「ヴァチカンのエクソシスト」 ローマ教皇直属の悪魔祓い、 実在のガブリエーレ・アモルト神父の著作をもとにしたフィクション。 主演ラッセル・クロウ。 スペインの修道院を相続した母、娘、息子の3人家族は 修復して売却するためアメリカから現地に渡る。 しかしそこで不思議な出来事が起こり始め、 少年が原因不明の異常行動をとるようになったので、 悪魔祓いが呼ばれる…というあらすじ。 フリードキン版「エクソシスト」を現代風にド派手にした感じ。 (熟練エクソシスト+新米ちゃんの元祖) 肉塊とか血とか死体とかは普通に出ますが 特殊効果バキバキに効いたやつなので、平気な人は平気だと思う。 エンドロール後に味のある写真がでるよ。 ラストまでばれ 200-1=199!? ちょっとなんか、長い杭で195体くらいを 一気に串刺しにしてるところを想像して笑ってしまった。 シリーズ化、いいんじゃないかと思います。 「ディヴァイン・フューリー」組と邂逅して、 エクソシストユニバースやってくれー。 でも「スペイン異端審問は、教会を汚したい悪魔が 神父に憑依して行ったのだ!」っていうのは、 ナ、ナンダッテー!って思ったし、罰が当たるとかそういう概念はないんかとも思った。 教会の行った蛮行は全部あくまのしわざかもしれないね…こわいね…。 あと悔いればなんでも許されるシステムもどうかと思う。 「悔い」の持続時間を科学的に計測できるようになったらいいんだけど。 悪魔は冗談が嫌いなんだね。真面目か。 2023.07.17 サイトに掲載 2024.05.07 再掲載 戻る |