「コーダ あいのうた」










両親に聴覚障害者を持つ健常者の子供
「coda」を主人公にした作品。
フランス、ベルギー映画「エール」のリメイク。

ヒロインの一家は漁業を営んでいる。
主人公以外の父、母、兄には聴力がなく、
コミュニケーションを手話に頼っている。
ヒロインは家族の中で自然と通訳のような役割を請け負っている。
彼女は高校でコーラス部に入るが、
そこで歌の才能を見出され、音大受験をすすめられる。
折り悪く家業が逆境にある時で、彼女は板挟みになる…というあらすじ。

ラストまでばれ

でもまあ本当に漁業は、緊急通信を受け取れないのは危険だなと思う。
テクノロジーが補ってくれるといいんだけど、予算とか色々あるよね。

お母さんのエピソードが印象的で、
娘が生まれるとき、「聴覚障がいを持って生まれますように」
と祈ったというの、そんなパターン初めて聞いた。
自分が現在幸せだからこそ出てくる感情だろうけど。

最後の一番いいシーンで(先生いいひと)使われた曲が
「青春の光と影」で、私の脳内では意味合いが一気に変わってしまった(笑)
私にとってこの曲は「ヘレディタリー」なんですよ…。悪魔崇拝の歌。
なんも分からん…なんも分からん…なんも分からんね…って歌詞。

映画で描かれたように「coda」は家族への献身のために
自分の時間や人生を捧げるケースが多いそう。









2023.06.28 サイトに掲載

2024.05.07 再掲載





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