2月日記

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2010/02/01(月)

昨日のシンケンジャー感想
見てない人に簡単に説明すると
1年戦ってきたレッドは影武者だったことが判明し
仲間がショックを受けてしまって、
なんとかするべく本物のレッドが考えたのは
偽物レッド(成人男子)を
本物レッド(ティーンの女子)の養子にすることでしたー!
なんたる超解決。
ちょっと浮世離れしているけど、姫がいい人で本当に良かった。
しかし一同に告知するシーンは連続戦闘で寝てないのか
みんなナチュラルハイみたいで怖かった。
特に丹波にサムズアップしたゲンちゃんの顔。
そして平伏が1人だけ五体倒地というかヨガみたいになってるよゲンちゃん!

そしてドウコクと薄皮太夫のやりとりは
視聴者の子供たち完全置いてけぼりグッバイ!だった。
ドウコクは憎しみと執着を何百年も抱えて迷っている大夫が好きで、
そんな自分を大夫は嫌いで、
彼女がやっと解放されて思い通りの三味線が弾けた時、
その音色はドウコクの心に響かず、
しかし大夫はドウコクに命を与え、ドウコクはそれを受け入れる。
なぜなら、たぶんお互いに相手の事が嫌いではないから。
子供達は、大人になったら思い出してしみじみしてほしい。

ところで祝言の席を襲撃して放火テロを行った白無垢の美女は
鋼の錬金術師の中の人(薄皮太夫声)なのですね……気付かなかった。
普通に女優さんだ。
あと十臓ヨメは、ちりとて草原さんのヨメか……。


ジャンプ編集後記で編集の齊藤氏が久しぶりに何か絶賛してらっしゃると思ったら
シンケンジャーでした。戦隊史上最高傑作とまで仰っている。
つくづくどんでん返しスキーでいらっしゃるのだなあ。



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2010/02/02(火)

映画かんそう
「ワールド・オブ・ライズ」(2008年)

リドリー・スコット監督。
ディカプリオがCIAの工作員役。その上司がラッセル・クロウ。
ディカプリオが現地で危険な作戦を遂行し、
ラッセル・クロウはアメリカから指示を出す。
協力者を非情に切り捨て、現地有力者を軽んじる上司のやり方に
やがてディカプリオは……みたいなそんな内容です。

監視系の技術があそこまで進化しているのに驚きましたが、
しかし阿呆みたいなローテク反撃で無効化されるのにも驚いた。
ディカプリオが人情家過ぎて、
あんた何でその仕事を…という疑問が湧かなくもない。

(下記残酷描写)

イラクとかヨルダンとか、あのあたりでのお話です。
爆死した仕事仲間の骨の破片が体にめり込むのも、
指を1本ずつ潰されてドラえもんにされるのも御免こうむりたいが、
自分が殺される映像を動画サイトに流されるのが一番嫌だなあ。
なんでか分からないけど嫌だ。


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2010/02/03(水)

映画かんそう
「パラノーマル・アクティビティー」
(2009/11/18日記)

製作費135万円で
興行収入100億近くの成績を出したインディーズ映画。
下手な投資やギャンブルより、よっぽどビッグドリーム!

付き合って3年になる円満カップル。
しかし最近、2人の同棲している家の中で妙な事が起きる。
女は、子供のころから自分につきまとっている不思議な現象だと言い、
男は原因を追究するべく部屋にカメラを設置する……というあらすじ。

劇場内で、キャーってかなり大きな悲鳴があがりました。
序盤のリアリティ描写の積み重ねが細やかなので、
ちゃんと集中して見ていればかなり恐い。
予算の制限で特殊効果をほとんど使えず、
音や影で表現するしかなかったのでしょうけど、それが怪談的な怖さになっている。
百万ちょっとで、よくここまでやれたなあと思いました。
(世代的に、特殊効果ホラーしか見ていない層には受け入れ難いかもしれないけど)

フェイクドキュメンタリー形式ですが、映像酔いはしません。
家庭のモニタで暗いシーンが細部まで映るかが微妙なので劇場鑑賞が望ましい。
寝室のシーンになったら、画面に絶対集中。これマスト。

撮影は最初から最後まで監督の自宅内らしいのですが、
監督の自宅、もっと小さなアパートかと思っていたらなんか豪邸だった。
あと、この映画をご覧になるおつもりの方は、
CM、トレイラーの類は見ない方がよいです。

ねたばれ

・日本人なので悪魔は怖くない……のですが、これはちょっと怖かった。
・でも足が3本指なのは笑った。
・あと悪魔は階段の昇り方が乱暴すぎる。うちの家でやったら床抜ける。
・女の人の寝ぞうは覚えるくらい何回も見ましたが
 最後の夜は違ってて、それが怖かった。あと、立ってるだけのシーンも。
・しかし2人が全然キリスト教に頼ろうとしないのが不思議だった。
 悪魔は信じるのに神は信じないの?
・監督のお家は二足制だった。最近見たアメリカ映画で二足制の家が
 他にもあったのですが、二足制が広まってるのか?
 土足文化はメリットが1つも思いつけないので、よろしいことだ。
・他の宗教圏に逃げたらどうなんだろう。
 マフィア同士が国ごとに縄張りがあるみたいに、入れないのではないか。
 あと霊的なものってジャンボジェット機で逃げても捕捉されるのか、
 ちょっと興味あります。
・映画が終わったとき8割くらいの人が同時に「え?」って声を出した。



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2010/02/04(木)

映画かんそう
「Dr.パルナサスの鏡」

あらすじ
移動型見世物小屋一座を率いるパルナサスには秘密があった。
彼はそのむかし悪魔とある取引をし、
その代償として娘が16歳になったときに彼女を差し出さねばならないのだ。


ん?案外これいいんじゃない!?
という感想です。
「〜グリム」ほど監督が強制的にメジャー奉公させられてる感がないし、
「〜タイドランド」ほど生き生きと商業の世界に決別しちゃってないし。
監督の幻覚美術趣味も小2病も、ちゃんと炸裂しているけれども、
それは粗筋に沿って機能しているし
スター俳優が出て、大きいシアターで上映されている。

プロデューサーになった監督の娘さんが
「父の狂気をコントロールし、作品を守った」
と豪語するだけのことはありますよ。
狂気暴走系の監督はみな、結婚して娘を産んでもらって、成長したらプロデューサーにして
作品の安定を図るという長期計画いいんじゃない?と思いました。

腐女子視点

悪魔はパルナサス博士のことが好きすぎる!
あれですね、最初の賭けからして、ずっと一緒にいたかったからですね。一目ぼれですね。
ともかく構ってほしくて構ってほしくて辛抱たまらん風に見えました。
常に一緒にいてくれるし、博士が落ち込んでいるのはつらいと言って励ましてくれる。
ラストの悪魔を見たときのパルナサス博士の笑顔は、なんかけっこういい感じでした。

ねたばれ

トニーはユダだという説があるのですね。
吊っても吊られてもともかく生きているという。
最後トニーの携帯着メロが鳴り響いたときは音質がクリアすぎて
「電源切り忘れた上に音量MAXの阿呆は誰じゃい!?」と思いました。
それにしても現実世界のシーンだけ収録が済んでいたとか不思議な感じですが
3人の代役のシーンは全然違和感無かったです。



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2010/02/05(金)

別れさせ屋

2006/11/15の日記に書きましたが、
そんなもの成功率が低すぎて商売にならんやろーと思っていた別れさせ屋さん
(報酬をもらって恋人や夫婦を別れさせる)が案外繁盛しているらしく
最近「相棒」の題材になったり、数日前は読売新聞の2面に載ったりしていました。
なるほど、結婚している夫婦の片方が、
慰謝料は払いたくないが別れたい!という場合に使うのですね!
なぜかそのケースは全然思いつきませんでした……。

しかし、いくら配偶者に冷たくされたり、
自分の好みをあらかじめサーチされたりしたとしても
そんな街中で偶然出会ったようなひとと数か月やそこらで不倫関係になるものかなあ…。
私は人と単に仲良くなるだけでも数年かかるので、そこのところ不思議です。

幻のホラー映画「シェラ・デ・コブレの幽霊」(2009/07/08日記)あす神戸で上映会。
小説家のしゅのー先生のつぶやきで知りました…いやすでに予約満了なのですが…。
せめて上映期間を一週間とかこう……。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100128-OYT1T00249.htm



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2010/02/06(土)

色々感想

ハミ通
久しぶりに松野泰己さん(オウガバトルの…)のインタビューがあった。
プラチナゲームズで「マッドワールド」というゲームの
シナリオ製作と世界観構築を担当されていたようだ。
(ベヨネッタの会社ですね)
主人公は暴力肯定の完全悪、世界観も暴力肯定、
しかし作品としては暴力を否定しなければならない、という縛りがあったそうです。
それをシナリオでどうクリアしていらっしゃるのか気になりますよ。
wiiのソフトなんですよね…ちなみに家にはwiiがあります(私のじゃないけど)。
さてどうしたものか。


仮面ライダーW
盛りあがって参りました(BL的に)。
「○○の相棒にお前はふさわしくないから俺が代わってやる」
って絵に描いたようなライバル登場ですね(BL的に)。


ハンター
「彼を助けられるのはあなただけ」
「いいえ彼に一番必要なのはあなたよ」
みたいな三角関係の美しい譲り合いを、
サイコのひとと元殺し屋がやっていてこわ面白かったです。あ、パームとキルアね。
ゴンからは、ヤンデレを魅了するフェロモンが出てると思う。


左目探偵EYE
ラスボス役が横山裕さんなので(「クイズショウ」ディレクター役)
最終回で鼻水たらしてごめんなさい言う姿しか想像できない。
天才犯罪プランナーっていうか、子供の頃ルパン三世とか好きだったっぽい犯罪だな。




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2010/02/07(日)

本日のシンケンジャー(最終回)
勿論全然心配していませんでしたが、綺麗な最終回でした。
風呂敷をきちんと畳んだうえ、アイロンまでかけて下さった感じ。

あの最低最悪なデザインの巨大ロボ(出てくる小ロボ全部を無理やりくっつけて盛り髪状態)を
パーツを1つずつ失いながら捨て身の前進を続ける演出に使われたのでガーンとなった。
最後にかっこよい見せ場を作ってもらえてよかったねえ!

1年間楽しませて頂きました。役者さんもスタッフの方もありがとうございました。
も、もう靖子さんの脚本には絶対騙されないんだからね!(←騙される)



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2010/02/08(月)

東宝の企画で、「午前10時の映画祭〜何度見てもすごい50本」
というのがあるらしい。
1950年〜70年代を中心とする外国の傑作娯楽映画を
1年かけて上映していくようだ。
(2010年2月6日〜2011年1月21日)

http://asa10.eiga.com/cinema/

この中だったら
「アマデウス」
「フィールド・オブ・ドリームス」
「スタンド・バイ・ミー」
かな?
(しかし手堅いけど微妙に謎なものもあるラインナップだなあ)


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2010/02/09(火)

読書感想
「V.T.R.」辻村深月先生

「スロウハイツの神様」に出てくるカリスマ小説家
チヨダコーキが書いたという設定の小説。
(例えるならバクマンの新妻エイジのコミックスを小畑先生が描きおろしたという感じ)
帯もそのようにしつらえてあるし、カバーも両面印刷になっていて
チヨダコーキバージョンに変えられる。ニセの奥付もある。こういう遊びは大好きだぜ!

内容は、ややSFハードボイルド寄りのラノベで、
これを彼女いない歴=年齢の、17歳の少年が書いたのなら
そりゃチヨダコーキ先生天才でしょ!と言わざるを得ない。

あらすじ
世界で1000人だけに与えられる殺人許可証。
そのライセンスを持つ者は俗にマーダーと呼ばれる。
許可証を持つ男ティーと、許可証を持つ女アールは
かつて恋人同士だった。
2人が別れてから3年経ったある日、ティーに1本の電話がかかる。

ねたばれ
だったら石に齧りついてでも別れなきゃいいのに君達……と思わなくもない。
これを書いた時チヨダ先生はスロウハイツ入居前だった筈ですが
Sがとてもスーに似ていて、
住人一同「似てる…」「不思議…」とあとから思ったのではないか。
それ以外にも、他作品を思わせるちょっとした要素が幾つかあります。

独立して読めますが「スロウハイツの神様」を読んでからの読書がのぞましい。


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2010/02/10(水)

読書感想
「ニューヨークの魔法使い」シャンナ・スウェンドソン

作者の方がハリポタを読んで思いつかれたというだけあって
非魔法社会と魔法世界の落差表現は、なんか懐かしいものがありました。
ただしこちらの主人公は特別な子供ではなく、大人の女性。
しかも現在の仕事に嫌気がさしている普通のOLさんです。

そんな平凡な彼女がある日変な人からスカウトを受けることで
魔法世界とのかかわりが出来るのですが、
魔法が効かない特殊体質ではあるものの、あくまで普通の人間である彼女は
マーケティング術や法律知識で悪の魔法使いと戦います。
その合間にルームシェアをしている親友達とのおしゃべりや
ブラインドデートなどニューヨークのOLの生活が描かれます。
疲れた大人…というかOLに優しいファンタジーでした。


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2010/02/11(木)

読書感想(漫画)
「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ先生

リンクサイト様の読書レビューで絶賛されていたのと、
あとおすすめメッセージ(ありがとうございます!)を頂いたので買ってみました。

タイムスリップものなのですが
この漫画の主人公、古代ローマの設計技師ルシウスには
風呂限定でしかタイムスリップ出来ない
という謎の縛りがあります。
しかもなぜかfrom古代ローマの風呂to現代日本の風呂。

そして現代日本を「ローマに支配された属国の1つ」と勘違いしたまま
あらゆる最新鋭の技術を学んで帰ります。
(しかし彼の百科事典に電気はないので、動力はすべて奴隷だという理解)
毎回このルシウス氏が日本の技術にいたく感動するのが面白いです。

言われてみれば(フルーツ牛乳とかの入ってる)ガラスの瓶ってなんであんなに
歪みなく綺麗な形で透明に出来るんだろうね!現代人の私も作れと言われたら無理だ!



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2010/02/12(金)

読書感想
「でかい月だな」水森 サトリ

数年前の旅行中に、空調のきいた部屋で寝転んでうだうだしながら
オススメ本としてあらすじを聞きました。
ところで関係ないですが旅行に行って観光をしている時間も素敵ですけど、
変わった環境でなんとなく聞く、読んだ本の話や人生観や怪談なんかも
不思議に印象が強くて好きですよ。

あらすじ
中学生男子である主人公は、友人とバイクで出かけ
ガードレールに腰掛けて月を見ながらとりとめのない話をしていた。
しかし突然彼は友人によって崖の下へ蹴り落とされ、障害の残るような大怪我をする。

ところで私は数年前にあらすじを聞いた時から、この本をBLだと思い込んでいました。
(ああ済みません、この本が聖域のかたはこの先を読まれない方がいいのかも)
なので3分の1ほど読んだ所で、「ラストは例の行為があるに違いないこれは」
と予感しました。
最後まで読んだら綺麗なラストでした。ちょっと児童文学っぽい。
第19回小説すばる新人賞受賞作でした。オオオ…どういう勘違いだ一体!!

周囲の巨大な歯車と自分が噛みあわない、そんな焦りと怒りに
SFがまぶしてあるような印象のお話です。
しかしお話の骨子とSFは実は分離可能のように思うので、
別々のお話バージョンも、ちょっと読んでみたかった。
繰り返しますが私はこの作品がBLじゃなかったという事実に
どんでん返し並みの驚きがあったので、あまり正しい感想ではない気もしますが
10代の頃のあの感覚と、ゆっくりした救済が描かれている、良い青春小説だと思います。



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2010/02/13(土)

色々感想

シンケン
烈火大斬刀2刀流がすごかった。
(見ていない方は、クラウドのバスターソードに飾りがゴテゴテついたやつを
2本振り回している状態を想像してください)
青がとどめを刺したのにもびっくりした。
大斬刀を2本に増やしたのが丹波だというのもびっくりした。
いつのまにか丹波の事も好きになっていたよ。

皆にブスブス刺されて黒ひげ危機一髪でしたねドウコクさん。
大人の男なので、大夫がどうのこうのとは一言も言わずに消えてしまった。

1人1人お別れを言って去っていくシーンではじわわっときたのですが
その間ずっと踊っていた青の子の暗黒舞踏のおかげで、変な笑い声がでました。
ありがとう青の子!君は将来ジャガーさん並みの大物になると思う!

四十七幕が一番好きで、繰り返し見てます。

読んでいてうれしくなるシンケン絶賛記事。
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100210

上記で紹介されていた山本弘さんのシンケン感想。いちいち頷ける。
http://hirorin.otaden.jp/e85566.html


ナルト
ダンゾウさんの過去が割とどうでもいい話だった。
別にわざわざ回想しなくても…。
ネウロが…ネウロさえいてくれたら。
(ネウロは脇キャラの回想シーンを強制終了します)


相棒
かんべ君と伊丹刑事が、いがみ合うだけでない新しい関係に発展する、のか…?
という予兆回でした。いやどうなるのかな?
戸田山さん脚本。どこかで見た顔だと思ったら徒然亭四草さんでした。


月光条例
以前は確かにおつるさんだった表記がおつうさんに戻ってた。
著作権配慮ではなく、単なる誤字だった?!



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2010/02/14(日)

読書感想
「月魚」三浦 しをん先生

映画以外でも暗殺依頼は受けておられますか?
もしそうならこの本を。
という宿題を頂いて読んでみました。
こ、これは!
古書業界の常識やノウハウなどは興味深いし、
価値のある本を前に店主の能力が試されたり、
故人の蔵書に関して、ちょっとした推理力が必要になる部分は
夢中になって読めます。
しかしなんというか、主人公の2人の男性が

デキておる

ので、動揺しました。
これは…おたくじゃない普通の本読みの人が読んだらどう感じるのでしょう。
匂わせてあるギリギリくらいの表現なので
おたくが読めば一目瞭然なのですが
「男性2人がそういう関係になる可能性」が、そもそも発想の中にない人がお読みになったら
この本はものすごく謎な本じゃないでしょうか。
(そういえば私の友人の中で、完全におたくの世界を知らない読書家の人ってゼロだわ今気付いたけど)
(おたくの世界を全く知らない友人は、本など読まない)

しかし仕事で行って泊めてもらったお宅でそのような行為に及ぶのは感心しませんな主人公よ。



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2010/02/15(月)

読書挫折日記

「犬は勘定に入れません」
「犬の力」

両方とも購入して読みかけたのですが、
犬 が 出 て こ な い
という事にショックを受けて序盤で停滞してます(←バカ)。
そのうちに、ちゃんと読もう。
(「ベルカ〜」なんか一気読みだったんだけどな。犬しか出てこないから)

「犬の力」に至っては、私は牛乳缶をひくパトラッシュ的な良いイメージだったのですが、
聖書に出てくる、悪の象徴という意味の言葉なのですね。
もうがっかり……(笑)。

あ、私べつに愛犬家とかではありませんたぶん。



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2010/02/16(火)

今期のお気に入り商品
前回はコスメ3点、コンビニ菓子3点でしたが、今回2点ずつ。
例によってまた、メジャーなものばかりです。


・ラミー(ロッテのチョコレート)
 http://www.lotte.co.jp/news/news366.html
 去年ともだちに教えてもらった洋酒系チョコ。
 ともかく酒とチョコの味が強烈!パッケージにも書いてありますが
 アルコールの味が苦手な人には合いません。
 買いだめてちょっとずつ食べています。幸せです。

・TOHOポテトフライ じゃが塩バター
 http://www.kasikasi.com/page395.html
 なにがいいって、1袋4枚しか入ってないのが素晴らしい。
 ひとたびポテトチップスの封を切ったらすべて食べつくさねば気が収まらぬが
 さりとて体重の気にかかるお年頃の方や、
 スナック菓子が無性に食べたくなるが、
 2、3枚食べたらそれで満足なのという胃弱の方にはぴったりです。
 コンビニの子供向け駄菓子コーナーにありました。

・100均のアイライナーコート
 私は、できれば一日中化粧直ししたくない超ものぐさ駄目人間。
 しかしそうするとアイライン消失トリックをくらうわけですが、
 こいつを使えば悩み解消。 
 100円の外国製なので、毎日使うとちょっと肌と目に悪いかもしれませんが、
 1ヵ月に数回しか化粧しないならたぶん問題ないでしょう。
 ちなみにアイライナーが落ちて落ちて困る人は、
 ラインを引く場所を油取り紙でぬぐう→
 細いチップでパウダーシャドウをラインを引く場所にのせる→
 ウォータープルーフタイプのアイライナーで描く→
 アイライナーコートを塗る
 という手順を踏むと落ちにくいです。最近学習!

 100均のアイブロウコートもこれまた値段のわりに出来る奴。夏は手放せない。

・NARSのザ・マルティプル
 これ1本で口紅にもシャドウにもチークにもなるという乱暴な優れもの。
 本来はファンデの前後にツヤ出しとして使うもののようですが、
 私はこれをノーメイクのときのハイライトにして重宝しています。
 顔の凸っぽいところにちょんちょん塗ると細かくキラキラして
 ちょっとファンデーション塗った華やか風に見えなくも…ない?みたいな(笑)。
 ぎっしり入っているので、毎日使っても全然減りません。たぶん一生無くならないと思う。
 (ちなみに色は1501)
 パーティーのときはデコルテにも塗ってみるといいそうです。やったことないけど。


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2010/02/17(水)

追記

商品ではありませんが、まつげエクステについて。
結局、全部とれたのが47日後でした。
1ヶ月くらいは綺麗にマスカラが塗れたのと同じ状態で過ごせて非常に満足。
(お店の人には「長くて3週間くらいです」と言われたのですが、
おそらくこれは月に4、5回しかクレンジング洗いしないのが
長持ちの理由として大きいのだと思います)
目の異常も、かぶれも、まつげのダメージも特にありませんでした。
お店選びは重要でしょうけど。


しかし普通のまつげでも目に入ったら強烈にイテテってなるのに
あの立派な人工まつげが入ったらどんだけ…と恐れていたのですが、
不思議と人工まつげは目に入りませんでした。
重いから速やかに落下したのかな?


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2010/02/18(木)

本に関するメッセージありがとうございます。
タイトルに「犬」の入ったオススメ本もありがとうございます。

「犬は勘定に入れません」には、ちゃんと犬が出てくるのですね!
心を入れ替えてがんばります!犬!

あと読売新聞18日朝刊に「まつげエクステのトラブル急増中」の記事が載って
私と読売新聞の間の、深い絆を感じました。

「ベルカ、吠えないのか」の感想は2006/04/18にあります。
(読み返すとまともな感想じゃありませんでしたが……)
基本的にメッセージのお返事はメールでしておりますので、
質問される際には返信用メールアドレスがあると助かりますです。



友人が「リスモに似てるから」と、くれた友チョコ。
公式グッズの横に並んでもおかしくないリスモっぷり。
中身も葉っぱとかリスとか。かわいすぎてギャーとなる。

あとはオバマ大統領お気に入りのキャラメルチョコ、というのを
友人と半分こして食べました。
しょっぱくてびっくりした!
でも甘さが後で来て、びっくりおいしいチョコでした。 
今年はバレンタインがお休みの日で、
菓子メーカー皆様苦戦したと聞きますが、
パッケージなどますます気合が入って神がかっていたので非常に盛り上がりました。
来年こそは勇気を出して、ケースの中を写真に撮らせて下さいと言ってみよう。


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2010/02/19(金)

以前きょうだいのひとが職場で恐ろしい風邪をもらってきて
(検査の結果インフルエンザではなかったそうです)
夜中じゅう、壊れた車のような咳をしておったのですが、
私の食事に向けて咳を浴びせたり
逃げると追いかけてきて咳を浴びせたりという
悪質な嫌がらせをしてきて
よっぽど夜逃げして友達の家に行こうかと思いましたが
なんとか逃げ切りました。

「喉風邪をひいたときに喉に何か巻いて寝ると治りが早いらしいですよ」
とシリルな方に教えて頂いて、
喉風邪に備えてかわいい室内用マフラーとか購入した訳ですが
喉風邪をひくのが待ち切れず(←?)、
結局家ではずっとマフラーを巻いていました。寝る時も。
いま考えると、それが良かったのかも。
喉の粘膜についた風邪の菌が、またたく間に増殖して
風邪の症状を引き起こすという映像を見た覚えがありますが
喉の粘膜の温度が高くて繁殖が難しかったらどうだろうとか思う訳です。
(いや、鼻にも目にも粘膜はありますが)
更に低温の使い捨てカイロなんか巻いてみたらどうだろうとか思う訳です。


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2010/02/20(土)

色々感想

ワンピ(ふざけた内容ですので落込んでいる人は注意)

「きっとイワさんが何とかしてくれる!
ちょっとくらい女体化しても生きていればそれでいいよ!」

「エース姉ちゃん……なにそれ萌ゆる!」

などと友人と現実逃避しています。

エース姉ちゃんは巨乳に違いないというのが私と友人の共通の予想です。
ルフィーがとりあえず自分の上着を着せてあげるのですが
グラビアアイドルみたいになって、ますます目のやり場に困るという!

船員一同「オヤジの遺志を継ぐのはお前しかいないぜ!(視線固定)」
エース「いや…しかし、おれのせいでオヤジは……」
船員一同「これは全員一致の意見だ!従えエース!(視線固定)」
エース「あんた達……どこ見てんだ?」

みたいなそういう。
(白ヒゲのオフクロにならなかったのは、どっちかしか助けられなかったから)
無理かしら駄目かしら。

仮面ライダーW
日曜朝テレビをつけたら、ジャスト意外な犯人バレ部分で絶望した。
「このタイミングで出なかったら絶交だ」はかわいい。
あの次々に新アイテムを気前よくくれる
マスクにサングラスの女性の中身は、バンダイの社長じゃないかしら。

ゴセイジャー
武器やロボや衣装のデザインがなんとなくエレガント。
ともかく色々な武器・アイテムが次々に出てきて、
来期の成績への気合が感じられた。

三銃士
先週の谷やんの親衛隊服姿はジェダイのダークフォース堕ちみたいで格好良かった。
金髪に黒は映えるわー。
それにしてもポルトスさんみたいな人に、私はなりたいです……。

ブラッディ・マンデイ
やっと主人公と九条君が合流した!
ところで龍馬伝とこっちと、かけもちの佐藤くんですが、
彼は頑張りすぎると肺に穴があくのでちょっと心配です。

龍馬伝
ホンワカ武市先生は早々に終了して、修羅・武市先生が始まりました。
これから史実として決まっている流れがあるので仕方ないですが、つまらんのう…。
嫉妬ネガティブ係は弥太郎だけで十分だと思います。
あの弥太郎の、嫉妬→怒り→見下しの無限ループは見ていてむず痒くなりますが
あれ1ジェラス=2calくらいの勢いでエネルギー源なんでしょうね彼の。
満ち足りると死んでしまうに違いない。

ファミ通
ダンテの神曲をモチーフにしたアクションゲーム
「ダンテズ・インフェルノ〜神曲 地獄篇〜」(エレクトロニック・アーツ)
を以前日記で紹介して、ダンテがマッチョ!などと書きましたが
それもそのはず、このゲームの主人公ダンテは詩人ではなく
十字軍の狂戦士だったのです!
……エエエエェェェ!

著作権も肖像権もへったくれもないですね。時代的には現地でのゴタゴタも含めたらギリギリセーフ…?
草葉の陰のダンテも、さぞや驚いていることでしょう。
(「神曲」はダンテがストレス発散のために書いたドリーム小説だと私は思います)



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2010/02/21(日)

昨日の「意外なあの人がマッチョになってゲーム化!!」ですが
(詳しくは反転してあるファミ通の項目をどうぞ)
他の歴史上の人物でも出来ないかしらと考えてみました。

・吉田兼好がマッチョになって気に食わない知人をぶちのめしながら執筆
・伊能忠敬がマッチョになって日本中の妖怪をぶちのめしながら地図作成
・青木昆陽がマッチョになって、すごい勢いで田を耕して薩摩芋を栽培
・杉田玄白がマッチョになって死刑囚をぶちのめしながら腑分け
・芥川龍之介がマッチョになって河童をぶちのめしながら執筆

おまけ
・太宰治が主人公のギャルゲー
 (全員バッドエンドの鬱ゲー……)


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2010/02/22(月)

映画かんそう
「ラブリーボーン」

あらすじ
14歳のスージー・サーモンは、写真家になることを夢見る普通の少女。
しかし彼女は近所に住む少女愛好家の男に目をつけられ、惨殺されてしまう。
彼女の魂は、犯人と愛する家族の周囲、そして幻想的な狭間の世界を彷徨う。

スージーの愛らしさと家族との絆、突然降ってきた理不尽な死、
家族の苦しみがじっくり1時間以上描写されます。
ぎゃーもう本当やめてくださいというくらいつらかった。
お父さんがボトルシップを叩き壊すところとか。
PJの人物描写才能が遺憾なく発揮され、(図らずも?)ロリコンヘイト映画に。
すごいし、上手いけど、へこむわこれ……。

世界中の三次元ロリコン犯罪者とその予備軍が今すぐ自然死しますように!
と祈らずにはおられない感じ。

ラストねたばれ

日本の怪談になじんでいるので、
スージーが恨みを晴らすラストではないところにモヤモヤしました。
PJが原作を生かす方向で引いた図面はおそらく
ロリコン犯人の気持ち悪さ、スージーの悲しみと怒りをじっくり描写して
最後に復讐があると思わせておいて、
彼女が選んだのは憧れの先輩とのキスでした!という意外性で
ラストの疑似的悟りと清涼感を導き出すというものだったのでしょうけど、
いや、キスのエピソードや、あの男に負けないで等々伏線もちゃんとあったし、
ロリコン犯罪者のことなど眼中になく、
先輩のハンサムくんのことで心が一杯なのが克服であり幸福である
という考えも分かるのですが、それでも駄目でした。


妹は忍者かキャッツアイ。
ロリコンのお宝をゲットする勘といい
土とはいえ背骨をモロ打ちして3秒後に復活ダッシュの体力といい。

スージーのいる狭間の世界はさすがの伝家の宝刀でした。
アカデミー賞の視覚効果賞候補に入らなかったのは驚きです。
(ロリコン役の人が助演男優にノミネートのみ)
(彼はERの例の不倫相手なのですね!ぜんぜん違う!役のため太られた?)


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2010/02/23(火)

ついでに今年のアカデミー賞について書きますが、
なんであんなに「イングロリアス・バスターズ」(2009/11/29日記に感想)が色々
ノミネートされたのか心底分からない……。
(いや、好きな映画ですがサイコだし……)
そろそろタラちゃんに監督or作品賞を与えたろか〜というタイミングなのか、
それとも反ナチ的なものは無条件で賛美しなきゃならん掟なのか、
ナチVS映画というコンセプトがツボだったのかどれだ。
「インビクタス」が落ちて「イングロリアス〜」が入ろうとは夢にも思わなかった…。

とりあえずクリストフ・ヴァルツ氏(ランダ大佐)は助演男優とるといいと思う。
彼のあの語学力と脚本のマッチングは一見の価値ありだった。


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2010/02/24(水)

映画かんそう
「シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG」

放送が終わってしまって、やっぱりしょんぼりするものがあったので
映画館に行けば皆にまた会えたよ!いうのは嬉しかった。
大夫やらドウコクが出てくるだけで「わー、元気に動いてるよー」という気持ちになります。
子供達は「ドウコク死んだよねー?」「アクマロがいるよ!?」と一々どよめいていておかしかった。
そういえば、時系列通りでないお話というのを理解できるのは何歳くらいからだっけ…。
(説明がめんどいのか、お母様お父様スルーなさっていた)

時間は短かったですが、中身がみっちりみっちり詰まっていて、
お笑いあり、新旧交流あり、本篇とのリンクあり、VSあり、
旧主人公の単純熱血と殿の一歩引いた複雑さの対比あり、じいの殺陣とヒロイン化あり。
こういうアイディア満載、しっぽまでアンコ詰まってます!満足させます!
みたいな作り手のサービス精神は大好きです。
あと、EDがシンケンメンバーによるゴーオン風EDと
ゴーオンメンバーによるシンケン風EDという凝ったものだったのですが、殿のダンス可愛かった……。


ついったーを題材にした恋愛ドラマが来期にあるそうです。フジの御乱心じゃあー!



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2010/02/25(木)

映画かんそう
「ドゥームズデイ」2008年イギリス映画
「ディセント」のニール・マーシャル監督

あらすじ
スコットランドで治療薬のないウィルスが発生し、
政府はスコットランド完全閉鎖という対応を取る。
27年後、同じウィルスがロンドンで再び流行の兆しを見せ、
監視カメラにてスコットランドに生存者達がいると知った政府は
ウィルスの治療薬を入手するべく特殊部隊を送り込む。


政府から見捨てられたスコットランドの皆さんは
なぜか全員で北斗の拳ごっこを始めており、
モヒカンにバトルメイク、変なバイクで
ヒャッハー!っつって走ってます。生き生きと。
特殊部隊のみなさんは、「ハァ?!」となりながらも取り敢えず逃げて、
ワクチンの開発をしていたケイン博士に会いに行くのですが
おやじはなぜか城砦に住んでおり、民を統治しています。
そしてこっちはなぜか中世ごっこをしていて、鎧を着て馬に乗ってます。
(紋章がバイオハザードマークです)

ポルナレフさん風に言うなら
「な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…」
でしょうか。

首は飛ぶし体はつぶれるし、人肉ローストは妙においしそうだし、
人には絶対おすすめできませんが、
ある種の男子に熱烈に愛されるだろう映画であることは分かります。
私もこの映画、嫌いじゃありません。
「マッドマックス」「グラディエーター」「ニューヨーク1997」
あと「ロック・ユー!」?「攻殻機動隊」?これらを悪魔合体して、ちょっとバカ風味を増し
なんとなくバランスが取れてるなんて奇跡です。

「ディセント」で注目を集めて予算をたくさんもらえた、
大事な大事な次のステップにこれを持ってくるところに、
なんか監督の得体の知れなさというか天の邪鬼さを感じる。
(とりあえずキャットファイト大好きなのは分かったぜ監督…)


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2010/02/26(金)

映画かんそう
「マン・オン・ワイヤー」

1974年にワールドトレードセンターのツインタワー間にワイヤーを張り
綱渡りをしたフランス人、フィリップ・プティ氏を題材にしたドキュメンタリー。

銀行強盗さながらの入念な下見、スリリングな機材搬入、設営、
ドキュメンタリーであるにもかかわらず、
あまりにもピンチの連続でフィクションのようでした。


プティ氏の憑かれたような弾丸トークを聞いていると、
彼が周囲の人間を否応なく動かす魅力的な変人、
台風のような存在であったことがよく分かりました。
協力者の
「あんなに集中している人間を見たことがなかった。
あまりに集中しているので、彼の横顔は時間を越えてどこかスフィンクスのように見えた」
という言葉が印象的でした。

ねたばれ

しかしこの挑戦をきっかけに、プティと協力者たちの友情は終わり、
そして恋人の愛情も失われます。
それでも彼等は「やってよかった。やるべきだった」と語ります。
何とも言えないラスト。
(イギリス製だしなこの映画…)

音楽はナイマン。ぴったりすぎて怖い。


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2010/02/27(土)

色々感想

ジャガーさん
今回のネタの意味が分からねぇぇぇー!
と思った方が私の他にいらっしゃるかもしれないので
念のため書いておきますが、
あれは読者に募集した一発ギャグを使用されているのです。
漫画の始まる前に説明ページがありました…(←当然読んでない)。

彼方セブンチェンジ
終わっちゃった!?
あのキャラもこのキャラもまだまだこれから膨らんでいく所だったのに!

スケット
吹いた。
以前にあった、もののけ姫の回でも吹き出したが、
この人の叙述回とギャグ回は両方とも時々本気で凄いので
器用だなと思う。

ER
爆発して次のシーズンに引っ張るのが
最近のアメリカのドラマの様式美なのだろうか…?
あとニーラの男運のなさは除霊が必要なレベルだと思う。



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2010/02/28(日)

映画かんそう
「ピッチブラック」

「パーフェクト・ゲッタウェイ」が面白かったので
とりあえず監督の他の作品を見てみた。SFホラーです。

あらすじ
3つの太陽が照りつける砂漠の星に宇宙船が墜落する。
生き残ったのは操縦士、刑事、殺人犯その他数名。
生存者達は、星に太陽が差さなくなると出没する怪物の存在に気付く。

「パーフェクト・ゲッタウェイ」「ピッチブラック」ねたばれ
(かなり重要な)

最初は危険人物だと思っていたひとが
「なんだー、お前いいやつなのかよー!早く言えよーこのー!」
的な展開をしてその安心感がカタルシスに繋がるのが
この監督の持ち味なのかと思いました。
「ピッチブラック」の主人公が活躍する続編「リディック」があるようですが、
そういえば「パーフェクト・ゲッタウェイ」の主人公カップルが活躍する、
別の映画を見たいような気もする。毎回チタン落ち。

この映画はアシモフの「夜来る」にインスピレーションを得て作られたらしい。


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