9月日記

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2010/09/01(水)

映画かんそう
「ミレニアム
ドラゴン・タトゥーの女」

原作を読まずに映画を見ました。

あらすじ
実業家不正の記事を書いたことで
名誉毀損の有罪判決を申し渡された雑誌編集者のミカエルは、
大企業の前会長に突然の呼び出しを受ける。
前会長はミカエルに、36年前に起きた謎の失踪事件の解明を依頼するのだった。
失踪した少女ハリエットの残した謎のメモに取りかかっていたミカエルは
1通のメールを受け取る。
それは前会長からミカエルの身上調査を依頼されていたスーパーハッカー、
リスベット・サランデルからのもので、
彼女はメモに書かれた数字が何であるかを見事に解き明かしていた。

下記すごくねたばれ

注:女性虐待・アダルトな表現があります。

なにかこう、序盤からヒロインが暴力を受けて脅迫されて
変態おじいちゃんに性的暴行を受けるし、
ローティーンの女の子が父と兄から性的暴行を受けるし
ユダヤ人の女は性的暴行を受けて殺されまくるし、
スウェーデンは変態と犯罪者の巣窟な…の…?
と思いました。(なにげに治安も悪い)

それと序盤にヒロインには同性の恋人がいたような気がしたのですが、
そのあと唐突に男性主人公に夜這いに行ったところも
「????」となりました。
ハリウッド映画にはないフリーダムな感じ。
そういえばヒロインは超ヘビースモーカーで常に煙草を吸ってるのですが
最近めっきり喫煙シーンを見ない、
そして女性客への配慮に満ち満ちたハリウッドが
前述の虐待をどこまで穏当にリメイクにするか興味あります。

原題は「女を憎む男」だそうです。
シリーズ名にするにはキョーレツなタイトルだ!
全篇、女性への偏見・軽蔑・暴力がテーマらしいので
原作を完読するのは、ちょっとつらいかな私は…。

余談:
スウェーデンの刑務所の中が明るくてお洒落で快適っぽすぎたので
収監されたいと思いました。個室でネットしてた!?


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2010/09/02(木)

2010/08/17の日記に書いた、
ピンガ(ブラジルの蒸留酒)で
カイピリンニャを作ってみました。
砂糖をガムシロップにすると溶けやすくて楽です。
本式はライムと氷だけで作るようですが、
ソーダで割ったものもおいしいYO。

ピンガはラム酒と材料や製法がよく似ているそうですけど、
ラムよりはやや香りが濃厚かな?
飲んでいると南国の夏気分が満喫できます。
かなり度数が強いので、酔っぱらって暑さも気にならなくなる感じ。
暑いところで熱い物を食べながらとはいえ、これを10杯近く飲んで酔わないなら
ヤマザキさんは相当お酒強いと思う…きっと代謝がよくていらっしゃるのだろう。





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2010/09/03(金)

映画かんそう
「ニュームーン/トワイライト・サーガ」

まるっとねたばれ感想

美形の吸血鬼エドワードと恋人同士のベラは人間の女の子。
常々自分も吸血鬼の仲間入りをして彼と共に生きたいと考えているが
なんとエドワードはベラを守るために別離を宣告。
幼馴染の男の子が
「奴は君に酷い仕打ちをしたが、僕は裏切らない」
と猛アタック。ベラの心も傾きます。
うむ、さすがあちらのティーンをメロメロにしたラノベが原作です。

エドワードはベラと別れた後も
残留思念のようなものになって、
ベラが危ないことをすると
半透明の姿で現れて注意します。うざい(笑)!
バイクで自棄になって暴走していると、
道の傍に別れた元カレが何人も立っていて口々に注意するのって、
普通に怖いと思います。

残り箇条書き

・ベラは幼馴染のジェイコブに散々気をもたせておきながら
 エドワードから電話があったらゴミのようにジェイコブを放置。ひでえ!
 (関係ないが狼人間ジェイコブの苗字はブラックさんです)
・アリスはかわいい。いい子。
・この映画では、偉い吸血鬼ほど顔が白いようなのですが、
 一番偉いイタリアの3吸血鬼は、
 ベビーパウダー入りのバケツの中に顔を突っ込んだみたいな色でした。


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2010/09/04(土)

色々感想

今週のジャンプ(ねたばれではないので伏せません)

・ジャンプ金杯(毎週1本新人さんの漫画が載って順位を競う)は、
 お話的には妖怪と知恵比べで勝負する奴が一番面白かった。
 「一休さん+うしおととら」みたいで。
 絵柄ではギリシャ神話のやつ。歪んだ表情の描き方が印象的だった。

 ところで新人さんの漫画は8割が
 ヒロイン「キャーなんなのよあんた!チビは引っ込んでなさいよ!」
 悪人ふっ飛ばされる 
 通行人 「あれはまさか伝説のなんとかかんとか……」
 ヒロイン「あんなチビがなんとかかんとかだったなんて……」
 真の悪人「私が真の悪人ですよフハハハハ!」
 主人公 「許さない!必殺なんとかかんとか!」
 真の悪人「ま、まさか!グワー!」
 なのはどうしてだろう。君達若いんだからもっと破天荒なものを描いてくれよ…。

・ワンピの4週休暇にびっくり。漫画家さんの故障以外で、あっただろうかこんな措置。
 今回のエースの話の終盤は、すごい密度だったから4週休載くらいは当然だと思うけど!
 というか本来なら1年くらいは充電していただきたいところだけど!

・バクマンの「完全犯罪クラブ」は(現実のジャンプなら)「SKET DANCE」とファン層がかぶって、
 そして票争いで負ける気がする。だってシュージン引き出しが少ないもん。

うぬぼれ刑事
メガネ萌えといい、信号機といい、毎回小ねたにクスっと笑わされるのですが
動揺したうぬぼれの心の中で突然落語が始まっちゃったのは
タイガー&ドラゴンファンへのサービスですね。長瀬さんは色々器用だなあ。

高校生クイズ
まるで漫画でしたね!
漫画の天才キャラのような知能でしかもイケメンとか、
首位争いで負けた学校のリーダーが
「1位じゃなきゃだめなんです。2番じゃ意味がない」
とか。



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2010/09/05(日)

出掛けていたらなんだかフラフラするので
「二日酔いかな?」と思っていたら気温が38度越えというオチ。
この殺人的な太陽光線を何かに活用せねば腹の虫がおさまらん!
とシイタケを干してみました。

最近の既製の干しシイタケは乾燥機で作っているものが多く、
家で地道に干したものの方がビタミンD含有量が多くなる上に
きちんと干して湿気に注意して保存すると2、3年はもつそうなので!

春と秋のシイタケには虫が産卵していることもあって、
密封容器の中でそれが孵ってシイタケ全滅の惨劇があるとのことなのですが
9月とはいえ今は真夏だから大丈夫だよなあみんな!
数日干していますが、あともうちょっとかかりそうな感じ。


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2010/09/06(月)

マイコーの「this is it」と「ゴースト」を見る。

「this is it」はバックダンサーのレベルが凄かった。
マイコーと仕事をしたくて世界各国から飛行機に飛び乗って
オーディションを受けにきた人達で、
(作中でも言われていましたが)ダンスの天才なのは当たり前、
なおかつ美しく、なおかつ華があった。

「ゴースト」はプロモなのですが、ホラー映画仕立てになっていて
なんかキングが原案だそうな。
村はずれの不気味な屋敷に住みつくマイコーを
村民を引き連れた真面目な村長が、
「変人は出て行け!」と抗議にやってくる。
そんな彼にマイコーは
「恐がった方がここを出ていくことにしよう」
というゲームを持ちかける……というあらすじ。

下記「ゴースト」ねたばれ(?)注意。

おじいちゃん村長がすごいキレキレのダンスを見せてくれて
この年齢、この太った体でこんなに動けるのだから
きっと有名なダンサーなのだろう、と思ったら
彼は特殊メイクで化けたマイコーなのでした!
エンディングを見るまで分からなかった。
年齢のせいでちょっと顔が浮腫んでる人かと思った!



通販の項目をインデックスページに増やしたのと同時に、
処理状況を、ページの1番下に書く事にしました。
1ヵ月に1回くらい書き換えますので、お申し込みになる方はご利用ください。
遅れてポタ界に来られた方のお話等、とても新鮮です。ウェルカムポタ同人!ウェルカムシリル!
そしてさすがに、もう、後からいらっしゃった方は全部読める量ではないだろう、うちのサイト…
と思っていたら、そんな事はなかったぜ!驚愕。
数年の時を越えて企画謎解き、ゲームに挑戦なさったお話とか、結構じーんとします。



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2010/09/07(火)

読書かんそう
「図書館内乱」
「図書館危機」
「図書館革命」

下記内容に触れます。

「内乱」から、ちょっとどころではなく性格の陰険な人が出てくるのですが、
とある人物を手に入れるためなら手段を選ばない
アニメの黒幕みたいなやつで、緊迫します。
査問の精神的拷問シーンとかは苦しいですけど
主人公が必ず色々やらかしてくれるので、読み手のこちらも救われます。

主人公の友達の柴崎がすごくいい子!
ああいう女ジェームズみたいな、自分の能力をすべて最高活用して
状況をコントロールできる人というのは、きっとすごく疲れるのだろうけど
でも死ぬまでやめられないんだろうなあという。
ハリーが寮内でハブられたときロンが柴崎みたいに出来る子だったらなあ!
一度柴崎と某研究会の人と小牧さんの、関節技の応酬みたいな会話を聞いてみたいです。

箇条書き反転

・小牧さんと言えば、それ一見いい話だけど、結婚まで考えていた同僚の彼女を捨てて
 女子高生に走ったんだよ…ね?土下座するべきところでは!?
・砂川のレビュー、読むと嫌な感じになる、あたまのわるそうな、センスのねえ、
 感覚の偏った、読書量と経験の足りなさそうな貶し感想をうまく再現してあったなあ。
・え?泥酔した時にスポーツドリンクを飲むのは危険かな…?
 私ウォッカとかをスポーツドリンクとレモンで割って飲むの好きですよ!
・柴崎がかっこよすぎる。
 落ち込んでいる手塚の唇を奪ったり、
 暗黒魔王の手塚兄を論破したり、
 (弟をねたにチクチク動揺させる姑息さも素敵!)
 まるで手塚を救う王子様ですね。
・郁も王子様だった!
 身長差があるとはいえ、教官は筋肉のせいで見た目より重いだろうに
 女性が男性を肩に担いで移動出来ちゃうなんて!
・ちょっと人気ドラマの映画化感動シーンメソッド!?と思わないでもなかったが
 ストレス→カタルシスの切り替えがうまくて物凄い安心感。
・オチが大阪で嬉しいようなむず痒いような。
・どの巻も表紙の芸が細かくて嬉しい。
 「図書館革命」の変身後の先生も、よくよく探すとこっそり描いてある。

読書かんそう
「別冊図書館戦争1」
「別冊図書館戦争2」

本編の色々な人々の恋愛模様補完。本編より甘め。
「危機」のときの女子寮の嫌がらせも「うげげ…」
と思いましたが別冊で柴崎の受けた嫌がらせも、
かなり「うげげ…」でした。
でも、どのお話も絶対ハッピーエンドという確信があるので
途中つらくてもへいき!


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2010/09/08(水)

読書かんそう
「漆黒の王子」初野 晴先生

1人、また1人と不可解な方法で殺されていくヤクザの構成員、
ガネーシャと名乗る謎の人物から送られてくるメール、
少年2人の悲惨な過去、
そして暗闇の王国とその住人達。
様々なエピソードが交錯し、最後に謎が解けます。

高村先生の世界を微妙に甘くしたような、
殺伐としたヤクザ同士の抗争、
BL向けサービス、百合向けサービスもあって、
しかも謎解きまであるという充実ぶり。

私はこの本を活字倶楽部の記事で知ったのですが、
少年2人の関係が特に気になるという記者の赤裸々なインタビューに吹きました。
(作者さまも「あの2人は文通していた裏設定が…」という阿吽の呼吸)


ところで余談ですが私はこの記事を目にしたとき、
ヤクザの抗争とファンタジー世界が交錯するというのを完全に勘違いして、
銃で撃ち合っている最中に、いつの間にか指輪のレゴラスみたいなのが混ざってて弓を射ってきて、
ヤクザの皆さんはエルフなんて存在は知識の中にないだろうから
「雇われ外人か」
「なんじゃいあのコスプレ野郎は!?」
とか思っているうちに例のワイヤーアクションでぴょんぴょんビルの屋上に飛び移っては
まとめ撃ちでどんどんヤクザが射られちゃうというシュールな世界を想像していました。
それ一体どんなラストなんだろう…想像もつかない…とどきどきしてましたが、
残念ながらまったく違う内容の小説だったのでした。


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2010/09/09(木)

読書かんそう
「ムーチョ・モージョ」

おすすめしてもらって読んでみました。
ハップは離婚歴がある40歳、ストレートの白人男性。
レナードは黒人のゲイ。
2人は臨時雇いの園芸員などをしつつ何とか生活している。
汚い罵り言葉の応酬が日常的会話ですが親友同士です。

今回は、レナードが叔父の遺産を相続したことがきっかけで
2人が関わることになった東テキサスの異常な事件の話。
ミステリーです。
(シリーズ1冊目は未訳!なんてこった!)

もういい歳なのに悪ガキのような自分を楽しみつつ倦んでもいるようなハップと、
世間からの2重の差別を自然体でしかし毅然と受け流すレナード、
2人の会話や行動が阿吽の呼吸で、しみじみ運命的な縁だなあんたら、
と見せつけられ、いや思わせられる。
でもこの2人は恋愛感情がない方が、おいしい。うん。


差別に関しては、ストーリー全体にからんでくるのですが
しかしやはりレナードへの差別がすごい。
牧師に
「ホモセクシャルは神の家には入れないのだ」って言われたり
ハップが隣人の男性に「レナードはゲイである」と告げた時に
隣人がものすごく衝撃を受けて、
「彼は、おれが考えていたホモ野郎とは全然違うからな。
おれたちとどこも変わらないじゃないか」
と口走るのですが
全身緑色で触覚のあるゲイ星人みたいな外見を想像でもしていたのか?
というくらいレナードが普通の人間の外見をしてたのに驚くのです。
書かれたのが1994年だから、こんなものか。

ねたばれ

ハップとレナードの近所の家が
麻薬の売買に使われていて、
子供に薬を売るチンピラどもと2人は敵対するのですが
「報復で襲撃されないかしら?家に火をつけられたり」
と心配していたら、
逆にハップとレナードが放火した!!

模範的市民の行動という訳じゃありませんが、スカっとしました…。
(もちろんその前に色々ある訳ですが)

あ、子供性的虐待事件なので苦手な方注意。


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2010/09/10(金)

なんとなく昨日の続きで快楽殺人の話、苦手な人注意

連続殺人とか快楽殺人とか、
大抵の被害者は女か子供で、時々老人やカップルとかが殺されるけど、
屈強な大男ばかりを狙った連続殺人とか
社会的地位の高い壮年の男性ばかりを狙った快楽殺人とかは、
聞いたことがないのはどういう訳だろう。
(女性のシリアルキラーで被害者は男性ばかりのケースもゼロではないが、
金銭目的でもあったりして、純粋な殺人欲とはちょっと違うような)

単に難易度の問題か、あるいは+αのお楽しみの有無のせいなのか。
しかし強い存在を打倒して更に強い自分を再認識するって、
考え方としてはありそうなもんだけど。
全世界の全てのシリアルキラーも潜在意識で権威に弱かったり
強いものは尊敬の対象だったりするのか。

おなじく、人間を殺す前に動物虐待という前段階があるようだが、
ターゲットは犬や猫やその他小動物が狙われるのが常で
熊や猪や鷹を何匹も虐待して殺すとかは聞いたことがない。
これも難易度の問題か?
でもカブトムシとかクワガタを残酷に殺すとかも知らないなあ。

……全世界の女・子供が全員、毎日こんな恰好で出歩けば
快楽殺人はなくなるのかしらとか考えます。
http://costumehalloween.blog87.fc2.com/blog-entry-91.html
(10万か…作りはしっかりしてそうだけど高いなこれ!)
弱そうな、泣きそうな、かわゆいものがウロチョロしていると殺したくなるのなら、
強そうなものがコーホー言いながらノッシノッシ歩いていたらどうなんだろうと。
キモイ模様で身を守る蛾みたいに、擬態すればいいんだよ要するに!
イスラム教の女性のブルカとか、ちょっと似てますねそういえば……。


そしてもし犬や猫に鋭い大きな角と、黒いモジャモジャのたてがみがついていて
顔がバリ島のお面みたいだったら、やっぱり殺す気が起こらないもんだろうか。
犬猫を殺す快楽殺人者の方100人に一度お聞きしたい。


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2010/09/11(土)

色々感想

BASARA2
小十郎さんは、あれラストまでずっと囚われの身なの!?
しかも松永さん(同人的には変態ポジション)が
「殺しさえしなければ何をしてもいいのだ〜」
みたいなことを言い始めたぞ!なんて素敵なんだ!

仮面ライダー オーズ
「タカ!トラ!バッタ!」
「タ!ト!バ!タトバ!タッ!トッ!バッ!」
(ド・ラ#・ド! レ#・ド・レ# ソ・レ#・ド!)
な?うるせえじゃろ?(笑)。
でも変身するたびに歌わずにはいられない陽気なベルト、嫌いじゃないワ!
主人公はWに引き続き、困った人を見るとつい助けちゃう子でよかったです。
困っている人をスルーしたうえにその人生に駄目だしをするライダーとかもう見たくない。

めだか
さすが西尾先生の悪役、
「直立二足歩行の禁止、衣服着用の禁止、手と道具を使った食事の禁止」
とは、そこらの悪役とはゲス度合いが違うぜ!
でもケンケンで歩くか車椅子に乗るかすればクリアだし、
ゴミ袋とか甲冑を着ればいいし、
ヴィタインゼリーとかを銜えてちゅるっと飲めば
当面は永井豪的学園生活を送らなくて済みそう。

ブリーチ
パワーアップって、
髪がちょっと伸びて服がちょっと破れて腕に鎖が巻き付いてるくらいじゃなあ…。
髪が伸びるならゴンさんくらい伸びてくれないと、強くなった感じがしない!

ゴンさん=ハンター×ハンターの主人公。パワーアップ前は少年だったが
     パワーアップ後は形容し難い感じに姿が激変した。
     (「ゴンさん」でイメージ検索したらたぶん出てきます)




許されざる捜査官
もう2人も腹を刺されて死んでるんだから(警察・元警察のひとが)
犯人と対決するときは腹にジャンプくらい巻いて行け。

ファミ通
「天下一★戦国LOVERS」
戦国武将乙女ゲーってそういえば
これまでなかったんだっけ?
なんか絶世の美姫に生れついたプレイヤーは
自分目当ての信長に国を滅ぼされ、各地を流浪する傍ら
メジャーな戦国武将(全員イケメン)たちと恋をするとかそういう。
千利休までイケメンにされていて吹いた。

あとゲーム関係ないけど
5大ゾンビ映画のチョイスに隙がなかった。
「ゾンビ」「ショーン・オブ・ザ・デット」「28日後」
「REC」「ドーン・オブ・ザ・デッド」
おおお…古典に囚われない幅広い選択で、バランスも完璧だ…。


感想というかですが
1人カフェ<1人カラオケ<1人焼肉<1人鼠ランド<1人路上で自分の誕生祝い
の順番で難易度が高いと思う。キアヌ・リーブス…すげえ…どこまで行くの。

http://getnews.jp/archives/75623

素敵なキアヌ写真コラージュ
http://getnews.jp/archives/62294


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2010/09/12(日)

映画かんそう
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

同年代の友達と見てきました。
この映画はオリジナルのドラマを全く知らない世代には
あんまり強くはおすすめできないような気がします。
あー、懐かしいとか、あー、うろ覚えだけどこんな感じだったとか
ちょっぴり感傷的な気持ちになりつつガハハ笑いで見るのが正解。
そうそう、昔のテレビドラマって無邪気にバカバカしかったなあ。

Aチーム結成のビギンズ話でした。
時間は現代に改められています(そうしないと銃器とか車とか兵器とか考証が大変なんだろう)。

オリジナル設定通りの、
3手先を読む作戦指揮役、荒くれ男どもが忠誠をささげるリーダーのハンニバル、
甘いマスクと弁舌で何でも調達、特に女性の相手は任せとけのフェイスマン、
普段は過去の戦争のPTSDで入院しているが、いざ戦闘となると頼りになる…
しかしやはりクレイジーな天才パイロット、クレイジーモンキー、
メカ担当、気に入らないやつは大統領でもぶちのめす熱血野郎だが
飛行機だけは苦手なコング。

序盤の作戦遂行のスマートさは、「あれれ?今風?」と感じるのですが
最後のほうになるにつれ懐かしいグダグダドンパチ感が復活します。
軍出身の男どもの暑苦しい友情と忠誠心、やたら陽気な戦闘、
キャラクター同士の掛け合い等、色々楽しめます。
ひゃっほー!イエー!という感じ。

ところで私はこの映画にリーアム・ニーソンが出演していると事前に聞いていたのですが
それは映画を見終わったあともフェイスマン役だと思っていました。
あとで調べたらハンニバル役でした!
私のリーアム・ニーソン脳内画像はバットマンビギンズの頃のですが、
太っ……!!老け……!!

あ、エンドクレジット後にドラマ版の役者さんが登場するサービスがあります!



映画予告
「SP」のCMを初めて見た!!自転車投げられた時の岡田君の
回避動作がすげえ!!なんかあの動きはエルフだよ!!俄然見たくなった。

「ヤマト」のCMも見ました。演出手法が同じなので
踊る大捜査線かと思いました。
クライマックスで、無声スローモーションで女が泣いて男達が叫んで、
音楽ジャーンで全員敬礼などなど、絶対あるに違いない。


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2010/09/13(月)

映画かんそう
「愛をよむひと」

15歳の少年と36歳の女の、ひと夏の恋を
切なく抒情的に描いた作品……かと思っていると事態は急転直下する。

まじねたばれ

「非識字者であるハンナと関係を持った主人公は
彼女の求めにより本を朗読してやるのだが…」
といった感じのあらすじをどこかで読んで、
全然気に留めていなかったのですが
映画を見てみたらひどいネタバレでしたコンチクショウ(笑)。

ハンナの人生は御意見無用で見事に完結していると思う。
隠したいと思ったことは(その判断が常軌を逸していても)隠し通すし、
動揺も懊悩も偏った善悪観も、恐ろしい罪も、誰とも分かち合わない。ラストもそう。
鉱物のようなヒロイン像です。
でも自転車旅行のときの彼女はキラキラしていて、
本当に楽しそうだった。

ただ蛇足ですが
図書室で借りた本に書きこみは許されん(笑)。

邦題が無残なのが惜しい。
元のタイトルは「朗読者」で、
こちらの方がよほど内容とイメージに合っているけど、
女性客の食い付きが段違いだというのは何となく理解できる。


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2010/09/14(火)

読書かんそう
「名犬ランドルフ、謎を解く」黒ラブ探偵
「ぼくの名はチェット」名犬チェットと探偵バーニー

犬まつりのときに友達がすすめてくれた本です。
両方とも犬の一人称で話が進みます。
両方とも失意のどん底にいる男性が主人公で、
犬はそれを励まそうとして一生懸命。
かわいすぎて取り締まりが必要なレベル。悶絶。

ランドルフの方は何故か超天才犬で、文字まで読めちゃうのですが
ご主人さまにはそれを秘密にしていて、
読書中にご主人さまが帰ってきて慌てて取り繕うところなど
かわいすぎて取り締ま(略)。
犬の感じる匂いや音を人間の知能で描写してあるのが風変わりで面白いです。

チェットは警察犬としての訓練を受けた犬ですが
ランドルフよりはもう少し普通の犬っぽくて、記憶が連続していません。
ただ、犯罪に巻き込まれた拍子に迷い犬になって(ちょっと内容ばれですが)
シェルターに保護され、あとちょっとで薬殺されるところの描写が
めっちゃブルーになりました。犬の一人称で破壊力満点…。
チェットのご主人さま大好きぶりも並大抵ではなくて、
笑い声が好き、仕草が好き、言葉が好き、撫で方が好きと
事あるごとに大好き描写。かわいすぎて取り締ま(略)。

気になったのは両犬とも主に人間のごはんを分けてもらっていること。
中華とかソース付きステーキとか。塩分とりすぎにならないの?大丈夫?

theシリルだったらどうだろうの図



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2010/09/15(水)

これは古い映画なのですが
尊敬するポタサイトの管理人さん2人が
おおむかし、それぞれ個別に褒めていらしたので、
これはいつか見なければと思っていた映画。

映画かんそう
「トレマーズ」1989年

地中に棲む、謎の巨大な生物がいて、それが人間を次々と襲うという話。
砂漠の集落の住人達が結束して戦います。

主人公2人が風来坊設定コンビなのですが、
ジェントルマンにも程がある!というくらいの紳士でした。
女性の前で汚い言葉を使ったら「失礼」って謝るんですよ。
いいなと思った女の子にアプローチできないんですよ照れちゃって。
この映画は20年くらい昔の作品ですが、
思えば現代社会は随分ならずもの文化になりました……。
日本なんか朝の子供むけ番組で、
ヒーローが味方の女の顔面を拳で殴って謝らない時代ですからなあ。過去の特撮ですよ。
みんながモヒカン&バイクになる日も近いのかもしれません。

CGに頼れない時代なので、特殊効果は大体が人力っぽかったです。
しかしさりげない事柄が伏線になってどんどん後半で生きてくる展開といい、
応援したくなる登場人物たちといい、
映画の面白さは効果にあらず!と言いたくなる面白い作品でした。

「続編がずらずらと作られる映画の1は、必ず面白い」の法則は正しいですね。
(2以降が面白いかどうかは残念ながら不確定)


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2010/09/16(木)

夏の恐怖政治から解放されたワーイ!

今年の夏は
クーラーと共に目覚め、
クーラーの下で眠る、
伝説のクーラー族の民、みたいな生活でした。
(BGM:ナウシカOPタイトル)
今年はクーラーがなかったら死んでいたと思います。

しかし関西の暑い都道府県在住の友達が
「今年の夏も扇風機で乗り切った!」
と言っていて、目玉トビデタ。
人間に可能なのか。
汗腺が多いのか。
背中にラジエーターが付いているのか。

そういえば以前日記に書いた、
「蚊に咬まれても45度以上に熱すれば痒くなくなる件」ですが、
試してみたら本当でした!
これ、痒みがひどくて腫れあがるタイプには物凄くありがたいわー。
咬まれてすぐに熱湯で作った蒸しタオルを当てておいたら
痒みが引いて、腫れもなくなりました。
(2日後くらいにちょっと痒みが復活しますが、大したことありません)
ちなみに刺されて時間が経ってからではあまり効果がないようです。
こんな簡単な治療法、どうして2000年間メジャーにならなかったんでしょう!

出先でも使える簡易発熱装置付き粘着テープは
先に出したもの勝ちという気がします。メーカー頑張れ!
いや、電池式の携帯ヘアアイロンで十分かな?どうかしら。


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2010/09/17(金)

秋の交通安全

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11577416
ご存知の方も多いとは思いますが
イギリスの交通安全のCMらしい。
私は恥ずかしながら全く気付かなかった。
(バスケのやつも気付かなかったけど…)
最初はコメントをオフにしてご覧になるのがよいです。


というかイギリスの交通安全CMは恐すぎる。
(加害者の生活すべてに子供の死体が存在する。強烈)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51353297.html


これはうまい。男性にターゲットを絞って、洗脳に近い映像効果。イギリス。
http://kjiro.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/sussex-safer-ro.html


これはどこの国か分からないのですが
こんなにリアルで怖いCMにする必要ってあるのかしら…。
車が恐いというより家から出たくなくなるくらい恐い。
ああ、助からない轢かれ方ってこんな風なんだって思いました。
(明日車に乗るひとや、事故を経験した人はご覧にならぬ方がよいです)
http://www.youtube.com/watch?v=TLIfRthEpDo


車のボディとか、牛乳の紙パックで作ればいいじゃない!
技術的にはきっと可能でしょ!と思います。


「シェラ・デ・コブレの幽霊」の野外上映会が本日あったらしい。
知った時間が上映終了時間だった…金沢ェ…。
や、平日は仕事で行けないからいいんだけどね…。
初めての日本語字幕番だそうだが、どうやって付けるんだろう!



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2010/09/18(土)



今後ともよろしく……
(女神転生の悪魔デース☆)

色々感想

ブリーチ(41号&42号)
記憶に頼って描いてみた41号の藍染氏↑
(42号のと見比べたら全然違った)
藍染さんのデザインは
今ちょっと収拾がつかなくなっている風なので、
一旦戻して美少年にしてはどうかなと思っていたらイチゴがまたもや変身した!

ジャンプのラスボスで、記憶に残る格好悪い超進化はいまのところ
仙水忍がぶっちぎりトップですが、
(絵的なスランプと、精神的に追い詰められているのが見えるデザインだった…)
藍染さんもなかなか健闘してます。

ジョーカー 許されざる捜査官
今期のドラマの中で一番BL本が出るのはこのドラマだと思います。
伊達×久遠と
久遠×伊達、三上×伊達、井筒×伊達、後輩刑事×伊達
といったところか。4:6くらいで伊達受の方が多そう。

どこかの孤島に、証拠がそろわない極悪人を永久に監禁するための私設刑務所があり、
その運営費用のために警察上層部で組織的な裏金作りが行われており、
その秘密を暴こうとするものは殺される……というのがこの話のオチなのですが、
というか、極悪人をその場で殺してしまえばお金は要らなくない?と思います。
極悪人は殺さないのに、秘密を守るために
罪もない後輩の警官や顔見知りの女を何人でも殺す、というのはどう考えても変だ。

路上で手品をする堺さんは妖精のようでした。
来週は特別編だそうです。



GOLD
最終回にまとめてつっこみを入れるか…と思っていたが
なんだかもう何からつっこめばいいか分からなくなりました。
下手だとかつまらないとかではないけれど、
昔からこの脚本家さんの作品世界とは倫理観が合わなかったのです。
御健在でなにより、という感じ。

・心臓に重篤な病気を持つ我が子に
 ハードな水泳のトレーニングを課して、命を危険にさらすことと、
 戦場に送りだすことの違いが分からない。
・母親をぶん殴って暮らしてきた筋金入りの引きこもり君が、
 突如部屋に侵入してきた見知らぬ中年男にぶん殴られて改心して懐くとか
 あり得るのか?
・「私のお古でよかったら(あの長男)あげるわ」「いいの!?(ヤッター)」という遣り取りは
 眼鏡っ子=サイコっ子という前ふりではなかったの?
・自分が敵前逃亡したために代役に立たされた弟に
 「すっこんでろ」とはどの口が!「正直すみませんでした!あちらでご休憩下さい」でしょう。
 殿じゃなかったら凄い勢いでディスってたよ長男。
・飛び込みの選手がタトゥーを彫るとエントリーしてもらえなくなるというのは知らなかった。
 茶髪、ピアス、華美なネイルアートを日本水連が禁止したらしいから、刺青なんか論外か。
 ところで母娘でプールに落っこちての連続ビンタ大暴れをしておいて、
 実はシールでした!って何だよ。

まあ殿の半ズボンや海パン姿、チェロを弾く姿が見られたからいいけどね!
あ、殿というのはシンケンジャーの殿を演じた松坂桃李くんです。


熱海の捜査官
え?あれ?なに?ちょっと意味が分からなかったのでもう1回見てみます。
(後日に追記)
ネットでカンニングした。ああ、熱海は自分が死んだ事に気付いていない人々の国か!
「2」回死んでやっと天国に行くのか!
あー、それだったらラストの演出は
アレハンドロ・アメナバール監督の2001年のアレくらい明瞭にやったほうが良かった気がする。


うぬぼれ刑事
今期で一番面白かったドラマでした。
御覧になってなかった方は再放送要チェック。
(ただしクドカンのギャグが体質に合うひと)
最終回で男性に一目ぼれしたんだけど、時間が足りなくてめっちゃアッサリ流された…。
(相手は中村七之助さん)
一人で踊り、犯人と踊り、父親と踊り、本物&ドラマ版で踊ったうぬぼれダンスですが
今回はファイブで踊ったところで吹きだしました。しかも演奏者付き。
長瀬さんお尻の形、綺麗やわー。

クドカンドラマで3つ選ぶとするなら
「タイガー&ドラゴン」「マンハッタンラブストーリー」と
「うぬぼれ刑事」にしますよ。


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2010/09/19(日)

映画かんそう
「カラフル」

オトナ帝国の原監督。
生前大きな罪を犯して死んだ主人公は、抽選に当たって
もう一度輪廻に戻れるラッキーチャンスを手に入れた。
彼は自殺した14歳の少年の体を借りて生活し、
彼になりきって1年間の「修業」をする、というあらすじ。

あまり娯楽作品という感じではありません。
自殺、いじめ、援助交際、不倫、等々要素も重い。

箇条書きねたばれかんそう

・フライドチキンと肉まんのシーンが良かった。
・早乙女くんは、中高生男子の想像する理想的な友達すぎて
 (容姿や成績もコミで)
 現実の人間っぽくないくらいいい子。おちつく癒される!
 というか普通に早乙女くん争奪戦起きるだろ!
・人間は一色じゃないんだ!カラフルでいいんだ!とかって
 テーマを台詞で言われると、ちょっと恥ずかしいです…。
・声優の類型的な演技が嫌!という主張も一理あるとは思うけど、
 せめて演劇経験者にしてほしい…プラプラが…。
・宮崎あおいさんのキョドり演技は素晴らしかった。
 正視できないほど…
 自分がキョドっているかどうかは自分じゃ分からないんだよな…。

ネガティブかんそう注意

「なんだか女って生きるの面倒くせぇ…」
と映画を観終わったあと、私はそういう気持ちになりました。
美人に生まれても、勝手に脳内で盛り上がった人が自殺して面倒だし、
ブスに生まれたら勝手に蔑まれて面倒だし、
母親になってうっかり不倫したら息子に自殺されて面倒。
あー、面倒!
というかこの映画はお母さん視点で見てしまうと最悪です。
不仲の姑の介護で疲れ果てて、ふらふらと不倫したら
息子にばれて、息子はショックで自殺。
奇跡的に助かるけどそのあとは汚物扱い。
それでも甲斐甲斐しく世話を焼き、
食べてもらえないごはんを作り、
泣きながらごはんを作り、
(家族全員のパンにバターを塗ってあげるとか!?)
無視されても罵倒されても、
心が通じるまで息子に尽くして尽くして尽くしまくる。
……こんな人生やだー。

原作もそのうち読んでみます。
原作のお母さんはジャイアンらしいので印象も違うと思う。

新作予告

「ガフールの伝説」
新発見!メンフクロウって実物がそもそもCGで描いたっぽい!!
なので実に自然ですね。
ザック・スナイダー監督。
どえらい傾向が違うけど、お仕事映画なの?どうなの?

「SP 警視庁警備部警護課第四係」
今度はロングバージョンの予告を見ました。
岡田君の立ち姿は柴犬みたい。
係長と向かい合って立つと、
大型犬と対峙しているようで非常に心許ない。
予告の係長は素敵にエロ悪い。

「食べて、祈って、恋をして」
有名映画批評サイトで、
これまで不機嫌な顔を見たことがないくらい温厚な彼氏でも
この映画を一緒に見て、ヒロインの行動を褒めちぎれば、
イラついた顔を見る事が出来る、と書かれていたので気になります。
見には行かないでしょうけども。どんなけひどいヒロインなんや。
旅行代理店がスポンサーなのか?というくらい旅行に行きたくなるなこれ!

「エクリプス/トワイライト・サーガ」
平野で、西と東から吸血鬼の大群が走ってきて、
関ヶ原の戦いか不良グループの対決みたいに、
真ん中でガチーンとぶつかって戦っている映像があった。
見間違いではないと思う。


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2010/09/20(月)

平城京ミステリークエストに参加しません。
http://www.1300.jp/event/detail/kyuuseki/008009.html

テキストを購入し、ヒント2つも入手しましたが、
賞品が必要なさすぎる……。
特にこの20名限定のやつ、夜中に動きそうだから嫌だ。1mて!
http://www.1300.jp/mystery/index2.html



ところで平城宮跡会場が広すぎる。
少人数がやっつけで作ったゲームのフィールド画面のように広い。
そしてなぜか敷地内をバーンと真っ二つに近鉄電車が横断し、
デンライナーのように走り抜けます。
歩いても歩いても目的の建造物が遠く米粒のように小さいままだし、
見学場所によっては、やわらかい土の草原をどこまでもどこまでも歩かなければならない、
超「逆」バリアフリーイベントです。
見に行かれる方は汚れてもいい歩きやすい靴で。
そして涼しい日に。暑い日に行ったら死にます。
(あと落雷の注意書きが結構あったので雷にもご注意)



ヒントのメッセージボードは2つとも
自販機があって椅子があって屋根があるところに設置してあります。
(庭の中や大極殿の中にはない……)
遠方にお住まいで参加はできないが推理だけ楽しんでいる方がもしいらしたら
ヒントメーッセージ文章を送信できますのでメールフォームから御依頼ください。

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2010/09/21(火)

私の嫌いな2大オペラは
「リゴレット」と
「ラ・ジョコンダ」です。
登場人物がみな、いけ好かない奴か思慮の足りないひとで
悲劇というより、あー、そりゃまあそうなりますよねー的な、
そんな話をわざわざオペラにする意味が分からない。
「女心の歌」のメロディは素晴らしいと思うけど、
それでもお話の不愉快さを払拭するにはちょい足りない。

「ラ・ジョコンダ」あらすじ

ゴンドラ競技で賑わっているベネチアで
母を連れて見学にきたジョコンダが
恋人のエンツォに会おうとして母から目を離したすきに
かつてジョコンダに振られたバルナバが
ジョコンダの母親を魔女だと公衆の面前で告発します。
剣呑な雰囲気になったところで
総督アルヴィーゼと妻ラウラが現れ、ラウラのとりなしで
ジョコンダの母親は助かります。
母親は感謝してラウラにロザリオを渡します。
ところで唐突ながら総督の妻ラウラとジョコンダの恋人のエンツォは
むかし付き合っていた仲で、再会を喜んだエンツォは密会の段取りを整えます。
それを影で聞いていたジョコンダと母親は嘆きます。

ラウラと密会するエンツォ。
しかしエンツォが席を外したスキにジョコンダが忍び込んできて
ラウラと口論になります。ぶちぎれたジョコンダはラウラを刺そうとします
そこへ妻の不倫現場を押さえに総督がやってきます。
そのどさくさでラウラの持つロザリオを見て、
ジョコンダは彼女が母の恩人であると知ります。
とりあえずみんな逃げます。

総督は妻の浮気に怒り、毒薬を渡してこれで死ねと命じて去ります
そこにジョコンダがやってきて、仮死状態になる薬をラウラに渡します。
舞踏会場でラウラの死が知らされます。怒って総督に斬りかかるエンツォ
しかし捕まってしまいます。
ジョコンダは「彼を助けてくれたらあなたを受け入れます」と
バルナバに取引を持ちかけます。

ジョコンダの家に仮死状態になったラウラがこっそり運ばれてきます。
そこで取引によって逃がされたエンツォがやってきて、
ラウラの墓の傍で死ぬとか言います。
ジョコンダが「墓に彼女の死体はありません」と言うと
怒ってジョコンダを殺そうとします
そこでラウラは生き返り、2人は喜びジョコンダに感謝しながら船で逃げます。
約束を守ってもらおうとバルナバが現れますが
ジョコンダは恋人に操を立てて短刀で自殺します。
バルナバは「お前の母親はもう殺したぜ!」とか死んだジョコンダに言います。

君達なんですぐSATUGAIしようとするの…?デスメタルの人なの…?
という感じです。

(「リゴレット」のあらすじも念のため書いておこうかと思いましたが面倒なのでやめた)

ところで最近この2作のオペラの原作が両方
ヴィクトル・ユゴーさんであったことを知り、
(「パドヴァの僭主アンジェロ」「逸楽の王」)
もしや私はヴィクトル・ユゴーさんが嫌いなのか!?と思いました。
(台本も作曲もイタリア人アレンジでかなり違うそうですけども)


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2010/09/22(水)

十数年前に高校野球の強豪校で
レギュラーをやってた人と話をする機会があったのですが、
おお振りのようなキラッキラしたエピソードが山盛りかと思いきや、
先輩からの暴力が日常茶飯事で、あばらを2本折られた翌日に
腹筋運動をさせられた話とかが山盛りでした……。

おお振りというよりも映画「es」の元になった
スタンフォード監獄実験とかを思い出した……。
(人間の人格は役柄に合わせて如何様にも変化する)
そういえば西浦には先輩がいませんね。

しかしその後、自分達の代で暴力の習慣を断ちきったら、
次の代から初戦敗退の弱小校になってしまったとのこと。
なんとも言えない話です。


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2010/09/23(木)

萌え上映会にて、
噂のドラマ「マジすか学園」を見せてもらいました。
なんかすごかった…!
アイドル(AKB)の不良ものなので、
てっきり可愛い制服を着て、可愛い声で
「てめー」「やんのかー」「こらー」
って言ってるだけかと思ったら、
蹴って、椅子で殴って、マウントポジションをとって
体力の続く限り顔を殴るという、リアル志向の喧嘩でした。
もちろん血が飛び散るし歯も折れる。
(私が見せてもらった回が一番残酷だったらしいですけど)

お話もすごくて、男塾とかあっち系。
親友が死んだトラウマを持つ主人公を
姐御と慕う舎弟スケバンに、
敵組織のヘッドは不治の病、
敵副長はヘッドらぶで、主人公に四天王を差し向けたりとか、
そのくせ敵組織のヘッドが主人公を気に入っていたり、
どうにも色々懐かしい。

これをアイドルにやらせる秋元康…確実に変態だと思います。
(しかもニッチ路線の)

そういえば秋元氏が来月、
平均年齢61歳でメンバー全員が元刑事や警察官OBというグループ
「OJS48」というのをデビューさせると聞きました。
秋元氏にだけは搾取されたくないのですが、
右京さんや小野田官房長のグループ……と考えるとちょっと胸が騒ぎます。
やべえ財布を狙われてる。

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2010/09/24(金)

仮面ライダー×仮面ライダー
W&ディケイド ムービー大戦2010
を萌え上映会で見ました。
(下記TV版最終回までまるっとねたばれ)


フィリップ君がまだ細くて小さくて声も弱弱しくてですね、
最終回、ずいぶん大きくなってたんだな…と思いました。
十代だもんなあ!(なにげに翔太郎より大きくなってたよなあ!)
そういえば翔太郎くんは初回でおやっさんと死に別れてたんだよな。
そのうえフィリップ君も失って、
自棄も起こさず淡々と風都を守ってたんだな一年間。
だめだ色々空想すると涙出る。

最後に、まだツンデレだった頃の照井が出てきて笑いました。
復讐が終わったら親切なスナフキンになるんだよプスススー。


ディケイド
以前この後編だけを(Wのために)御覧になった別ジャンル管理人さまから
ディケイドの凄さについての感想を頂いていたので、少しは覚悟していましたが
想像を超える中2ポエム映画でした。
主人公は臆病だからカメラ越しにしか世界と向き合えなかったとか、
主人公が皆のために旅をしたおかげで、すべてのライダー世界は消失=忘却を免れたとか、
なんだか私が見たディケイドとは違うディケイドの話をしていたのだと思う。
相変わらず全てのシーンのつながりが不自然で、
人間以外の、記憶の連続していない動物が書いたような脚本だった。
でも鳴滝さんが「ディケイドに物語などない!」と言って(しかも2回も)、
友達と声を上げて頷き合った。あー…、納得したー。

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2010/09/25(土)

色々感想

龍馬伝
女人禁制の霊山にヨメ連れて登ったり
高千穂の天逆鉾を引っこ抜いたりと、
なんでこんな痛い話を書くんだろうと思ったら…
史 実 か !

既存の概念やしきたりにとらわれないのは
傑物の証かもしれないが、
何の必要もないのにそれをやったら
神社仏閣の落書きと同じだろー。
どんなに音楽を鳴らしても、感動的な決意表明をさせても、
痛々しさが巨大すぎて覆いきれない。
なぜ採用したこんなエピソード。
余計な御世話だけど街宣カー方面は大丈夫なのか。
あ、山の映像は綺麗でした。


秋の「世にも奇妙な物語」は作家さん特集で
原作だったリ書きおろしたりするそうです京極先生や宮部先生が。
楽しみ。


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2010/09/26(日)

映画かんそう
「シークレット」

有栖川先生コラムのおすすめ。

主人公の刑事は、マフィアのNO2が殺された現場に出動するが、
そこで見つけたのは自分の妻が今朝付けていたイヤリングだった。
彼は咄嗟に証拠物件を隠匿したあと妻を問いただすが、
彼女の返事は曖昧で……というような内容。

この国の犯罪系映画を見るといつも
警察の何もかもが杜撰で、
ホラー&サスペンスの内容よりそっちのほうにドキドキするのですが
(管理全般とか捜査方針とか取り調べとかが…)
最近の映画になるにつれ、少しずつ良い方向に変化している?ような。

ねたばれー

ラストで大きい目のどんでん返しが2つあってお得な感じ。
最後のどんでんは「一体どんなスキル持ちなのスゲー!
完全犯罪スゲー!」という感じです。
そして最後から1つ前のどんでんは、
そういえば車の前に飛び出てくるタイミングとか、どう考えても変だったよ。
編集ミスだと思って流しちゃったけど。

でもあの同僚の人の裏切りじゃなくて、
ちゃんと助けに来てくれたので、なんか後味は良かった。
上司の人もいいひとだったし。

私は勿論不倫は絶対駄目!派だし、
幼い娘に不倫を隠しもしないで心配させるなんてこのド外道が!
と思いましたが、
それでもこの映画で主人公が受けたペナルティはデカ過ぎた。
不倫したばかりにこんな地獄の沙汰に…啓蒙映画か?


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2010/09/27(月)



ステキ洋館の法則

その1 必ず何らかのドラマ撮影に使用されている。
その2 必ず米軍に接収されている。

米軍め…ずるい…。

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2010/09/28(火)

美容院に行ったら、
所属美容師さん達のデータブックのようなものが置いてあり、
「お気に入りカフェ」や「お気に入りブランド」の項目に並んで
「お気に入り映画」「お気に入りドラマ」が書いてあった。
結構な人数でしたが全員分ガン見。

架空の物語に全然興味のない人のチョイスは
観客動員数がもろに影響していて面白いというか面白くないというか。
1番のお気に入り映画に
「アルマゲドン」をあげているひとが2人もいらっしゃったぞ!
(好きな人すみません。その昔わざわざ同人誌で罵倒しました…)
(ブルース・ウィリスのイラストまで描いて……)

あとは比較的ジブリとディズニーの天下でした。
いつの間にかジブリは、オシャレ人種をも平定して
日本エンタメの帝王になっておったのだなあ…。
(というか生まれた時にすでにジブリがあって、
子供の頃から見ていて、いまも好きという感じかな?)


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2010/09/29(水)

読書かんそう
「武士道シックスティーン」

心が荒武者の女子高生磯山さんと、
並はずれて呑気者の西荻さんが剣道をする話です。

幼いころから道場に通い実力は折り紙つき、人生=剣道、
勝利こそ全てと考える磯山さんが、
ほんの数年前に剣道を始めたばかりで
長く竹刀を握りたい、綺麗に見える構えを模索したい
先輩のいいところを真似したいというスタイルで楽しむ西荻さんに
試合で負けてしまったからさあ大変。

自分がなぜ西荻さんに負けたのか分からない磯山さんは、
パワーでもスピードでも技術でもない西荻さんの強さの秘密をさぐろうと
躍起になります。

青春小説かつ、優れたツンデレ小説であると思います。
ガラスの仮面とかヒカルの碁とか色々思い出した。あとルシリ。
マヤやヒカルに比べると、
西荻さんには若干Sの素養があるようです。天然の。

最近実写映画化されました。
写真で拝見する成海璃子さんの胴着姿は凛々しくてよさげですが、
十代の栗山千明さんが演じる磯山さんも見てみたかったなあ。

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2010/09/30(木)

お手洗いの話です

新しい建物のピカピカのお手洗いに入ったら、
色々最新式だったのですが、
特にトイレ用擬音装置※の音質にびっくりしました。

※wikiより
主に女性用トイレ内の個室に設置される。
音を発生させることで、排便・排尿や生理用品を交換する時、
および衣服をずらした時などに発生する音を
マスキング(より大きな音で隠すこと)するために用いられる音響機器の一種である。

本当に水が流れているとしか思えないクリアな音!
ところで、これまであちこち海外旅行に出ましたが
一度もトイレ用擬音装置を見たことがありません。
なのでもしかして外国の方がこれを水洗のボタンと間違われた時は
非常にシュールな状況になるのではないかと思いました。
音はすれども水が流れず。
「隣か?隣の個室が流れているのか?誤配線か?技術大国日本でなぜそんな間違いが!?」
みたいな……。


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