7月日記

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2007/07/01(日)

にゃんこ集会を見たことも1度あります。
うちの裏庭で。6、7匹くらいいた。
なんか不思議な光景でした。
一体何を相談しているんでしょうね。

ところで可愛いばかりではない野良にゃんこ、
夏場は彼等のお気に入りの場所は
歩かないように注意が必要です。
何故ならばノミが足に跳ね上がってくるから!
都会にお暮らしだと見た事の無い方が多いでしょうが
あの痛がゆさ!!
蚊の刺したのなんかもうね、子供のお遊戯ですよ。
特に皮膚の柔らかいところを刺されてご覧なさい、
ワオー!としか言えませんよ。

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2007/07/02(月)

ジャンピ
別の雑誌から中堅を引っ張ってくる事にした?
先週の「ごくせん」の人が描かれた読みきりにも驚きましたが
今週の「クレイモア」って連載中の作品じゃん!
掲載誌の月ジャンが廃刊になったので、しばらくジャンプで月イチ連載して
そののち新雑誌に移られる…そうです…。
何がやりたいんだジャンプ。
夜道の酔っ払いのようにフラフラだぞジャンプ。
ボーボボが終わりましたよ。少年向けギャグ漫画一掃?
ある意味ものすごく目が離せない雑誌です。方針が不明で。

で、秋に創刊される新雑誌が
「ジャンプ スクエア」というらしいです。
(藤子御大の名前があるのが気になります)
(小畑先生の名前もありますね)
(もしかしなくてもラルΩグラドは終わりますね)
(でもフジリューの名前はない)

ついでに雑感を書くと

ワンピ=今の章は普通のアニメじゃなくて
    クレイアニメにしてほしい。できればティムに。
テニプ=「逆手塚ゾーン」なる技が炸裂ちゅう。
    これを使われると対戦相手は必ずアウトボールを打ってしまう。
    スーパーロボット大戦みたいになってきた。
    一生腕故障フラグがまた立ったけど、
    沖縄に行って幼女と戯れたら元通りだから心配ない。
ムヒョ=男装の美女がエンチューの首筋に噛みつ…エロマンガ島…。
ネウロ=もう3週先の展開まで20通り妄想した。エロマンガ島…。

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2007/07/03(火)

ボエ更新

東宝系のシネコンと松竹系のシネコンでは、
同じ映画でもポスターや看板の種類が違うのですが
東宝系のポタ映画のポスターには、
がっくりと膝をつきそうになりました。
奴が決めポーズでアップになった大きなポスターなのですが、
キャッチコピーが
「(ねたばれ)これが最後の戦いだ!!!」
なんですよね…。ねたばれな上にダメージでかいわ。

それはそうと、ポスターの中に1人だけ、
北斗の拳のジャギ様に似た
見覚えのない人がいたのですが
私も友人も、真剣にその人が誰か分かりませんでした。
一瞬映画オリジナルキャラクターで、
お話が変わるのかと思ったのですが、
デスイー夕ーの仮面でした(たぶん)。なんだがっかり。


ところで昨日の手塚さんの技の名前は正式名称「手塚ファントム」でした。
だせえ。中村ファントム。田中ファントム。佐藤ファントム。お笑い芸人だ。

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2007/07/04(水)

会社用の買出しというのは
傘4本とか特殊紙1ロールとか妙な物品が多いのですが
ある日買い物帰りの自分の影を見たら
1人ギリシャ軍みたいになっていて大変笑いました。



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2007/07/05(木)

完全予約制の上等めの料理屋さんに行ったのですが
店が小ぢんまりとしていて、
厨房の声が微かに席まで聞こえてきました。
コースのお食事が進むたびに威勢のいい声がします。

「にゃかむらさんの鏑蒸しあがりましたー」
「にゃかむらさんの刺身あがりましたー」
「にゃかむらさんの揚げ物あがりましたー」

ちょと恥ずかしくてもじもじしました。

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2007/07/06(金)

むかしクイックマッサージ屋さんで
押されながら施術者さんとお話をしていたのですが
健康話の流れで
「私はいままで一度も頭痛を起こしたことがないので
頭痛がどんなものか分からない」
という話を披露したら
施術者さん(頭痛が酷いらしい)は
「えええー!そんな人間ってこの世にいるんですか!?
嘘じゃないんですか?頭を叩かれたら感じますか?
私の苦しみは一体何なんですか!」
と、そりゃあもう大変な驚きぶりで
呆然としておられました。
あんまり驚かれたのか、30分のコースだったのに
「嘘でしょ?嘘なんでしょ?」と繰り返すうちに
いつの間にか1時間、
気の毒なので「1時間料金を払いましょうか」と
言ってみたのですが、お断りになりました。
変化球の時そばみたいな話。

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2007/07/07(土)

景気が回復してきて、
地元の繁華街がじわじわ肥大していくのを見守っています。
いままで住宅地だったところまで、店舗が出来つつある。
でも珊瑚の成長のようにゆっくりで、
そして1軒だけぽつんと先に出来て、
周りが埋まらないところは潰れてしまったりする。
店舗って、やはり周囲も店舗である方が伸びやすいみたい。

それで思いついたのですが、
都心からちょっと離れた何もない地価の安い駅前に
20人〜30人くらいの仲間が結託して
一斉に土地を買って
かなり変わった傾向の店を全員が出して
変わったショッピングタウンを無理矢理作るって
いいんじゃなかろうか?
そして都心から客を呼ぶ。スイミー戦法。

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2007/07/08(日)

「300」を見たのですが。

マッ

チョー

でした。ビジュアルも粗筋も。
戦争賛美とかテロ推奨とか
(如何に相手に非があるとはいえ
<ねたばれ>主人公側である王妃が
議論で敵わない相手を会議の場で刺殺する
というのはどうかと)
アチャーって部分もありましたが、
真面目になるのが馬鹿馬鹿しい程
ぶっ飛んでいてよかったです。
ニポンのソレ系の映画「僕は(略)死にに行く」とかも、
いっそここまでやってくれたら
苦笑いしながら見に行ったかもしれないのにー
と思いました。

スパルタのマッチョなナイスガイ達300人が
全員黒のピチピチブリーフ1丁にマントという素敵な出で立ちで
美しく闘ってくれます。友情!忠誠!誇り!信頼!栄光!
対するペルシャ軍は20万人以上。
ところでこのペルシャ軍の人達、
ひとつの部隊が倒されるたびに違う部隊が出てくるのですが
後になればなるほど妙な人達が出てきて
最後のほう欽ちゃンの仮装大賞みたいになっちゃうのが
この映画の笑いどころだと思いました。
(イラン政府はマジ切れしてるらしいですが)

色調補正が素晴らしい。
灰色がかった重い赤のマント。なめし革のような肌の色。
オーロラ色をした、しかし重厚な空。髪の黒。鈍色の岩。
私はアクションでスローモーションを使われると
むかっとする人間なのですが、この映画はむしろ有り難かった。
翻るマントの形や、筋肉、腕の形を食い入るように見ました。
動けば映画、止まれば絵画です。

「300」は紀元前にあったテノレモピレーの戦いを
「sin・city」のフラソク・ミラーがコミックス化したものが原作。

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2007/07/09(月)

300続き
レオニダス王というひとに対して
「この戦争で王が死ななければギリシャは滅ぶ」
という神託があった、というのが知識としてありましたので
国家と家族愛の板ばさみになる美形の王、
その王の苦悩を見守るマッチョな親衛隊……みたいな映画だと
勝手に思っていたのですが、
ポスターで雄たけびを上げている
熊マッチョさんがレオニダス王だったので(笑)
目玉飛び出ました。

そして「国家or王の命」という神託はカットされていました。
ヘロドトスの目玉も飛び出ただろうと思います。
(↑ギリシャの一切合切を書き残してくれたメモ魔)


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2007/07/10(火)

300続き
スパルタという国は
国民総マッチョと言っても過言ではない変な国で
生まれたときに健康そうでなければ殺されるとか
子供の頃はろくに食べ物を与えられず
奴隷層の家から盗んだり、殺して奪ったりを推奨されるとか
色々有名ですね。
以前読んだ「古代ギリシャがんちく図鑑」という本にありましたが
女性は、戦士を生む大切な義務があるということで
市民として認められるなど、他のギリシャの町に比べれば
権利を保障されていたそうです。
でも女でも体を鍛える義務があったりするのは
ちょっとめんどい。しかも全裸で。
(いやらしい気持ちはまったくなくて、健康的な慣例なんだよ!
とかいう記述が残っているらしい/笑)
男性はそれを見て嫁を選んだらしい。
でも嫁が見つからずに独身でいると
見せしめとして「僕はまだ独身の間抜けです」と歌わされたり
冬でも全裸で歩かされたりするらしい。
男も女も大変だと思う、(というかスパルタ全裸が好きなんじゃ!?)

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2007/07/11(水)

ところで大英博物館に行ったことのある人なら誰しも
あのギリシャ関係の展示物の充実ぶりに
驚くのを通り越して腰を抜かすと思うのですが、
(いや、各国からパチってきた宝物もそれぞれ凄いよ?)
あれを英国に持ち帰ったのはエルギン伯爵という人。
最初は瓦礫になった部分の装飾を集める程度だったのが
段々エスカレートして建物からパーツを引っぺがして収集、
最終的には運搬の費用で財産を失うくらいの量だったそうです。
昨日述べた本に書いてあったのですけど。

そして宝物で一山当てようとしたけれど、
大英博物館に半値で買いたたかれ、世界中から非難され、
病気で鼻がもげ、借金取りに追われる余生を過ごしたとのことです。
天罰ってあるんですね。うむ。

現在もギリシアは英国と返還交渉中だとか。
「英国の物として、ギリシアに貸し出すという形ではどうか?」
とまで譲歩しているにもかかわらず、英国は返してくれないそうです。
すごくかんじがわるいぞ!返してやれよ英国!

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2007/07/12(木)

「300」でパンツ一丁の男を沢山見たので
シリルとパンツについて考えました。
中年男にとって、
同性の中年男のパンツとはどんな存在なのかと。
例えば風でめくれて(何がどのように)
黒田のパンツが見えたとしても
先生の感想は「うむ、パンツであるな」
以上でも以下でもないことは想像に難くないですが、
黒田はどうなんでしょうね。
そもそも先生のぱんつは、昭和一桁の人が愛用するような
やたら面積の広い、よれよれデカぱんなのではないかと予想しますが、
それを見てドキドキしたり鼻血をだしたりするものでしょうか?
どっちかというと
「……もう少し若やいだ下着を穿いたらどうだ?」
「君の身につけているような?どうにも窮屈そうでね」
「それはその……お前の、尻尾が?」
「まあ、そうかもしれない」
「しかし純粋にサイズの問……」
「私と私の尻尾は自由を愛する気質なんだ。たぶん」
「……そうか」
で会話が終わってしまいそうな、そんな感じ。
らぶこめにならない……。
これは下着を見てどきどきする属性が
私に無いせいかもしれません。
ぱんつを見てイメージトレーニングするべきでしょうか。


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2007/07/13(金)

パンツらぶこめ
2人で街を歩いているとき、
ふと隣の先生を見るとズボンを穿いていなくて
パンツ一丁の姿である。
驚いた黒田、上着を脱いで先生の腰に巻こうとするも
何故か上着は紙で出来ていてぱりぱりと破れてしまう。
先生は気付かず笑顔で話し続け、通行人はひそひそとこちらを見る、
そんな夢を見てものすごくうなされる夏の夜の黒田……。
「リーマス……パンツ……パンツが……」

かなりちがう。

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2007/07/14(土)

300続き
で、真面目に怒っておられるイラン政府。
「アメリカの文化当局は、
イランの歴史と文化を踏みにじることで、
精神的に満足できると思っている。
イラン革命以後、ハリウッドとアメリカの文化当局は
イラン文化をいかに攻撃できるかに力を注いできた。
明らかにこの映画はその産物だ」
とのことなのですが。

誰もあの映画で出てきたペルシャを
現実の物だとは思わないだろうから
安心していいんじゃないかという気がするのですが(笑)
文句があるなら全裸でクネクネしている
コロンブスの映画とか、
イランで撮ればいいじゃない!と思います。


ついでに下品なはなし(苦手な方注意)。
紀元前のギリシャでは
「尻尾は細くて短い方がいい」とされていたそうですね。
尻尾本来の役割からしたら
フレッシュなものを暖かいうちにお届け!
出きる方がいいじゃないかということで、
文献にそう残っているらしいです。
現在は世界規模でその逆の価値観な訳ですが。
一体どこの国の誰がひっくり返したんでしょうね。

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2007/07/15(日)

映画が先行上映中ですねこんにちは。

「映画を見るのが本気で泣くほど怖い人ばかりが集まって
励ましあいながら映画館に行くオフ」とか
催そうかなと思ったんですがやめました。
万が一「主催者が映画の看板を片っ端からなぎ倒して
警察にお持ち帰りされるオフ」になったら目も当てられないので…。

普通の物語のセオリーでは
ハリーと義父の仲良しエピソードをガンガン入れて
おじさん大好き!格好いい!頼りになるぅ!
って盛り上がったところでスポーン(消えた音)
っていうのが効果的な演出だと思うんですが、
(原作では割と うざいひと演出→唐突にスポーン)
映画が正攻法で来たらどうしようどうしようどうしよう!!
と今からブルブルしてます。

日記が更新されなくなったら、
泣いてるか怒ってるかどっちかだと思ってください。
日頃ボロカスに言ってますが奴のことは物凄く好きなんです…。
(Yes!ツンデレ)

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2007/07/16(月)

ウィンクがとてもじょうずでした。



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2007/07/17(火)

明日には映画部屋を開設できると思います。
(さすがに1日では無理じゃった……)

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2007/07/18(水)

絵を描きたかったので映画部屋を作りました。
(必要の部屋…)
シリウスのことばかりをぎゃうぎゃう吠えています。
内容は増えたり、恥ずかしくなって消えたりします。

アドレスは

http://www5b.biglobe.ne.jp/~heme/○○.htm

終盤に、巻き添えで腕に弓矢が刺さった気の毒な「彼」が
初めて出会った「気になるあの娘」に
プレゼントした「アイテム」は何だったでしょう。

大きい付属物が付いてましたが、メインの物。
英語のスペルで小文字半角を○○の中に。
(答えが合っている筈なのに出てこない場合は
私が何らかの失敗をやらかしているのでお知らせ下さい。眠いです)
追記ヒント1
・マグル製品(だった物)
・受け取ったあの娘はめっちゃ怪訝な顔してた

追加ヒント2
・音が鳴る
・彼は嬉しそうに鳴らしてた
ちなみに「その他」コンテンツのとは別に、
修正前のこれ↑はちゃんと残ってますよー。

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2007/07/19(木)

ねたばれしない程度に
映画「不死鳥の騎士団」ざっとした印象。

ポタ関係のない一般の方に
原作よりかなり簡潔なので粗筋を押さえたい人には最適。
でもストレスのたまる場面が延々と続く割に
カタルシスの得られるシーンがごく僅かなので
デートや行楽には向かないかも…です…。
そもそもエンタメにならないっぽい内容を、
ワナブラの英知と財力・人員すべてを投じてエンタメにしている、
その健闘を見に行くというのがいいかもしれませんですよ。


ここより下の記述は5巻のねたばれがあります。

ポタの方に
あの揺れ動く恋心のイチャ嫉妬イチャ嫉妬の波状攻撃は
綺麗にカット。ハリーの精神的アップダウンも比較的マシ。
かなりスッキリしました。
ハーマイオニー、ロン、ルーナ、ネビル、双子、
ルシウス、ベラトリクス、俺様、校長、スネイプ先生、
それぞれのファンの方にはOKな出来なんじゃないかと。

シリルの方に
正攻法で来たー!(笑)。でも物語上、シリウスの死を
ものすごく重要なポイントにしてもらって嬉しかった。
シリウス好きにとって、なんか親知らずを抜いてもらうような感じ。
ルーピン先生は登場シーンを削られまくっているけど
素直に諦められました。
詳しくは不死鳥部屋でバウバウ吠えてますのでそちらで!


でも見終わった直後はやっぱりショックで
グズグズ泣いてました。
一緒に行ってくれた近くのシリルさんが励ましてくださいましたが
シリルさんもショックを受けているものだから
「大丈夫だよ!」
「死んでないよ!」とかいうインパクトのある励ましで、驚いて涙が止まりました。
でも、そうですね!ホームズとか有名人もやってるもんね!
近くのシリルさんありがとう!
他の地域のシリルさん達も同日同時刻鑑賞で
報告しあったりしていたので、随分心強かったです。
怖い人は仲間と行くんだよ?
励ましあって行くのは恥ずかしくないよ?

さて映画部屋ですが、分からんぜよ!メッセージと
戦友達の熱い雄叫びメッセージが渾然一体となって
カオスを形成しています。
大抵みなさん惜しい回答なので、
短文ですが正解メールを返信しております。
珍問ですみません。昨日日記にヒントを追加しました。
それと雄叫びメッセージですが、
叫んだら叫び返して頂けるのは嬉しいです!ぶるぶる。


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2007/07/20(金)



少し前に友人が職場で写メって送ってくれたもの。
これだけでは「????」ですので拡大してみましょう。



最高級シリル系!

船用の塗料らしいのですが、最高級シリルって素敵な響きですね。
しかし高級なシリルって何だろう。
マイク口ソフト社長の黒田とアラブの石油王の先生とか?
互いにらぶすぎて宝石とか服とかバンバンプレゼントし合っちゃう?
OSに「リーマス2007」とか名前付けちゃう?(頻繁に固まりそう)
ハ口ッズ買収して「シリウス」に改名しちゃう?(犬OKなデパートに)

段々このマッチョなマークまで素敵デザインに見えてきます
最高級のシリル「プラドーノレZ」。



ねたばれはしていないつもりですが
ざっと印象。見るか見ないかの指針程度。

ポタ関係のない一般の方むけ
ストレスのたまるシーンが延々と続く割に
カタルシスの得られるシーンがごく僅かな映画です。
原作よりかなり簡潔なので粗筋を押さえたい人には最適。
話のタネやデートや行楽には向かない。


ポタの方


シリルの方
シリウスの死を物語り上、
ものすごく重要なポイントにしてもらって嬉しかった。
原作はなんか事故死(つか変死?)に近かったので
悲しいんだけど「え?」っていうか「は?」ていうか、
大好きな人がUFOに吸引されたみたいな
変な感じがしてた。ずっと。
ルーピン先生は今回登場シーンを削られまくっているけど
素直に諦められた。


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2007/07/21(土)

ああああああぶねー。
メッセージを頂いたんですよ。

「にゃかむらさん、ご存知でしょうか
シリウスがシウリスになってる誤字がありますよ。それは…」

で続きを読んだら7巻のねたばれがズラズラと!

…最終巻がとうとう発売されましたね。
ポタサイトを運営する皆様はしばらく御注意下さい。
いや、うちだけならいいんですけどね(よくない!)。

幸いにも夜明けまでぶっ通しで映画5チャットに参加していて
頭が朦朧としていたのと、文章を最初に一瞥したときに
「なんか変だな…」と思っていたので、始めの1つだけで助かりました。
私は勘が全然働かない質なので、
目が、カタカナが妙に多い白っぽい文章に違和感を持ったのでしょう。
チャット様と我が目に感謝……。人間の目って凄いですね。

邦訳版は来年発売だそうです……。遠い。

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2007/07/22(日)
あ  TOPを映画仕様に

別の英国ジャンルをやっている友達が、
なんかもう凄いDVDを貸してくれたのですが

「MANOR HOUSE(マナーハウス)
英國発 貴族とメイドの90日」

http://www.manorhouse.jp/

8000人の応募者の中から選ばれたイギリス人が
貴族、執事、メイドに扮して100年前の英国邸宅を
3ヶ月ロールプレイングするんですよ。
衣装とか調度とか小道具とか、そりゃあもう完璧で
異様にクリアに撮影された100年前の映像に見えます。
王族を招いてのディナーに、仮装舞踏会、
流行の最先端の(100年前の)ドレス、銀食器、乗馬
小説から抜け出したような執事、何もかも完璧です。

ただ、これはドラマではなくてシミュレーションなので
100年前の、あまり美しくない部分も映ります。
使用人のトイレは盥なこと。入浴は滅多に出来ないこと。
電化製品が使えないので1日16時間労働なところ。
食事とお茶以外は休憩時間がないところ。噴出する不満。
21世紀の人間は、あの環境に耐えられません。
21世紀の人間は人権という概念を説明できるし
自分の不平不満を整然と言葉に出来る。
(時代に逆行して支配者階級を作りたかったら
まず教育を奪うことが肝心だなあ……と思いました)

それと、皆の嫌悪の的が2日で辞めたスカラリーメイド→
シェフ→家庭教師とどんどん移り変わっていくのを見て
悪口って立派な娯楽なんだなあとも思った(笑)
ただ、これがもしアメリカのテレビ局製作だったら
なにがしか歴史に絡めたストーリーを作っちゃって
「現代社会に生きる我々は、もう美しい100年前には戻れない」
とかなんとか綺麗に起承転結をまとめたという気がする。
間違っても1人の悪口をみなで延々とコメントしている映像を
入れたりはしない(笑)。
そこのところを生のままバーンと収めるのが
イギリスの番組らしいなあと思いました。
規模にしろ質にしろ究極のシミュレーションです。
買う…にはちょっと高価ですが、御覧になれる機会があれば是非。
(友人ありがとー)

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2007/07/23(月)

こんなバナーはどうだろう(何のサイトか分からん)。



どう見ても描き方に問題があって
えらく楽しそうなんですが。
「ブートキャソプにハマってまーす」
みたいなんですが俺様。


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2007/07/24(火)

7/24(火)22:00までに頂いた
不死鳥部屋の質問メールは全部お返事をしています。
もし「あたくしも問い合わせをしているわ!」
という方がいらっしゃったら御手数ですがお知らせ下さいませ。

気が付いたら所有している傘が16本になっていました。
これは折り畳みと日傘を含みますがビニール傘は含みません。

基 地 で も 作 っ て 遊 ぶ し か !

今年は梅雨が長かったので、通販サイトで可愛い傘を買ったり
待ち合わせの時間つぶしに雑貨屋さんを見たりしているうちにこんな数に。
そう、この梅雨に8本も買っていたのです。
不死鳥映画や7巻で悲しいのと関係が!?(注:ない)

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2007/07/25(水)

「ぼくのメジャースプーン」を読みました。
以前ここで感想を書いた「スロウハイツの神様」の
辻村深月さん(辻の字は点が2つ)の本です。

この本は例えるなら「デス・ノート」の主人公が
健全な善悪観を持った小学四年生の男の子だったらどうか?
という感じの話です。
男の子には特殊な能力があって、
その能力には複雑なルールがあって、
彼にはどうしても復讐したい相手がいて、
そしてチャンスは一度きりなのです。
納得のいく、ベストの方法は何かというのを
彼は模索します。

私も一緒になって「ああすれば…いや、この方が…」
とか色々考えましたが、最後でびっくりしました。
まさかあんなことが。

辻村深月さんの本は
「ポタは、最後でびっくりさせられるのが好き」
という人なら、たぶん気に入る作家さんじゃないかなと、
作品全部を読んでみて思いました。
読後すぐに再読して確認したくなるところとか!

「ぼくのメジャースプーン」は単独でも読めますが
「子どもたちは夜と遊ぶ」という話のタネ明かし編でもあるので
「子どもたちは夜と遊ぶ」を先に読んでおくと面白さ倍増です。
で「子ども〜」は、そこが引っ掛けか!ってびっくりする話だよ!

全作品は
「冷たい校舎の時は止まる 」上・中・下
「子どもたちは夜と遊ぶ 」上・下
「凍りのくじら 」
「ぼくのメジャースプーン 」
「スロウハイツの神様 」上・下
となりますが
「子どもたちは〜」の登場人物が「〜スプーン」に出て
「〜スプーン」の登場人物が「〜くじら」に出て
「〜くじら」の登場人物が「スロウハイツ〜」に出ているという
お遊びがあって面白いです。

「冷たい校舎〜」はあまりピンとこなかったんですけど
それ以外の作品は全部おすすめですよ。
強いて選ぶなら「子供〜」「〜スプーン」「スロウハイツ〜」


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2007/07/26(木)

私はギリシャ神話の登場人物であるヘラクレスが苦手でした。
突然狂乱して友人を殺したり、子供の使用人をうっかり殺したり。
ヘラの嫉妬に生涯苦しめられたのは同情しますが
あの天真爛漫で残虐で執念深いエピソードの数々は、ちょっと恐い。
(ディズニーのアニメも決定打になりました。きもかった…)
(しかもヘラの息子という設定!なんという)
でも最近ヘラクレスの最期、
体中が爛れて腐り落ち、不死の身体ゆえに死ねず
あまりの苦しみに周囲に懇願して焼き殺してもらう。

というのを知り、ドン引きしました。
お話の最後を考えた人は機嫌が悪かったのでしょうか。
それとも彼の人生の悪逆の帳尻合わせなのか?


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2007/07/27(金)

本日発売のハミ通(仮)の映画評論のコーナーに
不死鳥感想が載っていたのですが、
「ハリーの秘密よりも意外だったのが
この映画で明かされたシリウス・ブラックの本心だった!!」
と書いてあったので「エエエー!!」とびっくりした。

まあ要するに
シリウスの心にずっとあったのはハリーの事ではなくて、
ハリーの父親のジェームズの事だった。
それが映画オリジナルの台詞により明らかになる。
その台詞を聞いたときのハリーの呆然とした表情。
これは映画のみの大胆な解釈だ。
今後の展開にどう影響していくのだろう?!

ということらしいのだが、
え…?や、違うんじゃ…?
と思いました。
ハリーのあの表情は
「びっくり30% かわいそう30% うれしい30% ボケてないよね?10%」
だと私は解釈したのですが(笑)。

あー、焦った。私が見ていないバージョンの
不死鳥があるのかと思った。
(ごくまれに上映地域によってラストが違ったりする映画もある)


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2007/07/28(土)

現在ヨーロッパは全体的に異常気象で、
イギリスは豪雨につき一部浸水被害が出ているそうですね。
奴等の庭の植物は大丈夫かなと思います。
魔法で防げば問題ないんでしょうけど
1軒だけ被害なしだとあからさまに怪しいので
我慢して水害を受け入れる2人……。

でもやっぱり苦心したアーチの薔薇だけでも
助けさせてくれと暴れる友人を必死で止める先生。
「私だって芋と豆とトマトを助けたいのを
さっきから我慢しているんだ!」
「取引しようじゃないか!
俺は薔薇を助ける!お前は芋を助ける!それでどうだ」
「それは取引になっていない。なにもかも流れた土に
薔薇と芋だけが元気に生えている庭は普通か!?」
「分かった!この地域一体の雨量を減らして
水の少ない地域に押しやる!だったら文句ないだろう?!」
「……本気かい?」
「本気だとも!」
「それは人数と…何週間か準備期間が必要なんじゃ…」
「倒れてもやる!今晩中にやる!」(涙目)


そして本当にやってのける男。
「この人、努力すればダンブルドア級の大魔法使いに
なってたかもしれないのになあ……」と考えながら看病する先生。

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2007/07/29(日)

友人と飲みに行ったバーが当たりでした。
分かりにくい路地にひっそりと立っている
小さいお店ながらもお料理がおいしくて、
自家製カモの生ハムとか、
玉葱丸焼きにしてチーズソースかけたやつとか、
白レバーのパテとバケットとか、
キノコのキッシュとか、
どれも丁寧に作られている味がしました。

だというのに、何か冗談みたいに安くて
お料理はワンコイン、お酒も原価みたいな値段。
ワインなんかボトルでじゃんじゃん飲みたい者にはぴったりです。
まるで物価の安い国の居酒屋で飲んでいるようでした。
白ワインやプロセッコを景気良く飲みながら
景気良くない(笑)不死鳥映画の話をしました。
また時折キャンキャン吠えてしまったような気もします。
酔って会社の愚痴をこぼす人と
酔って小説の登場人物への執着を叫ぶ人は
友人としてはどっちが迷惑なんでしょうね。
いや、まあいいや。

友人は黒い犬的なアイテムをプレゼントしてくれて
「じゃあねー」と帰っていきました。

大酒は飲むし、
お肌の曲がり角とか脂肪に悩まされたりする辺りは
もうお釣りが来るほど大人だけど、
時々なんか学生くさいね私達と思います。オタクだから?

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2007/07/30(月)

外国の女の子と日本の女の子が
自転車の2人乗りで
Qeenの「バイシクノレ・レース」を歌いながら
追い越していきました。なんか夏!という感じ。

WOWOWの、キム夕クさんが出ているCMでも
BGMに使われていますね。
キム夕クが自転車で色々な映画世界のなかを通るやつ。

Qeenと言えば、まずク○マティ高校を思い浮かべるような
(すみませんすみません)
門外漢の私でも「バイシクノレ・レース」と
「ロック・ユー」は大好きです。

君は言う スマイノレ 俺は言う プリーズ
カノレティエ いいねえ
所得税 助けてくれよ
ベトナムでもウォー夕ーゲートでも
俺は志願するのは まっぴらだよ
だって俺の望みといえば

バイシクノレ バイシクノレ バイシクノレ
俺の自転車に 乗りたいな
バイシクノレ バイシクノレ バイシクノレ
俺の自転車に 乗りたいな
俺のバイシクノレに 乗りたいな
俺の自転車に 乗りたいな
自転車に乗って 好きなところに行きたい

歌い方もメロディも歌詞も、男の子ーって感じの歌ですよね。


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2007/07/31(火)

映画の予告編いくつかの話

スカイク口ラ
さすがに映像はなかったですが音楽はとても良かったです。
あの、ほらあの人。いっつも押井監督と組んでいらっしゃる人です。
原作は1作目の「スカイク口ラ」しか読んでいませんが
森博嗣先生の「かもめのジョナサン」だなあという印象でした。
(いま、ネットで調べたらそう感じている人が沢山いらっしゃって驚きました)

私は本の中身よりタイトルセンスと装丁に魅力を感じます。
シリーズ通して並べると、まるで宝石のようです。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/06/post_1229.php

(ご本人のブログ。この記事の一番下にシリーズ全ての装丁の写真)


デスノート・スピンオフ作品
Lが主役の奴です。監督が中田秀夫氏に決定したみたいですね。
中田監督の撮るサスペンスは時折騙されるので
どんな作品になるか非常に楽しみです。
(監督のむかしの作品ですが「カオス」という映画、「あんまち面白くないな…」
と思っていたら、ラストの5秒で、
もうすんごい騙されてたことに気付くんですよ!いや、あのときは
でんぐり返りするくらいびっくりした。ラストに行き着くまでが長いので
べつに御覧にならなくていいですが)
話はどんどんずれますが、「真景累ケ淵」の監督もなさってますね。
私、怪談の中では「累ケ淵」がダントツで苦手なんですけど、
それは「怖い!」とかいう苦手ではなくて、
ご存知でない方はお暇な時にでも、
一度検索してあらすじをごらんになってみてくださいよ、
私は、整頓されてない部屋は平気なんですが
整頓されてないあらすじは我慢ならんのですウギャー!(笑)
いらないキャラクターは切れぇぇ!(まんがスクール)。
中田監督があの作品をどのようにまとめられるのかが楽しみです。


死神の精度
とりあえず製作が決定したということで、これも映像はありませんでした。
主人公はなんと金城。金城と犬……。


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