「最後まで行く」 韓国映画のリメイク。 中国版とフランス版もあるらしい。 ということは優れたシナリオなんだろうなと思い見に行った。 危篤の母のいる病院へ向かう刑事が、 男をはねてしまい、死体を隠蔽したことから始まるサスペンス。 岡田准一さん主演。 彼を追い詰める監察官役に綾野剛さん。 監督は「新聞記者」の藤井 道人さん。 救いのない世界での殺伐とした関係に萌えるひとへおすすめ。 暴力表現はやや強めです。 最後までばれ 綾野さんと柄本明さんが特に怪演だった。 柄本さんは、ノーメイクなのに悪魔の顔のVFXがかけられてるのかと思った。 タイトルは、 「(お前と)最後まで行く」 ということなんだなと、ラストで思った。 この「最後」というのは、地獄ってニュアンスだな。はい了解。 綾野さんが俺とお前は似てるまで言ったのに 容赦なく爆破されたところ悪いけど笑ってしまった。 時間が遡って監察官の事情が明らかになるところで「なるほどテクニカル。オーシャン風味」 って思ったんですが、 あのくだり、日本版の改変っぽい?オリジナルを見てないので確実ではありませんけど。 「車から離れたら言う」というあのくだり、 久しぶりに映画を見ていて驚きました。口が開いた。 というか久我山氏の件はどういう処理になってるの? それにしても、自分の親の葬式をほぼ配偶者に丸投げして、 喪主の息子はほぼほぼ連絡なし不在って、 もうそれだけで一方的な離婚の理由になるし、 SNSに書かれようものなら炎上必至、 名前と顔と住所が割れるよね…少なくとも日本の感覚だと。 他の国だと違うのかな? 広末、そんな男はやめときなよ、 電話は着拒にして街から出なよ…と思いました。 金庫室の床の中央にどでかいクラックがあって、 「なるほどラストは床が割れて2人で落ちるんだな」 と思ったけどそんなことはなかった。えっじゃああれは普通に亀裂? 基礎工事に問題があったんじゃないかな? 地下水とか染み出したら大切な諭吉がゴワゴワのカビカビになっちゃうよ…。 2023.05.22 サイトに掲載 2024.05.07 再掲載 戻る |