「オオカミの家」 ブラム・ストーカーの小説においてちょっぴりだけ描写のあった ドラキュラ伯爵の移動を膨らませて映画化したホラー。 原作に名前が出ている人にオリジナルメンバーをちょい足し。 昨今珍しいクラシックから逸脱しないホラーですが、 設定無視の箇所も多く、 原作原理主義のかたむけではない。 あと結末は分かっているので、ハラハラ要素は削がれるかも。 犬の残虐な死体あり注意。 内容ばれ 水のうえを渡れないという設定のはずだが(運搬されるのはOK) 救命ボートを追うために、めちゃ飛んでた。 あと人間の言葉をオウム返しに繰り返してるけど(アナイアレイションのあれ的な) 知能はどうなん…? 最後の方、主人公が死んでいる人を順番に確認に行くよ! みたいになっちゃってて、ちょっと愉快だった。 おじいちゃん船長から孫への愛や、 副船長から船長へのリスペクト、 差別階級の船医の矜持の話、 船医と女の、恋愛関係ではない共感などはよかったです。 2023.09.11 サイトに掲載 2024.05.07 再掲載 戻る |