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「ファースト・カウ」 ケリー・ライカート監督。 19世紀初頭、ビーバーの毛皮を集めるグループの料理人クッキーは ロシア人に追われていた中国人を助ける。 その後、再会した彼とマーケットで商売を始めることになるが… というあらすじ。 友情の話です。静かな「ゴールデン・リバー」というか、 暗黒西部ぐりとぐらというか…。 クッキーは優しすぎる気質ゆえに、 ルーは人種のせいで、周囲から浮いてしまう、排斥されるのですが、 彼等は互いを見つけた。 風が揺らす草のような、フレーズを繰り返す音楽と、 夢を語るはぐれ者たち。柔らかく物悲しい映画でした。 おちばれ 上に「友情の話です」って書きましたが どうだろう。 トビー・ジョーンズがクッキーの予定を聞いた時に 「我々は」って主語でルーが答えるあの怒ったような口調、 あの演出は必要だろうか? ドーナツが飛ぶように売れるの、ワクワクしました。 即売会で、「あ、これ1時間で完売するわ」って感覚を思い出した。 結末は観客にゆだねる…のではなく、 最初に骨が出ている以上、解釈は1つしかないのですが(親切ですね) 追跡者に対してキレそうになってしまった。 「おい…!余韻を出そうとせずにさっさと撃てよこの野郎!撃つんでしょ!」 あとトビー・ジョーンズに対しても、 「牛さんだって下品な成金より素朴な親友たちにミルクあげたいって言ってるよ!」 と強く思いました。 (抒情台無し女) 2024.08.13 サイトに掲載 2025.12.30 再掲載 戻る |