9月日記

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2004/09/01(水)

まだまだ留守番の友人Cです。

そういえば今日はポタ邦訳5巻の発売日なのですなあ。
私は去年、英語版を発売と同時に買いまして
ちびちびと読んでいる最中(現在進行形)なのですが、
現役当時ですら英語の試験で30点以上取ったことがなく
さらに学生をやめて×年、語学?何ソレ美味しい?という状態でも、
萌えのためなら話の筋はなんとなく判るのが我ながら凄いです。

4巻の時は前半だけ英語で読んで力尽き、後半は邦訳に頼ったので、
今回の目標はとりあえず一通り完読。なんとか9月中に。
さあ頑張ろう私! 残りあと 300ページ! …ダメじゃん…

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2004/09/02(木)

さしあたって日記代行業者の友人Cです。

英語でポタを読んでいて一番困るのは固有名詞の発音です。
発音がわからないものは頭に入らんのです。
4巻では他の魔法学校が二つ新登場したので、
 「Bで始まって綴りにxの入った、おフランスっぽい学校」 とか、
 「Dで始まるロシアくさい学校」 とか、
そんな区別の仕方でした。
生徒達の名前も、殆どイニシャルと綴りの長さで判別していました。

5巻でも初めの方に騎士団メンバーが何人も登場したのですが
その中に「しゃっくりボルト」という方がいらっしゃいました。
正式な発音がわかるまで彼は私の心の中で「しゃっくりさん」と呼ばれるのです。

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2004/09/03(金)

それにつけても代役の友人Cです。

今日、道端の日陰でご主人様と大きな黒ラブが涼をとっていました。
私は常日頃からにゃかむらさんに「黒犬を見たらパッドフットだと思え」
と、躾られているので、素直に「あ、パッドフットだー」と思いながら
傍を通り過ぎようとしました…しましたが。
見間違いでなければ黒犬くんの後ろ頭に500円玉大のハゲが。
あれは人の姿に戻ったときどうなるんですかねえ…(戻りません)

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2004/09/04(土)

なにはともあれ影分身の友人Cです。

ウチの最寄り駅で去年から続いていた工事がようやく終わりました。
工事が始まってすぐの頃、何を作ってるんだろうと看板をみましたらば
ひとつは「エレベーターの設置工事」。
そしてもうひとつが「多目的トイレの設置工事」…。

多目的トイレって何だろう。

 1.会議室として使用できる
 2.展示会もまかせなさい
 3.お食事だって出来ちゃうぞう

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2004/09/05(日)

そういえばこれまでの日記を読み返してみて気付いたのですが、
初日(8/28)の2行目に
「皆様こんにちは又はお久しぶりです」という御挨拶が抜けておりました。
                  そういえば書き込んだとき何か微妙に胡乱だと思ったんだ…
どうか各々方には武士の情けをもって心中で補完していただきたく候。

さて、長らく緩慢日記を占拠していた友人Cはそろそろ自分の星に帰ります。
明日からは楽しいにゃかむら日記が再開しますよ。それでは皆様お達者で!

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2004/09/06(月)

ただいま戻りました管理人のにゃかむらです。

お留守番ありがとう友人C。(えっ?星へ帰るの?帰省?)
お礼は可愛らしくお茶とケーキとかそういうのどうかしら。
(ああやっぱり1人2役で淋しい遊びをしているみたいだ)
しゃっくりボルトさんはシャックルボルトさんになったみたいだから、
今後そう呼んであげるといい。

そういえば私もしばらくマクゴガナル先生だと思っていた
時期がありました。あと、セルブスとかペティグリーとかいう
記述はあちこちで見掛けましたし、もしかすると私もやっていたかもしれません。
でも、一番印象深かった名称は、大昔にどこかで見た

トム・ドリル

という記述。
両手の先がギュイーンってなってる彼を想像して
どうにも笑えたのでした。
打ち間違いなのか覚え間違いなのかが気になった。

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2004/09/07(火)

「LOVERS」を見ました。(反転)

金城さんがアンディさんに自分の苦境を力説するシーンで
「仲間を殺さなければならない俺の身にもなってくれ!!」
と彼は絶叫します。しかしアンディさんは
金城さんの2倍くらい苦しそうな顔になってこう言います。
「俺の方がつらい!!」
私は「え?アンディさんにどんなつらい事が!?」と思って
どきどきしました。
彼の答えは

「お前達を追跡し始めてから一睡もしていない!!」

アンディさん……(笑顔)
確かにつらいだろうけれど、それは違うと思うよ。
(いや、小姐が心配で、つらかったって後で分かるんですけど)

だいたいそんなに彼女が好きなら、
どうしてブ男を選ばなかったんだと問いつめたい。

今回も美しかったです。でもかなり悲恋だったので前作のが好き。
黒髪を振り乱した金城はやっぱり良いなあ!!(ちょっと鬼武者だけど)

ああ、先週申し上げたかったのですが、
シャーマンキングジャンルで活動されていた全ての方に
ご同情と心からお悔やみ申し上げます
(何だか凄い終わり方だった。正気と狂気すれすれの…)。

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2004/09/08(水)

ポタ5巻の印象
↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑
(NOT必殺技コマンド)

ハリーの精神状態があんまり悪いので
何か薬を盛られているもんだとばかり思っていたよ……。

長―い長―い感想を書こうかどうしようか迷っています。
白いのと黒いの2本……うーん、それも大変だなあ……。

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2004/09/09(木)

TADAOのデザインした美術館へ行って来ました。
以前の私はTADAOの悪口を言いまくっていたのですが、
建築畑にいる友人が「TADAOは私のアイドルだから
悪口言わないで!」と言ったのでそれ以来批判はやめました。
「そうかー、アイドルかー」と意識して見ていると
案外いいかも?と思えてくるから不思議なものです。
ていうか偶然ですが、今年は気の狂ったように彼の設計した建物ばかりを
訪ねているので、なんだか私がファンみたいです。

しかし先週私が訪れた美術館は、ガワで予算が尽きてしまったのか
「残ったお金で買えるものをとにかく買いました」という感じの
趣味の見えないコレクションが展示してありました。だからでしょうか、
休日なのに魔法のようにガラガラです。
ごくたまにいる、人の姿にびくっとするくらい……。
コンクリ打ちっ放しの例の広大な建物の中、
かすかにする風のうなり声(空調?)と
並べられた統一感のない絵の前に
ぽつりと立つ私達。
……という光景の方が、展示作品よりむしろアートっぽかったです。

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2004/09/10(金)

館シリーズを待ち望んでいたファンの人々は、きっと今頃
どこかの山でサバトでも開いているに違いないという、
実に12年振りの新刊「暗黒館の殺人」が出ましたね。
私は気が向いたら読む程度の気楽な読者(十角と時計が好き)ですが、
本屋で見ると、「お!」という感じでワクワクしますね。
でも上下分冊ですよー。1冊だけ買って帰らないようにー。
デザイン担当京極先生!私のような八兵衛のために、もっとでっかく「上」って書いて下さい!

雑誌掲載で読んでいた友人に「ねたばれせずに感想を話セ」
という無茶な設問を出したところ、しばらく間があって
「……薔薇だと思っていたら椿だった。みたいな?」
という答えが返ってきたので、もうだいたい分かりました(笑)。
たぶん私も読後はそういう感想なんだろうなあ、と
何故かそんな強い予感がありましたよ。

あと、「○リー・ポッ○ー」魔法完全ガイドとかいう冊子が出ていたので
思わず掴んで即買いしました。いや、寮の部屋とかダーズリー家とか、
間取りが出ているんですよ。あと、各キャラクタが知力や運や回復力で
パラメータ化されているのが面白い。←全5巻すべてのオチが、あちこちに
バーンと簡潔に書いてあって清々しいくらいなので未読の方御注意。
(でも黒田さんの知力はあんなに高くないと思う…)

森せんせいの新シリーズも始まりましたね。
秋にたくさん読む物があるのは幸せです。

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2004/09/11(土)

学校を卒業するとき、毎月1回会おうか……?
と決めて、それが今も続いている会があります。
卒業してから恐ろしい月日が流れたので、
回数を書くと大変すごい自慢が出来るのですが
同時に歳もばれるので、やめておきます。

もうかれこれ1億回くらい会ったでしょうか。
喧嘩別れも自然消滅もせずよくまあ……と思います。
全員何となく律儀で、どちらかと言えば寛容、継続は得意、
悪口は嫌い。倫理観が似ているというのが原因かな、と。

でもその会、8月だけは休止します。
何故ならオタクが1人混ざっているから。

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2004/09/12(日)

「暗黒館〜」かんそう(即死ねたばれですだよ旦那)
ドラクエ3…?
同じオチの話を、3冊は余裕で読んでいるので評価がちょっと下がる。
でも幻想怪奇は好きなので評価がちょっと上がる。
値段が高い目なので評価が以下略。長すぎる気もするので評価が以下略。
しかし中也君が受なので以下略。
あ、ファンの人ごめんなさい。読んでいる間楽しかったです。
続きが気になって、移動中や待ち時間や、信号待ちの間すら
読み続けましたin深夜。

「Φは壊れたね」かんそう(酷評)
森せんせいは壊れたね。(みんな言いそうだな…)
「読後壁に叩きつけた本」の更に上級の言い回しって何でしょう。
「読後ダーツの的にした本」
「読後夜空に打ち上げた本」
「読後モルドールの火山火口に捨てた本」
うーん、そんな感じです。


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2004/09/13(月)

今年の1月からずっとランニングをしています。
会社帰りにおしゃれ服を着たままバッグも持ったまま(笑)。
「OLさん電車に乗り遅れちゃう」の図です。毎日。
真夏は50mも走るとアスファルトに動く水玉模様(幻覚)が
見えましたが、最近は少し涼しくなってきて見えません。
でも本当に、つくづく人間は走るのには適していませんよ。
2足歩行の生物は走るのに向いてません。
走ると身体の故障が多くなるのはしみじみ良く分かります。
体重を支える面積が狭すぎる!
なんでこんな棒みたいなフォルムで、走らないといかんのか?
とか考え始めると、走りながら笑ってしまう。そんな毎日です。

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2004/09/14(火)

早起きして人の少ない道路を自転車で走っていたら
白っぽく塗装された市バスが止まっていて、それはいいのですが
後部の左下の方からすごく盛大に血しぶきが上がっていて
悲鳴をあげようかどうしようか迷ったのですが
近付いてよく見たら薔薇の模様が散らしてあるだけでした。

あと先週ホームセンターに行ったら、ロープが輪になった
首吊り用の縄が売っていて、値段を見ようとしたら
それは犬のおもちゃでした。

視力が悪いというだけで、こんなにも幻想怪奇の世界に生きています。

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2004/09/15(水)

かねてより噂を聞いていました
「飛ぶ教室」を見ました。

あれ?シリルtheムービー?(ケストナーさん怒るよ)
真面目にこの作品が好きな人ごめんなさい。
私もちゃんと作品単体としても好きです。
でもなんか、過去と現在の時間配分がちょうど良くって、
アズカバンとこれを足して2で割ってほしいくらいなんですが私は!



え?
「私を許してくれるだろうか我が友」ってゆったよね?
(ゆってない)

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2004/09/16(木)



トンクスさん(唐突に)

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2004/09/17(金)

旅行中  一応ネズミーなのでヤバ目のイラスト。


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2004/09/21(火)

昨日はオンリーで買い物をしようと浅草橋まで行ったのですが
すごい人出で、いかにも読書好きそうなピチピチの娘さんが
テーマパークもかくやというほど入場待ちをされていて
(終了時間を1時間延長なさるほどですよ!)
「ああ、ポタは何て人気があるんだろう、嬉しいなあ」と
幸せを噛みしめ、廻れ右して家に帰りました(年寄り)。
いや……ちょっと残りHP少なくて……お疲れさまでした。
本買えなくてしょんぼり。シリルな方のお顔見られなくてしょんぼり。

本を買いたかったサークル店主さんの名を大声で呼んで、
階上の窓から本を投げて(お代は下から投げ返させて)
もらおうかナ……と思いましたが、
応援の念を送るだけにしておきました。

ベラトリックス

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2004/09/22(水)

アンブリッジ教授。
カエル顔だそうなので、頑張ってみました。
普通この手の顔は、豚や猪で形容されるものですが
哺乳網を飛び越して一気に両生網まで行ってしまった女性。
5巻の女性キャラクタってさ……。

しかし映画配役の話ですが、このくらい漫画チックな顔の人を選ばないと
ものすごく陰惨な虐待映画になりそうなので難しいと思う。

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2004/09/23(木)

ラヴグッドさん。
目玉が飛び出しているそうなので、これもまた頑張ってみました。
出っ歯だったりギョロ目だったり、ローリングさんは女性の容姿に容赦がありません。
この子、最終的にハリーと恋人同士になるんじゃないだろうか…と予想してみたり。

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2004/09/24(金)

この前、美術館に行ったときに、吸い寄せられて
目が離せなくなった絵がありました。

それは大変大きな絵だったのですが、
中央の所に

犬の

頭部の

皮が

張り付けてあったのです。
いや、フェイクだよな…フェイクだフェイク。
絶対フェイク。と唱えながら通り過ぎましたが
フェイクですよね皆さん!!

芸術って時折よく分からないです。
綺麗なだけじゃダメなのでしょうか。理念とかって必要ですか?


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2004/09/25(土)

「これまでの人生で出会った中に、死んでしまえ!と願った奴リスト
(心のデスノート)に名前を書いた人物はいる?」
と周囲の人に尋ねるのが最近の自分的ブームでした。
しかし意外に私の身近な人は、デスノートに名前を書いていない。
中には人生がちょっと曲がったくらい酷い目に遭わされた
対象がいる筈の人も答えてくれたのですが
「ずっと恨んでいるのは疲れる」
という返事でした。
みないいやつだ。

私は自分で言うのもあれですが滅多に怒ったり恨んだりしませんけど
一度怒るともうダメです。デスノートに油性ペンで名前を書いてしまう。
そして5年でも10年でも恨んだり憎んだりしています。

どんなに離れてもその人が好きだし、ずっと会えなくても
いつも幸福を祈ってる。
というのと
どんなに離れていてもその人が憎いし、ずっと会えなくても
いつも不幸になるように願っているというのは
表裏一体なのですね。

良くも悪くも自分の感情は「長い」のだなあと自覚する
機会になりました(反省とか改心はしないの?!)。

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2004/09/26(日)

昔とある男性に
「女の人は可哀相だなあ。どんなに頭が良くても
才能があっても、顔が不細工だと『ブス』って
差別されて終わりだもんねえ」
というようなことを言われた事があります。
その人の性格からして、別に私に喧嘩を売っているわけではなく
本当に心から同情してのことなのは分かったのですが。
んん、でもこの台詞はなんというか
「そうですね」以外返事の仕様がない。女の側からは。
チェスで言うならチェックメイト。手詰まり。
ブスだと反論できないし、美人でも反論しにくいね(多分)。

「え?今時そんな考え方の人がいるの?!」
と驚かれる方もおありでしょうが、ある程度以上の年齢の
男性は実はこういう考えのひとが多いのです。
私や、私の周囲はそういう考え方ではなく、
時代もだんだん違う方向に進んでいると思うのだが、
たぶん彼等には説明しても通じない方に15ガリオン。

もう仕方がないのでその世代が死に絶えて
社会常識・多数意見が変わるのを気長に待とうと思いますよ。
(The 失礼な奴はどっちでショウ)

あ、ウィルス話なのですが。
9月25日の15:00頃〜20:00頃。
9月25日の深夜から9月26日にかけて。
9月26日の11:00頃〜20:00頃。
ネットにおられた方。
そりゃあもうチョー凄いウィルスに罹っておられるので
勇気を出して産婦人科へウィルスチェックしてみて下さい。

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2004/09/27(月)

「ヴァン・ヘルシング」を見てきました。
この映画、オチを知ったからといってどうこうなるお話では
ない気がしますので反転はしません。見たくない方はお逃げ下さい。

見事なまでに主張とか一切なかったので感心しながら帰りました。
正義と悪とか、神と信仰とか、「それは別の番組でドウゾー☆」
みたいな感じで、そういう態度は好感が持てます。
全編が慣れ親しんだジャンプ進行。
主人公は記憶喪失で、もしかすると人間じゃないっぽいのに
それについても5秒くらいしか悩まない。
悪の人も、主人公の過去を何か知っているくせに
「その説明は又の機会に」と言って、そのまま死んでしまった。
2か?2巻に続くのか?

敵も味方もウッカリ屋さんばっかりでした。
例えばとある人物を安全に搬送するためにニセの馬車を
仕立てるのですが、その馬車は本命の馬車の隣、5mくらいの
距離で並んで走っているという清々しいまでのバカっぷり。
孔明先生が憤怒の余り墓場から復活するのではないかという
大さくせんでしたが、しかし敵も律儀にそれに引っ掛かってくれるという
ナイスコンビネーション。美形だわ格好いいわ可笑しいわで大変でした。



吸血鬼の花嫁が3人仲良しさんで可愛かった。
愛人3人持つなら、1人はお色気、1人はロリ、1人は眼鏡っ子
などという風にばらけた編制をするのが普通だろうに
3人とも同じ路線というあたりに伯爵のこだわりというか
漢らしさを感じました。


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2004/09/28(火)

続「ヴァン・ヘルシング」
そういえば、「指輪物語」にて台の上に載せられ
油をぶっかけられ、あげくに火葬にされかけたファラミアさんは
今回とある人物を台の上に載せて火葬にするのですが、
すごいデジャヴュがあったのではないかと思います。
  しかし今回火葬にされた人は見事な煙になって
「青空いっぱいに広がる半透明な笑顔」というビミョーな演出が使われ
私は笑いをこらえるために下腹に力を入れなければならなかったのですが…。

「指輪物語」のラストで半透明の笑顔が青空いっぱいに広がらなくて
良かったねえファラミアさん。と思いました。

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2004/09/29(水)

ファラミアさん=デヴィッド・ウェンハムさん。
ハムといえばハムナプトラ。(ヘルシングと監督が同じ)
いや、唐突に思い出したことがあるのですけど。
あれは確かハムナプトラ2のラスト。
最後のダンジョンで主人公と悪の大将が戦うのですが、
勢い余って2人は地割れに落っこちそうになります。
おやくそくの地震とか始まって、おやくそくの崩壊5分前です。
地面の裂け目にぶら下がった主人公は見守っていたラブラブ奥さんに向かって
「(危ないから)逃げろ!」と叫びます。
隣でぶら下がっている悪の親玉は、同じくラブラブ恋人に向かって
「(俺を)助けろ!」と叫ぶ。

主人公の奥さんは主人公を助けるために走り出しますが
悪の親玉の恋人は背中を向けて逃げてしまう。
その時の、心底ガビーンという感じの親玉の顔が
忘れられません。(親玉はその恋人のために死刑になって蘇って
悪の人になったのに……)
ささいな一言が運悪くタイミング悪く誰のせいでもなく
長い年月を台無しにしてしまう事って、現実にありますよね。
特に恋愛に於いて。
それがこんなドシンバタンのエンタティメント映画の、
ついでみたいなシーンで思い出されると得した気分になりますです。
2時間ぶっ通しでくっついたり喧嘩したり戦争に行ったり
追い掛けたり浮気したり泣いたり、別れ話のあげく暴力沙汰になったり
最後地平線で抱擁したりされると(※あくまで一例です)損した気分になります。


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2004/09/30(木)

吸血鬼話題
吸血鬼映画といえば、押える程度には見ています。
最近では「ドラキュリア」とか「アンダーワールド」とか色々。
ケイト・ベッキンセールさんは吸血鬼の映画にしか出ないつもりなのか?
ここ数年で面白かったのは「ブレイド」ですかねぇ
ウェズリー・スナイプス主演の。(あ、これも理屈なし
ぶっ通し血みどろアクションなので注意)

ゲイリーの出ている「ドラキュラ」も見てますよ。
けど私の記憶に間違いがなければ、
ゲイリー・ドラキュラ伯爵の頭がハート型で
その印象が強烈過ぎて他の事を覚えていません。
アンソニー・ホプキンスがヘルシング教授、
キアヌ・リーブスが伯爵に魅入られる青年役、
と美味しいところはあった筈なのに……。

しかし何をどうしたら頭がハート型になるのでしょう。
今でも謎です。

頭がハートのゲイリーさん。



資料なし。92年に劇場で見たっきりなのでツッコミは無しで!
(もちろん年老いたゲイリーさんは仮の姿ですのよ?)

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