11月日記

----------------------------------------------------------------

2004/11/01(月)

「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」
10周年記念デジタルリマスター版を見てきました。
私はこれのテーマ曲「This Is Halloween」が
かかると、両手を上にあげて踊ってしまうくらい
この映画が好きです。

ジャック、素っ頓狂な方向への努力で、周囲に
迷惑ばかりかけているのに、どうして貴族的に自信満々で
上品に見えるんだろう……(指の仕草かなぁ)。
ミサイルで撃ち落とされても反省3分。

あああ、やっぱり誰かに似てるよ。

そういえば「ビッグ・フィッシュ」は監督の作品の中で
ダントツでヲタク要素のない映画でした。ヲタク度ゼロ!!
すげえや監督!どうやったんだ!あんなにヲタクなのに。
そしてナチュラルに良い映画でした。私はもし仮に
「自分のオタク因子を一切消して作品を作れ」
と言われたら、線1本、文字1文字もかけない。
そんな気がします。

そしてどうやら監督は新しいクレイアニメを作ってくれるらしい。わーい、楽しみ。
私はティム・バートンの死体萌えとか蘇生萌えツギハギ萌え、結構好きです…。


----------------------------------------------------------------

2004/11/02(火)

「シークレット・ウィンドウ」を見ました。
ジョニデさんの演技はアカデミー主演男優賞確実の
神がかった名演だと思いましたが、もしや今の私は
デビル某と比べてる?と気付き、ジョニデさんが
チェーンソウもって追いかけてきそうなので
冷静になろうと努めました。
(ジョニデの髪も、すごいプリンでしたが…)
一緒に見に行った友人は「いまいち……」と
言っていましたが、私は「そんなことないよ!
普通にちゃんと撮れてるいい映画じゃん!」とか
反論しました(いつもと逆?)でも今の私はデビル以下略。

今まで全然気付きませんでしたが、ジョニデさん上手いですね。
大根と名演を分かつのは何でしょうか。視線?仕草?重心?姿勢?

下記ネタバレ

映画のオチにもトレンドがあるように思いますが
今年は確実にこのオチが流行していますね。
私は最近このオチの映画を数本見ていて
お腹が一杯です。もういい。このネタはいいから次行こう。

登場人物どいつも均等に悪いので、誰にも感情移入できないし
誰も応援する訳にもいかない困った感じの2時間。
ソファでぷーぷー眠るジョニデを愛でる映画という
解釈でいいかもしれない。

原作は読んでません。映画とはラストが違うそうですね。
読んで確認しなければ。


----------------------------------------------------------------

2004/11/03(水)

オフのお客様で、北にお住まいの方から
御無事でいらっしゃる報告などいただいて、色々安心しております。
逆にその方は、前の台風の時に私の住む地域が壊滅的な打撃を
被ったニュースを御覧になって、とりあえず日記を開けて見られたら
私が元気にゴリさんの話などしていたので、安心されたそうです……。
あ、勿論地域的には同じでも随分遠い場所だったので私は平気でした。
WEB、手軽なわりに素晴らしい道具だ。

----------------------------------------------------------------

2004/11/04(木)

最近の「新撰組!」(ネタバレ…?)
ここ数週間の精神攻撃は凄まじいものがありまして、
上手な脚本家さんがとことん悲劇に取り組むとどんな事になるか
身を以て思い知りました。あれは最早拷問です。
ずっと好きだった人達も、逆にむかつくから死んでほしい…と
思っていた人も、絶妙に「ああああ〜」という死に方をする。
毎週生爪を一本一本剥がされているようでした。
今週は久し振りにひとが死なない…?三谷さん、信じていいよね?

あんまり毎週悲しいので、友達と悲しい悲しい愚痴り合っていたのですが、
色々と知恵を出し合ったのち、死の間際の壮絶なシーン全部

全裸だった

と考えてみよう、という方法を編み出し
ちょっと明るい気持ちになりました。
全裸で局長の別宅から出てくるカシ太郎……
そりゃ私でも刺すよ。うしろから。

源さんの中の人は、他人の最終シーンで涙ぐんでいた、
ていうか隊旗の前に立っただけでも涙ぐんでいた…とか、
カモカモの中の人は気に入らない作品は打ち上げとか
すっぽかす人だけど、大河の打ち上げはノリノリでやってきたとか
土方さんの中の人と山南さんの中の人がトークショーで
ハグハグしたとか、聞くにつれ「ああ、仲良かったんだなー
楽しかったんだなー、本当に一つの組みたいだなー」と思います。

でもたぶん次に死ぬであろう隊士の回を見たら立ち直れない…そんな気がする。うわーんヤダー!

----------------------------------------------------------------

2004/11/05(金)

どうしてもテロとかやりたいひとは
敵国の統治者でホニャ創作をすればいいのにと思う。
そしてヘリで空中散布すればいいのにと思う。
それだと巻き添えになった市民もウヘェーと
気持ち悪くなるだけで済むし、
そして人々は首相の演説を聞いている途中に、
昨日読んだ「蹴り(仮)×茂男(仮)調教小説」の
赤ちゃん言葉で哀願する茂男(仮)など思い出して
首相の面目丸つぶれ、テロ側胸スッキリで
いいことだらけだと思う。

お互いにテロ攻撃の応酬で、うっかり萌えた人が
多数出た国の負けというということで。
(このルールでいくと、日本かなり強い……)

----------------------------------------------------------------

2004/11/06(土)

「新撰組!」のはなし
最近登場された徳川慶喜さん、
その中の人の顔がすっごく特殊なので
初登場シーンは目が釘付けになりました。爬虫類顔?
大河ドラマをつけたはずなのに、
ジュラシックパークが始まったかと思った。

最近は見慣れましたが、恐竜の中に混ざってても
違和感ないよなあ…と相変わらず感じます。

今週も、土曜日曜はメールを受け取りません(メールボックスを容量オーバーにしてあります)。ウィルス対策ですごめんなさい。

----------------------------------------------------------------

2004/11/07(日)

三角関係になって痴情がもつれた場合
男は恋人の女性を刺すけれど、
女はライバルの女を刺すらしいですね。
本能で「倒せそうな小さな獲物の方を狙う」んだそうです。
言われてみればそう、未体験ながら
私も邪魔者の女の方を刺すような気がする。
…女らしいなあ私…テヘー(間違った照れ)。

----------------------------------------------------------------

2004/11/08(月)

三角関係のはなし続き
そういえばふと考えつく架空の物語でも
六条の御息所は夕顔や葵の上を殺しまわるし
ホセはカルメンを刺しますねー。
どちらにしろ女は殺されなきゃならんようです。
(でもガラスの仮面ドラマ版では紫織さんは真澄さまを刺してたなあ?
あれは手違いだっけ?って何てマイナーなサンプルだ)

日記を書いた後、つれづれに調べてみたら
「男は怒り、女は悲しむ」
という説を拝見しました。あるいは、
「女は、自分に支払われるべき資産を守るために殺し
男は自分の遺伝子を持たない者が自分の資産を
搾取するのを防ぐために殺す」という説も。
おかしい、色恋の話のはずなのにどうしてこんなに
どす黒いんだろう。
自分の場合、確かに怒る気はしないような気がします。
そして現実問題として、耐え切れずにどこかへ出奔して、
忘れる努力をすると思う。

でも以前に人とそういう話をしていて
「3人で幸せに暮らす」
と言われてショックを受けたのを思い出しました。
そうか……そういう道もありますね……。
ああでも心が狭いのか旧人類なのか、
好きな人を誰かと分け合うのは、私には出来そうにありません。
少なくとも今のところはー。うーん。

----------------------------------------------------------------

2004/11/09(火)

独占欲系の嫉妬って、私は相手に
「以後焼もちをやくが構わないか?」
と尋ねて了承を貰ってから焼くようにしています(お役所?)。
だって無断で嫉妬するのって、後ろから撃つみたいで
気がひけるんですヨ……。

あと、私は平均からすると独占欲系の嫉妬の感情は
たぶんそんなに強くない方だと思います。
動物に例えると、そうだな、犬くらいの大きさ。
しかしゾウぐらいの大きさの嫉妬を飼っている人も
世の中にいるであろう事は想像に難くないです。
パオーンとかって街に走り出てすべてを踏み尽くして
止まらないんだろうな、とか空想していると
他人事ながら大変そうでぐったりします。

----------------------------------------------------------------

2004/11/10(水)

新聞の何周年かの記念で、大昔の人生相談の記事が
何点か載っていました。その中の相談で、
1970年頃の男性の方なのですが
「このたび結婚する事になった20代の男性です。
ところが妻となる女性が、結婚後も仕事を辞めずに
働くと言っていて、困っています。
家内という言葉が家のうちという文字で書かれる事からも
分かるように、妻は家を守るべき存在ではないでしょうか。
そして職場で自分以外の男性と接する機会が多いと、
不倫、蒸発という不祥事も起こりやすいのではないかと心配です。
御助言ください」

というのがありましたが、共働き→不倫→蒸発
と頭の中で空想がヒートアップしているところが
大変ほほえましかったです。
嫉妬と豊かな空想力は大変相性が良いようですね。
(ところで最近あんまり蒸発って言葉、使いませんね)
回答者は
「戦前ならいざ知らず、この現代にまだそんな古い考えの
方がいらっしゃるのに驚きました」
と一刀両断にしていました。
昔は回答も歯に衣着せぬものだったんですね。

黒田さんはそういえば(まず起こり得ないけれど)
浮気された場合、先生を殺さずに浮気相手を殺りそうだな…。
(ていうかこのサイト内で殺人未遂をやらかしてたな…)
女々しいぞ黒田。殺るなら男らしく先生を殺れ!

----------------------------------------------------------------

2004/11/11(木)

「トロイ」
自分以外が全員バカの世界
で人の尻拭いをして生きるのは、どれほどの苦痛だろうと
と思いました。ヘクトル兄さん。
分別もあって頭が良くていい人で強くて
良き王子で良き息子で良き父で良き夫で良き兄で……
自分の能力には恵まれたけど、周囲には恵まれなかった。
分けてやれ その資質を廻りによ。
「俺が死ねばこの国は程なく滅びる(だから逃げろ)」
と淡々と奥さんに言っている所がMAX可哀相でした。
嫌だよな、そんな国。

とりあえず10歳の時に馬を盗んだ時点で手の甲に穴でも開けて、
この世のルールという物を思い知らしておくべきでしたよね……弟に。

高低のない殺陣でしたが、緩急と変化に富んで美しい決闘でした。
あの動きを頭の中で組んでデザインした人は、ちょっとすごい。
それとアキレスのキャラ立てとブラピの外見と演技が
カミソリみたいに一致して、見事だった。

でもこのトロイの悲劇は、砂浜に金ピカで悪趣味な銅像を
建立されたアポロン神の呪いでは?と思った。


↑なんかこんなの。

毎週本当に楽しみな「新撰組!」ではあるけれど、今週の日曜ばかりは野球か何かで
中止になってくれないかとそう思うのです。(野球は民放ですから。てゆか今野球やってないから)


----------------------------------------------------------------

2004/11/12(金)

映画デビルマン逆ブームを見ていて、ちと思ったのですが
夜のドラマで「スタッフ全員素人のドラマ」を
放映したら視聴率が取れるのではなかろうか。

監督も脚本も素人の若者。
役者も素人。照明も撮影も全部素人。
棒読み舌噛みはあたりまえ。晴れた室内から
一歩外へ出れば何故か大雨。辻褄の合わないストーリー。
「あっ!僕の友達の田中くーん!」みたいな無理のあるセリフ。
机の上の小物は次の瞬間消失、振り返ったら女優のスカートが
違う色に。並んで夕陽を見ているはずなのに何故か逆光。
毎回ガラスやらドアノブに映りこむスタッフ。
裸足で駆け出したのに、しゃがみこんだ場面では靴履いてる。

ネットでブームを煽って、うまくいけば
学校や職場で次の日「いくつ間違いに気付いたか」
情報交換するのが流行することでしょう。
1クールくらいが飽きのくる頃合で、
丁度いいんではないかと思うのですが、どうですかね。
(最終回頃にはわりかし普通のドラマになっているだろう)
(そしてその制作風景を実録でバラエティ枠に流せば一石二鳥だ)

だって最近のドラマはどれも手堅くて面白くないんだもん…

----------------------------------------------------------------

2004/11/13(土)

私は物をなくすのが嫌いで、滅多に忘れ物をしなかったのですが
最近ぼんやりすることが異常に多くなって
傘を忘れたり、脱いだ場所にコートを忘れたりします。
一番酷かったのは百貨店で買い物をして
商品を受け取ってふんふんふーんと出ていったら
店員さんがすごい形相で追い掛けてきて
「何?新商品のセールス?追い剥ぎ?」と思ったら
クレジットカードを渡したまま出てきてしまったのでした。
……なんかやばいなあ。

ネットで毎日連載されているのを私が楽しみに読んでいた小説で、
8月末から続いていた物がとうとう完結しました。
ポタのシリルもので「人魚」というタイトルです。
(彼なら胸に貝殻がバッチリ似合うと思うのですが、
残念ながら着けてなくて、そしてそういう系統の話でもありません/笑)
人魚が言葉を喋れない様子にハラハラし、
鈍感な人間の男性にヤキモキし、モニタの前で机を叩いたり拍手をしたり色々しました。
「人魚」のお陰で毎日が楽しい秋でした。
ookamikaisou(リンクページ参照)yukichさん、連載お疲れさまでした。


----------------------------------------------------------------

2004/11/14(日)

私の通販処理歴は、そりゃあもう本当に無駄に長いです。
大昔は、何というか美しきオタク先輩後輩制度、のようなものがあり
「団体名には御中を、個人名には様をつけるのですよ」とか
「アニメ封筒で通販は、OK表記がない場合はやめたほうがいいですよ」とか
「初めて手紙を出す相手にそういう事は書いてはいけませんよ」とか
年上の者がそれとなく書き送り、年下の者は「は!そうなのですか!」
と学習したものでございます。
通販知識のない人を放置するのは、廻って他人様に迷惑を掛ける行為
という認識だった時代ですね。最近はそういうのは見事に廃れました。
まあでも代わりに通販のハウツーコーナーが雑誌やサイトの片隅に載り、

きちんとしている人はどこまでもきちんとしている。
凄い人はどこまでも凄い。に二分されてきたようです。

私のサークルは年上のお姉さん向きなこともあり、お客の皆さんは
恐縮するくらい丁寧な方々なのですが、5年に1度くらい「……?」
と煩悶するような郵便物を頂く事もあります(雑誌通販コーナー掲載とかの後…)。

大変御立腹の御様子の命令口調だったり。
(信長公!?)
オッスから始まるタメ口調だったり。
(悟空!?)
封筒の中身はカワセ1枚だったり。
(サイコメトリするの!?わたしが!?)

しかしジャンポとかゲームジャンルで活動中の方に比べたら、
まだまだ可愛いくて愉快な体験の範囲だと思います。
「世の中には色々な人がいるなあ…」
同人をやっていて、この呪文をつぶやかなかった人は
いないんじゃないかしら。

----------------------------------------------------------------

2004/11/15(月)

大河話
局長が撃たれて、副長以下全員が
「上様の命令なんか知るか!!犯人血祭りじゃゴラー!」
と立ち上がったとき、源さんだから皆を止められたんだと思います。
どいつも局長激ラブ野郎だけども、
源さんが止めたから皆はおとなしくなった。狂犬のポチですら。
剣の腕とか統率力とか知能とかでなくて、
人徳で一目置かれている人でしたねえ源さん……。

……1人で見るのではなかったと後悔中。
婚礼の日に賊(ポチ)を取り押さえた源さんとか、
局長の愛人が奥さんにばれて、自分の愛人だと誤魔化した源さんとか、
走馬燈のようにぐるぐるします。

しかし局長の治療にあたった山崎さんに
「治らなかったら切腹だぞ!」
と言った土方さんの役職はジャイアンだと思う。役職ジャイアン。


----------------------------------------------------------------

2004/11/16(火)

大昔に図書館所有のエッセイで読んだ文章に
(なので作者のお名前やタイトルを失念)
「その日に眠りにつけるポーズは運命的に決められていて
それが簡単に見付かる日はいいのだが、
見付からない日は寝返りを何度も打って
右足を上げたり手を交差させたり左右を向いたりして忙しい」
というのがありました。
異様に影響力を持つ文章で、私は今でも
「今日はこうか?それともこれか?」と思いながら
ポーズを変えつつ眠りに就きます。

----------------------------------------------------------------

2004/11/17(水)

あ、えーとポタ3巻ねたばれ。





会社の先輩が「いま『星から来た犬』という
本を読んでいるのだけれど、その犬の名前が
シリウスで、性格も短気で怒りっぽい。
にゃかむらさん好きそうだと思って」
と教えてくれた。

なんじゃーそりゃーがちゃーんぱりーん

(何か割れる音)

天狼星の総督シリウスは致命的なちっぱいをして
地球流しの刑に処される。記憶を消されて犬にされ、
川に捨てられていたところを女の子に拾われる。
……らしい。
総督なのに犬で川捨てかよ!!という所が激しくツボでした。
美形で黒髪だと良いなあシリウスさん……。

先輩、オタクではないのにオススメ本のセンスが
光り輝きすぎ。と世界の片隅でこっそり感謝。
(勿論私がポタのやばいサイトをやっているのは内緒だ)

----------------------------------------------------------------

2004/11/18(木)

友達と以前話していたのですが、
どの国のどんなSF小説作家も、「小型通信機が発明されて
それを多くの人が所持する状態」までは予測したかもしれないけど
こんなにひっきりなしに他人に意味もなく連絡を取り続けるとは
想像もしていなかったに違いない。
そして「各家庭をネットワークで繋ぐ技術」までは予測したけれど
こんなに皆が皆、自分のプライバシー及び頭の中を世界に向かって
発信するとは想像もしていなかったに違いない。

人間って思ったより寂しがり屋で自分大好き生物であった
という話。
昔のSF小説に出てくる人物は、他人に対して
何というか毅然としている。
「今何してるー?」と通信機に向かって喋る登場人物は
とりあえず私の知る限り、いない。


それで先週土曜日に日記で触れた、よそのサイトさんの
シリル連載小説なのですが、あまりに楽しかったので
勢いのままに描き散らした絵がありまして、それを公開。

・頭の中でイメージの固まってる人
・あの読後感を破壊されたくない人
・へたれ絵が許せない人
・ポタ未読
・「人魚」未読

以外の方は、もしよろしければどうぞ。
作者様には内緒なのでチクっちゃ駄目だぞ?☆
(なーんて。いくら私でもそれはない…)
ページあたり60kくらいのが2P。
重くはありませんが、激しくIE推奨です。
それから広い心も推奨!!
「人魚」らくがき


----------------------------------------------------------------

2004/11/19(金)

好きな人と2人でする例の遊び以上に楽しい遊びは、
ぶっちゃけこの世にはないんじゃないかと思います。
ただ、例の遊びは時と場合によって
楽しいゲージの高低差があまりに著しいので、
それで人間は楽しさの安定している他の遊びに
走るのではないかと、そう推理してみたり。

(例の遊びとは、もちろん神経衰弱です)

そもそもその遊びには
視覚も聴覚も嗅覚も味覚も触覚も、あと内臓まで使うので
情報量が多くて当然で、楽しくて当たり前だ。トラック数が違う。
そんなに感覚器を酷使する遊びは他にないような気がする。

(その遊びとは、二人羽織で飲食させる遊びです)

土日メールの受付を再開します。
ただし容量制限ありますので、添付メールは受け取れません。
それとメーラーデフォルトのHTMLメールも御注意ください。
これまでにチラホラありましたが、今後勝手に返品されてしまうと思います。
お手数ですがよろしーくー。


----------------------------------------------------------------

2004/11/20(土)

文章で、ものすごいエロが書けたらなあと思う。
(絵では無理です照れと画力の都合で…)
でも、ものすごいエロというのは
局部の名前がバンバン出てきたり
素晴らしいヒミツ道具を駆使したり、
喘ぎ声というかドラクエの「ふっかつのじゅもん」!?
みたいな声が始終あがっていたりするものでは、
たぶんないと私は思う。

以前日記にも書いたが(04.01.29)、
あの行為を描写するには文章はひどく不向きだ。
そもそも情報量が多すぎる。
料理本みたいに、時系列に沿って手順を説明していては
間に合わないし捉えきれない気がする。
時間を追うのでなければ、
何に拠った構成をすればいいのだろうと考える。

文章という媒体のエンジンが焦げ付くくらいの無茶をして
最高速度が出せればさぞや気持ちがいいだろうと思う。
(思うだけ)
職業小説家が新技術を編み出してくれればなあ!
頑張ってくれよ職業小説家さんよ!

----------------------------------------------------------------

2004/11/21(日)

17日の日記に書いた本のタイトルが微妙に違っていて
「星空から来た犬」でした。もうサクっと読んでしまったのですが
いきなりバーンと裁判のシーンで始まって、
「あんたたちは、はじめからおわりまで、こっちの言い分なんか
ひとつも聞いてないだろう。おれはあの星人を殺しちゃいない」

ときたら、そりゃもう……!
総督は良い具合に怒りっぽく、正義感強く、そしてプライド高く
(ネタバレ)信じていた人に裏切られる甘さがあり、
ゴミ箱のチキンを漁り、…猫のレムスまで出てきたヨ……?
この本を紹介してくれた先輩が「彼の原型なのでは?」と
言っていたのですが、私もそんな気がします。書かれたの1975年だし。

お話も、続きが気になってどんどん進んじゃう系で、楽しかった。
(キャラクタの細やかな把握による、各人のセリフ翻訳がナイス)

----------------------------------------------------------------

2004/11/22(月)

アメリカの多くの州がそうしているように、
日本も性犯罪者の氏名、写真、犯罪歴、現住所が
自由に閲覧できるように早くならないかな…。
というか、そうしない理由を思いつけませんよ私は。
プライバシーとか更正云々言う人は、
自宅の玄関表に「性犯罪者の人権を守れ!」と
マジックで書いた紙を貼るといい。
それからなら話し合いの席に着いてもよい。
行動的な変態の比率はたぶんこれから増える一方だから、
のんびりしてるうちに犠牲者がどんどん(後略)。

※ちなみに性犯罪に限定されるのは、
再犯率が非常に高いからです。

頭の中で妄想しているだけならこんなにも自由なのに、
どうして実際に行動に出て他人の自由を侵害するんだろう。

----------------------------------------------------------------

2004/11/23(火)

最近気味の悪い事があったので、戸締まり等気をつけないといけないね
という話を家の者としていたのですが、その気味の悪い事とは

門の横の植え込みが、いつの間にか
何者かによって綺麗に刈り込まれていた。

事です。……親切はありがたいけど、やっぱり気持ち悪いよ。

その植え込みは3本ばかり木の植わっているささやかなものですが
遠目に見ても「ああ、この家の人は神経がちょっとおかしいな」
と一目で分かるくらいボウボウ伸びていました。通行人の肩や帽子を
チョイと引っ掛けて「やあ!ヒマなら寄っていかない?」と
言わんばかりでした。(家の者は全員、異様なほど物に構わない性格です)
「な、なんだと思う?」と友人に相談したら一生懸命考えてくれたのですが、

1.近所の几帳面な人が、辛抱溜まらず夜中にやった。
2.ちょうど街路樹の伐採の時期で、疲れた業者の人がボンヤリ切ってしまった。
3.何かの犯行予告。
4.近所に友達がいるなら、その人が酔っぱらってやった。

近所に友達はいるけど、酔っぱらって人の家の植え込みを刈るような人では……
それともそうなの?もしそうなら怒らないから正直に言ってごらん!

普通に考えると1なんでしょうけど……でも何か、こう…。

----------------------------------------------------------------

2004/11/24(水)

「最近あった気味の悪い事」の話を
仲間内掲示板でしていて思い出したのですが、
そういえば先月は
買い物から帰ってきたら自転車の前カゴに犬のンコー
というのもありました。それは遠くの街まで出掛けた時なので
単にマナーの悪い飼い主さんだったのでしょうけど。

その日は1日、良いことがあっても悪いことがあっても
ロマンチックなことがあっても、
「でも今日はンコーの日だしな……」と妙に涼しい気分の私でした。

----------------------------------------------------------------

2004/11/25(木)

「気味の悪い話」
また思い出した話があるのですが、
(一応断っておきますと、これ自慢話ではありません)
大昔で学生の頃、家に知らない男性から
電話がかかってきたのですが、その内容が
「○○町付近で自転車に乗っている姿を見て好きになった。
一度会ってくれないか」
という話で、一瞬「まあ!」とトキメキかけた(馬鹿)のですが、
よく考えるとおかしい。
あの…電話番号と名前はどうやってお調べになりました…?
しかしその答えが
「会ってくれないんですか?」(会話になってない)
そして何を聞いても「会ってくれ」としか言わないので
「ああ、×××か…」と判断して電話を切りました。

しかも電話を取り次いだ家人が、「男の声が
近所の△△さん(既婚者)に似ている」とか言い出して
大変怖かったです。○○町付近で自転車に乗っているのは本当で、
実際に近くで見ている相手なのは間違いないわけですから。
けどまあ△△さん(既婚者)は引越したので
今は問題ありません。謎の男の脳内で
どんなストーリーが展開していたか知りませんが、
自分の王国の中だけにしてほしいと。
我慢できなきゃ同人誌にでも描けばいいのにまったく。
と思いました。

だいたい一目見て好きになるくらい
自転車に乗っている姿に他の女性と格差が出るとは思えない。
そんな特殊な乗り方はしてませんよ。
扇型にでもなっていたんなら話は別だけどさ。
(扇型、一人では出来ませんから)

そういえば気味の悪い話は私の18番でした!
片っ端から忘れてしまうので連載できないのが残念です。


----------------------------------------------------------------

2004/11/26(金)

色々考えるに、法律違反では微妙にないけれど、
こやつのモラルと私のモラルは明らかに違う!という
ケースって多いですよね。
何というか、夜中に女を付け回してストレス解消する奴や
不気味に電話番号を探り当てて電話してくる人と
私は同じ街では暮らしたくないです。
だから犬のンコ贈呈平気な人は、平気な人同士でコミュニティー作って
互いのポケットや郵便受けにンコを入れあって生活すればいいし、
道路にゴミのポイ捨てするのが平気な人は、平気な人同士
ゴミを捨てあって生活すればいいと思う。

あ、でも私が正しい!と言うつもりはなくて、
私も信号無視はするし自転車の酔っ払い運転をする。
そこのところを許せない人達の街では住まわせてもらえない訳です。
あくまでレベルの問題だと思います。1000段階評価で
私は緩いほう、700番代くらいかな。

しかし私の身の回りの友人達の事をふと考えると
全員ものすごく好ましい具合に善悪価値基準が似通っているのですね。
(ていうかこの年になると、それが全然違う人とは付き合えない…)
みんな悪口がそんなに好きじゃなくて、食べ物を粗末にしなくて、
いい年して馬鹿話が好きで酔うと騒いでどうしようもねえが、
でも人に依存したりしなくて、あんまり嫉妬とかしなくて、
ええとええと、あと色々。良さも悪さもちょうどいい感じ。
お陰で私は毎日楽しく愉快に暮らしています。

物理的に見えないだけで、モラルレベル別のコミュニティーってのは
実は形成されているのではないか?と気付きました。
だって経験からしても、モラルレベルの違う人との親密な交友は
決して長続きしませんもの。隠してもどうしても絶対に滲み出る。
つまりは清らかさんのお友達は清らかさん。
変態さんのお友達は変態さん(及びそれに類する人)。
ンコさんのお友達はンコさんな訳です。
それぞれがそれぞれに合ったコミュニティーで
楽しく差別なく生活しているといいなと思います。

----------------------------------------------------------------

2004/11/27(土)

注:ポタ未読の方、ここ1年以内にいらっしゃった御客様は
御注意下さい。ポタ女体化日記連載シリーズ復活です。



パラレルOL物語14

「浴衣の下にはジャージとTシャツを着用しろ」
社員旅行の夜のことでした。女子部屋の真ん中に仁王立ちして
スネイプさんはそう宣言しました。
温泉に入って頬をピンクにしたハーマイオニーさんや
ハリーさん、ロンさんは
「せっかくさっぱりしたのに。また汗が出ます」
と不満顔です。
「セブルスの言う通りにしておいた方がいいよ」
とルーピンさんがにっこり笑いました。
「お酒が回ってくると、女子社員はコマ回しされるからね」
コマ回しって何ですか?と3人が尋ねます。
「今の時代劇では、やらないのかな?
お殿様がお女中の帯を引っ張るやつ」
世代の違いでしょうか、3人の後輩はみな首を振りました。
「こういう風にね」
そう言ってルーピンさんはごく当たり前のように
セブルスさんの帯を引っ張って解きました。
セブルスさんはクルンと回って立派なイタリア製の下着を
皆に披露しました。まるで変身シーンのような速さでした。
「ルーピン!!」
セブルスさんが真っ赤になって怒鳴るなか、
3人はさくさくとジャージを履きます。
「あれ?先輩達は下に何か着ないんですか?」
そうです。ルーピンさんも、イタリア製補正下着のセブルスさんも
Tシャツを着ている様子がありません。どうしてでしょう。
「こいつには誰も手出ししない」
帯を締め直しながらセブルスさんは吐き捨てました。
「なぜですか?」
ハリーさんが尋ねます。
「以前、誰かがこいつを剥いたら
男性用ランニングとトランクスという素晴らしい姿になった。
男共は全員酔いが醒めて部屋に帰っていった」
「ちなみにセブルスは」
「黙れルーピン」
「大昔に帯を引っ張られてフランス製下着を見られたとき
副支店長の目の前の山海の珍味をね、お膳ごと、こう
ボーンと上に蹴り上げたんだ。酢の物や天ぷらが
宴会場の天井にへばりついた。シーンと全員が静まりかえる中
伊勢エビが落ちてきて副支店長の頭の上に載った」
女子部屋もシーンと静まりかえりました。
自分達のような普通の子は、これからも大人しく
ジャージを着るしかないなとハリーさん達は諦めました。
ルーピンさんは宴会で出る日本酒の銘柄について、
一方的に楽しそうにセブルスさんに話しているようでした。


シリルな方の御要望により再開してみました。
去年の夏になんとなくやめたので、
今年の秋になんとなく再開するのも良いような気がしまして。
1年以上昔のことなので御存知でない方も多かろうと思いますが
そういえばパラレル女体化シリーズを日記で連載してました。ええ。
自分でも忘れがちですが、そういう変態的なサイトでしたよここは。
でも女体同士で延々と会社勤めをしているだけなので、
女体化の意味はあまりありません(笑)テーマは生○痛です。


----------------------------------------------------------------

2004/11/28(日)

臨時開催のフードテーマパーク「シュークリーム」と
「プリン」をわざわざ電車乗り継いでハシゴしてきました。
阿呆の所行です。口から卵が出そうになりました。
(いやでも「やっちまえ!」「おう!」みたいなノリは嫌いではない)
6千円のプリンとかあって面白かったです。

しかしこれ(たこやきシュー)



とか、これ(えびふりゃーシュー)



とかはどうなんだろう…?(中身はカスタードで、ソースに見えるのはチョコです)
頭では分かっていても、口に入れたときに体が混乱しそうだと思いました。

それから写真は視覚的暴力なので載せませんが
「プリン丼」……というものもありました。
ごはんの上にプリンを載せて醤油かけて食べる料理らしい。
……想像しただけでも何かが込み上がってきそうじゃないですか?
注文した人はいるのでしょうか。

結局はイカスミシューとかチーズシュー、お酒プリンなどの
普通に美味しいものを食べたのですが、終わったあとで
お腹は一杯にもかかわらず「塩味のものを今すぐ食べないと死ぬ!」
という状態になり、うどんを食べました。
甘いものが食べられない人の気持ちを、1gほど理解した1日。

順位がやばいジャンプの漫画のように、大変な露出度で再開したOLですが
喜んで下さった方、ありがとうございます。これからもルーピン先輩やスネイプ先輩の
チラリやポロリにご期待下さい!(やめなさい)


----------------------------------------------------------------

2004/11/29(月)

壺を沢山見てきました。
ともかく沢山の壺。お客さんは少なくてゆっくり見られて良かったです。
作品がいっぱいありすぎてギュウギュウに展示してありましたが
出来具合は「神!」というものから、
素人が見ても「…お前才能も技術もないから辞めていいヨ」というものまで色々。

中でも私の目が釘付けになった面白い作風の人が

://www.soubunsha.co.jp/0424_0.html

この方で、壺に立体のオブジェを合体させるのですね彼は。
明治の初期に、有り得ないアバンギャルドさで
すっかりファンになりましたよ。
(画像が多いので重いです。あと、簡潔な作風を愛する方には
少々どぎつく感じられるかもしれません。
私はこの手のキャッチーな芸風は大好きですけど)

USJで来春にハガネの特設アトラクションをやるようですね。
予算数千万円で既存の建物利用というやっつけタイトな企画。
うーん、3Dサウンドシアター映像付き場合によっては仕掛け椅子…て感じ?

テニプの手塚さんファンの全ての人におめでとう!
彼がいなくなってはや2年?耐えてファンを続けると良いこともあるのですね!
(来週、大石さんの幻覚だった事が判明したりしたら暴動が起きるね)


----------------------------------------------------------------

2004/11/30(火)
 
15時間連続勤務しました記念日記…………。
特に酷いとおもうのは、そのあいだ食事が1回しかとれなかった事です。

今日は更新の日だったような気がするというか確実にそうなのですが
明日にします。12時間くらいマウス握っていたので指がぶるぶるするよ。

----------------------------------------------------------------