1月日記

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2010/01/01(金)

あけましておめでとうございます。

家の中のどこかから、なんかバサバサ音がするなあと思って見に行ったら
なんとスズメが迷い込んで暴れていました。
これは縁起がいいのかな…どうだろう…。
とりあえず通気はバッチリのようです。そして当然ながら寒い。



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2010/01/02(土)

ポテトチップスを食べながら読書するのが
子供のころから大好きでしたが、今も好きです。

三銃士を読んでいます。
当時のフランス人、パネェ!



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2010/01/03(日)

シリル話

年末年始に読んだ何かの中に(←すでに胡乱)
「誠実なのと優しいのは違う」というような文章があり、
むむ…なかなか難しいな、と思ったのですが、
シリルで考えたらそうでもなかった。

2人とも平均より優しく誠実な人だと常々妄想しておりますが
たぶん数値化すると
先生(誠実さ<優しさ)で
その彼氏(誠実さ>優しさ)なのでしょうきっと。

優しさは自己より他を優先する必要のある行為だけれど
下手すると無責任とつながって何もかもを駄目にすることがあるし
誠実さは己を見失わず正しい道を選ぶ必要があるけれど
下手すると独善的になってしまう恐れがある。
(そういえば優しくて不実なルーピン先生を、むかし薄い本でたくさん読みました)
(彼氏が気の毒すぎるので、私には到底書けませんが悪くて素敵でした)
パートナーとしては、誠実さと優しさの調和のとれた人物が理想と言えましょう。

……この歳になると、一度に読書するのは内容が混ざってあまり良くないようです。
このままではお正月に読んだものが全部シリルになってしまう。


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2010/01/04(月)

気になった映画予告色々

「ラブリーボーン」
ピーター・ジャクソン監督の新作
変質者に殺された少女が、美しい天上の世界と、
残された家族が苦しむ現世との狭間で揺れるお話。サスペンス風?
ものすごい映像美だった。
少女が殺されるところを見るのが辛いけどそこさえクリアすれば…という感じ。
というかピーター・ジャクソン監督の写真が別の人のとすり替わってる!
と思ったら30kg減量なさったのか…もはや人間1人分の体重ですね。
マイケル・ムーア監督になにかアドバイスしてあげてください監督。

「Dr.パルナサスの鏡」
http://www.parnassus.jp/index.html
テリー・ギリアム監督。↑予告映像すげえ綺麗。
主演はヒース・レジャー。撮影中に亡くなりました。
どうやって続行したかは公式サイトを見れば分かります。無茶するなあ。
余計なお世話ながらティムの「アリス」とテイストが、ちょいカブる…?

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」
ハリポ……いやなんでもない。
それまで普通に暮らしてきた少年が、
実は自分はギリシャ神話の神と人間の間に生まれた子だと知らされ、
友達2人と冒険に出る。監督はクリス・コロンバス。
原作は児童向けミステリーなのだそうです。
神が出てきて推理も何もなかろうと思うのですがちょっと面白そう。

「アリス・イン・ワンダーランド」
http://www.disney.co.jp/movies/alice/
ティム・バートン監督。監督に関しては心配してない。
ギリアム監督がいつまでも小2病っぽくてハラハラするのに比べると
ティム監督はさらっと大人と子供の使い分けをなさっていることに気付く。
安心なような寂しいような。

かいじゅうたちのいるところ
のポスターなどは可愛すぎてハァハァするので
つい目をそらしてしまう。



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2010/01/05(火)

とりあえず色々感想

青い文学シリーズ
どれも「そんな話だったろうか……?」という感想。
そしてついつい再読。もしやそれが狙いか!?

「地獄変」
良秀が常識人に!
狂った世の中に精神を蝕まれてとうとう…とか、
なんかネウロ作品世界の犯人が
金田一少年の事件簿の犯人に化けたくらいの違和感。

「蜘蛛の糸」
そんな話ではないよね?と思って再読した。
勿論そんな話ではなかったが、
そもそも原作もカンダタに無茶を言いすぎている。
蜘蛛を助けたから、相互扶助の精神もクリアしろとか、
車椅子から立てたクララに箱根駅伝に出ろちゅーくらい無茶。

「こころ」
Kのビジュアルに仰天。その発想はなかったわ!
死神何番隊長とかそういう感じ。
「なん……だと」とかお空に浮かんで言ってそう。
まだ後半見てませんが、
アニメだと、何でそこで自殺するかな!感が倍増ですね。

「走れメロス」
親友に捨てら…じゃなくて裏切られた小説家が、
そのトラウマを抱えて「走れメロス」を執筆するとかそういう。
キャラデザがコノミンなので、あの親友の人は
今にもなんらかの必殺技を出してきそうだった。
それにしてもこの話、何回見ても
妹の結婚式前に君主暗殺を謀るメロスが悪いよな。


先月のモーニング2掲載「聖☆お兄さん(お鍋の回)」

マーラとルシファーとブッダとイエスの4人で鍋とか
年末に相応しいスペシャル豪華回でした。
悪魔どもは、本当に人の心をきゅんとさせますな。特にマーラ。
なんかこれまでの人生でやらかした数々の独り相撲を思い出して、
うわぁぁぁぁぁぁー!てなります。悪魔め…。

泣いたら攻撃力の上がるミカエルもかわゆかった。
うん、弟妹のリミット技「泣きながらパンチ」だね。

ところでモーニングが色々種類があって
どれがどれやら分からないのですが……。

「シンケンジャー」
えええええええええええええええ
えええええええええええええええ
えええええええええええええええ!!
殿、もしかして殿じゃない!?
どうなるの?どうなるの?
シンケンファンの全国の幼児と同じ勢いで私も大パニックです(笑)。
伏線あった!?うわあ、最初からチェックしたいー。
今週はもしかして殿のハイパー不幸タイム?
姫がドSな御方で「この役立たずが」的言葉攻めが30分続いたらどうすれば!

TV情報誌に載っていたシンケン中の人インタビュー&この先の展開ねたばれ(?)

赤の中の人のお誕生日をみんなで祝ってたら、
緑の中の人が感極まって涙ぐんだという話がかわゆかった。
(赤の人は若干引いたそう)
しかし
「今までやってきた事は何だったの!?というような大きなどんでん返しがある」
とかそんな感じのことをおっしゃっていて、やっぱり!と期待するのと同時に
「これで終わり!?ってラストでした」という発言が非常に気になりました。

それはディケイド的な意味で!?
それとも映画「キャリー」みたいな、そういう意味で!?
あるいは単にもっと続けたいとかそっちの意味!?




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2010/01/06(水)

日参サイト様で紹介されていた
荒川弘先生「百姓貴族」を読みました。

北海道すげぇぇぇぇぇ!!
マイナス10度の中、パンイチで動けるって
血液の成分からして違うとしか思えない!
あと焼き肉にかけては誰も道民に勝てないって本当ですか!?
自給率1000%って意味が分からない!

ところで週末のインテは参加致します。
6号館Cゾーンち39a
(サークル名はハウチワマメではありません)
またもや2階で遠いうえ、いつものようにチラシしかないので
近辺に用事のおありになる方だけどうぞ。
ポタプチオンリーありますね!きっとご近所!

チラシ内容は
「連続人形活劇 新・三銃士」
「無貌伝〜夢境ホテルの午睡〜」
「うみねこのなく頃に」
「相棒〜元旦スペシャル」
などを考えております。

える しってるか にんぎょうのえは どえらいむずかしい
(ポルトス除く)
上手く描ける根拠のない自信があったんですけどね……。
でも描いてみて、人形達が左右非対称であるのが分かりました。
だから角度によって表情が変わるのか!

人形劇三銃士の面白さや、原作三銃士のフランス人について、
東京DOGSのマルオのかわいさ、シンケンジャーの急展開、
JINの最終回のなぞ、アバター感想、
なんについてでも一言お声掛けくだされば喜びます。



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2010/01/07(木)

昨年末は、酔っ払って家に帰ってきて、
着替えてこたつに入ってパソコンを立ち上げて、
そのまま寝てしまうことが実に多かったです。

電車に乗って寝込んで終着駅に行ってしまったり、
家に帰って着替えの途中で寝てしまって
サスペンスドラマの死体みたいになったりした過去のことを思えば、
幾分成長したと言えましょう。
というか酒量が減ったよ。

友達との忘年会で飲んだ、著しくポタっぽいビール(英国産)。
魔女の人、いまにも「アバダ・ケダブラ」って言いそう。

ブラックウィッチ
http://beer2.net/wychwood-blackwych.html

ホブゴブリン
http://item.rakuten.co.jp/yunyuusyu/482006/#482006

おいしいお酒を適量いただいて、
焦点の合った話をピリっと交わして夜の早いうちに帰るのも良いものですね。
大人だ。(発酵するほど大人だっつの)


シンケン急展開について
シリルサイトさんで詳しく書かれていた日記を拝読するに
今回の展開に関しては、多くの細かい伏線があって、
ネットではすでに推理されていたようです。すげえ!1つも気付かなかった!

↑該当するシリルサイトさんに心当たりのない同ジャンルの方がもしいらしたら、
例の靴で「ブロッコリーの菜園」さまにジャンプ。
1月6日の日記です。
こちらはシリルクリスマス更新なんかもなさっちゃった楽園なんだぜ。




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2010/01/08(金)

新年早々、歯の詰め物が取れました。
なんとなく、歯が欠けたり折れたり詰め物が取れたりするのは、
1月とGWが多いように思います。

冷気による歯の伸縮と、なによりMOCHIの魔力で
1月の歯はピンチに陥るのではないかと推理。(GWは分からん)
そんな訳で仮の詰めものまでもがMOCHIのやつに持って行かれたのですが。
食べ物がちょう沁みるこの状態でインテに出ねばならんようです。



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2010/01/09(土)

色々感想

「W」も「プリキュア」も
ものすごい超展開で死んだり燃えたり色々大変。

「ハンター」
トガシ先生とうとう……と思いました。
だって世界の命運をかけた戦いで
神の如く強い格闘家のおじいちゃんが
1ページぶち抜きで
キメ顔でハートサインですよ。
狂人の描いた漫画が読めるのはジャンプだけ!
・・・・・・・・・
というのは私の勘違いで
アニメのパロディだったんですね。
「けいおん」見てないので分からなかった。

「龍馬伝」
上士と下士という理不尽な制度に縛られた土佐を描く第一回、
30分は土下座に費やされたのではないかという
土下座ドラマでした。
主要登場人物はほぼ全員土下座したのではないか。
みんなが上士にいじめられているところで、
ルフィが出てきてぶん殴ってくれたらスッキリしたのに。
(ルフィ伝)
普通の時代劇ならロングで撮るようなところも
ひたすらアップ!アップ!アップ!だったのは気になりましたが
色調とか非常にオシャレでした。福山イメージなのかNHK。
「天地人」のあの倹約感から一転して
なんだか急に贅沢な予算がかけられているように見えます。
そのお金が、例え100万円でも
本能寺のシーンの時にあれば、
あんな暖炉みたいな暖かそうな本能寺の変にはならなかったものを!
(信長の周囲の炎がチョロチョロとしか燃えてなかった)
(最後はCGで爆発炎上)

「魔術師MERLIN」
アーサーが死にかける→
マーリンは自分の命と引き換えに反魂の魔法を使う→
アーサーは助かるが、なぜかマーリンの母親が死にかける→
マーリン自分の命と引き換えに反魂の魔法を使おうとする→
ガイアスが身代わりになり死→
マーリンぶち切れる

うん…そりゃ切れるよね…。「コントか!!」みたいな。
そして盛り上がってきたところで最終回でした。
次のシリーズではそろそろランスロットに帰ってきてほしいです。

「三銃士」
もう意地になっているとしか思えない凄さ(笑)。
人形劇で舞踏会とか、あれ、操者はどうなってんの!?
あと、各々の仮面がすごい!マカロンタワーがすごい!カメラワークもすごい!
ラストでアラミスの男らしい優しさ全開だった。吊り橋で開脚していた人と同一人物とは思えない。
あれはさすがのミレディも愛していると言わざるを得ないでしょう。
あと、我を忘れてタメ口でアラミスに食ってかかる谷やん萌え。


明日は最初の1時間と終わりの1時間は確実にスペースにおりますYO−。




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2010/01/10(日)

今日のイベント会場で不便な6号館の屋根裏部屋までお越し下さった方、
話しかけてくださった皆さん、ありがとうございます。
色々なジャンルの様々な興味深いお話を聞けました。
コントとか漫才とかもありがとうございます。
物品を下さった方もありがとうございます。
不在の間に置いて去られた方は、正直戻ってきてお礼を言わせて頂きたかった!

あと、近郊組や遠征宿泊組がみな朝に見てきたシンケンの話をしてくれて
口々に「靖子には、やられたよ……」と言っていたのがおかしかったです。

6号館に盲導犬の寄付キャンペーン?で黒い犬が来ている&触り放題、と教えていただいて
帰りに見に行ったら、ちょうど勤務を終えられたところで、
て、て、て、と足取り軽く去っていかれる後ろ姿を拝見しました。
賢い犬は歩き方からして違う……。

さてこれからシンケンを見て、しかる後にシリル本を読みますよ。



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2010/01/11(月)

聖☆お兄さんごっこをとうとうやり遂げて
友人と「24」(シーズン1)を見ました。全部。

どえらいムカつくぜ?と噂に聞いていたジャックの娘ですが
前半はともかく後半はそれほどでもなく、
かえって他の女の人でどえらい恐い人がいて、
私がアメリカの若い男子なら結婚に対する夢や希望がゼロになったと思います。
あんな怖い生物と一生を共に過ごすのはごめんですよ。

(照明的に)暗いシーンが多くて、
大統領候補が部屋の隅に立つと、もう完全に見えませんでした。
金髪は夜間でも光って見えるのがいいですね。
ジャックは私でも狙い撃てそうによく見えた。
日が昇った時は嬉しかったです。



ラストに関してぼやかしつつ感想


友人と一緒に見ていて良かったと思います…ラストがへこむ…。
(いや、決してつまらないという意味ではありませんよ)
立川のイエスとかショックで気絶しそうですが平気なのか?
いやそれ以前にアメリカ人は絶叫しないのか。
ちなみに某黒田氏はめっちゃ動揺して口数が少なくなると思う。
夢に出てきて翌日は更にブルーになっていると思う。


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2010/01/12(火)

あっ、10日のインテで配布したチラシですが
三銃士の構成員が一部アトス、アラミス、アトスになってますね。
済みません。アトス増量。

原作三銃士について不真面目な感想(一応反転)まとめ

・お金がない!→金策!→何とかなった!→
 取りあえず飲み食いだ!
 の無限ループ。そんなんだからすぐお金がなくなるんだよ!
・アトスの、あり得ないほどの萌えキャラぶり。
・意外にもダルタニアンが万能キャラで
 知恵でも武力でも容姿でもNO1っぽく、
 なんかイメージと違う。
 ポメラニアンのくせになまいきだ。
・原作ダルタニアン父は御健在で、
 ロシュフォール氏は仕事熱心なだけで
 特に悪いことは何もしてない普通の人。
・フランスの人はカッときて人を殺すし
 1年前の恨みで人を殺すし、ともかく物騒。
 肉の食べ過ぎではないか。
・ロシュフォールさんと谷やんがチューして終わった。

あと、平民裕福層、下級貴族の方々の恋愛形式は
年寄りのおっさんが若い嫁をとる→
嫁は不倫して若い恋人に貢ぎ、夫が死んだら若い恋人と結婚する→
若い恋人はおっさんになり、妻が死んだら若い嫁を→
の繰り返しなのかなと思いました。
こうすれば男女とも長い期間恋愛を楽しめるし
資産が色々な人に有効活用されますよね。

基本的に不倫上等!が当時のルールなのか…?と思いました。



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2010/01/13(水)

友人と電車に乗って
行列のできるラーメン屋さんまで行きました。
冬においしいラーメン屋さんで並ぶのって、
なにか幸福とつながってるっぽいイメージです。
外は寒いけど、もうちょっとであのしょっぱくて熱いラーメンを食べられる!
という視線で、店の中の人をみんなで見つめる連帯感(やめてあげて)。

鳥の唐揚げと牛スジラーメンを食べたのですが
お昼だったにもかかわらず、もうその日は1日中満腹で
そして次の日お肌がツルプリでした。
牛スジマジック!

そしてかねてより、ラーメン屋さんで行列している人は
老若男女なんか似通ったところがあるんだよなあ…と思っていましたが
全 員 胃 が 強 そ う
なんだよ!と思い至りました。自分含め。



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2010/01/14(木)

飲食店でホットココアを頼みました。
飲んでみたらものすごく甘さ控えめなココアでした。
随分苦いココアだなあコーヒーみたいな味…
と思いつつガンガン飲んでいたのですが、
ところで私はコーヒーを飲むとお腹が痛くなる体質です。
飲み終わってしばらくしてお腹が痛くなったので
あれ?これコーヒーだったの…?と気付きました。
ココアだ!と激しく思いこんでいたので
蓋を取って確かめすらしなかったですが、
私の味覚ってあるかないか微妙なラインだなあと思いました。
(思い込みの激しさが五感を凌駕しているというのもあるかもですが)


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2010/01/15(金)

私の学生の頃の友達は、とても尖ったひとでした。
頭がよく、行動力があって、思ったことを堂々と口にして、
人の評価や結果を恐れずやりたいことをやっているように私には見えました。
皮肉とか、大人でもなかなか言えないようなピリリとしたものだったなあ。

対する私はあまりしっかりした考えというものがなく
「ああ、そうねー皆の言う通りねー」という感じに生きていました。
今の私から見ても、かなりぼんやりしていました。
(ただ何故か同人作品だけはキツめの芸風だった)

しかし○○年経ってふと気付くと、尖っていた友達は
いつのまにかものすごく丸く丸く丸くなり、皮肉も滅多に出なくなり、
丸かった私は徐々に尖って、人に無意味に同調することがなくなり、
印象として丁度同じくらいか、
或いは若干逆転したと言えなくもないくらい変わっていました。

昨年そのことで話したのですが
友達も私も、尖っている事で、または丸い事でそれぞれ痛い目を見て、
ちょうどいいくらいまで変遷したということだろうなあ、
という結論でした。
その「ちょうどいいくらい」にすると
結局似たようなところになるんだろうと。
(尖っていることで痛い目をみるのはなんとなくお分かりでしょうが
意外な事に丸くても痛い目を見るのです。学生の頃はともかく社会に出ると。
端的に言って初対面の人におもむろに下僕認定されたりするとか!)

ちょっといい話じゃね?と悦に入る我々。
(いや、どうかなあ)



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2010/01/16(土)

「シンケン」
いままでこんなに伏線があったのよ〜!
ほ〜ら!ほ〜ら!というカノッサの屈辱序盤。

悪のじいの頭に扇子ぶつけたりして
姫もなんか悪い人ではないっぽいし、
戦いぶりを見ていても立派なものだし、
(腕力が足りない分、刀を足で蹴りあげたりして補っているアクションがかわいい)
でもだからといって受け入れるのも難しいのに
殿に土下座とかされちゃって、
見ているこっちがモヤモヤする回でした。

心が空っぽになった殿の所に
俺は侍じゃないから関係ないよと幼馴染の寿司屋が現れ、
身分は関係ないから斬り合おうと元辻斬りが現れ、
肩の上で天使と悪魔が両側から囁くあれだな…と思いました。

ところでスポンサーの名前が中央にあるせいで
予告の肝心な細部が見えないのですが!
ちょ、そのBANDAI邪魔!


「相棒」
予告にあんなやりとりを持ってくるなんて、
製作側も分かってやって…る…?

「どうして結婚しないんですか?」

さあ、全国のよい子のみんな、
来週の相棒の例のシーンではテレビの前で
ピンチのラムネ君を応援してあげてね!!
みんなが頭上でラムネを振ると、
ラムネ君のパワーがアップするよ!(東映映画ふう)

「デリカシーないー」
「サイテー」
「だから彼女に逃げられるんだヨー」などなど
かんべくんに野次を飛ばすのでもいいよ!!

ぶっちゃけ平成22年現在、日本の警察キャリアにとって
同性愛者ってどの程度のハンデなんだろう。気になります。

ドラマの予告にあったシーンが本番では放映されないことが
最近すごく多いのでカットされるかもですが。




「龍馬伝」
2話目も主人公2回土下座。
これは趣味的土下座というか
彼にとって土下座は「こんにちは!」くらいの意味しかなくて
そのうちスライディング土下座やジャンピング土下座までするのだろうか。
このままいくと彼の銅像は土下座ポーズになるんじゃないかというくらい土下座。
脚本家は誰だろう…と思って調べたら
キムタク首相のひとか…まだ2話目で気が早いがちょっと嫌な予感。


「青い文学シリーズ」

全ての作品で主人公を演じた堺雅人さんが、すごく巧かった。
「ゴールデンスランバー」やお芝居の「蛮幽鬼」の劇場公開が楽しみです。
特に「蛮幽鬼」。もう堺さんの演じる役に萌える自分しか想像できない。


「こころ」後編
正直済みませんでしたKさん。あれじゃ自殺して当然ですKさん。
後編で驚愕の大改変をやるあたりに
製作者のチャレンジ精神とか我とか色々感じます。
中高生にはキャッチーだし、上の世代はツッコミのねたになるし、
アニメ化としては、あざといが、まずまずの路線なの…か?

互いが互いを脅威に感じている先生とKの、
同じシーンでも2人の記憶が全然違うという演出は面白かった。
あの演出で、なにか違う話を1時間やったほうがいいような気がする。

とっさに彼は分りました。女が鬼であることを。
(桜の森の満開の下と混ざってる)

「桜の森の満開の下」
ミュージカル演出を別にしても、
そんな話だったかなあ…と思って読んでみたが
そんな話だったーッ!!びっくりしたーッ!
都に行くくだりをすっかり忘れて、もっと短い話にしていました脳内で。

あとプリキュアのメビウス様であるが、白蘭さんが裸一貫で始めたことを
国家とかアイテムとか使ってやっとリーチというのは、ださいと思いました。




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2010/01/17(日)



寒さに震えてだんごになっているカモの子等。



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2010/01/18(月)

今年に発表されるもの色々。

今年はジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ(監督米林宏昌氏) 」(夏)と
踊る大捜査線THE MOVIE 3(夏)と
ドラマSPの映画版「SPthe motion picture(仮)」(秋)とが
上映予定されているようで楽しみです。

あと、チヨダ・コーキ先生の小説が出るらしい。
(辻村先生の作品世界に出てくる天才小説家)
(勿論、お書きになるのは辻村先生な訳だが)
(ハードル高いだろうなあ)

ところで老舗オタク雑誌ファンロードが、今月をもって3回目の廃刊だそうです。
こうなると逆になんかすごい。



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2010/01/19(火)

映画かんそう
「1408号室」(2007年)

原作はキングの「一四〇八号室」。合計が13になるとかそういう。
心霊を題材に作品を書きつつも実は懐疑主義の作家が、
「1408号室に入ってはならない」と書かれたハガキを受け取り
興味をひかれてその部屋に宿泊する。そこでは56人が自殺し、
部屋を清掃するために入った従業員にまで犠牲者の出た呪われた場所だった、
というあらすじ。

途中までは怖いのですが、超常現象が一点を越えたあたりで怖くなくなる。
恐怖演出って重ねすぎるとどうしてか笑いの方にシフトすることが多いのです。
この場合、なんか「ナイトミュージアム」的でした。

内容ばれ
部屋の中が凍ったり、洪水をおこしたりとかは
もはや災害映画で、怖いのとはちょっと違う気がする。

向かいのビルの窓際の男に手を振って助けを求めるけど
そのぼんやりとしか姿の見えない男が、
なぜか自分の動作とそっくりそのままの動きをするところ
とか
あのあたりが一番ぞっとした。


今日はしゅのたんの誕生日か…←not友達。
おめでとう殊能先生。
ついったーであんなにイキイキした先生を見られようとは嬉しいやら寂しいやら。




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2010/01/20(水)

劇団四季ミュージカル
「ウィキッド」感想。

「オズの魔法使い」に登場した
南の善い魔女と、西の悪い魔女。
彼女達は大学時代の同級生で、親友同士だった。
2人の道は何故分たれたのか、というお話です。

大人も子供も楽しめるミュージカルかと思いきや、
意外にそうではなくて、(反転)
夫の留守に男を引き入れての不義
とか
足の不自由な子の恋愛の地獄的展開
とか、
喋る動物への差別とか、肌の色の違いの差別とか色々、
おとぎの国の暗黒面が描かれていました。

驚愕したのはグリンダのキャラクター設定。
金髪バカ!自分大好き!意地悪!あと大阪女芸人風!(笑)

頑固で変わり者、でも正しくあろうとするエルファバとは
仲良くなんか、なれんだろうこれ……と最初は思いましたよ。

http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/
ウィキッドは、ポスターの色の比率が大変優れていて、
デカくしてもちっこくても見栄えのする良いデザインだと思います。
(トレイラーも見応えありますので是非)
(「Defying Gravity」涙出る……)

ここからねたばれ

ところで私は、魔法の本を受け取った後、
「こうすればいいんじゃない?」ってグリンダが耳打ちして
エルファバがニヤって笑う、あのポスターの構図通りのシーンが
絶対あるに違いない!
勿論そこはスポットライト照明で、笑ったあと暗転だよなって途中で確信してたのですが
そんなシーンなかった…鳥肌準備してたのに……。

というか結末が、ちょっと残念ですが、
(原作「オズの魔女記」は更に救いのない話のようです…oh…)
オズシリーズとの辻褄とか色々あるのでしょう。
竜巻の件とボックに関しては、グリンダにも責任があるので
それは彼女への罰なのかもしれません。

すべて手に入れるが、たった1つを失って独りで生きる魔女と
すべて失ったが、たった1つを手に入れ、友を懐かしむ魔女。
苦いラストだと思います。

気球で飛んでいく奴を引きずりおろして
2人でタコ殴りのラストだとよかったなー…。
(よく考えたら奴はウィキッドの話を別にしても
幼女のドロシーに殺人を命じたりしてとんでもない奴だよ)


かかし木こりは無理があったが
それ以外の諸々は「オズの魔法使い」と綺麗に繋がっていたと思います。
オズの再読はマストでした!
あと、オペラグラスはあったほうが良い…1階席でも。

政府から迫害を受ける、温和な山羊の歴史学教授が気になった!(笑)

USJアトラクション版「ウィケッド」では
モリブル先生、山羊のディラモンド先生、
フィエロ、ボック、ネッサローズが登場しない短縮版だそうです。
暗黒面総カット。それはそれで夢があっていいお話のような気がします。うむ。



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2010/01/21(木)

映画かんそう
「インクレディブル・ハルク」(2008年)

「ハルク」と「インクレディブル・ハルク」は
監督も設定も役者も違うので、ちょっと混乱します。
こっちのハルクはエドワード・ノートン。
な ん で そ ん な 役 を 受 け た の!?
という感じがしますね。
(ところでwikiを見るとエドワード・ノートンはなぜか大阪に一年住んで
海遊館の水槽の設置とかしていますね。意外な過去)
(あとそれと緑の肌といえば昨日のエルファバもそうですが
迫害される緑色って何か共通イメージでもあるのでしょうか)
(ピッコロさんは緑色だけど、差別もへったくれもなかったな。
ドラゴンボールの世界は偉大だ)

つながった企画なので、アイアンマンのトニー・スタークがちょっと出てます。


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2010/01/22(金)

映画かんそう
「マンマ・ミーア!」(2008年)

もしかしたら10代のころに見ると
初老の女性が恋に迷って、歌って踊って着飾って、親友とキャッキャする様子が
あり得ないものに感じられるかもしれませんが、
ある程度の年齢で見ると、なんかしみじみします。
人間は幾つになっても、時々は陽の光を浴びて、歌って踊って、
友達とはしゃいだりすることが必要なのかも。

ミュージカル映画です。歌も踊りもみなさん本職の人ではないらしいので
唄声だけで背中がぞっとする見事な出来、とかそういうのではないですが
でも普通の人たちが頑張ってる感じで、これはこれで良いです。

舞台では表現できない地中海の美しい空と海。
迷路のようでわくわくする、高低の激しい島の中。
そんな島で育った娘が、結婚式を挙げるお話です。
父親を知らず母に育てられた彼女ですが、どうしても父に会ってみたくて、
母の日記をこっそりと読み、可能性のある3人の男性を招待するのです。

劇団四季の宣伝の写真で、宇宙的な服を着た3人の中年女性が映っていたので
しばらく「SFなのか……」と思っていましたが、
なりきりステージ衣裳だったのですね。映画を見てやっとわかったぞ。

ロンのカーチャンの中の人がハジケた初老の女性を演じておられます。
キャスト見るまで全然気付かなかった。



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2010/01/23(土)

色々感想

シンケン
「となりの801ちゃん」の1月17日の記事で
放映を見ているだけでつらすぎて
1時間で2キロ痩せたというようなことが書いてありましたが、
その気持ちわかりすぎる。

1年弱見続けて、レッドが実は偽物でしたなんて戦隊は史上初だろう…。
本当にしてやられた。

次回作のゴセイジャーの宣伝が始まりましたが
(たぶん皆の気持ちは次回作どころではないのでちょっと気の毒ですが)
「5聖者というと…ブッダとイエスと例の名前を言ってはいけないあのひとと…」
などとお友達と噂していた頃がありました。
もちろんヴォルデモートのことですが!
常に画面の外にフレームアウトしているか、前に電柱があって姿が映らない、
とかなら映像化可能ですよね。(注:ゴセイジャーは天使です)


聖☆おにいさん(雑誌掲載分)
「だいじょうぶ!モーニングは2種類しかありませんヨ!」
と教えていただいて、落ち着いて見たら分かるようになりました。
天使達と仏弟子たちが一堂に会するお正月回で、これまた年明けにふさわしい豪華な顔ぶれでした。


ER
ルカ・コバッチュというひとは(初登場時は今と全然違いましたが)、
シリウスとルーピン先生の短所と長所を足して2で割ったような人で
誠実で忍耐強く愛情深く、悲劇的過去から意志の力で立ち直り、
その影響で神も他人も恃まず、喪失を恐れ、嫉妬深い。
そんな彼にやっと家庭を与えてくれた妻、アビーが
アルコールのせいで他の男と肉体関係を持ってしまい
耐えようとする気持ちと愛情と怒りで嵐の海の小舟のようにぐわんぐわん揺れるルカ。
苦しむアビー。
酒こええええぇぇぇぇ!と思いました。


相棒
かんべくんの こうげき!
かんべくんは けっこんについて たずねた!

ラムネのひとは スルーした!

ところで読売新聞に相棒の宝塚舞台感想が載っていたのですが
鑑識の米沢さんがイケメンだったとのことで興味がわいた。
(誰もかれも全員美形なのかしら……)


三銃士
あの元夫婦、今も相思相愛じゃん!そんで悪いのアトスじゃん!
オリジナル展開が始まりました。

陛下がドミノを並べてらしたけど、人形はドミノを掴んで置けるのだろうか?
それともドミノも棒で操作してあったのだろうか。分からなかった。




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2010/01/24(日)

本日のシンケンジャー

「人は犬じゃない。主は自分で決められる」
「どうか侍として悔いのなきよう」
「しょせん人の世のことは全て、命さえも幻。だが、この手ごたえだけは真実!」
「そんな話、聞いたらいかん!」
「よそ見をするな!」
「裏正…ここにきて…いや、この時を待ってか!」
「よけんなよ馬鹿!」
「侍として一旦預けた命、責任を取ってもらう!」
「ハハハ!丹波もまだまだ衰えてはおりませんぞ!」
「寿司屋でよければお供するぜ!」

名台詞炸裂で、風呂敷が次々に畳まれ、
今回がシンケンジャー随一の神回になる気がします。
つい2回見てしまった。

感想

・見返したら斬られた後すぐに刺さってて、
 ジュウゾウさんは演技が大変そうだった。
 (足動かせないし柄は遠いし)

・殿!もっと気楽に考えるんだ!
 結婚詐欺をしていたら相思相愛になっちゃったみたいなものだ!
 そのまま結婚しちゃえば何の問題もないんだよ!

・おんなのひとの手がのびてきたとき
 関係ないが呪怨の風呂場のシーンを思い出してブルった。

・丹波ダンスは楽しそうなのでマスターしたい。
 「ウンパルンパの踊り」「天地人やっと踊り」に加えて
 私の3大オタク宴会ネタにする所存。

特撮に興味ない人、まことにすみません。



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2010/01/25(月)

映画かんそう
「レッドクリフ Part II」

こんなAHOな曹操は初めて見ました…。
いいのでしょうか曹操ファンはこれで。

今回は女性活躍の巻です。
ざくっとラストばれ注意。

周瑜の奥さん小喬さんは、敵を撹乱するために
曹操さん(小喬さん大スッキ)の陣地に単身で乗り込むのですが、
最初に彼女の姿を見たときの曹操さんの笑顔ときたら!
本当に鼻の下が伸びておりました。役者さんは器用です。

そこから「よいではないかよいではないか」の
お色気シーン突入ですね、と思っていたら違って、
小喬さんと曹操さんはお茶を飲むだけ。(鼻の下をのばしたまま)
好きな女の人とお茶を飲むだけで
あすこまで鼻の下をのばせる壮年の男性も昨今なかなかいません。
そしてあろうことか、曹操さんは茶を飲んでいたために
出陣が遅れて戦に負けます。
私が嘘を言っていると思われるかもしれませんが本当です。
のんびり茶を飲んでいたせいで負けます。
フワユル三国志……。

しかし思うのですがこの曹操さんは関羽さんがお茶を淹れても
鼻の下をのばして戦に負けそうな気がするのです。
なので小喬さんと関羽さんが両脇から
「丞相ステキー!」
「キャー!もっと民のために兵役をゆるくしてー!」
とか黄色い声を出せば、コントロール可能のような、そんな気がする。

冒頭でAHOとか書きましたが、人を大スッキという気持ちを持ってるのは
立派なチャームポイントですよね!がんばれ曹操。



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2010/01/26(火)

映画かんそう
「のだめカンタービレ 最終楽章 前篇」

映画的にというより、音響的に劇場鑑賞が望ましい感じです。
マルレでの先輩の初演は、オーケストラで音を聴いたらマジひどくて、
私が客だったら舞台にミカンや座布団を投げてると思うくらいでした。

無意味なCGシーン(パリ中に花が咲き乱れたり、
変態の森で歌ったり踊ったり、のだめが波動拳で戦ったり)が長くて、
ちょっと困りましたが、TV放映時のCMカット用かもしれんと思い直しました。

いやしかし千秋先輩のバッハ ピアノ協奏曲第一番、演奏に惚れ惚れした。
なんか先輩の人柄を思わせた。



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2010/01/27(水)

映画かんそう
「パーフェクト・ゲッタウェイ」

決してラストを話さないでください系サスペンス。
1年に1本あるかないかの切れ味鋭い映画だと思いました。
ミスディレクションがうまく、私は騙された。
(そして私はフェアの範疇であると思います)

ハネムーンでハワイを訪れたクリフとシドニーは、
新婚夫婦を殺した男女2人組の殺人犯が同じ島にいるらしいと聞く。
周囲にいるのは自分たちを含め3組=6名。
さて、犯人は誰なのかという内容。

犯人はだれか的伏線も勿論あるのですが、
その後の結末に至る伏線が上手く、
「あー!そうか、やったー!」(笑)みたいなそんな感じです。
後味も悪くない。
(ただ、痛いシーンがちょっとあるので苦手な人は無理ですが)
(主要登場人物6名で、観客も6名でした。あんまりだと思うので宣伝)

ねたばれ

盤石のものであると認識していたものが揺らぐので(笑)
主人公カップルへの感情移入がハンパないです。一種の吊り橋効果というか?
また指輪のエピソード挿入のタイミングとか、うまいんだこれが。
こんなに手に汗握って主人公を応援したのは久しぶりです。
片方が格好いいと片方がへたれになるものですが、
男女両方が格好いいアクションも久しぶりです。

ちなみに私は業界の友人一同が仕掛けるドッキリだと思ってました。
(登場人物全員が最初の式のシーンにさり気なく映ってるという)
(グーグル先生が出てきた時点でさすがに無理と諦めましたが)




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2010/01/28(木)

「パーフェクト・ゲッタウェイ」が面白かったので
監督の過去作品を掘ってみたら、「ビロウ」とか「ピッチブラック」とか
なんとなく私の好きな感じだったので、嬉しくなった。
わりに映画を見ている方だと思うのですが、
こうやって完全スルーしている作品がまだまだあってびっくりする。

「ピッチブラック」あらすじ
3つの太陽が照りつける砂漠の星に宇宙船が墜落する。
生き残ったのは操縦士、刑事、殺人犯その他数名。
生存者達は、星に太陽が差さなくなると出没する怪物の存在に気付く。

ところで春公開予定で楽しみにしている映画で
「第9地区」というのがあるのですが、
南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空で
ある日、宇宙船が故障して停止してしまう。
宇宙人達は難民となり、地球で生きようとするが
彼等を待っていたのは差別と暴力だった……みたいなそういう話らしい。
独 創 的 す ぎ る。
あと、よりにもよってヨハネスブルク上空で故障しなくても……みたいな。

2つの話はパターンとしては同じなので連想しました。
(ヨハネスブルクの人には失礼ですけど)



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2010/01/29(金)

映画かんそう
「かいじゅうたちのいるところ」

思っていたよりダークでシビアな映画でした。
そして全然まったく子供向けではないです。
ひらがなでかいてかわいくしてもだめだ(笑)。

言葉の端々が恐いというか、
かいじゅうたちの躁鬱が恐いというか。
腕がもげたりとかも恐い。

大人が、「あー…」ってなりながら見るのが正しいと思います。
そしてその「あー…」は1人1人違うので、他人と共有できない感じ。

それにしても子供。
無限のエネルギータンクを持つ子供。
大人が疲れている時に限って元気いっぱい。
すぐ泣くくせに感傷は理解しない。
しょうもないことを気に入り大人が発狂するほど繰り返す子供。
でもすぐ忘れる。気分屋。現実と空想の区別がへたくそ。
手加減しない。情け容赦ない。仁義無い。
でも時々なんか一生懸命すぎてかわいい。

別に私はマックスのような子供だったわけでは、全然ないですが、
ちょっとこう、キャー恥ずかしい!的な気持ちになりました。

ねたばれ…?

ああ、脳が今日一日の記憶や得た情報を整理中なのね、って
仄めかし方がうまいなと思いました。



もう海外でご覧になった方から「第9地区」の大プッシュ頂きました!
わあ、楽しみです。



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2010/01/30(土)

色々感想

シンケン
殿は空気読めない子なので
「仲直りパンチ」を、あろうことか避けてしまって
「よけんなよ馬鹿!」と叱られて殴られ直しましたが、
あれでおそらく
え?……そういうものなのか……?
と学習したと思うので
今後はよけるべきパンチと、よけてはいけないパンチの区別がつくと思います。
成長!

仮面ライダーW(シンケンねたばれ含む)
シンケンの十臓氏とWの全裸霧彦さん、
ヒーロータイムの2大変態が相次いで亡くなってしまって寂しい限りです。
そうえいば両氏とも嫁にとどめ刺された…?
今期はライダーも戦隊も両方面白いという特撮黄金年ですね。
やっぱ脚本大事だわ。

サイレン
次週雨宮さんのサイコ・オン・ステージ。
しかしサイコ雨宮さんが普通の雨宮さんと別人格という最近の後付け設定は
私はとても残念でした……。
仲間に優しい雨宮さんとサイコな雨宮さんはまったくの地続きで
どこでスイッチが切り替わるのか、
他人には全然読めない所がどきどきポイントだったのに。

龍馬伝
デレが早い。デレが早い。
道場の太鼓を蹴飛ばして子供を泣かせたり、
猫を蹴飛ばして抗議の電話がジャンジャンかかったりして、
しかる後に倒れて「恋はいつでもハリケーン!」ですよ。
(それもルフィ伝……)
鬼小町は、ちりとての喜代美というよりコンスタンスに見えました。



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2010/01/31(日)

映画かんそう
「チェ 28歳の革命」(2008年)

チェ・ゲバラの生涯を描いた作品の前篇。
ソダーバーグ監督。

チェ・ゲバラの「チェ」は名前ではなく愛称で、
意味は「やあ!」的な、くだけた挨拶らしい。知らなかった。
まあ例えるなら「オッス田中」みたいなそんな感じだろうか。


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