5月日記

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2009/05/01(金)

映画かんそう「スラムドッグ$ミリオネア」
ダニー・ボイル監督

最初は何でインド…?と思ったのですが
監督の芸風と意外に合っていました。
鮮烈な色彩がごちゃごちゃしている感じと、疾走する人。
なんとも良い具合のマリアージュだなあ……と思っていたら
(シーンばれ)
最後踊った!
最後踊った!
さすがに死んだ人は混ざってなかったけど踊った!
途中でも子役や司会の人や観客や視聴者が踊っていたし、
インドの人は本当に踊るのが好きなんだなあと思いました。
(いや逆か?世界的にみると日本人が極端に踊らない民族なのか?
そういえば旅行に出ると、はしゃいで踊っている人を目撃する頻度が高い)

インドのスラム育ちの無学な青年が、
クイズ・ミリオネアのラストの問題まで勝ち進み、
八百長を疑われて警察の拷問を受ける。
彼は何故正しい解答を知ることができたのか?
青年は自分の人生に起きた出来事を語り始める。
というあらすじ。

純愛とラブストーリーだけを強調して
女性客を強引に呼び込もうとしない所に好感を持ちました。
(まあ途中グロい箇所が幾つかあるので賢明ですが)

監督の作品の中では「28日後…」が一番好きです。
またホラー撮ろうよ監督!

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2009/05/02(土)

ちなみに「28週後…」は、いかにもダニー・ボイル監督の作った作品のように宣伝しているけれど
実は総指揮で、監督は違う人がしている、中身がちょっとアレな続編ですのでお間違えのないように。
「日」がオリジナルで「週」が続編です。


色々感想

ザ・クイズショウ
先週のケータイ小説のモデルは何か全然分からないけど
1文字くらい変えるとかすればいいのに
何を無意味にナイフみたいに尖ってるの日テレ!
ていうか恋空の制作・ドラマ化はTBSじゃないの!喧嘩でもしたの!?

東のエデン
ミサイルといい全裸といい、これ「よげんのあにめ」なんじゃないか…。


2万人のニートを集めて携帯を取り上げて裸に剥いて近くにミサイルを落とす……って
ハーメルンと民族弾圧を足して2で割ったような事件ですね。
2万人のニートがどうにかなったら日本は変わるかな…ちょっとだけ変わる気もする。

いまのところ会話に出てくる映画は全部見てるなと思っていましたが
「グラン・ブルー」は見てない…そういえば。なんでだろう。
あと「ドーン・オブ・ザ・デッド」の監督がザック・スナイダーだと
いま気付いた!いま気付いた!

映画ネタが多いので、ラストも映画「トータル・リコール」か、
(原作はP・K・ディックさんだがもちろん未読)
あるいはナタリ監督の「カンパニー・マン」的なオチなのかなと空想。

愛人へのメールを配偶者に送り間違えて浮気がばれるのって
意外に多いと聞きます…(刑事さんのは仕組まれたのかもだけど)。

ディケイド
電王世界にきて、脚本が小林さんに!?


スケットダンス
なっ……オ チ は そ こ か !!
で、兄弟ってまさか……え?!でも顔が似てなくない!?

バクマン
集英社のイベントが楽しみすぎる。
尾田先生ですね!分かります!
久保先生ですね!分かります!
岸本先生ですね!分かります!みたいな人々が出てきて
実話臭いパーティーエピソードが展開するんだろうか。
そして新妻エイジ先生は一体どんなコスチュームで現れるんだろう!

1.ジャンパーにスウェット上下
2.コートにスウェット上下
3.ネクタイにスウェット上下
4.スウェット上下

でもスーツ姿でシャツの前ボタン全開、片側ズボンIN、片側OUT、
中のアニメTシャツ丸見えとか、そういう究極のドレスダウンも捨てがたい。


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2009/05/03(日)

大型ゴミを出すのが面倒なので
手斧を買ってきて不要な家具を粉砕してみました(エコ…?)。
手斧凄いですね!さすがゲームとかでも武器になってるだけはある!
見事に細かい破片の山が出来て、フハハ!家具がゴミのようだ!
と満足したのですが、ものすごく体力を消費するようで
そのあと疲労でしばらく動けなくなりました。
RPGの戦士の人とか、殺人鬼の人とか鍛えてらっしゃるのですね。
「手斧エクササイズ」とか、これ絶大な効果があると思う!

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2009/05/04(月)

劇団四季「オペラ座の怪人」感想

原作、2004年版映画、パルマ版、ダリオ・アルジェント版と見ましたが
(まあ後者2つはオペラ座の怪人…?って感じですが)
劇団四季版が一番受け入れやすかったです!
原作は「え…?ちょ…」という箇所が時々ありましたし
映画版は登場人物に、ちょっとイラっとしました。
しかし劇団四季版は、ファントムがすごく潔かったのが
好感の元のような気がします。

下記若干ねたばれ

むしろorzこんなんなっているファントムさんを残して
2人で愛の歌を歌いながら遠ざかっていく
クリスティーヌさんとラウルさんが憎らしくなるくらい。

映画では、廃屋と化したオペラ座で、
備品が競売にかけられているオークションから始まったのですが、
シャンデリアが現れた途端に、劇場が時間を巻き戻したように
色彩を取り戻し往年の姿に戻ります。
そのシーンを舞台でも表現していたのでびっくりしました。
「ええー!?」みたいな。
本当に、シャンデリアが空中に浮かびあがって劇場が再生してた。
あれ、忠実な映画化だったんだなあ……。
そのあとも1/1スケールの象が出てくるし、
湖面に揺らめく無数の蝋燭や船が音もなく出てきてはいつの間にか消えているし
というかシャンデリアは落下するし、
四季の科学力は世界一ィィィ!不可能はない!という感じです。すごい。

そしてこれまで4つの四季劇場でお芝居を見ましたが、
いつ行っても満員で、客層は年配の方から若いグループまで理想的にばらついていて、
芸能としてはこの上なく良好な状態をキープされているなあと思います。
努力と精進を続けるブランドの力でしょうか。

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2009/05/05(火)

映画かんそう
「チェイサー 追撃者」←notコナン君

「よくある物語かと思っていたら、どんどん定石をはずし
最後には見たことのない映画と化していく」
というようなことが映画評に書いてあり、
その「見たことのない映画」という形容に
ものすごく引かれて見に行ったのですが…だめでした……orz。
小粒ながら完成度の高い作品なのは分かるのですが初監督でこの出来は異様
私の苦手な類のお話だったのです。
あと、B級サイコキラーものなら類似作品がない訳でもないお話だったので
そのがっかり感にも左右されていると思います。
(私の「見たことのない」という言葉に懸ける期待値は無限大)

あらすじ
元刑事の主人公は、いまは派遣風俗業の元締に身を落として暮らしていた。
あるとき彼が客へ派遣した女性が、連続で姿を消す事件が起きる。
主人公は消えた2人の女性を直前に注文した客の、
携帯の番号が同一である事に気付き、追跡を開始するのだった。


韓国で20人以上の犠牲者を出した04年の連続殺人事件がモデルになっているそうです。
そういえば「殺人の追憶」も犠牲者10名を出した30年ほど前の連続殺人事件がモデルになっていますが
韓国は連続殺人事件がそんなに多いのだろうか…?
ああ、「殺人の追憶」がお好きな方ならこの作品もお気に召すと思います。あれが荒っぽくなった感じ。

ねたばれ

弱い者が遊びで殺されるところをジワジワ見せられるのは非常に厳しいとです…。
主人公も警察も近所の人も、あまりにも阿呆すぎてストレスたまるとです…。
メタファがどうのとか言われてもフーンとしか言いようがなかとです…。
あと、犯人はノーコン。
(女の人の頭に刃物が刺さる!というシーンで、肉に突き刺さった効果音が入って
ギャッって思ったら、女の人の頭を押さえていた自分の手を刺した犯人が痛がっているという。
お ま え か よ !
それから打撃系武器を手にしたときの犯人の命中率の低さはマヌーサかけられた勇者レベル)

町民全員が、市の住人全員がサイコキラー、とか
教会までの道のりの家全部が死に絶えていた、とか
実は地底人、とか
あの犬がラスボス、とか
そういうトンデモオチだと思っていたのになあ……!


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2009/05/06(水)

ものすごく頑張って掃除をしていたら熱が出ました。
何十年ぶりかに開けたところがあって、
埃が1〜2センチほど積もっていたのですが、
何か吸い込んでしまった微アレルギー反応なのかもしれません。

それにしても埃は不思議です。
目には見えないのにいつの間にか降り積もっている。
無限の補給はどこからくるのだろうか。
そして積もる場所と積もらない場所がある。
天井に強力なシーリングファンを付けて、
年中部屋の空気を攪拌し続ければ埃は積もらないのだろうか?
その場合部屋の中の埃濃度がどんどん高まって、
霧のように目に見えるだろうか。
あるいは「この部屋には積もれない」と判断して他へ行くのだろうか。

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2009/05/07(木)

予告編を見て気になった映画あれこれ
(でもたぶん見には行かないと思います)

「ブッシュ」
オリヴァー・ストーン監督
予告編を見る限りでは
遠慮会釈なくぶっ叩く映画ではなく、
頓珍漢ばかりやらかしてしまう変人ジョージが
ブッシュ家の恥さらしだと言われながらも
けなげにがんばるハートフル映画のようでした(たぶん)。
意外な路線!
キャッチコピーが「世紀のKY男!」なのですが
KYと書いて「クツよけ」と読むらしいです…脱力系。

「アマルフィ 女神の報酬」
フジテレビ開局50周年記念映画。
テレビ朝日開局50周年記念映画(相棒)が
ゲスト盛りだくさんの東京ビッグシティマラソンで来るなら
こっちは海外ロケじゃーい!イタリアじゃーい!という感じ。
脚本が真保裕一さん、主演が織田裕二さん。
福山雅治さんが特別出演。いかにもフジテレビっぽい顔ぶれ。
しかしサラ・ブライトマンさんが本人役で出演し
主題歌が「Time To Say Goodbye」であるというのは
どういう訳だか全然分かりません。なぜに?
「Time To Say Goodbye」は、私が1年半ほど
タイトルを知りたくて困っていた歌なのですが05/05/27日記
この映画が数年早ければなあ……。
(夏ごろにCM物量大作戦でこの曲を100回は聞くことになるでしょう!)

「蟹工船」
誰が見るんだろう…と正直思った企画なのですが
原作そのままではなく、時代の特定できない
ポップな映画にするようです。
SFで、船という密室で、イケメンたちが…と考えると
まあお客が入らないこともなさそうかな。

「MW」
玉木宏と山田孝之が主演で夏頃公開のようです……。
数ある手塚先生の作品の中でなぜ!!このチョイス!!

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2009/05/08(金)

(殺人その他、明るくない話題です注意!)

サイコキラーの映画を見てガクブルしたので
サイコキラー関係をweb検索して、
サイコパス→反社会性人格障害(APD)→DV被害→モラハラ被害
とどんどん身近な方向に進んでしまいガクブルが更に酷くなりました。

日本は、警察が優秀なのか人材が貧困なのか、諸外国と比べるとサイコキラーの出現率は低いですね。
(短時間で大量の人を殺すのはスプリー・キラーと呼んで区別するようです)
(スプリー・キラーに関しては日本には例のあの事件があるのでもしかして最高峰か?と思いましたら
世界最大の大量殺人は57人!目玉飛び出ます…)

そういえば「良心をもたない人たち 25人に1人という恐怖」とかって
一時話題の書でしたが、wikiの「サイコパス」のページに
ざっと特徴が書いてあります。

良心の異常な欠如
他者に対する冷淡さや共感のなさ
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が全く無い
過大な自尊心で自己中心的
口達者で浅薄な魅力

あー…25人に1人…そんな感じかもー…という気はしますね。
友達がむかし対人トラブルに巻き込まれて警察のお世話になった事がありましたが、
解決した後で相手からのメールを見せてもらいましたら
まさに、まさに、まさに!上記に述べられている特徴そのまま、
字も文法も合っているけど、文の意味は通ってるけど良心がおかしい、
としか言いようのない文章でした。
当時にこの話題の書があったらなあ、とちょっと思いました。
(妖怪と同じで、理不尽な現象でも名前が出来ると人の心は揺らがないじゃないですか)

モラハラ被害にあった人は「誰にでも好かれるあの人に、あそこまで馬鹿だのゴミだの罵倒された私は
相手の言うとおり本当に馬鹿でゴミなのかもしれない。相手は私を教育するために厳しくしていたのかもしれない。
我慢できなかった私が悪かったのかもしれない」
と関係の切れた後もマインドコントロールの続くケースが圧倒的に多いようなので、そういう人のために
「あなたは悪くないよ!相手の人が「反社会性人格障害」だったんだよ!この本に書いてあるよ!」
と安心させるための概念があるのはいいことだ。という意味です。


新しくお知り合いになる人に対して、良い部分を見るのではなく
最低の部分を見て判断せねばならん時代も近いのかもしれません残念ながら。

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2009/05/09(土)

色々感想

シンケンジャー
新技を披露する前に資料を作成してコピーして皆に配るという
青の子のまめまめしさ!というか絵ウマ!内容バカ!
しかしあの無茶な新合体はパーツの盛り過ぎで、
ロボが動くたびに各所がブラブラして非常に恐いのですが!今にももげそう!
(鎧武者とサグラダファミリアが合体したような…)


東のエデン
ちょい素敵げな感じのセレソンが出てこられたのに
すぐさまお亡くなりになってしまった……。
しかし「100億円やるから日本を救え。
ただし放棄したら殺す。俺様の気に入る手法でなかったら殺す。
救世主が出たらそれ以外の参加者は殺す」
ってルールがキツすぎると思います。
セレソン全員が結託して超長期的計画で救世行為を続け、
寿命切れを狙うしか全員生存の道はないですね。
(それを阻止するために処刑人が1人紛れ込んでる訳かー)


天地人
援軍を待って決死の籠城しておる魚津城の人々に、
主人公は「援軍と見せかけて魚津はスルー、織田本体を叩く」
というさくせんを実行する。もちろん仲間の非難GOGO。

魚津城の人々を降伏させる密使の役目に立候補する。
「絶対説得するよ!」と張り切って出掛けるが……

見捨てられた魚津城の人のショックは大きく、
「これは殿のご意志なのです!」と説明するも
彼等の意志は変わらず、全員討ち死にするまで籠城すると言う。

主人公も半泣きになって一緒に籠城すると言い出すが
皆に辞退され送り返される……。

主人公…主人公よ何がやりたいのか……?
白いの?黒いの?記憶力が弱いの?お昼ごはんは食べたの?
いっそ横山三国志の孔明先生の顔みたいなのだったらしっくりくるものを。
ところで魚津城に一条刑事がいましたね。


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2009/05/10(日)

エコロジー戦隊エコレンジャーの隊員でしたが、とうとう脱退しました。
(生まれてからこの年になるまでずっと部屋にクーラーがなくて
扇風機のみで頑張ってきたが、地球温暖化が進む昨今
今年は死ぬかもしれないと思ってとうとうエアコンを買いましたという)

地球すまん!
でもエアコンばんざい!

それからついでに紐が引っ張れなくなった我が部屋の電灯も変えてもらいました。
「天井に来ている電線が、ビニールではなくて布で被覆されたものなので
ちょっと接続に手間がかかります」
と言われました。布で被覆とか何時代の電線よ!!
あと
「天井が傷んでいるようなので、あまり強く紐を引っ張ると電灯が落ちるかもしれません
気を付けてください」
とも。……そんなコントみたいな…どきどきする。

エアコンの写真を撮って友達に送ろうとしましたが
送信直前で我に返ってやめました。

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2009/05/11(月)

エアコンを取り付けに来て下さった電気屋さんが
私の本棚のうち1つを、脚立に乗った状態で上から
じっとごらんになっていたので
「…なにか気になる本があったのだろうか?」と
あとで見てみましたら、
本棚のうちの1つが上下逆さまになっていました……。
組立て式のやつが、犬神スケキヨのように
足を天井に向けて本を詰められていた。
誰がこんな愉快なことを!(←自分)
設置した時にうっかりして、そのまま放置して忘れていた



17日のインテックス大阪には参加します。
今回、新刊やシリル関係のペーパーなどは特にありません。
いつものぐだぐだしたチラシを持って参加します。
本当は「聖☆おにいさん」のコピー本が出したかったのですが
私の芸風だと原作の劣化版になるじゃん!と気付いてやめました。
なにもありませんが、通りかかられたらお声でもお掛け下さい。
「ザ・クイズショウはディレクターが受だと思うYO!」とか
「東のエデンのミスターは宇宙人だYO!」とか
「1週間に1回ちゃんと掃除したら埃は積もらないYO!」とか
そういう感じで。
(というかクイズショウをご覧の方は受攻予想を教えて下さい)
(サークル名は「ハウチワマメ」ではありませんので御注意ください)

長井閣下の新連載、読みましたが…ちょ…これ…コメントできneee。


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2009/05/12(火)

映画かんそう
「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」

ミステリーじゃなくてアクションサスペンスでしたね。
(とうの昔からそうだったかもですが)
脚本はおなじみの古内さんに原案協力が4人ついて、
なかなか2時間分たっぷり楽しませてくれる作りになっていました。
そして古内さんは時々、工藤服部ファンへ本気のサービスをくれる…。
本気と書いてマジと読むんだぜ…。

ねたばれ

「犯人は几帳面な性格です!
でもあなたは
字 が 汚 い か ら 犯 人 じ ゃ な い !」
(要約)
って衝撃的ですね。エエエェェー。
疑いが晴れたのは嬉しいけどむかつくー、みたいな。

あと友人が
「黒の組織の人は、ジンが嫌いなひとが多いから、
コナンくんの正体を知ってもみんな報告せずに黙っている。
コナンくんの命はジンの人望のなさで救われています」
と言っていました。そういえばそうですね……。

社員旅行にでも行って親睦を深めろよ黒の組織……。

映画のオリジナルキャラクター、アイリッシュのまゆげが面白い形だった。
「これはカブトムシの角の形と関係があるのね!」と推理したが
全然そんなことはなかったぜ……。

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2009/05/13(水)

唐突ですが、字の綺麗さと几帳面さはイコールなのだろうかと考えます。

周囲を見回しても、
字がきれい=几帳面では決してないし、逆もまた然り。
思うに几帳面と一言で言っても

時間関係の几帳面さ
造形の几帳面さ
数量の几帳面さ
作業の几帳面さ……等々、
細分化すると思うのですね。
これ全部几帳面な人って実はあまりいないのではないでしょうか。

私は時間系統の几帳面さは若干あるのですが、
それ以外は全滅です(字も汚い)。

そういえば以前、すごい付き合いの長い友人の前で
調理をする機会があったのですが
「(計画実施が几帳面だから)
にゃかむらは細かく計量するタイプだと思っていたのに!!」
と、友人はものすごい裏切られた顔をしていました。
うん、自分で言うのも恥ずかしいですが、私の調理は常軌を逸する乱暴さです。

一言でポタジャンルと言っても、
親世代・子世代・デスイーターと分かれるように、
几帳面でも活動カテゴリに幅があるんだよきっと…。

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2009/05/14(木)

読書感想
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹さん

平凡な教師として生きてきた若い女、川村優奈が
ある日突然、辻斬りのように男達と関係を持ちまくらねば!
と決意するところからお話が始まります。

映画やドラマにはできない、
小説だけが使える魔法がたっぷりと行使された物語です。
それは1人の人間(作者)の視点と感性が
完璧に支配している世界を作り出すこと。
私達は頭を作者の感性に切り替えなければ
物語を覗き見ることはできません。

人外の美貌を持つ少女七竈と、少年雪風のお話です。
それから閉鎖的な地方都市の大人達、
憎んでいたり、役に立たなかったり、いんらんだったりする大人達1人1人が
淡々と描写されます。
しかし彼らを捉える文章が少しも非難めいておらず
冷たくもなく、のびのびとしておるので
自分もここに登場したいなあという不思議な気持ちになります。

途中、犬の一人称で進む章があるのですが
私はこの章に夢中です。何回も読みました。

黒いつるつるの毛並みに長い足。
切れ長の澄んだ瞳。
きりりとして姿勢よく、おれは誰より美しい。

誰より美しいって!自分で!黒い犬が!


……次は海外SFミステリ「犬は勘定に入れません」を読む予定です。
なんかすごい犬好きの人みたいですが。
(このタイトル見るたびに「入れてやれヨ!」と心の中でつっこみました)

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2009/05/15(金)

外国で騎士の位を賜ったシリルの人がいると
以前日記に書きましたが、
その人が日本に帰国されて
わたくしどもへのおみやげに
宝石をくださるとおっしゃいました。
なんかあまりの非日常に
「BLの攻みたいだな…」と思いました。

だって騎士が外国から宝石持ってやってくるのですよ。
平凡な男子高生が主人公なら確実にBLです。
あとアラブで石油を掘り当てたシリルの人と
香港に行ってマフィアになったシリルの人がいれば
さらに面白いと思う。

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2009/05/16(土)

色々感想

クイズショウ
もしかしてこのドラマは誰もが知っていて、ちょっとアレかなあと思っている有名人を
それと分かる形で出して徹底的に揶揄してハラハラにやにやと楽しませるという、
人の黒い心を誘う番組なんだろう、か…?前回の人も明らかに細k…。
そういえば細k…さんはメイン番組がTBSとフジ。
昨年春くらいからぱったりと姿を見なくなりましたね。
…開局50周年も過ぎて、とうとう不良デビューか日テレ。

いやまあそれはいいとして
印籠シーンのように毎回決まった時間にびーえろタイムがあるので笑ってしまいます。
さて、そろそろポジションを決めなければなりませんね。←?
でもなんか難しくないですか?
普通に考えるとプロデューサー×MCなのですが
あまりに普通すぎて騙されている気がするというか…。←?
プロデューサー×白MC(記憶喪失)
黒MC(記憶あり)×プロデューサー
こんな感じでどうでしょう。
シリルサイト某様の日記にてMC=某ブラック氏記述があった直後に
「MCの守護干支=戌」発言があったので吹きました。監禁つながり!
そして記憶喪失つながりで東のエデンの滝沢君とお揃いですね。

バクマン
負けた……まさか新妻エイジさんの衣装が
上下スウェット+羽!
で来るとは…予想できなかった…。
ファッション雑誌でよくある
「1週間着まわし企画」新妻エイジさんバージョンが見てみたいです。
(彼氏とのデートに遅れちゃう!→上下スウェット+ショール)
(新しい企画を出す瞬間って緊張!→上下スウェット+定規)
(今日は友達とぶっちゃけトーク!→上下スウェット袖まくり)
(姉の結婚式!泣いちゃうかも?→上下スウェット+クジャクの羽)

スケット
名前も伏線になってたんかぁぁぁぁ!!
うわー最初からあった設定なのかこれ!

めだか
西尾先生がジャンプでどれだけ健闘されるか見守りたいです。
ハルヒをベースにした、あらゆる萌えを網羅できる布陣で来られると思うので
天然系お姉さんや和風剣客タイプ、性悪説の女王様ライバルキャラ
幼女、双子、腐女子、委員長、外国人、
それら全員がラノベ喋りをすると思うと今からブルブルわくわくします。
あと、BL狙いも来ると思う!西尾先生ならきっとやらかしてくれるぜ!


シンケン
先週は百合回でした。ピンクちゃんと黄色ちゃんが
何回もハグしたりお嫁さんにほしいと言ったりでなごむなごむ。
私の友達で、びーえろには興味なくて百合一筋の人がいるのですが、
すぐさまメールで反応があって驚きました。さすが百合ハンター。
というかシンケン見てたの!?

プリキュア
え?
4人目のプリキュアはイースさんですか!?
え?これ最初からみんな察してた!?
ぴんとこなかったのは私とちびっこだけ!?
(↑くるみの正体も全然気付かなかった成人女性)

リストランテ・パラディーゾ
放映開始した頃に「ルーピン先生のイメージです」というメッセージをいただいて
やっぱり見る!となったのですが、前回で我慢できなくなったので
ここに叫んでおきます。

ルーピン先生!
ルーピン先生!
ルーピン先生!
(一人ウェーブ)
(原作のファンの方、不純な見方でごめんなさい)

天地人

きょうの与六

籠城する魚津城の人を見捨てて織田を叩くさくせんを立てる主人公

しかし先手を打たれ橋を焼かれて進軍できず、途中で引き返す

家で泣きながらごはんをたべる←奥さんにご飯食べないとだめ!と叱られて

眠くなったのでそのまま寝る

お い こ ら 与 六!

それに引き替え、死の寸前の信長の前に化けて出て
やつの人生にダメだしするお館さまはなんて恰好良いんだろう!
あとやっぱビッグでラージでヒュージだわお館さま。


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2009/05/17(日)

本日当サークルにお越し下さった皆様
ありがとうございました。
様々なジャンルや、世間の諸々についてお話して下さった方もありがとう!
ちょっと物知りになりました。

スペース内でマスクを付けての応対は失礼なのか
逆に付けないと失礼なのか悩みましたけど、
とりあえず付けずにおりました。
新型ウィルスは凄い速さで感染拡大してゆくでしょうけど
最悪ウィルスに感染しても自前の免疫でなんとかすればいいのですから
肉や果物を普段よりちょっと多く食べて、多めに寝て、
面白い漫画とか読んで免疫強化に励みましょう。

しかしパソコンのウィルスも流行していると聞きましたが、
ftpのパスを抜いて、勝手にウィルスサイトに改造する症状って
ウィルスの作成者はオタクにものすごい怨みでもあるのでしょうかね…。
(更新しなければ、たとえ感染してもパスは割れないらしいので更新しないぞハハハ!)

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2009/05/18(月)

更新できないとなると更新したくなるのが人間というものです。
注:ハリポタ2次創作・微BL・ハリポタ未読の方注意。


「リーマス。リーマス!ここで寝るな!寝室へ行け」
「・・・・・・」
「リーマス!リーマス・ルーピン!」
「知ってる……ここで寝ない……」
「自動応答するな。一旦戻ってきて目を覚ませ」
「はい。起きるよ……」
「いいや、起きないね」
「シリウスきみは……スリザリンの報復に注意しなければならないよ」
「……それは随分悠長な報復だな」
「君は締め切りを……」
「締切?」
「そう締め切りだ……」
「リーマス、点呼を取りに行かなければ」
「本当だ……うん、分かってる。起きるよ」
「俺の事をどう思っていますか?」
「大事な友達だ」
「質問が悪かったな。俺の事を愛していますか?」
「もちろん愛している」
「どこを愛していますか?」
「うーん……身体の……カカオの生産量が……」
「俺はブラジルか」
「気をつけた方がいいよ」
「何に?」
「・・・・・・」
「ルーピン教授、ちょっと失礼しますよ」
「シリウス、苦しい。やめなさい」
「こうでもしないと起きないだろうお前」
「……この年になって鼻をつままれるなんて……」
「被害者みたいな顔をするな。とりあえず頭を上げろ。体を縦にするんだ」
「うん……」
「ルーピン教授?」
「……体が二つに割れて中からトルコぎゅうひが出そうなくらい眠い」
「申し訳ないがその例えは分からない」
「……体が二つに割れて中から象のババールが」
「トルコぎゅうひと象の共通点も見えないな。3+8は?」
「……11。せめて君、掛け算とか……」
「お前が寝起きでないなら代数だって使うが、そうじゃないだろう。ほら、立ってみろ」
「なんだか君、私の父親みたいになってきたなあ」
「貧血は大丈夫か」
「うん、大丈夫」
「では両足を交互に動かして自分の寝室に移動するんだ。階段は足を上げないと登れないぞ」
「いや、目も覚めてきたからもう大丈夫だとも。親切にありがとう」
「おやすみ」
「おやすみ」
「ああ、そうだリーマス」
「なんだい?」
「お前、カカオで何を連想する?」
「……それは何かのジョーク?」
「いや、いい。忘れてくれ」
「強いて言えばカカオは私の好物の原料で、花は白くて可憐だ。
媚薬の材料になった時代もあるね。総じてちょっと君を連想する」
「・・・・・・」
「それくらいかな。おやすみ」
「・・・・・・」

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2009/05/19(火)

ちょっと前にポテトパンケーキ作りに凝ってました。
映画に出てくるアメリカのおかんが朝食に
びったーん!と焼いてくれるダイナミックなやつです。
家庭料理だけあってレシピは様々で
玉ねぎを使ったり使わなかったり、
卵を使ったり使わなかったり、
粉を使ったり使わなかったり、
当然ながら味も千差万別でした。

私が模索した結果ベストのレシピは下記のものです。

じゃがいも(大きめの)2個
たまご1個
かたくり粉小さじ2
粉末コンソメ小さじ1
塩コショウ

ジャガイモ1個をすりおろし
1個をスライサーで細かい千切りにするのがミソです。
で、全部混ぜ合わせて好きな大きさで焼く。
おいしいし腹もちも抜群ですよ。

ジャガイモから出る水気はなるべく切った方がおいしいです。
かたくり粉の量を増やすと更にふっくらします。
だいたい2人分(小さめ4枚)くらい。


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2009/05/20(水)

(ネガティブ日記…かも…?)

裁判員制度が明日からスタートしますね。
私は日本の平均的なモラルがどんなものか分からないのですが
とりあえず、トラブルは徐々に増えるだろうなあ…という気はします。
ブログやSNSでぼかしつつレポする人や、
匿名掲示板に書き込む人は絶対出るだろー!という感じ。

判決に不満のある被告・被害者またはその遺族が
裁判員(またはそうであると思い込んだ人物)を
殺傷する事があるかもしれないし、
裁判員の経験が原因で精神を病む人もいるだろう。
被告のまたは被害者のプライベートを知ることによって
妙な支配欲を持った裁判員がストーカー化したり、
恐喝行為を行う場合もあるだろう。
(現実は常に予想の斜め上だから
実際に起こるトラブルの種類はもっと多彩でしょうけれど)

それと
「陪審員のコンプレックスを揺さぶって意見を操作する手法」
あれが日本の裁判員制度でも使えるのかは気になります。
アメリカの有名な事件で
「彼は(殺人を)やっている。しかし彼は無罪にならなければならない」
という陪審員のコメントを読んで
「だめだ…この制度…」と思ったことがあって以来
制度自体によくない印象があるんです。
まあ、あの事件は検察側の証拠が不十分だったせいもあるらしいですけど


なんにせよ今後、被告は(弁護人も被害者も?)
容姿が、より重要になるでしょう。…というのはネガティブすぎる?
法廷専門のスタイリストやヘアメイクさんが登場するかもしれません。

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2009/05/21(木)

更新できないとなると更新したくなるのが人間というものシリーズ
(流行のウィルスに、どの瞬間感染するか分からないので、更新を控えます)
注:ハリポタ2次創作・シリル微BL・ハリポタ未読の方注意。


ある日リーマス・ルーピンは電撃的に閃くことがあった。
「人間の舌の長さと、手足の長さは比例しているのではないか?」と。
彼はその疑問を目の前にいる友人に聞いてみようとしたのだが、
しかしすんでのところで思いとどまった。
今現在の自分達の状況は、電撃的な閃きを話題にするには全く相応しくなく
尚かつ友人を怒らせ、長い説教をされそうな、そんな気がしたのである。
しかし問うてはいけないとなると、ますます問いたくなるのが人間というもの。
彼はそのあいだ中ずっと物言いたげな顔をしており、友人をひどく困惑させた。

(せんせい成長した!)

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2009/05/22(金)

(GWの話)
鳥を見に行ったら
丁度ヒメウズラのひなが生まれたところで
ちょろちょろと歩き回っていました。
ちっちぇー!
ちっちぇー!
ちっちぇー!
体長5センチもない!
きっと毛をむしったら人間の親指の爪くらいの大きさしかない。
あんな中に脳と心臓と肺と消化器が入っているとか信じられません。
親の足元をちょろちょろするので何度もふんずけられていました。
でも平気そうだった。案外頑丈。

ぶっちゃけ私の部屋のホコリ玉の方が大きいのに。←それはでかすぎる
不思議です。


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2009/05/23(土)

色々感想

バクマン
パーティー主役のアイテムはスウェット上下!
新妻くんは天才で変人で社交的で、
しかも中井さんの片思いのこと気付いてたっぽい!?
空気も読める!?ハイスペック天井知らず…。

次回、シューサイたちにとって
その年一番のビックリニュースとなった中井さんの行動って何だろう…
世間からすると大したことない的ニュアンスなので、
刺したとか放火したとかではなさそうなんだけど。
邪念と怨念に満ちた、めっちゃ黒い漫画を1作描いて失踪した…
とかだったら……怖いな。
伝説になるくらい話題の作品になるけど、
作者は二度と姿を現さなかった、みたいな……。

平丸さんのラッコの漫画は読んでみたい。


名探偵の掟
前回犯人の蟻場氏、
どうしてこんなに!というくらいイメージにピッタリでした。
あの列車の到着時間や乗り換えの時間を滔々と語る自慢げな顔!
ぎゃー!むかつく!(笑)
そう、大きな声では言えませんが私は時刻表トリックが嫌いで、
そして名探偵の掟のあの章が大好きなんです。

クイズショウ
イベントでは受攻の話をありがとうございました。
みなさんいいひとなので
「昨日の回の後半だけ見てみました」とか、
「第一回だけ見てます」とか、そんな方まで…。
そして一番一生懸命たくさん語ってくださった方は
「1回も見てませんが!!」と仰ってました(笑)。
オチまでつけてくださって…!さすが関西!

しかしどうやらあの世界は、深夜ドラマの焼き直しではなく
同じ時間軸にあるらしいことが分かりました。
あとBLタイムがあるよ!と宣伝したら
察知されたのか、いちゃいちゃしなくなりました。さみしい。


ディケイド
なにかもめごとがあって、脚本の人が降板してしまったらしい。
主人公の性格がすごく丸くなった。
カブトのおばあちゃん、
(本編では常に話題に出ていたが一度も登場しなかった人物)
ビジュアルはバッチリなのですが、キャラクタはあともうちょっと!

天地人
今日の与六
石田三成くんに
「きみ物覚え悪いね。恩知らずだね。あと出しゃばりだね」(要約)
と言われて半泣き。
口げんかで泣きそうになる戦国武将ってどうなんだろう…。


探偵Xからの挑戦状!
いまになってキッド・ピストルズのアニメを見られようとは!!
(山口雅也さんの回がキッド・ピストルズでした)
私がこのシリーズを読んだのは15年以上前です。
アニメーションはティム・バートンと日本アニメの作風を
足して3で割ったような感じでした。
コマ割りがしてあって、カメラが漫画の作法に従って各コマを移動、
1コマ1コマの中で人物が動いている形式で
なかなか面白かったです。題材は勿論マザー・グース。

しかしキッドはなぜか黒髪だったよ。

東のジョニー
ジョニーって……2万……え……?

俯瞰して見ていると大杉くんのアプローチの悪いところが
くっきり見えるので、これまで悶絶してまいりました。
彼は悪くない。悪くないんだけどやりかたがまずい…。
片思いの相手に何万円ものディナーとか、肩に力が入り過ぎだあー!
あとメールの回数減らせー!
心を研ぎ澄ませ相手の空気を読むんじゃー!
……とまるで先祖の霊のようにハラハラ。
いや彼はいまそれどころではありませんが。
無事だといいですね、大杉くんとジョニー。

平澤さんの、エッジがきいたような、ラノベっぽいような、
独特の喋りが面白いです。
「常に下半身に血流をたぎらせし春先ジョニー共のアプローチ
4年間ひらりひらりとかわし続けてきた
歴戦の乙女の名にふさわしい行動とは思えんぞ」
ああ、文語体なんだ。頭の回転が速くてちょっと中2だ。


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2009/05/24(日)

しばらく前の新聞に載っていた記事なのですが
最近の子供がおままごとをすると、
ペットの役が取り合いになるのだそうです。
(いや、統計を取ったとかそういう厳密な話ではなさそうでしたが)
逆にお父さんお母さんの役が押し付けあいになるらしい。

・そんなに大人はつらそうに見えるのか!
・今のペットは家庭内でそんなにモテかわ愛され存在なのか!
・スペックに関係なく愛される唯一の黄金期に、さらに上を狙うとは!

どこに感心すればいいのか分かりませんでした。

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2009/05/25(月)

先日拙宅にエアコンを取り付けに来られた電気屋さんが、
階段の配線の際に手元が暗くて明かりをつけようとされました。
カチ
カチ
カチ
カチ
「あの…すみません、照明のスイッチはどれでしょう」

住んでいる私は気づきませんでしたが
照明の半径1m以内に、紐スイッチが3本と
プッシュスイッチが1つありました。
しかし古い家にはありがちなことにそれは全部フェイクで、
本物のスイッチはちょっと離れたところにある紐なのでした。
バラエティ番組の仕掛けのようなうちの家。

しかしこれまで意識したこともなかったですが
この紐スイッチは一体何のスイッチなのか…
引っ張ったらカチッとは言うのですが、
特になにも点く様子はありません。
見えないところで何か点いているのか…?

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2009/05/26(火)

好きな同人作家さん(兼漫画家さん)がネトゲから帰還されて
その後しばらくしてブログでちょっとだけ思い出を語っていらっしゃいましたが
プレイ時間が360日(単位が「日」だよ「時間」じゃないよ)で
プレイ中の数年間は、日本で何があったかとか殆ど知りません…
とかそういう内容で、背中がぞっとしました。
私も行ったら絶対同じようになるのが分かっているからです。

そしてあちらの世界では、人は魂がむきだしになるそうですよ。
ゲームのプレイなど幾らでもやり直しがきくし、
現実世界で知っている人が見ている訳でもないですもんね。
卑しい人は卑しく、暴力的な人はより暴力的に、でも優しい人もいる。
メールやチャットなど、ネットのやりとりも若干その傾向はありますが、
それが更に強烈になったような感じなのでしょうね。

そのあたりは面白そうです。

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2009/05/27(水)

(汚い話ちゅうい)

私には頭痛がなく、
頭痛というものがどんなものか正確には分からないのですが

以前頭痛に困っている人々が集う掲示板を見に行ったら
それぞれ症状、原因は数多違えども
「頭痛の前兆のとき排便したら治るよな!」
「治る治る!なんでだろう!」
「不思議だけど治る!」
とみなさんの意見が一致しており、
「頭痛って……?」
と私は一人頭を悩ませました。
大腸と脳髄にどんな因果関係が。
(毒素が出るから?それとも一時的に血圧が上がるから?)

気圧・人ごみ・大きな音・におい・睡眠不足・睡眠過多
疲労・アルコール・便秘
頭痛の原因は人により異なりますが
逆に頭痛を起こさない体質の人を100人精密検査したら
画期的な何かが分かるんじゃなかろうかとも思います。

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2009/05/28(木)

劇団新感線「五右衛門ロック」(ゲキ×シネ)感想

前半は「あれ?今回はいまいち…?」と思ったのですが
後半にすごい勢いで追い上げて、きっちり盛り上げてくれました。

いやー、北大路欣也(クガイ王)のキャラクター、
あれは格好良すぎやろー。あれは惚れてまうやろー。
やはり大御所への敬意なのか、
男も惚れるし女も惚れる、抜けたところのない完璧な造形でした。
(時々、犬のお父さんが喋ってるみたいで吹いたけど)
割りを食って五右衛門の影がちょっとだけ薄くなった。

あと「メタルマクベス」のときに「何この人うまっ!」と思った
森山未來さん(カルマ王子)も、めっちゃおいしい役でした。
5歳からダンスを始めてらっしゃるからこそのあの動き、
それに歌声も凄い。
ただ、自分の見せ場でないところでも踊り、飛び跳ね、宙返りを打ち、
「お前ちょっと献血でもしてこい」と言いたくなる落ち着きのなさ(笑)
若いってすばらしい。

動きといえば川平慈英さん(ペドロ)、
いじめかというくらい激しいダンスとコミカルで早口なセリフ、
それでも息の切れと汗が目立たなかった!
あれは数日や数週間でつく体力じゃないよー!
友達に言ったら「彼はもともと舞台役者さんだから、当然です」
とのことでした。
単に顔が濃いだけの俳優さんだと思ってましたごめんなさい。

高田聖子さんと松雪泰子さんは、お二人とも色っぽかったです。
新感線のお話に出てくる女性は、男に惚れるのもお色気も、
全部自分の意志!って感じでパワーがあっていい。
「若い悪女VS年増の女傑」というテーマで
二人が火花を散らすところの歌、松雪さんは天女のように美しく
高田さんはコミカルで凄味があって、でも愛らしかった。


(すごいねたばれ)

あの穏やかで親切で、いつもにこにこと笑って歌と踊りの好きな
先住民族が、薬物中毒による廃人だったという設定に打撃を受けましたよ。
先王が人民を支配するために行ってきたことなのでしょうか。
でもすごく幸せそうで楽しそうで、ひと目であの集落が好きになりました。
他人に支配されようとも、人間は意志とか知恵とか無いほうが
幸せに生きられるんじゃないかしら……とか、ちょっと。
(劇中では否定的な話の流れでしたけど)

そして次の人に
命渡して死ぬ
赤い血が涸れると
白い骨が残る    

ていう、あの歌、メロディラインの類型が高山音楽系?で、
悲しいエピソードにあの旋律は鉄板ですよ。すごい破壊力。
「きたきたきたー」って思っても泣いてしまいます。
(というか今思い出しただけで涙出る!どうしてくれよう中島さんめ!)
あれはクガイ王のテーマでもあって、カーテンコールでも一瞬かかってましたね。

しかしゲキシネではクガイ王の最期に変なCG?が入って
舞台では実際どうだったのかが分からなかった……。
たぶん遺体がせりあがって、その周囲でホッタラ族が輪になって歌った…?
ように見えたのですが……。
あとで友達と言ってたのですが、変なCG?入れるのはやめていただきたい!


関西と関東は現在上映終わりかけ、
他地域では夏から秋にかけて上映のようです。
興味のある方はお見逃しなくー。
(半額サービス扱いなしですので前売り券を御利用下さい)

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2009/05/29(金)

ふと劇団新感線とラーメンズを比較してしまったりするのですが
ほぼ対極に近い位置にあるなあという感じです。

新感線はド派手な舞台装置に歌に踊りに特殊効果、多彩な役者さん。

ラーメンズの舞台装置は箱と少しの小道具、音楽は大概ピアノが少しだけ、
なにより登場人物はいつも2名。

キャラクターを作りこんでお話の魅力を増す手法と、
笑いを高い位置に置いているという点は共通するのに
あの絶対の差は何なんでしょうね。

中島さんのお話は完成されたものだけど、
書き込みできる余白があって、そこは役者さんに預けられる。
各々の魅力・能力が試されるけれども、でも舞台は人の数だけの掛け算になる

小林さんのお話は完成していて余白がない。
ものすごい完璧な演算が済んでいて、足すと壊れるバランスで作られている。
掛け算にはならない。足しも引きも割れもしない。
そういえば小林さんは舞台も主催してらっしゃいますが
小林さんの話には、役者の魅力が乗りにくく感じられます(片桐さん以外の!笑)。

あと、前者は関西っぽく後者は関東っぽい……。

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2009/05/30(土)

色々感想

ディケイド
あ、斬鬼さんが、ちゃんと松田賢二さんだ!
ライダーシリーズに3回も登場した(Gを合わせると4回)
役者さんも珍しいのではないかしら。

天地人
プンプン怒っていたくせに、
相手の可哀想な身の上話などを裏で耳にすると
ニヨニヨとして再び近付いてゆく主人公の
デリカしくないところがいやだ!
でも「やっと踊り」をまた踊ったので許す。
スロー再生などして振り付けを研究してみたりした。

来週からいよいよ城田さん(真田幸村)が登場ですが
ちょっとヘアメイクで下方修正され気味でしょうか残念。
やはり彼には眼鏡がなくては物足りぬ。

アフタヌーン今月号
「おおきく榛名って」は、
もうコミックス2冊分くらいの分量がたまったのではないかと思う…。

「無限の住人」の尸良が、生きたまま犬に食われて死んだ。
やつのことが嫌いで読むのをやめたのが10年ほど前だろうか。
びっくりするくらい長生きした。
そういえば登場時に犬を食ったりしていたなァ彼…。


バクマン
中井さん、悪いけどあれはキモ…いやいや犯罪系でなくてよかったです。
ところで真冬など屋内でも私は満足な線が引けませんが
東京は暖かいからああいうことが可能なの?

東のエデン
あんなにチーンの話題ばかりのアニメの30分って、
かつてあっただろうか?
特に男性の視聴者さんはゾクゾク感を楽しめたと思います。

セレソン同士がどんなに特殊な攻防を繰り広げても、
携帯の画面が映ると経費がばっちり分かるのって面白いです。
しかしあのホテル15億で買えるかぁ!?……と思ってネットをさまよいましたが
ああそうか、企業所有だった場合は株を買い占めればいいのか、なるほど。
それにしても見事に騙されたよ大杉くん!今どこにいるんだ彼は?

うん、でもこれまでに登場したセレソン全員が
勝つ気ナシングってどういう人選だよ……。

キムタク←notタイトル
変な時期に始まって視聴率25%越えを叩き出した。
海外ドラマCSI+脳に関する雑学…って感じのミステリードラマ。
面白かったですが、あまりの人海戦術ぶりに笑ってしまった。
視聴率って旬の俳優の人数に比例するのかしら素朴な疑問。

今日なんかガクトVSキムタクですよ、これが見ずにおられようか。


なんか恋愛ドラマって、随分減りましたね…。

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2009/05/31(日)

園芸道、その後

・マリーゴールド(枯れました…)
・ミリオンベル(その名の通りミリオンベル状態。元気)
・ユリオプスデージー(咲くそばから虫に食われるが元気)
・くちなし(元気)

・紫蘇(昨年も育てた)
・パセリ(昨年も育てた)
・イタリアンパセリ(昨年も育てた)
・ローズマリー(友達のおすすめにより)

ローズマリーを風呂に投入するのが大変気に入りました。
爽やかな香りと、発汗作用。肌トゥルットゥルです。
そのうちにチキンソテーにもする予定。
昨年は水だけ育成だった紫蘇に、今年は肥料などやってみましたら
成長が倍速になって、
もはや毎日ちぎって醤油をかけて食べないと追いつかない始末。
体にはよさそうです。
初夏になったらバジルも植えます。


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