---------------------------------------------------------------- 2009/10/01(木) もし私が「ハリー・ポッター」の魔法界の住人だったなら、 ヴォルデモートの名前を『ピー』音や『バキューン』音で掻き消して 「どう聞いても卑猥な話をしているようにしか聞こえないコント」という、 社会情勢が末期でないと成立しない命懸けのギャグ番組をラジオで作りたいです。 笑ったあとで背中を冷汗がつたうような……。 この手のギャグは平和な時代だと面白くないんだよな、たぶん。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/02(金) お金持ちのお友達の家に届いた、 宝飾メーカーの腕時計パンフを見せてもらいました。 (同人誌の表紙より高級な紙に、同人誌の表紙より美しい印刷の) 一番高い腕時計が、1個8せん5ひゃくまんえんでした。 見た事もないSF的なデザインで、中のメカもオリジナルなものだそうです。 しかしそれでも 「アホじゃ!アホの所業じゃ!」 「アホじゃ!アホの所業じゃ!」 「アホじゃ!アホの所業じゃ!」 と気の済むまで連呼しました。 うーん……。 銀行やホテルに行ったら何も言わずともVIPルームに通されたりとか、 パーティーで下々の者が土下座したりとか、印籠的なメリットがあるのかな。 あるいは日本になにかあったときは身一つで国外逃亡できるとか。 しかし比較的安全な国でしか装着できない腕時計ですね。 (むかしの外国の強盗なんか、鎌でスパっと手首ごと時計を盗ったらしい) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/03(土) 色々感想 天地人 三成処刑後、色々な人から 三成の自分宛てのメッセージを聞かされる与六。 矢印が出すぎてなんかこわい。 冒頭の1文字をつなぐと「ダ・イ・ス・キ」とかになりそう。 華麗なるスパイ(微妙な感想) なんかコンセプトは分かるし (オースティン・パワーズを対象年齢ちょっと低くしたような キッチュでサイケなスパイコメディの和風とかそういう…) それに沿った人選で、脚本も別に悪くはない筈なのですが、 どこかが失敗していて、それがどこか分からなくて考え込んだ。 うみねこのなく頃に 被害者の中に先代の魔女が!! ところであのマトリョーシカ状の密室殺人は 人格の乗っ取りが可能であれば簡単プーな訳ですが 全殺人事件を人格乗っ取りトリックで片付けちゃいけませんかね…。 合計で何人死んだかも定かでなくなってきましたよ。 グイン・サーガ(アニメ) レムスの戴冠で終わった。(「血の色の王衣を着ている!」も、ちゃんとあった) ううん…まあ頑張った。たぶん。 最終回なのに、イシュトの土下座と 「一緒に来てくれないなら殺しちゃうんだから!グインのばか!」 を入れる意味はあるのだろうか?おもしろいから? 毎回言おうと思って忘れていたが、スニのデザインは素晴らしかった。 私の頭の中のキャラデザ=チンパンジーを一掃した。 化物語 最終回。猫の件はものすごい巻き入った! 平凡で流されやすい冴えない主人公が、 毎回タイプの違う女の子にモテモテするというパターンにも関わらず、 面白かったです。(敗北ッ)私の中の十代のハートがきゅんとした! きっと女の子達が全員変化球だったからなんだと思います。「宅急動」って!懐かしすぎる……。 終わり方も、男子ロマンと女子ロマンの優しい譲り合いだった。 主題歌とシンクロしていましたが、これは原作にあるエピソードだろうか、 唄先行なんだろうか、とちょっと読んでみたくなったりもした。(敗北ッ) キスしろ。 キスしなさい。 キスして。 キスしてください。 キスしましょう。 英語では言い分けられるのかな? いやなんとなく、翻訳の難しさと、言葉のエッジの鋭さは比例するかなと思って。 月光条例(雑誌掲載分) 桃太郎は赤の他人の、単に悪い奴っぽい……。 ちょっとつまんない。 私がプーさん?と思ったシルエットは もしかして茶釜たぬきだった……のか? おおふり(雑誌掲載分) 今月も、おおきく榛名ってデシタ……。 先月の話ですが、グアムの話は あれは榛名くんが変だと思います。 だってグアムだよ!?そりゃ行くヨ! 来期のテレビはER14、相棒8、三谷さんの人形劇三銃士!←教えていただいた どれも楽しみです(人形の造型が好み!あと人形と並ばれると三谷さんも人形に見える!新発見!)。 相棒は、ちょっとこうまだ複雑な気持ちなんですけどね……。 8日がER。12日が三銃士。14日が相棒。日付とナンバーが混乱するー! ---------------------------------------------------------------- 2009/10/04(日) さて遠慮なくガンガンと10月になってしまった訳ですが、 私は今になって「きのう何食べた?」のぶっかけそうめんを作ったりして、 (ツナ・トマト・きゅうり・青じそ・万能ねぎ 茗荷・白すりごま・おろし生姜・めんつゆ、を適当に素麺にぶっかける) ちょっと寒かったけれどおいしかったです。来年も作ろう。 そしてそろそろ、同じく「きのう何食べた?」のカレーうどんを作ろうと思います。 (もっと寒くなったらスウェーデン料理「ヤンソンの誘惑」を!) そうこうするうちに、ユニクロのあったかインナー、 ヒートテックがいつの間にか発売していたりして、 私は今年こそ八分袖Uネックの黒とグレーが欲しかったので両方買いましたよさっそく。 でもまだ家には蚊が元気よく飛んでいます。 やつら今年は何月まで居るつもりだろう……。 文章に「クレイジーフォーユー」UP むかしむかしの大昔、サイトを始めてちょっと経ったくらいの頃、 「ジムリリを書きます」と、とある方に約束をしました。 長い時間が経ちましたがお約束を果たすべく今回UP致します。 実は地道にちくちくと書いておったものが別にあったのですが しかし私の考えていたリリーは 「ピーターパン」(日本のアニメ版)のタイガー・リリーみたいな人だったので ポタ5巻、6巻、7巻が発売されて到底内容には沿わなくなり、 今回全部書き直しました。 日本のしりるファンフィクションでスタンダードな、 ハイスペック変人ジェームズのキャラクターと 原作の委員長タイプのリリーが矛盾なく結婚する状況ってどんなだろう!? という、普通の人ならスルーするであろうどうでもよいところに全力で拘泥。 注意 ・リリーが宇宙人 ・シリとルは清いお友達でちょっぴりだけ登場 ・ジェームズが情けない(両変人並び立たずです) ・捏造9割 急ぐあまり能力の限界まで巻いており あらすじト書きみたいになってますが それでも構わない方はどうぞ。 ハウチワマメ文章コンテンツに上げました。 荒さが目に余るので1週間限定公開とします。 10月12日まで。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/05(月) 私の老後 万一、認知症になって 傑作ミステリーのオチや犯人を 大声でしゃべる老人になったらどうしようと最近思いました。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/06(火) 旅行先で撮った、パンダが寝返りを打つ瞬間の お宝写真がピンボケだったのがショックで 新しいカメラを買おうかなと思って電気屋さんに行きました。 どのメーカーの商品も機能充実、おしゃれで可愛く小さく軽く、 普通に音声付動画も撮れ、逆にこれという決め手に困るくらいです。 (ついでに言うとデジタルの一眼もやたら安く小さくなって これなら購入範囲だし旅行に持っていけそうです) もうパンフレットの表紙の芸能人で決めてしまおうかと、 そんな感じでいまのところ気になる機種は キムタクデジカメ(not一眼)です。 これまで私のサイトよりも写真のひどいところを ネットで見たことがなかったくらいの底辺ですが、 さて、新しいカメラを買ったら改善しますでしょうか。 ところでハガキ大の薄っぺらいモニタ、 最近イベントでも時々見かけて、新刊のイメージ映像?が流れていて すてき!カッコいい!など思っていた商品ですが デジタルフォトフレームというのですね。魔法界のように動く写真立て。 流行しているのかずらりと並んでいました。 いいなあと思うのですが、 私はこれまで一度も長編シリアスというやつを描いたことがないので うちのサークルでの活用方法が全くないのが残念です。 ギャグ漫画のイメージ映像が流れていてもなあ……という。 カメラの話に戻りますが、 画力のあるひとは写真も上手いという事実には、薄々気付いています。 撮る人が撮れば、携帯のカメラであろうと何であろうと 関係ないということも……。 (なんかコツは視界すべてを1枚に捉えようとせずに ごく小さな部分だけを切り取るようにするといいヨ!と 以前教えていただいたのですが、なかなか会得出来ず現在に至ります) 光学ズームが何倍だろうと接写2センチ可だろうと広角レンズが付こうと 相変わらずピンボケだったら、 そっと心の中で励ましてくださると嬉しいです。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/07(水) HEROES 第2部 相変わらず面白いです。 脚本団体のストライキの影響とかで全11話ですが。 (下記ラストまでねたばれ感想) ・今回はお話の骨子をヒロが受け持っていて あり得ないくらいヒロ主役。かわいい。 ・ジョジョねた! ・ケンセータケゾーの印、 そんな漢字はこの地上のどこにも存在しません。 ・日本人同士の会話って設定なんだけど ネイティブの役者さんとそうじゃない役者さんの会話はかなり苦しい。 アンドーくん、すごく練習したのはよく分かる…分かるけど… 日本語は本当に難しいんだなあ!と思った。 ・ヤマガト社……という名前が相変わらずむずむずする。 ・日本のお葬式を知るスタッフが一人もいなかったのだろう。 お坊さんが野原の壇上で司会進行をやっていた……。 そして巨大な墓石にでっかく本名…それじゃ表札だ…。 ハハハ。日本は土地が狭いので親族一同おなじ墓に入るんス。 死んだらなぜか本名表記されることはあまりないんス。 ・日本人の想像力を越えて チアリーダーというのは名誉職なのだなあ! ・新キャラの姉弟の能力はちょっとしたホラー。 ・日本の合戦の陣はあんなパオみたいなのではないヨ。 というか1671年は余裕で江戸幕府スタートしてる。 ・子供のヒロがかわいかった。 ・ピーター君の新しい彼女のアトリエに、 寿司って書いた提灯が飾ってあった。 ・親世代VS子世代の様相? 子世代にはヒロがいるからかなり有利なように思う。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/08(木) 読書感想 「ミッキーマウスの憂鬱」松岡 圭祐氏(新潮文庫) タイトルは何かの比喩的表現かと思ったら 本当にディズニーランドの話で、 ミッキーマウスで、トラブルの話でした。 作者が「催眠」の人だとあとで気付きました。 ものすごくあざとい小説なので、 苦手なひとには合わないと思いますが それ以外の方にはエンタメ的に楽しめます。 というか、これは映画化したら確実にヒットします。 断言できます。 でも確実に許可が出ないでしょう。 それも断言できます。 (ちょっと内容ばれ) なぜならば、頭に円形の物体の2つ載った、 あの世界で一番有名なネズミの 「中の人」が、 出身校まで問われるバリバリのエリートであるとか、 その「皮」が紛失したりとか、 ビッグサンダーマウンテンで自殺を図る従業員が出たりとか、 まあ、うん。たとえオリエンタルランドが許しても 本国ディズニーが黙っちゃおらんでしょう。 というか、これがお目こぼし頂いているのだから 小説って本当に取るに足らないメディアなんだなあ…と しみじみしましたよ。 パレードのミッキーの中の人より ショーのミッキーの中の人のほうが格が上であるとか、 各キャラクターの身長はミッキーの中の人の身長を基本として ×%で決まっているとか、知らないことが沢山ありました。 (ところでパレードミッキーの中の人と ショウミッキーの中の人、2人の緊張した関係にはちょっと萌えた) しかし、ミッキーってもはやアメリカの皇族だな…… とこの本を読んでいるとそう思えます。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/09(金) 読書感想 「無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~」 (講談社ノベルス)望月 守宮先生 「無貌伝」の2作目です。前作感想は2009/02/16日記に。 面白かった!一気読みしました。 今回は建物に憑くヒトデナシの力で 1年のうち、8月最後の日曜日にだけ別世界に招待されるという 夏原ホテルが舞台です。 招待される客は「ホテル」が選び、 選ばれたものは1週間、現世から隔絶され 毎日姿の変わるホテルを楽しめるという。 宿 泊 し た い ! 常連のご夫妻の、旦那さまのセリフですが 「若い方には水曜日が面白いだろうと思う。 金曜もなかなかのものだ。 土曜日は、どうかな。 私たちのように年齢を重ねていると、 土曜日は非常に特別なんだが、 お若い人たちにはそうでもないかもしれない。」 とか、もうどきどきしますよね。 しかもクローズド・サークルでもある訳です。 (そう考えると竜宮城とか不思議の国とか 異世界もの全部クローズド・サークルだ!) しかし前作よりもミステリからは離れています。 むしろポタのどんでん返しに近いかも。 下記はねたばれ 今回無貌がかなり可愛い事になるのですが、 ある人物の真意に関して憶測を述べた秋津探偵に 「私の友人の心を、適当な言葉で!」 と気分を害した所とか、ええ、萌えポイントだと思います。 その友人に裏切られてかなり酷い目に遭ったんですけどね彼。 無貌の友情と好意は、裏切りごときでは揺らがないようです。 ムツゴロウさんは噛まれても動物好き、みたいなもの? その無貌のせいで、会話も、会うこともできなくなってしまった 秋津探偵と遥さん夫妻のやりとりは切ねぇー。相思相愛夫妻で切なさ倍。 (無貌に顔を奪われたものは、家族友人恋人知人に認識されなくなり、 それゆえ大抵は絶望して自殺する) 最後には秋津さんの顔が戻るといいのですけど。 たとえ今度は逆に古村くんと会えなくなっても。 ヒトデナシを受け入れて共存しているのは日本だけで 他の国はヒトデナシを悪魔の如く忌み嫌い排斥している、 とか、あり得そうな方向に設定が広がっていて面白かった。 その設定だけで1本のお話の根幹になりそう。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/10(土) 色々感想 ブリーチ …藍染さまの前髪って、以前からあんな冬虫夏草みたいでしたっけ…? 昔はもっとピシってしてたような……。 ザムド(最終回いまいち感想……) 9年後に子供がみんなイケメンになっていた。そこは最高です。 しかし結末に関しては、よく分からなかったのでネットで補完した。 ネットばんざい。 垣巣くんが何故生きているのか私にはよく分からない。 あたま撃たれたよね? 撃った人は応急手当もせずに死体の横で妻の手作り弁当食ってたよね? 銃創をごはんつぶでくっつけた? (彼は軍人でありながら武器を持たない非戦闘員の子供を殺したので、 善悪バランス的にはやはり死ぬべきであったと思います。 あと、バスの中の宗教的自爆テロで犠牲者を出したナズナが ラストシーンで癒し系笑顔でいるのも、ちょいと腑に落ちなかった) 郵便物に関するお話が10話くらいあると良かったなあ。 郵便事件の中で教団やらテシクやら北の事情が語られるような。 「あなたの美点はそこじゃないんだよ!」と飲み屋のおやじのように監督さんに語りかけたかったです。 魅力ある人物たちによる群像劇とか、そっちじゃないんだ!…みたいな。だって一貫性がな……いやなんでもない。 あと、分かりやすいことは別に恥ずかしいことじゃないよね…。 1話のクオリティが素晴らしかった。 ジャガーさん 今回のねた(肉ボクシング)は 発想が神がかって素晴らしいものでした。 オチはあれじゃないほうがよかった気がするけども…。 焼き肉たべたくなりますね! 月光条例 おつう……じゃなくておつる? そうか、「鶴の恩返し」と「夕鶴」は違うし、 後者は版権…と思いいたる。 赤い靴の少女と3枚のお札の小僧さんがタッグを組んで戦っているさまは 往年のアニメビックリマンを思い出した。 世にも奇妙な物語 「理想のスキヤキ」と「夢の検閲官」が面白かった。 どちらも脳内で起きていることをドラマチックに映像化したお話。 というか、EDを見たら泉昌之さんの「かっこいいスキヤキ」が原作となってたが あの「最後の晩餐」とは全然内容が違ってオリジナルといってもいいくらいなのに(気付かなかった) 一応書いておくのは上品だなと思いました。 ちなみ以前やった、夜の列車の中でお弁当を食べる話も泉昌之さん原作。 「夢の検閲官」は筒井康隆さん原作だった。 ER14 いつもシーズンの始まりは記憶喪失の人が過去を取り戻すのに限りなく近い。 そうそう、ニーラがテロ?事故?に巻き込まれて大けがを……。 その彼氏は……ええとどうなったんだっけ…たしか江戸川乱歩的なことに…。 なんか新しく来た人が上の立場でいるべく威圧的にふるまうが 所詮アウェイであるのでその指示もファイトもなにもかも空転、 忙しい現場を単にかきまわす役立たずであるとジャッジされる1日を繊細に描写。 って相変わらずERは容赦ねえ。 社会人には(自分は経験してなくても)なんか恥ずかしくて直視できない感じ。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/11(日) 読書感想 「風が強く吹いている」 (新潮社)三浦 しをん 先生 終盤、彼等が走り始めたあたりから、 涙を我慢してずっと「うぐぐぐ…」という感じで読んでいました。 おんぼろアパートの竹青荘に住む10人の大学生が 箱根駅伝を目指すというお話。もちろんスポーツもの。 私は、作中にも書かれていたような 箱根駅伝とマラソンを混同する人種ですが、 しかし竹青荘の住人たちもほぼ素人集団なので 一々説明してくれて分かりやすかったです。 1歩で2メートルのくだりとか、 1キロ3分のところとか、 足を開いてみて「え?」と首を傾げたりしました。 いやいやいや人間はすごい。すごすぎる。 なんだって各自こんなにあらゆる方向に特化しようとするのか。 竹青荘の母かつ監督官のハイジ、 走るために生まれた天性のランナーのカケル、 クイズマニアのキング、ヘビースモーカーのニコチャン、 礼儀正しく親切な神童、すべてが理詰めのユキ、 陽気で騒がしい双子、漫画オタクで3次元に興味ないが無駄に美形な王子、 丁寧な日本語を話すが時々素ボケをする留学生の黒人ムサ、 (実家では移動はほとんど車だったというぼっちゃんなので運動には縁がない) キャラクター文法がどことなく漫画寄りなので、 馴染みやすく物語にすっと入れました。 もうすぐ映画が上映されますね。 王子役は中村優一さん(桜井侑斗の中のひと) 、 走役が林遣都くん(バッテリ映画の主役)だそうですよ。 林くんはスポーツ映画の主役を総なめにするつもりなのか?という勢い。 いや、まあでもなんか 「生身っぽくないスポーツ少年は彼にやらしとけ」という気持ちは分かるけど。 ムサ役のひとはソフトバンクCMのお兄さん…のひとですね…すごい無茶したな。 内容ばれ 「長距離の選手には、いくらでも飲めるって体質の人が多いんだよ」 というハイジのセリフに反応しました。 ということは逆もまた真なりで、 マラソンをしていたらいつまでも酒がおいしく飲めるという事か…?(たぶんちがう) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/12(月) 読書感想 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 (角川文庫)桜庭一樹先生 芸能人を父に持つ、美貌の転校生。 ただし一人称は「僕」、自称人魚、 独特の奇妙な歩き方、病的な嘘、嘘、嘘。 ペットボトルの水を常に飲み、 飲み切れなかった水が顎から垂れ、 時にそのボトルを主人公の頭に投げつける。 転校生の語る 「僕は人魚の姫」 「海の汚染で痣がある」 「魔女の呪いで歩けなくなった」 という嘘にはとてもロマンがある。 しかし空気のまったく読めない彼女は、クラスの皆にどん引きされており、 たくさんの嘘は子供だましで、 少女小説にありがちな「綺麗な謎の美少女」として書かれている訳ではない。 きもい部分、中2病、格好の悪い部分の混ぜ方が冷徹であり、 綺麗に汚いがちょっと混ざることによって、より強固に美しくなっているような気がする。 お話はかなり残酷です。 ところで(ねたばれ) 私はこの小説を最後までミステリーだと勘違いしていたので 最終的に兄は外に出て、そして彼が犯人だと思っていました…orz。 すんませんお兄さんすんません。滝ゲロのくだりで違う!と気付きました。 それとウサギの件って藻屑ですよね、やったのは。 主人公はそれを知った上で藻屑を心配しているし、藻屑は父を愛しています。 異常・非倫理的なことに対する人間のキャパは案外大きいし、 そしてそれは若ければ若いほど大きいし、でも決して良いことではないと思いました。 (あと自分を酷く害する、回避の難しい対象を人間が盲愛してしまうのは元々備わっている防衛本能の一種だと思う) (少しでも生存率を上げるための) あまり関係ないですが、 私が「一生読まないぞ!」と決意している小説があって それはケッチャムの「隣の家の少女」です。 引っ越してきた少女に対するいじめが 暴力にエスカレートして、どうのこうのって 発売当時から現在までずっと、トラウマ小説として名高く いまもまだ時折名を見かける本ですが 残酷系の小説を読むと「ケッチャムはこれの何倍残虐なんだろう…」 と、ふと考えてしまいます。読まないけどね。絶対。 お祝い作品は下げましたー。喜んでいただけたのでミッションクリアだ! あ、それと返信不要感想をくださった方、ありがとうございます。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/13(火) 読書感想 「幼年期の終り」 アーサー・C・クラーク先生 ハヤカワ文庫 1953年(昭和28年)といえば、 アメリカが人種差別でえっちらおっちらしてる頃ですね。 キング牧師の演説はまだ。でも冷戦はスタートしてる。 しかしこの本の中には、そんなチンケな状況をすっ飛ばして あらゆる民族、宗教、イデオロギーの垣根が取り払われた平和があり、 それどころかラストではその先についても書かれている。 SFに熱狂する人が続出したのも分かりますよこれは。 これまでに見てきた幾つかの映画、漫画、小説、ゲームの 源流はあなたでしたか、初めまして!という感じです。 特にカレルレン。 ねたばれ 壮大であるのと同時に、小さな破片の描かれ方が美しいです。 例えば消え去る人類が見せる、 告げられなかった妻への背信や、 子供部屋の壁の色や、電子ピアノや、バッハ。 そして、比較的どのパーソナリティも忍耐強く理知的で、 できうる限り友好的かつ誠実であろうとしておるように書かれていて、 それは読後感に一役買っていると思います。 しかし英語を話せない人間が世界に存在しなくなったというくだりでは 「ハハハ、こやつ!」と、ちょっと思いましたけど(笑)。 そういえば、エコテロリストな人々が、闘牛場を破壊したとかは聞きませんね。 カレルレンのジャッジはアウトなのにな……。 宗教に対する手加減なしの辛辣なシミュレートが2、3あるので 当時のバチカンは鷹揚だったのかしら……などとも思いました。 それにしても60年前のアメリカのキリスト教徒のひとが読んだら、 天地が裂けるほどの衝撃だったでしょうね。 断固拒絶か、考え方が根本から変わるかしかなさそう。 関係ありませんが、以前記事にしましたホグワーツ城付ブルーレイが 日本でも発売されるようですよ。友達が教えてくれました。 ホグワーツ城なんと6キロ!! http://eiga.com/buzz/20091009/17 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/14(水) 下記は「今日の早川さん」より引用 オタクにとって、「知らない」とか「読んでいない」というのは何よりも悔しいこと。 だからといってあらゆる本を読むことは不可能なので、日々情報収集に励むことに。 巻末の解説、専門誌の批評、そしてありがたいことに今ではweb上での検索。 知識だけを果てしなく膨らませて「読んでいない」という爆弾をその陰に隠したまま忘れてしまうと、 いつかそれは「読んだかも」、「多分読んだと思う」になってしまうかもしれません。 あるいはそこで開き直ってしまうと、「読んでいないけど多分こんなものだろう」という 上から目線の痛いオタクに堕ちてしまうかも。 という一文を目にしたとき、「あー、あるある。気をつけなくちゃ」と思いました。 それからしばらくして、別の日参ブログさんで むかしは「知識としては知ってる」という手が使えたが、最近では「100%知らない」が増えた。 自分はもう現役オタクではなくロートルオタクだ、というようなことが書かれていて 「あー、分かる分かる」とも思いました。 しかしオタクの加齢にはまだ上の段階があって、それは「確かに読んだ筈なのに知らない…」です。 読書リストには書いてあるのに、あるいは、いつの間にか本棚に並んでいるのに(!) 中身がさっぱり思い出せない、読んでみても覚えがないという。これは結構怖いです。 日記に感想を書けば忘れることはないので、出来るだけ読書日記をつけるようにはしたいですが でも世の中にはものすごくコメントのし辛い本があって、 悪い所が特になく、かといって良い所も特になく、 好きとか嫌いとかの感情が発生しないタイプのやつがそうです。 しかも感想が書きにくい本は内容も忘れやすいというWパンチ! ところで私はいま自分が「三銃士」を未読であるのか既読であるのか 真剣に思い出せない訳ですが……。 (そんな大不倫見本市であった記憶がないから、アニメか映画か子供向け小説で鑑賞したような気がするのですが…) (人形劇では今日アラミスが出てきて盛り上がって参りました!NHKが発狂したような出費を!美術も人形も綺麗!) (見逃した方は今週土曜日、一挙再放送をやるヨ!) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/15(木) 以前ライダーの逆上感想をちょっぴり書いて、ご心配をおかけしました私ですが むかしはもっと、更に、逆上した感想を書いていました。 (サイト初期もそうですが、オフ本の初期の頃は更に) たぶん「素晴らしい!」と思ったものを何年も称えるエネルギーと 「無価値で貧しい」と判断したものを何十行も批判するエネルギーは 出所が同じなのだと思います。 むかしの逆上感想などちょっと読み返してみると 自分としては(そのフリーダムさにヒヤリとしつつも) むかしの文章の方がシンプルで好きです。 言いたいことだけを書くと、どうしてもきつくなってしまうので 「かもしれない」「という気がする」「私はそう思う」など、 余分な言葉をプラスしてしまいます現在は。 ぶっちゃけ自分が痛い目を見るのが分かっているので! 漫画でも文章でも、薄めれば薄めるほど、伸ばせるだけ伸ばせば、 陳腐だけれど丸く無害なものになるのはもう学習しました。 今書くものはどうしても、盾を構えて突入する機動隊みたいな歩き方になるのですが 棍棒1本を振り回しながら全力疾走していた頃のスタイルにくらべると ちょっとみっともないなあという感じが自分でします。 うん、勿論大人としては前者が望ましいですよ。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/16(金) 読書感想 yom yom 12号(10月号)掲載 十二国記外伝「落照の獄」小野不由美 先生 柳国の話でした。 120年以上にわたるの平安の世が傾きかけた国で 死刑の是非を云々する、みたいな……。 ねたばれ 裁判員制度を連想するお話ですね。 ストレスでおかしくなった奥さんが、 ラストで娘を殺して死刑や否やを問うんじゃないかとめっさ心配しましたが、 もやもやとしたまま終わりました。 おなじみの人達は今回特に登場しません。 ところで同じ雑誌に掲載の有栖川先生のエッセイに アマゾン・キンドルのことが書かれていました。 (もうすぐ日本でも発売になる電子ブックリーダ) (この機械さえ買えば、書籍代だけで読書OK。接続料はアマゾン負担) いまのところ日本語の書籍に対応していないようなので、対応後の話になりますが 200冊記憶できるという点と、絶版から解放されるという点から 普及するといいなあ…いやどうかな難しいかな、などと考えています。 (約2万5千円を払って元が取れる読書家が果たして人口の何%いるか) 本を出版するというハードルは限りなく下がると思うので 1億総作家になるとかどうかな……。 本を読むためではなく、作家ごっこをするためなら 案外みんな買うんじゃないかしら。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/17(土) 色々感想 「ナルト」 マダラ氏が「全員が一つの存在になったらへいわ!」 とか言い出しちゃったよあらら! 最近だと、えーとルルーシュのお父さんがそんな事言ってたよねえ。 (そして息子に「俺が嫌だから、そんなのダメ!」と言われて失敗…) 「新☆三銃士」NHK人形劇 NHKの本気を見た。 街並みとか教会とかあんなに凝ってて大丈夫なんだろうか。 ただでさえ人形がどれも綺麗で、 角度や照明が違うだけで表情が変わって、 材質は何か分からないけど眼球なんかきらきら光って、 予算が足りるか心配なのに。 後半出てくる人は粘土とかにならんだろうか。 特に光源が後ろにある、 馬上のロシュフォール伯爵のシーンは凄く綺麗だった。 殺される者の「国王陛下ばんざい」と 殺す者の「枢機卿ばんざい」で、がーっと盛り上がりましたよあそこは。 NHK教育なので1回に1つ格言を入れることにしたそうです。 死にゆく父の遺言が「風邪の予防は手洗い。30秒以上」 なのには笑ってしまいました。 ところでNHK教育なのに、「不倫・ベッドの上で赤ちゃんプレイ」は いいのか三谷さん。 人形といい、OPといい、子供にはちょっと怖いかもしれないけど 子供も見ているといいな……。 「鍵人 カギジン」 シリウス(という名前の人)がでた。 「絶チル」 眼球が垂れさがるくらい混浴イベントは見飽きたのですが 温泉にて全裸の男子が水着を着た女子に舐め回されるように見られて ギャルゲーの不自然さやこれまでの自分のスケベ心を自省するというのは新しいッ! 結局男子1名がぱんつを持って助けにきてくれて、 その男子への男子どもの好感度が上昇して混浴イベント終了というのも新しいッ! 「相棒」 新相棒の神戸さんには何か事情or秘密がありそうな前振りですね。 というか例のラムネの人と2人で飲むほど親しいお知り合いでいらっしゃる!? しかし不法侵入や女の鞄を勝手に開けるのはスルー出来ても 3人でヒソヒソ雑談をするために上映中の映画館の席に座るのは感心しない!! 「三島屋変調百物語事続」宮部みゆき先生 読売新聞朝刊連載小説 老夫婦と共に暮らす「くろすけ」という妖怪が、 ここしばらくずっと登場しているのですが、 我慢がならんくらい可愛いです。 世が世なら老夫婦は画像投稿サイトにくろすけ動画を投稿するべきだ。 (注:時代小説です) 「くろすけを全自動掃除機ルンバに乗せてみました!」とか 「キーボードをくろすけに占拠されました!」とかそういうの。 ここ数日くろすけが弱っていて毎朝きゅんとしています。 この連載は今年のお正月からで、毎日必ず面白くてすごい。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/18(日) 「だまし絵 アルチンボルトからマグリット、ダリ、エッシャーへ」 という展覧会に行きました。 同じ会場で以前開催されていた 「ウィーン美術史美術館展所蔵 静物画の秘密展」 はガラッガラだったので、 今回は年配の方が来られそうにない分、まあちょっとくらい若者が増えても ゆっくり見られるだろうという読みだったのですが、さにあらず おしくらまんじゅうでした。一般の方々の動向がさっぱり読めない……。 ところで フランシスコ・デ・スルバランさんの「聖顔布」という、 イエスの汗を拭いた布に顔が浮かびあがったところを、 リアルに描いた作品があったのですが、 「MAJIで召される3秒前……」 と言っていた立川の例のTシャツに酷似していたので不謹慎ながら吹いた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Francisco_de_Zurbar%C3%A1n_011.jpg ---------------------------------------------------------------- 2009/10/19(月) ミッフィー専門店が出来たと聞いて行ってきました。 家の中のものすべてミッフィーで揃えられそうな、 ミッフィー商品の洪水でした。 下記の商品には、ミッフィーの無限の可能性を感じた。 ミッフィーマスク http://zozo.jp/shop/tokishirazu/goods.html?gid=340722&did=1333924&cid=3257 ミッフィー型MP3プレイヤー http://www.imaging-park.net/SHOP/MIF-P2G.html (しかしMP3プレイヤーは操作画面などという女々しいものがなく、一見フィギュアです。 これで通勤中音楽を聴くとすると、間違いなく 「電車の中でミッフィー人形あそびをする危険な香りのする人」になってしまうのですが、 ファン度を試されている気がします) そして新刊の 「うさこちゃんはじょおうさま 」を読みました。 夢の中でミッフィーはうさぎの国の女王様になり、 式典でテープカットをしたり、国民からの手紙にお返事を書いたりして崇拝されています。 (ちょっとモテモテ王国のファー様の妄想みたいでした) しかし友人とも言っていたのですが、普通女児の夢見るのは「おひめさま」で、 ダンスパーティーに出たり、国王に可愛がられたり、王子様に見染められたりするのではないでしょうか。 ですがミッフィーは統治していました国を。1人で。 世界のキャラクターの中でも トップクラスの歴史とデザイン性と品位を誇る(と私が勝手に思っている)ミッフィーですが、 時々見せるこの尖り具合に、だからしびれるあこがれる。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/20(火) (上海の、ちょいと素敵な建物) マーラー・ヴィラ http://www.shanghainavi.com/spot/goods_article.php?goods_seq=276&category_id=06 http://rakuzuka.exblog.jp/5223902/ 車で移動中に、おとぎの国の館のような建物を見つけて 「キャー!あれはなに!?」 とさっそく観光に行きました。 イギリスの実業家が、 娘の「夢のお屋敷のような所に住みたい!」という希望を叶えるため 建てたお家ということで、現在はホテルになっています。 残念ながら宿泊客でない方の見学はお断りムード満々だったのですが 「今度いらしたときは是非ご宿泊下さい。 別棟のティーラウンジも、よろしければどうぞ」とおすすめいただいて 行ってみたティーラウンジのアフタヌーン・ティーは スイカがメインで、かなり奇妙な体験をした。6割スイカ、みたいな。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/21(水) 外灘観光隧道という乗り物について 上海で川を渡って観光に行くのに、 外灘観光隧道という乗り物に乗りました。 600mくらいの距離の移動が日本円にして600円くらいで、 現地の物価を考えるとかなりお高いのですが、 ポカーンとするような体験が好きな人にはおすすめします。 (何事にもクオリティには厳しいかたは駄目です) 地下へ降りていくと古びた窓口があり そこでチケットを買うのですが、 なぜかゲームコーナーがあったり ナントカ生物展!みたいな小さな展示会があったりします。 豆電球で電飾されたエスカレーターでさらに降りると テーマパークのアトラクションのような乗り物があって わりかし満員です。 内容はセンター・オブ・ジ・アースが 10倍くらいへぼくなった感じで、 途中、郵政太郎の手足が伸びたような人形とか意味の分からないものもいます。 下車するとなぜかお土産物コーナーがあって、 階段を上がって地上に出ると 例のピンポン玉3つ串刺しにしたピンクラメタワーがあります。 何に似ているかと言えば、時々見る変な夢です。 猛烈に似てる。あれ?寝てたんだっけ?と思うくらい似てる。 http://www.shanghainavi.com/spot/goods_summary.php?category_id=08&goods_seq=2 http://www.2427junction.com/chinareporttn.html ---------------------------------------------------------------- 2009/10/22(木) マッサージハウス 雨の夜、上海のマッサージハウスに行きました。 異国情緒溢れる建物は照明が抑えてあって大変ムーディー。 案内されて長い廊下を進むと、 ドアがない両側の室内の様子が次々に見えます。 廊下の光がかすかに差す暗い室内には 衝立の植物の装飾が影絵になって壁に映っています。 シャンデリアと暖炉。マッサージ中の部屋や、無人の部屋。 ある一室などは施術待ちなのか、 闇の中、寝台にただ横たわっている女性が6人くらいいました。 吸 血 鬼 の 館 み た い で し た! あれ、全員がむっくり起き上がったら悲鳴あげて逃げる。 おもしろかったし、 マッサージは数分眠りこんでしまうくらい具合良かったです。 (足湯は熱湯で、足が漬けられませんでしたけど…) (水を足してもらいました) (友人Cさんは平気そうでした) (真6弔花でこういう人いたなあ…と思った) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/23(金) 上海でおいしかったもの3つ 皿いっぱいのカニのみそ・生煎(焼き小籠包)・小籠包 呉江路という屋台が並ぶ小路があります。 ちょっと衰退気味なのか閉店した店が目立ちましたが、 いやー、おいしかったです。 特に、道の終わりくらいにある「小揚生煎」という 黄色い看板の店!(の向って右側!) 焼いた小籠包のお店なのですが、外パリッ!中スープ熱々! 飲んでも飲んでもじわじわ出てきます。 1個10円〜20円とかそんなお値段。 あと筆談で、焼いた秋刀魚を注文したり(スパイスが中華風でおもしろい) 牛肉の串を注文したり。 人の食べているものを見て、同じものがほしくなったり 逆に我々が食べているのを見たひとが 「それはどこの店の?」と聞いてきたり。 もちろん立ち食い。 200円くらいでお腹いっぱいになりました。 現地人なら毎日食べに来るのになあという感じです。 南翔饅頭店の小籠包は秋がおいしいらしい。 でも壮絶に混んでいるので、変な時間に行くのがよいです。 我々は朝の8時前には入店した。 (それでも食べ終わる頃には真後ろに人が立って待ってた) (あのシステムは、気の小さいものにはつらい) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/24(土) 今現在視聴している番組 「仮面ライダーW」「シンケンジャー」「フレッシュプリキュア」 「プラネテス」「うみねこのなく頃に」「蒼天航路」 「相棒8」「ER」「新☆人形三銃士」「Dr.House」 「天地人」「探偵Xからの挑戦状! Season2 」 今週試しに視聴してみたもの 「東京DOGS」「アンタッチャブル」「ミラクル☆トレイン」 さすがに無理を感じました……。 色々感想 東京DOGS 小栗さんのインタビュー 「飛行機内でヒロの寝顔を見て“ヒロならいける”ってキュンとしました」 という発言を読んだので、見方にバイアスがかかっているかもしれませんが 我々の層を狙っているオーラをビシビシ感じました。 脚本が33分探偵の人ですね。会話が軽妙でした。 新☆人形三銃士 毎日感想を書きたくてむずむずしましたが、来週からは週一放映です。 ほっとしたような寂しいような。 「誰にも言うなと言って秘密を話す人間を、決して信じてはならない」 「小さくまとまるな。若い内はがむしゃらでいい。軌道修正は俺達がしてやる」 とか、台詞がなんかいちいち深いというか大人だなーと思います。 三銃士がそれぞれおいしすぎる! 今週は、陛下が月に願いをかけた窓の、 窓枠が三日月の装飾をしているのに悶えました。美麗!懲りすぎ! Dr.HOUSE 萌えおすすめがあって夏ごろより視聴。 海外医療推理(症状の原因を特定するという方向の)ドラマです。 主人公がものすげー性格悪くて、どんな良い事をしても 口が悪くてモラルが低いせいで全然周囲に好かれないのが可愛い。 しかし「炭素菌とハンセン氏病の複合症状」などというケースは、 実際あったら特定できる医者はこの世にいるのだろうか…。 ハウス先生のウルトラ推理がないと助からない気がする。 月光条例 あの帽子あのコート、農具ときたら 過去の鉢かづきの遣い手は、たぶん宮沢賢治先生ですね。 執行者は児童文学作家が多かったりしたらかっこいい。文系アクションだ。 (JKR先生とか強そう…いや何となく) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/25(日) 映画かんそう 「カムイ外伝」 まったくのオリジナルストーリーにして、 差別云々もオールカットの映画にするのかと思ったら 割に原作に沿った話で、階級差別エピソードもちょっと入った。 というか飯綱落しを映像化したのにはたまげた。 (ものすごく高いところから仕掛けるブレンバスターみたいな…) しかしクドカンの脚本という印象は全然ない。 マツケンは健闘してくれた。 (彼は手足が細長いから白土キャラっぽい) (伊藤英明さんもかなりの怪演) 佐藤浩市さんの名前がエンドクレジットで出てきて、 「一瞬だけ特別出演?」と思ったら、馬鹿殿役だった。 全然気付かなかった。 ちなみに主題歌と本編の乖離っぷりはダイナマイト級★! カムイ、サスケ、ワタリの一気再読をしたくなりました。 そういえば人間の四肢がばんばん飛ぶところや、 トリックが細かく仕込まれているところ、 子供の頃の私の好みを決定したのは白土先生のような気がする…。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/26(月) 一昔前の海外における日本人のイメージは 「眼鏡・カメラ・チビ・出っ歯」 だったわけですが、 眼鏡・カメラ・チビまでは分かるとして、 日本人ってそんなに出っ歯かなあ……?と 長年不思議に思っておりました。 しかし拝読しておるブログ様にて最近 「あれは日本人は歯並びが悪いということを 一番分かりやすい出っ歯で表現してあった」 という記事が書かれており、非常に腑に落ちました。 そうそう、日本はアメリカほど子供の歯列矯正に熱心ではない。 私も本当にガッタガタの歯並びですが、 「噛めりゃいいんだよ噛めりゃ!」という気持ちです。 最近の子はもうちょっと矯正してもらっているのでしょうか。 出っ歯と言えばハーマイオニーですが(いや正確には前歯が大きい) おうちが歯医者でも単に歯が大きい場合は如何ともしがたいのだなあと ポタ読んで思いました。 彼女はものすごく気にしていたので、ちょっとした事故?で矯正出来てよかった。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/27(火) アメリカでの歯列矯正、体験談を早速ありがとうございます。 もはや歯列矯正なんてもんじゃねえ、拷問じゃあ!と思いました。 そしてねたふりを頂いたので、シリルと歯について語ります。BL語りです。 ポタ関係ない方はすみませんー。 ロンゲの歯は内部から発光しているのか、獅子舞か、というくらい白く美しく、 歯磨き粉のCMのような歯並びです。それは家系によるものだと思います。 ついでに幼少期に親とのスキンシップ一切なしで虫歯菌をうつされなかったという理由もあります。 さすがのジェームズも、奴を殴る時は極力歯を折らないように殴ったそうです。 しかしその後、獄にぶちこまれ、衛生面と栄養面で劣悪な12年間を過ごしたため 歯はずいぶんと悪くなったと思います。何本かは抜けたり欠けたり、虫歯もあるでしょう。 ルーピン先生は月一回のあれでカロリーをともかく消費するでしょうから、 脂肪などとうの昔に失われて、骨から筋肉からあちこちから栄養を徴収され、 何もかもぼろぼろだと思います。当然、歯も髪も爪も。 (先生のチョコレート好きという同人設定?は、なので理にかなっていると思うのです) 自暴自棄に暮らしていた期間でさらに悪化したことでしょう。 今現在は衛生面でも栄養面でもお互いに注意し合っているので そこそこの状態であるのでしょう。 なにしろ彼等は清らかな仲ではないので、虫歯はうつるのです。 自分だけの問題ではないので、ちゃんとする筈です。ブヒヒ。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/28(水) 広重 即興かげぼしづくし 入ふね・茶わんちや台 http://www.hum.pref.yamaguchi.jp/seek/cgi-bin/index_2.idc?nu=U01890 根上りの松・梅に鶯 http://webarchives.tnm.jp/archives/img/35312 ほかにも色々あって、どれも「おおー」と感心するのですが 「梅に鶯」だけは、かなり無理がある気がするんだよな……。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/29(木) 映画かんそう 「悪夢のエレベーター」 夜中に突然停止してしまったマンションのエレベーター。 管理会社への緊急連絡が通じない。携帯は電池切れ。 その中に閉じ込められた男女4人。 1人は妻が産気づいて自宅に戻らなければならない会社員、 一言も口をきかないゴスロリの女の子、 ヤクザっぽい格好をした大阪弁の男、 ランニングに出かけるところだったという男。 しかし言動や行動の矛盾から彼等の秘密が明らかになってゆく。 そして意外な結末。 面白かったです。ラストが暗いのは残念ですが、 でもサスペンスとしてよく出来ている。 (途中ちょっとホラー要素があります) 元は舞台劇だそうで、場所はエレベータの中とマンション内にほぼ限定されます。 微ねたばれ 短い作品時間に大きなどんでん返しが2つ入っていて、 かなり難易度が高くてクール! 特に2つめのオチは「ああ、ここに繋がるのか!」っていうシーンが あちこちあってカタルシスを感じました。 そういえば綺麗などんでん返しの瞬間って コースターの落下に似てますね。どっちも好きだ。 ただ管理人に関するホラー的なシーンは方向がぼやけるので不要なような気もします。 あと「そして誰もいなくなった」って密室ものじゃないよね!? 予告で「大洗にも星はふるなり」を見ました。 夏にアルバイトをしていた海の家で知り合った可愛い子から 「海の家で再会しましょう」という手紙をもらった主人公が 駆けつけてみると、 同じ手紙を受け取った5人の男が集結しており、 誰が彼女の本命なのかを巡ってその場で弁論大会になるも、 それぞれの嘘や意外な真実が明らかになっていくという これもまた面白そうな話でしたが、 やはり原作は舞台劇のようでした。 ちなみに脚本は33分探偵の福田雄一さん。 (東京DOGS脚本も!すごい仕事量!) ---------------------------------------------------------------- 2009/10/30(金) シルバーウィークよりこちら、 ずっと風邪をひいていました…長かった…。 それで映画館に行けなくて「ドゥームズデイ」を見逃したし、 (洞窟ホラー「ディセント」のニール・マーシャル監督の最新作) 友達と待ち合わせをしていたらマスクのせいか どう見ても知らない人に「やあ!お待たせ」と声をかけられて滅茶苦茶動揺したし、 入国審査をマスクしたまま通り抜けようとしたら 「マスクを取ってください」と注意されたりしたし散々でした。 (当たり前だ) 咳止めというのを今回飲んでみたのですが 1回飲んだら15時間も咳が止まって効きすぎて怖かった。 ---------------------------------------------------------------- 2009/10/31(土) 文章「吸血鬼とその友人」に10 TOPを吸血鬼仕様に。 色々感想 「聖☆おにいさん」4巻 笑い、かつ萌え!聖人コンビはもちろんだが、 あんでれとぺとろん兄弟にどきどきした。 ガンガンに若者言葉の、沸点低いイエス至上主義の恐がりのオサレヒゲって!もう!なにあれ! 他の使徒の登場も楽しみです。 ユダさんのキャラとか、どんな性格造形になさるかめっちゃ期待! (イエスのお父さんの声は北大路欣也さんだなと思いました) こんな教祖ならどっちの宗派でも即入信しちゃうのですが、 「仏陀○誕」(絶賛上映中の某新興宗教映画)などよりよほど…いやなんでもない。 「仏陀○誕」はあちこちのつっこみレビューが抱腹絶倒なのですが、見に行く度胸がないです。 「きのう何食べた」3巻 サッポロ一番みそラーメン食べたい! サッポロ一番みそラーメン食べたい! サッポロ一番みそラーメン食べたい! バターとニンニク、鳥ガラスープみそみりん投下したやつが食べたい! こんなもの夜中に読んではいけない!あくまのしょだ! ケンジさんの冷たい顔が格好良かった。 ふだん優しい人の見せる冷たい表情って色っぽいですよねえ。 東京の物価の安さは毎回本当に許せないと思います。 あにめがたくさんやっているうえに食べ物まで安いとか! (一時期急上昇した野菜の値段、やっと戻りましたね…) 「月光条例」 こぶとりじいさんが変なアロハシャツみたいなの着てた。 彼になにがあったのか。 彼の戦闘スタイルは、やっぱ「こぶを投げる」なんだろうか。 「賢い犬リリエンタール」 頭のいい人の考えた話は、登場人物の無駄なターンが少ない。 あと頭のいい人の考えた怪談はこわい(パーツの選択が的確だから)。 「仮面ライダーW」 片桐さんバイトですか!?なぜにゴキブリ怪人!? なぜに同人作家!?自分を美形に描いているところは、 ちょっと聖人漫画のマーラみたいでした。 (ゴキブリ同人誌、公式サイトでUPしてありました) 皆さん彼の足の裏見ました?綺麗でしょう? 同人作家のゴキブリ怪人を、 主人公がヒップホップダンスを踊りながらやっつけるとか、 今さらですが平成ライダーはぶっ飛んでいますね。 たくさんあるので明日に続きます。 ---------------------------------------------------------------- |