「ボーはおそれている」 アリ・アスター監督。 精神に問題を抱える中年男ボーは、母親の誕生日に実家へ行こうとするが、 様々なトラブルが起こり出発の機会を逃してしまう。 そうこうするうちに、母親が急死したという連絡が入り、 ボーはパニックを起こす…というあらすじ。 まずこの映画のジャンルはホラーではない。 アリ・アスター監督の抱える問題と、人生の恐怖を3時間の映像にした作品です。 ストーリーらしきストーリーはない。 家族仲が良好で、精神に全く問題のない生活を送っている人が見たら 気持ち悪い汚物を顔にくっつけられたような気分がするでしょう。 おすすめしません。 この作品が猛烈に好きな方もいらっしゃるだろうけど。 注意 嘔吐あり。全裸あり。 ラストまでばれ 天井に中年男!からの全裸脱出!撃つ気満々の警官! そして割礼全裸殺人鬼!の流れはわりと面白かった。 このリズムで3時間だとしたらすごいやん… と思ったがそんなことはなかった。 不条理な状況全て、ボーの認識能力のせいかと思わせ、 そこから実はすべて母のマネーパワー&従業員による仕込みか? と引っ張り、最終的には審判?なに?よく分かりません。 監督曰く、「ユダヤ人にとってのロードオブザリングス」。 ??????? 序盤に、迷子になった息子を怒鳴っている女性が出たり カメラの映像を早送りしたシーンに後半の映像があったり、 全体の筋としては審判なんだろうなとは思うんだけど。 柄の悪い友達が家に入ってきて母親の使用済みのぱんつの臭いを嗅いだり そのまま盗んだりするのを黙認したってエピソード、 詳細すぎて、監督またはほかの誰かのリアルメモリーなのでは…。 弱い犬や猫って、他の動物がテリトリーに侵入してきて 自分のエサを食べられたりしてる時ああいう佇まいをしてるよね。 「ヘレディタリー」との共通点、 息子の母、その母の母、3代にわたる呪縛、そして屋根裏…。 なにがあったんだろうか。 森のパートで少し寝てしまった。 「オオカミの家」のアーティストによるものだそうで、 私と相性がよくないのかもしれない。 全体的にボーが「え…あの…ボクは…」ってモゴモゴ言ってるうちに 周りがどんどん話を進めてくれ、 セックスまで女が乗っかって 全自動でやってくれるコメディ仕様に少しイラっとしますが、 そこは終盤に、ちゃんと鬼詰めされるのでよし。 監督のことが少し心配になりました。 また他人に阿ったホラーも撮ってほしいです。 2024.02.18 サイトに掲載 2025.01.01 再掲載 戻る |