…
と思っていた時に見つけたのがこの脱臭剤でした(広告くさいわ…)。

グランズレメディ
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000FQ6I8C/ref=dp_db_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

このアマゾンの評価が圧倒的すぎて笑ってしまいました。
足のにおいが気になってるひとどんだけいるの!!
もちろん買ったんですが、たしかに効きました。
(ただ、どの人も言っていますがしばらくの間は粉が足につきます)


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2013/05/31(金)

おすすめいただいた漫画かんそう3点
(すみません、メッセージ頂いてから物凄く時間が経ちました…)


「なつやすみ」遠藤淑子先生
河童の川太郎氏と、病弱な少年と、少女のお話です。
ギャグでも悲話でも、
遠藤先生は力技でぐいぐい押してくる感じが全然しない、
北斗の拳でいうところのトキのような漫画家さんです(分からない喩え)。
このお話でも、読者の涙を大量ゲットだぜ!ってなるところをあえて捻って
ラストをああいうふうになさったのは、
少女のキャラクターに対する優しさかなー、と思うのです。
「いつか夢の中で」というコミックスで読んだのですが、
通販好きのぐうたら姫と黒髪の魔法使いの話は大昔に読んだことがあって
思いがけずラストが見られました。うれしい。こういう結末だったんだ!
(ヌアザって名前に覚えがあって、考えたらギレルモ・デル・トロの映画
「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」に出てくるエルフの王子ヌアダでした。
ケルト神話の神様の名で、ヌアダはヌアザの英語読みなのだそうです)


「アイアムアヒーロー」花沢健吾先生(11巻まで)
日本が舞台のゾンビもの漫画。
アニメやラノベですと、何かに選ばれし主人公が特殊な力を発揮とか、
実は古くから続く特殊な血統だった主人公が不思議な力を発揮とか、そういうパターンですが、
これは主人公が中年男なので、免許と猟銃を持っているという設定。
日本のパニックものにおいて、わりに最強設定です。うむ。

絵がリアル系なのでゾンビがかなり気持ち悪いです。
時々挿入される高速写真のようなショットが、ドキュメンタリーっぽい。
富士急ハイランドや台湾の九イ分茶房とか、私の好きな場所が結構出てくる。

パニック時の人間の醜さがこれでもかと強調して描かれますが
最初はかなり情けないスケベ中年だった主人公が、
彼なりにヒーローに近付いていく様子も描かれています。


「架カル空ノ音」吟鳥子先生(全4巻)
元軍医で、現在は逃亡兵の男性が辺境で出会った、
背中に羽の生えた不思議な一族の物語です。
男性が記した記録と、故郷の婚約者に向けて書いた手紙が元になっているという体裁がとられ、
また地域も時代も明言されていないので少し寓話的でもあります。

鳥人族は、みな美しく誇り高く意志が強く、
1人1人が魅力的です。特に族長のケイヴが黒髪長髪切れ長の目でな…。
彼等の文化や感情が細やかに描かれる一方で、
どこかに1つマクロな視点があって、それが骨太なSF小説っぽいです。
登場人物たちの傍に寄り添いながら、その巨大な目は動かない感じ。
でも冷たくはなく、読後感は明るく柔らかいです。
全4巻なのですが、読み終わったとき、もっと沢山の巻数を読んだ気がしました。


おすすめくださった方、ありがとうございました。
そしておすすめリストはゆっくりですが順番通りに読んでいます。
忘れたころに感想を書くので、ギャッとびっくりしていただく感じですエヘヘ。
(入手できなかったものは保留にして飛ばします)



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