「デシベル」










過去に潜水艦ハルラの副長を務めていた主人公に、
サッカースタジアムへ爆弾を仕掛けたという予告電話が入る。
その爆弾は周囲の音量を計測し
一定音量を越えると制限時間が半分になるという仕様だった。
観客を避難させれば即座に爆破するという脅しに主人公は…というあらすじ。

爆破テロリストとその指示に翻弄される主人公の
ハラハラする攻防が楽しめました。
一昔前の「スピード」や「ダイハード3」のような勢いがあった。
しかも主人公と爆破テロリストの間に因縁があり
実は…という告発がサブのストーリーとして進行していくので
最後までダレずに見られました。

私は音響兵器に関する映画だと思って
「へー、殺傷能力があるやつが開発されたのか」と見に行ったのですが
全然違った。

内容ばれ

韓国語、今回初めて「同じ発音の言葉が多い…?」と思った。
「発射」とか、「ハッシャ」と言っているように聞こえた。
「30分」とかも。
数字の発音に似ているものが多いのかな?

声を上げると爆発して死ぬ仕様の爆弾というのは
沈黙させられ、声を上げれば抹殺される自分たちの復讐の表現なのだと思うが
(あと音響探知が専門だったテリョンの復讐)
そのへん言葉で説明しないのはよいね。

この映画のせいではないが、敬礼が感動記号になっちゃって
ゲシュタルト崩壊を起こしそうだよ〜。
なんで複数人で腕を135度ほど曲げると格好いいって思うんだよ〜。

韓国映画、終盤に告発シーンが来るものが多い印象だが
必ず吹き抜けで下手側がガラス張りのような?
なにか映像上のお約束なんだろうか?
あるいは告発記者会見で有名な場所なのか。












2023.11.13 サイトに掲載

2024.05.07 再掲載





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