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「レッド・ワン」 クリスマス直前にサンタが誘拐され、 彼の護衛を務めるドウェイン・ジョンソンは、 腕利きの追跡者であるクリス・エヴァンスと共に、誘拐犯を追うが… というあらすじ。サンタというファンタジックな設定と、 IT技術や物理的な武器を使った追跡がうまいぐあいに融合して、 ファンタジースパイミッションものになっていた。 あちこちのサンタ伝説をちょいちょいと採用、 お子さんがわくわくするギミック、大人もちょっとしんみりする設定、 ご家族での鑑賞におすすめです(ただ悪役の顔がこわいので、こわがりさん向けではない)。 監督は新生ジュマンジシリーズのジェイク・カスダン、 脚本はワイスピシリーズのクリス・モーガン。 すばらしい人柄の、まさに聖人であるサンタを心から尊敬し、 彼を守ることを生きがいにしているドウェイン・ジョンソンと、 離れて暮らす息子にも失望されるギャンブル中毒のクリス・エヴァンス、 この二人のデコボコ珍道中が面白かった。 (サンタ氏は本当に人格者だったのですが、 演じているのがファッキンテンポのJ・K・シモンズだったため、 突然怒鳴り始めるのではないかという一抹の不安があった) ラストまでばれ 隠されたサンタの国はワカンダだし、 おもちゃが本物になったりする一連の拡大縮小テクノロジーはアントマンだし、 ものすごくディズニー映画だったが、なぜかワーナー映画なのだった。 しかしサンタ氏のクリスマスのタスクを、魔法的な処理ではなくできる限り物理で、 筋肉で行おうとする演出は良かった。サポート、補給スタッフの頑張り、 筋トレ、消費カロリー、なにより煙突のない家にどうやって入るか、という解決策。 魔女グリラの処罰、反省したら無傷で出られるんだ!? 全人類、一回孤独の檻に入ったほうがいいのでは…とは思った。 グリラ自体がやたら他人を罰したがる現代人への皮肉なんだろうけども。 でも駐禁のおっさんとかSAWシリーズだったら 自分の両眼をえぐるくらいはしないと許してもらえないよ多分。 シリーズ化するかもしらんという話だが、続編がもしあったら、 ドウェイン・ジョンソンの目にはぽっちゃりした子供に見えるクリス・エヴァンスに、 やたら「もっと暖かい格好をしろ」とか「夜ふかしするな」とか言って 怯えられるといいと思います。 ヘンリー・ジャックマン氏が曲を付ける映画は、友情ものである確率がすごく高い。 ところで「サイラメ」ってどこのなにが出典なのか。 2024.11.10 サイトに掲載 2025.12.30 再掲載 戻る |