10月日記

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2006/10/01(日)

「邪魅の雫」(ねたばれですよ)

今回の犯人が好きか嫌いかで言えば
私はかなり嫌いだとか。
関口君が随分真人間になって、
常識的な話をしているのが喜ばしいとか。
あの大鷹の「頭の働きは正常なのに
空気読めない・鈍い・理解能力がない・
でも自信たっぷり」という人物描写は
妙に鮮やかだったとか。
京極堂、榎さんが登場すると
話が一気に進展して引き締まるが
それ故に僅かしか出番がなく、
それ以外の迷走部分の長さに息切れするとか。

色々と感想はありますが

最後の2ページで
それまでの815ページ使って書かれた
連続殺人事件とか毒薬とかをひっくり返して
恋愛小説にしてしまった今回の終わり方は、
シリーズとして斬新だと思う。
多分ひどく賛否両論になるだろうけど。

これで犯人がもっとカッ飛んだ人だったら
カップリング本を出せるくらい萌えだったのになあ…。
残念。


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2006/10/02(月)

温度計も体温計も、両方とも割って壊したことがある。
「果たして何度まで上昇するのかなあ?」
と思ってストーブで炙ったのだ。
室温計は50度にもならないうちに破裂して
あの赤いのが部屋中に飛び散って
アハハハハと笑いたいくらい凄い事になった。
そして体温計の水銀は、他に例える物がないような
綺麗な物質でした。
浮いてて、粒になって、キラキラして、すぅっと滑って。

という話をしたら友人にドン引きされたのですが
え?みんな子供の頃に1本や2本はやっちゃうよね?
科学への第一歩だよね?(笑)

注:水銀は人体に有毒なのでこれを読んで真似しよう!とか思ってはいけません。

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2006/10/03(火)

ヌハハハハ(両手を掲げて)。
温度計の類を割っちゃう巨悪は
全国に蔓延している事が証明されたぞ。
今日から「温度計壊し隊」を結成し、
活動に勤しんでくれるわ!(うそです)

本当はガリレオサーモメーター……?
あれもやっちゃいたいんですけど……
てか立派なのが、すぐそこにあるんですけど……
さすがにあれは、ネ…。だめだよ、ネ。

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2006/10/04(水)

以前ちょっと発狂して、
「手軽にシリルが読みたいなあ……
そうだ、なりチャをやってみよう!」
と思いました。←超進化
なりチャで私が
「どうして浮気したんだ?何が不満なんだリーマス!」

と言えば、1秒で浮気の話が読めるし、
「残念だけどそんな変態的なリクエストには応えられないよ」

と言えば、変態の話が読めるじゃないですか。(たぶん)
でも私も相手のセリフに応じて
瞬時に話を展開しないといけない訳ですよ!
わあ、難しそうだなあ!とか勝手に想像&期待しつつ
私はWEBの大海へと船出しました。

そして、なりチャ大陸にたどりつき
初心者らしく、なりチャのマナーなどを勉強しているうちに
「なんだか難しそうだぞ……」と思いました。
「こんな受は嫌われる!」みたいな例が書いてあったのですが
……黒田さん(仮)が……私の思い過ごしかもしれませんが
あの受であり攻であり犬でもある可愛い男が
その嫌われる受の幾つかの条件に
合致するように思えたのですね。ええ。
気の回しすぎかもしれませんが。
そっか、あのキュートな男が、
なりチャ大陸では嫌われ者(かもしれない)か…
と思うとなんだか可哀相になり、
なりチャ大陸からすごすご帰ってきました。

まあうん、確かに受のあの人は鬱陶しいかもしれないね…いや、少しだけね!


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2006/10/05(木)

駄文更新

上等の生ハムとオリーブの缶詰とチーズ、
キャベツのスープを鍋1杯作り、
あとパンとワインを用意して単にごはんを食べる
1人シリルごっこが最近のマイブームです。
(いや、私は本気で楽しいので同情とかは特に必要なく)

仲良しと飲むのも好きですが、
1人で飲むのも同じくらい好きです。
これに面白い映画か或いは(行儀悪いけど)面白い本があれば
もう本当に生まれてきて良かった!としみじみ思う。

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2006/10/06(金)

今日発売の雑誌にPSU開発の責任者の人の
お詫びインタブー文章が載っていた。
PSU(ファンタシースターユニバース)は
大人気オンラインゲームPSO(Oはオンライン)の
続編であるが、参加者の数が予想以上に多くて
サーバがパンクし、
データがうまくセーブできなかったり
他人のデータとの入れ替わり等が続発して
サーバを止め、オールリセットしたりしたそうだ。
そんなことになっていたとは知らなかった。
まあエルフ耳のかわいこちゃんが
次の日プレーしたら筋肉アニキになってたら悲劇だわな。
FF11もオープン前の被験者プレーの段階では
戦闘中にアイテムがどんどん消失したり
戦っている仲間が消失したりしたそうだから、
「在るものは在る」という、
リアルでは当たり前の状態を維持するのは
実は難しいのかもしれませんね。

でもプレーするたびに違う人物になってたら、
それはそれで面白いオンラインゲームじゃないでしょうか。
毎日自分が誰で、何をするキャラなのか分からない生活。
次の人間のためにメッセージを書き残したりして。
「次の俺へ。
ここに長くいると感染して体が腐り始めるようだ。
北へ逃げろ。毎日3時に船が出る」

とか。無駄に血文字で(笑)。
国ごとに何千人かで入れ替わりながら謎を解いていくのです。

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2006/10/07(土)

「ブロークバック・マウンテン」がレンタル開始したので、
見たかったけど見逃したとか、
恥ずかしくて劇場には行けなかったという方は
もう御自宅で御覧になったことと思います。いかがでしたか?
私は公開当時、色々なサイトやブログや掲示板で
この映画の感想を楽しく拝読しまくっていたのですが、
その中で、掲示板に書かれた
ものすごく目玉の飛び出た意見が1つあって、
いまも記憶に残っています。
(下記内容ねたばれ)

ジャックとイニスが初めて山で出会って、
ひと夏を過ごしたあと別れるのですが、
イニスはジャックの姿が見えなくなってから
路地裏でしゃがみこんで泣くんですよね。
泣き慣れてないから苦しそうに、
自分が何で泣いてるかもよく分かってない感じで。
そこのところのシーンを指して、
「あのシーン何だったんでしょう?
イニスは自分が男と関係を持っちゃった事を思い出して
気持ち悪くなって吐いたのかな
という感想で、いやもうびっくりした。

関係持った事が、気持ち悪くなって吐いちゃうって
それどんだけ失礼orシュールなラブコメ映画やねん!
とツッコミを入れたかった……。
作品には人それぞれの解釈があるというのは
分かっているつもりなのですが。
この人の記憶にある有名な映画や小説の数々は
私の知っているものとは全然違う内容かもしれない。
そう考えるとどきどきしました。

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2006/10/08(日)

人それぞれの映画の解釈で思い出したのですが
昔に『パラサイト』というB級SFホラー映画がありました。

これは『スクリーム』(←好き映画)の
ケヴィン・ウィリアムソンの脚本作品で
「学園にやってきた宇宙人。教師達はどんどん寄生されていく。
生徒は宇宙人を撃退できるのか。そして宇宙人の親玉は誰だ?」
という、まさに王道B級ストーリーなのですが、
(10代のイライジャ君が出てます)
中に出てくる女教師のひとが、絵に描いたような
「ズボラで、髪も顔も放りっぱなし。服も無頓着」
って人なのです。でも、宇宙人に憑依されてスンゴい美女に大変身。

それを見て私は
「やっぱり髪も服も頑張らないと駄目だ!」
「素材が素材だからあんなのは無理だけどでもやらなきゃ駄目だ!」
「どうやら眉が重要らしい!服は露出でごまかせるっぽい!」
と、ホラー映画を見ておしゃれに開眼。
この映画を見てそんなことを考えたのは宇宙に私だけだと思います。

ちなみに美女になったけど凶暴になった先生を見て
先生をこっそり好きだった不良君が
「そんなの先生じゃないやい!前の先生の方が好きだったやい!」
みたいなことを言い出して可愛かった。
宇宙人が出るホラーにしてはラストも微笑ましかったなあ。

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2006/10/09(月)

「イルマーレ」を見ました。
この映画は前情報や評価を
一切見ずに鑑賞するのがいいと思います。
ラブストーリーですが私は好きです。
秋のデートならイチオシでこれだ。
(男性はちょっとモーガンに感情移入しちゃって
悲しい気持ちがするかもしれませんが…我慢!)

タイムパラドックスものです。
湖の家に越してきた建築家の男性は、
前の住人の女性がポストに残した
「郵便物の誤配があったら転送してください」
というメッセージを受け取り、
その少々事実と矛盾する部分を不思議に思い
返事をポストに入れておく。
お互いにそのポストを通じてやりとりしているうちに
女性は2年未来の、男性は2年過去の人物である
という事が分かるというお話。
男性(キアヌ)が
「お座り!待て!」と言われて本当に待った話です。
キアヌとサンドラの恋愛事情も勿論よかったのですが、
2人を取り巻く人々との関係が地味に魅力的でした。
建築と光について力説するお父さんとか。
兄が謎の女に夢中なのが気に入らないけれど、
フラれたと知った瞬間反射的にムっとする兄ラブの弟とか。
作品集を見ながら号泣するシーンとか。

SFスキーの人は、でもタイムパラドックスについて
興味のない人に熱弁をふるうのは凶だと思います(笑)。
それでもどうしても納得いかん人に→
私も2点だけ、「???」と思う部分がありました。
過去のキアヌが行動を起こすと未来の事物や
サンドラの記憶が変化するというのがまず前提として、
1つはキアヌがアクションを起こす前に
サプライズパーティで、キスをしたという記憶が
サンドラに既にあった事。
もう1つは、事故に遭わなかったキアヌが
イルマーレに行かなかったのはまあ、
言いつけを守ったのだろうけれど、
そうするとサンドラは弟にキアヌの事故を聞くこともなく
キアヌにメッセージを書く必要もなく、
あの日にポスト前にいる事は
在り得ない筈なんですが……いや!
でもまあいいじゃないですか!私はどうでもいいよ!

そういえばジャック・フィニィの短編小説集
「ゲイルズバーグの春を愛す」で同じネタの作品があります。
物語の進化する様子が面白いので読み比べてみられるのもいいかと。

ところで邦題をイルマーレにした人間のセンスは理解しがたい。
(元になった韓国映画の邦題もイルマーレらしいけど)
ふんがー!!
槍で天井をぶすぶす突き刺したいくらい納得いかん!!
なんでイルマーレやねん!
原題は「湖の家」。イルマーレは2人の破局の原因になった店の名。

上にも書きましたがこの映画、モーガン(サンドラの元カレ)が
気の毒すぎるので、それだけが残念です。
彼は無神経な所が少しあるだけで、いい人です。
私はキアヌも好きですが彼も好きですよ。犬に優しいし。←?

ところで9/29に書きましたookamikaisouさまの連載小説
「pudding and flower」絵をこっそり描いてみました。
連載期間中はワクワクさせてもらったので、
その何十分の一の気持ちでも表したいと思いまして。
メカも植物も描けない私の精一杯です。

・頭の中でイメージの固まってる人
・あの読後感を破壊されたくない人
・へたれ絵が許せない人
・ポタ未読
・「pudding and flower」未読(ラストねたばれしとるよ)

以外の方は、もしよろしければどうぞ。
「pudding and flower」落書き


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2006/10/10(火)

法律やルールや道徳や期日や約束を守れないのは
どちらかと言えば男性に多いような気がします。
この人間の出来損ないがァこれくらいちゃんとやりやがれ
とか(主に仕事において)思ったり思わなかったりしますが、

既成概念や制約を無視する方向での発想勝負になると
やはり男性が強いような気がします。
根底は同じなんでしょうね。
男女どちらが優れているとかではなく得手不得手の話。

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2006/10/11(水)

テレビで放映しているアニメ番組が劇場用作品になった物は
残念ながら時折「子供向け」である事と
「完成度が低い」事を混同した
悲しい出来のものである場合がありますが、
しかしやはり時折、アニメ番組の劇場用であるのが
惜しくなるほどの素晴らしい出来である場合もあります。
そういった作品は注目されることなくひっそりと
埋もれていく運命なのですが、
ただ、人から人へ名作であるという噂が流れます。
口コミというやつです。
たとえば、私がいままで何度も絶賛文章を目にしたのは

・「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
http://putikuri.way-nifty.com/blog/2006/10/post_2470.html

・「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」
http://homepage2.nifty.com/kjya/anime/dg/dgm2b.html

・機動警察パトレイバー the Movie
wiki解説

・ルパン3世「カリオストロの城」
(は、ケタはずれに凄かった為に特殊な位置にありますが)

どの作品も噂にたがわぬ凄いクオリティのものでした。
仕事に全力をつくして傑作を作ったクリエイターの方達に幸あれ!
(なんか他にも何作かあるはずなのですが出てこない…)
(各作品の下に貼ってあるアドレスは名感想です。
ただしネタバレあり。パトレイバーだけwikiですが)

ところでオタクのみなさん、
面白いアニメって最初のシーンで分かりませんか?
ビリっとくるというか。
「あっ!これ面白い!」みたいな確信がありません?
つまらないアニメが薄らぼんやりと何となく始まるのに比べて
面白いアニメは完全武装の前傾姿勢で始まるというか。

あっ、劇場用ではないですがジャイアントロボOVA
「地球が静止する日」は間違いなく大・傑・作です。
あんなに熱血できてあんなに腹を抱えて笑えるのに
ガワがジャアントロボであるということで損をしているあれは…。
随分昔の作品ですが、熱血&バカがお好きな方は
御覧になる機会がありましたら是非。

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2006/10/12(木)

「レディ・イン・ザ・ウォーター」を見ました。
「サイン」と劇場版ドラえもんを足して割ったみたいな映画だった。
えーと、私は6>村>水>宇宙人>超人の順番で好きかな。
今回、シャマランにしては珍しく、
お話の盛り上げ技術が露骨に随所で使われていました。
なので監督が感性で作りあげる空気感が好きな方に
酷評され気味なのではないかと思います。
でもきっと感性で作り続けると消耗するんだよ。シフトさせてやれよ。
私はハリウッドの「おらぁ!盛り上がれ下郎共!
という力業が決して嫌いではないので、この映画も嫌いじゃない。
あと評論家に酷評されているのは(ねたばれ)
自分自身が非常に重要な役で格好良く登場しちゃっているのと
映画評論家を登場させてバカにした挙げ句、惨殺
したからだと思います。
でもあの評論家も思いっきりシャマランの分身じゃないかとそんな気もするよ。

私はですね、
・お話の骨格が類型的ではない。(倒すのではなく役割を探すのがメインタスク)
・お話が1つの建物の中で完結する。(←個人の趣味ですが評価アップ)
・人種編成がおもしろい。(ハリウッド世界は米国の白人と黒人で完結してますよね)
・オープニングのアニメ、うぐいすとのこ先生風でなごんだ。(かみのけが)
・パッドフットが出てくるヨ!(出てくるヨ!)
という、以上の箇所が好きです。

それよりなにより気になったんだが、
大昔に見たシャマランの写真の顔と
今回登場したイケメンのシャマランの顔が全然違うように思うんだが、
私の記憶違いだろうか。整形は…しないよな。脚本家だもんな。

ねたばれ。
「隠し事のない男」が彼だとは思わなかったので笑った。
私は韓国のお母さんが「守護者」だと思っていたのに。

ただ、魔犬が掟の番人に制裁されるシーンが
どうにもヤンキーのリンチみたいだったのには脱力した。
なんか蹴りとかチョップとか入ってなかった……?


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2006/10/13(金)

そういえばシャマラン監督がハリポタの監督に
立候補したという記事をネットで見かけたが
いくらポタ側とシャマ側の双方にとって好条件でも、
それだけはやめておいたほうがいいと思う。
シャマラン監督作品の根底にあるのは「痛みと感傷」だが
ポタの根底にあるのは「怒りと変革」だ。
カラーが違う(あくまで私見ですが)。

でも万が一監督になったシャマランが
「生徒です」とかって出てきたらどうすれば…。
ハリーの親友になって戦いますとかって言われたらどうすれば…。

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2006/10/14(土)

「コンビニでワンピ読んで泣いている男の人がいた」
と今週友達が言ってました。
うん………………尾田先生、本気で来たもんな。
私は立ち読みじゃなかったけど、すぐ出掛けないといけなかったので
目の焦点を合わせずに読んだよ。
後で読み返したら泣けた。思い出しても泣ける。

ちなみに今週サンデーのガッシュもかなり泣けた。
なんだなんだ何かのフェアか?

大工予想(連載の展開ばれ反転)
もう大工=メリーさん(子供の姿バージョン)にしようよ!!
それでいいじゃん!!新しい船に一緒に乗ろうよ!!

先生頼むよ!!

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2006/10/15(日)

久し振りにルーピン先生の病気について
(ハリポタ3巻ねたばれ)



時々思い出すに、この病気の治療・ケアの遅れが酷すぎて
架空世界の事ながら腹が立ちます(立派な大人が児童書に…)。
一番簡単で確実なのは03.11.09の日記に書いた、
「満月の間は月を避けるようにして昼間の国を移動する。地球半周」
というアイディアだなと自画自賛する楽しい毎日ですが
「雲で遮断できて木材は透過する何か」が原因なんですから
ジュラルミンでも鉛でも、どんどん実験すればいいのにと思います。
たとえ一晩小箱に閉じ込められる事になっても
嫌がる被験者はきっといないでしょう。
(満月時の引力が原因だったら難しいですが、
どうやらそうでもなさそうだし)
罹病した人は、どこで満月を感知して変化が始まるのか
というのも重要ですね。虹彩か、肌か、或いは耳か。
それが明らかになったら感覚器に蓋をするだけでいいんですもん。

あと脱線ですが、あのウィルスはバイオ人工臓器を作るのに
とても役に立つ気がします。
一瞬にして増殖、完成して
満月の間は定型を保てるわけですから。
これは逆に、ずっと満月であると
ウィルスに誤認識させておけばいいのです。

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2006/10/16(月)

休日に、久し振りに家族のひとが全員揃っていたので
10年ぶりにピザでもとるかという話になった。
不慣れ故に要領を得ない注文で、恐るべき量のピザが来た。
食べていて実感できるくらいのカロリー。
危機感を覚えてそのあと2時間駆け足したのですが
腹が全然減らないんでやんの!!足から血が出ただけでやんの!
一体何カロリーあったんだろう…800?いや1000?1500?
ピザはとてもおいしかったけれど、
(ダイエット的に)背徳の味がしました。

あの韓国風プルコギどうのってやつ…お肉とチーズがどっさり載ってて…。
油が…油がぎらぎらと…思い出すとそわそわします。正直言って毎日食べたい。
体に悪いものってどうしてあんなに美味しいんでしょうネ。


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2006/10/17(火)

ジェームズ・ボンドの新作映画CMを見ました。
新しいボンドの人は随分枯れた印象の人だなあ…。
今風にしてみたんだろうか。

そろそろな。
ここいらで女性のジェーン・ボンドが
登場してもいいんじゃないかと私は思うな。
ヒミツメカで鮮やかに仕事を片付けるけど
チャーリーズ・エンジェルやトゥーム・レイダーと
差別化を計らないといけないから、
ボンドは眼鏡、スーツ姿で。
お色気は同僚や秘書で補っちゃえ。
それで部下や刺客は全員あらゆる人種の美青年・美少年揃い。
演技はこの際置いて、
見るだけで寿命が延びるような美しい男をバンバン出すといいよ。
史上初ボンドボーイ。
全世界のOLが仕事の疲れを癒しに
イケメンを見に来るって寸法さ!

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2006/10/18(水)

久し振りに近所の小さな小さな本屋さんに行ったら、
小説コーナーが面白いことになっていた。
そこは本当に小さい店なので
小説の書架が4つくらいしかないのだが、
並べられている小説は出版社別ではなく
作者名五十音順でもなく、新作旧作の区別なく、
本のサイズも関係なかった。
ただ、これまで私が読んだもので面白かった本、
面白そうだから読もうと思っていた本、
それから最近話題になった本がずらずら並んでいた。
SFも歴史小説もミステリもエッセイも一緒くたに。
その代わり、「本屋だったら絶対置いているだろう」
って路線が大胆にバサーっと無かった。
続き物で巻数が多いのとかも一切無かった。
なんか殆ど個人の本棚みたいだった。
本棚の持ち主はミーハーなおじさんと
ミーハーなおたく青年、
同居している2人の本棚、って感じ。
せっかくなので買おうと思っていた本を買って帰った。

最近出版物の量がともかく多いので、
豊富な品揃えはあまぞんさんなどにお任せして、
店舗のある本屋さんは、こういう路線にするのも
一つの手かもしれないなあと思いました。

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2006/10/19(木)

強いてどちらかを言えば話をするよりは聞くほうが好きです。
しかし以前、目上の方と飲みながら1対1で会話していて、
「さっきから私はハイしか言ってないなあ…」
と思ってちらりと時計見たら、
2時間ひたすら相槌だけ打っていたということがあった。
いくら私が人の話を聞くのが好きだといっても
せめて質問くらいはさせてほしい……かな……。
「はい」
「はい?」
「はいー?」
「ハイッ!」
あの子はさっきから「ハイ」だけで芝居をしているのよ!
みたいな亜弓さんが脳内で白目になったりしてくれたが
それでもやっぱりちょっと退屈ですよ。

「俺は会話のキャッチボールをしたいんじゃないんだ!
会話のピッチャーになりたいんだよ!
だから相手はキャッチャーでなきゃだめなんだ!」
という男性のエピソードを思い出しました。
そういう人は案外多いんですかね。

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2006/10/20(金)

今日エレベータを待っていたら、
中から人が1人で歌いながら出てきた。
ミュージカルだ。
でも私と目が合って、
男の人は歌うのをやめてしまった。
ミュージカル3秒で終了。

なんかいいことがあったんだね。

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2006/10/21(土)

今日は久し振りに、ちょっとしたクイズをします。
私は、今年にとある方から面白い紆余曲折あって
シリルシリ小説を誕生日のプレゼントに頂き、
ぴったんぴったん跳ねて喜んだのですが、
その小説が下記のものです。
(私あてに頂いたプレゼントですから、
ポタでシリルシリで、リバっぽくて
2人が凄く仲良くしている素敵な作品です)
(ジャンル違いの方やリバ苦手な方は戻って戻って)

「夕暮れを待つ」 

さて、クイズですが
この小説の作者さんはどなたでしょう?
(設定色にさえ騙されなければ(笑)比較的簡単だと…)
お分かりになった方は下記アドレスの○○○の部分に
作者さんのお名前をアルファベット小文字で入れて
飛んでみてください。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~heme/○○○○.htm
○の数は文字数とは合致しません。
その先にもう1つクイズがあります。

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2006/10/22(日)

私の幼稚園以来の同い年の友人は、
フラフラ遊んでいるオタクの私と違い
3人のお子さんの立派なお母さんです。
彼女は小説とかは一切読まないのですが
児童書に鬼詳しく、おすすめ本を沢山教えてもらいました。
どれも!見事に!1冊も知らない!作家さんの名すら!

でも今の児童書や絵本は面白いですねえ!
本の真ん中にトンネルの穴が空いていて
次のページの景色が見えたり、
ページの形が全部違ったり、
透明アクリルのページで次のページの絵とリンクしてたり。
アイディアの方向が小説とは違って物理的なんです。
(あと印刷技術の限界に挑戦て感じ)
飛び出す絵本も、私の記憶にある昔のものの5倍は飛び出してる。
すっごい。どうなってるんだろう。
今の子供を羨むあまり、つい1冊買ってしまいました。
犬の本(笑)。

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2006/10/23(月)

トップをハロウィン魔犬バージョンに

パッドフ……あいや、魔犬はきっと
酔っ払っているに違いありません。

最近、風に吹かれてブラブラするものの話が
じわじわ増えてきているので、
一体何のサイトだろうっていうか、他のジャンルでも
そんな下品なサイト見たことないやって反省してます。
すみません。小学生男子みたい。

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2006/10/24(火)

「トム・ヤム・クン!」を見ました。
ストーリー的に「?」と思う部分がないではないが、
もうトニー・ジャーが動いているのを見ているだけで
幸せだからいいです。
この人の動きは、もはやアニメの域だ。

あと、カーアクションならぬ象アクション
カーチェイスならぬ象チェイスがあった。新鮮。

ところで「トム・ヤム・クン」は悪事を働いていた料理店の名です。
「イルマーレ」といい、どうして店の名をタイトルにするのだ?

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2006/10/25(水)

浮かれて携帯の会社を変えてみました。
(電話とかメールとかは以前と変わらないのヨー→私信)
通常メルアドは変わりますが、私の場合はちょっと特殊なので変わりません。
(でも以前の携帯はFAX受信できたのですが、出来なくなった→私信)
お財布機能は付けますか?とか音楽は聴きますか?とか
必要ない科学技術が満載で、私はオノを落とした木こりのように
「オラがほしいのは電話とメール機能だけだァ」
と首を振り続けるしかありませんでした。

しかし他の電話会社さんに番号変更なしに
移る事が出来るようになったので、
各会社さんの拘束が随分厳しい。
私の入った料金コースも、
「今後○年間は他社に移ると違約金○万円をお支払いいただきます」
「そのコースでないと、機種料金が3倍になります」
とかそんな具合。
えっ、サービスの内容で勝負したり
料金で勝負したりはしないのけ?
と、ちょっと思いましたフフフ。

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2006/10/26(木)

いま私は美白に凝っています。
夏の間あんなに頑張ってガードしたのに
(顔面サンバイザー+日傘+手袋)
顔や手が、ほんのり黒くなっているのに気付いたからです。
何かと言えばすぐカレー色になる己の優秀なメラニンが憎い。

まずはピーリング効果+ハイドロキノン(漂白効果)配合の石鹸。
ものすごく危ない試みですが、なあに、手なので大丈夫。
顔用には赤い美白を買いました。
併用できるなら雪○精もHAK○も全部一気に使いたい。
そしてハイチオールCも飲んでます。
そんな訳で普通のカレーだったのが、
タイ風カレーの色になってきました。
(でもカレー)

ていうか誰か赤血球を何とかして
乳白色の血液を発明してください。
多分それが一番完璧で簡単な美白方法だと思うのです。

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2006/10/27(金)

お笑いを題材にした漫画や小説は、
1つ大きな落とし穴があると思います。

以前ジャンプでやっていた「べしゃり暮らし」
あれを評して友人が言っていたのですが
「私はあの漫画、好きなんだけれど、
作品中の漫才がつまらんのが致命的だ」
そう、漫才。
テニスや格闘や除霊なら、土台が全く違うので
それらしく漫画に描いて、
いくらでもキャラクターに凄い事をさせられますが
漫才は文章や漫画で読めなくはないので
ネタの状態のものを載せることができてしまう。
そうするとお話の構成力やキャラクタメイキングに加えて
ギャグセンスまで要求されてしまうのですね…。

この地域独特の「ギャグに厳しい風土病」に罹っているので
私も友人の意見には賛成でした。
結論を申しますと、漫才モノを書くときは漫才部分だけ
ネタ提供者がいたほうがいいのではないかと思います。
うん、その方が絶対いい。

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2006/10/28(土)

NHK朝の連続テレビドラマが流れていて
ヒロインが大阪の写真館の娘で小説を書いていて、
カモカのおじさんという言葉が出てきて
「田辺聖子さん?」
と思ったらやはり原作をされていた。
大昔、田辺先生の書かれていたエッセイのシリーズが好きで
それは御夫君でいらっしゃる「カモカのおっちゃん」
と夫婦揃って飲みながら、
世俗のよしなしごとについて軽妙に語るという内容でした。
おふたりのお話は下ネタから昔話から
政治や宝塚や男女の話と多種多彩で、
1つのテーマを男性視点と女性視点から見て
面白おかしく議論なさっていた。
毎晩飲みながらこんな楽しい話ができる大人っていいなあと
憧れたものです。

最近、カモカのおっちゃんさんが
数年前に亡くなられていたという記事を読み、
非常にショックを受けました。
何となくカモカのおっちゃんさんは
永久に田辺先生と面白い話をなさるような
そんな気がしていたのです。

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2006/10/29(日)

ハイチオーノレCの効用
確実に言える事は……

お 酒 に 強 く な り ま し た 。

酒量が1.3倍になりました。
工ス工ス製薬のひと…違うんです…
私はただ顔色を明るくしてシミを消したいだけであって
別に酒に強くなりたいわけでは……。
でもこれからの季節、あまり得意ではない酒席に
呼ばれる機会の増える方はぜひお試し下さい。
(ハイチオーノレCは肝臓を補強する薬です)
(酔わなくなった。不経済だ)

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2006/10/30(月)

カップルケーキってご存知ですか?
いいえ、「カップケーキ」ではないですよ。
「カップル」「ケーキ」です。
都会をウロウロしているときに友人が見つけたのですが
パンフレットを見るに、どうやらそれは
クリスマスにカップルが食べるケーキのようでした。
2人用なので非常に小さく(15センチとか)、
有名ケーキメーカーの数量限定販売で、一番高い奴は
1 ま ん え ん 
しました。つまり2人で切り分けて1切れが5せんえん。
一向一揆かフランス革命が起こっても不思議はない、
ショッキングな価格だと思いました。
だって1切れ5せんえんデスヨ!?
適当なurlを貼ろうとしたのですが菓子メーカーも
焼き討ちを恐れたのかサイトには載せておらず……。

でも、
「こうきゅうレストランでディナー→
デザートを断ってこうきゅうホテルの部屋でケーキ」
って流れが変じゃないか?
誰が買っていつ食べるんじゃ?
という話をしていたのですが、友人は
「男女いずれかの家で手料理のディナー→
そのあとでカップルケーキじゃね?」
と推理しました。
なるほどそれなら4、5万円ほどの経費削減になりますし
しかも一点豪華主義とでも言うのか、
これにちょっと上等のワインでも足せば
ショボい気分にはなりません(たぶん)。

けれど私は貧乏なので、1まんえんのケーキにナイフを入れるのは
どうにも手が震えてしまうように思うし、
どうせ1万円をケーキに使うなら、
小ムサのケーキとキルフェ盆のケーキを5個ずつ買って
両手に持って大人食いしたいなあとそう思うのでした。

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2006/10/31(火)

以前私が「チャーリーとチョコレート工場」を見たあと
「ウォンカチョコが売ってない!ばかばかオタンコナス!」
と大変フンガイしておりましたのをご記憶くださっていた方が
「にゃかむらさんー、ネスレがウォンカチョコの
特別販売やってますよー」と教えてくださったのですが
おしいかなタッチの差で終了してしまったようなのでした。

調べてみますと、なんか日本以外のほかの国では
バンバン販売しているらしいですねウォンカチョコ。
ただ輸入できない原材料が使われているため
日本では販売しなかったということらしいです。納得。

販売を教えてくださった方、ありがとうございました。お礼に

火サスクッキー
http://store.yahoo.co.jp/nshop/w0008c4001.html

を紹介しておきます。
ミステリ系のサイトさんで紹介しておられて
以前から気になっていた一品です。
うけ狙いの贈答品にぜひどうぞ。

***トップを戻す(予定)・メールフォーム設置***

スパムとウィルスメールの量がすごく、
郵便受けが破裂して、
メールが受け取れなかった事が何度かあったようです。
(特に更新したあとがひどい。むう)
ご迷惑をお掛けしております、すみません。
一念発起してメ、メールフォーム?を設けてみました。
メールのページから行けます。
しかし何分、私にとってCGIは
手の届かないクラスの人気者で片思いの相手みたいな人。
不具合が出てマッハで使用不能になるやもしれませんが
まあその際は生暖かくスルーしてやってください。

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