7月日記

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2009/07/01(水)

仕事で使っていたXPくんを、都合で20日ばかり起動せず
スタンドアロン状態で放置しておいて、
久し振りに立ち上げたら、人が変わったような動作速度になって
(バスケットボール→太極拳)
更新プログラムをひたすらダウンロード&インストールしまくりで
5時間くらい使い物になりませんでした。

なんとなく
「長年箱に入れっぱなしだった人形を久し振りに出したら
顔が変わっていた」とかその手の怪談を思い出しました。

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2009/07/02(木)

映画かんそう「ターミネーター4」

3の冒頭でバイク乗ってすってんころりん
「鹿さんお逃げー」アハハウフフとかやってた主人公が
4では一目で人類の指導者だと分かる軍曹顔になっていた。
(二の腕の太さなんか2倍くらいあるよ!)
3と4の間でジョン・コナーに一体何があったんだろう。
(シリーズを全然ご存じない方に説明すると役者さんが違います)

お話は、審判の日が終わった後、
スカイネットとの抗争を描いています。
面白さ的には1<2>3<4…という感じでしょうか。
2で終わっていたなら綺麗だったけれど、
大人の事情で続編を作るなら3が捨て石になるしかない構造。

すごいねたばれ
まず最初……生活防水?と思った。
次に川で泳いだ時に、
おいおいチタン合金だろう重量は幾らよ?と不思議になった。
攻殻のバトー氏も少佐も、水は怖いし不安だということを言ってたYO
軽くて堅いんだろうけど、
軽すぎると打撃の威力が出ないんじゃないかしら…。
(アルミの傘で殴られても痛くない的な…)

最後のシーンで、
「入れ替わりオチか!!」と思ったのですが違いました。
あとでその案は没になったと知りました。
あー、確かに人類の救世主が人間ではないというのは
拒否反応を示すひとが多いかもしれないけど、
でも辻褄がぴったり合うような気がしたんですよね。
不死の救世主が人類を導き、
自分に心酔する部下のカイルを、
彼の運命を知りつつ送り出す。
自分のために、ではなく盟友ジョン・コナーのために。
自分のためでなければ、非情になれるかなと思ったんです。

1の時から、カイルを送り出すときのジョン・コナーの心の中は
どのようなものだったんだろう?と考えていました。
しかしクリスチャン・ベールのジョン・コナーは
地球上のあらゆる生命体の命<オレの命
という事実をナチュラルに受け止めているように見えたので
割とサクっと送り出しそうではあった。
あの感動的な大演説も要約すると
「気のどくだが わたしの為だ!」
(「走れセリヌンティウス」@ながいけん先生)
というふうに聞こえました(笑)。

というか、ターミネーター1も2も3も4も
ジョン・コナーの命を贖うために、
どんどん人が死んでいく恐ろしい生贄システム映画なので。
(そしてますます死ねなくなるという循環)
私がコナーなら発狂している、か
もしくは身代わりを渇望していたでしょう。


思い返すと
「ターミネーター1」の優秀さがしみじみ分かります。
審判の日、ロボットの反逆、救世主となる希望の子、
タイムパラドックス、救世主の母、
過去からやってきた男、運命。
魅力要素てんこもりだし、なにより創作できる余白が広大だ。
その余白を最大限に生かしたのが、「ターミネーター2」です。←大好き
1で語られた未来が、
狂人の妄言にされているところからスタートするのが
もう何とも言えなかった。
走っても息を乱さないし汗もかかないロバート・パトリックの演技や
CGかと思ったら役者がみなさん双子だったリ、
(リンダ・ハミルトン含め)人力テクノロジーがよかった。
キャメロンは富も名誉も手に入れちゃったので
きっともう無理だろうけど、ああいうド派手で
オタク魂の炸裂した監督の作品がまた見てみたいです。

最後の独白に関する茶々(ねたばれ)
しかし私はプログラムとチップで人間を作れると思う。
すごくめんどいだろうけど、でも作れると思う。
生んだ方が早いし低コストだけど。


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2009/07/03(金)

「ターミネーター1」と「ハリー・ポッター」内容ばれ

考えてみればジョン・コナーは、
運命の子という点でハリーの先輩ですね。
運命としてはジョンの方がエグいですが、
ハリーは周囲の大人にあまり恵まれなかったので、
まあどっちも大変ということで…。

ジョンの父親に、もし親友がいたとしたら
下手するとジョンのことを激しく憎悪するかもしれません。
そして運命の子が自分の他にもいたとしたら、
下手するとジョンの自我が崩壊しかねません。
「ターミネーター」はこの先5、6と続くようですが
そんな感じのねたでどうだろうと思う訳です。

ついでにポタ6の予告も見ましたが、
水の中の屍人が、ものっそい怖かったです。
子供が見たらトイレ行けなくなるよ。

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2009/07/04(土)

色々感想

グイン・サーガ
逃亡生活を経てもナリス殿下の
スーパーストレートヘアは完璧なので
「画面の隅に黒い柱があるな」思っていたら
ナリス殿下の後ろ姿であったことが何度かあった。
アジエンスでも使っておるのか。
ところで先週の話ではないが、殿下への拷問は
随分人道的な感じだった。明るく健康的というか。

MW(スペシャルドラマ版)
監督さんの経歴を見たら、元フジテレビ社員さんで
スカウトされて現在は日テレの社員さんなのですね。
これまで手掛けられた作品からすると
話題ドラマの仕掛け人的な立ち位置でいらっしゃるような。
なんとなく腑に落ちた。

MR.BRAIN
このドラマ一番の名作回だったように思いますが
結末が可哀想すぎた!!
「でも可愛いから許す!」
という諺もあるのに(ない)キムのやつめ!
あと日本全国の幼女が心配になりました。

妻の千代がやっつけられたので
今日は夫の一豊が仇打ちにくるぞ!(功名が辻…)


PLUTO(最終巻)
伏線が膨大すぎて、危ないバランスでしたが力技で描き切られた。
氏の絵はなんて映像的なんだろうと思う。1コマ1コマが動いているようだ。
いやむしろ1分1コマのフィルムのようだ。



秋から始まる新ライダー
2人で1人のライダーに変身するとか、
主役の片割れの名前が「フィリップ」だとか、
エイプリルフールのウソ記事だとしか思えない。
http://news.walkerplus.com/2009/0629/15/

来期のドラマの中に
吸血鬼の学生と女教師の禁断の恋ものがあるらしいが、
話題になるのだろうか……そういえば「トワイライト」は
いまひとつブームにならなかったなあ。
私はとりあえず君塚さん脚本のやつを見ますよ。

ジャンプの編集者コメント欄に、
齊藤氏が久しぶりにおすすめ本を書いていらした。
「超合金の男」
現在の戦隊ものの、番組+ロボおもちゃという
基礎を発案した伝説のカリスマ氏のドキュメンタリー本らしい。

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2009/07/05(日)

そんなわけで読書感想
「超合金の男」村上克司伝 (アスキー新書)
小野塚 謙太さん著

玩具の歴史的ヒット商品「超合金」シリーズを発案した
デザイナー・村上克司さんのこれまでのお仕事ぶりをまとめた本です。

「マジンガーZ」「コン・バトラーV」「ボルテスV」
「闘将ダイモス」「バトルフィーバーJ」「デンジマン」
「宇宙刑事ギャバン」「六神合体ゴッドマーズ」「ゴールドライタン」等など
手掛けられた作品は膨大な数あるのですが、
毎回これまでになかったギミックに挑戦されるので
イメージする動きをどのような構造で可能にするのか、手本にする物もなく、
試作に試作を重ねて苦しまれるくだりなどはプロジェクトXのようでした。

「史上もっとも美しい巨大ロボット」と呼ばれることになる
勇者ライディーンとか、
パワードスーツがパワードスーツを着る入れ子構造で
肩を可動させる仕組みに苦心したところとか、
獅子の形をしたロボのリアルな肢体を損なわず
人型ロボの胸部に正しい位置に収まる合体とか、
「おお、どんな感じだろう?」と思う箇所には
すかさずカラーページがあって嬉しかったです。
工作関係に弱いので、疑似ラチェットとか板バネとか
なんのことかさっぱり分からない私ですが楽しめました。

放送中盤での新メカ登場や、新たな隊員の登場も
この方のアイディアなのだそうです。(二毛作と仰っている)
しかし氏からしても「6人目、7人目の登場はあり得ない」とのこと…。

印象的だったのは村上氏のお写真で、
襟を鋭角にとがらせた特注のシャツをお召しになっていると
文中にあったのですが
本当にシャープなお洋服をお召しの素敵な紳士でいらして……
でもどこかロボっぽく見受けられて愉快になりました。
作るものが自分に似てしまうのか
長年作り続けたものに自分が似てしまうのか、どちらなんだろう。


宇宙刑事ギャバンがロボコップのネタ元だというのは聞いたことがあるのですが
バーホーベン監督「ねた真似してもいいですか?」って
ちゃんと問い合わせをしてこられたのですね。なんか可愛い。


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2009/07/06(月)

昨日話題続き
しかし、いつまでも先人の知恵にすがっとるのはアレなので、
そろそろ玩具業界(の戦隊もの)は
巨大ロボットから卒業せねばならんのではないか
……と思ったのですが、

1. おもちゃになるような
2. 戦うもので
3. できれば変形する(動物→、乗り物→etc)
4. キャッチーな何か

って案外思いつかないものですね。
ここ数日ずっと考えておるのですが全然ひらめきません。
まあせいぜい
「巨大ロボでも毎年同じようなカラーで区別がつかないから
たまには木彫り風とか、漆喰風とか、それで折りたたむと
ノートルダム大聖堂になったりサグラダファミリアになったりすると
お部屋に置いておいてもいい感じねー」くらいかなあ…。
まあ私ごとき素人が思いつくなら、この何十年かの間に
バンダ●の社員さんが思いついておられるでしょうから無理で当然なのですが。
(でももし巨大ロボに比肩するアイディアを思いついてしまったとしたら、
自らの首を懸けて、会社に安全パイを捨てさせる勝負になるでしょうね)

玩具デザイン視点で言えば「ケータイ捜査官7」とかが新機軸になるのかな…?


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2009/07/07(火)

読書感想
「ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ」
メディアファクトリー
綾辻行人先生・牧野修先生

私も大概ホラー映画が好きですが、この先生方には負けると思います。
中に書いてありますが、先生達はもう、ホラーを孫のように愛してらっしゃる。
B級映画をバカにする視点で見る人に憤り、
ただのホラーじゃないと言われるとただのホラーで何が悪いと憤り、
世間の凶悪事件がホラーのせいだと言われると憤り、
ジェイソンを愛しフレディを愛し、
オカルトを愛しスプラッターを愛しサイコを愛し、
フルチを愛しロメロを愛しなによりダリオ・アルジェントを愛し、
この映画の幽霊のあの動きがいいとか、
あの映画はだめだけどこの部分は愛せるとか、
画面が暗くて全然見えないけど御愛嬌とか、
知っている映画だとうんうん頷けるし、
知らない映画でも非常に楽しく読めます。

そして私がタイトルやその他から「これはD級の匂いがする……」
と敬遠していた作品の中にも傑作があったらしいことが判明し
見たい見なくちゃホラー作品リストが一気に10作くらい増えました。
しり込みしてちゃ駄目なんですねえ。
(でもD級E級ホラーを見てしまった後の絶望感は半端ないんですよ…)
(そんな作品でもむしろ愛してしまう両先生を尊敬)


ところでこの本を読むまでルチオ・フルチ監督が亡くなっていると知りませんでした。
しかも1996年に!

あとリチャード・マシスンの息子さんが小説家・脚本家をしてらっしゃるのも知らなかった。


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2009/07/08(水)

ところで昨日書きました本のなかに
『シェラ・デ・コブレの幽霊』
という映画の話題が書かれていました。

これは1959年にアメリカでTV放映用に撮影された白黒作品で
日本では1970年前後に、日曜洋画劇場でただ一度だけ放映されたそうです。
その幽霊映画は偶然見た少年少女たちに強烈なトラウマを与え、
現在成長して映画監督や小説家になった方々の間で
「一生で見たうち一番恐ろしいホラー」として
名前があがることが多いらしいです。
しかも「怖すぎて細部を覚えていない」という人が多い!

エッセイにも書かれていましたが、
まるで女優霊のエピソードのようです。
「子供のころに偶然見た恐怖映画の映像、
断片的にしか覚えていないが、
あれは本当に放映されたものだったんだろうか…」
という感じの。

現在DVD化されておらず、
ネットであろうが何であろうが鑑賞不能の、
正真正銘、幻の作品のようです。
誰も見ることのできない、伝説の作品って格好いいですね。

しかし検索するとどうやら2007年のカナザワ映画祭で特別上映されたらしく
羨ましすぎて感想ブログを漁りました。
現在のホラーと比較すると、さすがに見劣りがするが
50年前の作品とは思えない先鋭的なテクニックが使われている。
特に音響と幽霊の見せ方。これは当時見た人にはさぞやショックだっただろう。
というのが多数意見の模様。

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2009/07/09(木)

2日まえ話題続き(今日で終わりますヨ!)。

件のエッセイの中で「ホラーファン同士の友情」について書かれてありますが、
そう、これは難しいというかちょっと微妙な問題です。
私はどっちかというと拘りがない方で
オカルトでもスプラッタでも、SFホラーでも
Jホラーでもサイコホラーでも何でも見ます。広く浅い。
それでも

・エクソシストの1・3は好きだが0はイマイチで2はだめ。
・サイコの1・2は好きだが3は好きじゃない。(ヒッチコックでは「めまい」が好き)
・オーメンとポルターガイストとハロウィンと十三金、チャッキーとフレディは1だ。
・CUBEの1以外のフィルムは燃えろ。
・ターミネーターとエイリアンは2
・キング原作ならシャイニングとデッドゾーン。
・サスペリアとスクリーム、ゾンビものはどれも楽しめる。
・虫・動物パニックものはあまり面白くない。
・巨大生物ものも、大き過ぎるとちょっと。
・知恵と体力のない薄幸そうな女子供がなぶり殺される様を監督が萌えながら撮ってる系は苦手。

とか好みを言い出したらきりがありません。
しかもどうやら世の中にはホラー原理主義という方々がおられて、
「殺されるのは8人まで」「アクションは全体の2割まで」「超自然要素がなければホラーではない」
などと様々に主張なさっているらしいではありませんか。分かりあえる気が全然しない(笑)。

同好の士が集まって、自慢のコレクションを
「なごやかに」披露し合う会などには酷く憧れますが、どうなんでしょうね。
いわく、自分とホラーの好みの似たひとを見つけるのは
千載一遇の奇跡のような出会いらしいですから無理なのか矢張り…。

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2009/07/10(金)

「この世に男児ある限りパンツは何度でもよみがえる…ぐふ」←タイトル

ジャンプでパンツ漫画が新しく立ち上がりましたが、
全裸漫画を見慣れたので、
もうパンツは平服くらいにしか見えなくなってしまった……。
この方のパンツは、矢張りレース等がえらく可愛いが、
描くのは面倒そうだなあれ。CGだとレースもコピーで作れるのかな?

ぱんつといえば「サルでも描けるまんが教室」で
思えば私はこの漫画で「ゲージュツは恥ずかしい。なんちゃって哲学は恥ずかしい。
漫画で理屈理念を描くのは恥ずかしい」と強烈に刷り込まれて現在に至ります。

漫画史におけるパンツの形の推移を考察していて興味深かったです。
底のパーツの縫い目を表現する1本のライン、そして真ん中のリボン、
あれが有ると無いとでは確かに全然違った。
漫画史上では電話機クラスの大発明ではあるまいか。

あと、キングの、たしか「IT」だったと思いますが
DV夫が、スーツケースに下着を詰めている妻を見て、
「俺の好きな絹やサテンの色っぽいパンツじゃなくて
ウェストのところがゴムでごろごろしてる木綿のパンツだ!」
と目ざとく見つけるところ、
例のすごい勢いの文章で書かれており、なんか笑った。
女から言わせてもらえば暑い時期にあの色っぽいパンツは汗の揮発が悪いし、
物によっては肌がカユカユになるので具合が悪いのです。サテンなんか論外じゃあ。
(男性の方、夢も希望もない内容で済みません)
あと色っぽいぱんつはお洗濯による劣化が早いので困る。


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2009/07/11(土)

色々感想

うみねこのなく頃に
これは最後に物理的な種明かしを期待して
推理してもいいものなんだろうか?
それともオチだけ教えていただいてフーンが賢明だろうか…。
志方あきこさんの主題歌が綺麗ですね。

舞台装置その他から「暗黒館の殺人」を思い出しました。
(ところで暗黒館のオチは覚えているんですが犯人忘れた!)

化物語
あっぶね!これ高校生の頃に放映してたら
めっさ影響されて口調とか真似してた自信がある。
ええ感じに暴力、ええ感じにスタイリッシュ、ええ感じにクール、
ええ感じにラノベ言語。

シンケン
イカの次はエビ!巨大ロボがどんどん魚介くさくなっていく……!


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2009/07/12(日)

「アズカバン」がTV放映されています。
恐ろしい殺人鬼の正体が、ちっこくて鈍くさい感激屋さんだという秘密が
全国民の知るところとなってしまう!ああ恥ずかしい…。
今日の放映で転んで、サイト巡りを始められる方もいらっしゃるだろうなあきっと。

ところで先日コムサカフェにケーキを食べに行ったら
1カット1890円のタルトがあって我が目を疑いました。
ホールじゃないよカットだよ!
佐藤錦を使ったサクランボのタルトでした…ひとくち200えんくらいの計算…。

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2009/07/13(月)

ロングアイランド・アイスティー

ラムとウォッカとテキーラとジンを混ぜて
レモンジュースとコーラで割るとアイスティーの味になるYO!
というカクテル。
そ ん な わ け あ る か !
と、ずっと思っていましたが、この前パブに行って飲んでみたら
同じ味とまではいかないけど、ちょっとだけ似てなくもなかったです。
スピリッツをゴタゴタ混ぜている割には飲みやすかったし、
見た目はまさにアイスティーだったし。
なんだか南の海辺で太陽光線に目を細めながら
一気に3杯くらい飲みたいカクテルでした。

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2009/07/14(火)

最近地方のお葬式に出たのですが
遺体を焼くスイッチを、
遺族の代表が押すシステムになっていて
非常にびっくりした。
ええええぇぇぇぇぇぇぇー!????
これ最近のスタンダードなのー!?
それとも地方の慣習なのー!?
後者だといいな!後者だといいな!

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2009/07/15(水)

映画かんそう

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
2007年 マイク・ニコルズ監督

(全体的に内容ばれ)

主人公は美女大好きでスタッフ全員美女の駄目議員。
女の尻を追いかけているうちにアフガン問題に首を突っ込むことになり
侵攻を止めるべく支援に尽力する。
要所要所で美女のお色気シーンが出てくるし、
弱者の虐げられ方も非常に分かりやすいし、
主人公が皆に賞賛される結末で
脳筋タイプのかたにも受け入れられる反戦・風刺映画……か…?
という気がした。

実話が元になっているそうです。

最後に、はずむボールの話が出て
(この国の人口の半分は14歳未満だ。ボールははずみ続ける。学校を作れ)
主人公は最後に失敗したというメッセージが出て
「考える余力のあるひとは考えて下さい」という終わり方だった。
この監督は学校のせんせいみたい。優しい。と思いました。
判りやすいのは重要!


謎プリが封切です!今日なんか殺人的な混み具合だっただろうなあ…!
私が見に行くのは、ちょっと先になりそうです。


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2009/07/16(木)

火葬スイッチの件ですが、
私の参列したお葬式は南のものだったのですが
その地域の方々から
「昔からスイッチは喪主が押す決まりでしたが…」
というメッセージをいただいています。

あと、「ここ2、3年で喪主が押すようになったみたいです」
というメッセージも届いていますよ。
ちなみに私の住む地域では、少なくとも数年前までは
火葬のスイッチは自動かもしくは係の方が押して下さっていました。
この先どういう風になるか分かりませんが、
もし自分が喪主になったとしたら、
色々考えてしまって腰が引けてしまう気がするのです…。


北村薫先生、直木賞受賞おめでとうございます。

そして老舗オタク雑誌ファンロードは本日復刊。
次は9月だそうです。編集長Kさん、相棒の一気鑑賞とかしてたのね…。


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2009/07/17(金)

何年も昔の話なのでご心配いただくには及びませんが。

その昔、サイト関連で困ったいたずらをしてくる人がおられまして
その人のIPが運よく分かったことがありました。
そこから相手方プロバイダさんとメールで交渉が始まったのですが、
あちらの希望とこちらの要望はまるっとすれ違いますので
なかなか大変でした。

お互い言質を取られないように
めっさ警戒した文章なものですから
和訳したみたいな文面でした。
(やりとりの公開は禁じられているのが残念です)
(長文メールを毎日やりとりする事が
あんなに時間を取られて苦痛だなんて知らなかった…)

最終的には
「これはバナナですか?」
「はい、マイクはバナナが好物です」

みたいな感じになってきて笑いました。
(いや、内容は「警察行ってもいい…ヨ?」
「ふーん?え?まじ?」とかなので笑いごとじゃないのですが)

いやー、サイトを作って、
普通だったら経験しなかっただろう事を
かれこれ100種類は体験しましたが、
複雑すぎて良いとか悪いとかは一言では到底言い表せません。うむ。

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2009/07/18(土)

色々感想

MR.BRAIN(最終回)
あの謎の歌舞伎デカの正体は明かされないまま終わり!?
そして広末は!?続編?映画?


天地人
不登校の問題児を家庭訪問の回!みたいでした。
(松田龍平さん、妙に地味だった)
そして家庭にコンプレックスを持つ正宗に、
会った早々
「自分、子供が生まれるので平和にしたいデス。戦争とかお前バカ?(意訳)」
と言い放つ直江。ポン刀で追い回されても仕方ないよそりゃ……。

シンケン+ディケイド
殿の性格が違うように感じたので「小林さん脚本じゃないんだな。夏休みかな」
と思ったのですが、小林さんでした。あれー?
メイクさんもいつもと違うのか、チークが濃くてみんなリンゴほっぺで可愛かった。

プリキュア
受難のプリキュア、キュア・パッション誕生。
イースさんはしばらく土管の中とかで生活するんだろうか。
そしてラブちゃんの家に引き取られて、押し入れの中で寝泊まりするんだろうか。

バクマン
「漫画と私とどっちが大事なの?」ってもう言っちゃった!!
それで返事が「漫画」だー!


ところで職場の女子先輩から女子回覧で教えてもらったのですが、
映画「MW」の画像
http://news.nifty.com/cs/entame/phdetail/cnmtoday-N0018693/1.htm
原作とは受攻逆の解釈なんですね。思わず手が滑って保存した。
「女子ったらえっちなんだから!」とか男性から言われる時代も近そうだ。

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2009/07/19(日)

夏なので怪談

注!虫!ゴ話を強烈に含む!(反転)

うちのお風呂場は庭の中にあるせいか
昆虫キングダムな訳でありますが、
浴槽のふたを開けると羽虫が煮えておることは日常で、
(時々はカナブンなどの大物も)
かなり虫には強くなりました。

そんな私でもゲーッ!と思いましたのは
庭にあった古い納屋や家屋をパワーショベルで潰した時のことです。
浴槽のふたをあけたら、へりが真っ黒になるほどびっしりと蟻!
恐怖映画のように蟻!蟻!蟻!
たぶん天変地異が起こったと思った庭の蟻が民族大移動をしていて
途中にあった「暖かくて湿度のある何か」に
びっしり群がってみたところに遭遇したのだと思いますけど。
「え…どうしよこれ」などと思っているうちに
「逃げるアリー!」とばかりにザザーっといなくなりましたが。
(十匹ほどは湯船に落ちて暴れていました)

そして先日はとうとう、洗っている最中にゴに足を登られた。
むろん速やかに殺りましたが、案外気付かない…もの…ですね…。
(私の神経が女子平均より太めなのは、確実に生活環境のせいもあると思います)



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2009/07/20(月)

突然ですが私の想像するハリポタランド内容を書きます。
(ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター)

エントランスはキングス・クロス駅のプラットホーム!
常にスモークが焚かれており、歩く人のシルエットが幻想的。

アトラクションは
・ホグワーツ城(もちろんランドの中心)
 メインの食堂である大広間やカフェであるグリフィンドール談話室などは開放。
 アトラクションはその奥、動く階段をのぼって首なしニックに挨拶され
 授業風景や、台所や、校長室を見学したりする。
 最後に女子便所の秘密通路を通ってヴォルデモートと爬虫類を倒す。
 (代表の1人が日記を刺すヨ!)
・三大魔法学校対抗試合
 箒にまたがって乗るタイプのコースターで、途中ドラゴンに追いかけられたり
 水中で水魔に追いかけられたり、迷路でスフィンクスに謎々出されたりする。
・アズカバン
 おばけやしき。TDSのインディの霊魂みたいな半透明のディメンターが浮遊しているよ!
 キャスト演じるディメンターは顔近づけてくるよ!ちなみに臭いよ!
 建物内はマイナス30度に保たれているよ!
 クラウチJrの牢からはなんか泣き声が聞こえて陰気くさいよ!
 ベラトリックスはケタケタ笑っているよ!
 すごく怖い浮浪者によく似た囚人がなんか叫んでいるよ!
・グリンゴッツ魔法銀行
 わりと本気のコースターだよ!
・禁じられた森
 おばけやしき。アレとかアレとか例の弟とか出る。森のアロマが焚かれていて
 死にそうになるよ!(初期のETアトラクション……)

食事するところはホグワーツの大広間か、三本の箒か、ホッグズ・ヘッドか、
グリフィンドール談話室か、マダム・パディフットの店。
漏れ鍋でも食事できるけど、唯一のオフィシャルホテルなので
宿泊客しか入れません。ちなみにパディフットの店はカップルしか入れないオーラ出てる。
めっちゃ悩むけど、写真のところが地味に液晶になってて動く手配書を見たいので
私は晩御飯は三本の箒で、昼ご飯を大広間にすると思う。もちろん天井はころころ変わる例のあれ。

ゾンコの店とハニーデュークスでは嫌というほど諭吉を搾り取られる。
ホグズミード郵便局からは当然ハガキが出せる。
書店では架空の書籍にまじって関連書物が販売しています。
ウィーズリー・ウィザード・ウィーズでは半泣きになって双子の店長からグッズを買う。
オリバンダー杖店で杖を買いかけるが正気に返って財布をしまう。
叫びの屋敷・ペットショップ・ハグリッドの小屋は見学できます。
1時間に1回くらい暴れ柳はゆさゆさするよ。
そして時々上空を魔女や魔法使いが箒に乗って飛んでいる(ワイヤーで)。

パレードはボーバトンのペガサス馬車や、ダームストラングの船、
上空のレールから吊られて高速で飛空するクィディッチの選手、
手から火を放つフロートの上の校長、同じくヴォルデモートと死喰人のフロート、
あと光るドラゴンとか光るバックビークとか光るパッドフットがいますよ
シリルの人、最後に目から血が出るよ!


・・・・・・。
そのむかし「きっとTDLのトゥーンタウンくらい」
というシビアな予想を聞いたことがあります……。
アイランズ・オブ・アドベンチャーというテーマパークの中の
6つのアイランドのうちの1つだというのも知ってます……
でもあきらめたらそこで試合(略)。
先生……犬耳カチューシャ付けてランドを歩きたいです……。

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2009/07/21(火)

映画かんそう
「ハリウッド監督学入門」

「リング2」でハリウッド進出を果たされた中田秀夫監督が
色々と苦労されたことや納得いかなかったことを淡々と語られるドキュメンタリー。
あちらで一緒に仕事された方へのインタビューが中心なので、
面白い!という映画ではありませんが興味深かったです。
(「呪怨」の清水監督も出てこられます)

あー、日本の映画の撮り方とハリウッドの映画の撮り方が
如何に違うか分かりました。一長一短だなあ。
日本映画は、良くも悪くも監督の権限が大きく、
進行が速くてタイトで効率的で選択肢が少ない。
逆にハリウッド映画は選択肢が多くて、というか多すぎて企画が進行しないし
プロデューサーやスポンサーや、ありとあらゆる人が内容に口出ししてくる。
完成作品はテスト上映にかけられ、評価が振るわないものは
ラストの変更を命じられる。
(極端な駄作が少ない訳がわかりましたよ)

しかし作中「リング2」で組んだプロデューサー氏へのインタビューがあるのですが、
撮った分の翌日のラッシュを見て全部撮り直しを命じましたね、とか
朝に突然新しいシーンを書きおろしてきて採用させましたね、とか
気のせいか彼へのインタビューだけ尋問口調でしたよ監督…恨んでるのですか!?

口出し方式も、それが的確なアドバイスならまだしも、
的外れなものだったら…と考えると
私は日本式の方が性に合いそうだなと思います。(日本人だから!)
ハリウッド式だと、
ジャンプの全部の漫画をドラゴンボールにするぜ!
みたいなものだと思うのですよね。
やっぱりネウロもジャガーさんも読みたいよ。

それでもハリウッドはシステムを打ち壊してくれる
型破りな監督を求めているんだという意見も出ていました。
だから極東から話題の監督を呼んだりするのでしょう。
でもハリウッドは、その型破りな監督を裂いて調理して咀嚼して嚥下して、
気がすんだらまた新たな監督を呼ぶのでしょうね。これからもずっと。
そして面白い映画を量産し続けるのでしょう。

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2009/07/22(水)

続おいらのハリポタランド

思うに我々ファンの熱い夢を
パーク運営サイドにだけ背負わせるにはあまりに重かろうので
ここはひとつ民間の人々にも頑張りを見せてほしいところ。

たとえばパークに隣接する区画を不動産開発会社が買い上げて、
小路がうねうねと交差する小さな街に整備する。
そして
「その区間に建つ店舗に限り無料で
ハリーポッター世界の魔法の店だと公認する。
ただしイメージ維持のための細かい審査を受ける必要はあり。
作品内固有の店名、人名、商品名は使用不可。商品は消え物に限る」
ってワーナーとJKRが言って、全世界から店舗を募集したらいい。
景気回復がどーのこーのの美談にして大統領と握手して雑誌に載ったらいい。

消え物ってまあ食べ物とか、駄菓子とか、
見世物小屋とか手品小屋とか大道芸とか占い屋とか
パイプ弾きとか、バイオリン弾きとかなのですが、
200歳の魔女が作るベーコンオムレツとか、
店主が幽霊とか、駆け落ちしてきたマグルと魔法使いのカップルがやってますとか
街をあげて全力でなりきりをする!もちろんコスプレ必須。
街のイメージもあるだろうから
アジア枠はそう広くないだろうけど、
日本からもマッサージ屋さんや、手相見さんが参加したらいいよ!
ジャパニーズマジックフード!天むす!タコヤキ!タイヤキ!

(そんでついでに世界各国のイオングループみたいな企業が集結して
悪魔合体してマジックショッピングモールとか作ればいい。出られないくらい広いの!)

そんなギンギンの商業施設でも、
キャラクターに扮する役者さんとすれ違ったらきっと幸せだろう。
そういえば、月齢はちゃんとチェックして行かないと元気な先生に会えませんね。
夜はどこからともなく遠吠えと、キャンって声がするという……。




あ、当サイトのウィルス感染有無のチェックをして
その結果を日記に書いてほしいとのメッセージがありましたのでお答えします。
トップページとインデックスと日記をチェッカーにかけましたが特に問題はないようです。
全ページは膨大すぎるので、ちょっと無理です。
こちらのサイト様などをご利用になると良いのではないかと思います。

http://www.aguse.jp/


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2009/07/23(木)

落語を聞きに行ったのですが
女性に大人気の噺家さんだったらしく
客席はものすごい女性率でした。座敷の前の方、ほぼ全員女性。
・つる
・遊山船
・竹の水仙
・たちぎれ線香
を聞きました。

「遊山船」をすごく気に入ってしまって、
これから夏が来るたび聞きたくなるような気がします。

夏の夜に行水を済まして、寝るには早いと涼みに出かけた喜六と清八、
難波橋で落ち合います。
その夜の風景の描写なのですが
「その賑やかなこと!」
でスタートする三味線と物売りの声で、
バーンと百数十年飛ばされる感じがしました。
よく通る噺家さんの声による
氷売り、西瓜売り、枇杷湯糖売りの声、花火、掛声。
まさに当時の人々も聞いていただろう、
わくわくさせられる威勢のいい声です。
(枇杷湯糖って飲んだことないですが、なんかおいしそう)
お話はあっさりと、くすくす笑いのまま終わります。

「たちぎれ線香」をちゃんと聞いたのは初めてだったのですが
もっとコミカルな演出かと思っていましたら
しっかりした純愛悲恋ものだったのでびっくりしました。
でも誰も悪くはない系なので、後味が悪くありません。
楽しみにしていた芝居の約束に相手がこなくて、
超がっかり意気消沈してしまう小糸のくだりには
結果を知っていても、めっさハラハラしました。

ところで一番印象強烈だったのが
噺家さんがマクラに仰ったお話、
久しぶりに家の掃除をしたら、ゴミ袋28袋分出た
なのですが……(笑)。それまで家の中どうなっていたんだ!

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2009/07/24(金)

(21日ハリウッド映画製作話題続き)
そういえば作中で
女性プロデューサーの方がおっしゃっていた、

「日本の観客はキャラクターとの関係がとても近しく
ロングショットであっても登場人物の心を理解するが
アメリカ人はそうではなく、アップを多用しないと
登場人物が何を考えているかは伝わらない」

という言葉が面白いなあと思った。
やはり漫画ドラマ大国なので
国民全員がフィクション慣れしている所為でしょうか。
あるいは察する文化の所為なのかも。


ライターズギルドに登録される脚本が年間35000本というのに驚いた!
1日100本のペース!それが採用されるまで色々なプロデューサーや監督の間で
ぐるぐる回覧される訳ですね。
それだけ数が多いと全部目を通すのは不可能だし玉石の選別が大変そうだ。


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2009/07/25(土)

色々感想

ディケイド+シンケン
ディケイドの、あのセンギリ顔面=スキマって発想は
おおすげえと思った。いや前回の話ですけど。

華麗なるスパイ
ポップ、キッチュ、アート、コミカル路線(予定?)のスパイものでした。
脚本の君塚さんはおそらく正義感の強い方で、
社会への憤りを常に持っていらっしゃるように思うのですが
その憤りを作品の2割以下に抑えられたらいい感じに、
4割を超えると残念な感じに、なるような、気がします。

プリキュア
思い悩むイースさんが、30分でラブちゃんと手をつないで
ごはんの歌を一緒に歌うまでに!
思うに直江とラブちゃんは体から何か出てるんじゃないか?
電波とか匂いとかガスとかそういう。
それで周囲のツンデレが全員落ちるという。

天地人
例の死に装束シーンは正宗ルートだと格好良いのですが
他の人が主人公のルートにおいては、ちょっと痛い子みたいで
他人事ながら恥ずかしくなりました。「やっちゃった…!」みたいな。

ドラマ内容とは何の関係もありませんが
後半のシーンで豪雨になり(うちの周辺が)
徳川家康のアップのところで
モザイク状の七色の筋が何本も通って
「すげえ!サイバーパンクみたい!」と思ったら、
ぶちっと途切れました。途中で。
大雨のなか、こんなど田舎まで飛んでくるのは嫌だったようです。
放送電波よ、根性のない。

忘念のザムド
しばらく前に亡くなった眼鏡ですが、
「女子として(エデンの)大杉くんと(ザムドの)メガネを比較してみようトーク」
などを友人とかわしたりしました。
大杉くんの悪いところは空気が読めなくて相手をよく理解しないところ、
メガネの悪い点はプライドが高すぎる点でしょうか。
いや、プライドを持つのは悪いことじゃないですが
プライド>>(10コ省略)>>好きな女みたいな、
自分のプライドを保つためなら何でもする的な姿勢がよくなかったんじゃないかと思います。
大杉くんはこれからまだまだ変わる余白があるように思えましたが、
メガネは老けると更に悪化する予感しかしませんでした。
初回で「あ、ジェームズ。リリー。ぼっちゃん」と思ったのが懐かしいです。さらばメガネ。

ユンボの子の名づけ親は伊舟さんなのか…。この旧友同士は死別してほしくないなあ。



月光条例
10年後に
「子供のころ読んだ月光条例がトラウマになって浦島太郎が読めなくなった…」
という男子がたくさん出て、思い出話に花が咲くと思う。
乙姫様の顔にフナムシぞろぞろはキツイ…。
このシーンのために乙姫様の顔はデカかったのか…?

ネロに「自分の人生を諦めるな!」はまあいいとして
浦島太郎に「男は罠を見抜かなきゃだめだ!」は厳しすぎる。
飲み屋の説教みたいよー!

第三世界の長井
「大日本人」形式……?
やっと脳が慣れてきたのか今回おかしかった。
しかしテキストが変則的すぎて読むのに時間がかかる!

沙村広明「久誓院家の最大のショウ」アフタヌーン掲載
(秋に出る短編集に収録されるようですヨ)

間違っても好きとは言えないし正直ウヘーと思いつつ
間違いなく一級品で、凄い!天才だ!と言わざるを得ない作品が時々あるが
これもその1つです。
(沙村先生の作品にしてはまだまだライトで上品ですが…)
ねたばれになるので出鱈目に語りますが、モビルスーツの話です。
でもこのモビルはスーツのことを人として愛していないというか
彼の愛情は、餌をくれる人間に対する鳥の感情のような、そんな感じ。
愛情に関する共通言語がないので彼とは意思の疎通が図れませんね。
スーツがモビルを支配するような、或いはその逆のような、
大人のモビルスーツすぎて私にはよくわかりません。

「すぐモビルスーツの話題を持ち出す人はうざい」って、
女性週刊誌に書いてたそうなので気をつけようっと。

ところでサンデーで新しく始まった魔法漫画は
まるでサンデーじゃないみたいな画風で、びくっとする。
(そういえばサンデーはペンタッチつやつや系の人が何故か多いですね)

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2009/07/26(日)

最近のドバドバ降りをくらって
ビショゲチャドチャーって感じになって何度か帰宅しましたが
いや、なんかこれ古来の日本の雨の降り方じゃないんじゃないでしょうか。
熱帯になりかかっているような……?

河川やら、都心部の排水、建造物、住宅、工事現場等々の
何らかの基準を熱帯仕様に変更する準備をしておいたほうがいいのでは?

ポタ映画6を見てきました。
感想は……後日落ち着いてから!

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2009/07/27(月)

北村薫先生・法月綸太郎先生・殊能将之先生
鳥飼否宇先生・麻耶雄嵩先生・竹本健治先生
貫井徳郎先生・歌野晶午先生・辻村深月先生
がリレー小説をされた「9の扉」という本を探していたのですが
発売日に駅前の大型書店に行っても入荷がなく
「取り寄せになります」とのこと。
結局電車に乗って都心まで行って購入しましたが
それぞれが根強いファンを持つこの面子で、
というか賞を取られたばかりの北村先生が参加されているのに
入荷なしってどゆこと!?と大憤慨しました。

ヒラコーの変なエッセイ本「以下略」が
どこに行っても売り切れだった時も
「印刷部数を読み違えたな……」と思いましたが、
(重版!というポップが立っていた最後の1冊を買えました結局)
印刷部数に関しては自分の出す同人誌すら全然読めないことを省みて
温かい気持ちでスルーしました。

「9の扉」については、本文もさることながら
作家先生同士のお付き合い度合いを推し量るという薄暗い楽しみ方ができます。
(「あっスキスキ光線出されてる!」とか、「メールなんか返事もされそうにないのになあ意外」とか…)

みなさん割に綺麗に受けて綺麗に投げられているので
来たボールにガソリンかけて火をつけて再度投げる的暴れ者が1人おられてもよかったような気がする。



日付、間違っていたのを直しました!ありがとうございます


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2009/07/28(火)

これまでのあらすじ
SFが読書上の弱点であるにゃかむらを鍛えるために
友達が有名なSFを貸してくれたヨ、みたいなそんな流れ。

読書感想
「われはロボット」アイザック・アシモフ

60年前の作品なのでSF部分はちょっと昔風に感じられますが、
でもガジェットは全然古びてない!すごい!

63体のロボットの中に、
三原則第1条(人間に危害を加えてはならない)を
緩和されたロボットが紛れ込んでいる。
責任者たちはその1体を選別しなければならない。その方法は?

高性能のロボットが
「ロボットより劣る人間が自分達を創造したなんてウソ。
自分達はもっと高等な存在に作られた」
という宗教めいた自説にとりつかれる。彼の説得は可能なのか?

人間の心を読み取り、その望みのままに応答するロボット。
周囲の人間たちはどうなっていくのか?

ロボットではないか?と疑いをもたれている某政治家。
彼が人間なのかロボットなのか、判別する方法はあるのか?

等など、ロボット三原則がまずあって、
それを軸に推理が行われたりハプニングが起こったりします。
それにしてもロボット三原則自体が秀逸ですね。
簡潔で隙がない。物語の縛りとしては最高級のものです。

私が面白がりそうなものを友達が選んでくれているので
一概には言えないかもしれませんが、古典SFおもしろいですね!

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2009/07/29(水)

映画かんそう
「スケルトン・キー」2005年作

看護士であるヒロインは求人欄に応募し
南部の古い屋敷に住まう老人の世話をすることになった。
老人は脳梗塞で全身不随だった。
老人の妻は南部出身でないヒロインに難色をしめすが
弁護士のとりなしでかろうじて話がまとまる。
しかししばらく暮らすうちに、ヒロインは屋敷の違和感、
老夫妻の不自然な点に気付き始める。
それはかつてこの屋敷で起こった惨劇と呪術が関係していた……。
というあらすじ。

ホラーエッセイ「ナゴム・ホラーライフ」で
激ホメされていた映画です。
あー、小説家さんのハートをゲットしそうな端正な構成!
呪術や呪いにも一定の法則があって、
それが守られないと発動しないなど全体的に理詰めな感じがします。

そして普通なら読めそうな顛末も
ちゃんと目くらましがかけてあって、騙されました。
じゃああのときのあれは…とか
あのシーンは…とか後から考えるとさらに楽しめます。

すごいねたばれ

あのとき吊られたのは子供か!とか
あのシーンのお婆さんはマジ嫉妬かよ!とかですね。
目くらましは、「貧乏人にとって彼等は英雄だった」とかそのあたり。

主人公の呪術のマスターっぷりには目を見張るものがあります。
ハーマイオニーとタメ張る。
私は趣味で漫画を描きますが、あんなに綺麗な二重真円は描けない。
(でも結界が介護用エレベーターで破られるところは上手かった)

映画の筋には関係ないですが一昔前のハリウッドには
事情も背景もないマジ悪役に黒人さんをもってこないという
「なんとなくルール」が存在したと思うのですが
差別主義者の白人に雇われている使用人黒人夫妻がマジ悪役とか初めて見たーッ!
もう差別とかそういう時代じゃないぜという事なのか。

オカルト・サスペンス・ホラーですが、
ヒロインがめっちゃ勇敢で行動力があって順応が早いので
そんなに怖くないです。サスペンス部分を楽しめます。

作中の呪術「フードゥ(Hoodoo)」は、差しさわりがあるから
創造されたものかと思いましたら、実際に存在するのですね。
ブードゥー教の影響を受けた
アメリカ南部の、まじない系民間伝承の総称だそうです。

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2009/07/30(木)

ネットウィルスは、実はウィルス対策ソフト会社が
開発しているという都市伝説がありますが
その理屈でいくと●鳥とアー●は秘密裏に蚊を養殖していて
6月になったら全国に撒き散らしていると思う。

毎年これだけ化学兵器でやっつけているのに
去年より数が増えるとかありえない。
それとも日本人口の5割は良寛さんで
せっせと蚊に餌をやっているのか。

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2009/07/31(金)

家の前に女の人が倒れていたので
めっちゃドキーンとしたが、
女の人は車の下にいる猫を写メろうとして
地面に寝そべっていただけで、
目的を果たした後は普通に立ち上がって
歩いて去っていったのでした。

救急車呼ばなくて良かった。

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