「コカイン・ベア」 1985年、麻薬密売人が セスナでコカインを運搬する最中に事故を起こし、 空中からコカインのパックをばらまいてしまう。 それを食べた熊が狂暴化し、 国立公園にいる人間を次々襲い始める…。 実話をもとにしたホラー(現実でコカインを食べた熊は死んでいる)。 ワンアイディアのC級ホラーかと思ったら、 案外ちゃんとしたブラックコメディ生物ホラーだった。 注意 子供がコカインをキメるシーンがあります。 動物を殴ったり蹴ったりするシーンがあります。 もちろん脳がぶちまかれ、手足がとれます。 ラストまでばれ ダメ人間の描写に愛情がある。 国立公園の警備員や刑事、フェミニスト、救急隊員、 男女ハイカーなどは死ぬけど、 地元のクズやマフィアの息子、 マフィアに金銭をもらっていた刑事なんかは生き残った。 (母と子どもが生き残るのは当たり前として) たぶんダメ人間がお好きなんじゃないかな。 でも死んだ人も皆個性豊かで楽しかったです。 クマも無事だし。 マフィアのボスを演じたレイ・リオッタ氏が撮影後に亡くなったようです。 2023.10.01 サイトに掲載 2024.05.07 再掲載 戻る |