『沈黙の艦隊』
もちろん原作は時代物ではなく現代日本自衛隊ものです。
1人のカリスマ男が、自分の心酔者達と共に国家に反逆し
原子力潜水艦のり逃げをする話ですが(騙されるな?)
素晴らしいくらい女性が出てきません。男・男・男ばかり。
そして世界中のどの国家どの団体も、主役のカリスマ男に夢中。
私はあんまりパロディで総受けって描かないのですが、
こればかりは仕方ないと思いました。だって原作が総受けなんだもの。
人間のタイプすべてをポタキャラに分類するとしたら
海江田(主役)は間違いなくジェームズ。
そして彼を追ってどこまでもどこまでも海底を進む深町
(海江田とは同期。学友)は黒田さん。
思い出深いジャンルです。沈艦オフ本を出す前は友人と
ペーパーを出して活動していたのですが、
その時の芸名がウルフとローズだったという……
そこで「風と木の艦隊(○ルベールが海江田…)」とか
「王家の艦隊(○ャロルが海江田)」とか
2人でそういう気の違ったネタをやっていたら
後年手紙が来て、「ローズが中村さんですね!」
とか書いてあって無駄な恥をかいたという話。
むかしは今の3倍くらい字が汚くて、
ほとんどヒエログリフ並だったのです……。誰でも一発で分かる。
でも昔も対談で書いたのですが、艦に乗り込んで
直接交渉するときにチフス菌でもバラ撒いておけば
あの話は途中の巻で終わっていたのにな……とかね。
思ったのですよ……。(海江田ファンのいう事か?!)