1月日記

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2007/01/01(月)

お正月TOP更新

あけましておめでとうございます。
本年のみなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
昨日の紅白は後半を見ていたのですが
順位の下がったジャンプ漫画のようなテコの入れ方で
なんだか笑ってしまいました。
(世俗を捨てた正月をお過ごしの方へ下世話なご説明を申し上げると
とある歌手のバックダンサー女性全員が
上半身裸に見えるボディースーツで踊り狂ってN●Kが謝罪したとかそういう)
なんのかんの言って視聴率はアップするでことでしょう。
私は昨年のハヤリものコーナーの「メガネ男子」で
WaTのナイス眼鏡を見せてもらったので
うん、まあいいかなと思いました。
(あとお正月番組では、上川さんが織田信長を演じる時代劇と、ゴロたんの金田一が楽しみです)


おやすみしている間に90万ヒットを越えてたようです。
ギャァーと叫んで10m、白目でジャンプしたいくらい申し訳ないです。
変化のないサイトを、何となく毎日見守ってくださった方ごめんなさい。

心配下さった方ありがとうございます。
私は怪我も病気もしておりませんので!
(1人1人と握手!ぎゅー)
中国あたりで冒険活劇を

銃声
「なに!?まさか包囲網を突破したのか!!」
「な、なんて女だ…この人数を1人で…」
「にゃかむら…さすがペンタゴンを崩壊に追い込んだと噂される女だ」
(「崩壊してません」ペンタゴン談)
ハイヒールの音
「覚悟はできたか?ヒヨっ子ども」
「まて!取り引きしようにゃかむら!」
「そ、そうだ金か?地位か?言ってみろ!」
「国家への忠誠とシリルへの愛以外、私は語る言語を持たない。さらばだ」
銃声・悲鳴
繰り広げているとかいうそういう感じのことを空想していてください。
(面白いので)
ただ、しばらくの間は日記が不定期になるかもしれないです。
ならないかもしれませんが!私のやれる範囲でやりますよ。うむ。

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2007/01/02(火)

年末からお正月にかけて沢山の本を読みましたが
時間を忘れて大熱中できたのは
「マルドゥック・スクランブル」全3巻
「マルドゥック・ヴェロシティ」全3巻
(冲方丁 ハヤカワ文庫)でした。
計6冊を一気読みです。

あらすじ
少女娼婦バロットは、愛人に生きたまま焼き殺されかけるが
風変わりな金色のネズミと博士により命を救われ、自分の身を守る為に
マルドゥック・スクランブノレ09法の庇護を受けるという選択をする。

少女売春や薬物中毒や性的虐待や暴力がバンバン出てきますが、
視点が渇いているので、そんなにショッキングな感じではない。
異能者達が戦う、山田風太郎先生や菊地秀行先生、
あの系譜の進化型。SF。ハード。しかし根底に甘い三角関係(スクランブル)。
隠し味にフェミ風味。ヴェロシティは幸福な両想いとその結末。
ヴェロシティを読むと、主人公があんまり気の毒なので
またスクランブルを再読してしまうという危険なループがあります。
ともかくバロットもボイルドもウフコックのことを好きすぎるので、
しかもそれはバリバリ依存系の愛なので、共存は有り得ないのです。
そりゃああんな人格者にして妖精さんなネズミがいたら
誰だって好きになってしまうと思う。



「みんな、なぜ俺にチーズを与えたがるんだろう?
臭いが強すぎて、あんまり好きじゃないのに」

↑私が一番可愛いと思うウフコックの台詞。

ヴェ口シティに出てくるクリストファー博士という人が
「なんで客演してるの?」というくらい、
(私の考える)ジェームズ・ポッ夕ーその人だったので愉快だった。
周囲との関係とか言葉とか行動とかが。
敵の変態さんも凄かったけど、むしろクリストファー博士に
驚かされる事の方が多かった。
ああいう人が登場すると物語が俄然面白くなる。

ネットを見るまで気付きませんでしたが(展開バレ)
クリストファー→キリスト→復活祭→後継者イースター博士
なのですね。
あと、ダンディなくろいぬをあんなふうにするのは
やめてほしいとおもう!(笑)わあーんオセロットー!

アニメ化したらさぞや…と思っていたらタイムリーに製作中止が決定した。
なにがやりたいのか権蔵よ。

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2007/01/03(水)

むかしから大好きなゲームのページ。

http://www.ferryhalim.com/orisinal/

三日月マークのゲームが一番好きで、
次に好きなのがその左隣の船のゲーム。
ぼんやり遊んでいると何となく落ち着きます。
昔ナロー環境の時でも十分遊べたのでそんなに重くないです。

(三日月のゲームは、氷に映っている星を取るゲームです。
女の子にカーソルを載せて左クリック押しっぱなし、
ゲージがフルになったところでうまく離したら
女の子の鏡像がぴょーんとジャンプします。
冬に遊ぶととても雰囲気が出る)

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2007/01/04(木)

昨年クリスマス話題。
毎年クリスマスになると気合の入った飾り付けで話題になる
某デパートのディスプレイです。テーマはリサとガスパール。
(↓最後から2つ目の場面)



リサがクリスマスのためにお菓子作りの学校に行き
そしてケーキを作るという内容。
それはいいのですが
「卵が足りないわ、買ってきて」
「この卵を混ぜてちょうだいガスパール」
「あーあ、粉をひっくり返しちゃった。だめねえ」
みたいな始終そんな感じで、
ガスパール……パシリ…というか奴隷……?
と思いました。

いや、でも赤と金のゴージャスな色調で
台所用品のミニチュアも凝ってるし、
子供大喜びで記念撮影してもらったりしている
良いディスプレイでした。

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2007/01/06(土)

時代劇の「明智光秀〜」は秀吉と光秀がラブラブだった!
という新解釈が面白かったです。

(下記ねたばれ)

自分が信長を討って、そして自分が秀吉に討たれる事で
天下を秀吉に託そうという、そういうお話。
初めは秀吉のことを下品な追従者と見なしていた明智が
段々と彼のことを好きになっていくエピソードが丁寧でした。
てゆか天然純朴・お日様タイプの秀吉なんか、
見るの初めてだ!(ギバさんにアテ書きだねきっと)
中国大返しも、「明智殿が、待っている……」という
ロマンチックな台詞で始まっちゃいましたよ。

肝心の上川さんは、役者さんは凄いなあの一言に尽きますが
ともかく別人でした。カズトヨとは目も声も姿勢も仕草も違った。
上川信長はやたら蚊を叩いておられたので、
あの世にはベー○マットがあるといいなと思いました。

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2007/01/07(日)

今更ですがFF6が携帯ゲーム機でリメイクされましたね。
FF6、スーファミ最後のFFで
思い出深いゲームです。ええと、12年前。
私はこれに出てくるエドガー・フィガロ国王が大好きでした。

フィガロ国王語り内容ばれ
エドガーは軟派で立派で頭脳派でメカマニアの国王なのですが
マッシュという双子の弟を何よりも大事に思っていて、
父王が亡くなったときに、どちらが王位を継ぐかを
2人はコイントスで決めるのですが、
マッシュが家を出て格闘家になりたいと密かに夢見ていたのを知ったエドガーは
マッシュに知られないようイカサマを使って自分が国王になるのですよ。
ドットがぎざぎざした荒い絵でしたが、夜空の見える城のバルコニーで
双子がコインを投げた、あのキラキラした光は、ちょっと忘れられません。

ファミコン音源って今からしたら考えられないくらい
ピコピコしたものなんですが、
それでオペラシーンの肉声に挑戦していて、割と成功していた。
少なくとも最初に聞いたときに
「ええええ!気持ち悪ッ!これファミコンの音?」
って思いましたもの。
あと、とある人物ととある人物がラストでくっつくのですが
その2人のテーマ曲がひそかにハーモニーになっていたのに
ラストで気付いて「おおおおお!」って感激した。

あと6のCMが全FFのCMの中で一番好きです。
CMのBGMはメインテーマをバロック調にアレンジした曲で
葛生千夏さんでした。不思議にステキな曲だった。
(うえまつさんのオリジナル曲集「ファンタズマゴリア」に収録)
(しかしこれ1曲のために買う価値があるかどうかはちと微妙なCD)

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2007/01/08(月)

ファンタジー小説を読んでいたら
主人公が敵を「田楽刺しにした」という描写がありました。
私は「串刺し」より「田楽刺し」の方がなんとなく痛そうだな
と思いました。
田楽を刺す串はたいてい二股になっているせいだと思います。
でも素朴な言葉ですね田楽刺し。

もし「田楽刺し公ブラド」とかだったら
あまり怖くなかった…(気がする)。

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2007/01/09(火)

プロの方がお書きになった小説で
時々つまんないのに当たってしまうのですが
その中でも強烈なのは読んでいて怖くなることがあります。
「この人には世界がこういう風に見えているんだ…」
という怖さ。
この人の周りにはこんな書き割りみたいな人間しかいなくて
心の中は全員嫉妬や見栄や下衆な欲求で一杯で
雨も風もこんなに味気なくて、
意外性も何もないテンプレの出来事しか起こらないんだー、みたいな。
舞台が外国でも宇宙でも未来でも古代でも結局は同じ。
昔の携帯の画素数が低いカメラで撮った風景みたいに
なんでもかんでもショボく汚く写っちゃうのです。
壁本(投げつける例のあれ)とはまた一風違う、
とほほ…って感じの読後感があります。

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2007/01/10(水)

ボエ更新

はりぽたの登場人物をチェスの駒でイメージしてみる。
ハリーは当然キングですね。
一群の要ですが周囲を固められていて機動力はない。
ハーマイオニーはクイーン。勝敗を決する万能無敵の駒。
ロンはナイト。予測の難しい変則的な動き。
シリウスはルークかな。キャスリングでハリーを背中に庇って
一歩も引かない構えとか、
あのドゴーン!バコーン!としか形容できない豪快な動きとか。
先生はビショップ。接近戦になると超貧弱なところとか
遠くからじっと睨みを効かせるところとか。
あと、ルーク・ビショップとも単体だと役に立たないけど
組ませるとお役立ちなところとかそれっぽいです。

他クイーンタイプ=校長
他ルークタイプ=ハグリッド・マクゴナガル先生
他ビショップタイプ=スネイプ先生
他ナイトタイプ=ウィーズリー兄弟・ネビル

私は世界最弱チェスプレイヤーですが、
クイーンの捨て方が勝敗の鍵かなと思います。
あと、クイーンとナイトをセットで使うの好き。

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2007/01/11(木)

バーゲンは素敵ですね。
あの「2割」とか「3割」とか書いてある赤い札を見ると
それだけで心拍数が上がります。
クラシカルな服ばかりを置いている洋服屋さんで
ヒッチコックのヒロインが着ているような
上品なグレーのコートがあって、
手の出る値段になっていたのですが
タイトで薄手のコートはデブ…ふくよかさんが着ると
昆布巻きになってしまうのを知っているので
滅茶苦茶ほしかったのですが買いませんでした。

昨年街をウロウロしているときに見つけた犬てぬぐい。



見本を見たときから一目ぼれでしたが
ワゴンの中でこれだけが品薄で
友人と2人で掘って掘って掘り返して
店員さんに在庫を探してもらって、やっとゲットした品。

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2007/01/12(金)

職場にグリコの人が来た。
みっしりお菓子の詰まった箱を出して
これを置いてくれー
食った分だけ金を払ってくれー
置いてくれるだけでいいんじゃー
という主張でした。
そんなあんた置き薬じゃあるまいし
グリコを装った何らかの詐欺か?
と思ったのですけど、そうでもなく
「オフィスグリコ」という立派な商売らしいです。
http://www.ezaki-glico.net/officeglico/
グリコも大変だね。

いやでも断言するがあんな魔の箱、
あればあっただけ食うに決まってる私は。
正月早々、グリコの名を騙って地球人を太らせんとする
デブ星から来たデブ星人だなコンチクショー!
その手には乗らないぞ!と思ってキッパリお断りした。

……でも箱の中身はおいしそうだった。
箱の上に設置されたカエルの入金口も可愛かった……。
やはり置けば良かったかも魔の箱。

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2007/01/13(土)

以前新聞の「いじめを考える」みたいなコーナーに
小説家さんが寄稿されていて
「私も学生の頃、穴の開いた靴下を学校に履いて行って
みんなに笑われて、恥ずかしくてつらかった」
というような文章が書いてあったのですが
ちょ…それかなり違…と思ったことがありました。

そういえば友達は、
小学校低学年の息子くんの保護者面談のときに
「○○君はあまり空気が読めてませんね」
と先生に注意されたそうだ。
10歳足らずで空気を読まないといけない
今の子供は大変だと思う。
私なんかこの年になっても読めんよ。

明日のインテは本人なんとか参加できそうです。(サークル名はハウチワマメと違います)
ただし未曾有のピンチにつき例のチラシはほぼ日記のまるコピなので、
ネットを見ている方は御覧になる必要ナス!
new記事は新春ゴロ金田一・魍魎映画コメントくらいかな?←未読の方はねたばれしてますので御注意。


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2007/01/14(日)

今日いらっしゃったお客さま、面白…あいや個性的すぎる!
楽しいお話しをありがとうございました。
お陰様で肩の力の抜けた応対をさせていただきました。
救援物資もありがとうございます。
頂いたもので食いつないで参ります。

また某映画の暗殺指令をいただきました。
いよいよもってゴルゴです。ゴルゴ頑張ります。
まずターゲットの映画を見ますね。
「引かれるかも」という言葉と共に物品を下された方、
引きはしませんが所持品検査をするので職員室まで来られよ。
鹿と狸がお住まいの大学出身のかた、すっげー。
そんな大学が日本に幾つもあるなんて!
どうあっても名前を名乗って下さらなかった方、
それからものすごく緊張なさっていた方、
だいじょうぶ、呪殺したり咬んだりしませんですよ!
恐くないので「よう!調子どう?太った?」とか気軽にどうぞ。
そしてマノレドゥックに夢中だと言った方は
サイトを作るといいと思うよ!

これから買った本読みます。
(でもたぶん途中で気絶する)

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2007/01/15(月)

入手したどうじんしを全部読みました。
受の人も攻の人もみんな優しくていい人で
健気だったり必死だったり大好きだったりするので
見ていて涙が出ます。どうじんしってやっぱりいいですね!
作った人の肩を「お疲れさま!」って
1人1人指圧して回りたい!(キモイ)
そして萌え転げ回ったシリル本があったので
作った人の足を4の字に固めたいです…。

そういえば昨日いらした皆様には
私の美白計画が上手く進んでいないのが
一目で見て取れたと思います。
昨年よりずっと美白に励んでいるのですが、
辛うじて私だけは、自分が白くなったことが分かる…
という控えめな効果しか現れてくれません。
ちがう!私はもっと真っ白に!
いっそバカ殿みたいになりたいのに!

としょんぼりする毎日です。

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2007/01/16(火)

汚いはなし
(嘔吐系ですよ)





かなり前ですが
とうとう自宅で「立ちゲロ」を習得してしまって
このままではゲロの技の全種を
コンプリートしてしまいそうな勢いのにゃかむらです。
いや、立ってたら
突然吐き気 1秒 
突然発射  1秒
でトータル2秒ですよ。
「あれ?」って考えるくらいしか時間なかったです。
しばらく何が起こったか分かりませんでした。
しかしあんな粘度の高いものを重力に逆らって
30センチほども押し上げるのですから
胃袋の筋肉も大したものです。
放置して寝てやろうかと思ったのですが
さすがに思いとどまって
最高に惨めな気分で夜中に掃除しました。
原因はインフルエンザでも牡蠣でも
ノロでもおめでたでもなく
ストレスの多い酒宴に出たせいです。

もうあとやってないのは寝ゲロくらいよ…。
ゲロに一家言あるOLってどうよ。

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2007/01/17(水)

友人と一緒にいるとき、人を待つ都合で
急に2〜3時間潰さなくてはならなくなった。
普通ならカフェに入ったり映画を見たりするものだが
友人はおもむろに鞄から手帳を取り出し
「ウルトラクイズの過去問題を筆記したものがあるからそれをやろう」
と言ったので、そのへんで立ったままクイズ大会をした。
……なぜ手帳に筆記して携帯してるんだろう?とか
疑問がないわけではなかったが、私はクイズが非常に好きなので、
2〜3時間は、あっという間に過ぎました。

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2007/01/18(木)

次期仮面ライダーの予告を見ましたが
とうとうライダーはバイクに乗るのをやめて
電車で移動することにしたようです。
え……電車に乗る人もライダーって言うの?
電車ってフルフェイスマスクで乗れたっけ?
そもそも危険物持込禁止だよね?

…双子の兄弟がイコカとスイカで変身したりするのでしょうか。
自動改札がバズーカになったり、
キオスクが秘密基地の入り口だったりするのでしょうか。

でも最大の問題はスポンサーのバイク屋さんは
どうなったの?って事かな。


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2007/01/19(金)

おばちゃん的世間話
企業が倫理を問われる系の事件が時々発生しますね。
あれ、うちの職場や業界の偉い方々から推測するに、
世代別のモラルの差が原因じゃないかなあと
なんとなく思います。

変わらないように見えて、
日本のモラルも、絶えず変化しています。
いま企業のトップにいるような年代の方というのは
やはり現在の10代〜30代に比べて
モラルレベルの低い方が多い。ような気がします。
環境問題・動物愛護・公衆道徳に全般的に無関心であり、
身障者・女性・人種(並べると凄いな)に若干差別的である。
儲けになるなら嘘や不誠実は恥ずかしいことではないという考え。
それはパワー、スピード、チャームを特化して
これまで企業を牽引してきた結果なのでしょうけれどね。
なので時折あるような事件が発覚しても、
「どじをしてばれた」
「なんでそれくらいのことをガタガタ言うんじゃろ?」
という感想こそあれ
「申し訳ないことをしてしまった」てな反省には
実のところならないのではないかと私は思います。
真剣に防ぎたいなら、判断を下す一群の平均年齢を
意識して下げるべきです。金魚鉢の水を入れ替えるみたいに。

これは勿論私達が年を取った時も同様で
「へえー!今ではそんなことまでやかましく言うんだね!
むかしは大らかだったんだけどねー!」
という事になると思います。
たぶん喜ばしいことなので頑張って適応する予定。

今日はたしか小説家のシュノー先生おたんじょうびです。
なんだかシュノー先生は「俺だけは祝ってあげなければ!」という気分になる
不思議なミステリ小説家さんです。…今年は新作が読めますかね。


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2007/01/20(土)

モラルの変化で思い出したのですが
私にはずっと愛読している作家さんのエッセイのシリーズがありまして
もうかれこれ10年か15年ほど読んでいるのですが、
内容について最近どうも首をひねることが多くなってきました。
残念な話なのですが。
「電車の中で2人の人に注意された。
こちらも悪いかもしれないが、注意の仕方が酷い」
「うちの事情はこうなのだから(割と無茶な事情)、
企業はそれに合ったサービスをするべき。なってない」
「お店に行って苦情を言ったら、
ゆっくり何度も同じ話を繰り返された。マニュアル応答失礼!」
最後のは、接客で働いていらっしゃる方ならピンとくるでしょうが
おそらく問題あるクレイマーさんに対応するときの態度ですよね。

むかしはその方が怒っていらっしゃる内容は一々もっともなもので
私も心から同意できたのですが、近頃は共感できない事が多くなりました。
年を経て作者さんが変わってしまわれたのかな?と思っていましたが
実はそうではなくて、書いていらっしゃる方は
多分あまり変化しておられず、
変わったのは私と社会じゃないかと最近気付きました。

おそらく今の社会の流れは、
個人主義が嫌いな人にはつらい傾向にあるんじゃないかと思います。

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2007/01/21(日)

「王の男」を見ました。
同性愛を前面にして売りだすのは
なんか気の毒な映画ではないかと思いました。

都の人々に芸がウケなければ飢え死に!
とか
王を笑わせることが出来なければ死刑!
とかそういう苦難を、度胸と機転で打破していく
ミッションクリア系な展開でありながら
飢えと死と残虐行為と欲がドロドロ絡む
陰惨なドラマでもあります。

「覇王別姫」(明るさ)と
「走れメロス」(王の無茶っぷり)と
「☆矢の一輝と瞬」(2人の関係)を
足して混ぜたような…感…じ?

あと、関係ないが燕山君は笑いの沸点が低すぎる(笑)。
そして下ネタジョークに大うけしすぎだ!

ねたばれ
王は笑いや人形劇や影絵やコンギルを
執拗に求めたけれど、
それはおそらく彼の本当に欲しいものではなく、
しかし気付かぬ彼に罪はないし。
芸人を宮廷に上げることで
過去の事件の犯人や腐敗政治を行う役人を
粛正しようとした大臣も悪くはない。
ましてや貧しくて互い以外に大事なものを持たない
チャンセンとコンギルが悪いはずもなく。
でも全員どうしようもなく不幸になることはあるんだよ。
ほらこんな風に。
けれど、人は人との関係や、芸や、その他色々なものを辿って、
苦難にも死にも脅かされない、悟りと世俗のちょうど中間の位置に、
執着を持ったまま穏やかな境地に至れることもあるんだよ。
というラストなのかと思いました。
↑高校生の映画感想文みたいですけど。

座長を殺っちゃって(?)逃亡中で精神状態最悪のコンギルを元気付けるために
チャンセンが盲人のコントを始めるシーンが好きです。
(このシーン、放送コードの関係で上映できない国もあるでしょうけど…)


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2007/01/22(月)

2006年版「犬神家の一族」を見ました。

この品は私にとって歌舞伎に近いけど
10代の人にとっては最早SFかファンタジーだろうなと思った。

やはり懐かしいあのシーンやこのシーンがくると
「イヨッ」と掛け声をかけたくなりますね。
猿蔵の腹打ちダイブも
珠世さんのドキドキ下着も
会わせてくださいエコーも
ヒキガエルなでなでも
ベテラン大女優による強引回想シーンも
なにもかもそのままで嬉しかったです。 (児童虐待系設定や演技はさすがにカットされてましたね)
(それとラストが少しだけ改変されてました)
以前と同じキャストの大山神官役大滝秀治さんや
加藤武さん(今回は等々力署長…って。え?)は、
30年前とあまり変わっておられないように見え、
ちょっと怖かった。不老不死……?
それと横溝作品で三谷さんの名を見る事になろうとは
思いも寄らなかったので驚いた!しかもとんでもない名誉職ですよ
(前回宿屋主人を演じたのは横溝先生)。
横溝御大の、見ている者が異世界に飛ばされそうなほどの
超愛らしい棒読み演技には到底及びませんが
挙動不審な感じが微笑ましかったですよ。
あと佐兵衛翁の目ぢからが30%アップしてた。(仲代達矢さんでした)
陰影のくっきり出るライティングだったので
石坂さん始め他のキャストの方の肌のキメとかは…あれでした。
(しかしファンは心のCGで消去するんだぞ!いいな!)

どちらも見たことない、原作も知らないという方に
1976年版と2006年版どちらを薦めるかといえば
やはり1976版でしょうかね。
76版の金田一さんの笑顔はどこか、
目の前の人に向けられたものではない、
何か遠い感じがありましたが
今回の金田一さんは地に足がついた印象でした。
あとは好みの問題ですが私は前回のが好きだった。

ファンでない方にはよく分からない世界でありましょうが
時間を忘れて見入ってしまったサイトさま。

http://www7.ocn.ne.jp/~yokomizo/haiyaku-inugami.html

昭和52年の田村亮のスケキヨマスクは違うと思うんですがどうですかね。
(NASAとかに捕獲されてそうじゃね?)

余談(ねたばれ)
佐兵衛翁は珠世と佐清さえ幸せになれば、
あとは実の娘であろうと孫であろうと息子であろうと
誰がどうなろうと死のうと平気。むしろ死ね。
という人非人でしたが、
しかし彼は若い頃の異様な三角関係、
野々宮(ホニャ・攻)→佐兵衛(両刀・受)→野々宮(妻)
の、愛し愛されていた時代に強烈に執着しすぎて
それ以外には関心がもてなかったのでしょうねきっと。
腐女子的においしい部分ですが、
男児への性的虐待になるのでサラっと流されましたな。

今日のシャンプ
相手の腕の骨を折って勝つ…てのはもうテニスじゃないんじゃないかな。
てか、どんなに点差があっても腕が折れたら負けなんですかい?
あれ、タカさんの人柄があれだからまだ誤魔化されるが
やったのが手塚だったりした日には、いまごろ「青学の悪魔将軍」とか
そういう有難くないあだ名がついていたと思うよ。

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2007/01/23(火)

仮面ラ(略)カブト最終回を見ました。

ほめ感想
良い主役を見つけてきたなあというのが
カブトの最大のほめ所だと思います。
口数の少ない、超俺様神様で態度のでかさは惑星級の
でも実はおばあちゃんっ子でシスコンな青年が
世界を救う話ですが、
それって役者さんに説得力がなければ
1年間スベり続ける恐ろしいアイスショーを
見せられる羽目になったことでしょう。
でもボソリとつぶやくあの声とか
大型肉食獣のように自信に満ちた足取りとか、
うまく抑制された笑顔とか
天然なのか演技なのかよく分かりませんが
彼の演じる天道は実に良かった。
あの役者さんを見つけた時点で
6割成功してたと言ってもいいくらい。
ラストも、あの強引な合成と無駄なスケールのデカさが
いっそ良かったよ。

暗黒かんそう
ラストに時間が足りなくなって
伏線を拾わず、ぐだぐだで終わるっていうのは何か?
ライダーシリーズの伝統行事なのか?プレイか?趣味か?
前年度の失敗からは意地でも学びたくないのか?
各話の脚本を書き始める前に
年間通しての計 画 書 を 書 こ う。
私は何か間違った事を言っているか?いいや言ってない。

……前作よりはラストらしいラストだったけどな。

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2007/01/24(水)

フォートナム&メイソンのカフェに行って
紅茶とサンドイッチのセットを食べたのですが
なんだか凄く凄くおいしかったよ!
紅茶もサンドイッチにばっちり合ってたよ!
友達はレンダンカレーを頼んでいたけど
そっちも甘くてまろやかでおいしかったよ!(←無論もらって食った)
隣のショップにレンダンカレーのペーストが販売していたのですが、
あれを買ったら家でもあんなカレーが作れるんでしょうかね。
今度行ったときは購入して、そしてスコーンも食べたいです。

それからイタリア屋さんに行って
ひき肉のピザとサラダとマグロのカツレツを食べた。
ワインもたくさん飲んだ。
マグロのカツレツはざく切りのトマトが
本体が見えなくなる程たらふく載せてあって、
衣のバリっとした感触と、あっさりめのソースとトマトがよく調和して
いくらでも食べられた。しかも冷めても美味しいのだ。
「わたしたち食べてばっかりねふふふ」とか言いながら
ケーキまで食べた。
そして恐るべき量のおしゃべりをしました。
おいしいものを食べてお喋りが楽しいって
なんて幸せなんだろう!これ生きる理由と言っていいんじゃね?
とかって、しみじみ思った休日でした。

たとえお喋りの内容が
最近読んだシリル作品の内容とか(……)
女性は三途の川を渡るとき「はじめての男」に負ぶわれて渡るという話があるが
先生が三途の川のほとりに行ったら、黒田が土下座して待っているだろうとか(……)。
でも先生は「べつに君が悪い訳じゃないから謝らないでくれ」
って言ってくれると思うね。「誰もいなくなったら渡ろうね」って絶対言うね!

……とかそういう馬鹿馬鹿しい話だとしてもさ!

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2007/01/25(木)

「プラダを着た悪魔」を見てきました。
(若干ねたばれ)

見ると確実にテンションが上がる映画です。
そしてなんか元気になります。
どちらかと言えば女性向け。
ジャーナリスト志望の主人公は、
出版社へのとっかかりのつもりで、
これまで全く興味のなかった業界、
ファッション誌のアシスタント業務に応募して採用されます。
しかし彼女のボスがまさに悪魔。
業界ではカリスマ、神扱いされる女性ですが
15分でステーキを用意しろだの
台風の日に飛行機のチケットを取れだの
印刷もされていない状態のポタの新刊(7巻?)を入手しろだの
ともかく我侭放題。
(新刊をどうしたかは映画を見てのお楽しみ)
(主人公は「いざとなったらJKRに電話をかけてやる!」って言った)
振り回されて時間を拘束されるうちに、主人公の私生活も崩壊して…
というお話。

主人公が段々変身していく様子や、
この映画のキモである上司の無理難題や、
(原作は暴露本で、実際はもっと凄かったらしい!)
主人公の友達との仲良しのシーンやうまくいかなくなるシーン、
同僚に冷たくされたり、それを全然気にしてなかったりするところ、
ともかくエピソードがてんこもりなので退屈するひまがありません。
仕事がすっごい忙しい日ってあんな感じですよねー。
「出来ませーん!」と叫んで電話をガチャーンと叩き切ったら
オフィスがシーン…と静まりかえった懐かしい記憶などが蘇りました。

ブランドの服や靴やバッグがこれでもかと出てきますが
「ファッション業界など詐欺師の集団!不愉快!」
みたいなそういう考えの方でない限りは
それらに精通してなくても楽しめると思います。
私もちっとも詳しくないですが、
きゃあきゃあ夢中になっている人を見ているだけで楽しかった。

でも最初「問題外」「おばあちゃんのお下がり?」
と馬鹿にされ笑われた主人公のファッションですけど、
べつにおかしくないよ!ぜんぜん可愛いよ!と思いました。

それとアン・ハサウェイさん、
マスカラを塗るときは、口を開けなくていいよ!
(この映画でなんか好きになった!笑)
(ブロークバック山の受の妻役もよかったけど)

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2007/01/26(金)

「ワンダと巨像」のミニフィギュアが、
コトブキヤから発売。この造形でこの値段は安い気がします。

http://www.kotobukiya.co.jp/item/page/1cg_wanda/index.shtml

「ワンダと巨像」は出たときからプレーしたいな…
と思っていたゲームでした。
でも絶対無理って分かってたから!当然買わなかった。
プレーしている様子を人から聞いているだけでも楽しそうで、
そしてどえりゃー難しそうでした。

ワンダを人間サイズだとすると、巨像はね。
10階建てビルくらいの大きさなんだよ。
それをアクションで倒さないといけないんだよ。
魔法の力で飛んだりするんじゃないんだよ。
地味に上までよじ登らないといけないんだよ。
しかも登っていると体力を消耗するんだよ。
しかも巨人は振り落とそうとするんだよ。
すると何かに掴まらないといけないわけだが、
掴まるところがないと、ワンダは落ちるんだよ。
地上を歩く巨像を倒すのですら大事業なのに
(登攀ルートの試行錯誤や休憩ポイントの確保など)
中には飛ぶやつや泳ぐやつがいたりして、
なんか遠くで大暴れしている次の巨像を見て味わう
「あれを倒すのですか!?私が!?」
というショックと絶望感は相当なものがあったそうです。
本当に面白そうだよなあ…運動神経にぶくてしょんぼり。


それとこれは友達に教えてもらった
南極観測50周年記念切手。ちょっとタロが魔犬っぽい。
もちろん大人買いした。6シートもだ。
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2006/imgae/h190123_1b.jpg

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2007/01/27(土)

本日はアダルトな話題で
シリルとSMについて少しだけ語りたいと思います。
若い方や苦手な方、ポタに関係ない方は避難なさってください。
(名前なども、ポタ3巻ねたばれに配慮しません)





まずSM自体について簡単に意見を述べると
あれは超個人的な物語の創造、
物語のオーダーメイドなのではないかと私は思います。
まず人が何を恥辱と感じるかは著しく個人差があり、
それを正確に把握し把握されるのが
楽しいSMの基本なのではないでしょうか。
片側だけが満足すればいい商業的な関係なら話は別ですが
そうでないなら、共同作業です。
まぞの人にはさどの人を煽り、満足させるような
演技力と資質が。
さどのひとにはまぞの人の予測を裏切る独創性と
臨機応変さが。
なによりそれに加えて絶対の信頼関係が必要です。
(たぶん。よく知らないけど)

先生にはサドの才能もマゾの才能もないですが
彼はシリウスに恥辱を与えるために生まれたような男なので
生きて歩いているだけでSMプレイです(笑)。
シリウスはサドの才能もマゾの才能もありますが
おそらく彼は自分をどちらかといえばサド気質だと
思い込んでいてそして探求精神旺盛な男なので
気が向くと先生に、よからぬ遊びの誘いをかけると思います。
先生は拘束とか目隠しとかに対しては
「うん……(5秒)別に構わないけど…」
と返事すると思いますが、たぶん行為の間中
「これの何がどう面白いんだろう…私にはよく分からない…」
と考えていると思います。
でもシリウスが
「寮監のルーピン教授に思いを寄せる生徒シリウス・ブラックが
ある夜とうとう、呼び出しを受けた教師の私室で思いを遂げる」
というシチェーションの長い脚本を書いてきたときは
笑いながら目の前で丸めて捨てたと思います。
倫理がどうのというよりは面倒くさいから。
そんな訳で、「痛い・汚い・危険・面倒」以外のSMは
当方のシリルの間で時折行われると思います。
大人だからな。

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2007/01/28(日)

やわらか携帯以来の大反響です。えすえむ(笑)。
関心が高いのだなあ。文化的だなあ。

よく大きなお寺などの壁の掲示板には
仏語のようなポエムのような短い言葉が書いてありますが、
ある日私が見掛けたのは

貧乏を 知らずに 犬は ついてくる

という言葉でした。
なんだか道端のトラップかと思うくらい
萌えツボにはまって、
その場で意識が遠のきそうになりました。

喜色満面で、尻尾の振りと歩調が同じリズムで
と、て、て、て とついてくる大型犬と、
「ついてきても食事とか出せないんだけどなあ…」
と思いつつもあまり犬が嬉しそうなのがおかしくて
つい笑ってしまう男性が想像されました。

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2007/01/29(月)

依頼がありました映画「サイレン」を見ました。

警告1 サイレンが鳴ったら外に出てはならない
警告2 森の鉄塔に近づいてはならない
警告3 その謎は解かない方がいい

1976年、全住民消失事件が発生した夜美島。
それから29年後、その島に少女が家族と共に越してくる。

ご存知「SIREN」の映画化ですが
ゲームの話とはあまり関係がありません。
島の名前と、あとは鉄塔とサイレンくらい?
一般受けからは遠い、陰惨なオカルト話でしたから
これくらいライトな話にして正解だったかもしれませんね。
まあ私もJホラーの中では、
そこそこ好きな作品だったかもしれません。
とある韓国映画を先に見ていなければ。

率直に言わせていただければ、
ぱくりとインスパイア、非常に中間なラインだと思います。私はね。
このネタはここ2年くらいの間に大流行したので
この作品にだけ厳しく言うのは不公平かも知れませんが
オチと、それに関する演出と構成が全部一緒ってちょっと有り得ない。
しかも元の作品より劣化そんな訳で、ぶっちゃけこの映画を見るなら
その韓国のホラーを見た方がよいです。おわり。
ちなみに阿部さんの出番はちょっとしかない。

……あっしまった、これではあまりに短いので(笑)
ゲームの「SIREN」について述べましょう。
恐怖描写と難易度で有名になったゲームですが、
もちろん買いたかったがもちろん諦め(略)

特にCMを見たときは欲しすぎてソワソワしました。
夜に、建物の外にいる女の子が、
明るい家の中にいるお父さんとお母さんを呼んで
窓を叩く後ろ姿が映っています。
「おかあさん!おかあさん、開けてよ!おかあさん」
ところが呼びかけられたお父さんお母さんは、ハッとこちらを見て
怯えて悲鳴を上げます。
カメラがぐるっと回って今度は窓の外にいる女の子の顔を映しますが
女の子は目から血赤い水を流し、屍人となっています。
彼女は自分が死んだことに気付いていないのです。

このCMは1、2度見ただけで、その後すぐに苦情が殺到し
放映中止になってしまったのですが
先日ネットで見られることに気付き、小躍りしました。
以来、いそいそと何度も見ています。
http://www.youtube.com/watch?v=aTV1KjuHVig&eurl=
(↑恐いのが苦手な人はやめておいたほうが賢明です)

依頼人様こんな感じでよろしいでしょうか。
もっと駄目な点を事細かに上げた文章の方がよいかとも思ったのですが
口汚くて見苦しいので、ゲームの話をしてみました。
それでも「トリッ○」の映画よりはマシなのが悲しいや何でもないですハハハ。
報酬、おいしかったです。もぐもぐ。(ゴルゴ談)

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2007/01/30(火)

日本画をたくさん見てきました。
展示場では絵の現物と、その絵が普段日本家屋の中で
どのような状態にあるかの映像が見られたのですが、
金箔を張った絵というのは、
太陽光で見た方が断然綺麗ですな!(絵は傷むけど)
金箔の輝きが、
絵の中では夏の陽にギラギラと輝く水面になり、
夕暮れの眩しい空の色になり、
冬の早朝の雪の明るさになって、
動かない二次元の絵なのに、その光の変化はまるで映像でした。
保存状態のいい日本画があんな風に見えるなんて!
いやまったく知りませんでしたよ奥が深いね。

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2007/01/31(水)

しかし日本の絵に(昨日話題)、2点透視とかパースだとか
そういうものが入ってきたのって、案外最近なので
昔の絵の建物は実にのびのびと描かれている。
ものすごい斜め屋敷で、控え目に見ても
中の人は全員前方に転がり落ちるんじゃね?
という状態の家だ。

パースという考え方がないと
歪みも認識されないのかな?と思ったりした。
(お前がパースの話をするな!という驚きで、
絵師の方々の墓石が倒れるかもしれないけど)


そうそう、今月のイベントで私に物品を下さったかた、
お礼に大冒険(嘘)シリル短文をあげましたので
よろしければ御覧になって下さい。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~heme/07○○○○○sama.htm

上記のアドレスの○○の部分に、教えてくださった
お名前をアルファベット小文字で入れてください。
基本的には苗字です。長音は母音2文字で、
タチツテトはtatituteto、ハヒフヘホはhahihuheho、
ザジズゼゾはzazizuzezo、「ん」はnn、「づ」はdu、
小さい「つ」は…【例】フット→huttoでお願いします。
お名前に含まれる・や。や☆や!などの記号は失礼ながら省略させて頂きます。
頭に07、末尾にsamaが付いております点も御注意下さい。
前回にお礼文を見せられてしまった方は基本的に同じ名前で!
それと今回名前を名乗ってくださらなかった謎の方は
いただいた商品のお店の名前を小文字でファイル名にしましたので
こちらを御覧になっていたらどうぞー(年号や敬称は付きません)。

もし「プレゼントを渡したような気もするが何も出ない…」
という方がいらっしゃったら、
それは100%私のファイル名打ち間違いですので、そんな事言いたくない
つらい気持ちは分かりますがそこを堪えてお知らせ下さい私のために!

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